JP2002002548A - キャビン - Google Patents

キャビン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に
行われる、操作レバー等の取付作業の容易化を図る。 【解決手段】 トラクタ車体2に搭載されるキャビンで
あって、トラクタの後輪5の内側面を覆う縦壁部20A
と該後輪5の外周面を覆う周壁部20Bとを備えたフェ
ンダ20が、キャビン本体18とは別個に形成されてい
て、キャビン本体18をトラクタ車体2に搭載し且つフ
ェンダ20をキャビン本体18側に取り付けていない状
態において、キャビン本体18の、フェンダ縦壁部20
Aに対応する部分が、側方開放状とされるように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラクタ車体に搭
載されるキャビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トラクタ車体に搭載されるキャビ
ンがある。このキャビンは、キャビン室内の後部に運転
席が配置され、この運転席の左右両側に、トラクタの後
輪の内側面及び外周面を覆うフェンダが設けられ、運転
席の近傍には、トラクタ車体側に支持されていてトラク
タ車体に装備された装置を操作する操作レバーがキャビ
ン室内側に挿通状として配置されている。前記フェンダ
は、骨格体をなすキャビン本体に一体的に設けられてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来のものにあっ
ては、キャビン本体にフェンダが一体的に設けられてい
るので、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に行
う作業について、フェンダが邪魔物となってやり難いと
いう作業がある。例えば、トラクタ車体側に支持される
と共にキャビン室内側に挿通される操作レバーの取付等
の作業、運転席の取付等の作業、キャビンの背面上部に
設けられる作業灯等の配線等をキャビン本体の後支柱下
端から挿入させる作業等である。
【0004】そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、
キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に行われる作
業の作業性の向上を企図したキャビンを提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明が技術的課題を解
決するために講じた技術的手段は、トラクタ車体に搭載
されるキャビンであって、トラクタの後輪の内側面を覆
う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェ
ンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、キャ
ビン本体をトラクタ車体に搭載した後に、キャビン本体
側に取り付けられるように構成したことを特徴とする。
【0006】また、他の技術的手段は、トラクタ車体に
搭載されるキャビンであって、トラクタの後輪の内側面
を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えた
フェンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、
キャビン本体をトラクタ車体に搭載し且つフェンダをキ
ャビン本体側に取り付けていない状態において、キャビ
ン本体の、フェンダ縦壁部に対応する部分が、側方開放
状とされるように構成されていることを特徴とする。ま
た、キャビン本体及び後輪をトラクタ車体に取り付けた
状態において、フェンダを後方側から、該フェンダの周
壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動するように、回動
させることにより、フェンダが後輪とキャビン本体との
間の装着位置に介装されるように構成することができ
る。
【0007】また、キャビンをトラクタ車体に搭載した
状態において、フェンダの周壁部が、後輪の略回転中心
を中心とする略円弧形状に形成されているのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1において、1は、トラクタ車
体2にキャビン3が搭載されたキャビン付きトラクタで
あり、このトラクタ1は、左右一対の前輪4と左右一対
の後輪5とを有する2軸4車輪形トラクタである。トラ
クタ車体2は、エンジン6のクランクケースの後部にフ
ライホイールハウジング7を介して、クラッチ及びミッ
ション等を収納した伝動ケース8(通常、フライホイー
ルハウジング7の後部に連結されるクラッチハウジング
と該クラッチハウジングの後部に連結されるミッション
ケースとからなる)を連結することで主構成されてい
る。
【0009】トラクタ1の前部には、エンジン6、ラジ
エータ等を覆うボンネット9が設けられている。前輪4
は、エンジン6の前方の左右両側に配置されていると共
に、エンジン6から前方に突出する前車軸フレーム10
に支持されていて、トラクタ車体2の前部を支持してい
る。また、後輪5は、伝動ケース8(ミッションケー
ス)の後部の左右両側に配置されていると共に、伝動ケ
ース8から左右両側に突出する後車軸ケース11に後車
軸16を介して支持されていて、トラクタ車体2の後部
を支持しており、該後輪5は、エンジン6からの回転動
力により、後車軸16の軸心廻りに(左右方向の軸心廻
りに)回転駆動される。
【0010】伝動ケース8の前部の左右両側及び後部の
左右両側には、キャビン3を支持する支持台13,14
