JP4696217B2 - 丁合装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の給紙部を丁合搬送路沿いに配置し、各給紙部より1枚ずつ給紙された用紙を丁合搬送路で重ね合わせ、1セットの用紙束を形成する丁合装置に関する。
丁合搬送路沿いに配置された複数の給紙部に用紙の束を積載し、各給紙部より1枚ずつ用紙を取り出しながら丁合搬送路で重ね合わせ、1セットの用紙束を形成する丁合装置は、製本工程や新聞の折り込み広告束の作成に広く利用されている。
図12はこのような丁合装置の一例として、背景技術の新聞広告用の丁合装置101を示す模式図である。
図12に示すように、この背景技術の丁合装置101は、筐体2の図示左側において上下方向に並列して給紙部3a〜3jが、筐体2の図示右側において上下方向に並列して給紙部3k〜3tが設けられ、それぞれの給紙部3に用紙(広告)の束が積載される。
図13は、この背景技術の丁合装置101の給紙部3に用紙Pを積載した状態を示す模式図である。給紙部3には固定された給紙板4と、最上位の用紙Pの先端上面に圧接する給紙ローラ5と、この給紙ローラ5に下方から圧接するサバキ板6と、最上位の用紙Pの先端を給紙ローラ5とサバキ板6との間に進入させるための補助給紙ローラ7とが設けられ、給紙ローラ5と補助給紙ローラ7が駆動回転することにより、最上位の用紙Pを給送方向(矢印A方向)に前進させる。このとき、給紙ローラ5と用紙P、用紙Pとサバキ板6、用紙P同士の、それぞれの摩擦係数の相違による作用によって、最上位の用紙Pは、2枚目以下の用紙Pと分離され、最上位の用紙1枚のみが、給紙ローラ5とサバキ板6との間を通り抜けて給送方向に前進する。給送された用紙Pはその先端が横搬送ローラ対8に挟持され、ガイド板9に導かれて縦搬送ローラ対10に挟持され、矢印B方向に搬送される。また、この給紙部3には、用紙Pが積載されているか否かを検知する用紙有無検知手段であるセンサS1が設けられている。
図12に示すように、並列配置された給紙部3それぞれに対応して設けられた縦搬送ローラ対10と複数のガイド板とによって、筐体2の図示中央部に上下方向に丁合搬送路11が形成されている。各給紙部3から供給された用紙Pは、その先端が揃うように、この丁合搬送路11において重ね合わせられ、丁合束を形成しながら下方へ搬送される。
図示左方の最下位の給紙部3aのさらに下方には、折給紙部12が設けられており、給紙部3と同様に給紙ローラ、サバキ板等が設けらている。この折給紙部12には用紙P1の束が積載されており、束の最上位の用紙P1のみを、図示右方向に給送する。すると用紙P1は折込板13内に進入し、その先端がストッパ14に当接していったん停止するとともに、丁合搬送路11において重ね合わせられた用紙Pの束が、用紙P1の上面中央部に上方から当接する。このとき、ナイフ15を備えたフラップ16が、待機位置から折り込み位置に移動して、用紙P1にナイフ15の先端を当接させることにより、当接した部分を折りローラ対17にくわえ込ませ、用紙P1に折り目をつける。この時、用紙P1の折り目の内側に丁合搬送路11より搬送されてきた用紙Pが挟まれた状態となる。折ローラ対17を通過した用紙束は排紙搬送路18を図示左方へ搬送され、排紙口19から機外に排出されてスタッカ20に積載される。
このようにして、折り給紙部12から給送された用紙P1が二つ折りにされ、その折り目の内側に各給紙部3から給送された用紙Pの束が挿入された丁合束が形成される(例えば、特許文献1参照)。丁合装置をスタートすると、CPU(図示せず)は一定の時間間隔ごとに給紙開始信号を発生して各給紙部3および折り給紙部12に送信する。各給紙部3および折り給紙部12はこの給紙開始信号を受信してから、それぞれの位置に応じた時間だけ遅らせたタイミングで給紙ローラ5を駆動開始し、用紙Pを給送する。その駆動開始のタイミングは、用紙Pが丁合搬送路11で重なった時にその先端が揃うように設定されている。
