JP2010153130A - 電気自動車用バッテリケース - Google Patents

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Abstract

【課題】インサート部材をトレイ部材に強固に固定することができる電気自動車用バッテリケースを提供する。
【解決手段】バッテリケースのトレイ部材51は、樹脂部200を有する周壁54と、樹脂部200の内面に沿って配置された金属製のインサート部材210aとを備えている。周壁54に形成されたナット挿入孔330に、挿着部材の一例であるアウトサートナット322が挿入されている。アウトサートナット322はプレート部材321に固定されている。周壁54の樹脂中に、環状の溝313を有するインサート袋ナット310が埋設されている。インサート袋ナット310の一端がインサート部材210aに固定されている。インサート袋ナット310の他端側は閉じている。インサート袋ナット310に、締結部材としてのボルト323がねじ込まれている。プレート部材321がボルト323によってインサート部材210aに固定されている。
【選択図】図12

Description

本発明は、バッテリを電源とするモータによって走行する電気自動車のバッテリモジュールを収納するためのバッテリケースに関する。
電気自動車に使用されるバッテリユニットは、バッテリモジュールと、該バッテリモジュールを収納するバッテリケースなどを含んでいる。バッテリケースの一例は、バッテリモジュールを支持するトレイ部材と、該トレイ部材の上部を覆うカバー部材などを有している。電気自動車は、走行距離をいかに長くするかが大きな課題である。そのために、可能な限り大形のバッテリを搭載することが望まれている。例えば特許文献1に記載された電気自動車では、車体の床下のクロスメンバの下方にバッテリ取付フレームを設け、このバッテリ取付フレームによってバッテリケースを保持している。
樹脂製のバッテリケースを補強するために、バッテリケースのトレイ部材の周壁の内面に沿って板金製のインサート部材を設けることが考えられている。このインサート部材は、バッテリケースを成形する際に金型にセットされ、バッテリケースの材料(樹脂)と共にモールド成形される。
特開平6−32247号公報
前記のように樹脂製のトレイ部材の内面に板金製のインサート部材を設けた場合、樹脂の接着力だけではインサート部材の固定強度が不足する。たとえばトレイ部材に衝撃が加わったときやインサート部材の反りなどによって、インサート部材がトレイ部材から剥がれる可能性があるため、トレイ部材を補強する機能を十分に発揮することができない。インサート部材の固定強度を高めるために、インサート部材とは別体に構成された専用のアンカー金具をインサート部材に固定することも考えられるが、このようなアンカー金具をわざわざインサート部材に設けると、部品数が増え、コストが高くなるなどの問題が生じる。
従って本発明の目的は、インサート部材をトレイ部材に強固に固定することができるとともに、インサート部材を利用してトレイ部材の所定位置に後付けの挿着部材を配置することができる電気自動車用バッテリケースを提供することにある。
本発明は、電気自動車のバッテリモジュールを収納するバッテリケースであって、前記バッテリモジュールを支持するトレイ部材と、前記トレイ部材の上に重ねて該トレイ部材に固定されるカバー部材とを有し、前記トレイ部材は、合成樹脂を成形してなる樹脂部を有する周壁と、前記周壁の前記樹脂部の内面に沿って配置された金属製インサート部材と、前記周壁に形成された孔に挿入される挿着部材と、一端が前記インサート部材に固定されかつ他端側が閉じた袋ナットからなり前記周壁の樹脂中に埋設されるインサート袋ナットと、前記トレイ部材の内側から前記インサート袋ナットにねじ込まれることにより前記挿着部材を前記インサート部材に固定するボルト等の締結部材とを具備している。
この発明の好ましい形態では、前記インサート袋ナットの周面に、前記周壁の樹脂の一部が入り込む凹部が形成されている。凹部の一例は、前記インサート袋ナットの周方向に連続する環状の溝である。好ましくは、前記締結部材と前記バッテリモジュールとの間に、電気絶縁性の保護プレートが配置されているとよい。前記挿着部材の一例は、前記周壁に形成された水平方向の孔に挿入されるアウトサートナットを有し、該アウトサートナットに前記周壁の外側からトレイ部材固定用ボルトがねじ込まれ、このトレイ部材固定用ボルトによって前記トレイ部材が支持部材に固定される。
