JP3505232B2 - 紙葉類整列装置 - Google Patents

紙葉類整列装置

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、郵便物等の紙葉類を設
定された複数の区分に分別して区分けし、整列させる紙
葉類整列装置に関する。 【0002】 【従来の技術】従来の紙葉類整列装置は、バーコードな
どで整列情報を記載された郵便物などの紙葉類を、供給
部から供給し、情報を読み取る読取部を経て、複数個に
区分された区分集積部と排除集積部とを有する集積部
に、読み取られた情報から得られた結果に従って区分
し、整列させるものである。 【0003】郵便物などの紙葉類は整列情報を読み取っ
た結果に従い区分集積部で区分されるが、この区分集積
部は固定容量を有する限定数の集積箇所に区分されてい
るため、この区分集積部に集積しきれず排除集積部に排
除された紙葉類は、後から人手により整列させるか、整
列させた紙葉類とは別に再度供給して所定の順序に揃え
るようにしている。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
ては、紙葉類整列装置は、集積部の各区分集積部が固定
容量になっているため、整列番号の割り付けや紙葉類の
厚さによって区分集積部における集積状態が変化する。
このため、満杯になった区分集積部に該当する整列情報
を持った紙葉類は、区分集積部に入れられず排除集積部
へ排除されるため、正しく整列できない場合があった。 【0005】このため、従来の紙葉類整列の実務におい
ては、次のような3つの方法のいずれかの方法をとらな
ければならなかった。つまり、(1)紙葉類整列装置に
供給する紙葉類を予め少なめにして、区分集積部から排
除されないように集積させる。(2)排除集積部に排除
された紙葉類を人手によって区分けして、既に整列され
た紙葉類の中へ入れる。(3)排除集積部に排除された
紙葉類を、区分集積部に集積された紙葉類とは別に、再
度紙葉類整列装置に供給し、再度区分させる。このた
め、紙葉類整列装置が有効に活用できなかったり、作業
内容が複雑化するなどにより作業者の負担が大きくなる
という問題点があった。 【0006】本発明は、前記問題点を解消するためにな
されたものであり、紙葉類が区分集積部から排除される
ことなく、各区分集積部ごとに紙葉類を整列させること
ができる紙葉類整列装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明の紙葉類整列装置
は、整列のための整列情報を有する紙葉類を供給する供
給部と、この供給部から供給された前記紙葉類に記載さ
れた前記整列情報を読み取る読取部と、前記整列情報に
より区分して前記紙葉類を集積する複数の区分集積部を
備えた集積部と、前記複数の区分集積部に取り付けら
れ、集積された紙葉類の枚数を計数するカウンタと、前
記複数の区分集積部毎に設けられて前記紙葉類が満杯に
集積されたことを検出する満杯検知部と、前記供給部か
ら供給された前記紙葉類を前記集積部へ順番に集積さ
せ、前記満杯検知部および前記カウンタにより、前記区
分集積部が満杯になった場合の紙葉類の枚数をカウント
し、次の前記区分集積部へ集積させ、前記複数の区分集
積部に集積された前記紙葉類の枚数から前記紙葉類の厚
さのバラツキを考慮して集積可能枚数を算出する算出手
段と、各区分集積部へ集積される前記紙葉類の整列情報
を演算処理し、前記整列情報および前記算出手段により
算出された前記紙葉類の集積可能枚数に基づき、前記紙
葉類の各区分集積部へのふるい分け情報を出力し、前記
紙葉類の各区分集積部への割当てを決定する演算装置
と、前記集積部の前記複数の区分集積部へ前記紙葉類を
ふるい分ける分岐部と、前記演算装置からの前記ふるい
分け情報に基づき、前記分岐部のふるい分け動作を制御
する機構制御部と、を具備している。 【0008】 【0009】 【0010】 【0011】 【0012】 【0013】 上記発明の紙葉類整列装置は、紙葉類を
供給してその紙葉類に記載された整列情報を読み取ら
せ、演算装置が決定した紙葉類の厚さのバラツキを考慮
した区分集積部への平均集積枚数に従って分岐部を制御
することによって、少ない繰り返し回数で、排除紙葉類
を出すことなく、すべての紙葉類を区分集積部へふるい
分ける。 【0014】 【0015】 【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
