JP4187245B2 - 新聞折込丁合機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、新聞折込丁合機(複数の新聞折込広告チラシ等の用紙を丁合し折紙で束ねて1セットにする装置)に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5の斜視図に示されるように新聞等に折り込まれる折込広告チラシ等の多数枚の用紙f、・・・を折込用紙f′で1セットに束ねた状態に丁合する“新聞折込丁合機”の公知技術として、例えば下記[特許文献1]や[特許文献2]の公報が挙げられる。
【0003】
上記公知文献に記載された新聞折込丁合機の基本構造は、図6の新聞折込丁合機10を側面側から見た基本構造を示す模式図に示されるように、給紙棚1、・・・が上下に複数段(図6では9段)配設された2組の棚段(前棚段7、後棚段8)が給紙方向を向かい合わせに対向して配設され、図示されないマイクロコンピュータによる駆動モータの制御によって、前記各給紙棚1に収容された用紙fが各給紙棚1に配設された給紙センサーSと給紙ローラ2及び3を有する給紙手段で上方の給紙棚より順次1枚ずつ対向する前記棚段7、8の間の中央部に繰り出されるとともに該中央部に配設された搬送ローラ4で丁合されつつ下方に搬送され、最下段に配設された折棚1′に収納された折込用紙f′が繰り出されて2つ折りにされつつその中央に前記各給紙棚1、・・・から繰り出されて丁合された用紙がまとめて落とし込まれて1セットに束ねられた状態(図5参照)となって受棚5に排出される構成であり、本体の正面又は側面には図示されない表示装置(7セグメントの数桁の電光表示装置等)、入力装置(キー入力装置)、電源スイッチ等を備えており、丁合セット数の設定等の入力、起動/停止操作が行えるようになっている。
【0004】
近年、新聞折込チラシの急増に伴って、上記新聞折込丁合機10の棚段7、8の給紙棚1、・・・の段数も増えて前後各18段とこれに最下段に配設された折棚1′を合わせた計37段に構成して、最大37枚の新聞折込チラシを一度に丁合することが可能な新聞折込丁合機も開発されるに至っている。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−247049号公報
【特許文献2】
実開平4−77535号公報
【発明が解決しようとする課題】
一般に、従来の図6のような構造を有する新聞折込丁合機10においては、 或る給紙棚1aでその給紙センサーSによって給紙ミスの発生が検出された時点で、既にその給紙棚1aより上の給紙棚で丁合が開始されている仕掛かりのセットは丁合を続行して受棚5に排出するとともに前記仕掛かりのセットの給紙が終了した上段の給紙棚より順次給紙を停止するように前記マイクロコンピュータによって運転制御されている。
【0006】
したがって、丁合中に或る給紙棚1aの用紙fが無くなった場合、或いは紙づまりが発生して給紙が正常に為されなかった場合には、当該給紙ミスの生じた給紙棚1aの用紙のみが丁合されず他の用紙が丁合された所謂「紙抜け」を起こした状態の不完全なセットが受棚5に1セット乃至数セット排出されることになる。或る給紙棚1aに丁合すべき用紙が全く収納されていない状態で運転(丁合)を開始した場合も同様な事態となる。
【0007】
そして、上記従来の新聞折込丁合機10では、前棚段7、後棚段8の各給紙棚1の横にランプが配設されており、給紙ミスの生じた給紙棚1aのランプが点灯乃至点滅して、どの給紙棚で給紙ミスが発生したかを監視者(作業者)に知らせるようになっており、前記監視者は給紙ミスの発生した給紙棚1aが最上段から何段目かを前記ランプを見て知ることにより、給紙ミスによる紙抜けの可能性のあるセット数を予測し、給紙停止後の排出された紙抜けの可能性のある最後の数セットを逐一調べて紙抜けのあるセットを見い出し、抜けた用紙を補充していた。
【0008】
なお、給紙棚1aの用紙が空になったことに起因する給紙ミスは別として、紙づまり等による給紙ミスが発生した給紙棚1aでは、その後給紙されない状態が必ず続くとは限らず、次の給紙のタイミングの際に正常に戻って給紙する場合も有り得る。したがって、給紙ミスが発生した時点のその給紙棚1aから上の仕掛かりのセットが全て紙抜けのあるセットになる訳ではない。而して、予測されるのは紙抜けの可能性のあるセット数であり、それらのセットに対し逐一実際に紙抜けのあったセットを調べる必要があった。
【0009】
