JP2001245738A - 家具の可動部分の閉動作および/または引き込みのための装置 - Google Patents
家具の可動部分の閉動作および/または引き込みのための装置Info
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】家具の可動部分の閉動作および/または引き込
みのための装置において、閉じる際の騒音を生じること
なく、閉動作プロセスをソフトにして、その寿命を長く
すること。 【解決手段】この家具の可動部分の閉動作および/また
は引き込みのための装置4は、閉動作ダンパー装置と組
み合わされており、そのダンパー装置は流体ダンパーに
より形成されている。この流体ダンパーは、回転ダンパ
ー20か線形ダンパーかのいずれかである。この閉動作
および/または引き込みのための装置は、閉動作ダンパ
ー装置と組み合わされて、非常にコンパクトに構成され
ている。
みのための装置において、閉じる際の騒音を生じること
なく、閉動作プロセスをソフトにして、その寿命を長く
すること。 【解決手段】この家具の可動部分の閉動作および/また
は引き込みのための装置4は、閉動作ダンパー装置と組
み合わされており、そのダンパー装置は流体ダンパーに
より形成されている。この流体ダンパーは、回転ダンパ
ー20か線形ダンパーかのいずれかである。この閉動作
および/または引き込みのための装置は、閉動作ダンパ
ー装置と組み合わされて、非常にコンパクトに構成され
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具の可動部分の
閉動作および/または引き込みのための装置であって、
しかもバネの力を受けかつ線形にスライドできるキャリ
ッジと、回転ダンパーとを持ち、そのキャリッジはカム
を介して家具の可動部分と取り外し可能な状態で連結で
き、また回転ダンパーはラック面と噛み合うピニオンを
備える同装置に関する。
閉動作および/または引き込みのための装置であって、
しかもバネの力を受けかつ線形にスライドできるキャリ
ッジと、回転ダンパーとを持ち、そのキャリッジはカム
を介して家具の可動部分と取り外し可能な状態で連結で
き、また回転ダンパーはラック面と噛み合うピニオンを
備える同装置に関する。
【0002】本発明はさらに、やはり家具の可動部分の
閉動作および/または引き込みのための装置であって、
しかもバネの力を受けかつ線形にスライドできるキャリ
ッジを持ち、そのキャリッジはカムを介して家具の可動
部分と取り外し可能な状態で連結できるが、その際に液
体式ダンパー装置を備える同装置に関する。
閉動作および/または引き込みのための装置であって、
しかもバネの力を受けかつ線形にスライドできるキャリ
ッジを持ち、そのキャリッジはカムを介して家具の可動
部分と取り外し可能な状態で連結できるが、その際に液
体式ダンパー装置を備える同装置に関する。
【0003】
【従来の技術】抽斗に使用されるこの種の閉動作および
/または引き込みのための装置は、たとえばEP039
1221B1から知られている。この場合、その引き出
し領域の大部分にわたって自由にスライドできる抽斗
は、後方の引き込み領域で引き込み装置のカムに捕捉さ
れ、確実に後方の最終ポジションに引かれる。すなわち
閉じられる。
/または引き込みのための装置は、たとえばEP039
1221B1から知られている。この場合、その引き出
し領域の大部分にわたって自由にスライドできる抽斗
は、後方の引き込み領域で引き込み装置のカムに捕捉さ
れ、確実に後方の最終ポジションに引かれる。すなわち
閉じられる。
【0004】GB2245158Aによればこの引き込
み装置に回転ダンパーを設けるが、これは抽斗を閉じる
際の衝撃負荷を防止するためである。
み装置に回転ダンパーを設けるが、これは抽斗を閉じる
際の衝撃負荷を防止するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、この
閉動作および引き込みのための装置を改善して、閉じる
際の騒音を生じることなく、閉動作および引き込みのた
めの装置の閉動作プロセスをソフトにし、その寿命を長
くすることである。
閉動作および引き込みのための装置を改善して、閉じる
