JPH04362486A - 電動二輪車のコントローラ配設構造 - Google Patents

電動二輪車のコントローラ配設構造

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JPH04362486A
JPH04362486A JP16360191A JP16360191A JPH04362486A JP H04362486 A JPH04362486 A JP H04362486A JP 16360191 A JP16360191 A JP 16360191A JP 16360191 A JP16360191 A JP 16360191A JP H04362486 A JPH04362486 A JP H04362486A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電動二輪車において
、走行駆動電動機用などの電気、電子部品を制御するコ
ントローラの配設構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電動二輪車には、通常、コントローラが
備えられており、このコントローラはバッテリの電圧を
入力して、走行駆動電動機用などの電気、電子部品を制
御する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記電動二
輪車におけるコントローラには、次のことが望まれる。 即ち、 (1)電子部品で構成されたコントローラの保守、点検
が容易にできるようにすること。 (2)コントローラに故障が生じないようにする上で、
コントローラが走行時の車体振動の影響を受けないよう
にすること。 (3)コントローラは重いため、これを設けたときに前
、後輪の受ける負荷に大きな偏りが生じないようにする
こと。 (4)コントローラとバッテリとの電気的な接続が容易
にできるようにすること。しかしながら、上記諸点を同
時に満足させることは容易ではない。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、電動二輪車に設けられるコントロー
ラの制御部の保守、点検が容易にできるようにし、同上
コントローラが走行時の前、後輪からの振動の影響を大
きく受けないようにし、かつ、コントローラを設けるこ
とにより、前、後輪が受ける負荷に大きな偏りが生じな
いようにし、更に、コントローラとバッテリとの電気的
な接続が容易にできるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、車体フレームをアン
ダーボーン形とし、この車体フレームの前、後端部で前
、後輪を支承した場合において、この車体フレームで囲
まれたフートレストフロア上の空間に対応する位置で、
かつ、車体カバーの内側で、上記車体フレーム側に上記
コントローラを取り付け、かつ、このコントローラを上
記空間に向って開放可能にする開口を上記車体カバーに
形成すると共に、この開口を開閉自在とするリッドを設
けた点にある。
【0006】
【作  用】上記構成による作用は次の如くである。車
体フレーム2をアンダーボーン形として、フートレスト
フロア39上の空間64に対応する位置で、かつ、車体
カバー49,53の内側で同上車体フレーム2にコント
ローラ65,71,76を取り付け、かつ、このコント
ローラを上記空間64に向って開放可能としている。
【0007】このため、上記コントローラに対する保守
、点検は、上記フートレストフロア39や空間64を利
用してできる。また、上記コントローラは車体フレーム
2に囲まれた車体フレーム2に対応する位置に設けられ
ていて、かつ、上記車体フレーム2の前、後端部で前輪
12と後輪30とが支承されている。このため、上記コ
ントローラは上記前輪12と後輪30の間で車体フレー
ム2に支持されることとなる。
【0008】よって、第1に、上記コントローラは走行
時の前、後輪12,30からの振動の影響を大きく受け
ることが防止される。また、第2に、コントローラは一
般に重いものであるが、この重さは上記前輪12と後輪
30とで分担される。更に、第3に、コントローラは車
体の前後中間部に設けられることになるため、車体のい
ずれにバッテリ40を設けても、このバッテリ40と上
記コントローラとが大きく離れることが防止される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。図1から図5において、符号1はスクータ形の電動
二輪車で、図中矢印Frはその前方を示している。上記
電動二輪車1の車体フレーム2は、アンダーボーン形を
なしており、この車体フレーム2は、その前端に位置す
るヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3から後下方に
向って延びる前部フレーム4と、この前部フレーム4の
後端から後方に向ってほぼ水平に延びる水平部フレーム
5と、この水平部フレーム5の後端から一旦後上方に向
って延びた後、後方にほぼ水平に延びる後部フレーム6
とで構成され、これらは樹脂材等により一体成形されて
いる。
【0010】上記ヘッドパイプ3には操向軸8が操向自
在に支承され、この操向軸8の下端にステアリングナッ
クル9が取り付けられている。そして、このステアリン
グナックル9の下端には、互いに連結されたリンク10
と緩衝器11とを介して前輪12が支承されている。つ
まり、この前輪12は上記車体フレーム2の前端部に支
承されている。また、上記操向軸8の上端にはハンドル
13が取り付けられている。17は動力ユニットで、こ
の動力ユニット17は交流の走行駆動電動機20と、動
力伝達装置21とで構成され、この動力伝達装置21の
伝動ケース22の前部左側面に上記電動機20のケーシ
ング23が取り付けられている。
【0011】一方、前記後部フレーム6の前後中途部下
面には、板金製のブラケット25がボルト26によりね
じ止めされている。そして、このブラケット25に対し
、前記伝動ケース22の前部とケーシング23の各上面
に突設された支持片27,27が枢支軸28により枢支
され、この枢支軸28回りに上記伝動ケース22の後部
が上下揺動自在とされている。また、上記伝動ケース2
2の後部は前記後部フレーム6の後部に緩衝器29によ
り支持され、かつ、同上伝動ケース22の後部左側に後
輪30が支承されている。つまり、この後輪30は上記
車体フレーム2の後端部に支承されている。
【0012】そして、上記電動機20の動力が伝動ケー
ス22内に設けられたチェーン伝動手段(図示せず)に
より後輪30に伝えられ、電動二輪車1の走行が可能と
されている。また、この際、車体が路面31から受ける
衝撃は上記緩衝器11,29によって吸収される。また
、32はリヤフェンダで、これは後部フレーム6の下面
に一体成形され、後輪30で跳ね上げられた泥等が電動
機20に向うことを防止する。
【0013】上記後部フレーム6上には収納箱33が設
けられ、この収納箱33内がヘルメットなど物入れ用の
収納空間33aとなっている。この収納箱33も樹脂材
で上記後部フレーム6に一体成形されて、部品点数の増
加が抑えられている。この収納箱33はその上部に開口
34を有し、同上収納箱33上にシート35が支持され
ている。このシート35の前端は上記収納箱33の上部
前端に枢支ピン36により枢支され、この枢支ピン36
回りにシート35の後部が上下回動自在とされている。
【0014】そして、このシート35を図1で示すよう
に下方回動させれば、これにライダーが着座可能となる
。一方、上方回動させれば、上記開口34が開放されて
、上記収納空間33a内に物品の出し入れが可能となる
。また、上記したようにシート35を下方回動させたと
き、このシート35によって、上記開口34が閉じられ
るようになっており、この状態で、上記シート35を収
納箱33側にロックできるロック手段37が設けられて
いる。
【0015】前記水平部フレーム5上には、シート35
に着座したライダーが足を載せるためのフートレストフ
ロア39が形成されている。このフートレストフロア3
9の下面側に沿ってバッテリ40が設けられ、このバッ
テリ40は4つの単体40aで構成されている。上記バ
ッテリ40は、前記電動機20の電源となるものであっ
て、前記水平部フレーム5に支持されている。
【0016】この場合、この水平部フレーム5は幅広で
偏平な本体部41を有し、この本体部41の上面が上記
フートレストフロア39となっている。また、この本体
部41の各側部にはそれぞれ前後一対の凹部42が形成
されている。これら各凹部42の開口43は同上本体部
41の各側方に向って開放され、これらは樹脂製のカバ
ー板44によって開閉自在に閉じられている。そして、
前記各単体40aは各凹部42にそれぞれ挿抜自在に収
納され、この際、各単体40aと各凹部42の内面との
間には発泡スチロール製の断熱、緩衝材45がそれぞれ
介設されている。
【0017】車幅方向における上記フートレストフロア
39の幅寸法Aに対し、前記バッテリ40の幅寸法Bが
わずかに小さめで、ほぼ同じとされている。上記の場合
、フートレストフロア39はその機能上、平面視で大き
い面積を有しているものである。このため、上記バッテ
リ40が大形であっても、これは上記フートレストフロ
ア39の下面側に沿って容易に配設される。
