JPH0441370A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0441370A
JPH0441370A JP2145506A JP14550690A JPH0441370A JP H0441370 A JPH0441370 A JP H0441370A JP 2145506 A JP2145506 A JP 2145506A JP 14550690 A JP14550690 A JP 14550690A JP H0441370 A JPH0441370 A JP H0441370A
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祥之 木村
Koji Ishigaki
好司 石垣
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば画像処理装置などに設けられ、原稿
などのシートを搬送して所定の処理を行わせるシート処
理装置に関する 〔従来の技術〕 例えばシート処理装置が採用される画像形成装置、特に
何らかの原稿を元に画像を形成するように構成された画
像形成装置にあっては、生産効率を上げるために原稿を
自動的に給送して処理する必要がある。特に、近年原稿
の取り扱いについては各種の機能が要求され、複数の搬
送形態を持つように構成されているため原稿給送装置自
体も複雑なものになってきている。 この機能としては、例えば複数種類の原稿を原稿給送装
置にセントし、自動的に給送して種類毎に複数細画像形
成するようなものがある。この場合には、原稿載置台い
わゆる原稿トレイが一つのときには異なる各部の原稿の
間に合紙を挿入して処理させたり、特開昭61−252
564号公報開示のように螺旋カムを用いて複数の原稿
トレイを原稿給送装置に移動させるものや、特開昭63
−82249号公報開示のようにラック・アンド・ビニ
オンを使用して原稿トレイ群を原稿給送位置に移動させ
、原稿トレイの傾斜とストッパを利用して原稿を給送位
置に導くように構成されたものが公知である。 〔発明が解決しようとする課題〕 このように、画像形成装置自体も各種の機能が数多く導
入され、これらの機能を充分に発揮させ、生産効率を上
げるために原稿の給送にも上述の外にいろいろのものが
ある。しかし、画像形成装置本体の各種機能を使用する
とき、例えば、画像形成装置を割り込みや手差しなどの
特定のモードに設定した場合や、当該装置本体にジャム
等の異常が発生したとき場合には、原稿トレイ上の原稿
を効率良く移動させて、特定モードに対応させたり、異
常状態から正常状態にリカバリーさせる必要がある。こ
のようなときには、その状況およびその前に設定されて
いたモードに応じて複数のシートの搬送方向を個別に設
定する必要があり、これに伴ってシートの搬送方向を切
り換える切換手段が必要となる。 しかしながら、複数のシートの搬送方向を切り換えるた
めに切換手段を駆動する切換手段の駆動手段を複数個設
けるとコストが高くなるばかりでなく、各駆動手段の個
別の制御の外に、各駆動手段を関連づけた制御を行う必
要があり制御回路も複雑になる。 この発明は、上述のような背景に鑑みてなされたもので
、その目的は、低コストで複数シートの搬送制御が可能
であって、画像処理装置側の機能を充分に発揮させるこ
とのできるシート処理装置を提供することにある。 〔課題を解決するための手段〕 上記目的は、−枚のシートの一連の処理動作に関連して
シートを所望の個所に搬送して所定の処理を行わせるシ
ート処理装置において、シートを搬送する正逆回転可能
な搬送ローラと、搬送ローラの外周に沿って設けられ、
複数の搬送先を有する搬送路と、この搬送路内に配設さ
れ、搬送路に沿って搬送されるシートの搬送方向を切り
換え、搬送先を選択する複数の切換爪と、複数の切換爪
を駆動する単一の駆動手段と、駆動手段をシートの搬送
方向に応じて切換制御する制御手段とを設けることによ
って達成される。 〔作 用〕 上記手段では、シートは搬送ローラの回転に伴って搬送
路を正方向および逆方向の何れかの方向に搬送される。 その際、搬送路には切換爪が配設されているので、搬送
ローラの回転方向と、搬送路における切換爪の切換方向
に応じて、搬送路光を切り換えることができる。この切
換は制御手段によって一つの切換爪の駆動手段を駆動さ
せることによって実行される。 なお、本明細書において、この発明に係る上記手段およ
び作用に関連する説明は主に後述の
【2゜原稿搬送系部
】、
【7.原稿と転写紙のモードの違いによる流れの相
違】、
【8.コピー排出後処理】および
【9.原稿処理
制御】の項に詳しく記載されている。 〔実施例〕 以下、この発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。 詳し〈実施例を説明する前に、実施例の説明の内容につ
いて概略的に示す。以下はその表題であり、その表題に
沿って適宜必要個所を参照願いたい。
【1.全体構成】
【2.原稿搬送系部】 (2,1多段ADF> (2,2原稿搬送ユニット) (2,3原稿反転部) (2,4原稿スタック部) (2,5原稿スタンクトレイ部) (2,6ドギーテール部)
【3.後処理系部】 (3,1シート収納ビン) (3,2ステーブル機構) (3,3シート落とし機構) (3,4ジッガー機構) (3,5シート偏向機構)
【4.制御回路】
【5.全体の制御概念】
【6.各部の動作制ill (6,1全体の概略的な制御) (6,2予約モード) (6,3予約モードジョブの実行) (6,4原稿処理キーによる処理) (6,5コピー処理キーによる処理) 【7.原稿と転写紙のモードの違いによる流れの相違】
【8.コピー排出後処理】 (8,1イニシャル処理) (8,2ジョガー駆動処理) (8゜3 切換ホイールイニシャル処理)(8,4切換
ホイール駆動処理) (8,5シート収納ビンのアンプダウンチエツク) (8,6シート収納ビンの上昇・下降制御)(8,7ス
テープラ移動処理) (8,8ステーブル処理) (8,9シート落とし処理) [9,原稿処1911]11] (9,1イニシャル処理) (9,2原稿用ビンの移動) (9,3原稿用ビン給紙位置セット) (9,4フィードイン処理) (9,5給紙ジャムチエツク処理) (9,6原稿排紙処理) (9,7原稿スタック部処理) (9,8再給紙処理) (9,9ジャムチエツクタイミング) (9,10原稿搬送動作タイミング) (9,11原稿の流れとそのタイミング)
【10.全体
的なジョブ実行の流れ】 この項分けに従って以下の説明を進めてい(。
【1.全体構成] まず、この発明の実施例に係る複写機について説明する
。 第1図は、実施例に係る複写機の全体の内部構造の概略
を示す概略構成図である。 同図において、複写機1は、主として光学系部3、作像
系部5、給紙系部6、制御系部7、原稿搬送系部9およ
び後処理系部11とから成り立つている。 光学系部3は、公知の光源、移動および固定ミラー群1
3およびレンズ15とからなり、コンタクトガラス17
の背面側からコンタクトガラグ1フ上に載置された原稿
に照射光をあて、その反射光をミラー群13およびレン
ズ15等を介して後述の感光体に照射して感光体表面に
潜像を形成するようになっている。 作像系部5は、公知の電子写真プロセスによって画像形
成を行うもので、感光体としての感光ドラム19と、感
光ドラム19の作像方向に沿って配設された帯電チャー
ジャ21、現像装置23、転写チャージ中25、分離チ
ャージャ27、クリニング装置29および給紙系部6の
後述の搬送路に沿って設けられた定着装置31とから成
っている。 給紙系部6は、2段の給紙トレイ33.35と、これら
の給紙トレイ33.35の何れかから転写紙37をビッ
クアンプして作像系部5で画像を転写させ、後処理系部
11に搬送する搬送路39を有し、この搬送路39に沿
って、上記転写チャージャ25、分離チャージャ27、
定着装置31が配設され、また、定着装置31の搬送方
向下流側に両面複写のための分岐爪41や中間トレイ4
3が設けられている。なお、この搬送路39に沿ってビ
ックアンプローラ45やレジストローラ47を含む種々
の搬送ローラおよび搬送経路の切り換えに使用される回
動爪群が配設されていることは言うまでもない。 制御系部7には、作像制御、転写紙37の搬送制御、原
稿の搬送制御、転写紙37および原稿の後処理の制御を
司る後述の制御回路が設けられ、上記制御をオペレータ
のマニュアル操作もしくは予約モードによって予め設定
しておくことによって自動的に行えるように設定されて
いる。この制御に関しては、後に詳しく説明する。 原稿搬送系部9は、多段の原稿給紙部(多段ADF−多
段自動原稿給送装置)49と、原稿反転部52とからな
り、さらに多段ADF49は原稿用ビン57を備えた多
段ユニット50と原稿搬送部(原稿搬送ユニット)51
とからなる。多段ユニット50は後述のゼネバホイール
によって5段の原稿用ビンを給紙口まで移動させて原稿
搬送ユニット51に各段のビンに収納された原稿を個別
に送ることができるように設定されている。原稿搬送ユ
ニッ)51では、各ビンから送られて来た原稿を搬送ベ
ルト53によってコンタクトガラス17上に搬送し、露
光した後、原稿排紙部55側もしくは後処理系部11側
に原稿を搬送するようになっている。なお、原稿排紙部
55側では、原稿を反転して再度コンタクトガラス17
上に搬送し、裏面側の複写も行えるようになっており、
結局自動両面原稿搬送装置<ARDF)として使用する
こともできる。詳しくは後述する。 後処理系部(フィニッシャ)11は、シート(この実施
例では、転写紙と原稿を含んでシートと称する)を収納
する収納手段としての20段のシート収納ビン57と、
このシート収納ビン57以外に排出されたシートを収納
する排紙トレイ(ブルーフトレイ)59と、給紙系部6
の搬送路39もしくは原稿搬送系部9の原稿排紙部55
から転写紙もしくは原稿を導入して予め設定されたシー
ト収納ビン57あるいは排紙トレイ59へとシートの搬
送方向を切り換える切換部61と、シート収納ビン57
に収納されたシート束を揃える整置手段としてのジョガ
ー63と、ジョガー63によって整えられたシート束を
綴じるステープラ65と、綴じられたシート束をシート
収納ビン57から離脱(落下)させてスタックするスタ
ックトレイ67とから主に構成されるソータ・ステープ
ラ型のものである。 以下、各部について詳しく説明する。なお、この複写機
は、作像系部5や給紙系部6は公知の複写機そのものな
ので、特に詳しくは説明せず、この発明の骨子となるシ
ートの給排紙構造および給排紙制御についてのみ説明す
る。 【2.原稿搬送系部】 まず、複写の順序として、原稿をセットしないと複写は
できないので、複写すべき原稿の処理機構から説明を始
める。 (2,1多段ADF) 第2図は原稿搬送系部9の要部拡大図である。 この原稿搬送系部すなわち多段ADF 49はそれぞれ
独立したユニットとして構成された5段の原稿用ビン2
01a、201b、201c、201d、201e (
以下、原稿用ビンを概括的に示すときには、参照符合2
01を使用する)からなる多段ユニット50と、第12
4図の詳細図にも示す原稿搬送ユニソ)51とからなっ
ている。多段ユニット50は、第3図の要部平面図およ
び第4図falの構造および動作を示す説明図にも示す
ように、原稿69を載置する原稿載置台としての原稿用
ビン201と、各原稿用ビン201の原稿搬送方向下流
側先端に形成された被作動用部材としても機能するスト
ッパ203a、203b、203c、203d、203
e (以下、ストッパを概括的に示すときには、参照符
合203を使用する)の何れかに係合して原稿用ビン2
01の何れかを原稿給紙位置まで移動させるゼネバホイ
ール207と、原稿給送時に原稿用ビン201に載置さ
れた原稿69を呼び出しころ209側に押し上げる底板
211と、搬送経路213に沿って設けられた分離ころ
215および原稿69の先端の搬送タイミングを規定す
るプルアウト(レジスト)ローラ217とから主に構成
されている。 原稿用ビン201は、ゼネバホイール207に形成され
た切欠き219の回転軌跡に一部対向して略垂直に設け
られた上側および下側のビン案内路220,221に、
前記ストッパ203が係合して案内されるように設定さ
れ、下側のビン案内路221に沿ってゼネバホイール2
07の中心側に原稿用ビン201の各々をゼネバホイー
ル207から離脱させて下側のビン案内路221に案内
するビン切換爪223が設けられている。各原稿用ビン
201のストッパ203に隣接する位置には、前記底板
211が原稿用ビン201に載置された原稿69を押し
上げ得るように、底板上昇用孔225が形成されている
。また、下側のビン案内路221の最下部には、引張ば
ね227によってビン案内路221に位置するス)7バ
203を常時上方向に弾性付勢するための押上部材22
9が装着されている。ゼネバホイール207はステッピ
ングモータからなるホイールモータ231によって正逆
方向に回転駆動される。 呼び出しころ209および分離ころ215は、それぞれ
呼び出しころ駆動ベルト210および分離ころ駆動ベル
ト216を介して搬送モータ233によって回転駆動さ
れ、さらに搬送モータ233の駆動力はギア235を介
してプルアウトローラ217の駆動制御を行うレジスト
クラッチ237に伝達される。このレジストクラ7チ2
37はレジストソレノイド238によって駆動される。 また、前記下側のビン案内路221のさらに下方には、
ビン切換爪223を駆動するビン切換ソレノイド240
が配設されている。 底板211は底板駆動アーム239によって揺動駆動さ
れるが、その駆動は正逆回転可能な底板駆動モータ24
1によって行われる。また、搬送経路213に沿って、
原稿69の先端位置を検出する先端検知センサ243、
原稿69のレジスト状態を検知するレジスト検知センサ
245が設けられ、上側のビン案内路220に沿った位
置であって、原稿用ビン201が給紙口247側に侵入
したときにその上面にあたる位置に原稿用ビン201が
セントされているかどうかを検知する原稿セント検知セ
ンサ249が設けられている。なお、前記底板211の
下方には、原稿用ビン201の底板上昇用孔225から
退避したホームポジションを検出する底板ホームボジシ
シンセンサ251が配設され、さらに、ゼネバホイール
207の待機ホームポジションおよび給紙ホームポジシ
ョンを検出するための待機ホームポジションセンサ25
7および給紙ホームポジションセンサ259がゼネバホ
イール207に対向する位置に設けられている。これら
の各機構は案内路220,221を介して原稿用ビン2
01を支持する側板261内に収容されている。 第4図011)および(C)は原稿用ビン201の昇降
動作および原稿給送位置への移動動作を説明する説明図
である。原稿用ビン201群は初期位置では第4図01
1に示すように5段の原稿用ビン201aないしeおよ
びダミーのビン(押上部材229に相当)はゼネバホイ
ール207よりも下側に位置し、押上部材229を弾性
付勢する引張ばね227によって常時上方に付勢され、
1段目の原稿用ビン201aはゼネバホイール207の
外周に圧接された状態になっている。また、ビン切換爪
223は下方に下がった状態になっている。 この状態からホイールモータ231が図示反時計方向に
回転すると、ゼネバホイール207がこのホイールモー
タ231によって同じく反時計方向に回転する。そして
ゼネバホイール207に設けられた切欠き219が原稿
用ビン201aのストッパ203aと対向する位置にく
ると、引張ばね227の弾性力によりストッパ203a
が切欠き219に嵌入する。この間ゼネバホイール20
7は回転を持続しているため、原稿用ビン201aはそ
のままゼネバホイール207の回転に伴って切欠き21
9の回転軌跡に沿って上昇する。この上昇によって原稿
用ビン201Cが給紙ホームボジシぢンセンサ位置にく
ると、給紙ホームポジションセンサ259がこれを検知
する。この検知出力によってホイールモータ231は停
止しくこの位置は3段目の原稿用ビン201Cの動作を
示す第4図(blのA4位置である)、今度は逆方向、
すなわち時計方向に回転する。この回転に伴って、ゼネ
バホイール207も時計方向に回転し、原稿用ビン20
1aのストッパ203aを係合した状態で原稿用ビン2
01aを原稿給送位置方向に進出させる。この回転の過
程で、切欠き219に係合したストッパ203aが切欠
き219から離脱しないで上記B4位置まで移動するの
は、ストッパ203aが下側のビン案内路221に対向
する位置にきたとき、2段目の原稿用ビン201bのス
トッパ203bが、下側のビン案内路221の開口部で
上方に弾性付勢された状態で待機し、この次の段のビン
によってビン案内路221が閉鎖されるからである。 このようにして原稿用ビン201aを原稿給送位置方向
に進出させると、原稿セット検知センサ249が原稿セ
ット位置、すなわち原稿給送位置を検出し、ホイールモ
ータ231を停止させる(この位置は3段目の原稿用ビ
ン201Cの動作を示す第4図世)のB4位置である)
。これにより原稿用ビン201aが原稿給送位置にセッ
トされたことになる。このように原稿用ビン201aが
原稿給送位置にセットされると、後述するように底板上
昇モータ241が回転を開始し、底板211を上方させ
て原稿69を呼び出しころ209に押し当て、原稿69
の給送が可能になる。 このようにして1段目の原稿用ビン201aのジョブが
終了すると、予め入力されたモードに従って次のジップ
の原稿用ビンが選択される。そのため、ジョブを終了し
た原稿用ビン201aは退避する必要がある。この退避
動作は、上記原稿給送位置(84位置)からホイールモ
ータ231を反時計方向に回転させて行う。すなわち、
ホイールモータ231が反時計方向に回転するとゼネバ
ホイール207も同方向に回転し、この回転に伴って原
稿用ビン201aのストッパ203aを同方向に移動さ
せる。これにより、前記A1位置まで戻ると、今度は上
側のビン案内路220が開口しており、その開口にスト
ッパ203aが係合した時点で、ゼネバホイール207
の切欠き219から離脱する。そしてそのまま反時計方
向に回転して下側のビン案内路220の上端に位置する
原稿用ビン201bのストッパ203bに対向する位置
に切欠き219がくると、ストッパ203bが切欠き2
19内に嵌入して係合し、同様の動作によって原稿給送
位置、もしくは上側のビン案内路220に原稿用ビン2
01bを送ることになる。 このようにして上側のビン案内路220に位置した原稿
用ビン201を下側のビン案内路221に戻すときには
、ホイールモータ231を時計方向に回転し、ゼネバホ
イール207を同方向に回転させる。そして、ゼネバホ
イール207の切欠き219が上側のビン案内路220
の開口部分に対向した位置にくると、原稿用ビン201
のストッパ2θ3がその重量によって該切欠き219内
に落ち込んで係合する。一方、ゼネバホイール207の
回転軌跡から退避していたビン切換爪223が図示しな
い駆動手段によって切欠き219の回転軌跡を遮断する
位置まで第4図(C)に示すように上昇する。これによ
り、ストッパ203と係合した状態で時計方向に回転し
ながら下降したきたストッパ203が、下側のビン案内
路221の開口部と対向する位置にきたときにこのビン
切換爪223に当接することになる。この当接によって
、ストッパ203はビン切換爪223の当接面に押し付
けられ、さらに前記引張ばね227の弾性付勢力に抗し
て下側のビン案内路221に沿って下側に移動し、切欠
き219から離脱する。このようにして離脱すると、今
度はゼネバホイール207の外周面がストッパ203に
当接するのでストッパ203が下側のビン案内路221
から離脱することはない。この状態が第4図(C)の状
態である。 第5図は底板の上昇機構を示す概略説明図である。同図
において、底板211は底板上昇アーム229に対して
3偏設けられ、底板上昇モータ241によって原稿用ビ
ン201の下方から原稿用ビン201上に進出して原稿
69を呼び出しころ209側に押し当てるもので、原稿
用ビン201が給紙位置にセントされたら底板上昇モー
タ241は回転を開始し、底板211が上昇する。底板
上昇モータ241によって持ち上げられた原稿69は、
呼び出しころ209に当接し、この状態で呼び出しころ
209が少し持ち上げられる。すると、上昇検知遮蔽板
265が上昇検知センサ263の遮蔽状態を解除する(
矢印A方向)。これにより、底板上昇モータ241が0
FFL、原稿69の上昇は停止する。また、コピーが実
行され、原稿69の上面が下がると、上昇検知遮蔽板2
65は次第に上がり(矢印B方向)、上昇検知センサ2
63を遮蔽すると、再び底板上昇モータ241はONL
、、原稿69を上昇させる。 底板上昇モータ241の回転数は2個のギアによって、
約1/lOに減速される。これは、底板上昇モータ24
1のトルクをギアを介して大きくするのと、原稿69を
ゆっくり持ち上げて、上限検知センサ263の検出精度
を高めるためである。 また、底板上昇モータ241の初段のギアには、ウオー
ムギアが使用されているが、これは原稿用ビン201内
の原稿重量によってセクタギア235に逆転方向の力が
働くのを防止するためである。 第6図は呼び出しころ209と分離ころ215との関係
を示す概略説明図、第7図はプルアウトローラ217の
近傍の構造を示す概略構成図、第8図は呼び出しころ2
09の近傍を示す説明図である。これらの図において、
原稿69挿人後、複写機1のプリントキー663を押す
と、呼び出しソレノイド267がONする。呼び出しソ
レノイド267がONすると、プランジャが引かれ、作
動軸269およびこの作動軸269に固設された作動レ
バー270のアッセンブリ271が矢印C方向に回動し
、呼び出しころ209が下降して原稿69に密着する。 次いで、搬送モータ233がONされ、分離ころ駆動ベ
ルト216を介して分離ころ215に伝達され、分離こ
ろ215が回転する。この回転駆動力は、呼び出しころ
駆動ベル)210を介して呼び出しころ209に伝達さ
れ、呼び出しころ209が回転して原稿69が給紙され
る。 また、レジストソレノイド238は搬送モータ233O
Nと同時にONするため、搬送モータ233の駆動力は
レジストクラッチ237へ伝達され、さらにギア235
に伝達されてプルアウトローラ217は回転し、原稿6
9は原稿搬送ユニット51へと送られる。レジストクラ
ッチ237はスプリングクラッチを使用しており、原稿
69が原稿搬送ユニット51に送られ、レジスト検知セ
ンサ245がOFFになると、レジストソレノイド23
8も0FFL、ストッパ爪によりレジストクラッチ23
7は停止するため、プルアウトローラ217も停まり、
原稿69の給送は停止する。 なお、自動原稿送りモード(ADFモード)のときには
、呼び出しソレノイド267は原稿69によって先端検
知センサ243がONすることによって0FFL、半自
動原稿送りモード(、S ADFモード)のときには、
レジスト検知センサ245がONになることによって呼
び出しソレノイドがOFFするようになっている。 分離ころ215は原稿69の分離を行うもので、第9図
(a)の側面図、および第9図(b)の正面図に示すよ
うに、上下の分離ころ215a、215b(以下、概括
的に分離ころを指すときには、符合215を付す)の円
周方向に互い違いに段部が形成され、その段部が段違い
に食い込むように形成されている。これにより、原稿6
9を摩擦力によって分離し、原稿の搬送性の向上、重送
防止を図っている。 分離ころ215は原稿69の搬送性を良(するため、第
10図に示すように原稿69が分離ころ215に臨んだ
ときに、下側分離ころ215bの支持軸273の一端に
設けられた作動レバー275の回動分送り方向に回転し
、原稿69を確実にくわえ込む、また、下側分離ころ2
15bは、分離ころ215の摩耗および原稿69の重送
を防ぐため搬送モータ233がONになっている間は、
少しずつ逆回転している。搬送モータ233がONにな
ると、その駆動は分離駆動ギア277を介して上側分離
ころ215aに伝達される0分離駆動ギア277のボス
部は第10図および第11図にも示すように、偏心カム
になっており、作動レバー275とばね278の弾性力
によって当接することにより、偏心カムが回動するとそ
のカム形状に沿って作動レバー275が揺動する。作動
レバー275にはワンウェイクラッチ279が圧入され
ており、作動レバー275が上方に動くときに下側の分
離ころ215bも回転する。 これらの分離ころ215は鉛筆原稿などの原稿による汚
れ防止のため、コピー1回ごとに分離ころ215のギャ
ップを解除し、汚れ防止を図っている。すなわち、第1
2図に示すように、上側の分離ころ215aには分離こ
ろ解除用偏心カム281が取り付けられてた解除軸28
2が付設され、偏心カム281は調整板283の凹部2
84に嵌まりこんでいる。この調整板283の他端は下
側分離ころ215bの軸に嵌挿されている。また、解除
軸282の一端には、他の偏心カム278が設けられ、
分離ころ解除ソレノイド285のレバ−276によって
駆動できるようになっている。 このように構成されていると、分離ころ解除ソレノイド
285がONされると、ソレノイド285のプランジ中
が吸引され、これによりレバー276が作動し、偏心カ
ム278が回動する。この回動によって解除軸282も
回動し、解除軸282の回動によって、分離ころ解除用
偏心カム281も回動する。そして、調整板283は分
離ころ解除用偏心カム281の回動によって支軸286
を中心に回動し、下側の分離ころ215bが下側に移動
し、上下の分離ころ215のギャップが解除される。 第13図ないし第16図は原稿搬送ユニット51の搬送
部、言い換えると圧板288の開放(リフト)・閉鎖検
知の詳細を示す説明図である。原稿搬送ユニット51に
は第13図に示すように、圧板288のセット検知セン
サ289が設けられている。このセット検知センサ28
9はマイクロスイッチからなり、ベース290側に突設
されたアーム291の先端部が圧板288を下ろすと、
第14図に示すように前記マイクロスイッチ289の可
動端を押してONになり、圧板288のセント検知が行
われる。圧板288のセットに際しては、一般のブレー
キシューの代わりにこの実施例では、スプリング292
が使用されている。すなわち、第15図に示すように、
非セツト時には、スプリング292が伸びて、圧板28
8を非セント位置に保持していたものが、圧板288を
下ろすと第16図に示すように、圧縮され下降速度を制
限するようになっている。なお、この圧板288の上面
には、後述の圧板側原稿排紙トレイ285が設けられて
いる。 (2,2原稿搬送ユニット) 前述の多段ユニット50の搬送路213に続く搬送路3
01を有する原稿搬送ユニット51は、第17図の概略
説明図にも示すように、駆動ローラ303と従動ローラ
305間に張設され、さらに背後の配設された複数の押
圧ローラ309からコンタクトガラス17側に押圧され
る搬送ベルト53と、搬送ベルト53から搬送路311
側に排出された原稿69を反転して再度コンタクトガラ
ス17上に導く分岐爪313、ターンローラ315およ
びターンゲート317と、ターンゲート317の入り口
側に配設された排紙ローラ319と、原稿69の排紙を
検出するための第1および第2の排紙検知センサ321
.322とから主に構成されている。 駆動ローラ303は第18図に示すように、原稿搬送モ
ータ323からタイミングベルト325およびギア群3
27を介して搬送ベルト53を駆動するように設定され
、原稿69はこの搬送ベルト53によってコンタクトガ
ラス17上に搬送される。その後、指定パルスになると
搬送モータ323がOFFになるため、給紙された原稿
はコンタクトガラス17上の指定位置で停止する。指定
位置で停止した後露光され、露光終了後、本体側からの
排紙信号によって再び搬送モータ323がONになり、
原稿は停止位置から搬送される。また、第19図に示す
ように排紙モータ330もONになり、その駆動力は中
間ギア331を介して排紙ローラ319へと伝達され、
排紙ローラ319が回転するため、排紙部に送られた原
稿69は排出される。 上記のモータの0N−OFFの制御は原稿サイズを検出
することによって行われる。すなわち、第20図に示す
ように、原稿サイズの検知はレジスト検知センサ245
によって長さの検知を行い、サイズ検知センサ332に
よって幅の検知を行っている。この場合、長さはレジス
ト検知センサ245のONからOFFまでのパルスをみ
ている。 これらのデータは用紙指定変倍、自動用紙選択モード時
のサイズデータとして複写機本体側に送信している。 (2,3原稿反転部) 原稿搬送ユニット51の原稿反転部310の詳細を第1
28図に示す、原稿搬送部54から搬送されてきた原稿
69はこの原稿反転部310によって第129図(al
