JPH0962892A - 現金計数方法および現金計数装置および現金処理装置 - Google Patents

現金計数方法および現金計数装置および現金処理装置

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JPH0962892A
JPH0962892A JP21474895A JP21474895A JPH0962892A JP H0962892 A JPH0962892 A JP H0962892A JP 21474895 A JP21474895 A JP 21474895A JP 21474895 A JP21474895 A JP 21474895A JP H0962892 A JPH0962892 A JP H0962892A
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cash
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JP21474895A
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English (en)
Inventor
Masami Uematsu
正実 植松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】現金の再計数が容易に行える現金計数方法およ
び現金計数装置および現金処理装置を提供する。 【解決手段】制御装置41の記憶部43に、あらかじ
め、各取引毎に確定された紙幣の枚数を累積加算したス
タッカ内確定枚数値を保持し、ジャム発生時には、前回
の取引までに枚数が確定された紙幣と、今回取引中の枚
数が未確定の紙幣が混在するスタッカ53内の全ての紙
幣を取り出して、枚数が確定した紙幣を抜き取ることな
く、そのままホッパー52にセットし直し、再び計数処
理を開始して正常に計数が終了した時点で、制御装置4
1の演算部44において、記憶部43に記憶されている
枚数カウンタ値から前記スタッカ内確定枚数値を減算す
る演算処理を行い、その減算結果を今回取引の際の確定
枚数とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、紙幣を
1枚ずつ供給しながらその紙幣の枚数を計数する現金計
数方法および現金計数装置、さらに、計数された紙幣を
所定枚数毎に施封する現金処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、たとえば、入金された紙幣を出金
紙幣として利用する紙幣循環入出金機と、紙幣を所定枚
数(たとえば、100枚)ごとに施封して保管する紙幣
施封保管支払機とが連結されてなる現金処理装置にあっ
ては、例えば、オペレータの操作により、紙幣循環入出
金機内にある収納庫(金庫)の紙幣を計数しながら、紙
幣施封保管支払機内の施封部のスタッカに搬送し、スタ
ッカ内に所定枚数の紙幣が蓄積されたときに施封して回
収する(施封回収)ようになっている。そして、現金の
計数結果は、各取引毎にCRTディスプレイ装置に表示
し、印刷装置に印刷されるようになっている。
【0003】しかし、紙幣の計数中に搬送路の紙幣つま
り(ジャム)が発生して、計数が中断された場合は、ど
の現金まで計数したかが判断できないため、ジャムが発
生した時点での計数値はクリアされ、紙幣の再計数をす
る必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】紙幣の計数時にジャム
が発生した場合、スタッカ内には、すでに枚数が確定さ
れた紙幣と、計数中の紙幣で枚数が未確定の紙幣が混在
していることになるが、その枚数が未確定の紙幣の枚数
の再計数を行うには、まず、スタッカ内に蓄積された紙
幣から枚数が未確定の紙幣を抽出して、それを紙幣循環
入出金機内にある収納庫に再びセットし直すという作業
が必要であった。この作業は、時間と熟練を要し、熟練
者でさえ紙幣の数え間違いをすることがあった。そこ
で、本発明は、ジャム発生後に紙幣の再計数が容易に行
える現金計数方法および現金計数装置および現金処理装
置をい提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の現金計数方法
は、ホッパーにセットされた現金を1枚ずつ取出し搬送
手段でスタッカへ搬送する際に、前記ホッパーにセット
された現金の枚数を計数する現金計数方法であって、あ
らかじめ、前記搬送手段の異常により、現金の計数が中
断されたときセットするフラグと、すでに枚数の確定し
た前記スタッカに蓄積されている現金の蓄積枚数値を記
憶し、ホッパーにセットされた現金の計数中に前記搬送
手段の異常により、現金の計数が中断されたときは、計
数値を初期化し、前記ホッパーにセットされた現金の計
数が終了したとき、前記フラグの状態を確認し、フラグ
がセットされていないとき、前記計数値を前記ホッパー
にセットされた現金の枚数として確定し、さらに、その
確定枚数を前記累積枚数値に加算して、その蓄積枚数値
を更新し、一方、前記フラグの状態を確認し、フラグが
セットされているとき、前記計数値から前記蓄積枚数値
を減算して、その減算結果を前記ホッパーにセットされ
た現金の枚数として確定し、さらに、その確定枚数値を
前記蓄積枚数値に加算して、その蓄積枚数値を更新し、
前記確定枚数値を前記ホッパーにセットされた現金の計
数結果として出力することを特徴とし、前記搬送手段の
異常により、現金の計数が中断したときにもスタッカ内
から枚数が確定した現金を抜き取ることなく、そのまま
ホッパーにセットし直し、現金の再計数が容易にでき
る。
【0006】また、本発明の現金計数方法は、収納部に
収納された現金を1枚ずつ取出し、搬送手段で所定枚数
毎に施封するための一時集積手段へ搬送する際に、前記
収納部に収納された現金の枚数を計数する現金計数方法
であって、あらかじめ、前記搬送手段の異常により、現
金の計数が中断されたときセットするフラグと、すでに
枚数の確定した前記一時集積手段に集積されている現金
の集積枚数値を記憶し、前記収納部に収納された現金の
計数中に前記搬送手段の異常により、現金の計数が中断
されたときは、計数値を初期化し、前記収納部に収納さ
れた現金の計数が終了したとき、前記フラグの状態を確
認し、フラグがセットされていないとき、前記計数値を
前記収納部に収納された現金の枚数として確定し、さら
に、その確定枚数を前記累積枚数値に加算して、その集
