JP2003531660A - 自動閉止スライド及び自動閉止スライド用機構 - Google Patents

自動閉止スライド及び自動閉止スライド用機構

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JP2003531660A JP2001579636A JP2001579636A JP2003531660A JP 2003531660 A JP2003531660 A JP 2003531660A JP 2001579636 A JP2001579636 A JP 2001579636A JP 2001579636 A JP2001579636 A JP 2001579636A JP 2003531660 A JP2003531660 A JP 2003531660A
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Abstract

(57)【要約】 自動閉止スライドを形作る少なくとも二つのスライド部材のうちの一つのスライド部材に取り付けられた機構が提供される。機構は、アクチュエータを案内するスロットを有している。アクチュエータは、ハウジングに取り付けられたばねである。アクチュエータは、第二スライド部材が閉止位置に近づいたとき、スライドのスライド部材に係合する。ばねは、アクチュエータ、及び係合された第二スライドをスロットに沿ってスライド閉止位置まで移動させるための力を発生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明の背景 本発明は、自動閉止スライド、及び自動閉止スライド用自動閉止機構を意図し
ている。
【0002】 引出しは一般的にスライドを使ってキャビネットに組み合わせられる。これら
のスライドは、一般的に二部材のスライド若しくは三部材のスライドである。二
部材スライドは、外側部材と内側部材とを具備している。内側部材が、外側部材
に滑動可能に取り付けられていて、外側部材に対して入れ子式に格納されること
が可能である。三部材スライドは、三部材、即ち外側部材、中間部材、及び内側
部材を具備している。中間部材は、滑動可能に外側部材に取り付けられており、
内側部材は、滑動可能に中間部材に取り付けられている。中間部材と内側部材の
両方とも外側部材に対して入れ子式に格納されている。更に内側部材は、中間部
材に対して入れ子式に格納することができる。一般的に、スライドの外側部材が
キャビネットに取り付けられ、そしてそれらの内側部材が引出しの両側に取り付
けられる。
【0003】 多くの引出しについての問題は、それらが閉じられた後に、それらが開く傾向
をもっていることである。引出しについての別の問題は、それらが閉じるために
押されたとき、それらが十分な力で押されないために、あるいはその代わりに、
引出しをキャビネットに対して急激に閉じて再び開かせてしまうような過剰な力
で、引出しが押されるために、引出しが時々完全に閉まらないということである
【0004】 これらの問題を解決するために、いくつかのスライドが、スライドの外側部材
に取り付けられた引張ばねを使用する自動閉止機構を含んでいる。内側部材を外
側部材の方に引っ張りそしてスライドを閉じるために、ばねが、スライドの内側
部材に溶接か他の方法で固定されたタブ又はピンに取り付けられている。これら
の機構についての問題は、ばねが、内側部材に固定されたタブ若しくはピンと係
合されるまで、伸ばされた若しくは引っ張られた状態にあるということである。
従って、もしばねが引き伸ばされているときに破損すると――それは引張りばね
についての普通の故障モードであるが――、ばねは、機構から飛び出す傾向をも
っていて危険な状態を作り出す。更に、タブは、使用と共に疲労のために、内側
部材から折れる傾向があり、自動閉止機構の初期故障を引き起こす。
【0005】 従って、スライドが完全に閉じられたときにスライドを閉止位置に保持する機
構と、スライドがその後方への行程の終了部に近づいたときにスライドの自動閉
止を助ける機構であって、現在入手できるスライド自動閉止機構で生じている初
期故障と危険状態とを免れる機構とが、スライドの使用に関して望まれている。
【0006】 本発明の概要 少なくとも二部材スライドの第一スライド部材に取り付けられた機構が提供さ
れる。機構は、アクチュエータを案内するスロットをもっているハウジングを具
備している。アクチュエータは、ハウジングに取り付けられたばねである。アク
チュエータは、スロットに沿って第一位置と第二位置との間を滑動することがで
きる。アクチュエータは、ばねにエネルギを蓄積して第一位置に係合されて残る
ことができる。スライドの第二部材が閉止位置に近づいたとき、スライドの第二
部材はアクチュエータにより係合される。第二部材は、閉止位置の方へ引き続き
移動するので、それはアクチュエータを第一位置から離脱させ、それによりエネ
ルギを蓄積したばねが、アクチュエータ、及び係合された第二スライド部材をス
ロットに沿ってスライドが閉じられる第二位置に滑動させる。
【0007】 第二スライド部材が、第一スライド部材に対して引き伸ばされたとき、それは
、アクチュエータを第二位置から第一位置の方へ移動させる。第一位置における
とき、ばねはエネルギを蓄積され、そしてアクチュエータは第一位置で係合され
、一方第二スライド部材はアクチュエータから離脱する。
【0008】 本発明の詳細な説明 スライドのスライド部材の最後端若しくはその近傍に取り付けられる自動閉止
機構が提供される。従って、そのような機構を含んでいるスライドは、自動閉止
スライドになる。便宜上本明細書では、その機構は、三部材スライドに関連して
説明される。しかし、その機構は、二部材スライド、若しくは多数のスライド部
材を使用している他のスライドに組み込むことができる。
【0009】 一般的な三部材スライド10は、中間部材14に滑動可能に取り付けられた内
側部材12を具備しており、前記中間部材14は、外側部材16に滑動可能に取
り付けられている(図1)。外側部材は、断面が溝形で、即ちチャネル18を形
