JP2002003657A - 樹脂分散液 - Google Patents

樹脂分散液

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JP2002003657A
JP2002003657A JP2000191504A JP2000191504A JP2002003657A JP 2002003657 A JP2002003657 A JP 2002003657A JP 2000191504 A JP2000191504 A JP 2000191504A JP 2000191504 A JP2000191504 A JP 2000191504A JP 2002003657 A JP2002003657 A JP 2002003657A
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敏夫 岩崎
Mitsuo Tsuruoka
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オレフィン系樹脂分散液の経時による粘度変
化を減少させ、その乾燥被膜のヒートシール性を保持
し、かつ、耐水性や耐熱性を向上させることを目的とす
る。 【解決手段】 オレフィン系樹脂100重量部及び軟化
温度が50℃以上のエポキシ樹脂1〜100重量部を水
系媒体に分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、オレフィン系樹
脂とエポキシ樹脂とを配合した樹脂分散液に関する。
【0002】
【従来の技術】金属、プラスチック、紙、木質材料、無
機材料等への接着性を向上させるためのプライマー又は
ヒートシール剤として、オレフィン系樹脂の分散液が知
られている。しかし、このオレフィン系樹脂の分散液
は、使用される乳化剤、保護コロイド剤の種類、オレフ
ィン系樹脂に導入された酸基又は塩基性基等の親水性成
分のため、耐水性、耐溶剤性、基材への密着性等の悪化
が生じる場合がある。このため、一部の用途にしか応用
されていない。
【0003】これらに対し、特公平1−59294号公
報、特公平1−59298号公報、特許第270580
1号公報等には、アクリル系共重合体、ポリアルキレン
グリコールメタクリレート等を保護コロイド剤等の分散
剤として使用することにより、オレフィン系樹脂分散液
にかかる上記問題点を解決し、包装材料分野への使用が
可能である旨が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近、
各種の工業用途等において、より高度な耐水性や耐熱性
が要求されるようになってきた。上記のオレフィン系樹
脂分散液では、これらの性能が十分でないため、メラミ
ン樹脂、尿素樹脂、イソシアネート、水溶性エポキシ樹
脂、液状エポキシ樹脂等の架橋剤を配合し、より高度な
耐水性や耐熱性を得る方法が検討されている。しかし、
得られたオレフィン系樹脂分散液が経時により増粘して
使用不能となったり、成膜した後、保管中に架橋が進行
してヒートシール性がなくなる等の欠点を有する。
【0005】そこで、この発明は、オレフィン系樹脂分
散液の経時による粘度変化を減少させ、その乾燥被膜の
ヒートシール性を保持し、かつ、耐水性や耐熱性を向上
させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、オレフィン
系樹脂100重量部及び軟化温度が50℃以上のエポキ
シ樹脂1〜100重量部を水系媒体に分散させることに
より、上記の課題を解決したのである。
【0007】軟化温度が50℃以上のエポキシ樹脂をオ
レフィン系樹脂に配合することにより、オレフィン系樹
脂分散液の経時による粘度変化を抑制することができ、
得られる分散液の乾燥被膜のヒートシール性を保持する
ことができる。また、耐水性や耐熱性を向上させること
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を説明
する。
【0009】この発明にかかる樹脂分散液は、オレフィ