〜(d)に示すような4つの動作が可能である。 第129図(a)は原稿69を原稿搬送部54から原稿
スタック部52へ送るモードである。このモードでは反
転ソレノイド316がOFFの状態であるため切換爪3
18a、318b、318cは第128図に示す1点鎖
線の位置にあり、ターンローラ315の正転により、原
稿搬送部54から送られてきた原稿69は搬送路311
を通過し、排紙検知センサ321を切って原稿スタック
部52へ送られる。排紙検知センサ321が原稿69の
後端を検知したらターンローラ315および搬送ベルト
53は停止する。 第129図(blは原稿搬送部54から送られてきた原
稿69を反転して原稿スタック部52へ送るモードであ
る。このモードでは反転ソレノイド316がONの状態
であるため、切換爪318a。 318b、318cは第128図に示す実線の位置にあ
り、ターンローラ315の正転によりギアを介して噛合
している排紙ローラ319も正転しており、原稿69は
搬送路311を通過し、排紙検知センサ321、続いて
322を切って排紙ローラ319側へ送られる。ここで
排紙検知センサ322が原稿69の後端を検知したら、
反転ソレノイド316はOFFの状態となり、同時にタ
ーンローラ315は停止する。その後、ターンローラ3
15は逆転するため、原稿69は再び排紙検知センサ3
22を切って原稿スタック部52に送られる。なお、原
稿排紙センサ322が原稿69の後端を検知したらター
ンローラ315は停止する。 第129図(C)は原稿搬送部54から送られてきた原
稿69を反転して原稿搬送部54へ戻すモードである。 このモードでは反転ソレノイド316がONの状態でタ
ーンローラ315および搬送ベルト53が正転している
ため、原稿69は排紙検知センサ321を切って排紙検
知センサ322側へと送られる。ここで排紙センサ32
2が原稿69の先端を検知したら反転ソレノイド316
がOFFされるため、原稿69はターンゲート317側
へと送られる。この時、搬送ベルトは予め逆転している
ので、原稿69はコンタクトガラス17上へと送られる
。 第129図(d>は原稿69を原稿搬送部54上側のカ
バー上へ放出するモードである。このモードでは反転ソ
レノイド316がONの状態でターンローラ315およ
び排紙ローラ319が正転しているため、原稿69は排
紙検知センサ321.322を切って、排紙ローラ31
9から外に放出される。排紙センサ322が原稿69の
後端を検知したら、一定時間後ターンローラ315およ
び搬送ベルト53は停止する。なお、これらの動作制御
については後述の第127図のフローチャートを参照願
いたい。 (2,4原稿スタック部) 原稿スタック部52としての原稿スタックユニットは、
第21図に示すように原稿搬送ユニット51に続く原稿
移送部351と、原稿スタックトレイ部353およびド
ギーテール部355とから構成されている。 原稿スタックユニット52は原稿搬送ユニット51の搬
送路の排紙側の末端に続く原稿受入口357からスタッ
クトレイ部353に向かうスタックトレイf@搬送路3
59とドギーテール部355に向かうドギーテール側搬
送路361、および前述のフィニッシャ11へ向かうフ
イニソシ中側搬送路363の3本の搬送路を有し、この
搬送路359.361.363が切換部材365によっ
て任意に切り換えることができるようになっている。 切換部材365には、原稿受入口357から入り口側搬
送路367を経て原稿69が送られるが、この原稿69
の搬送のために入り口側搬送路367に沿って一対の搬
送ローラ369が設けられ、原稿69の同搬送路367
への進入を検知するための第1の進入検知センサ(進入
検知1)370が配設されている。また、搬送路359
にもスタックトレイ353側からの原稿69の進入を検
知するための第2の進入検知センサ(進入検知2)36
8が配設されている。搬送路359および361にも搬
送ローラ371,372.373が設けられ、さらにス
タックトレイ部353およびドギーテール部355例の
放出口には放出ローラ374.375が設けられている
。 切換部材365は側面視略5角形のもので、その内部に
第1ないし第3の切換用搬送路365 a。 365b、365Cが形成されてu′Iる。第1の切換
用搬送路365aは入り口側搬送路367とドギーテー
ル側搬送路361とを(第23図)、もしくは入り口側
搬送路367とスフタクトレイ側搬送路359とを(第
22図)、第2の切換用搬送路365bは入り口側搬送
路367とフィニッシャ側搬送路363とを(第24図
)、第3の切換用搬送路365Cはスタックトレイ側搬
送路359とフィニッシャ側搬送路363とを(第23
図)それぞれ連通するためのもので、上δ己3つの搬送
路365a、365b、365cに対し搬送可能な搬送
ローラ376が配設されて%Nる。この切換部材365
は切換用ステンピンク゛モータ377によって回動され
、上記3つの経路を自在に切り換えることができる。こ
の切り換えに際して番よ、図において切換部材365の
上部に設しナられた切換ホームポジションセンサ378
によってその(立置が検出できるようになって(する。 なお、上記スフ・ツクトレイ側搬送路359およびドギ
ーテール側搬送路361の末端にC′!それぞれ原稿放
出検知センサ379.380力(設已すられている。 (2,5原稿スタックトレイ部) 原稿スタックトレイ部353にGま第25図に示すよう
に、先端寄せころ381と先端寄せころ駆動ソレノイド
383が設けられ、スタックトレイ側搬送路359の放
出ローラ374によってスタックトレイ382上に放出
された原稿69番よ先端寄せころ381によって逆送さ
れ、原稿先端力く揃えられる。この先端寄せころ381
1よ原稿後端力曵放出検知センサ379の検知部分を通
過完了するまで第21図に示すように先端寄せころ駆動
゛ソレノイド383がOFF状態で上4立1こあり、原
稿69が完全にスタックトレイ382上に落ちると、先
端寄せころ駆動ソレノイド383力<ONとなり、下位
置に下がって原稿69に当接する。その後、先端寄せこ
ろ381が回転して原稿69を逆送し、原稿呼び出しこ
ろ384まで送る。このようにして原稿69を逆送する
と直ぐに先端寄せころ駆動ソレノイド383がONにな
り、先端寄せころ381はスタックトレイ382上から
上昇し、次の原稿69の放出を待つ。 原稿69の呼び出し機構は、第26図に示すように、呼
び出しころ384と、この呼び出しころ384を回転駆
動する図示しない駆動装置と、原稿69を呼び出しころ
384に押し付ける呼び出しレバー385と、呼び出し
レバー385を駆動する呼び出しソレノイド386とか
ら主に構成されている。これにより、原稿69の先端が
先端寄せころ381によって呼び出しころ384まで移
送され、複写機本体から給紙信号が入ると呼び出しソレ
ノイド386がONになり、呼び出しレバー385が原
稿69を呼び出しころ384に押し付け、原稿69を呼
び出しころ384に密着させる。次に、図示しない給紙
スプリングクラッチがONになり、呼び出しころ384
が回転を開始し、スタックトレイ部382にスタックさ
れた原稿束の中から最下部の原稿69を送り出す。 なお、この最下部の原稿69を原稿束カーら分離するた
めに、この実施例では、第27図に示すような分離ベル
ト389と分離ころ390をf吏、用している。すなわ
ち、分離ベルト389しよ分離ころ390に接し、スプ
リング391の弾性力Gこよって張られている。これに
より、原稿69をIl!擦力によって分離し、分離ころ
390の回転方向に部分って搬送する。 (2,6ドギーテール部) ドギーテール部355は第28図の要部正面図および第
29図の要部側面図に示すように、シフトトレイ392
とその駆動機構393と力1らなっている。駆動機構3
93はシフトトレイ駆動モータ393aと、この駆動モ
ータ393aの駆動軸393bに固定されたウオーム3
94と、このウオーム394と噛合するウオームホイー
ル395と、ウオームホイール395の側面の外周側力
)ら回転軸と平行に突設された係合突起395aと、こ
の係合突起395aと係合する第1の係合漢396aが
穿設され、回動支軸396Cによって揺動自在に支持さ
れたリンク396とからなり、このリンク396の第1
の係合溝396aの反対側に形成された第2の係合溝3
96bを介してシフトトレイ392の係合ビン392a
と係合している。また、ウオームホイール395の反係
合突起突設側には、シフトトレイ392のホームポジシ
ョン言い換えれば、ウオームホイール395のホームポ
ジションを検知させるためのホームポジションセンサ遮
蔽板395bが突設され、このホームポジションセンサ
遮蔽板395bの位置に対応したシフトトレイ392の
ホームポジション位置を検出できる位置にホームポジシ
ョンセンサンサ397が配設されている。 このように構成すると、シフトトレイ駆動モータ393
aがONされ、駆動軸393bが回転すると、ウオーム
394が回転し、このウオーム394の回転がウオーム
ホイール395に伝達されて回転することになる。ウオ
ームホイール395が回転すると、ホームポジションセ
ンサ遮蔽板395aがホームポジションセンサ397の
光路を遮蔽してホームポジションを得る。このときリン
ク396は符合Fで示す傾きになり、シフトトレイ39
2は前側すなわち原稿移送部351側に寄せられた状態
になる。そして、原稿69が送られた後、シフトトレイ
駆動モータ393aは予め設定されたパルス数によって
ウオームホイール395が180°回転するまで回転し
、リンク396は符号Rで示す傾きになる。これにより
、シフトトレイ392は後側に寄せられた状態になる。 このように符号FとRの間の傾きによってシフトトレイ
392はこの実施例では30鶴のストロークでスライド
するように設定されている。なお、ホームポジションセ
ンサ遮蔽板395aはホームポジションが前後どちらで
も良い場合は、上記実施例の逆側にも設けることができ
る。
【3.後処理系部】 転写紙37は作像系部6でコピーが行われた後、フィニ
ッシャ11に搬送されてオペレータによって指示(入力
)されたモードに従って後処理が行われる。また、これ
と平行して原稿69も入力されたモードによってはフィ
ニッシャ11に搬送され、入力されたモードに従った後
処理が行われることもある。この後処理とは、複写後の
原稿69や転写紙37のソートやステープル等の処理を
指している。この実施例では、ビン可動式のソータ・ス
テープラを採用し、そのソータ・ステープラで転写紙3
7と原稿69の処理が行えるようになっている。以下、
詳しく説明する。 (3,1シート収納ビン) シート収納ビン57は第3.0図に示すように、一端が
シート収納ビン駆動軸401の長手方向に沿って一体に
接合されており、そのシート収納ビン401に隣接した
位置に後述の第1の落としころ431が進出するための
落としころ用孔403が3カ所穿設され、同じシート収
納ビン401に隣接した位置であって一方の縁部にステ
ーブルが進出できるようなステープル用切欠き405が
形成されている。また、他端側には、オペレータが手で
シートを取り出すことができるように、シート取り出し
用切欠き407が形成され、さらに、シート収納ビン5
7のほぼ中央部にジョガーが進出可能なように1対のジ
ョガー用長孔409が穿設されている。第30図におい
て下方に位置した縁部は第34図にも示すように、立ち
上がり部411となっており、シートの縁部をこの立ち
上がり部411に当てて、シートを揃えることができる
ように意図されている。なお、同図において2点鎖線で
示されているものは、整置されたシートの外形である。 上記のシート収納ビン57は前述のように、この実施例
では20ビン用意され、第31図に示すように、シート
収納ビン駆動軸401をビンホルダ413のガイド溝4
15に最終ビン以外全て上下動自在に遊嵌され、第32
図に示すヘリカルホイール417によって駆動される。 ヘリカルホイール417は第31図に示すように1対設
けられ、ビンモータ418によって回転駆動される。す
なわち、ヘリカルホイール417は同軸の回転軸420
と一体で回転し、その一方の回転軸420の下端側には
回転検知板422およびビン駆動プーリ406がそれぞ
れ軸着されている。また、他方のヘリカルホイール41
7の下端側にはビン駆動プーリ408が軸着されている
。 そしてビンモータ418の回転軸に軸着されたプーリと
上記の二つのビン駆動ブー+J406,408との間に
張設されたビン駆動ベルト410を介し、ビンモータ4
1Bの駆動力が伝達される。なお、この駆動力の伝達を
良好に行うため、これらのプーリ間にビン駆動ベルト加
圧プーリ412を設け、適当な加圧力を付与してビン駆
動ベルト410の張力を調整している。 回転検知板422には円周方向の一部に切欠きが設けら
れ、その切欠きを透過する光をホトインタラプタからな
るビン検知センサ404によって検出するようになって
いる。このビン検知センサ404は回転検知板4220
所定回転毎例えば1回転毎に切欠きの位置を検出し、パ
ルスを発生する。したがってこのパルスをカウントする
ことによりヘリカルホイール417の回転数がわかり、
シート収納ビン57の段数も初期位置からのカウント数
により検出できる。 ヘリカルホイール417には3回転分の螺旋状溝419
が形成されており、このヘリカルホイール417が回転
すると上下2つのシート収納ビン駆動軸401がヘリカ
ルホイール417の螺旋状溝419に喰われ込まれて上
昇する。また、ビンホルダ413の最上部に突設された
ビンホルダ駆動軸421も同時に上昇し、切欠き部から
落ち込んで上昇してきた上側のシート収納ビン57(u
p)の駆動軸401と重なり、ヘリカルホイール417
は停止する。この時、下側のシート収納ビンは57 (
down)の駆動軸401の位置で停止している。なお
、第32図で上側のシート収納ビン57(up)の位置
が後述のステーブル待機位置に相当する。 (3,2ステーブル機構) 第33図はステープラ65部分を排紙側から見た正面図
、第34図は同部分の側面図である0両図において、ス
テープラ65は1対のリードスクリュー423によって
シート収納ビン57の側面に対して近接・離反自在に支
持されている。リードスクリュー423はギア群425
を介してステープラ移動モータ427によって回転駆動
され、この回転によってステープラ65の上記近接・離
反動作(矢印M8.方向)が行われる。また、第33図
おいて左側の1点饋’IIA L s sと右側のシー
ト収納ビン57の端部を示す1点11j wARz s
との間隔W5.は第30図のステーブル用切欠き405
の幅を示しており、非ステーブル時には上記ステープラ
移動モータの駆動によりステープラ65はこのステーブ
ル用切欠き405から退避し、ステーブル時にはこのス
テーブル用切欠き405内に進入する。なお、ステープ
ラ65の退避位置すなわちホームボジシッンはリードス
クリュー423、ステープラ移動モータ427およびギ
ア群425を支持する側板に取り付けられたホームポジ
ションセンサ429によって検出される。 ステープラ65はステープラ本体の斜視図である第41
図に示すように、ハンマ424、リンク426、カム4
28、駆動ギア430、従動ギア432および駆動モー
タ434とから主に構成されている。ハンマ424は1
、駆動モータ434により駆動される駆動ギア430、
この駆動ギア430に噛合する従動ギア432を介して
回転駆動されるカム428の回転に従って作動するリン
ク426によって駆動される。このステープラ65では
、シートがステーブルポジションにセットされると、ハ
ンマ424が回転を始め、1回転すると第42図のステ
ープラの側面図に示すようにステープラホームポジショ
ンセンサ436が押され、これによりカム428の回転
が停止する。この間にステーブルを行う。なお、このス
テーブルは第43図に示すように、ステーブル針の上端
がシートの上縁および側縁からそれぞれ5鶴の位置にく
るように行われる。 (3,3シート落とし機構) このフィニフシャ11には、上記ステープラ65の外に
ステーブルした紙束をシート収納ビン57から落下させ
てスタックするスタックトレイ67が前述のように設け
られている。このスタックトレイ67に紙束すなわちシ
ートを落下させるために、第35図ないし第37図に示
すような機構が設けられている。 第35図は複写機本体の正面から見た要部構成図、第3
6図は落としころを示す要部平面図、第37図は落とし
ころおよび落としころの駆動機構を示す斜視図である。 これらの図において、落としころは3つの第1落としこ
ろ431と3つの第2落としころ433からなり、第1
落としころ431は落としころ上昇アーム435に回動
自在に支持され、第2落としころ433は落としころ駆
動軸437に同軸に軸支されている。第2落としころ4
33と第1落としころ431との間には伝達ゴム439
が張架され、落としころ駆動軸437の回転が第2落と
しころ433から第1落としころ431に伝達されるよ
うになっている。 落としころ上昇アーム435は落としころ駆動軸437
の外周に遊嵌され、後述するように落としころ駆動軸4
37とは別体に落としころ駆動軸437の外周に沿って
回動可能になっている。落としころ駆動軸437の一端
にはプーリ443が装着され、別体に設けられた落とし
ころ駆動モータ441の回転が落としころ駆動ベルト4
45によって伝達される。また、落としころ上昇アーム
435の一端にはギア447が軸着され、このギア44
7に対して中間ギア448を介してセクタギア449が
噛合している。セクタギア449は、落としころ移動モ
ータ451によって駆動され、その駆動軸に同心に軸支
された駆動ギア453と噛合し、落としころ移動モータ
451の回転によって駆動ギア453から駆動力を得て
いる。このセクタギア449の駆動範囲はこの実施例で
は120°に設定され、これにより落としころ上昇ア−
4435も120”回動できるようになっている。この
ように構成することによって、第1および第2の落とし
ころ431.433が自転しながら落としころ上昇アー
ム435が第35図で2点鎖線示す位置から120°回
転して第1落としころ431が落としころ用孔403か
ら突出する。 これにより、第131図のステーブル済みシートの落と
し動作を示す動作説明図かられかるように、シート収納
ビン57上に収納されていたステーブル済みのシートS
が図示しないベーパストッパから外れ、シート収納ビン
57からスタックトレイ67側に落下する。 スタックトレイ67は第132図に示すようにシート収
納ビン57に収納されたシートSをシート搬送方向逆側
に戻して、本体前面に90°向きを変えて落とし込む傾
斜面455を持っている。 この落とし込む様子は第132図の(11から(6)ま
での動作説明図で明らかであろう。なお、(1)から(
6)までの動作説明図において、左側に示したものが排
紙側からみた正面図であり、右側はそれに対応する側面
図、すなわち複写機正面からみた正面図になっている。 (3,4ジッガー機構) 上記のようにシートSをステーブルしてスタックするた
めにはシートSを揃える必要がある。そのためにシート
揃え機構すなわちジョガー機構が設けられている。第3
8図は複写機正面から見たジョガー機構を含む要部正面
図、第39図はその駆動機構を示す概略構成図である。 このジョガー機構は、前述のジョガー用長孔409に最
上部のシート収納ビン57から下方に向かって遊挿され
た前側と後側のジョガーロッド461.462と、この
1対のジョガーロッド461,462を駆動ベルト46
5を介して駆動するモータく以下、ジョガーモータと称
する)463とから主に構成され、ジョガーモータ46
3の回転により、ジョガーロッド461,462がジョ
ガー用長孔409に沿って位置を変えるようになってい
る。 ジョガーモータ463はステンピングモータからなり、
その回転軸に軸着された駆動プーリ467とジョガー用
長孔409の長平方向でこれらの長孔409を挟んで対
向する位置に設けられた従動プーリ469間に上記駆動
ベルト465が張設されている。ジョガーロッド461
.462はメインスイッチON時にはジョガーホームポ
ジションセンサ471によって検出されるホームポジシ
ョン位置にあり、スタートキーON時、カセットサイズ
データによる位置、あるいは原稿サイズデータによる位
置に移動する。 この位置は第40図に示すようにベーパサイズP、。よ
りも奥側で、L4゜(=15B)多い位置であり、この
状態でベーパのシート収納ビン57への進入に備えてい
る。ベーパが排出し終わると、ジョガーフェンスはベー
パサイズまで移動し、ベーパ揃えを行う。このベーパ揃
え動作はシート収納ビン57にベーパが進出してくるた
びに行う。 (3,5シート偏向機構) 切換部61に設置されたシート偏向装置475は複数の
搬送ローラの間に設けられており、シート偏向装置47
5内に配置された切換ホイール477が回動することに
より、進入路と排出路とからなる複数の搬送路を連通ず
ることができるようになっている。この実施例で搬送路
とは、第1図に示すように、進入側として原稿進入路G
 i nおよび転写紙進入路P、fiを意味し、排紙側
としてトレイ排出路T。utおよびビン排出路B。ut
を意味する。したがって、連通ずる搬送路としては下記
の〔1〕ないし〔4〕の組み合わせが得られる。 進入側      排紙側 (1)    Gi、        B、、tC21
Gin    −”    ’r、@t(3)    
Pia    −B。、t(4)    p+、   
 →   T o u tなお、上記〔1〕ないし〔4
〕のシート案内路の切り換えは後述の第96図に、また
、切換ホイールの移動角(パルス)データは後述の第9
5図に示す。 切換ホイール477は第44図の斜視図に示すように、
複写機1本体の前面からみて前側に位置する前部切換ホ
イール479と後部切換ホイール481の二つの部分か
らなり、その軸線に沿って切換ホイール回転軸483が
設けられている。この切換ホイール回転軸483の後側
にあたる一端部には、切換ホイール駆動プーリ485が
軸着され、切換ホイール駆動モータ487によってモー
タ側プーリ489との間に張設された切換ホイール駆動
ベルト491を介して駆動される。なお、図において切
換ホイール駆動ベルト491に当接しているプーリは切
換ホイール駆動ベルト491の張力を調整するためのテ
ンショナ493である。 また、切換ホイール回転輪483の前側にあたる他端部
には、切換ホイール固定スプリング495を介して面板
497が切換ホイール回転軸483に螺合するノブ49
9によって固定されている。 切換ホイール477の外周部には、第1図および第45
図の斜視図に示すように、後述の切換ホイール477内
の案内路525,527の開口部に対向するように設け
られた前述の原稿進入路G10、転写紙進入路P0、ト
レイ排出路T0□およびビン排出路B outに対応じ
てそれぞれ2対の搬送ローラ対501,503、排紙ロ
ーラ対505゜507が配設されている。これらの搬送
ローラ対501.503、排紙ローラ対505,507
は一方のローラの支軸509.511に嵌着されたプー
リ513.515と駆動モータ517のプーリ519間
に張設された搬送ベル)521,523を介して当該駆
動モータ517によって駆動され、原稿進入路G i 
n、転写紙進入路P0のいずれかから進入してきたシー
トをトレイ排出路T0□、ビン排出路B。utのいずれ
かに排出するできるようになっている。 切換ホイール477の内部には、第44図および第46
図に示すように、前にも少し触れた二つの案内路525
,527が形成されている。この案内路525は前述の
〔1〕ないし〔4〕の搬送路の組み合わせを設定するた
めのもので、切換ホイール駆動モータ487の駆動によ
って搬送路の組み合わせの変更が可能である。この切換
ホイール477は前述のように前部切換ホイール479
と後部切換ホイール481の二つの部分からなっている
が、この両者は前部切換ホイール479の端面に穿設さ
れた位置決め孔531に後部切換ホイール481の端面
に立設された位置決めビン529を嵌入させて両者の位
置決めと回動時の同期をとっている。これはシートのジ
ャムを考慮したもので、上記構成をとることによりノブ
499を切換ホイール回転輪483から外せば、面Fi
497および前部切換ホイール479を切換ホイール回
転輪483に沿って引き出して手を入れることが可能に
なり、案内路525.527でジャムしたシートの取り
出しが簡単に行える。 第133図は切換ホイール477回りに配置されたセン
サ類を主に示す図であり、同図は原稿をシート収納ビン
57に収納する場合を示している。 同図において、転写紙進入路P isの搬送ローラ対5
33および前記搬送ローラ対503の搬送方向直前には
転写紙進入検知センサ534.504が設けられている
。同様に、原稿進入路Ginの搬送ローラ対535,5
01の同位置には原稿進入検知センサ536.502が
、トレイ排出路T、、1、の搬送ローラ対537,53
9の同位置にはトレイ排紙検知センサ538およびトレ
イ排紙中継検知センサ540が、さらに、ビン排出路B
。、、の搬送ローラ対541の同位置には放出検知セン
サ542がそれぞれ設けられている。また、シート収納
ビン57の支持部分のホームポジション位置にはビンホ
ームポジションセンサ543が、ステープラ関係ではス
テーブラホームポジシッンセンサ(429位置)、ステ
ープル針エンド検知センサ(429位置)、ステープル
回転検知センサ(429位置)が、ジッガー関係ではジ
ッガーホームポジションセンサ471が、切換ホイール
477関係では切換ホイールの回転位置を検出する切換
ホイールホームポジションセンサ545がそれぞれ設け
られている。 切換ホイール477は切換ホイール駆動モータ487に
よって前述のように駆動され、これにより、切換ホイー
ル477の現状位置データからパルス数をカウントする
ことによって新しく入力された案内路525もしくは5
27を選択できる。
【4.制御回路】 第47図は複写機本体の制御系の概略を示すブロック図
である。このブロック図では大まかに3つのセクション
に分けられる。それは操作部・AC1!lIw系、複写
工程制御系および光学制御系である。 操作部・AcIJ?II系は主に、操作部・AC制御系
全体の制御を司る中央制御装置(以下、CPUと称する
)551、AC駆動回路553、リード・オンリイ・メ
モリ (以下、ROMと称する)555およびゲートア
レー557からなっている。 AC駆動回路553には交流電源559と、交流isか
ら直接電力を供給される定着ヒータ561および駆動モ
ータ563が接続されてこれらの制御を行い、また、ラ
ンプ565の制御も行っている。このAC駆動回路55
3はCPU551のANボートに接続されて、各出力系
の出力をCPU551に入力している。CPU551は
この外にキー人力マトリックスから指示入力を受け、カ
イダンズ表示567に、直接およびラッチ569を介し
てROM557に、表示用マトリックスに接続されたゲ
ートアレー557およびデコーダ571にそれぞれ接続
されてこれらの制御を行う。 複写工程制御系はCPU573、ROM575、不揮発
性ランダム・アクセス・メモリ(以下、不[発RAMと
称する)577、二つのシリアルデータ送受信素子57
9.581および二つのゲートアレー583,585か
ら主に構成されている。 これらはバスを介してそれぞれ入出力され、CPU57
3による制御が可能になっている。また、符合587お
よび589はそれぞれデコーダとラッチである。 上記シリアルデータ送受信素子は後述の原稿供給装置の
CPUとの送受信を行うものである。また、ゲートアレ
ー583は複写工程用の各種出力584のためのもので
、ゲートアレー585は複写工程用の各種入力586の
ためのものである。 光学制御系はROMを内蔵したCPtJ591、プログ
ラマブルタイマ593、サーボモータ596の駆動回路
595から主に構成されている。プログラマブルタイマ
593と駆動回路595はそれぞれバスを介して接続さ
れ、さらにサーボモータ596の回転位置を検出するエ
ンコーダ599の出力がCPU591に入力されている
。CPU591は原稿サイズ検出センサおよび原稿濃度
検出センサ592、さらには各種位置検出用センサ59
4から検出出力の入力を受け、変倍用ステフピングモー
タ598を含む光学制御系に属する各種の制御を行う、
なお、複写工程制御系のCPU573には操作部・AC
1llJm系のCPU551と光学制御系のCPU59
1がそれらのT、D端子およびRI D端子を介してそ
れぞれ接続されている。 第48図は原稿搬送ユニット11の原稿供給制御系の概
略を示すブロック図である。原稿供給制御系はこの制御
系全般の制御を司るCPU601、このCPU601に
接続されるROM603、ゲートアレー605、二つの
モータコントローラ607.609、ドライバ611.
