JP6043438B2 - 運転室のホワイトボディに固定される計器パネルフレーム、同計器パネルフレームを備える運転室及び同運転室の組み立て方法 - Google Patents

運転室のホワイトボディに固定される計器パネルフレーム、同計器パネルフレームを備える運転室及び同運転室の組み立て方法 Download PDF

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Description

本発明は、自動車両運転室のホワイトボディに固定するのに適した計器パネルフレームに関する。また、本発明は、前記計器パネルフレームを備える自動車両運転室に関する。さらに、本発明は、前記運転室の組み立て方法に関する。
従来の産業車両用運転室は、同運転室の下側前方部を画成するダッシュボード構造を含むホワイトボディを備えている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1のダッシュボード構造は、2つの主要開口部を有する。特許文献1の運転室は、運転室のホワイトボディに取り付けられるペダルパネルを含む。このペダルパネルは、産業車両のペダルサブセットを支持するための支持プレートを含む。支持プレートは、運転室のホワイトボディに直接固定されている。
しかし、特許文献1の運転室のデザインは、その運転室の仕様、特にペダルパネルの形状及びホワイトボディの形状に強く左右される。一方、特許文献1の運転室のデザインは、ペダルパネル及び異なる関連サブセットの他の運転室の仕様への適応を妨げる。
また、特許文献1の運転室のデザインには、運転室の構成部品を組み立てるための長く難しい工程が含まれる。実際には、複数のサブセットを配置して、それらを個々に運転室のホワイトボディに固定しなければならない。このようなサブセットには、例えば、計器パネルサブセット、電気ボードサブセット、電子制御装置(ECU)サブセット、冷暖房空調設備(HVAC)用サブセット、ダッシュボードサブセット、ステアリングコラム、エアバッグサブセットなどが含まれる。
したがって複数の観点から、産業車両の計器パネルフレームには改善の余地があるようである。
米国特許第4,353,430号明細書
本発明の目的は、運転室の他の構成部品のデザインを変更することなく、多くの異なる運転室の仕様に適応可能な計器パネルフレームを提供することにある。
本発明の他の目的は、計器パネル及びそれらが支持するサブセットの組み立て工程を容易かつ短縮する計器パネルフレームを提供することにある。
本発明の対象は、産業車両の運転室のホワイトボディに固定するのに適した計器パネルフレームであり、前記ホワイトボディは、前記運転室の下側前方部を画成するダッシュボード構造を備え、前記ダッシュボード構造は、少なくとも2つの主要開口部を有し、前記計器パネルフレームは、少なくとも2つの支持部材と連結部材とを備え、各支持部材は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するのに適している、計器パネルフレームであって、
−各支持部材は、前記連結部材に取り付けられ、
−各支持部材は、前記ダッシュボード構造の各固定エリアと組み合うように設計された固定接合面を有し、前記各固定エリアは、前記主要開口部のそれぞれ一つ少なくとも一部を囲み、
−前記計器パネルフレームを前記ダッシュボード構造に固定可能にするために、各固定接合面が各固定エリアと組み合うように、前記支持部材及び前記連結部材が配置される、計器パネルフレームである。
本特許出願全体において、「産業車両」とは、例えば、トレーラ、セミトレーラ又は配達用トラックを輸送するトラックなど、重い荷物や重量物を輸送するのに適した車両を指す。
運転室の「ホワイトボディ」は、その運転室の未加工の車体構造としても知られている。
「ダッシュボード構造」は、ホワイトボディの接合パネルとしても知られている。ダッシュボード構造は、運転室のホワイトボディの正面に配置される。運転室が車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び産業車両の車輪が水平面に配置された状態のとき、ダッシュボード構造は、略垂直方向に配置されている。
「主要開口部」とは、ダッシュボード構造に形成される円形、矩形、台形又はその他の形状を有する開口部を指す。主要開口部は、少なくともワイヤーハーネスをダッシュボード構造の中を通過させることができる十分な大きさである。基本的に、このような主要開口部の形状は、その開口部の最小寸法(直径、幅など)が150mmよりも大きく、好ましくは300mmよりも大きくなるサイズである。
したがって、このような計器パネルフレームは、そのデザインを多くの異なる運転室の仕様へ適合を可能し、運転室の他のコンポーネントのデザイン変更を回避する。運転室の仕様には、例えば、運転室の幅、高さ、右又は左ハンドル、計器パネルフレームが支持するサブセットの種類が含まれる。実際には、単に連結部材に対する支持部材の位置を変更することによって、支持部材の配置を適応させることができる。
さらに、このような計器パネルフレームは、運転室のホワイトボディに固定する以前における、計器パネルフレーム及びそれが支持するサブセットの迅速かつ容易な組み立てを可能にする。実際には、連結部材は、運転室の外側に支持部材及びそれが支持するサブセットを正しい位置に設置することを可能にする。支持部材が計器パネルフレームをホワイトボディに固定するので、連結部材をホワイトボディ、例えば前側ピラーに固定する必要はない。
本特許出願全体において、「サブセット」とは、運転室又は産業車両に対して特定の機能を果たす構成部品又はパーツの一群を指す。
本特許出願全体において、「取り付けられた」とは、2つのパーツが直接又は間接的に取り付けられていることを意味する。言い換えると、これらの2つのパーツは、0個(直接的に)、一つ以上(間接的に)の中間パーツを介して互いに取り付けられる。
一実施形態では、各支持部材は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するのに適しており、前記産業車両の前記サブセットは、好ましくは、ステアリングコラム装置、制御ペダル装置、冷暖房空調設備装置(HVAC)、電子制御装置(ECU)又はエアバッグ装置の中から選択される。