しかしながら、給紙棚1の段数が増えるほど調べる必要のあるセット数が増えることになり、また前棚段7と後棚段8を回って給紙ミスの給紙棚をランプで確認するのはかなり面倒であり、丁合作業の中断からの再起動に時間を要することになる。ほぼ同時に2つの給紙棚で給紙ミスが発生した場合はさらに面倒なチェック作業が必要となる。
【0010】
当該丁合機操作の熟練者ならば、上記手法で紙抜けの可能性のあるセット数を直ちに予測できるであろうが、未熟練者ではチェック・再起動作業に手間取る恐れが大きく、誤認の可能性も高い。
【0011】
本発明は、新聞折込丁合機における給紙ミス発生時に、給紙ミスの状態を素早く把握して迅速な対処を未熟練者でも確実且つ容易に行えるように、必要十分な情報を表示装置に表示するようにした新聞折込丁合機を提供するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために、
(1)給紙棚が上下に複数段配設された2組の棚段が給紙方向を向かい合わせに対向して配設され、マイクロコンピュータによる駆動モータの制御によって、前記各給紙棚に収容された用紙が各給紙棚に配設された給紙センサーと給紙ローラを有する給紙手段で上方の給紙棚より順次対向する前記棚段の間の中央部に繰り出されるとともに該中央部に配設された搬送ローラで丁合されつつ下方に搬送され、最下段に配設された折棚に収納された折込用紙が繰り出されて2つ折りにされつつその中央に前記各給紙棚から繰り出されて丁合された用紙が落とし込まれて1セットに束ねられた状態となって受棚に排出される構成であり、或る給紙棚でその給紙センサーによって給紙ミスの発生が検出された時点で、既にその給紙棚より上の給紙棚で丁合が開始されている仕掛かりのセットは丁合を続行して受棚に排出するとともに前記仕掛かりのセットの給紙が終了した上段の給紙棚より順次給紙を停止するように前記マイクロコンピュータによって運転制御される表示装置と入力装置を備える新聞折込丁合機において、前記給紙ミスの発生した給紙棚の棚番号を前記表示装置に表示するとともにその給紙棚の紙抜けの可能性のあるセット数をその給紙棚の棚番号から算出して前記表示装置に表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数をその給紙棚の給紙センサーの信号から算出して前記表示装置に表示するように前記マイクロコンピュータが制御する紙抜けセット数表示手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機を提供する。
(2)また、上記(1)に記載の新聞折込丁合機において、1つの給紙棚でその給紙センサーによって1番目の給紙ミスの発生を検出後に、他の給紙棚で給紙センサーによって2番目の給紙ミスの発生を検出した場合に、前記2番目の給紙ミスが発生した給紙棚の用紙の紙抜けの可能性のあるセット数をその給紙棚の棚番号から算出して前記表示装置に表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数をその給紙棚の給紙センサーの信号から算出して前記表示装置に表示するように前記マイクロコンピュータが制御する紙抜けセット数表示手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機を提供する。
(3)さらに、上記(1)又は上記(2)に記載の新聞折込丁合機において、前記表示装置が、少なくとも丁合終了状態か又は給紙ミス状態か又は受棚満杯状態かを点灯表示する状態表示部と、現在の丁合セット総数を表示する第1の数値表示部と、入力された予定丁合セット数を表示する第2の数値表示部と、入力された新聞配達等の地区ナンバーとその部数を表示する地区表示部と、を備え、前記マイクロコンピュータの制御によって、給紙ミスが発生した場合に、前記表示装置の状態表示部が給紙ミス状態であることを表示するとともに前記第1の数値表示部又は前記第2の数値表示部又は前記地区表示部に給紙ミスが発生した給紙棚の棚番号を表示しつつ当該給紙棚の用紙の紙抜けの可能性のあるセット数と紙抜けのあった実際のセット数を表示する手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る新聞折込丁合機について図面に基づいて説明する。図1は本発明に係る新聞折込丁合機の外観を示す斜視図である。図2は本発明に係る新聞折込丁合機のマイクロコンピュータ制御システムの概略図である。図3は本発明に係る新聞折込丁合機の表示装置の例である。図4は一般的な給紙ミスが発生した場合の表示装置の給紙ミス情報の表示例である。なお、従来と同様の部材については同符号で示す。