ン系樹脂及びエポキシ樹脂を水系媒体に分散させた水性
分散液である。特に、上記のオレフィン系樹脂を含有す
る分散液と上記エポキシ樹脂を含有する分散液とを混合
して得られる水性分散液が好ましい。
【0010】上記オレフィン系樹脂とは、オレフィン系
モノマーの単独重合体、若しくはオレフィンモノマーの
含有率が50重量%以上の共重合体、又はこれらの無水
マレイン酸変性重合体をいう。このオレフィン系モノマ
ーとしては、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテ
ン、ヘキセン、オクテン等のα−オレフィンがあげられ
る。また、共重合体を形成させる場合、使用できる共重
合モノマーは、上記オレフィン系モノマーとして使用す
る以外のα−オレフィンや、オレフィン系モノマーとラ
ジカル重合性を有するモノマーであればよく、カルボシ
キル基又はその無水物残基を含有するオレフィン系モノ
マーが好ましい。このようなモノマーとしては、酢酸ビ
ニル等のビニルエステル類、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸ラウリル等
の(メタ)アクリル酸及びそのアルキルエステル類、
(メタ)アクリル酸2−メトキシメチル等の(メタ)ア
クリル酸アルコキシアルキルエステル類、マレイン酸、
無水マレイン酸、イタコン酸等の重合性二塩基酸、ジメ
チルアミノエチルメタクリレート等のアルキルアミノ
(メタ)アクリルエステル類等があげられる。
【0011】上記オレフィン系樹脂の中でも、低温接着
性の観点から、エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−ブテン共重合体等のエチレンと他のα−オレフィン
との共重合体や、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチ
レン−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メ
タ)アクリル酸アルキルエステル共重合体、エチレン−
(メタ)アクリル酸アルキルエステル−無水マレイン酸
共重合体等のエチレンとラジカル重合性モノマーとの共
重合体、又はこれらを無水マレイン酸等で変性した共重
合体である、カルボシキル基又はその無水物を含有せし
めたエチレン系(共)重合体等を、使用するオレフィン
系樹脂の一部又は全部とするのが好ましい。
【0012】上記カルボシキル基又はその無水物を含有
するオレフィン系樹脂を使用すると、この発明で得られ
る樹脂分散液の架橋が、エポキシ樹脂による架橋のみな
らず、カルボキシル基や無水物の部分でも架橋が生じ、
より性能が改良されるので好ましい。
【0013】上記オレフィン系樹脂は、単独又は複数を
組み合わせて使用することができる。また、オレフィン
系樹脂の性質を損なわない範囲で、添加剤を添加するこ
とができる。この添加剤としては、粘着付与剤、ワック
ス類、塩素化ポリオレフィン類、スチレン系ブロック共
重合体及びその誘導体、アマイドワックス類等があげら
れる。
【0014】上記粘着付与剤としては、ロジン及びその
誘導体、テルペン及びその誘導体、脂肪族系炭化水素樹
脂及びその誘導体等があげられる。上記ワックス類とし
ては、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワッ
クス、フィッシャートロピスワックス、ポリエチレンワ
ックス、及びそれらの酸化物、塩化パラフィン、カルナ
ウバワックス、ライスワックス、モンタンワックス等が
あげられる。上記塩素化ポリオレフィン類としては、塩
素化ポリプロピレン、塩素化ポリエチレン等があげられ
る。上記スチレン系ブロック共重合体及びその誘導体と
しては、ポリウレタン、ポリエスエル、ポリアミド、ス
チレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−ブタ
ジエンブロック共重合体、並びにこれらの水素添加物及
び無水マレイン酸変性物等があげられる。上記アマイド