して詳細に説明する。本発明における以下の実施例で
は、紙葉類として郵便物を例にとり整列させる場合の紙
葉類整列装置について説明する。図1は本発明の実施例
における紙葉類整列装置の全体構成を示す断面図であ
る。 【0016】この紙葉類整列装置は、正面中央部に紙葉
類1を載置させるための水平方向に延びる供給部2を配
置し、この供給部2には連続した供給台3を設け、この
供給台3の左側端部から右側端部までの全幅に渡って自
由に移動できるように形成したスライド式の移載機構4
を設置する。この供給部2の上方には、その全幅に渡た
り各区分集積部5−1,…,5−nおよび集積部兼仮排
除集積部5aを配列した集積部5を配置し、この集積部
5の底面側には集積させた紙葉類1を供給部2側に移す
移動機構(図示せず)を設ける。集積部5の上方には紙
葉類1を各区分集積部5−1,…,5−nおよび集積部
兼仮排除集積部5aに篩分けて挿入させる分岐部6を配
置する。供給部2の送り出し側の端部(図中右側)には
紙葉類1を一通ずつ取り出す一通取出部(以下、単に取
出部という)7を配置し、取出部7から分岐部6までの
間をベルト式搬送機構8によって搬送できるようにす
る。ベルト式搬送機構8の途中には、紙葉類1の向きを
変える方向変換部9と、搬送基準を整える整位部10
と、整列させるために必要な情報を読み取る読取部11
と、整列情報を読み取ることができなかった紙葉類1を
集める排除集積部12と、排除集積部12へ整列情報を
読み取れなかった紙葉類1を分岐させる分岐部13とを
配置する。 【0017】以上の各機構は、側面から見て、水平面に
対して例えば60〜85°程度傾斜したベース14の上
に、すべてを構成させ、装置内に載置されてベルト搬送
される紙葉類1が安定良く保持されるようにする。 【0018】次に、このように構成した本発明の実施例
における紙葉類整列装置の動作について説明する。ま
ず、整列させる紙葉類1は、具体的には郵便物であり、
立位で郵便番号枠を上方に向け、かつ宛名面を一通取出
部7側に向け、下端を揃えて供給部2に供給する。紙葉
類1は供給部2に配列され、取出部7で一枚ずつ取り出
される。その後、紙葉類1は、方向変換部9で搬送方向
を180°変換され、整位部10で搬送基準が整えら
れ、読取部11により紙葉類1に記載された整列のため
の情報が読み取られる。その結果を基にして、紙葉類1
が分岐部6を経由して該当する区分集積部5−1,〜,
5−nに区分されて、立位で集積される。情報を読み取
ることのできなかった紙葉類1は、分岐部13で分岐さ
れて排除集積部12に集積される。また、情報の読み取
られた紙葉類1が、何らかの原因で区分集積部に集積さ
れなかった場合には、区分集積部の末端に配置された区
分集積部兼排除集積部5aに集積させる。このときの未
区分の紙葉類1は、次の供給時に排除集積部12に集積
される。そして、一度区分されて集積部5へ集積された
紙葉類1は、集積部5から供給部2に移し換えられて、
再度、区分され集積部5へ集積される。紙葉類1が完全
に整列情報に従って集積されるまで、この繰り返しを必
要回数だけ繰り返す。 【0019】図2は本発明の実施例における紙葉類整列
装置の構成を示すブロック図である。この紙葉類整列装
置の制御装置は、図2に示すように、読取部11で読み
取られた整列情報を判別して伝送する判別部21と、集
積部5の各区分集積部5−1,〜,5−n毎に取り付け
られて集積された紙葉類1を計数するカウンタ22(2
2−1,〜,22−n)と、集積部5の各区分集積部5
−1,〜,5−n毎に設けられてその区分に紙葉類1が
満杯に集積されたことを検出する満杯検知部23(23
−1,〜,23−n)と、判別部21,各カウンタ22
(22−1,〜,22−n),および各満杯検知部23
(23−1,〜,23−n)から伝送された情報を記憶
する記憶装置24と、記憶装置24の情報に基づき紙葉
類1の区分集積部5への割当てを決定する演算装置25
と、供給部2,取出部7,読取部11,および各分岐部
6(6−1,〜,6−n−1)の動作を、判別部21お
よび各満杯検知部23(23−1,〜,23−n)並び
に演算装置25からの各情報に基づき制御する機構制御
部26とからなる。 【0020】図3は本発明の実施例の紙葉類整列装置に
よって実行される基本制御処理を説明するフローチャー
トである。この紙葉類整列装置によって実行される基本
