JP3734638B2 - 紙葉類区分集積装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、郵便物等の紙葉類を区分する区分集積装置に係り、特に、紙葉類に付加された情報に基づき各集積箱に区分集積する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術として、例えば、特開平8−103728号公報に記載のような郵便物等の紙葉類に附加された情報に基づいて区分し、複数個に区分された集積箱とオーバーフロー集積箱を有する集積部に集積する紙葉類区分集積装置があるが、この従来技術では、集積箱は固定容量となっている。この様な装置では満杯になった集積箱へ該当する区分情報を持った紙葉類はオーバーフロー箱へ集積され、また、満杯で係員が集積箱に収納された集積紙葉類を取り出した場合は、集積箱個々に付加された集積箱番号と取り出した順番が分かるように表示される運用が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記の装置で区分集積処理を行う場合、区分集積処理の種類は区分の目的(例えば紙葉類が郵便物の時は集配した郵便物を区分する場合、配達する郵便物を区分する場合等)に応じて様々であり、ある情報を持った紙葉類をどの集積箱に集積するかという各集積箱に対する区分先指定割り振りもそれに応じて様々であるが、この時、
(1)各集積箱に集積される紙葉類の集積順序は問わない区分集積処理
(2)各集積箱に集積される紙葉類の集積順序が重要な区分集積処理
がある。
【0004】
ここで、前記(1)の処理は、集積箱に集積する紙葉類はなるべく多くすると、集積した紙葉類を係員が取り出す回数が少なくなるので、作業効率は良くなる。万一満杯になってオーバーフロー集積箱へ集積された紙葉類は、再供給すれば集積箱に集積される順序は問わないので、装置で区分することができる。
これに対して、前記(2)の処理は、集積される紙葉類の順序が重要であり、オーバーフロー集積箱へ搬送される郵便物は手区分するしかなく、大変効率が悪くなるので、係員が取り出す1束の集積量が少し減ってもオーバーフロー集積箱に集積される紙葉類を無くした方が作業効率が良い。
ところが、前記の装置では前述したように、集積箱は固定容量となっているため、各区分集積処理に対して最適な集積状態を柔軟に提供することができなかった。
【0005】
また、特開平8−103728号公報に記載される方法では、前記(2)の解決策として、区分集積処理を前区分集積処理と本区分集積処理の2回の処理に分けて行い、前区分集積処理で採集したデータに基づき、本区分集積処理を場合によっては更に何度かに分けて行う方法であるため、各々の区分集積処理を行わなけばならないという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、紙葉類区分集積装置において、各々の区分集積処理を少ない回数で行うことにより、区分指定割り振り作業の効率を向上することが可能な技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、紙葉類区分集積装置において、各々の集積箱の集積量(高さ)を使用者が自由に設定することが可能な技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的及び新規な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願で開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下の通りである。
本発明は、紙葉類を集積する集積箱を複数個有する集積手段と、区分すべき紙葉類を供給部から集積箱の位置まで搬送する搬送手段と、集積箱に集積される前に紙葉類の厚さを計測する厚み計測手段と、集積箱に集積される前までに紙葉類記載の情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取られた情報に基づいて前記搬送手段を制御し、前記紙葉類を予定の集積箱に集積させる制御手段とを備えた紙葉類区分集積装置において、前記制御手段に対し、前記紙葉類の集積状態の基準値を設定する手段を設けると共に、前記制御手段は、前記厚み計測手段の測定結果を用いて前記集積箱の集積量を求め、該集積量が前記設定された基準値以上であるか否かによって紙葉類の集積管理を行う装置である。
【0008】
