JP2005330097A - 管理モニター付き丁合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】単一の操作表示部で使用条件を入力操作画面に一括して設定入力できるとともに、丁合作業の進行状況や異常状態を自動表示する管理モニター付き丁合機を提供する。
【解決手段】側板2、3に沿って上下複数段に設けた給紙棚7a−7kに積み重ねた配達用の折込みちらしを給紙ローラおよび捌き板により一枚づつ分離し、縦送り装置の縦搬送ローラを介して紙受けホッパー6に送る管理モニター付き丁合機1において、予め用意された使用条件設定モードに応じて操作表示部53の入力操作画面53aに丁合作業の設定条件を入力したり、丁合作業の進行状況や異常を監視して自動表示するとともに、電装部品の通電状態を監視して自動表示する。このため、折込みちらしの丁合を簡易な操作により正確かつ迅速に行うことができて丁合作業性が格段に向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、上下に設けられた各給紙棚から配達用のシート紙を一枚づつ送り出して丁合しセットにする丁合機において、シート紙の丁合条件の設定、異常監視・報知などを操作表示部に表示する管理モニター付き丁合機に関する。
新聞折込広告用の数種類の折込みちらしをシート紙として一枚づつ寄せ集めてセットにする丁合機は、一般に上下に複数段にわたる給紙棚が設けられており、各給紙棚から折込みちらしを給紙装置により順次一枚づつ送り出し、縦送り装置により重ね合わせつつ下方に搬送され、最下段で二つ折りにした折込みちらしの中に挟み込んで折込みちらしセットを作成し、この折込みちらしセットを紙排出部から排出し、紙受部としての紙受けホッパーに集積する縦型の丁合機が用いられている。
この種の丁合機にあっては、給紙ミス検知センサー、ジャミング検知センサー、連段センサー、区域設定モードおよびテストモードが設けられている。給紙ミス検知センサーにより各給紙棚からの折込みちらしの給紙ミスを検知し、ジャミング検知センサーにより縦送り装置で折込みちらしが詰まったり、同一チラシが重なって送られる重送や大幅な給紙搬送の遅れといった送り異常を検知している。
折込みちらしの紙質はザラ紙からコート紙、二つ折り、八つ折り、プラスチックシートやタブロイド紙など千差万別であり、丁合対象物が厚みの大きい折込みちらしの場合、単一の棚に積載可能な折込みちらしの部数は少量になるため、折込みちらしの補充回数が多くなることがある。これを回避するため、二つ以上の給紙棚を連動させ、丁合時に給紙中の給紙棚の折込みちらしが無くなることを連段センサーで検知し、同一の折込みちらしを収納した別の給紙棚に給紙動作を切換えて連続給紙する連段動作を可能にしている。
また、近年では、折込みちらしの配達対象を全戸一律ではなく、家族向け(集合住宅所在地区)、単身者向け(ワンルームマンション所在地区)、転居者向け(新築集合住宅・新市街造成地区などの新規顧客開拓)などの区域毎に分けたいという、ちらし配布依頼先の多様な要望に応じる必要がある。このため、区域設定モードにより配達区域毎に設定数を決めて丁合し、区域分を丁合し終わるとブザーなどにより報知し、次の区域のための丁合に切換わるようにしている。この場合、折込みちらしセットが所定の部数に達すると丁合運転を停止させて、区域毎に割り当てられた配達員の仕分け作業が楽に行われるように配慮している。
また、折込みちらしの紙質がザラ紙からコート紙といったように幅広い特性を持っていることから、各給紙棚の給紙圧などの調整が必要となるため、丁合運転に先立って、あるいは丁合中でもテストモードにより給紙棚の給紙状態を各段毎にチェックできるようにしている。
これらの機能処理を行うため、丁合機本体の各給紙棚に対応する側部には、入出力制御回路が設けられている。各給紙棚の入出力制御回路を介して各段スイッチの設定や各種センサーの検知が行われ、演算部により処理を行っている。この一例として、例えば特許文献1に記載された丁合装置では、各段毎の給紙棚に対応して操作パネルを取付け、この操作パネルに給紙モード設定用の連単停止キー、給紙タイミングキー、給紙状態チェック用のテストキーおよび搬送用ローラの正転・逆転用のキーを設けている。
特開2002−3075号公報
ところが、特許文献1の丁合装置では、操作パネルを各段毎の給紙棚に設けて、各給紙棚毎に各種の作動モードを設定するものであり、操作パネル毎に設定操作を断続的に繰り返さなければならず、設定操作が面倒で時間を要するため、丁合作業性が低下する不便さが生じている。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は単一の操作表示部で使用条件を入力操作画面に一括して設定入力できるとともに、各種の使用状態を自動表示することができ、連続動作で操作の無駄を解消して合理的かつ迅速な自動丁合が可能になり、丁合作業性が格段に向上する管理モニター付き丁合機を提供することにある。
(請求項1について)
管理モニター付き丁合機において、縦送り装置は、側板に沿って上下複数段に設けた給紙棚に積載した配達用のシート紙を給紙ローラおよび捌き板により一枚づつ分離して搬送ローラを介して紙受部に送る。入力操作画面を有する操作表示部は、予め用意された使用条件設定モードに応じてシート紙の丁合条件を設定入力したり、使用状態を自動表示する。
(請求項2について)
各段の給紙棚から紙受部までの搬送経路において、シート紙を検出する各種センサーが設けられ、これら各種センサーからの出力によりシート紙の給紙異常を検出して操作表示部に自動表示する。
(請求項3について)
給紙中の給紙棚と別段の給紙棚には、同一種類のシート紙を積み重ねた状態で収納しており、給紙中の給紙棚のシート紙が無くなる時、連段スイッチにより他段の給紙棚にあるシート紙の給紙時に自動的に切換える動作を行う。シート紙の給紙異常とは、給紙棚の各段毎の給紙ミス、紙なし、送り異常、紙詰り、セットされたシート紙の紙受部満載および連段スイッチの選択異常を含む。
(請求項4について)
給紙異常の表示は、給紙棚の上下段方向の配列や給紙棚に対応する位置を模して表示されるようになっているので、異常発生箇所と異常の種類とが彩色表示される。
(請求項5について)
給紙異常の報知を行う際に、報知の種類に応じて異なる報知音を鳴動させるようになっている。
(請求項6について)
操作表示部の入力操作画面は、区域設定入力部を有しているので、シート紙を配達する区域毎に異なる指定部数を一度に設定することができる。
(請求項7について)
操作表示部の入力操作画面は、給紙ローラの回転開始タイミングを調節してシート紙の送りの遅速を調整するタイミング調整入力部を有する。
(請求項8について)
給紙棚は側板の前後に配置されており、操作表示部は、左右の側板に取付可能であり、かつ縦軸を中心にして回動調節可能になっている。
(請求項9について)
操作表示部は通信ケーブルまたは無線通信を介して、丁合機より離れた場所に設置されて遠隔入力操作可能になっている。
(請求項10について)
操作表示部の入力操作画面には、丁合した運転回数および補修・交換後の部品で丁合した運転回数をカウンター表示するメンテナンス画面を備えている。
(請求項11について)
操作表示部は演算部により制御されており、操作表示部および演算部は、設定された記憶内容をバックアップ回路により、二重に記憶保存可能になっている。
(請求項12について)
操作表示部には、特定のシート紙に係る配布区域を予め入力するシート特定モードが表示可能に設けられており、シート特定モードの選択によりシート紙を特定する種目、配布指定区域、ならびにシート紙がセットされる給紙棚の特定の棚番について記憶し、丁合過程で特定されたシート紙の配布指定区域の折込み手順に到る時、種目、配布指定区域および給紙棚の棚番を呼び出して給紙棚に対するシート紙のセット確認を促す警告表示画面が表示される。
(請求項13について)
シート紙がセットされる給紙棚の棚番の特定は選択設定可能に構成されている。
(請求項1について)
入力操作画面により、予め用意された使用条件設定モードに応じてシート紙の丁合条件を設定入力したり、使用状態を自動表示する。このため、単一の操作表示部で丁合条件を入力操作画面に一括して設定入力できるとともに、各種の丁合状態を自動表示することができ、連続動作で操作の無駄を解消して合理的かつ迅速な自動丁合が可能になり丁合作業性が格段に向上する。
(請求項2について)
シート紙の給紙・搬送異常、折込みちらしセットの積載異常を検知した各種センサーからの出力により異常の種類と発生場所が入力操作画面に自動表示されるため、給紙異常をいち早く視認することができて作業性の向上に寄与する。
(請求項3について)
給紙棚の各段毎の給紙ミス、紙なし、送り異常、紙詰まり、シート紙の紙受部満載や連段スイッチの選択異常が検知されることにより、丁合作業上の異常をいち早く視認して対処することができ作業性の向上に寄与する。
(請求項4について)
給紙異常の表示は、給紙棚の上下段方向の配列や給紙棚に対応する位置を模しているので、給紙異常の箇所を誤りなく迅速かつ的確に確認し、その異常に即応することができる。
(請求項5について)
報知の種類に応じて異なる報知音が鳴動するので、給紙異常の内容を聴覚によっても確認することができる。
(請求項6について)
入力操作画面の区域設定入力部により、シート紙を配達する区域毎に異なる部数設定を行うことができるので、丁合作業を無駄なく合理的かつ迅速に行うことができる。
(請求項7について)
入力操作画面のタイミング調整入力部により、各給紙棚に収納されたシート紙の送りの遅速を一括して調整することができ、各シート紙の先端部が出すぎたり引っ込みすぎたりすることなく、ほぼ正確に揃えた折込みちらしセットを作成することができる。
(請求項8について)
操作表示部は、左右の側板に取付可能であり、かつ縦軸を中心にして回動調節可能になっているので、丁合時の姿勢などに応じて視認し易い最適の位置に回動調節することができる。
(請求項9について)
