JP4850593B2 - インクジェット記録装置 - Google Patents

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本発明は、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置に関し、特に、記録媒体をプラテンに吸着させるための吸引力発生手段を備えたインクジェット記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ、スキャナ、あるいはこれらの複合機器やシステムなどでは、画像情報に基づいて記録紙等の記録媒体に画像を形成する記録装置が使用されている。かかる記録装置の一形態として、記録手段である記録ヘッドの吐出口から記録媒体へインクを吐出して画像を記録するインクジェット記録装置が広く使用されている。なお、本願における「画像」は文字や記号等も含むものとする。
インクジェット記録装置においては、安定した記録を行うために、記録媒体にインクが付着した際に発生する皺や波打ち状の変形(コックリングともいう)の影響を極力排除する必要がある。そのために、記録媒体の表面と記録ヘッドとの間隔を一定に保持するための種々の方法が提案されている。また、湿気等により元々カールを発生している記録媒体を使用する場合を考慮して、画像形成部におけるプラテンから記録ヘッドへ向けての紙浮きを防止する手段も提案されている。これは、記録媒体に浮きが生じると、この浮き部分が記録ヘッド、キャリッジ、あるいはその付近のガイド機構等に接触して擦られ、記録面が損傷したり汚損されて画質低下の原因となるからである。また、この浮き部分との接触により記録ヘッドの吐出口面(吐出口が配列された面)が損傷する可能性もある。
そこで、記録ヘッドと対向して配置されるプラテンに、記録媒体を該プラテンに吸着させるための吸引手段を設けることで、記録媒体のカールやコックリングを抑える構成が提案されている。このような吸引プラテンとして、例えば、中空の筐体からなるプラテンの記録媒体支持面に多数の吸引孔を形成し、ファン等の吸引力発生手段により筐体内部に負圧を発生させて吸着する構成が、特許文献1及び特許文献2に開示されている。
また、インクジェット記録装置で余白なしで端縁まで記録するフチなし記録(余白なし記録)を行う場合に、ロール状の記録媒体に記録する構成のものが特許文献3に開示されている。これは、記録媒体の幅方向では端縁を含む外側領域まで記録し、搬送方向では記録された記録媒体をカッタで自動的に切断するように構成されている。
この場合、記録媒体の幅方向外側に吐出されたインクを受ける手段として、一般に、プラテン上の対応位置に設けられたインク受けが使用されている。このインク受けはプラテンの搬送支持面に開口する凹部で形成される。そして、このインク受けの内部にインク吸収材を装填することが行われている。また、インク受けの内部に孔を形成し、受け止めたインクをこの孔から廃インク貯蔵部へ導くように構成されている。
特開昭61−95966号公報 特開2002−178542号公報 特開平11−321016号公報
しかしながら、従来のインクジェット記録装置には、以下に述べるような課題があった。先ず、記録媒体の中には、温湿度環境によって端部に反り上がりやカールが生じやすい紙やフィルムなどがあり、このような記録媒体を使用する際には温湿度環境に制限がある。すなわち、温湿度環境の制限の範囲外で記録を行った場合、記録媒体の搬送量が一定量に達するまでの区間では、プラテンの吸引領域より搬送された記録媒体の下流側先端部は反り上がってしまう。このため、記録媒体が記録ヘッドやキャリッジに接触して擦れてしまい、画像品位を損ねてしまうという課題があった。