ワックス類としては、ステアリン酸アミド、オレイン酸
アミド、エルシン酸アミド等があげられる。
【0015】上記エポキシ樹脂とは、エポキシ化合物を
原料モノマーの1つとする樹脂であり、常温で流動性を
示さない水不溶性の固形状のものが好ましい。常温で流
動性を示す液状のエポキシ樹脂や水溶性エポキシ樹脂を
用いると、得られる上記樹脂分散液中において、オレフ
ィン系樹脂の粒子表面の親水性成分、上記樹脂分散液の
水相中に存在する乳化剤、保護コロイド剤等の親水性成
分と反応し、上記樹脂分散液が、その保管中に粘度が上
昇し、場合によってはプリン状になって、流動性を失う
場合があるからである。これに対し、固形で水不溶性の
エポキシ樹脂(以下、「固形エポキシ樹脂」と称す
る。)を用いると、固形エポキシ樹脂粒子の表面の一部
が上記樹脂分散液中の親水性成分と反応したとしても、
ごく一部にとどまるため、粘度上昇が少なくなるからで
ある。
【0016】上記固形エポキシ樹脂としては、軟化温度
が50℃以上のものが用いられる。この条件を満たす
と、オレフィン系樹脂と配合した分散液の保管中や使用
中や塗布乾燥により形成した被膜の基材は、その保管中
に軟化しにくく、たとえ軟化しても、ごく一部にとどま
るからである。なお、上記軟化温度とは、JIS K7
234で規定される環球法で測定した値をいう。
【0017】上記固形エポキシ樹脂としては、ビスフェ
ノールAとエピクロルヒドリンを反応させたビスフェノ
ールA型のエポキシ樹脂や臭素化ビスフェノール、ビス
フェノールFとエピクロルヒドリンとを反応させたビス
フェノールF型エポキシ樹脂、その他のフェノールノボ
ラック型エポキシ樹脂、オルソクレゾール型エポキシ樹
脂等があげられる。
【0018】上記のオレフィン系樹脂及びエポキシ樹脂
からなる樹脂分散液を製造する方法は、水等の水系媒体
に、オレフィン系樹脂及びエポキシ樹脂を分散させるこ
とができれば特に限定されるものではないが、上記オレ
フィン系樹脂を含有する分散液と、上記エポキシ樹脂を
含有する分散液とをそれぞれ製造し、次いでこれらを混
合する方法が好ましい。
【0019】上記オレフィン系樹脂を含有する分散液を
得る方法としては、下記の方法があげられる。例えば、
まず、オレフィン系樹脂をトルエン等の有機溶剤に溶解
し、これと乳化剤及び水等の水系媒体を混合する。そし
て、ホモミキサー等の高速撹拌機で攪拌して有機溶剤を
含んだ乳化溶液を製造する。次いで、有機溶剤を減圧蒸
留等の操作によって脱溶剤して分散液とする方法があげ
られる。また、溶融撹拌下のオレフィン系樹脂中に保護
コロイド剤の水溶液を添加混合し、次いで水を添加する
ことにより、オレフィン系樹脂を保護コロイド剤によっ
て水等の水系媒体中に分散させて分散液を製造する方法
があげられる。さらに、オレフィン系樹脂として、(メ
タ)アクリル酸、無水マレイン酸等のカルボキシル基や
その無水物を含有するオレフィン系樹脂を用いる場合
は、このオレフィン系樹脂の軟化点以上の温度でアミ
ン、アルカリ金属水酸化物、アルカリ土類金属水酸化物
等のアルカリ性物質と水等の水系媒体中で接触させるこ
とにより分散液とする方法があげられる。
【0020】これらの方法のうち、オレフィン系樹脂の
種類の選択の幅の広さから考慮して、保護コロイド剤を
使用する方法がより好ましい。
【0021】上記保護コロイド剤としては、ノニオン性
水溶性高分子、アニオン性を示す(メタ)アクリル系共
重合体のアルカリ中和物、カチオン性を示す(メタ)ア
クリル系共重合体の酸中和物等があげられる。
【0022】上記ノニオン性水溶性高分子としては、部
分ケン化ポリビニルアルコール、エチレンオキサイドと
プロピレンオキサイドのブロック共重合体、ヒドロキシ
エチルセルロース等があげられる。また、上記アニオン
性を示す(メタ)アクリル系共重合体のアルカリ中和物
としては、スチレン−マレイン酸共重合体及びその部分
エステル、(メタ)アクリル酸や(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステル共重合体、(メタ)アクリル酸−スチレ