【0014】
先ず、前提として、図1の新聞折込丁合機30は図6の従来の新聞折込丁合機10と同様の基本構造を備えている。即ち、図6に示されるように給紙棚1が上下に複数段配設された棚段7、棚段8の2組が給紙方向を向かい合わせに対向して配設され、図2に示されるようにマイクロコンピュータ25による機械系システム28の図示されない駆動モータの制御によって、前記各給紙棚1に収容された用紙f、・・・が各給紙棚1、・・・に配設された機械式スイッチ或いは光センサー等の給紙センサーSと給紙ローラ2、3を有する給紙手段で上方の給紙棚より順次対向する前記棚段7、8の間の中央部に繰り出されるとともに該中央部に配設された搬送ローラ4で丁合されつつ下方に搬送され、最下段に配設された折棚1′に収納された折込用紙f′が繰り出されて2つ折りにされつつその中央に前記各給紙棚1、・・・から繰り出されて丁合された用紙f、・・・が落とし込まれて1セットに束ねられた状態(図5参照)となって受棚5に排出される構成であり、図1の正面側に表示装置16とテンキー等の入力装置17、更にはスタート/ストップスイッチ11、電源スイッチ12、排出スイッチ13、逆転スイッチ14等が配設されている。
【0015】
前記表示装置16と前記入力装置17は、例えば図3に示されるような構成であり、表示装置16は、セットした部数の丁合が終了すると「カウンター」が点灯し、受棚5に満杯に溜まった時に運転を停止して「ホッパー」が点灯し、給紙ミスが発生するとそれが前棚段か後棚段であるかを区別して「前給紙ミス」或いは「後給紙ミス」が点灯し、機械内部で用紙がつまった場合に「紙づまり」と点灯する状態表示部18と、正常状態における現在までの丁合セット総数TOTAL(丁合終了したセット数が加算される。)を表示する第1の数値表示部19(4桁)と、入力装置17で入力された予定丁合セット数COUNT(丁合終了したセット数が徐々に減算されてゼロに至り運転が停止する。)を表示する第2の数値表示部20(4桁)と、入力された新聞配達等の地区ナンバーNO.(2桁)とそのセット数PRESET(4桁)を表示する地区表示部21と、で構成されている。一方、入力装置17は、テンキーとその他のキー(地区機能のON/OFFキー、TOTALのリセットキー、COUNT入力キー、PRESET入力キー等)で構成されている。
【0016】
そして、本発明の新聞折込丁合機30では、或る給紙棚1aでの給紙ミスの発生をその給紙センサーSの信号によって検出された時点で、既にその給紙棚1aより上の給紙棚で丁合が開始されている仕掛かりのセットに対しては丁合を続行して受棚5に排出するとともに前記仕掛かりのセットへの給紙が終了した上段の給紙棚より順次給紙を停止するように前記マイクロコンピュータ25によって運転制御されるが、この給紙ミスが発生した際に、図4に示される表示装置16の表示画面のように、(a)の正常状態の表示から(b)の給紙ミス発生の状態を示す表示に自動的に切り替わり(若しくは交互に周期的に切り替わり)、当該給紙ミスの発生した給紙棚1aの棚番号naを地区表示部21の地区No.に表示するとともにその給紙棚1aの紙抜けの可能性のあるセット数Nxをその給紙棚1aの棚番号naから算出して第2の数値表示部20の左2桁の何れかに表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数Naをその給紙棚の給紙センサーSの信号から算出して前記第2の数値表示部20の右2桁の何れかに表示するように前記マイクロコンピュータ25が制御する構成の紙抜けセット数表示手段を備えることを特徴とする。なお、地区表示部21のセット数PRESET(4桁)にはアラームの分類番号Aを表示しており、A01は一般的な給紙ミス(給紙棚から用紙が給紙できなかったことによる給紙ミス)であることを表している。
【0017】
前述のように、給紙ミスの発生した給紙棚1aが上から何段目かによって最終的に排出されたセット中の最上部に溜まった紙抜けの可能性のあるセット数Nxが変わってくる。また、給紙ミスが発生した時点のその給紙棚から上の仕掛かりのセットが全て紙抜けのあるセットになるとは限らない。
【0018】
例えば、最上段(1段目)で給紙ミスが発生した場合は、その最上段の給紙ミスの発生したセットが最後に繰り出されたセットとなるので、紙抜けの可能性のあるセット数は1セットのみとなり、且つ紙抜けのあった実際のセット数も1セットとなって、その最後の1セットのみ当該給紙ミスのあった用紙を補充すればよいことになる。この場合、図4(b)での表示は、na=1、Nx=1、Na=1となる。