このように、前記支持部材は、前記産業車両の少なくとも2つのサブセットを支持することができるので、前記運転室の前記ホワイトボディに固定する以前における、計器パネルフレーム及びそれが支持するサブセットの迅速かつ容易な組み立てを可能にする。あるいは、一つの支持部材は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持可能であって、もう一方の支持部材は、どの支持部材を支持しない。つまり、支持部材は、前記産業車両のサブセットを一つだけ支持することができる。
他の実施形態では、各固定接合面は、前記主要開口部のそれぞれ一つを完全に囲むように設計され、各固定接合面は、好ましくは、前記主要開口部のそれぞれ一つの周辺部に取り付けられるように設計される。
このように、各固定接合面により、前記計器パネルフレームを前記ダッシュボード構造に堅固に固定することができ、前記計器パネルフレームが、前記産業車両のかなり重いサブセットを支持可能となる。
さらに他の実施形態では、前記計器パネルフレームは、前記支持部材間の距離を調整可能に各支持部材を前記連結部材に取り付けるための可動式ファスナを備えている。
したがって、このような可動式ファスナは、前記計器パネルフレームの異なる運転室のデザインへの適合性を向上させる。
他の実施形態では、前記連結部材は、好ましくは中空断面を有する外形を成すビームを備え、前記可動ファスナは、前記の外形を成すビームに沿ってスライドするように設計される。
したがって、このような外形を成すビーム及び可動式ファスナは、前記支持部材間の距離を調整可能にし、前記計器パネルフレームの適合性及び迅速な組み立てを向上させる。
前記の外形を成すビームは、その全長に沿って、好ましくは一直線に延びている。変形形態では、前記の外形を成すビームは、湾曲していてもよい。例えば、前記の外形を成すビームをその中央で湾曲させる一方、前記支持部材が取り付けられている両端部は、一直線にさらに延びていてもよい。前記中央部分も一直線にであってもよいが、その中央部分は、前記支持部材が取り付けられている前記両端部に対してオフセットした位置にある。
一実施形態では、前記連結部材は、好ましくはその中央部分が、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するように設計される。
したがって、前記計器パネルフレームは、複数のサブセット、例えば前記連結部材に一つ及び各支持部材に一つずつ、計3つのサブセットを支持することができる。
他の実施形態では、前記支持部材が前記主要開口部に対して置き換えできるように、前記固定接合面は同様の形状を有する。
このように、前記支持部材の置き換えが可能であることで、前記計器パネルフレームデザインの多くの異なる運転室への適合性が向上する。実際には、各支持部材は、それが支持するサブセットに関係なく、ホワイトボディ上の左側又は右側のいずれに搭載してもよい。
さらに他の実施形態では、各固定接合面は矩形を有する。
したがって、このような固定接合面により、前記計器パネルフレームを前記ダッシュボード構造に堅固に固定することが可能となる。
他の実施形態では、前記計器パネルフレームを前記ダッシュボード構造に固定した状態のとき、前記連結部材が各固定接合面から上方にオフセットした位置にあるように、前記支持部材及び前記連結部材が配置される。
具体的には、各支持部材の前記上端から上方にオフセットした位置にあるのは前記連結部材の前記下端である。好ましくは、前記連結部材の前記下端と各支持部材の前記上端との間の上方へのオフセット距離は、50mmから200mmの範囲内にあり、より好ましくは75mmから110mmの範囲内である。
本特許出願全体において、「上方」、「下方」、及び「上側」とは、前記計器パネルフレームが前記ダッシュボードに固定された状態、前記運転室が車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び前記産業車両の車輪が水平面に配置された状態のときに下方から上方へ略垂直方向の方向を指す。
前記上方へのオフセットにより、特に上方へのオフセット距離の最小値(50mm及び好ましくは75mm)により、前記連結部材は、前記運転室の内部へ延びる前記ステアリングコラムと干渉しない。さらに、前記運転室が犬小屋形状の凹部(米国の従来のトラック)又はエンジントンネルを有する場合、この上方へのオフセットにより、前記連結部材が犬小屋形状の凹部又はエンジントンネルと干渉しないようにする。
前記の上方へのオフセット距離が、最大値(200mm及び好ましくは110mm)に満たない場合、前記計器パネルフレームの全体的なコンパクト性及び前記運転室内部での前記計器パネルフレームの統合性が向上されるように、前記連結部材を前記ステアリングコラムの間近に置くことができる。
その上、前記連結部材のこのような配置は、前記計器パネルフレームデザインの多くの異なる運転室への適合性、特に犬小屋形状の凹部(米国の従来のトラック)を有する運転室への適合性を向上させる。
さらに他の実施形態では、前記計器パネルフレームを前記ダッシュボード構造に固定した状態のとき、前記連結部材が各固定接合面から後方にオフセットした位置にあるように、前記支持部材及び前記連結部材が配置される。
したがって、前記連結部材のこのようなオフセット配置は、前記計器パネルフレームデザインの多くの異なる運転室への適合性、特に湾曲したフロントガラス・フレームを有する運転室への適合性を向上させる。実際には、前記連結部材が各固定接合面より前記運転室内部に向かって延びている場合、前記計器パネルフレーム、特に連結部材は、フロントガラス・フレーム又はフロントガラスと干渉しない。
本特許出願全体において、「後方」とは、前記産業車両の後方への移動方向に相当する長さ方向を指す。前記計器パネルフレームが前記ダッシュボードに及び前記運転室内部に固定された状態であるとき、「後方」とは、前記ダッシュボードから前記運転室内部に向かう方向に相当する。
ある特定の実施形態では、前記連結部材と各固定接合面との間の後方へのオフセット距離は、100mmから600mmの範囲内にあり、好ましくは100mmから350mmの範囲内である。
したがって、このような後方へのオフセット距離を前記運転室の寸法の大部分に適合させ、その結果、前記計器パネルフレーム、特に前記連結部材と、フロントガラス・フレーム又はフロントガラスとの干渉が回避される。推奨の範囲100mmから350mmにより、前記運転室内部での前記計器パネルフレームの全体的なコンパクト性及び統合性をより向上させることができる。