ここでいう一定の搬送量に達するまでの区間とは、記録媒体によっても差があるが、記録媒体の先端の反り上がりが物理的に抑制されるか、あるいは記録媒体の先端部が自重で垂れ下がるまでの区間のことである。つまり、この区間に達するまでは、記録媒体の先端部が反り上がったままの状態で搬送される。ここで、反り上がりを物理的に抑制する手段としては、例えば、搬送経路におけるガイド部材が使用され、後述の本発明の実施形態に係るインクジェット記録装置では、ダストカバー31に設けられたダストカバーコロ32が使用されている。そして、この区間を過ぎると、プラテン上での記録媒体端部の反り上がりが軽減されるため、記録媒体端部が記録ヘッドやキャリッジ等に接触して擦れることはない。
次に、高速で高品位な記録画質を確保するために高粘度のインクを使用することが行われており、これに関連した解決すべき課題があった。近年では、記録の高速化及び高品位化が求められているため、益々、高粘度のインクを使用する機会が増えている。そして、高粘度のインクで記録する場合は、一般に、記録媒体への記録に先立って、記録を目的としないインクを吐出する予備吐出が行われている。記録ヘッドの吐出口内のインクが溶剤の蒸発等により増粘(粘度上昇)すると、実際の記録に際して記録ヘッドからのインク吐出が不安定になり、記録画質の低下を招くことになる。インクの粘度が高いほどこのようなインク吐出の不安定化を招きやすいため、高粘度のインクを使用する場合は、上記の記録に先立つ予備吐出がより頻繁に行われることになる。
さらに、記録データによっては、記録中に全ての吐出口(ノズル)からインクが吐出されるとは限らない。また、特定のノズルに至っては一定期間全く使用されないこともある。このようなノズルの場合にも、ノズル内のインクに含まれる水分が蒸発し、インク粘度が上昇してしまう。このため、上述と同様に、実際の記録に際してこのようなノズルの駆動素子に吐出パルスが印加されても、インクが十分に吐出されないことがある。このような不都合の発生を防止するためにも上記の予備吐出が行われる。
従来のインクジェット記録装置では、上記の予備吐出によるインクを受けるためのインク受け(予備吐出受け)は、記録領域を外れた位置、つまり使用される最大サイズ(最大幅)の記録媒体の通紙領域を外れた位置に配設されている。従って、小サイズ(小さい幅の)記録媒体に記録する場合の予備吐出は、その都度、記録ヘッドを記録媒体から必要以上に離間して配置されたインク受けまで移動させて行う必要があった。このため、小サイズの記録媒体に記録する場合でも、予備吐出の度に最大サイズの記録媒体の場合と同じ距離だけ記録ヘッド(キャリッジ)を移動させる必要があった。したがって、1枚の記録のスループットに最大サイズの記録媒体と同等の時間を消費することになり、スループットが低下するという課題があった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、記録媒体を搬送する際に、プラテンから搬送された記録媒体の先端部の反り上がりによる記録媒体の記録ヘッドやキャリッジとの接触を抑えることができるインクジェット記録装置を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するため、インクを吐出する記録ヘッドを用いて記録媒体に記録するインクジェット記録装置において、記録ヘッドと対向する位置において記録媒体を保持するプラテンと、前記プラテンの前記記録ヘッドの記録可能領域に対応する領域に設けられ、記録媒体を該プラテンに吸着させるための吸引力発生手段に接続された第1の凹部と、前記プラテンに設けられ、前記吸引力発生手段に接続され、前記プラテンに保持された記録媒体の端部内側近傍で、前記記録可能領域より搬送方向下流側の位置を占める少なくとも1つの第2の凹部とを有し、前記第1の凹部と下流側で並ぶ位置には前記第2の凹部以外に前記吸引力発生手段に接続された凹部が配置されていないこと特徴とする。
本発明によれば、反り上がりがある記録媒体を搬送する際に、プラテンから搬送された記録媒体の先端部の反り上がりによる記録媒体の記録ヘッドやキャリッジとの接触を抑えることができるインクジェット記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一又は対応部分を示すものである。図1は本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。図2は図1のインクジェット記録装置を同図中の矢印2−2から見た左側面図である。図3は図1のインクジェット記録装置の中央部縦断面図である。図1〜図3において、本実施形態に係るインクジェット記録装置100では、記録媒体としてロール状に巻回された長尺のロール紙Prが使用され、ロール紙Prは回転可能なスプール11上に巻き出し可能に装着されている。