【0019】
一方、下方の段、例えば上から6段目の給紙棚で給紙ミスが発生した場合は、その丁合機の丁合の繰り返しターンが3段毎(換言すれば、前後の棚段7、8からの用紙合わせて6枚の丁合で1ターン)であるならば、給紙ミスが発生した時点では、既にその給紙ミスが生じたセットの上には新たな仕掛かりのセットが1セット存在するので、結果的に排出されたセットの最後から2セットが紙抜けの可能性のあるセットとなる。
【0020】
本発明の新聞折込丁合機30では、前記マイクロコンピュータ25が紙抜けの可能性のあるセット数Nxを、給紙ミスのあった給紙棚1aの棚番号naを予め定まっている繰り返しターンの段数(一般に2〜4段)によって割り、少数点以下は切り上げるという計算で求めている。
【0021】
また、その給紙棚1aの給紙センサーSの信号をモニターすることで実際に給紙されなかった枚数が判るので、この枚数が紙抜けのあった実際のセット数Naとなる。図4の(b)の表示は上記給紙ミスの発生した状態の例であり、紙抜けの可能性のあるセット数Nx=2に対し、紙抜けのあった実際のセット数Na=1と表示されている。
【0022】
次に、給紙ミスは丁合中にほぼ同時に2つの給紙棚で発生する場合も有り得る。上記新聞折込丁合機30では、1つの給紙棚1aでその給紙センサーSによって1番目の給紙ミスの発生を検出後に、他の給紙棚1bでその給紙センサーSによって2番目の給紙ミスの発生を検出した場合に、前述と同様な手段によってその給紙棚1bの紙抜けの可能性のあるセット数nyをその給紙棚1bの棚番号nbから算出して前記表示装置16の第1の数値表示部19の左2桁の何れかに表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数Nbをその給紙棚1bの給紙センサーSの信号から算出して前記第1の数値表示部19の右2桁の何れかに表示するように前記マイクロコンピュータ25が制御するように構成されている。
【0023】
なお、給紙ミスの生じた給紙棚が前棚段7か後棚段8かによって上記Nx、Na、Ny、Nbの数値(1桁)が表示される位置を2桁の左か右かに対応させることによって判別できるようにするのが望ましい。図4の(b)の例では、1番目の給紙ミスが6段目で発生し、それが前棚段7の6段目であることをNx、Naの数値がそれぞれ左側の桁に表示されていることで認識され、一方、2番目の給紙ミスが後棚段8で発生していることをNy、Nbの数値が右側の桁に表示されていることで認識される(図4の(b)では、2番目の給紙ミスのあった給紙棚の棚番号nbは表示されていないが、従来のランプで認識できるので支障はないと思われる。また、アラームの分類番号Aの箇所に表示することも可能である。)。
【0024】
念のために付言すれば、本発明の新聞折込丁合機30は、前記マイクロコンピュータ25を機械系システム28及び表示装置16の制御手段として機能させるプログラムが内蔵ROM又は外部メモリICに記録されており、給紙棚1より用紙fが給紙できなかったことに起因する一般的な給紙ミスの発生の場合に限らず、例えば、機械中の紙づまりの発生を前記給紙センサーSやその他の箇所に配設されたセンサーで検知し、紙づまりの原因と思われる給紙棚の棚番号を表示装置16に表示し、更に、給紙棚に用紙が無い状態で運転を開始させた場合に当該給紙棚の棚番号を表示装置16にアラームの分類番号Aとともに表示することも前記マイクロコンピュータ25の制御で行うことができることは勿論である。
【0025】
【発明の効果】
本発明の新聞折込丁合機は、上記の如く構成されているため、以下に記すような効果を有する。
【0026】
(1)丁合中の給紙ミスの発生に対して、給紙ミスの発生した給紙棚の棚番号と、前棚段か後棚段かの区別と、紙抜けの可能性のあるセット数と、紙抜けのあった実際のセット数が表示されるので、受棚に排出された最後の数セットを表示にしたがってチェックするだけで迅速な処理が可能になり、再起動が早くなるという優れた効果を奏する。
【0027】
(2)2番目に給紙ミスが発生した給紙棚の前棚段か後棚段かの区別と、紙抜けの可能性のあるセット数と、紙抜けのあった実際のセット数も表示されるので、さらに作業効率の向上や人的労力の軽減が図れるという優れた効果を奏する。
【0028】