また、本発明は、紙葉類を集積する集積箱を複数個有する集積手段と、紙葉類を供給部から集積箱の位置まで搬送する搬送手段と、前記紙葉類記載された情報を読み取る読み取り手段と、該読み取り手段で読み取られた情報に基づいて前記搬送手段を制御し、前記紙葉類を予定の集積箱に集積させる制御手段とを備えた紙葉類区分集積装置において、前記集積箱に集積される紙葉類の集積量が一定値に達したことを検知する検知手段と、集積箱に集積される紙葉類の厚さを計測する厚み計測手段と、第1の集積状態の基準値と該第1の集積状態の基準値よりも集積量が大なる第2の集積状態の基準値とを前記制御手段に与えるための操作手段とを設け、前記制御手段は、前記検知手段が一定量に達したことを検知した時点から前記測定された厚みを用いて前記集積箱内の紙葉類の集積量を求めると共に、該求められた集積量が前記第1の集積量状態及び第2の集積量状態の基準値に達したか否かにより、前記集積箱内の紙葉類の集積管理を行う装置である。
【0009】
また、本発明は、紙葉類区分集積装置において、前記操作手段は、前記第1の集積状態の基準値及び前記第2の集積状態の基準値の変更ができる装置である。
【0010】
すなわち、本発明のポイントは、集積箱での満杯より少ないほぼ満杯の状態を設けて、ほぼ満杯から満杯の間は該当する集積箱への集積は続けたまま、係員に表示ランプ等で連格して集積箱に収納された集積紙葉類を取り出してもらうようにし、更に各区分集積処理に対してユーザーがほぼ満杯・満杯の高さを設定でき、ほぼ満杯を使用する、使用しないを設定できるようにして、各々の区分集積処理に対して個々の最適な設定を柔軟に行えるようにする。
【0011】
また、紙葉類が、例えば郵便物のように、種々に異なる厚さの紙葉類を扱う場合、厚い紙葉類(例、封筒など)の場合と、薄い紙葉類(例、はがきなど)の場合では、同じほぼ満杯から満杯の高さでの集積枚数が異なる。どの厚さの紙葉類が多いかは設置される地域や、運用する時期によって異なり、例えば年末年始は、はがきを多く区分するため薄い紙葉類が多かったり、企業が多い地域は封筒で厚い紙葉類が多かったりするので、はがきが多い時期や地域はほぼ満杯の高さを高く設定して係員が取り出す1束の集積量を増やしたりすることが可能となる。
【0012】
このようにして紙葉類を集積する集積効率が良く、信頼度の高い、更にまた区分される紙葉類の種類に対して最適な集積状態を柔軟に管理できる紙葉類区分集積装置を提供することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明による実施形態(実施例)の紙葉類区分集積装置を詳細に説明する。本実施形態1では、紙葉類として、はがきや封筒等に代表される郵便物を区分し集積して取り扱うことから、郵便物区分集積装置又は郵便区分集積装置、また、単に郵便区分装置または郵便区分機とも言い、郵便物を配達順に並べる処理も行えることから道順組立装置ともいう。
【0014】
(実施形態1)
図1は、本発明による実施形態(実施例)の郵便物区分集積装置の概略構成を示す模式図であり、図2は本実施形態(実施例)の郵便物区分集積装置の郵便物の流れ及びデータの流れを示すブロック図である。図2において、太い矢印は郵便物の流れを示し、細い矢印はデータの流れを示す。
【0015】
本実施形態の郵便物区分集積装置では、図1及び図2に示すように、操作パネル12は制御装置5への指示を入力したり、また、制御装置5からの情報を表示したりする。集積部10とオーバーフロー集積部11の複数の集積箱21は、各々の集積箱21に対して同様な構造のゲート23と光学センサ30と表示ランプ27が設けられており、各々の光学センサ30の状態情報は制御装置5へ送られ、各々のゲート23と各々の表示ランプ27はそれぞれ制御装置5から制御される。制御装置5は、ホッパ1、分離部2を制御して郵便物(紙葉類)が集積部10とオーバーフロー集積部11の複数の集積箱21のうちの所望の集積箱または異物排除箱6へ集積できるように分岐搬送路13、分岐搬送路9、各々のゲート23を制御する。
【0016】
前記ホッパ1に置かれた郵便物の束は、分離部2により1通づつに分離され、搬送路3へ搬送される。また、本実施形態の郵便物区分集積装置は、郵便物の厚さを測定する厚さ測定器4、この厚さ測定器4の測定結果から装置にかけられない厚さと判定された郵便物を集積する異物排除箱6や郵便物を搬送する搬送路8、順次搬送されて来る郵便物を各段に振り分ける分岐搬送路9、マトリクス状に配置された複数の集積箱からなる集積部10が設けられており、各段の最終(図1の点線部分)には、各集積箱から満杯であふれた郵便物等を集積するオーバーフロー集積部11が設けられている。