ン−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合体等を
アンモニアや水酸化ナトリウム等のアルカリ性物質によ
って中和したものがあげられる。さらに、上記カチオン
性を示す(メタ)アクリル系共重合体の酸中和物として
は、ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレート−
アルキル(メタ)アクリレート共重合体、ジアルキルア
ミノアルキル(メタ)アクリルアミド−(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステル共重合体等を塩酸、蟻酸、酢酸等
によって中和したものがあげられる。
【0023】これらの中でも、得られるオレフィン系樹
脂分散液の乾燥被膜の耐水性の観点から、被膜に残存し
にくい蒸気圧の低い中和剤、例えば、アンモニア、蟻
酸、酢酸を用いて中和した(メタ)アクリル酸アルキル
エステル共重合体が、保護コロイド剤としてより好まし
い。
【0024】保護コロイド剤の使用量は、得られる分散
液の安定性、及び得られる乾燥被膜の耐水性の面で、オ
レフィン系樹脂100重量部に対して2〜20重量部が
好ましい。
【0025】上記エポキシ樹脂を含有する分散液を得る
方法としては、固形エポキシ樹脂を水系媒体及び分散剤
の存在下に、ボールミル、コロイドミル等の粉砕機によ
り粉砕する湿式粉砕法、固形エポキシ樹脂を軟化温度以
上に撹拌下加熱溶融して、乳化剤を添加攪拌して均一分
散後、水系媒体を添加して分散液を得る転相乳化法等が
あげられる。
【0026】上記の分散剤や乳化剤としては、アニオン
系界面活性剤、ノニオン系界面活性剤、両イオン性界面
活性剤等の界面活性剤、上記の水溶性保護コロイド剤等
があげられる。
【0027】上記アニオン系界面活性剤としては、オレ
イン酸カルシウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルスルホン酸ナ
トリウム、ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム等があ
げられる。また、上記ノニオン系界面活性剤としては、
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレンオキ
シプロピレンブロックコポリマー、ポリエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸等があげられる。さらに、上記両イオン性界面活性
剤としては、ラウリルベタイン、ラウリルジメチルアミ
ンオキサイド等があげられる。
【0028】これらの分散剤や乳化剤の中でも、ノニオ
ン系界面活性剤や、ノニオン性水溶性高分子からなる保
護コロイド剤が好ましい。また、上記の分散剤や乳化剤
の使用量は、得られる固形エポキシ樹脂の水性分散液の
安定性、耐水性の面から、固形エポキシ樹脂100重量
部に対して0.5〜20重量部がよく、2〜10重量部
が好ましい。
【0029】このようにして得られた固形エポキシ樹脂
の水性分散液中の固形エポキシ樹脂粒子の平均粒子径
は、上記オレフェン系樹脂分散液との配合後の液の粘
度、保管状態における粒子の沈降分離等の観点から0.
3〜10μmが好ましい。この固形エポキシ樹脂粒子の
平均粒子径の測定法としては、レーザー回折法等をあげ
ることができる。
【0030】上記オレフェン系樹脂分散液への固形エポ
キシ樹脂の水性分散液への配合は、特に限定されない
が、分散状態が良好に保たれるように、両者を撹拌下、
緩やかに混合するのがよい。
【0031】上記オレフェン系樹脂に対する固形エポキ
シ樹脂の配合割合は、オレフェン系樹脂100重量部に
対し、固形エポキシ樹脂1〜100重量部がよく、5〜
50重量部が好ましい。1重量部未満であると、耐水
性、耐熱性の改良効果が少ない。また、100重量部を
超えて配合すると、ヒートシール性が悪くなる。
【0032】この発明により得られる樹脂分散液には、