操作表示部は通信ケーブルまたは無線通信を介して遠隔入力操作可能であるため、別の離れた場所から入力操作画面に入力できる便宜が得られる。
(請求項10について)
入力操作画面は、メンテナンス画面を備えているため、丁合した運転回数および補修・交換後の部品で丁合した運転回数をカウンター表示できる。このため、耐久性の判断とともに、部品がメンテナンスに要するまでの期間を確認することができて部品の良否や管理モニター付き丁合機自体の消耗度合を判断することができる。
(請求項11について)
操作表示部および演算部は、設定された記憶内容をバックアップ回路により制御されて、二重に記憶保存可能になっている。このため、故障・修理のため操作表示部や演算部を交換する時、新たに操作表示部や演算部へ記憶保存内容を移し換える手間が省け、迅速な修理により丁合作業の中断時間を短縮して丁合作業性の向上に貢献する。
(請求項12について)
特定のシート紙に係る配布区域を予め入力するシート特定モードの選択により、丁合過程でシート紙の配布指定区域の折込み手順に到る時、給紙棚に対するシート紙のセット確認を促す警告表示画面を表出させる。すなわち、シート紙の配布対象が全区域でなく、少部数のシート紙を特定の区域のみに配布してほしいといった依頼であっても、部数の少ないシート紙については、丁合過程で給紙棚に対するシート紙のセット確認を促す警告表示画面が表示される。これにより、少部数のシート紙を作業過程で見逃さず給紙棚に入れ忘れることがなくなり、丁合終了後に少部数のシート紙を手入れ作業により、折込み済みの折込みちらしセットに挿入する手間を省き、販売店業務に加わる多大な負担を防ぐことができる。
(請求項13について)
給紙棚の棚番の特定が選択設定可能であるため、特定の棚番を確認することなく、未給紙で空いている給紙棚にシート紙をセットするだけで済み丁合作業の迅速化に資する。
本発明では、単一の操作表示部で各段の給紙棚の使用条件に応じた各種設定モードを一括して入力操作画面に表示および設定入力することができるようにして、設定入力操作が簡単、かつ短時間で済み丁合作業の合理化に資す。
図1ないし図10、図13ないし図27は本発明の実施例1を示す。図1および図2に示すように、管理モニター付き丁合機1(以後、単に丁合機1と称す)は、前後の正面に付設されたスタート/ストップスイッチWの投入により、モーターRが始動し運転が開始されるもので、両側に側板2、3を立設した下板4を有する。下板4の前側には、搬送ベルト24および排紙ガイド6aが設けられており、シート紙として丁合された折込みちらしSの束が折込みちらしセット5となって載置される紙受けホッパー6が取付けられている。紙受けホッパー6の上方には折り紙用給紙棚7が折り段として設けられ、折り紙用給紙棚7の上方には、互いに前後に対向するように配置された上下複数段の給紙棚7a−7kおよび給紙棚8a−8kが取付けられている。
給紙棚7a−7k、8a−8kの内側端部には、図2および図3に示すように捌き板9の上部に給紙部10を配置している。給紙部10は、図4に示すブラケット10aにより上下揺動可能に設けられ、タイミングベルト11により連結された主動給紙ローラ12および従動給紙ローラ13を給紙ローラとして備えている。給紙部10の主動給紙ローラ12に隣接するようにして搬送ローラ14、15が上下に摺接する状態に配置されている。前後に対向する給紙部10の間には、互いに摺接する一対の縦搬送ローラ16、17(図2参照)が給紙棚7a−7k、8a−8kの段数に対応して設けられている。
給紙棚7a−7k、8a−8kに積載された折込みちらしSは、図2および図3に示すように従動給紙ローラ13により送り出されて主動給紙ローラ12と捌き板9とに挟まれ、搬送ローラ14、15の間から搬送経路に案内される。搬送経路に案内された折込みちらしSは、縦送り装置を構成する縦搬送ローラ16、17を介して下方に送られて最下段のシート折り部18に至る。折り紙用給紙棚7から給送されて折りボックス19aに至った折り紙Gは、上下動する折込み用ナイフ19により中央部が下方に撓むように折られる。撓みにより二つ折り状態になった折り紙Gには、各給紙棚7a−7k、8a−8kから給送されて束になった折込みちらしSが折り込まれて折りローラ20、21により挟み込まれる。折りローラ20、21に挟み込まれた折込みちらしセット5は、駆動ローラ22、23により駆動される搬送ベルト24で運ばれて、図5に示す紙受けホッパー6に排紙ガイド6aに案内されながら放り込まれるように排出される。
図3に示すように、搬送ローラ14、15における折込みちらしSの給送方向の下流側には、マイクロスイッチ25とアクチュエータ27を備えた給紙ミス検知センサー26が設けられている。搬送ローラ14、15が相互に接触し合う位置よりも若干下流側で、折込みちらしSの有無がアクチュエータ27を介して給紙ミス検知センサー26により検出される。給紙ミス検知センサー26からの出力は、図6に示す入出力制御回路28を介して演算部29に送られて、後述する電磁クラッチ30、31および電磁ブレーキ32などを駆動制御する。
給紙棚7a−7k、8a−8kには、連段センサー33およびジャミング検知センサー34が設けられ、連段センサー33は各給紙棚7a−7k、8a−8kにおける折込みちらしSの紙なしを検出し、ジャミング検知センサー34は、搬送ローラ14、15から送られた折込みちらしSが、縦搬送ローラ16、17により送り出されずに留まって紙詰まりが生じたり、大幅に遅れて通過するなどの送り異常を検出する。
丁合機1の側板2、3には、給紙棚7a−7k、8a−8kの各棚部の左右いずれかに対応して、図7の(イ)に示す給紙スイッチ35、ミススイッチ36、連段スイッチ37を設けた主パネル38が取付けられている。スタート/ストップスイッチWが投入された時、ミススイッチ36および給紙スイッチ35のうちいずれかがオン操作されている給紙棚では給紙が行われる。ミススイッチ36がオン操作されている時には、給紙ミス検知センサー26、連段センサー33およびジャミング検知センサー34による検知が働くが、給紙スイッチ35がオン操作されている給紙棚では、演算部29の制御により、給紙ミス検知センサー26による検知が行われず、連段センサー33およびジャミング検知センサー34による検知のみが行われる。ミススイッチ36および給紙スイッチ35のうちいずれかがオン操作されている給紙棚において、連段スイッチ37がオン操作された場合、その上段に隣接する給紙棚との連段動作が行えるようになっている。
また、丁合機1の側板2の前後両側には、図7の(ロ)に示すように、上パネル41に設けられた排出スイッチ39およびテストスイッチ40がスタート/ストップスイッチWとともに取付けられている。排出スイッチ39は、オン操作により後述するように丁合機1の内部に留まった折込みちらしSを縦搬送ローラ16、17などの回転により排出し、オフ操作によりその回転動作を止める。テストスイッチ40は、オン操作により照光ランプを点灯させ、折込みちらしSの給紙テストを行い、再度のオン操作により照光ランプを消灯して給紙テストを停止する。
丁合機1の前側に位置する上パネル41の下方には、図7の(ハ)に示すように、下パネル44に設けられたロックスイッチ42および正転・逆転スイッチ43が取付けられている。ロックスイッチ42は、オン操作により丁合機1を急停止させる。ロックスイッチ42のオン操作時に、正転・逆転スイッチ43をオン操作することにより、低速で正逆方向の送りを行って丁合機1の内部に生じた紙詰まりに対処できるようにしている。
また、丁合機1の側板2の後側上方には、図7の(ニ)に示すように、丁合作業時に各種の異常や使用状態を照光ランプにより示す7seg表示部46が設けられている。7seg表示部46の「総数」欄46aは、折込みちらしセット5のセット部数を表示し、「実行数」欄46bは、現に実行している折込みちらしセット5のセット部数を表示する。「区域」欄46cは、丁合過程で通常カウンターのモード使用時、「−−」を表示し、後述する区域カウンターのモード使用時、区域数(例えば「区域01」)を表示する。「設定」欄46dは、現に設定されている折込みちらしセット5のセット部数を表示する。丁合作業時、後述するように「実行数」欄46bの数値が漸増して「設定数」欄46dの数値に合致するまで丁合動作が継続する。
7seg表示部46の「ホッパー」欄46eは、紙受けホッパー6に折込みちらしセット5が満載された場合に照光ランプを点灯し、同時に「実行数」欄46bに「FULL」と表示する。「送り異常」欄46fは、丁合機1の内部に紙詰まりが生じたり、重送や紙遅れを検知した場合、照光ランプを点灯し、同時に「実行数」欄46bに「Err−J」と表示する。「ミス・前」欄46gおよび「ミス・後」欄46hは、給紙ミスが発生した場合、各給紙棚7a−7k、8a−8kを前後に区別して照光ランプを点灯する。この時、各給紙棚7a−7k、8a−8kに対応して設けられている主パネル38のミスランプ38aも同時に点灯され、給紙ミスが生じた給紙棚を特定して表示する。
さらに、「実行数」欄46bに「Err−1」、「Err−2」あるいは「Err−3」に表示され、数字で示されたセット数において、ミスランプ38aで報知された給紙棚の折込みちらしSが抜けているため、これを確認し折込みちらしSを補充することを警告する。
また、丁合機1の側板2の前側最下端部には、折り紙GのサイズをB5、B4あるいはB3に切換え設定するための折り調整ダイヤル45を設けたパネル(図示せず)が取付けられている。折り調整ダイヤル45は、図6に示すブロック図の演算部29に接続されており、ダイヤル操作により電磁クラッチ31への通電タイミングを制御し、折り紙Gの送りタイミングを調整し、折り紙Gのサイズに見合った位置で二つ折りできるように折り位置を自動調整することができる。