本発明によれば、インサート部材に設けられたインサート袋ナットがトレイ部材の樹脂中に埋設されることにより、樹脂部に対するインサート部材の固定強度が向上し、インサート部材が樹脂部から剥がれることを防止できる。このためトレイ部材をインサート部材によって確実に補強することができ、しかもトレイ部材の周壁に設けられる後付けの挿着部材を、前記インサート部材を利用して、トレイ部材の所定位置に確実に固定することができる。前記インサート袋ナットは、一端が前記インサート部材に固定され、他端が閉じているため、インサート袋ナットの内部にトレイ部材の材料(樹脂)が入り込むことが回避される。
以下に本発明の一実施形態について、図1から図18を参照して説明する。
図1は電気自動車10の一例を示している。この電気自動車10は、車体11の後部に配置された走行用のモータ12および充電装置13と、車体11の床下に配置されるバッテリユニット14などを備えている。
図2に車体11の骨格をなすフレーム構体30が示されている。図3は、フレーム構体30の上方から見た平面図である。フレーム構体30は、車体11の前後方向に延びる左右一対のサイドメンバ31,32と、車体11の幅方向に延びるクロスメンバ33,34,35とを含んでいる。クロスメンバ33,34,35は、サイドメンバ31,32の所定位置に溶接によって固定されている。
サイドメンバ31,32の後部にサポートブラケット40,41が設けられている。サポートブラケット40,41は、それぞれサイドメンバ31,32の所定位置に溶接されている。サポートブラケット40,41に枢軸部42が設けられている。これら枢軸部42に、リヤサスペンションのアームの前端部が取付けられている。
図4に示すように、バッテリユニット14はフロアパネル45の下面側に配置されている。フロアパネル45は、車体11の前後方向と幅方向に延び、車体11の床部を構成している。フロアパネル45は、フレーム構体30の所定位置に溶接によって固定されている。
図5に示すように、バッテリユニット14はバッテリケース50を備えている。バッテリケース50は、下側に位置するトレイ部材51と、上側に位置するカバー部材52とを備えている。図6はトレイ部材51を示している。
トレイ部材51は、左右一対の側壁51a,51bと、前壁51cと、後壁51dと、底壁51eと、仕切り壁51f,51gとを有し、上面側が開放した箱形に成形されている。前壁51cは、車体11の前後方向に関して前側に位置している。後壁51dは後側に位置している。仕切り壁51f,51gは前後方向に延びている。一対の側壁51a,51dと、前壁51cと、後壁51dによって、トレイ部材51の周壁54が構成されている。周壁54は底壁51eの周囲に形成されている。このトレイ部材51は、例えばスタンピング成形によって所定の形状に成形されている。
トレイ部材51の前半部に、前側バッテリ収納部55が形成されている。トレイ部材51の後半部に、後側バッテリ収納部56が形成されている。前側バッテリ収納部55と後側バッテリ収納部56との間に、中央バッテリ収納部57と、電気回路収納部58などが形成されている。
前記バッテリ収納部55,56,57に、それぞれバッテリモジュール60(図5,図6に一部を2点鎖線で示す)が収納されている。バッテリモジュール60はトレイ部材51の底壁51eによって支持されている。バッテリモジュール60の一例は、リチウムイオン電池からなる複数個のセルを直列に接続したものである。
電気回路収納部58には、バッテリモジュール60の状態を検出するモニタや制御等をつかさどる電気部品61(図5に一部を模式的に示す)などが収納される。電気部品61はバッテリモジュール60に電気的に接続されている。
トレイ部材51の周壁54の上面、すなわちトレイ部材51とカバー部材52との接合部に、カバー取付面70が形成されている。カバー取付面70はトレイ部材51の全周にわたって連続し、水平方向に延びている。カバー取付面70にシール保持溝71が形成されている。シール保持溝71に、防水および防塵用のシール部材72が配置されている。シール保持溝71とシール部材72は、トレイ部材51の周壁54の全周にわたって途切れることなく連続している。
カバー部材52は、繊維によって強化された合成樹脂の一体成形品からなる。カバー部材52の前部に、サービスプラグ用の開口部85と冷却風導入口86が形成されている。サービスプラグ用の開口部85に蛇腹状のブーツ部材87が取付けられている。冷却風導入口86にも蛇腹状のブーツ部材88が取付けられている。カバー部材52の上面に、冷却風の一部を流すためのバイパス流路部90と、冷却ファン収納部91などが設けられている。
