JP7204255B1 - 丁合機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数種類の新聞紙を取り扱う必要がある場合における作業効率を向上できる丁合機を提供すること。【解決手段】丁合機は、設定部と、制御部とを有する。設定部は、複数の紙葉類の配達順のデータの入力を受けて、丁合機構における複数の紙葉類の排出順を設定する。制御部は、複数の給紙棚に投入された複数の紙葉類を排出順に従って給紙棚から取得し、取得した紙葉類を排出順に従って排出口から排出する組み込み動作を実施するように丁合機構を制御する。【選択図】図3

Description

本実施形態は、丁合機に関する。
丁合機は、複数の種類の異なる紙葉類を重ね合わせて紙束を形成する装置である。このような丁合機は、例えば新聞紙の間に挟む折り込みチラシの丁合に用いられている。このような折り込みチラシが挟み込まれた新聞は、新聞紙の購読者の元に配達される。
特開2014-91604号公報
近年、1つの新聞配達店舗が複数種類の新聞紙の配達をするケースが増加してきている。この場合、新聞配達店舗では、新聞紙の配達者が配達する複数種類の新聞を配達順に重ねる作業が必要になる。従来のこの作業は手作業で行われているため、効率が悪い。
本実施形態は、複数種類の新聞紙を取り扱う必要がある場合における作業効率を向上できる丁合機を提供することを目的とする。
一態様の丁合機は、複数新聞紙の配達順のデータの入力を受けて、丁合機構における前記複数新聞紙の排出順を設定する設定部と、複数の給紙棚に投入された複数の新聞紙を排出順に従って給紙棚から取得し、取得した新聞紙の束を含んでなる丁合束を排出順に従って排出口から排出する組み込み動作を実施するように丁合機構を制御する制御部とを具備し、設定部は、排出口から排出された丁合束を包装するか否かに応じて排出順を変更する。
本実施形態によれば、複数種類の新聞を取り扱う必要がある場合における作業効率を向上できる丁合機を提供することができる。
図1は、実施形態に係る丁合機の外観を示す概略斜視図である。 図2は、丁合機構を示す概略図である。 図3は、丁合機の構成を示すブロック図である。 図4は、丁合機のメインの動作を示すフローチャートである。 図5は、組み込み処理について示すフローチャートである。 図6は、配達順データの一例を示す図である。 図7は、マッピング結果の確認画面の一例を示す図である。 図8は、折り込み銘柄選択画面の例を示す図である。 図9は、組み込み銘柄選択画面の例を示す図である。 図10は、区切り紙の使用確認画面の一例を示す図である。 図11は、使用棚選択画面の一例を示す図である。 図12は、組み込み設定画面としての包装の使用確認画面の一例を示す図である。 図13は、給紙棚の設定の確認画面の一例を示す図である。 図14は、決定された排出順に基づいて生成される排出順データの一例を示す図である。 図15は、組み込み動作について示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。図1は、実施形態に係る丁合機1の外観を示す概略斜視図である。丁合機1は、紙葉類を丁合する。実施形態における紙葉類は、例えば折り込みチラシを含む。さらに、実施形態における紙葉類は、新聞紙を含む。以下の説明では、丁合機1における丁合束の排出方向が丁合機1の前方であるとする。Y方向は、丁合機1の前後方向に沿っている。Y方向の正方向は、前方向である。X方向は、丁合機1を前方から見たときの左右方向となる方向である。X方向の正方向は、右方向である。Z方向は、丁合機1を前方から見たときの上下方向となる方向である。Z方向の正方向は、上方向である。X方向、Y方向、Z方向は、図2においても同様に設定されているものとする。
丁合機1は、丁合機構10を有する。丁合機1は、新聞紙供給機構(インサータ)、折り込み及び搬送機構(コンベア)、昇降機構(リフター)といった各種機構と組み合わせて用いられてもよい。これらの機構と組み合わせて用いられることにより、丁合機1は、例えば丁合した折り込みチラシを供給機構から供給された新聞紙に挟んで搬送するという一連の動作をすることもできる。
丁合機構10は、複数の給紙棚を有している。丁合機構10は、丁合設定及び組み込み設定等に従って給紙棚から給紙された紙葉類を重ね合わせて排出する機構である。組み込み設定は、複数種類の新聞紙を重ねて複数種類の新聞紙の束を生成する際の各種の設定である。組み込み設定については後で詳しく説明する。
以下、丁合機構10についてさらに説明する。図2は、丁合機構10を示す概略図である。
丁合機構10は、Z方向に長い略直方体形状の筐体11を有する。筐体11のY方向に沿った前面側(図示左側)及び背面側(図示右側)には、Z方向に並んだ複数段の給紙棚12が設けられている。以下、前面側の段の給紙棚12を前段の給紙棚12、背面側の給紙棚12を後段の給紙棚12と言う。それぞれの給紙棚12は、筐体11の内側下方に向けて傾斜するように取り付けられている。それぞれの給紙棚12には、複数枚の紙葉類が重ねて投入される。実施形態では、紙葉類として例えば積み重ねられた状態の複数部の新聞紙が投入され得る。全ての給紙棚に異なる種類の新聞紙が投入されてもよいし、複数の給紙棚に同じ種類の新聞紙が投入されてもよい。さらには、新聞紙によってはチラシの折り込みが必要となる場合がある。この場合において、給紙棚12には、紙葉類として複数枚のチラシが投入されてもよい。後で説明するように、チラシについては、新聞紙供給機構(インサータ)から投入される新聞紙に折り込まれる。また、筐体11の前方側の最下段にある給紙棚12aは、折り紙を投入するための給紙棚である折り段として割り当てられている。ここで、紙葉類が投入される給紙棚には番号がつけられている。給紙棚の番号と投入される紙葉類の種類とは丁合機1の設定画面等において対応付けされ得る。
筐体11の中には、筐体11の中心を通ってZ方向に延びた搬送パス13が設けられている。搬送パス13は、前段の給紙棚12と後段の給紙棚12の間でXZ平面に沿って設けられている。つまり、それぞれの給紙棚12から所定のタイミングで取り出された紙葉類は搬送パス13へ送り込まれて互いに重ねられる。そして、重なった状態の複数の紙葉類は搬送パス13を介して下方へ搬送される。搬送パス13には、複数組の搬送ローラ対14が設けられている。搬送ローラ対14は、重なった状態の複数の紙葉類を挟持しつつ搬送する。