図4に示すように、各給紙棚7a−7k、8a−8kの搬送ローラ14は、搬送ローラ駆動軸14aに取付けられており、搬送ローラ駆動軸14aの一端部には、電磁クラッチ30を介してプーリー47が設けられており、搬送ローラ駆動軸14aの他端部には、電磁ブレーキ32を介してプーリー49が設けられている。給紙ローラ軸13aの一端部には、電磁クラッチ31を介してプーリー48が設けられている。プーリー48と搬送ローラ駆動軸14aのプーリー49とは、タイミングベルト50により駆動可能に連結されている。また、図4に矢印Mで示す方向のみに主動給紙ローラ12および従動給紙ローラ13を回転可能にするために、電磁ブレーキ32とプーリー49との間にワンウェイクラッチ51が設けられている。
プーリー47には、丁合運転開始時にタイミングベルト52を介してモーターRからの駆動力が伝達されるようになっており、電磁クラッチ30が励磁されると、搬送ローラ駆動軸14aを介して搬送ローラ14を回転させる。搬送ローラ駆動軸14aの回転駆動により、その回転力がプーリー49およびタイミングベルト50を介してプーリー48に伝わり、給紙ローラ軸13aを介して主動給紙ローラ12および従動給紙ローラ13を矢印Mの方向に回転駆動する。折込みちらしSがアクチュエータ27に到達すると、その到達をマイクロスイッチ25の閉成により給紙ミス検知センサー26が検知し、電磁ブレーキ32が励磁されて搬送ローラ駆動軸14aの回転を瞬時に停止させるようになっている。
図6に示す演算部29は各種スイッチやセンサーの入出力を通信により集中管理しており、後述する操作表示部53の入力操作画面53aの入力および表示を制御するものである。各給紙棚7a−7k、8a−8kの電磁クラッチ30、31および電磁ブレーキ32も同様に演算部29への通信を介して、図8に示すタイミングチャートに基づいて制御されている。このタイミングチャートは、エンコーダEmからのタイミングパルスに基づいて、各給紙棚7a−7k、8a−8kの折込みちらしSを一枚毎に給紙させる給紙サイクルを示し、搬送ローラ駆動軸14aと給紙ローラ軸13aの回転タイミングを表している。なお、空白部□は、慣性モーメントによる惰性回転を示す。
タイミングチャートに基づいて、主動給紙ローラ12、従動給紙ローラ13および搬送ローラ14、15による折込みちらしSの給紙が開始され、各給紙棚7a−7k、8a−8kから給紙された折込みちらしSの先端部が揃うように制御している。操作表示部53と演算部29とは、設定された記憶内容をバックアップ回路54により記憶装置55に二重に記憶保存するように制御されている。
このため、故障・修理のため操作表示部53や演算部29を交換する時、新たな操作表示部53や演算部29に記憶保存内容を移し換える手間を省くことができる。なお、後述するホッパー満載スイッチ66は、スタート/ストップスイッチWおよびロックスイッチ42とともにリレー回路Reを介して演算部29に接続され、演算部29とモーターRとは、リレー回路ReおよびインバーターIeを介して接続されている。排出スイッチ39、テストスイッチ40および折り調整ダイヤル45は、7seg表示部46を介して演算部29に接続されている。
丁合機1において、図1に示す側板2、3の一方には、予め準備された使用条件設定モードに応じて丁合条件を設定入力するため、各種の丁合画面を表示し、入力することができる入力操作画面53aを有するパネル状の操作表示部53が設けられている。操作表示部53は、演算部29と通信ケーブル56を介して接続されており、図9に示すように蝶ナット57を緩み調節することにより、矢印Nで示すように角度θだけ前後に揺動可能、かつ図10の(イ)、(ロ)に示すように縦軸58を中心にして左右に回動調節可能になっている。
図11は、丁合機1に搬送昇降装置59が付設された例を示す。搬送昇降装置59は、例えば特許第3372678号公報に記載されているように、排紙ガイド6aの引き上げ装置59aを内蔵した踏箱60が設けられたベルトコンベヤー61および渡受け部62を左右に有し、渡受け部62には駆動柱部63が立設されている。駆動柱部63には、紙受台65を支持する左右一対のフォーク64が上下方向に移動可能に設けられている。搬送昇降装置59を付設する場合、紙受けホッパー6が置かれた位置にベルトコンベヤー61を配置する。ベルトコンベヤー61上の折込みちらしセット5は、その積載高さが所定(例えば15cm)になると、ホッパー満載スイッチ66が紙受部満載として検知し(図5参照)、丁合機1の丁合動作を停止し、渡受け部62に運び渡されて紙受台65上に置かれる。
ついで、丁合機1の演算部29から駆動柱部63に内蔵された搬送昇降制御部67への通信が行われることにより、紙受台65が折込みちらしセット5を載せたまま上方に移動させる。このため、作業者が腰を屈めなくても折込みちらしセット5の持ち運びができ、運搬作業が楽になり作業性が向上する。折込みちらしセット5が紙受台65から運搬されたか否かは、受台センサー68により検知されるようになっており、折込みちらしセット5が運び去られると、紙受台65が下方に移動して、次の折込みちらしセット5の積載に待機する。受台センサー68は、例えば受光素子と発光素子(図示せず)とからなり、発光素子からの投光が紙受台65に設けられた反射板69を介して反射するか否かで紙受台65上の折込みちらしセット5の有無を判断する。なお、踏箱60は、給紙棚7a−7k、8a−8kに手の届かない小柄な作業者が折込みちらしSを給紙棚7a−7k、8a−8kに載置する際の足掛けとしても使用される。
図12は、操作表示部53を丁合機1から独立して設けた例を示す。この場合、通信ケーブル56を延長させることにより、操作表示部53を丁合機1から切り離して、別の場所で操作表示部53を持ちながら入力操作画面53aを遠隔操作できるように構成している。操作表示部53と演算部29との通信に関しては、ケーブル56を用いずに、無線通信で行うこともできる。
丁合機1の運転開始に先立って、操作表示部53の入力操作画面53aで、図13の(イ)に示すようにメニュー画面70を表示する。画面表示されたそれぞれのモード欄をタッチ操作により選択すると、各種の丁合条件の入力操作が実行可能となる入力操作画面を新たに彩色表示する。メニュー画面70では、丁合を行う際のカウンターを表示する「通常カウンター」モード20Sと「区域カウンター」モード33S、区域毎の設定部数を予め入力するための画面を表示する「区域を設定する」モード31S、丁合終了時に各給紙棚7a−7k、8a−8kのスイッチを全て切る「ミス・給紙・連段スイッチのリセット」モード8S、丁合作業者による丁合条件の変更入力が可能な画面を表示する「ユーザー設定」モードS0、丁合機1に搭載された各種センサーの導通確認など、メンテナンス業務を行うための画面を表示する「メンテナンス」モード11Sが表示される。
メニュー画面70のタッチ操作により「ユーザー設定」モードS0を選択すると、図13の(ロ)に示すパスワード画面71が表示される。このパスワード画面71に表示された空欄に所定のユーザー専用暗号(パスワード)をテンキー10Tで入力して「決定」欄2Sを選択すると、図13の(ハ)に示すように、指示事項1〜7を含むユーザー設定画面72が表示される。パスワード画面71でユーザー専用暗号を入力することなく「決定」欄2Sを選択すると、元のメニュー画面70に戻るようになっている。また、後述する「メンテナンス」モードの初期設定画面78の指示事項26に記された「ユーザー設定」モードS0のパスワード使用に関する設定を「しない」に切換えた場合、タッチ操作によって「ユーザー設定」モードS0を選択すると、図13の(ハ)に示す指示事項1〜7を含むユーザー設定画面72が表示され、図13の(ロ)に示すパスワード画面71は表示されない。
ユーザー設定画面72における指示事項1では、後述する「区域カウンター」モード33Sを使用した丁合時、区域毎の設定部数に達して丁合作業が停止した場合の画面クリア操作に関する切換え設定を行う(図24の(ニ)参照)。「保護有り」を選択した場合、「移行する」欄36Sをタッチ操作することにより、その区域の丁合画面をクリアして、次の区域を表示した画面に移行しないと、スタート/ストップスイッチWを押しても丁合機1の再スタートが行えない。「保護有り」をタッチ操作すると、図示はしないが、「保護なし」に反転表示されて選択が切換わり、「移行する」欄36Sをタッチ操作しなくても、スタート/ストップスイッチWを押すと、次の区域に移行して丁合機1の再スタートを行うことができる。
指示事項2では、折り紙Gの給紙を検知するセンサーの切換え設定を行う。「折りJAM」を選択した場合、折り紙Gが折りボックス19a内に給紙されないと、図2に示す折りボックスセンサー19bにより給紙ミスと検知される。「折りJAM」をタッチ操作すると、図示はしないが、「ミスセンサー」に反転表示されて選択が切換わり、折り紙Gの給紙は、折り紙用給紙棚7の給紙ミス検知センサー26によって検知される。
指示事項3では、縦搬送ローラ16、17で搬送される折込みちらしSの通過や詰まりを検知するジャミング検知センサー34の使用切換え設定を行う。「使用する」を選択すると、ジャミング検知センサー34により折込みちらしSの送り異常や紙詰まりが検知される。「使用する」をタッチ操作すると、図示はしないが、「使用しない」の表示に反転表示されて選択が切換わり、折込みちらしSの遅れや重送といった送り異常や紙詰まりを検知しない。
指示事項4では、設定部数に達して丁合が終了した時の音の有無に関する切換え設定を行う。「鳴らす」を選択すると、丁合終了時にブザー音を鳴動させて報知する。「鳴らす」をタッチ操作すると、図示はしないが、「鳴らさない」に反転表示されて選択が切換わり、丁合終了時にブザー音を鳴動させない。
指示事項5では、給紙ミスを報知するエラー音について、丁合機1の前側の給紙棚(7a−7k、7)で発生した場合と後側の給紙棚(8a−8k)で発生した場合とで報知する音を異ならせるか、同一の音にするかの切換えを設定する。「区別する」を選択すると、給紙ミスが丁合機1の前側の給紙棚(7a−7k、7)で発生した場合、後側の給紙棚(8a−8k)で発生した場合、ならびに前側と後側で同時に発生した場合によって、三種類の異なるエラー音を鳴動させる。「区別する」をタッチ操作すると、図示はしないが、「区別しない」に反転表示されて選択が切換わり、丁合機1のいずれの給紙棚で給紙ミスが発生しても、同一のエラー音を鳴動させる。