カバー部材52の周縁部にフランジ部95が形成されている。フランジ部95はカバー部材52の全周にわたって連続している。後に詳しく説明するように、カバー部材52のフランジ部95がトレイ部材51のカバー取付面70の上に重ねられ、フランジ部95とカバー取付面70とが、シール部材72を介して、第1のボルト100Aと第2のボルト100によって締結されている。
バッテリユニット14は、支持部材として機能する複数本(例えば4本)の桁部材101,102,103,104によって車体11の下面に取付けられている。図3と図4に示されるように、桁部材101,102,103,104は、それぞれ車体11の幅方向に延びる桁本体111,112,113,114を有している。桁部材101,102,103,104は、バッテリユニット14の荷重を支えるに足る強度を有する金属材料(例えば鋼板)によって構成されている。
前から1番目の桁本体111の両端に締結部121,122が設けられている。前から2番目の桁本体112の両端に締結部123,124が設けられている。前から3番目の桁本体113の両端に締結部125,126が設けられている。前から4番目(最後部)の桁本体112の両端に締結部127,128が設けられている。バッテリユニット14の前端部には左右一対の前側支持部材130,131が設けられている。
前から1番目の桁部材101の両端に設けられた締結部121,122のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔143(図2と図5に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32には、締結部121,122と対向する位置に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部145,146が設けられている。締結部121,122の下側からボルト147(図2と図5に示す)をボルト挿入孔143に挿入し、このボルト147をバッテリユニット取付部145,146のナット部材に螺合させ締付けることにより、1番目の桁部材101の締結部121,122がサイドメンバ31,32に固定されている。
前から2番目の桁部材102の両端に設けられた締結部123,124のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔153(図2と図5に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32には、締結部123,124と対向する位置に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部155,156が設けられている。締結部123,124の下側から、ボルト157(図2と図5に示す)をボルト挿入孔153に挿入し、このボルト157をバッテリユニット取付部155,156のナット部材に螺合させ締付けることによって、2番目の桁部材102の締結部123,124がサイドメンバ31,32に固定されている。
前から3番目の桁部材103の両端に設けられた締結部125,126のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔163(図2と図5に示す)が形成されている。図3と図4に示されるように、サイドメンバ31,32に荷重伝達部材170,171がボルト172によって固定されている。これら荷重伝達部材170,171は、前から3番目の桁部材103の締結部125,126の上方に設けられている。一方の荷重伝達部材170は、一方のサポートブラケット40に溶接されている。他方の荷重伝達部材171は、他方のサポートブラケット41に溶接されている。
すなわち荷重伝達部材170,171は、サイドメンバ31,32と、サポートブラケット40,41とに結合されている。これら荷重伝達部材170,171は、フレーム構体30の一部をなしている。荷重伝達部材170,171に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部175,176が設けられている。
締結部125,126の下側から、ボルト177をボルト挿入孔163に挿入し、このボルト177をバッテリユニット取付部175,176のナット部材に螺合させ締付けることにより、3番目の桁部材103の締結部125,126が、荷重伝達部材170,171を介してサイドメンバ31,32に固定されている。