613およびラッチ615から主に構成されている。こ
の制御系では、CPU601に原稿排紙部55、言い換
えれば原稿スタックユニットの各制御要素1、第1ない
し第3のドア検知センサ617,619,621、ドラ
イバ611とモータコントローラ607を介して原稿搬
送ベルト駆動用モータつまり原稿搬送モータ323のド
ライバ(H型ドライバ)623、原稿搬送モータ323
の回転位置を検出するエンコーダ625、モータコント
ーラ609を介して原稿排紙用のモータ330、サイズ
センサ332、原稿先端検知センサ243、レジストセ
ンサ245、原稿セット検知センサ289、排紙センサ
321.322、リフトアップスイッチ289が直接接
続されている。また、ゲートアレー605にはドライバ
613を介して呼び出しソレノイド267、分離解除ソ
レノイド285、レジストソレノイド238、反転ソレ
ノイド316および底板上昇モータ241がそれぞれ接
続され、さらに、多段ADF49の各制御要素が接続さ
れている。 第49図はフィニッシャ11の制御系の概略を示すブロ
ック図である。フィニッシャ11の制御系はこの制御系
全般の制御を司るCPU651と、ROM653と、ゲ
ートアレー655と、ラッチ657とから主に構成され
ている。CPU651にはフィニッシャ11に関する各
制御要素の出力信号659が入力されて後述の各種制御
が可能になり、ゲートアレー655を介してこる駆動モ
ータ434、ジョガーモータ463、切換ホイール駆動
モータ487、落としころ駆動モータ441、ステープ
ラ65の各種制御要素等と接続されている。 なお、前記原稿供給ユニット制御系のCPU601はT
XD1端子およびR1DI端子を通じて複写工程制御系
のシリアルデータ送受信素子579と接続され、フィニ
ッシャ制御系のCPU651はTxD2端子およびRx
D2端子を通じて複写工程制御系のシリアルデータ送受
信素子581と接続される。これにより、複写工程制御
系のCPU573と各セクションの全てのCPU551
゜591.601.651がそれぞれ通信可能となり、
各セフシランの制御要素を一体的に複写工程制御系のC
PU573によって制御することが可能になる。
【5.全体の制御概念】 上記のようにそれぞれ構成された各部が結合されてどの
ような制御が行われるのか概略的に説明する。 図は攪ぶが第134図にその制御の概念図を示す、この
図かられかるように、複写機本体1と多段ADF49と
フィニッシャ11とが電源投入によってそれぞれ各種の
チエツクもしくは処理を行う。 すなわち、複写機本体1では、まずイニシャル処理13
4−1が実行され、次いで待機処理134−2、前処理
およびコピー処理134−3、後処理134−4がそれ
ぞれ実行される。これらの各処理にはそれぞれエラーチ
エツクに代表されるエラーモード134−5が設定され
、各種のエラーに対応できるようになっている。イニシ
ャル処理134−2としては主に、表示イニシャル処理
およびフラグイニシャル処理が挙げられる。また、待機
処理134−2にはキー人力処理およびモード設定処理
が含まれる。さらに前処理およびコピー処理134−3
にはリピート処理が含まれ、後処理134−4とはリピ
ート終了後の処理を指し、コピーの終了や中断があると
この処理から待機処[134−2に移行し、エラーがあ
るとエラーモ−ド処理134−5に移行する。 多段ADF49およびフィニッシャ11では、モード処
理と異常チエツク134−6,134−8とタイミング
処理134−7,134−9が行われ、これらは繰り返
し7実行される。
【6.各部の動作間?I11 上記のようにそれぞれ構成された各部およびこれら各部
によって形成された複写機システムの全体の動作の制御
についてフローチャートを参照しながら説明する。 (6,1全体の概略的な制御) この実施例に係る複写機1は原稿の給送側に5段の多段
ADF49を備えているので、複数のジョブを順実行す
ることができる。すなわち、予約モードとして複数、実
施例では最大5個のジップを入力し、その入力を記憶し
てコピー生産性が高くなるようにコピーの実行順を選択
してジョブ内容に従った処理を行うように設定できる。 また、当然通常のコピーモードも選択可能であり、予約
モードと通常コピーモードは不揮発RAMデータやプリ
ント配線板上のデイツプスインチで選択する。 この予約モード、通常モードにおける処理には、コピー
動作処理、コピー排出後処理、および原稿処理がある。 コピー動作処理では、予約モード、通常モードともに設
定されたモードに従ったコピー動作を行う、コピー排出
後処理では、予め設定されたモードに従って、ソート、
ステープルその他の処理を行う、なお、ソートモード時
はフィニッシャ11の20ビンの内の最下段のビンを1
ビン目とし、ステープルモード時は最上ビンを1ビン目
とする。原稿処理では、予め設定されたモードに従って
、シフトトレイ392またはソートビン(シート収納ビ
ン57)その他に排出する。ソートビン上に排出する際
は、コピー排出処理が全て終了した後にこの処理が実行
される。 (6,2予約モード) 予約モードとは、予め複数のジョブを設定し、ジョブ(
コピー動作)のスタートタイミング等は複写機側で判断
して実行するモードで、ジョブの処理方法その他は通常
の複写動作と同じである。 予約モードを設定するための条件として、■ 周辺機(
各オプション群)が指定されていること、 ■ 予約モードが選択されていること、の二つが上げら
れる。 この場合■の条件は、各オプション群がシリアル通信に
よりオンライン接続されているかどうかによって判断す
る。この条件が満足されている場合、予約モード、通常
コピーモードともに選択実行可能なため、前述のように
、不揮発RAM577のデータ書き換え、プリント配線
板上のデイツプスイッチ等の手段を使用してどちらか選
択する。 この予約モードの設定の概略は以下の通りである。なお
、操作部の各部については後述の第53図を参照された
い。 (1)  入力時 ■・予約モードキー661をONにする。 ・予約(受は付け)LED677を点滅させる。 (受は付けLED667点滅・点灯時は予約モードから
退避) ■・3桁の数字(暗唱コード)入力後、予約選択キー6
71のPi、 P2.  P3. P4. P5の対象
となるキーをONにする。 ・入力ミス時、モードクリアキー665は有効状態に保
持しておく。 ・3桁でない場合、予約モードから退避する。 (PiないしP5がすでにONされているときには、モ
ードクリアし、モード変更となる) ■・3桁のコード入力がOKならば、予約選択キー66
1の各キーP1ないしP5に対応する表示用のLEDP
I、LEDP2.LEDP3.LEDP4.LEDP5
の一つを点滅させる。 ・予約LED677をONにする。 ■・予約モード入力後、エンタキ−673をONにする
。 ■・予約モードが入力され、エンタキ−673がONに
なっていれば、予約選択の対象となったキーに対応する
LED675を点灯させる。 ・予約LED677をOFFにする。 (2)モードクリア、変更 ■・予約モードキー661をONにする。 ■・3桁の数字入力後、予約モードキー661のPlな
いしP5の何れかキーをONにする。 ・入力ミス時、モークリアキー665は有効状態に保持
しておく。 ■・入力時の3桁の数字が一致していなければ、予約エ
ラーLED679をON後、予約モードから退避する。 ■・入力時の3桁の数字と一致していればOKである。 ・LED675のPlないしP5の対応するものを点滅
させる。 ・設定モードに変更する。 ・予約LED677をONにする。 (3)  モードクリア時 ■・モードクリアキー665とエンタキー・673を同
時にON (0,5秒間)にする。 ■・対応LED675および予約677をOFFにする
。 (4モード修正時 ■・変更モードをキー人力し、エンタキ−673をON
にする。 ・なお、シップ終了時、そのジョブに対応するPlない
しP5のLED675をOFFにする。 ・ジョブ実行中、ストップキーは有効状態に保持してお
く。 ・予約は可能な状態にしておく。 このときの処理の詳細を第50図および第51図のフロ
ーチャートを参照して説明する。第50図は予約モード
の設定の処理手順を示すもので、ステップ550−1で
周辺機器とのシリアル送受信処理のサブルーチンを実行
した後、フィニッシャ11に接続されているか(ステッ
プ550−2、以下、括弧内においてはステップをいう
語は省略する)、原稿スタックユニット52に接続され
ているか(550−3)、多段ユニット50が接続され
ているか(550−4)、原稿反転ユニット52が接続
されているか(S50−5)それぞれ判断し、全て接続
されておればステップ550−6で予約モードの設定を
許可してリターンする。 また、上記ステップS50−2から350−5の各ステ
ップで接続されていない周辺機器があれば、ステップ5
50−7で予約モードの設定を禁止してリターンする。 そして、第51図の処理に移り、ステップ551−1で
予約モードの設定が許可されておれば、ステップ351
−2で予約モードを選択する。この予約モードの選択は
前述のように不揮発RAM577、ディンブスインチそ
の他の手段を使用して選択することもできる。そして、
予約モードが選択してあれば、ステップ551−3で予
約モードとしてコピー制御を実行し、ステップ551−
1で予約モードの設定が許可されていない場合、および
ステップS51−2で予約モードが選択されていない場
合には、ステップ551−4で通常のキー人力処理によ
るコピーを行う。 なお、予約モードがステップ551−2で選択された場
合、予約モードジョブの入力、変更、クリアは全て3桁
の数字入力(暗唱コード)が必要となる。これは他のオ
ペレータによりジョブのクリア、変更をされないように
するためである。このときの処理を第52図を参照して
具体的に説明する。 この処理では、まず、予約モードキーがONされている
かどうか判断する。予約モードキー661は、第53図
の操作部の要部正面図に示すように、プリントキー66
3の上方に位置し、予約モードキー661とプリントキ
ー663との間にはモードクリアキー665と割り込み
キー667とが設けられている。プリントキー663の
左側にはテンキーおよびクリア/ストップキー群669
が、その上方に5種類の予約モードを選択する予約選択
キー群671が、また、その右横にエンターキー673
がそれぞれ配されている。予約選択キー群671の各キ
ーの上方には、予約の状態を表示する5個の表示素子(
LED)からなるLED群675が、さらに、その右側
に予約の受は付けを確認する表示素子としての予約LE
D677と予約エラーを示す予約エラーLED679が
それぞれ設けられている。 そこで、ステップ352−1で予約モードキー661が
ONされていると判断すると、ステップ552−2で予
約LEDがOFFになっているかどうか判断し、OFF
であれば予約LED677を点灯しく352−3)、テ
ンキー669を操作して3桁の暗唱コードを入力する(
S52−4)。 コード入力後モードクリア処理6693がONになって
いなければ(S52−5でNO)、予約選択キー群67
1のPlからP5の何れかのキーがONになっているか
どうか判断する(S52−6)。このステップ552−
6で何れかのキーがONになっていると判断すると、そ
のキーに対応するLED 675がOFFになっている
かどうか判断する(S52−7)。OFFになっていれ
ば、ステップ552−8でそのキーに対応するLED6
75を点滅させ、ステップ552−9で予約しED67
7をONにする。その後、3桁のコードデータをメモリ
に格納しく552−10)、コード入力フラグを立てる
(S52−11)、そして、ステップ552−12のサ
ブルーチンを実行して各予約モードキー661によって
モード設定を行い、ステップ552−13のサブルーチ
ンでモードチエツク処理を行う、この処理が終了しく5
52−14でYES)、モードクリアキー665がON
になッテイなければ(352−15でNO)、タイマ1
を止めてクリアしく552−16)、タイマ1スタート
フラグを降ろす(S52−17)。 その後、エンターキー673がONになっているかどう
か判断しくS52−18) 、ONになっていれば対象
となる予約選択キー671のLED675を点灯させ(
S52−19)、予約LED677を消して(S52−
20)モードデータおよび置数をメモリに格納した(3
59−21)後、リターンする。第54図はこのメモリ
に記憶されたコードデータを模式的に示すメモリマツプ
である。なお、ステップ552〜18でエンターキー6
73がOFFであると判断されたときには、そのままリ
ターンする。 もし、前記ステップ352−15の判断でモードクリア
キー665がONになっておれば、ステップ552−2
2のモードクリア処理を行い、エンターキー673がO
Nかどうか判断する(S52−23)。このステップの
判断でエンターキー673がONになっておれば、タイ
マスタートフラグが立っているかどうかをステップ35
2−24で判断し、立っていれば、タイマ1がカウント
アツプされているかどうかさらにステップ552−25
で判断する。そして、タイマ1がカウントアンプしてい
るならば、前記予約選択キー671によって選択された
キーに対応するモード設定をクリアしく552−26)
、対応するLED675を消しく552−27)、さら
に予約LED677を消した(S52−28)後、コー
ド入力フラグを降ろす(S52−29)、次いで、タイ
マ1を止めてクリアしく552−30)、タイマ1スタ
ートフラグを降ろして(S52−31)リターンする。 なお、前記ステップ552−23の判断でエンターキー
673がOFFならば、ステップ552−30以降の処
理をそのまま実行する。 また、ステップ552−23でタイマスタートフラグが
立っていないと判断したときには、0゜5秒タイマ1を
スタートさせ、タイマ1スタートフラグを立てて(35
2−32)リターンし、ステップ552−25でタイマ
lがカウントアンプされていないと判断したときには、
そのままリターンする。 前記ステップ552−14の判断がまだモードチエツク
処理を終えていないものであるならば、ステップ552
−33で各モードについて置数がオーバーがしていない
かどうか用紙確認のチエツクとそのチエツク状態の表示
を行い、モードクリアキー665がONになっておれば
(S52−34でYES) 、ステ、ブ552−22の
モードクリア処理以降の処理を実行し、OFFのままで
あれば(S52−34でNo)ステップ552−12以
降の処理を実行する。 また、ステップ552−7で予約選択キー671によっ
て選択されたものの対象となるlID675がONにな
っておれば、そのLED675が点滅しているかどうか
判断しく552−35)、点滅していれば、そのLED
675を消灯して(S52−36)メモリ内の3桁のコ
ードデータをクリアする(S52−37)。その後、コ
ード入力フラグを降ろしく552−38)、全てのモー
ドをクリアした(S52−39)後、予約LED677
を点滅させ(S52−40)でリターンする。 一方、ステップ552−35でLED675が点滅して
いないと判断したときには、3桁コードデータをメモリ
からロードして(S52−41)入力された3桁のコー
ドとメモリからロードされた3桁のコードとが一致して
いるかどうかを判断する(S52−42>、このステッ
プ552−42で一致していると判断したときには選択
対象となっているキーと対応するLED675を点滅さ
せ(S52−43)、メモリに格納されているモードデ
ータをロードしく552−44)、モードデータに従っ
た設定を行う(S52−45)、そして、コード入力フ
ラグを立て(S52−46)、選択対象に対応するLE
D675をONにする(S52−47)、その後、ステ
ップ552−13以降の処理を実行する。また、ステッ
プ552−42でコードが一致していないと判断したと
きには後述のステップ552−48以降の処理に移る。 なお、このステップ552−48以降の処理に移る前に
、予約エラーLED679その他の表示素子をある一定
時間点灯するように設定することもできる。 また、ステップ552−5でモードクリアキー665が
ONになっておれば、3桁の暗唱コードのキー人力をク
リアして(S52−48)リターンする。また、ステッ
プ552−6で対象となる予約選択キー671がOFF
であれば、そのままリターンする。 さらに、予約LED677がステップ552−2でON
になっていると判断した場合には、ステップ552−4
9で予約LED677の点滅を確認し、点滅せず点灯し
た状態であれば選択対象となったLED675を消灯し
く552−50)、メモリ内の3桁のコードデータをク
リアして(S52−51)コード入力フラグをOにする
(S52−52)、次いで、予約モードを全てクリアす
るサブルーチンを実行して(S52−53)予約LED
677を消灯した後リターンする。また、前記ステップ
552−49で予約LED677が点滅していると判断
した場合には、予約LED677を消灯して(S52−
54)リターンする。 なお、このフローチャートの最初のステップすなわちス
テップ552−1で予約モードキー661がOFFの状
態であると判断したときには、ステップ552−55で
コード入力フラグが立っているかどうか判断し、立って
いれば前記ステップ552−13以降の処理を実行し、
降りていればさらに予約LED677の点滅を確認する
(S52−56)、そして、予約LED677が点滅し
ていればさらにステップ552−4以降の処理を実行し
、点滅していなければリターンする。 上記のようにして予約ジョブが設定されると、選択した
ジョブナンバー、すなわち予約選択キー671の各キー
Pi、P2.P3.P4.P5に対応する多段ADF4
9の対応するビン201゜202.203,204,2
05上に原稿をセントする。そして、各々の予約モード
に従って実行ジップを選択し、実行する。 (6,3予約モードジョブの実行) 複写機1が予約モード状態で、待機状態の場合、5つの
予約モード(ジョブ)の実行順番は、以下の要素で決定
される。 ・全てステーブルモードであれば、入力された順番通り
。 ・ノンステーブルモードの場合、フィニッシャ11の空
いたシート収納ビン数、すなわちノンステーブルモード
で使用されていないビン数で、次のジップの実行が可能
な場合はノンステーブルモードを実行する。 この実施例では、ノンステーブルモードでは、そのジョ
ブ終了後5分間はフィニッシャ11のシート収納ビン5
7上に存在するように設定されている。これはその間に
オペレータがシート収納ビン57から取り出すことがで
きるように意図したものである。しかし、5分以上シー
ト収納ビン57上に置いたままにしておくと、次のジッ
プの実行が遅くなるため、この実施例では5分経過した
らステ、−プルし、スタックトレイ67に送り出し、シ
ート収納ビン57を空き状態にして他のジョブを′実行
できる状態にする。したがって、5分間の時間をどのよ
うに活用するかによってジョブ全体の処理時間が決まる
ことになる。 第55図は予約モードにおけるジョブの予約と実行の関
係を示す説明図である。この図は、予約ジップの受は付
は順番、予約されたモード、使用するビン数、シートが
残るビン数および予約ジョブの実行順番を示すものであ
る。この予約ジョブで、以下のようなモードが設定され
ている。 1)(a)コピーのステーブル5部 (b)原稿もステーブル (C)使用するビン数は5 (d)シートが残るビン数は0 2)(alコピーのソート8部 (b)原稿はソートビン (C)使用するビン数は8+1 (d)シートが残るビン数は9 3)(a)コピーのステープル5部 (b)原稿もステーブル (C)使用するビン数は5 (d)シートが残るビン数は0 4)(a)コピーのソート15部 (b)原稿はシフトトレイ (C)使用するビン数は15 (dlシートが残るビン数は15 5)(a)コピーのステープル10郡 山)原稿はシフトトレイ (C)使用するビン数は1O (d)シートが残るビン数は0 6)(a)コピーのソート15部 (bl原稿はソートビン (C1使用するビン数は15+1 (dlシートが残るビン数は16 7)(a)コピーのソート15部 (bl原稿はソートビン tc+使用するビン数は15+1 (dlシートが残るビン数は16 B)(a)コピーのステーブル20部 (bl原稿はシフトトレイ (C1使用するビン数は20 (d)シートが残るビン数は0 9)(alコピーのステーブル10部 (b)原稿はステーブル (C)使用するビン数は10 fd)シートが残るビン数は0 10) (a)コピーのソート5部 (b)原稿はソートビン (C)使用するビン数は5+1 (d)シートが残るビン数はに のようなジップの設定において、ジップ予約の入力順に
ジップを実行すると、5)までのジップが終了した時点
では、 1)のジョブ時間+2)のジョブ時間+5分タイマ(ノ
ンステーブルモードにおける待ち時間)+3)のシップ
時間+4)のジョブ時間+5分タイマ+5)のジョブ時
間 となる、しかし、5分タイマはジョブ終了からのタイマ
であるので、このタイマがスタートするジップすなわち
ノンステーブルモードを後にまわして処理するように設
定し、上記予約ジョブ受は付は順番の1)−2)−3)
−5)−4)の順でジップを実行すれば、 1)のジップ時間+2)のジョブ時間+5分タイマ+3
)のジョブ時間+5)のジョブ時間+4)のジップ時間 となり、5分タイマの時間分にあたる5分だけ早くシッ
プが終了する。同様にして6)以降のジョブも実行され
る。この実行の順番は第55図の最右欄に示しである。 なお、終了したジップは第56図に示すように順にシフ
トしていく。 これらの予約ジップの実行についての処理をフローチャ
ートを参照し、詳しく説明する。第57図は予約モード
のジョブの実行順番の決定手順を示すフローチャートで
ある。 この手順では、まず、ステップ557−1で予約選択キ
ー671のいずれかのキーP1〜P5がONされている
かどうか判断する。ONされておればステップ557−
2でそのONされた予約選択キーで設定されているモー
ドデータおよび置数データを呼び出す。そして、ステー
ブルモードになっているかどうかをステーブルモードフ
ラグが立っているかどうかによって判断しく557−3
)、ステーブルモードでなければさらにソートモードか
どうかソートモードフラグによって判断する(S57−
4)、ソートモードになっておれば、残紙ピンカウンタ
にコピ一部数のデータである置数データをセントしく5
57−5)、ソートフラグを立てる(S57−6)、次
いで、ステーブルフラグを降ろして(S57−7)使用
ピンカウンタにコピ一部数のデータである置数デ・−夕
をセットする。また、前記ステップ557−3でステー
ブルモードになっていると判断した場合には、残紙ピン
カウンタをリセットして(S57−9)ステーブルフラ
グを立て(S57−10)、ソートフラグを降ろした(
S57−11)後、ステップ557−8の処理に進む。 ステップ557−8の処理を終了すると、今度は原稿を
シート収納ピン57に収納するモードかどうかを示すO
RGソートモードフラグが立っているかどうか判断する
(S57−12)。なお、前記ステップ557−4の判
断でソートモードフラグが立っていない場合には、ステ
ーブルフラグ(357−13)およびソートモードフラ
グ(S57−14)を降ろし、さらに残紙ピンカウンタ
および使用ピンカウンタをリセット (S5’l−15
)した後、ソートモードフラグが立っているかどうか判
断する(S57−12)。 ステップ357−12でORGソートモードフラグが降
りたままになっていると判断したときには、ORGソー
トフラグを0にしく557−16)、対象となっている
予約選択キー671のキーPI〜P5のナンバーを2進
数でFPOHアドレス(POはPi、P2.P3.P4
および5に対応)の上位3ビツトで入力(S57−17
)してリターンする。 ステップ557−12でソートモードフラグが立ってい
ると判断したときには、ORGソートフラグを立て(S
57−18)、残紙ピンカウンタを1進め(557−1
9)、さらに使用ピンカウンタも1歩進させる(S57
−20)、そして、残紙ピンカウンタが20より大きく
なっているかどうか判断しく557−21)、大きくな
っておれば残紙ピンカウンタに20をセットする(S5
7−22)、ついで、使用ピンカウンタが20よりも大
きくなっているかどうか判断しくS 57−23)、大
きくなっていれば使用ピンカウンタに20をセットする
。なお、ステップ557−21で残紙ピンカウンタが2
0以下であると判断したとき、およびステップ557−
23で使用ピンカウンタが20以下であると判断したと
きには、それぞれ次のステップをジャンプしてその次の
処理を行い、ステップ557−17の処理を実行した後
、リターンする。 なお、前述のステップ557−17におけるFPOHア
ドレスの上位3ビツトとは、 ORGソートフラグ および、 FPMQ)( × × PO × =20ビン(5bit)− ↑ 残紙ピンカウンタ のことを指している。 また、ステップ557−2.ステップ55717および
上記P○は予約選択キー671  (PI。 2.3.4.5)によって選択された予約モードの状態
を示すものである。 ジョブの選択は第58図のフローチャートに示すように
、まず、シップ選択メモリの状態を判断することによっ
て始まる。ステップ358−1でジョブ選択メモリがO
でなければリターンし、0であればステップ358−2
でFPMILのステーブルフラグが立っているかどうか
判断し、立っていればステップ55B−10でジップ選
択メモリの上位4ビツトに1番目に実行するシップの番
号(Pi〜5)の数値を格納する。ステーブルフラグが
複写機1側のCPU573から送信され、1”でステー
プル動作の実行を示す、もしステップ35B−2でステ
ーブルフラグが立っていなければ、ステップ35B−3
でFPMILのソートフラグが立っているかどうか判断
し、立っていなければステップ558−10の処理を行
い、立っていればステップ358−4でFPMIHの残
紙ピンカウンタおよびFPMILの使用とンカウンタを
呼び出す。次いでステップ358−5でFPMIHの使
用ピンカウンタの数とFPMILの使用ピンカウンタの
数の和が20以下であるかどうか判断する。20以下で
あればステップ358−10の処理を実行し、20を越
えておれば、ステップ35B−6で2番目のジップ゛の
FPM2Lのステーブルフラグが立っているかどうか判
断する。立っていれば、すなわちステープルするのであ
れば、ジップ選択メモリの上位4ビア)に2番目のジッ
プに相当するジョブの番号CP!ないし5)の数値を格
納してリターンする。 ステップ358−6でステーブルフラグが降りていれば
、ステップ358−8で3番目のジップ゛のFPM3L
のステーブルフラグが立っているかどうか判断し、立っ
ていれば3番目のジップに相当するジョブの番号の数値
をジョブ選択メモリに格納してリターンする。また、降
りていればステップ558−10の処理を実行してリタ
ーンする。 (6,4原稿処理キーによる処理) 第59図はモード選択キーと選択されたモードの表示の
例を示すもので、コピー処理キー701と原稿処理キー
703がそれぞれ設けられ、その上部にステーブルモー
ド表示LED701a、ソートモード表示LED701
b、スタックモード表示LED701 C,ステーブル
モード表示LED703a、ソートビンモード表示LE
D703b1シフトトレイモード表示LED703 C
がそれぞれ設けられている。 そこで原稿処理キー703によって設定されるモードで
は、第60図のフローチャートかられかるように、CP
U573はまずフィニッシャ接続フラグおよび原稿反転
ユニット接続フラグをチエツクする(360−1.ステ
ップ360−2)。 それぞれの接続フラグがOであれば、すなわちフィーフ
シ中および原稿反転ユニットの何れかが接続されていな
い場合にはリターンし、接続されていればステップ36
0−3で予約モードの設定が終了したかどうか判断する
。もし、予約モードの設定途中であればリターンし、予
約モードの設定が終了していれば、ステップS60−4
で今度は割り込みモードがどうか判断する。割り込みモ
ードでなければ、ステップ560−5でさらに原稿処理
キー703がONされているかどうか判断する。ステッ
プ560−5の判断で原稿処理キー703がONされて
おれば、ステップ560−6でステーブルモード表示L
ED703aがONになっているかどうか判断する。も
し、ステップ560−5の判断で原稿処理キー703が
ONになっていなければステーブル禁止フラグが立って
いるかどうか判断しく560−14>、フラグが立って
おれば、すなわちステーブル禁止の状態になっていれば
リターンし、ステーブル禁止フラグが降りていれば今度
は予約モードになっているかどうか判断する(S60−
15>。ステップ560−15の判断で予約モードにな
っていなければリターンし、予約モードになっていれば
ソートピンモードになっているかどうか判断する(S6
0−16)。ステップ560−16の判断でソートビン
モードになっていればリターンし、ソートビンモードに