巻き出される記録媒体Prは、搬送ローラ23とピンチローラ24の間に挟持され、搬送ローラの回転により、給紙ガイドに沿って給紙されるとともに装置本体内部を通して搬送される。装置本体内部には、記録媒体の給紙、搬送及び排紙の動作を行うための搬送機構20が設けられている。搬送ローラ23の搬送方向下流側には、プラテン28に支持された記録媒体に記録ヘッド41により画像を記録する画像記録部40が設けられている。記録された記録媒体は、排紙ガイド29及びロール紙カバー33の上面に沿って搬送される間に、プラテン28の搬送方向下流側に隣接配置された自動カッタにより所定長さに切断される。切断された記録媒体(カット紙)は装置本体外へ排出される。
なお、図2及び図3において、21は搬送ローラ23を駆動するための搬送モータであり、22は搬送モータ21の駆動を搬送ローラ23に伝達するために搬送ローラ軸に固定された搬送プーリである。また、25はピンチローラ24を回転自在に支持するためのピンチローラアームであり、26はピンチローラ24を搬送ローラ23に対して圧接可能にピンチローラアーム25を弾性支持するためのピンチローラホルダである。図1において、本実施形態に係るインクジェット記録装置では、プラテン28の記録領域を外れた位置(両側の位置)に、後述する予備吐出により記録ヘッド41から吐出されたインクを受けるための予備吐出受け用プラテン34が設けられている。
記録ヘッド41は、記録媒体に沿って主走査方向(記録媒体の幅方向)に往復移動可能なキャリッジ42に搭載されている。キャリッジ42は、装置本体に設置されたガイドシャフト12及びガイドレール13に沿って摺動移動可能に案内支持されている。記録ヘッド41は画像情報に基づいてインクを吐出して記録媒体に画像を記録するインクジェット記録ヘッドである。記録ヘッドの記録媒体と対面する吐出口面には、複数の吐出口を所定の配列を成して構成された吐出口列(ノズル列)が形成されている。この吐出口列を構成する各吐出口を画像情報に基づいて選択的に駆動してインクを吐出することにより、所望の画像が形成されていく。
前記プラテン28は、画像形成部において記録ヘッド41と記録媒体Prとの間に所定の隙間を形成するように記録媒体を案内支持するものである。本実施形態におけるプラテン28は、記録媒体を該プラテンの案内支持面に吸着させることができる吸引プラテンで構成されている。この吸引プラテン28は中空状の筐体30の上面に支持されている。そして、吸引プラテン28の記録媒体支持面には、筐体30の内部を通して吸引力発生手段(負圧発生手段)に接続された複数の吸引溝28a(図4参照)が設けられている。筐体30は装置本体の幅方向にプラテン28と対応する範囲にわたって延びており、本実施形態における上記吸引力発生手段は、筐体30の一端部(図1中の右側端部)に装着された吸引ファン37を有する吸引ファンユニット36で構成されている。
なお、排紙ガイド29の搬送方向下流側端部の上方にはダストカバー31が開閉可能に装着されており、このダストカバー31の内面には、記録媒体を排紙口14に向けてガイドするための案内コロ32が取り付けられている。この案内コロ32は、プラテン28の吸引領域より搬送された記録媒体の下流側先端部の反り上がりを抑制するためのものである。この反り上がりを抑制することにより、記録媒体が記録ヘッド41又はキャリッジ42等に接触して擦れるのを防止することができる。つまり、案内コロ32は、温湿度環境の制限の範囲外で記録を行った場合に、記録媒体の先端の反り上がりが物理的に抑制されるまでの一定量の搬送区間を実現するための手段を構成するものである。
