JP2009113589A - 走行車両用キャビン装置 - Google Patents

走行車両用キャビン装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009113589A
JP2009113589A JP2007287424A JP2007287424A JP2009113589A JP 2009113589 A JP2009113589 A JP 2009113589A JP 2007287424 A JP2007287424 A JP 2007287424A JP 2007287424 A JP2007287424 A JP 2007287424A JP 2009113589 A JP2009113589 A JP 2009113589A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pair
cabin
frame
mounting plates
mounting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007287424A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Hasegawa
浩一 長谷川
Kenji Morikane
賢二 森兼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2007287424A priority Critical patent/JP2009113589A/ja
Priority to US12/243,479 priority patent/US8328274B2/en
Priority to ES200802797A priority patent/ES2364356B2/es
Priority to FR0857374A priority patent/FR2923205B1/fr
Publication of JP2009113589A publication Critical patent/JP2009113589A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/0604Cabs insulated against vibrations or noise, e.g. with elastic suspension
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D33/00Superstructures for load-carrying vehicles
    • B62D33/06Drivers' cabs
    • B62D33/0617Drivers' cabs for tractors or off-the-road vehicles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Abstract

【課題】 キャビン装置の左右幅が狭くなるように形成した場合でも、キャビン装置を安定に設置できるようにようにする。
【解決手段】 上部枠と下部枠とが左右一対の前支柱及び左右一対の後支柱で連結され、下部枠の後部から左右一対の取付支柱が下方に突出されたキャビンフレームを備えた走行車両用キャビン装置であって、前記左右一対の取付支柱の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板が設けられ、キャビンフレームの後部側を車体に支持させるように、左右一対の取付板は左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定されている。また、左右一対の取付板は、弾性を有する防振部材を介して左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定され、左右の後車軸ケース側に、各取付板の上下振動を規制するように取付板に向けて突出したストッパー片が設けられている。
【選択図】図6

