JP2675736B2 - パンチ装置 - Google Patents

パンチ装置

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JP2675736B2
JP2675736B2 JP5125952A JP12595293A JP2675736B2 JP 2675736 B2 JP2675736 B2 JP 2675736B2 JP 5125952 A JP5125952 A JP 5125952A JP 12595293 A JP12595293 A JP 12595293A JP 2675736 B2 JP2675736 B2 JP 2675736B2
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洋一郎 入江
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三田工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パンチ装置に関し、特
に複写機等の画像形成装置に設けられ、積層された複数
のシートに対して孔あけを行うパンチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】近年、複写機等の画像形成
装置の分野においては、画像形成装置本体から排出され
てきた用紙をソートするソータが普及している。特に最
近では、ソートされた用紙に対してパンチ孔を形成する
ためのパンチ装置を備えたソータも利用されている。
【0003】このようなパンチ装置を備えたソータで
は、ソータに設けられた複数のビンに対して用紙が仕分
け処理されて積載され、この積載された用紙に対してパ
ンチ処理が行われる。ところで、ソータのビンに対して
は、1ビン当たり例えば30枚以上の用紙を収容するこ
とが可能であるが、パンチ装置のパンチ能力が30枚未
満の場合がある。このような場合には、1ビン当たりの
用紙収容枚数を検出し、1ビン当たりの用紙収容枚数が
パンチ装置の能力を超える場合にはパンチ動作を禁止
し、また能力の範囲内の場合にはパンチ動作を実行する
ような制御を行っている。しかし、用紙の種類によって
はその厚みが異なるので、枚数ではパンチ能力範囲内で
あっても、用紙が厚い場合には積載された全ての用紙に
対してパンチ孔をあけることができない場合がある。こ
のような場合には、パンチを駆動するためのモータがロ
ックするので、このモータロックを検出してモータを逆
転し、パンチを一旦初期位置に戻して次の動作に移行す
るようにしている。
【0004】そこで、1つのビンに収容可能な用紙の最
大厚みに対してパンチ動作が可能なようにパンチ駆動用
のモータの容量を大きくすることも考えられるが、この
場合には消費電力が大きくなるとともにコストが高くな
り、さらにはパンチ装置が大型化するという問題があ
る。本発明の目的は、安価な構成で複数枚の用紙に対し
て確実にパンチ孔を形成することができるようにするこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るパンチ装置
は、積層された複数のシートに対して孔あけを行うため
のパンチと、パンチを駆動してパンチ動作を行わせるた
めのパンチ駆動手段と、パンチ動作によって積層された
複数のシートの全てにパンチ孔が形成されたか否かを検
出するための検出手段と、制御手段とを備えている。前
記制御手段は、複数のシートの全てにパンチ孔が形成さ
れていないことが検出手段によって確認されたとき、パ
ンチ動作が再実行されるようパンチ駆動手段を制御す
る。
【0006】
【作用】本発明に係るパンチ装置では、パンチ駆動手段
によってパンチが駆動され、積層された複数のシートに
対して孔あけが行われる。このとき、1回のパンチ動作
によって積層された複数のシートの全てにパンチ孔が形
成されたか否かが検出手段によって検出される。この検
出は、たとえば所定時間内にパンチが初期位置に復帰し
ているか否かによって行われる。そして、検出手段によ
って複数のシートの全てにパンチ孔が形成されていない
ことが検出されたとき、再度パンチ駆動手段によってパ
ンチ動作を実行する。