指示事項6では、エラー発生時や丁合終了時に報知するブザー音の鳴動持続時間を設定する。モード欄3Sのタッチ操作を行い、モード欄4S、5Sのタッチ操作により、モード欄3Sの目盛り表記(例えば、1〜9)が増減することにより、鳴動持続時間を数値設定することができる(例えば、ブザー音の鳴動持続時間を単位目盛り当たり約1秒間とする)。
指示事項7では、丁合機1に搬送昇降装置59を付設した場合、設定された折込みちらしセット5の部数毎に丁合動作を区切るか否かを設定する。「使用しない」を選択すると、折込みちらしセット5が積み重なることにより排紙ガイド6aを押し上げてホッパー満載スイッチ66により検知されるまで、丁合を停止しない。「使用しない」をタッチ操作すると、図示はしないが、「使用する」に反転表示されて選択が切換わり、折込みちらしセット5の単位部数毎に丁合動作を停止する設定に切換わる。モード欄4S、5Sのタッチ操作により、モード欄6Sの目盛り表記(例えば、10〜99)が増減し、単位部数の数値設定を行うことができる(例えば、単位目盛り当たり1部とする)。
指示事項7でのいずれの選択においても、丁合動作の停止信号を演算部29が搬送昇降制御部67に送信することにより、折込みちらしセット5の搬送昇降動作が引き続き行われる。「次」欄7Sの選択により、図13の(ニ)に示す後続のユーザー設定画面73が表示される。このユーザー設定画面73では、指示事項8〜14が未使用の空欄となっており、今後の必要に応じて指示事項を補充できる余裕を広範囲に設けている。
ユーザー設定画面73における「前」欄9Sの選択により、前画面に戻って、図13の(ハ)に示すユーザー設定画面72が表示され、「メニュー」欄1Sの選択により、図13の(イ)に示すメニュー画面70に戻る。メニュー画面70で「メンテナンス」モード11Sを選択すると、図13の(ロ)に示すパスワード画面71が表示される。パスワード画面71に表示された空欄に所定のメンテナンス専用暗号(パスワード)をテンキー10Tで入力して「決定」欄2Sを選択すると、図14の(イ)に示すメンテナンス用のメニュー画面75が表示される。なお、パスワード画面71でメンテナンス専用暗号を入力することなく「決定」欄2Sを選択すると、元のメニュー画面70に戻るようになっている。
メンテナンス用のメニュー画面75で「ユーザー設定」モードS0を選択すると、図13の(ハ)で示したユーザー設定画面72が表示され、パスワード画面71は表示されなくなる。メンテナンス用のメニュー画面75でモード欄12Sを選択すると、図14の(ロ)に示すように、指示事項1〜7を含む第1頁目の初期設定画面76が表示される。
指示事項1では、折込み用ナイフ19のタイミング調整を行う。テンキー10Tにより数値(例えば、0〜199の範囲)を増減させて、「決定」欄2Sを選択することで、折込み用ナイフ19の上下動に関するタイミング調整を行うことができる。
指示事項2では、折り紙Gの給紙に関するタイミングを調整する。テンキー10Tにより数値(例えば、0〜199の範囲)を増減させて、「決定」欄2Sを選択することで、折り紙Gの給紙を先行させる場合、テンキー10Tにより数値を減少させる。これとは逆に折り紙Gの給紙タイミングを遅らせる場合、テンキー10Tにより数値を増加させる。
指示事項3では、紙受けホッパー6の満載を検知する際、ホッパー満載スイッチ66の連続検知間隔を長短調整する。連続検知間隔の調整は、搬送昇降装置59の付設時、排紙ガイド6aの跳ねによる誤動作防止を図るためである。紙受けホッパー6の満載を検知した後、設定した間隔をおいて再びホッパー満載スイッチ66による検知を行い、折込みちらしセット5が紙受けホッパー6に確実に満載されたことを確認する。テンキー10Tにより数値(例えば、0〜10の範囲)を入力して、「決定」欄2Sを選択することで、連続検知間隔を調整することができる(例えば、単位目盛り当たり0.1秒とする)。
指示事項4では、折込みちらしSの通過や紙詰まりを検知するジャミング検知センサー34の検出タイミングを調整する。テンキー10Tにより数値(例えば、0〜40の範囲)を増減させ、「決定」欄2Sを選択することで、ジャミング検知センサー34の作動するタイミングの遅速を調整することができる。
指示事項5では、丁合機1のモーターRの始動から折込みちらしSの給紙開始までの空送り回数を増減調整する。テンキー10Tにより数値(例えば、0〜9の範囲)を増減させ、「決定」欄2Sを選択することで、丁合機1の空送り回数を調整することができる。 指示事項6では、丁合機1による折込みちらしSの給紙停止からモーターRの停止までの空送り回数を増減調整する。指示事項5と同様にテンキー10Tにより数値(例えば、0〜9の範囲)を増減させ、「決定」欄2Sを選択することで、丁合機1の空送り回数を調整することができる。
指示事項7では、電磁ブレーキ32の作動タイミングを遅速調整することができる。
初期設定画面76の「次」欄7Sの選択により、図14の(ハ)に示すように、指示事項10〜19を含む第2頁目の初期設定画面77が表示される。また、初期設定画面76の「メニュー」欄1Sを選択すると、前画面のメニュー画面75に戻る。
指示事項10では、折り紙用給紙棚7から折り紙Gが給紙されない場合に、折込みちらしセット5のカウントを行うか否かを設定する。「する」を選択すると、折り紙Gが給紙されなくても、折り紙Gが抜けた折込みちらしセット5も一部としてカウントが行われる。「する」をタッチ操作すると、図示はしないが、「しない」に反転表示されて選択が切換わり、給紙ミス検知センサー26または折りボックスセンサー19bにより折り紙Gの給紙が検知されない場合、折り紙Gが抜けた折込みちらしセット5の部数はカウントされない。この選択は、折り紙Gが給紙されないと折込みちらしセット5が形成されないため、折込みちらしセット5の部数が不足することを防ぐ。
指示事項11では、折り紙用給紙棚7に紙の有無を検知する連段センサー33を機能させるか否かを設定する。「しない」を選択すると、給紙棚7a−7k、8a−8kの紙なしを検知しない仕様となり、「しない」をタッチ操作すると、図示はしないが、「する」に反転表示して選択が切換わり、紙なしを検知する仕様となる。
指示事項12では、後述する紙揃え調整画面102のスタート保護モードの切換え設定を行う(図27参照)。「保護有り」を選択すると、紙揃え調整画面102の表示時には、スタート/ストップスイッチWを押しても、モーターRは始動しない。「保護有り」をタッチ操作すると、図示はしないが、「保護なし」に反転表示されて選択が切換わり、紙揃え調整画面102の表示中においても、スタート/ストップスイッチWを押すと、モーターRが始動する。
折込みちらしSが搬送ローラ14、15や縦搬送ローラ16、17の間に留まったり、紙詰まりを起こした時、排出スイッチ39を押すことにより、縦搬送ローラ16、17が回転して、丁合機1の内部に留まった折込みちらしSを排出するように制御している。指示事項13では、「センサー」を選択すると、排出スイッチ39が押された時、給紙ミス検知センサー26が折込みちらしSを検知している給紙棚のみ、搬送ローラ14、15も縦搬送ローラ16、17と同時に回転させることができる。「センサー」をタッチ操作すると、図示はしないが、「SW」に反転表示されて選択が切換わり、ミススイッチ36および給紙スイッチ35のうちいずれかがオン操作されて、折込みちらしSの給紙を行っている全ての給紙棚7a−7k、8a−8kにおいて、搬送ローラ14、15も縦搬送ローラ16、17と同時に回転させることができる。
指示事項14では、連段スイッチ37の操作設定の不備に関する監視制御の切換えを行う。「する」を選択すると、ミススイッチ36または給紙スイッチ35がオン操作されていなければ、その給紙棚の連段スイッチ37を単独でオンさせることができず、連段スイッチ37は強制的にオフになる。「する」をタッチ操作すると、図示はしないが、「しない」に反転表示されて選択が切換わり、連段スイッチ37を単独でオンさせることができる。
指示事項15では、給紙棚7a−7k、8a−8kに積載された折込みちらしSが給紙中になくなった時、電磁クラッチ31を動作させるか否かの切換え設定を行う。「しない」を選択すると、紙なし時に電磁クラッチ31は動作せず、「しない」をタッチ操作すると、図示はしないが、「する」に反転表示されて選択が切換わり、紙なし時においても電磁クラッチ31が動作する。
指示事項16では、ジャミング検知に伴うモーターRの停止動作の切換え設定を行う。「通常」を選択すると、折込みちらしSの送り異常や紙詰まりといったジャミング検知後に、全給紙棚7a−7k、8a−8k、7の一連の給紙動作を実行してから停止し、折込みちらしセット5の部数を示す実行数とカウントアップ数値とが常に一致するようにしている。「通常」をタッチ操作すると、図示はしないが、「即停止」に反転表示して選択が切換わり、ジャミング検知時、丁合作動中でも即座にモーターRを停止させ、紙詰まりの発生をなるべく起こさないようにすることもできる。
指示事項17では、給紙ミス検知センサー26の検知タイミングの遅速切換え設定を行う。「速い」を選択すると、給紙ミス検知センサー26の検知を速く働かせて僅かな給紙遅れも検知する。「速い」をタッチ操作すると、図示はしないが、「遅い」に反転表示されて選択が切換わり、給紙ミスの検知が遅く働き、多少の給紙遅れは検知しなくなる。
指示事項18では、連段センサー33の検知タイミングの遅速切換え設定を行う。「速い」を選択すると、折込みちらしSの有無を速いタイミングで確認する。「速い」をタッチ操作すると、図示はしないが、「遅い」に反転表示されて選択が切換わり、折込みちらしSの有無を遅いタイミングで確認して検知誤認の機会を減少させる。