積枚数値を更新し、一方、前記フラグの状態を確認し、
フラグがセットされているとき、前記計数値から前記集
積枚数値を減算して、その減算結果を前記収納部に収納
された現金の枚数として確定し、さらに、その確定枚数
値を前記集積枚数値に加算して、その集積枚数値を更新
し、前記確定枚数値を前記収納部に収納された現金の計
数結果として出力することを特徴とし、前記搬送手段の
異常により、現金の計数が中断したときにも一時集積手
段から枚数が確定した現金を抜き取ることなく、そのま
ま収納部にセットし直し、現金の再計数が容易にでき
る。
【0007】また、本発明の現金計数装置は、ホッパー
にセットされた現金を計数して、その計数の結果、枚数
の確定した現金をスタッカに蓄積する現金計数装置であ
って、枚数の確定した前記スタッカに蓄積されている現
金の蓄積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、前記ホッ
パーにセットされた現金の計数を指示する指示手段と、
この指示手段で現金の計数が指示されると、前記ホッパ
ーにセットされた現金を1枚ずつ取出し、前記スタッカ
に搬送する搬送手段と、前記指示手段で現金の計数が指
示されると、前記搬送手段で前記スタッカに搬送される
現金の枚数を計数する計数手段と、前記搬送手段の異常
により、前記計数手段の現金の計数が中断されたときセ
ットするフラグを記憶する第2の記憶手段と、前記搬送
手段の異常により、前記計数手段の現金の計数が中断さ
れたとき、前記計数手段の計数値を初期化する初期化手
段と、前記指示手段で指示された現金の計数が終了した
とき、前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状
態を確認する確認手段と、この確認手段で確認した結
果、前記フラグがセットされていないとき、前記計数手
段の計数値を前記ホッパーにセットされた現金の枚数と
して確定し、その確定枚数値を記憶する第3の記憶手段
と、この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記
第1の記憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算し
て、その蓄積枚数値を更新する第1の更新手段と、前記
確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされてい
るとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶手段
に記憶されている蓄積枚数値を減算して、その減算結果
を前記ホッパーにセットされた現金の枚数として確定
し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、この
第4の記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1の記
憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算して、その蓄
積枚数値を更新する第2の更新手段と、前記第3、第4
の記憶手段で記憶された確定枚数値を出力する出力手段
とを具備し、前記搬送手段の異常により、現金の計数が
中断したときにもスタッカ内から枚数が確定した現金を
抜き取ることなく、そのままホッパーにセットし直し、
現金の再計数が容易にできる。
【0008】また、本発明の現金処理装置は、収納部に
収納された現金を計数して、その計数の結果、枚数の確
定した現金を所定枚数毎に施封するための一時集積手段
に集積する現金計数装置であって、枚数の確定した前記
一時集積手段に集積されている現金の集積枚数値を記憶
する第1の記憶手段と、前記収納部にセットされた現金
の計数を指示する指示手段と、この指示手段で現金の計
数が指示されると、前記収納部に収納された現金を1枚
ずつ取出し、前記一時集積手段に搬送する搬送手段と、
前記指示手段で現金の計数が指示されると、前記搬送手
段で前記一時集積手段に搬送される現金の枚数を計数す
る計数手段と、前記搬送手段の異常により、前記計数手
段の現金の計数が中断されたときセットするフラグを記
憶する第2の記憶手段と、前記搬送手段の異常により、
前記計数手段の現金の計数が中断されたとき、前記収納
部、前記一時集積手段内の全ての現金を前記収納部にセ
ットし直して現金の再計数を開始するよう操作案内を行
う操作案内手段と、この操作案内手段を受けて、前記指
示手段で現金の計数が指示されたとき、前記収納部にセ
ットされた現金の再計数を行う再計数手段と、前記指示
手段で指示された現金の計数が終了したとき、前記第2
の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確認する確
認手段と、この確認手段で確認した結果、前記フラグが
セットされていないとき、前記計数手段の計数値を前記
収納部に収納された現金の枚数として確定し、その確定
枚数値を記憶する第3の記憶手段と、この第3の記憶手
段で記憶された確定枚数値を前記第1の記憶手段に記憶
されている集積枚数値に加算して、その集積枚数値を更
新する第1の更新手段と、前記確認手段で確認した結
果、前記フラグがセットされているとき、前記計数手段
の計数値から前記第1の記憶手段に記憶されている集積
枚数値を減算して、その減算結果を前記収納部に収納さ
れた現金の枚数として確定し、その確定枚数値を記憶す
る第4の記憶手段と、この第4の記憶手段に記憶された
確定枚数値を前記第1の記憶手段に記憶されている集積
枚数値に加算して、その集積枚数値を更新する第2の更
新手段と、前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定
枚数値を出力する出力手段とを具備し、前記搬送手段の
異常により、現金の計数が中断したときにも一時集積手
段から枚数が確定した現金を抜き取ることなく、そのま
ま収納部にセットし直し、現金の再計数が容易にでき
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る
現金処理装置本体の概略構成を示すもので、主に紙幣循
環入出金機Aと、紙幣施封保管支払機Bとによって構成
されている。すなわち、装置本体1の図面に対して右側
上部には、入金部2が設けられている。入金部2は、入
金すべき多数枚の紙幣を一括してセットすることが可能
で、セットされた紙幣を1枚ずつ順次供給するようにな
っている。入金部2から供給される紙幣は、入金搬送路
