JP5493819B2 - 丁合装置及びプログラムとその記録媒体 - Google Patents
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Description
新聞販売店では、担当する地域を複数の地区に分け、配布が必要な部数を地区ごとに分けて管理している場合、その地区ごとに丁合作業を分けて行うことがある。地区ごとに配布が必要な広告が異なる場合があるからである。
このため、複数の地区と、その地区ごとの部数(地区部数)を入力して記憶させ、その地区部数分の丁合が完了すると、一旦停止する丁合装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。
(1) 広告を特定し、その特定広告が必要な地区に丁合作業が至った時、その広告が積載されているか否かを警告表示し、確認操作を行わなければ(「セット確認ボタン」(図29)を押さなければ)丁合が再開されない。即ち、特定広告を含む地区に入る場合は必ずこの作業が必要になり、わずらわしい。
(2) 「セット確認ボタン」は目視の確認を促しているだけで、確認ボタンを押せば、実際にその特定広告の積載を行わなくても、作業が開始できてしまい、ミスを完全に防ぐことができない。
本発明の第1の構成は、給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送給する給紙部を複数有し、各給紙部より送給された用紙を搬送しながら互いに重ねてセットする丁合装置であって、下記(イ)〜(ニ)の各手段を具備することを特徴とする丁合装置である。
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくともいずれか1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付けるとともに、設定した作業グループ全段分の給紙部動作情報を別の作業グループに複写設定することができ、さらに複写先の給紙部動作情報を修正することが可能な入力手段
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくともいずれか1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付ける他、複数グループの一括設定を行うことができ、さらに一括設定した作業グループの給紙部動作情報を作業グループごとに修正することが可能な入力手段。
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくとも1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能であり、さらに各作業グループ毎に、給紙部動作情報が設定済みか、未設定であるかをも記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御するとともに、
給紙部動作情報が設定済みの作業グループの丁合作業が終了して一旦停止した後、未設定の作業グループの丁合作業を開始した場合、その作業グループの丁合作業は、その前に丁合作業を行った作業グループの給紙部動作情報がそのまま複写された給紙部動作情報によって行われるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付ける入力手段。
図1は、本発明を適用した丁合装置の実施例の外観図である。丁合装置1には20台の給紙部2−1〜2−20が左右10段ずつ配置されており、各給紙部に積載された用紙束から1枚ずつ給紙される。左右向い合った給紙部からは同時に給紙され、合わさって中央部分を下へ向って搬送されるようになっている。
1セットに束ねる用紙の種類は少ないがセット部数が多いときは、同じ用紙束を上下連なる2段或いは3段の給紙部に積載し、最初に給紙していた給紙部が空になったら次の給紙部から給紙させるようにする。これが連段給紙部組である。
また、或る給紙部に積載されている用紙束の枚数が求められている丁合セット部数より少ないときは、給紙を平均的に間引きする。例えば、5回に1回は給紙しないようにするということである。これが間引き給紙である。
このような給紙部の動作の設定やその内容の表示は丁合装置1に設けられている操作・表示画面で行われる。
以下、設定と動作に分けて説明する。
まず設定の方は、給紙部使用不使用設定手段16、連段給紙部組設定手段17、間引き給紙設定手段18、1つの作業グループに対して、丁合セット部数をいくらにするかの部数設定手段19、最後に複数ある作業グループをどのような順序で丁合させるか、即ち、或る作業グループは何番目かを設定する順序設定手段20である。
この場合、全作業グループについてどこか相違する部分があるというときには、作業グループ毎にメモリ部を指定して設定することになるが、時には、全作業グループ中で何グループかが同じ内容であるという場合もある。そのようなときには、その中のどれか1つの作業グループのメモリには各設定手段から設定し、あとの作業グループのメモリへは複写設定器14を操作して複写することができるようになっている。これにより手間が省けるという利点がある。