前から4番目の桁部材104の締結部127,128のそれぞれに、上下方向に貫通するボルト挿入孔183(図2と図5に示す)が形成されている。サイドメンバ31,32には、締結部127,128と対向する位置に、延長ブラケット184,185が設けられている。延長ブラケット184,185はサイドメンバ31,32のキックアップ部31b,32bの下方に延びている。延長ブラケット184,185は、フレーム構体30の一部をなしている。これら延長ブラケット184,185に、ナット部材を備えたバッテリユニット取付部186,187が設けられている。
締結部127,128の下側から、ボルト188(図2と図3に示す)をボルト挿入孔183に挿入し、このボルト188を延長ブラケット184,185のバッテリユニット取付部186,187のナット部材に螺合させ締付けることにより、4番目の桁部材104の締結部127,128が延長ブラケット184,185を介してサイドメンバ31,32に固定されている。
バッテリユニット14の前端に位置する前側支持部材130,131は、前から1番目の桁部材101の前方に突出している。前側支持部材130,131は、この桁部材101に結合されている。図2に示すように、前側支持部材130,131に設けられた締結部190,191は、ボルト192によって、クロスメンバ33のバッテリユニット取付部193,194に固定されている。
本実施形態の電気自動車10は、支持部材として機能する桁部材101,102,103,104が、左右のサイドメンバ31,32間にわたって設けられ、これら桁部材101,102,103,104によってサイドメンバ31,32どうしが結合されている。このためバッテリユニット14の桁部材101,102,103,104が、車体11のクロスメンバに相当する剛性部材としても機能することができる。
また、荷重伝達部材170,171がサポートブラケット40,41に固定されており、サポートブラケット40,41に入力する横方向の荷重が荷重伝達部材170,171を介して桁部材103に入力される。
このため、サポートブラケット40,41付近にクロスメンバが配置されていなくても、サポートブラケット40,41付近の剛性を桁部材103によって高めることができ、操縦安定性と乗り心地が向上する。言い換えると、大形のバッテリユニット14の一部を左右一対のサポートブラケット40,41間のスペースに配置することが可能である。このため、大形のバッテリユニット14を搭載することが可能となり、電気自動車の走行距離を長くすることができる。
図1と図4に示されるように、バッテリユニット14の下方にアンダーカバー195が配置されている。アンダーカバー195の上面は桁部材101,102,103,104の下面と対向している。アンダーカバー195の材料の一例は、ガラス繊維によって強化された合成樹脂である。このアンダーカバー195は、車体11の下側から、ボルト(図示せず)によって、フレーム構体30と桁部材101,102,103,104に固定されている。
以下にトレイ部材51についてさらに詳しく説明する。
図6はトレイ部材51を示している。トレイ部材51は、電気絶縁性を有する材料によって一体成形された樹脂部200と、トレイ部材51の前半部に配置された3枚のインサート部材210a,210b,210c(図7に示す)と、トレイ部材51の後半部に配置された3枚のインサート部材210d,210e,210f(図8に示す)とを含んでいる。トレイ部材51の周壁54の上面、すなわち樹脂部200の上面に、カバー取付面70が形成されている。
樹脂部200は、例えばポリプロピレンからなる樹脂のマトリックスを、数mm〜数cm程度の長さの短ガラス繊維によって強化したものである。なお、樹脂部200は合成樹脂のみによって構成されていてもよいし、繊維によって強化された樹脂(FRP)やカーボンファイバー等の炭素繊維によって強化された樹脂が使われてもよい。なおカーボンファイバー等の炭素繊維を用いる場合には、内壁に電気絶縁処理を施すことが必要となる。
インサート部材210a〜210fは、金属板(例えば鋼板)のプレス成形品であり、板状をなしている。図7に示すインサート部材210a,210b,210cは、それぞれトレイ部材51の側壁51a,51bと前壁51cに設けられ、それぞれが周壁54の内面に沿って配置されている。これらインサート部材210a,210b,210cによって、トレイ部材51の側壁51a,51bと前壁51cが補強されている。
図8に示すインサート部材210d,210e,210fは、それぞれトレイ部材51の側壁51a,51bと後壁51dに設けられ、それぞれが周壁54の内面に沿って配置されている。これらインサート部材210d,210e,210fによって、トレイ部材51の側壁51a,51bと後壁51dが補強されている。トレイ部材51の仕切り壁51f,51gに、それぞれ補強プレート210g,210hが埋設されている。