指示事項19では、各給紙棚7a−7k、8a−8kにおける折込みちらしSの紙なし検出を行うか否かを切換え設定する。「する」を選択すると、丁合運転のスタート時に連段センサー33による紙なし検出を行い、給紙スイッチ35またはミススイッチ36が選択されているにも拘らず、折込みちらしSが積載されていない給紙棚を検出する。「する」をタッチ操作すると、図示はしないが、「しない」に反転表示されて選択が切換わり、運転スタート時に各給紙棚7a−7k、8a−8kの紙なし検出を行わない。
初期設定画面77において「次」欄7Sをタッチ操作すると、図15に示すように、指示事項20〜29を含む第3頁目の初期設定画面78が表示される。また、初期設定画面77において、「前」欄9Sを選択すると初期設定画面76が表示され、前画面に戻ることもできる。さらに、「メニュー」欄1Sを選択した場合は、メニュー画面75が表示される。なお、初期設定画面78および後述のメンテナンス画面80〜85においても同様に、「次」欄7Sを選択すると後続する次画面が表示され、「前」欄9Sを選択すると前画面に表示が切換わり、「メニュー」欄1Sを選択するとメニュー画面75に表示が切換わる。
指示事項20では、ジャミング検出タイミングの遅速切換え設定を行う。「速い」を選択すると、ジャミング検知センサー34の検知が速いタイミングで働き、「速い」をタッチ操作すると、図示はしないが、「遅い」に反転表示され選択が切換わり、ジャミング検知センサー34の検知が遅く働く。
指示事項21では、エラー発生後のスタート保護切換え設定を行う(図27の(ハ)参照)。「保護なし」を選択して、後述するエラー表示画面104を表示した状態でスタート/ストップスイッチWを選択すると、モーターRを始動させることができる。「保護なし」をタッチ操作すると、図示はしないが、「保護有り」に反転表示されて選択が切換わる。この時にはエラー発生時、エラー表示画面104を表示した状態で「確認」欄fSをタッチ操作しない限り、スタート/ストップスイッチWを選択してもモーターRを始動することができない。
指示事項22では、スタート/ストップスイッチWによるカウンタークリアの切換え設定を行う。「受付ない」を選択すると、設定部数に達して丁合が終了した時に、スタート/ストップスイッチWを押しても、カウンターが0にクリアされず、画面上で実行数のクリア操作を行わない限り、運転をスタートさせることができない。「受付ない」をタッチ操作すると、図示はしないが、「受付る」の選択に切換わり、カウンター終了時にスタート/ストップスイッチWを1回押すとカウンターの数値が0にクリアされ、2回押すことによってモーターRの始動により運転をスタートさせることができる。
指示事項23、24では、搬送昇降装置59を付設する際の機種切換え設定を行う。
指示事項25では、丁合時、折込みちらしセット5の実行数のカウント表示を、カウントアップ表示にするか、設定数からのカウントダウン表示にするかの切換え設定を行う。 指示事項26では、「ユーザー設定」モードS0のパスワード使用に関する切換え設定を行う。「しない」を選択すると、ユーザー専用暗号を入力しなくても、ユーザー設定画面72を表示させることができる。「しない」をタッチ操作すると、図示はしないが、「する」に反転表示されて選択が切換わり、パスワード画面71でユーザー専用暗号を入力しないと、ユーザー設定画面72を表示させることができない。なお、残る指示事項27〜29は未設定の空欄となっており、今後必要に応じて他の指示事項を設定することができる。
初期設定画面78で「次」欄7Sを選択すると、指示事項30〜39を含む第4頁目の初期設定画面(図示せず)が表示される。第4頁目の初期設定画面の複数の指示事項は、初期設定画面78の指示事項27〜29と同様に未設定の空欄となっており、今後必要に応じて指示事項の補充を広範囲に行えるようにしている。
図14の(イ)のメンテナンス用のメニュー画面75でモード欄10Sを選択すると、図16の(イ)に示すように、第1頁目のメンテナンス画面80が表示される。メンテナンス画面80では、給紙棚7a−7k、8a−8kに付された棚番(01〜22)に対応する各段の電磁クラッチ31、30および電磁ブレーキ32(順に記号C1、C2、B1で表記)の通電駆動を確認することができる。各棚番(01〜22)の記号C1、C2、B1を選択すると、記号C1、C2、B1が異なる色彩表示となって、該当する電磁クラッチ31、30および電磁ブレーキ32が通電状態となる。記号C1、C2、B1を再びタッチ操作すると、該当する電磁クラッチ31、30および電磁ブレーキ32の通電が遮断され、解放状態に切換わる。また、折り紙用給紙棚7の棚番(折)に対応する電磁クラッチ31も同様に確認することができる。
図16の(イ)のメンテナンス画面80で「次」欄7Sをタッチ操作すると、図16の(ロ)に示すように、第2頁目のメンテナンス画面81が表示される。メンテナンス画面81では、給紙棚7a−7k、8a−8kに付された棚番(01〜22)に対応する各段のミススイッチ36、連段スイッチ37、給紙スイッチ35、給紙ミス検知サンサー26、連段センサー33およびジャミング検知センサー34(順にランプl、m、n、o、p、qで表記)の作動状態を確認することができる。
メンテナンス画面81の表記は、左側を丁合機1の上方、右側を下方として、実際の各スイッチおよび各センサーの配置に模して表示している。メンテナンス画面81で、該当する給紙棚のミススイッチ36、連段スイッチ37および給紙スイッチ35を選択すると、メンテナンス画面81の該当する棚番(01〜22)のランプが点灯表示される。これら各スイッチは照光スイッチとなっており、対応するランプl、m、nは二段表示となっていて、一段目が照光スイッチのLED点灯の有無に連動し、二段目がスイッチング機能と連動して通電状態が表示される。また、各給紙棚の給紙ミス検知サンサー26、連段センサー33およびジャミング検知センサー34の検知機能とも連動して、各センサーが通電状態となると、該当する棚番(01〜22)の各センサーに対応するランプo、p、qが点灯表示される。この通電確認により、各センサーが正常に機能しているか否かを、確認することができる。なお、メンテナンス画面81の右側部には、折り紙用給紙棚7の折りボックスセンサー19bに対応するランプ(r)、ならびにホッパー満載スイッチ66に対応する通電確認用のランプ(t)による各表示も設けられている。
図16の(ロ)のメンテナンス画面81で「次」欄7Sを選択すると、図16の(ハ)に示すように、第3頁目のメンテナンス画面82が表示される。メンテナンス画面82では、棚番(01〜22)に対応する電磁クラッチ30における出荷検査時のタイミング設定や経年変化に起因する誤差を微調整することができる。調整値の入力時、例えば、各棚番(01〜22)の表示をタッチ操作すると、その棚番と調整値の欄が異なる色彩で表示され、入力可能状態となる。または、モード欄13S、14Sを繰返し選択すると各棚番(01〜22)の間で循環選択され、選択された棚番で入力可能状態となる。モード欄15S、16Sに対して繰り返しタッチ操作を行うと、調整値が増減し、所望の調整値に設定することができる。
図16の(ハ)のメンテナンス画面82において「次」欄7Sを選択すると、図17の(イ)に示すように、第4頁目のメンテナンス画面83が表示される。メンテナンス画面83では、丁合機1の運転頻度や消耗部品の使用期間の確認を行うことができる。メンテナンス画面83の「総数」は、丁合機1の運転動作総数を示し、改ざん・捏造を防止するためにリセット表示を省き、クリアできないようにしている。「メモリカウンタ1」、「メモリカウンタ2」および「メモリカウンタ3」は、メンテナンス時にリセット操作を行うことで、各種の消耗部品の交換頻度などを確認することができる。モード欄17S、18S、19Sのタッチ操作により、リセットして数値を0にクリアすることができる。
図17の(イ)のメンテナンス画面83で「次」欄7Sを選択すると、図17の(ロ)に示すように、第5頁目のメンテナンス画面84が表示される。メンテナンス画面84では、欄a1においてエンコーダEmからのパルスが正常にカウントされているか確認を行い、欄a2でロックスイッチ42の入力を確認し、欄a3でスタート/ストップスイッチWの入力を確認することができる。欄a4で折り紙Gの用紙サイズをB4からB3に切換える折り調整ダイヤル45の入力を確認し、欄a5で排出スイッチ39の入力を確認することができる。欄a6でテストスイッチ40の入力を確認し、欄a7でスタートセンサー(図示せず)のパルス信号を確認し、さらに欄a8でタイミングセンサー(図示せず)のパルス信号を確認することができる。また、モード欄mSを選択すると、モーターRを回転させて出力も確認することができる。欄a9〜a13については、搬送昇降装置59の付設時、丁合機1の演算部29と搬送昇降装置59の搬送昇降制御部67との通信状態を確認するために設けられており、搬送昇降装置59との連動動作に関わる通信状態を確認することができる。
図17の(ロ)のメンテナンス画面84で「次」欄7Sを選択すると、図17の(ハ)に示すように、第6頁目のメンテナンス画面85が表示される。メンテナンス画面85では、各棚番(01〜22)の「ミス」、「連」および「JAM」の欄が、順に各給紙棚(7a−7k、8a−8k)の給紙ミス検知センサー26、連段センサー33およびジャミング検知センサー34に対応し、また、棚番(折)の「ミス」の欄は、折り紙用給紙棚7の給紙ミス検知センサー26に対応している。これら各棚番において「ミス」、「連」あるいは「JAM」の各モード欄をタッチ操作することにより、その給紙棚の給紙ミス検知センサー26、連段センサー33あるいはジャミング検知センサー34に対応する各表示が彩色変化し、各センサーの検知を一切機能させないように無効化することができる。