成しており、ウェブ20と、ウェブの対向する端部から好ましくは垂直に延びる
二つの脚22とを持っている。リップ24は、その二つのリップが互いに向き合
うように、各レッグから好ましくは垂直に延びている。ベアリング軌道26が、
各々のリップ、その対応する脚、及びウェブにより形成されている。中間スライ
ド部材14も断面が概ね溝形で、外側部材16の中に滑動可能に取り付けられて
いる。
【0010】 断面で、中間部材もまた、ウェブ28、及びこのウェブの対向する端部から延
びている二つの脚30を具備している。各々の脚は、各々の脚が内側軌道32と
外側軌道34とを形成できるように、二重曲面をもっている。中間部材は、外側
部材の中に、それらの“溝”が同じ方向を向くように、滑動可能に取り付けられ
ている。ボールベアリング36が、外側部材の内側ベアリング軌道26と、中間
部材の外側ベアリング軌道34との間に挟まれている。一般的にボールベアリン
グは、外側ボールベアリング保持器37に取り付けられている。
【0011】 内側部材もまた断面が溝形であって、二つの脚40を有するウェブ38を具備
しており、前記二つの脚40は、ウェブの対向する端部から延びている。凹面が
、各々の脚の外面に形作られて、外側ベアリング軌道42を形成している。内側
部材は、中間部材に滑動可能に取り付けられており、内側部材の溝は中間部材の
溝と向き合っている。言い換えると、内側部材の脚は、内側部材のウェブ38か
ら中間部材のウェブ28の方へ延びている。ボールベアリング44が、内側部材
の外側ベアリング軌道42と中間部材の内側ベアリング軌道32との間に挟まれ
ている。一般的に、ボールベアリングは、内側ボールベアリング保持器45に取
り付けられている。一般的に、各々のスライド部材は、単一の部材で形作られて
いる。
【0012】 本発明の実施例の典型的実施例である自動閉止機構46が、対向する側壁50
、後壁52、及び上壁54を有する細長いハウジングもしくは本体48を具備し
ている(図2A及び3)。ハウジングは、前壁55も持つことがある。上壁の幅
56、即ち側壁の間隔は、内側スライド部材のウェブ38の幅58より小さい。
この点で、内側部材はハウジングの上を滑動することができる。ハウジングは、
基部もしくは底壁(図示されない)も持っていることがある。用語の“上方の”
、“下方の”、“上部”、“底部”、“基部”、“上方へ”、“下方へ”、“前
方へ”、“後ろの”、“前の”、及び“後部の”は、相対語として使用され、そ
のような用語によって表現される部材の絶対的位置を示すことを意味してはいな
い。
【0013】 二つの、しかし好ましくは四つの脚60a、60b、60c、60dが、ハウ
ジング側面50の基部から横に延びている。好ましい実施例では、ハウジングの
両方の側面の基部の近傍から二つの脚が延びている。各々の脚は、ハウジングの
側壁50から側方へ延びる第一部分62を具備している。各々の脚は、第一部分
から延びる第二部分64も具備していて、前記第二部分64は、その自由端66
が第一部分より高くなるように、第一部分に対してある角度で傾いている。第二
部分は、第一部分に対して直角に計ったときの高さ68を有しており、その高さ
68は、外側部材の内側ベアリング軌道の内側高さ70よりわずかに低いことが
好ましい(図1及び2B)。ハウジングと脚とが、一体に形作られ、またプラス
チックから作られることが好ましい。この点で、脚は、ハウジングが外側スライ
ド部材の所定の場所に“スナップイン式”で取り付けられることが可能になるよ
うに、可撓性がある。
【0014】 脚をもったハウジングは、図3に示されるように外側スライド溝の最後部の中
に取り付けられる。特に、脚をもったハウジングは、脚の第二部分の自由端66
が外側スライドのリップ部分24の内面に係合するように、外側スライドにより
形成された溝に、滑って入るか“スナップイン式”で入る。従って、脚の第二部
分は、内側ベアリング軌道のほとんど全ての高さ70を占めて、外側部材の内側
ベアリング軌道26の中にきつくはめ込まれる。典型的実施例では、凸部72が
形作られており、この凸部72は、少なくとも一つの脚の第一部分の底面から延
びていて、好ましくは例えば脚60a及び60cのように、対向して延びる二つ
の脚の底面から、延びている(図2A及び2B)。脚がウェブ20の方へ押しや
られたとき、凸部72がその相補的スロット74に入ることによりハウジングと
外側スライド部材との間により確実な係合を与えるように、相補的なスロット7
4が、外側部材16のウェブ20を貫通して形作られている。
【0015】 ハウジングが外側スライド部材に取り付けられたとき、ハウジングは、図3に
例示されるように中間スライド部材14の滑動軌道の中にある。ハウジングに占
められた外側部材の全長に適合するために、中間部材の長さは、中間部材が外側
部材に対して完全にたたまれた位置にあるとき、中間部材が外側部材より突出し
ないように、外側部材16より短いことが好適である。
【0016】 この機構が三部材スライドに組み込まれたとき、中間部材の移動を停止させる
ために、及び中間部材のハウジングへの衝突を静めるために、停止部材が、ハウ
ジングの前面部分から延びることがある。停止部材は、ハウジングの前面部分に
設けられた可撓性のある材料であってよい。好ましい典型的実施例では、停止部
材は、ハウジング48と一体に形作られていて、ハウジングの一方の側面からハ
ウジングのもう一方の側面の近くまで横へ延びている撓み腕76である。中間部
材のウェブ28が撓み腕76に打ち当った場合、腕は、ハウジングの方へ撓んで
、衝撃を緩和して静め、一方で中間部材の後方移動を停止させる。停止部材は、
ハウジングの高さより低く、又ハウジング前面部の上面73には、図2Bに例示
されるように、ハウジングの後方向に高さが増加するようにテーパが付けられて
いることが好ましい。この点で、仮に内側スライド部材が、閉止位置の方に滑動
するときに、テーパの付いた上面73に接触した場合でも、内側スライド部材は
引き起こされてハウジングの上に重なる。
【0017】 本書で便宜上“ガイドピン”もしくは“ピン”78とも呼ばれるガイドロッド
