JP2001347690A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JP2001347690A
JP2001347690A JP2000169828A JP2000169828A JP2001347690A JP 2001347690 A JP2001347690 A JP 2001347690A JP 2000169828 A JP2000169828 A JP 2000169828A JP 2000169828 A JP2000169828 A JP 2000169828A JP 2001347690 A JP2001347690 A JP 2001347690A
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豊明 菅谷
Fujio Miyamoto
不二夫 宮本
Takashi Tsutsumi
堤  敬
Minoru Maekawara
稔 前川原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】回転ドラムを汚したり、記録媒体を汚すことな
く縁なしプリントが得られるインクジェット記録装置を
提供すること。 【解決手段】回転ドラム1上に記録媒体2を保持し、少
なくとも1つのインクジェット記録ヘッド5を有し、該
記録ヘッド5を記録媒体2の両側端を越えて走査して該
記録媒体2に縁無しの記録を行うインクジェット記録装
置であって、前記回転ドラム1上の、該記録媒体2の両
側端の外側に位置するように縁無し記録用のインク受容
部6を設けることを特徴とするインクジェット記録装
置。好ましい態様は、インク受容部6が、回転ドラム1
上に回転方向に沿って穿設された溝と、該溝の内部に着
脱可能に固定されたインク吸収部材からなることであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、詳しくは回転ドラムを汚したり、記録媒
体を汚すことなく縁無しプリントが得られるインクジェ
ット記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置は、一般に、回
転ドラムに記録媒体を巻き付け、インクジェット記録ヘ
ッドを記録媒体上に走査させて該記録媒体に記録を行い
プリントを得る装置として知られている。かかるインク
ジェット記録装置においては、インク吐出の停止時にイ
ンク粘度の上昇、ヘッドの乾燥による目詰まりなどの問
題があり、これらを解決しようとする技術として特開平
5−8406号公報に記載の手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−8406号
公報に記載の技術は、回転ドラム上に、記録ヘッドが記
録以外の吐出を定期的に行えるインク受容部を設けたも
のである。
【0004】しかし、この技術では、縁なしプリントが
できないという問題があった。即ち、縁なしプリントを
得ようとして、記録媒体の外側までインクを射出(吐
出)すると、回転ドラムを汚し、次のプリント時に記録
媒体を汚してしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明は、回転ドラムを汚した
り、記録媒体を汚すことなく縁なしプリントが得られる
インクジェット記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下の発明に
よって解決される。
【0007】即ち、請求項1に記載の発明は、回転ドラ
ム上に記録媒体を保持し、少なくとも1つのインクジェ
ット記録ヘッドを有し、該記録ヘッドを記録媒体の両側
端を越えて走査して該記録媒体に縁なしプリントの記録
を行うインクジェット記録装置であって、前記回転ドラ
ム上の、該記録媒体の両側端の外側に位置するようにイ
ンク受容部を設けることを特徴とするインクジェット記
録装置である。
【0008】回転ドラムに縁なしプリント用のインク受
容部を設けると、記録媒体の両外側までインクを吐出
し、記録媒体の幅方向に余白のないプリントを作成でき
る。
【0009】請求項1に記載の発明において、好ましい