上記のオレフェン系樹脂及び固形エポキシ樹脂以外に、
必要に応じて、エポキシ樹脂の硬化剤や促進剤、消泡
剤、濡れ剤、増粘剤、防腐剤、殺菌剤等をヒートシール
性、保存安定性、耐水性、耐熱性、配合液粘度の安定性
等に影響を与えない範囲内で添加することができる。
【0033】上記硬化剤や促進剤としては、脂肪族アミ
ン、芳香族アミン等のアミン系硬化剤、脂肪族酸無水
物、脂環式酸無水物、芳香族酸無水物等の酸無水物系硬
化剤、ジシアンアミド、有機酸ジヒドラジド等の塩基性
活性水素化合物等があげられる。
【0034】この発明により得られる樹脂分散液は、金
属、プラスチック、紙、木質材料、無機材料等の基材に
塗布、乾燥することにより、乾燥被膜となる。この乾燥
被膜は、耐水性、耐熱性、ヒートシール性等が良好であ
り、プライマーやヒートシール材として有用に使用する
ことができる。
【0035】そして、上記の乾燥被膜は、上記各種の基
材との接着性が良好であると共に、強度を有する。この
ため、この乾燥被膜で基材同士を接合したとき、これを
剥がそうとすると、乾燥被膜の凝集破壊や、接合界面の
界面剥離が生じる前に、基材側の材料破壊が生じる。こ
れにより、接合を剥がしたことが一目で判断することが
できる。
【0036】
【実施例】〔オレフィン系樹脂分散液の製造〕 (製造例1)エチレン−アクリル酸共重合体(ダウケミ
カル社製;商品名 プリマコール5980、アクリル酸
含有量20重量%)100重量部を水370重量部、モ
ノエタノールアミン9.2重量部、25重量%アンモニ
ア水6.4重量部と共に、撹拌機及び冷却管を備えた反
応器に入れ、98℃で4時間加熱撹拌した後、室温まで
冷却し、半透明のオレフィン系樹脂分散液(以下、「オ
レフィン1」と略する。)を得た。
【0037】この分散液を105℃、3時間熱風乾燥機
に入れて固形分を測定したところ、21.5重量%であ
った。また、この固形分のレーザー回折式による体積平
均の粒子径は、0.065μmであり、B型粘度計で2
5℃における粘度を測定したところ、60mPa・sで
あった。なお、上記粒子径は、レーザー回折式粒度分布
測定装置(島津製作所社製;回折式粒度分布測定装置
SALD−2000、測定条件:室温、屈折率1.55
−0.10i、分布関数なし、吸光度0.1〜0.3に
なるように濃度設定)を用いて測定した。 (製造例2)エチレン−酢酸ビニル共重合体(三井デュ
ポン社製;商品名 エバフレックス220、酢酸ビニル
含有量28重量%)70重量部、エチレン−メタクリル
酸共重合体(三井デュポン社製;商品名 ニュクレル
N1050H、メタクリル酸含有量10重量%)30重
量部を混合して、二軸押出機(池貝鉄鋼社製;商品名P
CM45 L/D=30、注入口 2箇所)のポッパー
から、100重量部/時間の割合で押出機内に連続的に
供給した。次いで、第1の注入口から、保護コロイド剤
として、固形分が15重量%のアンモニア中和水溶性ア
クリル樹脂(アクリル酸−メタクリル酸−メチルメタク
リレート−ラウリルメタクリレート共重合体(モノマー
組成 7.5/22.5/60/10、重量基準))水
溶液を24重量部/時間、第2の注入口から水84重量
部/時間を連続的に供給し、100℃の温度で押し出し
て乳白色のオレフィン系樹脂分散液(以下、「オレフィ
ン2」と略する。)を得た。
【0038】この分散液の固形分は、上記の方法で測定
したところ、50.0重量%であった。また、この固形
分のレーザー回折式による体積平均の粒子径は、0.7
8μmであり、25℃におけるB型粘度計による粘度
は、35mPa・sであった。
【0039】(製造例3)エチレン−アクリル酸エチル
−無水マレイン酸共重合体(住化アトケム社製;商品名
ボンダインHX8210、コモノマー含量9重量%)
60重量部、スチレン系ブロック共重合体(シェル化学
社製;商品名 クレイトンG1657、スチレン含量1
3重量%)15重量部、水添脂肪族系粘着付与剤(荒川
化学社製;商品名 アルコン135)20重量部、ポリ
エチレンワックス(三洋化成社製;商品名 サンワック
ス161−P)5重量部からなる混合物を製造例2で使