【0017】
図1及び図2に示すように、集積部10は一列当たり8つの集積箱が実装されており、列数の増減により装置一台当りの集積箱数を変えられるようになっている。通常は150〜400の集積箱が実装されていることが多い。また、係員操作用の操作パネル12、集積箱の区分先指定割り振りや各郵便物の行き先集積箱を決める等を行う制御装置5が設けられている。この制御装置5は、例えば、コンピュータ(CPU)を用いる。
【0018】
図3は、図1及び図2に示す集積部10の各集積箱の構成を示す。図示しない駆動源によりシャフト24を回転させると、シャフト24に取り付けられたゲート23が、搬送路22で搬送されてくる郵便物を集積箱21に集積する方向か、あるいは集積しない方向かに切り替わる。集積される郵便物の進路を案内するスタックガイド25がシャフト26を中心に回転するように設けられて集積箱21内へのびている。
【0019】
郵便物の集積状態が「ほぼ満杯」、「満杯」等の集積箱21の状態を表示する表示ランプ27が設けられている。集積箱21に集積されるべき郵便物28が搬送路22を搬送されてくるとゲート23が切り替わり、ゲート23及びスタックガイド25に進路を案内されて集積済み郵便物29の上に集積される。スタックガイド25が一定の高さ以上上昇すると光学センサ30を遮光するように配設されており、ここでは、図4に示すように、スタックガイドが50mm以上上昇すると光学センサ30を遮光するように配設する。
【0020】
また、図1及び図2に示した前記係員操作用の操作パネル12には、画面上図4(a)に示すように、「満杯」、「ほぼ満杯」の設定キー31があり、該設定キー31を押下すると、図4(b)に示すように、画面が切り替わって、光学センサ30の遮光位置を制御し集積厚さを設定する情報を入力する集積厚さ設定情報入力キー32でスタックガイド25が50mm上昇して光学センサ30が遮光される高さを超えてから「満杯」とする迄を加算高さ(厚さ)で入力し設定できるようになっており、入力後決定キー33を押下すると、図4(c)に示すように、画面が切り替わって使用する設定キー34、使用しない設定キー35で「ほぼ満杯」を使用するか、使用しないかが設定でき、使用するを選択した場合は更に画面が切り替わって、図4(d)に示すように、集積厚さ設定情報入力キー36でスタックガイド25が50mm上昇して光学センサ30が遮光される高さを超えてから「ほぼ満杯」とする迄を加算高さ(厚さ)で入力し設定できるようになっている。ここで、前記集積厚さ設定情報入力キー32で入力する「満杯」とする加算高さ(厚さ)の上限値は、図3の集積箱21で集積済み郵便物29が物理的に支障なく集積できる上限であり、ここでは30mmとする。また、集積厚さ設定情報入力キー36で入力する「ほぼ満杯」とする加算高さ(厚さ)は「満杯」とする加算高さ(厚さ)よりも低い高さである。
【0021】
次に、配達先が混在した1群の郵便物群を、本実施形態の郵便物区分集積装置に2回かけて配達先の若い順番(数字で割り当てられた配達先の番号が小さい順番のこと)に並べる道順組立処理について、図5に示した制御装置5の制御ダイアグラムに基づいて詳細に説明する。
【0022】
本実施形態1は、道順組立処理の1回目、道順組立処理の2回目という別々の2つの区分集積処理が連続して組み合わせられて使われる。
最初に、係員が操作パネル12で区分処理モードを道順組立処理の1回目と選択すると(199)、集積箱の区分先指定が割り振られる(200)。1回目は配達先の1桁目で区分するが、予め設定された区分先に割り振られ、図5に示すように、郵便物が各集積箱に割り振られた集積箱番号毎に集積される。なお、1桁目とは郵便物に記載される宛名情報などから得られる情報を数字等に置換し、その数字の下1桁目のことを示すもので、実際に郵便物を配達すべき家、アパート等の配達先は、この郵便物の宛名情報に基づいて道順組立が行われる。
【0023】
続いて、係員が操作パネル12で図4(a)の「満杯」、「ほぼ満杯」設定キー31を押下すると(201)、図4(b)に画面が切り替わり、ここでは50mmを超えてから「満杯」までの加算高さ(厚さ)を30mmと設定した後決定キー33を押下する(202)。次に図4(c)に画面が切り替わり、ここでは「ほぼ満杯」を使用しない設定キー35を選択する(203)。
【0024】