態様としては、インク受容部が、回転ドラム上に回転方
向に沿って穿設された溝と、該溝の内部に着脱可能に固
定されたインク吸収部材からなることである。
【0010】請求項3に記載の発明は、回転ドラム上に
記録媒体を保持し、少なくとも1つのインクジェット記
録ヘッドを有し、該記録ヘッドを記録媒体の両側端を越
えて走査して該記録媒体に縁なしプリントの記録を行う
インクジェット記録装置であって、記録媒体除去後に、
回転ドラムのはみ出しインクを清掃する清掃手段を有す
ることを特徴とするインクジェット記録装置である。
【0011】記録媒体の除去後に回転ドラム上のはみ出
しインクを清掃するインク清掃手段を設けることによ
り、記録媒体の外側までインクを吐出して幅方向に余白
のないプリントを作成しても、回転ドラム上にはみ出し
たインクを除去することができ、次のプリントの際に記
録媒体を汚すことがない。
【0012】請求項4に記載の発明は、回転ドラム上に
記録媒体を保持し、少なくとも1つのインクジェット記
録ヘッドを有し、該記録ヘッドを記録媒体の両側端を越
えて走査して該記録媒体に縁なしプリントの記録を行う
インクジェット記録装置であって、前記記録媒体は回転
ドラムの幅よりも大きな記録媒体であり、該回転ドラム
の外部であって該記録媒体の外側でインクを受けること
が可能なインク受容部を設けてなることを特徴とするイ
ンクジェット記録装置である。
【0013】回転ドラムの幅よりも大きな記録媒体を巻
き付け、回転ドラムの外部にインク受容部を設けること
により、記録媒体の外側までインクを吐出して幅方向に
余白のないプリントを作成しても、記録媒体の外側に吐
出したインクがインク受容部で受けられるので、装置内
にインクが飛散して装置や記録媒体を汚すことがない。
【0014】請求項4に記載の発明で好ましい態様は、
インク受容部が、回転ドラム側面に形成された凹部内に
該回転ドラムに無接触に配置してなり、凹部が、回転ド
ラム側面に1又は2以上の円形の線状に形成されること
である。かかる態様によれば、 回転ドラムの幅よりも
大きな記録媒体を巻き付け、回転ドラム側面にインク受
容部を設けることにより、インク受容部を回転ドラム近
傍に配置し、記録媒体の飛び出し量を小さくできるため
め、記録媒体の端部が浮き上がって画像が歪んだり、記
録ヘッドに接触するのを防止できる。
【0015】請求項4に記載の発明で他の好ましい態様
は、インク受容部が、回転ドラム側面に形成された凹部
内に該回転ドラムに無接触に配置してなり、凹部が、回
転ドラム円筒面を残して回転ドラム側面全体に形成され
ることである。かかる態様によれば、インク受容部を回
転ドラム円筒面よりも内側まで配置でき、記録媒体が回
転ドラム円筒面よりも外側に飛び出す量を小さくできる
ため、回転ドラム回転中に記録媒体端部が浮き上がって
画像が歪んだり、記録ヘッドに接触して記録ヘッドを破
壊してしまうことがない。
【0016】請求項7に記載の発明は、回転ドラム上に
記録媒体を保持し、少なくとも1つのインクジェット記
録ヘッドを有し、該記録ヘッドを記録媒体の幅の内側で
走査して該記録媒体に記録を行うインクジェット記録装
置であって、記録終了後に記録媒体を回転ドラムに保持
した状態で、カッターを回転ドラムに当設させて記録媒
体の幅方向を切断し縁無しプリントを得る構成を有する
ことを特徴とするインクジェット記録装置であり、好ま
しい態様は、回転ドラム上であって、巻き付けられた記
録媒体の両側端内側近傍に位置するようにカッター挿入
部を設け、カッターを回転ドラムに当設させてカッター
先端を前記カッター挿入部に挿入しながら記録媒体の幅
方向を切断し、縁なしプリントを得る構成を有すること
である。
【0017】上記のカッター方式を採用すると、回転ド
ラムに巻き付けた状態で縁なしプリントが得られる効果
がある。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施の形態を図1
〜図4に基づいて説明する。
【0019】1は回転ドラムであり、2は該回転ドラム
1上に巻き付けられた記録媒体である。3は該記録媒体
2を回転ドラム1に巻き付けて保持するための記録媒体
