JP3637266B2 - キャビン - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トラクタ車体に搭載されるキャビンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、トラクタ車体に搭載されるキャビンがある。
このキャビンは、キャビン室内の後部に運転席が配置され、この運転席の左右両側に、トラクタの後輪の内側面及び外周面を覆うフェンダが設けられ、運転席の近傍には、トラクタ車体側に支持されていてトラクタ車体に装備された装置を操作する操作レバーがキャビン室内側に挿通状として配置されている。
前記フェンダは、骨格体をなすキャビン本体に一体的に設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、キャビン本体にフェンダが一体的に設けられているので、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に行う作業について、フェンダが邪魔物となってやり難いという作業がある。例えば、トラクタ車体側に支持されると共にキャビン室内側に挿通される操作レバーの取付等の作業、運転席の取付等の作業、キャビンの背面上部に設けられる作業灯等の配線等をキャビン本体の後支柱下端から挿入させる作業等である。
【0004】
そこで、本発明は、前記問題点に鑑みて、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に行われる作業の作業性の向上を企図したキャビンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明が技術的課題を解決するために講じた技術的手段は、トラクタ車体に搭載されるキャビンであって、
トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に、キャビン本体側に取り付けられるように構成したことを特徴とする。
【0006】
また、他の技術的手段は、トラクタ車体に搭載されるキャビンであって、
トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に搭載し且つフェンダをキャビン本体側に取り付けていない状態において、キャビン本体の、フェンダ縦壁部に対応する部分が、側方開放状とされるように構成されていることを特徴とする。
また、キャビン本体及び後輪をトラクタ車体に取り付けた状態において、フェンダを後方側から、該フェンダの周壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動するように、回動させることにより、フェンダが後輪とキャビン本体との間の装着位置に介装されるように構成することができる。
【0007】
また、キャビンをトラクタ車体に搭載した状態において、フェンダの周壁部が、後輪の略回転中心を中心とする略円弧形状に形成されているのがよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、1は、トラクタ車体2にキャビン3が搭載されたキャビン付きトラクタであり、このトラクタ1は、左右一対の前輪4と左右一対の後輪5とを有する2軸4車輪形トラクタである。
トラクタ車体2は、エンジン6のクランクケースの後部にフライホイールハウジング7を介して、クラッチ及びミッション等を収納した伝動ケース8(通常、フライホイールハウジング7の後部に連結されるクラッチハウジングと該クラッチハウジングの後部に連結されるミッションケースとからなる)を連結することで主構成されている。
【0009】
トラクタ1の前部には、エンジン6、ラジエータ等を覆うボンネット9が設けられている。
前輪4は、エンジン6の前方の左右両側に配置されていると共に、エンジン6から前方に突出する前車軸フレーム10に支持されていて、トラクタ車体2の前部を支持している。
また、後輪5は、伝動ケース8(ミッションケース)の後部の左右両側に配置されていると共に、伝動ケース8から左右両側に突出する後車軸ケース11に後車軸16を介して支持されていて、トラクタ車体2の後部を支持しており、該後輪5は、エンジン6からの回転動力により、後車軸16の軸心廻りに(左右方向の軸心廻りに)回転駆動される。
【0010】
伝動ケース8の前部の左右両側及び後部の左右両側には、キャビン3を支持する支持台13,14が設けられ、これら支持台13,14上に、キャビン3の、前部左右両側及び後部左右両側が、マウントゴム15(防振ゴム)等を介して支持されていると共に、固定手段を介して固定されている。
なお、前側の支持台13は、伝動ケース8の側面に左右方向外方突出状に固定され、後側の支持台14は後車軸ケース11に取付固定されている。
また、伝動ケース8の前部左右両側には、乗降用の補助ステップ17が取り付けられている。
【0011】