次に、係員が供給スイッチをONすると(205)、ホッパ1に置かれた郵便物の束は、分離部2で一通ずつに分離されて繰り出され(206)、繰り出された郵便物は図1における搬送路3を通り、厚さ測定器4でその厚さを計測される(207)。計測され、厚さ情報で装置にかけられない厚さと判定された郵便物は、異物排除箱6へ送られ、集積され(208、209)、正常と判定された郵便物は、読み取り部7へ送られ、郵便物に記載された郵便番号、宛名等の宛名情報が読み取り部7で読み取られる(210)。
【0025】
その後、郵便物が図1に示す搬送路8を通っている間に、宛名情報と集積箱の区分先指定の割り振りから行き先集積箱が決められ(211)、行き先集積箱が「満杯」等で集積不可能でないかどうかが確認される(212)。集積不可能の場合、同じ区分先で集積可能の所望の集積箱がある場合(214)は行き先集積箱を変更し、集積されるが(215)、集積箱がない場合は行き先がオーバーフロー集積箱107(図示なし)と決定され、集積される(216)。
この区分動作中に制御装置5は各集積箱の図2の光学センサ30の状態を監視しており(221)、集積済み郵便物29が50mmになると、スタックガイド25が光学センサ30を遮光し(222)、ここでは「ほぼ満杯」を使用しないを選択しているので、ステップ223からステップ228に移る。
【0026】
ここから光学センサ30が遮光された集積箱に集積される郵便物の、厚さ測定器4で測定された厚さデータ加算を開始する。
前記光学センサ30の遮光が解除されない場合は、厚さデータ加算を続け(229)、加算高さ(厚さ)が(202)で設定した30mmに到達すると(230)、「満杯」と判定して当該集積箱21を集積不可能とし(231)、図2及び図3に示す表示ランプ27を点灯させて係員に知らせる(232)。係員が集積済み郵便物29を取り出して光学センサ30の遮光が解除されると(233)、当該集積箱21を集積可能に戻し、空になった集積箱21へは集積されるべき郵便物が集積できる状態に戻り(234)、点灯していた表示ランプ27は消え(235)、ステップ221へ戻って光学センサ30の状態監視を続ける。
なお、「満杯」と判断し、係員が集積箱21に収納された集積済み郵便物29を取り出した場合は、集積箱各々に付加された集積箱番号と取り出した順番が分かるように表示をしておく。
【0027】
このようにして1回目の区分が終わると、図6に示すように、集積箱101〜106に集積された郵便物は1桁目が同じ番号の配達先毎の郵便物群ができる。
【0028】
ここで、図6に基づき各集積箱への区分集積について詳細に説明する。
前述したように、郵便物区分集積装置を使って1回目で郵便物を区分集積する場合、図6(a)に示すように、1桁目が「1」の郵便物には集積箱番号「101と102」の集積箱を割り当て、同様に1桁目が「2」の郵便物には集積箱番号「103と104」を、1桁目が「3」の郵便物には集積番号「105と106」を、区分先の集積箱が「満杯」等で集積不能な郵便物(オーバーフロー)には集積番号「107」をそれぞれ予め設定しておく。
【0029】
この設定を基に、配達先「41〜43」「51〜53」「61〜63」「71〜73」「81〜83」「91〜93」がバラバラで混在した郵便物を図1に示す本実施形態1の郵便物区分集積装置にて区分集積すると、図6(b)に示すように、例えば、集積箱番号「101」の集積箱には、下から「61・41・91・61・81・・・・」というように配達先の1桁目が「1」の郵便物のみ集積され、「満杯」になると、1桁目「1」の集積で割り当てられたもう1つの集積箱番号「102」に次々と集積される。そして、「満杯」状態になった1桁目が「1」の郵便物群を図示するように集積箱から順次取り出して管理する。ここでは図示しないが、1桁目が「1」の郵便物の区分先である集積箱101、102が共に「満杯」で、取り出されない状態の時に1桁目が「1」の郵便物が搬送されてくると、オーバーフロー集積箱107に搬送されるが、オーバーフロー集積箱107に集積された郵便物はもう一度ホッパ1に供給すると、1桁目が同じ番号の配達先毎の郵便物群の集積箱に区分される。
【0030】
このような郵便物の区分集積処理により、配達先の1桁目が「1」の郵便物群、「2」の郵便物群、「3」の郵便物群とを区分することが可能となる。
【0031】
以下、2回目の道順組立処理について図5と図7を用いて説明する。