他の実施形態では、ワイヤーハーネスが前記連結部材に沿ってその内部に延びている。
このように、前記連結部材により、前記ワイヤーハーネスのガイド及び保護機能も実現できる。
さらに他の実施形態では、前記計器パネルフレームは更に、前記連結部材と各支持部材との間にそれぞれ位置する少なくとも2つの取付けアームを備えており、各取付けアームは、各支持部材を前記連結部材に取り付けるよう配置され、各取付けアームは、各支持部材又は前記連結部材と一体である。
したがって、これらの取付けアームの外形及び長さを変更することで、前記支持部材上に同じ固定接合面を保持しながら運転室の寸法のいかなる変更も十分に補うことができるので、このような取付けアームは、計器パネルフレームデザインの適合性を向上させる。
いくつかの他の変形形態によると、
−前記支持部材及び前記連結部材は、金属製又はプラスチック製であってもよい。
−前記支持部材は、クリップ、フランジ、溶接、収縮もしくは熱収縮又は同等の手段によって前記連結部材に取り付けてもよい。
−前記支持部材は金属板であり、もしくは延伸金属板から成る。
−前記連結部材は、弾性を有していてもよい。
−また前記計器パネルフレームは、前記連結部材に例えばその両端に取り付けられた振動ダンパを有していてもよい。前記ダッシュボードパネルをこれらの振動ダンパに固定することもできる。
また本発明は、産業車両用運転室に関する。前記運転室は、その下側前方部を画成するダッシュボード構造を含むホワイトボディを備え、前記ダッシュボード構造は、少なくとも2つの主要開口部を有する、産業車両用運転室であって、前記運転室は更に、先行するいずれかの請求項に記載の計器パネルフレームを備え、前記計器パネルフレームは、前記ダッシュボード構造に固定される、産業車両用運転室である。
したがって、このような運転室は、迅速に組み立てることができる。
任意の特徴であるが発明の効果に準じて、それら自体又は技術的に可能な組み合わせにおいて検討すると、
・前記連結部材が、前記運転室のフロアから前記運転室の内部に向かって延びかつ前記フロアに対し略垂直である方向に沿って、各支持部材からオフセットした位置にあるように、前記支持部材及び前記連結部材が配置される。前記運転室が前記車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び前記産業車両の車輪が水平面に配置された状態のとき、前記運転室の前記フロアは、略水平な面である。
・前記連結部材と各支持部材との間の前記オフセット距離は、前記運転室の前記フロアに略垂直である前記方向に沿って、50mmから200mmの範囲内にあり、好ましくは75mmから110mmの範囲内である。言い換えると、前記運転室が前記車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び前記産業車両の車輪が水平面に配置された状態のとき、このオフセット距離は、前記連結部材の前記下端と各支持部材の前記上端との間における略垂直方向で測定することができる。
・前記連結部材が、前記ダッシュボード構造から前記運転室内部に向かって延びかつ前記ダッシュボード構造に略垂直である方向に沿って、各固定接合面からオフセットした位置にあるように、前記支持部材及び前記連結部材が配置される。
・前記連結部材と各固定接合面との間のオフセット距離は、前記ダッシュボード構造に略垂直である前記方向に沿って、100mmから600mmの範囲内にあり、好ましくは100mmから350mmである。言い換えると、前記運転室が前記車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び前記産業車両の車輪が水平面に配置された状態のとき、このオフセット距離は、前記連結部材と各固定接合面との間における略水平方向で測定することができる。
また、本発明は、請求項15に記載の運転室の組み立て方法に関する。前記方法は、
a)仮設構造物上に、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを好ましくは装備している少なくとも2つの支持部材を吊るすステップと、
b)前記計器パネルフレームを形成するために、前記連結部材を前記支持部材に取り付けるステップと、
c)例えばダッシュボード構成部品及びダッシュボードパネルのような構成部品を前記計器パネルフレームに固定するステップと、
d)前記構成部品を装備している前記計器パネルフレームを前記仮設構造物から取り外すステップと、
e)前記固定接合面の各々がそれぞれの固定エリアと組み合うように、前記支持部材及び前記連結部材を配置するステップと、
f)前記計器パネルフレームを前記ホワイトボディのダッシュボード構造に固定するステップとを有する。
したがって、このような方法により、前記運転室の迅速かつ容易な組み立てが可能となる。
これら及び他の特徴と効果は、限定されない例、本発明の排気装置の実施形態を示すここに添付された図面を考慮して以下の記載を読むと明白である。
本発明の各実施形態の詳細は、添付の図面と併せて読み取るともっとよく理解される。しかし、本発明は、ここに記載されている特定の実施形態に限定されない。
本発明の第1実施形態に係る計器パネルフレームの背面斜視図である。 図1の計器パネルフレームの左側面図である。 本発明の第1実施形態に係る運転室で図1の計器パネルフレームを備える運転室の下側前方部を該運転室内部から見た斜視図であって、該計器パネルフレームをホワイトボディに固定する以前の位置における図である。 計器パネルフレームをホワイトボディに固定する以前の位置における該ホワイトボディを運転室内部から見た図である。 計器パネルフレームをホワイトボディに固定した後における図3の運転室の部分を該運転室内部から見た斜視図である。 図5の位置にある運転室の部分を該運転室内部から見た図である。 本発明の第2実施形態に係る運転室の図6と同様の図である。 本発明の第3実施形態に係る計器パネルフレームの背面斜視図である。 図8の計器パネルフレームの背面図である。 図8の計器パネルフレームの正面図である。 本発明の第3実施形態に係る運転室で図8の計器パネルフレームを備える運転室の下側前方部の斜視図であって、該計器パネルフレームをホワイトボディに固定した後の位置における、図6と同様の図である。 本発明の第4実施形態に係る運転室の図7と同様の図である。 本発明の第5実施形態に係る計器パネルフレームの図であって、図8と同様の図である。 図13の計器パネルフレームの図2と同様の図である。 計器パネルフレームをホワイトボディに固定した後における、本発明の第5実施形態に係る運転室の下側前方部の正面斜視図である。 図15の運転室の下側前方部の上面図である。 図15の運転室の下側前方部を該運転室内部から見た図である。 図1から6の計器パネルフレーム及び運転室の斜視図であって、本発明に係る組み立て方法を示す図である。 図1から6の計器パネルフレーム及び運転室の斜視図であって、本発明に係る組み立て方法を示す図である。 図1から6の計器パネルフレーム及び運転室の斜視図であって、本発明に係る組み立て方法を示す図である。 図1から6の計器パネルフレーム及び運転室の斜視図であって、本発明に係る組み立て方法を示す図である。 図1から6の計器パネルフレーム及び運転室の斜視図であって、本発明に係る組み立て方法を示す図である。