用した二軸押出機のポッパーから、100重量部/時間
の割合で押出機内に連続的に供給した。次いで、第1の
注入口から、保護コロイド剤として、蟻酸で中和した固
形分33.3重量%の水溶性アクリル樹脂(ジメチルア
ミノメチルメタクリレート−ブチルメタクリレート−ラ
ウリルメタクリレート共重合体(モノマー組成45/4
5/10、重量基準))水溶液を18重量部/時間、第
2の注入口から水94重量部/時間を連続的に供給し、
100℃の温度で押し出して白色のオレフィン系樹脂分
散液(以下、「オレフィン3」と略する。)を得た。
【0040】この分散液の固形分は、上記の方法で測定
したところ、50.0重量%であった。また、この固形
分のレーザー回折式による体積平均の粒子径は、1.7
μmであり、25℃におけるB型粘度計による粘度は、
25mPa・sであった。
【0041】〔エポキシ樹脂水性分散液の製造〕 (製造例4)ビスフェノールA型固形エポキシ樹脂(油
化シェルエポキシ社製;商品名 エピコート1002、
軟化温度78℃)100重量部に対して、部分ケン化ポ
リビニルアルコール(日本合成社製;商品名 ゴーセノ
ール GL05、ケン化度88%)の30重量%水溶液
を20重量部、水を86重量部ボールミルに仕込み、4
8時間室温で湿式粉砕し、エポキシ樹脂水性分散液(以
下、「エポキシ1」と略する。)を得た。これの固形分
濃度、平均粒子径及び粘度を製造例1に記載の方法にし
たがって測定したところ、50.0重量%、4.7μ
m、37mPa・sであった。
【0042】(製造例5)製造例4で用いたビスフェノ
ールA型固形エポキシ樹脂をエピコート1004(油化
シェルエポキシ社製;商品名、軟化温度97℃)に変え
た以外は、製造例4と同様にして、固形分濃度50.0
%、平均粒子径5.8μm、B型粘度30mPa・sの
エポキシ樹脂水性分散液(以下、「エポキシ2」と略す
る。)を得た。
【0043】(製造例6)製造例4で用いたビスフェノ
ールA型固形エポキシ樹脂をオルソクレゾールノボラッ
ク型固形エポキシ樹脂(油化シェルエポキシ社製;商品
名 エピコート180S65、軟化温度67℃)に変え
た以外は、製造例4と同様にして、固形分濃度50.0
%、平均粒子径2.4μm、B型粘度40mPa・sの
白色のエポキシ樹脂水性分散液(以下、「エポキシ3」
と略する。)を得た。
【0044】(その他のエポキシ樹脂水性分散液) ・エピレッツ3520WY55(油化シェル社製;商品
名、以下、「エポキシ4」と略する。)(固形分55重
量%、B型粘度15,000mPa・s、軟化温度64
℃、平均粒子径1.3μm) ・エピレッツ3522W60(油化シェル社製;商品
名、以下、「エポキシ5」と略する。)(固形分60重
量%、B型粘度10,000mPa・s、軟化温度78
℃、平均粒子径0.9μm) ・エピレッツ3515W60(油化シェル社製;商品
名、以下、「エポキシ6」と略する。)(固形分64重
量%、B型粘度9,000mPa・s、軟化温度40℃
以下(グリース状)、平均粒子径1.5μm) ・デナコールEX−614B(ナガセ化成工業社製;
品名、以下、「エポキシ7」と略する。)(固形分98
重量%、B型粘度6,500mPa・s、軟化温度:常
温で液体) 〔樹脂分散液の製造〕 (実施例1)上記オレフィン1の固形分100重量部に
対して、上記エポキシ1を固形分で50重量部となるよ
うに徐々に添加し、25℃でのB型粘度が50mPa・
sの配合液を得た。この配合液を配合液作成1時間以
内、及び40℃で3週間放置後のそれぞれについて、3
0倍発泡した厚さ3mmのポリエチレンシート(古川電
工社製;商品名 フォームエース)に乾燥後の塗布量が
10g/m2 となるようにバーコーターで塗布後、60
℃で3分間乾燥した。その後、110℃に加熱したアル
ミ板と上記塗布及び乾燥済みの発泡ポリエチレンシート
(厚さ2mm、表面処理なし)の塗布面とを重ね合わ
せ、荷重5kgのハンドローラーで2往復させて圧着
し、発泡ポリエチレンとアルミ板の積層体を得た。この
配合液及び積層体の評価を以下の方法で実施した。結果