なっていなければ、シフトトレイモードになっているか
どうか判断する(S60−17)。 ステップ560−17でシフトトレイモードになってい
ればリターンし、なっていなければ後述の第62図のフ
ローチャートに示したステープル(ORG)モードのサ
ブルーチンを実行して(S60−18)リターンする。 さらにステップ560−6の判断でステーブルモード表
示LE0703aがONになっていれば、後述の第63
図のフローチャートに示したソートビンモードのサブル
ーチンを実行スる(560−19)、また、ステーブル
モード表示LED703aがONになっていなければソ
ートビンモード表示LED703bがONになっている
かどうか判断する(360−7)、ステップ560−7
の判断でソートビンモード表示LED703bがONに
なっていなければ、今度はシフトトレイモード表示LE
0703CがONになっているかどうか判断する(56
0−8)、このステップ560−8の判断でシフトトレ
イモード表示LED703CがONになっていれば、さ
らに予約モードになっているかどうか判断する(S60
−9)、ステップ560−9で予約モードになっていな
ければ、後述の第61図のフローチャートに示したノー
マルモードのサブルーチンを実行して(S60−10)
原稿を排出した後リターンし1、予約モードになってい
れば、後述の第62図のフローチャートに示したステー
プルモードのサブルーチンを実行して(560−11)
原稿のステープルを行い、その後リターンする。 一方、ステップ560−7の判断でソートビンモード表
示LED703 bがONになっていれば、原稿スタッ
クユニット52が接続されているかどうか判断する(S
60−12)。ステップ560−12の判断で原稿スタ
ックユニット52が接続されていなければ、ステップ5
60−8の処理をジャンプしてステップ560−9以降
の処理を実行し、原稿スタックユニット52が接続され
ていれば、後述の第64図のフローチャートに示したシ
フトトレイモードのサブルーチンを実行した(S60−
13)後、リターンする。 なお、前述のステップ560−4で割り込みモードでは
ないと判断したとき、およびステップ560−8でシフ
トトレイモード表示LED703CがOFFの状態であ
ると判断したときにはそのままステップ560−10の
ノーマルモードのサブルーチンを実行してリターンする
。 前述のステップ360−10におけるノーマルモードの
サブルーチンとは、第61図のフローチャートに示した
ような処理である。この処理は、ステープルモードフラ
グ、ソートビンモードフラグ、シフトトレイモードフラ
グをそれぞれ0にしく361−1.361−2,561
−3) 、さらにステーブルモード表示LED703a
、 ソートビンモード表示LED703bおよびシフト
トレイモード表示LED703cをそれぞれ0FFt。 てリターンする処理である。 前述のステップ560−11およびステップ560−1
8におけるステープルモードのサブルーチンとは、第6
2図のフローチャートに示したような処理である。この
処理では、後述の第65図のフローチャートに示したス
テーブル針エンドチェンクのサブルーチンを実行しく5
62−1)、次いで予約モードかどうか判断する(56
2−2)、このステップ562−2の判断で予約モード
でなければ、さらにフィニンシャビン(シート収納ビン
57)に残紙があるかどうか判断する(S62−3)、
もし、残紙があれば“ビンのシートを除去して下さい”
というガイダンスの表示を行い(S62−4)、ステー
ブルモードフラグを立ててステープルモードに設定する
(S62−5)、引き続き、ソートビンモードフラグお
よびシフトトレイモードフラグをそれぞれ降ろしく56
2−6,562−7)、ステーブルモード表示LED7
03aをON、ソートビンモード表示LED703bお
よびシフトトレイモード表示LED703Cをそれぞれ
OFFにして(S6Z−8) リターンする。 なお、ステップ562−2で予約モードであると判断し
た場合、およびシート収納ビン57に残紙がないと判断
した場合には、ステップ862−5までジャンプしてそ
れ以降の処理を実行する。 前述のステップ560−19におけるソートビンモード
のサブルーチンとは、第63図のフローチャートに示し
たような処理である。この処理では、まず、予約モード
かどうか判断しく863−1)、予約モードであれば、
”JOB終了後5分たちますとステーブルされます”と
いうガイダンス表示を行い(S63−2)、ステーブル
モードフラグを降ろして(S63−3)ステーブルモー
ドを解消する。そして、さらにソートビンモードフラグ
を立てて(S63−4)ソートビンモードに設定し、シ
フトトレイモードフラグを降ろして(S63−5)シフ
トモードを解消する0次いで、ステーブルモード表示L
ED703aおよびシフトトレイモード表示LED70
3 CをOFF、ソートビンモード表示LED703 
bをONにして(S63−6) リターンする。 なお、前述のステップ563−1の判断が予約モードで
なければ、ステップ363−2のガイダンス表示を行わ
ないでステップS63−3以降の処理を実行する。 前述のステップ560−13におけるシフトトレイモー
ドのサブルーチンとは、第64図のフローチャートに示
したような処理である。この処理は、ステーブルモード
フラグおよびソートビンモードフラグをそれぞれ降ろし
く564−1.364−2)、シフトトレイモードフラ
グを立てて(S64−3)シフトモードに設定し、シフ
トトレイモード表示LED703cをON、ステーブル
モート表示LED703aおよびソートビンモード表示
LED703 bをOFFして、シフトトレイモードで
あることを表示(S64−5)した後リターンする処理
である。 前述のステップ562−1におけるステープル針エンド
チエツクのサブルーチンとは第65図のフローチャート
に示したような処理である。すなわち、この処理ではま
ず最初にステーブルモードかどうか判断する(S65−
1)。この判断でステーブルモードであれば、ステープ
ル針のエンドがきているかどうかを判断する(S65−
2>。 このエンドの検知はステーブル異常1フラグが立ってい
るがどうかで判断する。そして、ステップ565−2の
判断がステーブル異常1フラグが立っている場合には、
ステープル針のエンドにきているので、針エンドフラグ
を立て(S65−3>、針エンド表示をONにしく56
5−4)、予約モードの入力を禁止して(S65−5)
リターンする。 一方、ステップ565−4の判断でステーブルモードで
ない場合には、予約モードかどうか判断しく565−6
)、予約モードでないならば針エンド表示をOFFにし
く565−7)、針エンドフラグを降ろす(S65−8
)、次いで、予約モードが設定されているかどうか判断
する(S65−9)、このステップ365−9の判断で
予約モードが設定されているならば予約モード入力を許
可して(365−10)リターンし、予約モードが設定
されていなければ、そのままリターンする。 なお、ステップ565−2でステーブル異常lフラグが
立っていないと判断した場合には、針エンドになってい
ないのでステップ565−7以降の処理を引き続いて実
行し、ステップ565−6で予約モードであると判断し
た場合にはステップ565−2以降の処理を引き続いて
実行する。 (6,5コピー処理キーによる処理) コピー処理キーによって設定されるモードでは、第66
図のフローチャートに示した処理が実行される。この処
理では、フィニッシャフラグが立っているかどうかの判
断(S66−1)をまず行い、フィニッシャフラグが立
っていれば、予熱モードかどうか判断しく566−2)
、立っていなければリターンする。ステップ566−2
の判断で予熱モードであればリターンし、予熱モードで
なければ予熱モード設定途中かどうかさらに判断する(
S66−3)。ステップ566−3の判断で予熱モード
設定途中であればリターンし、設定途中でなければ両面
裏面コピーモード中かどうか判断する(S66−4)、
両面裏面コピーであればリターンし、そうでなければ両
面表面コピーモード中かどうか判断する(S66−5)
、両面表面コピーモード中であれば、さらにコピー途中
でストップの状態になっているかどうか判断しくS66
−6)、ストップ中であればリターンし、コピーが継続
していれば、さらに両面モードがどうか判断する(S6
6−7)、もし、ステップ566−5の判断が両面表面
コピーモード中でなければステン7”566−6の処理
を行わないで、ステップ366−7に進む。 ステップ566−7の判断が両面モードであれば、さら
に両面トレイ43にコピー用紙があるかどうか判断しく
566−8)、コピー用紙があればリターンし、なけれ
ば割り込みモードになっているかどうか判断する(S6
6−9)。もし、前述のステップ566−7の判断が両
面モードでないならば、ステップ566−8の処理を行
わないでそのままステップ566−9に進む、このステ
ップ566−9の判断が割り込みモードであればリター
ンし、割り込みモードでなければさらに、コピー処理キ
ー701がONになっているかどうか判断する。そして
、コピー処理キー701がOFFの状態であればリター
ンし、ONの状態になっていれば、ステーブルモード表
示LED701aがONになっているかどうか判断する
(S66−11)、このステップ366−11の判断が
ONであれば、後述の第69図のフローチャートに示し
たソートモードのサブルーチンを実行して(S66−1
4)リターンし、OFFであればさらにソートモード表
示LED701bがONになっているかどうか判断する
(S66−12)、ステップ566−12の判断でON
ならば、後述の第70図のフローチャートに示したスタ
ックモードのサブルーチンを実行して(S66−17)
リターンする。また、OFFであるならばスタックモー
ド表示LED701 cがONになっているかどうか判
断する(S66−13)、ステップ866−13の判断
でスタックモード表示LED701CがONであれば、
後述の第68図のフロ・−チャートに示したノーマルモ
ードのサブルーチンを実行して(366−16)リター
ンし、OFFであれば後述の第67図のフローチャート
に示したステーブルモードのサブルーチンを実行して(
S66−15)  リターンする。 前述のステップ566−16におけるノーマルモードの
サブルーチンとは、第68図のフローチャートに示すよ
うな処理である。この処理では、ソートモードフラグ、
スタックモードフラグ、ステーブルモードフラグをそれ
ぞれ降ろしく8681.368−2,36B−3) 、
さらにソート、スタック、ステーブルモードフラグを降
ろしく868−4)、最後にこれらのモードでないこと
を示すためにステーブルモード表示LED701 a。 ソートモード表示LED70 l bおよびスタックモ
ード表示LED701cをそれぞれOFFにする(56
8−5)。 前述のステップ366−14におけるソートモードのサ
ブルーチンとは、第69図のフローチャートに示すよう
な処理である。この処理では、まず、予約モードかどう
か判断して(S69−1)、予約モードであればさらに
ソート禁止フラグおよびスタック禁止フラグが立ってい
るかどうか判断する(S69−2)、もし、ステップ5
69−2の判断でソート禁止フラグおよびスタック禁止
フラグが立っていればソートモードではないので第68
図のフローチャートに示した処理に移行し、ステップ3
6B−1以降の処理を実行する。フラグが立っていなけ
れば“JOB終了後、5分たちますとステーブルされま
す”というガイダンス表示を行う(369−3)。その
後、ステーブルモードフラグおよびスタックモードフラ
グを降ろしく569−4,569−5) 、ソートモー
ドフラグを立てて(S69−6)、ステーブルモード表
示LED701 aおよびスタックモード表示LED7
01Cを0FFL、ソートモード表示LEDをONLで
(569−7> リターンする。 なお、ステップ569−1の判断が予約モードでないな
らば、直接ステップ569−4に進み、それ以降の処理
を実行する。 前述のステップ366−15におけるステーブルモード
のサブルーンとは、第67図のフローチャートに示すよ
うな処理である。この処理では、まず、前述の第65図
に示したステーブル針エンドチエツクのサブルーチンを
実行しくS 67−l)、さらにシート収納ビン57に
残紙があるかどうか判断する(S67−2)、もし、残
紙があれば予約モードかどうか判断しく567−3)、
予約モードでなければ、“ビンのシートを除去して下さ
い”というガイダンス表示を行い、ソートモードフラグ
を降ろす(S67−5)、前述のステップ567−2で
シート収納ビン57に残紙がないと判断したとき、もし
くはステップ567−3で予約モードであると判断した
ときには、そのままステップ567−5に進む、そして
、ステップ567−6でスタックモードフラグを降ろし
、ステップ567−7でステーブルモードフラグを立て
、さらにステープルモード表示LED701aのみ点灯
してリターンする。 前述のステップ566−17におけるスタックモードの
サブルーチンとは、第70図のフローチャートに示すよ
うな処理である。この処理では、まず、予約モードかど
うか判断する(570−1)。もし予約モードであれば
、第68図のフローチャートのステップ368−1以降
の処理を実行し、予約モードでなければステーブルモー
ドフラグおよびソートモードフラグを降ろしく570−
2.370−3) 、スタックモードフラグを立てる(
S70−4)、そして、スタックモード表示LED70
1 Cのみ点灯しく570−5)、さらに予約モードか
どうか判断する(S70−6)。 このステップS70−6の判断が予約モードであれば、
“JOB終了後5分たちますとステーブルされます°と
いうガイダンス表示をして(S70−7)リターンする
。またステップ370−6で予約モードでなければその
ままリターンする。 また、前述の処理に関連して本実施例ではシート収納ビ
ン57が20ビンしかないので、コピー部数すなわちテ
ンキーによって入力したコピーの置数に対する配慮が必
要となる。 このコピ一部数対するチエツクすなわちコピー部数チエ
ツクについての処理を第71図および第72図に示す。 第71図はステーブルモード時の処理についてのフロー
チャートである。この処理では、上記のようにシート収
納ビンが20ビンしかないのでソートモード、ステープ
ルモードでは20部までしか処理することはできない、
それゆえ、まず、ソートモードフラグおよびステーブル
モードフラグが立っているかどうか判断しく571−1
)、立っていなければリターンし、立っていればコピー
置数が20を越えているかどうか判断する(S71−2
)。このステップS71−2の判断が20を越えていれ
ば“コピー置数オーバー゛の表示をONにしく571−
3)、さらにコピー置数を20にして(S71−4)リ
ターンする。もし、ステップS71−2の判断が20を
越えていなければ、“コピー置数オーバー”の表示をO
FFしてリターンする。 一方、スタックモードでは第72図のフローチャートに
示すように、まず、スタックモードフラグが立っている
かどうか確認しく572−1)、スタックモードでなけ
ればリターンし、スタックモードであれば、コピー置数
が50よりも大きいかどうか判断する(S72−2)、
ステップ572−2の判断でコピー置数が50を越えて
いた場合には、“コピー置数オーバー”の表示を0NL
(S72−4)、コピー置数を50にする(S72−4
)、もし、ステップ572−2の判断で、コピー置数が
50以下の場合には、“コピー置数オーバー”の表示を
OFFしてリターンする。なおこの50という数字はス
タック可能な枚数を示している。 予約モード時には、スタック枚数に限りがあるので原稿
枚数の最大値を警告する必要がある。そこで、予約モー
ドの場合には、第73図のフローチャートに沿った処理
が実行される。この処理では、まず、原稿(ORG)ス
テーブルモードフラグが立っているかどうか確認しく5
73−1)、フラグが立っていなければ、次にソートビ
ンモードフラグが立っているかどうか確認する(S73
−2)。ソートビンモードフラグが立っていなければリ
ターンし、立っていればさらに予約モードかどうか判断
する(S73−3)。予約モードであれば°原稿枚数5
0枚を越えるとブルーフトレイに原稿が排出されます”
というガイダンス表示を行い(S73−4)、予約モー
ドでなければそのままリターンする。 なお、ステップ573−1の判断が原稿ステーブルモー
ドフラグが立っているというものであれば、ステップ5
73−2の処理を行うことなくステップ573−3以降
の処理を実行する。 また、コピーのステープルモードでも50枚という限り
があるので、予約モード時にコピー枚数の最大値50枚
を警告する必要がある。そこで、このこの処理では、第
74図のフローチャートに示すように、ステーブルモー
ドフラグが立っているかどうか確認しく574−1)、
フラグが立っていなければソートモードフラグおよびス
タックモードフラグが立っているか判断する(S74−
2)、立っていなければそのままリターンし、立ってい
ればさらに予約モードかどうか判断する(S74−3)
、予約モードであれば“シートが50枚を越えるとブル
ーフトレイに残りが排出されます°というガイダンス表
示を行い(S74−4)、予約モードでなければそのま
まリターンする。 なお、ステップ574−1の判断がステープルモードフ
ラグが立っているというものであれば、ステップ574
−2の処理を行うことなくステップ574−3以降の処
理を実行する。 【7.原稿と転写紙のモードの違いによる流れの相違】 第75図は第1図の複写機1の概略構成を示すもので、
原稿およびコピー用紙を含むシートの処理に関しては、
多段ADF49、原稿排紙ユニット52等からなる原稿
搬送系部9、原稿スタックトレイ382、ドギイーテー
ル382、排紙トレイ (ブルーフトレイ)59、シー
ト収納ビン57、スタックトレイ67、およびコピー用
紙が積層された給紙トレイ33.35を備えている。な
お、複写機本体は一般の公知のものと同様なので特に説
明は省略し、ここでは原稿69と転写紙37、すなわち
シートのモードと流れの様子について説明する。 第76図は複写機本体のCPU573から原稿供給装置
12に指令されるコピーモード受信データのデータフォ
ーマットを示す説明図である。この指令信号は4ビツト
からなり、複写機本体のCPU573からシリアルデー
タ送受信素子579を介して原稿搬送ユニット51側の
CPU601に指令される。指令信号と指令内容は図示
の通りである。 一方、複写機本体のCPU573からフィニッシャ11
のCPU651には、シリアルデータ送受信素子581
を介して第77図に示すような3ビツトモード受信デー
タに基づいた指令が出力される。データフォーマットと
指令内容は図示の通りである。なお、原稿69の搬送の
パターンに対しては後述の<9.11  原稿の流れと
そのタイミング)の項と第126図および第127図を
参照されたい。 (1)第78図はコピーモード受信データの内容が複写
機側から原稿供給装置側に対して“1011”で複写機
側からフィニッシャ側に原稿69については1000″
、転写紙37に対しては011°ないし“101”の場
合を示す、具体的には次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、圧板288
上の原稿排紙トレイ285にそのまま排出される(図示
R,e−)。転写紙37についてはブルーフトレイ59
に排出する(“011”−図示R70)・ 原稿69は多段ユニット50から供給され、圧板288
上の原稿排紙トレイ285にそのまま排出される(図示
R+s−)。転写紙37についてはソートモードでシー
ト収納ビン57に排出する(” 100”−図示R7+
IC) *なお、ソートモードの場合はシート収納ビン
57は最下部のシート収納ビン57が1ビン目となる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、圧板288
上の原稿排紙トレイ285にそのまま排出される(図示
R□、)。転写紙37についてはスタックモードでシー
ト収納ビン57に排出する(” 10 i ”−図示R
r9C) *(2)第79図はコピーモード受信データ
の内容が複写機1側から原稿搬送ユニット51側に対し
て“1100”で複写機l側からフィニッシャ11側に
原稿69については“000”、転写紙37に対しては
“100”あるいは“101”の場合を示す、具体的に
は次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、反転後ドギ
イーテイル(シフトトレイ)355に排出される(図示
Rqq−)。転写紙37についてはプルーフトレイ59
に排出する(“011”−図示Rtab ) e 原稿69は多段ユニット50から供給され、反転後ドギ
イーテイル(シフトトレイ)355に排出される(図示
R,,,)、転写紙37についてはソートモードあるい
はステーブルモードでシート収納ビン57に排出する(
“100″あるいは101”−図示R’t9b ) a (3)第80図はコピーモード受信データの内容が複写
機1側から原稿搬送ユニット51側に対して“1100
”で複写機1側からフィニッシャ11側に原稿69につ
いては“000”、転写紙37に対しては“100.1
10”の場合を示す、具体的には次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、反転後ドギ
イーテイル(シフトトレイ) 355に排出される(図
示R,。1)、転写紙37についてはソートモードでシ
ート収納ビン57に排出(100”)し、ステーブル後
スタックトレイ67に排出される(“110′−図示R
1゜、)。 (滲第81図はコピーモード受信データの内容が複写機
1側から原稿搬送ユニット51側に対して“1100”
で複写機1側からフィニッシャ11側に原稿69につい
ては“000″、転写紙37に対しては“011”の場
合を示す、具体的には次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、反転後ドギ
イーテイル(シフトトレイ)355に排出される(図示
Rs+a)m転写紙37についてはブルーフトレイ59
に排出する(“100”)。 (5)第82図はコピーモード受信データの内容が複写
機1側から原稿搬送ユニット50側に対してダミーデー
タ“000” (裏面をコピーするだけなので)、複写
機1側からフィニッシャ11側に原稿69については“
000”、転写紙37に対しては“100,101″の
場合を示す、具体的には次のようになる。 ■原稿69は反転モードで多段ユニット50から供給さ
れ、原稿の裏面側からコピーして両面のコピーを行い、
原稿表面コピー時に再度新しいデータを受信し、そのコ
ードに合った排出先に排出される(図示R1!−)。転
写紙37については中間トレイ43に一旦収納し、反転
させて再度コピー動作を行ったあと、ソートモードもし
くはスタックモードでシート収納ビン57に排出する(
“100.101”−図示R0,)。 (6)第83図はコピーモード受信データの内容が複写
機1側から原稿搬送ユニット51側に対して“1011
”で複写機1側からフィニッシャ11側に原稿69につ
いては“000”、転写紙37に対しては“100,1
10”の場合を示す、具体的には次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、圧板288
上の原稿排紙トレイ285にそのまま排出される(図示
R113a ) m転写紙37についてはソートモード
でシート収納ビン57に排出(“100”)し、ステー
プル後スタックトレイ67に排出される(“110”−
図示RII31)。 (7)第84図はコピーモード受信データの内容が複写
Ill側から原稿搬送ユニット51側に対して“110
1”で複写III側からフィニッシャ11側に原稿69
については“010”、転写紙37に対しては“100
,110”の場合を示す、具体的には次のようになる。 原稿69は多段ユニット50から供給され、原稿スタッ
クトレイ382に一旦収納後、シート収納ビン57に転
送され、ステープルされた後、スタックトレイ67に収
容される(“1101”[EJ示Rsaa )−転写紙
37についてはソートモードでシート収納ビン57に排
出(100”)し、ステープル後スタックトレイ67に
排出される(“110”−図示Rsn、)。 (8)第85図はコピーモード受信データの内容が複写
機1側から原稿搬送ユニット51側に対して“1101
″で複写機1側からフィニッシャ11側に原稿69につ
いては“010”、転写紙37に対しては“100”あ
るいは101″の場合を示す、具体的には次のようにな
る。 原稿69は多段ユニット50から供給され、原稿スタッ
クトレイ382に一旦収納後、シート収納ビン57に転
送される(“1101″−図示Ra5s ) *転写紙
37についてはソートモードでシート収納ビン57に排
出(“100″)、あるいはスタックモードでシート収
納ビン57に排出される(“101”−図示R8%1)
。 なお、第86図は原稿69と転写紙37の処理に関する
モードの一例である。
【8.コピー排出後処理】 次に、コピーを終了した転写紙37を排出した後の処理
制御について説明する。なお、この処理のタイミングは
第87図のタイミングチャートによるもので、特に詳し
い説明は省略する。 (8,1イニシャル処理) 第88図は初期動作の設定の概略の処理手順を示すフロ
ーチャートである。この処理では、まず、初期設定のサ
ブルーチンを実行して(8881)、ポートモードおよ
びRAMをクリアし、さらにフラグおよびカウンタをク
リアする。次いで、フィニンシャ接続フラグを立て(3
8B−2)、複写機側のCPU573と送受信する(S
88−3)、その後、ビンホームリクエストフラグを立
て(388−4)、切換ホイール477のイニシャル処
理を行って(38B−5)リターンする。 ビンホームリクエストフラグとはシート収納ビン57を
ホーム位置に移動させることを示すフラグで“1”はホ
ームポジションへ戻し中の状態を示す。 第89図はさらに詳しい初期設定動作の処理手順を示す
フローチャートである。この処理では、まずイニシャル
リクエストフラグが1になっているかどうか、すなわち
同フラグが立っているかどうかチエツクしく589−1
)、立っていなければリターンし、立っていればステー
ブルホームポジションセンサがONになっているかどう
か判断する(389−2)、イニシャルリクエストフラ
グとは、複写機1側からフィニッシャ11側に送信し、
フィニッシャ11側でも“1”とするようなフラグで、
ジッガー63、シート収納ビン57、落としころ432
,433、イニシャルジャム他をチエツクし、終了する
とフィニッシャ11側で“0”をして複写機本体側に送
信する。 ステップ589−2でステーブルホームポジションセン
サ429がONになっていなければステープラホームリ
クエストフラグを立て(S89−3) 、ONになって
いなければそのままジョガー63が指定されたジョギン
グ位置にセントされたことを示すフラグ(“1”は移動
終了を示す)であるジッガーレディフラグが立っている
かどうか判断する(S89−4)、ステップ589−4
の判断でジョガーレディフラグが立っているならばジョ
ガーホームリターンフラグを立て(S89−5)、ジョ
ガーレディフラグが立っていなければそのまま落としコ
ロホームポジションセンサがONになっているかどうか
判断する(S89−6)、ジョガーホームリターンフラ
グとはジョガー63をホームポジションに戻す動作を示
すフラグで“工”はホームポジションへ戻し中であるこ
とを示す。 ステップ589−6の判断で落としコロホームジシラン
センサがONになっていなければ、落としころをホーム
ポジションに戻すフラグ(“1”で戻し動作中であるこ
とを示す)である落としコロホームリターンフラグを立
て(S89−7)、落としコロホームジシランセンサが
ONになっていればそのままビンホーム検知センサ54
2がONになっているかどうか判断する(S89−8)
。 ビンホーム検知センサ543がONになっていなければ
ビンホームリクエストフラグを立て(S89−9) 、
ビンホーム検知センサ543がONになっていればその
まま第1の転写紙進入検知センサ(転写紙進入検知セン
サ1)534の検知信号が転写紙37の進入有りになっ
ているかどうか判断する(S89−10)。このステッ
プ589−10の判断が紙なしであればさらに、第2の
転写紙進入検知センサ(転写紙進入検知センサ1)50
4の検知信号が転写紙37の進入有りになっているかど
うか判断する(S89−11)。もし、ステップ589
−10で、あるいはステップ589−11の判断が紙有
りであれば、コピー搬送ジャムフラグを立てて(S89
−13)転写紙37がジャムしていることをCPU57
3側に知らせ、紙なしであればコピー搬送ジャムフラグ
を降ろして(S89−12)、転写紙37がジャムして
いないことをCPU573側に知らせる。コピー搬送ジ
