JP3761384B2 - 紙葉類区分装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の紙葉類を1枚ずつ分離して取り出し、取り出された紙葉類に付与されている区分情報を読取り、読取られた区分情報に基づき、この区分情報に対応する集積箱に紙葉類を区分集積する紙葉類区分装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の紙葉類を1枚ずつ分離して取り出し、取り出された紙葉類に付与されている区分情報を読取り、読取られた区分情報に基づき、この区分情報に対応する集積箱に紙葉類を区分集積する装置の例として、例えば特開平5‐293446号公報に記載されているものが既に知られており、この装置では、区分処理中に正規区分口が郵便物で満杯になった場合、未使用の予備区分口にその区分指定を一時的に割り当てるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来例のように、区分処理中に正規集積箱が紙葉類で満杯になった場合、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てた予備集積箱に紙葉類を集積するようにしている。満杯になった正規集積箱の紙葉類が抜き取られた時、予備集積箱への集積を止め、正規集積箱に紙葉類は集積される。この場合、予備集積箱は別の正規集積箱の満杯に備えて開放する必要があり、予備集積箱が満杯になる前に、紙葉類を抜き取っていた。これは、満杯でない集積箱の紙葉類を抜き取るため、集積箱からの紙葉類の抜き取り回数が多くなり、作業者に負担がかかっていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、複数の紙葉類を 1 枚ずつ分離して取り出し、取り出された紙葉類に付与されている区分情報を読取り、読取られた区分情報に基づき、この区分情報に対応する集積箱に紙葉類を区分集積する紙葉類区分装置において、前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出した時、前記集積箱グループ中の前記予備集積箱に前記満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てる区分情報制御部を有することにより達成される。
【0005】
又、上記目的は、前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する第1の予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出し、前記第1の予備集積箱に紙葉類が集積されていることを前記紙葉類有無検出部が検出した時、前記集積箱グループの中から前記紙葉類が集積されていない前記正規集積箱が存在する場合には、この正規集積箱に前記満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てて第2の予備集積箱とする区分情報制御部を有することにより達成される。
【0006】
また、上記目的は、前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する第1の予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出し、前記第1の予備集積箱に紙葉類が集積されていることを前記紙葉類有無検出部が検出した時、他の前記集積箱グループの中から前記紙葉類が集積されていない予備集積箱が存在する場合には、この予備集積箱に満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てて第2の予備集積箱とする区分情報制御部を有することにより達成される
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図1〜図15により説明する。
【0011】
図1は、本発明の紙葉類区分装置を用いた書状区分機の一実施例を示したものである。この書状区分機で取り扱う紙葉類の一例は、はがきや封書などの定形の郵便書状である。
【0012】
図1に示す書状区分機100は、書状1に記されたあて名やバーコードなどの区分情報を読取り、この区分情報によって書状の区分処理を行うものである。
【0013】