それぞれの給紙棚12の傾斜方向の下端側、すなわち搬送パス13に近い中心寄りの端部には、それぞれ、第1給紙ローラ15及び第2給紙ローラ16が設けられている。第1給紙ローラ15は、給紙棚12から搬送された複数の紙葉類のうちの最上端の紙葉類に接触するように配置されている。第2給紙ローラ16は、第1給紙ローラ15よりも紙葉類の給紙方向の下流側に設けられている。さらに、第2給紙ローラ16よりも紙葉類の取り出し方向の下流側には、送りローラ対18が設けられている。
第1給紙ローラ15は、給紙棚12の上に投入された複数の紙葉類のうちの最も上の1枚又は1部の紙葉類に接触して回転し、最上端の紙葉類を送りローラ対18まで送り込む。第2給紙ローラ16は、捌き板17に次以降の1枚又1部の紙葉類の先端を押し付けることで次以降の紙葉類が送りローラ対まで送り込まれることを防止する。つまり、給紙棚12から給紙された紙葉類は、1枚又は1部ずつ、送りローラ対18に送り込まれる。送りローラ対18は、搬送パス13へ紙葉類を送り込む。
搬送パス13の下端には、折りローラ対19が配置されている。折りローラ対19は、そのニップが搬送パス13の延長線上に位置する姿勢で設けられている。この構成により、搬送パス13を介して下方へ搬送された複数の紙葉類は、折りローラ対19のニップへ送り込まれる。
折り紙を給紙するための給紙棚12aの給紙方向の下流側(図示右側)には、送りローラ対18aが設けられている。送りローラ対18aは、給紙棚12aから投入された折り紙を折りローラ対19の上方へ送り込む。また、給紙棚12aの給紙方向の先端には、係止部20が設けられている。係止部20は、折り紙の給紙方向の中央位置が折りローラ対19のニップに対向する位置で折り紙を停止させる。折りローラ対19の斜め上方には、折り込みナイフ21が配置されている。折り込みナイフ21は、折りローラ対19のニップに向けて折り紙の中央部を押し込む。
このような構成により、それぞれの給紙棚12から投入された紙葉類は、搬送パス13で重ねられて折りローラ対19のニップへ送り込まれる。この時点で予め給紙された折り紙の中央は、折り込みナイフ21によって折り込まれている。そして、重なった状態で搬送パス13を介して搬送された複数の紙葉類は、折り紙の中央に押し込まれ、折りローラ対19の回転によって折り紙の間に挟み込まれる。折りローラ対19を通過して2つ折りにされた紙葉類の束、すなわち折り紙の間に複数の紙葉類を挟んで構成される丁合束は、搬送ベルト22へ受け渡されて排出ローラ対23を介して筐体11の前面側に設けられた排出口24から排出される。このようにして丁合束が生成される。実施形態における丁合束は、複数部の新聞紙が重ねられて構成され得る。
さらに、丁合機構10の筐体11には、インタフェース装置としての操作パネル11aが設けられている。操作パネル11aは、例えば表示素子を備えたタッチパネルである。ユーザは、操作パネル11aを操作して丁合機1に関する設定を行う。
図3は、丁合機1の構成を示すブロック図である。図3の丁合機1は、主制御回路101と、副制御回路102、103、104、105と、表示器106と、操作スイッチ類107と、通信モジュール108とを有している。また、図3の丁合機1では、丁合機構10に加えて、新聞紙供給機構30と、折り込み及び搬送機構40と、昇降機構50とが組み合わせて用いられる例が示されている。新聞紙供給機構30は、積み重ねられた状態で投入された複数部の新聞紙を1部ずつ折り込み及び搬送機構40に投入する機構である。新聞紙供給機構30に投入される新聞紙は、チラシの折り込みが必要な新聞紙であり得る。折り込み及び搬送機構40は、新聞紙供給機構30から投入された新聞紙に丁合機構10で丁合されたチラシを折り込み、チラシが折り込まれた新聞紙を昇降機構50に搬送する機構である。また、折り込み及び搬送機構40は、新聞紙供給機構30から新聞紙が投入されることなく丁合機構10で丁合された新聞紙を昇降機構50に搬送する機構でもある。昇降機構50は、折り込み及び搬送機構40から搬送された新聞紙を昇降させる機構である。新聞紙供給機構30、折り込み及び搬送機構40、昇降機構50以外の機構等が丁合機1と組み合わせて用いられてもよい。
主制御回路101は、副制御回路102、103、104、105の制御を含む丁合機1の全体の動作を制御する回路である。主制御回路101は、例えばプロセッサ及びメモリにより構成される。主制御回路101のプロセッサは、メモリに記憶されている制御アプリケーションプログラムに従って丁合機1の動作を制御する。例えば、主制御回路101は、複数の紙葉類の配達順のデータの入力を受けて、丁合機構における複数の紙葉類の排出順を設定する設定部として動作し得る。また、主制御回路101は、複数の給紙棚に投入された複数の紙葉類を排出順に従って給紙棚から取得し、取得した紙葉類を排出順に従って排出口から排出するように丁合機構10を制御する制御部としても動作し得る。プロセッサは、例えばCPUであるが、必ずしもCPUとして構成される必要はない。また、主制御回路101は、ASIC等のハードウェアロジック回路として構成されていてもよい。また、プロセッサは、必ずしも単一のプロセッサで構成されている必要はなく、複数のプロセッサで構成されていてもよい。
副制御回路102は、丁合機構10に接続される。副制御回路102は、主制御回路101の下で丁合機構10の動作を制御する専用回路である。副制御回路102は、主制御回路101とは別にプロセッサ及びメモリを有していてもよいし、有していなくてもよい。
副制御回路103は、新聞紙供給機構30に接続される。副制御回路103は、主制御回路101の下で新聞紙供給機構30の動作を制御する専用回路である。副制御回路103は、主制御回路101とは別にプロセッサ及びメモリを有していてもよいし、有していなくてもよい。
副制御回路104は、折り込み及び搬送機構40に接続される。副制御回路104は、主制御回路101の下で折り込み及び搬送機構40の動作を制御する専用回路である。副制御回路104は、主制御回路101とは別にプロセッサ及びメモリを有していてもよいし、有していなくてもよい。
副制御回路105は、昇降機構50に接続される。副制御回路105は、主制御回路101の下で昇降機構50の動作を制御する専用回路である。副制御回路105は、主制御回路101とは別にプロセッサ及びメモリを有していてもよいし、有していなくてもよい。