産業車両70の運転室60のホワイトボディ50に固定するのに適した計器パネルフレーム1を図1、2、3、4、5及び図6に示す。ホワイトボディ50は、運転室60の下側前方部を画成するダッシュボード構造51を備える。ダッシュボード構造51は、2つの主要開口部52及び53を有する。ダッシュボード構造51は、運転室60が車両シャシフレームに搭載された状態のとき及び産業車両70の車輪が水平面に配置された状態のときに全体的に垂直方向に配置される、概して平坦な形状を有する。ダッシュボード構造51は、例えば、一つ以上の延伸金属板から作成することができる。
計器パネルフレーム1は、2つの支持部材2及び3と連結部材4とを備える。各支持部材2又は3は、連結部材4に取り付けられている。図1から図6の例では、両支持部材2及び3とも連結部材4に直接取り付けられている。
各支持部材2又は3は、産業車両70の一つ以上のサブセットを支持するのに適している。図1から図6の例では、支持部材3に支持されているサブセットは、冷暖房空調設備装置6(HVAC)5であり、一方、支持部材2に支持されているサブセットは、制御ペダル装置(ブレーキ及びアクセル)及びステアリングコラム装置7である。なお、上記の異なるサブセットは、例えば電子制御装置又はエアバッグ装置などの支持部材によって支持することもできる。また、一つの支持部材2、3は、どのサブセットも支持しない可能性もある。
したがって、支持部材2及び3は、運転室60のホワイトボディ50に固定する以前に、計器パネルフレーム1とそれが支持するサブセット(HVAC5、制御ペダル装置6、及びステアリングコラム装置7)との迅速かつ容易な組み立てを可能にする。
各支持部材2又は3は、計器パネルフレーム1の主要方向Yに略平行で、延伸金属板から作成できるプレートを備える。このように、支持部材2及び3は、コンパクトなデザインである。計器パネルフレーム1の主要方向Yは、計器パネルフレーム1をホワイトボディ50に組み付けた状態のときの産業車両70の前向方向Xに略垂直である。
また、支持部材2及び3の各々は、固定接合面それぞれ8及び9を有する。これらの固定接合面8及び9は、ダッシュボード構造51の2つの固定エリア58及び59それぞれと組み合うように設計されている。
図1から図6の例では、固定エリア58は、主要開口部52を完全に囲むように設計されており、一方、固定エリア59は、主要開口部53を完全に囲むように設計されている。固定エリア58及び59は、それぞれの主要開口部52又は53の周辺部に延在している。したがって、各固定接合面8又は9により、計器パネルフレーム1をダッシュボード構造51上に強固に固定し、計器パネルフレーム1が産業車両70のかなり重いサブセット5、6、7を支持できるようにする。
図1及び図3に示すように、固定接合面8及び固定エリア58は、不図示のボルトの挿通に対応する部位を有する複数の貫通孔63、64をもつ。同様に、固定接合面9及び固定エリア59は、不図示のボルトの挿通に対応する部位を有する複数の貫通孔63、64をもつ。これらのボルトはすべて、計器パネルフレーム1のダッシュボード構造51への固定を可能にする。
あるいは、計器パネルフレームは、ボルトと同等のいかなる手段、例えば溶接、リベット、接着剤付の部位、クリップ式固定具などによって、ダッシュボード構造51に固定してもよい。
固定接合面8及び9の各々がそれぞれの固定エリア58又は59と組み合うように、支持部材2及び3と連結部材4は配置されるので、計器パネルフレーム1のダッシュボード構造51への固定が可能になる。
図1から図6の例に示しているように、各固定接合面8又は9は、矩形のベースに対して平らな円環状でもよい。それに応じて、各固定エリア58又は59は、矩形のベースに対して平らな円環状を有する。このように、固定接合面8及び9と固定エリア58及び59との組み合わせにより、計器パネルフレーム1のダッシュボード構造51への強固な固定が可能になる。
図1から6の例に示しているように、支持部材2及び3が主要開口部52及び53に対して置き換えできるように、固定接合面8及び9は同様の形状をもっていてもよい。そのため、各支持部材2又は3は、それが支持するサブセットに関係なく、ホワイトボディ50上において左側又は右側に取り付けることができる。
変形形態によると、連結部材4は、産業車両70の少なくとも一つのサブセットを支持するよう設計してもよい。このような変形形態では、計器パネルフレーム1は、複数のサブセット、例えば連結部材4用サブセット一つと、支持部材2及び3の各々のサブセットを一つずつ、計3つのサブセット支持することができる。
さらに、計器パネルフレーム1は、支持部材2及び3間の距離D2.3を調整可能に各支持部材2又は3を連結部材4に取り付けるための可動式ファスナを備えることができる。したがって、距離D2.3を運転室の幅に合わせて調整可能であるので、このような可動式ファスナは、計器パネルフレーム1の異なる運転室のデザインへの適合性を向上させる。
図1から6の例に示しているように、連結部材4は、円形断面をもつ外形を成すビームを備えていてもよい。また、この外形を成すビームは、中空断面を有する。したがって、このような中空の外形を成すビームにより、連結部材4がかなり軽くなる。
支持部材2は、フランジ12から構成することができる可動式ファスナによって連結部材4に取り付け可能であり、支持部材3は、フランジ13から構成することができる可動式ファスナによって連結部材4に取り付け可能である。フランジ12及びフランジ13は、連結部材4の形状を補完する形状である。