この書状区分機100は、厚み方向に重ねられた書状1を積載する積載台2、書状1を1通ずつ順次供給する分離装置3、積載台2に積載された書状1を分離装置3に搬送する送り部4、書状1を搬送する搬送路5、書状1が本書状区分機100の処理に適さないことを検出する異物検出部6、書状1の搬送方向を切り換える第1搬送振り分け部7、異物検出部6で本書状区分機100による処理が不適当と判断された書状1を集積する第1排除用集積箱8、書状1の姿勢を修正する第1整位部9、書状1の区分情報を読みとる読取部10、分離装置3において誤って書状1を2枚以上重ねて供給したことを検出する重送検出部11、書状1の搬送方向を切り換える第2搬送振り分け部12、重送検出部11で重送と判断された書状1を集積する第2排除用集積箱13、書状1の姿勢を修正する第2整位部14、書状1の区分情報にしたがってバーコードなどの機械コードを印刷する印刷部15、印刷部15での印刷結果を読み取ることにより、正常に印刷されたことを確認する印刷確認部16、書状1を各段に振り分ける段振り分け部17、書状1を厚み方向に重ねて集積する集積部18、搬送路5上の書状1を集積部18に集積するように位置を変える集積部振り分け部19、書状区分機100の動作状況を表示する表示部20、集積部18に割り当てる区分情報のパターンや書状区分機100の動作を設定する設定部21、区分情報等を記載した紙札を発行する紙札発行部22から構成される。
【0014】
図1において分離装置3は書状1を下側へ供給する構成になっているが、本発明で供給方向は上側など、いずれであっても構わない。
【0015】
搬送路5は、例えば対向するベルトにより書状1を挟持して搬送し、搬送速度はほぼ一定に保たれている。
【0016】
異物検出部6は、例えば書状1の大きさや硬さが不適当であることや2枚以上重なって供給されることを、書状の通過時間や搬送路の変形により検出する。
【0017】
第1整位部9、第2整位部14は、例えば搬送方向に対して斜行したベルトにより、書状の一辺を搬送の基準となる面に押し付けて書状の姿勢を整える。
【0018】
読取部10で読み取る区分情報の一例は、文字やバーコードで書かれたあて名である。第1整位部9は読取部10より上流側にあって、書状1の姿勢を整えてから読取部10へ搬送することにより、読み取り精度を向上する。
【0019】
重送検出部11は、例えば対向するベルト同士を異なる搬送速度とし、重なった書状同士をずらし、長さの変化を検出することにより、重送と判断する。
【0020】
第2整位部14は、印刷部15より上流側にあって、書状1の姿勢を整えてから印刷部9へ搬送することにより、所定の位置に印刷する。
【0021】
集積部18は、図1に示すように格子状に複数の集積箱を配置することで構成する。それぞれの集積箱へは、搬送路5上を搬送される書状1が、集積部振り分け部19の位置が変わることによって、書状1が集積される。
【0022】
表示部20は、例えば三色信号灯やLCDディスプレーなどを用いて、正常処理中であることや異常が発生したことなどを作業者に知らせる。
【0023】
紙札発行部22は、集積部18の適所に複数設置している。紙札発行部22は、例えば、プリンタであり、区分情報等を印刷した紙札を発行する。発行された紙札は、集積箱に集積された書状1とともに持ち出されるようになっている。次に、本書状区分機100の動作について、書状1の流れに沿って説明する。
【0024】
作業者は書状1を厚み方向に重ねた状態で積載台2に載置する。積載台2上の書状1は送り部4によって分離装置3へ搬送し、分離装置3は近接した書状1から順次搬送路5へ供給する。
【0025】
搬送路5上では、まず異物検出部6で書状1が処理できるものであるかを判断する。ここで、処理できないと判断された場合、第1搬送振り分け部7を切り換えて、書状1を第1排除用集積箱8へ投入する。
【0026】
一方、処理できると判断された書状1は、読取部9であて名などの区分情報を読み取る。次に、重送検出部11で、書状1が2枚以上重なっていないことを検出する。ここで、2枚以上重なっていると判断されたとき、第2搬送振り分け部12を切り換えて、書状1を第2排除用集積箱13に投入する。
【0027】
正常と判断された書状1は、第2整位部14で姿勢を整えてから、印刷部15で区分情報に従ってバーコードなどを印刷する。そして、印刷確認部16によりバーコードなどが正常に印刷できたことを確認したら、区分情報に従って、段振り分け部17および集積部振り分け部19を切り換えて所定の集積箱へ書状1を投入する。
【0028】
書状区分機100は上記の処理を複数の書状1について並行して行い、各々の書状1を所定の集積箱に区分する。
【0029】
次に集積箱38について図2、図3を用いて説明する。集積箱38には、書状1を積載する底板35と、集積部振り分け部19から底板35に書状1が整列して集積するように案内する案内部26と、集積箱38の満杯を検出する満杯検出部27と、集積箱38に集積された書状の有無を検出する紙葉類有無検出部としての書状有無検出部28と、集積箱38の区分情報を表示する区分情報表示部29と、集積箱38が満杯であることを作業者に知らせる満杯表示灯30と、集積箱38に集積された書状に対応する紙札の発行命令を紙札発行部22に送信する紙札発行ボタン31を備えている。
【0030】
