JP2002003075A - 丁合装置 - Google Patents

丁合装置

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JP2002003075A
JP2002003075A JP2000186913A JP2000186913A JP2002003075A JP 2002003075 A JP2002003075 A JP 2002003075A JP 2000186913 A JP2000186913 A JP 2000186913A JP 2000186913 A JP2000186913 A JP 2000186913A JP 2002003075 A JP2002003075 A JP 2002003075A
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feeding
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の給紙装置から丁合されて給送されたシ
ートの先端を確実に揃えることができる丁合装置を提供
する。 【解決手段】 丁合装置1は2枚の側板2、3が垂直に
配置されており、この側板2、3の下部に下板4a、上
部に上板4bが設けられており、下板4aに紙受けトレ
イ5が設けられている。側板2、3の上方には折り紙用
給紙装置6が設けられており、この上方には複数の給紙
装置7が設けられている。この給紙装置7に対向して同
数の給紙装置8が設けられている。折り紙用紙給紙装置
6にはサブフレーム9を介して給紙トレイ10が設置さ
れている。給紙装置7及び給紙装置8には適宜の駆動装
置が設けられており、各トレイ11上のシートSを丁合
装置1内に送り込む。丁合装置1の前面及び背面には各
給紙装置7及び8毎に給紙状態を制御し、各給紙装置7
及び8の状態を表示するための表示パネル14が各給紙
装置7及び8に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数種類のシート
束からシートを1枚づつ繰り出しこれらのシートを束ね
て例えば排紙トレイ上に排出したシートセットの紙揃い
の補正が可能な丁合装置に関し、特に、新聞販売店にお
いて新聞広告を折り込む新聞広告用の丁合に好適な丁合
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞広告用のちらしの丁合は、複数種類
のちらしを丁合装置により丁合したものを1組とし、こ
れらを1組づつ新聞に折り込むことにより実施されてい
る。
【0003】従来、複数の種類のちらし束からちらしを
1枚づつ繰り出し、これらのちらしを束ねて丁合する新
聞広告用丁合装置としては、本願出願人が提案した特開
平9−208071号公報に示すような新聞広告丁合装
置が知られている。図14はこの従来の新聞広告用丁合
装置を示す斜視図である。従来の新聞広告用丁合装置8
0は、下板4aの上部には2枚の側板81が垂直になる
ように配置されており、側板81の上部には上板4bが
配置されている。この側板81の間の下方に下板4aか
ら延びるように紙受けトレイ5が設けられており、この
紙受けトレイ5は丁合装置80により丁合されて排出さ
れた各ちらし束が載置される。紙受けトレイ5の上方に
は折り紙用給紙装置6が設けられており、更に折り紙給
紙装置6の上方には複数の給紙装置82(82a乃至8
2i)が設けられていると共に、この給紙装置82に向
い合うようにして給紙装置82a乃至82iと同数の給
紙装置83が設けられている。折り紙給紙装置6にはサ
ブフレーム9を介して、シート束を挟み込む折り紙用の
シート束を積載するために、給紙トレイ10が配置され
ている。同様に、給紙装置82(82a乃至82i)及
び給紙装置83には、夫々給紙トレイ84(84a乃至
84i)及び給紙トレイ85が設けられている。折り紙
給紙装置6、給紙装置82及び給紙装置83には適宜の
駆動装置(図示せず)が設けられているため、各給紙ト
レイ84a乃至84iの上のシート束からシートを1枚
づつ繰り出し、図14中の矢印Aで示す方向に送給して
丁合装置80内に送りこむようになっている。
【0004】図15(a)は丁合装置により作成される
シートセットを示す斜視図、(b)はその側面図であ
る。このような構成の丁合装置80において、折り紙用
給紙装置6の給紙トレイ10に折り紙用のちらし束を載
置する。また、給紙装置82a乃至82iの各給紙トレ
イ84a乃至84iにちらし束を載置すると共に、給紙
装置83の給紙トレイ85にちらし束を載置する。次
に、各給紙トレイ84a乃至84i上のちらし束からち
らしを1枚づつ取り出す。この各ちらしは、その先端を
揃えつつ矢印Aの方向に給送される。各給紙トレイ84
a乃至84iからちらしが取り出されてからある一定の
時間が経過した後に、折り紙用給紙装置6の給紙トレイ
10の上のちらし束から、折り紙用シート71を1枚づ
つ取り出し、矢印Aの方向に給送する。折り紙用シート
71に各ちらしを挟み込み、更に、丁合装置80内で折
りたたまれて、1組のシートセット70が形成される。
このように、丁合装置80内の各給紙装置82a乃至8
2i及び83が給紙トレイ84a乃至84i及び85の
上のちらし束からちらしを1枚づつ分離し、これらのち
らしを丁合することで、図15(a)及び(b)に示す
ように、1組みのシートセット70が作成される。
【0005】図15(a)及び(b)に示すように、折
り紙71には、シートセット70の給送方向(図15
(a)の矢印の方向)に垂直な方向に折り辺72が形成
されており、この折り辺72を境界として、最上部の折
り片73及び最下部の折り片74が作成されている。種
々の大きさのシートS(ちらし)の各先端Hが折り辺7
2の近傍でその先端が揃って位置するように、折り紙7
1内に挿入され、シートセット70が作成されている。
【0006】また、上述のような新聞広告丁合装置80
