JPH09206698A - 紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法 - Google Patents

紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法

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JPH09206698A
JPH09206698A JP1573396A JP1573396A JPH09206698A JP H09206698 A JPH09206698 A JP H09206698A JP 1573396 A JP1573396 A JP 1573396A JP 1573396 A JP1573396 A JP 1573396A JP H09206698 A JPH09206698 A JP H09206698A
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JP
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sorting
paper sheets
classification
port
auxiliary
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Application number
JP1573396A
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English (en)
Inventor
Hideto Yui
英人 柚井
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH09206698A publication Critical patent/JPH09206698A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 その郵便物を最後まで機械処理対象郵便物と
し、処理効率を向上させるようにした紙葉類処理装置を
提供すること。 【解決手段】 上記複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出
し部4と、この取出し部4で取出された紙葉類から区分
情報を読取るスキャナ6と、このスキャナ6で読取った
区分情報に基づいて上記紙葉類を区分口に分類させる分
類手段と、上記分類手段で分類された区分口が満杯であ
る場合に上記紙葉類を集積する補助区分口22a,22
bと、上記区分口及びその区分口が満杯であった場合に
集積される補助区分口を関連づけて供給する供給手段5
0とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙葉類を区分集積
する紙葉類処理装置に係り、特に、郵便物の配達順組立
をする紙葉類処理装置及び紙葉類処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の区分装置は、主に、供給・取出
部、読取部、搬送部、区分口、区分口及び区分装置全体
を制御する制御部から構成されている。このような区分
装置では、供給・取出部から1枚ずつ郵便物を取出し、
その郵便物の区分情報を読取部で読取る。そして、郵便
物は区分部へ搬送され、読み取った結果により区分口を
決定し、集積される。
【0003】そして、区分すべき先の区分口が満杯であ
った場合に、補助用の区分口へ集積される。そして、認
識できなかった郵便物はリジェクトされ、指定された区
分口へ集積される。そして、区分口に集積された郵便物
を順番に放出、再度供給する処理を繰り返すことで配達
郵便物が道順通りに並び替えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そして、そのような道
順組立機は、何回か郵便物を供給して配達順番に並び替
えるものである。最初に供給する場合、郵便物の区分先
のばらつきが分からないために、区分すべき区分口が満
杯になると、満杯後にその区分口に区分すべき郵便物は
補助用の区分口に集積され、道順組立の機械処理から外
れてしまう。
【0005】また、オーバフローを防止するために最初
に配達箇所及び道数を知るために、プレ供給する方法も
考えられるが、供給回数が1回多くなり、処理時間がか
かる等の問題があった。
【0006】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は1つの区分口に区分が集中しても、オー
バフロー用の区分口を用い、供給する順番を工夫するこ
とにより、その郵便物を最後まで機械処理対象郵便物と
し、処理効率を向上させるようにした紙葉類処理装置を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる紙葉類
処理装置は、複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段
と、上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を
読取る読取手段と、区分口を有し、上記読取手段で読取
った区分情報に基づいて上記紙葉類を区分口に分類させ
る分類手段と、上記分類手段で分類された区分口が満杯
である場合に上記紙葉類を集積する補助区分口と、上記