が、図3に示されるように、ハウジングの後壁52に取り付けられ、そしてハウ
ジングの中で延びている。図3に示されそして本書で説明されている典型的実施
例におけるガイドピンは、円筒状、即ち円形断面である。しかしながら、ピンが
他の断面形であってもよい。
【0018】 ピンは、側壁50の内の片方にやや近づいて、ハウジングの後壁に取り付けら
れていて、後壁に対して回動することができる。回動は、後壁52を貫通してい
てガイドピン78の直径より十分大きい穴を備えることにより実現され得る。ピ
ンの端部は、後壁の穴から突出していて、穴より大きな直径をもっている後キャ
ップ80を形作って蓋をされている。この点で、蓋をされた端部が、ハウジング
に再度入ることが防がれ、またピンが穴の中で横に動くことが可能であるので、
ガイドピンが後壁に対して回動することを可能にしている。他の実施例では、ガ
イドピンは、後壁の穴を通してハウジングから出ることが許容され、そして曲げ
られて、ピンの曲げられた部分が後壁52の外面79に係合してピンがハウジン
グの中に引き戻されることを防ぐ。
【0019】 アクチュエータ82が、ガイドピンの全長に沿って滑動できるように、ガイド
ピン82に滑動可能に取り付けられている(図3及び5A)。一般的に、アクチ
ュエータは、ピンによって貫通される開口84を具備していて、その結果アクチ
ュエータはピンに沿って滑動することができる。開口84が、第一大直径部84
aと第二小直径部84bとをもつ区分された開口であることが好ましい。アクチ
ュエータをハウジングの後壁52の方に押しやるために、ばね86がピンの上に
設けられる。ばねの外径は、アクチュエータ開口の小直径部84bの直径より大
きく、そしてアクチュエータ開口の大直径部84aより小さい。ばねがガイドピ
ンの上で保持されるように、ピンは、その前端部を、前キャップ88を形作るこ
とにより、もしくは曲げられることにより蓋をされる。ガイドピン78、ばね8
6、及びアクチュエータ82は全てハウジング46の中に収容され、そしてそれ
ら全てが、ハウジングの後壁に対してピンと共に回動することができる。
【0020】 スロット90が、ハウジング上壁を貫通して形作られている。スロットは、縦
中心軸96を有する主縦方向部分92を有していて、前記縦中心軸96は、ハウ
ジングの縦中心軸98から平行にオフセットしていることが好ましい。スロット
の縦方向部分が、ハウジングの後壁の近傍から前壁55の方に延びていることが
好ましい。スロットの横方向部分100が、スロットの縦方向部分の前端部から
ハウジングの縦中心軸98を横切る方向で横に延びている。スロットの横方向部
分の最も後ろのエッジが、横方向エッジ102を形作っている。
【0021】 縦スリット104が、上壁の後壁近傍に形作られていて、スロットの縦方向部
分92からオフセットしている。このスリットは、スロットより短くそしてスロ
ットとスロットの最後端部で連通している。この結果、可撓性のある歯106が
スロットとスリットとの間に形成される。
【0022】 好適で典型的な実施例では、第二スリット107が、スロットの縦方向部分9
2のエッジに、歯106に対向し、且つスロットの縦方向部の後端部近傍に形作
られる。第二スリットは、スロットの縦方向部分92の軌道の中に突出した可撓
性のある戻止め111を形成している。戻止めは、スロットの縦方向部分の中に
突出する突起93を持っていてもよい。
【0023】 ガイド部材108が、アクチュエータの上面から延びて、スロット90の中に
はめ込まれている(図3及び5A)。一つの典型的実施例では、図3及び5Aに
示されるように、ガイド部材はピン140の形である。ガイド部材とアクチュエ
ータが、一体に形作られていることが好ましい。スロット90は、ガイド部材と
、それによりアクチュエータとの行程をハウジングに沿って案内することに役立
っている。アクチュエータがハウジングに沿って移動するとき、ガイドピン78
は、アクチュエータの行程に適応するために後壁52に対して回動する。ピンと
従ってアクチュエータが、スロットの後端部にあるとき、それらは、歯106に
対して横に、その歯を曲げて、移動することができる。
【0024】 アクチュエータがスロット90に沿って前方へ移動したとき、アクチュエータ
は、ばね86をガイドピンの前キャップ88に接するように圧縮する。アクチュ
エータガイドがスロットの前端部にあるとき、ガイドピン78が後壁に対して回
動されるので、アクチュエータガイドはスロットの屈曲部に従ってスロットの横
方向部分100に入ってゆく。ばねがその位置のとき、ばねは、アクチュエータ
を後壁の方向に押しやろうとする力を与えながら圧縮される。力は、アクチュエ
ータガイド部材を横方向スロット部によりハウジング上壁に形成された横方向エ
ッジ102に係合させ、そしてそのことによりアクチュエータを横方向スロット
部の中に“エネルギ蓄積”状態で保持する。横方向エッジ102は、アクチュエ
ータガイド部材108を支持するために十分な長さのものである。ガイド部材が
、スロットの縦方向部分の方へ横方向に移動したとき、ばね力はアクチュエータ
をスロットに沿ってスロットの後端部へ移動させる。
【0025】 ウェブスロット109が、内側スライド部材12のウェブ38の後端部に形作
られている。ウェブスロットは、内側部材のウェブ38の後端部から縦方向に延
びている短い第一部分110を有している(図3及び6A)。ウェブスロットの
第一部分は、内側部材がハウジングの上に滑動したときに、アクチュエータガイ
ド部材にまたがるように配置されている。ウェブスロットの第一部分は、ハウジ
ング上壁の縦方向スロットから最も遠くに位置する第一縦方向エッジ112を有
している。ウェブスロットは、上壁の縦方向スロットの方向に曲がり、そして傾
斜したスロット第二部分114を形作っている。スロット第二部分は、スロット
の第一縦方向部分の第一エッジ112に好適な90度未満の角度で傾いている第
一エッジ116をもっている。湾曲エッジ118が、スロット第一部分の第一エ
ッジとスロット第二部分の第一エッジとの間の移行部を形作っている。