に使用されている給紙装置82、83としては、本願出
願人が先に提案した特開平4−323163号公報に示
されたような給紙装置が知られている。図16はこの従
来の給紙装置を示す模式的側面図、図17はその平面図
である。
【0007】この従来の給紙装置82、83において
は、側板81に給紙ローラ軸86が支持されており、給
紙ローラ軸86には給紙ローラ42が取り付けられてい
る。また、この給紙ローラ軸86にはワンウェイクラッ
チ87(1方向クラッチ)を介してギア88が取り付け
られている。更に、この給紙ローラ軸86は電磁クラッ
チ89を介して給紙ローラ軸101に連結されるように
なっている。この給紙ローラ軸101には、後述する横
搬送ローラ軸91の回転を減速させるために大径ギア9
0が取り付けられている。また、給紙ローラ42の下方
には捌き板33が配設されている。
【0008】一方、横搬送ローラ軸91には、横搬送ロ
ーラ92が取り付けられており、この横搬送ローラ軸9
1も側板81に支持されている。また、この横搬送ロー
ラ軸91の一方の端部には電磁ブレーキ93が取り付け
られており、他方の端部には電磁クラッチ94を介して
横搬送ローラ軸95に連結されているようになってい
る。
【0009】横搬送ローラ軸95にはギア88と噛合す
るギア96が取り付けられている。また、横搬送ローラ
軸95にはプーリ97が取り付けられており、このプー
リ97には、駆動装置(図示せず)からタイミングベル
ト(図示せず)を介して駆動力が伝達されるようになっ
ている。更に、この横搬送ローラ軸95には大径ギア9
0と噛合する小径ギア98が取り付けられている。
【0010】横搬送ローラ92に接するように、この横
搬送ローラ92の上に横搬送ローラ99が設けられてい
る。この横搬送ローラ99の軸(図示せず)は横搬送ロ
ーラ軸91に従動回転するようになっている。また、横
搬送ローラ92、99の相互接触位置よりもシートSの
流れ方向の若干下流側に紙検知センサ100が配設され
ており、給紙装置82、83を通過するシートの始端又
は終端を検知するようになっている。
【0011】紙検知センサ100の出力は制御装置(図
示せず)に与えられる。また、この制御装置は電磁クラ
ッチ89、94及び電磁ブレーキ93等を駆動制御す
る。
【0012】次に、上述の従来の給紙装置82、83の
動作について説明する。先ず、駆動装置(図示せず)か
らプーリ97に回転力が伝達される。これにより、横搬
送ローラ軸95が回転し、この回転力はギア98及びギ
ア90を介して給紙ローラ軸101に伝達される。
【0013】次に、運転開始の指令信号により、制御装
置は電磁クラッチ89を駆動させて、この電磁クラッチ
89を連結状態にする。そうすると、給紙ローラ軸86
に回転力が伝達され、給紙ローラ42が回転を開始す
る。このとき、電磁クラッチ94は連結されていない
が、給紙ローラ軸86の回転力はギア88及びギア96
を介して横搬送ローラ軸91に伝達される。従って、横
搬送ローラ92、99も回転する。
【0014】この場合、横搬送ローラ軸95の回転がギ
ア90及び98により減速されるため、給紙ローラ42
の回転が遅くなり、給紙ローラ42と捌き板33との間
で給紙トレイ84の上に載置されたシートSが確実に1
枚に分離され、このシートSは給紙ローラ42と捌き板
33との間を通過して横搬送ローラ92、99間に給送
される。
【0015】次に、このシートSが横搬送ローラ92、
99間を通過し、紙検知センサ100がシートSの前縁
を検知すると、制御装置は停止信号を出力する。この停
止信号により電磁クラッチ89の連結が解除されると共
に、電磁ブレーキ93が稼動して横搬送ローラ軸91の
回転が瞬時に停止する。
【0016】この場合に、シートSの先端は横搬送ロー
ラ92、99の相互接触位置よりも所定の距離だけ前進
した位置B(図16の矢印で示す)にあり、横搬送ロー
ラ92、99間に保持されて停止する。このとき、シー
トSの先端の位置は良好な精度で常に一定になる。
【0017】次に、シートSが停止してから、所定の時
間が経過すると、制御装置は運転再開信号を出力し、電
磁クラッチ89、94が同時に連結状態となる。これに
より、横搬送ローラ軸95の回転力が横搬送ローラ軸9
1に伝達され、横搬送ローラ92、99は回転する。
【0018】その後、適切な時間が経過すると、電磁ク
ラッチ89は連結が解除される。次に、横搬送ローラ9
2、99によるシートSの搬送が終了すると、電磁クラ
ッチ94も連結が解除される。これらの一連の動作は制
御装置に設定されたタイムテーブルにより制御される。
各給紙装置82(82a乃至82i)及び83の横搬送
ローラ92、99により、各シートS(S1乃至SN)
は折り紙用シート71に挟み込まれ、1組のシートセッ
ト70(ちらし束)が作成される。次いで、制御装置は
タイムテーブルにより次のシートSの給送を開始する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の新聞広告丁合装置80における給紙装置82、
83においては、複数の給紙装置82、83から給送さ
れたシートSの先端を一致させるために、各給紙装置8
2、83において所定位置でシートSを一旦停止させ、
これらのシートSを所定のタイミングで給送を開始し
て、各給紙装置82、83からのシートSを集合させて
シートSの先端を整合させている。しかし、新聞広告用
のちらしは、サイズ及び厚さ等が異なる種々の用紙を使
用して印刷されている。また、ちらしの印刷仕上がり状
態も種々異なっている。例えば新聞広告用のちらしに
は、未乾燥インキによる固着を防止するために、固着防
止用粉をまぶした紙、定形紙に同一画像を複数印刷した
後に裁断した紙、二つ折り又は四つ折り等のように予め
折り畳まれた紙、厚さが厚い紙、厚さが薄い紙及び不定
形紙等の紙が使用されている。
【0020】このような各種のちらしを確実に1枚づつ
分離して給送するために、例えば給紙ローラ42に当接
する捌き板33の圧接力(捌き圧)を各給紙装置82、