【0018】また、上記したようにフートレストフロア
39は平面視で面積が広いものであるため、この実施例
では、このフートレストフロア39の下面側の空間を有
効に利用してバッテリ40を配設し、大形のバッテリ4
0を偏平にしてある。このようにして車体の地上高Hが
狭められることが抑制されている。また、車幅方向にお
ける上記フートレストフロア39の幅寸法Aに、バッテ
リ40の幅寸法Bがほぼ同じとされて、バッテリ40が
車幅方向外方に突出することが防止されているため、バ
ンク角が狭められることも抑制されている。
【0019】また、上記の場合、車体フレーム2におけ
る水平部フレーム5は断面箱形となっており、このため
、十分の強度を有する構造となっている。一方、前部フ
レーム4や後部フレーム6はその各側面にリブ46が形
成されて、これにより強度向上が図られている。このよ
うにして、全体的に軽くて高剛性の車体フレーム2が得
られることとなっている。また、前記したように後部フ
レーム6に収納箱33を一体化したことによっても、車
体フレーム2の強度向上が図られている。
【0020】特に、図4で示すように、上記本体部41
の下面には前後に延びる左右一対の溝47,47が形成
され、これら溝47は弾性的に拡開可能とされている。 そして、この各溝47にワイヤーハーネス48が着脱自
在に嵌着され、このワイヤーハーネス48は電動機20
やバッテリ40を含む電気部品同士を互いに接続させる
【0021】図1において、車体前部の外殻を形成する
車体カバーたるレッグシールド49が設けられ、このレ
ッグシールド49は上記フートレストフロア39に載せ
られたライダーの足を前方から覆っている。また、この
レッグシールド49は前記ヘッドパイプ3、前部フレー
ム4、および操向軸8をも覆っている。図1と図4にお
いて、前記水平部フレーム5の下面を覆うアンダーカバ
ー50が設けられている。図4において、51は水抜き
孔である。また、図1と図2において、52はメインス
タンドである。更に、53は左右一対のサイドカバーで
あり、このサイドカバー53は車体後部の外殻を形成し
ている。
【0022】図1、図2、図6、および図7において、
前記レッグシールド49は前シールド49aと、後シー
ルド49bとを最中状に着脱自在に接合させることによ
り構成されている。上記後シールド49bの上部は後方
に向って膨出し、これが膨出部59とされている。また
、この膨出部59の後面には凹所が形成され、この凹所
内が小物入れ用の収納空間61となっている。上記収納
空間61の開口62を開閉自在とするリッド63が設け
られている。このリッド63は樹脂製で、その上端が上
記開口62の上部開口縁に枢支され、下端側が上下回動
自在とされている。
【0023】上記収納空間61内には、前記バッテリ4
0から上記電動機20に供給される電流を調整して、こ
の電動機20の回転速度などを制御する電子制御手段で
ある第1コントローラ65と、充電機66とが左右に並
設され、これら両者65,66は、前記車体フレーム2
で囲まれた前記フートレストフロア39上の空間64に
対応するところに位置している。一方、前記ヘッドパイ
プ3と同軸上でこのヘッドパイプ3から上方に延長され
た金属製パイプの延長パイプ3′が設けられている。そ
して、上記第1コントローラ65と充電機66とは、上
記延長パイプ3′から左右に突設されたブラケット67
,67に支持され、これら第1コントローラ65や充電
機66は前記ワイヤーハーネス48によって電動機20
やバッテリ40に接続されている。なお、上記ヘッドパ
イプ3を金属製パイプで成形した場合には上記延長パイ
プ3′をヘッドパイプそのものとしてもよい。
【0024】図7において、上記第1コントローラ65
はブラケット67に取り付けられる箱状の基台65aと
、この基台65a内の底板に取り付けられ、上記バッテ
リ40からの電圧を入力して電動機20に出力するパワ
ー部65bと、同上バッテリ40からの電圧を入力して
上記電動機20などの車両構成部品である電気、電子部
品に出力してこれらを制御する制御部65cと、内面側
でこの制御部65cを支持して上記基台65aの開口を
開閉自在に閉じる蓋65dとで構成されている。上記の
場合、延長パイプ3′、ブラケット67、および基台6
5aはいずれも板金製等の金属製(例えば、アルミ製)
とされて、パワー部65bの放熱性を向上させている。 なお、上記制御部65cは基台65aに取り付けてもよ
い。図6と図7において、上記充電機66は充電口68
を有し、この充電口68は外部電源の端子を脱着自在に
接続させ、これにより、バッテリ40に充電を可能とさ
せるものである。
【0025】図6で示すようにリッド63を上方回動さ