Description

本発明は、トラクタ等の走行車両用キャビン装置に関するものである。
トラクタ等の走行車両用キャビン装置には、上部枠と下部枠とが左右一対の前支柱及び左右一対の後支柱で連結され、下部枠の後部から左右一対の取付支柱が下方に突出されたキャビンフレームを備えたものがある(例えば特許文献1〜3)。この種の従来の走行車両用キャビン装置では、キャビン装置の前部下端の左右両側を、ミッションケース前部又はクラッチハウジングに外側方に突出した支持体に防振部材を介して懸架すると共に、キャビン装置の後部下端の左右両側を、後車軸ケースに取り付けた取付台に防振部材を介して載置固定し、これにより、キャビン装置の後部側を車体に支持するようにしていた(例えば特許文献1〜3)。
特開平8−118972号公報 実公平6−35748号公報 実公平5−18942号公報
しかし、従来の場合、キャビン装置の後部下端がキャビンの左右幅内で、防振部材を介して後車軸ケースに載置固定されていたため、キャビン装置の後部側が不安定になり、キャビン装置が左右等に大きく振動乃至揺動するおそれがあり、キャビン装置乃至キャビンフレームの強度を確保するためには、左右一対の取付支柱の強度を上げるか、左右一対の取付支柱間の間隔を広げるか、キャビン装置の搭載位置を上がるかしか方法はなかった。特に、キャビン装置を左右幅を狭くなるように形成(ナロー型に)した場合には、キャビン装置の後部側の左右の設置幅が小さくなって、キャビン装置を安定に設置することができなくなるという問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑み、キャビン装置の左右幅が狭くなるように形成した場合でも、キャビン装置を安定に設置することができるようにしたものである。
この技術的課題を解決する本発明の技術的手段は、上部枠と下部枠とが左右一対の前支柱及び左右一対の後支柱で連結され、下部枠の後部から左右一対の取付支柱が下方に突出されたキャビンフレームを備えた走行車両用キャビン装置であって、
前記左右一対の取付支柱の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板が設けられ、キャビンフレームの後部側を車体に支持させるように、左右一対の取付板の外端側が左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記左右一対の取付板は、弾性を有する防振部材を介して左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定され、左右の後車軸ケース側に、各取付板の上下振動を規制するように取付板に向けて突出したストッパー片が設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記左右一対の取付板の外端側が車輪のタイヤ内周側に挿入され、左右一対の取付板は、車輪のタイヤ内周側で、弾性を有する防振部材を介して左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定されされている点にある。
本発明によれば、左右一対の取付支柱の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板が設けられ、キャビンフレームの後部側を車体に支持させるように、左右一対の取付板の外端側が左右の後車軸ケースにそれぞれ載置固定されているので、キャビン装置の後部側の左右の設置幅を広げることができ、キャビン装置の左右幅を狭く形成しても、キャビン装置の後部側が左右等に大きく振動乃至揺動するのを防止できて、安定にキャビン装置を設置することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、トラクタ1はエンジン、クラッチハウジング、ミッションケース4等を直結してトラクタ車体6が構成され、トラクタ車体6の前側にエンジン等を覆うボンネットが設けられると共に、左右一対の前輪が支持され、トラクタ車体6の後部側に左右後車軸ケース7を介して左右一対の後輪(車輪)9が支持され、このトラクタ車体6の後上部に走行車両用キャビン装置11が独立懸架状態で搭載されている。
前記キャビン装置11の前部は、ミッションケース4等に突出した支持体に防振部材を介して載置固定され、キャビン装置11の後部は、後述の如く後車軸ケース7に防振部材13を介して載置固定されている。
図1〜7において、キャビン装置11は骨組みとなる箱形枠形状のキャビンフレーム12を備えており、このキャビンフレーム12に、フロントパネル、ドアパネル、後側パネル14、リヤパネル15及びルーフ等が装着される。
前記キャビンフレーム12は、上部枠17と下部枠18と左右一対の前支柱22と左右一対の後支柱24と左右一対の中間縦支柱23と左右一対の取付支柱21とを有し、上部枠17と下部枠18とが左右一対の前支柱22及び左右一対の後支柱24で連結され、上部枠17と下部枠18とが左右一対の前支柱22と左右一対の後支柱24との間で左右一対の中間縦支柱23により連結され、左右一対の前支柱22と、左右一対の中間縦支柱23と、左右一対の後支柱24とで縦方向の支柱部が構成されている。下部枠18の後部から左右一対の取付支柱21が下方に突出されている。図8及び図9に示すように、左右一対の中間縦支柱23は、左右方向の内方側が開口した断面C字型のチャネル材により構成されており、中間縦支柱23内にエアホース28や電気配線とを配置し、このエアホース28や電気配線を通して、キャビン装置11の天井側のエアコンからの冷暖房空気をキャビン装置11内に送り又はキャビン装置11の天井側に電力を供給するようにしている。
上部枠17は、左右一対の前支柱22の上端部間を連結する上前梁25と、中途部で左右一対の後支柱24の上端を連結したコの字状の上後梁26と、左右の同じ側にある前支柱22と中間縦支柱23の上端部間を連結する左右一対の上側梁27とで構成されている。図8及び図9に示すように、上後梁26の左右一対の前端部と左右一対の上側梁27の後端部とは互いに嵌合して溶接等により相互に固着されている。
下部枠18は、左右一対の前支柱22の下端から左右内方へ突出した下前材と、左右一対の前支柱22の下端から後方へ突出した左右一対の下側材32と、この左右一対の下側材32の後端と左右一対の中間縦支柱23の下端との間にそれぞれ連結されている左右一対のフェンダ支持材33と、左右一対の中間縦支柱23の下端部間を連結しかつ中途部に左右一対の後支柱24の下端が連結される下後部材34とを有している。