区分口とその区分口が満杯であった場合に紙葉類を集積
した補助区分口とを関連づけて紙葉類を上記取出し手段
へと供給する供給手段とを具備したことを特徴とする。
【0008】請求項2に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、上記取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、複数に区分された区分口を有し、上記読取手段で読
取った区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分
口のうちいずれかに分類させる分類手段と、上記分類手
段で分類された区分口が満杯である場合に上記紙葉類を
集積する補助区分口と、上記区分口とその区分口が満杯
であった場合に紙葉類を集積した補助区分口とを関連づ
けて紙葉類を上記取出し手段へと供給する供給手段とを
具備したことを特徴とする。
【0009】請求項3に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、上記取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に
基づいて上記紙葉類を上記区分口に分類させる分類手段
と、上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合
に上記紙葉類を集積する補助区分口と、上記満杯である
区分口と上記補助区分口とを関連づけて記憶する記憶手
段と、上記記憶手段での記憶結果に基づき、上記区分口
と上記補助区分口に集積された紙葉類を関連づけて上記
取出し手段へと供給する供給手段とを具備したことを特
徴とする。
【0010】請求項4に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、上記取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、複数に分割された区分口を有し、上記読取手段で読
取った区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分
口のいずれかに分類させる分類手段と、上記分類手段で
分類された区分口が満杯である場合に上記紙葉類を集積
する補助区分口と、上記満杯である区分口及び上記補助
区分口とに関連づけて記憶する記憶手段と、上記記憶手
段での記憶内容に基づき、上記区分口とその区分口が満
杯であった場合に紙葉類を集積した上記補助区分口とを
関連づけ、紙葉類を上記取出し手段へと供給する供給手
段とを具備したことを特徴とする。
【0011】請求項5に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、上記取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、複数に分割された区分口を有し、上記読取手段で読
取った区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分
口のうちいずれかに分類させる分類手段と、上記分類手
段で分類された区分口が満杯である場合に上記紙葉類を
集積する補助区分口と、上記満杯である区分口に予め設
定される番号と同一の番号を上記補助区分口に割当て、
この番号を記憶する記憶手段と、上記記憶手段での記憶
内容に基づき上記区分口とその区分口が満杯であった場
合に紙葉類を集積される補助区分口を関連づけて紙葉類
を供給する供給手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】請求項6に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、上記取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に
基づいて上記紙葉類を区分口に分類させる分類手段と、
上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
記紙葉類を集積する補助区分口と、上記満杯である区分
口と上記補助区分口とを関連づけて記憶する記憶手段
と、上記分類手段及び補助区分口の鉛直下の位置に設け
られ、区分口及び補助区分口から落下した紙葉類を上記
取出し手段へと搬送する搬送手段と、上記記憶手段での
記憶内容に基づき、上記満杯である区分口及びこの区分
口と関連する補助区分口を関連づけて紙葉類を上記搬送
手段に落下せしめる駆動部とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】請求項7に係わる紙葉類処理装置は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手段と、この取出し手
段で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取手段
と、区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に
基づいて上記紙葉類を区分口に分類させる分類手段と、
上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
記紙葉類を集積する補助区分口と、上記満杯である区分
口に予め設定される番号と同一の番号を上記補助区分口
に割当て、この番号を記憶する記憶手段と、上記分類手