係員が操作パネル12で区分処理モードを道順組立処理の2回目と選択すると(199)、集積箱の区分先指定が割り振られる(200)。2回目は配達先の2桁目で区分するが、前記1回目とは別の予め設定された区分先に割り振られ、図6に示すように、郵便物が各集積箱に割り振られた集積箱番号毎に集積される。
【0032】
続いて、係員が図1の操作パネル12で図4(a)の「満杯」、「ほぼ満杯」設定キー31を押下すると(201)、図4(b)に示す画面に切り替わり、ここでは50mmを超えてから「満杯」までの加算高さ(厚さ)を30mmと設定した後決定キー33を押下する(202)。次に、図4(c)に示す画面に切り替わり、ここでは使用する設定キー34の「ほぼ満杯」を使用するを選択する(203)。更に図4(d)に示す画面に切り替わり、ここでは50mmを超えてから「ほぼ満杯」までの加算高さ(厚さ)を10mmと設定した後決定キー37を押下する(204)。
【0033】
2回目の処理では、配達先の2桁目で区分するが、この時1回目の処理で区分けされた郵便物群の1桁目が若い(数字が小さい)順に装置の集積部に供給する。係員が供給スイッチをONにしてから(205)、ホッパ1に置かれた郵便物の束が分離部2で一通ずつ分離されて繰り出され、行き先集積箱、オーバーフロー集積箱、異物排除箱へ振り分けられるステップ205から216までのフローは1回目と同じであるが、「ほぼ満杯」、「満杯」の処理が異なるので、それを以下に説明する。
【0034】
集積済み郵便物29が50mmになると、スタックガイド25が光学センサ30を遮光し(222)、「ほぼ満杯」使用を選択しているかを判断する(223)。ここでは「ほぼ満杯」を使用しているので、これ以降、光学センサ30が遮光された集積箱に集積される郵便物の厚さ測定器4で測定された厚さデータ加算を開始する(224)。光学センサ30の遮光が解除されない場合は、厚さデータ加算を続け(225)、加算高さ(厚さ)が前記ステップ224で設定した10mmに到達する(226)と、「ほぼ満杯」と判定して図2に示す表示ランプ27を点滅させて係員に知らせる(227)。係員が集積済み郵便物29を取り出して光学センサ30の遮光が解除されると(229)、点滅していた表示ランプ27は消え(235)、前記ステップ221へ戻って、光学センサ30の状態の監視を続ける。ここで、表示ランプ27が点滅してから係員が集積済み郵便物29を取り出す間も集積箱21へは集積されるべき郵便物が搬送されて来る。
【0035】
前記ステップ227の「ほぼ満杯」で表示ランプ27が点滅している状態で係員が集積済み郵便物29を取り出さず、加算高さ(厚さ)が前記ステップ202で設定した30mmに到達すると(230)、「満杯」と判定して当該集積箱21を集積不可能とし(231)、図2の表示ランプ27を点滅させて係員に知らせる(232)。係員が集積済み郵便物29を取り出して光学センサ30の遮光が解除される(233)と、当該集積箱21を集積可能に戻し、空になった集積箱21へは集積されるべき郵便物が引き続き搬送され(234)、点灯していた表示ランプ27は消え(235)、前記ステップ221に戻って光学センサ30の状態の監視を続ける。
【0036】
このようにして2回目の区分が終わると、図7に示すように、集積箱101〜106に集積された郵便物は、2桁目が同じ番号の配達先毎に1桁目の番号が小さい順に並び替えられた郵便物群が集積箱に区分される。なお、「ほぼ満杯」と判断し、係員が集積箱21に収納された図2に示す集積済み郵便物29を取り出した場合は、集積箱各々に付加された集積箱番号と取り出した順番が分かるように表示をしておく。
【0037】
ここで、図7に基づき各集積箱への区分集積について詳細に説明する。
前述したように、2回目の処理では配達先の2桁目で区分するが、この時1回目の処理で区分けされた郵便物群の1桁目が若い(数字が小さい)順に装置の集積部に供給するので、図6に示すように、配達先の1桁目が若い、即ち、「41」「51」「61」「71」「81」「91」の郵便物が最初に割り当てられた各集積箱番号の集積箱に集積されていく。そして、図7で示すように第2回目の処理で配達先の2桁目を区分するので、例えば、集積箱番号「101」の集積箱には、配達先の2桁目が「4」の郵便物が、同様に、集積箱番号「102」の集積箱には2桁目「5」の郵便物、集積箱番号「103」の集積箱には2桁目「6」の郵便物、集積箱番号「104」の集積箱には2桁目「7」の郵便物、集積箱番号「105」の集積箱には2桁目「8」の郵便物、集積箱番号「106」の集積箱には2桁目「9」の郵便物がそれぞれ区分され集積される。