保持手段である。該記録媒体保持手段3は記録媒体2を
保持できる構成であればその構成は特に限定されず、例
えば図3に示すように、鈎状の弾性部材を用い弾性的に
保持する構成でもよい。あるいは図示しないが、磁性を
有する部材を用いて記録媒体2を回転ドラム1に保持す
ることもできる。
【0020】4は記録ヘッド5の乾燥を防止するための
予備吐出部であり、例えばインク吸収部材を回転ドラム
1に固着する構成を採用できる。インク吸収部材として
は、インクを吸収できる性質を有していれば特に限定さ
れないが、例えばスポンジ、吸収紙、多孔質体等が挙げ
られる。
【0021】6は縁なしプリント用のインク受容部であ
り、回転ドラム1の回転方向に平行で、記録媒体2の幅
方向の両側端よりも外側に形成された溝の内部にインク
吸収部材を充填してなる構成を有している。好ましい形
態は、溝の中間部に記録媒体2の側端縁が位置するよう
な構成である。インク吸収部材としては、インクを吸収
できる性質を有していれば特に限定されないが、例えば
スポンジ、吸収紙、多孔質体等が挙げられる。該インク
吸収部材は、インクを吸収して飽和状態になった時に該
吸収部材を交換できることが好ましい。またインクを吸
収して受容した後、吸引して外部に排出できる構成を採
用することもできる。例えば図示しないが、記録ヘッド
5からインク受容部6へのインク排出の直後あるいはそ
れほど時間を経過させない時点で該インク受容部6から
のインクの吸引を行い、吸引インクを外部に排出するよ
うにすることもできる。
【0022】7は記録ヘッド5を回転ドラム1の回転軸
方向に移動させるための駆動部であり、回転ドラム1の
両端に設けられた回転プーリー70、70と、該プーリ
ー70、70間に架けられたベルト71と、該ベルト7
1を回動する駆動モータ72と、記録ヘッド5を移動方
向を規制する規制棒73とからなり、ベルト71と記録
ヘッド5の背面は固定されている。したがって、モータ
72の駆動によって、ベルト71が回動すると記録ヘッ
ド5は規制棒73に規制されながら回転ドラム1の回転
軸方向に移動する。
【0023】8は記録ヘッド5の乾燥を防止するための
キャップである。
【0024】以上の構成を有する装置の作用を説明する
と、図3に示すような給紙部9から供給されたシート状
の記録媒体2は、図示しない巻き付け手段により回転ド
ラム1に巻き付けられ、記録媒体保持手段3によって該
回転ドラム1の表面に保持され る。該回転ドラム1は
図示しないモータにより一定速度で回転するように構成
されている。
【0025】記録ヘッド5は当初乾燥防止のためキャッ
プ8に嵌合している。モータ1が回転すると回転プーリ
70,70を介して記録ヘッド5は回転ドラム1に沿っ
て回転ドラム回転軸方向に移動する。記録ヘッド5は記
録媒体2のやや外側の縁なしプリント記録用のインク受
容部6の溝の位置からインクを吐出して画像記録を開始
する。
【0026】回転ドラム1が回転する毎に記録ヘッド5
は所定量回転ドラム1に沿って回転ドラム回転軸方向に
移動する。
【0027】記録媒体2が巻き付いていない予備吐出部
4が記録ヘッド5の下を通過するとき、記録ヘッド5は
インクを吐出し、記録ヘッドが乾燥するのを防止する。
【0028】縁なしプリント用のインク受容部6と、予
備吐出部4の内部にはインク吸収部材が充填されている
ので、吐出されたインクを受容、保持できる。
【0029】記録ヘッド5が記録媒体2の他端外側の縁
なしプリント記録用のインク受容部6まで達したら、記
録を終了し、記録ヘッド5を元のキャップ8の位置まで
戻す。尚、図2において斜線部はインク吐出領域を示し
ている。
【0030】記録媒体2は記録媒体保持手段3が解除さ
れ、図示しない取り外し手段により回転ドラム1上から
取り外され、図3に示す排紙部10に送られる。排紙部
10に設けられたカッター11によって、記録媒体2の
先端と後端の余白部が切り落とされ、幅方向と搬送方向
とも余白部のない縁なしプリントが得られる。
【0031】このように、回転ドラム1に縁なしプリン
ト用のインク受容部6を設けると、記録媒体2の両外側
までインクを吐出し、記録媒体の幅方向に余白のないプ
リントを作成できる。