ここで、丁合機1は、副制御回路102、103、104、105以外の副制御回路を有していてもよい。
表示器106は、LED及び操作パネル11aの液晶ディスプレイ等の、丁合機1の各種の状態を表示するための表示器である。例えば、表示器106は、丁合機1の電源がオンであることを示す表示をするための表示器を有する。また、表示器106は、各種の丁合回数を表示するためのカウンタを表示するための表示器を有する。丁合回数は、丁合動作の際の丁合された紙葉類の総数、残りの紙葉類の数といった情報を含む。また、表示器106は、各種の設定画面を表示するための表示器を有する。各種の設定は、段毎の紙葉類の設定、地域及び区域の設定等を含む。また、各種の設定は、組み込み動作の設定を含む。また、表示器106は、各種のエラーを報知するための表示器を有する。
操作スイッチ類107は、丁合機1に設けられる各種のスイッチ及び前述した操作パネル11aを含む。例えば、操作スイッチ類107のスイッチは、丁合機1の電源スイッチを含む。また、例えば、操作スイッチ類107は、各種のモードスイッチを含む。モードスイッチは、丁合機1のモードを特定のモードにするためのスイッチである。特定のモードは、例えば紙葉類の丁合のみをする丁合モード、丁合された丁合束を新聞紙に折り込むモードといった折り込みモードを含む。さらに、実施形態においては、特定のモードは、配達順に従って複数種類の新聞紙を丁合する組み込みモードを含む。操作スイッチ類107は、これらのスイッチ以外のスイッチを含んでもよい。また、操作スイッチ類107の各種のスイッチと同様の操作は、操作パネル11a上でも行われ得る。
通信モジュール108は、丁合機1がサーバ等の外部の機器と通信するための処理回路を含むモジュールである。通信モジュール108は、例えば無線LAN通信に必要な無線通信モジュールを備えている。
以下、丁合機1の動作を説明する。図4は、丁合機1のメインの動作を示すフローチャートである。図4の処理は、主制御回路101によって制御される。
ステップS1において、主制御回路101は、丁合機1の電源をオンするか否かを判定する。例えば、電源スイッチがオンされたとき、丁合機1の電源をオンすると判定される。また、主制御回路101は、通信モジュール108を介して外部からのコマンドの受信の有無を監視し、コマンドの受信が確認されたときに丁合機1の電源をオンすると判定してもよい。ステップS1において、丁合機1の電源をオンすると判定されるまで、主制御回路101は、処理を待機する。ステップS1において、丁合機1の電源をオンすると判定されたとき、処理はステップS2に移行する。
ステップS2において、主制御回路101は、丁合機1の制御アプリケーションプログラムを起動し、例えば操作パネル11aに起動画面を表示させる。起動画面の表示中、主制御回路101は、丁合機1の起動に必要な各種の処理を行う。
起動処理の完了後のステップS3において、主制御回路101は、例えば操作パネル11aにメイン画面を表示する。メイン画面では、ユーザは、丁合機1の丁合動作や組み込み動作を開始させたり、丁合動作中の各種の状態を確認したりすることができる。また、メイン画面から、ユーザは、種々の設定画面を表示させることができる。
ステップS4において、主制御回路101は、丁合動作を実施するか否かを判定する。例えば、メイン画面において操作パネル11aの操作等によって丁合動作の設定又は開始が指示されたときには丁合動作を実施すると判定される。一方、メイン画面において組み込み動作の設定又は開始が指示された場合には組み込み動作を実施すると判定される。ステップS4において、丁合動作を実施すると判定されたときには、処理はステップS5に移行する。ステップS4において、丁合動作を実施しないと判定されたときには、処理はステップS11に移行する。
丁合動作を実施すると判定された場合のステップS5において、主制御回路101は、丁合動作に係る設定を実施するか否かを判定する。例えば、操作パネル11aの操作等によって丁合動作に係る設定が指示されたときには丁合動作に係る設定を実施すると判定される。ステップS5において、丁合動作に係る設定が指示されたと判定されたときには、処理はステップS6に移行する。ステップS5において、丁合動作に係る設定が指示されていないと判定されたときには、処理はステップS7に移行する。
ステップS6において、主制御回路101は、指示に従って丁合動作に係る設定をする。例えば、主制御回路101は、指示に従って、段毎の紙葉類の設定、地域及び区域の設定、動作モードの設定等をする。また、主制御回路101は、必要に応じて、副制御回路102、103、104、105の設定もする。また、設定に際して、主制御回路101は、必要に応じて例えば操作パネル11aに表示される設定画面を遷移させることも行う。丁合動作に係る設定の後、処理はステップS7に移行する。
ステップS7において、主制御回路101は、丁合動作の開始が指示されたか否かを判定する。ステップS7において、丁合動作の開始が指示されたと判定されたときには、処理はステップS8に移行する。ステップS7において、丁合動作の開始が指示されていないと判定されたときには、処理はステップS10に移行する。
ステップS8において、主制御回路101は、現在の設定に従って丁合動作を実行する。例えば、丁合機1の設定が丁合のみをする設定であるときには、主制御回路101は、副制御回路102を制御して丁合機構10による丁合動作を実行させる。一方、丁合機1の設定が丁合及び折り込みをする設定であるときには、主制御回路101は、副制御回路102、103、104を制御して丁合機構10と新聞紙供給機構30と折り込み及び搬送機構40を連動させつつ、丁合動作を実行させる。
ステップS9において、主制御回路101は、丁合動作が完了したか否かを判定する。例えば、指定の数の丁合束の丁合が完了した場合又は指定の数の丁合束の新聞紙への折り込みが完了した場合に丁合動作が完了したと判定される。ステップS9において、丁合動作が完了していないと判定されたときには、処理はステップS8に戻る。ステップS9において、丁合動作が完了したと判定されたときには、処理はステップS10に移行する。