図4は本発明を適用したインクジェット記録装置のプラテン28の一実施形態を示す平面図である。図5は図4のプラテン28上に設けられた吸引溝38のうちの通常の搬送方向長さを有する吸引溝38aの長さ方向縦断面図である。図6は図4のプラテン28上の使用される記録媒体の幅方向端部と対応する位置に形成された吸引溝38及びインク受け48を示す部分平面図である。図7は図4のプラテン28上の記録媒体の幅方向端部に対応する領域において記録ヘッドの吐出口列よりも搬送方向下流側へ延長して形成された吸引溝38bの搬送方向縦断面図である。図4〜図7において、記録媒体の裏面を保持する吸引プラテン28上には、記録媒体の幅方向(主走査方向、キャリッジ42の移動方向)の所定間隔ごとに複数の吸引溝38が形成されている。一方、記録ヘッド41の吐出口面44には、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に所定ピッチ間隔で配列された複数の吐出口45からなる吐出口列46が設けられている。
図4〜図7中の矢印Aは記録媒体の搬送方向(副走査方向)を示す。プラテン28上には、図4に示すように、キャリッジ42の移動方向に所定ピッチ間隔で複数(図示の例では多数)の吸引溝38が形成されている。これらの吸引溝38のうちの通常の吸引溝38a(第1の凹部)は、図5に示すように、記録ヘッドの吐出口列46と対応する搬送方向位置で略同じ長さ範囲に形成されている。図示の例では、通常の吸引溝38aの長さY2は吐出口列46の長さY1より若干長い寸法に選定されている。すなわち吸引溝38aは記録媒体の搬送方向において記録ヘッドの記録可能領域Y1に対応する位置に設けられている。
また、これらの吸引溝38のうち、使用される記録媒体Prのサイズ(例えばA4サイズやB3サイズの横幅寸法)に対応して記録媒体の幅方向端部内側近傍に位置する吸引溝38b(第2の凹部)は、通常の吸引溝38aよりも搬送方向下流側へ長さを延長して形成されている。つまり、溝の搬送方向上流側端部は長い吸引溝38bと通常の吸引溝38aとで同じ位置にあるが、搬送方向下流側端部の位置は吸引溝38bの方が吸引溝38aよりも搬送方向下流側へ張り出している。従って、延長した吸引溝38bの長さY3は、図6及び図7に示すように、吐出口列46の長さY1よりも十分に長い寸法(例えば約1.3倍〜2.0倍程度)になっている。すなわち吸引溝38bは記録媒体の搬送方向において記録ヘッドの記録可能領域Y1の下流側の領域を占める位置に設けられている。
本実施形態では、図6に示すように、使用される各サイズの記録媒体Prの幅方向端部を吸引する領域に配置された2本の吸引溝が延長した長さY3を有する吸引溝38bになっており、その他の吸引溝は吐出口列46と略同じ長さY2を有する通常の吸引溝38aになっている。長さY3を有する吸引溝38bの搬送方向下流側端部は、図7に示すように、キャリッジ42の下流側端部よりもさらに下流側の位置まで張り出している。吸引溝38bは、使用される記録媒体のサイズの種類に対応して複数箇所の領域に設けられる。そして、これらの吸引溝38(38a、38b)の内部には搬送方向所定間隔をおいた2箇所に吸引孔39a、39bが設けられている。
図4及び図6において、プラテン28上の使用する記録媒体のサイズに対応して記録媒体の端縁を含んで該端縁からはみ出す領域に、記録ヘッド41から吐出されるインクを受けるためのインク受け48が形成されている。このインク受け48は、記録媒体Prに対してフチなし記録(余白なし記録)を行う際に記録媒体の端縁の外側に着弾したインクを受容するためのものである。この目的のために、インク受け48は、記録媒体の両側の端縁部に対応するそれぞれの領域に設けられている。
また、インク受け48は、記録される記録媒体のサイズが比較的小さい場合など、使用される記録媒体のサイズによっては、吐出口内のインクをリフレッシュするための予備吐出(記録を目的としないインク吐出)の際の吐出インクを受けるために使用される。各インク受け48の内部の記録媒体の内側寄りとなる位置(図6では図示右寄りの位置)には、内部のインクを導出するための開口部49が設けられている。このインク受け48も、使用される記録媒体のサイズに応じて数箇所に設けられる。