際の騒音を生じることなく、閉動作および引き込みのた
めの装置の閉動作プロセスをソフトにし、その寿命を長
くすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の課題は、スライ
ド可能なキャリッジにラック面を形成し、回転ダンパー
を位置を固定して配置することによって解決される。
ド可能なキャリッジにラック面を形成し、回転ダンパー
を位置を固定して配置することによって解決される。
【0007】本発明のもう1つの実施形態は、液体式ダ
ンパー装置がシリンダー内を線形にスライドできるピス
トンを備え、その際シリンダーまたはピストンをキャリ
ッジと固定連結することを意図する。
ンパー装置がシリンダー内を線形にスライドできるピス
トンを備え、その際シリンダーまたはピストンをキャリ
ッジと固定連結することを意図する。
【0008】回転ダンパーを位置を固定して配置するこ
とにより、家具の可動部分たとえば抽斗を前方にスライ
ドするとき、回転ダンパーにかかる負荷は小さくなる。
スライダーに直接設けられた線形ダンパー部分(ピスト
ンまたはシリンダー)も、同様に摩耗が少ないことです
ぐれている。とくにコンパクトな構造によって、両方の
場合とも閉動作ないし引き込みのための装置が静かに動
作するようになる。
とにより、家具の可動部分たとえば抽斗を前方にスライ
ドするとき、回転ダンパーにかかる負荷は小さくなる。
スライダーに直接設けられた線形ダンパー部分(ピスト
ンまたはシリンダー)も、同様に摩耗が少ないことです
ぐれている。とくにコンパクトな構造によって、両方の
場合とも閉動作ないし引き込みのための装置が静かに動
作するようになる。
【0009】本発明による閉動作および/または引き込
みのための装置は、抽斗の引き込み装置としても、ドア
本体の閉動作装置としても使用できる。後者の場合で
も、ドア本体をその開放行程の大部分にわたって自由に
旋回させることができ、閉動作の際にドア本体がその閉
ポジション近くに来て始めて、閉動作装置に捕捉され確
実に閉じられる。
みのための装置は、抽斗の引き込み装置としても、ドア
本体の閉動作装置としても使用できる。後者の場合で
も、ドア本体をその開放行程の大部分にわたって自由に
旋回させることができ、閉動作の際にドア本体がその閉
ポジション近くに来て始めて、閉動作装置に捕捉され確
実に閉じられる。
【0010】
【発明の実施の形態】下記に添付の図面を用いて本発明
のさまざまな実施形態を説明する。図の示す内容は次の
通り。図1ではドア本体1が、蝶番2を用いる従来の方
法により外身側壁3に止められている。蝶番2の反対側
の側壁3には、本発明による閉動作および/または引き
込みのための装置4を、ドア本体1の自由な末端には、
閉動作および/または引き込みのための装置4に属する
ロック部5とロックピン6を備える。ロック部5、なら
びに閉動作および/または引き込みのための装置4のハ
ウジング7は、合わせ釘を用いる従来の方法により、側
壁3またはドア本体1に固定されている。
のさまざまな実施形態を説明する。図の示す内容は次の
通り。図1ではドア本体1が、蝶番2を用いる従来の方
法により外身側壁3に止められている。蝶番2の反対側
の側壁3には、本発明による閉動作および/または引き
込みのための装置4を、ドア本体1の自由な末端には、
閉動作および/または引き込みのための装置4に属する
ロック部5とロックピン6を備える。ロック部5、なら
びに閉動作および/または引き込みのための装置4のハ
ウジング7は、合わせ釘を用いる従来の方法により、側
壁3またはドア本体1に固定されている。
【0011】図2に示す実施形態では、抽斗が家具外身
に差し込まれている。家具外身の側壁には、それぞれ引
き込み装置4が取り付けられている。
に差し込まれている。家具外身の側壁には、それぞれ引
き込み装置4が取り付けられている。
【0012】抽斗の前板1′にはピン6を持つロック部
5が2つ取り付けられている。抽斗を閉じるときは、抽
斗左右側面のロック部5が引き込み装置4に捕捉され、
もっとも後ろの閉ポジションに運ばれる。
5が2つ取り付けられている。抽斗を閉じるときは、抽
斗左右側面のロック部5が引き込み装置4に捕捉され、
もっとも後ろの閉ポジションに運ばれる。