丁合作業が進んで複数の給紙部3a〜3tのいずれかにおいて用紙Pがなくなると、センサS1によって用紙無しが検知され、丁合装置は停止する。停止後、用紙Pがなくなった給紙部3に用紙を積載して図示しないスタートボタンを押すと、丁合動作を再開することができる。
特開2002−3075号公報
しかし丁合作業においては、特定の用紙については、丁合の合計部数に満たないことがあり、特に新聞広告の場合、配達戸数に満たない広告が存在する場合がよくある。新聞広告は部数ベースで制作費がかかるので、広告主が必ずしも配達戸数分の部数を制作するとは限らないからである。このような広告は、配達戸数分作成した広告束のうち、その広告が含まれない束が一部存在することになる。例えば配達戸数が300戸である場合、丁合装置において合計部数を300部と設定して丁合作業を行い、300部の丁合束を作成する。しかしこの中で270部しか制作されていない広告P2が存在する場合、この広告P2を含む束が270部、含まない束が30部存在することになる。
このような広告束を背景技術の丁合装置で作成する場合、丁合装置において合計部数を300部と設定して丁合作業を行うと、270部の丁合が終了した時点で広告P2を積載した給紙部3では用紙がなくなってしまうので、センサS1が紙無しを検知して丁合装置が停止してしまう。いったん停止すると、センサS1が紙無しを検知したままでは丁合作業が再開できないので、各給紙部に備えられたスイッチや操作パネルの操作等によって広告P2が積載されていたセンサS1の検知を無効としてから、再度丁合装置をスタートさせる必要があり、操作がわずらわしいという問題点があった。
さらにこのような配達戸数に満たない広告が複数種類存在すると、一旦停止後に再度スタートさせるためのスイッチ操作等をその種類分の回数行わなければならないので、非常に煩わしいという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたもので、丁合装置において設定した合計部数に満たない部数の用紙が含まれていても、丁合途中でのスイッチ操作等が不要で操作性の良い丁合装置を提供することを目的とする。
の構成は、積載した用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙部を複数並べて設け、この複数の給紙部から取り出した用紙を搬送しながら互いに重ね合わせる丁合装置において、下記の各構成を有することを特徴とする丁合装置である。
(イ)各給紙部に設けられそれぞれの給紙部に用紙が積載されているか否かを検知する用紙有無検知手段。
(ロ)各給紙部1段ごとに丁合継続給紙部とするか否かを、処理前に予め設定可能な丁合継続給紙部選択手段。
(ハ)丁合継続給紙部以外の給紙部において用紙無しが検知された時は丁合動作を停止させ、丁合継続給紙部において用紙無しが検知された時は用紙無しが検知された給紙部以外の給紙部において給紙を継続するように制御する制御手段。
丁合総部数分の用紙が存在する給紙部において紙無しが検知された場合は補充が必要であるから、丁合装置は一旦停止しなければ支障をきたす。この第の構成によれば、丁合総部数に満たない用紙が積載された給紙部を丁合継続給紙部に指定しておけば、丁合継続給紙部以外の給紙部では紙無しが検知されると丁合装置は一旦停止するので、補充が必要な用紙がなくなったまま丁合が継続することがなくなるので、使い勝手が良くなる。
の構成は、第1の構成に加えて、複数の丁合区分を設定可能な丁合区分設定手段と、各丁合区分それぞれに区分カウント数を設定する区分カウント数設定手段とを有し、各丁合区分に設定された区分カウント数分の丁合が完了するごとに丁合動作をいったん停止しながら、順次各丁合区分の丁合作業を行うように制御するとともに、前記丁合継続給紙部選択手段による丁合継続給紙部の選択を各区分の丁合作業開始前に行うことを可能とし、区分の丁合作業開始前に丁合継続給紙部の選択を行った場合には、その区分の丁合作業が完了すると、丁合継続給紙部の設定がクリアすることを特徴とする丁合装置である。
この第の構成によれば、複数の配達地区ごとに部数を設定して順次丁合する場合でも、各地区において丁合継続給紙部選択が可能となる。