ャムフラグとは第1もしくは第2の転写紙進入検知セン
サ534,504で検知したジャムに対応し、“1”で
ジャムあり、“0″でジャムなしを示す。 そして、今度は第1および第2の原稿進入検知センサ5
36.502 (原稿進入検知センサ1゜2)の検知信
号が紙有りになっているかどうか判断する(S89−1
4)。もし、紙なし状態になっていれば原稿ジャムフラ
グを降ろしく589−15)、紙有り状態になっていれ
ば原稿ジャムフラグを立て(S89−16)、さらに放
出センサの検知信号が紙有り状態になっているかどうか
判断する(589−17)。なお、原稿ジャムフラグと
は第1および第2の原稿進入検知センサ536.502
で検知したジャムに対応し、“1”でジャムあり、′0
”でジャムなしを示す。ステップ589−17の判断が
紙なしであれば放出検知センサ542で検知したジャム
に対応し、“1”でジャムあり、“0”でジャムなしを
示す放出ジャムフラグを降ろしく589−18)、紙有
りであれば放出ジャムフラグを立てて(S89−19)
、今度は、トレイ排紙検知センサ538の検出信号が紙
有り状態になっているかどうか判断する(S89−20
)。もし、紙なし状態であれば、トレイ排紙検知センサ
538で検知したジャムに対応し、“1”でジャムあり
、“0”でジャムなしを示す排紙ジャムフラグを降ろし
く589−21)、紙有り状態であれば排紙ジャムフラ
グを立て(S89−22)、さらにドアオーブンセンサ
がON状態かどうか判断する(S8!IJ−23)。 ステップ589−23の判断でドアオーブンセンサがO
FFの状態であれば、フィニッシャ11のドアオーブン
に対応し、“l”でオーブン状態、“0”でクローズ(
正常)を示すドアオーブンフラグを降ろしくS89−2
4) 、ONの状態であればドアオーブンフラグを立て
(389−25)、今度は、ジョガーホームリターンフ
ラグが立っているかどうか判断する(S89−26)。 ジョガーホームリターンフラグが立っていなけば、さら
にビンホームリクエストフラグが立っているかどうか判
断しく389−27)、立っていなければシート収納ビ
ン57に残紙があるかどうかチエツクする(S89−2
8)。もし、トレイに残紙がなければトレイ残紙フラグ
を降ろしく589−29)、トレイに残紙があればトレ
イ残紙フラグを立てて(S89−30)ステーブル針エ
ンドセンサがONになっているかどうか判断する(S8
9−31)。 針エンドセンサがOFFの状態であれば針エンドフラグ
を降ろしく589−32) 、ONの状態であれば針エ
ンドフラグを立て(S89−33)、切換ホイールイニ
シャル処理のサブルーチンを実行する(S89−34)
。なお、前述のステップ589−26の判断でジョガー
ホームリターンフラグが立っている場合、およびステッ
プ58927の判断でビンホームリクエストフラグが立
っている場合には直接ステップ389−34の処理に進
む。このステ、ブ589−34の処理が済むと、ビンホ
ームリクエストフラグが立っているがどうか判断しく5
89−35)、ビンホームリクエストフラグが立ってい
れば複写機側のCPU573にフラグを送信しく589
−39)、ビンホームリクエストフラグが降りていれば
ジョガーホームリターンフラグが立っているかどうか判
断する(S89−36)。そして、ジョガーホームリタ
ーンフラグが立っていれば複写1!1側のCPU573
にフラグを送信しく589−39)、降りていればホイ
ールホームリクエストフラグが立つているかどうか判断
する(S89−37)、このホイールホームリクエスト
フラグとは切換ホイール477を制御上のホームポジシ
ョンにセントするリクエストフラグである。ステップ5
89−37の判断でホイールホームリクエストフラグが
立っていれば同じく複写機工側のCPU573にフラグ
を送信しく589−39)、降りていればイニシャルリ
クエストフラグを陣ろしく589−38)、複写機1側
のCPU573にフラグを送信した後(S89−39)
 リターンする。 (8,2ジョガー駆動処理) 第90図はジッガーの駆動処理の処理手順を示すフロー
チャートである。この処理では、まず、タイマ2のカウ
ントアツプをチエツクしく5901)、カウントアツプ
していなければジョギングフラグが立っているかどうか
チエツクする(S90−2)。このジョギングフラグと
はジッガーフェンス472がシートの整置動作中に“1
″となるフラグである。ジョギングフラグが立っていな
ければ、次にジョガーホームリターンフラグが立ってい
るかどうかチエツクする(390−3)。 ジョガーホームリターンフラグが立っていなければ複写
機側のCPU573からの送信データをデコードしく5
90−4)、モード受信データが2あるいは4かどうか
判断する(S90−5)、このモード受信データ2とは
前述の第77図のコード°001”、モード受信データ
4とは前述の第77図のコード@011”であり、原稿
69もしくは転写紙37をブルーフトレイに送るモード
である。 もし、ステップ590−5でモード受信データが2ある
いは4でないと判断したときにはリターンし、モード受
信データが2あるいは4であると判断したときにはステ
ープラホームリクエストフラグが立っているかどうかさ
らにチエツクする(S90−6)。もし、ステープラホ
ームリクエストフラグが立っていればリターンし、立っ
ていなければさらに放出検知センサ542が立ち下がっ
ているかどうか判断する(S90−7)、立ち下がって
いれば、タイマ1をスタートさせ(S90−8)、ジョ
ガーレディフラグを降ろしく390−9)、ジョギング
フラグを立てる(S 90−10)、そして、シートサ
イズデータによってデータテーブル上のジョギングデー
タを選択して(S90−11)、選択されたジョギング
データをジョギングメモリに格納した(S90−12)
後、リターンする。なお、ステップ590−11の処理
はシートを整置している状態を示している。 なお、ジョギングメモリとはジョガーホームポジション
を°O”としてジッガーフェンス472を移動させる位
置を示すもので、ジョギングカウンタと併せてジョガー
フェンス472の移動を制御するものである。 また、前述のステップ590−7の判断で放出検知セン
サ542が立ち下がっていない場合には、ジョガーレデ
ィフラグを降ろしく590−13)、シートサイズデー
タからデータテーブル上のジョギングデータを選択する
(S90−14)。この処理は待機状態で、ジョガーは
シートから退避している。ステップ590−14で選択
されたジョギングデータはステップ590−15でジョ
ギングメモリに格納され、さらにジョギングメモリのデ
ータとジョガーホームポジションを“0″としてジョガ
ーフェンス472の位置を示すジョギングカウンタの値
が等しいかどうか判断する(S90−16)。このステ
ップ590−16の判断で両値が等しい場合には、ジョ
ガーレディフラグを立て(S90−17)、ジョギング
メモリの値をジョギングカウンタに代入する(S90−
18)。 そして、ジョガーモータ463を0FFL (S90−
19)、ジョガーフォワードフラグを降ろしく590−
20)、さらにジョガーリバースフラグも降ろして(S
90−21) リターンする。ジョガーフォワードフラ
グとは、祇揃えなどジョガーが63がシートを揃える方
向への移動を示すフラグで、ジョガーリバースフラグと
は紙揃えからの退避方向への移動を示すフラグである。 もし、前述のステップ390−16の判断でジョギング
メモリのデータとジョギングカウンタの値が等しくない
ならば、さらにジョギングメモリとジョギングカウンタ
の値を比較する(S90−22)、そこで、ジョギング
メモリの値がジョギングカウンタの値よりも大きいなら
ば、ジッガーフォワードフラグを立て(S90−23)
、ジッガーリバースフラグを降ろして(S90−24)
ジョガーモータ駆動パルスに合わせてジョギングカウン
タを加算した(590−25)後リターンする。 一方、ステップ590−22の判断でジョギングカウン
タの値がジョギングメモリの値以上であるならば、ジッ
ガーフォワードフラグを降ろしく590−26)、ジッ
ガーリバースフラグを立てて(S90−27)ジョガー
モータ駆動パルスに合わせてジョギングカウンタを減算
した(S90−25)後リターンする。 また、前述のステップ590−3の判断でジッガーホー
ムリターンフラグが立っていならば、ホームポジション
センサ471がHレベルかどうか判断する(S90−2
9)。もし、Lレベルであれば、ジッガーリバースフラ
グを立て(S 90−30)、ジッガーリバースフラグ
を降ろして(S90−31)ジョガー63のホームポジ
ションセンサ471の立ち上がりをチエツクする(S9
0−32)、ステップ590−32でホームポジション
センサ471が立ち上がっていないと判断したときには
そのままリターンし、立ち上がっていると判断したとき
には、ジョガー63を3パルス分リバース方向に移動し
く590−33−第92図)、ジョガーモータ463を
止め(S90−33)、ジョガーリバースフラグを降ろ
した(S90−35)後リターンする。 一方、前述のステップ590−29の判断でホームポジ
ションセンサ471がHレベルであれば、ジョガーリバ
ースフラグを降ろしく590−36)、ジョガーフォワ
ードフラグを立て(S90−37)、ジョガー63のホ
ームポジションセンサ471の立ち下がりをチエツクす
る(590−38)。もし、立ち下がっていなければそ
のままリターンし、立ち下がっていればジョガーフォワ
ードフラグを降ろしく590−39)、ジョガーモータ
463を止める(S90−40)。その後、ジッガーホ
ームリターンフラグを降ろしく59041)、ジョガー
レディフラグを立て(S90−42)、ジョギングカウ
ンタをリセットした(390−43)後リターンする。 また、前述のステップ590−2の判断でジョギングフ
ラグが立っているならば、タイマ1がカウントアツプし
ているかどうかチエツクしく590−44)、カウント
アンプしてないならばリターンし、カウントアンプして
いればタイマ1を止める(S90−45)。そして、ジ
ョギングメモリの値とジョギングカウンタの値が等しい
かどうかチエツクしく390−46)、等しくなければ
前述のステップ590−22以降の処理を実行する。こ
れに対し、ジョギングメモリの値とジョギングカウンタ
の値が等しければ、ジョガーモータ463を止め(39
0−47)、ジョガーフォワードフラグおよびジョガー
リバースフラグを降ろしく590−48,590−49
)、さらにタイマ2がスタートしているかどうか判断す
る(S90−50)、もし、タイマ2がスタートしてい
ればそのままリターンし、スタートしていなければタイ
マ2をスタートさせ(590−51)、排出OKフラグ
を立てて(S90−52)リターンする。 最後に、前述のステップ590−1の判断でタイマ2が
すでにカウントアツプしているならば、ジョギングフラ
グを降ろしく390−53)、タイマ1およびタイマ2
をクリアした(390−54)後ステップ590−13
以降の処理を実行する。 なお、上記ステップ390−32あるいはステップ39
0−38でジョガーホームポジションセンサ471の立
ち上がりと立ち下がりをチエツクしているが、これは以
下のような理由による。すなわち、第91図に示すよう
にフォトインタラプタからなるジョガーホームポジショ
ンセンサ471に対しジョガーフェンス472から突出
したジッガーホームポジションセンサ用フィラ424が
進出・後退、すなわちリバース側(矢印427R方向)
とフォワード側(矢印427 F)に移動するように設
定され、第92図のタイミングチャートに示すように、
ジョガーのホームポジションはホームポジションセンサ
471の立下がり(図示り、2)としている、これはセ
ンサの立ち上がりと立ち下がりでセンサ特性上のずれ量
が生じるため、第92図A、、B++tのいずれの位置
からでも常にセンサ出力の立ち下がりがホームポジショ
ンとなるように処理するためである。 (8,3切換ホイールイニシャル処理)次に切換ホイー
ル415の制御について説明する。 第93図は切換ホイール477のイニシャル処理手順を
示すフローチャートである。この処理ではまず、切換ホ
イールホームリクエストフラグが立っているかどうか判
断する(S93−1)、ステップ593−1の判断で同
フラグが立っていなければリターンし、立っていれば切
換ホイール477が正回転中かどうかチエツクする(S
 93−2)。正回転中でなければ切換ホイール477
を正回転させ(393−3)、駆動パルスカウンタをリ
セットして(S93−4)リターンする。この駆動パル
スカウンタとは切換ホイール477の位置を示すカウン
タで“0′がホームポジションである。切換ホィール4
77駆動時に駆動パルスメモリと併用する。駆動パルス
メモリとは切換ホイール477を駆動する位置を示すも
ので、ジョギングカウンタおよびジョギングメモリと同
様の処理を行う。 一方、正回転していれば駆動用パルス出力を切り(S9
3−5)、切換ホイール477のホームポジションセン
サ545が立ち上がっているかどうかチエツクする(S
93−6)。もし、立ち上がっていなければ駆動パルス
カウンタがOになっているかどうか、すなわちリセット
されているかどうかチエツクしく593−7)、リセッ
トされていればそのままリターンし、リセットされてい
なければ駆動用パルスカウンタを1歩進させてリターン
する。 また、ステップ593−6の判断でホームポジションセ
ンサ545が立ち上がっていれば、駆動パルスカウンタ
がOになっているかどうか、すなわちリセットされてい
るかどうかチエツクする(393−9)。リセットされ
ていれば駆動用パルスカウンタに1を代入して(S93
−10)リターンする。もし、リセットされていなけれ
ば、さらに駆動パルスカウンタが150よりも太き(な
っているかどうかチエツクしく593−11)、150
以下であれば駆動用パルスカウンタに1を代入して(S
93−12)リターンする。150よりも大きくなって
いれば、今度は駆動パルスカウンタが360以下かどう
かチエツクする(393−13)、360未満であれば
駆動パルス出力を止めて切換ホイール477の回転を停
止させ(S93−14)、ホイールホームリクエストフ
ラグを降ろしく593−15)、駆動パルスカウンタを
リセットした(393−16)後リターンする。 一方、ステップ593−13の判断で駆動パルスカウン
タの値が360以上になっている場合には、駆動用パル
ス出力を止め(S93−1’7)、駆動パルスカウンタ
をリセットしく393−18)、切換ホイール回転異常
フラグを立てて(S93−19)異常処理ルーチンへ移
行する。切換ホイール回転異常フラグとは切換ホイール
の駆動ヲ一定ハルス数以上行ってもホームポジションが
検出できないと“1”、通常は“0”のフラグである。 (8,4切換ホイール駆動処理) 切換ホイール477のイニシャル処理が終了すると、切
換ホイール477の駆動が可能になる。 このときの処理を第94図のフローチャートを参照して
説明する。 この処理では、まずイニシャルリクエストフラグが立っ
ているかどうかチエツクする(S94−1)。フラグが
立っていれば切換ホイール477のホームリクエストフ
ラグを立て(S94−2)、さらに転写紙搬送フラグが
立っているかどうか判断する(S94−3)。立ってい
なければ転写紙37のジャムが発生していないので原稿
ジャムフラグが立っているかどうか判断しく594−3
)、立っていなければ原稿69のジャムも発生していな
いので第93図の切換ホイールのイニシャル処理を実行
して(S94−5)リターンする。また、前記ステップ
594−3および594−4の判断でジャムフラグが立
っているならば転写紙37もしくは原稿69のジャムが
発生しているのでそのままリターンする。 ステップ594−1の判断でイニシャルリクエストフラ
グが降りているならば、複写機本体のCPU573側か
らの送信データをフイニソシ中11側のCPU651で
デコードしく594−6)、モード受信データが0かど
うか判断する(S94−7)、もし、0であればリター
ンし、0でなければさらにモード受信データが5以下か
どうか判断する(S94−8)、このステップ394−
8の判断が5以下でなければリターンし、5以下であれ
ばモード実行中フラグを立て(S94−9)、切換ホイ
ール477が回転中かどうか判断する(394−10)
、モード実行中フラグとは複写機本体のCPU573か
ら送信された処理で比較的時間の必要な処理は、その処
理中″11をなるようにするフラグである。切換ホイー
ル477が回転していなければ駆動パルスカウンタデー
タをロードする(S94−11)、ステップ594−1
1で駆動パルスカウンタデータをロードすると、今度は
モード受信データと駆動パルスカウンタデータから、第
95図に示した駆動パルスカウンタのデータテーブルを
検索する。このデータテーブルの切換ホイール477の
移動用のパルスデータは、ステッピングモータの1パル
スが切換ホイール477の1度に対応するように設定さ
れている。 また、第95図の[aコないし[d]は第96図に示し
た切換ホイール477の(a)ないしくd)の状態に対
応じている。第96図(a)の切換ホイール477の位
置は原稿69をシート収納ビン57に搬送する場合を、
同図(b)は原稿69をブルーフトレイ59に搬送する
場合を、同図(C)は複写済みの転写紙37をシート収
納ビン57に収容する場合を、同図(d)は複写済みの
転写紙37をブルーフトレイ59に収容する場合をそれ
ぞれ示している。 ステップ594−12で検索が終了するとデータテーブ
ルのデータを駆動パルスメモリに格納しく594−13
)、駆動パルスメモリに従ってステッピングモータから
なる切換ホイール駆動モータ487の回転を開始させる
(S94−14)。 その後、切換ホイール477が正回転しているかどうか
チエツクしく594−15)、正回転していれば駆動パ
ルスカウンタに1を加えてリターンL (394−16
) 、正回転していなければ切換ホイール477が逆回
転しているかチエツクしく594−17)、逆回転して
いれば駆動パルスカウンタから1減算してリターンする
。 なお、前記ステップ594−10の判断で切換ホイール
477が回転していれば、駆動パルスカウンタの値と駆
動パルスメモリの値とが等しいかどうかチエツクしく5
94−19)、等しくなければステップ594−15以
降の処理を実行し、等しければ切換ホイール477の回
転を止める(S94−20)、すなわち駆動用パルス出
力をOFFにする。引き続きモード実行中フラグを降ろ
しく394−21)、駆動パルスメモリをクリアして(
S94−22)  リターンする。 (8,5シート収納ビンのアップダウンチエツク) 転写紙37および原稿69等のシートを収納するシート
収納ビン57は、シートをシート収納ビン57側に受は
入れるとき、シートをステーブルするとき、およびシー
トをスタックトレイ67に排出するときに上下に移動す
る必要がある。これは本実施例に係るフィニッシャ11
がシート収納ビン57を固定してシート処理を行うので
はなく、前述の機械的構成の説明からもわかるようにシ
ート収納ビン57を移動して各種のシート処理を行うよ
うに意図されているからである。そこで、以下、シート
収納ビン57の昇降に関する処理について説明する。 第97図は複写機本体側からの指令によってシート収納
ビン57を上昇させるか下降させるかのチエツクル−チ
ンを示すフローチャートである。 この処理では、まず複写機1側で11”とセットされる
と、ビン位置カウンタをビン位置データと合わせる処理
を行うビン移動フラグが立っているかどうかチエツクし
く597−1)、ビン移動フラグが降りていればそのま
まリターンし、立っていれば複写機本体のCPU573
側から送信されるビン1Mmに関するデータをフィニッ
シャ11側のCPU651で受信する(S97−2)。 なお、ビン位置カウンタとはフィニッシャ11で現在セ
ットされているビン位置を示すカウンタである。 データを受信すれば、シート収納ビン57をホーム位置
に移動することを示すビンホームリクエストフラグが立
っているかどうチエツクしく897−3)、立っていれ
ばリターンし、降りていればビン上昇・下降フラグが立
っているかチエツクする(S97−4)、なお、ビンホ
ームリクエストフラグが立っている状態はシート収納ビ
ン57をホームポジションに戻している状態を示してい
る。 ステップ397−4でビンホームリクエストフラグが立
っていると判断した場合には、さらにシート収納ビン5
7を1ビン上昇させるビン上昇フラグが立っているかチ
エツクしく597−5)、立っていればビンは上昇中な
ので現在セットされているフィニッシャ11のビン位置
を示すビン位置カウンタとセットしなければならないフ
ィニッシャ11のビン位置を示すビン位置データとを比
較する(S97−6)。このステップ597−6の判断
でビン位置カウンタの値がビン位置データの値よりも小
さければビン上昇フラグを立て、シート収納ビン57を
1ビン下降させるビン下降フラグを降ろした後(397
−7)リターンする。 また、ステップ597−6の判断でビン位置カウンタの
値がビン位置データの値以上であれば、ビン上昇フラグ
およびビン下降フラグ共に降ろして(397−8,59
7−9) リターンする。 もし、前記ステップ597−5の判断でビン上昇フラグ
が降りていれば、ビン位置カウンタが1になっているか
どうかチエツクする(S97−10)、ビン位置カウン
タが1になっていればステップ597−8およびステッ
プ597−9を実行してリターンし、1になっていなけ
ればビン上昇フラグを降ろし、ビン下降フラグを立てて
(397−11)  リターンする。 また、前記ステップ397−4の判断でビン上昇・下降
フラグが降りていれば、ビン位置カウンタの値がOかど
うかチエツクしく597−12)、lであればビン上昇
フラグを立てて(S97−13)リターンし、1でなけ
ればビン下降フラグを降ろして(S97−14) リタ
ーンする。 (8,6シート収納ビンの上昇・下降制御)上記のチエ
ツクルーチンが終了すると、実際にシート収納ビン57
の上昇下降動作を行うことになる。この場合の処理手順
を第98図のフローチャートに示す。この処理では、ま
ずステープラ65の移動も含むステープラ動作実行中に
“1”になるステーブル実行中フラグが立っているかど
うか判断しく398−1)、立っていればそのままリタ
ーンし、立っていなければビンホームリクエストフラグ
が立っているかどうか判断する(S98−2)。ステッ
プ398−2の判断でビンホームリクエストフラグが降
りていれば、排紙OKフラグが立っているかどうか判断
する(598−3)。この排紙フラグは複写機lおよび
原稿搬送ユニットから搬送されてきたシートが放出検知
センサ542を通って排紙されると“11になり、シー
ト収納ビン57の移動などによって“0”になるフラグ
である。ステップ398−3の判断で排紙OKフラグが
降りているとリターンし、立っているとビン移動フラグ
が立っているかどうか判断する(398−4)、もし、
降りていればリターンし、立っていればステープラ65
をホームポジションに戻すステーブラホームボジシッン
リクエストフラグ(ホームポジションへの戻し中に“1
”になる)が立っているかどうか判断する(39B−5
)。立っていればリターンし、降りていれば落としころ
をホームポジションに戻す落としころホームリターンフ
ラグ(ホームポジションへの戻し中に“1”になる)が
立っているかどうか判断する(S98−6)。立ってい
ればリタ−ンし、降りていればさらにビン上昇フラグが
立っているかどうか判断する<598−7)。 ステップ398−7の判断でビン上昇フラグが降りてい
れば、今度はビン下降フラグが降りているかどうか判断
する(398−8)、もし、ビン下降フラグが降りてい
ればシート収納ビン57の移動を停止しく598−9)
、排紙OKフラグを降ろしてリターンする(39B−1
0)、また、前記ステップ39B−8の判断でビン下降
フラグが立っていれば1ビン下降させ(39B−11)
、ビン位置カウンタを1減算して(398−12)排紙
OKフラグを降ろして(39B−13)リターンする。 一方、前記ステップ39B−7の判断でビン上昇フラグ
が立っていれば、1ビン上昇させ(398−14)、ビ
ン位置カウンタに1加夏しく39B−15)、排紙OK
フラグを降ろして(898−16)リターンする。 なお、前記ステップ398−2の判断でビンホームリク
エストフラグが立っていると、ステープラホームリクエ
ストフラグが立っているかどうか判断しく398−17
)、立っていればそのままリターンし、降りていれば落
としころホームリターンフラグが立っているかどうか判
断する(39B−18)、この判断で落としころホーム
リターンフラグが立っていればリターンし、降りていれ
ばビンモータ418を下降側にONしてシート収納ビン
57を下降させる(39B−19)。 次いで、シート収納ビン57を下降させビンホームポジ
シランセンサ543がONになっているかどうか判断す
る(398−20)。この判断でビンホームボジシッン
センサ543がOFFであればリターンし、ONであれ
ばビンモータ418をOFFしてシート収納ビン57の
移動を停止させ(398−21)、ビン位置カウンタを
リセットしく39B−22)、さらにビンホームリクエ
ストフラグを降ろして(398−23)リターンする。 (8,7ステープラ移動処理) ステーブル動作はシート収納ビン57の移動に伴って実
行されるが、ステーブル動作の実行のためにはステープ
ラ65をホームポジションからステーブルポジションに
進出させる必要がある。このためにステープラの移動処
理が必要となる。 第99図はステープラの移動処理手順を示すフローチャ
ートである。この処理では、まず、ステープラボームリ
クエストフラグが立っているかどうか判断する(S99
−1)、この判断でステープラホームリクエストフラグ
が降りていれば、ステープラ65の針の有無を示すステ
ーブル異常17ラグ(ステープラの針エンドで“1”、
通常“0″)の状態を判断する(S99−2)、この判
断でステーブル異常エフラグが立っていればそのままリ
ターンし、降りていれば今度は図示しないステーブル用
モータの異常を示すステーブル異常2フラグが立ってい
るかどうか判断する。この判断でステープル異常2フラ
グが立っていればリターンし、降りていればステープラ
65に異常がないので今度はステープラホームポジショ
ンを0としてステープラ65の位置を示すステープラ位
置カウンタがOlすなわちホームポジションに位置して
いるかどうか判断する(S99−4)。この判断でカウ
ンタの値が0でなければさらにステープラ位置カウンタ
の値が50になっているかどうか判断しく599−5)
 、50になっていればステープラをホームポジション
に戻すステープラリバースフラグ(リバース側への移動
時に“1、通常時“O”)を降ろしく599−6)、さ
らにステープラ65をホームポジションからステーブル
ポジションに突出させるステープラフォワードフラグ(
フォワード側への移動時“1”、通常時″0”)を降ろ
して(S99−7)リターンする。 もし、前記ステップ599−5の判断でステープラ位置
カウンタの値が50でなければステープラリバースフラ
グおよびステープラフォワードフラグが立っているかど
うか判断する(S 99−8)、この判断で両フラグが
立っていればリターンし、降りていればステープラホー
ムリクエストフラグを降ろして(S99−9)リターン
する。 また、前記ステップ599−4の判断でステーブラ位置
カウンタがOであればステップ599−9以降の処理を
実行する。 一方、前記ステップ599−1の判断でステープラホー
ムリクエストフラグが立っていれば、さらにステーブル
ホームポジションセンサ429がONになっているかど
うか判断する(S99−10)、この判断でOFFにな
っていれば、ステープラリバースフラグを立て、ステー
プラフォワードフラグを降ろして(S99−14)リタ
ーンする。上記判断でONであれば、ステープラホーム
リクエストフラグを降ろしく599−11)、ステープ
ラリバースフラグおよびステープラフォワードフラグを
降ろして(S99−12)さらにステープラ位置カウン
タをリセット(S99−13)した後リターンする。 (8,8ステーブル処理) ステープラの移動に伴って実行されるステーブル処理は
、第100図にような処理手順に従って行われる。 この処理では、まず、指定されたジョギング位置にジッ
ガー63がセントされたことを示すジョガーレディフラ
グが立っているかどうか判断する(S100−1)、こ
の判断でジッガーレディフラグが降りていればそのまま
リターンし、立っていればステーブル異常1フラグおよ
びステーブル異常2フラグをチエツクする(S100−
2.5100−3)、もしステーブル異常1フラグある
いはステーブル異常2フラグが立っていれば異常処理ル
ーチンへ進み、両フラグとも降りていれば、シート収納
ビン57が移動中であるかどうか判断する(S100−
4)。この判断でシート収納ビン57が移動中であれば
リターンし、移動中でなければさらに排紙OKフラグが