【0013】図4から見て取れるように、図3〜図6の
実施形態では閉動作および/または引き込みのための装
置のハウジング7に、キャリッジ8がスライド可能な状
態で取り付けられている。キャリッジ8は、ハウジング
7の対応する案内みぞ10の中を案内される案内フィン
9を備える(図6)。
実施形態では閉動作および/または引き込みのための装
置のハウジング7に、キャリッジ8がスライド可能な状
態で取り付けられている。キャリッジ8は、ハウジング
7の対応する案内みぞ10の中を案内される案内フィン
9を備える(図6)。
【0014】キャリッジ8の前部はチャンバー状の空隙
11を持つ仕様であるが、その中にはカム12が取り付
けられている。カム12はこの部分が傾倒する仕様であ
り、軸13によりキャリッジ8の中に取り付けられてい
る。
11を持つ仕様であるが、その中にはカム12が取り付
けられている。カム12はこの部分が傾倒する仕様であ
り、軸13によりキャリッジ8の中に取り付けられてい
る。
【0015】バネ14が設けられるが、このバネは一方
ではハウジング7の取り付け箇所15に固定され、他方
では取り付け箇所16でカム12に直接保持されてい
る。従ってカム12はバネ14から直接に力を受ける。
バネ14は引っ張りバネである。
ではハウジング7の取り付け箇所15に固定され、他方
では取り付け箇所16でカム12に直接保持されてい
る。従ってカム12はバネ14から直接に力を受ける。
バネ14は引っ張りバネである。
【0016】ハウジング内にはガイドウェイ17を設け
るが、このガイドウェイはオフセット末端17′を備
え、スリットまたはみぞの仕様とすることができる。ガ
イドウェイ17の中にはカム12のピン18が突き出
す。
るが、このガイドウェイはオフセット末端17′を備
え、スリットまたはみぞの仕様とすることができる。ガ
イドウェイ17の中にはカム12のピン18が突き出
す。
【0017】そのほか回転ダンパー20を備えるが、こ
の回転ダンパーはハウジング7の中に直接設けることが
でき、あるいは図示した実施形態のように、ハウジング
7の中に突き出すみずからのハウジング21を備える。
の回転ダンパーはハウジング7の中に直接設けることが
でき、あるいは図示した実施形態のように、ハウジング
7の中に突き出すみずからのハウジング21を備える。
【0018】キャリッジ8は空隙19を備えるが、取り
付け状態では回転ダンパー20のピニオン22がこの空
隙内部に位置する。その際ピニオン22は、キャリッジ
8に設けられたラック面40と噛み合う。
付け状態では回転ダンパー20のピニオン22がこの空
隙内部に位置する。その際ピニオン22は、キャリッジ
8に設けられたラック面40と噛み合う。
【0019】図5(図5A及び図5B)に示したドア本
体1または抽斗前板1のポジションでは、本発明による
閉動作および/または引き込みのための装置4は機能し
ていない。
体1または抽斗前板1のポジションでは、本発明による
閉動作および/または引き込みのための装置4は機能し
ていない。
【0020】図4に示したポジションではドア本体1ま
たは抽斗がほとんど閉じているが、このポジションでは
ロックピン6がカム12と噛み合うようになる。すなわ
ちロックピンはカム12の切り欠き23の中に入る。ド
ア本体1または前板1の閉動作運動によってカム12は
後方に押され、ガイドピン18とガイドウェイ17の相
互作用によって、カム12は軸13を中心に回転する。
たは抽斗がほとんど閉じているが、このポジションでは
ロックピン6がカム12と噛み合うようになる。すなわ
ちロックピンはカム12の切り欠き23の中に入る。ド
ア本体1または前板1の閉動作運動によってカム12は
後方に押され、ガイドピン18とガイドウェイ17の相
互作用によって、カム12は軸13を中心に回転する。
【0021】ガイドピン18がガイドウェイ17の直線
領域17′に来ると、ただちにカム12およびそれとと
もにキャリッジ8が、バネ14によって後方に引かれ
る。
領域17′に来ると、ただちにカム12およびそれとと
もにキャリッジ8が、バネ14によって後方に引かれ
る。
【0022】その際ラック面40が、ピニオン22およ
びそれとともに回転ダンパー20を回転させる。ドア本
体1または前板1の閉動作速度が速すぎるときは、回転
