JPH05293446A - 郵便物処理装置 - Google Patents
郵便物処理装置Info
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- JPH05293446A JPH05293446A JP9634592A JP9634592A JPH05293446A JP H05293446 A JPH05293446 A JP H05293446A JP 9634592 A JP9634592 A JP 9634592A JP 9634592 A JP9634592 A JP 9634592A JP H05293446 A JPH05293446 A JP H05293446A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】区分指定の変更に柔軟に対応でき、また、区分
処理に対応した区分指定を区分口に表示することがで
き、さらに、区分処理中に区分口が集積満杯になって
も、区分処理を中断する必要がなく、稼働効率の向上が
図れる郵便物処理装置を提供する。 【構成】宛先別に区分された郵便物をそれぞれ集積する
各区分口5に、それぞれ区分指定を表示するための文字
表示パネル9を設け、この各文字表示パネル9を、制御
部に登録された区分指定テーブルの内容によりそれぞれ
表示制御する。また、各区分口5に、それぞれ郵便物の
集積状況を検知するためのセンサ10を設け、このセン
サ10が区分口5が郵便物で満杯になったことを検知す
ると、未使用の予備区分口に区分指定を割り当て、か
つ、その予備区分口の文字表示パネル9に区分指定を表
示する。
処理に対応した区分指定を区分口に表示することがで
き、さらに、区分処理中に区分口が集積満杯になって
も、区分処理を中断する必要がなく、稼働効率の向上が
図れる郵便物処理装置を提供する。 【構成】宛先別に区分された郵便物をそれぞれ集積する
各区分口5に、それぞれ区分指定を表示するための文字
表示パネル9を設け、この各文字表示パネル9を、制御
部に登録された区分指定テーブルの内容によりそれぞれ
表示制御する。また、各区分口5に、それぞれ郵便物の
集積状況を検知するためのセンサ10を設け、このセン
サ10が区分口5が郵便物で満杯になったことを検知す
ると、未使用の予備区分口に区分指定を割り当て、か
つ、その予備区分口の文字表示パネル9に区分指定を表
示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、郵便物の宛先情報(郵
便番号、宛名住所)を読取り、この読取った宛先情報に
基づき郵便物を区分する郵便物処理装置に関する。
便番号、宛名住所)を読取り、この読取った宛先情報に
基づき郵便物を区分する郵便物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】郵便物の流通のためには、集配郵便局に
おいて郵便物を宛先ごとに区分する必要がある。たとえ
ば、引受郵便物を配達担当郵便局へ送達するためには、
郵便物に記載された郵便番号を読取り、その郵便番号に
したがって区分する差立区分が必要であり、また、郵便
物を受取人へ配達するためには、郵便物に記載された宛
名住所を読取り、その宛名住所にしたがって区分する配
達区分が必要である。
おいて郵便物を宛先ごとに区分する必要がある。たとえ
ば、引受郵便物を配達担当郵便局へ送達するためには、
郵便物に記載された郵便番号を読取り、その郵便番号に
したがって区分する差立区分が必要であり、また、郵便
物を受取人へ配達するためには、郵便物に記載された宛
名住所を読取り、その宛名住所にしたがって区分する配
達区分が必要である。
【0003】これらの区分作業を自動的に行なう郵便物
処理装置は、郵便物に記載された宛先情報を読取り、宛
先情報に対応した区分口に郵便物を区分する。各区分口
には、それぞれ区分指定が記載されたラベルが貼られて
おり、その区分指定ごとに郵便物は区分される。
処理装置は、郵便物に記載された宛先情報を読取り、宛
先情報に対応した区分口に郵便物を区分する。各区分口
には、それぞれ区分指定が記載されたラベルが貼られて
おり、その区分指定ごとに郵便物は区分される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来は、区分口を指定
するために区分指定を記載したラベルを区分口に貼付し
ていたが、区分指定が変更された場合には、ラベルを交
換する必要がある。また、差立区分と配達区分とで同じ
区分口を使用するため、ラベルには差立区分と配達区分