また、全く同じでなく一部だけが異なる場合には、複写した後、異なる部分だけ修正すればよいので、やはり手間が省けることになる。
また、全く同じでなくとも一括設定の後、一部修正する場合でも前述のように手間が省けることは同様である。
スタートスイッチ11をオンにするとスタート信号が丁合装置駆動器9、作業グループ選択器10および部数カウンタ7に送られる。
丁合装置駆動器9にスタート信号が送られると、電源がメインモータその他の各部へ供給され、丁合動作が開始される。スタート信号を受けた作業グループ選択器10は、各作業グループのメモリ部12−1〜12−nの順序記憶部から送られて来ている順序信号に指示された作業グループのメモリ部の順序記憶部以外の各記憶部から給紙部の動作に関する使用不使用情報、連段給紙部組情報、間引き給紙情報及び部数情報を取り出し、使用不使用情報、連段給紙部組情報及び間引き情報は給紙部セレクタ6へ送り、部数情報は比較器8へ送る。給紙部セレクタ6は、給紙部2−1〜2−20の各々へ各給紙部の動作情報を送り、該情報に応じた動作をさせるようにする。
停止後、再びスタートスイッチ11をオンにすると、スタート信号を受けた作業グループ選択器10は入力されている順序信号に従って次の作業グループのメモリ部の各情報を取り出し、以後は前述の動作を繰り返すことになる。
左から縦1列目の番号は作業グループに対応する地区の番号が表示されている。2列目は各地区の設定部数欄である。設定方法は設定したい窓をタッチしてテンキーで数字を入力し「セット」を押すと完了する。3列目の順番の欄は、各地区の丁合を行う順番の設定及び表示である。設定の仕方は部数の場合と同じである。4列目の棚設定の欄は、その地区の丁合についての給紙部動作情報が図2の作業グループのメモリ部に設定されているか否かの表示欄である。タッチして色が変わると設定されていることを示す。
地区は左上に表示され、左右の三角マークを押すことにより地区を切り替えることができる。図4では、1地区となっている。
図中1〜11、12〜22の数字は左右に11段ずつ重なっている給紙部の棚番号を示している。その左右に「連」、「単」、「停」とあるが、「連」は1種類の用紙を「連」と表示された給紙部(「連の親」)とその下の文字のない2段又は3段の給紙部(「連の子」)に積載し、上の段から給紙をし、なくなったら次の段から給紙することを示している。「単」は1種類の用紙はその段の給紙部のみであることを示し、「停」はその段の給紙部は不使用であることを示している。
(イ)「単」棚をタッチした場合:
タッチした棚が最上段の場合、または一つ上の棚が「停」棚の場合は、タッチした棚が「停」棚となる。
一つ上の棚が「単」棚の場合は、タッチした棚が「連の子」棚となり、一つ上の棚は「連の親」棚となる。
一つ上の棚が「連の子」棚の場合は、タッチした棚が「連の子」棚となる。なお「単」棚の一つ上の棚が「連の親」になっている状況はない。
(ロ)「連の親」棚をタッチした場合:
タッチした棚、及び下に続く全ての「連の子」棚が「停」棚となる。
(ハ)「連の子」棚をタッチした場合:
タッチした棚、及び下に続く全ての「連の子」棚が「停」棚となる。また、一つ上の棚が「連の親」棚であった場合は、一つ上の棚は「単」棚となる。
(ニ)「停」棚をタッチした場合:
タッチした棚が「単」棚となる。
図では、12、1000、600が設定されているが、このうち1地区の1000は図3のように既に設定されているので、そこからの引用となっている。
そして、給紙部12段目は、13段、14段と連段になっているので、この連段3段の右側に各々600の数字を表示して、間引き給紙であることを表示している。600の数字は3段ともに表示されているが、3段合わせて600部ということである。同様に、8段目の給紙部は単独給紙で、且つ300部の間引きであることが表示されている。
即ち、1000部中の300部に平均的に間引き給紙するということである。数字が表示されていない給紙部は間引き給紙を行わない。
図中の地区選択の欄で一括設定したい地区番号をタッチすると色が変わり、指定されたことが分かる。図6では2重枠がこのことを示している。その後の設定、表示は既に述べたところと同じである。間引き設定部の「切替」窓をタッチすると分数表示が図4のような部数表示に変わる。
パソコン23は丁合装置とは異なる外部機器であり、入力手段と一時記憶メモリを供えているので、丁合装置内の図2に示す各種設定手段に代えて、パソコンのキーボードから入力し、これを一時記憶し、これをUSBケーブル24で丁合装置の接続器或いは、受信機に接続し、丁合装置内の各作業グループのメモリ部へ記憶させるようにすることにより、丁合装置から離れた所から給紙部動作情報の設定を行うことができる。
2−1〜2−20 給紙部
3 操作・表示画面パネル
4 スタッカトレイ
5 メインモータ
6 給紙部セレクタ
7 部数カウンタ
8 比較器
9 丁合装置駆動器
10 作業グループ選択器
11 スタートスイッチ
12−1 第1メモリ部
12−2 第2メモリ部
12−n 第nメモリ部
13 作業グループ指定器
14 複写設定器
15 一括設定器
16 給紙部使用不使用設定手段
17 連段給紙部組設定手段
18 間引き給紙設定手段
19 部数設定手段
20 順序設定手段
21 間引き設定部
22 間引き設定部
23 パソコン