を表1に示す。
【0045】ヒートシール性 得られた積層体の手による剥離試験を行った。評価は下
記を基準に行った。 ◎:剥離面全面にわたり、ポリエチレン発泡体が材料破
壊したもの ○:剥離面の80%以上の面積にわたり、ポリエチレン
発泡体が材料破壊したもの ×:剥離面の80%未満の面積しかポリエチレン発泡体
の材料破壊が生じなかったもの、接着剤が凝集破壊した
もの、又は、界面で剥離したもの。
【0046】耐水性 得られた積層体を60℃の温水に3週間浸漬後、室温に
戻し、手による剥離試験を行った。評価は下記を基準に
行った。 ◎:剥離面全面にわたり、ポリエチレン発泡体が材料破
壊したもの ○:剥離面の80%以上の面積にわたり、ポリエチレン
発泡体が材料破壊したもの ×:剥離面の80%未満の面積しかポリエチレン発泡体
の材料破壊が生じなかったもの、接着剤が凝集破壊した
もの、又は、界面で剥離したもの。
【0047】耐熱性 得られた積層体を90℃に設定したオーブン中にポリエ
チレン発泡体面が下になるように固定して放置した。3
週間経過後に、その外観を下記を基準にしたがって評価
した。 ○:フクレ、剥離等の異常が見られない。 ×:フクレ、剥離等の異常が見られる。 (実施例2〜8、比較例1〜4)オレフィン系樹脂分散
液として上記のオレフィン1〜3を使用し、エポキシ系
樹脂水性分散液として、上記のエポキシ1〜7を用い、
表1又は2に示す量を使用し、実施例1に記載の方法に
したがって配合液を製造し、次いで、この配合液を用い
て積層体を製造した。この積層体を用いて上記の評価を
行った。その結果を表1又は2に示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【発明の効果】この発明により得られる樹脂分散液は、
所定のエポキシ樹脂の水性分散液を用いるので、金属、
プラスチック、紙、木質材料、無機材料等への接着性に
優れ、かつ、耐水性、耐熱性が良好で、ヒートシール性
も良好である。
【0051】また、これらの特性を有することから、こ
の発明により得られる樹脂分散液は、屋根材、雨戸、玄
関用ドア等の建築材料に使用される金属とオレフィン系
発泡体との積層体用接着剤として、成形天井、インスト
ルメンタルパネル、内装材等の自動車用材料に使用され
る金属又は繊維質材料とオレフィン系樹脂との積層材料
用接着剤として、さらには、アルミ箔、金属、ガラス蒸
着フィルム等とオレフィン系樹脂からなる包装用複合フ
ィルムとの積層用ヒートシール剤等として用いることが
できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F070 AA12 AA46 AB03 AC83 AE15 CA03 CB02 4J002 BB031 BB051 BB071 BB081 BB091 BB121 BB141 BB171 BG043 BG053 CD052 CD062 EG036 EV256 FD313 FD316

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オレフィン系樹脂100重量部及び軟化
    温度が50℃以上のエポキシ樹脂1〜100重量部を水
    系媒体に分散させた樹脂分散液。
  2. 【請求項2】 上記オレフィン系樹脂の少なくとも一部
    は、カルボキシル基又はその無水物を含有する請求項1
    に記載の樹脂分散液。
  3. 【請求項3】 上記エポキシ樹脂の平均粒子径が0.3
    〜10μmである請求項1又は2に記載の樹脂分散液。
  4. 【請求項4】 上記オレフィン系樹脂を含有する分散液
    と上記エポキシ樹脂を含有する分散液とを混合した請求
    項1乃至3に記載の樹脂分散液。
  5. 【請求項5】 上記オレフィン系樹脂分散液は、保護コ
    ロイド剤を用いてオレフィン系樹脂を水中に分散させた
    ものである請求項4に記載の樹脂分散液。
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