図9から図12に、トレイ部材51の一方の側壁51aに設けられたインサート部材210aが示されている。インサート部材210aの上端220は、カバー取付面70よりも低い位置にある。他のインサート部材210b〜210fも前記インサート部材210aと同様に、それぞれの上端の位置がカバー取付面70よりも低くなるように、トレイ部材51の周壁54の内面に設けられている。
このためインサート部材210a〜210fの上端はカバー取付面70に露出していない。すなわちカバー取付面70はトレイ部材51の周壁54の全周にわたって樹脂部200のみによって構成されている。このためシール保持溝71も樹脂部200のみからなり、金属製のインサート部材210a〜210fがシール保持溝71の内面に露出することが回避される。
図7等に示されるように、前側のインサート部材210a,210b,210cの外側の面に、それぞれブラケット付きナット構体230が1つずつ設けられている。図8等に示されるように、後側のインサート部材210d,210e,210fにも、それぞれブラケット付きナット構体230が1つずつ設けられている。
図9,図10と図14,図15に、インサート部材210aに設けたブラケット付きナット構体230が示されている。ブラケット付きナット構体230は、金属製のブラケット231と、金属製の第1の埋込みナット232とによって構成されている。ブラケット231は、一対の基部233と、基部233から水平方向に突出するブリッジ部234とを含んでいる。
基部233は、インサート部材210aの外側の面にスポット溶接によって固定されている。ブラケット231のブリッジ部234に、上下方向に延びる有底の第1の埋込みナット232が溶接されている。ブリッジ部234は、埋込みナット232に対する溶接面積を大きくとるために、上方から見て円弧状に形成されている。
ブラケット付きナット構体230は、トレイ部材51の周壁54の樹脂部200に埋設されている。第1の埋込みナット232はブラケット231を介してインサート部材210aに固定され、しかも第1の埋込みナット232の上端236がインサート部材210aの上端220よりも上方に位置している。第1の埋込みナット232の上端236は、トレイ部材51のカバー取付面70と同じ高さに位置し、第1の埋込みナット232の上端236がカバー取付面70に露出している。第1の埋込みナット232は底部を有しているため、周壁54を形成する際に樹脂部200の樹脂が第1の埋込みナット232に入り込むことはない。
前記以外のインサート部材210b〜210eにも前記ブラケット付きナット構体230と同様の構成のブラケット付きナット構体230が1つずつ設けられている。第1の埋込みナット232と、この第1の埋込みナット232に螺合される第1のボルト100Aによって、図10等に示す第1締付部240が構成されている。
カバー部材52のフランジ部95には、ボルト100Aを通す孔に金属製のカラー237が挿入されている。このカラー237によって、フランジ部95の樹脂がボルト100Aの締付圧によってへたることを防いでいる。
カバー取付面70には、第1の埋込みナット232以外の個所に、第2の埋込みナット250(図11に示す)が設けられている。第2の埋込みナット250は、トレイ部材51の周壁54の周方向に所定の間隔で複数箇所に配置されている。第2の埋込みナット250はインサート部材210a〜210eに固定されておらず、カバー取付面70に形成された孔251に圧入されている。第2の埋込みナット250の上端がカバー取付面70に露出している。これら第2の埋込みナット250と、第2の埋込みナット250に螺合される第2のボルト100によって、図11に示す第2締付部260が構成されている。
カバー部材52をトレイ部材51に固定する際、カバー取付面70にカバー部材52のフランジ部95を重ねる。シール保持溝71には予めシール部材72が設けられている。第1締付部240において、フランジ部95の上方から第1のボルト100Aをカラー237に通し、第1のボルト100Aを第1の埋込みナット232に螺合させ規定のトルクで締付ける。
第2締付部260においては、フランジ部95の上方から第2のボルト100をカラー237に通し、第2のボルト100を第2の埋込みナット250に螺合させて締付ける。こうすることにより、カバー取付面70とカバー部材52との間にシール部材72が挟まれた状態において、トレイ部材51とカバー部材52とが互いに締結される。