ここでフランジ12及び13から構成される可動式ファスナは、この外形を成すビームに沿ってスライドするように設計することができる。このような場合、該外形を成すビーム及び可動式ファスナは、支持部材2及び支持部材3間の距離D2.3を調整可能にし、図18から図22に関連して後述するように、計器パネルフレーム1の適合性及び迅速な組み立てを向上させる。
さらに、計器パネルフレーム1をダッシュボード構造51に固定した状態のとき、連結部材4が各固定接合面8又は9から後方に、つまり前方方向Xとは反対側にオフセットした位置にくるように、支持部材2及び3と連結部材4が設けられるのが好ましい。このような連結部材4のオフセット配置は、湾曲したフロントガラス・フレームを有する運転室への適合性を向上させる。
図1から図17の例では、特に図1から6の例では、連結部材4及び各固定接合面8又は9との間の後方へのオフセット距離D4.8は約300mmであって、計器パネルフレーム1とフロントガラス・フレームとを干渉させることなく、計器パネルフレーム1の運転室60内部での全体的なコンパクト性及び統合性を向上するため、100mmから600mmの範囲内にあり、好ましくは100mmから350mmの範囲内である。図1から図6の例では、上方へのオフセット距離D4.8は、約200mmである。
さらに、計器パネルフレーム1をダッシュボード構造51に固定した状態のとき、連結部材4が各固定接合面52及び53からZ方向に沿って上方にオフセットした位置にくるように、支持部材2及び3と連結部材4は設けられている。詳しくは、支持部材2、3各々の上端66、67から上方へオフセットした位置が、連結部材4の下端65である。特定の実施形態では、連結部材の下端65と各支持部材2、3の上端66、67との間の上方へのオフセット距離D4.9は、50mmから200mmの範囲内にあり、好ましくは75mmから110mmの範囲内である。図1から図6の例では、上方へのオフセット距離D4.9は、約105mmである。
上述のとおり、固定接合面8及び9は、同様の形状をしていてもよい。この場合、支持部材の上端66、67は、同じ高さにあるので、連結部材4から上方へのオフセット距離D4.9は同じである。
この上方へのオフセット距離のため、連結部材4をステアリングコラム装置7にかなり近づけてステアリングコラム装置7と干渉することなく配置することができる。
この上方へのオフセット距離のため、連結部材4及びステアリングコラム装置7間、より正確には連結部材4及びステアリングコラム装置7の中間支持部15間の上方へのオフセット距離D4.7をかなり限定することができる。上方へのオフセット距離D4.7は、例えば、25mmから50mmの範囲内にある。このように上方へのオフセット距離D4.7が短いので、運転室の構成部品の全体的なコンパクト性が向上する。
さらに、ワイヤーハーネスは、連結部材4に沿ってその内部に延びていてもよい。それにより、ワイヤーハーネスをガイドし保護する。
図4、図5、及び図6を参照すると、図4は、計器パネルフレーム1が取り付けられていない状態の運転室60のホワイトボディ50を示す。図5及び図6は、産業車両70用運転室60を示し、ここでは運転室60は、運転室60の下側前方部を画成するダッシュボード構造51を同様に含むホワイトボディ50を備える。ダッシュボード構造51は、固定エリア58及び59にそれぞれ囲まれている2つの主要開口部52及び53を有する。
さらに図4、図5、及び図6は、運転室60の2つの前側ピラー又はAピラー61、62を示す。前側ピラー61、62は、概して垂直方向に延びており、ドアヒンジとフロントガラスとの間において運転室60の前側及び各側部に配置されている。
計器パネルフレーム1のダッシュボード構造51への固定後に、運転室60はさらに計器パネルフレーム1を備える。運転室60は、図18から図22と関連して後述するように、迅速に組み立てることができる。
図7は、本発明の第2実施形態に係る運転室160及び計器パネルフレーム101を示す。図1から図6を参照して上述した運転室60及び計器パネルフレーム1の説明は、以下に説明する顕著な相違点を除いて、それらに類似する運転室160及び計器パネルフレーム101に置き換えることができる。
運転室60及び計器パネルフレーム1の要素に類似又は相当する構造や機能を有する運転室160の要素又は計器パネルフレーム101の要素には、同じ符号に100を加えた符号を付している。このように、支持部材102及び103、連結部材104、例えば冷暖房空調設備装置(HVAC)105及び制御ペダル装置106などのサブセット、さらにダッシュボード151を備えたホワイトボディ150と定義できる。
運転室160は、右ハンドルデザインの代わりに左ハンドルデザインであるので、運転室60とは異なる。したがって、計器パネルフレーム101は、その支持部材102及び103が計器パネルフレーム1とは置き換えた側にあるので、計器パネルフレーム1とは異なる。その結果、支持されるサブセットは、計器パネルフレーム1とは置き換えた側にある。したがって、制御ペダル装置106及びステアリングコラム装置は、運転室160の左側にあり、一方、冷暖房空調設備装置(HVAC)105は運転室160の右側にある。
図8、9、10及び図11は、本発明の第3実施形態に係る運転室260及び計器パネルフレーム201を示す。図1から図6を参照して上述した運転室60及び計器パネルフレーム1の説明は、以下に説明する顕著な相違点を除いて、それらに類似する運転室260及び計器パネルフレーム201に置き換えることができる。
運転室60及び計器パネルフレーム1の要素に類似又は相当する構造や機能を有する運転室260の要素又は計器パネルフレーム201の要素には、同じ符号に200を加えた符号を付している。このように、支持部材202及び203、連結部材204、例えば冷暖房空調設備装置(HVAC)205、制御ペダル装置206、固定接合面208及び209、フランジ212及び213などのサブセット、さらにダッシュボード251と定義できる。
計器パネルフレーム201は、連結部材204が部分的に矩形断面を有するので、計器パネルフレーム1とは異なる。連結部材204の断面は、概して“G”字形状である。そのため、フランジ212及び213は、部分的に矩形を有する。このような形状により、例えば、中空の連結部材204の内部にワイヤーハーネスを容易に導入することが可能となる。