【0032】尚、上記の実施の形態で、予備吐出部4は
必ずしも必須の構成ではないが、設けた場合には、上記
の効果に加えて、記録ヘッドの乾燥防止効果を有するの
で好ましい。
【0033】次に、本発明の第二の実施の形態を図5及
び図6に基づいて説明する。
【0034】同図の実施の形態は、第一の実施の形態で
説明した縁なしプリント用のインク受容部6に代えて、
回転ドラム1に圧着・離反が可能な回転ドラム清掃手段
20を設けた点に特徴を有している。予備吐出部4は必
要により設けることができる。
【0035】回転ドラム清掃手段20の構成は、好まし
い態様として図5及び図6に示す態様が挙げられる。図
5は一対の清掃ロール201A,201Bの一方のロー
ル201Aに巻き付けられた未使用のシート状のインク
吸収部材202が他方の清掃ロール201Bに巻き取り
可能な状態に構成されている例を示している。インク吸
収部材202が回転ドラム1上に圧着・離反するため
に、一対の清掃ロール201A,201Bが共に平行に
上下同する構成が採用されている。一対の清掃ロール2
01A,201Bを共に平行に上下同させる構成は特に
限定されない。
【0036】図5は一対の清掃ロール201A,201
Bが下方に移動し、記録媒体2から離反した状態を示し
ており、また図6は一対の清掃ロール201A,201
Bが上方に移動し、回転ドラム1に圧着した状態を示し
ている。
【0037】第二の態様の作用を説明すると、最初は図
5に示すように回転ドラム清掃手段20が記録媒体2か
ら離反している。図示しない給紙部から供給されたシー
ト状の記録媒体2は、図示しない巻き付け手段により回
転ドラム1に巻き付けられ、記録媒体保持手段3によっ
て該回転ドラム1の表面に保持される。該回転ドラム1
は図示しないモータにより一定速度で回転するように構
成されている。
【0038】記録ヘッド5は当初乾燥防止のためキャッ
プ(図示せず)に嵌合している。図示しないモータが回
転すると回転プーリを介して記録ヘッド5は回転ドラム
1に沿って回転ドラム回転軸方向に移動する。記録ヘッ
ド5は記録媒体2のやや外側からインクを吐出して画像
記録を開始する。回転ドラム1が回転する毎に記録ヘッ
ド5は所定量回転ドラム1に沿って回転ドラム回転軸方
向に移動する。
【0039】記録媒体2が巻き付いていない予備吐出部
4が記録ヘッド5の下を通過するとき、記録ヘッド5は
インクを吐出し、記録ヘッドが乾燥するのを防止する。
【0040】記録ヘッド5が記録媒体2の他端の外側ま
で達したら、記録を終了し、記録ヘッド5を元のキャッ
プの位置まで戻す。
【0041】記録媒体2は記録媒体保持手段3が解除さ
れ、図示しない取り外し手段により回転ドラム1上から
取り外され、排紙部(図3参照)に送られる。排紙部1
0に設けられたカッター11によって、記録媒体2の先
端と後端の余白部が切り落とされ、幅方向と搬送方向と
も余白部のない縁なしプリントが得られる。
【0042】次いで、回転ドラム清掃手段20を回転ド
ラム1に圧着し、回転ドラムを回転して回転ドラム上の
インクを拭き取る。次いで回転ドラム清掃手段20のイ
ンク吸収部材202が所定量巻き取られる(図6参
照)。
【0043】上述のように、記録媒体の除去後に回転ド
ラム上のインク清掃手段を設けることにより、記録媒体
の外側までインクを吐出して幅方向に余白のないプリン
トを作成しても、回転ドラム上にはみ出したインクを除
去することができ、次のプリントの際に記録媒体を汚す
ことがない。
【0044】なお、インク吸収部材202が回転ドラム
1上に圧着・離反する構成は、上記に限定されず、図7
に示すように、一対の清掃ロール201A,201Bを
上下同せず、別途設けた中間ロール203を上下同させ
る手段でもよい。
【0045】次に本発明の第三の実施の形態を図8及び
図9に基づいて説明する。
【0046】同図に示す形態と第一の実施の形態との差
異は、第1に、図8に示すように、回転ドラム1に回転
ドラム1よりもやや幅の広い記録媒体2を巻き付け、記
録媒体2の外側まで記録する点である。
【0047】この態様では、図9に示すように、記録媒
体2の外側に吐出されたインクを受けるインク受容部3