83毎に適宜加減して、各種用紙に対応している。この
場合に、捌き圧を小さくすると、2枚以上のシートSが
同時に給送されるいわゆる重送が生じる。このため、捌
き圧は重送が発生しない程度に高くする必要がある。
【0021】捌き圧を各給送装置毎に設定することによ
り生じる各給紙装置82、83間の捌き圧の差は、シー
トSの搬送タイミングに影響を与える。即ち、捌き圧を
高くすると、搬送ローラ92、99から再搬送されるシ
ートSの搬送タイミングが遅れる。また、各給紙装置8
2、83における搬送ローラ92、99の電磁クラッチ
94の連結時間にバラツキがあり、搬送ローラ92、9
9により、その先端Hが揃う状態のタイミングで上方の
シートSから順に搬送を再開したとしても、一定時間内
で広告が搬送される距離には差がある。
【0022】図18(a)はシートが給送方向の反対側
の方向にずれた不揃いのシートセットを示す斜視図、
(b)はその側面図、図19(a)はシートが給送方向
にずれた不揃いのシートセットを示す斜視図、(b)は
その側面図である。このため、図18及び図19に示す
ように、例えばシートS4が給送方向の反対側の方向又
はシートS8が給送方向にずれて、丁合されたシートセ
ット75、76内のシートSの先端が不揃いとなり、新
聞等にこの丁合されたシートセット75、76を組み込
むときに、不揃いのシートSの先端が折れてしまい、ち
らしとしての商品価値を下げていた。また、新聞等にこ
の丁合されたシートセット75、76を組み込むとき
に、組み込み辛くなり、例えば作業者が手作業でシート
Sの先端の不揃いを揃え直していた。
【0023】また、従来の新聞広告丁合装置80には、
搬送ローラ92、99がシートSを再搬送する給紙(再
搬送)タイミングの調節機能を備えた操作パネルがなか
った。
【0024】更に、従来の給紙タイミングの調節は、各
棚に専用キーが配置されていないため、メインの操作パ
ネル上で給紙タイミングの調節モードに入り、給紙タイ
ミングを調節する棚(給紙装置)を選択し、シートSの
タイミングの調節を行い、その後、通常モードに戻り、
丁合作業を再開していた。このため、シートSの調節操
作が複雑であり、且つ時間を要していた。また、丁合装
置の稼働中には調節ができないという問題点がある。
【0025】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、複数の給紙装置から丁合されて給送された
シートの先端を確実に揃えることができる丁合装置を提
供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明に係る丁合装置
は、複数のシート束からシートを1枚づつ繰り出し丁合
してシートセットを作成する丁合装置において、シート
束を格納し前記シート束からシートを1枚づつ繰り出す
複数段の給紙装置と、前記各給紙装置から前記シートを
繰り出すタイミングを調節する複数個のタイミング調節
部と、前記タイミング調節部による調節量を設定する複
数個の給紙タイミングキーと、前記タイミングキーが設
置された複数個の操作パネルと、を有し、前記操作パネ
ルは前記給紙装置毎に設けられていることを特徴とす
る。
【0027】本発明においては、丁合装置にて丁合が完
了したシートセットのうち、シートの先端が不揃いとな
ったシートの修正を行うとき、棚状に複数段に配置され
た各給紙装置に操作パネルが設けられているので、シー
トがずれている給紙装置の操作パネルの給紙タイミング
キーを操作して、シートのタイミングの調節量を設定す
ることにより、タイミング調節部でシートを繰り出すタ
イミングが調節される。これにより、次順の丁合におい
ては、シートの先端が揃うようにシートの繰り出しタイ
ミングを調節して各シートの先端が揃った状態のシート
セットを容易に作成することができる。従って、シート
繰り出しタイミングの調節後は、手作業でシート束の先
端を揃え直す必要がなくなる。
【0028】本発明に係る他の丁合装置は、複数のシー
ト束からシートを1枚づつ繰り出し丁合してシートセッ
トを作成する丁合装置において、シート束を格納し前記
シート束からシートを1枚づつ繰り出す複数段の給紙装
置と、前記各給紙装置から前記シートを繰り出すタイミ
ングを調節する複数個のタイミング調節部と、前記タイ
ミング調節部による調節量を設定する複数個の給紙タイ
ミングキーと、前記給紙装置の識別番号及び前記給紙タ
イミングキーにより設定されたタイミング調節量の設定
値を給紙装置毎に表示する表示部と、前記タイミングキ
ー及び前記表示部が設置された複数個の操作パネルと、
を有し、前記操作パネルは前記給紙装置毎に設けられて
いることを特徴とする。
【0029】本発明においては、丁合装置にて丁合が完
了したシートセットのうち、シートの先端が不揃いとな
ったシートの修正を行うとき、棚状に複数段に配置され
た各給紙装置に操作パネルが設けられ、各操作パネルの
表示部には給紙装置の識別番号が表示されているので、
丁合が完了したシートセットのうち、先端が揃っていな
いシートとそのシートが格納されていた給紙装置との関
連が明白である。即ち、作業者はどこの給紙装置を調節
してシートセットの先端を揃えればよいか直ちにわか
る。このため、丁合装置の取り扱いが容易である。
【0030】また、前記操作パネルは、各給紙装置毎に
設けられており、シートの不揃いを生じた給紙装置の認
識及び調節が容易であると共に、この操作パネルを前記
給紙装置が設けられたフレームの各給紙装置の近傍に取
り付けることにより、操作性が著しく向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例に係る丁合
装置について添付の図面を参照して詳細に説明する。図
1は本発明の実施例に係る丁合装置を示す斜視図、図2
は同じく本発明の実施例に係る丁合装置を示す正面図、
図3は図1に示す丁合装置のカバー等の外装部材を除い
たその右側面図である。なお、本実施例においては、図