3に送り込まれる。
【0010】入金搬送路3によって搬送される紙幣は、
入金搬送路3の中途部に設けられた紙幣の金種、真偽、
正損、表裏などを判別する判別部4を通過するようにな
っている。判別部4によって異常と判別された紙幣は、
入金リジェクト搬送路5によって入金リジェクト部6に
送られ、正常と判別された紙幣は、判別された金種毎に
紙幣の枚数を計数するために、判別部4に具備されたセ
ンサーを通過し、区分搬送路7へ搬送され、ここで判別
部4(あるいは、後述する判別部12)の判別結果に応
じて金種ごとに区分されるようになっている。
【0011】区分搬送路7の下方部位には、金種ごとに
区分された紙幣を積層した状態で集積する紙幣一時保管
庫8a〜8dと、この紙幣一時保管庫8a〜8dに集積
された紙幣を収納する収納庫9a〜9dが設けられてい
る。収納庫9a〜9dには、それぞれ紙幣取出装置10
a〜10dが設けられており、収納庫9a〜9d内に収
納された紙幣が1枚ずつ順次取出され、出金搬送路11
に送り込まれるようになっている。
【0012】出金搬送路11によって搬送される紙幣
は、出金搬送路11の中途部に設けられた紙幣の金種、
厚み、搬送状態などを判別する判別部12を通過するよ
うになっている。判別部12によって異常と判別された
紙幣は、分岐搬送路13および出金リジェクト搬送路1
4を介して出金リジェクト部15へ送られ、正常と判別
された紙幣は、ここで判別された金種毎に紙幣の枚数を
計数するために、判別部12に具備されたセンサー(計
数部)を通過し、後述する表示操作装置Cによって指定
された業務モードにしたがって、出金業務であるなら
ば、分岐搬送路13によって出金部16へ、施封モード
であるならば、紙幣施封保管支払機B内に設けられてい
る施封搬送路17へ、端数一時庫回収モードであるなら
ば、循環搬送路26によって区分搬送路7へ、それぞれ
送られる。
【0013】施封搬送路17の先には、施封一時保管庫
18が設けられていて、施封モードで施封搬送路17を
通過した紙幣が一時集積される。施封一時保管庫18の
近傍には、施封部(施封手段)19が設けられている。
施封部19は、一時保管庫18に集積された紙幣を所定
枚数、たとえば、100枚ごとに帯を巻いて施封するも
のである。
【0014】施封部19で施封された紙幣束(小束)
は、束搬送路20に送り出される。束搬送路20に送り
出された紙幣束は、後述する表示操作装置Cによって指
定された業務モードにしたがって、束出金業務であるな
らば、束出金搬送路21によって束出金部22へ送ら
れ、施封放出モードであるならば、束放出部23へ送ら
れ、施封保管モードであるならば、紙幣束を金種ごとに
収納する束保管庫24a〜24dへ送られる。
【0015】束保管庫24a〜24dには、束搬送路2
0で送られてくる紙幣束を収納したり、あるいは、収納
されている紙幣束を取出したりする収納取出し装置25
a〜25dが設けられており、後述する表示操作装置C
によって小束の出金業務が指示されると、束保管庫24
a〜24d内の小束は収納取出装置25a〜25dによ
って取出され、束搬送路20および束出金搬送路21を
介して束出金部22へ放出されるようになっている。
【0016】このような構成の現金処理装置において、
入金処理では、まず、入金部2から紙幣が1枚ずつ供給
され、入金搬送路3および区分搬送路7を介して紙幣一
時保管庫8a〜8dに金種別に一時集積され、その後、
入金処理の確定により、紙幣一時保管庫8a〜8d内の
紙幣は、収納庫9a〜9dに金種別に収納されるように
なっている。
【0017】また、出金処理では、ばらの紙幣は収納庫
9a〜9dから取出され、出金搬送路11および分岐搬
送路13を介して出金部16へ排出され、また、束の紙
幣は束保管庫24a〜24bから取出され、束搬送路2
0および束出金搬送路21を介して束出金部22へ排出
される。したがって、オペレータは、ばらの紙幣は出金
部16から受取り、束の紙幣は束出金部22から受取
る。
【0018】1日の業務で、これらの処理が繰り返し実
行され、業務の終了後、あるいは、回収処理が必要とな
ったときに回収処理が行なわれる。回収処理にも様々な
方法が存在するが、施封回収処理について説明すると、
収納庫9a〜9dに収納されている紙幣を判別部(計数
部)12で紙幣の金種毎に計数して、紙幣100枚を1
束として施封部19で施封し、束になった紙幣を回収す
る処理である。
【0019】本発明の要旨は、例えば、このような施封
回収処理を行う際の紙幣の計数方法にある。次に、図2
を参照して、本発明の要旨である現金の計数方法を用い
た現金処理装置の要部の構成について説明する。
【0020】図2において、現金処理装置は、主に、装
置本体1に具備される通信制御部50、ホッパー52、
計数部51、スタッカ53、施封部19、および、装置
本体1と通信回線を介して接続された制御装置41、さ
らに、制御装置41に接続された表示操作装置31から
構成される。
【0021】図2において、施封回収処理では、紙幣循
環入出金機Aの収納庫9a〜9dはホッパー52に対応
し、施封一時保管庫18はスタッカ53に対応し、判別
部12は計数部51に対応する。また、入金処理では、
紙幣循環入出金機Aの入金部2がホッパー52に対応
し、紙幣一時保管庫8a〜8dはスタッカ53に対応
し、判別部4は計数部51に対応する。さらに、出金処
理では、紙幣循環入出金機Aの収納庫9a〜9dはホッ
パー52に対応し、出金部16はスタッカに対応する。
【0022】装置本体1に具備された計数部51は、ホ
ッパー52に収納されている紙幣が1枚ずつ取り出され
て、各搬送路で搬送され、スタッカ53に導かれる紙幣
の枚数を計数するものである。
【0023】制御装置41は、装置全体を制御するCP
Uなどからなる主制御部42、主制御部42の制御プロ
グラムなどが格納されているROM、現金の計数データ
や各種データを記憶するRAMで構成された記憶部4
3、情報の演算処理を行う演算部44、紙幣循環入出金
機Aと通信を行うためのインタフェイスを司る通信制御
部45から構成される。
【0024】記憶部43には、後述する計数処理の際に
必要な枚数カウンタ値、確定枚数値、スタッカ内確定枚
数値が記憶されるようになっている。枚数カウンタ値
は、計数部51で現金を1枚計数する度に制御装置41
に送信される計数通知情報をもとに1ずつインクリメン
トされるものである。
【0025】確定枚数値は、すでに確定された1取引毎
の現金の枚数である。スタッカ内確定枚数値はスタッカ
53に存在するすでに枚数が確定された現金の累積枚数