底板35は、搬送方向下流側が固定軸36で回転自在に固定され、図示されない板バネにより支えられている。底板35は、書状1が集積されていないときは、図2に示すように板バネにより搬送方向上流側が搬送方向下流側より高くなっていて、書状の集積量に従って、図3に示すように搬送方向上流側が水平まで下がってくる。
【0031】
案内部26の集積部振り分け部19側端部は、固定軸34に回転自在に取り付けられていて、図3に示すように案内部26の反対側端部は底板35に集積した書状の量に応じて上昇するようにしている。案内部26は、書状1を底板35へ安定して案内し、底板35に集積した書状1を安定して押さえることができる。
【0032】
満杯検出部27は、発光素子と受光素子からなり案内部26の位置を検出するように、集積箱38の上部に設置する。書状が集積箱38に集積され満杯になると、図3に示すように案内部26が満杯検出部27の発光素子の光を遮り、満杯検出部27で集積箱38の満杯を検出できる。満杯検出部27は、同様の効果が得られれば上記以外のものでもよい。
【0033】
書状有無検出部28は、集積箱38内の書状の有無を検出するために集積箱38の上部と底部にそれぞれ発光素子と受光素子を設置する。書状が集積箱38に集積されている場合には、発光素子の光が遮られ、書状の存在を検出できる。なお、書状有無検出部28は、同様の効果が得られれば上記以外のものでもよい。また、満杯検出部27が例えばアナログ式の検出器であって、案内部26の反固定軸側端部の上下方向の位置を検出でき、書状の有無を検出できれば、書状有無検出部28は設置せず、この満杯検出部27で書状の有無を検出しても構わない。
【0034】
また、書状区分機での一連の処理が終了後、作業者によって全ての集積箱38内の書状が抜き取られるが、その際の抜き取り忘れを書状有無検出部28で検出することができる。書状有無検出部28で抜き取り忘れを検出した場合には、表示部20への表示や満杯表示灯30の点灯によって、作業者に知らせることができる。
【0035】
区分情報表示部29は、例えばLCDディスプレイ等を用いて、集積箱38の区分情報を作業者に知らせる。
【0036】
満杯表示灯30は、例えば複数の色を発光することができる表示灯を用いており満杯検出部27で集積箱38の満杯を検出したとき点灯することにしている。これにより、作業者に集積箱38の満杯を知らせることができる。
【0037】
紙札発行ボタン31は、紙札発行命令を紙札発行部22へ送信する手段であり、作業者が紙札発行ボタン31を押したとき、紙札発行部22より、その集積箱38の区分情報等が印刷された紙札が発行される。次に集積箱38の配置について図4を用いて説明する。
【0038】
書状区分機の集積箱38は、図4に示すように複数配置しており、縦方向を段、横方向を列と呼ぶことにする。図4では、段方向にA段〜H段、列方向に0列〜n列の集積箱38を有する。そして、例えばB段3列目の集積箱38は、B3集積箱と呼び、以下同様に集積箱38を呼ぶことにする。
【0039】
集積箱38は、区分情報に対応する書状1を集積する正規集積箱23と、ある正規集積箱23が満杯のとき、その正規集積箱23の区分情報を一時的に割り当て、書状1を集積する予備集積箱24と、搬送異常等の理由で正規集積箱23に集積できない書状1を集積する第3排除用集積箱25とからなる。
【0040】
区分情報に対応する書状を集積する正規集積箱23の配置は、設定部21で設定され、処理内容等によって異なる。正規集積箱23の配置数も、処理内容等によって異なる。図4では、正規集積箱23として2列〜n列の集積箱38を割り当てている。
【0041】
第3排除用集積箱25は、例えば各段の最も下流側に1個づつ設置する。これにより、例えばA4集積箱付近の搬送路5上の書状が、搬送異常等の理由によって正規集積箱23に集積できないと判断されたとき、書状を例えばA0集積箱の第3排除用集積箱25に集積できる。第3排除用集積箱25をn列に配置した場合、例えばA4集積箱付近の搬送路5上で搬送異常の書状が発生した時、このような書状を第3排除用集積箱25に集積できない。図4では、第3排除用集積箱25として0列の集積箱38を割り当てている。なお、第3排除用集積箱25の設置位置や設置個数は、上記以外のものであっても構わない。
【0042】
予備集積箱24は、書状区分機100にある複数の集積箱38で最初に正規集積箱23と第3排除用集積箱25を配置し、残りの集積箱38を予備集積箱24として配置することにしている。つまり、設定部21で設定される処理内容等によって、予備集積箱24の配置数も異なる。図4では、予備集積箱24として1列の集積箱38(A1集積箱〜H1集積箱)を割り当てている。
【0043】
予備集積箱24は、ある複数の正規集積箱23に対して1つまたは複数個割り当てるものである。つまり、書状区分機100の集積部18は、複数の正規集積箱23と1つまたは複数の予備集積箱24からなるいくつかの集積箱グループを作る。
【0044】