制御処理は3段階に分けられる。つまり、まず、整列さ
せたい紙葉類1を供給部2へ供給し、紙葉類1を取り出
した順に集積部5へ順番に集積させ、集積途中で区分集
積部5−mが満杯になった場合の通数をカウントし、次
の区分集積部5−m+1へ集積させるプレ供給(st
1)と、プレ供給処理の後にこのプレ供給によって得ら
れたデータに基づき各パラメータについて必要な集積可
能枚数、供給回数、および区分集積部の割当て等のデー
タを算出する数値演算(st2)と、この数値演算によ
り得たデータを基にして紙葉類の整列を行う本供給(s
t3)との3段階である。 【0021】図4は本発明の実施例の紙葉類整列装置に
よって実行されるプレ供給における処理を説明するフロ
ーチャートである。まず、プレ供給では、図4に示すよ
うに、区分集積部を識別する番号mが初期値にセットさ
れる(st11)。そして、紙葉類1が取出部7から一
通ずつ取り出され(st12)、読取部11により整列
情報が読み取られ(st13)、判別部21により整列
情報の内容が判別されて記憶装置24に伝送され(st
14)、読み出した整列情報が記憶装置24に記憶され
る(st15)。区分集積部5−mへの集積に先立ち、
その区分集積部5−mに設けられた満杯検知部23−m
からの情報により該当区分集積部5−mが満杯か否かが
判定される(st16)。もし、m番目の区分集積部5
−mが満杯になっていた場合には、その通数xm が記憶
され(st17)、番号mが新たに1だけ増分され(s
t18)、紙葉類1がm=m+1番目の区分集積部5−
m(m=m+1)に集積される(st19)。一方、m
番目の区分集積部5−mが満杯でなければ、通常どおり
紙葉類1が区分集積部5−mに集積される。次に、番号
mが区分集積部の最後の番号に達しているか判断される
(st20)。番号mが最後の番号でなければ、処理は
ステップst21に進み、一方番号mが最後の番号であ
れば処理は終了する。ステップst21では、供給部2
に紙葉類1がまだ残っているかが判断される。紙葉類1
が残っている場合には処理はステップst12に戻って
プレ供給における同様の処理が繰り返され、残っていな
ければプレ供給における処理は終了する。このような処
理によって、整列させたい紙葉類1をすべて区分し、い
ずれかの区分集積部5−1,〜5−nに集積させる。 【0022】図5は本発明の実施例の紙葉類整列装置に
よって実行されるプレ供給後の数値演算処理を説明する
フローチャートである。次に、各パラメータを求める数
値演算では図5に示すように処理が行われる。まず、集
積部5の各区分集積部5−m(m=1,…,n)に集積
された紙葉類1の通数xm から、紙葉類平均厚みにおけ
る集積可能枚数yが式1,式2,式3により求められる
(st31)。 【0023】 【数1】 【0024】 【数2】 【0025】 【数3】 各供給において読み取られた整列情報に基づいて、ある
区分集積部5−mに集積される紙葉類1の数量xm が式
3の集積可能枚数yを越えるか否かの確認が行われる。
次に、読み取られた整列情報を基にして供給された紙葉
類1の整列番号nが決定される。供給された紙葉類1の
整列番号をz番までとすると、集積部5のn個の区分集
積部5−1,…,5−nにおける最小供給回数〔α〕
は、プレ供給を除いて、次の式4により算出される(s
t32)。 【0026】 【数4】 ここで、〔α〕は、〔α〕≧αを満たす最小の整数とす
る。この場合、区分集積部5−m(m=1,…,n)1
ヶ所当たりの集積可能な整列番号はn[a]-1 となる。た
だし、〔a〕=〔α〕である。 【0027】この式4が満たされた場合には、任意の供
給回数において全ての各区分集積部5−m(m=1,
…,n)が満杯にならなければ、α回の供給で、すべて
の紙葉類1を区分集積部に整列できる。次に、以下のよ
うに、各供給における区分集積部5−m(m=1,…,
n)に集積される整列番号の最適割当てが行われる。つ
まり、任意の供給回数αk において、ある整列番号sの
枚数をβs とすると、ある区分集積部5−mで集積させ
たい紙葉類1の全てが集積されるための条件は式5で表
される。 【0028】 【数5】 ここに、数列aj は、ある供給回数αk での区分集積部
5−mに集積される整列番号を表す数列を示す。従っ
て、式5が成り立つか否かが検討され、各区分集積部に
集積される紙葉類1の数が集積可能枚数yを越えるか否
かが判定される(st33)。 【0029】ステップst33における判定の結果、式