の構成は、丁合継続給紙部選択手段による丁合給紙部選択を、丁合動作中に行うことができることを特徴とする丁合装置である。
この第の構成によれば、丁合動作が進行して用紙が残り少なくなり、紙無しが検知された時の補充が不要になってから丁合給紙部選択を行うことにより、補充が必要な用紙がなくなったまま丁合が継続することをより確実に防ぐことができる。
本発明のによれば、丁合装置において設定した合計部数に満たない部数の用紙が含まれていても、丁合途中でのスイッチ操作等を行うことなく丁合できるので、丁合装置の操作性が向上するという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。なお、背景技術と同一の形状・機能を有する部材・構成には同一の符号を用い、その詳細な説明は省略する。
図1は本発明の実施形態の丁合装置1を示す模式正面図である。図1に示すように、この本発明の丁合装置1は、筐体2の図示左右にそれぞれ上下方向に並列して給紙部3a〜3j、給紙部3k〜3tが設けられ、それぞれの給紙部3に用紙Pの束が積載される。それぞれの給紙部3の構成は、背景技術の給紙部(図13参照)と同一である。
すなわち図13に示すように、給紙部3には固定された給紙板4と、最上位の用紙Pの先端上面に圧接する給紙ローラ5と、この給紙ローラ5に下方から圧接するサバキ板6と、最上位の用紙の先端を給紙ローラ5とサバキ板6との間に進入させるための補助給紙ローラ7とが設けられている。この給紙ローラ5と補助給紙ローラ7が駆動回転することにより、最上位の用紙は2枚目以下の用紙Pと分離されて給送方向(矢印A方向)に前進し、横搬送ローラ対8に挟持され、ガイド板9に導かれて縦搬送ローラ対10に挟持され、矢印B方向に搬送される。
給紙ローラ5は、それぞれ個別に独立制御可能なモータM(図2参照)により制御される。各給紙部には用紙有無検知センサS1が設けられており、用紙の束が積載されていれば、このセンサS1の腕部S1aを用紙によって押し下げ、用紙が有ることを検知する。用紙がなくなると、適宜の付勢手段によって腕部S1の腕部S1aが、用紙積載面に適宜設けられた開口を通して用紙積載面よりも上方に突出し、用紙が無いと認識するようになっている。
図1に示すように、図示中央部に上下方向に丁合搬送路11が形成されていて、各給紙部3から供給された用紙はこの丁合搬送路11において重ね合わせられ、丁合束を形成する。この丁合搬送路11の下方には、折ローラ対17、ナイフ15を備えたフラップ16、排紙搬送路18が設けられ、その図示左方には折給紙部12、図示右方には折込板13、折給紙部12の下方には排紙口19、スタッカ20が設けられている。これらの各部材の構成、機能は背景技術の丁合装置101と同一である。
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図2は本発明の第1実施形態の丁合装置1を示すブロック図である。丁合装置1にはCPU50(制御手段)が設けられ、このCPU50では一定周期での基準信号を発生させ、各給紙部3a〜3tに送信する。各給紙部3a〜3tにおいてはこの基準信号に応じ、必要に応じて給紙ローラを駆動するモータMa〜Mtを駆動開始し、用紙束のうち最上位の1枚を取り出す給紙動作を行う。このときモータMa〜Mtの駆動開始タイミングを、給紙部の高さ位置に応じた時間だけ基準信号から遅らせることにより、上方に位置する給紙部から下方に向かって順次給紙ローラが駆動開始するので、丁合搬送路11において先端が揃って合流するようになっている。
また、各給紙部3a〜3tにそれぞれ設けられた用紙有無検知センサS1a〜S1tの検知信号が、CPU50(制御手段)に送信可能になっている。さらに丁合装置1の各種設定を行う操作パネル60が設けられ、この操作パネル60上において、紙無し停止モードか、丁合継続モードかのモード選択を行う。すなわち、操作パネル60はモード選択手段60bを含み、これらの設定内容はCPU50に送信可能になっている。また、操作パネル60には、丁合装置1の丁合動作を開始させるスタートスイッチ60cが設けられている。