図11に示すように、計器パネルフレーム201は、エンジントンネル214を有するダッシュボード構造251を備えるホワイトボディ250に組み付けることができ、よって運転室260を形成する。あるいは、図12に示すように、計器パネルフレーム201は、犬小屋形状の凹部314を有するダッシュボード構造351を備えるホワイトボディ350に組み付けることができ、よって本発明の第4実施形態に係る運転室360を形成する。図11と図12と比較すると、計器パネルフレームが、非常に異なる運転室のホワイトボディに組み付けられているので、本発明による計器パネルフレームの適合性がはっきりとする。
図13、14、15、16及び図17は、本発明の第5実施形態に係る運転室460及び計器パネルフレーム401を示す。図1から図6を参照して上述した運転室60及び計器パネルフレーム1の説明は、以下に説明する顕著な相違点を除いて、それらに類似する運転室460及び計器パネルフレーム401に置き換えることができる。
運転室60及び計器パネルフレーム1の要素に類似又は相当する構造や機能を有する運転室460の要素又は計器パネルフレーム401の要素には、同じ符号に400を加えた符号を付している。このように、支持部材402及び403、連結部材404、制御ペダル装置406、ステアリングコラム装置407、固定接合面408及び409、さらにダッシュボード451と定義できる。
計器パネルフレーム401は、フランジ12及び13から構成される可動式ファスナの代わりに取付けアーム417、418、419を備えているので、計器パネルフレーム1とは異なる。
取付けアーム417、418は、連結部材404と支持部材402との間に位置する。取付けアーム419は、連結部材404と支持部材403との間に位置する。各取付けアーム417、418又は419は、それぞれの支持部材402又は403を連結部材404に取り付けるよう設けられている。図13から図17の例では、各取付けアーム417、418又は419は、それぞれの支持部材402又は403と一体である。
このように、支持部材402及び403上に同固定接合面を保持したまま、これらの取付けアーム417、418、419の外形及び長さを変更すれば、運転室の寸法のいかなる変更に対しても補正は十分であるので、取付けアーム417、418、419は、計器パネルフレームデザインの適合性を向上させる。
取付けアーム417、418、419は、連結部材404を構成するこの外形を成すビームに沿ってスライドするように設計されている。このように、かかる外形を成す連結部材404及び取付けアーム417、418、419は、支持部材402及び403間の距離の調整を可能にする。
また、計器パネルフレーム401は、連結部材404が正方形断面を有する一方、連結部材4は部分的に矩形断面を有するので、計器パネルフレーム1とは異なる。
さらに、図14及び図16に示すように、計器パネルフレーム401は、その後方へのオフセット距離D4.8及び上方へのオフセット距離D4.9がわずかな違いであるが、D4.8は100mmから600mmの範囲内でD4.9は50mmから200mmの範囲内であるので、計器パネルフレーム1とは異なる。
その上、図13及び図17に見られるように、支持部材403は電子制御装置(ECU)420を支持する一方、支持部材3は冷暖房空調設備装置(HVAC)5を支持するので、計器パネルフレーム401は計器パネルフレーム1とはさらに異なる。
図18、19、20、21及び図22は、運転室60の組み立てるための本発明に係る方法を示す。この組み立て方法は、
a)ここではキャリッジフレームから形成されている仮設構造物40上に、産業車両70の2つのサブセット、例えばHVAC装置5と制御ペダル装置6とを装備している支持部材2及び3を吊るすステップと(図18)、
b)計器パネルフレーム1を形成するために、連結部材4を支持部材2及び3に取り付けるステップと(図19)、
c)ダッシュボード構成部品、ダッシュボードパネル30、ステアリングコラム装置7のサブセットなどの構成部品を計器パネルフレーム1に固定するステップと(図20及び図21)、
d)前記構成部品を備えている計器パネルフレーム1を仮設構造物40から取り外すステップ、
e)固定接合面8及び9の各々がそれぞれの固定エリア58及び59と組み合うように支持部材2及び3と連結部材を配置するステップと、
f)計器パネルフレーム1を前記ホワイトボディ50の前記ダッシュボード構造51に固定するステップとを有する。
この組み立て方法により、迅速で容易なステップに従って運転室60の前側下部を十分に搭載させることができる。
本発明は、非制限的な例として上記の実施形態に限定されるものではなく、むしろ本発明に、そのあらゆる実施形態が含まれるのは勿論である。

Claims (24)

  1. 産業車両の運転室(60;160;260;360;460)のホワイトボディ(50;150;250;350)に固定するのに適した計器パネルフレーム(1;101;201;401)で、
    前記ホワイトボディ(50;150;250;350)は、前記運転室(60;160;260;360;460)の下側前方部を画成するダッシュボード構造(51;151;251;351;451)を備え、前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)は、少なくとも2つの主要開口部(52;53)を有する、計器パネルフレームであって、
    前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)は、少なくとも2つの支持部材(2,3;102,103,202,203;402,403)と連結部材(4;104;204;404)とを備え、各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するのに適している、計器パネルフレームにおいて、
    −各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)は、前記連結部材(4;104;204;404)に取り付けられ、
    −各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)は、前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)の各固定エリア(58,59)と組み合うように設計された固定接合面(8,9;208;209,408,409)を有し、前記各固定エリア(58,59)は、前記主要開口部(52;53)のそれぞれ一つの少なくとも一部を囲み、