インク受け48内のインク着弾面は、キャリッジ42の移動方向に傾斜する面47で形成されている。この傾斜面47は、インク受け48の内部で、開口部49の部位で最も低くなるように反対側から主走査方向に傾斜する面で形成されている。本実施形態では、図6にも示すように、開口部49が記録媒体の内部側の端部(図示の例では右側の端部)に設けられている。従って、傾斜面47は記録媒体の幅方向で外側から内側へ向かって徐々に低くなる方向、すなわちキャリッジ42の移動方向と平行な方向に傾斜している。吸引溝38内の吸引孔39a、39b並びにインク受け48内の開口部49は、それぞれ、吸引ファン37によって負圧状態にされる筐体30の内部に連通している。
このため、吸引孔39a、39bを通して吸引溝38内に作用する負圧吸引力によって、記録媒体はプラテン28の支持面に吸着された状態で搬送可能に保持される。また、インク受け48内に吐出されたインクは、開口部49から作用する負圧吸引力によって排出され、所定の廃インク貯留部へ導かれる。なお、インク受け48にも負圧吸引力が作用することから、記録媒体はインク受け48の領域においてもプラテン28に吸着される。以上の構成を有するインク受け48は、使用するサイズの記録媒体と干渉しない領域であって記録を目的としないインク吐出(予備吐出)を行う領域に設けても良い。つまり、インク受け48は、フチなし記録の際のはみ出しインクを受ける機能と予備吐出で吐出されるインクを受ける機能の双方もしくは一方を果たすように配置しても良い。
プラテン28上で記録ヘッド41により画像形成された記録媒体Prは、プラテン28の搬送方向下流側端部に隣接配置された自動カッタ(不図示)により所定長さに切断され、カットシートとして装置本体外は搬送排出される。図7中の矢印Bは記録媒体の切断位置を示す。
図8は搬送方向下流側へ延長して形成された吸引溝38bの別の構成例を示す搬送方向縦断面図である。図8の吸引溝38bは、その深さが搬送下流側へ行くに連れて徐々に浅くなるように形成されている。すなわち、図8の吸引溝38bは、その搬送方向上流側端部における図7の吸引溝の場合と略同じ深さZ2から搬送方向下流側端部の深さZ2(Z1>Z2)まで徐々に浅くなっている。図8の吸引溝は、この点で図7の吸引溝と相違するが、その他の点では実質的に同じ構成を有しており、従って、対応する部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略する。
以上説明した実施形態では、記録ヘッド41と対向する位置に配置されたプラテン28に、記録媒体を該プラテンに吸着させるための吸引力発生手段37に接続された複数の吸引溝38を設けた。そして、使用する記録媒体のサイズに対応して記録媒体の端部に位置する吸引溝38b(第2の凹部)を記録ヘッドの吐出口列46よりも搬送方向下流側へ延ばすようにした。このような構成によって、反り上がりがある紙やフィルムなどの記録媒体を搬送する際に、プラテンの吸引領域より搬送された記録媒体の先端部の反り上がりによる記録媒体の記録ヘッド41やキャリッジ42との接触を抑えることができた。さらに、反り上がりがある紙やフィルムなどの記録媒体にかかる温湿度環境の制限を緩和又は撤廃することが可能となる。
また、以上説明した実施形態によれば、プラテン28上の、使用する記録媒体のサイズに対応して記録媒体の端縁を含んで該端縁からはみ出す領域、もしくは記録を目的としないインク吐出を行う領域に、インク受け48を設けた。インク受け48によって記録ヘッドから吐出されるインクを受けるように構成した。さらに、インク受けのインク着弾面をキャリッジの移動方向に傾斜する傾斜面47で形成したので、着弾したインクを斜面47に沿って流すことにより、傾斜面47によるインク同士の洗い流し効果を発揮させることができた。このため高い粘度のインクを使用する場合でもインクの固着や堆積を減少又は無くすことができる。ここでいうインク同士の洗い流し効果とは、粘度の高いインクの上流側から粘度の低いインクを流すことでインク同士が混ざり合い、インクの堆積を防止するという効果のことである。