図3は操作パネル60の第1の例60−1を示す図である。この操作パネル60−1は、スタートスイッチ60c、丁合合計部数を表示する合計部数表示部60d、エラーが発生した箇所を表示するエラー表示部60e、各種数値の入力を行うテンキー60f、各種設定を切り替える切換えスイッチ群60g等によって構成される。モード選択手段60bは、この切換えスイッチ群60gのうちの一つであるスイッチ60hとして設けられ、このスイッチ60hの切換えにより、紙無し停止モードと丁合継続モードとが選択可能になっている。
図4は操作パネル60の第2の例60−1aを示す図である。この操作パネル60−1aはタッチパネル式であって、適宜の操作によりモード選択画面60kに切り替える。このモード選択画面60kにおいて、紙無し停止モードキー60m、または丁合継続モードキー60nにタッチすることにより、どちらかに設定される。
図5は紙無し停止モードにおける丁合装置の動作を示すフローチャートである。スタートスイッチ60cを押して丁合装置1をスタートさせると、CPU50から給紙開始信号が各給紙部3に向けて発信される(ステップS101)。各給紙部3においては、給紙開始信号を受信してから、その位置に応じた時間だけ遅らせたタイミングでモータMを駆動開始し、給紙ローラ5を回転させて用紙を1枚給送する(ステップS102)。その後、各給紙部3のいずれかにおいてセンサS1により紙無しが検知されたか否かを判断する(ステップS103)。いずれかの給紙部3で紙無しが検知された場合は、その時点で上方の給紙部からから下方の給紙部に向けて順次進行中の給紙動作を最下位の給紙部まで行ってから、丁合装置が停止する(ステップS104)。ステップS103において、いずれの給紙部3においても紙無しが検知されなかった場合はステップS101に戻り、次回の給紙動作を開始する。
図6は丁合継続モードにおける丁合装置の動作を示すフローチャートである。スタートスイッチ60cを押して丁合装置1をスタートさせると、CPU50から給紙開始信号が各給紙部3に向けて発信される(ステップS201)。各給紙部3においては、給紙開始信号を受信してから、その位置に応じた時間だけ遅らせたタイミングでモータMを駆動開始し、給紙ローラ5を回転させて用紙を1枚給送する(ステップS202)。その後、各給紙部3のいずれかにおいてセンサS1により紙無しが検知されたか否かを判断する(ステップS203)。いずれかの給紙部3で紙無しが検知された場合は、紙無しとなった給紙部3を給紙終了給紙部とする(ステップS204)。続いて全ての給紙部3が紙無しとなったかどうかが判断される(ステップS205)。全ての給紙部が紙無しとなった場合は、丁合動作を停止させる(S206)。ステップS203において、いずれの給紙部3においても紙無しが検知されなかった場合はステップS201に戻り、次回の給紙動作を開始する。また、ステップS205において、全ての給紙部3が紙無しとなってはいないと判断された場合はステップS201に戻り、次回の給紙動作を開始するとともに、ステップS202においては給紙終了給紙部ではモータMの駆動は行わないようになる。すなわち用紙がなくなった給紙部は以後の動作を停止し、それ以外の給紙部において給紙動作が継続することになる。
続いて、本発明の第2の実施形態を図面を参照して説明する。図7は本発明の第2実施形態の丁合装置1を示すブロック図である。本図において第1実施形態と異なる点は、操作パネル60において、モード選択手段60bに代えて、丁合継続給紙部選択手段60pを備えている点であり、その他の構成・作用は第1実施形態と同一である。
図8は本発明の第2実施形態に係る操作パネル60の第1の例60−2を示す図である。この操作パネル60−2は、第1の実施形態の第1の例と同様に、スタートスイッチ60c、丁合合計部数を表示する合計部数表示部60d、エラーが発生した箇所を表示するエラー表示部60e、各種数値の入力を行うテンキー60f、各種設定を切り替える切換えスイッチ群60g等によって構成される。丁合継続給紙部選択手段60pは、この切換えスイッチ群60gのうち、複数の給紙部3a〜3tのそれぞれに対応したスイッチ60g−1〜60g−20として設けられ、これらのスイッチ60g−1〜60g−20の切換えにより、丁合継続給紙部を選択できるようになっている。すなわち、給紙部3aに対応するスイッチ60g−1をONとすれば給紙部3aが丁合継続給紙部となり、給紙部3rに対応するスイッチ60g−18をONとすれば給紙部3rが丁合給紙部となる。複数の丁合給紙部を同時に設定することもできる。