の両方の区分指定が記載されており、区分指定を誤って
認識する恐れがある。さらに、区分指定と区分口とが1
対1で対応しているため、処理中に区分口が郵便物で満
杯となった場合には、郵便物を取出すまで区分処理を一
時中断する必要があり、稼働効率が低下するという問題
があった。
するために区分指定を記載したラベルを区分口に貼付し
ていたが、区分指定が変更された場合には、ラベルを交
換する必要がある。また、差立区分と配達区分とで同じ
区分口を使用するため、ラベルには差立区分と配達区分
の両方の区分指定が記載されており、区分指定を誤って
認識する恐れがある。さらに、区分指定と区分口とが1
対1で対応しているため、処理中に区分口が郵便物で満
杯となった場合には、郵便物を取出すまで区分処理を一
時中断する必要があり、稼働効率が低下するという問題
があった。
【0005】そこで、本発明は、区分指定の変更に柔軟
に対応でき、また、区分処理に対応した区分指定を区分
口に表示することができ、さらに、区分処理中に区分口
が集積満杯になっても、区分処理を中断する必要がな
く、稼働効率の向上が図れる郵便物処理装置を提供する
ことを目的とする。
に対応でき、また、区分処理に対応した区分指定を区分
口に表示することができ、さらに、区分処理中に区分口
が集積満杯になっても、区分処理を中断する必要がな
く、稼働効率の向上が図れる郵便物処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係る郵便物
処理装置は、郵便物上に表記された宛先情報を読取る読
取手段と、区分指定と区分口とを対応させるための情報
をあらかじめ格納した区分指定テーブルと、前記読取手
段で読取った宛先情報に基づき、前記区分指定テーブル
を参照することにより、対応する区分口を指定する区分
指定手段と、この区分指定手段の区分指定に基づき前記
郵便物を区分する区分手段と、この区分手段で区分され
た郵便物をそれぞれ集積する複数の区分口と、この各区
分口にそれぞれ設けられ、区分指定を表示する表示手段
と、この各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基
づきそれぞれ制御する表示制御手段とを具備している。
処理装置は、郵便物上に表記された宛先情報を読取る読
取手段と、区分指定と区分口とを対応させるための情報
をあらかじめ格納した区分指定テーブルと、前記読取手
段で読取った宛先情報に基づき、前記区分指定テーブル
を参照することにより、対応する区分口を指定する区分
指定手段と、この区分指定手段の区分指定に基づき前記
郵便物を区分する区分手段と、この区分手段で区分され
た郵便物をそれぞれ集積する複数の区分口と、この各区
分口にそれぞれ設けられ、区分指定を表示する表示手段
と、この各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基
づきそれぞれ制御する表示制御手段とを具備している。
【0007】第2の発明に係る郵便物処理装置は、郵便
物上に表記された宛先情報を読取る読取手段と、区分指
定と区分口とを対応させるための情報をあらかじめ格納
した区分指定テーブルと、前記読取手段で読取った宛先
情報に基づき、前記区分指定テーブルを参照することに
より、対応する区分口を指定する区分指定手段と、この
区分指定手段の区分指定に基づき前記郵便物を区分する
区分手段と、この区分手段で区分された郵便物をそれぞ
れ集積する、区分指定と対応する正規区分口および特定
の区分指定を与えない予備区分口と、この各区分口にそ
れぞれ設けられ、区分指定を表示する表示手段と、この
各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基づきそれ
ぞれ制御する表示制御手段と、前記各区分口にそれぞれ
設けられ、集積状況を検知する検知手段と、この検知手
段が集積された郵便物が所定量以上になったことを検知
すると、未使用の予備区分口に区分指定を一時的に割り
当てる区分指定変更手段とを具備している。
物上に表記された宛先情報を読取る読取手段と、区分指
定と区分口とを対応させるための情報をあらかじめ格納
した区分指定テーブルと、前記読取手段で読取った宛先
情報に基づき、前記区分指定テーブルを参照することに
より、対応する区分口を指定する区分指定手段と、この
区分指定手段の区分指定に基づき前記郵便物を区分する
区分手段と、この区分手段で区分された郵便物をそれぞ
れ集積する、区分指定と対応する正規区分口および特定
の区分指定を与えない予備区分口と、この各区分口にそ