キャビン3は、図1〜図3に示すように、骨格となるキャビン本体18を備えると共に、このキャビン本体18の、上部にルーフ19が、前面の上部及び下部左右両側にフロントガラスが、左右側面の前後中間部から前端側にかけてドアが、左右側面の後部にサイドガラスが、左右側面の後下部にフェンダ20(後輪フェンダ)が、後面の上部にリヤガラスがそれぞれ設けられて主構成されている。
また、キャビン3室内の前部には操縦ハンドル21が設けられ、キャビン3室内後部のフェンダ20間には運転席22が前向き姿勢で設けられている。
【0012】
前記左右のフェンダ20は、キャビン本体18とは別個に形成されていて、該キャビン本体18に、ボルト等によって着脱自在に取り付けられる。
また、左右のフェンダ20は、図3及び図4に示すように、キャビン3がトラクタ車体2に搭載された状態において、後輪5の内側方に位置(後輪5の内側面に対向)していて、後輪5の内側面を覆う縦壁部20Aと、後輪5の外周面に対向していて、後輪5の外周面を覆う周壁部20Bとを備えて主構成されている。
なお、図例では、フェンダ20の縦壁部20Aは、後輪5内側面の上部から前部中途部に亘って覆い、周壁部20Bは、後輪5外周面の上面後部から前面中途部に亘って覆っている。
【0013】
また、周壁部20Bは、キャビン3がトラクタ車体2に搭載された状態において、後輪5の回転中心(又はその近傍)を中心とする略円弧状に形成されている。
なお、フェンダ20の左右方向外方側の空間部が、後輪5のタイヤ(の一部)を収容するタイヤ収容空間(タイヤハウス)とされている。また、フェンダ20は、縦壁部20Aと周壁部20Bとが別体で形成されていて、固定手段によって相互に接続するようにしてもよく、また、それぞれ別々にキャビン本体18に取付固定するように構成してもよい。
【0014】
前記キャビン本体18は、例えば、中空状の枠材を組み合わせ、これら枠材を溶接等によって相互に固定することにより構成されている。
このキャビン本体18は、左右一対の前支柱24と、左右一対の後支柱25とを有すると共に、左右同じ側にある前支柱24と後支柱25との間に位置する中間支柱26を有する。
また、左右各後支柱25及び中間支柱26の下端は、上下方向に関して前支柱24の上下方向中途部に位置する。
【0015】
また、左右同側にある前支柱24、後支柱25及び中間支柱26の上端部は上側枠材27によって連結され、左右前支柱24の上端部同志は上前枠材によって連結され、左右後支柱19の上端部同志は上後枠材によって連結され、後支柱25の下端部同志は後横枠材28によって連結されている。
また、左右各後支柱25の下端から、該後支柱25と同側にある前支柱24の下端後方側に亘って、フェンダ20の周壁部20Bに沿って略円弧状に形成された下側枠材30が設けられており、この下側枠材30の下端側と前支柱24の下端側とが連結枠材31によって連結されていると共に、該下側枠材30に中間支柱26の下端が連結されている。
【0016】
また、後横枠材28には、左右各フェンダ20の内側面に配置された左右一対の後縦枠材32の上部が連結され、この後縦枠材32の下端には、フェンダ20の縦壁部20Aの後部側下端から左右方向外方に突出状とされる取付板33が固定され、この取付板33が、前記後側の支持台14にマウントゴム15を介して取り付けられていて、これによってキャビン3の後側がトラクタ車体2に支持されている。
なお、前支柱24、中間支柱26、上側枠材27、下側枠材及び連結枠材31で囲まれる空間部が乗降口とされ、この乗降口がドアによって開閉自在に閉塞される。
【0017】
また、キャビン本体18の底部側(下部側)には、前後方向に亘って底板34(フロアーシート)が設けられている。
この底板34の後部側は前部側に対して一段高くなっており、この一段高くなったところが、運転席22が取り付けられる座席取付部34Aとされている。
この座席取付部34Aの近傍、すなわち運転席22の近傍には、トラクタ車体2側に揺動動作自在に支持されていてトラクタ車体2側に装備された装置を操作する各種の操作レバー36(例えば、副変速レバー、駐車ブレーキレバー、デフロックレバー等)が、底板34を挿通してキャビン3室内側に配置されている。
【0018】
また、底板34の前部側は、その左右方向中央側部分34Bが伝動ケース8の上部側形状に略沿うように盛り上がっており、この中央側部分34Bの左右両側が平坦状に形成されてステップ34C(踏み面、足乗せ部分)とされている。
また、底板34の、フェンダ20前方側は、左右フェンダ20の内側面間の間隔よりも広幅で、左右フェンダ20の左右方向外端部間の間隔よりも狭幅に形成されており、ステップ34Cの後部側は、フェンダ20の周壁部20Bから縦壁部20Aに至る形状に沿って(フェンダ20の前下部の形状に沿って)形成されている(切り欠かれている)。
【0019】
なお、左右ステップ34Cの前部側が、前記前側の支持台13にマウントゴム15を介して支持され、これによって、キャビン3の前部がトラクタ車体2に支持されている。また、左右ステップ34C上には、フロアマットが敷設される。