段及び補助区分口の鉛直下の位置に設けられ、区分口及
び補助区分口から落下した紙葉類を上記取出し手段へと
搬送する搬送手段と、上記記憶手段での記憶内容に基づ
き、上記満杯である区分口及び補助区分口を関連づけて
紙葉類を上記搬送手段に落下せしめる駆動部とを具備し
たことを特徴とする。
【0014】請求項8に係わる紙葉類処理方法は、複数
の紙葉類を一葉づつ取出す取出し工程と、上記取出し工
程で取出された紙葉類から区分情報を読取る読取工程
と、区分口を有し、上記読取工程で読取った区分情報に
基づいて上記紙葉類を上記区分口に分類させる分類工程
と、上記分類工程で分類された区分口が満杯である場合
に補助区分口に集積する集積工程と、上記区分口とその
区分口が満杯であった場合に紙葉類を集積した補助区分
口とを関連づけ、紙葉類を上記取出し工程へと供給する
供給工程とを具備したことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の一実
施の形態について説明する。図面を参照しながらこの発
明の紙葉類処理装置の実施の形態について詳細に説明す
る。尚、ここでは、郵便物の道順を組立てる道順組立機
を例にとって説明する。
【0016】図1に示すように、この発明の第1の実施
の形態に係る道順組立機1は、紙葉類としての複数(例
えば1000通)の郵便物を立位で後端を揃えて収容す
るとともにこれらの郵便物を所定の取出位置へ順次供給
する供給手段としての供給部2を備えている。また、道
順組立機1は、上記取出し位置に供給された郵便物に対
向する位置に設けられ取出し手段として作用する取出し
部4を備えている。そして、供給部2により取出し位置
に移動された郵便物が取出し部4によりその先端方向
(図中上方)に向けて一葉づつ取出されるようになって
いる。尚、取出し位置とは、取出し部4による紙葉類の
取出しが開始される初期位置を示す。
【0017】供給部2に収容された郵便物は、区分情報
としての通し番号(配達順番番号)が記録された面(第
1面)が取出し部4に向かい、且つ郵便番号枠が上方に
向くように方向付けられている。尚、配達順番番号と
は、郵便物の配達先の住所に対応して予め付与された番
号を言い、区分口のポケット数に応じて郵便物の表面に
付与されている。
【0018】取出し部4から後述する区分集積部に向う
搬送路3(搬送手段)上には、郵便物に記録された配達
順番番号を読取るための読取り手段として作用するスキ
ャナ6と、郵便物を回転することなく郵便物の搬送方向
を180°反転する反転手段として作用する反転機構1
0と、郵便物の通過を検知することによりジャムの発生
を検知するセンサ12及び14が順に設けられている。
【0019】スキャナ6は、取出し部4にて取出されて
搬送路3を搬送される郵便物の第1面に対向する側に設
けられている。反転機構10は、取出し部4にて取出さ
れた郵便物の搬送方向を反転する反転部10aを備えて
いる。
【0020】反転部10aは、郵便物の搬送方向を18
0°変換する方向変換部10cと、方向変換部10cに
て方向が反転された郵便物の搬送基準を整える整位部1
0dと、を有している。
【0021】反転機構10の下流側の搬送路3上に設け
られたセンサ12及び14の間には、搬送姿勢等が悪い
郵便物を集積する排除集積部13が設けられている。排
除集積部13には、搬送路3から分岐された搬送路16
が接続され、その分岐位置には搬送路を選択的に切換え
るための切換ゲート15が設けられている。
【0022】センサ14の下流側の搬送路3上には、ス
キャナ6により読取られた配達順番番号に基づいて各郵
便物を所定の区分口22(区分位置)へ区分する区分手
段としての区分集積部20が設けられている。
【0023】区分集積部20は、例えば13個の区分口
22(22a,22bは区分口22に収納できなかった
郵便物を収納する補助区分口である)を有し、搬送路3
に連通された区分搬送路21が各区分口22の上方で延
びている。区分口22は、図面上左側から、配達順番番
号のうち例えば下1桁が“0”の郵便物を集積する区分
口、“1”の郵便物を集積する区分口といった順番で1
0個まで番号が割り付けられている。区分搬送路21上
には各区分口22に対応する切換ゲート24が設けられ
ている。各切換ゲート24は、ソレノイド等に接続され
ており、区分搬送路21が配達順番番号に基づいて割り
付けられている区分口22へ選択的に連通されるように
なっている。
【0024】また、郵便物上の区分情報が読取れなかっ
た郵便物等を集積する読取不能集積部22cが区分口2
2の右端に設けられている。区分搬送路21の終端は、
取出し部4とスキャナ6との間の搬送路3に連絡するた
めの循環手段として作用するリサイクルパス30が接続
されており、何等かの理由で区分口22に区分されなか
った郵便物がこのリサイクルパス30を通ってスキャナ
6に循環されるようになっている。尚、リサイクルパス
30の途中には、郵便物が循環されたことを検知する検
知手段としてのセンサ32が設けられている。
【0025】尚、上述した各搬送路3,10a,16,
及び21には、複数の搬送ローラ及びガイドが設けら
れ、各搬送ローラには各搬送路に沿って走行される搬送
ベルトが巻回されている。
【0026】図2に示すように、区分口22の底部に
は、移載手段として作用する移載機構40が設けられて
いる。移載機構40は、区分集積部20と供給部2との
間に設けられ、区分口22に区分集積された全ての郵便
物を順序を変えずに供給部2に移載するように作用す