0を設けている点に特徴がある。インク受容部30は回
転ドラム側面に設けられた凹部31に嵌合して接触しな
いように配置されている。該インク受容部30は吐出さ
れるインクを受けられるように構成され、内部にはイン
ク吸収部材が装着されている。インク吸収部材の材質は
前述したものと同様でよい。インク受容部30を配置す
る凹部31は、図9に示すように、回転ドラム側面に円
形の線状に形成されてもよいし、あるいは図10に示す
ように、回転ドラム円筒面を残して回転ドラム側面全体
を凹部にしてもよい。いずれの凹部形態でも、インク受
容部30は回転ドラムと接触することがない(無接触)
ように構成されることが好ましい。
【0048】以上の構成を有する装置の作用を説明する
と、先ず図8に示すように、回転ドラム1の幅よりも大
きな記録媒体2を巻き付け、回転ドラム1の外部にイン
ク受容部30を設けることにより、記録媒体2の外側ま
でインクを吐出して幅方向に余白のないプリントを作成
しても、記録媒体の外側に吐出したインクがインク受容
部30で受けられるので、装置内にインクが飛散して装
置や記録媒体を汚すことがない。
【0049】また回転ドラム側面に凹部31を設け、そ
の内部にインク受容部30を配置することにより、イン
ク受容部30を回転ドラム円筒面よりも内側まで配置で
き、記録媒体が回転ドラム円筒面よりも外側に飛び出す
量を小さくできる。記録媒体が回転ドラム円筒面よりも
外側に飛び出す量が大きくなると、回転ドラム回転中に
記録媒体端部が浮き、画像が歪んだり、記録ヘッドに接
触して記録ヘッドを破壊してしまう問題があるが、上記
態様ではこれらの問題を解消できる。
【0050】次に本発明の第四の実施の形態を説明す
る。
【0051】この態様では、第一乃至第三の実施の形態
と同様に、回転ドラム上に記録媒体を保持し、回転ドラ
ムを回転させると共に、記録ヘッドを回転ドラムの回転
軸方向に移動して記録を行うが、記録は、記録媒体の幅
の中だけで行い、記録終了後に回転ドラム上に保持した
状態でカッターを回転ドラムに当設させ、記録媒体の幅
方向両端の無記録領域(白縁)を切断し縁無しプリント
を得る構成を有する。好ましい態様は、図11に示すよ
うに、回転ドラム1上であって、巻き付けられた記録媒
体2の両側端2A,2B内側近傍に位置するようにカッター
挿入部40,40を設け、カッター41,41を回転ド
ラム1に当設させてカッター先端を前記カッター挿入部
40,40に挿入しながら記録媒体の幅方向を切断し、
縁なしプリントを得る構成である。
【0052】上記のカッター方式を採用すると、回転ド
ラムに巻き付けた状態で縁なしプリントが得られる効果
がある。
【0053】上記の態様で、カッター挿入部の位置は、
図11のように両側に設けるだけでなく、プリント幅方
向を複数に多分割出来るように複数設けることもでき
る。記録媒体の搬送方向の切断は図3に示した手段でも
よい。
【0054】以上、本発明のインクジェット記録装置の
実施の形態を説明したが、本発明は上記の態様に限定さ
れず、当業者であれば容易に想到し得る種々の変形、改
良等を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態を示す斜視図
【図2】本発明の第一の実施の形態を示す斜視図
【図3】本発明の第一の実施の形態を示す要部断面図
【図4】本発明の第一の実施の形態を示す要部断面図
【図5】本発明の第二の実施の形態を示す要部断面図
【図6】本発明の第二の実施の形態を示す要部断面図
【図7】本発明の第二の実施の形態の他の例を示す図
【図8】本発明の第三の実施の形態を示す斜視図
【図9】本発明の第三の実施の形態を示す要部断面図
【図10】本発明の第三の実施の形態の他の例を示す要
部断面図
【図11】本発明の第四の実施の形態を示す要部断面図
【符号の説明】
1:回転ドラム 2:記録媒体 3:記録媒体保持手段 4:予備吐出部 5:記録ヘッド 6:インク受容部 7:駆動部 70:回転プーリー 71:ベルト 72:駆動モータ 73:規制棒 8:キャップ 9:給紙部 10:排紙部 11:カッター 20:回転ドラム清掃手段 201A,201B:清掃ロール 202:インク吸収部材 203:中間ロール 30:インク受容部 31:凹部 40:カッター挿入部 41:カッター