れぞれ設けられ、区分指定を表示する表示手段と、この
各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基づきそれ
ぞれ制御する表示制御手段と、前記各区分口にそれぞれ
設けられ、集積状況を検知する検知手段と、この検知手
段が集積された郵便物が所定量以上になったことを検知
すると、未使用の予備区分口に区分指定を一時的に割り
当てる区分指定変更手段とを具備している。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、区分指定テーブルの内容
により区分口表示を制御するので、区分指定が変更され
た場合には、区分指定テーブルの内容を変更することに
より、区分口の表示も自動的に変更される。したがっ
て、遠隔操作により区分指定の変更に対処することも可
能であり、また、各区分モードに適した表示をすること
ができる。
により区分口表示を制御するので、区分指定が変更され
た場合には、区分指定テーブルの内容を変更することに
より、区分口の表示も自動的に変更される。したがっ
て、遠隔操作により区分指定の変更に対処することも可
能であり、また、各区分モードに適した表示をすること
ができる。
【0009】第2の発明によれば、さらに、区分処理中
に正規区分口が郵便物で満配になった場合、未使用の予
備区分口にその区分指定を一時的に割り当てることによ
り、区分処理を中断することなく稼働することができる
ので、稼働効率が向上する。
に正規区分口が郵便物で満配になった場合、未使用の予
備区分口にその区分指定を一時的に割り当てることによ
り、区分処理を中断することなく稼働することができる
ので、稼働効率が向上する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0011】図1は、本実施例に係る郵便物処理装置の
構成を概略的に示すものである。図示しない供給部から
一通ずつ供給される郵便物1は、光電変換部2によっ
て、宛先情報が記載されている表面の画像情報が光電変
換されて取込まれ、認識部3へ送られる。認識部3は、
光電変換部2からの画像情報に基づき宛先情報(郵便番
号、宛名住所)を認識する。搬送部4は、認識部3で認
識された宛先情報に基づき、その宛先情報に対応する区
分口5まで郵便物1を搬送する。なお、光電変換部2、
認識部3、搬送部4、および区分口5は、それぞれ制御
部6によって制御される。
構成を概略的に示すものである。図示しない供給部から
一通ずつ供給される郵便物1は、光電変換部2によっ
て、宛先情報が記載されている表面の画像情報が光電変
換されて取込まれ、認識部3へ送られる。認識部3は、
光電変換部2からの画像情報に基づき宛先情報(郵便番
号、宛名住所)を認識する。搬送部4は、認識部3で認
識された宛先情報に基づき、その宛先情報に対応する区
分口5まで郵便物1を搬送する。なお、光電変換部2、
認識部3、搬送部4、および区分口5は、それぞれ制御
部6によって制御される。
【0012】区分口5は、図2(a)に示すように、格
子状に複数配設することで区分棚8を構成する。区分口
5には、区分指定と1対1に対応する正規区分口と、そ
の他の予備区分口とがある。予備区分口は、正規区分口
が集積満杯になったとき、その区分指定を一時的に割り
当てるために使用されるものである。
子状に複数配設することで区分棚8を構成する。区分口
5には、区分指定と1対1に対応する正規区分口と、そ
の他の予備区分口とがある。予備区分口は、正規区分口
が集積満杯になったとき、その区分指定を一時的に割り
当てるために使用されるものである。
【0013】搬送部4は、郵便物1を搬送するための搬
送路(図示しない)、および郵便物1を任意の区分口5
に導くためのゲートから構成される。ゲートには、各区
分口5の入口に設けられる区分口ゲート(図示しない)
と、区分棚8の任意の段を選択するための段ゲート7が
あり、これらを制御することにより郵便物1を指定され
た区分口5に集積するようになっている。
送路(図示しない)、および郵便物1を任意の区分口5
に導くためのゲートから構成される。ゲートには、各区
分口5の入口に設けられる区分口ゲート(図示しない)
と、区分棚8の任意の段を選択するための段ゲート7が
あり、これらを制御することにより郵便物1を指定され
た区分口5に集積するようになっている。
【0014】区分口5には、図2(b)に示すように、
それぞれ区分指定を表示するための文字表示パネル9が
取着されている。文字表示パネル9は、区分口5の上部