が設けられ、これら支持台13,14上に、キャビン3
の、前部左右両側及び後部左右両側が、マウントゴム1
5(防振ゴム)等を介して支持されていると共に、固定
手段を介して固定されている。なお、前側の支持台13
は、伝動ケース8の側面に左右方向外方突出状に固定さ
れ、後側の支持台14は後車軸ケース11に取付固定さ
れている。また、伝動ケース8の前部左右両側には、乗
降用の補助ステップ17が取り付けられている。
【0011】キャビン3は、図1〜図3に示すように、
骨格となるキャビン本体18を備えると共に、このキャ
ビン本体18の、上部にルーフ19が、前面の上部及び
下部左右両側にフロントガラスが、左右側面の前後中間
部から前端側にかけてドアが、左右側面の後部にサイド
ガラスが、左右側面の後下部にフェンダ20(後輪フェ
ンダ)が、後面の上部にリヤガラスがそれぞれ設けられ
て主構成されている。また、キャビン3室内の前部には
操縦ハンドル21が設けられ、キャビン3室内後部のフ
ェンダ20間には運転席22が前向き姿勢で設けられて
いる。
【0012】前記左右のフェンダ20は、キャビン本体
18とは別個に形成されていて、該キャビン本体18
に、ボルト等によって着脱自在に取り付けられる。ま
た、左右のフェンダ20は、図3及び図4に示すよう
に、キャビン3がトラクタ車体2に搭載された状態にお
いて、後輪5の内側方に位置(後輪5の内側面に対向)
していて、後輪5の内側面を覆う縦壁部20Aと、後輪
5の外周面に対向していて、後輪5の外周面を覆う周壁
部20Bとを備えて主構成されている。なお、図例で
は、フェンダ20の縦壁部20Aは、後輪5内側面の上
部から前部中途部に亘って覆い、周壁部20Bは、後輪
5外周面の上面後部から前面中途部に亘って覆ってい
る。
【0013】また、周壁部20Bは、キャビン3がトラ
クタ車体2に搭載された状態において、後輪5の回転中
心(又はその近傍)を中心とする略円弧状に形成されて
いる。なお、フェンダ20の左右方向外方側の空間部
が、後輪5のタイヤ(の一部)を収容するタイヤ収容空
間(タイヤハウス)とされている。また、フェンダ20
は、縦壁部20Aと周壁部20Bとが別体で形成されて
いて、固定手段によって相互に接続するようにしてもよ
く、また、それぞれ別々にキャビン本体18に取付固定
するように構成してもよい。
【0014】前記キャビン本体18は、例えば、中空状
の枠材を組み合わせ、これら枠材を溶接等によって相互
に固定することにより構成されている。このキャビン本
体18は、左右一対の前支柱24と、左右一対の後支柱
25とを有すると共に、左右同じ側にある前支柱24と
後支柱25との間に位置する中間支柱26を有する。ま
た、左右各後支柱25及び中間支柱26の下端は、上下
方向に関して前支柱24の上下方向中途部に位置する。
【0015】また、左右同側にある前支柱24、後支柱
25及び中間支柱26の上端部は上側枠材27によって
連結され、左右前支柱24の上端部同志は上前枠材によ
って連結され、左右後支柱19の上端部同志は上後枠材
によって連結され、後支柱25の下端部同志は後横枠材
28によって連結されている。また、左右各後支柱25
の下端から、該後支柱25と同側にある前支柱24の下
端後方側に亘って、フェンダ20の周壁部20Bに沿っ
て略円弧状に形成された下側枠材30が設けられてお
り、この下側枠材30の下端側と前支柱24の下端側と
が連結枠材31によって連結されていると共に、該下側
枠材30に中間支柱26の下端が連結されている。
【0016】また、後横枠材28には、左右各フェンダ
20の内側面に配置された左右一対の後縦枠材32の上
部が連結され、この後縦枠材32の下端には、フェンダ
20の縦壁部20Aの後部側下端から左右方向外方に突
出状とされる取付板33が固定され、この取付板33
が、前記後側の支持台14にマウントゴム15を介して
取り付けられていて、これによってキャビン3の後側が
トラクタ車体2に支持されている。なお、前支柱24、
中間支柱26、上側枠材27、下側枠材及び連結枠材3
1で囲まれる空間部が乗降口とされ、この乗降口がドア
によって開閉自在に閉塞される。
【0017】また、キャビン本体18の底部側(下部
側)には、前後方向に亘って底板34(フロアーシー
ト)が設けられている。この底板34の後部側は前部側
に対して一段高くなっており、この一段高くなったとこ
ろが、運転席22が取り付けられる座席取付部34Aと
されている。この座席取付部34Aの近傍、すなわち運
転席22の近傍には、トラクタ車体2側に揺動動作自在
に支持されていてトラクタ車体2側に装備された装置を
操作する各種の操作レバー36(例えば、副変速レバ
ー、駐車ブレーキレバー、デフロックレバー等)が、底
板34を挿通してキャビン3室内側に配置されている。
【0018】また、底板34の前部側は、その左右方向
中央側部分34Bが伝動ケース8の上部側形状に略沿う
ように盛り上がっており、この中央側部分34Bの左右
両側が平坦状に形成されてステップ34C(踏み面、足
乗せ部分)とされている。また、底板34の、フェンダ
20前方側は、左右フェンダ20の内側面間の間隔より
も広幅で、左右フェンダ20の左右方向外端部間の間隔
よりも狭幅に形成されており、ステップ34Cの後部側
は、フェンダ20の周壁部20Bから縦壁部20Aに至
る形状に沿って(フェンダ20の前下部の形状に沿っ
て)形成されている(切り欠かれている)。
【0019】なお、左右ステップ34Cの前部側が、前
記前側の支持台13にマウントゴム15を介して支持さ
れ、これによって、キャビン3の前部がトラクタ車体2
に支持されている。また、左右ステップ34C上には、
フロアマットが敷設される。前記構成のキャビン3をト