【0038】
図示していないが、1桁目が「1」の「41」「51」「61」「71」「81」「91」の郵便物の区分集積の後、1桁目が「2」の「42」「52」「62」「72」「82」「92」の郵便物を続いて供給し、更に、1桁目が「3」の「43」「53」「63」「73」「83」「93」の郵便物を所定の集積箱に供給して区分集積することで、本発明の郵便物区分集積装置によって区分集積される前の混在した郵便物が、配達先に応じてそれぞれ郵便物群としてまとめることができるので、配達順にあった道順組立処理を行うことが可能となる。
【0039】
また、オーバーフロー集積箱107に配達先「81」の郵便物が集積されているが、これは1桁目が「1」の郵便物を区分中に配達先「81」が割り当てられている集積箱105が「満杯」になっても取り出されず、集積箱105が集積不能の状態の時に搬送されて来たものが集積されたものである。
【0040】
2回目の処理では、前記のように1回目の処理で区分された郵便物群の1桁目が若い(数字が小さい)順に装置の集積部に供給しているので、もう一度ホッパ1に供給すると、配達先「82」「83」の郵便物に混ざってしまい、別の郵便物群に誤混入して順序が正くなくなってしまう。このため2回目の処理でオーバーフロー集積箱に集積されたものは、係員が「81」の配達先の郵便物群へ1枚ずつ手区分するしかなく、大変効率が悪い。
【0041】
続いて、本実施形態の郵便物区分集積装置について前記1回目の処理、2回目の処理における個々の効果を説明する。
通常、係員は1人で50〜100個の集積箱の処理を受け持つことが多く、集積箱21に集積する集積済み郵便物29をなるべく多くすると、係員が取り出す回数を少なくできる上に、取り出した郵便物を把束したり、取り出した集積箱番号と取り出した順番がわかるように表示したりするので、作業効率は良くなる。1回目の処理は、万一「満杯」になってオーバーフロー集積部11へ郵便物が集積されても再供給すれば装置で区分できるので、取り出し回数をなるべく減らして、取り出す郵便物の1束の集積量を増やすと作業効率が良い。また、「ほぼ満杯」を使用して表示ランプで知らせると、係員の気が散るので使用しないように設定した例である。
【0042】
これに対して2回目の処理は、前述したように集積される郵便物の順序が重要であり、オーバーフロー集積箱へ搬送される郵便物は手区分するしかなく、大変効率が悪くなるので、係員が取り出す1束の集積が少し減ってもオーバーフローを無くした方が作業効率が良い。「ほぼ満杯」で表示ランプを点滅させて連絡して取り出してもらい、さらに「満杯」時は表示ランプを点灯させて係員が状態を区別できるように設定した例である。
【0043】
以上説明したように、本実施形態では道順組立処理の1回目、道順組立処理の2回目という別々の2つの区分集積処理が連続して組み合わせられている使われ方を例示した。この例では、2つの区分集積処理各々が個々に最適な区分集積処理が可能となっており、また、各々の区分集積処理は一度で作業効率良く行うことが可能となっている。
【0044】
この他宛先が混在した郵便物を全国の広域別に区分する全国差立処理の例として、宛先が「OO県」「△△県」「××県」がバラバラで混在した郵便物を各県別に区分する場合を説明する。
【0045】
図6(a)の区分先指定で宛先が「OO県」の郵便物には集積箱番号「101と102」の集積箱を割り当て、同様に宛先が「△△県」の郵便物には集積箱番号「103と104」を、宛先が「××県」の郵便物には集積番号「105と106」を区分先の集積箱が「満杯」等で集積不能な郵便物(オーバーフロー)には集積番号「107」をそれぞれ予め設定する。この処理では各集積箱に集積される郵便物順序は問わないので、この設定を基に図5に示すステップ201からステップ235までを本実施形態の道順組立処理1回目と同様の処理手順を行うことにより、一度で作業効率良く区分集積処理でき、集積箱101〜106には県名が同じ宛先毎の郵便物群ができる。
【0046】
また、それぞれの設置される地域や運用する時期によって、郵便物は種類の傾向があり、例えば、年末年始ははがきを多く区分するため薄い郵便物が多かったり、企業が多い地域は封筒で厚い郵便物が多かったりする。そこで、例えば、0.2mmから6.0mmの郵便物を取り扱うと仮定し、厚さが厚い6.0mmの郵便物が多い場合は、前記2回目の処理で50mmを超えてから「ほぼ満杯」までの加算高さ(厚さ)を0mm、「満杯」までの加算高さ(厚さ)を30mmと設定して、「ほぼ満杯」から「満杯」までに集積する高さを優先させて最大の30mmとして、6.0mmの郵便物が最大の5枚集積することができるように設定できる。