本発明の書状区分機100では、ある正規集積箱23が満杯になった場合、同一集積箱グループにある集積可能な集積箱38を探し、その集積可能な集積箱38に書状を集積することにしている。集積箱グループを作ることによって、ある正規集積箱23が満杯になった時、作業者はその正規集積箱23に入るべき書状の集積先を同一集積箱グループ内の集積箱38で探せばよいため、書状区分機100全体の集積箱38から探すより範囲が狭くなり探しやすくなる。また、満杯になった正規集積箱23の書状は、作業者が正規集積箱23から抜き取り、保管棚へ正規集積箱23毎に一時保管される。この保管棚は、正規集積箱23に対応して配置している。この場合、正規集積箱23に隣接した同一集積箱グループ内の集積箱38に溢れた書状を集積するほうが、一時保管する保管棚に集積しやすい。
【0045】
なお、集積箱グループを作らなくてもよい。ただし、この場合は、ある正規集積箱23が満杯になった時、満杯になった正規集積箱23から離れた位置にある予備集積箱24に集積される可能性がある。この場合、満杯になった正規集積箱23と予備集積箱24の位置が離れているため、予備集積箱24に集積された書状を満杯になった正規集積箱23に対応する区分棚に集積しにくくなる。
【0046】
図4に示したものは、段方向に集積箱グループを作ったものである。例えば、A1集積箱からAn集積箱を1つの集積箱グループとし、ア領域と呼ぶ。以下同様にイ領域...を作る。ア領域では、A1集積箱を予備集積箱24とし、A2集積箱からAn集積箱を正規集積箱23としている。 A2集積箱からAn集積箱の正規集積箱23が満杯になった時、A1集積箱に書状が集積される。イ領域では、B1集積箱を予備集積箱24とし、B2集積箱からBn集積箱を正規集積箱23としている。
【0047】
書状区分機100では、搬送路5が集積部18の段毎に設置されているため、段毎に集積箱グループを形成している。ある正規集積箱23が満杯になったとき、同じ段の予備集積箱24に集積されるようにしている。もし、他段の予備集積部24に満杯になった正規集積箱23の書状を集積するようにすると、段振り分け部17に書状が搬送される前に、どの予備集積箱24に集積するのか判断しなければならない。
【0048】
また、予備集積箱24は、集積箱グループ内で下流側にあるほうがよい。例えばア領域において集積箱グループの上流側であるAn集積箱が予備集積箱24であるとする。集積箱グループ内の正規集積箱23である例えばA7集積箱が満杯になったとき、書状が予備集積箱24であるAn集積箱をすでに通過している場合、この書状を予備集積箱24に集積できなくなるからである。
【0049】
また、集積箱グループは、段方向、列方向に作った図5に示すようなものでもよい。例えば、A1集積箱からA5集積箱を1つの集積箱グループとし、ウ領域と呼ぶ。以下同様にエ領域...を作る。ウ領域では、A1集積箱を予備集積箱24とし、A2集積箱からA5集積箱を正規集積箱23としている。A2集積箱からA5集積箱の正規集積箱23が満杯になった時、A1集積箱に書状が集積される。エ領域では、 A6集積箱を予備集積箱24とし、A7集積箱からA10集積箱を正規集積箱23としている。
【0050】
これは、図4の集積箱グループの作り方をさらに列方向に分け、小さな集積箱グループにしたものである。これにより、満杯になった正規集積箱23の書状をさらに隣接した予備集積箱24に集積できる。そして、作業者はその正規集積箱23に入るべき書状の集積先を探しやすくなり、また、一時保管する保管棚への集積が容易になる。
【0051】
また、集積箱グループは、列方向に作った図6に示すようなものでもよい。例えば、A1集積箱からH1集積箱を1つの集積箱グループとし、オ領域と呼ぶ。以下同様にカ領域...を作る。オ領域では、A1集積箱を予備集積箱24とし、B1集積箱からH1集積箱を正規集積箱23としている。 B1集積箱からH1集積箱の正規集積箱23が満杯になった時、A1集積箱に書状が集積される。カ領域では、A2集積箱を予備集積箱24とし、B2集積箱からH2集積箱を正規集積箱23としている。
【0052】
これは、集積箱グループの列方向に設けたものである。これにより、正規集積箱23が満杯になっても、同じ列の予備集積箱24に集積できるため、作業者はその正規集積箱23に入るべき書状の集積先が探しやすく、また、一時保管する保管棚への集積が容易になる。
【0053】
なお、集積箱グループは同様な効果が得られれば図4〜図6に示した以外のものであってもよい。
【0054】
また、予備集積箱24には、同時に2種類以上の区分情報の書状が集積されないようにしている。つまり、ある区分情報の書状が予備集積箱24に集積されている場合には、この書状が作業者によって抜き取られるまで、他の区分情報の書状は、集積されないようにしている。予備集積箱24に複数の区分情報の書状が集積される場合は、書状を再度書状区分機に供給しなければならないため、効率的でない。