る。
【0027】移載機構40は、区分集積部20の各区分
口22毎に設けられ、区分口22の底板であって郵便物
の集積方向に沿った中央位置で分割された一対の底板4
2a,42bと、各底板42a,42bの分割位置から
離れた端部を回動自在に支持する回転軸44と、回転軸
44を正逆両方向に回転させる回転機構46と、を備え
ている。
【0028】回転機構46により回転軸44が回転され
ると、底板42a(代表して説明する)は、郵便物の後
端を支持する位置(図中実線で示す位置)と郵便物の後
端を支持しない位置(図中破線で示す位置)との間で選
択的に回動される。従って、底板42aが図中破線で示
す位置に回動されると、区分口22に集積された郵便物
がその自重により一斉に供給部2へ移載されるようにな
っている。
【0029】供給部2には区分口22から落下された郵
便物をA方向すなわち、取出し部4側に搬送するための
供給部下ベルト71が設けられている。さらに、72は
取出し部4に設けられた取出ベルトである。73は落下
された郵便物を保持しつつB方向に逆行可能であるとと
もに落下した郵便物が倒れないように保持しつつA方向
へ移動する供給ピンである。また、取出し部4の直前に
配置された77は、供給ピン73の位置を検知するセン
サである。このセンサ77について、詳細は後述する。
【0030】このような構成で、区分口22から供給部
2へ移載された郵便物は供給部下ベルト71と供給ピン
73によりA方向へ搬送され、配達順番番号が“9”の
郵便物から順番に“8”の郵便物、“7”の郵便物と
“0”の郵便物まで順に取出部3による取出しに供せら
れる。
【0031】次に、上記のように構成された道順組立機
1の制御系について説明する。図3に示すように、道順
組立機1の制御系は、制御手段としてのメインCPU5
0を備えている。メインCPU50には、入力インター
フェース52を介して、種々の指令を入力するためのコ
ントロールパネル51、搬送路3の途中に設けられ郵便
物のジャム発生を検知するセンサ12及びセンサ14、
リサイクルパス30に設けられたセンサ32が接続され
ている。
【0032】さらに、CPU50には制御データの格納
されたROM53a及び作業エリアとして用いられるR
AM53bが接続されている。つまり、ROM53aに
は、図5に示す区分指定テーブルや、図5や図6のフロ
ーチャートに相当するプログラムの他各種制御プログラ
ムが記載されている。RAM53bには、集積番号等が
記憶される。また、各住所情報を記憶している住所情報
データ蓄積部53cがRAM53bに接続されている。
【0033】また、CPU50には、出力インターフェ
ース54を介して、モータコントローラ55、及びメカ
コントローラ57が接続されている。モータコントロー
ラ55には、各搬送ローラを駆動するための駆動モータ
59が接続され、メカコントローラ57には、供給部2
内に設けられ郵便物を所定の取出し位置へ一葉づつ移動
させる移動機構56と、取出し部4と、搬送路3を搬送
路16へ選択的に切換える切換ゲート15、区分搬送路
21を各区分ポケット22に選択的に連通させる切換ゲ
ート24と、各区分ポケット22の底板42a,42b
を回転させる回転機構46と、上記供給ピン73を駆動
するための供給ピン駆動部75が接続されている。また
供給ピン73の位置を検知し、所定の供給ピン73が検
知されたときに、供給ピン駆動部75へと信号を送出し
て供給ピン73を逆行させるセンサ77が接続されてい
る。
【0034】なお、図4は郵便物上のバーコードの印字
例を示している。次に、上記のように構成された本発明
の実施の形態の動作について図1乃至図7を参照しなが
ら説明する。まず、供給部2に収納された全ての郵便物
は、区分情報としての住所情報が記録された面が取出し
部4に向かい、且つ郵便番号枠が上方に向くように配置
されている。なお、この住所情報は、郵便物の配達先の
住所に対応して、図4に示すようにバーコード表示等に
より付与されている。
【0035】そして、取出し部4から1枚ずつ取り出さ
れた郵便物は搬送路3を介して搬送され、搬送路3に面
して設置されているスキャナ6によりバーコード表示さ
れている住所情報が読み取られる。そして、この住所情
報に基づいて区分口が決定される(ステップS1)。
【0036】そして、区分先の区分口が満杯であるかど
うかが判定される(ステップS2)。このステップS2
の判定で「NO」と判定された場合には、ステップS1
の区分口に集積される(ステップS3)。
【0037】そして、ステップS2の判定で「YES」
と判定された場合には、補助区分口22a,22bが満
杯かどうかが判定される(ステップS4)。このステッ
プS4の判定で「NO」と判定された場合には、補助区
分口22aあるいは22bに集積する集積作業がなされ
る(ステップS5)。このタイミングで補助区分口22
a,22bに集積される郵便物がどの区分口22に集積
される予定であったか、区分口との対応関係をRAM5
3bに記憶させる(ステップS5a)。すなわち、図7
(A)に示すように“4”の区分口(4の番号が割り付
けられている区分口22)が満杯であって補助区分口の
22aに同じ種類の郵便物が集積されたとすると、RA
M53bには、補助区分口22aは、“4”の郵便物を
集積している(補助区分口22aは4番である)と記憶
される。同様に補助区分口22bは“7”の郵便物を集
積している(補助区分口22bは7番である)と記憶さ
れる。