1乃至3において、図14、図16及び17と同一構成
物には同一符号を付してその詳細な説明は省略する。本
実施例の丁合装置1は、2枚の側板2、3が地面に対し
て垂直になるように配置されており、この側板2、3の
下部には下板4a、上部には上板4bが夫々配置されて
いる。
【0032】この側板2、3の間の下方には下板4aか
ら延びるように紙受けトレイ5が設けられており、この
紙受けトレイ5は丁合装置1により丁合されて排出され
た各シートセット70(ちらし束)が載置される。この
紙受けトレイ5の上方には折り紙用給紙装置6が設けら
れており、更に、折り紙用給紙装置6の上方には複数の
給紙装置7(7a乃至7j)が設けられていると共に、
この給紙装置7に向い合うように、給紙装置7と同数の
給紙装置8(8a乃至8j)が設けられている。シート
(用紙)を積載するために、折り紙用紙給紙装置6には
サブフレーム9の間に給紙トレイ10が設置されてい
る。同様に、給紙装置7(7a乃至7j)及び給紙装置
8(8a乃至8j)には、夫々給紙トレイ11(11a
乃至11j)が設置されている。また、折り紙用給紙装
置6、給紙装置7及び給紙装置8には適宜の駆動装置が
設けられており、各トレイ11上のシートS(ちらし)
束から、シートSを1枚づつ繰り出し、図1中の矢印A
に示す方向に給送して丁合装置1内に送り込む。
【0033】図1乃至3に示すように、丁合装置1の前
面及び背面には、複数の給紙装置7(7a乃至7j)及
び8(8a乃至8j)毎に給紙状態を制御するため、又
は給紙装置7(7a乃至7j)及び8(8a乃至8j)
の状態を表示するための操作パネル14(14a乃至1
4t)が複数の給紙装置7(7a乃至7j)及び8(8
a乃至8j)に対して夫々配置されている。各給紙装置
7及び8には識別番号として棚番号が付けられている。
【0034】図4は本発明の実施例に係る丁合装置の第
4の操作パネル14dを示す正面図である。この操作パ
ネル14dは、例えば通常、給紙装置7及び8の棚番号
を表示するための2個の7セグメントの表示部15、各
給紙装置7a乃至7j及び8a乃至8jの給紙状態を表
示するための2個のLED16、各給紙装置7a乃至7
j及び8a乃至8jの給紙モードを設定するための連単
停止キー17、各給紙装置7及び8の給紙タイミングを
調整するための給紙タイミングキー18(18a及び1
8b)、各給紙装置7a乃至7j及び8a乃至8jの給
紙状態をテストするためのテストキー19並びにシート
Sを搬送するための全てのローラを正回転又は逆回転で
駆動するための正転逆転キー20を有する。また、丁合
装置1の側面には装置操作用の操作パネル13が設けら
れており、この操作パネル13には、丁合装置1を始動
させるスタートキー13aが設けられている。なお、表
示部15は給紙タイミングキー18を操作して各給紙装
置7a乃至7j及び8a乃至8jの給紙タイミングを調
節するモードに入った場合、シートSの進み量若しくは
遅れ量をレベルで表示するか、又は進み量若しくは遅れ
量を、例えばmm単位の数値で表示する。
【0035】各給紙装置7(7a乃至7j)及び8(8
a乃至8j)により、丁合装置1内に送り込まれたシー
トSは縦搬送ローラ60(60a乃至60j)及び61
(61a乃至61j)により丁合装置1の下方に搬送さ
れるようになっている。
【0036】これらの縦搬送ローラ60a乃至60j及
び61a乃至61jの下方には、シート折り部62が設
けられている。このシート折り部62は折り板63とス
トッパ64とを有する。折り紙用給紙装置6から給送さ
れた2つ折り用シート71はその先端が折り板63のス
トッパ64に衝合するので中央部が下方に撓む。同時
に、この撓み部に各給紙装置7a乃至7j及び8a乃至
8jから給送された各シートS(S1乃至SN)が折り
込まれ、折り用シート71はこれらの各シートS(S1
乃至SN)と共に、2つ折りローラ65及び66に挟み
込まれて2つ折りにされた後、搬送ベルト67及び搬送
ローラ68、69により、搬送されて紙受けトレイ5に
排出されるようになっている。
【0037】次に、本実施例の丁合装置1に使用されて
いる給紙装置7、8について説明する。なお、給紙装置
7及び給紙装置8はいずれも同じ構造を有しており、本
実施例においては、給紙装置7について説明する。
【0038】図5は本発明の実施例に係る丁合装置1の
給紙装置7を示す模式的正面図、図6は一部を省略した
その模式的平面図、図7は本実施例の給紙装置7の駆動
機構部を示す模式的正面図である。給紙装置7において
は、給紙トレイ11はその先端部が支軸25に係合して
おり、この給紙トレイ11は支軸25を軸として限定さ
れた範囲を揺動することができるようになっている。
【0039】この給紙トレイ11の先端部近傍にベース
26が設けられており、シートSの給送方向に対してベ
ース26の下流側には1対の搬送ローラ27及び28が
上下方向に対向して設けられている。この搬送ローラ2
7及び28は、夫々搬送ローラ軸29及び30に設けら
れており、互いに接触する。この搬送ローラ軸29は丁
合装置1の側板2、3に回転自在に支持されている。搬
送ローラ28は搬送ローラ27に従動回転するようにな
っている。ベース26の上部には搬送ガイド板31が設
けられており、この搬送ガイド板31には切り欠き31
a(図6参照)が形成されている。この切り欠き31a
内には、捌きユニット32が設けられており、この捌き
ユニット32は捌き板33と捌きベース34とからな
る。この捌きユニット32は、ベース26に配設された
支持板35(図5参照)により、揺動自在に支持されて
いる。
【0040】また、搬送ローラ27及び28のシートS
の給送方向の下流側にはセンサ36が配置されており、
搬送ローラ27、28の相互接触位置よりもシートSの
流れ方向の若干下流側の位置におけるシートSの有無を
検出できるようになっている。そして、センサ36の出
力は制御装置(図示せず)に与えられる。また、この制
御装置は、後述する電磁クラッチ47、49及び電磁ブ