で、1取引終了毎に前記確定枚数値を加算して得られる
ものである。
【0026】なお、ここで、取引とは、例えば、施封回
収処理等の1回の現金の計数処理をいう。装置本体1の
通信制御部50は、制御装置41との通信のインタフェ
イスを司るものである。
【0027】制御装置41に接続された表示操作装置3
1は、オペレータが各種操作指示を入力するためのキー
ボード32、各種情報を表示するCRTディスプレイ表
示装置33、現金の計数結果等の履歴情報を印刷するた
めの印刷装置34から構成される。
【0028】次に、本発明の要旨である図2の現金処理
装置の現金の計数方法の概略を図3〜図5に示した模式
図を参照して説明する。まず、図3を参照して、第1回
の取引として、例えば、収納庫9a〜9d(ホッパー5
2)のうちいずれかに収納されているある種別の紙幣1
0枚を取り出して出金処理を行う場合について説明す
る。
【0029】取引前には、ホッパー52にあらかじめ複
数枚の現金がセットされている(図3(a)参照)。出
金処理が開始されることにより、所定の搬送路により搬
送されてスタッカ53(この場合、出金部16)に導か
れる現金の枚数を計数部51で計数し、その計数値が1
0枚になるまで正常に計数されたときに、スタッカ53
内の現金の枚数は確定されたことになる(図3(b)参
照)。すなわち、この場合、第1回取引終了後に記憶部
43に記憶されている枚数カウンタ値は「10」である
ので、第1回の取引の確定枚数値は「10」、スタッカ
内確定枚数値も「10」として、記憶部43に記憶され
ることになる。
【0030】次に、図4を参照して、引き続き第2回取
引を行う場合について説明する。ここで、第2回取引と
して、収納庫9a〜9d(ホッパー52)のうちいずれ
かから第1回の取引とは異なる種別の紙幣を5枚取り出
して出金処理を行う場合について説明する。
【0031】スタッカ53にはすでに第1回の取引で確
定された枚数の現金が存在する。さて、第2回の取引前
には、ホッパー52にあらかじめ複数枚の現金がセット
されている(図4(a)参照)。出金処理が開始される
ことにより、所定の搬送路により搬送されてスタッカ5
3(この場合、出金部16)に導かれる現金の枚数を計
数部51で計数する(図4(b)参照)。この計数中
に、紙幣つまり(ジャム)が発生し、計数部51での計
数か中断されたとする(図4(c)参照)。すると、ス
タッカ53には、確定された前回の取引分の現金と、今
回取引中の現金(未確定分)が混在していることにな
る。
【0032】この状態からジャムを復旧し、再び計数処
理を開始する場合について、図5を参照して、従来の処
理手順と比較して説明する。従来の計数処理では、搬送
路上に残された紙幣、および、スタッカ53に蓄積され
た現金をすべて取出し、第1回の取引結果を参照して、
スタッカ53内の確定された現金の枚数を確認して、ス
タッカ53内に蓄積された現金から確定された現金の枚
数(この場合、10枚)を手で数えて抜き取り、今回取
り引き中の現金のみを再びホッパー52にセットしてい
た(図5(a)参照)。
【0033】本発明における計数処理では、ジャムが発
生した時点において、スタッカ内に存在する、第1回取
引までで確定された現金の枚数が、記憶部43にスタッ
カ内確定枚数値として記憶されているので、ジャム発生
時に、記憶部43に記憶される枚数カウンタ値を「0」
とし、再度スタッカ53に蓄積された全ての現金を計数
対象として、枚数カウンタ値を「1」ずつインクリメン
トする計数処理を行っても、その計数処理が終了した時
点で、枚数カウンタ値(この場合、「15」)からスタ
ッカ内確定枚数値(この場合「10」)を減算すれば、
その減算結果が、第2回の取引により確定される現金の
枚数、すなわち、確定枚数値となる。
【0034】このように、本発明によれば、搬送路上に
残された紙幣、および、スタッカ53に蓄積された現金
をすべて取出したら、前回の取引で確定された現金の枚
数、すなわち、10枚を抜き取ることなく、そのまま、
全てホッパー52にセットして計数処理を開始しても、
各取引毎に確定される現金の枚数、すなわち、確定枚数
を求めることができる(図5(b)参照)。
【0035】次に、本実施形態における現金処理装置の
計数処理動作について図6に示すフローチャートを参照
して説明する。まず、制御装置41、装置本体1のそれ
ぞれに電源を投入すると、両者は通信可能状態となる
(ステップS1)。すると、CRTディスプレイ表示装
置33に、取引内容受付画面が表示され、ここでオペレ
ータは、所望の処理項目(例えば、回収処理)を選択
し、取引先の名称、紙幣の種別、紙幣の予定枚数等をキ
ーボード32を介して入力する(ステップS2)。さら
に、オペレータがキーボード32を介して処理の開始を
指示すると(ステップS3)、制御装置41は通信制御
部45を介して装置本体1にその旨を通知する(ステッ
プS4)とともに、制御装置4の主制御部42は、記憶
部43内に記憶された計数した紙幣の枚数データを集計
しておく枚数カウンタ値をゼロクリアする。
【0036】装置本体1では、処理開始の通知を通信制
御部50を介して受信すると、ホッパー52(収納庫9
a〜9d)にセットされた現金の計数を開始する。すな
わち、計数部51で、ホッパー52にセットされた現金
を1枚ずつ取出して計数する度にその計数結果を計数通
知情報として通信制御部50を介して制御装置41に送
信する。なお、このとき送信される計数通知情報によ
り、計数部51で正常に計数が行われているときの計数
結果の他に、計数中に紙幣ずまり等が発生して計数が中
断した場合(ジャムの発生)も通知される。
【0037】制御装置41では、計数通知情報を通信制
御部45を介して受信すると(ステップS5)、その内
容を解釈し(ステップS6)、正常の計数通知の場合
は、記憶部43に記憶された枚数カウンタ値を「1」だ
けインクリメントし(ステップS7)、ステップS5に
戻る。以上、ステップS5〜ステップS7を繰り返し、
現金の枚数の計数を続ける。
【0038】ステップS6で、計数通知情報を解釈した
結果、ジャムの発生通知であったときは、記憶部43に
記憶された枚数カウンタ値をゼロクリアし(ステップS
8)、記憶部43に記憶されているジャムフラグをセッ
トする(ステップS9)。ステップS6でジャムの発生
と解釈されたときは、さらに、その旨を表示操作装置3
1に通知し、表示操作装置31では、その通知を受け
て、CRTディスプレイ表示装置31に、ジャムが発生
した旨のメッセージ、前記ホッパー、前記スタッカ内の