ラクタ車体2に搭載する場合、フェンダ20は、キャビ
ン本体18をトラクタ車体2に搭載した後に取り付けら
れる。これは、フェンダ20があると、やり難い作業
(例えば、トラクタ車体2側に支持されると共にキャビ
ン3室内側に挿通される操作レバー36の取付等の作
業、運転席22の取付等の作業、キャビン3の背面上部
に設けられる作業灯37等の配線等を後支柱25下端か
ら挿入させる作業等)を容易に行うためである。
【0020】したがって、そのために、前記構成のキャ
ビン3にあっては、フェンダ20をキャビン本体18に
取り付けていない状態にあっては、図2に示すように、
キャビン本体18の側面の後側下部、すなわち、フェン
ダ20の縦壁部20A対応部分が側方開放状となるよう
に構成されている。これにより、前述した作業の作業性
がよいと共に、メンテナンス性もよいという効果を奏す
る。なお、キャビン本体18を搭載し、フェンダ20を
取り付けた後に、フェンダ20の内面側(キャビン3室
内側)及び底板34の内面側(キャビン3室内側)等に
は、内装材が張られる。
【0021】前記フェンダ20を取り付ける場合、通常
は、後輪5を取り外した状態で、側方から行われるが、
前記構成のものにあっては、フェンダ20は、その周壁
部20Bが、キャビン3がトラクタ車体2に搭載された
状態において、後輪5の回転中心(又はその近傍)を中
心とする略円弧状に形成されているので、フェンダ20
を、図1に仮想線で示す位置から(後方側から)、後輪
5の回転中心(又はその近傍)を中心として前方側に回
動させることにより(フェンダ20を、その周壁部20
Bが後輪5の外周面に沿う方向に移動するように前方側
に回動させることにより)、図1に実線で示す装着位置
に位置させることができるようになっており、キャビン
本体18をトラクタ車体2取り付け且つ後輪5をトラク
タ車体2側に取り付けた状態で、フェンダ20をキャビ
ン本体18に取り付けできるように構成されている。
【0022】なお、周壁部20Bが後輪5の外周面に沿
う方向に移動するように、フェンダ20を前方側に回動
させることにより、フェンダ20を装着位置に位置させ
ることができれば、周壁部20Bは円弧状に形成されて
いなくてもよい。また、キャビン本体18及びフェンダ
20以外のキャビン3を構成する部材、装置等は、(支
障のない場合は)キャビン本体18をトラクタ車体2に
搭載する前にキャビン本体18に取り付けてもよいし、
キャビン本体18を搭載した後に取り付けてもよい。
【0023】また、前記トラクタ1にあっては、図1〜
図3及び図5〜図8に示すように、エンジン6用の燃料
を貯留する燃料タンク38,39,40は、トラクタ車
体2の左右両側方及びキャビン3の背面下部に設けられ
ている。トラクタ車体2の側方に配置された左右の燃料
タンク38,39は、キャビン3のステップ34Cの下
方に配置され、前後のブラケット42,43を介してト
ラクタ車体2側に支持されている。前側のブラケット4
2は、燃料タンク38,39の上面前部に固定され、前
側の支持台13に着脱自在に取付固定されており、後側
のブラケット43は、燃料タンク38,39の後部内側
面に固定され、トラクタ車体2(伝動ケース8)の側面
に着脱自在に取付固定されている。
【0024】また、左右の燃料タンク38,39の左右
方向外端側は、ステップ34Cの左右方向外端側と左右
方向において略同位置に位置していて、キャビン3から
左右方向外方に突出しないように形成されている。ま
た、左右の燃料タンク38,39の後部側の左右方向外
方側の面38A,39Aは、フェンダ20の前下部の形
状に沿うように(略一致するように)形成されていて、
左右の燃料タンク38,39の後部側が、フェンダ20
の内側方に延出状とされており、これによって、容量の
確保が図られていると共に、ステップ34Cの下方に良
好に配置されている。
【0025】また、左右の燃料タンク38,39の後部
側の左右方向外方側の面38A,39Aは、フェンダ2
0の前下部の形状に沿うように形成されていると共に、
左右の燃料タンク38,39はフェンダ20の前部下端
よりも下方に位置していて、前記燃料タンク38,39
の後部側の左右方向外方側の面38A,39Aによっ
て、後輪5のタイヤハウスを構成する構成部材の一部が
構成されており(燃料タンク38,39の後部側の左右
方向外方側の面38A,39Aが、後輪5のタイヤハウ
スを構成する構成部材の一部とされており)、部材の兼
用化が図られている。
【0026】前記後部側の燃料タンク40は、キャビン
本体18に溶接等によって固定されている。なお、左右
の燃料タンク38,39はパイプ等を介して相互に連通
するように接続され、後部側の燃料タンク40は、左右
一方の燃料タンク38,39又は左右の燃料タンク3
8,39を接続するパイプ等に、パイプ等を介して接続
され、また、後側の燃料タンク40に燃料の供給口が設
けられ、左右一方の燃料タンク38,39からエンジン
6へと燃料が供給されるように構成される。
【0027】図9に示すものは、左右の燃料タンク3
8,39がキャビン3側に設けられ、且つ該燃料タンク
38,39に補助ステップ17が固定されているものを
示している。この場合、燃料タンク38,39はステッ
プ17の下面に直接溶接固定(一体化)されていてもよ
いし、燃料タンク38,39に固定したブラケットをス
テップ17等にボルト等によって固定してもよい。ま
た、燃料タンク38,39の上壁がステップ17とされ
ていてもよい。
【0028】また、ステップ34C下方に配置される燃
料タンク38,39は、極力、ステップ34Cの略全面
に相当する大きさに形成されるのが好ましい。また、補
助ステップ17は、溶接によって燃料タンク38,39
に固定されるがよいが、燃料タンク38,39の側面に