に取着できるような薄板状に形成されていて、制御部6
の制御によって任意の文字が表示できるものである。ま
た、区分口5内には郵便物1の集積状況を検知するため
のセンサ10が設置されている。
それぞれ区分指定を表示するための文字表示パネル9が
取着されている。文字表示パネル9は、区分口5の上部
に取着できるような薄板状に形成されていて、制御部6
の制御によって任意の文字が表示できるものである。ま
た、区分口5内には郵便物1の集積状況を検知するため
のセンサ10が設置されている。
【0015】制御部6には、区分指定と正規区分口とを
1対1に対応させるための情報を格納した区分指定テー
ブル、および、各区分口5の状態を示す情報を格納した
区分口管理テーブル(PMT)が登録されている。
1対1に対応させるための情報を格納した区分指定テー
ブル、および、各区分口5の状態を示す情報を格納した
区分口管理テーブル(PMT)が登録されている。
【0016】区分指定テーブルは、図3に示すように、
各区分口5の文字表示パネル9に区分指定を表示させる
ため、そして、認識された郵便物1の宛先情報に対応す
る区分口5を検索するために使用される。たとえば、差
立区分モードで稼働させた場合、区分口(A0)の文字
表示パネルには、区分指定を示す郵便番号[〒100]
が表示され、配達区分モードに切換えた場合には、宛名
住所[○○町1丁目〜3丁目]と表示される。逆に、宛
先が、差立区分モード時に郵便番号[〒100]、配達
区分モード時に宛名住所[○○町1丁目〜3丁目]と認
識された場合、この郵便物は区分口(A0)に区分され
る。
各区分口5の文字表示パネル9に区分指定を表示させる
ため、そして、認識された郵便物1の宛先情報に対応す
る区分口5を検索するために使用される。たとえば、差
立区分モードで稼働させた場合、区分口(A0)の文字
表示パネルには、区分指定を示す郵便番号[〒100]
が表示され、配達区分モードに切換えた場合には、宛名
住所[○○町1丁目〜3丁目]と表示される。逆に、宛
先が、差立区分モード時に郵便番号[〒100]、配達
区分モード時に宛名住所[○○町1丁目〜3丁目]と認
識された場合、この郵便物は区分口(A0)に区分され
る。
【0017】区分口管理テーブル(PMT)は、図4に
示すように、各区分口について、集積満杯であることを
示すフラグ(FFG)、正規区分口番号(MPC)、実
際に区分される実際の区分口番号(SPC)がそれぞれ
格納される。フラグ(FFG)は、区分口が集積満杯に
なるとセンサ10からの信号によりオン状態にセットさ
れ、郵便物が全て取出されて区分口が空になるとオフ状
態にクリアされる。
示すように、各区分口について、集積満杯であることを
示すフラグ(FFG)、正規区分口番号(MPC)、実
際に区分される実際の区分口番号(SPC)がそれぞれ
格納される。フラグ(FFG)は、区分口が集積満杯に
なるとセンサ10からの信号によりオン状態にセットさ
れ、郵便物が全て取出されて区分口が空になるとオフ状
態にクリアされる。
【0018】正規区分口番号(MPC)は、宛先情報の
認識結果から検索された正規区分口番号で、実際の区分
口番号(SPC)は、実際に区分される区分口の番号で
ある。通常、正規区分口番号と実際の区分口番号には、
ともに正規区分口番号が格納されているが、正規区分口
が集積満杯となり、一時的に予備区分口に割り当てた場
合、正規区分口の実際の区分口番号には区分を割り当て
られた予備区分口番号が、逆に、予備区分口の正規区分
口番号には正規区分口番号が格納される。以下、区分口
の検索処理についてフローチャートを参照して説明す
る。
認識結果から検索された正規区分口番号で、実際の区分
口番号(SPC)は、実際に区分される区分口の番号で
ある。通常、正規区分口番号と実際の区分口番号には、
ともに正規区分口番号が格納されているが、正規区分口
が集積満杯となり、一時的に予備区分口に割り当てた場
合、正規区分口の実際の区分口番号には区分を割り当て
られた予備区分口番号が、逆に、予備区分口の正規区分
口番号には正規区分口番号が格納される。以下、区分口
の検索処理についてフローチャートを参照して説明す
る。
【0019】まず、区分口管理テーブル(PMT)の初
期化処理について、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。正規区分口について、フラグ(FFG)を
クリア(集積解除状態)し、正規区分口番号(MPC)
および実際の区分口番号 (SPC)に区分口番号(自
らの区分口番号)をセットする。
期化処理について、図5に示すフローチャートを参照し