全ての現金を前記ホッパーにセットし直して現金の再計
数を開始するよう操作案内を表示するなどしてオペレー
タに通知する。オペレータは、それを受けてジャムの復
旧のための所定の処置を施し、スタッカ53内にすでに
蓄積された現金を全てホッパー52にセットしなおし、
ステップS3に戻り、オペレータがキーボード32を介
して処理の開始を指示すると、前述の処理を行う。
【0039】ステップS6で計数通知情報を解釈した結
果、その計数通知情報が計数の終了を通知するものであ
ったときは、次に、記憶部43に記憶されているジャム
フラグの内容を確認する(ステップS10)。
【0040】ジャムフラグがセットされているときは、
演算部44において、そのとき記憶部43に記憶されて
いる枚数カウンタ値から、同じく記憶部43に記憶され
ているスタッカ内確定枚数値を減算する処理を行う(ス
テップS11)。一方、ステップS10でジャムフラグ
がセットされていないときは、ステップS11をスキッ
プしてステップS12に進む。
【0041】ステップS12では、ステップS11の減
算結果である枚数カウンタ値、あるいは、ステップS1
1をスキップした場合は、計数が終了したときの枚数カ
ウンタ値を、その取引についての現金の確定枚数値とし
て記憶部43に記憶するとともに、その取引についての
履歴として、例えば、取引先の名称、現金の種別、確定
金額等も記憶部43に記憶する。さらに、演算部44で
は、今回の取引についての確定枚数値を、記憶部43に
記憶されているスタッカ内確定枚数値に加算する処理を
行い、その加算結果を今回の取引までのスタッカ内確定
枚数値として記憶部43に記憶する(ステップS1
2)。
【0042】その後、ステップS12に記憶した今回の
取引の内容、すなわち、取引先の名称、現金の種別、確
定金額、現金の確定枚数等を、表示操作装置31のCR
Tディスプレイ表示装置33に表示したり、印刷装置4
3で印刷したりする(ステップS13)。
【0043】以上、説明したように、上記実施形態によ
れば、各取引毎に紙幣の枚数を計数する際、制御装置4
1の記憶部43に、あらかじめ、各取引毎に確定された
紙幣の枚数を累積加算したスタッカ内確定枚数値を保持
し、ジャム発生時には、前回の取引までに枚数が確定さ
れた紙幣と、今回取引中の枚数が未確定の紙幣が混在す
るスタッカ53内の全ての紙幣を取り出して、枚数が確
定した紙幣を抜き取ることなく、そのままホッパー52
にセットし直し、再び計数処理を開始して正常に計数が
終了した時点で、制御装置41の演算部44において、
記憶部43に記憶されている枚数カウンタ値から前記ス
タッカ内確定枚数値を減算する演算処理を行い、その減
算結果を今回取引の際の確定枚数とすることにより、ジ
ャム発生後に紙幣の再計数を行う際、従来のように、ス
タッカ内に蓄積された紙幣から今回取引中の枚数が未確
定の紙幣を抽出することなく、スタッカ内に蓄積された
紙幣をそのままホッパーにセットし直すだけで、今回取
引中の枚数が未確定の紙幣の再計数が容易に行える。す
なわち、現金の再計数処理の時間短縮が図れるととも
に、計数が正確に行える。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
現金の再計数が容易に行える現金計数方法および現金計
数装置および現金処理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る現金処理装置を概略
的に示す構成図。
【図2】現金処理装置の要部の構成を示した図。
【図3】現金処理装置の現金の計数方法を説明するため
の図で、第1回目の取引の際の現金の計数の様子を示
す。
【図4】現金処理装置の現金の計数方法を説明するため
の図で、第2回目の取引の際の現金の計数中にジャムが
発生した様子を示す。
【図5】現金処理装置の現金の計数方法を説明するため
の図で、ジャム発生後の再計数時の様子を示し、(a)
図は従来の計数方法の場合、(b)図は本実施形態の場
合を示す。
【図6】現金処理装置の計数処理動作を説明するための
フローチャート。
【符号の説明】
A…紙幣循環入出金機、B…紙幣施封保管支払機、2…
入金部、3……入金搬送路、4……判別部、7……区分
搬送路、8a〜8d……紙幣一時保管庫第、9a〜9d
……収納庫、10a〜10d……紙幣取出装置、11…
…出金搬送路、12……判別部、13……分岐搬送路、
16……出金部、17……施封搬送路、18……施封一
時保管庫、19……施封部、20……束搬送路、22…
…束出金部、23……束放出口、24a〜24b……束
保管庫、26……循環搬送路、51…計数部、52…ホ
ッパー、53…スタッカ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパーにセットされた現金を1枚ずつ
    取出し搬送手段でスタッカへ搬送する際に、前記ホッパ
    ーにセットされた現金の枚数を計数する現金計数方法で
    あって、 あらかじめ、前記搬送手段の異常により、現金の計数が
    中断されたときセットするフラグと、すでに枚数の確定
    した前記スタッカに蓄積されている現金の蓄積枚数値を
    記憶し、ホッパーにセットされた現金の計数中に前記搬
    送手段の異常により、現金の計数が中断されたときは、
    計数値を初期化し、前記ホッパーにセットされた現金の
    計数が終了したとき、前記フラグの状態を確認し、フラ
    グがセットされていないとき、前記計数値を前記ホッパ
    ーにセットされた現金の枚数として確定し、さらに、そ
    の確定枚数を前記累積枚数値に加算して、その蓄積枚数
    値を更新し、一方、前記フラグの状態を確認し、フラグ
    がセットされているとき、前記計数値から前記蓄積枚数
    値を減算して、その減算結果を前記ホッパーにセットさ
    れた現金の枚数として確定し、さらに、その確定枚数値
    を前記蓄積枚数値に加算して、その蓄積枚数値を更新
    し、前記確定枚数値を前記ホッパーにセットされた現金
    の計数結果として出力することを特徴とする現金計数方
    法。
  2. 【請求項2】 ホッパーにセットされた現金を1枚ずつ
    取出し搬送手段でスタッカへ搬送する際に、前記ホッパ
    ーにセットされた現金の枚数を計数する現金計数方法で
    あって、 あらかじめ、前記搬送手段の異常により、現金の計数が
    中断されたときセットするフラグと、すでに枚数の確定
    した前記スタッカに蓄積されている現金の蓄積枚数値を