図9は第2実施形態の操作パネル60の第2の例60−2aを示す図である。この操作パネル60−2aはタッチパネル式であって、適宜の操作によりモード選択画面60qに切り替える。このモード選択画面60qにおいては、丁合装置が模式的に表示され、それぞれ給紙部3a〜3tに相当する給紙部キー60r−1〜60r−20にタッチすることによって、タッチした給紙部が丁合継続給紙部となる。
図10は本発明の第2実施形態の動作を示すフローチャートである。スタートスイッチ60cを押して丁合装置1をスタートさせると、CPU50から給紙開始信号が各給紙部3に向けて発信される(ステップS301)。各給紙部3においては、給紙開始信号を受信してから、その位置に応じた時間だけ遅らせたタイミングでモータMを駆動開始し、給紙ローラ5を回転させて用紙を1枚給送する(ステップS302)。その後、各給紙部3のいずれかにおいてセンサS1により紙無しが検知されたか否かを判断する(ステップS303)。いずれかの給紙部3で紙無しが検知された場合は、紙無しとなった給紙部3が丁合継続給紙部であるかどうかが判断される(ステップS304)。紙無しとなった給紙部3が丁合継続給紙部でないと判断された場合、その時点で上方の給紙部からから下方の給紙部に向けて順次進行中の給紙動作を最下位の給紙部まで行ってから、丁合装置が停止する(ステップS315)。ステップS304において、紙無しとなった給紙部3が丁合継続給紙部であると判断された場合は、紙無しとなった給紙部を給紙終了給紙部とする(ステップS305)。続いてステップS301に戻って次回の給紙動作を開始するとともに、ステップS302においては給紙終了給紙部ではモータMの駆動は行わないようになる。すなわち用紙がなくなった丁合継続給紙部は以後の動作を停止し、それ以外の給紙部において給紙動作が継続することになる。ステップS303において、いずれの給紙部3においても紙無しが検知されなかった場合はステップS301に戻り、次回の給紙動作を開始する。
次に本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態に係る丁合装置では、複数の丁合区分を設定可能な丁合区分設定手段と、各丁合区分それぞれに区分カウント数を設定する区分カウント数設定手段とを有している。丁合装置をスタートさせると、各丁合区分に設定された区分カウント数分の丁合が完了するごとに丁合装置はいったん停止し、次の丁合区分に設定された区分カウント数が自動的に呼び出される。再度丁合装置がスタートすると、次の丁合区分の区分カウント数分の丁合が行われ、これが完了すると丁合装置は停止し、さらにその次の丁合区分に設定された区分カウント数が呼び出される、というように、丁合動作をいったん停止しながら、順次各丁合区分の丁合作業を行うようなっている。
そしてモード選択または丁合継続給紙部の設定を各区分の丁合作業開始前に行うことを可能とし、各区分の丁合作業が完了するごとに丁合継続給紙部の設定はクリアされる。各区分それぞれにおける動作は、第1実施形態もしくは第2実施形態と同一である。
次に本発明の第4実施形態について説明する。本発明の第4実施形態に係る丁合装置では、モード選択手段によるモード選択、または丁合継続給紙部選択手段による丁合給紙部選択、あるいはその両方を、丁合動作中に行うことができることを特徴とする丁合装置である。本実施形態では丁合装置が動作中に、例えば操作パネル60に適宜設けられたスイッチ(例えば図3、図8参照)の操作により、紙無し停止モードから丁合継続モードへの変更、もしくは丁合継続給紙部への変更が可能である。
図11はこの第4実施形態の第1の例の動作を示すフローチャートである。この第1の例は、丁合動作中にモード選択手段によるモード選択を可能とした例である。