図7と図8に示すように、インサート部材210a〜210eに貫通孔300が形成されている。これらの貫通孔300は、支持部材として機能する前記桁部材101〜104の締結部121〜128および前側支持部材130,131の締結部190,191と対応した位置に形成されている。
インサート部材210a〜210eの外側の面には、前記それぞれの貫通孔300ごとに、それぞれ袋ナットからなる一対のインサート袋ナット310が取付けられている。インサート袋ナット310はインサート部材210a〜210eに溶接されている。これらインサート袋ナット310は、インサート部材210a〜210eと共にトレイ部材51の周壁54の樹脂中に埋設されている。インサート部材210a〜210eには、インサート袋ナット310と対応した位置に、孔311(図12に一部を示す)が形成されている。
図17は溶接前のインサート袋ナット310を示している。図18は溶接後のインサート袋ナット310を示している。インサート袋ナット310の一端は、インサート部材210aに溶接されている。インサート袋ナット310の他端側の端面310aは閉じている。すなわちインサート袋ナット310は、先端が閉じた袋ナットからなる。
溶接前のインサート袋ナット31の基部には、プロジェクション溶接のための突起312が形成されている。この突起312をインサート部材210aに当接させてプロジェクション溶接することにより、インサート袋ナット310の一端がインサート部材210aに固定されている。図18中の符号Wはその溶接部を示している。このインサート部材210a以外のインサート部材210b〜210eにも、前記インサート袋ナット310と同様のインサート袋ナット310が溶接されている。
インサート袋ナット310の周面には、周方向に連続する凹部の一例である環状の溝313が形成されている。この溝313に、周壁54を構成する樹脂の一部が入り込んで硬化していることにより、周壁54の樹脂部200に対するインサート袋ナット310の固定強度を向上させることができる。このため、周壁54の樹脂部200に対するインサート部材210aの固定強度も向上する。しかもインサート袋ナット310の端面310aが閉じているため、トレイ部材51を成形する際に材料(樹脂)がインサート袋ナット310の内部に流入し硬化してしまうといった不具合を生じない。
なお、環状の溝313の代りに、インサート袋ナット310の周面に、複数の凹部あるいは凸部を周方向に間隔をあけて形成してもよい。あるいは、インサート袋ナット310の周面に多数の凹凸を形成することにより、樹脂部200に対するインサート袋ナット310の固定強度を高めてもよい。
図7および図8に示す実施形態の場合、インサート部材210a,210b,210d,210eのそれぞれの長手方向の複数箇所(8箇所)に、それぞれインサート袋ナット310が固定されている。前側に位置するインサート部材210cの長手方向の複数箇所(6箇所)に、インサート袋ナット310が固定されている。これらのインサート袋ナット310によって、周壁54の樹脂部200に対する各インサート部材210a〜210eの固定強度が大きく向上し、インサート部材210a〜210eが周壁54の内面から剥がれることが防止される。このためインサート部材210a〜210eによって周壁54を十分補強することができる。
インサート部材210a〜210eのそれぞれの貫通孔300ごとに、挿着部材の一例である後付けのナットプレートアセンブリ320が設けられている。ナットプレートアセンブリ320の形状は、ナットプレートアセンブリ320を設ける位置に応じて多少異なるが、基本的な構成は共通である。
図13は、ナットプレートアセンブリ320の一例として、インサート部材210aの前部に設けるナットプレートアセンブリ320を示している。ナットプレートアセンブリ320は、金属製のプレート部材321と、挿着部材としてのアウトサートナット322とによって構成されている。
アウトサートナット322の一端は、プレート部材321にプロジェクション溶接等によって固定されている。図13中の符号W1はその溶接部を示している。アウトサートナット322は水平方向に延びている。プレート部材321には、締結部材として機能するプレート固定用ボルト323を挿入する孔324が形成されている。
インサート部材210a〜210eのそれぞれの貫通孔300に、アウトサートナット322がトレイ部材51の内側から挿入されている。図12に示すように、締結部材として機能するプレート固定用ボルト323をプレート部材321の孔324に挿入し、このボルト323をインサート袋ナット310にねじ込む。