レーキ等を駆動制御する。
【0041】ベース26は1対の装置側板2、3に固定
されており、ベース26の上方には、給紙ブラケット4
0が配置されている。この給紙ブラケット40のシート
給送方向の下流側には、シートSの給送方向と垂直にな
るように、給紙ローラ軸41が側板2、3に掛け渡すよ
うに配置されている。この給紙ローラ軸41の一端部
は、側板2に設けられた軸受け(図示せず)を介して支
持されている。また、給紙ローラ軸41には、給紙ロー
ラ42が配置されており、この給紙ローラ軸41の他端
部は、軸受け43(図6参照)を介して側板3に支持さ
れている。
【0042】給紙ローラ軸41には搬送ローラ軸29か
ら駆動力が伝達されることにより、給紙ローラ42が給
紙ローラ軸41を中心軸として回転するようになってい
る。給紙ローラ42と給紙ローラ軸41との間には1方
向クラッチ(図示せず)が設けられている。また、給紙
ローラ42のシートSの給送方向の上流側には、給紙ロ
ーラ軸41に平行となるように補助給紙ローラ軸44が
給紙ブラケット40に回転可能に支持されている。補助
給紙ローラ軸44上で給紙ローラ42のシートSの給送
方向の上流側には給紙ローラ42と同じ形状の補助給紙
ローラ45が配置されている。給紙ローラ軸41と補助
給紙ローラ軸44とはタイミングベルト(図示せず)で
連結されており、補助給紙ローラ45は給紙ローラ42
に従動回転するようになっている。また、補助給紙ロー
ラ45と補助給紙ローラ軸44との間にも1方向クラッ
チ(図示せず)が設けられている。補助給紙ローラ45
はシートS(ちらし)を所定の給紙圧で押圧するように
なっている。
【0043】図6及び7に示すように、搬送ローラ軸2
9の一端には、電磁クラッチ47を介してギア48が設
けられていると共に、給紙ローラ軸41の一端には電磁
クラッチ49を介してギア50が設けられている。そし
て、ギア48とギア50とは噛合している。
【0044】また、搬送ローラ軸29には、ギア51が
取り付けられており、給紙ローラ軸41には図7で示す
ように矢印の方向のみに回転が可能であるワンウェイク
ラッチ52を介してギア53が設けられている。このギ
ア51とギア53とは噛合している。
【0045】ギア48には適宜の駆動装置(図示せず)
により駆動力が伝達されるようになっており、給紙ロー
ラ軸41の電磁クラッチ49が励磁されると、給紙ロー
ラ軸41が回転して給紙ローラ42が回転するようにな
っている。また、ギア53の回転によりギア51が回転
し、この回転により、搬送ローラ軸29が回転して搬送
ローラ27が回転するようになっている。また、搬送ロ
ーラ軸29の一方の端部には、搬送ローラ軸29の回転
を瞬時に停止するための電磁ブレーキ54が取り付けら
れている。
【0046】次に、本実施例の丁合装置1の動作につい
て説明する。本実施例においては、各給紙装置7及び8
のうち、第4の給紙装置7dから給送されたシートS4
が他の給紙装置から給送されたシートSに対して遅れた
状態でシートセット75が作成された場合の修正につい
て説明する。
【0047】先ず、図1に示す折り紙用の給紙装置6の
給紙トレイ10に折り紙用のシート71を載置する。ま
た、給紙装置7a乃至7jの各トレイ11a乃至11j
にシートS(ちらし)を載置すると共に、給紙装置8a
乃至8jの給紙トレイ12にシートS(ちらし束)を載
置する。そして、丁合装置1の操作パネル13のスター
トキー13aを押して丁合装置1をスタートさせる。す
ると、各給紙装置7a乃至7j及び8a乃至8jの各給
紙ローラ42は給紙トレイ11a乃至11j及び12a
乃至12j上に載置されたシートSを1枚づつ給送し、
各搬送ローラ27、28間に給送する。そして、各搬送
ローラ27、28でシートSを一旦停止させてから、各
シートS1乃至S20の先端が揃う所定のタイミングで
上方の位置にある給紙装置7及び8のシートSから順に
搬送を再開する。
【0048】次に、上述の給紙装置7、8の給紙制御に
ついて説明する。先ず、丁合装置1の操作パネル13の
スタートキー13aを押して丁合装置1をスタートさせ
ると、このスタート信号T0が制御装置(図示せず)に
送られる。すると、図6に示すように、駆動装置から搬
送ローラ軸29のギア48に回転力が伝達され、そし
て、この回転力は給紙ローラ軸41のギア50に伝達さ
れる。しかし、このときは、搬送ローラ軸29及び給紙
ローラ軸41の電磁クラッチ47及び49が連結されて
いないので、給紙ローラ42及び搬送ローラ27はいず
れも回転しない。
【0049】図8は給紙装置7の動作タイミングを示し
たタイミングチャート、図9(a)乃至(c)は給紙装
置のシート給送状態を工程順に示す模式的側面図であ
る。制御装置はスタート信号T0が送られてから、適当
な時間T1が経過した後、給紙ローラ軸41の電磁クラ
ッチ49を励磁させて、この電磁クラッチ49を連結状
態にする。すると、搬送ローラ軸29のギア48及び給
紙ローラ軸41のギア50を介して給紙ローラ軸41に
回転力が伝達され、給紙ローラ42が回転を開始する。
このとき、給紙ローラ軸41のギア53及び搬送ローラ
軸29のギア51を介して搬送ローラ軸29に伝達され
る。従って、搬送ローラ27も回転する。
【0050】即ち、捌き板33の給紙ローラ42に対す
る捌き圧を適切に調節してあるので、図9(a)に示す
ように、給紙ローラ42は捌き板33との間で給紙トレ
イ11上に載置されたシートSを確実に1枚に分離して
給送される。このシートSは給紙ローラ42と捌き板3
3との間を通過して、搬送ローラ27及び28間に給送
される。
【0051】そして、図8に示すように、T2のとき、
即ち、このシートSが搬送ローラ27、28間を通過
し、センサ36がシートSの先端Hを検知した時、制御
装置(図示せず)は給紙ローラ軸41の電磁クラッチ4
9を消磁させて、この電磁クラッチ49の連結を解除状
態にする。また、このT2の時、搬送ローラ軸29の電