ダンパー20がドア本体1または抽斗を強く制動する。
ドア本体1の閉動作速度が遅いときは、回転ダンパー2
0の回転ピストン28をゆっくり回転させ、ドア本体1
または抽斗を閉じるのは、バネ14の強さで十分可能で
ある。従って閉動作の騒音を生じることなく、ソフトな
閉動作プロセスを得る。
びそれとともに回転ダンパー20を回転させる。ドア本
体1または前板1の閉動作速度が速すぎるときは、回転
ダンパー20がドア本体1または抽斗を強く制動する。
ドア本体1の閉動作速度が遅いときは、回転ダンパー2
0の回転ピストン28をゆっくり回転させ、ドア本体1
または抽斗を閉じるのは、バネ14の強さで十分可能で
ある。従って閉動作の騒音を生じることなく、ソフトな
閉動作プロセスを得る。
【0023】図7〜図14の実施形態では、閉動作およ
び/または引き込みのための装置4が、引き出し案内ユ
ニットのキャリヤレール25に取り付けられている。ロ
ック部5は抽斗フレーム24に固定されており、下方に
突き出す固定ピン6と、ストッパーを形成するボルト2
6とを備える。
び/または引き込みのための装置4が、引き出し案内ユ
ニットのキャリヤレール25に取り付けられている。ロ
ック部5は抽斗フレーム24に固定されており、下方に
突き出す固定ピン6と、ストッパーを形成するボルト2
6とを備える。
【0024】閉動作および/または引き込みのための装
置4はハウジングの代わりにキャリヤプレート27を備
え、このプレートはキャリヤレール25の水平フィンに
固定されている。
置4はハウジングの代わりにキャリヤプレート27を備
え、このプレートはキャリヤレール25の水平フィンに
固定されている。
【0025】キャリヤプレート27には、さらにキャリ
ッジ8が水平にスライドできる状態で配置され、そこに
カム12が傾倒できる状態で取り付けられている。カム
12はさらに軸13を備え、この軸によってキャリッジ
8に取り付けられている。そしてガイドウェイ17の中
に突き出すガイドピン18を備え、さらにこのガイドウ
ェイはスリットまたはみぞの形状である。
ッジ8が水平にスライドできる状態で配置され、そこに
カム12が傾倒できる状態で取り付けられている。カム
12はさらに軸13を備え、この軸によってキャリッジ
8に取り付けられている。そしてガイドウェイ17の中
に突き出すガイドピン18を備え、さらにこのガイドウ
ェイはスリットまたはみぞの形状である。
【0026】前記の実施形態と同様、キャリッジ8には
ラック面40が設けられ、このラック面は回転ダンパー
20のピニオン22と噛み合う。
ラック面40が設けられ、このラック面は回転ダンパー
20のピニオン22と噛み合う。
【0027】バネ14は取り付け箇所15で保持プレー
ト17に固定され、カム12に直接に作用する。
ト17に固定され、カム12に直接に作用する。
【0028】図9に示したポジションでは、本発明によ
る閉動作および/引き込みのための装置4は機能してい
ない。抽斗を閉じるとき、すなわち抽斗フレーム24を
後方に引くとき、カムのピン6はカム12の切り欠き2
3に噛み込み、カム12は閉ポジションへと回転を始め
る。最初のうちストッパー26は、閉動作および/また
は引き込みのための装置4のキャリッジ8とまだ接触し
ていない。ストッパー26を持つ引き込み装置4は、と
くに重い抽斗の場合に使用される。軽い抽斗およびドア
の場合は、図2〜5に記載の、すなわちストッパー26
を持たない閉動作および/または引き込みのための装置
4で十分である。
る閉動作および/引き込みのための装置4は機能してい
ない。抽斗を閉じるとき、すなわち抽斗フレーム24を
後方に引くとき、カムのピン6はカム12の切り欠き2
3に噛み込み、カム12は閉ポジションへと回転を始め
る。最初のうちストッパー26は、閉動作および/また
は引き込みのための装置4のキャリッジ8とまだ接触し
ていない。ストッパー26を持つ引き込み装置4は、と
くに重い抽斗の場合に使用される。軽い抽斗およびドア
の場合は、図2〜5に記載の、すなわちストッパー26
を持たない閉動作および/または引き込みのための装置
4で十分である。
【0029】図11に示したポジションでは、カム12
は閉ポジションに回転し、ストッパー26がキャリッジ