キャビンフレーム12の下部枠18の下側に左右一対の後輪フェンダ37が設けられると共に、左右一対の後輪フェンダ37間にフロアシート38が設けられている。左右一対の後輪フェンダ37はそれぞれ下部枠18のフェンダ支持材33に溶接等により連結されている。
フロアシート38は、運転席を取り付ける取付部40とこの取付部40の後端から立ち上がった背壁部41と取付部から前方に突出されたステップ部42とを有している。取付部の上には運転席支持台が搭載され、運転席支持台の上に図示省略の運転席が搭載される。
図5、図7にも示すように、フロアシート38の背壁部41は、左右一対の取付支柱21よりも前方に凹んだ位置に上下方向に配置されている。フロアシート38の背壁部41の上端から天壁部43が後方に突設され、天壁部43が下部枠18の後部の下面に添って配置されると共に下部枠18に連結され、背壁部41の左右両端が左右一対の後輪フェンダ37にそれぞれ溶接等により連結されている。フロアシート38の天壁部43は、後輪フェンダ37の後部上端と略同一高さに設定され、天壁部43の左右両端が後輪フェンダ37の後部上端に溶接等により連結されている。天壁部43の下方に燃料タンク45の配置空間46が設けられ、フロアシート38の背壁部41の後面側から左右一対の取付支柱21間にわたって燃料タンク45の配置空間46とされている。従って、前記燃料タンク45の配置空間46が天壁部43の下方であって左右一対の後輪フェンダ37の後部間に設けられている。また、キャビンフレーム12の左右一対の後支柱24間にリヤパネル15が設けられており、このリヤパネル15の下方に、燃料タンク45の配置空間46が位置している。
図6及び図7に示すように、前記左右一対の取付支柱21の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板48が設けられている。左右一対の取付板48は各取付支柱21の下端から左右方向外方に行くに従って徐々に前方に向かうように前方に傾斜した状態で左右方向外方に突出されて、取付板48の外端側が後輪9のタイヤ9a内周側に挿入されている。左右一対の取付支柱21と左右一対の取付板48との間には補強部材49が設けられ、補強部材49は取付支柱21と取付板48の両者に溶接等により固着され、取付板48が取付支柱21から不測に外れないように補強している。左右一対の取付板48は、後輪9のタイヤ9a内周側で、弾性を有する防振部材13を介して左右の後車軸ケース7にそれぞれ載置固定され、これによりキャビンフレーム12の後部側をトラクタ車体6に支持させている。
防振部材13は、上挟持体51と下挟持体52とこれら挟持体51,52に挟持された環状の防振ゴム53とを備え、上挟持体51は鉄板等により外周部側が円錐状で中央部側が平板状になった環状に形成され、下挟持体52は、鉄板等により外周部側が平板状で中央部側が円錐状に上方突出した環状に形成され、防振ゴム53を上挟持体51の外周部と下挟持体52の中央部とで挟持している。防振部材13は、後車軸ケース7に取付部材55を介して固設した支持台56にボルトナット等により取付られている。
取付部材55はボルト等の固定具57により後車軸ケース7に固着され、支持台56は溶接等により取付部材55に固着されて前車軸ケース7に上方突出状に取付られている。
防振部材13の下挟持体52の外周部は、支持台56上に載置されて、ボルトナット等の締結具58により支持台56に固着され、これにより下挟持体52は支持台56に載置固定されている。取付板48の外端側から、上挟持体51、防振ゴム53、下挟持体52及び支持台56の中央部にボルト59が挿通され、ボルト59に外嵌した円筒状の筒体60が防振ゴム53、下挟持体52及び支持台56の中央部に挿通され、ボルト59の先端側にナット61が螺合され、支持台56とナット61との間に、直方体形状の弾性体62等がボルト59に外嵌した状態で介在されており、ボルト59とナット61との締め付けにより、弾性体62及び筒体60を介して上挟持体51を取付板48の下面に締め付け固定している。
前記防振部材13、取付部材55、支持台56、固定具57、締結具58、ボルト59、筒体60及びナット61等の大部分が、後輪9のタイヤ9a内周の径方向内方に配置されており、左右一対の取付板48は、上記の如く後輪9のタイヤ9a内周側で後車軸ケース7に載置固定されている。
左右の後車軸ケース7側に、各取付板48の上下振動を規制するように取付板48に向けて突出したストッパー片65が設けられている。ストッパー片65は支持台56の上端部の左右方向内端から上方突設され、ストッパー片65の下端部が支持台56に溶接等により固着され、ストッパー片65の上端が取付板48の左右方向(長手方向)の中途部に下側から接近されている。
前記左右一対の後輪フェンダ37は、後輪(車輪)9の左右方向内方側を覆う側板部68と、後輪9の外周部を覆う外周覆い部69とが別体に形成されて、互いに溶接等により連結され、側板部68の後部に、後上方に向けて突出した突出板部70が一体に設けられ、外周覆い部69の後端と側板部68の突出板部70との間に、外周覆い部69と突出板部70との隙間を塞ぐように閉塞板71が設けられている。側板部68と閉塞板71とはそれぞれ平板材の折り曲げ加工により形成され、閉塞板71の前端側が外周覆い部69に溶接等により連結され、閉塞板71の後端側が突出板部70に連結されている。
前記外周覆い部69は、覆い部本体73と左右方向外端側の外壁部74とが別体に構成されて互いに溶接等により連結され、覆い部本体73は5枚の板部材73a,73b,73c,73d,73eを接合溶接して構成され、各板部材73a,73b,73c,73d,73eは平板材の折り曲げ加工により形成されている。覆い部本体73は、後輪9の外周に沿うように周方向に間隔をおいて板部材73a,73b,73c,73d,73e毎に順次屈曲されると共に各板部材73a,73b,73c,73d,73eは覆い部本体73の左右方向中央部でくの字状に屈曲されている。外壁部74は、板金等の絞り加工により形成され、後輪9の外周に沿うように円弧状に湾曲されると共に覆い部本体73から後輪9の径方向外方に向けてコの字状に膨出されている。