磁ブレーキ54を所定の時間T3まで励磁させて、この
電磁ブレーキ54を稼動状態にする。すると、搬送ロー
ラ軸29の回転が瞬時に停止する。即ち、搬送ローラ2
7及び28の回転が瞬時に停止する。
【0052】この場合、図9(b)に示すように、シー
トSの先端Hは搬送ローラ27及び28の相互接触位置
よりも所定の距離だけ前進した位置(図9(b)の中矢
印で示す)にあり、搬送ローラ27及び28の間に保持
されて停止する。
【0053】次に、シートSが停止してから、所定の時
間が経過し、図8に示すように、T 4のとき、制御装置
(図示せず)は運転再開信号を出力し、搬送ローラ軸2
9の電磁クラッチ47を励磁し、この電磁クラッチ47
が連結状態になる。これにより、ギア48の回転力が搬
送ローラ軸29に伝達される。すると、図9(c)に示
すように、搬送ローラ27が再び回転してシートSが再
び搬送される。しかし、図6に示すように、搬送ローラ
軸29のギア48を介して給紙ローラ軸41のギア50
に回転力が伝達されるが、このとき、給紙ローラ軸41
の電磁クラッチ49は連結されていないので、給紙ロー
ラ42は回転しない。
【0054】また、搬送ローラ軸29のギア51を介し
て給紙ローラ軸41のギア53に回転力が伝達される
が、ギア53と給紙ローラ軸41との間にワンウェイク
ラッチ52が介在しているため、ギア53は空回転する
ので、給紙ローラ42は回転しない。
【0055】しかし、シートSが搬送ローラ27、28
間に保持され停止してから、搬送ローラ27及び28に
より再搬送されるとき、給紙ローラ軸41と給紙ローラ
42との間及び補助給紙ローラ軸44と補助給紙ローラ
45との間には、夫々ワンウェイクラッチ(図示せず)
が介在しているので、給紙ローラ42と補助給紙ローラ
45とは、シートSに従じて回転する。
【0056】その後、搬送ローラ27、28によるシー
トSの搬送が終了すると、T5のとき、搬送ローラ軸2
9の電磁クラッチ47も連結が解除される。これらの一
連の動作は、制御装置に設定されたタイムテーブルによ
り制御される。次いで、制御装置は、タイムテーブルに
より次のシートSの給送を開始する。
【0057】上述の制御装置で制御され、各給紙装置7
(7a乃至7j)及び8(8a乃至8j)から給送され
たシートS1乃至S20の先端Hが揃うタイミングで搬
送ローラ27、28により再搬送されたシートS1乃至
S20は、縦搬送ローラ60a乃至60j及び61a乃
至61jにより下方に搬送される。
【0058】このとき、第4の給紙装置7dの捌き圧
は、他の給紙装置7a乃至7j及び8a乃至8jで設定
されている捌き圧に比べて強く設定されている等の理由
により、第4の給紙装置7dから給送されたシートS4
は他の給紙装置から給送されたシートSに対して遅れた
状態で搬送ローラ60、61に搬送される。
【0059】そして、搬送ローラ60、61により下流
側に搬送されたシートS(S1乃至S20)は折り紙用
の給紙装置6の給紙トレイ10上のちらし束から給紙さ
れた折り紙用シート71に挟み込まれ、図18に示すよ
うに、第4の給紙装置7dから給送されたシートS4は
他の給紙装置7及び8から給送されたシートSに対して
遅れた状態の1組のシートセット75が出来上がってし
まう。
【0060】また、本実施例の丁合装置1においては、
各給紙装置7a乃至7j及び8a乃至8jの識別番号、
即ち、棚番号は丁合が完了したシートセット75のシー
トSの順番と一致している。図18に示すように、第1
の給紙装置7a、即ち、棚番号1(図2参照)から給送
されたシートS1は丁合が完了したシートセット75の
シートS1である。また、第4の給紙装置7d、即ち、
棚番号4(図2参照)から給送されたシートS4は丁合
が完了したシートセット75のシートS4である。更
に、第20の給紙装置8a、即ち、棚番号20(図示せ
ず)から給送されたシートS20は丁合が完了したシー
トセット75のシートS20である。
【0061】次に、このように不揃いとなった丁合セッ
ト内のシートS4の修正方法について説明する。先ず、
図18に示すように、丁合が完了したシートセット75
は、シートS4が他の給紙装置7(7a乃至7j)及び
8(8a乃至8j)から給送されたシートSに対して遅
れた状態なので、各給紙装置7a乃至7j及び8a乃至
8jに夫々配置されている操作パネル14(14a乃至
14t)のうち、第4の給紙装置7dの操作パネル14
d(図2参照)を選択する。
【0062】図10(a)は本実施例の操作パネルの操
作手順を示す模式図、(b)は(a)の次の工程を示す
模式図、図11(a)及び(b)はその次ぎの操作手順
を工程順に示す模式図である。先ず、図10(a)に示
すように、操作パネル14dの表示部15に給紙装置の
棚番号が「4」が表示されているので、作業者はこの操
作パネル14dを簡単に選択することができる。
【0063】次に、図10(b)に示すように、この選
択した棚番号「4」の操作パネル14dの給紙タイミン
グキー18の進むキー18bを1回押す。すると、操作
パネル14dの表示部15の表示は棚番号の表示から給
紙タイミングレベル表示に切り替わり、操作パネル14
dの表示部15に現状の給紙タイミング(図8参照)で
ある「0」(基準値)が表示される。
【0064】そして、操作パネル14dの表示部15に
「0」が表示されている間にもう1度、給紙タイミング
キー18の進むキー18bを押すと、図11(a)に示
すように、操作パネル14dの表示部15の表示(給紙
タイミングレベル)が「1」に変わる。即ち、第4の給
紙装置7dの給紙制御タイミングが基準値から給紙タイ
ミングレベル1に変更される。
【0065】更にもう1度、給紙タイミングキー18の
進むキー18bを押すと、図11(b)に示すように、
操作パネル14dの表示部15の表示(給紙タイミング
レベル)が「2」に変わる。即ち、第4の給紙装置7d
の給紙制御タイミングが給紙タイミングレベル1から給
紙タイミングレベル2に変更される。