立っているかどうか判断する(S100−5)、この判
断で排紙OKフラグが立っていればリターンし、降りて
いれば落としころリターンフラグの状態を判断する(S
100−6)。この判断で落としころリターンフラグが
立っていればリターンし、降りていればステープラホー
ムリクエストフラグの状態を判断する(S100−7)
。この判断でステープラホームリクエストフラグが立っ
ていればリターンし、降りていればステーブルフラグの
状態を判断する(S100−8)、このステーブルフラ
グとは複写R1本体側のCPU573から送信される“
l”でステーブル動作を実行するフラグである。 この判断てステーブルフラグが立っていればリターンし
、降りていればステープラ65の移動も含むステーブル
動作実行中“1”になるステーブル実行中フラグが立っ
ているかどうか判断する(S100−9>。この判断で
ステーブル実行中フラグが降りていればステーブルが実
行されていないことになるのでステープラフォワードフ
ラグを立ててステープラ65をステーブル位置に移動さ
せ(3100−10)、シートに対してステーブルを実
行する(S100−11)、そしてステーブル実行中フ
ラグを立て(5100−12)、ジョガーフェンス47
2をジョギングさせて(S100−13)  リターン
する。 一方、前記ステップ5100−9の判断でステーブル実
行中ならばさらにステーブルが終了したかどうか判断し
く5100−14)、終了していなければステップ51
00−10以降の処理を実行し、終了していればステー
プラリバースフラグを立ててステープラ65をステーブ
ル位置から退避させる(S100−15)、そして、ジ
ッガーフェンス472をジョギングさせ(S100−1
6)、ステーブル実行中フラグを降ろして(Stoo−
17)  リターンする。 (8,9シート落とし処理) シートに対するステーブルが実行されると、設定された
モードに応じてシート落とし処理が実行される。第10
1図はシート落とし処理の処理手順を示すフローチャー
トである。このシート落とし処理では、まず、落としこ
ろホームリターンフラグの状態を判断する(SIOI−
1)、この判断で落としころホームリターンフラグが降
りていれば、ステーブル異常1フラグ(SIOI−2)
、ステーブル異常2フラグ(S101−3)およびステ
ープルフラグ(SIOI−4)の状態を判断する。そし
てステップ5101−2.3IOI−3もしくは5IO
I−4の何れかで該当するフラグが降りていればリター
ンし、全ての該当フラグが立っていればシート収納ビン
57にシートが収納されているかどうか判断する(31
ON−5)。 この判断でシートが存在しているならば、さらにシート
収納ビン57が移動中かどうか判断する(SIOI−6
)、もし、移動中であればリターンし、移動中でなけれ
ばステーブル実行中フラグの状態を判断する(SIOI
−7)、この判断でステーブル実行中フラグが立ってい
ればリターンし、降りていればモード受信データが6に
なっているかどうか判断する(SIOI−8)、この判
断でモード受信データが6になっていればステーブル済
みシートをスフタクトレイ67に落とす落とし処理を実
行して(S101−9)リターンする。 一方、前記ステップ5IOI−1の判断で落としころホ
ームリターンフラグが立っているならば、落としころが
シート収納ビン57側から退避する方向に移動すること
を示す落としころリバースフラグを立て(3101−1
1)、落としころがシート収納ビン57側すなわち落と
し動作側に移動することを示す落としころフォワードフ
ラグを降ろしく5lot−12)で落としころ待機中ホ
ームポジションセンサ438がONになっているかどう
か判断する(SLOL−13)。 コノステップ3101−13の判断で落としころ待機中
ホームポジションセンサ438がOFFならばそのまま
リターンし、ONならば落としころリバースフラグを降
ろしく5IOI−14)、ホームポジション状態で“0
”になる落としころ431.433の位置を示す落とし
ころカウンタをリセットする(SIOI−15)。その
後、落としころ431.433をホームポジションに戻
す落としころホームリターンフラグ(落としころの戻し
動作中“1”)を降ろしく5IOI−16)でリターン
する。 また、前記ステップ3101−5でシート収納ビン57
にシートが存在しないと判断したときには、落としころ
駆動モータ441を0FFL(S103−4)、5秒タ
イマを止めてクリアする(S103−5)。そして、落
としころフォワードフラグおよび落としころリバースフ
ラグを降ろしく5103−6,5103−7) 、落と
しころホームリターンフラグおよびモード終了フラグを
立てる(S103−8,5103−9)。次いで、1秒
タイマを止めてクリアしく3103−10)、落とし・
ころ待機中ホームポジションセンサ438の状態を判断
する(SIOI−10)。この判断で戻しころ待機中ホ
ームポジションセンサ438がOFFならばステップ5
IOI−11以降の処理を実行し、ONであればステッ
プ5IOI−11からステップ5101−13の処理を
ジャンプしてステップ5101−14以降の処理を実行
する。 第102図はステーブル済みのシートの落とし実行中の
処理手順を示すフローチャートである。 この処理では、まず、落としころフォワードフラグの状
態を判断しく5102−1)、このフラグが降りていれ
ば今度は落としころリバースフラグの状態を判断する(
S102−2)。この判断で落としころリバースフラグ
が降りていれば、落としころ駆動モータ441をチエツ
クする(S102−3)、もし、落としころ駆動モータ
441がOFFの状態であれば、落としころ駆動モータ
441をONL (S 102−4) 、ループカウン
タをリセットした(S102−5)後リターンする。 ループカウンタとは落としころの突出、退避回数をカウ
ントするカウンタで、1枚あたり6回このカウントを行
い、それでもシート放出センサにシートが到達しない場
合だけジャムとなる。これに対し、落としころ駆動モー
タ441がONの状態であれは落としころフォワードフ
ラグを立て(S102−6)、さらに落としころリバー
スフラグを降ろしくS 102−7) 、落としころカ
ウンタが120パルス以上になっているかどうか判断す
る(S102−9)、この判断で落としころカウンタが
120パルス以上になっていれば、落としころフォワー
ドフラグを降ろしく5102−10)、さらにシート放
出センサ545の状態を判断する(S102−11)、
この判断でシート放出センサ545がOFFであれば1
秒タイマがスタートしているかどうか判断しく5102
−12)、スタートしていなければスタートさせて(5
102−13) リターンする。 一方、1秒タイマがスタートしていれば、1秒タイマが
カウントアンプしているかどうかチエツクしく5102
−14)、カウントアツプしていればリターンし、カウ
ントアツプしていなければ落としころリバースフラグを
立てる(S102−15)。そして、落としころ駆動パ
ルスに合わせて落としころカウンタを減算しく5102
−16)、今度は落としころカウンタが80以下になっ
ているかどうか判断する(S102−17)。 もし、80よりおおきければリターンし、80以下であ
れば落としころリバースフラグを降ろしく5102−1
8)、ループカウンタに1加算する(5102−19)
、次いでループカウンタの値が6以上になっているかど
うかチエツクしく5102−20> 、6未満であれば
1秒タイマを止めてクリアした(3102−21)後リ
ターンする。6以上であれば第103図のフローチャー
トに移行し、落としころフォワードフラグおよび落とし
ころリバースフラグを降ろす(S103−12.510
3−13)、なお、この6は1枚のシートについての6
回目のシート落とし動作を意味している0次いで、落と
しころ駆動モータ441をOFp’L (S103−1
4) 、5秒タイマおよび1秒タイマをそれぞれ止めて
クリアして(S103−15.5103−16)さらに
シート放出ジャムフラグを立て(5103−17)異常
処理ルーチンへ移行する。なお、シート放出ジャムフラ
グはステーブルされたシートがスタックトレイ67に落
ちない場合“1”となるフラグである。 また、前記ステップ5102−11でシート放出センサ
がONであると判断したときには、第103図のフロー
チャートに移行し、5秒タイマがスタートしているかど
うか判断する(S103−1)、スタートしていなけれ
ば5秒タイマをスタートさせ(S103−2)でリター
ンし、スタートしていればシート放出センサが立ち下が
っているかどうかをチエツクする(S103−3)。も
し、立ち下がっていれば前述のステップ5103−4以
陣の処理を実行し、立ち下がっていなければ5秒タイマ
がカウントアツプしているかどうか判断する(S103
−11)。この判断で5秒タイマがカウントアツプして
いなければリターンし、カウントアツプしていれば前述
のステップ5IO3−12以降の処理を実行する。 さらに、前記ステップ5102−2で落としころリバー
スフラグが立っていると判断した場合には、シート放出
センサ545が立ち下がっているかどうか判断する(S
103−21)、この判断でシート放出センサ545が
立ち下がっていれば前述のステップ5103−4以降の
処理を実行し、シート放出センサ545が立ち下がって
いなければステップ5102−16以降の処理を実行す
る。 なお、前記ステップ5102−1で落としころフォワー
ドフラグが立っていると判断した場合には、ステップ5
102−6以降の処理を実行する。
【9.原稿処理制御】 これまでに転写紙37および原稿69の後処理の制御に
ついて説明した。そこで、今度は入力された複数のモー
ド設定に応じて原稿69を給送し、処理する原稿処理制
御について詳しく説明する。 なお、原稿690セント、給紙、排出などのタイミング
は第104図のタイミングチャートよる。 (9,1イニシャル処理) イニシャル処理としては、■原稿反転ユニットのドアオ
ーブンチエツク、■原稿搬送ユニットに対するオプショ
ン接続チエツク、■多段ユニットにおけるビンホームリ
クエスト処理、■原稿搬送ユニットの搬送部(圧vi>
のリフトアンプチェツクおよびイニシャルジャムチエツ
クがある。 ■ 原稿反転ユニット52のドアオーブンチエツク まず原稿給紙装置すなわちこの実施例では原稿搬送系部
9の系内におけるド”1の開放に関するチエツクを行う
、第105図はドアオーブンチエツクの処理手順を示す
フローチャートである。 この処理では原稿反転ユニット52が原稿搬送ユニット
51に接続されているかどうかを示す原稿反転ユニット
接続フラグ(接続されていると”1”、接続されていな
いと10”)の状態を判断する(S105−1)、この
判断で原稿反転ユニット接続フラグが立っていないとそ
のままリターンし、立っていれば原稿反転ユニット51
のドアが開いているかどうか判断し、開いていれば原稿
反転ジャムフラグを降ろしく5105−3)、原稿反転
ユニットドアオーブンフラグを立て(S105−4)、
さらに上記原稿反転ジャムフラグおよび原稿反転ユニッ
トドアオーブンフラグをそれぞれ複写機本体側のCPU
573にシリアルデータとして送信し、リターンする。 また上記ステップS 105−2の判断で原稿反転ユニ
ットドアが閉じていれば、原稿反転ユニットドアオーブ
ンフラグを降ろして(S105−6)このフラグを前記
CPU573に送信してリターンする。 なお、前記原稿反転ユニットジャムフラグとは原稿反転
ユニット52の原稿の第1の進入検知センサ370、第
2の進入検知センサ36日用のフラグであり、原稿反転
ユニットドアオーブンフラグとは原稿反転ユニットのド
アが開いていると“1″、閉じていると0”になるフラ
グである。 ■ 原稿搬送ユニット51に対するオプション接続チエ
ツク 原稿給紙ユニット51にオプションでこの実施例では原
稿スタックトレイ353や多段ユニット50等を接続す
るようになっているので、原稿搬送ユニット51にオプ
ションの装置が接続されているかどうかのチエツクを行
う。この処理手順を第106図のフローチャートに示す
。 この処理では、初めにボートモードおよびRAMをクリ
アし、フラグやカウンタをリセット等する初期設定のサ
ブルーチンを実行して、初期設定を行う(S106−1
)。次いで原稿反転ユニット52が接続されているかど
うか判断する(3106−2>、この判断は原稿搬送ユ
ニット51側のゲートアレー605の入力ボートを利用
し、その入力ボートのレベルを見て行われる。この場合
、接続されていると“L”レベル、接続されていないと
“H”レベルとなる。そこで、ステップ8106−2の
判断が原稿反転ユニット52が接続されているものであ
るならば原稿反転ユニット接続フラグを立て(S106
−3)、接続されていないものであるならば原稿反転ユ
ニット接続フラグを降ろしく51.06−4)、さらに
多段ユニット50が接続されているかどうか判断する(
S106−5)。この多段ユニット50の接続も原稿反
転ユニット52の接続の場合と同様にして行われる。 このステップ5106−5の判断で、多段ユニット50
が接続されていれば多段ユニット接続フラグを立て(S
106−6)、接続されていなければ多段ユニット接続
フラグを降ろして(S106−7)反転ユニット接続フ
ラグおよび多段ユニット接続フラグをそれぞれ複写機本
体のCPU573側にシリアルデータとして送信する(
S106−8)。なお、多段ユニット接続フラグは多段
ユニット50の原稿搬送ユニット51に対する接続状態
を示すもので、多段ユニット50が原稿搬送ユニット5
1に接続されていると“1”、接続されていないと“0
”となる。なお、いうまでもなくこの実施例では多段A
DF49は多段ユニソ)50と原稿搬送ユニット51と
からなっている。 ステップ5106−8の処理が終了すると、送信エラー
があるかどうかチエツクしくS 106−9)、エラー
がなければリターンし、エラーがあれば送信エラー処理
ルーチンを実行して(8106−10)  リターンす
る。 ■ 多段ユニットにおけるビンホームリクエスト処理 この処理は原稿69を給送するための原稿尾ビン201
をホームポジシランに戻して初期位置を確定されるため
のものである。この処理手順を第107図のフローチャ
ートに示す。 この処理では、まず、ビンホームリクエストフラグの状
態を判断する(S107−1)、ビンホームリクエスト
フラグとは、複写機本体側のビンホームリクエストフラ
グが“1”になると原稿搬送ユニット51側のCPU6
01がこれを受信してビンホームリクエストフラグを“
1”すなわちビンホームリクエストフラグを立てて原稿
用ビン201をホームポジションに移動させるもので、
原稿用ビン201がホームポジシランに移動するとフラ
グを降ろして複写機本体のCPU573側に送信する。 ステップ5107−1の判断でビンホームリクエストフ
ラグが立っていると、底板ホームポジションセンサ25
1の状態を判断する(S107−2)、この判断で、底
板ホームポジションセンサ251がOFFならば底板上
昇モータ241を逆回転させ、底板211を下降させて
(S107−3)リターンし、底板ホームポジションセ
ンサ251がON、すなわち底板211がホームポジシ
ョンに戻っているならば底板上昇モータ241をOFF
して底板211をホームポジション位置で停止させる(
S107−4)、次いで、先端検知センサ243によっ
て残紙があるかどうか判断しく3107−5)、残紙が
あれば第108図のフローチャートで給紙ジャムフラグ
を立てて(310B−15)、後述のステップ8108
−1以降のルーチンを実行し、残紙がなければレジスト
検知センサ245によってさらに残紙があるかどうか判
断する(S107−6)、この判断で残紙があれば同じ
く第108図のフローチャートでステップ3108−1
5以降のルーチンを実行し、残紙がなければビンホーム
センサ222の状態をチエツクしく3107−7)、ピ
ンホームセンサ222がONになっていればホイールモ
ータ231の逆回転を停止させて原稿用ビン201をホ
ームポジションで待機させる(S 107−8)、そし
て、ビン切換ソレノイド240を0FFL (S 10
7−9) 、原稿搬送ユニット51の給紙ジャムフラグ
を降ろす(S107−10)。 この給紙ジャムフラグは先端検知センサ243およびレ
ジスト検知センサ245用のジャムフラグで、通常は“
0”でジャム時“1”である。 ステップ5107−10で給紙ジャムフラグを降ろすと
、原稿用ビン201のビンカウンタ(DFピンカウンタ
)とビンカウンタメモリ (DFピンカウンタメモリ)
をリセットする(S107−11)、DFピンカウンタ
は前述の全5段の多段ユニット50の各原稿用ビン20
1の位置を示すカウンタで、そのカウントは次のような
意味を有する。 0:5ビン全てが下側のビンホームポジションに位置し
ている。 1:1番目すなわち1番上のビンのジョブ処理時、およ
びそのビンの移動処理。 2:2番目のビンのジップ処理時、およびそのビンの移
動処理。 3:3番目のビンのジョブ処理時、およびそのビンの移
動処理。 4:4番目のビンのジョブ処理時、およびそのビンの移
動処理。 5:5番目すなわち1番下のビンのジョブ処理時、およ
びそのビンの移動処理。 また、DFピンカウンタメモリは割り込み処理時、およ
び予約モード処理時のDFピンカウンタのメモリ用のも
のである。 ステップ3107−11の処理を終えると、さらにビン
上昇フラグを立て(S107−12)、ビンホームリク
エストフラグを降ろしく3107−13)、イニシャル
ジャムチエツクのサブルーチンを実行して(S107−
14>リターンする。 一方、ステップ5107−7でピンホームセンサ222
がOFFであると判断したときには、ホイールモータ2
31の回転をチエツクする(S107−15)。このス
テップ5107−15の判断でホイールモータ231が
逆回転中ならばリターンし、正回転中ならばホイール待
機ホームポジションセンサ253の状態をチエツクする
(S107−16)、そのチエツクでホイール待機ホー
ムポジションセンサ253がOFFであればホイールモ
ータ231を正回転させてゼネバホイール207をホイ
ール待機ホームポジションに移動させて(5107−1
7)リターンし、ONであればホイールモータ231の
正回転を停止させ、ゼネバホイール207をホイール待
機ホームポジシツクで停止させる(S107−18)。 その後、ビン切換ソレノイドをONL (S107−1
9)、ホイールモータ231を逆回転させて原稿用ビン
201を下降させ、リターンする。 ■ 原稿搬送ユニットの搬送部のリフトアップチエツク
およびイニシャルジャムチエツク第108図は原稿搬送
ユニットの搬送部のリフトアップチエツクおよびイニシ
ャルジャムチエツクの処理手順を示すフローチャートで
ある。このチエツクルーチンでは、まず原稿搬送ユニッ
ト(以下DFとも称する)の搬送部がリフトアップされ
ているかどうか、言い換えれば圧板288が開放されて
いるかどうか判断しく8108−1)、リフトアップさ
れていなければDFリフトアップフラグを降ろしく31
08−2)排紙センサ321.322で残紙の有無をチ
エツクする(8108−3)。ここで原稿69がセンサ
位置に残っていたならば排紙センサ321.322の反
転前の検知用のジャムフラグである反転ジャムフラグ(
通常“0”、ジャム時“1”)を立て(SiO2−4)
、残っていなければそのまま第1および第2の進入検知
センサ370,368で原稿69が残っているかどうか
判断する(3108−5)。 もし前記ステップ3108−1の判断で圧板288をリ
フトアップしているならば反転ジャムフラグ降ろしく5
10B−108−6) 、ADFリフトアップフラグ(
DFの圧板を持ち上げているならば“l”、圧板が閉じ
ているならば“0”)を立て(3108−7)、さらに
原稿搬送モータ323および反転ソレノイド316を0
FFL、サイズデータおよびカウンタをクリアして(8
108−8)ステップ310B−5の処理に進む。 このステップ310B−5の判断で第1もしくは第2の
原稿進入センサ370.368に原稿69が残っていれ
ば原稿反転ジャムフラグを立て(310B−9)、残っ
ていなければそのまま原稿排紙センサ321,322に
よる排紙の有無を判断する。原稿排紙センサ321,3
22がONになっていれば原稿69が排紙部に残ってい
るので原稿反転ジャムフラグを立て(8108−11)
 、OFFであればそのまま原稿スタックトレイ382
に原稿69が存在するかどうか判断する(310B−1
2)、もし原稿69があればスタフ’))レイペーパー
エンドセンサ376によって検知され、原稿スタックト
レイ382に残紙が存在する場合“1′、存在しない場
合“0”になる残紙チエツクフラグを立て(S108−
13)、なければそのまま各フラグを複写機本体側のC
PU573に送信して(310B−14)リターンする
。 また、前述の第107図のフローチャートのステップ5
107−5あるいはステップ5107−6からイニシャ
ルジャムチエツクルーチンとして進んできた場合には、
給紙ジャムフラグを立て(8108−15)た後、前記
ステップ3108−1以降の処理を実行する。 (9,2原稿用ビンの移動) 複写機本体側が決定したジョブに対応じて5ビンの原稿
用ビン201の選択や移動が実行される。 この原稿用ビン201の選択や移動に関連した処理には
■多段ユニットのビン数データ入力処理、■複写機本体
からの受信データによるビン移動処理、■ビン上昇処理
および■ビン下降処理がある。 以下、各場合に分けて詳述する・ ■ 多段ユニットのビン数データ入力処理第109図は
多段ユニットのビン数データ入力に関する処理手順を示
すフローチャートである。 この処理では、まず多段ユニット50の接続状態を確認
するために多段ユニッ]・接続フラグの状態を判断しく
5109−1)、多段ユニー/ ト接続フラグが降りて
いればダミーデータを出力してそのままリターンし、立
っていれば複写機本体のCPU573から送信されたデ
ータをデコードする(3109−2)、送信されたデー
タがデコードされるとコピーモード受信データが0にな
っているかどうかチエツクする(S109−3)。もし
0になっていればそのままリターンし、0になっていな
ければ今度はコピーモード受信データが5以下かどうか
チエツクする(S109−4)。そこで5より大きけれ
ばリターンし、5以下であればモード受信データに合っ
た原稿用ビン201を給紙ホームポジションにセットし
て(S109−5)リターンする。なお、上記ステップ
5109−4の判断基準となっているコピーモード受信
データの5という数字は多段ユニット5oが5段である
ことからきている。したがって多段ADF490段数が
異なれば異なってくることはいうまでもない。 ■ 複写機本体からの受信データによるビン移動処理 第110図は複写機本体からの受信データによるビン移
動の処理手順を示すフローチャートである。この処理で
は、まずビンセット終了フラグの状態をチエツクする(
SIIO−1)。ビンセット終了フラグとは待機ホーム
ポジションから給紙ホームポジションに原稿用ビン20
1がセットされたかどうかを示すフラグで、セットされ
ていると@1”、セットされていないと“01である。 このステップ5110−1でビンセント終了フラグが立
っていると、原稿用ビン201に給紙ホームポジション
にセットされているのでそのままリターンし、降りてい
るとモード受信データの内容すなわちビン数をリクエス
トビンメモリに格納する(Sl 10−2)。そして、
ビンホームリクエストフラグの状態をチエツクしく51
10−3)、ビンホームリクエストフラグが立っている
とそのままリターンし、降りているとホイール待機ホー
ムポジションセンサ257の状態をチエツクする(Si
lo−4)。なお、上記ビンホームリクエストフラグと
は複写機本体側のビンホームリクエストフラグが“1m
になるとDF側が受信してDF側のビンホームリクエス
トフラグを11にして原稿用ビン201のホームポジシ
ョンへの復帰を実行させるフラグである。 上記ステップ5110−4の判断でゼネバホイール20
7が待機ホームポジションに位置していないならば、ビ
ンホームリクエストフラグを隨ろして(3110−5)
  リターンし、DFピンカウンタの値とリクエストビ
ンメモリの値が等しいか否か判断する(S110−6)
、この判断で両者が等しいならば原稿用ビン201を給
紙位置すなわち給紙ホームポジションに移動させるサブ
ルーチンを実行して(Silo−10)リターンし、等
しくないならば今度はDFピンカウンタの値がリクエス
トビンメモリの値よりも大きいかどうか判断する(Si
lo−7)、そして、DFピンカウンタの値がリクエス
トビンメモリの値以下ならば後述のDFビン上昇処理サ
ブルーチンを実行して原稿用ビン201を上昇させ(3
110−8)、DFピンカウンタの値がリクエストビン
メモリの債よりも大きいならば後述のDFビン下降処理
サブルーチンを実行して原稿用ビン201を下降させて
(S110−9)前記ステップ5ilo−10のサブル
ーチンを実行した後リターンする。 ■ ビン上昇処理 上記ステップ5ilo−8のビン上昇処理のサブルーチ
ンの内容は第111図に示したフローチャートの通りで
ある。この処理では、まずDFピンカウンタの値とリク
エストビンメモリに格納されたビン数が等しいかどうか
確認する(Sill−1)、もし、両者が等しければ待
機セット終了フラグを立ててリターンする(Sill−
2)。 この待機セット終了フラグとは複写機本体側のCPU5
73から送信したビン数分移動が終了し、待機ホームポ
ジションセンサ257に指定されてた原稿用ビン201
がセントされると“1”になるフラグである。一方、前
記ステップ5Ll11でDFピンカウンタの値とリクエ
ストビンメモリに格納されたビン数が等しくないと判断
されたときには、ホイールモータ231を正回転させて
原稿用ビン201を上昇させ(Sill−3)、タイマ
1,2がスタートしているがどうが確認しく5ill−
4)、タイマ1.2がスタートしていなければ両タイマ
をスタートさせて(Sll−5)リターンする。また、
タイマ1,2がスタートしでいればタイマ1がカウント
アンプしたかどうかfivlしく5111−6)、カウ
ントアンプしていなければリターンし、カウントアツプ
していれば待機ホームポジションセンサ257の状態を
チエツクする(Sill−7)、このチェックで待機ホ
ームポジションセンサ257がONになっていればホイ
ールモータ231の正回転を止めて待機ホームポジショ
ン位置で停止させ(S111−8) 、DFピンカウン
タを1加真しく5111−9)、タイマ1.2をそれぞ
れ止めてクリアして(Sill−10) リターンする
。 一方、前記ステップ5ill−7のチエツクで待機ホー
ムボジシツクセンサ257がOFFの状態であれば、タ
イマ2がカウントアンプしているかどうかチエツクする
。そして、カウントアツプしていなければそのままリタ
ーンし、カウントアツプしていればホイールモータ23
1の回転を停止して原稿用ビン201の移動を止める(
S111−12)。次いで、タイマ1.2を止めてクリ
アしく5ill−13)た後、ビン異常フラグを立てて
(Sill−14)異常処理ルーチンに進む、なおビン
異常フラグは原稿用ビン201の移動動作に異常がある
と“1”、通常は“0”のフラグである。 ■ ビン下降処理 前記ステップ5ilo−9のDFビン下降処理のサブル
ーチンの内容は第112図に示したフローチャートの通
りである。この処理では、まずビン切換ソレノイド24
0を0NL(S112−1)、DFピンカウンタの値と
リクエストビンメモリの値が等しいかどうか判断する(
5112−2)。この判断で両者の値が等しければ待機
セット終了フラグを立てて(S112−3)リターンし
、両者の値が等しくなければホイールモータ231を逆
回転させて原稿用ビン201を下降させる(S112−
4)。次いで、タイマ1.2がスタートしているかどう
かチエツクしく5112−5)、スタートしていなけれ
ば両タイマ1,2をスタートさせて(S112−6)リ
ターンする。 タイマ1.2がスタートしていれば、タイマ1がカウン
トアツプしたかどうかチエツクしく5112−7)、カ
ウントアツプしていなければリターンし、カウントアツ
プしていれば待機ホームポジションセンサ257の状態
をチエツクする(S112−8)。このステップ511
2−8のチエツクで待機ホームポジションセンサ253
がONであれば、ホイールモータ231の逆回転を止め
、原稿用ビン201を待機ホームポジションで停止させ
る(5112−9)。そして、DFピンカウンタを1減
算しく5112−10)、タイマ12を止めてクリアし
た(S112−11)後リターンする。 一方、ステップ5112−8のチエツクで待機ホームボ
ジシツクセンサ257がOFFであれば、タイマ2がカ
ウントアツプしているかどうかチエツクする(S112
−12)。タイマ2がカウントアンプしていなければそ
のままリターンし、カウントアツプしていればホイール
モータ231の逆回転を止め、原稿用ビン201の移動
を停止させる(S112−13)。その後、タイマ1.