8にぶつかる。この状態になるとダンパー機能が行われ
る。抽斗の閉動作速度が速いとき、回転ダンパー20は
抽斗を強く制動する。閉動作速度が遅いときは、キャリ
ッジ8を介して、ピニオン22およびそれとともに回転
ダンパー20の回転ピストン28を回転し、抽斗を閉じ
るのは、バネ14の強さで十分可能である。この場合閉
動作の騒音を生じることなく、ソフトな閉動作プロセス
がつねに得られる。
は閉ポジションに回転し、ストッパー26がキャリッジ
8にぶつかる。この状態になるとダンパー機能が行われ
る。抽斗の閉動作速度が速いとき、回転ダンパー20は
抽斗を強く制動する。閉動作速度が遅いときは、キャリ
ッジ8を介して、ピニオン22およびそれとともに回転
ダンパー20の回転ピストン28を回転し、抽斗を閉じ
るのは、バネ14の強さで十分可能である。この場合閉
動作の騒音を生じることなく、ソフトな閉動作プロセス
がつねに得られる。
【0030】図16〜図18は、回転ダンパー20の実
施形態の一つの例を示す。この場合のハウジング21に
は、フラットな側面38を持つ回転ピストン28を備え
る。ハウジング21にはダンパー液29、好ましくはオ
イルを備える。
施形態の一つの例を示す。この場合のハウジング21に
は、フラットな側面38を持つ回転ピストン28を備え
る。ハウジング21にはダンパー液29、好ましくはオ
イルを備える。
【0031】ハウジング壁21と回転ピストン28の間
には、ブレーキギャップ30を設ける。
には、ブレーキギャップ30を設ける。
【0032】ピニオン22の軸31から回転ピストン2
8への回転力の伝達は、それ自体知られたフリーホィー
ル装置32を用いて行われ、これにより抽斗の開動作が
得られる。
8への回転力の伝達は、それ自体知られたフリーホィー
ル装置32を用いて行われ、これにより抽斗の開動作が
得られる。
【0033】本発明による閉動作および/引き込みのた
めの装置4には、回転ピストン20の代わりに、図19
〜図22に示すように線形にスライドできるピストン3
3を備えることもできよう。図22の実施形態ではキャ
リッジ8が、ピストン33を支持するピストンロッド3
4と連結されている。ピストン33は、ダンパー流体3
6を充てんしたシリンダー35の中を、線形にスライド
できる。ダンパー流体としては、空気、ガスまたはダン
パー液、たとえばオイルを使用することができる。図1
9および図20に示すように、ピストン33をフラップ
式ピストンの仕様とすることができる。図19に示した
機能ポジションでは、軸37を中心に回転可能なピスト
ン半片33′が広げられており、シリンダー35の壁と
ともに密閉を行う。従ってピストン運動に対するダンパ
ー液29の抵抗は非常に大きい。
めの装置4には、回転ピストン20の代わりに、図19
〜図22に示すように線形にスライドできるピストン3
3を備えることもできよう。図22の実施形態ではキャ
リッジ8が、ピストン33を支持するピストンロッド3
4と連結されている。ピストン33は、ダンパー流体3
6を充てんしたシリンダー35の中を、線形にスライド
できる。ダンパー流体としては、空気、ガスまたはダン
パー液、たとえばオイルを使用することができる。図1
9および図20に示すように、ピストン33をフラップ
式ピストンの仕様とすることができる。図19に示した
機能ポジションでは、軸37を中心に回転可能なピスト
ン半片33′が広げられており、シリンダー35の壁と
ともに密閉を行う。従ってピストン運動に対するダンパ
ー液29の抵抗は非常に大きい。
【0034】ピストン33を引き戻すとき、図20に示
すようにピストン半片33′は畳み込まれ、従ってピス
トン運動に対するダンパー液29の抵抗は非常に小さ
く、ピストンロッド34によってピストン33を当初ポ
ジションに容易に引くことができる。
すようにピストン半片33′は畳み込まれ、従ってピス
トン運動に対するダンパー液29の抵抗は非常に小さ
く、ピストンロッド34によってピストン33を当初ポ
ジションに容易に引くことができる。
【0035】図21に示した実施形態では、シリンダー
35がキャリッジ8の中に直接設けられ、ピストン33
はそのピストンロッド34とともにハウジング7に対し
て位置を固定して配置されている。