【0026】 第一縦方向エッジ112に対向する、スロット第一部分110の第二エッジ1
20は、第一縦方向エッジから離れて、内側部材ウェブの後端まで延びている。
第一ウェブスロット部の第二エッジ120は、ハウジング上壁に形作られたスロ
ットの縦方向部分92と軸方向で並ぶ位置まで少なくとも横方向に延びている。
第二エッジ120は、アクチュエータガイド部材がハウジング上壁に形作られた
スロットの縦方向部分92の中にあるときに、アクチュエータガイド部材と係合
するのに十分な距離で延びていることが好ましい。第二エッジ120が、ハウジ
ング上壁スロットの縦方向部分92の全幅をカバーする距離で横に延びているこ
とが更に好ましい。
【0027】 ウェブのスロット第二部分114の、傾斜した第一エッジ116に対向してい
る第二エッジ122が、第一スロットの第二エッジ120に対してある角度で傾
斜して、ウェブのスロット第二部分の第一エッジ116と同じ方向に延びている
。スロット第一部分の第二エッジとスロット第二部分の第二エッジとの交点は、
頂点124を形作って丸くされていることが好ましい。
【0028】 スライドの内側部材が、後方の閉止位置の方に引き込まれるとき、アクチュエ
ータガイド部材がウェブスロット109の第一部分110に入る。内側部材が後
方に移動し続けるとき、アクチュエータガイド部材108は、ウェブスロットの
湾曲エッジ118と、次いでスロット第二部分の第一エッジ116と接触する。
それが生じて内側部材が更に引き込まれたとき、アクチュエータガイド部材は、
ウェブスロット第二部分の第一エッジ116によってウェブスロット第二部分1
14に沿って横に案内される。このことは、アクチュエータガイド部材と従って
アクチュエータとを、ハウジング上壁のスロットの横方向部分100に沿って横
に、そして上壁スロットの縦方向部分92へ移動させる。それが生じたとき、ば
ねは“エネルギを解放”し、ばね力が、アクチュエータをガイドピンに沿って後
方に移動させ、アクチュエータガイド部材をハウジング上壁に形作られたスロッ
トの縦方向部分92に沿って後方に移動させる。アクチュエータガイド部材が、
ばね力によって後方に移動させられるとき、アクチュエータガイド部材は、ウェ
ブスロットのスロット第二部分114の第二エッジ122に係合して力を作用さ
せ、内側部材をガイド部材と共に後方に滑動させて、スライドを自動閉止させる
【0029】 内側スライド部材が、閉止された後に伸ばされるとき、ウェブのスロット第二
部分114の第二エッジ122はアクチュエータガイド部材に力を作用させて、
ガイド部材をハウジング上壁のスロットの縦方向部分92に沿って前方へ移動さ
せ、そしてばね86をそのばね力に対抗して圧縮する。内側スライド部材が引き
続き伸びて、アクチュエータガイド部材が上壁スロットの縦方向部分92の前端
部に到達したとき、その縦方向の動きは停止される。その結果、アクチュエータ
ガイド部材は、ウェブスロット109に対して後方に、そしてウェブスロット1
09の第二部分の第二エッジ122に沿って移動し始める。こうしてアクチュエ
ータガイド部材は、ハウジングに対して横にそして上壁スロットの横方向部分1
00に沿って移動し、そこでハウジング上壁の横方向エッジ102に、付加され
たばね力の結果として係合する。内側部材が更に引き伸ばされたとき、ガイド部
材はウェブスロット109から抜け出て、横方向エッジ102に接して“エネル
ギ蓄積状態”で留まる。
【0030】 アクチュエータが最も後ろの位置にあるとき、例えば、スライドが閉止位置に
あるとき、ばね86、これは典型的実施例では圧縮ばねであるが、は普通の伸張
した位置にあって最小もしくはゼロの力を提供している。図3に示される典型的
実施例では、戻止め111は、発生することがあるスライド及びアクチュエータ
のどのような縦揺れも抑える。アクチュエータを伴うスライドが、閉止位置から
再伸張、即ち“縦揺れ”しようとしても、ハウジング上壁に形作られたスロット
縦方向部分92の軌道の中に突出する戻止め111が、アクチュエータガイド部
材と係合して再伸張行程、即ち縦揺れを終わらせる。
【0031】 アクチュエータガイド部材が、ハウジング上壁に形作られた横方向エッジ10
2から偶発的に外れて、ばね力によってハウジングの後端部に移動したとしても
、自動閉止機構は、内側スライド部材によって再係合することができる。これは
内側スライド部材を後退させることにより達成される。内側スライド部材が引っ
込められたとき、内側部材のウェブスロット第一部分の第二エッジ120が、ア
クチュエータガイド部材108と係合する。内側部材が更に引っ込められたとき
、アクチュエータガイド部材は、ガイド部材をハウジングの歯106と係合させ
て曲げて歯106を横に移動させる第二エッジ120に沿って横に移動させられ
る。歯が曲げられたとき、歯は、アクチュエータガイド部材108に対して、そ
のガイド部材を縦方向スロット部の方に押すのに役立たせるように、力を加える
。内側スライド部材が引き続き後退するとき、アクチュエータガイド部材は、ウ
ェブスロットの頂点124に到達してそれを通過するが、前記頂点124におい
て、歯によって生み出された力がアクチュエータガイド部材をウェブスロット1
09のスロット第二部分114の中に移動させる。アクチュエータガイド部材が
、一旦スロット第二部分114の中に入ったら、アクチュエータガイド部材は、
内側スライド部材により係合され、そしてスライド部材の伸張が、アクチュエー
タガイド部材とアクチュエータとを上述したとおりの“エネルギ蓄積”位置に移
動させる。
【0032】 出願人は、ウェブスロットの第二部分の第一エッジ116とウェブスロットの
第一縦方向部分の第一縦方向エッジ112との間の34度の傾斜角度126(図
6A)が、ガイド部材108が円筒状であるとき、機構の作動に最適であること
を見出した。より浅い角度が、機構のより滑らかな作動を提供することが可能で
あるが、そのような角度と共に、アクチュエータガイド部材をハウジング上壁に
形作られたスロットの横方向部分100の横方向エッジ102から外すのに十分