このボルト323すなわち締結部材によって、ナットプレートアセンブリ320すなわち挿着部材がインサート部材210aに固定されている。他のインサート部材210b〜210eにも、前記ナットプレートアセンブリ320と同様に、プレート固定用ボルト323によってナットプレートアセンブリ320が固定されている。
図6に示すように、トレイ部材51の周壁54には、前記貫通孔300と対応した位置に、前記アウトサートナット322(挿着部材)を挿入するための孔であるナット挿入孔330が形成されている。ナット挿入孔330の径方向の断面は円形であり、周壁54を水平方向に貫通している。図12に示すように、円柱形の前記アウトサートナット322が、トレイ部材51の内側からナット挿入孔330に挿入されている。すなわちこのアウトサートナット322は、トレイ部材51が成形された後に周壁54に挿着される後付け部品である。
アウトサートナット322の他端側の端面322aは、ナット挿入孔330の外側の開口部330aにおいて外部に露出し、周壁54の外面に臨んでいる。しかもこの端面322aは、トレイ部材51の周壁54の外面よりも外側に僅かに(1〜2mm程度)突き出ている。アウトサートナット322とトレイ部材51との間に、シール材335(図12と図16に示す)が設けられている。
トレイ部材51の側壁51a,51bに設けられたナットプレートアセンブリ320とバッテリモジュール60との間には、締結部材としての前記プレート固定用ボルト323を覆うことができる位置に、合成樹脂製の保護プレート340(図14に一部を示す)が設けられている。この保護プレート340のバッテリモジュール60と対向する側に、電気絶縁性の材料からなる絶縁部材341が設けられている。
万一の側面衝突等によってトレイ部材51が車体内側に潰れたときに、プレート部材321やボルト323等の金属製の締結部材が直接バッテリモジュール60に当接することを、電気絶縁性の保護プレート340によって防ぐことができ、バッテリモジュール60の損傷を軽減することができる。
図14〜図16に桁部材102の一方の締結部123が示されている。締結部123は前記ボルト挿入孔153を有する金属製の支持プレート350と、支持プレート350の端に形成されたフランジ部351と、フランジ部351が溶接された縦壁352とを含んでいる。縦壁352には水平方向に貫通する孔353が形成されている。この孔353に、縦壁352の外側からトレイ部材固定用ボルト355が挿入される。
このボルト355をトレイ部材51の外側からアウトサートナット322にねじ込むことにより、桁部材102の縦壁352がトレイ部材51の一方の側壁51aに締結されている。この場合、アウトサートナット322の端面322aと縦壁352との間に樹脂が存在しないため、ボルト355の締付力をアウトサートナット322にダイレクトに伝えることができる。
すなわち金属製のインサート部材210aと金属製の縦壁352との間に、トレイ部材51の周壁54が挟まれた状態となる。この場合、トレイ部材固定用ボルト355の締付力(軸力)がアウトサートナット322に加わるが、ボルト355の締付力が樹脂製の周壁54に直接加わることを回避できる。このため周壁54の樹脂がへたることによるボルト355の締付トルクの低下を回避することができる。
アウトサートナット322は、トレイ部材51が成形されたのちナット挿入孔330に挿入されるため、トレイ部材51を成形する際に材料の樹脂がアウトサートナット322の内部に流入し硬化してしまうといった不具合は生じない。また図12に示すように、インサート袋ナット310の端面310aと側壁54の外面との間に十分な距離Xを確保することができるため、トレイ部材51を成形する際に使用する金型がインサート袋ナット310の端面310aに接するおそれがない。またインサート袋ナット310の端面310aが閉じているため、トレイ部材51を成形する際に材料の樹脂がインサート袋ナット310の内部に流入し硬化してしまうといった不具合も生じない。
桁部材102の他方の締結部124も、前記締結部123と同様に、ナットプレートアセンブリ320とトレイ部材固定用ボルト355によって、トレイ部材51の他方の側壁51bに固定される。また、前記桁部材102以外の桁部材101,103,104の締結部121,122,125〜128,と、前側支持部材130,131の締結部190,191も、前記締結部123と同様に、ナットプレートアセンブリ320とトレイ部材固定用ボルト355によって、トレイ部材51の周壁54に固定されている。