まずスタートスイッチ60cを押して丁合装置1をスタートさせると、CPU50から給紙開始信号が各給紙部3に向けて発信される(ステップS401)。各給紙部3においては、給紙開始信号を受信してから、その位置に応じた時間だけ遅らせたタイミングでモータMを駆動開始し、給紙ローラ5を回転させて用紙を1枚給送する(ステップS402)。その後、各給紙部3のいずれかにおいてセンサS1により紙無しが検知されたか否かを判断する(ステップS403)。いずれかの給紙部3で紙無しが検知された場合は、次に丁合継続モードになっているかどうかを判断する(ステップ404)。丁合継続モードになっていないと判断された場合は、その時点で上方の給紙部からから下方の給紙部に向けて順次進行中の給紙動作を最下位の給紙部まで行ってから(ステップS415)、丁合装置が停止する(ステップS407)。ステップS404において、丁合継続モードになっていると判断された場合は、全ての給紙部3が紙無しとなったかどうかが判断される(ステップS406)。全ての給紙部が紙無しとなった場合は、丁合動作を停止させる(S407)。ステップS403において、いずれの給紙部3においても紙無しが検知されなかった場合はステップS401に戻り、次回の給紙動作を開始する。また、ステップS406において、全ての給紙部3が紙無しとなってはいないと判断された場合はステップS401に戻り、次回の給紙動作を開始するとともに、ステップS402においては給紙終了給紙部ではモータMの駆動は行わないようになる。すなわち用紙がなくなった給紙部は以後の動作を停止し、それ以外の給紙部において給紙動作が継続することになる。
この動作により、丁合動作中に紙無し停止モードから丁合継続モードへの切換えを行う以前は、第1実施形態の紙無し停止モードと同一の動作をさせるとともに、丁合継続モードへの切換え以降は、第1実施形態の丁合継続モードと同一の動作をさせることができる。給紙部に積載できる用紙の量には限りがあり、丁合が必要な用紙をすべて積載できるわけではなく、用紙の残りが多いうちは、紙無しとなってから用紙を補充する必要がある。したがって用紙の残りが多いうちは紙無しとなった場合に確実に丁合装置を停止させて補給を可能とし、用紙の残りが少なくなってから丁合継続モードへ切り換えることにより、面倒なスイッチ操作等をなくすことができる。
また、この第4実施形態の第2の例は、丁合動作中に丁合継続給紙部選択手段による丁合継続給紙部の選択を可能とした例であるが、この第2の例の動作は図10に示す第2実施形態の動作と同一である。丁合動作中の丁合継続給紙部の設定によって初めて丁合継続給紙部が出現するので、各給紙部3のいずれかにおいて紙無しが検知された場合は、その時点での設定状況に応じて、ステップ304の判断を行えばよい。
この動作により、用紙の残りが多いうちは紙無しとなった場合に確実に丁合装置を停止させて補給を可能とするとともに、用紙の量が少なくなってきたタイミングで、合計部数に満たない用紙が積載されている給紙部を選択して丁合継続給紙部に切り換えれば、その給紙部で用紙の給紙が完了して紙無しとなっても、他の給紙部での給紙を継続することができるので、スイッチ操作等の手間を省くことができる。
なお、各実施形態において、操作パネルはモード選択手段としてのキーまたはスイッチ類、もしくは丁合継続給紙部選択手段としてのキー又はスイッチ類を有していれば、どのような形態のものでも良い。第4実施形態においてタッチパネル式の操作パネルを用いても良い。タッチパネル式の操作パネルで丁合動作中のモード選択または丁合継続給紙部選択を可能とする場合は、丁合動作中もモード選択または丁合継続給紙部選択に要するキーを常に表示させておくのが良い。
本発明の第1,3,4実施形態において、モード選択手段は操作パネル以外に設けられていても良い。例えば、操作パネル以外の、ユーザの操作可能な場所にスイッチまたはボタン等として設けてあっても良い。