な横方向距離を移動させるために、より長いスロット第二部分が必要とされる。
【0033】 出願者は、第一ウェブスロット部110の第二エッジ120が、最適な作動の
ために、内側部材ウェブ縦軸132に対して直角なウェブ後端部に位置する軸1
30から約35度の好適な角度131で延びているべきであることも見出した。
加えて、出願者は、第二ウェブスロット部の第二エッジ122が、スロット第一
部分の第二エッジ120に対して約95度の角度134で傾いているべきことを
見出した。更に、出願者は、アクチュエータガイド部材が偶発的に内側スライド
部材から外れたとしても、スロット第一部分の第二エッジとスロット第二部分の
第二エッジとの間の頂点124が、アクチュエータガイド部材の滑らかな再係合
を可能とするために丸みをつけられているべきであることを見出した。頂点の典
型的な半径は、約2.03mm(about 0.08 in)である。更に、出願者は
、ばね定数0.210N/mm(1.2 lbf/in)を有しているか、13.3N
(3 lbf)の力を提供する能力を有している、ばね86が、一般的なキッチンの
引出しとキャビネットとに取り付けられるスライドの自動閉止に関しての十分な
力を提供することを見出した。
【0034】 好ましい実施例では、ウェブスロットに形作られた頂点124は、図6Bに例
示されるように、ハウジング上壁の上面により近いより低い位置に沿ってアクチ
ュエータガイド部材108と係合するように、段を付けられている。この点で、
頂点124によりアクチュエータガイド部材に加えられる力は、剪断がより多く
、モーメントがより少なく作用して、アクチュエータガイド部材とアクチュエー
タとを移動させることに役立っている。より小さなモーメントがアクチュエータ
ガイド部材に加えられることにより、アクチュエータガイド部材に加えられた力
のより多くがアクチュエータを移動させるために使われる。その結果、より小さ
な力がアクチュエータを移動させるために必要とされ、そしてアクチュエータの
動きはより滑らかになる。
【0035】 図3に示される典型的実施例では、ハウジングが、全長約62.61mm(ab
out 2.465 in)であり、縦方向スロットが、ハウジング上壁に沿って約4
0.6mm(about1.6 in)の全長で延びていて、内側スライド部材ウェブが
、内側部材の後端部で約19.3mm(about 0.76 in)の幅を有していて
、スロット第二部分が、内側スライド部材ウェブの中に、ウェブの後端部から計
って約17.6mm(about 0.694 in)の距離まで延びていて、内側スラ
イド部材ウェブスロット第一部分の第一エッジが、内側スライド部材の最も遠い
脚の外面から約17.7mm(about 0.698 in)の位置に設けられていて
、丸みの付いた頂点が、内側スライド部材の最も遠い脚の外面から約13.2m
m(0.519in)に設けられている。
【0036】 別の典型的実施例では、アクチュエータガイド部材は、細長くされた突出部1
42(図7A、7B、及び7C)である。この実施例では、ハウジング上壁に形
作られたスロットの横部分110の幅144は、ガイド部材の増大した全長を収
容するために、スロットの縦方向部分92の幅146より広い。スロットの縦方
向部分は、ガイド部材のより狭い幅を収容しさえすればよい。ガイド部材突出部
の増大された全長は、内側部材のウェブスロットによる係合に対してより広い面
を提供し、そのことにより、アクチュエータガイド部材をハウジング上壁に形作
られた横方向スロット100の横方向エッジ102から外すのに必要な力を低減
させる。ガイド部材の増大された全長は、ガイド部材がウェブスロットを移動す
るときの騒音を低下させる。これは、ガイド部材が、その増大された全長のため
、ウェブスロットの一方の端部から、ウェブスロットの対向する端部に突き当た
る前までのより短い距離を移動するという事実に起因している。図7Aに示され
る典型的実施例の機構に組み入れられたガイド部材の正面斜視図と背面斜視図と
が図7Bと図7Cにそれぞれ示される。この典型的実施例のアクチュエータは、
ガイドピン78が貫通するための、開口145をもっている後壁143を具備し
ている。開口145は、ガイドピン78の直径より大きいが、ばね86の直径よ
りは小さい直径をもっている。アクチュエータは、二つの側壁147も具備して
いるが、前壁は具備していない。ガイドピンをアクチュエータに後壁のみを介し
て取り付けることによって、アクチュエータは、開口145の縦中心軸がガイド
ピンの縦中心軸に対してオフセットされるように、ガイドピンに対して横に回動
することができるようにされる。このことは、アクチュエータが、ガイドピンに
対する動きのより大きな自由度をもつことを可能として、アクチュエータの、及
び、それ故機構の動きを更に容易にする。別の実施例では、図示されないが、ア
クチュエータが、ガイドピンのための開口を有する前壁をもっていて、後壁は持
っていないことがある。
【0037】 更に典型的な実施例の機構では、図7Dに示される別の実施例のアクチュエー
タが使用される。この実施例のガイド部材は、細長い突出部144を具備してい
て、この突出部144は、可撓性があって縦方向に伸びる二つの部材148をも
つことによって、より可撓性があるように作られている。突出部の全長152の
一部分に及んでいて突出部の上面に平行な平面に沿ったスロット150を形作る
ことにより、及びそのとき第一スロット150に垂直で突出部の上面158まで
延びている第二スロットを形作ることにより、これらの部材が形作られることが
ある。曲がることが可能なそれらの部材は、アクチュエータガイド部材が内側ス
ライド部材のウェブスロット109に係合されたときの衝撃騒音を低減させる。
別の典型的実施例では、アクチュエータガイド部材もしくは少なくともガイド部
材突出部が、軟質材料、例えばゴム状材料のキャップで覆われることにより、衝
撃騒音が低減されることがある。
【0038】 細長い突出部が、図8に例示されるガイド部材406(又は、図7C及び7D
に示されるガイド部材142)のようなガイド部材を形作るとき、内側部材ウェ