ステップS10において、主制御回路101は、丁合機1の電源をオフするか否かを判定する。例えば、電源スイッチがオフされたとき又は電源のオフのコマンドが受信されたとき、丁合機1の電源をオフすると判定される。ステップS10において、丁合機1の電源をオフしないと判定されたとき、処理はステップS4に戻る。ステップS10において、丁合機1の電源をオフすると判定されたとき、図4の処理は終了する。
組み込み動作を実施すると判定された場合のステップS11において、主制御回路101は、組み込み処理を実施する。組み込み処理の後、処理はステップS10に移行する。以下、組み込み処理について説明する。
図5は、組み込み処理について示すフローチャートである。実施形態における組み込み処理は、紙葉類として、複数の異なる種類の新聞紙を丁合する一連の動作のための処理である。後で説明するが、組み込み処理においては、給紙棚12にはチラシだけでなく、新聞紙も投入される。
ステップS101において、主制御回路101は、組み込み動作に係る設定を実施するか否かを判定する。例えば、操作パネル11aの操作等によって組み込み動作に係る設定が指示されたときには組み込み動作に係る設定を実施すると判定される。ステップS101において、組み込み動作に係る設定が指示されたと判定されたときには、処理はステップS102に移行する。ステップS101において、組み込み動作に係る設定が指示されていないと判定されたときには、処理はステップS113に移行する。
ステップS102において、主制御回路101は、データの入力があるか否かを判定する。実施形態では、例えば予め作成されている配達順データを取り込むことによって組み込み動作のための設定が行われる。ステップS102においては、取り込み用のデータがユーザによって入力されたか否かが判定される。ステップS102においては、取り込み用のデータが入力されるまで待機する。ステップS102において、データの入力があったと判定されたときには、処理はステップS103に移行する。
図6は、配達順データの一例を示す図である。配達順データは、例えばCSV(Comma Separated Value)等の各種のフォーマットのデータでよい。配達順データは、丁合機1が設置される新聞配達店舗において管理されていてもよいし、新聞配達店舗のデータを集中管理するサーバ等で管理されていてもよい。さらには、配達順データは、新聞配達店舗等とは別途に構築されたクラウドサーバにおいて管理されてもよい。配達順データは、例えば「配達店舗名称」、「配達区域名称」、「配順路」、「読者名」、「銘柄名」、「部」の項目を含む。これらの名称は、新聞配達店舗又はサーバにおいて適宜に決められていてよい。「配達店舗名称」は、新聞配達店舗の名称である。「配達店舗名称」は、丁合機1が設置されていない新聞配達店舗の名称を含んでいてもよい。「配達区域名称」は、対応する新聞配達店舗が新聞紙の配達をする区域の名称である。「配達区域名称」は、丁合機1が設置されていない新聞配達店舗の配達区域の名称を含んでいてもよい。「配順路」は、対応する新聞配達店舗の新聞紙の配達の順路である。「配順路」によって配達順が特定される。「配達区域名称」も、丁合機1が設置されていない新聞配達店舗の配順路を含んでいてもよい。「読者名」は、対応する配順路における新聞の読者の氏名である。「銘柄名」は、対応する配順路において配達する新聞紙の銘柄名である。「部」は、対応する配順路において配達する新聞紙の部数である。配達順データは、これら以外の情報を含んでいてもよい。
ステップS103において、主制御回路101は、入力された配達順データの項目と丁合機1に予め設定されている組み込み動作の設定のために必須となる項目とをマッピングする。例えば、主制御回路101は、入力された配達順データの項目を認識し、認識した項目と類似している項目を対応付ける。このようなデータのマッピングの後、主制御回路101は、マッピング結果の確認画面を例えば操作パネル11aに表示する。なお、配達順データにおける各項目が丁合機1に設定されている各項目と対応していることが保証されている場合、マッピングの処理は不要である。
図7は、マッピング結果の確認画面の一例を示す図である。図7に示すように確認画面は、必須情報表示領域201と、取り込みデータ名表示領域202とを含む。さらに、確認画面は、OKボタン203を含む。
必須情報表示領域201は、組み込み動作の設定に必須となる項目の一覧を表示するための領域である。図7では、必須情報表示領域201には、一例として、「区域名称」、「順路」、「読者名」、「銘柄名」、「部数」の項目が表示された例が示されている。
取り込みデータ名表示領域202は、配達順データから取り込まれた項目の一覧を表示するための領域である。主制御回路101は、組み込み動作の設定に必須となる項目である「区域名称」、「順路」、「読者名」、「銘柄名」、「部数」と対応する項目を、読み込んだ配達順データから取り込み、その取り込み結果を取り込みデータ名表示欄202の取り込みデータ名表示欄202aに表示する。例えば、図7では、「区域名称」と対応する項目として「配達区域名称」が、「順路」と対応する項目として「配順路」が、「読者名」と対応する項目として「読者名」が、「銘柄名」と対応する項目として「銘柄名」が、「部数」と対応する項目として「部」が、それぞれ取り込みデータ名表示欄202aに表示された例が示されている。
ステップS104において、主制御回路101は、丁合機1のユーザの操作パネル11aの操作等により、項目の修正があるか否かを判定する。丁合機1のユーザは、必須情報表示領域201のそれぞれの項目と取り込みデータ名表示領域202のそれぞれの項目とを見比べて、項目が正しくマッピングされているか否かを確認する。項目が正しくマッピングされていない場合には、ユーザは、対応する取り込みデータ名表示欄202aに表示されている項目を修正する。例えば、ユーザは、取り込みデータ名表示欄202aとともに表示されたドロップダウンリスト202bから対応付けるべき項目を選択する。または、ユーザは、取り込みデータ名表示欄202aに項目の名称を直接入力する。これらのような操作があった場合に、主制御回路101は、項目の修正があると判定する。ステップS104において、項目の修正があると判定されたときには、処理はステップS105に移行する。ステップS104において、項目の修正がないと判定されたときには、処理はステップS106に移行する。