35がキャリッジ8の中に直接設けられ、ピストン33
はそのピストンロッド34とともにハウジング7に対し
て位置を固定して配置されている。
【図1】図1は家具外身の前部領域およびドア本体の概
略断面図。ここでは外身の一方の側壁に本発明による閉
動作装置が取り付けられている。
略断面図。ここでは外身の一方の側壁に本発明による閉
動作装置が取り付けられている。
【図2】図2は家具外身の前部領域および抽斗の概略断
面図。ここでは外身の左右の側壁に本発明による閉動作
装置が取り付けられている。
面図。ここでは外身の左右の側壁に本発明による閉動作
装置が取り付けられている。
【図3】図3は本発明による閉動作装置の断面図。
【図4】図4は本発明による閉動作装置の断面図。
【図5】図5Aは外身側壁およびドア本体の断面図、図
5Bは本発明による閉動作装置を上から見た断面図。
5Bは本発明による閉動作装置を上から見た断面図。
【図6】図6は図1〜図5に示した本発明による閉動作
装置を分解した分解斜視図。
装置を分解した分解斜視図。
【図7】図7は本発明による閉動作および/または引き
込みのための装置を装備した引き込み案内ユニットの外
見を示す斜視図。
込みのための装置を装備した引き込み案内ユニットの外
見を示す斜視図。
【図8】図8はその種の引き込み案内ユニットの垂直断
面図。
面図。
【図9】図9は本発明による閉動作およびまたは引き込
みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな段階
を示す平面図。
みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな段階
を示す平面図。
【図10】図10は本発明による閉動作およびまたは引
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
【図11】図11は本発明による閉動作およびまたは引
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
【図12】図12は本発明による閉動作およびまたは引
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
【図13】図13は本発明による閉動作およびまたは引
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
き込みのための装置であって、閉動作運動のさまざまな
段階を示す平面図。
【図14】図14は図7〜図13に示した本発明による
閉動作および/または引き込みのための装置の外見を示
す斜視図。
閉動作および/または引き込みのための装置の外見を示
す斜視図。
【図15】図15は本発明による閉動作および/または
引き込みのための装置を分解したものの外見を示す斜視
図。
引き込みのための装置を分解したものの外見を示す斜視
図。
【図16】図16は回転ダンパーの側面図。
【図17】図17は回転ダンパーを上から見た平面図。
【図18】図18は図16の切断線による断面図。
【図19】図19は機能ポジションにある線形ダンパー
の概略断面図。
の概略断面図。
【図20】図20は復帰段階にある線形ダンパーの概略
断面図。
断面図。
【図21】図21は本発明による閉動作および/または
引き込みのための装置であって、線形ダンパーを持つも
のの断面図。
引き込みのための装置であって、線形ダンパーを持つも
のの断面図。
【図22】図22は本発明による閉動作および/または
引き込みのための装置であって、線形ダンパーを持つも
のの外見を示す一部断面斜視図。
引き込みのための装置であって、線形ダンパーを持つも
のの外見を示す一部断面斜視図。
4・・・装置 8・・・キャリッジ 20・・・回転ダンパー
Claims (17)
- 【請求項1】家具の可動部分の閉動作および/または引
き込みのための装置において、すなわち、バネの力を受
けかつ線形にスライドできるキャリッジと、回転ダンパ
ーとを持ち、そのキャリッジはカムを介して家具の可動
部分と取り外し可能な状態で連結でき、また回転ダンパ
ーはラック面と噛み合うピニオンを備える上記の装置に
おいて、スライド可能なキャリッジ(8)にラック面が
形成され、回転ダンパー(20)が位置を固定して配置