前記インサート部材210a〜210eは、締結部121〜128,190,191の近傍に配置された前記インサート袋ナット310によって、トレイ部材51の周壁54に強固に取付けられている。このため、締結部121〜128,190,191からアウトサートナット322を介してインサート部材210a〜210eに入力する可能性のある荷重に対し、トレイ部材51の周壁54が十分な強度を発揮することができる。
なお前記実施形態では車体後部に走行用モータが搭載された電気自動車について説明したが、本発明は走行用モータが車体前部に配置された電気自動車にも適用することができる。また本発明を実施するに当たって、モータやトレイ部材、カバー部材、インサート部材、インサート袋ナットをはじめとして、発明の構成要素の構造及び配置を適宜に変更して実施できることは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係るバッテリケースを有する電気自動車の斜視図。 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットの斜視図。 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットを上方から見た平面図。 図1に示された電気自動車のフレーム構体とバッテリユニットの側面図。 図2に示されたバッテリユニットのトレイ部材とカバー部材および桁部材の斜視図。 図5に示されたトレイ部材の斜視図。 前記トレイ部材に埋設される前側のインサート部材の斜視図。 前記トレイ部材に埋設される後側のインサート部材の斜視図。 図6に示されたトレイ部材の一部の平面図。 図9中のF10−F10線に沿うトレイ部材の一部の断面図。 図9中のF11−F11線に沿うトレイ部材の一部の断面図。 図9中のF12−F12線に沿うトレイ部材の一部の断面図。 図7に示されたナットプレートアセンブリの一つの例の斜視図。 図2に示されたバッテリユニットの桁部材の締結部の平面図。 図14に示された締結部の側面図。 図15中のF16−F16線に沿う締結部の断面図。 図7に示されたインサート袋ナットの溶接前の斜視図。 図17に示されたインサート袋ナットがインサート部材に溶接された状態を一部断面で示す側面図。
符号の説明
10…電気自動車
11…車体
14…バッテリユニット
50…バッテリケース
51…トレイ部材
52…カバー部材
54…周壁
60…バッテリモジュール
101〜104…桁部材(支持部材)
200…樹脂部
210a〜210f…インサート部材
310…インサート袋ナット
320…ナットプレートアセンブリ
322…アウトサートナット(挿着部材)
323…プレート固定用ボルト(締結部材)
330…ナット挿入孔
355…トレイ部材固定用ボルト

Claims (5)

  1. 電気自動車のバッテリモジュールを収納しかつ支持部材を介して車体に固定されるバッテリケースであって、
    前記バッテリモジュールを支持するトレイ部材と、
    前記トレイ部材の上に重ねて該トレイ部材に固定されるカバー部材とを有し、
    前記トレイ部材は、
    合成樹脂を成形してなる樹脂部を有する周壁と、
    前記周壁の前記樹脂部の内面に沿って配置された金属製のインサート部材と、
    前記周壁に形成された孔に挿入される挿着部材と、
    一端が前記インサート部材に固定されかつ他端側が閉じた袋ナットからなり前記周壁の樹脂中に埋設されるインサート袋ナットと、
    前記トレイ部材の内側から前記インサート袋ナットにねじ込まれることにより前記挿着部材を前記インサート部材に固定する締結部材と、
    を具備したことを特徴とする電気自動車用バッテリケース。
  2. 前記インサート袋ナットの周面に、前記周壁の樹脂の一部が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用バッテリケース。
  3. 前記凹部が前記インサート袋ナットの周方向に連続する環状の溝であることを特徴とする請求項2に記載の電気自動車用バッテリケース。
  4. 前記締結部材と前記バッテリモジュールとの間に、電気絶縁性の保護プレートが配置されていることを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用バッテリケース。
  5. 前記挿着部材は、前記周壁に形成された水平方向のナット挿入孔に挿入されるアウトサートナットを有し、該アウトサートナットに前記周壁の外側からトレイ部材固定用ボルトがねじ込まれ、このトレイ部材固定用ボルトによって前記トレイ部材が前記支持部材に固定されたことを特徴とする請求項1に記載の電気自動車用バッテリケース。
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