ブ38の後端部から延びている第一部分414と、第一部分から延びているより
広くて傾いたスロット第二部分416とをもっているウェブスロット412が、
内側スライド部材のウェブに形作られる。傾斜した第二部分は、細長いガイド部
材を収容するために第一部分より広い。
【0039】 別の典型的実施例では、図8に例示されるように、突起又は突出部400が戻
止め111の代わりに使用されている。突起400は、スロット90の縦方向部
分92のエッジ上に、歯106に対向する場所に形作られて、スロット部分92
の中に突出している。相補的な凹部402が、アクチュエータガイド部材406
に形作られている。アクチュエータガイド部材406が、閉止位置の方へ、即ち
後方へ移動するとき、アクチュエータガイド部材406は突起によって横に押さ
れ、次に歯406を曲げる。アクチュエータガイド部材を伴うスライド部材が、
閉止した後に“縦揺れ”即ち再伸張しようとしても、突起400が相補的な凹部
402と係合して縦揺れを抑えるか終わらせ、即ちスライドの伸張を妨げる。そ
の上更に別の典型的実施例では、第二突起408が、第一突起400と対向する
側の歯106に形作られる。第二突起も縦方向スロット部分92の中に突出して
いる。第二突起に相補的な第二凹部410が、第二突起を収容するためにガイド
部材406に形作られる。
【0040】 更に別の典型的実施例では、ガイド部材を“エネルギ蓄積”状態に保持するこ
とに役立てるために、ランプ412が、図8に例示されるようにスロット90の
横方向部分100の横方向エッジ102に形作られることがある。ランプは、バ
ンプ413により形成され横方向エッジ102から延びていてもよい。更に別の
典型的実施例では、スロット90の縦方向部分92のエッジ411が、アクチュ
エータガイド部材が縦方向スロット部分に沿って移動するときにきしり音が出る
ことを防ぐために、図8に例示されるように、わずかに湾曲して凹面を形成して
いてもよい。一般的にきしり音は、プラスチック部材スライドが他のプラスチッ
ク部材に接触したときに発生する。
【0041】 更に別の典型的実施例では、ガイドピン78が、ハウジングの後壁52に取り
付けられる代わりに、ハウジングの前壁51に取り付けられて、前壁に対して回
動することができる。
【0042】 図9Aに示される別の典型的実施例の自動閉止機構では、ハウジング若しくは
本体199が、ハウジング210の両方の側壁から二つづつ延びる四つの脚20
0a、200b、200c、200dをもっている。この実施例では、脚が、内
側スライド部材の内側ベアリング軌道にぴったりと結びつくための、外側スライ
ド部材の内側ベアリング軌道26に相補的な外面をもっている。少なくとも二つ
の対向する脚が、それらの下面214から延びる突出部212を有していること
が好ましい(図9B)。これらの突出部は、ハウジングを外側部材にしっかり固
定するために、外側部材16のウェブ20に形作られた対応するスロット213
に係合する(図11)。
【0043】 脚は、ハウジングと一体で形作られていることが好ましい。図9Dに示される
ように、溝215が、各々の脚を貫いて形作られていて、内側スライド部材12
の脚40を収容する。この点で、内側スライド部材がハウジングの上を滑動する
ことができる。内側スライド部材の外側ベアリング軌道42と結びつくために、
溝は、脚に面217を形成することが好ましい。この点で、溝215は、内側ス
ライド部材をハウジングの上に案内するためのガイドとして使える。
【0044】 自動閉止機構が、図10に例示されるように、三部材スライドに組み込まれた
とき、停止部材216が、機構のハウジングの前端部から延びていてもよい。停
止部材は、ハウジングの前端部に取り付けられた弾力性のある部材の形、若しく
は図9A及び9Bに例示されるように二つの腕218a、218bの形でもよく
、各々の腕は、ハウジングの側面220からハウジングの中心の方へ延びていて
、中間部材のウェブ28と接触したときに曲がることができて、衝突によるエネ
ルギーの一部を吸収して、衝突を静まらせそして中間部材の移動を停止させる。
代わりに、前述したように、ハウジングが、ハウジングの前端部から延びる単一
の腕を備えて形作られることもある。
【0045】 ガイドスロット222が、図9Cに示されるように、ハウジングの二つの側壁
220の各々に形作られている。各々の側壁のガイドスロットは、ハウジングの
後壁224の近傍からハウジングの前端部226の近傍にかけて延びる縦方向ス
ロットである。各々のスロットは、上エッジ228を具備している。上エッジは
、ハウジングの後壁の近傍からハウジングの前壁の近傍にかけて延びている。ノ
ッチ230が、ハウジングの前壁に近い方の上エッジに形作られている。第一下
エッジ234がハウジングの後壁の近傍からノッチ230を超えた位置まで延び
ており、前記位置で第一下エッジ234は下方に段を付けられて第二下エッジ2
36になっている。換言すると、第二下エッジは第一下エッジより下にある。し
たがって、各々のスロットは、広幅部240の中に延びる細幅部238を有して
いる。
【0046】 縦方向長方形スロット242が、ハウジングの上壁244に形作られている。
ガイドピン246が、ハウジングの前壁250の内面248から後壁224の内
面252に延びている(図9B)。ばね254がピンを囲んでいる。換言すると
、ピンが、ばねを貫いている。溝256が、ハウジングの前壁250の内面24
8に形作られていて、前壁の底部にまで延びている。その溝が、平坦な基部25
8と、ばねの外径より大きな幅とを持っていることが好ましい。溝251が、後
壁の内面249に形作られている。その溝は、後壁224の内面の上部から底部
の方へ延びている。溝251が、後壁の中央の領域内に限られていて、後壁の上
端部又は下端部に達していないことが好ましい。溝251は、ガイドピン246
の直径よりわずかに大きな幅を有している。
【0047】 自動閉止装置は、アクチュエータ254も具備している。アクチュエータは、
本体256を具備していて、本体256は、この本体の両側から延びているタブ