【0038】そして、ステップS4の判定で「YES」
と判定された場合には、その郵便物はリジェクトされる
(ステップS6)。次に、2パス目の移載・供給処理に
ついて図6のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、補助区分口22a,22bに郵便物があるかどうか
を判定する(ステップS11)。このステップS11の
判定で「NO」と判定された場合には、回転機構46に
よる区分口22に集積された郵便物の供給部2への落と
し込み処理がなされる(ステップS12)。
【0039】そして、供給部2へと落下した郵便物を供
給ピン73の移動によって取出し部4へと順次供給する
処理がなされる(ステップS13)。一方、ステップS
11の判定で「YES」と判定された場合には、移載機
構40による区分口22に集積された郵便物の供給部2
への落とし込みを行う(ステップS14)。
【0040】そして、補助区分口22a、22bに集積
された郵便物の番号かを判定する(ステップS15)。
このステップS15の判定で「NO」と判定された場
合、つまり“4”と“7”以外の番号の郵便物の場合に
は、その該当する区分口22分の郵便物を供給する(ス
テップS16)。
【0041】そして、供給は終了かを判定する(ステッ
プS17)。このステップS17の判定で「NO」と判
定された場合には、前述したステップS15の処理に戻
る。一方、ステップS15の判定で「YES」と判定さ
れた場合には、その区分口分を供給する処理がなされる
(ステップS18)。ここで“7”の番号の郵便物の場
合について詳述すると、供給部下ベルト71と供給ピン
73とによりA方向に搬送されて、“9”の番号の郵便
物から順に取出し部4から取出される。センサ77は、
例えばディスタンスセンサであり、底面から所定距離離
間した下方の供給ピン73のみを検知するようになって
いる。ここでセンサ77を通過した供給ピン73の数を
カウントすることで、どの番号の郵便物が取出し部4で
の取出しに供したかがわかる。そして“7”の番号の郵
便物を取出しに供した後、供給ピン73を逆戻し、位置
決めを行う(ステップS19)。すなわち、“7”の番
号の郵便物を保持搬送していた供給ピン73を逆行さ
せ、補助区分口22bの真下へと移動させる。
【0042】そして、補助区分口22a,22bに集積
された郵便物を落とし込む処理がなされる(ステップS
20)。すなわち補助区分口22bに集積された郵便物
は移載機構40によって供給ピン73間に落とし込まれ
る。
【0043】そして、取出し部4へと郵便物を供給する
処理がなされる(ステップS21)。同様に“4”の番
号の郵便物も、ステップS18,19,20,21のよ
うに処理される。
【0044】このようにして、図5のフローチャートの
ステップS2で「YES」と判定され、かつステップS
4の判定で「NO」と判定された状態が発生している場
合には、供給ピンを逆戻して落とし込むようにしている
ので、オーバフローが発生して、補助区分口に郵便物が
集積されている場合でも、区分け処理を確実に行うこと
ができる。
【0045】つまり、図7に示すような区分口4,7が
オーバフローして補助区分口22a,22bにそれぞれ
区分口4,7のオーバフローした郵便物が集積された場
合でも、移載/供給時に図6のフローチャートの処理を
行うことにより、供給部に供給する郵便物の順番を整え
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、1
つの区分口に区分が集中しても、オーバフロー用の区分
口を用い、供給する順番を工夫することにより、その郵
便物を最後まで機械処理対象郵便物とし、処理効率を向
上させるようにした郵便物処理装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る道順組立機を示す
正面図。
【図2】図1の道順組立機に組込まれた移載機構および
その周辺機器を示す斜視図。
【図3】図1の道順組立機の制御系を示すブロック図。
【図4】郵便物上のコード印字例を示す図。
【図5】動作を説明するためのフローチャート。
【図6】動作を説明するためのフローチャート。
【図7】供給終了時と移載/供給時の状態を対比して示
す図。
【符号の説明】
1…道順組立機、2…供給部、3…搬送路、4…取出し
部、10…反転機構、10a…反転部、12,14…セ
ンサ、13…排除集積部、20…区分集積部、73…供
給ピン。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に基づ
    いて上記紙葉類を区分口に分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記区分口とその区分口が満杯であった場合に紙葉類を
    集積した補助区分口とを関連づけて紙葉類を上記取出し
    手段へと供給する供給手段とを具備したことを特徴とす
    る紙葉類処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 複数に区分された区分口を有し、上記読取手段で読取っ
    た区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分口の
    うちいずれかに分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記区分口とその区分口が満杯であった場合に紙葉類を