(3)表示装置は正常状態における運転状態を表示するとともに、一旦給紙ミスが発生すると給紙ミスの状態を把握し対処するに必要十分な上記(1)、(2)に記載の情報をも表示するので、監視者の集中管理に資し、誤認も低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る新聞折込丁合機の外観を示す斜視図である。
【図2】本発明に係る新聞折込丁合機のマイクロコンピュータ制御システムの概略図である。
【図3】本発明に係る新聞折込丁合機の表示装置の例である。
【図4】一般的な給紙ミスが発生した場合の表示装置の給紙ミス情報の表示例である。
【図5】新聞折込丁合機で1セットに丁合された用紙の形態を示す斜視図である。
【図6】公知の新聞折込丁合機を側面側から見た基本構造を示す模式図である。
【符号の説明】
1 給紙棚
1a、1b 給紙ミスの発生した給紙棚
1′ 折棚
2、3 給紙ローラ
4 搬送ローラ
5 受棚
7 前棚段
8 後棚段
16 表示装置
17 入力装置
18 状態表示部
19 第1の数値表示部
20 第2の数値表示部
21 地区表示部
25 マイクロコンピュータ
28 機械系システム
10、30 新聞折込丁合機
f 用紙
f′ 折込用紙
S 給紙センサー
Nx、Ny 紙抜けの可能性のあるセット数
Na、Nb 紙抜けのあった実際のセット数
na、nb 給紙ミスの発生した棚番号
A アラームの分類番号

Claims (3)

  1. 給紙棚が上下に複数段配設された2組の棚段が給紙方向を向かい合わせに対向して配設され、マイクロコンピュータによる駆動モータの制御によって、前記各給紙棚に収容された用紙が各給紙棚に配設された給紙センサーと給紙ローラを有する給紙手段で上方の給紙棚より順次対向する前記棚段の間の中央部に繰り出されるとともに該中央部に配設された搬送ローラで丁合されつつ下方に搬送され、最下段に配設された折棚に収納された折込用紙が繰り出されて2つ折りにされつつその中央に前記各給紙棚から繰り出されて丁合された用紙が落とし込まれて1セットに束ねられた状態となって受棚に排出される構成であり、或る給紙棚でその給紙センサーによって給紙ミスの発生が検出された時点で、既にその給紙棚より上の給紙棚で丁合が開始されている仕掛かりのセットは丁合を続行して受棚に排出するとともに前記仕掛かりのセットの給紙が終了した上段の給紙棚より順次給紙を停止するように前記マイクロコンピュータによって運転制御される表示装置と入力装置を備える新聞折込丁合機において、
    前記給紙ミスの発生した給紙棚の棚番号を前記表示装置に表示するとともにその給紙棚の紙抜けの可能性のあるセット数をその給紙棚の棚番号から算出して前記表示装置に表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数をその給紙棚の給紙センサーの信号から算出して前記表示装置に表示するように前記マイクロコンピュータが制御する紙抜けセット数表示手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機。
  2. 請求項1に記載の新聞折込丁合機において、
    1つの給紙棚でその給紙センサーによって1番目の給紙ミスの発生を検出後に、他の給紙棚で給紙センサーによって2番目の給紙ミスの発生を検出した場合に、前記2番目の給紙ミスが発生した給紙棚の用紙の紙抜けの可能性のあるセット数をその給紙棚の棚番号から算出して前記表示装置に表示し、且つ紙抜けのあった実際のセット数をその給紙棚の給紙センサーの信号から算出して前記表示装置に表示するように前記マイクロコンピュータが制御する紙抜けセット数表示手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の新聞折込丁合機において、
    前記表示装置が、少なくとも丁合終了状態か又は給紙ミス状態か又は受棚満杯状態かを点灯表示する状態表示部と、現在の丁合セット総数を表示する第1の数値表示部と、入力された予定丁合セット数を表示する第2の数値表示部と、入力された新聞配達等の地区ナンバーとその部数を表示する地区表示部と、を備え、前記マイクロコンピュータの制御によって、給紙ミスが発生した場合に、前記表示装置の状態表示部が給紙ミス状態であることを表示するとともに前記第1の数値表示部又は前記第2の数値表示部又は前記地区表示部に給紙ミスが発生した給紙棚の棚番号を表示しつつ当該給紙棚の用紙の紙抜けの可能性のあるセット数と紙抜けのあった実際のセット数を表示する手段を備えることを特徴とする新聞折込丁合機。
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