前述したように、メンテナンス画面85において「メニュー」欄1Sを選択すると、図14の(イ)に示すメニュー画面75に戻る。メニュー画面75で、「通常カウンター」モード20Sを選択すると、図18の(イ)に示すように、通常カウンター画面86が表示される。通常カウンター画面86のモード欄21Sを選択すると、図18の(ロ)に示す通常カウンターの設定数入力画面87が表示される。設定数入力画面87のテンキー10Tにより、折込みちらしセット5の折込み部数を入力すると、図18の(ハ)に示すように、設定数入力画面87に入力部数に応じた「設定数」が表示される。また、「設定数」の書込みを誤った場合、設定数入力画面87のモード欄23Sの選択により、「設定数」を「0」にクリアし、再入力により修正することができる。
図18の(ハ)に示す設定数入力画面87で「設定数」の入力後に「決定」欄22Sを選択すると、図19の(イ)に示すように、通常カウンター画面89が表示される。この通常カウンター画面89でスタート/ストップスイッチWを投入すると、モーターRが始動し、丁合作業が開始される。丁合作業中に「メニュー」欄1Sを選択した場合、図19の(ロ)に示すメニュー画面75aが表示され、「区域カウンター」モード33Sへの変更ができない旨のメッセージが表示される。この時には、「通常カウンター」モード20Sの選択により丁合作業を再開させることができる。
設定部数に折込みちらしセット5の部数が達して折込みが終了すると、図19の(ハ)に示すように、通常カウンター画面89aが表示されて丁合作業を停止する。通常カウンター画面89aのモード欄25Sを選択すると、「実行数」が0にクリアされる。
通常カウンター画面89aでモード欄27Sを選択すると、図20の(イ)に示すように、追加モード画面91が表示される。追加モード画面91の「+」欄10Uを上乗せしたい折込み部数だけタッチ操作すると、当初の「設定数(元)」欄11Uの数値に上乗せされた部数分だけ加算された数値が、図20の(ロ)に示すように、追加モード画面91の「設定数(新)」欄22Uに表示される。折込み部数を過剰に上乗せしてしまった場合、「−」欄12Uを必要回数だけタッチ操作することにより、所望の折込み部数に減数修正することができる。
追加モード画面91の「戻る」欄13Uを選択すると、図20の(ハ)に示すように、通常カウンター画面89が表示され、スタート/ストップスイッチWにより上乗せした追加部数の丁合作業が開始される。この丁合過程では、図21の(イ)に示すようにモード欄26Sの「実行数」欄の数値が漸増し、モード欄21Sの「設定数」の数値に合致すると、追加部数の丁合作業が終了する。追加部数の丁合が終了すると、図21の(ロ)に示すように、図19の(ハ)と同様な通常カウンター画面89aが表示され、モード欄25Sの選択により、モード欄26Sの「実行数」欄が0にクリアされて、図21の(ハ)に示す通常カウンター画面89が表示される。
なお、丁合途中であっても、通常カウンター画面89のモード欄28S、26Sのうちいずれかを選択すると、図22の(イ)、(ロ)に示すように、通常カウンター画面93、94が表示される。通常カウンター画面93におけるモード欄29Sの「総数をクリアする」、あるいは通常カウンター画面94におけるモード欄30Sの「総数、実行数共にクリアする」を選択すると、図22の(ハ)に示すように通常カウンター画面89(図19の(イ)と同様)の画面表示に戻る。
図13の(イ)のメニュー画面70に戻して、「区域を設定する」モード31Sを選択すると、図23に示すように区域設定画面95が表示され、区域折込み枚数登録を実行することができる。すなわち、区域設定画面95の「区域」欄14Uには、例えば01〜99までの区域番号が付されており、折込みちらしセット5の配布地の区域をコード化している。各区域毎に折込みちらしセット5の「設定数」欄15Uを入力するため、「△」欄16U、「▽」欄17U、前画面切換記号欄18Uおよび次画面切換記号欄19Uをタッチ操作することにより、彩色されたカーソルが上下に移動して区域番号を選択することができる。すなわち、「△」欄16Uおよび「▽」欄17Uを選択すると、カーソルが単段ずつ上下に移動し、前画面切換記号欄18Uおよび次画面切換記号欄19Uを選択すると、前画面または次画面が表示され、カーソルを移動して所望の区域番号を選択できるようになっている。
例えば、図23の(ロ)に示すように、カーソルが停留する区域番号でテンキー10Tの数字入力操作を行って「決定」欄2Sを選択すると、各区域番号の「設定数」欄15Uに折込みちらしセット5の必要部数を入力することができる。入力を誤った場合や「設定数」欄15Uを空欄に戻したい場合、カーソルが停留する区域番号で「消去」欄20Uを選択した後、「決定」欄2Sを選択すると、「設定数」が0にクリアされるため、再入力が可能となる。
入力終了後は、区域設定画面95の「終了」欄41Sを選択すると、区域折込み枚数登録が終了し、図13の(イ)のメニュー画面70に戻る。このメニュー画面70で「区域カウンター」モード33Sを選択すると、図24の(イ)に示すように区域カウンター画面96が表示される。区域カウンター画面96では、図23に示す区域設定画面95において入力された設定部数を区域毎に丁合することができる。すなわち、区域カウンター画面96のモード欄34S、35Sの選択により、所望の区域番号と入力済みの設定数が表示され、スタート/ストップスイッチWを押すことにより、その区域の丁合作業が開始される。この丁合過程(例えば「区域01」)では、図24の(ロ)に示すようにモード欄26Sの「実行数」欄の数値が漸増し、モード欄21Sの「設定数」の数値に合致するまで丁合作業が継続する。
図24の(ロ)に示す区域カウンター画面96で丁合作業時、「メニュー」欄1Sをタッチ操作した場合、図24の(ハ)に示すメニュー画面75bに切換わり、丁合途中では通常カウンター画面86の表示へ切換えができない旨が表示される。この時、スタート/ストップスイッチWは、区域カウンター画面96の表示のみで作動し、スタート/ストップスイッチWを区域カウンター画面96以外の画面表示の状態で押したとしても、モーターRは始動せず、エラー音とともに丁合画面が正常でないことを報知する。
なお、モード欄34S、35Sを選択しなくても、区域番号は番号順に順次表示されるので、区域順に丁合作業を続けることができる。すなわち、特定区域に対する折込みちらしSの丁合が終了すると、設定部数に達したことを終了音によって報知され、図24の(ニ)に示すように、その区域の丁合完了を示す区域カウンター画面96aが表示される。区域カウンター画面96aの「移行する」欄36Sを選択すると、次の区域番号(「区域02」)に移行し、上記と同様に区域番号に応じた「設定数」が表示され、折込みちらしSの丁合作業を再開することができる。
各区域の「設定数」の丁合を実行する際、配布日の各配布対象区域の状況変化などが生じた場合、区域によっては丁合部数の増加を求められることがある。この場合、各区域の「設定数」の丁合を実行する毎に、折込みちらしセット5の部数を上乗せすることができる。
すなわち、図24の(ニ)に示す区域カウンター画面96aの「設定値追加」欄21Uを選択すると、図25の(イ)に示す追加モード画面91が表示される。追加モード画面91の「+」欄10Uで上乗せしたい折込み部数だけタッチ操作すると、当初の「設定数(元)」欄11Uに上乗せされた折込み部数が加算され、図25の(ロ)に示すように、追加モード画面91に「設定数(新)」欄22Uに加算された部数が表示される。区域についての折込み部数を過剰に上乗せ設定してしまった場合、「−」欄12Uを必要回数だけタッチ操作することにより、所望の折込み部数に減小修正することができる。
追加モード画面91の「戻る」欄13Uを選択すると、図25の(ハ)に示す区域カウンター画面96が表示され、スタート/ストップスイッチWを押すことにより、上乗せした追加部数の丁合作業が開始できる。この丁合過程でモード欄26Sの「実行数」欄の数値が「設定数」に合致すると、追加部数の丁合作業が終了する。この時、図26の(イ)に示すように、再び丁合完了を示す区域カウンター画面96aが表示され、「移行する」欄36Sを選択することにより、図26の(ロ)に示すように、区域番号(「区域02」)が異なる区域カウンター画面96が表示される。この区域番号の丁合が終了すると、丁合完了を示す区域カウンター画面96aが表示され、上述のように「移行する」欄36Sを選択することにより、次の区域に移行する。このように、区域カウンター画面96では、区域番号順に逐次表示されるため、同様な操作を経て丁合作業を継続させることができる。また、いずれの区域においても、上述のように区域カウンター画面96aの「設定値追加」欄21Uを選択して追加モード画面91を用いることで、設定部数の上乗せを行うこともできる。
「区域を設定する」モード31Sで「設定数」が入力された全区域についての丁合作業が終了すると、丁合完了音の鳴動により報知されるとともに、図26の(ハ)に示す区域カウンター画面96bが表示される。区域カウンター画面96bのモード欄38Sのタッチ操作により「実行数」が0にクリアされ、モード欄37Sのタッチ操作により「実行数」と「総数」がともに0にクリアされて、図24の(イ)と同様な区域カウンター画面96に戻る。
なお、区域カウンター画面96において、モード欄28Sで「総数」欄を選択すると、図26の(ニ)に示す区域カウンター画面101が表示され、モード欄40Sで「総数、実行数をクリアしますか」を知らせる。モード欄40Sで「はい」を選択すると、「総数」および「実行数」の各欄が0にクリアされて、図24の(イ)に示す最初の区域番号が付された区域カウンター画面96に戻る。
折込みちらしSの紙質、印刷機による折込みちらしSの端面に刻印されたスパイク痕、印刷インクの状態、折込みちらしSの表面に処理された剥離粉の有無、捌き板9や給紙ローラ12、13の摩耗による紙捌き圧の変化や電磁クラッチ30の調整状態によっては、各給紙棚7a−7k、8a−8kの折込みちらしSの搬送にずれが生じ、他の折込みちらしSと比べて先行したり、遅れたりするため、折込みちらしSの紙揃え調整を行う必要が生じることがある。この場合、例えば図19の(イ)に示す通常カウンター画面89あるいは図24の(イ)に示す区域カウンター画面96で「調整」欄23Uを選択すると、丁合途中であっても、図27の(イ)に示すように紙揃え調整画面102が表示される。