2を止めてクリアしく5112−14)、ビン異常フラ
グを立てて異常処理ルーチンに進む。 (9,3原稿用ビン給紙位置セット) 原稿用ビン201に収納された原稿を入力されたモード
に従って処理するためには、そのモードにおいて処理対
象となる原稿が収納された原稿用ビン201を原稿給送
位置に移動させてセントする必要がある。この処理の処
理手順を第113図および第114図のフローチャート
に示す。 第113図に示した処理手順では、まず、待機セント終
了フラグが立っているかどうか判断する(S113−1
)。この判断で待機セット終了フラグが降りていればそ
のままリターンし、立っていればビン切換ソレノイド2
40の状態をチエツクする(S113−2)。そして、
ビン切換ソレノイド240がONした状態になっていれ
ばビン切換ソレノイドをOFFして(S113−3)リ
ターンする。ビン切換ソレノイド240がすでにOFF
していれば、ホイールモータ231を逆回転させて原稿
用ビン201を給紙位置に移動させ(S113−4)、
タイマ3がスタートしているかどうか判断する(S11
3−5)。もしタイマ3がスタートしていなければスタ
ートさせて(S113−6)リターンし、スタートして
いれば、今度はこのタイマ3がカウントアンプしている
かどうかチエツクする(S113−7)、このタイマ3
がカウントアツプしていればホイールモータ231の逆
回転を停止しく5113−8)、タイマ3を止めてクリ
ヤした(S113−9)後、ビン異常フラグを立てて(
S113−10)リターンする。 一方、ステップ5113−7のチエツクでタイマ3がカ
ウントアツプしていなければ給紙ホームポジションセン
サ259の状態をチエツクする(S113−11)。こ
のチエツクで給紙ホームボジシツクセンサ259がOF
Fしていればリターンし、ONであればホイールモータ
231の逆回転を停止させ、原稿用ビン201を給紙ホ
ームポジションで止める(S113−12)。次いで、
タイマ3を止めてクリアしく5113−13)、待機セ
ット終了フラグを降ろしく5113−14)、ビンセン
ト終了フラグを立てた(3113−15)後、リターン
する。 第114図に示した処理手順では、まず原稿ジャムがあ
るかどうかチエツクしてから処理を始める(S114−
1)、このステップ5114−1で原稿69がジャムし
ていると判断するとそのままリターンし、ジャムがなけ
ればビンセット終了フラグの状態を確認しくS 114
−2) 、ビンセット終了フラグがおりていればリター
ンし、立っていればDF上ピンウンタのデータを多段ユ
ニット50のビン位置データに格納する(S 1143
)、そして、底板上限(上昇検知)センサ263の状態
をチエツクする(S114−4)、このチエツクで上昇
検知センサ263がOFFならば底板上昇モータ241
を正回転させて底板211を上昇させて(S114−5
)リターンし、上昇検知センサ263がONならば底板
上昇モータ241を停止させて底板211を止める(S
114−6)0次いで、原稿セント検知センサ249の
状態をチエツクしく5114−7)、原稿69を検出す
れば原稿セントフラグを立てて(S114−8)、もし
原稿69を検出しなければ原稿セットフラグを降ろして
(S114−9)それぞれ各フラグを複写機本体のCP
U573側に送信しく5114−10)、リターンする
。 (9,4フィードイン処理) フィードイン処理とは複写機本体のCPO573側から
原稿給紙信号が入力されて原稿69の原稿搬送ユニット
51側への搬送を開始させる処理である。具体的には第
115図のフローチャートに従って処理手順で実行され
る。 この処理では、まず給紙ジャムフラグの状態がチエツク
され(S115−1)、給紙ジャムフラグが立っている
と、原稿69が多段ユニット50内でジャムしているの
で、給紙ジャムフラグを複写機本体のCPU573側に
送信しく5115−2)、後述の第116図のフローチ
ャートに示した給紙ジャムチエツクのサブルーチンを実
行した(S115−3)後、リターンする。これに対し
、給紙ジャムフラグが降りているとジャムは発生してい
ないので、今度は原稿セットフラグの状態をチエツクす
る(S115−4)。原稿セットフラグとは原稿用ビン
201上に原稿69があるかどうか示すフラグで、原稿
があれば“1”、なければ10”である。このステップ
Sl 15−4のチエツクで原稿セットフラグが降りて
いればリターンし、立っていれば複写機本体のCPU5
73側から送信されたデータをデコードして(S l 
15−5)。さらに該CPU573側から原稿給紙フラ
グが送信され原稿給紙フラグが立っているかどうかチエ
ツクする(S115−6)。このステップ5115−6
のチエツクで原稿給紙フラグが降りているならばリター
ンし、立っているならば原稿両面フラグの状態をチエツ
クする(S115−6)。この原稿両面フラグが立って
いれば両面原稿であるので、両面用原稿フィード処理の
サブルーチンを実行しく5115−8)、降りていれば
片面原稿であるので、片面用原稿フィード処理のサブル
ーチンを実行する(S115−9)。そして何れかのサ
ブルーチンを実行した後、給紙ジャムフラグの状態をチ
エツクする(S115−10)。このチエツクで給紙ジ
ャムフラグが降りていればコピースタートフラグを立て
(S115−11)、コピースタートフラグおよび原稿
サイズデータを複写機本体のCPU573側に送信した
(S115−12)後リターンする。これに対し、前記
ステップ3115−10で給紙ジャムフラグが立ってい
る場合には、ステップ5115−2およびステップ51
15−3の処理を実行してリターンする。 (9,5給紙ジャムチエツク処理) この処理は原稿69のフィードイン時にジャムが発生し
たときに、ジャム紙の除去性を向上させるため原稿用ビ
ン201を退避させる処理である。 第116図のフローチャートにその具体的な処理手順を
示す。 この処理では、まず原稿搬送ユニット51のリフトアッ
プをチエツクする(S116−1)、もしリフトアップ
していればADFリフトアップフラグを立て(S116
−2)、レジスト検知センサ245および先端検知セン
サ243位置に紙があるかどうかチエツクする(S 1
16−3) 、そして、紙があればリターンし、紙がな
ければ給紙ジャム除去フラグを立てて(S116−4)
リターンする。一方、ステップ5116−1でD P 
IJフトアソブの状態ではないと判断したときにはAD
Fリフトアップフラグを降ろしく5116−5)、原稿
セットフラグの状態をチエツクする(S116−6)。 このチエツクで原稿セットフラグが立っていれば底板上
昇モータ241を逆回転させて底板を下降させ(S11
6−7)、原稿セットフラグが降りていればそのまま底
板ホームポジションセンサ251の状態をチエツクする
(S116−8)、このチエツクで底板ホームポジシラ
ンセンサ251がONになると底板上昇モータ241を
止めて底板211を停止させ(S116−9)、ホイー
ルモータ231を正回転させる(S116−10)、こ
れにより原稿用ビン201を待機ホームポジションに移
動させ、原稿セットフラグを降ろす(S116−11)
、そして、待機ホームポジシランセンサ253がONに
なるまで待ち、ONになったところでホイールモータ2
31の正回転を止めて待機ホームポジシラン位置に原稿
用ビン201を停止させる(S116−12)。 その後、ビンセット終了フラグを降ろしく5t16−1
4)、給紙ジャムビンフラグを立てる(3116−15
)、給紙ジャムビンフラグとはジャム除去性向上のため
、給紙ジャム時に原稿用ビン201を移動させたとき、
その移動の終了を示すフラグで、移動を終了すると“l
”、通常は“0′である。このようにしてステップ51
16−15で給紙ジャムビンフラグを立てた後、さらに
給紙ジャムビンフラグが立っているかどうか確認しく3
116−16)、立ったときに今度は給紙ジャム除去フ
ラグの状態を確認する(3116−17)、そして、給
紙ジャム除去フラグが立つと、給紙ジャムフラグ(S1
16−18)、給紙ジャム除去フラグ(S116−19
)および給紙ジャムビンフラグ(S116−20)を順
に降ろし、イニシャルジャムチエツクを行った(S11
6−21)後リターンする。 (9,6原稿排紙処理) コピーのための露光が終了した原稿69は原稿排紙トレ
イ285、原稿スタックトレイ382、ブルーフトレイ
59およびシート収納ビン57の何れかに排紙され、所
定の処理が実行される。この処理には、■原稿排紙処理
!、■原稿排紙処理■、■イニシャル処理および■切換
モータ駆動処理が含まれる。なお、後述の第117図お
よび第118図に示す2つのフローチャートは、ともに
原稿69の排出先(排出方法)を複写機側からのコード
データに基づいて行うためのもので、原稿排紙処理■は
第127図および第129図の4通りの排出方法を選択
する処理であり、原稿排紙処理■は第22図の3通りの
切換位置Iを選択するための処理である。以下、詳しく
説明する。 ■ 原稿排紙処理I この処理手順を第117図のフローチャートに具体的に
示す。 この処理では、まず排紙処理中かどうか確認しく311
7−1)、排紙処理中でなければ複写機本体のCPO5
73側からのデータをデコードしく5117−2)、排
紙処理中であればそのまま原稿排紙フラグが立っている
かどうかチエツクする(3117−3)、このステップ
5117−3で原稿排紙フラグが降りているときはリタ
ーンし、立っていればコピーモード受信データが6から
9の間にあるかどうかチエツクする(S117−4)。 このステップS11?−4の受信データは原稿スタック
トレイの排出モードかどうかの確認のためのものである
。このステップ5117−4でコピーモード受信データ
が6から9の間にあると判断すると、さらに原稿反転ユ
ニット接続フラグが立っているかどうか確認しく511
7−5)、立っていればすなわち原稿反転ユニット52
が接続されていれば原稿反転ユニット52のドアが開い
ていないかどうか確認する(S117−6)。 ドアが閉じていることが確認されるとステップS117
−7で原稿排紙処理のサブルーチンを実行し、さらにコ
ピーモード受信データが6あるいは9であるかどうかチ
エツクしく5117−8)、6でも9でなければ原稿6
9を原稿スタックトレイ382側に排出するサブルーチ
ンを実行しく5117−9)、6か9であれば反転処理
後原稿スタックトレイ382に排出するサブルーチンを
実行して(S117−10)  リターンする。 また、ステップ5117−4でコピーモード受信データ
が6から9の間でないとき、ステップS117−5で原
稿反転ユニ7ト接続フラグが陳りているとき、および原
稿反転ユニット52のドアが開いているときには、ステ
ップ5117−11の原稿排紙処理のサブルーチンを実
行し、DF上の原稿排紙トレイ285に原稿69を排出
した(S117−12)後リターンする。 なお、ステップ5117−7およびステップS117−
11のサブルーチンは、前述の第61図ないし第65図
のフローチャートに基づく処理であり、ステップ511
7−9のサブルーチンは第105図のフローチャートに
基づく処理であり、ステップ5117−10のサブルー
チンは第106図のフローチャートに基づく処理であり
、ステップ5117−12のサブルーチンは第108図
のフローチャートに基づく処理である。これらの処理に
ついては、前述の(2,3原稿反転部)においてすでに
詳しく述べである。 ■ 原稿排紙処理■ この処理手順を第118図のフローチャートに示す。 この処理では、まずコピーモード受信データが6ないし
9の間にあるか確認する(8118−1)、もし、6な
いし9の間になければリターンし、6ないし9の間にあ
れば原稿スタックユニット接続フラグが立っているかど
うかチエツクする(S L 1 B−2) 、この原稿
反転ユニット接続フラグが立っていれば、すなわち原稿
反転ユニット52が接続されていることが確認されると
、今度はコピーモード受信データが6および7であるか
どうかチエツクする(511B−3)、そこでコピーモ
ード受信データが6および7であると切換モータ駆動処
理のサブルーチンを実行して(S118−4)リターン
する。このサブルーチンは切換モータバックフラグを立
て、ステップ角メモリに20を入れて、切換ステッピン
グモータ377を一20ステップ駆動するものである。 一方、コピーモード受信データが6および7でない場合
には、第119図に示す処理を実行するためのフラグで
ある反転ユニット切換ホームリクエストフラグを立てて
(3118−5) リターンする。 ■ イニシャル処理 原稿反転ユニット351の切り換えはステッピングモー
タで行っており、切換ホームポジションセンサ378を
ONしたときの位置をホームポジションとして、 (1)移動なしく第22図) (2)バック側に20ステツプ(第23図)(3)フォ
ワード側に20ステツプ(第24図)という3つのパタ
ーンで切換処理を行っている。 この原稿反転ユニット52の原稿移送部351の駆動は
正逆回転が可能であり、 (11正回転:DFの搬送ベルト53等と同等の線速 (2)逆回転:複写機1側のシート排出線速およびフィ
ニッシャ11のシート排出 線速と同等の線速 02つのパターンがある。この場合、正回転とはDFの
排紙部側から原稿スタックトレイ382側に搬送する回
転方向で、逆回転とは原稿スタックトレイ382側から
反転ユニット切換機構、さらにはフィニッシャ11側に
搬送する回転方向である。 このイニシャル処理とは切I11!機構をホームボジシ
ツクにセットし、原稿移送部351の移動がない状態に
する処理である。この処理手順を第119図のフローチ
ャートに示す。 この処理では、まず、反転ユニット切換ホームリクエス
トフラグが立っているかどうかチエツクしく3119−
1)、立っていなければリターンし、立っていれば切換
ホームボジシツクセンサ378がONになっているかど
うかチエツクする(S119−2)、ONであれば、切
換モータフォワードフラグおよびバックフラグを降ろし
く5119−3)、ステップ角カウンタをリセットして
(S119−4)反転ユニット切換ホームリクエストフ
ラグを降ろした(S119−5)後、リターンする。こ
れに対し、ステップ5119−2で切換ホームボジシツ
クセンサ378がOFFであれば、切換モータフタワー
ドフラグあるいはバックフラグの何れかが立っているか
どうかチエツクする(S119−6)、もし、何れのフ
ラグも降りていればステップ角カウンタをリセットしく
5119−7)、切換モータフォワードフラグを立てて
(5119−8)切換(ステッピング)モータ377を
1ステツプフオワード(正回転)側に駆動する(S11
9−9)、次いで、ステップ角カウンタを1加算しく5
119−10)、ステップ角カウンタのカウント値が5
0より大きくなる(3119−11)と切換モータフォ
ワードフラグを降ろしく5119−12)、ステップ角
カウンタをリセットして(S119−13)切換モータ
バックフラグを立てて(S119−14)リターンする
。 また、ステップ5119−6で切換モータフォワードフ
ラグもしくはバンクフラグのいずれかが立っていると判
断したときには、切換モータバックフラグの状態をチエ
ツクする(S119−15)、そして、切換モータバッ
クフラグが降りていればステップ3119−8以降の処
理を実行し、立っていれば切換ステンビングモータ37
7を1ステツプバツク(逆回転)側に駆動する(S11
9−16)、そして、さらにステップ角カウンタを1加
算しくSl 19−17) 、ステップ角カウンタが1
06以上になれば(S119−18)切換モータバック
フラグを降ろしく5119−19)、ステップ角カウン
タをリセットした(3119−20)後、異常処理ルー
チンに移行する。 ■ 切換モータ駆動処理 原稿反転ユニット351の切換モータすなわち切換ステ
ンビングモータ377の駆動は第120図のフローチャ
ートに示した処理手順によって行われる。 この処理では、まずステップ角カウンタがリセットされ
ているかどうかチエツクしく5L20−1)、リセット
されていなければ反転ユニット切換ホームリクエストフ
ラグを立てて(8120−2)リターンする。リセット
されていれば反転ユニット切換ホームリクエストフラグ
が立っているかどうかチエツクする(5120−3)、
反転ユニット切換ホームリクエストフラグが立っていれ
ばリターンし、降りていれば切換モータフォワードフラ
グおよびバックフラグが立っているかどうか確認する(
S120−4)、そして、これらのフラグが立っていれ
ば、さらに切換モータバックフラグが立っているかどう
かチエツクして(S120−5)立っていれば切換ステ
ンビングモータ377を1ステツプバンク側に駆動しく
5120−6)、降りていれば切換ステッピングモータ
377を1ステツプフオワード側に駆動した(S120
−7)後、ステ、ブ角カウンタを1加算する(S120
−8)、次いでステップ角メモリとステップ角カウンタ
が等しいかどうかチエツクしく3120−9)、等しけ
れば切換モータフォワードフラグと切換モータバックフ
ラグをそれぞれ降ろしく5120−10.5120−1
1)、切換ステンビングモータ377を0FF(S12
0−12)してリターンする。なお、ステップ5120
−4で切換モータフォワードフラグおよびバックフラグ
が降りている場合、およびステップ5120−9でステ
ップ角メモリとステップ角カウンタが等しくない場合に
はそのままリターンする。 (9,7原稿スタック部処理) この処理は原稿スタックトレイ382への搬送および原
稿スタックトレイ382上の原稿69を寄せころ381
で整置する処理である。具体的には、第121図および
第122図のフローチャートに示す処理手順に従って行
われる。 第121図に示す処理では、まず原稿スタックトレイ3
82に原稿が排出されたかどうか確認しく5121−1
)、排出されたときに切換ステンピングモータ377を
ONして切換部材365をホームポジションにセットす
る(S121−2)。 これは前述の第22図の状態である。切換部材365が
ホームポジシランにセットされると、第1の進入検知セ
ンサ370の状態をチエツクしく5121−3)、第1
の進入検知センサ370がON、すなわち原稿69がコ
ンタクトガラス17上から搬送されて第1の進入検知セ
ンサ位置に達していれば切換ソレノイド380をOFF
する(S121−4)、次いで、第1の進入検知センサ
370と第2の進入検知センサ368のジャムチエツク
タイマであるタイマ2がスタートしていれば(S121
−5でY)タイマ2のカウントアツプまで待ち(S12
1−6)、タイマ2がスター“トしていなければDFの
排紙センサ321.322と第1の進入検知センサ37
0間の不送りジャムチエツクタイマであるタイマ1を止
めてクリアしく3121−7)、タイマ2をスタートさ
せて(S121−8)タイマ2のカウントアツプまで待
つ(S121−6)、このステップ5121−6でタイ
マ2のカウントアツプが終了していればタイマ2を止め
てクリアしく5121−10)、原稿反転ジャムフラグ
を立てて(S121−11)複写機本体のCPU573
側にフラグを送信しく5121−12)ジャム処理ルー
チンに移行する。タイマ2がカウントアンプしていなけ
れば第2の進入検知センサ368の状態をチエツクしく
S 121−9) 、OFFであればリターンし、ON
であればタイマ2を止めてクリアしく5121−13)
する0次いで、呼び出しソレノイド386の通電を止め
てジャムチエ7クタイマであるタイマ3をスタートさせ
(S121−14)リターンする。 一方、ステップ5121−3で第1の進入検知センサ3
70がOFFと判断したときには、タイマ1がスタート
しているかどうか確認しく5121−15)、スタート
していなければスタートさせ(S121−16)でリタ
ーンする。スタートしていればさらにタイマ1のカウン
トアツプまで待ち(5121−17)、カウントアツプ
すればタイマ1.2を止めてクリアしく5121−18
)、原稿排紙ジャムフラグを立て(S 12119)、
複写機本体のCPO573側にフラグを送信して(S1
21−12)ジャム処理ルーチンに移行する。 また、第122図に示す処理では、まず原稿寄せころ駆
動ソレノイド383の状態をチエツクしくS 122−
1) 、0NLTいれば第135図のタイミングチャー
トに示すように、原稿69を寄せる処理時間をカウント
する0、3秒タイマのカウントアツプをチエツクする(
S122−2)。 そして、カウントアツプした時点で0.3秒タイマを止
めてクリアしく5122−3)、原稿寄せころ駆動ソレ
ノイド383をOFFして(S122−4)リターンす
る。 これに対し、原稿寄せころ駆動ソレノイド383がOF
Fであれば、前記タイマ3の状態をチエツクしく512
2−5)、タイマ3がoNであればタイマ3のカウント
アツプをチエツクする(S122−6)、カウントアツ
プしていなければ原稿スタックユニ、トの原稿排出セン
サ379が第135図に示すように立ち上がっているか
どうかチエツクする(S122−7)。立ち上がってい
ればタイマ3を止めてクリアした(31228)後リタ
ーンする。また立ち上がっていなげればスタックトレイ
部677の原稿排出センサ379が立ち下がっているか
どうかチエツクする(S122−9)、そして、立ち下
がっていなければリターンし、立ち下がっていれば第1
35図に示すように排出された原稿69が原稿スタック
トレイ382に落下するまでのデイレイタイマである0
、2秒タイマをスタートさせ(S122−10)、排紙
原稿枚数カウンタを1加算して(S122−11)リタ
ーンする。 また、ステップ5122−6でタイマ3がカウントアツ
プしていると判断したときにはタイマ3を止めてクリア
しく5122−17)、原稿反転ジャムフラグを立てて
(S122−18)複写機本体のCPU573側にフラ
グを送信した(S122−19)後リターンする。さら
に、前記ステップ3122−5でタイマ3がOFFであ
ると判断したときには、0.2秒タイマが0N(S12
2−12)になり、0.2秒タイマがカウントアツプす
る(S122−13)まで待ち、カウントアツプした時
点で0.2秒タイマを止めてクリアしく5122−14
) 、0.3秒タイマをスタートさせる(3122−1
5)、そして、原稿寄せころ駆動ソレノイド383をO
Nしてリターンする。なお、原稿寄せころ381は1枚
の排出された原稿に対して複数回0N10FFするよう
に構成してもよいことはいうまでもない。 (9,8再給紙処理) この処理は原稿69をフィニッシャ11側に給送する処
理であり、原稿69がフィニッシャ11に給送されてか
らのシート処理が転写紙37の場合と同様である。再給
紙処理は具体的には第123図のフローチャートに示す
処理手順にしたがって行われる。 この処理では、まず原稿69の搬送状態を知るために搬
送ジャムフラグの状態をチエツクする(3123−1)
、搬送ジャムフラグが立っていれば異常処理ルーチンに
移行し、降りていれば原稿反転ユニット52のドアが開
いているか否かをチエツクしく5123−2)、開いて
いれば異常処理ルーチンに移行し、閉じていれば原稿反
転ジャムフラグが立っているかどうかチエツクする(S
123−3)、原稿反転ジャムフラグが立っていれば、
異常処理ルーチンに移行し、降りていれば原稿給送スタ
ートフラグの状態をチエツクする(S123−4)。原
稿給送スタートフラグが立っていなければ、すなわち原
稿給送がスタートしていないならばリターンし、原稿給
送スタートフラグが立っていれば、言い換えれば原稿の
給送がすでに開始されていれば、原稿給送中フラグの状
態をチエツクする(5123−5)、そして、原稿給送
中フラグが立っていれば原稿69の給送がその時点で行
われているので、さらに給送を繰り返すタイミングにな
っているかどうかチエツクしく5123−6)、そのタ
イミングになった時に原稿スタックトレイ382に原稿
69があるか確認する(S123−7)。原稿スタック
トレイ382に原稿69がなければ原稿給送中フラグを
降ろしてリターンする。原稿スタックトレイ382に原
稿69があれば第21図に図示された分離ころ390の
同軸後方にある再給紙クラッチをONL (S123−
18) 、第2の進入検知センサ368の状態をチエツ
クする(S123−19)。 このチエツクにより第2の進入検知センサ368がON
になったときに再給紙クラッチを○FFL(3123−
20)、原稿枚数をカウントアツプして(S123−2
1)  リターンする。 一方、前記ステップ5123−5で原稿給送中フラグが
降りていると判断したときには、原稿スタックトレイ3
82に原稿69があるかどうかチエツクしく5123−
9)、原稿69がなければリターンし、あればタイマ1
をスタートさせる(S123−10)、その後、切換ソ
レノイドを0FFL (S 123−11) 、原稿寄
せころ駆動ソレノイド383をON (Sl 23−1
2) 、呼び出しソレノイド386をONL、原稿給送
中フラグを降ろしく5123−14)、タイマ1がカウ
ントアンプしていればタイマ1を止めてクリアしく51
23−16)、カウントアツプしていなければ原稿枚数
カウンタをクリアしてリターンする(S123−17)
。ステップS123−16でタイマ1を止めてクリアし
た後は、再給紙クラッチをONL (S123−18)
 、さらに第2の進入検知センサ368の状態をチエツ
ク(S123−19)してONになれば、再給紙クラッ
チをOFF (3123−20)して原稿枚数をカウン
トアンプした後リターンする。 (9,9ジャムチエツクタイミング) 第124図および第125図はジャムチエツクのタイミ
ングを示すタイミングチャートである。 このうち第124Tj!Jは片面モード時のタイミング
を示し、第125図は両面モード時のタイミングを示し
ている。 第124図のタイミングチャートにおいて、Jlのタイ
ミングは先端検知センサ243によるジャムチエツクの
様子を示し、給紙モータ233゜Nから475m間、先
端検知ジャムチエツクを行う、このジャムチエツクでは
、前記475mの間に先端検知センサ243がONLな
いとジャムと判断する。 J2のタイミングはレジスト(検知)センサ245によ
るジャムチエツクの様子を示し、先端検知センサ243
のONから375m間、レジストジャムチエツクを行う
、この375mの間にレジストセンサ245がONLな
いとジャムと判断する。 J3のタイミングはJ2と同じくレジストセンサ245
によるジャムチエツクの様子を示し、レジストセンサ2
45ONから1844パルス間レジストOFFチエツク
を行う。この1844パルス間にレジストセンサ245
が0FFLないとジャムと判断する。 J4のタイミングは排紙検知センサ321.322よる
ジャムチエツクの様子を示し、排紙モータ330ONか
ら675鶴間、排紙ジャムチエツクを行う、この675
m間に排紙検知センサ321.322がONLないとジ
ャムと判断する。 J5のタイミングも排紙検知センサ321.322によ
るジャムチエツクの様子を示し、排紙検知センサONか
ら1250m間、排紙OFFチエツクを行う。この12
50m間に排紙検知センサ321.322が0FFLな
いとジャムと判断する。 第125図のタイミングチャートにおいて、Jlのタイ
ミングは先端検知センサ243によるジャムチエツクの
様子を示し、給紙モータ233ONから475記間、先
端検知ジャムチエツクを行う、このジャムチエツクでは
、前記475mの間に先端検知センサ243がONLな
いとジャムと判断する。 J2のタイミングはレジストセンサ245によるジャム
チエツクの様子を示し、給紙モータ233OFF後、3