前記構成のキャビン3をトラクタ車体2に搭載する場合、フェンダ20は、キャビン本体18をトラクタ車体2に搭載した後に取り付けられる。
これは、フェンダ20があると、やり難い作業(例えば、トラクタ車体2側に支持されると共にキャビン3室内側に挿通される操作レバー36の取付等の作業、運転席22の取付等の作業、キャビン3の背面上部に設けられる作業灯37等の配線等を後支柱25下端から挿入させる作業等)を容易に行うためである。
【0020】
したがって、そのために、前記構成のキャビン3にあっては、フェンダ20をキャビン本体18に取り付けていない状態にあっては、図2に示すように、キャビン本体18の側面の後側下部、すなわち、フェンダ20の縦壁部20A対応部分が側方開放状となるように構成されている。
これにより、前述した作業の作業性がよいと共に、メンテナンス性もよいという効果を奏する。
なお、キャビン本体18を搭載し、フェンダ20を取り付けた後に、フェンダ20の内面側(キャビン3室内側)及び底板34の内面側(キャビン3室内側)等には、内装材が張られる。
【0021】
前記フェンダ20を取り付ける場合、通常は、後輪5を取り外した状態で、側方から行われるが、前記構成のものにあっては、フェンダ20は、その周壁部20Bが、キャビン3がトラクタ車体2に搭載された状態において、後輪5の回転中心(又はその近傍)を中心とする略円弧状に形成されているので、フェンダ20を、図1に仮想線で示す位置から(後方側から)、後輪5の回転中心(又はその近傍)を中心として前方側に回動させることにより(フェンダ20を、その周壁部20Bが後輪5の外周面に沿う方向に移動するように前方側に回動させることにより)、図1に実線で示す装着位置に位置させることができるようになっており、キャビン本体18をトラクタ車体2取り付け且つ後輪5をトラクタ車体2側に取り付けた状態で、フェンダ20をキャビン本体18に取り付けできるように構成されている。
【0022】
なお、周壁部20Bが後輪5の外周面に沿う方向に移動するように、フェンダ20を前方側に回動させることにより、フェンダ20を装着位置に位置させることができれば、周壁部20Bは円弧状に形成されていなくてもよい。
また、キャビン本体18及びフェンダ20以外のキャビン3を構成する部材、装置等は、(支障のない場合は)キャビン本体18をトラクタ車体2に搭載する前にキャビン本体18に取り付けてもよいし、キャビン本体18を搭載した後に取り付けてもよい。
【0023】
また、前記トラクタ1にあっては、図1〜図3及び図5〜図8に示すように、エンジン6用の燃料を貯留する燃料タンク38,39,40は、トラクタ車体2の左右両側方及びキャビン3の背面下部に設けられている。
トラクタ車体2の側方に配置された左右の燃料タンク38,39は、キャビン3のステップ34Cの下方に配置され、前後のブラケット42,43を介してトラクタ車体2側に支持されている。
前側のブラケット42は、燃料タンク38,39の上面前部に固定され、前側の支持台13に着脱自在に取付固定されており、後側のブラケット43は、燃料タンク38,39の後部内側面に固定され、トラクタ車体2(伝動ケース8)の側面に着脱自在に取付固定されている。
【0024】
また、左右の燃料タンク38,39の左右方向外端側は、ステップ34Cの左右方向外端側と左右方向において略同位置に位置していて、キャビン3から左右方向外方に突出しないように形成されている。
また、左右の燃料タンク38,39の後部側の左右方向外方側の面38A,39Aは、フェンダ20の前下部の形状に沿うように(略一致するように)形成されていて、左右の燃料タンク38,39の後部側が、フェンダ20の内側方に延出状とされており、これによって、容量の確保が図られていると共に、ステップ34Cの下方に良好に配置されている。
【0025】
また、左右の燃料タンク38,39の後部側の左右方向外方側の面38A,39Aは、フェンダ20の前下部の形状に沿うように形成されていると共に、左右の燃料タンク38,39はフェンダ20の前部下端よりも下方に位置していて、前記燃料タンク38,39の後部側の左右方向外方側の面38A,39Aによって、後輪5のタイヤハウスを構成する構成部材の一部が構成されており(燃料タンク38,39の後部側の左右方向外方側の面38A,39Aが、後輪5のタイヤハウスを構成する構成部材の一部とされており)、部材の兼用化が図られている。
【0026】
前記後部側の燃料タンク40は、キャビン本体18に溶接等によって固定されている。
なお、左右の燃料タンク38,39はパイプ等を介して相互に連通するように接続され、後部側の燃料タンク40は、左右一方の燃料タンク38,39又は左右の燃料タンク38,39を接続するパイプ等に、パイプ等を介して接続され、また、後側の燃料タンク40に燃料の供給口が設けられ、左右一方の燃料タンク38,39からエンジン6へと燃料が供給されるように構成される。
【0027】