    −計器パネルフレーム(1;101;201;401)の前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)への固定を可能とするため、各固定接合面(8,9;208;209,408,409)が各固定エリア(58,59)と組み合うように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置され
    前記計器パネルフレーム(1;101;201)は、前記支持部材(2,3;102,103;202,203)間の距離(D2.3)を調節可能に各支持部材(2,3;102,103;202,203)を前記連結部材(4;104;204)に取り付けるための可動式ファスナを備えている、計器パネルフレーム。
  2. 各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するのに適しており、前記産業車両の前記サブセットは、ステアリングコラム装置(7;407)、制御ペダル装置(6;106;206;406)、冷暖房空調設備装置(HVAC)(5;105;205;405)、電子制御装置(ECU)(420)又はエアバッグ装置の中から選択される、請求項1に記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  3. 各固定接合面(8,9;208;209,408,409)は、前記主要開口部(52,53)のそれぞれ一つを完全に囲むように設計され、各固定接合面(8,9;208;209,408,409)は、前記主要開口部(52,53)のそれぞれ一つの周辺部に取り付けられるように設計される、請求項1または2に記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  4. 前記連結部材(4;104;204)は、中空断面を有する外形を成すビームを備えており、前記可動ファスナは、前記の外形を成すビームに沿ってスライドするように設計される、請求項に記載の計器パネルフレーム(1;101;201)。
  5. 前記連結部材は、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを支持するように設計される、請求項1乃至のいずれかに記載の計器パネルフレーム。
  6. 支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)が前記主要開口部(52,53)に対して置き換えできるように、前記固定接合面(8,9;208;209,408,409)は同様の形状を有する、請求項1乃至のいずれかに記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  7. 各固定接合面(8,9;208;209,408,409)は矩形を有する、請求項1乃至のいずれかに記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  8. 前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)を前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)に固定した状態のとき、前記連結部材(4;104;204;404)が各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)から上方にオフセットした位置にあるように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置される、請求項1乃至のいずれかに記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  9. 前記連結部材(4;104;204;404)は、少なくとも一つの下端(65,165,265,365,465)を有し、各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)は、少なくとも一つの上端(66,67;166,167;266,267;466,467)を有しており、前記連結部材の前記下端(65,165,265,365,465)が各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)の前記上端(66,67;166,167;266,267;466,467)から上方にオフセットした位置にあるように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置される、請求項に記載の計器パネルフレーム(1)。
  10. 前記連結部材の前記下端と各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)の前記上端との間の上方へのオフセット距離(D4.9)は、50mmから200mmの範囲内にある、請求項に記載の計器パネルフレーム(1)。
  11. 前記連結部材の前記下端と各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)の前記上端との間の上方へのオフセット距離(D4.9)は、75mmから110mmの範囲内である、請求項9に記載の計器パネルフレーム(1)。
  12. 前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)を前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)に固定した状態のとき、前記連結部材(4;104;204;404)が各固定接合面(8,9;208,209;408,409)から後方にオフセットした位置にあるように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置される、請求項1乃至11のいずれかに記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)。