さらに、インク受け48内に負圧発生手段37に接続された開口部49を設けるので、フチなし記録の際に記録媒体の外側に吐出されたインクを廃インク貯留領域へ呼び込むことができ、プラテン28上へのインク付着を確実に防止できるという効果も得られる。この場合、インク受け48のインク着弾面を記録媒体の幅方向外側から内側へ低くなる方向に傾斜して傾斜面47とするのが一層効果的である。また、インク受け48に負圧が作用することから、インク受けにおける紙浮きも吸引溝38と同様に防止することができる。また、小サイズの記録媒体を記録する際、フチなし記録用のインク受け48を利用して上述の予備吐出を行うことができるので、1枚の記録動作に費やす時間を削減することができ、スループットの向上による記録の高速化を図ることができる。これは、特に高粘度のインクを使用する場合に格段の効果がある。
なお、本発明は、使用される(又は使用可能な)記録媒体のサイズの数に関係なく、従って、プラテンの、使用される記録媒体の幅方向の端部(両端部も含め)に対応する位置の数に関係なく適用可能なものであり、同様の作用効果を得奏するものである。また、以上の実施形態では、給紙される記録媒体がロール紙である場合を例に挙げて説明したが、本発明はカットシートを使用するインクジェット記録装置においても同様に適用可能であり、同様の作用効果を奏するものである。
また、以上の実施形態では、記録媒体に沿って移動するキャリッジに搭載された記録ヘッドで記録するシリアルタイプのインクジェット記録装置を例に挙げた。本発明は、さらに、フルライン記録用の記録ヘッドなどを用いて副走査のみで記録するラインタイプのインクジェット記録装置に対しても同様に適用可能であり、同様の作用効果を奏するものである。また、本発明は、インクジェット記録装置であれば、記録ヘッドの数や、使用するインクの種類数や性状等に関わらず、同様に適用可能なものであり、同様の作用効果を奏するものである。
図9は本発明を適用したインクジェット記録装置の他の実施形態を示す平面図である。図10は図9のプラテン28上の使用される記録媒体の幅方向端部と対応する位置に形成された吸引溝38及びインク受け48を示す部分平面図である。図11は図9のプラテン28上の記録媒体の幅方向端部に対応する領域において、幅方向全域に配置された複数の吸引溝38aから成る溝列よりも搬送方向下流側に形成された吸引溝38bの搬送方向縦断面図である。図9〜図11において、記録媒体の裏面を保持する吸引プラテン28上には、記録媒体保持面から凹となる吸引溝38が形成されている。一方、記録ヘッド41の吐出口面44には、記録媒体の搬送方向(副走査方向)に所定ピッチ間隔で配列された複数の吐出口45からなる吐出口列46が設けられている。
図9〜図11中の矢印Aは記録媒体の搬送方向(副走査方向)を示す。
プラテン28全域にわたり形成された吸引溝38a(第1の凹部)は、搬送方向(副走査方向)に延びる溝を記録媒体の幅方向(主走査方向、キャリッジ42の移動方向)に連結して形成されている。吸引溝38aは記録ヘッドの吐出口列46と対応する搬送方向位置で略同じ長さ範囲に形成されている。図示の例では、幅方向全域に配置された吸引溝38aの長さY2は吐出口列46の長さY1より若干長い寸法に選定されている。すなわち吸引溝38aは記録媒体の搬送方向において記録ヘッドの記録可能領域Y1に対応する位置に設けられている。
この吸引溝38aを記録媒体の幅方向(主走査方向、キャリッジ42の移動方向)に連結して形成することは、画像ムラを軽減させる効果がある。例えば、図4のように、搬送方向(副走査方向)に延びる溝を記録媒体の幅方向に複数配置した場合、記録媒体の種類によっては記録媒体Prがプラテン28と接触している部分と非接触な部分とでムラが生じてしまう場合がある。これは吸引プラテンを備えたインクジェット記録装置において、記録媒体Prがプラテン28に常に接触している部分とそうでない部分ではインクの乾燥時間に差異が生じてしまうために起こる現象と考えられている。または、記録媒体Prを搬送する際にプラテン28との接触による摩擦によって起こる静電気の影響などが考えられている。そこで、図9に示すように吸引溝38aを記録媒体の幅方向(主走査方向、キャリッジ42の移動方向)に連結して形成することでプラテン28と記録媒体Prとの接触面積を減らし、プラテン形状によるムラの発生を軽減することが可能となる。