【0007】このようにして、積層された複数のシート
の全てにパンチ孔が形成されるまでパンチ動作を繰り返
し実行する。このため、パンチ駆動手段を構成するモー
タの容量を大きくすることなく低コストかつ小型のモー
タで能力以上の枚数のシートに対してパンチ孔を形成す
ることができる。
【0008】
【実施例】全体構成及び複写機本体 図1及び図2に本発明の一実施例による複写機の全体構
成を示す。図1において、この複写機は、複写機本体1
と、複写機本体1の左側方に配置されたステープルソー
タ(以下、単にソータと記す)2と、ソータ2の前方側
(オペレータ側)に配置された用紙取り出し装置(以
下、マルチスタッカと記す)3とを有している。
【0009】図2に示すように、複写機本体1は、ケー
ス5と、ケース5の中央部に配置された画像形成部6
と、画像形成部6の上方に配置された原稿走査部7と、
画像形成部6に対し用紙を供給したり画像形成部6から
用紙を排出したりする用紙搬送装置8とを有している。
画像形成部6は、中央に配置された感光体ドラム、及び
その周囲に配置された帯電装置、現像装置、転写装置、
用紙分離装置及びクリーニング装置を有している。原稿
走査部7は、画像形成部6の上方に配置された光学系9
と、光学系9の上方に配置された原稿台10と、原稿台
10上に設けられた自動原稿搬送装置11とを有してい
る。自動原稿搬送装置11は、そのケース上面に設けら
れた原稿載置部12と、ケース内部に配置された原稿移
動ベルト等からなる原稿搬送部13とを有している。用
紙搬送装置8は、画像形成部6よりも用紙搬送方向上流
側に配置された用紙供給路と、下流側に配置された用紙
搬出路とを有しており、用紙搬出路の途中には定着装置
14が設けられている。
【0010】さらに、定着装置14の下流側には、用紙
をソータ2側に排出するための排出ローラ15と、用紙
を反転するための反転装置16とが設けられている。ケ
ース5の下部には、反転装置16を通過してきた用紙を
搬送する中間搬送路17と、用紙を一旦収納する中間ト
レイ18とが設けられている。中間トレイ18の下方に
は、複数の給紙カセット19が縦方向に並べて配置され
ている。またケース5の右側下部には、用紙を連続して
供給するための給紙デッキ20が配置されている。給紙
デッキ20の上方には、手差し給紙経路21が配置され
ている。
【0011】ソータ ソータ2は、複数のビン25及びこれらのビン25を上
下方向に駆動するための駆動部26を含むビンユニット
27と、複写機本体1とビンユニット27との間に配置
され複写機本体1からの用紙をビンユニット27に搬送
する搬送ユニット28と、ビンユニット27の上流側
(複写機本体1側)の搬送ユニット28下方に配置され
た処理ユニット29とを有している。またビンユニット
27は、複数のビン25の用紙排出側先端を支持する支
持フレーム30を有している。
【0012】各ビン25は、図3の平面図で示すよう
に、平板状の部材で形成されている。そして、排出方向
の先端側から内部に向かって、用紙取り出し用の切欠き
25aが形成されている。また、後方側(装置奥側)に
は、用紙を前方側に幅寄せするための幅寄せ部材31が
移動するための上下方向に貫通する幅寄せ用の孔25b
が形成されている。ビン25の用紙導入側(複写機本体
1側)端部の両側には、それぞれ外方に突出するトラニ
オン32が設けられており、トラニオン32は駆動部2
6を構成するスパイラルカム33の溝に噛み合ってい
る。また、ビン25の排出側先端の両側には、外方に突
出する突出部34が形成されており、この突出部34
は、支持フレーム30に形成されたホルダ部30aに係
止している。
【0013】また、ビン25の複写機本体1側の端部に
は、図4及び図5で示すように、L字状のストッパー3
5が装着されている。ストッパー35は、ピン36によ
ってビン25の両端に回動自在に支持されており、図4
の実線で示す規制位置と、一点鎖線で示す退避位置とを
取り得る。ストッパー35は、規制位置ではその立ち壁
部35aがビン25内の用紙の後端に当接して用紙の落
下を防止している。またストッパー35の立ち壁部35
a上端部には、図3及び図5で示すようにガイドコロ3
7が回転自在に取り付けられている。なお、ストッパー