取付板を溶接固定し、その取付板にボルトによって固定
するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、トラクタの後輪の内側
面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備え
たフェンダが、キャビン本体とは別個に形成されてい
て、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に、キャ
ビン本体側に取り付けられるように構成したことによ
り、キャビン本体を搭載した後の作業性がよい。また、
トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面
を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは
別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に
搭載し且つフェンダをキャビン本体側に取り付けていな
い状態において、キャビン本体の、フェンダ縦壁部に対
応する部分が、側方開放状とされるように構成されてい
ることにより、キャビン本体を搭載した後の作業性がよ
い。
【0030】また、キャビン本体及び後輪をトラクタ車
体に取り付けた状態において、フェンダを後方側から、
該フェンダの周壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動す
るように、回動させることにより、フェンダが後輪とキ
ャビン本体との間の装着位置に介装されるように構成し
たことにより、後輪を取り付けたままで、フェンダを着
脱でき、至便である。また、後輪を取り付けたままで、
フェンダを着脱できるものにおいて、キャビンをトラク
タ車体に搭載した状態において、フェンダの周壁部を、
後輪の略回転中心を中心とする略円弧形状に形成するこ
とにより、フェンダが容易に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビン付きトラクタの側面図である。
【図2】キャビン本体及びトラクタ車体の側面図であ
る。
【図3】トラクタの背面図である。
【図4】フェンダの側面図である。
【図5】キャビン室内の底部前部の平面図である。
【図6】燃料タンク、トラクタ車体及びフェンダの関係
を示す平面図である。
【図7】燃料タンク、トラクタ車体及びステップの関係
を示す正面図である。
【図8】燃料タンク取付部分の側面図である。
【図9】燃料タンク取付構造の他の例を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
2 トラクタ車体 3 キャビン 5 後輪 18 キャビン本体 20 フェンダ 20A 縦壁部 20B 周壁部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堂園 英昭 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 (72)発明者 佐藤 健吾 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内 Fターム(参考) 3D003 AA11 AA18 BB13 CA54 CA55

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタ車体に搭載されるキャビンであ
    って、 トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面
    を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは
    別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に
    搭載した後に、キャビン本体側に取り付けられるように
    構成したことを特徴とするキャビン。
  2. 【請求項2】 トラクタ車体に搭載されるキャビンであ
    って、 トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面
    を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは
    別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に
    搭載し且つフェンダをキャビン本体側に取り付けていな
    い状態において、キャビン本体の、フェンダ縦壁部に対
    応する部分が、側方開放状とされるように構成されてい
    ることを特徴とするキャビン。
  3. 【請求項3】 キャビン本体及び後輪をトラクタ車体に
    取り付けた状態において、フェンダを後方側から、該フ
    ェンダの周壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動するよ
    うに、回動させることにより、フェンダが後輪とキャビ
    ン本体との間の装着位置に介装されるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のキャビン。
  4. 【請求項4】 キャビンをトラクタ車体に搭載した状態
    において、フェンダの周壁部が、後輪の略回転中心を中
    心とする略円弧形状に形成されていることを特徴とする
    請求項1、2又は3に記載のキャビン。
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