【0055】
このように、予備集積箱24に集積された書状は、そのまま次の処理工程を行なえるが、第3排除用集積箱25に集積された書状は、書状区分機に再供給し区分処理を行なうか、手作業で区分される。次に集積箱38への書状の集積および区分情報の割り当てについて説明する。
【0056】
図7は、集積箱38への書状の集積および区分情報の割り当てを制御する回路構成を示すブロック図である。図中の実線は書状の流れを示し、点線は情報の流れを示す。この制御回路は、書状を1通ずつ順次供給する分離装置3と、書状の区分情報を読み取る読取部10と、書状を各段に振り分ける段振り分け部17と、書状を厚み方向に重ねて集積する集積部18と、搬送路5上の書状を集積部18に集積するように位置を変える集積部振り分け部19と、集積部18に割り当てる区分情報のパターンを設定する設定部21と、区分情報等を記載した紙札を発行する紙札発行部22と、設定部21で設定された区分情報のパターンを記憶する記憶部32と、集積箱38の満杯を検出する満杯検出部27と、集積箱38に集積された書状の有無を検出する書状有無検出部28と、集積箱38の区分情報を表示する区分情報表示部29と、集積箱38が満杯であることを作業者に知らせる満杯表示灯30と、集積箱38に集積された書状に対応する紙札の発行命令を紙札発行部22に送信する紙札発行ボタン31と、集積箱38への区分情報の割り当てを制御する区分情報制御部33と、読取部10で読み取られた書状の区分情報をもとに、記憶部32より集積部18の集積先を決定する集積先制御部37とからなる。
【0057】
記憶部32は、集積箱38の位置を示す集積部情報と区分情報と集積箱38に書状が集積されていることを示す書状有無フラグとからなる。図8は、正規集積箱23、予備集積箱24、排除用集積箱25を図5のように配置した場合の記憶部32のデータ形式を示す図である。集積先情報は、例えば、C段8列目の集積箱38を示す場合、C8とする。正規集積箱23を割り当てる集積箱38の区分情報には、その集積箱38に集積する書状の区分情報を記憶する。予備集積箱24を割り当てる集積箱38の区分情報には、同じ集積箱グループ内の正規集積箱23の集積部情報を記憶する。第3排除用集積箱25を割り当てる集積箱38の区分情報には、排除と記憶する。書状有無フラグは、書状有無検出部28での検出結果をもとに区分情報制御部33によって書き換えられる。集積箱38に書状が存在するときには、フラグをセットするようにしている。なお、記憶部32には、全ての集積箱38に対してこれらの情報を記憶している。
【0058】
A1集積箱は予備集積箱24であり集積部情報にA1、区分情報にA2〜A5と記憶部32に記憶している。A2集積箱からA4集積箱は正規集積箱23であり、例えばA2集積箱では集積部情報にA2、区分情報にA市と記憶部32に記憶している。
【0059】
集積先制御部37では、読取部10で読み取られた書状に記載された区分情報をもとに記憶部32に記憶されたこの区分情報に対応する集積部情報を引き当てる。そして、この集積部情報をもとに搬送路5上を搬送される書状の位置によって段振り分け部17および集積部振り分け部19の位置を変え、この集積部情報の集積箱38に集積するようにする。
【0060】
区分情報表示部29は、区分情報制御部33に接続している。区分情報表示部29には、記憶部32に記憶された区分情報を全ての集積箱38に表示する。
【0061】
予備集積箱24に書状が集積されているときには、集積されている書状の区分情報を区分情報表示部29に表示することにしている。これにより、予備集積箱24であっても、作業者がどこの正規集積箱23が満杯になり、集積されたのかわかる。
【0062】
紙札発行ボタン31は、区分情報制御部33を介して紙札発行部22に接続されている。紙札発行ボタン31が押された時、区分情報制御部33がその集積箱38の区分情報を記憶部32より引き当て、その区分情報を紙札発行部22に送信し、その区分情報が記載された紙札を紙札発行部22で発行する。
【0063】
紙札発行部22では、予備集積箱24の場合でも区分情報を記載した紙札を発行する。これにより、どこの正規集積箱23に集積されるべき書状だったのか、作業者が知ることができる。
【0064】
満杯表示灯30は、満杯検出部27に接続されており、満杯検出部27で集積箱38の満杯を検出したとき、その集積箱38の満杯表示灯30を点灯することにしている。
【0065】
満杯表示灯30を点灯することにより、作業者に集積箱38の満杯を知らせ、書状を集積箱38から抜き取り、集積箱38を開放することができる。また、満杯表示灯30は区分情報制御部33にも接続されており、複数の色を点灯できるようにしている。これにより、満杯になった正規集積箱23に集積すべき書状が予備集積箱24に集積された時、満杯になった正規集積箱23と予備集積箱24の満杯表示灯30を同一の色で点灯することによって、予備集積箱24に集積された書状が、どの正規集積箱23に集積すべき書状であるのか作業者に知らせることができる。なお、複数の正規集積箱23が満杯になることを考慮して、満杯表示灯30は複数の色を点灯できるようにしている。次に集積箱38への書状の集積および区分情報の割り当てを制御する回路の動作を説明する。