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前川原 稔 東京都八王子市石川町2970 コニカ株式会 社内 Fターム(参考) 2C056 EA16 EA27 FA14 JB18 JC10 JC15 2C058 AB18 AC07 AE02 AF51 LA03 LA04 LA19 LB06 LB17 LB35 LC11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転ドラム上に記録媒体を保持し、少なく
    とも1つのインクジェット記録ヘッドを有し、該記録ヘ
    ッドを記録媒体の両側端を越えて走査して該記録媒体に
    縁無しの記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記回転ドラム上の、該記録媒体の両側端の外側に位置
    するように縁無し記録用のインク受容部を設けることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】インク受容部が、回転ドラム上に回転方向
    に沿って穿設された溝と、該溝の内部に着脱可能に固定
    されたインク吸収部材からなることを特徴とする請求項
    1記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】回転ドラム上に記録媒体を保持し、少なく
    とも1つのインクジェット記録ヘッドを有し、該記録ヘ
    ッドを記録媒体の両側端を越えて走査して該記録媒体に
    縁無しの記録を行うインクジェット記録装置であって、
    記録媒体除去後に、回転ドラムのはみ出しインクを清掃
    する清掃手段を有することを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  4. 【請求項4】回転ドラム上に記録媒体を保持し、少なく
    とも1つのインクジェット記録ヘッドを有し、該記録ヘ
    ッドを記録媒体の両側端を越えて走査して該記録媒体に
    縁無しの記録を行うインクジェット記録装置であって、
    前記記録媒体は回転ドラムの幅よりも大きな記録媒体で
    あり、該回転ドラムの外部であって該記録媒体の外側で
    インクを受けることが可能なインク受容部を設けてなる
    ことを特徴とするインクジェット記録装置。
  5. 【請求項5】インク受容部が、回転ドラム側面に形成さ
    れた凹部内に該回転ドラムに無接触に配置してなり、凹
    部が、回転ドラム側面に1又は2以上の円形の線状に形
    成されることを特徴とする請求項4記載のインクジェッ
    ト記録装置。
  6. 【請求項6】インク受容部が、回転ドラム側面に形成さ
    れた凹部内に該回転ドラムに無接触に配置してなり、凹
    部が、回転ドラム円筒面を残して回転ドラム側面全体に
    形成されることを特徴とする請求項4記載のインクジェ
    ット記録装置。
  7. 【請求項7】回転ドラム上に記録媒体を保持し、少なく
    とも1つのインクジェット記録ヘッドを有し、該記録ヘ
    ッドを記録媒体の幅の内側で走査して該記録媒体に記録
    を行うインクジェット記録装置であって、記録終了後に
    記録媒体を回転ドラムに保持した状態で、カッターを回
    転ドラムに当設させて記録媒体の幅方向を切断し縁無し
    プリントを得る構成を有することを特徴とするインクジ
    ェット記録装 置。
  8. 【請求項8】回転ドラム上であって、巻き付けられた記
    録媒体の両側端内側近傍に位置するようにカッター挿入
    部を設け、該カッターを回転ドラムに当設させてカッタ
    ー先端を前記カッター挿入部に挿入しながら記録媒体の
    幅方向を切断し、縁無しプリントを得る構成を有するこ
    とを特徴とする請求項7記載のインクジェット記録装
    置。
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