前記後輪フェンダ37の後部上端側に、キャビンフレーム12の下部枠18から後方突出した突出壁77が設けられ、突出壁77は、板金等の絞り加工により形成され、水平な天板部78と天板部78の左右両端から下方側に屈曲した左右一対の折曲板部79と天板部78の後端から下方側に屈曲した後板部80とを有している。突出壁77の左右方向外方側の折曲板部79の下端側が、側板部68の突出板部70の上端側に連結され、突出壁77の左右方向外方側の折曲板部79の後端側が、閉塞板71の上部後端側に連結され、突出壁77の天板部78及び左右方向内方側の折曲板部79の後端側が、外周覆い部69の外壁部74の後端側に連結されている。
上記実施の形態によれば、フロアシート38の背壁部41は、左右一対の取付支柱21よりも前方に凹んだ位置に上下方向に配置され、フロアシート38の背壁部41の後面側から左右一対の取付支柱21間にわたって燃料タンク45の配置空間46とされているので、左右一対の取付支柱21を左右方向におけるトラクタ車体6の中心側に寄せて、左右一対の取付支柱21間の左右幅を狭くしても、フロアシート38の背壁部41の後方に燃料タンク45を配置する燃料タンク45の十分な容量を確保できる。しかも、燃料タンク45のキャビン装置11から後方への出っ張りが少なくなり、燃料タンク45がトラクタ1の後方での作業等の邪魔にならないで済む。また、左右一対の取付支柱21を左右方向におけるトラクタ車体6の中心側に寄せても、キャビン装置11の後部の燃料タンク45の配置空間46の箱形形状よって、キャビン装置11の剛性を損なうこともなくなる。即ち、フロアシート38の背壁部41の上端から天壁部43が後方に突設され、天壁部43が下部枠18の後部の下面に添って配置されると共に下部枠18に連結され、背壁部41の左右両端が左右一対のフェンダ37にそれぞれ連結されていること、又は、フロアシート38の天壁部43は、フェンダ37の後部上端と略同一高さに設定され、天壁部43の左右両端がフェンダ37の後部上端に連結されていることによって、キャビン装置11の剛性を損なうこともなくなり、キャビン装置11の十分な剛性を確保することができる。
また、左右一対の取付支柱21をトラクタ車体6の中心側に寄せることができるので、左右一対の後輪フェンダ37による後輪9の収納幅を大きくとることができ、その結果、後輪9をトラクタ車体6の中心側に寄せることが可能になり、トラクタ車体6の左右幅を極力狭くすることができ、トラクタ1を果樹園等の管理作業に好適なものになし得る。
また、上記実施の形態によれば、外周覆い部69は、覆い部本体73と左右方向外端側の外壁部74とが別体に構成されて互いに連結され、覆い部本体73は5枚の板部材73a,73b,73c,73d,73eを接合溶接して構成され、各板部材73a,73b,73c,73d,73eは平板材の折り曲げ加工により形成されていて、覆い部本体73は、車輪の外周に沿うように周方向に間隔をおいて板部材73a,73b,73c,73d,73e毎に順次屈曲されると共に各板部材73a,73b,73c,73d,73eは覆い部本体73の左右方向中央部でくの字状に屈曲されているので、従来のように後輪フェンダ37を一体成形プレスにより構成したり、フォーム成形により構成したり、又は一体折り曲げにより構成するものと比べて、型費が高額にならずに済む。即ち、上記のような従来の構成のものでは、例えばフェンダ間寸法が異なる仕様毎にフェンダの大きさ、形状が異なるため、異なる型が必要になったり、また、一体での折り曲げであれば、サイズが大きいため型費が高額になる等の不都合があるが、本願の構成のものでは、このような問題がなくなり、型の投資を低減できるし、幅違いフェンダ等の仕様にも容易に対応できる。
また、上記実施の形態によれば、左右一対の取付支柱21の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板48が設けられ、キャビンフレーム12の後部側をトラクタ車体6に支持させるように、左右一対の取付板48の外端側が左右の後車軸ケース7にそれぞれ載置固定されているので、キャビン装置11の左右幅を狭く形成しても、キャビン装置11の後部側が左右等に大きく振動乃至揺動するのを防止できて、安定にキャビン装置11を設置することができる。また、左右一対の取付板48は、弾性を有する防振部材13を介して左右の後車軸ケース7にそれぞれ載置固定され、左右の後車軸ケース7側に、各取付板48の上下振動を規制するように取付板48に向けて突出したストッパー片65が設けられているので、荷重により防振ゴム53が変形し、ある程度キャビンフレーム12が沈み込むと、取付板48がストッパー片65に接当して、キャビンフレーム12が沈み込むのを阻止する。この結果、ストッパー片65によって、キャビン装置が大きく振動乃至揺動するのを防止することもできる。
なお、前記実施の形態では、本発明をトラクタに適用実施しているが、これに代え、本発明をバックホーその他の走行車両に適用実施するようにしてもよい。また、本発明が適用されるキャビン装置は、前記実施の形態のものに限定されず、例えば中間縦支柱23がないキャビン装置であってもよい。
本発明の一実施の形態を示すトラクタの後部側の側面図である。 同トラクタの後部側の背面図である。 同トラクタのキャビン装置部分の側面図である。 同トラクタのキャビン装置部分の斜視図である。 同シート及びフェンダ後部の側面図である。 同取付板、防振部材及び後車軸ケース部分の背面図である。 同取付板、防振部材及び後車軸ケース部分の側面図である。 同図3のH−H線断面図である。 同キャビン装置の上側梁、上後梁及び中間縦支柱部分の側面断面図である。 同後輪フェンダの側面図である。 同後輪フェンダの平面図である。 同後輪フェンダ上端部の背面図である。 同図10のA−A線断面図である。 同図10のB−B線断面図である。 同図10のC−C線断面図である。 同図10のD−D線断面図である。 同図10のE線矢視図である。
符号の説明
1 トラクタ移植機
6 トラクタ車体
7 後車軸ケース
9 後輪
11 キャビン装置
12 キャビンフレーム
13 防振部材
15 リヤパネル
17 上部枠
18 下部枠
22 前支柱
23 中間縦支柱
24 後支柱
37 フェンダ
38 フロアシート
40 取付部
41 背壁部
42 ステップ部
43 天壁部
45 燃料タンク
46 配置空間
48 取付板
65 ストッパー片
68 側板部
69 外周覆い部
73 覆い部本体
74 外壁部