【0066】
まず、書状が書状区分機100で処理される前に、設定部21において全ての集積箱38に対して区分情報等を割り当て、これらを記憶部32に記憶する。このとき、正規集積箱23、予備集積箱24および第3排除用集積箱25の割り当てが行われる。また、記憶部32の書状有無フラグをリセットする。
【0067】
分離装置3で1通ずつ順次供給された書状は、読取部10であて名などの区分情報を読み取られる。このとき、書状IDと区分情報等からなる情報を集積先制御部37に送信し、集積先制御部37では、この区分情報に対応した集積部情報を記憶部32より引き当て、書状の集積箱38への集積先を決定する。そして、集積先制御部37では、この集積部情報をもとに搬送路5上を搬送される書状の位置によって段振り分け部17および集積部振り分け部19の位置を変え、書状はこの集積部情報の集積箱38に集積される。
【0068】
記憶部32に記憶された情報によって、書状は集積箱38に区分集積されるが、満杯検出部27で集積箱38の満杯を検出した場合には、書状有無検出部28で検出する検出結果とから、区分情報制御部33において記憶部32の区分情報が変更される。そして、書状は変更後の区分情報に対応した集積部情報によって集積箱38に集積される。
【0069】
この書状の集積先の変更は、書状が集積箱38に集積される前までに行なうこととしている。変更後の集積箱38への集積が間に合わない場合は、変更前の集積箱38に集積する。そのため、集積箱38は、満杯検出部27で集積箱38の満杯を検出した場合であっても、数枚の書状を集積できるようにしている。次に正規集積箱23の満杯を満杯検出部27で検出した場合の区分情報制御部33が行なう記憶部32の区分情報の変更処理を、図9〜図12を用いて説明する。
【0070】
まず、同一集積箱グループ内の予備集積箱24が使用されているか、チェックする(ステップ201)。これは、記憶部32の書状有無フラグがセットされているかどうかで判断する。同一集積箱グループ内に未使用の予備集積箱24が存在する場合には(ステップ201YES)、その予備集積箱24の記憶部32に記憶される区分情報を満杯になった集積箱38の区分情報に変更する(ステップ206)。そして、書状は、この予備集積箱24に集積される(ステップ207)。
【0071】
同一集積箱グループ内に未使用の予備集積箱24が存在する場合の処理の一例を図10に示す。区分情報Aの正規集積箱αが満杯になったとき、予備集積箱が未使用のため、予備集積箱の区分情報をAに変更し、書状を集積する。
【0072】
同一集積箱グループ内の予備集積箱24が全て使用されている場合には(ステップ201NO)、同一集積箱グループ内の正規集積箱23で記憶部32の書状有無フラグがセットされていない(書状が集積されていない)正規集積箱23を探す(ステップ202)。同一集積箱グループ内に未使用の正規集積箱23が存在する場合には(ステップ202YES)、その正規集積箱23の区分情報を満杯になった正規集積箱23の区分情報に変更する(ステップ203)。そして、変更した正規集積箱23に書状を集積する(ステップ204)。
【0073】
同一集積箱グループ内の予備集積箱24が全て使用されており、同一集積箱グループ内に未使用の正規集積箱23が存在する場合の処理の一例を図11に示す。区分情報Bの正規集積箱βが満杯になったとき、予備集積箱は区分情報Aの書状を集積しており区分情報Bの書状を集積できないが、正規集積箱αが未使用のため、正規集積箱αの区分情報AをBに変更し、区分情報Bの書状を正規集積箱αに集積する。
【0074】
同一集積箱グループ内の正規集積箱23が全て使用されている場合には(ステップ202NO)、他の集積箱グループの予備集積箱24が使用されているか、チェックする(ステップ208)。他の集積箱グループに未使用の予備集積箱24が存在する場合には(ステップ209YES)、その予備集積箱24の記憶部32に記憶される区分情報を満杯になった集積箱38の区分情報に変更する(ステップ209)。そして、書状は、他の集積箱グループの予備集積箱24に集積される(ステップ210)。他の集積箱グループの予備集積箱24は、満杯になった正規集積箱23がある集積箱グループに近いところから、探すことにする。これにより、満杯になった正規集積箱23の近くに、この正規集積箱23に集積されるべき書状を集積することができる。
【0075】