  13. 前記連結部材(4)と各固定接合面(8,9)との間の後方へのオフセット距離(D4.8)は、100mmから600mmの範囲内にある、請求項12に記載の計器パネルフレーム(1)。
  14. 前記連結部材(4)と各固定接合面(8,9)との間の後方へのオフセット距離(D4.8)は、100mmから350mmの範囲内である、請求項12に記載の計器パネルフレーム(1)。
  15. ワイヤーハーネスが前記連結部材に沿ってその内部に延びている、請求項1乃至14のいずれかに記載の計器パネルフレーム。
  16. 請求項1乃至15のいずれかに記載の前記計器パネルフレーム(401)は更に、前記連結部材(404)と各支持部材(402,403)との間にそれぞれ位置する少なくとも2つの取付けアーム(417,418,419)を備えており、各取付けアーム(417,418,419)は、各支持部材(402,403)を前記連結部材(404)に取り付けるよう配置され、各取付けアーム(417,418,419)は、各支持部材(402,403)又は前記連結部材(404)と一体である、計器パネルフレーム(401)。
  17. 産業車両用運転室(60;160;260;360;460)で、前記運転室(60;160;260;360;460)の下側前方部を画成するダッシュボード構造(51;151;251;351;451)を含むホワイトボディ(50;150;250;350)を備え、前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)は、少なくとも2つの主要開口部(52;53)を有する、産業車両用運転室であって、
    前記運転室(60;160;260;360;460)は更に、請求項1乃至16のいずれかに記載の計器パネルフレーム(1;101;201;401)を備え、前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)は、前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)に固定される、産業車両用運転室。
  18. 前記連結部材(4;104;204;404)が、前記運転室(60;160;260;360;460)のフロアから前記運転室の内部に向かって延びかつ前記運転室の前記フロアに対し略垂直である方向に沿って、各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)からオフセットした位置にあるように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置される、請求項17に記載の運転室。
  19. 前記連結部材と各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)との間の前記オフセット距離(D4.9)は、前記運転室の前記フロアに略垂直である前記方向に沿って、50mmから200mmの範囲内にある、請求項18に記載の運転室。
  20. 前記連結部材と各支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)との間の前記オフセット距離(D4.9)は、前記運転室の前記フロアに略垂直である前記方向に沿って、75mmから110mmの範囲内である、請求項18に記載の運転室。
  21. 前記連結部材(4;104;204;404)が、前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)から前記運転室内部に向かって延びかつ前記ダッシュボード構造(51;151;251;351;451)に略垂直である方向に沿って、各固定接合面(8,9;208,209;408,409)からオフセットした位置にあるように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)が配置される、請求項17乃至20のいずれかに記載の運転室(60;160;260;360;460)。
  22. 前記連結部材(4)と各固定接合面(8,9;208,209;408,409)との間のオフセット距離(D4.8)は、前記ダッシュボード構造に略垂直である前記方向に沿って、100mmから600mmの範囲内にある、請求項21に記載の運転室。
  23. 前記連結部材(4)と各固定接合面(8,9;208,209;408,409)との間のオフセット距離(D4.8)は、前記ダッシュボード構造に略垂直である前記方向に沿って、100mmから350mmの範囲内である、請求項21に記載の運転室。
  24. 請求項17乃至21のいずれかに記載の運転室(60;160;260;360;460)の組み立て方法であって、前記方法は、
    a)仮設構造物上に、前記産業車両の少なくとも一つのサブセットを好ましくは装備している少なくとも2つの支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)を吊るすステップと、
    b)前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)を形成するために、前記連結部材(4;104;204;404)を前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)に取り付けるステップと、
    c)例えばダッシュボード構成部品及びダッシュボードパネルのような構成部品を前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)に固定するステップと、
    d)前記構成部品を備えている前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)を前記仮設構造物から取り外すステップと、
    e)前記固定接合面(8,9;208,209;408,409)の各々がそれぞれの固定エリアと組み合うように、前記支持部材(2,3;102,103;202,203;402,403)及び前記連結部材(4;104;204;404)を配置するステップと、
    f)前記計器パネルフレーム(1;101;201;401)を前記ホワイトボディ(50;150;250;350)のダッシュボード構造(51;151;251;351;451)に固定するステップと、を有する。
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