せれば、上記開口62が開かれ、図1中二点鎖線と図7
とで示すようにリッド63を下方回動せれば、開口62
が閉じられるようになっている。また、この閉じた状態
で、上記リッド63を膨出部59側にロックできるロッ
ク手段69が設けられている。そして、上記第1コント
ローラ65と充電口68とは上記リッド63の上方回動
により開口62を開くことにより、上記空間64に向っ
て開放されるようになっており、これらに対する操作や
保守点検が、上記フートレストフロア39と上記空間6
4とを利用することにより、容易にできるようになって
いる。
【0026】上記の場合、基台65aから蓋65dを取
り外して制御部65cを露出させれば、これの保守点検
ができることとなる。また、第1コントローラ65をブ
ラケット67から一体的に取り外して、上記作業をして
もよい。更に、上記リッド63は、図6で示すように上
下回動途中でその姿勢に保持可能とされている。このた
め、このリッド63が庇として機能し、雨天時に開口6
2を開いても、第1コントローラ65や充電機66が濡
れることが防止される。また、上記リッド63を開閉さ
せて、第1コントローラ65を点検したり、充電口68
に外部電源の端子を脱着させるなどの作業はシート35
に着座したままですることができ、作業性の点で有益で
ある。
【0027】図1と図8において、後部フレーム6の前
端上面には第2コントローラ71が取り付けられ、この
第2コントローラ71は前記第1コントローラ65と同
じく基台71a、パワー部71b、制御部71c、およ
び蓋71dで構成されている。そして、上記制御部71
cは左右サイドカバー53,53の前縁間の開口72を
通し前記空間64に向って開放されている。また、この
開口72を開閉自在とするリッド73が設けられ、この
リッド73にはルーバ74が形成されている。
【0028】図1と図9において、前部フレーム4の左
側には第3コントローラ76が取り付けられ、この第3
コントローラ76は前記第1コントローラ65と同じく
基台76a、パワー部76b、制御部76c、および蓋
76dで構成されている。この場合、上記第3コントロ
ーラ76はレッグシールド49で覆われているが、その
後シールド49bには上記第3コントローラ76に対応
して開口77が形成され、かつ、この開口77を開閉自
在に閉じるリッド78が設けられている。そして、この
開口77を開ければ、上記第3コントローラ76が空間
64に向って開放されるようになっており、これにより
、前記第1コントローラ65と同じ作業が得られるよう
になっている。
【0029】上記レッグシールド49の前シールド49
aには同上第3コントローラ76に対応して開口77′
が形成され、かつ、この開口77′を開閉自在とするリ
ッド78′が設けられている。そして、この開口77′
を開ければ、この開口77′を通して、第3コントロー
ラ76に対する操作や保守等ができるようになっている
。なお、上記第3コントローラ76は図9中仮想線で示
すように前部フレーム4の右側に設けてもよく、また、
前部フレーム4の後面に設けてもよい。また、この場合
には、この第3コントローラ76に対応して前記と同様
の開口やリッドが設けられる。
【0030】上記の場合、各コントローラ65,71,
76はいずれも前記前輪12と後輪30の間で車体フレ
ーム2に支持されている。よって、上記各コントローラ
は走行時の車体振動の影響を受けることが防止される。 また、コントローラは一般に重いものであるが、この重
さは上記前輪12と後輪30とで分担され、これら前輪
12と後輪30とが受ける負荷に大きな偏りが生じるこ
とが防止されている。また、上記各コントローラはバッ
テリ40の近傍に設けられていて、このバッテリ40と
上記コントローラとの電気的な接続が容易にできること
となっている。
【0031】図1と図10において、ヘッドパイプ3の
前面側には、前記第1コントローラ65と同構成の第4
コントローラ80が取り付けられている。この第4コン
トローラ80は前記レッグシールド49の前シールド4
9aを取り外すことによって、車外に開放される。また
、この前シールド49aには上記第1コントローラ65
に対応したところにルーバが形成されていて、冷却性が
良好に保たれている。
【0032】図1と図11において、後部フレーム6の
後端上には第5コントローラ81が取り付けられ、この
第5コントローラ81は左右サイドカバー53,53の
後縁間の開口82を通し上方に向って開放されている。 また、この開口82を開閉自在とするリッド83が設け
られている。
【0033】なお、前記空間64に対応する各コントロ
ーラ65,71,76はいずれか一つだけを設ければよ