24 USBケーブル
Claims (7)
- 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送給する給紙部を複数有し、各給紙部より送給された用紙を搬送しながら互いに重ねてセットする丁合装置であって、下記(イ)〜(ニ)の各手段を具備することを特徴とする丁合装置。
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくともいずれか1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付けるとともに、設定した作業グループ全段分の給紙部動作情報を別の作業グループに複写設定することができ、さらに複写先の給紙部動作情報を修正することが可能な入力手段 - 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送給する給紙部を複数有し、各給紙部より送給された用紙を搬送しながら互いに重ねてセットする丁合装置であって、下記(イ)〜(ニ)の各手段を具備することを特徴とする丁合装置。
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくともいずれか1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付ける他、複数グループの一括設定を行うことができ、さらに一括設定した作業グループの給紙部動作情報を作業グループごとに修正することが可能な入力手段。 - 給紙台上に積載された用紙束から用紙を1枚ずつ送給する給紙部を複数有し、各給紙部より送給された用紙を搬送しながら互いに重ねてセットする丁合装置であって、下記(イ)〜(ニ)の各手段を具備することを特徴とする丁合装置。
(イ)作成する丁合部数をそれぞれ個別に設定可能な作業グループを複数設定できる作業グループ設定手段
(ロ)丁合動作を開始させるスタートスイッチ
(ハ)作業グループ毎に、ある給紙部を使用するか否かの使用不使用情報と、隣り合う複数の給紙部を1つの給紙部組とし、同一の給紙部組に属する給紙部のうち、いずれか1つから給紙を行い、給紙を行っている給紙部で用紙がなくなったとき、同一の給紙部組に属する別の給紙部に給紙動作を移行させる連段給紙部組情報と、積載されている用紙を全丁合セットに合流させる全数給紙部であるか、一部のセットにのみ合流させる間引き給紙部であるかの区分情報とのうち、少なくとも1つを給紙部動作情報として設定及び記憶可能であり、さらに各作業グループ毎に、給紙部動作情報が設定済みか、未設定であるかをも記憶可能な給紙部動作情報設定記憶部を含み、前記使用不使用情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された使用不使用情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開するように制御し、
前記連段給紙部組情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された連段給紙部組情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御し、
前記区分情報が前記給紙部動作情報としていずれかの作業グループに設定記憶されている場合には、前記スタートスイッチをオンにすると、前記設定された作業グループのうちのいずれか1つの作業グループについて、前記給紙部動作情報として設定記憶された区分情報に基いて丁合動作を開始させ、該作業グループに設定された丁合部数に達したら丁合動作を停止させ、再びスタートスイッチをオンにすると、他の作業グループについて同様の丁合動作を再開させるように制御するとともに、
給紙部動作情報が設定済みの作業グループの丁合作業が終了して一旦停止した後、未設定の作業グループの丁合作業を開始した場合、その作業グループの丁合作業は、その前に丁合作業を行った作業グループの給紙部動作情報がそのまま複写された給紙部動作情報によって行われるように制御する制御部。
(ニ)各作業グループ毎に前記給紙部動作情報の設定を受け付ける入力手段。 - 前記区分情報が、間引き丁合を行わせる給紙部について間引き丁合セット数又は全丁合セット数に対する間引きセット数の割合をも含むことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の丁合装置。
- 丁合装置外にある、給紙部動作情報の外部入力手段で入力され、該入力手段に付属する一時記憶メモリに記憶された給紙部動作情報を通信手段によって丁合装置内の給紙部動作情報記憶部へ転送するための受信接続器を具備することを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の丁合装置。
- 請求項5記載の外部入力手段で給紙部動作情報を入力し、一時記憶させ、これを通信手段及び前記受信接続器を介して丁合装置内の給紙部動作情報設定記憶部へ転送記憶させるための外部入力手段用プログラム。
- 請求項6記載の外部入力手段用のプログラムを記録した記録媒体。
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