吸引溝38のうち、吸引溝38b(第2の凹部)は、使用される記録媒体Prのサイズ(例えばA4サイズやB3サイズの横幅寸法)に対応して記録媒体の幅方向端部で記録媒体の内側に位置する。吸引溝38b(第2の凹部)は、吸引溝38aに対して搬送方向下流側に張り出して形成されており、さらに吸引溝38aと独立して形成している。従って、記録媒体の幅方向端部に位置する吸引溝38bの搬送方向下流最端部の位置Y3は、図10及び図11に示すように、吐出口列46の長さY1よりも十分に長い寸法(例えば約1.3倍〜2.0倍程度)になっている。すなわち吸引溝38bは記録媒体の搬送方向において記録ヘッドの記録可能領域Y1の下流側の領域を占める位置に設けられている。
図9、図10で示すように連続した吸引溝38aを形成した吸引プラテン28の場合、搬送方向下流側に張り出して形成された吸引溝38bを吸引溝38aと一体で形成してしまうと、記録開始時に負圧が吸引溝38bから逃げてしまう。そこで、記録媒体端部にかかる負圧が大きく損なわれないように吸引溝28bを吸引溝38aとは独立した溝として形成している。
本実施形態では図10に示すように、使用される各サイズの記録媒体Prの幅方向端部を吸引する領域に搬送方向下流側端部がY3の位置となる独立した3つの吸引溝38bが配置されており、その他の吸引溝は吐出口列46と略同じ長さY2を有する通常の吸引溝38aになっている。記録媒体の幅方向端部に位置する独立した3つの吸引溝38bの搬送方向下流側端部は、図11に示すように、キャリッジ42の下流側端部よりもさらに下流側の位置まで張り出している。吸引溝38bは、使用される記録媒体のサイズの種類に対応して複数箇所の領域に設けられる。そして、これらの吸引溝38のうちの吸引溝38aの内部には所定間隔をおいた吸引孔39aが設けられており、吸引溝38bの内部にはそれぞれの溝に吸引孔39bが設けられている。
本実施形態では吸引溝38aを記録媒体の幅方向(主走査方向、キャリッジ42の移動方向)に連結して形成することでプラテン28と記録媒体Prとの接触面積を減らし、プラテン形状によるムラの発生を軽減することが可能となる。さらに、記録媒体の幅方向端部で記録媒体の内側に位置する吸引溝38bを、吸引溝38aに対して搬送方向下流側に張り出して形成したので吸引溝38aの負圧が吸引溝38bから逃げるのを防止している。
本発明の一実施形態に係るインクジェット記録装置の内部構成を示す斜視図である。 図1のインクジェット記録装置を同図中の矢印2−2から見た左側面図である。 図1のインクジェット記録装置の中央部縦断面図である。 本発明を適用したインクジェット記録装置のプラテンの一実施形態を示す平面図である。 図4のプラテン上に設けられた吸引溝のうちの通常の搬送方向長さを有する吸引溝の長さ方向縦断面図である。 図4のプラテン上の使用される記録媒体の幅方向端部と対応する位置に形成された吸引溝及びインク受けを示す部分平面図である。 図4のプラテン上の記録媒体の幅方向端部に対応する領域において記録ヘッドの吐出口列よりも搬送方向下流側へ延長して形成された吸引溝の搬送方向縦断面図である。 図7の搬送方向下流側へ延長して形成された吸引溝の別の構成例を示す搬送方向縦断面図である。 本発明を適用したインクジェット記録装置のプラテンの一実施形態を示す平面図である。 図9のプラテン上の使用される記録媒体の幅方向端部と対応する位置に形成された吸引溝を示す部分平面図である。 図9のプラテン上の記録媒体の幅方向端部に対応する領域において、幅方向全域に配置された複数の吸引溝から成る溝列よりも搬送方向下流側に配置された吸引溝の搬送方向縦断面図である。
符号の説明
20 搬送機構
28 プラテン(吸引プラテン)