【0066】図12は本実施例の第4の給紙装置7dの
給紙タイミングを進めた場合の動作を示すタイミングチ
ャートである。この情報が制御装置(図示せず)に送ら
れると、制御装置は、給紙装置7dの給紙制御タイミン
グを修正してシートS4の搬送タイミングを制御する。
そうすると、第4の給紙装置7dの給紙制御のタイミン
グが早まり、電磁クラッチ49がT1aでオンになる。そ
して、それ以外の電磁ブレーキ54及び電磁クラッチ4
7の制御タイミングも、第4の給紙装置7dの給紙制御
タイミング(電磁クラッチ49のオンの時間)が早まっ
た時間と同じ時間夫々早まる。これにより、シートS4
の再搬送タイミングが早まり、他の給紙装置7及び8の
制御タイミングと一致する。即ち、棚番号「4」のシー
トS4が、先に丁合が完了したシートセット75のシー
トS4に比べて折り紙71の折り辺72側に、例えば2
0mm移動した状態、即ち、図15(a)及び(b)に
示すように、シートS1乃至S20の先端が全て揃った
状態で丁合されるシートセット70を得ることができ
る。なお、これ以降のシートS4についても、同様に給
送タイミングを調節することができ、2セット目及び3
セット目の時刻T6a乃至T10a及びT11a乃至T15aは、
夫々T1a乃至T5aに対応するものである。
【0067】本実施例においては、給紙タイミングレベ
ルは1レベルで10mm移動するように設定している
が、特にこれに限定されるものではなく、1レベルでの
シートSの移動量は任意にすることができる。また、表
示部15は、給紙タイミングレベルを表示するものに限
定されるものではなく、シートSの移動量を数値で表示
するようにしてもよい。
【0068】そして、給紙タイミングの修正が終了し、
適当な時間、給紙タイミングキー18を操作しない場合
は、操作パネル14dの表示部15の表示は、図10
(a)で示す棚番号表示「4」に戻る。この操作は、丁
合装置1が稼動中(丁合中)でも停止中でも共に操作可
能である。
【0069】また、図19に示すように、第8の給紙装
置7hから給送されたシートS8が他の給紙装置7及び
8から給送されたシートSに対して進んだ状態、即ち、
シートS8が先端Hから突出した状態のシートセット7
6の修正は、この場合、シートS8が他の給送装置7及
び8から給送されたシートSに対して進んだ状態なの
で、前述の遅れた場合の修正の時と同様に、先ず、第8
の給紙装置7hの操作パネル14hを選択する。そし
て、今度は、操作パネル14hの給紙タイミングキー1
8の遅れるキー18aを操作して給紙タイミングレベル
を必要な修正量分だけ変更する。この時の操作パネル1
4hの表示部15のタイミングレベル表示は「−1」又
は「−2」等になる。
【0070】図13は本実施例の第8の給紙装置7hの
給紙タイミングを遅らせた場合の動作を示すタイミング
チャートである。この情報が制御装置(図示せず)に送
られ、制御装置は、給紙装置7hの給紙タイミングを修
正してシートS8の搬送を制御する。すると、図13に
示すように、電磁クラッチ49がT1bでオンになる。そ
して、それ以外の電磁ブレーキ54及び電磁クラッチ4
7の制御タイミングも第8の給紙装置7hの給紙制御の
タイミング(電磁クラッチ49のオンの時間)が遅くな
った時間と同じ時間夫々遅くなる。これにより、シート
S8の再搬送タイミングが遅くなり、他の給紙装置7及
び8の制御タイミングと一致する。このように、第8の
給紙装置7hの再搬送タイミングが遅れ、棚番号「8」
のシートS8が先に丁合が完了したシートセット76の
シートS8に比べて折り紙71の折り辺72とは反対側
に移動した状態、即ち、図15(a)及び(b)に示す
ようなシートS(S1乃至S20)の先端Hが全て揃っ
た状態で丁合されるシートセット70を得ることができ
る。なお、これ以降のシートS8についても、同様に給
送タイミングを調節することができ、2セット目及び3
セット目の時刻T6b乃至T10b及びT11b乃至T15bは、
夫々T1b乃至T5bに対応するものである。
【0071】本実施例においては、各給紙装置から給送
されるシートの給紙タイミングの修正を給紙ローラの電
磁クラッチ、搬送ローラの電磁クラッチ及び搬送ローラ
の電磁ブレーキの制御タイミングを共に変更している
が、これに限定されるものではなく、搬送ローラの電磁
クラッチにおける再搬送タイミングだけを変更してシー
トの給紙タイミングの修正を行ってもよい。
【0072】本発明においては、丁合装置の各給紙装置
から給送され丁合が完了したシートセットのうち、シー
トの先端が不揃いとなったシートの修正を行うとき、棚
状に複数段に配置された各給紙装置に、この給紙装置が
配置された側板に操作パネルが設けられており、この操
作パネルの給紙タイミングキーを操作することにより、
シートを繰り出すタイミングを早めるか、又は遅くする
かを調節することができる。このため、次順の丁合にお
いては、シートの先端が揃うようにシートの繰り出しタ
イミングを調節して、各シートの先端が揃った状態のシ
ートセットを容易に作成することができる。従って、タ
イミング調節後は、2つ折り用シートに挟み込まれた複
数枚のシートの先端を手作業で揃え直す必要がなくな
る。
【0073】また、各棚に各給紙装置に対応させて操作
パネルを設け、各操作パネルの表示部に給紙装置の識別
番号が表示されているので、丁合が完了したシートセッ
トのうち、先端が揃っていないシートと給紙装置との関
連が明白となり、作業者はどこの給紙装置を調節すれば
よいかが直ちに判別できる。このため、丁合装置の取り
扱いが容易になる。
【0074】更に、この操作パネルは、丁合装置が稼動
中でも停止中でも共に操作可能であり、2つの電磁クラ
ッチと1つの電磁ブレーキとを同時に動作させることに
より、処理速度を変えることなく、給紙タイミングキー
を操作することができる。即ち、丁合装置の効率を落と
さずに、各シートの先端が揃うように丁合作業をするこ
とができる。これにより、高速処理しても、シートの先