紙揃え調整画面102では、図8に示すタイミングチャートに基づいて給紙ローラ軸13aの駆動回転による給紙開始点についてタイミング調整を行う。このタイミング調整により、各給紙棚7a−7k、8a−8kから供給されて、折り紙Gに挟み込まれて紙受けホッパー6に搬送された折込みちらしセット5を構成する折込みちらしSの先端を揃えることができる。具体的には、「<<」欄24Uまたは「>>」欄25Uを選択することにより、給紙棚7a−7k、8a−8kを示す棚番(01〜22)の間で彩色されたカーソルが移動し、選択した棚番(01〜22)において「遅れる」欄26Uあるいは「進む」欄27Uをタッチ操作すると、タッチ操作する度に「+01」あるいは「−01」といった数値が入力され、例えば−10〜+10の調整範囲で調整値を変更することができ、折込みちらしセット5の内で各折込みちらしSの先端部を所定の位置に微調整することができる。
また、紙揃え調整画面102の「リセット」欄28Uを選択すると、図27の(ロ)に示すように紙揃え調整画面102aが表示される。紙揃え調整画面102aで、モード欄42Sの「リセット」欄29Uを選択すると、全ての棚番の調整値が0にクリアされる。紙揃え調整画面102の「終了」欄30Uを選択することにより、通常カウンター画面86あるいは区域カウンター画面96に戻る。
図27の(ハ)に示すように、エラー表示画面104は、図19の(イ)の通常カウンター画面89あるいは図24の(イ)の区域カウンター画面96を用いた丁合作業時、エラーが発生した際、画面が切換わって自動表示される。エラー表示画面104は、丁合機1の構造に模して表示されており、該当する棚番(01〜22、折)が表示され、その棚番に該当するエラーランプの点滅(彩色した○印で示す)により、どの給紙棚のどの箇所でエラーが発生したか、瞬時に特定できるように配慮している。エラー表示画面104で表示されるエラー内容104a〜104fは、6種類のエラーに大別して表示され、給紙ミス検知センサ−26、連段センサー33、ジャミング検知センサー34、ホッパー満載スイッチ66、スタートセンサーおよびタイミングセンサーといった各種のセンサーの入出力の有無と検知タイミングをもとに演算部29で検出され、各給紙棚7a−7k、8a−8k、7に対応する棚番(01〜22、折)が表示され、その棚番毎に彩色灯により発生箇所が点滅表示される。
エラー内容104aは、給紙ミスを検知した際のエラー表示で、エラーランプが点滅する棚番の折込みちらしSで給紙ミスが発生したことを知らせるものである。「ミス検知―前」と表示されているのは、前側の給紙棚(7a−7k、折)で発生したことを示し、「ミス検知―後」は後側の給紙棚(8a−8k)で発生したことを示している。
エラー内容104bは、給紙棚7a−7k、8a−8kの紙なしを検知した際のエラー表示で、エラーランプが点滅する棚番(01〜22、折)の折込みちらしSがないことを知らせ、折込みちらしSを補給するか、ミススイッチ36あるいは給紙スイッチ35をオフにすることを求める。
エラー内容104cは、縦搬送ローラ16、17を備えた縦送り搬送部や各給紙棚7a−7k、8a−8kでの紙詰まり異常を検知した際のエラー表示で、エラーランプが点滅する棚番(01〜22、折)における丁合機1の内部から折込みちらしSの紙片を取除く必要を知らせるものである。この紙詰まり検知では、その異常表示が縦送り搬送部であるか、または給紙棚7a−7k、8a−8kであるかが区別される。さらに、給紙棚7a−7k、8a−8kの異常表示では、その異常が前側か後側かを区別する。
エラー内容104dは、紙受けホッパー6で折込みちらしセット5の満載を検知した際の表示で、満載の折込みちらしセット5を取出す必要を知らせるものである。
エラー内容104eは、折込みちらしSの搬送遅れが発生した際のエラー表示で、エラーランプが点滅する棚番(01〜22、折)の折込みちらしSで搬送遅れが発生したことを知らせるものである。この紙遅れ検知による異常表示は、エラー内容104aの給紙ミスと同様に、給紙棚の前側で発生したのか、後側で発生したのかが区別される。
エラー内容104fは、タイミングパルスの異常が発生した際のエラー表示で、エンコーダEmにおいてパルスを検出するスタートセンサーおよびタイミングセンサーからのパルス信号により異常が検出された場合に表示される。
エラー内容104a〜104fの指示に基づいて、エラーの処置を行ってエラーランプの消灯をチェックした後、「確認」欄fSを選択すると、通常カウンター画面86あるいは区域カウンター画面96に戻り、丁合作業を行うことができる。また、前述したように、図15に示す初期設定画面78の指示事項21において、エラー発生後のスタート保護切換え設定を「保護なし」に切換えると、「確認」欄fSを選択しなくても、スタート/ストップスイッチWの押し操作により、通常カウンター画面86あるいは区域カウンター画面96に戻って丁合作業を継続させることができる。
このように本発明に係る管理モニター付き丁合機1では、単一の入力操作画面53aにより、予め用意された使用条件設定モードに応じて、丁合作業の熟練度に関係なく簡易な操作により折込みちらしセット5の丁合条件を一括して設定入力することができ、丁合状況やエラー状態を自動表示するとともに、追加モード画面91による折込みちらしセット5の追加丁合も行えて緊急な増丁に即座に対応することができる。
さらに、ユーザー設定画面72や紙揃え調整画面102により、丁合作業者が自由に丁合設定を変更することも可能なため、操作の無駄を解消して、合理的かつ迅速な自動丁合が可能になり丁合作業性が一層向上する。また、メンテナンス画面80〜85により、故障・異常箇所の発見が容易になっており、担当者のメンテナンス業務の所要時間が大幅に短縮されてメンテナンス性も格段に向上する。
図28および図29は、本発明の実施例2を示す。実施例2では、実施例1と同一部材には同一符号を付して異なる部分のみ説明する。実施例2においては、特定の区域のみに少部数の折込みちらしSを配布してほしいといった依頼であっても、部数の少ない折込みちらしSを作業過程で見逃さず、図1および図2に示す給紙棚(7a−7k、8a−8k)に入れ忘れしないように構成している。
このため、図9および図10に示す入力操作画面53aには、図28の(イ)に示すように、メニュー画面70に特定チラシ区域設定欄110Sをシート特定モードとして設けている。この場合、メニュー画面70で特定チラシ区域設定欄110Sを選択すると、図28の(ロ)に示すように、特定区域配布チラシの警告表示設定画面110が表示される。警告表示設定画面110には、図23における区域設定画面95と同様なテンキー10V、「決定」欄2V、「消去」欄20V、「△」欄16U、「▽」欄17U、前画面切換記号欄18Vおよび次画面切換記号欄19Vが設けられている。
部数の少ない折込みちらしSに係る配布区域を特定して丁合設定を行うには、指定開始区域欄110Bを選択し、配布区域に相当する番号、例えば番号「5」をテンキー10Vにより表示操作する。また、給紙棚(7a−7k、8a−8k)のいずれの棚にセットするかを指定する場合、指定棚欄110Cを選択して番号により棚番(01〜22、折)を入力する。この指定棚欄110Cのモード設定は丁合側のオプションであり、棚番(01〜22、折)は必要に応じて指定すればよい。
特定区域配布折込みちらしSの依頼対象が1種のみの場合、「決定」欄2Vを操作してから「設定終了メイン画面に戻る」欄110Dを選択して、図28の(イ)に示すメニュー画面70に戻す。また、依頼対象が他にもある場合、図28の(ロ)に示す「決定」欄2Vの操作後、「他の特定チラシも設定」欄110Eを選択すると、図28の(ハ)に示すスポンサー欄110Aに、次の依頼対象に移行したことを示す、例えば「2」が表示される。
このようにして、少部数の折込みちらしSを配布する区域別に、スポンサー欄110Aおよび指定開始区域欄110Bを繰り返し操作した後、今まで入力したスポンサー、指定開始区域および指定棚の関係を一覧表に纏めて確認したい場合、「特定チラシの一覧表を表示する」欄110Fを選択する。これにより、例えば、図29の(イ)に示すように警告一覧表画面111が表示され、スポンサー、指定開始区域および指定棚別に分けて特定区域配布チラシの警告表示設定状況が整理されたリストとなって把握される。
この際、スポンサーが多くて種目数が5箇所を超えている場合、警告一覧表画面111で「次を表示する」欄110Gを選択することにより一覧表の続きが表示される。一覧表を確認後、部数の少ない折込みちらしSについて依頼対象の追加がない場合、「設定終了メイン画面に戻る」欄110Dを選択して、図28の(イ)に示すメニュー画面70に戻す。
特定チラシ区域設定欄110Sにより、少部数の折込みちらしSについてスポンサー、指定開始区域および指定棚を上記のように設定した後、折込みちらしSの丁合作業の進行に伴い、部数の少ない折込みちらしSを配布する配布指定区域の折込み手順に到る。この時、該当する配布指定区域(例えば番号「8」の区域)の丁合開始前に、図29の(ロ)に示す警告表示画面112が表示される。
この場合、警告表示画面112では、警告一覧表画面111の表示内容に基づいて、指定された種目の番号「2」、「3」およびセットすべき棚番(01〜22、折)が表示される。この状態では、番号「8」の区域に対する2、3種目の折込みちらしSが給紙棚(7a−7k、8a−8k)にセットされているかを確認することが促される。そして、警告表示画面112に表示されたセット確認欄112Aを操作しない限り、丁合機1の丁合動作が再開されない。該当する折込みちらしSを給紙棚(7a−7k、8a−8k)で確認した後、セット確認欄112Aを操作することにより、番号「8」の区域に対する2、3種目に対応する折込みちらしSを含む丁合作業が継続される。
また、折込みちらしSの丁合作業の進行に伴い、該当する配布指定区域(例えば番号「11」の区域)の丁合開始前に、図29の(ハ)に示す警告表示画面112が表示される。この場合、警告表示画面112では、警告一覧表画面111の表示内容に基づいて、指定された種目の番号「4」、「5」、「6」、「7」およびセットすべき棚番(01〜22、折)が表示される。