Claims (3)

  1. 上部枠(17)と下部枠(18)とが左右一対の前支柱(22)及び左右一対の後支柱(24)で連結され、下部枠(18)の後部から左右一対の取付支柱(21)が下方に突出されたキャビンフレーム(12)を備えた走行車両用キャビン装置であって、
    前記左右一対の取付支柱(21)の下端に、左右方向外方に突出した左右一対の取付板(48)が設けられ、キャビンフレーム(12)の後部側を車体(6)に支持させるように、左右一対の取付板(48)の外端側が左右の後車軸ケース(7)にそれぞれ載置固定されていることを特徴とする走行車両用キャビン装置。
  2. 前記左右一対の取付板(48)は、弾性を有する防振部材(13)を介して左右の後車軸ケース(7)にそれぞれ載置固定され、左右の後車軸ケース(7)側に、各取付板(48)の上下振動を規制するように取付板(48)に向けて突出したストッパー片(65)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の走行車両用キャビン装置。
  3. 前記左右一対の取付板(48)の外端側が車輪(9)のタイヤ(9a)内周側に挿入され、左右一対の取付板(48)は、車輪(9)のタイヤ(9a)内周側で、弾性を有する防振部材(13)を介して左右の後車軸ケース(7)にそれぞれ載置固定されされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の走行車両用キャビン装置。
JP2007287424A 2007-11-05 2007-11-05 走行車両用キャビン装置 Pending JP2009113589A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287424A JP2009113589A (ja) 2007-11-05 2007-11-05 走行車両用キャビン装置
US12/243,479 US8328274B2 (en) 2007-11-05 2008-10-01 Cabin apparatus for moving vehicle
ES200802797A ES2364356B2 (es) 2007-11-05 2008-10-02 Aparato de cabina para vehículos móviles.
FR0857374A FR2923205B1 (fr) 2007-11-05 2008-10-29 Groupe formant cabine pour un vehicule utilitaire