ステップS105において、主制御回路101は、ユーザの修正の内容に従ってマッピング結果を修正する。これに伴って、主制御回路101は、マッピング結果の確認画面を更新する。その後、処理はステップS106に移行する。
ステップS106において、主制御回路101は、ユーザの操作パネル11aの操作等により、マッピングの処理が完了したか否かを判定する。ユーザは、必須情報表示領域201のそれぞれの項目と取り込みデータ名表示領域202のそれぞれの項目とを見比べて、項目が正しくマッピングされていることを確認した後、OKボタン203を選択する。この場合に、マッピングの処理が完了したと判定される。ステップS106において、マッピングの処理が完了したと判定されたときには、処理はステップS107に移行する。ステップS106において、マッピングの処理が完了していないと判定されたときには、処理はステップS104に戻る。
ステップS107において、主制御回路101は、マッピングの処理の結果に基づいて組み込み設定画面を表示する。
ステップS108において、主制御回路101は、組み込み設定画面内での設定データの入力があったか否かを判定する。ステップS108において、組み込み設定画面内での設定データの入力があったと判定されたときには、処理はステップS109に移行する。ステップS108において、組み込み設定画面内での設定データの入力がないと判定されたときには、処理はステップS107に戻る。
ステップS109において、主制御回路101は、入力された設定データを例えばメモリに記憶する。
ステップS110において、主制御回路101は、対応する組み込み設定画面におけるすべての設定データの入力が完了したか否かを判定する。ステップS110において、組み込み設定画面におけるすべての設定データの入力が完了していないと判定されたときには、処理はステップS107に戻る。この場合、主制御回路101は、次の組み込み設定画面を表示する。ステップS110において、組み込み設定画面におけるすべての設定データの入力が完了したと判定されたときには、処理はステップS111に移行する。
ここで、組み込み設定画面について説明する。図8-図12は、組み込み設定画面の例を示す図である。以下、それぞれの組み込み設定画面について説明する。
図8は、組み込み設定画面としての折り込み銘柄選択画面の例を示す図である。折り込み銘柄は、チラシの折り込みが必要な新聞紙の銘柄である。実施形態では、チラシの折り込みが必要な新聞紙は、新聞紙供給機構30から丁合機構10に投入される。このような新聞紙供給機構30から投入される新聞紙の銘柄名が折り込み銘柄設定画面において設定される。
折り込み銘柄選択画面は、銘柄表示領域204を含む。銘柄表示領域204は、配達順データから取り込まれた銘柄名の一覧を表示するための領域である。それぞれの銘柄名にはチェックボックス204aが設けられている。ユーザは、折り込み銘柄に設定したい銘柄名のチェックボックス204aにチェックを入れることができる。チェックが入れられた銘柄名は例えば太字で表示される。チェックが入れられた銘柄名は、太字表示でなく、色を変えて表示されてもよい。
ユーザは、折り込み銘柄に設定したい銘柄名のチェックボックス204aにチェックを入れ、その後にOKボタン205を選択する。これにより、主制御回路101は、チェックが入れられた銘柄名の情報を折り込み銘柄の設定データとして例えばメモリに記憶させる。その後、主制御回路101は、組み込み設定画面を次の組み込み設定画面である組み込み銘柄選択画面に遷移させる。ここで、折り込み銘柄については必ずしも選択される必要はない。この場合には、ユーザは、チェックボックス204aにチェックを入れずにOKボタン205を選択する。この場合も、主制御回路101は、組み込み設定画面を次の組み込み設定画面である組み込み銘柄選択画面に遷移させる。
また、新聞紙供給機構30の構成によっては、例えば複数種類の新聞紙を丁合機1に投入できないものもある。このような場合において、折り込み銘柄に設定できる数に制限が設けられていてもよい。例えば、新聞紙供給機構30が1種類の新聞紙しか投入できない構成であるときには、折り込み銘柄に設定できる数は1に制限され得る。
図9は、組み込み設定画面としての組み込み銘柄選択画面の例を示す図である。組み込み銘柄は、組み込み動作の対象の新聞紙の銘柄のうち、チラシの折り込みが不要な新聞紙の銘柄である。実施形態では、チラシの折り込みが不要な新聞紙は、給紙棚12から丁合機構10に投入される。このような給紙棚12から投入される新聞紙の銘柄名が組み込み銘柄設定画面において設定される。ここで、組み込み銘柄選択画面は、例えば取り込まれた銘柄名の数が丁合機1の組み込み動作において使用できる給紙棚12の数よりも多いときに表示され得る。取り込まれた銘柄名の数が丁合機1の組み込み動作において使用できる給紙棚12の数以下であるときには、組み込み銘柄選択画面の表示は省略されてよい。
組み込み銘柄選択画面は、銘柄表示領域206を含む。銘柄表示領域206は、配達順データから取り込まれた銘柄名の一覧を表示するための領域である。ここで、組み込み銘柄選択画面における銘柄表示領域206では、折り込み銘柄選択画面において選択された銘柄名は表示されない。また、それぞれの銘柄名にはチェックボックス206aが設けられている。ユーザは、組み込み銘柄に設定したい銘柄名のチェックボックス206aにチェックを入れることができる。チェックが入れられた銘柄名は例えば太字で表示される。チェックが入れられた銘柄名は、太字表示でなく、色を変えて表示されてもよい。
また、組み込み銘柄選択画面は、残り数表示領域207を含む。残り数表示領域207は、組み込み銘柄として選択できる残りの数を表示するための表示領域である。例えば、図9は、組み込み銘柄として選択できる数が「2」である例を示している。この場合、既に2つのチェックボックス206aにチェックが入れられているので、残り数表示領域207には、「0」が表示されている。
ユーザは、組み込み銘柄に設定したい銘柄名のチェックボックス206aにチェックを入れ、その後にOKボタン208を選択する。これにより、主制御回路101は、チェックが入れられた銘柄名の情報を組み込み銘柄の設定データとして例えばメモリに記憶させる。その後、主制御回路101は、組み込み設定画面を次の組み込み設定画面である区切り紙の使用確認画面に遷移させる。ここで、組み込み銘柄は、必ずしも選択できる限界の数だけ選択される必要はない。