36 吸引ファンユニット(吸引力発生手段)
37 吸引ファン
38a 吸引溝
38b 吸引溝
39a 吸引孔
39b 吸引孔
41 記録ヘッド(記録手段)
42 キャリッジ
45 吐出口
47 傾斜面
48 インク受け
49 開口部
100 インクジェット記録装置
Pr 記録媒体(ロール紙)

Claims (12)

  1. インクを吐出する記録ヘッドを用いて記録媒体に記録するインクジェット記録装置において、
    記録ヘッドと対向する位置において記録媒体を保持するプラテンと、
    前記プラテンの前記記録ヘッドの記録可能領域に対応する領域に設けられ、記録媒体を該プラテンに吸着させるための吸引力発生手段に接続された第1の凹部と、
    前記プラテンに設けられ、前記吸引力発生手段に接続され、前記プラテンに保持された記録媒体の端部内側近傍で、前記記録可能領域より搬送方向下流側の位置を占める少なくとも1つの第2の凹部とを有し、
    前記第1の凹部と下流側で並ぶ位置には前記第2の凹部以外に前記吸引力発生手段に接続された凹部が配置されていないこと特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記第2の凹部は、前記第1の凹部の一部に対して搬送方向下流側に配置されている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 第2の凹部は、前記プラテンに保持された記録媒体の端部内側近傍で、前記記録可能領域、および前記記録可能領域より搬送方向下流側の領域の双方を占めている請求項に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記第2の凹部の深さは搬送下流側へ行くに連れて徐々に浅くなることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記の第1の凹部は複数設けられている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記第2の凹部は、使用される複数サイズの記録媒体のそれぞれの端部位置に応じて複数箇所に配置されている請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  7. 使用される複数サイズの記録媒体のそれぞれの端部位置またはその近傍に記録ヘッドから吐出されるインクを受けるためのインク受けを設け、
    該インク受けのインク着弾面を前記記録ヘッドの移動方向に傾斜する面で形成することを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  8. 前記インク受けは使用する記録媒体のサイズに対応して記録媒体の端縁を含んで該端縁からはみ出す領域に設けられている請求項7に記載のインクジェット記録装置。
  9. 前記記録ヘッドの移動方向に傾斜する面は記録媒体の外側から内側に向かう方向に傾斜する面であることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
  10. 前記インク受けの内部に、インクを流すための開口部が設けられていることを特徴とする請求項7に記載のインクジェット記録装置。
  11. 大きいサイズの記録媒体を使用するときに該記録媒体の端縁を含んで該端縁からはみ出す領域に設けられた前記インク受けが、小さいサイズの記録媒体を使用するときに記録を目的としないインク吐出を受ける前記インク受けを兼ねることを特徴とする請求項7乃至請求項10のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
  12. 前記インク受けは、記録媒体のサイズに応じて複数箇所に設けられることを特徴とする請求項7乃至請求項11のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置。
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