て説明する。正規区分口について、フラグ(FFG)を
クリア(集積解除状態)し、正規区分口番号(MPC)
および実際の区分口番号 (SPC)に区分口番号(自
らの区分口番号)をセットする。
【0020】次に、残りの区分口を予備区分口とし、同
様にフラグのクリア、実際の区分口番号のセットを行な
う。このとき、予備区分口番号を記憶装置(LF)に格
納し、カウンタ(SC)をインクリメントする。ここ
で、PNは区分口番号、MPCTは正規区分口数、SP
CTは予備区分口数、LFは最後に格納したデータから
順に読出されるように構成された記憶装置、SCは記憶
装置(LF)に格納されているデータ数を数えるための
カウンタを表す。なお、カウンタ(SC)の値は未使用
の予備区分口数を表す。
様にフラグのクリア、実際の区分口番号のセットを行な
う。このとき、予備区分口番号を記憶装置(LF)に格
納し、カウンタ(SC)をインクリメントする。ここ
で、PNは区分口番号、MPCTは正規区分口数、SP
CTは予備区分口数、LFは最後に格納したデータから
順に読出されるように構成された記憶装置、SCは記憶
装置(LF)に格納されているデータ数を数えるための
カウンタを表す。なお、カウンタ(SC)の値は未使用
の予備区分口数を表す。
【0021】次に、宛先情報の認識結果から集積先の区
分口を求めるための処理について、図6に示すフローチ
ャートを参照して説明する。認識部3で認識された宛先
情報は制御部6に転送される。制御部6は、認識部3か
らの宛先情報に基づき、区分指定テーブルを参照するこ
とにより、対応する正規区分口番号を求め、その区分口
の区分口管理テーブル(PMT)を参照する。
分口を求めるための処理について、図6に示すフローチ
ャートを参照して説明する。認識部3で認識された宛先
情報は制御部6に転送される。制御部6は、認識部3か
らの宛先情報に基づき、区分指定テーブルを参照するこ
とにより、対応する正規区分口番号を求め、その区分口
の区分口管理テーブル(PMT)を参照する。
【0022】まず、この正規区分口に予備区分口が割り
当てられているか否かを判断する。この判断は、正規区
分口番号(MPC)と実際の区分口番号(SPC)とを
比較することにより行なうことができる(割り当てられ
ている場合、SPCにはその予備区分口番号が格納され
ているので、MPCの値とは一致しない)。予備区分口
が割り当てられている場合は、その予備区分口に区分す
る。
当てられているか否かを判断する。この判断は、正規区
分口番号(MPC)と実際の区分口番号(SPC)とを
比較することにより行なうことができる(割り当てられ
ている場合、SPCにはその予備区分口番号が格納され
ているので、MPCの値とは一致しない)。予備区分口
が割り当てられている場合は、その予備区分口に区分す
る。
【0023】次に、予備区分口が割り当てられていない
場合、その区分口のフラグ(FFG)を調べる。そし
て、フラグがオフ(集積満杯でない)であれば、そのま
ま区分口に区分する。フラグがオン(集積満杯)の場合
は、以下の処理により、他の区分口に区分を割り当て
る。
場合、その区分口のフラグ(FFG)を調べる。そし
て、フラグがオフ(集積満杯でない)であれば、そのま
ま区分口に区分する。フラグがオン(集積満杯)の場合
は、以下の処理により、他の区分口に区分を割り当て
る。
【0024】次に、カウンタ(SC)の値をデクリメン
トし、未使用の予備区分口番号を記憶装置(LF)から
読出し、実際の区分口番号(SPC)に格納する。さら
に、その予備区分口の区分口管理テーブル(PMT)の
正規区分口番号(MPC)に正規区分口番号を格納し、
フラグ(FFG)をクリアする。そして、この予備区分
口の表示パネルに正規区分の区分指定を表示し、一時的
にこの区分口を使用する。ただし、カウンタ(SC)が
「0」のときは、未使用の予備区分口がない状態なの
で、郵便物1の搬送を停止し、集積解除または予備区分
口が未使用状態になるのを待機する。
トし、未使用の予備区分口番号を記憶装置(LF)から
読出し、実際の区分口番号(SPC)に格納する。さら
に、その予備区分口の区分口管理テーブル(PMT)の
正規区分口番号(MPC)に正規区分口番号を格納し、
フラグ(FFG)をクリアする。そして、この予備区分
口の表示パネルに正規区分の区分指定を表示し、一時的
にこの区分口を使用する。ただし、カウンタ(SC)が
「0」のときは、未使用の予備区分口がない状態なの
で、郵便物1の搬送を停止し、集積解除または予備区分
口が未使用状態になるのを待機する。