    記憶し、ホッパーにセットされた現金の計数中に前記搬
    送手段の異常により、現金の計数が中断されたときは、
    前記ホッパー、前記スタッカ内の全ての現金を前記ホッ
    パーにセットし直して現金の再計数を開始するよう操作
    案内を行い、この操作案内を受けて、現金の計数が指示
    されたとき、前記ホッパーにセットされた現金の再計数
    を行い、前記ホッパーにセットされた現金の計数が終了
    したとき、前記フラグの状態を確認し、フラグがセット
    されていないとき、前記計数値を前記ホッパーにセット
    された現金の枚数として確定し、さらに、その確定枚数
    を前記累積枚数値に加算して、その蓄積枚数値を更新
    し、一方、前記フラグの状態を確認し、フラグがセット
    されているとき、前記計数値から前記蓄積枚数値を減算
    して、その減算結果を前記ホッパーにセットされた現金
    の枚数として確定し、さらに、その確定枚数値を前記蓄
    積枚数値に加算して、その蓄積枚数値を更新し、前記確
    定枚数値を前記ホッパーにセットされた現金の計数結果
    として出力することを特徴とする現金計数方法。
  3. 【請求項3】 収納部に収納された現金を1枚ずつ取出
    し、搬送手段で所定枚数毎に施封するための一時集積手
    段へ搬送する際に、前記収納部に収納された現金の枚数
    を計数する現金計数方法であって、 あらかじめ、前記搬送手段の異常により、現金の計数が
    中断されたときセットするフラグと、すでに枚数の確定
    した前記一時集積手段に集積されている現金の集積枚数
    値を記憶し、前記収納部に収納された現金の計数中に前
    記搬送手段の異常により、現金の計数が中断されたとき
    は、計数値を初期化し、前記収納部に収納された現金の
    計数が終了したとき、前記フラグの状態を確認し、フラ
    グがセットされていないとき、前記計数値を前記収納部
    に収納された現金の枚数として確定し、さらに、その確
    定枚数を前記累積枚数値に加算して、その集積枚数値を
    更新し、一方、前記フラグの状態を確認し、フラグがセ
    ットされているとき、前記計数値から前記集積枚数値を
    減算して、その減算結果を前記収納部に収納された現金
    の枚数として確定し、さらに、その確定枚数値を前記集
    積枚数値に加算して、その集積枚数値を更新し、前記確
    定枚数値を前記収納部に収納された現金の計数結果とし
    て出力することを特徴とする現金計数方法。
  4. 【請求項4】 収納部に収納された現金を1枚ずつ取出
    し、搬送手段で所定枚数毎に施封するための一時集積手
    段へ搬送する際に、前記収納部に収納された現金の枚数
    を計数する現金計数方法であって、 あらかじめ、前記搬送手段の異常により、現金の計数が
    中断されたときセットするフラグと、すでに枚数の確定
    した前記一時集積手段に集積されている現金の集積枚数
    値を記憶し、前記収納部に収納された現金の計数中に前
    記搬送手段の異常により、現金の計数が中断されたとき
    は、前記収納部、前記一時集積手段内の全ての現金を前
    記収納部にセットし直して現金の再計数を開始するよう
    操作案内を行い、この操作案内を受けて、現金の計数が
    指示されたとき、前記収納部に収納された現金の再計数
    を行い、前記収納部に収納された現金の計数が終了した
    とき、前記フラグの状態を確認し、フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数値を前記収納部に収納された現
    金の枚数として確定し、さらに、その確定枚数を前記累
    積枚数値に加算して、その集積枚数値を更新し、一方、
    前記フラグの状態を確認し、フラグがセットされている
    とき、前記計数値から前記集積枚数値を減算して、その
    減算結果を前記収納部に収納された現金の枚数として確
    定し、さらに、その確定枚数値を前記集積枚数値に加算
    して、その集積枚数値を更新し、前記確定枚数値を前記
    収納部に収納された現金の計数結果として出力すること
    を特徴とする現金計数方法。
  5. 【請求項5】 ホッパーにセットされた現金を計数し
    て、その計数の結果、枚数の確定した現金をスタッカに
    蓄積する現金計数装置であって、 枚数の確定した前記スタッカに蓄積されている現金の蓄
    積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記ホッパーにセットされた現金の計数を指示する指示
    手段と、 この指示手段で現金の計数が指示されると、前記ホッパ
    ーにセットされた現金を1枚ずつ取出し、前記スタッカ
    に搬送する搬送手段と、 前記指示手段で現金の計数が指示されると、前記搬送手
    段で前記スタッカに搬送される現金の枚数を計数する計
    数手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたときセットするフラグを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたとき、前記計数手段の計数値を初期化する
    初期化手段と、 前記指示手段で指示された現金の計数が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記ホッパーに
    セットされた現金の枚数として確定し、その確定枚数値
    を記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算して、そ
    の蓄積枚数値を更新する第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている蓄積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記ホッパーにセットされた現金の枚数として確
    定し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4の記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算して、そ
    の蓄積枚数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする現金計数装置。