図10は、組み込み設定画面としての区切り紙の使用確認画面の一例を示す図である。区切り紙は、同一の読者に配達される新聞紙の区切りを示すために丁合束の間に挿入される紙である。図6で示したように、1人の読者が複数種類の新聞を購読したり、複数部の新聞を購読したりする場合がある。すなわち1人の読者に対して複数の新聞を配達する必要が生じる場合がある。一方で、後で説明する組み込み動作では、配達順に従って給紙棚12又は新聞紙供給機構30から投入される新聞紙が順次に重ねられる。この場合、それぞれの読者に配達すべき新聞紙の区切りの位置が判別できなくなる可能性がある。区切り紙は、配達順において配達先の変更がある区切りの位置に挿入される。
区切り紙の使用確認画面は、するボタン209と、しないボタン210とを含む。するボタン209は、区切り紙を使用する場合に選択されるボタンである。しないボタン210は、区切り紙を使用しない場合に選択されるボタンである。
ユーザは、するボタン209としないボタン210の何れかを選択し、その後にOKボタン211を選択する。これにより、主制御回路101は、区切り紙を使用するか否かを示す情報を設定データとして例えばメモリに記憶させる。その後、主制御回路101は、組み込み設定画面を次の組み込み設定画面である使用棚選択画面に遷移させる。
図11は、組み込み設定画面としての使用棚選択画面の一例を示す図である。使用棚選択画面は、組み込み動作に使用する給紙棚を選択するための画面である。使用棚選択画面は、使用棚選択表示領域212を含む。使用棚選択表示領域212は、図2で示した給紙棚12の概略的な配置を示す給紙棚12の一覧表示を含む。ユーザは、この給紙棚12の一覧表示の中から組み込み動作に使用する給紙棚を選択し得る。ただし、前述したように、給紙棚12のうちの筐体11の前方側の最下段にある給紙棚は、折り紙を投入するための給紙棚である折り段として割り当てられている。したがって、折り段の給紙棚1212aについてはユーザが選択できないように例えば黒塗りで表示される。ユーザは、残りの棚から組み込み動作に使用する給紙棚を選択する。ユーザによって選択された給紙棚1212bについては選択済みであることをユーザに示すために例えば太枠表示される。また、使用棚選択表示領域212は、組み込み動作に使用する給紙棚としての新聞紙供給機構(インサータ)の表示も含む。折り込み銘柄の選択がされている場合には、インサータの箇所が例えば太枠表示される。選択済みであることを示す表示は、太枠表示に限らず、色を変える表示等であってもよい。
また、使用棚選択画面は、残り数表示領域213を含む。残り数表示領域213は、使用棚として使用できる残りの数を表示するための表示領域である。残り数表示領域213の初期値は、例えば、組み込み銘柄選択画面において選択された組み込み銘柄の数と、区切り紙の使用の有無と、折り込み銘柄において折り込まれるチラシの種類とに応じて決められてよい。例えば、選択された組み込み銘柄の数が「2」、区切り紙を「使用する」、チラシの種類が「3種類」であるとき、使用できる給紙棚の数は「6」に設定されてよい。また、残り数表示領域213の初期値は、組み込み銘柄選択画面において選択された組み込み銘柄の数と、区切り紙の使用の有無と、折り込み銘柄において折り込まれるチラシの種類の和よりも大きい数に設定されていてもよい。図11は、使用できる給紙棚の数が「6」の例を示している。この場合、既に3つの給紙棚が選択されているので、残り数表示領域213には、「3」が表示される。
ユーザは、使用棚に設定したい給紙棚を選択し、その後にOKボタン214選択する。これにより、主制御回路101は、選択された給紙棚の情報を設定データとして例えばメモリに記憶させる。その後、主制御回路101は、組み込み設定画面を次の組み込み設定画面である包装の使用確認画面に遷移させる。給紙棚は、必ずしも選択できる限界の数だけ選択される必要はない。
図12は、組み込み設定画面としての包装の使用確認画面の一例を示す図である。例えば、雨天時の配達の際には雨滴によって新聞紙が濡れてしまうことがあり得る。この雨滴の進入が、新聞紙を包装フィルムで包装することによって抑制される。ここで、新聞紙を包装する包装機に新聞紙が投入される場合、丁合機1からの新聞紙の排出順と包装機への新聞紙の投入順とが逆順になる。したがって、丁合機1から排出された新聞紙がそのまま包装機へ投入されると、同一人に配達される新聞紙毎の包装が正しく行われなくなる。したがって、組み込み動作の際には、包装の使用の有無によって丁合機1からの新聞紙の排出順が変更される。
包装の使用確認画面は、するボタン215と、しないボタン216とを含む。するボタン215は、包装を使用する場合に選択されるボタンである。しないボタン216は、舗装を使用しない場合に選択されるボタンである。
ユーザは、するボタン215としないボタン216の何れかを選択し、その後にOKボタン217を選択する。これにより、主制御回路101は、包装を使用するか否かを示す情報を設定データとして例えばメモリに記憶させる。これにより、組み込み設定画面におけるすべての設定データの入力が完了し、処理はステップS111に移行する。
ここで、図4の説明に戻る。ステップS111において、主制御回路101は、設定データに基づき給紙棚の設定をする。例えば、主制御回路101は、新聞紙供給機構(インサータ)に投入されるべき銘柄としてメモリに記憶されている組み込み銘柄を割り当てる。さらに、主制御回路101は、使用すると選択された給紙棚に折り込みチラシを割り当てる。折り込み銘柄の新聞紙に折り込まれるチラシは、丁合動作において設定されたものであってもよいし、例えば折り込み銘柄選択画面において新たに設定されたものであってもよい。また、主制御回路101は、使用すると選択された給紙棚に投入されるべき銘柄としてメモリに記憶させている組み込み銘柄を割り当てる。さらに、区切り紙が使用されるときには、主制御回路101は、使用すると選択された給紙棚に区切り紙を割り当てる。また、1つの給紙棚で必要な枚数又は部数の紙葉類を投入しきれない場合、主制御回路101は、複数の給紙棚に割り当てをしてもよい。このような給紙棚の設定の後、主制御回路101は、給紙棚の設定の確認画面を表示する。図13は、給紙棚の設定の確認画面の一例を示す図である。給紙棚の設定の確認画面は、給紙棚設定表示領域218を含む。給紙棚設定表示領域218は、使用すると選択された給紙棚への割り当ての表示を含む。