されていることを特徴とする、上記の装置。 - 【請求項2】家具の可動部分の閉動作および/または引
き込みのための装置において、すなわち、バネの力を受
けかつ線形にスライドできるキャリッジと、回転ダンパ
ーとを持ち、そのキャリッジはカムを介して家具の可動
部分と傾斜可能な状態で連結でき、この場合液体式ダン
パー装置を備える上記の装置において、その液体式ダン
パー装置が、シリンダー(36)の中を線形にスライド
できるピストン(33)を備え、その際シリンダー(3
6)またはピストン(33)がキャリッジ(8)と固定
連結されていることを特徴とする、上記の装置。 - 【請求項3】キャリッジ(8)がキャリヤプレート(2
7)に取り付けられていることを特徴とする、請求項1
または2に記載の閉動作および/または引き込みのため
の装置。 - 【請求項4】キャリヤプレート(27)が引き出し案内
ユニットの外身側のキャリヤレール(25)に取り付け
られていることを特徴とする、請求項3に記載の閉動作
および/または引き込みのための装置。 - 【請求項5】シリンダー(36)がキャリッジ(8)の
中に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載
の閉動作および/または引き込みのための装置。 - 【請求項6】キャリッジ(8)に家具の可動部分に対す
るカム(12)が取り付けられていることを特徴とす
る、請求項1から5までのうち少なくとも1項に記載の
閉動作および/または引き込みのための装置。 - 【請求項7】カム(7)が傾斜できる部分として形成さ
れていることを特徴とする、請求項6に記載の閉動作お
よび/または引き込みのための装置。 - 【請求項8】カム(12)が軸(13)によりキャリッ
ジ(8)に回転できる状態で取り付けられていて、ガイ
ドピン(18)を備え、そのガイドピンは、たとえば案
内みぞ(17)から形成されるガイドウェイの中に突き
出し、そのガイドウェイはオフセット末端(17′)を
備えることを特徴とする、請求項7に記載の閉動作およ
び/または引き込みのための装置。 - 【請求項9】キャリッジ(8)が空隙(19)を備え、
その空隙の中に回転ダンパー(20)のピニオン(2
2)が突き出すことを特徴とする、請求項1から8まで
のうち少なくとも1項に記載の閉動作および/または引
き込みのための装置。 - 【請求項10】カム(12)がキャリッジ(8)のチャ
ンバー状の空隙(11)に収められていることを特徴と
する、請求項1から9までのうち少なくとも1項に記載
の閉動作および/または引き込みのための装置。 - 【請求項11】カム(12)に捕捉される部分にストッ
パー(26)を備え、このストッパーがキャリッジ
(8)とぶつかることを特徴とする、請求項1から10
までのうち少なくとも1項に記載の閉動作および/また
は引き込みのための装置。 - 【請求項12】カム(12)に捕捉される部分に2つの
ボルトを持つロック部(5)を備え、これらボルトの1
つはカム(12)に捕捉されるロックピン(6)を形成
し、もう1つのボルトはストッパー(26)を形成する
ことを特徴とする、請求項11に記載の閉動作および/
または引き込みのための装置。 - 【請求項13】回転ダンパー(20)が回転ピストン
(28)を備え、このピストンはダンパー液(29)の
中に浸漬していることを特徴とする、請求項1から12
までのうち少なくとも1項に記載の閉動作および/また
は引き込みのための装置。 - 【請求項14】シリンダー(36)の中に流体を備える
ことを特徴とする、請求項2または5に記載の閉動作お
よび/または引き込みのための装置。 - 【請求項15】流体として空気またはガスを使用するこ
とを特徴とする、請求項14に記載の閉動作および/ま
たは引き込みのための装置。 - 【請求項16】流体として液体を、好ましくはオイルを
使用することを特徴とする、請求項14に記載の閉動作
および/または引き込みのための装置。 - 【請求項17】ピストン(33)がフラップ式ピストン
として形成されていることを特徴とする、請求項2に記
載の閉動作および/または引き込みのための装置。
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