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007287424A JP2009113589A (ja) 2007-11-05 2007-11-05 走行車両用キャビン装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009113589A true JP2009113589A (ja) 2009-05-28

Family

ID=40551090

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007287424A Pending JP2009113589A (ja) 2007-11-05 2007-11-05 走行車両用キャビン装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8328274B2 (ja)
JP (1) JP2009113589A (ja)
ES (1) ES2364356B2 (ja)
FR (1) FR2923205B1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009027334A1 (de) * 2009-06-30 2011-01-05 Deere & Company, Moline Rahmenkonstruktion
GB201104086D0 (en) * 2011-03-10 2011-04-27 Agco Int Gmbh Wheel fender
NL2011958C2 (en) * 2013-12-13 2015-06-16 Lely Patent Nv Vehicle comprising at least one wheel and a wheel housing.
CN109591709A (zh) * 2018-12-05 2019-04-09 长沙桑铼特农业机械设备有限公司 一种具有挡风板的拖拉机
JP7335206B2 (ja) * 2020-06-29 2023-08-29 株式会社クボタ 作業車
CN115123325B (zh) * 2022-07-29 2024-03-22 中车唐山机车车辆有限公司 轨道车辆的顶板结构及轨道车辆

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53100620A (en) * 1977-02-14 1978-09-02 Masanobu Hirano Method of connecting hhbeam
JPS5621281A (en) * 1979-07-27 1981-02-27 Fujitsu Ltd Managing and control system for print page
JPS5633718A (en) * 1979-08-28 1981-04-04 Mitsubishi Motors Corp Resetting method and its device for electronic control type controller
JPS57130722A (en) * 1981-02-03 1982-08-13 Sako Seisakusho:Kk Manufacturing device for shell member of square can