ステップS112において、主制御回路101は、組み込み動作に係る設定が完了したか否かを判定する。ユーザは、給紙棚設定表示領域218に表示された給紙棚の設定に従って新聞紙及び折り込みチラシを給紙棚に投入する。そして、給紙棚設定表示領域218に表示された給紙棚の設定通りに新聞紙及び折り込みチラシを投入し終えた後、OKボタン219を選択する。このとき、主制御回路101は、組み込み動作に係る設定が完了したと判定する。ステップS112において、組み込み動作に係る設定が完了したと判定されるまで、主制御回路101は、処理を待機する。ステップS112において、組み込み動作に係る設定が完了したとき、処理はステップS113に移行する。
ステップS113において、主制御回路101は、丁合機構10からの排出順を設定する。その後、処理はステップS101に戻る。図14は、決定された排出順に基づいて生成される排出順データの一例を示す図である。排出順は、通常は、例えば配達順の逆順で決められる。また、配達順は、「順路」によって特定される。ここで、組み込み銘柄選択画面において選択されていない新聞紙についての排出順の設定は省略される。
図14では、読者Aへの配達順が最も先で、読者Dへの配達順が最も後の例である。丁合機構10は、投入された順で紙葉類を重ねていく。このため、最も先に投入された紙葉類は最も底になる。したがって、配達順通りに新聞紙が投入されてしまうと、最も先に配達されるべき新聞紙が最も底になる。これに対し、排出順が配達順の逆順で決められることにより、最も先に配達されるべき新聞紙が最も上になった状態で排出される。これにより、新聞紙の配達者は、新聞紙の配達がしやすい。
ここで、区切り紙を使用する設定となっているときには、区切り紙の排出順も併せて決められる。前述したように、区切り紙の排出順は、区切りの位置に相当する排出順である。図14では、1、3、6、10、12番目が区切り紙の排出順である。最初である1番目と最後である12番目の区切り紙の排出は省略されてもよい。区切り紙が挿入されている場合、新聞紙の配達者は、区切り紙によって配達する新聞紙の区切りを判別し得る。また、ユーザは、包装機へ投入する新聞紙の区切りを判別し得る。
また、包装を使用する設定となっているときには、図14で示したのとは逆に排出順は、例えば配達順と同順で決められる。この場合、ユーザは、包装機への新聞紙の束の投入をしやすい。なお、区切り紙が挿入されている場合、新聞紙の配達者は、区切り紙によって包装機に投入する新聞紙の区切りを判別し得る。つまり、包装は、同一人に配達される新聞紙毎に行われ得る。
ここで図4の説明に戻る。ステップS114において、主制御回路101は、組み込み動作の開始が指示されたか否かを判定する。ステップS114において、組み込み動作の開始が指示されたと判定されたときには、処理はステップS115に移行する。ステップS114において、組み込み動作の開始が指示されていないと判定されたときには、処理はステップS116に移行する。
ステップS115において、主制御回路101は、現在の設定に従って組み込み動作を実行する。以下、組み込み動作について説明する。図15は、組み込み動作について示すフローチャートである。
ステップS201において、主制御回路101は、排出順データを参照し、次の排出順が区切り紙であるか否かを判定する。ステップS201において、次の排出順が区切り紙であると判定されたときには、処理はステップS202に移行する。ステップS201において、次の排出順が区切り紙でないと判定されたときには、処理はステップS203に移行する。
ステップS202において、主制御回路101は、区切り紙に割り当てられている給紙棚12から区切り紙が投入されるように副制御回路102を介して丁合機構10を制御する。丁合機構10は、給紙棚12から投入された区切り紙を排出口24から排出する。折り込み及び搬送機構40は、区切り紙を昇降機構50に搬送する。その後、処理はステップS206に移行する。
ステップS203において、主制御回路101は、排出順データを参照し、次の排出順が折り込み銘柄の新聞紙であるか否かを判定する。ステップS203において、次の排出順が折り込み銘柄の新聞紙であると判定されたときには、処理はステップS204に移行する。ステップS203において、次の排出順が折り込み銘柄でない、すなわち組み込み銘柄の新聞紙であると判定されたときには、処理はステップS205に移行する。
ステップS203において、主制御回路101は、折り込みチラシが割り当てられているそれぞれの給紙棚から折り込みチラシが順次に投入されるように副制御回路102を介して丁合機構10を制御する。これと同期して主制御回路101は、新聞紙供給機構30から新聞紙が搬送されるように副制御回路102を介して新聞供給機構30を制御する。丁合機構10は、給紙棚12から投入された折り込みチラシを排出口24から順次に排出する。折り込み及び搬送機構40は、新聞紙供給機構30から投入された新聞紙に丁合機構10で丁合されたチラシを折り込み、チラシが折り込まれた新聞紙を昇降機構50に搬送する。その後、処理はステップS206に移行する。
ステップS205において、主制御回路101は、次の排出順の組み込み銘柄の新聞紙が割り当てられている給紙棚から1部の新聞紙が投入されるように副制御回路102を介して丁合機構10を制御する。丁合機構10は、給紙棚12から投入された新聞紙を排出口24から排出する。折り込み及び搬送機構40は、新聞紙を昇降機構50に搬送する。その後、処理はステップS206に移行する。
ステップS206において、主制御回路101は、組み込み動作が完了したか否かを判定する。例えば、排出順データに含まれるすべての紙葉類の排出が完了したときに組み込み動作が完了したと判定される。ステップS206において、組み込み動作が完了していないと判定されたときには、処理はステップS201に戻る。ステップS206において、組み込み動作が完了したと判定されたときには、主制御回路101は、図15の処理を終了する。