【0047】
また、厚さが薄い0.2mmの郵便物が多い場合は、前記2回目の処理で50mmを超えてから「ほぼ満杯」までの加算高さ(厚さ)を例えば24mm、「満杯」までの加算高さ(厚さ)を30mmと設定して、「ほぼ満杯」高さを74mmとして係員が取り出す回数を少なくするように設定できる。逆に1回目の処理で、取り出す郵便物の1束の集積量が多すぎる場合は「満杯」高さを低くして少なくすることもできる。
【0048】
また、本実施形態の図5に示すステップ199では、区分処理モードの設定は道順組立処理の1回目、2回目、全国差立処理の3つを例示したが、この他集積した郵便物を区分する場合等の目的に応じて様々な区分処理モードで運用することができる。
【0049】
前記制御装置5で、図8に示すように、図4の32、34、35、36で入力される「満杯」加算高さ(厚さ)、「ほぼ満杯」使用する・使用しない、「ほぼ満杯」加算高さ(厚さ)の各情報を各区分処理モード毎に記憶しておいて、図5に示すステップ199で区分処理モードが指定される毎に自動で設定情報が更新されると、便利であり、さらに、図4(a)に示す画面の後に、集積箱番号を入力できるようにして前述した図8に示す各情報を各区分処理モードの各集積箱番号毎に記憶できるようにしておくこともできる。これは、各配達先によって区分される郵便物に特徴があり、例えば、配達先が企業の場合は厚い郵便物が多かったり、住宅地は薄い郵便物が多かったりするため、個別に設定できる点で有効である。
【0050】
さらに、また、図8で同じ区分先指定割り振りを持つ区分処理モードに対して、302、303、304の「満杯」加算高さ(厚さ)、「ほぼ満杯」使用する・使用しない、「ほぼ満杯」加算高さ(厚さ)の各情報を異なる何通かの組み合わせで記憶させておいて、区分される郵便物の種類に応じて係員が選択可能にしておいても便利である。また、区分集積動作中に302、303、304の「満杯」加算高さ(厚さ)、「ほぼ満杯」使用する・使用しない、「ほぼ満杯」加算高さ(厚さ)の各情報が今どの設定で動作しているかを、例えば、操作パネル12に表示し、係員に知らせることができる。さらに、また、区分集積動作中であっても係員が図4(a)の「満杯」設定キー31を押すと、図4(a)に示す画面の後で図8に示す制御装置の情報記憶部302、303、304の各情報の組み合わせを選択できるようにしたり、図5に示すステップ201からステップ204までのフローでの「満杯」加算高さ(厚さ)、「ほぼ満杯」使用する・使用しない、「ほぼ満杯」加算高さ(厚さ)を変更できるようにすることにより、例えば、厚い郵便物の束を連続して供給している時と、薄い郵便物の束を区分している時に区分集積処理を中断させることなく郵便物に対してさらに柔軟な処理を行うことができる。
また、図4に示す集積厚さ設定情報入力キー32、36で入力される加算高さ(厚さ)は枚数としても良いし、加算高さ(厚さ)か枚数かを選択できるようにしても良い。
【0051】
なお、前記実施形態においては、紙葉類として郵便物を適用した例で説明したが、本発明は、一般の紙葉類にも適用できることはいうまでもない。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、紙葉類区分集積装置において、各々の区分集積処理を少ない回数で行うので、区分指定割り振り作業の効率を向上することができる。
【0053】
また、紙葉類区分集積装置において、各集積箱に集積される紙葉類の集積順序が重要である場合や、設定される地域や運用される時期によって紙葉類(郵便物)の種類が変化する場合の区分集積処理に対して、各々の区分集積処理の最適な設定を個々に柔軟に行うことができる。
【0054】
また、ある情報を持った紙葉類をどの集積箱に集積するかという各集積箱に対する区分先指定割り振りや区分される紙葉類(郵便物)の種類に対して、最適な集積状態を柔軟に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の郵便物区分集積装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】本実施形態の郵便物区分集積装置の郵便物の流れ及びデータの流れを示すブロック図である。
【図3】本実施形態の郵便物区分集積装置の集積箱の構成を示す図である。