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2213010A (en) * 1935-08-05 1940-08-27 Gen Motors Corp Automobile body
US2142173A (en) * 1937-05-07 1939-01-03 Amel B Broluska Automatic equalizing flexible stabilizer for safety bodies
US3656799A (en) 1970-04-14 1972-04-18 Deere & Co Vibration isolated unitary cab and control console construction for a tractor
US3781058A (en) 1972-03-03 1973-12-25 Int Harvester Co Shock and vibration dampening mount assembly
US3831704A (en) 1972-11-20 1974-08-27 Allis Chalmers Isolated vehicle control module
US3990737A (en) * 1974-02-19 1976-11-09 Caterpillar Tractor Co. Resilient mounting means for a protection cab or the like
ES425571A1 (es) 1974-04-10 1976-06-01 Fritzmeier Kg Georg Perfeccionamientos en la construccion de bastidores de ca- bina para maquinas operadoras moviles.
US4161991A (en) * 1975-05-12 1979-07-24 Lely Nv C Van Der Tractors
US4049294A (en) * 1975-12-22 1977-09-20 Allis-Chalmers Corporation Narrow base protective frame
JPS53100620U (ja) 1977-01-19 1978-08-15
DE2853806C2 (de) * 1978-12-13 1984-05-30 Fritzmeier AG, 5036 Oberentfelden Stützeinheit für eine Fahrerkabine an Nutzfahrzeugen
JPS5621281U (ja) 1979-07-26 1981-02-25
US4271921A (en) 1979-07-31 1981-06-09 Deere & Company Adjustable mount for a tractor cab
JPS6340381Y2 (ja) 1979-08-24 1988-10-21
JPS5737074A (en) 1980-08-12 1982-03-01 Iseki & Co Ltd Cabin of tractor
JPS57130722U (ja) 1981-02-09 1982-08-14
DE3436169A1 (de) * 1984-10-03 1986-04-10 Klöckner-Humboldt-Deutz AG, 5000 Köln Vorrichtung zur gefederten lagerung einer schlepperkabine
US4650242A (en) * 1984-11-26 1987-03-17 Kubuto, Ltd. Tractor cabin
JP2860843B2 (ja) 1990-11-25 1999-02-24 憲賢 中鉢 V(z)特性による超音波音速測定装置およびこれを用いた超音波顕微鏡
JPH0571501U (ja) 1992-03-06 1993-09-28 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ等の防振体
JPH0635748A (ja) 1992-07-17 1994-02-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd デバッグ方法およびデバッグ装置
JPH08118972A (ja) 1994-10-20 1996-05-14 Kubota Corp 農用車両における燃料タンクのブレザー装置
FR2749265B1 (fr) * 1996-06-03 1998-09-04 Michel Ets Vehicule a partie de caisse, notamment a cabine de conduite, suspendue elastiquement
JPH10203459A (ja) * 1996-11-20 1998-08-04 Yamaha Motor Co Ltd 小型車両
JP3637266B2 (ja) 2000-06-21 2005-04-13 株式会社クボタ キャビン
JP3717428B2 (ja) * 2001-07-19 2005-11-16 株式会社クボタ キャビン付きトラクタ
US7144040B2 (en) * 2002-03-19 2006-12-05 Dana Corporation Bi-metallic structural component for vehicle frame assembly
JP4429595B2 (ja) * 2002-12-11 2010-03-10 株式会社小松製作所 キャブ支持構造
US6910731B2 (en) * 2002-12-19 2005-06-28 Clark Equipment Company Skid steer loader with front pivoting cab having a no tool latch

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53100620A (en) * 1977-02-14 1978-09-02 Masanobu Hirano Method of connecting hhbeam
JPS5621281A (en) * 1979-07-27 1981-02-27 Fujitsu Ltd Managing and control system for print page
JPS5633718A (en) * 1979-08-28 1981-04-04 Mitsubishi Motors Corp Resetting method and its device for electronic control type controller
JPS57130722A (en) * 1981-02-03 1982-08-13 Sako Seisakusho:Kk Manufacturing device for shell member of square can

Also Published As

Publication number Publication date
US20090115225A1 (en) 2009-05-07
ES2364356B2 (es) 2012-09-10
FR2923205A1 (fr) 2009-05-08
US8328274B2 (en) 2012-12-11
ES2364356A1 (es) 2011-09-01
FR2923205B1 (fr) 2014-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9902348B2 (en) Vehicle body front structure
JP2009113589A (ja) 走行車両用キャビン装置
CN103221261B (zh) 车体前部的结构
JP6675964B2 (ja) トラクター
JP2010153130A (ja) 電気自動車用バッテリケース
JP2018193026A (ja) 車体下部構造
JP2020032738A (ja) 車両下部構造
JP2017100692A (ja) 車両の物品支持構造
CN103042890B (zh) 支柱悬架安装结构
WO2011093336A1 (ja) 車両用ブラケット
KR101543004B1 (ko) 차량용 배터리 마운팅 유닛
JP5999506B2 (ja) 樹脂フロントエンドの車体保持構造
JP6043438B2 (ja) 運転室のホワイトボディに固定される計器パネルフレーム、同計器パネルフレームを備える運転室及び同運転室の組み立て方法
WO2016076046A1 (ja) 車両の車体前部構造
JP2009113590A (ja) 走行車両用キャビン装置
KR20220085231A (ko) 후방 차체 구조
JP2012192762A (ja) ブレーキ液圧調整装置の配置構造
JP2018140740A (ja) フロントフェンダのサポートブラケット構造
JP2008247360A (ja) 車体の後部構造
JPH0755188Y2 (ja) 農用トラクタのフェンダ取付装置
WO2023175843A1 (ja) 車体前部構造
JP2011063118A (ja) ハイルーフ車両のルーフ補強構造
JP7224087B2 (ja) 車両のバッテリ固定構造
JP3536000B2 (ja) キャビン付車両
JPH0211253Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110527

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111129