50M5間、レジストジャムチエツクを行う。この35
0m5の間にレジスト検知センサ245がONLないと
ジャムと判断する。 J3のタイミングはJ2と同じくレジストセンサ245
によるジャムチエツクの様子を示し、先端検知センサ2
43OFF後、175m間レジスしOFFチエツクを行
う、この175m間にレジストセンサ245が0FFL
ないとジャムと判断する。 J4のタイミングは先端検知センサ243によるジャム
チエツクの様子を示し、レジストセンサ245ON後、
I 250wr間、先端検知0FF−f−エンクを行う
。この1250aa間に先端検知センサ243が0FF
Lないとジャムしたと判断する。 J5のタイミングは排紙検知センサ321,322によ
るジャムチエツクの様子を示し、反転ソレノイド316
ON後、1250m間排紙セ7サONチエツクを行う。 この1250m間に排紙センサ321,322がONL
ないとジャムと判断する。 J6のタイミングも排紙検知センサ321,322によ
るジャムチエツクの様子を示し、搬送モータ323の反
転後、1250m間排紙横7センサOFFチエツクを行
う。この1250mm間排紙栓知センサ321,322
が0FFLないとジャムと判断する。 J7(7)タイミングも排紙検知センサ321,322
によるジャムチエツクの様子を示し、排紙モータ330
ON後、675m間排紙検知センサ0Nチエツクを行う
、この6755m間に排紙検知センサ321.322が
ONL、ないとジャムと判断する。 J8のタイミングも排紙検知センサ321.322によ
るジャムチエツクの様子を示し、排紙検知センサ321
.322ON後、1250間排紙検知センサOFFチエ
ツクを行う、この125c醜間に排紙検知センサ321
.322が0FFLないとジャムと判断する。 (9,10原稿搬送動作タイミング) 第126図は原稿搬送時の動作のタイミングを示すタイ
ミングチャートである。 このタイミングチャートでT1は原稿69のフィードイ
ンで、呼び出しソレノイド267および排紙モータ33
0がONする。T2のタイミングでは、フィードイン後
200mで給紙モータ233がONする。T3のタイミ
ングでは先端検知センサ243ONで、呼び出しソレノ
イド267が0FFL、55製後搬送モータ323が正
転する。 T4のタイミングでは先端検知センサ243がOFFで
分離ころ解除ソレノイド285がOFFする。T5のタ
イミングではレジスト検知センサ245がOFFで、レ
ジストクラッチ237がOFFし、複写機本体のCPU
573との間でサイズデータを送受する。T6のタイミ
ングでは排紙検知センサ321.322のONから75
m後、搬送モータ323が逆転する。T7のタイミング
では排紙検知センサ321,322OFFから532パ
ルス後、搬送モータ323および排紙モータ330がO
FFする。それと同時に複写機本体のCPU573に給
紙スタート信号を送信する。T8のタイミングでは裏面
コピー終了後、複写機本体のCPU573から反転信号
を受け、搬送モータ323が正転し、排紙モータ330
がONする。 T9のタイミングでは排紙検知センサ321.322O
N後、75am経過すると搬送モータ323が逆転する
。T10のタイミングでは排紙検知センサOFFから、
532パルス後、搬送モーた323と排紙モータ330
とがそれぞれOFFする。 Tllのタイミングでは複写機本体のCPU573から
のコピー終了信号を受け、搬送モータ323が正転し、
排紙モータ330がONする。T12のタイミングでは
排紙検知センサ321,322OFFから325m経過
すると排紙モータ330がOFFする。 (9,11原稿の流れとそのタイミング)第127図(
a)ないしくd)は搬送パターンの相違による原稿69
の流れとターンローラ、搬送ベルト、第1および第2の
排紙センサ、反転ソレノイドの動作タイミングを示すタ
イミングチャートであり、同図(II)ないし+d)の
パターンは、第129図(a)ないしくd)の原稿の流
れを具体的に示す説明図の各々と対応じている。 まず、上記ターンローラ等の各部の構成を前述の第2図
の要部構成図である第128図を参照して説明する。第
2図についての説明と一部重複するが、コンタクトガラ
ス17のフィニッシャ11側、すなわち図において左側
には搬送ベルト53を張設し駆動するための従動ローラ
305が配設され、そのさらに左側にターンローラ31
5が位置している。このターンローラ315に対し、第
1および第2の従動ローラ324,326が転接してお
り、さらに両ローラ324,326のフィニフシャll
側の搬送路にそれぞれ第1および第2の排紙センサ32
1,322が設けられている。 また、ターンローラ315の外周に形成された搬送路3
11に沿って時計方向に第1ないし第3の方向切換爪3
18a、318b、318cが設けられている。これら
の方向切換爪318a、318b、318cは反転ソレ
ノイド316によって揺動駆動され、原稿69の搬送方
向を切り換えるようになっている。原稿69には以下に
説明するように4通りの搬送の方向が設定され、これら
の切り換えは第1および第2の排紙センサ321゜32
2で原稿搬送中の立ち上がり、すなわち原稿69の到着
、立ち下がりすなわセンサ位置から原稿69が抜けるタ
イミングを基準に実行される。 第127図(alは原稿69を原稿スタックトレイ38
2に搬送するときのタイミングを示している。 この場合、ターンローラ315および搬送ベルト53が
同じタイミングで正回転(F)を開始する。 一方、反転ソレノイド316はOFF状態で、第1の方
向切換爪318aは1点鎖線の状態を保持している。第
1の排紙センサ321が原稿69を検知し、この第1の
排紙センサ321の検出位置を原稿69が通過してセン
サの出力が立ち下がると、このタイミングでターンロー
ラ315および搬送ベルト53は同時にOFFする。す
なわち、原稿69は第129図(a)に矢印で示すよう
に搬送ベルトS3からターンローラ315を経て原稿ス
タックトレイ382偏に搬送される。なお、図において
符号Aで示した時間は原稿69の第1の排紙検知センサ
321の通過時間であり、当然原稿69のサイズによっ
て異なってくる。 第129図011)は原稿69を反転した後、原稿スタ
ックトレイ382に搬送するときのタイミングを示して
いる。この場合、ターンローラ315および搬送ベルト
53が同じタイミングで正回転(F)を開始し、同時に
反転ソレノイド316がONする。これにより、第1、
第2および第3の方向切換爪318a、318b、31
8cは実線の状態になる。そして、原稿69の搬送によ
って第1の排紙検知センサ321がONになり、時間B
遅れて第2の排紙検知センサ322がONになったあと
、第1の排紙検知センサ321がOFFし、さらに第2
の排紙検知センサ322がOFFして立ち下がると、原
稿69の後端が第2の排紙検知センサ322位置を通過
したことになるので、このタイミングでターンローラ3
15、搬送ベルト53および反転ソレノイド316をO
FFする。 すると、第1ないし第3の方向切換爪318a。 318b、318Cは1点鎖線の状態になり、この状態
で反転ソレノイド316の動作の遅延時間を考慮したデ
イレイ時間C経過すると、ターンローラ315が逆回転
(R)する。ターンローラ315の逆回転に伴い、原稿
69は第2の方向切換爪318bの上側を道通して原稿
反転ユニット52の原稿スタックトレイ382側に反転
した状態で排出される。これにより第129図011)
に矢印で示すような原稿69の流れとなる。なお、時間
Bは第1および第2の排紙検知センサ321.322の
搬送経路における配役位置の差によるタイミング差であ
る。 第127図(C)は原稿69を反転してコンタクトガラ
ス17上に搬送するときのタイミングを示している。こ
の場合、ターンローラ315および搬送ベルト53が同
じタイミングで正回転(F)を開始し、同時に反転ソレ
ノイド316がONする。 これにより、第1、第2および第3の方向切換爪318
a、318b、318cは実線の状態になる。そして、
原稿69の搬送によって第1の排紙検知センサ321が
ONになり、時間B連れて第2の排紙検知センサ322
がONになると、この第2の排紙検知センサ322の立
ち上がりで反転ソレノイド316がOFFする。この反
転ソレノイド316のOFFによって第3の方向切換爪
318cは1点鎖線に状態となる。また、第1の排紙検
知センサ321の立ち下がりとほぼ同じタイミングで搬
送ベルト53が逆回転を開始し、原稿69の先端が搬送
ベルト53に着くと、原稿69は搬送ベルト53によっ
てコンタクトガラス17側に引き込まれ、コンタクトガ
ラス17上に搬送される。原稿69がコンタクトガラス
17上に搬送し終わるとターンローラ315および搬送
ベルト53は停止する。これにより第129図(C)に
矢印で示すような原稿69の流れとなる。なお、時間り
はターンローラ315で反転した原稿69が搬送ベルト
53に着くまでのタイミングを示している。 第127図!d)は原稿69を原稿搬送ユニット10の
原稿排紙トレイ285上に排出するときのタイミングを
示している。この場合、ターンローラ315および搬送
ベルト53が同じタイミングで正回転(F)を開始し、
同時に反転ソレノイド316がONする。これにより、
第1、第2および第3の方向切換爪318a、318b
、318cは実線の状態になる。そして、原稿69の搬
送によって第1の排紙検知センサ321がONになり、
時間B連れて第2の排紙検知センサ322がONになり
、原稿69が第2の徘紙検知センサ322を抜けてこの
センサ322が立ち下がってから排紙ころ319を抜け
る時間Eを経過するとターンローラ315および搬送ベ
ルト53は停止し、原稿69は原稿搬送ユニット51の
原稿排紙トレイ285上に排出される。これにより第1
29図(dlに矢印で示すような原稿69の流れとなる
。 【10.全体的なジョブ実行の流れ] 今まで各部の構成および制御を述べてきたが、ここで全
体的なジップの実行手順について説明する。第130図
はジップ実行の処理手順を示すフローチャートである。 この処理では、予約モード(S130−1)、ステーブ
ル異常1フラグ(S130−2)、ペーパエンド状態(
S130−3) 、DFリフトアップ(S130−4)
、各ドアオーブンフラグの状jml(3130−5)を
それぞえチエツクし、予約モードであってステーブル異
常1フラグが降りており、転写可能な転写紙がまだ残っ
ており、原稿搬送ユニット51の圧板288がコンタク
トガラス17上にセットされ、各ドアが閉じているとき
のみ、複写が可能となる。そこでシップ選択メモリの上
位4ビツトが0かどうかチエツクしく5130−6)、
0であればジップ選択メモリに下位4ビツトを上位4ビ
ツトにシフトしく5130−7)、さらにジョブ選択メ
モリの上位4ビツトが0かどうか確認する(5130−
8)、そして、0でなければ上位4ビツトで示されるジ
ョブのモードデータ、置数、その他のデータをメモリか
ら呼び出してモードを設定する(S130−9)。 このステップ5130−9のサブルーチンを実行Lり1
1k、コピーモード受信データおよびモード受信データ
を送信しく5130−10)、多段ユニット50の原稿
用ビン201に原稿69が収納されているかどうかチエ
ツクする(S130−11)、原稿69が収納されてい
れば、モード設定に合わせたコピージップ処理をジョブ
終了まで行う(S130−12. 8130−13)、
なお、このステップ5130−12では、各種のデータ
が複写機本体10CPU573とフィニッシャ11のC
PU651、原稿搬送ユニット10のcpU601の間
で送受信される。 送受信される各種のデータとは、 (1)  複写機本体1のCPU573からフィニッシ
ャ11のCPU651への送信データ ■ モード終了フラグ ■ コピーサイズデータ(5ビツト) ■ コピー搬送フラグ ■ ステーブルフラグ ■ ビン移動フラグ ■ 放出フラグ ■ モード受信データ(3ビツト) (2) フィニッシャ11のCPU651から複写機本
体1のCPU573への送信データ ■ モード終了フラグ ■ ステーブル実行中フラグ ■ ビン位置データ(5ビツト) ■ コピー搬送ジャムフラグ(ジャム時)■ 排紙OK
フラグ ■ 放出ジャムフラグ(ジャム時) ■ 排紙ジャムフラグ(ジャム時) (3)  複写機本体1のCPU573から原稿搬送ユ
ニットIOのCPU601への送信データ■ コピーモ
ード受信データ(4ビツト)■ 原稿両面フラグ ■ 原稿給紙フラグ ■ 原稿反転フラグ ■ 原稿排紙フラグ ■ 原稿給紙スタートフラグ ■ 戻し枚数データ(ジャム時) (4)原稿搬送ユニット10のCPU601から複写機
本体lのCPU573への送信データ■ 戻しモード中
フラグ ■ 原稿セントフラグ ■ コピースタートフラグ ■ 原稿サイズデータ(5ビツト) ■ 原稿反転ジャムフラグ ■ 反転ジャムフラグ ■ 搬送ジャムフラグ ■ 給紙ジャムフラグ のようなものである。 ステップ5130−13で排紙枚数カウンタの値によっ
てコピージップが終了したと判断すると、各モードに合
わせてステーブルと、原稿の搬送をジョブ終了まで繰り
返す(S130−14,5130−15)、ステップ5
130−15の処理が終了すると、ステープル異常フラ
グおよびソートモードフラグの状態を確認しく5130
−16゜3130−17)、ステーブル異常フラグが降
り、ソートモードフラグが立っていれば、ジョブ終了後
5分タイマをスタートさせて(S130−18)リター
ンし、ステープル異常フラグが立っているときおよびソ
ートモードフラグが降りているときには、そのままリタ
ーンする。 一方、フィニッシャ11側でハ、フィニッシャ11のシ
ート収納ビン57に残紙があるかどうか確認しく513
1−1)、なければ5分タイマを止めてクリアして(3
131−8)リターンし、残紙があればジップを実行中
であるかどうか(S131−2>、ステープル異常フラ
グが立っているかどうか(S131−3)、各ドアオー
プンフラグが立っているかどうか(S131−4)、5
分タイマがカウントアツプしているかどうか(S131
−5)それぞれ判断し、ジップ実行中の場合、ステープ
ル異常フラグが立っている場合、各ドアオープンフラグ
が立っている場合、5分タイマがカウントアツプしてい
ない場合はリターンし、それ以外の場合はソートモード
ジップでビンに残されている全シートをステーブルしく
5131−6、S−131−7) 、ステーブルが終了
すると5分タイマを止めてクリアして(S131−8)
リターンする。 〔発明の効果〕 これまでの説明で明らかなように、−枚のシートの二連
の処理動作に関連してシートを所望の個所に搬送して所
定の処理を行わせるシート処理装置において、シートを
搬送する正逆回転可能な搬送ローラと、搬送ローラの外
周に沿って設けられ、複数の搬送先を有する搬送路と、
この搬送路内に配設され、搬送路に沿って搬送されるシ
ートの搬送方向を切り換え、搬送先を選択する複数の切
換爪と、複数の切換爪を駆動する単一の駆動手段と、駆
動手段をシートの搬送方向に応じて切換制御する制御手
段とを設けたこの発明によれば、搬送ローラの搬送方向
の切り換えと組み合わせ、複数の切換爪を一つの駆動手
段を介して駆動するだけで、簡単に複数のシートの搬送
先を選択して搬送することが可能になり、これにより、
画像形成装置側の機能を充分に発揮させることができる
シート処理装置を低コストで提供できる。
【図面の簡単な説明】
図は全てこの発明の詳細な説明するためのもので、第1
図は複写機の内部構造を示す概略構成図、第2図は原稿
搬送系部の要部拡大図、第3図は多段ユニットの要部平
面図、第4図は多段ユニットの概略と動作を示す説明図
、第5図は原稿用ビンの底板の上昇機構の概略を示す説
明図、第6図は呼び出しころと分離ころとの関係を示す
説明図、第7図はプルアウトローラ近傍の構造を示す概
略構成図、第8図は呼び出しころ近傍の構造を示す概略
構成図、第9図は分離ころの使用状態を示す説明図、第
10図、第11図および第12図はそれぞれ分離ころの
動作を示す説明図・第13図、第14図、第15図およ
び第16図はそれぞれ圧板の開閉機構の概略を示す説明
図、第17図は原稿搬送ユニットの概略構成図、第18
図は原稿搬送ユニットの原稿導入側の構造を示す概略構
成図、第19図は原稿搬送ユニットの原稿排紙側の構造
を示す概略構成図、第20図は原稿サイズの検知方法を
示す説明図、第21図は原稿反転ユニットの内部構造を
示す概略構成図、第22図、第23図および第24図は
それぞれ原稿反転ユニットの切換機構を示す動作説明図
、第25図は原稿スタックトレイ部を示す斜視図、第2
6図は原稿の呼び出し機構の要部を示す概略構成図、第
27図は原稿の分離機構を示す説明図、第28図はシフ
トトレイの駆動機構の要部正面図、第29図はシフトト
レイの駆動機構の要部側面図、第30図はシート収納ビ
ンの平面図、第31図はシート収納ビン部分を示す概略
斜視図、第32図はヘリカルホイールとシート収納ビン
の要部を示す斜視図、第33図はステープラ部分を排紙
側から見た正面図、第34図はステープラ部分を排紙側
から見た側面図、第35図はシート落とし機構の要部正
面図、第36図は落としころの要部正面図、第37図は
落としころとその駆動機構を示す斜視図、第38図はジ
ぢガー機構の要部正面図、第39図ジッガー機構の駆動
機構を示す概略構成図、第40図はジッガーロフトとシ
ートの関係を示す説明図、第41図はステープラ本体の
斜視図、第42図はステープラ本体の側面図、第43図
はステープル位置を示す説明図、第44図は切換ホイー
ルとその駆動機構を示す斜視図、第45図は切換ホイー
ルとその回りの搬送ローラを示す斜視図、第46図は前
部切換ホイールと後部切換ホイールとを分離した状態を
示す斜視図、第47図は複写機本体の制御系の概略を示
すブロック図、第48図は原稿搬送ユニットの原稿搬送
供給制御系の概略を示すブロック図、第49図はフィニ
ッシャの制御系の概略を示すブロック図、第50図およ
び第51図はそれぞれ予約モード設定の処理手順を示す
フローチャート、第52図は予約モードジップの入力、
変更、クリアの処理手順を示すフローチャート、第53
図はキー人力部分を示す操作部の要部平面図、第54図
はジップの内容とその内容を記憶する不揮発RAMのメ
モリマツプの概略を示す説明図、第55図は予約モード
におけるジョブの予約と実行の関係を示す説明図、第5
6図はジョブのシフトの状態を示す説明図、第57図は
予約モードのジョブの実行順番の決定手順を示すフロー
チャート、第58図はジョブ選択の処理手順を示すフロ
ーチャート、第59図はモード選択キーと選択されたモ
ード表示の例を示す説明図、第60図は原稿処理モード
による処理手順を示すフローチャート、第61図は原稿
処理におけるノーマルモードの処理手順を示すフローチ
ャート、第62図は原稿処理におけるステープルモード
の処理手順を示すフローチャート、第63図は原稿処理
におけるソートビンモードの処理手順を示すフローチャ
ート、第64図は原稿処理におけるシフトトレイモード
の処理手順を示すフローチャート、第65図は原稿処理
におけるステーブル針エンドチエツクの処理手順を示す
フローチャート、第66図はコピー処理キーによる処理
手順を示すフローチャート、第67図はコピー処理にお
けるステープルモードの処理手順を示すフローチャート
、第68図はコピー処理におけるノーマルモードの処理
手順を示すフローチャート、第69図はコピー処理にお
けるソートモードの処理手順を示すフローチャート、第
70図はコピー処理におけるスタックモードの処理手順
を示すフローチャート、第71図はステープルモードに
おけるコピー部数チエツクについての処理手順を示すフ
ローチャート、第72図はスタックモードにおけるコピ
一部数チエツクについての処理手順を示すフローチャー
ト、第73図は予約モードにおける原稿枚数の最大値を
警告するための処理手順を示すフローチャート、第74
図は予約モードにおけるコピー枚数の最大値を警告する
ための処理手順を示すフローチャート、第75図は複写
機の概略構成を示す説明図、第76図はコピーモード受
信データのデータフォーマットを示す説明図、第77図
は複写機本体側からフィニッシャ側へのモード受信デー
タを示す説明図、第78図、第79図、第80図、第8
1図、第82図、第83図、第84図および第85図は
それぞれ受信モードに応じた原稿と転写紙の流れの様子
を示す説明図、第86図は原稿と転写紙の処理に関する
モードの例を示す説明図、第87図はコピーを終了した
転写紙を排出した後の処理のタイミングを示すタイミン
グチャート、第88図および第89図はそれぞれコピー
終了後の後処理の初期設定動作の処理手順を示すフロー
チャート、第90図はジョガーの駆動における処理手順
を示すフローチャート、第91図はジョガーホームポジ
ションセンサによるホームポジション検出の様子を示す
説明図、第92図はジョガーホームポジションセンサの
ホームポジション検出のタイミングを示すタイミングチ
ャート、第93図は切換ホイールのイニシャル処理手順
を示すフローチャート、第94図は切換ホイールの駆動
処理手順を示すフローチャート、第95図は駆動パルス
カウンタのデータテーブルを示す説明図、第96図は切
換ホイールの回転状態とシートの搬送経路との関係を示
す説明図、第97図は複写機本体側からの指令によって
シート収納ビンの昇降をチエツクする処理手順を示すフ
ローチャート、第98図はシート収納ビンの上昇・下降
制御の処理手順を示すフローチャート、第99図はステ
ープラの移動処理手順を示すフローチャート、第100
図はステーブル処理の処理手順を示すフローチャート、
第101図はシート落とし処理の処理手順を示すフロー
チャート、第102図および第103図はそれぞれステ
ーブル済みのシート落とし実行中の処理手順を示すフロ
ーチャート、第104図は原稿のセット、給紙、排出等
のタイミングを示すタイミングチャート、第105図は
ドアオープンチエツクの処理手順を示すフローチャート
、第106図は原稿搬送ユニットにオプション装置が接
続されているかどうかのチエツクを行う処理手順を示す
フローチャート、第107図は原稿用ビンのビンホーム
リクエスト処理の処理手順を示すフローチャート、第1
08図は原稿搬送ユニットの搬送部(圧板)のリフトア
ップチエツクおよびイニシャルジャムチエツクの処理手
順を示すフローチャート、第109図は多段ユニットの
ビン数データ入力に関する処理手順を示すフローチャー
ト、第110図は複写機本体からの受信データによるビ
ン移動処理手順を示すフローチャート、第111図は原
稿用ビンの上昇処理手順を示すフローチャート、第11
2図は原稿用ビンの下降処理手順を示すフローチャート
、第113図および第114図はそれぞれ原稿用ビンを
給紙位置にセットする処理手順を示すフローチャート、
第115図は多段ユニットから原稿搬送ユニットに原稿
の搬送を開始させるフィードイン処理の処理手順を示す
フローチャート、第116図は給紙ジャムチエツクの処
理手順を示すフローチャート、第117図は原稿排紙処
理Iの処理手順を示すフローチャート、第118図は原
稿排紙処理Hの処理手順を示すフローチャート、第11
9図は反転ユニットの切換機構をホームボジシツクにセ
ットするイニシャル処理の処理手順を示すフローチャー
ト、第120図は切換モータの駆動処理の処理手順を示
すフローチャート、第121図および第122図はそれ
ぞれ原稿スタック部における処理の処理手順を示すフロ
ーチャート、第123図は再給紙処理の処理手順を示す
フローチャート、第124図は片面モード時のジャムチ
エツクのタイミングを示すタイミングチャート、第12
5図は両面モード時のジャムチエツクのタイミングを示
すタイミングチャート、第126図は原稿搬送動作のタ
イミングを示すタイミングチャート、第127図は原稿
の流れとその流れに関与する各部の動作タイミングを示
すタイミングチャート、第128図は原稿搬送ユニット
の要部を示す概略構成図、第129図は原稿の流れを示
す説明図、第130図および第131図はジップ実行の
処理手順を示すフローチャート、第132図はステーブ
ルされたシートをスタックトレイに落下させるときの動
作を示す動作説明図、第133図は切換ホイール回りに
配置されたセンサ類を主に示す概略図、第134図は複
写機と多段ADFとフィニッシャの間の通信を含む全体
的な制御の概念を示す説明図、第135図は原稿排紙セ
ンサの検出出力と原稿寄せころソレノイドの作動タイミ
ングを示すタイミングチャートである。 69・・・・・・原稿、310・・・・・・原稿反転部
、311・・・・・・搬送路、315・・・・・・ター
ンローラ、316・・・・・・反転ソレノイド、317
・・・・・・ターンゲイト、318a・・・・・・第1
の切換爪、318b・・・・・・第2の切換爪、318
c・・・・・・第3の切換爪、324・・・・・・第1
の従動ローラ、326・・・・・・第2の従動ローラ、
601・・・・・・cpu。 IJ図 箪/781 1a7図 @21図 $ 13図 11115図 第8図 @9WA tσノ (b) 第18図 919図 ’IHIZ図 ll2o図 第22図 TlA25#A @26@ @30WA fli39WiA 第37wJ 43/ 1j1図 @32図 835鍼 1136図 J3 、痩40図 @38flJ flK34図 1441図 17442図 843図 mm 第50図 第51図 1A52図(賃の2) !59図 第54図 箪56図 1855図 a58図 第65図 第71凶 第72図 !I73図 874加 へ1 デー77/l−マット 0  l  O 0/j O// /  00 10/ 10/ /10 1  l  l /l1 1876図 ((つヒ゛−毛一ド受〕畜デー7ン) oニア゛ミーテ゛′−7 1:  / ビン回  #琳H,P  にセ・ット0 
      ; 2  ゲ      タl     
       二   3  410       :
 4  タ       グl          :
   5    〃         JO厘脇才拌太
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       ヶ    裏W排出。 ヂ Oケ          ;  DF    上Aソ゛
J  、fJト」乏1       : ヨ→り七−ド
至上4夫史メイン−〇F 開狭■−2゜ ■ ヶ ■ 〃の ま? 第88区 1 9(:)E/?03ノ 第91図 第92図 第′95図 :遵回転 (b) 第9゜ rdノ 第10/wJ MI05fjA 第106WJ *tOS 、事113IIA !11115wJ 第1/4図 第118図 第120図 flKI241I 箪/25 g 第128図 @129図 勢 福了帛 fHI341J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一枚のシートの一連の処理動作に関連してシートを所望
    の個所に搬送して所定の処理を行わせるシート処理装置
    において、シートを搬送する正逆回転可能な搬送ローラ
    と、搬送ローラの外周に沿って設けられ、複数の搬送先
    を有する搬送路と、この搬送路内に配設され、搬送路に
    沿って搬送されるシートの搬送方向を切り換え、搬送先
    を選択する複数の切換爪と、複数の切換爪を駆動する単
    一の駆動手段と、駆動手段をシートの搬送方向に応じて
    切り換え制御する制御手段とを備えていることを特徴と
    するシート処理装置。
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