端の出っ張り又は引っ込みといった不適合を回避するこ
とができる。更に、操作パネルを表示部及び給紙タイミ
ングキー等をまとめて一体化(ユニット化)することに
より、コストを削減することができる。
【0075】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、丁
合装置の各給紙装置から給送され丁合が完了したシート
セットについて、棚状に複数段に配置された各給紙装置
毎に操作パネルが設けられており、この操作パネルの給
紙タイミングキーを操作することにより、シートを繰り
出すタイミングを早めるか、又は遅くするかを調節する
ことができる。このため、次順の丁合においては、シー
トの先端が揃うようにシートの繰り出しタイミングを調
節して、各シートの先端が揃った状態のシートセットを
容易に作成することができる。
【0076】また、各給紙装置に対応させて操作パネル
を設け、各操作パネルの表示部に給紙装置の識別番号が
表示されるので、丁合が完了したシートセットのうち、
先端が揃っていないシートと給紙装置との関連が明白と
なり、作業者はどこの給紙装置を調節すればよいかが直
ちに判別できる。このため、丁合装置の取り扱いが容易
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る丁合装置を示す斜視図で
ある。
【図2】同じく本発明の実施例に係る丁合装置を示す正
面図である。
【図3】図1に示す丁合装置のカバー等の外装部材を除
いたその右側面図である。
【図4】本発明の実施例に係る丁合装置の第4の操作パ
ネル14dを示す正面図である。
【図5】本発明の実施例に係る丁合装置1の給紙装置7
を示す模式的正面図。
【図6】一部を省略したその模式的平面図である。
【図7】本実施例の給紙装置7の駆動機構部を示す模式
的正面図である。
【図8】給紙装置7の動作タイミングを示したタイミン
グチャートである。
【図9】(a)乃至(c)は給紙装置のシート給送状態
を工程順に示す模式的側面図である。
【図10】(a)は本実施例の操作パネルの操作手順を
示す模式図である。
【図11】(a)及び(b)はその次ぎの操作手順を工
程順に示す模式図である。
【図12】本実施例の第4の給紙装置7dの給紙タイミ
ングを進めた場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図13】本実施例の第8の給紙装置7hの給紙タイミ
ングを遅らせた場合の動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図14】この従来の新聞広告用丁合装置を示す斜視図
である。
【図15】(a)は丁合装置により作成されるシートセ
ットを示す斜視図、(b)はその側面図である。
【図16】この従来の給紙装置を示す模式的側面図であ
る。
【図17】その平面図である。
【図18】(a)はシートが給送方向の反対側の方向に
ずれた不揃いのシートセットを示す斜視図、(b)はそ
の側面図である。
【図19】(a)はシートが給送方向にずれた不揃いの
シートセットを示す斜視図、(b)はその側面図であ
る。
【符号の説明】 1、80;丁合装置 2、3、81;側板 4a;下板 4b;上板 5;紙受けトレイ 6;折り紙用給紙装置 9;サブフレーム 10、11、12;給紙トレイ 13、14;操作パネル 15;表示部 16;LED 25;支軸 27、28;搬送ローラ 29、30;搬送ローラ軸 33;捌き板 36;センサ 40;給紙ブラケット 41、86、101;給紙ローラ軸 42;給紙ローラ 47、49、89;電磁クラッチ 48、50、53、88;ギア 54;電磁ブレーキ 60、61;縦搬送ローラ 62;シート折り部 63;折り板 70、75、76;シートセット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシート束からシートを1枚づつ繰
    り出し丁合してシートセットを作成する丁合装置におい
    て、シート束を格納し前記シート束からシートを1枚づ
    つ繰り出す複数段の給紙装置と、前記各給紙装置から前
    記シートを繰り出すタイミングを調節する複数個のタイ
    ミング調節部と、前記タイミング調節部による調節量を
    設定する複数個の給紙タイミングキーと、前記タイミン
    グキーが設置された複数個の操作パネルと、を有し、前
    記操作パネルは前記給紙装置毎に設けられていることを
    特徴とする丁合装置。
  2. 【請求項2】 複数のシート束からシートを1枚づつ繰
    り出し丁合してシートセットを作成する丁合装置におい
    て、シート束を格納し前記シート束からシートを1枚づ
    つ繰り出す複数段の給紙装置と、前記各給紙装置から前
    記シートを繰り出すタイミングを調節する複数個のタイ
    ミング調節部と、前記タイミング調節部による調節量を
    設定する複数個の給紙タイミングキーと、前記給紙装置
    の識別番号及び前記給紙タイミングキーにより設定され
    たタイミング調節量の設定値を給紙装置毎に表示する表
    示部と、前記タイミングキー及び前記表示部が設置され
    た複数個の操作パネルと、を有し、前記操作パネルは前
    記給紙装置毎に設けられていることを特徴とする丁合装
    置。
  3. 【請求項3】 前記操作パネルは、前記給紙装置が設け
    られたフレームに取り付けられていることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の丁合装置。
  4. 【請求項4】 前記設定値は、前記シートが前記シート
    セットの先端からずれた量であることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれか1項に記載の丁合装置。
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