い。また、他のコントローラ80,81は補助的に設け
られたものであり、これらはなくてもよい。また、前記
バッテリ40に代えて各凹部42の少なくともいずれか
にコントローラを収納するようにしてもよく、この場合
には凹部42の開口43は上方に向って、つまり、空間
64に向って開口させればよい。
【0034】
【発明の効果】この発明によれば、車体フレームをアン
ダーボーン形として、フートレストフロア上の空間に対
応する位置で、かつ、車体カバーの内側で、同上車体フ
レームにコントローラを取り付け、かつ、このコントロ
ーラを上記空間に向って開放可能としているため、上記
コントローラに対する保守、点検は、上記フートレスト
フロアや空間を利用してでき、よって、これら保守、点
検が容易にできることとなる。
【0035】また、上記コントローラは車体フレームに
囲まれた車体フレームに対応する位置に設けられていて
、かつ、上記車体フレームの前、後端部で前輪と後輪と
が支承されているため、上記コントローラは上記前輪と
後輪の間で車体フレームに支持されることとなる。
【0036】よって、第1に、上記コントローラは走行
時の前、後輪からの振動の影響を大きく受けることが防
止され、これは故障発生を防止する上で好ましい。また
、第2に、コントローラは一般に重いものであるが、こ
の重さは上記前輪と後輪とで分担される。よって、これ
ら前輪と後輪とが受ける負荷に大きな偏りが生じること
が防止される。更に、第3に、コントローラは車体の前
後中間部に設けられることになるため、車体のいずれに
バッテリを設けても、このバッテリと上記コントローラ
とが大きく離れることが防止され、よって、これら両者
の電気的な接続が容易にできることとなる。また、これ
を換言すれば、バッテリの配設の自由度が向上するとい
う利点がある。しかも、上記コントローラは、通常は車
体カバーとリッドとで覆われるため、防水や外観の点で
有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体側面図である。
【図2】全体平面図である。
【図3】図1の3‐3線矢視断面図である。
【図4】図1の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図1の5‐5線矢視断面図である。
【図6】車体前部の斜視図である。
【図7】図1の7‐7線矢視断面図である。
【図8】第2コントローラを設けた部分の平面断面図で
ある。
【図9】第3コントローラを設けた部分の平面断面図で
ある。
【図10】第4コントローラを設けた部分の平面断面図
である。
【図11】第5コントローラを設けた部分の正面断面図
である。
【符号の説明】
1      電動二輪車 2      車体フレーム 3      ヘッドパイプ 12    前輪 30    後輪 39    フートレストフロア 40    バッテリ 49    レッグシールド(車体カバー)53   
 サイドカバー(車体カバー)62    開口 63    リッド 64    空間 65    第1コントローラ 65c  制御部 71    第2コントローラ 71c  制御部 72    開口 73    リッド 76    第3コントローラ 76c  制御部 77    開口 78    リッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ヘッドパイプから後下方に向って延び
    た後、後方にほぼ水平に延び、更に、後上方に向って延
    びるアンダーボーン形の車体フレームを備え、上記ほぼ
    水平に延びたこの車体フレームにおける水平部フレーム
    の上面側にフートレストフロアを形成し、上記車体フレ
    ームの前、後端部で前、後輪を支承し、一方、バッテリ
    の電圧を入力して走行駆動電動機などの電気、電子部品
    を制御するコントローラを搭載し、かつ、車体の外殻を
    形成する車体カバーを設けたスクータ形電動二輪車にお
    いて、上記車体フレームで囲まれたフートレストフロア
    上の空間に対応する位置で、かつ、車体カバーの内側で
    、上記車体フレーム側に上記コントローラを取り付け、
    かつ、このコントローラを上記空間に向って開放可能に
    する開口を上記車体カバーに形成すると共に、この開口
    を開閉自在とするリッドを設けた電動二輪車のコントロ
    ーラ配設構造。
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Cited By (6)

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