35は、通常の状態では図示しないスプリング等の付勢
部材によって図4の実線で示す規制位置に位置してい
る。
【0014】ビンユニット27の駆動部26は、表面に
螺旋状の溝33aを有する1対のスパイラルカム33
と、プーリ及びベルトからなる伝達機構と、駆動モニタ
とから構成されている。スパイラルカム33の外表面に
形成された螺旋溝33aは上下部分においてほぼ同ピッ
チで形成されているが、処理ユニット29と対向する部
分(ほぼ中央部分)の2ピッチ分については他のピッチ
よりも広く形成されている。これにより、処理ユニット
29と対向するビン25の上下に、他の部分に比較して
広い間隔が形成される。
【0015】図6に示すように、ビンユニット27の上
端には、ビン上フレーム27aが、また下端にはビン下
フレーム27bがそれぞれビン25とほぼ同じ傾斜で設
けられている。さらに、処理ユニット29と対向するビ
ン25の側方にはガイドビン27cが設けられている。
このガイドビン27cは、ビン25を複写機本体1側に
引き込む際のビンの移動ガイドとなるものである。各ビ
ンフレーム27a,27bの先端は支持フレーム30に
固定され、ガイドビン27cの基端部はソータフレーム
2aの先端に固定されている。ガイドビン27cはビン
25の傾斜に沿って用紙排出方向の先端側に延びてお
り、先端部分にはガイド溝45aが形成されたガイド部
材45が固定されている。また、上下のビンフレーム2
7a,27bの用紙導入側の端部には、ビン25内に用
紙があるか否かを検出するための1対のフォトセンサ4
6a,46bが設けられている。
【0016】ソータ2には、処理位置に移動されたビン
25を処理ユニット29側に移動させ、さらに元の位置
に戻すためのビン移動機構(図示せず)が設けられてい
る。さらに、このソータ2は、処理ユニット29と対向
する位置で進退するビン25上の用紙を押さえるための
用紙押圧機構(図示せず)を有している。この用紙押圧
機構はビン25と一体に移動するものである。
【0017】ソータフレーム2aには、図7に示すよう
に、用紙処理位置に移動してきたビン25のストッパー
35を解除するためのガイド部材55が設けられてい
る。ガイド部材55は、ストッパー35のガイドコロ3
7を下方向に案内するもので、前後方向に対向して設け
られている。ガイド部材55は上レール55a及び下レ
ール55bを有している。
【0018】このような構成では、処理ユニット29側
に引き込まれたビン25は、そのガイドコロ37がガイ
ド部材55に案内されて下方に移動し、これによりスト
ッパー35が下方向に回動して用紙後端を露出させる。
この状態では、ビン25上の用紙後端にパンチ処理やス
テープル処理をすることが可能である。処理ユニット2
9は、図9に示すように、固定フレーム56と、この固
定フレーム56に対してスライド自在であり装置前方側
に引き出し可能なベーステーブル57と、ベーステーブ
ル57に対して移動自在な移動テーブル58とを有して
いる。そして移動テーブル58上には、ステープル装置
59とパンチ装置60とが配置されている。そして、ベ
ーステーブル57の下面にテーブル移動用のモータ61
が固定されており、このモータ61を含む移動機構によ
って移動テーブル58がベーステーブル57上を移動す
るようになっている。
【0019】パンチ装置60の概略構成を図9及び図1
0に示す。このパンチ装置60は、フレーム65と、フ
レーム65の上部に固定された支持ブロック66と、支
持ブロック66に昇降自在にガイドされたパンチ67
と、レバー68と、パンチ67を駆動するための駆動ユ
ニット69とを有している。パンチ67はレバー68の
先端にピン70により回動自在に取り付けられている。
レバー68はピン71によって支持ブロック66に回動
自在に装着されており、他端側には長孔68aが形成さ
れている。一方、駆動ユニット69はモータ(図示せ
ず)と、モータの駆動力を伝達する歯車列とを有してい
る。歯車列には、図9及び図11に示すように、位置決
め用のプレート72が固定されている。この位置決め用
のプレート72の外周部の一部には切欠き72aが形成
されており、この切欠き部72aを検出可能なようにフ
ォトインタラプタ73が設けられている。駆動ユニット
69の出力部には、側面にコロ74を有する円板プレー