5が満たされている場合には、処理はステップst36
へ進む。一方、ある供給回数αk において、ある区分集
積部5−mにおいて、式5が満たされない場合には、n
個の区分集積部5−1,…,5−nのうち区分集積部5
−mを除いた任意の区分集積部を、区分集積部5−mと
同じ区分集積部の一部とすることによって、区分集積部
5−mの集積容量が疑似的に2倍にされる。この場合に
おける整列可能な整列番号zmax は式6により算出され
る(st34)。 【0030】 【数6】 【0031】すべての供給回数における、すべての区分
集積部5−m(m=1,…,n)について、以上の条件
を満足するように各パラメータが決定された時に、整列
可能な整列番号zmax が供給された紙葉類1の整列番号
z以上(式7)になっているか検討され、紙葉類1が整
列できるか否かが判定される(st35)。 【0032】 【数7】 【0033】式7が満たされる場合には、各整列番号s
に割当られた区分集積部5−m(m=1,…,n)にお
いて、紙葉類1が集積部の満杯により排除集積部5aに
排除されることなく、供給されたすべての紙葉類1の整
列を行うことができる。ここで、これまで演算したすべ
ての演算結果が記憶装置24に記憶される(st3
6)。その後、プレ供給後の数値演算処理は終了する。
一方、ステップst35における判定の結果、式7が成
り立たない場合には、供給された紙葉類1の整列を行う
ことができない。数値演算処理は不可であり、処理はエ
ラー処理に移行する。エラー処理後は、紙葉類1の供給
枚数を減らして再び数値演算処理を行うことができる。 【0034】図6は本発明の実施例の紙葉類整列装置に
よって実行される本供給における処理を説明するフロー
チャートである。本供給では、まず、図6に示すよう
に、紙葉類1の供給回数αの初期値がセットされる(s
t41)。そして、数値演算処理において得られた整列
番号zmax が各区分集積部5−m(1,…,n)へ割り
当てられ(st42)、紙葉類1の供給が開始される
(st43)。紙葉類1の供給が開始されると、取出部
7は一通ずつ紙葉類1を取り出す(st44)。読取部
11が取り出された紙葉類1の整列情報を読み取り(s
t45)、判別部21は整列情報の内容が演算装置25
により決定されている整列番号sおよび枚数βs のいず
れに該当するか判定する(st46)。機構制御部26
が割り当てられた区分集積部5−mへ紙葉類1を集積さ
せる(st47)。 【0035】そして、集積後に供給部2に紙葉類1が残
っているかが判定される(st48)。紙葉類1がまだ
供給部2に残っている場合には、処理はステップst4
4に戻り紙葉類1の各区分集積部5−m(1,…,n)
への集積処理が繰り返される。一方、供給部2に紙葉類
1が残っていない場合には、紙葉類1の供給回数αが1
だけ増分される(st49)。続いて、増分された新た
な供給回数αが最小供給回数〔α〕を超えているか否
か、すなわち供給回数が最後の回数か否かが判断される
(st50)。もし、新たな供給回数αが最小供給回数
〔α〕を超えていなければ、処理はステップst42に
戻り、紙葉類1の供給が繰り返される。一方、新たな供
給回数αが最小供給回数〔α〕を超えていれば、本供給
における処理は終了する。 【0036】このように本実施例によれば、プレ供給に
より予め紙葉類1が供給され、そのプレ供給の結果を利
用して数値演算処理が行われて、平均的な厚みを持った
紙葉類1における区分集積部5−m(m=1,…,n)
への整列番号zmax と供給枚数βz が決定される。本供
給において整列番号zmax と供給枚数βz に該当する整
列情報を有する紙葉類1を該当箇所に集積させることに
よって、区分集積部が満杯になることによる排除集積を
起こさせることなく、最小供給回数によってすべての紙
葉類1を整列させることができ、集積作業の途中で人手
による作業を必要とすることがなくなり、紙葉類1の整
列処理効率を向上させることができる。 【0037】 【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、紙
葉類を供給部に供給して、読取部が前記紙葉類に記載さ
れた整列のための情報を読み取り、演算装置が前記紙葉
類の区分集積部への割当てを決定したとおりに分岐部に
よって集積先となる区分集積部へふるい分けることがで
きるようにしたことにより、演算装置が決定した繰り返