【0025】次に、区分口が集積満杯になった場合の処
理について、図7を参照して説明する。区分口が集積満
杯になった場合、その情報はセンサ10から制御部6に
送られる。すると、制御部6は割込み処理を実行し、そ
の区分口のフラグ(FFG)をオンする。さらに、その
区分口が予備区分口であった場合、対応する正規区分口
の実際の区分口番号(SPC)を正規区分口番号に書換
え、その区分口が使用できないことを示す。
理について、図7を参照して説明する。区分口が集積満
杯になった場合、その情報はセンサ10から制御部6に
送られる。すると、制御部6は割込み処理を実行し、そ
の区分口のフラグ(FFG)をオンする。さらに、その
区分口が予備区分口であった場合、対応する正規区分口
の実際の区分口番号(SPC)を正規区分口番号に書換
え、その区分口が使用できないことを示す。
【0026】次に、区分口が集積解除になった場合の処
理について、図8を参照して説明する。区分口が集積解
除された場合、制御部6は割込み処理を実行し、その区
分口のフラグ(FFG)をオフする。さらに、その区分
口が予備区分口であった場合、記憶装置(LF)に区分
口番号を格納するとともに、カウンタ(SC)をインク
リメントし、表示パネルに表示されていた正規区分指定
をクリアする。これにより、その予備区分口は未使用状
態となり、正規区分口が集積満杯となった場合、再び使
用することができるようになる。
理について、図8を参照して説明する。区分口が集積解
除された場合、制御部6は割込み処理を実行し、その区
分口のフラグ(FFG)をオフする。さらに、その区分
口が予備区分口であった場合、記憶装置(LF)に区分
口番号を格納するとともに、カウンタ(SC)をインク
リメントし、表示パネルに表示されていた正規区分指定
をクリアする。これにより、その予備区分口は未使用状
態となり、正規区分口が集積満杯となった場合、再び使
用することができるようになる。
【0027】このように、上記実施例によれば、各区分
口にそれぞれ区分指定を表示するための表示パネルを設
け、この各表示パネルを制御部に登録された区分指定テ
ーブルの内容によりそれぞれ表示制御するので、区分指
定が変更された場合でも、区分指定テーブルの内容を変
更するだけで、表示パネルの表示内容も自動的に変更さ
れるため、遠隔操作で対応することができ、保守が容易
に行なえるようになる。さらに、各区分モードごとに表
示内容を変えることができるので、区分指定を読み誤る
ことがなくなり、操作性および作業効率が著しく向上す
る。
口にそれぞれ区分指定を表示するための表示パネルを設
け、この各表示パネルを制御部に登録された区分指定テ
ーブルの内容によりそれぞれ表示制御するので、区分指
定が変更された場合でも、区分指定テーブルの内容を変
更するだけで、表示パネルの表示内容も自動的に変更さ
れるため、遠隔操作で対応することができ、保守が容易
に行なえるようになる。さらに、各区分モードごとに表
示内容を変えることができるので、区分指定を読み誤る
ことがなくなり、操作性および作業効率が著しく向上す
る。
【0028】また、区分処理中に正規区分口が集積満杯
になった場合でも、自動的に未使用の予備区分口に区分
指定を割り当てることができるので、集積解除になるま
で区分処理を中断する必要がなく、本装置の稼働効率を
著しく向上させることが可能となる。
になった場合でも、自動的に未使用の予備区分口に区分
指定を割り当てることができるので、集積解除になるま
で区分処理を中断する必要がなく、本装置の稼働効率を
著しく向上させることが可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、区
分指定の変更に柔軟に対応でき、また、区分処理に対応
した区分指定を区分口に表示することができ、さらに、
区分処理中に区分口が集積満杯になっても、区分処理を
中断する必要がなく、稼働効率の向上が図れる郵便物処
理装置を提供できる。
分指定の変更に柔軟に対応でき、また、区分処理に対応
した区分指定を区分口に表示することができ、さらに、
区分処理中に区分口が集積満杯になっても、区分処理を
中断する必要がなく、稼働効率の向上が図れる郵便物処
理装置を提供できる。
【図1】本発明の一実施例に係る郵便物処理装置の構成
を概略的に示すブロック図。
を概略的に示すブロック図。
【図2】区分口を説明するための図。
【図3】区分口指定テーブルを示す図。
【図4】区分口管理テーブルを示す図。
【図5】区分口管理テーブルの初期化処理を説明するフ
ローチャート。
ローチャート。
【図6】区分指定から区分口を検索する処理を説明する