【図4】本実施形態の郵便物区分集積装置の操作パネルの操作画面を示す図である。
【図5】本実施形態の郵便物区分集積装置の制御ダイアグラムを示す図である。
【図6】本実施形態の郵便物区分集積装置の道順組立処理1回目で郵便物を区分箱に区分集積する処理を説明する説明図である。
【図7】本実施形態の郵便物区分集積装置の道順組立処理2回目で郵便物を区分箱に区分集積する処理を説明する説明図である。
【図8】本実施形態の郵便物区分集積装置の制御部の情報記憶部のデータ構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ホッパ、2…分離部、3…搬送路、4…厚さ測定器、5…制御装置、6…異物排除箱、7…読み取り部、8…搬送路、9…分岐搬送路、10…集積部、11…オーバーフロー集積部、12…操作パネル、13…分岐搬送路、21…集積箱、22…搬送路、23…ゲート、24…シャフト、25…スタックガイド、26…シャフト、27…表示ランプ、28…郵便物、29…集積済み郵便物、30…光学センサ、31…設定キー、32,36…集積厚さ設定情報入力キー、33,37…決定キー、34…使用する設定キー、35…使用しない設定キー、41〜43,51〜53,61〜63,71〜73,81〜83,91〜93…配達先、101〜106…集積箱、107…オーバーフロー集積箱、199〜235…制御ダイアグラム、301〜304…制御装置の情報記憶部。
Claims (3)
- 紙葉類を集積する集積箱を複数個有する集積手段と、
紙葉類を供給部から集積箱の位置まで搬送する搬送手段と、
前記紙葉類に記載された情報を読み取る読み取り手段と、
該読み取り手段で読み取られた情報に基づいて前記搬送手段を制御し、前記紙葉類を予定の集積箱に集積させる制御手段とを備えた紙葉類区分集積装置において、
前記集積箱に集積される紙葉類の集積量が一定値に達したことを検知する検知手段と、
集積箱に集積される紙葉類の厚さを計測する厚み計測手段と、
第1の集積状態の基準値と該第1の集積状態の基準値よりも集積量が大なる第2の集積状態の基準値とを前記制御手段に与えるための操作手段とを設け、
前記制御手段は、前記検知手段が一定量に達したことを検知した時点から前記測定された厚みを用いて前記集積箱内の紙葉類の集積量を求めると共に、該求められた集積量が前記第1の集積量状態及び第2の集積量状態の基準値に達したか否かにより、前記集積箱内の紙葉類の集積管理を行うことを特徴とする紙葉類区分集積装置。 - 請求項1に記載の紙葉類区分集積装置において、前記操作手段は、前記第1の集積状態の基準値及び前記第2の集積状態の基準値の変更ができることを特徴とする紙葉類区分集積装置。
- 紙葉類を集積する集積箱を複数個有する集積手段と、
紙葉類を供給部から集積箱の位置まで搬送する搬送手段と、
前記紙葉類に記載された情報を読み取る読み取り手段と、
該読み取り手段で読み取られた情報に基づいて前記搬送手段を制御し、前記紙葉類を予定の集積箱に集積させる制御手段とを備えた紙葉類区分集積装置において、
前記集積箱に集積される紙葉類の集積量が一定値に達したことを検知する検知手段と、
集積箱に集積される紙葉類の厚さを計測する厚み計測手段と、
第1の集積状態の基準値と該第1の集積状態の基準値よりも集積量が大なる第2の集積状態の基準値とを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段の前記第1の集積状態の基準値と前記第2の集積状態の基準値とのうち、両方の基準値を用いる第1のモードと、前記第2の集積状態の基準値のみを用いる第2のモードの設定を前記制御手段に与えるための操作手段とを設け、
前記制御手段は、前記操作手段で前記第1モードが設定されているとき、前記検知手段が一定量に達したことを検知した時点から前記測定された厚みを用いて前記集積箱内の紙葉類の集積量を求めると共に、該求められた集積量が前記第1の集積量状態及び第2の集積量状態の基準値に達したか否かにより、前記集積箱内の紙葉類の集積管理を行い、前記操作手段で前記第2モードが設定されているとき、前記検知手段が一定量に達したことを検知した時点から前記測定された厚みを用いて前記集積箱内の紙葉類の集積量を求めると共に、該求められた集積量が前記第2の集積量状態の基準値に達したか否かにより、前記集積箱内の紙葉類の集積管理を行うことを特徴とする紙葉類区分集積装置。
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