ト75が固定されている。コロ74は、レバー68の長
孔68aに係止している。
【0020】このような構造では、駆動ユニット69に
よって円板プレート75が回転すると、レバー68はピ
ン71を中心に回動し、パンチ67を昇降させる。この
とき、パンチ67がホームポジションに位置しているこ
とが位置決め用プレート72及びフォトインタラプタ7
3によって検出される。ソータ2の搬送ユニット28
は、図2に示すように、導入部28aと、導入部28a
から分岐して設けられたソート用搬入路28bと、ノン
ソート用搬入路28cとを有している。導入部28aに
は、導入ローラ80と分岐爪81とが設けられている。
またソート用搬入路28bは、導入部28aとソート用
のビン25との間に設けられており、ビン25上に用紙
を導く。また、ノンソート用搬入路28cは、ソータ2
の上部に配置されたノンソート用ビン82と分岐部28
aとの間に設けられ、ノンソートモード時に用紙をノン
ソート用ビン82に導く。
【0021】マルチスタッカ 図12及び図13にマルチスタッカ3の全体構成を示
す。図12はマルチスタッカ3の平面図であり、図13
はマルチスタッカ3を図12の矢印Z方向から見た側面
図である。マルチスタッカ3はケース3aを有してお
り、取り出し位置に位置するビン25の処理済み用紙を
把持してマルチスタッカ3内に引き寄せるためのスタッ
カハンド機構85と、スタッカハンド機構85によって
装置前方側に引き寄せられた用紙を排出する排出機構8
6と、排出された用紙を収容するスタック部87と、ビ
ン25から取り出された用紙をスタック部87に案内す
るための用紙搬送路88とから構成されている。
【0022】制御部 図1に示すように、複写機本体1の上面手前側部分に
は、複写機本体1を操作するための操作パネル90が設
けられている。操作パネル90には、動作モードを指定
するためのキーと、ステープル及びパンチ位置を指定す
るためのキーと、複写枚数を設定するためのテンキー
と、その他のキーとが設けられている。
【0023】ソータ2の上端部前方側には、ソータ2に
対してオペレータが直接指令を入力するための操作パネ
ル91が配置されている。操作パネル91には、ステー
プル及びパンチ処理とビンからの用紙を取り出すための
処理とを平行して行わせるためのマルチキー等が設けら
れている。なお、このマルチキーを押すことにより、ビ
ン25内の用紙を強制的にスタック部87に排出するこ
とも可能である。
【0024】図14にこの複写機の概略制御ブロック図
を示す。複写機本体1は、複写機本体1における複写動
作及び自動原稿搬送装置11の動作を制御する複写機本
体制御部100を有し、ソータ2はソータ制御部101
を有し、またマルチスタッカ3はマルチスタッカ制御部
102を有している。各制御部100,101,102
は、CPU、RAM、ROMを含むマイクロコンピュー
タから構成されている。各制御部100,101,10
2間はバスを介して互いに接続されており、各制御部間
で種々の情報の交換が可能である。
【0025】複写機本体制御部100には、前述の操作
パネル90と、画像形成部110と、他の入出力部とが
接続されている。ソータ制御部101には、前述の操作
パネル91と、各種のセンサ111と、用紙搬送部11
2と、ビン25を横方向に移動させるためのビン横移動
部113と、ビン25内の用紙を押圧するための用紙押
圧部114と、ステープル及びパンチ処理部115と、
ビンを上下方向に移動させるためのビン上下移動部11
6と、他の入出力部とが接続されている。またマルチス
タッカ制御部102には、各種のセンサ120と、スタ
ッカハンド機構85と、排出機構86と、他の入出力部
とが接続されている。
【0026】複写機本体の動作 複写機本体1側では、図15のステップS1において、
複写枚数を「1」等に設定する等の初期設定を行う。こ
の初期設定では、モード設定として、ノンソートモー
ド、ノンステープルモード、ノンパンチモードが設定さ
れる。次にステップS2では、複写枚数を設定するため
の入力を受け付ける等の条件入力処理を行う。ステップ
S3では、後述するモード選択処理を行う。ステップS
4では、プリントボタンによるコピー開始指令を受け付