フローチャート。
フローチャート。
【図7】集積満杯のときに実行される割込み処理を説明
するフローチャート。
するフローチャート。
【図8】集積解除のときに実行される割込み処理を説明
するフローチャート。
するフローチャート。
1……郵便物、2……光電変換部、3……認識部、4…
…搬送部、5……区分口、6……制御部、7……段ゲー
ト、8……区分棚、9……文字表示パネル、10……セ
ンサ。
…搬送部、5……区分口、6……制御部、7……段ゲー
ト、8……区分棚、9……文字表示パネル、10……セ
ンサ。
Claims (2)
- 【請求項1】 郵便物上に表記された宛先情報を読取る
読取手段と、 区分指定と区分口とを対応させるための情報をあらかじ
め格納した区分指定テーブルと、 前記読取手段で読取った宛先情報に基づき、前記区分指
定テーブルを参照することにより、対応する区分口を指
定する区分指定手段と、 この区分指定手段の区分指定に基づき前記郵便物を区分
する区分手段と、 この区分手段で区分された郵便物をそれぞれ集積する複
数の区分口と、 この各区分口にそれぞれ設けられ、区分指定を表示する
表示手段と、 この各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基づき
それぞれ制御する表示制御手段とを具備したことを特徴
とする郵便物処理装置。 - 【請求項2】 郵便物上に表記された宛先情報を読取る
読取手段と、 区分指定と区分口とを対応させるための情報をあらかじ
め格納した区分指定テ ーブルと、 前記読取手段で読取った宛先情報に基づき、前記区分指
定テーブルを参照することにより、対応する区分口を指
定する区分指定手段と、 この区分指定手段の区分指定に基づき前記郵便物を区分
する区分手段と、 この区分手段で区分された郵便物をそれぞれ集積する、
区分指定と対応する正規区分口および特定の区分指定を
与えない予備区分口と、 この各区分口にそれぞれ設けられ、区分指定を表示する
表示手段と、 この各表示手段を前記区分指定テーブルの内容に基づき
それぞれ制御する表示制御手段と、 前記各区分口にそれぞれ設けられ、集積状況を検知する
検知手段と、 この検知手段が集積された郵便物が所定量以上になった
ことを検知すると、未使用の予備区分口に区分指定を一
時的に割り当てる区分指定変更手段とを具備したことを
特徴とする郵便物処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9634592A JPH05293446A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 郵便物処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9634592A JPH05293446A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 郵便物処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05293446A true JPH05293446A (ja) | 1993-11-09 |
Family
ID=14162424
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9634592A Pending JPH05293446A (ja) | 1992-04-16 | 1992-04-16 | 郵便物処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05293446A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005123279A1 (ja) * | 2004-06-15 | 2005-12-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 紙葉類処理装置 |
-
1992
- 1992-04-16 JP JP9634592A patent/JPH05293446A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005123279A1 (ja) * | 2004-06-15 | 2005-12-29 | Kabushiki Kaisha Toshiba | 紙葉類処理装置 |
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