本発明の第2,3,4実施形態において、丁合継続給紙部選択手段は操作パネル以外に設けられていても良い。例えば、各給紙部3にそれぞれ隣接して設けた給紙部パネルにスイッチやボタン等を設け、これを操作することにより、対応する給紙部3が丁合継続給紙部となるようにしても良い。この形態によれば、給紙部との対応関係がわかりやすい、用紙の残り状況を見ながら操作が可能等のメリットがある。
本発明の丁合装置1を示す模式正面図である。 本発明の第1実施形態の丁合装置1を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態の操作パネル60の第1の例60−1を示す図である。 本発明の第1実施形態の操作パネル60の第2の例60−1aを示す図である。 本発明の第1実施形態の紙無し停止モードにおける丁合装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態の丁合継続モードにおける丁合装置の動作を示すフローチャート 本発明の第2実施形態の丁合装置1を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態の操作パネル60の第1の例60−2を示す図である。 本発明の第2実施形態の操作パネル60の第2の例60−2aを示す図である。 本発明の第2実施形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第4実施形態の第1の例の動作を示すフローチャートである。 背景技術の新聞広告用の丁合装置101を示す模式図である。 背景技術の丁合装置101の給紙部3に用紙Pを積載した状態を示す模式図である。
符号の説明
3、3a〜3t;給紙部
4;給紙板
5;給紙ローラ
11;丁合搬送路
18;排紙搬送路
20;スタッカ
50;CPU
60、60−1、60−1a、60−2、60−2a;操作パネル
60b;モード選択手段
60c;スタートスイッチ
60d;合計部数表示部
60e;エラー表示部
60f;テンキー
60g;スイッチ群
60g−1〜60g−20;スイッチ
60h;スイッチ
60k;モード選択画面
60m;紙無し停止モードキー
60n;丁合継続モードキー
60p;丁合継続給紙部選択手段
60q;モード選択画面
60r−1〜60r−20;給紙部キー
101;丁合装置
A、B;矢印
M、Ma〜Mt;モータ
P、P1;用紙
P2;広告
S1、S1a〜S1t;センサ

Claims (3)

  1. 積載した用紙束から用紙を1枚ずつ取り出す給紙部を複数並べて設け、この複数の給紙部から取り出した用紙を搬送しながら互いに重ね合わせる丁合装置において、下記の各構成を有することを特徴とする丁合装置。
    (イ)各給紙部に設けられそれぞれの給紙部に用紙が積載されているか否かを検知する用紙有無検知手段。
    (ロ)各給紙部1段ごとに丁合継続給紙部とするか否かを、処理前に予め設定可能な丁合継続給紙部選択手段。
    (ハ)丁合継続給紙部以外の給紙部において用紙無しが検知された時は丁合動作を停止させ、丁合継続給紙部において用紙無しが検知された時は用紙無しが検知された給紙部以外の給紙部において給紙を継続するように制御する制御手段。
  2. 請求項1記載の構成に加えて、
    複数の丁合区分を設定可能な丁合区分設定手段と、
    各丁合区分それぞれに区分カウント数を設定する区分カウント数設定手段とを有し、
    各丁合区分に設定された区分カウント数分の丁合が完了するごとに丁合動作をいったん停止しながら、順次各丁合区分の丁合作業を行うように制御するとともに、前記丁合継続給紙部選択手段による丁合継続給紙部の選択を各区分の丁合作業開始前に行うことを可能とし、区分の丁合作業開始前に丁合継続給紙部の選択を行った場合には、その区分の丁合作業が完了すると、丁合継続給紙部の設定がクリアすることを特徴とする請求項1記載の丁合装置。
  3. 記丁合継続給紙部選択手段による丁合給紙部選択を、丁合動作中に行うことができることを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の丁合装置。
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