同一集積箱グループ内の予備集積箱24および正規集積箱23が全て使用されており、他の集積箱グループに未使用の予備集積箱24が存在する場合の処理の一例を図12に示す。区分情報Bの正規集積箱βが満杯になったとき、予備集積箱は区分情報Aの書状を、正規集積箱αは区分情報Bの書状を集積しており、区分情報Bの書状を集積できないが、他の集積箱グループの予備集積箱が未使用のため、他の集積箱グループの予備集積箱の区分情報をBに変更し、区分情報Bの書状を他の集積箱グループの予備集積箱に集積する。
【0076】
他の集積箱グループの予備集積箱24が全て使用されている場合には(ステップ208NO)、第3排除用集積箱25に書状を集積する(ステップ211)。
【0077】
このようにして、ある集積箱38が満杯になった場合、同一集積箱グループにある集積可能な集積箱38を探し、その集積可能な集積箱38に書状を集積することにしている。
【0078】
なお、書状区分機で集積箱グループが一つのみとした場合、ステップ208、ステップ209、ステップ210の処理は行なわず、ステップ202でNOと判定された時、ステップ211に移るものとする。
【0079】
次に図9のステップ207やステップ204の処理で集積箱38に集積された書状が抜き取られ、記憶部32の書状有無フラグがリセットされた場合の区分情報制御部33が行なう記憶部32の区分情報の変更処理を図13〜図15を用いて説明する。
【0080】
ステップ301で書状を抜き取った集積箱38と同じ区分情報の正規集積箱23が同一集積箱グループ内に存在するかチェックする。同じ区分情報の正規集積箱23が同一集積箱グループ内に存在する場合には(ステップ301YES)、書状を抜き取った集積箱38の記憶部32に記憶された区分情報を予備集積箱24になるように変更し(ステップ304)、予備集積箱24として集積箱38を開放する(ステップ305)。
【0081】
書状を抜き取った集積箱38と同じ区分情報の正規集積箱23が同一集積箱グループ内に存在する場合の処理の一例を図14に示す。区分情報Aの書状が集積される予備集積箱から書状を抜き取ったとき、区分情報Aの正規集積箱αが存在するため、区分情報AまたはBが集積される予備集積箱として集積箱を開放する。
【0082】
同じ区分情報の正規集積箱23が同一集積箱グループ内に存在しない場合には(ステップ301NO)、この区分情報の正規集積箱23として集積箱38を開放する(ステップ302)。
【0083】
書状を抜き取った集積箱38と同じ区分情報の正規集積箱23が同一集積箱グループ内に存在しない場合の処理の一例を図15に示す。区分情報Aの書状が集積される予備集積箱から書状を抜き取ったとき、区分情報Aの正規集積箱が存在しないため、区分情報Aの正規集積箱として集積箱を開放する。
【0084】
なお、書状区分機に書状が供給される前の状態である初期状態において、1つの集積箱グループ内に1つの区分情報に対して複数の正規集積箱23が割り当てられている場合には、初期状態の正規集積箱23の配置数に合うように、ステップ301の処理を行なうこととする。
【0085】
図9のステップ210の処理で他の集積箱グループの予備集積箱24に集積された書状が抜き取られ、記憶部32の書状有無フラグがリセットされた場合には、元の予備集積箱24になるように記憶部32に記憶された区分情報を変更し、予備集積箱24として集積箱38を開放する。
【0086】
このように、正規集積箱23や予備集積箱24の配置位置や区分情報は、同一集積箱グループ内で変化する。
【0087】
ところで、従来の書状区分機では、満杯になった正規集積箱23の書状が抜き取られた時、予備集積箱24への集積を止め、正規集積箱23に書状を集積するようにしていた。この場合、予備集積箱24は別の正規集積箱23の満杯に備えて開放する必要があり、予備集積箱24が満杯になる前に、書状を抜き取っていた。これは、満杯でない集積箱38の書状を抜き取るため、集積箱38からの書状の抜き取り回数が多く、作業者に負担がかかっていた。そこで、満杯検出部27で満杯を検出するまで、集積箱38の書状の抜き取りを行なわないことにしている。そして、ある集積箱38が満杯になった時には、図9に示したように未使用の予備集積箱24や正規集積箱23に書状を集積するようにしている。また、満杯になった集積箱38の書状を抜き取る時、図13に示すように集積箱38を開放するようにしている。これにより、書状の抜き取り回数を減らすことができる。
【0088】
【発明の効果】
本発明により、満杯検出部で満杯を検出するまで、集積箱内の紙葉類の抜き取りを行なわないため、紙葉類の抜き取り回数を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の紙葉類区分装置の一実施例である書状区分機の概略を示した図。
【図2】書状区分機の集積箱の概略を示した図。
【図3】集積箱に書状が集積された状態の集積箱の概略を示した図。
【図4】正規集積箱と予備集積箱の配置を説明するための図。
【図5】正規集積箱と予備集積箱の別なる配置を説明するための図。