258をもっている(図9B)。タブは、側壁の細幅部の幅よりわずかに小さな
厚さを有している。穴260が、本体256を縦方向に貫いて形作られている。
穴260は、断面において細長くされていて、穴高さ264より小さな穴幅26
2を有している。一つの典型的実施例では、穴260の幅262は、ガイドピン
246の直径より僅かに大であるが、ばね254の外径より小である。図9B及
び9Cに示される典型的実施例では、前記穴は、アクチュエータ本体全長に沿っ
て、第一細幅部分266から第二広幅部分268へと段が付けられている。第一
部分266は、ガイドピン246の直径より大であるが、ばねの外径より小であ
る幅を有している。第二部分268は、ばねの外径より大である幅を有している
。この実施例では、第一部分266は、本体の後端部270からアクチュエータ
本体256の前端部272近くの位置271まで延びている。そこから第二部分
268がアクチュエータ本体の前端部272まで延びている。その結果、環状の
肩273が、二つの部分の間に形成される。
【0048】 前リップ278と後リップ280とに隣接するチャネル276が、アクチュエ
ータ本体256の上面を横方向に横切って形作られている。前リップの前面28
2は、チャネルの方にテーパを付けられている。後リップの後面284が同様に
チャネルの方にテーパを付けられていることが好ましい。
【0049】 自動閉止機構を組み立てるために、ばね254がガイドピン246の上に挿入
され、そしてアクチュエータ254は、ガイドピンがアクチュエータ穴260を
貫くように、ガイドピンの後端部からガイドピンに挿入される。図9A及び9B
に示される典型的実施例では、アクチュエータの前端部272における穴は、ば
ね254の外径より広く、ばねは、アクチュエータ本体の環状の肩273に接す
るまで、アクチュエータ部分に貫入する。ガイドピンの後端部が、後壁の内面に
形作られている溝251の中に取り付けられ、そしてガイドピンの前端部が、前
壁の内面に形作られている溝256の中に取り付けられる。アクチュエータの側
面から延びているタブ258は、ハウジング側壁のガイドスロット22の中に滑
動可能に取り付けられている。ハウジングが底壁をもつことがあるのに対して、
図9A及び9Bに示される典型的実施例では、ハウジングは底壁をもっていない
。そして自動閉止機構の全体が、図11に示されるように、脚突起212が突き
出て外側スライド部材のウェブ20にある対応するスロット213を貫くように
、内側スライド部材の最後端部に取り付けられる。
【0050】 ピンがハウジングの中に取り付けられるとき、ピンの後端部はピンの前端部に
比較して上に上げられる。このことは、ハウジングの前壁と後壁の内面に形作ら
れた溝256および251の相対的な位置関係により生じる。
【0051】 ガイドピン、ばね、及びアクチュエータがハウジングの中に組み込まれたとき
、ばねは、アクチュエータをハウジングの後端部の方へ押しやる。アクチュエー
タをハウジングの前端部の方へ移動させるためには、ばね力に対抗して縦方向前
方へアクチュエータを移動させるために、力をアクチュエータに加えなければな
らない。ピンとばねとが傾いているので、即ちピンの後端部がピンの前端部より
高く配置されているので、タブが、ガイドスロット222の第一下エッジ234
を越えて、第一下エッジより低い、ガイドスロットの第二下エッジ236の中に
前進するとき、アクチュエータは、タブの前端290がガイドスロットの第2下
エッジ236の方に下に回転し、一方タブの後端292がガイドスロット222
の上エッジに形作られたノッチ230と係合するように、前進方向に回転させら
れる。ばねは、その位置にあるとき、圧縮された状態にあって、アクチュエータ
を後ろの方へ押しやろうとしている。しかしながら、各々のガイドスロットの上
エッジに形作られたノッチ230が、そのような動きを中止させる。更に、アク
チュエータの前リップ278が回転された位置にあるとき、アクチュエータの前
リップ278と後リップ280の位置を回転前と比較すると、アクチュエータの
前リップ278は、ハウジングの上壁に対して低い位置にあり、一方アクチュエ
ータの後リップ280は、ハウジングの上壁に対して高い位置にある。
【0052】 アクチュエータは、ガイドピンにより貫かれるアクチュエータの細長い穴26
0のために、ガイドピン246に対して部分的に回転することができる。更に、
アクチュエータのいくらかの回転が、ガイドピンの前端と後端との利用可能な相
対的動きにより、可能となる。
【0053】 自動閉止機構と結び付くために、ウェブスロット286が、内側スライド部材
12のウェブ38の後端部288の近傍に形作られ、そしてウェブの後端部28
8から、アクチュエータの上面に形作られたチャネルの幅291より狭い間隔2
90をあけて配置される(図10)。従って、ウェブスロットとウェブの端部と
の間に形作られた帯状部293が幅290をもち、この幅290は、アクチュエ
ータの上面に形作られたチャネル276の幅より狭い。更に、ウェブスロット2
86は、アクチュエータの前リップ278の幅より僅かに広い幅294を有して
いる。この点で、アクチュエータの前リップ278がスロット286に入り込む
ように、内側スライド部材12がチャネルの中に置かれた帯状部293をもつこ
とにより、アクチュエータと係合することが可能である。一旦、内側スライド部
材が、アクチュエータと係合すると、アクチュエータのタブ258の前端290
がガイドスロット222の第一下エッジ234を通り過ぎる位置まで、内側部材
の伸張が、アクチュエータの前リップの内側面298に力を加えて、アクチュエ
ータをばね力に対抗して前へ移動させ、前記位置を通り過ぎるとアクチュエータ
は、回転して前リップ278をウェブスロット286から引出しそして内側スラ
イド部材をアクチュエータから解放する。これが起きるときアクチュエータのタ
ブ後端292は、ガイドスロット222の各々の上エッジ228に形作られたノ
ッチ230と係合して留まる。
【0054】 内側スライド部材が、引き込まれて外側スライド部材に対して後方に移動する