図9に示すものは、左右の燃料タンク38,39がキャビン3側に設けられ、且つ該燃料タンク38,39に補助ステップ17が固定されているものを示している。
この場合、燃料タンク38,39はステップ17の下面に直接溶接固定(一体化)されていてもよいし、燃料タンク38,39に固定したブラケットをステップ17等にボルト等によって固定してもよい。また、燃料タンク38,39の上壁がステップ17とされていてもよい。
【0028】
また、ステップ34C下方に配置される燃料タンク38,39は、極力、ステップ34Cの略全面に相当する大きさに形成されるのが好ましい。
また、補助ステップ17は、溶接によって燃料タンク38,39に固定されるがよいが、燃料タンク38,39の側面に取付板を溶接固定し、その取付板にボルトによって固定するようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に、キャビン本体側に取り付けられるように構成したことにより、キャビン本体を搭載した後の作業性がよい。
また、トラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェンダが、キャビン本体とは別個に形成されていて、キャビン本体をトラクタ車体に搭載し且つフェンダをキャビン本体側に取り付けていない状態において、キャビン本体の、フェンダ縦壁部に対応する部分が、側方開放状とされるように構成されていることにより、キャビン本体を搭載した後の作業性がよい。
【0030】
また、キャビン本体及び後輪をトラクタ車体に取り付けた状態において、フェンダを後方側から、該フェンダの周壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動するように、回動させることにより、フェンダが後輪とキャビン本体との間の装着位置に介装されるように構成したことにより、後輪を取り付けたままで、フェンダを着脱でき、至便である。
また、後輪を取り付けたままで、フェンダを着脱できるものにおいて、キャビンをトラクタ車体に搭載した状態において、フェンダの周壁部を、後輪の略回転中心を中心とする略円弧形状に形成することにより、フェンダが容易に着脱できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】キャビン付きトラクタの側面図である。
【図2】キャビン本体及びトラクタ車体の側面図である。
【図3】トラクタの背面図である。
【図4】フェンダの側面図である。
【図5】キャビン室内の底部前部の平面図である。
【図6】燃料タンク、トラクタ車体及びフェンダの関係を示す平面図である。
【図7】燃料タンク、トラクタ車体及びステップの関係を示す正面図である。
【図8】燃料タンク取付部分の側面図である。
【図9】燃料タンク取付構造の他の例を示す側面図である。
【符号の説明】
2 トラクタ車体
3 キャビン
5 後輪
18 キャビン本体
20 フェンダ
20A 縦壁部
20B 周壁部

Claims (4)

  1. 枠材を組み合わせて形成されていてキャビンの骨格となるキャビン本体と、このキャビン本体の側面の後下部に設けられていてトラクタの後輪の内側面を覆う縦壁部と該後輪の外周面を覆う周壁部とを備えたフェンダとを備え、前記フェンダはキャビンの壁部の一部を構成していて該フェンダがキャビン本体に取り付けられていない状態にあっては、キャビン本体のフェンダ縦壁部に対応する部分がキャビン室内と外部とを連通するように側方開放状とされ、フェンダが取り付けられていない状態でキャビン本体をトラクタ車体に搭載した後に、フェンダがトラクタ本体側に取り付けられるように構成されていることを特徴とするキャビン。
  2. キャビン本体は、左右一対の前支柱と、この左右各前支柱の後方側に配置されていて下端が上下方向に関して前支柱の上下方向中途部に位置する左右一対の後支柱と、この左右各後支柱の下端から後輪に沿って前下方に延びる下側枠材と、キャビンの底部を構成する底板とを有し、フェンダは、キャビン本体の下側枠材と底板との間の側方開放状部分を塞ぐようにキャビン本体に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載のキャビン。
  3. キャビン本体及び後輪をトラクタ車体に取り付けた状態において、フェンダを後方側から、該フェンダの周壁部が後輪の外周面に沿う方向に移動するように、回動させることにより、フェンダが後輪とキャビン本体との間の装着位置に介装されるように構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のキャビン。
  4. キャビンをトラクタ車体に搭載した状態において、フェンダの周壁部が、後輪の略回転中心を中心とする略円弧形状に形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載のキャビン。
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