【図6】正規集積箱と予備集積箱のさらに別なる配置を説明するための図。
【図7】集積箱へ書状の集積および区分情報の割り当てを制御する回路構成を示すブロック図。
【図8】記憶部のデータ形式を示す図。
【図9】集積箱が満杯になった場合の処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図10】集積箱が満杯になった場合の処理の流れを説明するための概略図。
【図11】集積箱が満杯になった場合の処理の流れを説明するための別なる概略図。
【図12】集積箱が満杯になった場合の処理の流れを説明するためのさらに別なる概略図。
【図13】集積箱に集積された書状が抜き取られ、集積箱を開放する場合の処理の流れを説明するためのフローチャート。
【図14】集積箱に集積された書状が抜き取られ、集積箱を開放する場合の処理の流れを説明するための概略図。
【図15】集積箱に集積された書状が抜き取られ、集積箱を開放する場合の処理の流れを説明するための別なる概略図。
【符号の説明】
1…書状、2…積載台、3…分離装置、4…送り部、5…搬送路、6…異物検出部、7…第1搬送振り分け部、8…第1排除用集積箱、9…第1整位部、10…読取部、11…重送検出部、12…第2搬送振り分け部、13…第2排除用集積箱、14…第2整位部、15…印刷部、16…印刷確認部、17…段振り分け部、18…集積部、19…集積部振り分け部、20…表示部、21…設定部、22…紙札発行部、23…正規集積箱、24…予備集積箱、25…第3排除用集積箱、26…案内部、27…満杯検出部、28…書状有無検出部、29…区分情報表示部、30…満杯表示灯、31…紙札発行ボタン、32…記憶部、33…区分情報制御部、34…固定軸、35…底板、36…固定軸、37…集積先制御部、38…集積箱、100…書状区分機。

Claims (3)

  1. 複数の紙葉類を1枚ずつ分離して取り出し、取り出された紙葉類に付与されている区分情報を読取り、読取られた区分情報に基づき、この区分情報に対応する集積箱に紙葉類を区分集積する紙葉類区分装置において、
    前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、
    前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、
    前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出した時、前記集積箱グループ中の前記予備集積箱に前記満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てる区分情報制御部を有することを特徴とする紙葉類区分装置。
  2. 請求項1記載の紙葉類区分装置において、
    前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、
    前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する第1の予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、
    前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出し、前記第1の予備集積箱に紙葉類が集積されていることを前記紙葉類有無検出部が検出した時、前記集積箱グループの中から前記紙葉類が集積されていない前記正規集積箱が存在する場合には、この正規集積箱に前記満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てて第2の予備集積箱とする区分情報制御部を有することを特徴とする紙葉類区分装置。
  3. 請求項1記載の紙葉類区分装置において、
    前記集積箱毎に前記集積箱の満杯を検出する満杯検出部と、前記集積箱毎に前記集積箱内の紙葉類の有無を検出する紙葉類有無検出部とを用いるものであって、
    前記集積箱であって区分情報に対応する紙葉類を集積する複数の正規集積箱と、この正規集積箱が満杯のとき、この正規集積箱の区分情報を一時的に割り当てて前記紙葉類を集積する第1の予備集積箱とを備えた一つの集積箱グループを複数備えてなり、
    前記集積箱グループのある正規集積箱が満杯になったのを前記満杯検出部で検出し、前記第1の予備集積箱に紙葉類が集積されていることを前記紙葉類有無検出部が検出した時、他の前記集積箱グループの中から前記紙葉類が集積されていない予備集積箱が存在する場合には、この予備集積箱に満杯になった前記正規集積箱の区分情報を割り当てて第2の予備集積箱とする区分情報制御部を有することを特徴とする紙葉類区分装置。
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