し回数で、排除紙葉類を出すことなく、すべての紙葉類
を区分集積部へふるい分けることができる。また、紙葉
類を供給してその紙葉類に記載された整列情報を読み取
らせ、演算装置が決定した前処理による区分集積部への
集積可能枚数の割当て情報に基づき分岐部を制御してふ
るい分けることができるようにしたことにより、少ない
繰り返し回数で、排除紙葉類を出すことなく、すべての
紙葉類を区分集積部へふるい分けることができる。更
に、紙葉類を供給してその紙葉類に記載された整列情報
を読み取らせ、演算装置が決定した紙葉類の厚さのバラ
ツキを考慮した区分集積部への平均集積枚数に従って分
岐部を制御してふるい分けることができるようにしたこ
とにより、少ない繰り返し回数で、排除紙葉類を出すこ
となく、すべての紙葉類を区分集積部へふるい分けるこ
とができる。更に、紙葉類を供給して該紙葉類に記載さ
れた整列情報を読み取らせ、演算装置が前処理としてプ
レ供給を実行した時における紙葉類ふるい分け情報に基
づき区分集積部への整列情報を演算処理し、その得られ
た新たな整列情報に基づき本供給時における前記紙葉類
の前記区分集積部へのふるい分け情報を機構制御部へ伝
送し、その演算装置からの新たな整列情報に基づき機構
制御部が分岐部を制御してふるい分けることができるよ
うにしたことにより、最小の繰り返し回数で、排除紙葉
類を出すことなく、すべての紙葉類を区分集積部へふる
い分けることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1(イ)は本発明の実施例における紙葉類整
列装置の全体構成を示す正面断面図、図1(ロ)は同装
置の側面図。 【図2】本発明の実施例における紙葉類整列装置の構成
を示すブロック図。 【図3】本発明の実施例の紙葉類整列装置によって実行
される基本制御処理を説明するフローチャート。 【図4】本発明の実施例の紙葉類整列装置によって実行
されるプレ供給における処理を説明するフローチャー
ト。 【図5】本発明の実施例の紙葉類整列装置によって実行
されるプレ供給後の数値演算処理を説明するフローチャ
ート。 【図6】本発明の実施例の紙葉類整列装置によって実行
される本供給における処理を説明するフローチャート。 【符号の説明】 1 紙葉類 2 供給部 3 供給台 4 移載機構 5 集積部 5−1,5−2,…,5−n 区分集積部 5a 集積部兼仮排除集積部 6 分岐部 7 一通取出部 11 読取部 12 排除集積部 14 ベース 21 判別部 22−1,22−2,…,22−n カウンタ 23−1,23−2,…,23−n 満杯検知部 24 記憶装置 25 演算装置 26 機構制御部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 整列のための整列情報を有する紙葉類を
    供給する供給部と、 この供給部から供給された前記紙葉類に記載された前記
    整列情報を読み取る読取部と、 前記整列情報により区分して前記紙葉類を集積する複数
    の区分集積部を備えた集積部と、前記複数の区分集積部に取り付けられ、集積された紙葉
    類の枚数を計数するカウンタと、 前記複数の区分集積部毎に設けられて前記紙葉類が満杯
    に集積されたことを検出する満杯検知部と、 前記供給部から供給された前記紙葉類を前記集積部へ順
    番に集積させ、前記満杯検知部および前記カウンタによ
    り、前記区分集積部が満杯になった場合の紙葉類の枚数
    をカウントし、次の前記区分集積部へ集積させ、前記複
    数の区分集積部に集積された前記紙葉類の枚数から前記
    紙葉類の厚さのバラツキを考慮して集積可能枚数を算出
    する算出手段と、 各区分集積部へ集積される前記紙葉類の整列情報を演算
    処理し、前記整列情報および前記算出手段により算出さ
    れた前記紙葉類の集積可能枚数に基づき、 前記紙葉類の
    各区分集積部へのふるい分け情報を出力し、前記紙葉類
    の各区分集積部への割当てを決定する演算装置と、 前記集積部の前記複数の区分集積部へ前記紙葉類をふる
    い分ける分岐部と、 前記演算装置からの前記ふるい分け情報に基づき、前記
    分岐部のふるい分け動作を制御する機構制御部と、を具
    備したことを特徴とする紙葉類整列装置。
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