  6. 【請求項6】 ホッパーにセットされた現金を計数し
    て、その計数の結果、枚数の確定した現金をスタッカに
    蓄積する現金計数装置であって、 枚数の確定した前記スタッカに蓄積されている現金の蓄
    積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記ホッパーにセットされた現金の計数を指示する指示
    手段と、 この指示手段で現金の計数が指示されると、前記ホッパ
    ーにセットされた現金を1枚ずつ取出し、前記スタッカ
    に搬送する搬送手段と、 前記指示手段で現金の計数が指示されると、前記搬送手
    段で前記スタッカに搬送される現金の枚数を計数する計
    数手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたときセットするフラグを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたとき、前記ホッパー、前記スタッカ内の全
    ての現金を前記ホッパーにセットし直して現金の再計数
    を開始するよう操作案内を行う操作案内手段と、 この操作案内手段をによる操作案内を受けて、前記指示
    手段で現金の計数が指示されたとき、前記ホッパーにセ
    ットされた現金の再計数を行う再計数手段と、 前記指示手段で指示された現金の計数が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記ホッパーに
    セットされた現金の枚数として確定し、その確定枚数値
    を記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算して、そ
    の蓄積枚数値を更新する第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている蓄積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記ホッパーにセットされた現金の枚数として確
    定し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4の記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている蓄積枚数値に加算して、そ
    の蓄積毎数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする現金計数装置。
  7. 【請求項7】 収納部に収納された現金を計数して、そ
    の計数の結果、枚数の確定した現金を所定枚数毎に施封
    するための一時集積手段に集積する現金計数装置であっ
    て、 枚数の確定した前記一時集積手段に集積されている現金
    の集積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記収納部にセットされた現金の計数を指示する指示手
    段と、 この指示手段で現金の計数が指示されると、前記収納部
    に収納された現金を1枚ずつ取出し、前記一時集積手段
    に搬送する搬送手段と、 前記指示手段で現金の計数が指示されると、前記搬送手
    段で前記一時集積手段に搬送される現金の枚数を計数す
    る計数手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたときセットするフラグを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたとき、前記計数手段の計数値を初期化する
    初期化手段と、 前記指示手段で指示された現金の計数が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記収納部に収
    納された現金の枚数として確定し、その確定枚数値を記
    憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    の集積枚数値を更新する第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている集積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記収納部に収納された現金の枚数として確定
    し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4の記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    の集積枚数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする現金計数装置。
  8. 【請求項8】 収納部に収納された現金を計数して、そ
    の計数の結果、枚数の確定した現金を所定枚数毎に施封
    するための一時集積手段に集積する現金計数装置であっ
    て、 枚数の確定した前記一時集積手段に集積されている現金
    の集積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記収納部にセットされた現金の計数を指示する指示手
    段と、 この指示手段で現金の計数が指示されると、前記収納部
    に収納された現金を1枚ずつ取出し、前記一時集積手段
    に搬送する搬送手段と、 前記指示手段で現金の計数が指示されると、前記搬送手
    段で前記一時集積手段に搬送される現金の枚数を計数す
    る計数手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたときセットするフラグを記憶する第2の記
    憶手段と、 前記搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の計数
    が中断されたとき、前記収納部、前記一時集積手段内の
    全ての現金を前記収納部にセットし直して現金の再計数
    を開始するよう操作案内を行う操作案内手段と、 この操作案内手段を受けて、前記指示手段で現金の計数
    が指示されたとき、前記収納部にセットされた現金の再
    計数を行う再計数手段と、 前記指示手段で指示された現金の計数が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記収納部に収