この状態では、番号「11」の区域に対する4〜7種目の折込みちらしSが給紙棚(7a−7k、8a−8k)にセットされているかを確認することが促される。そして、警告表示画面112に表示されたセット確認欄112Aを操作しない限り、丁合機1の丁合動作が再開されない。該当する折込みちらしSを給紙棚(7a−7k、8a−8k)で確認した後、セット確認欄112Aを操作することにより、番号「11」の区域に対する4〜7種目に対応する折込みちらしSを含む丁合作業が継続される。
このように実施例2では、部数の少ない特定の折込みちらしSに係る配布区域を予め入力する特定チラシ区域設定欄110Sの選択により、丁合過程で該当する折込みちらしSの配布指定区域の折込み手順に到る時、給紙棚(7a−7k、8a−8k)に対する折込みちらしSのセット確認を促す警告表示画面112が表示される。
すなわち、折込みちらしSの配布対象が全区域でなく、少部数の折込みちらしSを特定の区域のみに配布してほしいといった依頼であっても、部数の少ない折込みちらしSについては、丁合過程で給紙棚(7a−7k、8a−8k)に対する折込みちらしSのセット確認を促す警告表示画面112が表示される。これにより、少部数の折込みちらしSを作業過程で見逃さず給紙棚(7a−7k、8a−8k)に入れ忘れることがなくなり、丁合終了後に部数の少ない折込みちらしSを手入れ作業により、折込み済みの折込みちらしセット5に挿入する手間を省き、販売店業務に加わる多大な負担を防ぐことができる。
管理モニター付き丁合機1の側板2、3に取付けた操作表示部53の入力操作画面53aにより、日々の丁合作業を短時間で高能率に終了させ、新聞の折込み広告を迅速かつ正確に配布でき、また、丁合時の情報を顧客管理などにも応用してきめ細かく対応することができるので、新聞販売店業務の省力化や配達機能の充実に向けて、宣伝広告の配布関係業界において、広い範囲で利用することが期待できる。
管理モニター付き丁合機の斜視図である(実施例1)。 管理モニター付き丁合機の縦断面図である。 給紙部の拡大縦断面図である。 各給紙棚にある給紙部の作動説明図である。 紙受けホッパーを示す拡大縦断面図である。 演算部の周辺部における制御系統を示すブロック図である。 管理モニター付き丁合機の側板に設けられた各種のスイッチパネルを示す平面図である。 各給紙棚の丁合時におけるタイミングチャートである。 入力操作画面を有する操作表示部の拡大斜視図である。 動作説明のために示す操作表示部の斜視図である。 搬送昇降装置を用いた管理モニター付き丁合機の斜視図である(変形例)。 通信ケーブルを用いた遠隔操作可能な管理モニター付き丁合機を示す斜視図である(変形例)。 メニュー画面およびユーザー設定画面などの各種の入力操作画面を示すモニター図面である。 メニュー画面および初期設定画面などの各種の入力操作画面を示すモニター図面である。 初期設定画面を示すモニター図面である。 各種のメンテナンス画面を示すモニター図面である。 各種のメンテナンス画面を示すモニター図面である。 通常カウンター画面および設定数入力画面を示すモニター図面である。 メニュー画面および通常カウンター画面を示すモニター図面である。 追加モード画面および通常カウンター画面を示すモニター図面である。 通常カウンター画面を示すモニター図面である。 通常カウンター画面を示すモニター図面である。 区域設定画面を示すモニター図面である。 区域カウンター画面およびメニュー画面を示すモニター図面である。 追加モード画面および区域カウンター画面を示すモニター図面である。 区域カウンター画面を示すモニター図面である。 紙揃え調整画面およびエラー表示画面を示すモニター図面である。 メニュー画面および警告表示設定画面を示すモニター図面である(実施例2)。 警告一覧表画面および警告表示画面を示すモニター図面である。
符号の説明
1 管理モニター付き丁合機
2、3 側板
5 折込みちらしセット
6 紙受けホッパー(紙受部)
7 折り紙用給紙棚
7a−7k、8a−8k 給紙棚
9 捌き板
10 給紙部
12 主動給紙ローラ(給紙ローラ)
13 従動給紙ローラ(給紙ローラ)
14、15 搬送ローラ
16、17 縦搬送ローラ(縦送り装置)
18 シート折り部
19a 折りボックス
19b 折りボックスセンサー
26 給紙ミス検知センサー
29 演算部
30、31 電磁クラッチ
32 電磁ブレーキ
33 連段センサー
34 ジャミング検知センサー
37 連段スイッチ
45 折り調整ダイヤル
53 操作表示部
53a 入力操作画面
56 通信ケーブル
58 縦軸
59 搬送昇降装置
70、75、75a、75b メニュー画面(入力操作画面)
71 パスワード画面
72、73 ユーザー設定画面
76〜78 初期設定画面(入力操作画面)
80〜85 メンテナンス画面(入力操作画面)
86、89、89a、93、94 通常カウンター画面(入力操作画面)
87 設定数入力画面
91 追加モード画面(入力操作画面)
95 区域設定画面(入力操作画面)
96、96a、96b、101 区域カウンター画面(入力操作画面)
102、102a 紙揃え調整画面(入力操作画面)
104 エラー表示画面(入力操作画面)
110 警告表示設定画面
110S 特定チラシ区域設定欄(シート特定モード)
111 警告一覧表画面
112 警告表示画面
S 折込みちらし(シート紙)
G 折り紙

Claims (13)

  1. 側板に沿って上下複数段に設けた給紙棚に積載した配達用のシート紙を給紙ローラおよび捌き板により一枚づつ分離して搬送ローラを介して紙受部に送る縦送り装置を備え、
    予め用意された使用条件設定モードに応じて前記シート紙の丁合条件を設定入力したり、使用状態を自動表示するための入力操作画面を有する操作表示部を設けることを特徴とする管理モニター付き丁合機。
  2. 各段の前記給紙棚から前記紙受部までの搬送経路において、前記シート紙を検出する各種センサーが設けられ、これら各種センサーからの出力により前記シート紙の給紙異常を検出して前記操作表示部に自動表示することを特徴とする請求項1に記載の管理モニター付き丁合機。
  3. 給紙中の前記給紙棚と別段の前記給紙棚には同一種類のシート紙を積み重ねた状態で収納しており、給紙中の前記給紙棚の前記シート紙が無くなる時に他段の前記給紙棚の前記シート紙の給紙時に自動的に切換える動作を可能にする連段スイッチを備え、前記シート紙の給紙異常は、前記給紙棚の各段毎の紙詰まり、給紙ミス、紙なし、送り異常、前記シート紙の前記紙受部満載および前記連段スイッチの選択異常を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の管理モニター付き丁合機。
  4. 前記給紙異常の表示は、前記給紙棚の上下段方向の配列や前記給紙棚に対応する位置を模して表示されるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  5. 前記給紙異常の報知を行う際に、前記報知の種類に応じて異なる報知音を鳴動させるようになっていることを特徴とする請求項3に記載の管理モニター付き丁合機。
  6. 前記操作表示部の前記入力操作画面は、前記シート紙を配達する区域毎に異なる部数を設定する区域設定入力部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  7. 前記操作表示部の前記入力操作画面は、前記給紙ローラの回転開始タイミングを調節して前記シート紙の送りの遅速を調整するタイミング調整入力部を有することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  8. 前記給紙棚は前記側板の前後に配置されており、前記操作表示部は、左右の側板に取付可能であり、かつ縦軸を中心にして回動調節可能になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  9. 前記給紙棚は前記側板の前後に配置されており、前記操作表示部は通信ケーブルまたは無線通信を介して離れた場所に設置されて遠隔入力操作可能になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  10. 前記操作表示部の前記入力操作画面には、丁合した運転回数および補修・交換後の部品で丁合した運転回数をカウンター表示するメンテナンス画面を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  11. 前記操作表示部は演算部により制御されており、前記操作表示部および前記演算部は、設定された記憶内容をバックアップ回路により、二重に記憶保存可能になっていることを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  12. 前記操作表示部には、特定のシート紙に係る配布区域を予め入力するシート特定モードが表示可能に設けられており、前記シート特定モードの選択により前記シート紙を特定する種目、配布指定区域、ならびに前記シート紙がセットされる前記給紙棚の特定の棚番について記憶し、丁合過程で特定された前記シート紙の前記配布指定区域の折込み手順に到る時、前記種目、前記配布指定区域および前記給紙棚の棚番を呼び出して前記給紙棚に対する前記シート紙のセット確認を促す警告表示画面が表示されることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の管理モニター付き丁合機。
  13. 前記シート紙がセットされる前記給紙棚の棚番の特定は、選択設定可能に構成されていることを特徴とする請求項12に記載の管理モニター付き丁合機。
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