    集積した補助区分口とを関連づけて紙葉類を上記取出し
    手段へと供給する供給手段とを具備したことを特徴とす
    る紙葉類処理装置。
  3. 【請求項3】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に基づ
    いて上記紙葉類を上記区分口に分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記満杯である区分口と上記補助区分口とを関連づけて
    記憶する記憶手段と、 上記記憶手段での記憶内容に基づき、上記区分口と上記
    補助区分口に集積された紙葉類を関連づけて上記取出し
    手段へと供給する供給手段とを具備したことを特徴とす
    る紙葉類処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 複数に分割された区分口を有し、上記読取手段で読取っ
    た区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分口の
    いずれかに分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記満杯である区分口及び上記補助区分口とに関連づけ
    て記憶する記憶手段と、 上記記憶手段での記憶内容に基づき、上記区分口とその
    区分口が満杯であった場合に紙葉類を集積した上記補助
    区分口とを関連づけ、紙葉類を上記取出し手段へと供給
    する供給手段とを具備したことを特徴とする紙葉類処理
    装置。
  5. 【請求項5】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 複数に分割された区分口を有し、上記読取手段で読取っ
    た区分情報に基づいて上記紙葉類を上記複数の区分口の
    うちいずれかに分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記満杯である区分口に予め設定される番号と同一の番
    号を上記補助区分口に割当て、この番号を記憶する記憶
    手段と、 上記記憶手段での記憶内容に基づき上記区分口とその区
    分口が満杯であった場合に紙葉類を集積される補助区分
    口を関連づけて紙葉類を供給する供給手段とを具備した
    ことを特徴とする紙葉類処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 上記取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に基づ
    いて上記紙葉類を区分口に分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記満杯である区分口と上記補助区分口とを関連づけて
    記憶する記憶手段と、 上記分類手段及び補助区分口の鉛直下の位置に設けら
    れ、区分口及び補助区分口から落下した紙葉類を上記取
    出し手段へと搬送する搬送手段と、 上記記憶手段での記憶内容に基づき、上記満杯である区
    分口及びこの区分口と関連する補助区分口を関連づけて
    紙葉類を上記搬送手段に落下せしめる駆動部とを具備し
    たことを特徴とする紙葉類処理装置。
  7. 【請求項7】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し手
    段と、 この取出し手段で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取手段と、 区分口を有し、上記読取手段で読取った区分情報に基づ
    いて上記紙葉類を区分口に分類させる分類手段と、 上記分類手段で分類された区分口が満杯である場合に上
    記紙葉類を集積する補助区分口と、 上記満杯である区分口に予め設定される番号と同一の番
    号を上記補助区分口に割当て、この番号を記憶する記憶
    手段と、 上記分類手段及び補助区分口の鉛直下の位置に設けら
    れ、区分口及び補助区分口から落下した紙葉類を上記取
    出し手段へと搬送する搬送手段と、 上記記憶手段での記憶内容に基づき、上記満杯である区
    分口及び補助区分口を関連づけて紙葉類を上記搬送手段
    に落下せしめる駆動部とを具備したことを特徴とする紙
    葉類処理装置。
  8. 【請求項8】 複数の紙葉類を一葉づつ取出す取出し工
    程と、 上記取出し工程で取出された紙葉類から区分情報を読取
    る読取工程と、 区分口を有し、上記読取工程で読取った区分情報に基づ
    いて上記紙葉類を上記区分口に分類させる分類工程と、 上記分類工程で分類された区分口が満杯である場合に補
    助区分口に集積する集積工程と、 上記区分口とその区分口が満杯であった場合に紙葉類を
    集積した補助区分口とを関連づけ、紙葉類を上記取出し
    工程へと供給する供給工程とを具備したことを特徴とす
    る紙葉類処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009214946A (ja) * 2008-03-06 2009-09-24 Double Vision Inc 商品配送制御装置またその方法

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