以上説明したように実施形態によれば、複数の種類の新聞紙が配達順に従って丁合される。このため、新聞配達店舗において複数の新聞紙を配達順に重ねる作業は不要である。また、新聞紙の配達者は、丁合された新聞紙の束から順に新聞紙を取っていくだけで配達をすることができる。これにより、複数の新聞紙を取り扱う必要がある場合における作業効率が向上する。また、実施形態では、既存の丁合機に設けられた機構を利用して組み込み動作が行われ得る。つまり、組み込みモードのための専用の機構等の製造が省略され得る。
また、実施形態によれば配達順において配達先の変更がある区切りの位置には区切り紙が挿入される。区切り紙により、配達者は、配達順の区切りを判別でき、これによって同一人が複数部又は複数種類の新聞紙を購読している場合であっても正しく新聞紙を配達することができる。また、区切り紙により、新聞紙の束は正しく包装機に投入され得る。また、実施形態によれば包装の使用の有無によって丁合機構10からの紙葉類の排出順が変更される。これにより、包装が使用された場合であっても新聞紙は読者毎に包装される。また、包装機から排出される新聞紙の束は配達順に重ねられる。
[変形例]
以下、実施形態の変形例を説明する。実施形態では、排出順データを生成するための配達順データの入力は、予め用意された配達順データの取り込みによって行われている。これに対し、排出順データを生成するためのデータ入力は、すべて手作業で入力されてもよい。この場合、マッピングの処理は不要である。
また、実施形態では、包装の使用の有無によって配達順の変更の有無が決められている。前述したように、包装が使用されるのは例えば雨天のときである。したがって、例えば、雨天のときに配達順が変更されるといったように気象条件に応じて配達順の変更の有無が決められてもよい。この場合の気象条件の入力は、ユーザの手作業による入力であってもよいし、丁合機と通信可能なサーバが天気予報サイト等から取得したものによる入力であってもよい。
また、前述したそれぞれの組み込み設定画面は、一例であって適宜に変更され得る。さらに実施形態では、それぞれの組み込み設定画面は、例えば操作パネル11aに表示されるとされている。これに対し、それぞれの組み込み設定画面は、丁合機1とは別体の表示装置に表示されてもよい。例えば、組み込み設定画面は、丁合機1と通信できるスマートフォン等の端末の表示装置に表示されてもよい。
また、前述した実施形態では、組み込み動作の対象となる紙葉類として新聞紙が挙げられている。組み込み動作の対象となる紙葉類は、新聞紙に限定されるものではない。例えば、組み込み動作の対象となる紙葉類は、比較的に薄いものであれば冊子、カタログ等であってもよい。
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1 丁合機、2 給紙棚、10 丁合機構、11 筐体、11a 操作パネル、12,12a 給紙棚、13 搬送パス、14 搬送ローラ対、15 第1給紙ローラ、16 第2給紙ローラ、17 捌き板、18,18a 送りローラ対、19 折りローラ対、20 係止部、21 折り込みナイフ、22 搬送ベルト、23 排出ローラ対、24 排出口、30 新聞紙供給機構、40 折り込み及び搬送機構、50 昇降機構、101 主制御回路、102,103,104,105 副制御回路、106 表示器、107 操作スイッチ類、108 通信モジュール。

Claims (9)

  1. 複数新聞紙の配達順のデータの入力を受けて、丁合機構における前記複数新聞紙の排出順を設定する設定部と、
    複数の給紙棚に投入された前記複数の新聞紙を前記排出順に従って前記給紙棚から取得し、取得した新聞紙の束を含んでなる丁合束を前記排出順に従って排出口から排出する組み込み動作を実施するように前記丁合機構を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記設定部は、前記排出口から排出された前記丁合束を包装するか否かに応じて前記排出順を変更する丁合機。
  2. 前記設定部は、
    前記丁合束を包装しないときには、前記配達順と逆順で前記排出順を設定し、
    前記丁合束を包装するときには、前記配達順と同順で前記排出順を設定する、
    請求項に記載の丁合機。
  3. 複数新聞紙の配達順のデータの入力を受けて、丁合機構における前記複数新聞紙の排出順を設定する設定部と、
    複数の給紙棚に投入された前記複数新聞紙を前記排出順に従って前記給紙棚から取得し、取得した新聞紙の束を含んでなる丁合束を前記排出順に従って排出口から排出する組み込み動作を実施するように前記丁合機構を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記設定部は、気象条件の情報を取得し、取得した気象条件の情報に応じて前記排出順を変更する丁合機。
  4. 前記設定部は、
    雨天でないときには、前記配達順と逆順で前記排出順を設定し、
    雨天のときには、前記配達順と同順で前記排出順を設定する、
    請求項に記載の丁合機。
  5. 設定部は、前記配達順において配達先の変更がある区切りの位置に区切り紙の排出順を設定し、
    前記制御部は、前記区切り紙の排出順においては、前記給紙棚から前記区切り紙を取得し、取得した区切り紙を前記排出順に従って前記排出口から排出するように前記丁合機構を制御する、
    請求項1乃至の何れか1項に記載の丁合機。
  6. 前記設定部は、前記複数新聞紙が投入される前記給紙棚を割り当てることをさらに行う請求項1乃至の何れか1項に記載の丁合機。
  7. 前記設定部は、
    前記割り当てに際して使用できる前記給紙棚をユーザに選択させるための設定画面を表示し、
    ユーザによって選択された前記給紙棚の中で前記割り当てを行う請求項6に記載の丁合機。
  8. 前記設定部は、
    前記複数新聞紙の中で、前記組み込み動作の対象とする新聞紙をユーザに選択させるための設定画面を表示し、
    ユーザによって選択された前記組み込み動作の対象とする新聞紙について前記給紙棚を割り当てる請求項又はに記載の丁合機。
  9. 前記設定部は、
    前記複数新聞紙の中で、別の紙葉類の折り込みを要する新聞紙をユーザに選択させるための設定画面を表示し、
    ユーザによって選択された別の紙葉類の折り込みを要する新聞紙については前記給紙棚とは異なる新聞紙の供給機構を割り当てる請求項7乃至の何れか1項に記載の丁合機。
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