ける。コピー開始指令がなされれば、各部を制御するこ
とによりコピー動作を行う。このコピー動作中において
は、給紙カセット19や給紙デッキ20から画像形成部
6に用紙が搬送され、画像形成部6で用紙にトナー画像
が転写され、さらに定着装置14で定着処理された後に
用紙が排出ローラ15によってソータ2の導入部28に
導かれる。ソータ2内に導かれた用紙に対する処理に関
しては後述する。ステップS4でのコピー処理が終われ
ばステップS2に戻る。
【0027】ソータの動作 ソータ2では、図16のステップP1において初期設定
を行う。ここでは、ステープル装置及びパンチ装置を初
期位置に配置したり、分岐爪81をノンソート用ビン8
2側にセットする等の処理を行う。ステップP2では、
各種のモードのリセットを行う。この結果、ソート/ノ
ンソートモードに関してはノンソートモードが、ステー
プル/ノンステープルモードに関してはノンステープル
モードが、パンチ/ノンパンチモードに関してはノンパ
ンチモードがそれぞれセットされる。
【0028】次にステップP3では、処理枚数や設定モ
ードの内容の処理条件情報が複写機本体1側から送られ
てきたか否かを判断する。処理条件の入力があればステ
ップP4に移行して条件に応じた動作モードを設定す
る。またステップP5ではノンソートモードであるか否
かを判断し、ステップP6ではソートモードであるか否
かを判断し、ステップP7ではパンチモードであるか否
かを判断し、ステップP8ではマルチモードであるか否
かを判断し、さらにステップP9では他の処理モードで
あるか否かを判断する。
【0029】ノンソートモードの場合には、ステップP
5からステップP10に移行してノンソート処理を実行
する。またソートモードが設定されている場合にはステ
ップP6からステップP11に移行してソート処理を実
行する。パンチモードが設定されている場合にはステッ
プP7からステップP12に移行してパンチ処理を実行
し、またマルチモードが設定されている場合にはステッ
プP8からステップP13に移行してマルチ処理を実行
する。他のモードの場合には、ステップP9からステッ
プP14に移行して該当する処理を実行する。
【0030】パンチ処理 パンチモードが設定された場合には、図17に示す処理
を実行する。まずステップP20において、全ビン25
をパンチ処理する場合の初期位置に移動させる。次にス
テップP21において、用紙押圧機構によってビン25
内にソート処理された用紙を押さえるための処理を実行
する。次にステップP22では、処理ユニット29と対
向する位置にあるビン25を処理ユニット29内の処理
位置に引き込む。そしてステップP23では、後述する
パンチ処理を実行する。ステップP24ではビン25を
ソート位置に戻し、さらにステップP25では用紙押圧
機構による用紙の押さえを解除する。そしてステップP
26では、ソート処理された用紙に対するパンチ処理が
全て終了したか否かを判断する。終了していない場合に
はステップP27に移行する。ステップP27では、マ
ルチスタッカ制御部102から停止信号が出力されてい
るか否かを判断する。用紙をマルチスタッカ3側に引き
出す動作を行っている場合には、マルチスタッカ制御部
102から停止信号が出力されるので、この場合にはス
テップP28に移行する。ステップP28では、停止信
号が解除されるのを待つ。停止信号が出力されていない
場合及び停止信号が解除された場合にはステップP29
に移行する。ステップP29では、ビンを1段分移動さ
せてステップP21に戻る。ソート処理された用紙に対
するパンチ処理が全て終了した場合にはステップP26
でYESと判断され、このパンチ処理サブルーチンを抜
け出す。
【0031】次にパンチ処理P23の具体的な制御を図
18に示す。まずステップP30では、パンチを駆動す
るためのモータを正転させる。これによりパンチ装置6
0のレバー68が回動し、パンチ67が下降する。そし
てP31では、パンチ67がホームポジションに復帰し
たか否かを判断する。ここで、ビン25内に収容された
用紙の全てに対して1回の動作でパンチ孔が形成された
場合には、パンチ67は上昇してホームポジションに戻
る。この場合にはステップP31からステップP32に