    納された現金の枚数として確定し、その確定枚数値を記
    憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    の集積枚数値を更新する第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている集積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記収納部に収納された現金の枚数として確定
    し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4の記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    の集積枚数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 を具備したことを特徴とする現金処理装置。
  9. 【請求項9】 入金部から1枚ずつ供給される現金の少
    なくとも種類を判別する判別手段と、 この判別手段で判別された現金を前記判別手段の判別結
    果に応じて種類別に区分して収納する収納手段と、 この収納手段に種類別に収納された現金の種類別の回収
    を指示する指示手段と、 この指示手段で回収が指示されると、前記収納手段から
    前記指示手段で指示された種類の現金を取出し、現金を
    施封するための一時集積手段に搬送する回収搬送手段
    と、 前記指示手段で現金の回収が指示されると、前記回収搬
    送手段で前記一時集積手段に搬送される現金の枚数を計
    数する計数手段と、 枚数の確定した前記一時集積手段に集積されている現金
    の集積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記回収搬送手段の異常により、現金の枚数の計数が中
    断されたときセットするフラグを記憶する第2の記憶手
    段と、 前記回収搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の
    計数が中断されたとき、前記計数手段の計数値を初期化
    する初期化手段と、 前記指示手段で指示された現金の回収が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記収納手段に
    収納された現金の枚数として確定し、その確定枚数値を
    記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    のする第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている集積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記収納手段に収納された現金の枚数として確定
    し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1の
    記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、その
    集積毎数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 前記一時集積手段に集積された現金を所定枚数毎に施封
    する施封手段と、を具備したことを特徴とする現金処理
    装置。
  10. 【請求項10】 入金部から1枚ずつ供給される現金の
    少なくとも種類を判別する判別手段と、 この判別手段で判別された現金を前記判別手段の判別結
    果に応じて種類別に区分して収納する収納手段と、 この収納手段に種類別に収納された現金の種類別の回収
    を指示する指示手段と、 この指示手段で回収が指示されると、前記収納手段から
    前記指示手段で指示された種類の現金を取出し、現金を
    施封するための一時集積手段に搬送する回収搬送手段
    と、 前記指示手段で現金の回収が指示されると、前記回収搬
    送手段で前記一時集積手段に搬送される現金の枚数を計
    数する計数手段と、 枚数の確定した前記一時集積手段に集積されている現金
    の集積枚数値を記憶する第1の記憶手段と、 前記回収搬送手段の異常により、現金の枚数の計数が中
    断されたときセットするフラグを記憶する第2の記憶手
    段と、 前記回収搬送手段の異常により、前記計数手段の現金の
    計数が中断されたとき、前記収納手段、前記一時集積手
    段内の全ての現金を前記収納手段にセットし直して現金
    の再計数を開始するよう操作案内を行う操作案内手段
    と、 この操作案内手段を受けて、前記指示手段で現金の計数
    が指示されたとき、前記収納手段にセットされた現金の
    再計数を行う再計数手段と、 前記指示手段で指示された現金の回収が終了したとき、
    前記第2の記憶手段に記憶されているフラグの状態を確
    認する確認手段と、 この確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ていないとき、前記計数手段の計数値を前記収納手段に
    収納された現金の枚数として確定し、その確定枚数値を
    記憶する第3の記憶手段と、 この第3の記憶手段で記憶された確定枚数値を前記第1
    の記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、そ
    のする第1の更新手段と、 前記確認手段で確認した結果、前記フラグがセットされ
    ているとき、前記計数手段の計数値から前記第1の記憶
    手段に記憶されている集積枚数値を減算して、その減算
    結果を前記収納手段に収納された現金の枚数として確定
    し、その確定枚数値を記憶する第4の記憶手段と、 この第4記憶手段に記憶された確定枚数値を前記第1の
    記憶手段に記憶されている集積枚数値に加算して、その
    集積毎数値を更新する第2の更新手段と、 前記第3、第4の記憶手段で記憶された確定枚数値を出
    力する出力手段と、 前記一時集積手段に集積された現金を所定枚数毎に施封
    する施封手段と、を具備したことを特徴とする現金処理
    装置。
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