移行する。ステップP32ではパンチ用駆動モータをオ
フする。
【0032】またP33では、モータの正転が開始され
てから所定時間経過したか否かを判断する。所定時間経
過してもパンチ67がホームポジションに戻っていない
場合には、1回のパンチ動作でビン25内の用紙の全て
に対してパンチ孔が形成されていないと判断できるの
で、この場合にはステップP34に移行する。ステップ
P34では、パンチ用駆動モータを逆転させ、パンチ孔
形成途中で停止しているパンチ67を一旦引き上げる。
そしてステップP35では、パンチ67がホームポジシ
ョンに戻ったか否かを判断する。ホームポジションに戻
った場合にはステップP36に移行し、一旦モータを停
止する。そしてステップP30に戻り、前述の動作を繰
り返し実行する。そして、ビン25内の用紙の全てにパ
ンチ孔が形成されるまで処理を繰り返して実行し、全て
の用紙に対してパンチ孔が形成されればこのパンチ処理
を終了する。
【0033】このような実施例では、ビン25内に積載
された用紙に対してパンチ孔を形成する際、1回のパン
チ動作で全ての用紙に対してパンチ孔が形成できない場
合には、パンチ動作を繰り返し実行してパンチ孔を形成
する。このため、収容能力の大きいビンに多数枚の用紙
が積載収容されている場合にも、小型のモータを用いて
パンチ孔を形成することが可能となる。
【0034】〔他の実施例〕前記実施例では、ソータに
設けられたパンチ装置に本発明を適用したが、ソータが
設けられていない複写機等の画像形成装置にパンチ装置
を設ける場合にも同様に本発明を適用することができ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明では、積載された複
数のシートにパンチ孔を形成する際、全てのシートに対
してパンチ孔が形成されたか否かを検出し、パンチ孔が
形成されていない場合にはパンチ動作を繰り返し実行し
て全てのシートにパンチ孔を形成する。このため、多数
枚のシートに対して小型のモータを用いてパンチ孔を形
成することができ、装置を小型かつ安価とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用された複写機の全体斜
視図。
【図2】前記複写機の縦断面概略構成図。
【図3】前記複写機のソータに用いられるビンの平面
図。
【図4】前記ビンの断面部分図。
【図5】前記ビンの斜視部分図。
【図6】前記ソータの縦断面部分図。
【図7】前記ソータの断面部分図。
【図8】前記ソータの処理ユニットの移動機構を示す側
面図。
【図9】パンチ装置の斜視図。
【図10】前記パンチ装置の分解斜視部分図。
【図11】パンチ装置の位置検出部の構成を示す図。
【図12】前記複写機のマルチスタッカの縦断面概略正
面図。
【図13】前記マルチスタッカの断面側面図。
【図14】前記複写機の制御ブロック図。
【図15】複写機本体の制御フローチャート。
【図16】前記ソータの制御フローチャート。
【図17】パンチ処理のフローチャート。
【図18】パンチ処理のフローチャート。
【符号の説明】
60 パンチ装置 67 パンチ 69 パンチ駆動ユニット 72 位置決め用プレート 72a 切欠き 73 フォトインタラプタ 101 ソータ制御部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された複数のシートに対して孔あけを
    行うためのパンチと、 前記パンチを駆動してパンチ動作を行わせるためのパン
    チ駆動手段と、 前記パンチ動作によって前記積層された複数のシートの
    全てにパンチ孔が形成されたか否かを検出するための検
    出手段と、 前記複数のシートの全てにパンチ孔が形成されていない
    ことが前記検出手段によって確認されたとき、パンチ動
    作が再実行されるよう前記パンチ駆動手段を制御する制
    御手段と、を備えたパンチ装置。
JP5125952A 1993-05-27 1993-05-27 パンチ装置 Expired - Lifetime JP2675736B2 (ja)

Priority Applications (2)

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