とき、ウェブ帯状部293がアクチュエータのチャネル276の上に配置される
ように、内側スライドのウェブの後端部288が、アクチュエータの後リップ2
80の内面300と係合するために移動する。内側部材が引き続き後方に移動す
るとき、内側部材は、アクチュエータの後リップの内面300を押し、アクチュ
エータの前リップ278がウェブスロット286に入り込むように、アクチュエ
ータを上方に回転させ、一方同時に各々のタブ258の後端292を下方に移動
させてノッチ230から離脱させ、帯状部293をアクチュエータの前リップと
後リップとの間のチャネル276にまたがらせる。それが生じるとき、ばね力が
アクチュエータを後方に押しやる。ウェブ帯状部293がアクチュエータのチャ
ネルにまたがっているので、アクチュエータはスライドを自動閉止するために後
方に移動させる。タブの後端292は、ノッチ230からの容易な離脱を可能と
するために丸みを付けられていることがあり、そのことにより、タブをノッチ2
30から離脱させるための力が小さくなる。
【0055】 仮に、アクチュエータが偶発的に内側スライド部材ウェブ38から外れたとし
ても、機構は、アクチュエータと内側スライド部材ウェブとの再係合を提供する
。そのような場合、内側部材が、引き込まれたとき、即ち外側スライド部材に対
して後方に移動したとき、内側スライド部材ウェブの端部288が、アクチュエ
ータの前リップ278のテーパ付き前面282と係合する。前リップのテーパ付
き前面282は、ウェブ帯状部293がアクチュエータのチャネルの上に置かれ
るまで、ウェブの後端部288を前リップ278の上で案内し、その時点でアク
チュエータの前リップ278はウェブスロット286に入り込みそしてウェブ帯
状部293が、前リップと後リップの間のアクチュエータチャネルの中にまたが
り、それにより前リップ278が内側スライド部材と再係合する。
【0056】 別の実施例では、ランプ面287が形作られることがあり、それは、図9Aに
例示されるように、側壁ガイドスロット222の第一下エッジ234から内側に
延びている。これらのランプ面は、第一下エッジと同一の範囲をもっている。換
言すると、ランプ面は、側壁ガイドスロット222の第一下エッジを越えて縦方
向に延びない。ランプ面は、アクチュエータタブ258に支持を提供する。この
実施例では、アクチュエータタブは、側壁ガイドスロットの第一下エッジまで横
方向に延びている必要はない。アクチュエータタブは、それらがランプ面とハウ
ジング上壁とに挟まれるように、ランプまで延びるだけである。アクチュエータ
の前端部290が前進して、ガイドスロットの第一下エッジを通り過ぎたとき、
アクチュエータの前端部290は、ランプ面287を通り過ぎ、そして上に論述
したように前方に回転することができる。
【0057】 図12Aに示される別の典型的実施例では、ガイドピンは除かれている。この
実施例では、ハウジングは底壁310を備えている(図12B)。中央縦方向ス
ロット312が底壁に沿って形作られている。ばね314が、中央縦方向スロッ
トの中に取り付けられている。前記スロットは、ばねの外径より僅かに大きい幅
316を有している。底壁310に平行な中間壁318が、ハウジング上壁24
4と底壁310との間に形作られている。中央縦方向ガイドスロット322が、
中間壁に沿って形作られている。ガイドスロット322は、中間壁スロット31
2と平行で且つ軸方向が一致している。アクチュエータ324は、アクチュエー
タ本体の後部近傍の底面328から延びている底タブ326を備えている(図1
3A、13B)。アクチュエータは、アクチュエータの対向する側面から延びて
いる一対の横タブ258も含んでいる。
【0058】 ガイドスロット330が、ハウジングの各々の側壁220に形作られている(
図12A、12C)。ノッチ230も、各々のガイドスロット330の上エッジ
に形作られている。ノッチの直前に、切欠き332が中間壁を横切って形作られ
ている。
【0059】 外側スライド部材16に取り付ける前に、アクチュエータは、横タブ258が
側壁ガイドスロット330の中に滑動可能に取り付けられるように、及び底タブ
が中間壁スロット312の中に滑動可能に取り付けられるように、ハウジングの
中に取り付けられる。タブは、ハウジングの後壁の方に移動され、ばね314が
、前壁226とアクチュエータ底タブ326との間の底壁スロット312の中に
取り付けられる。底壁の厚さは、ばねがハウジングを越えて横に移動することを
防ぐためにばねに側方の支持を提供するのに十分な厚さであるように選ばれる。
ハウジングが外側スライド部材16に取り付けられたとき、外側部材ウェブ20
は、底壁スロット312の中にばねを保持する。
【0060】 ばねが、外側スライド部材に取り付けられたとき、ばねは、底タブとそれ故に
アクチュエータとをハウジングの後壁224の方へ押しやる。内側スライド部材
がアクチュエータに係合されて外側部材に対して引っ込められるとき、アクチュ
エータは、それが中間壁の切欠き332に達するまで前へ滑動される。アクチュ
エータが切欠きに到達したとき、ばねによりアクチュエータ底タブに加えられる
偏心力が、アクチュエータを前方へ回転させて横タブ258の後端292を側壁
ガイドスロット330の、横タブ258の後端292に対応するノッチ230と
係合させる。アクチュエータの前方への回転は、アクチュエータ本体の後部近傍
から延びている底タブ326を有することにより促進される。
【0061】 アクチュエータの前方への回転が生じたとき、内側スライド部材はアクチュエ
ータから解放され、そしてばねによってアクチュエータ底タブに加えられている
力が、アクチュエータタブとそれ故にアクチュエータとを、アクチュエータが内
側スライド部材により再係合されてノッチから解放されるまで、ノッチ230に
係合した状態で保持する。タブの後端292は、ノッチ230からの更に容易な
離脱を可能とするために丸みが付けられていてもよく、それによりノッチ230
からタブを外すために必要とする力はより小さな力となる。
【0062】 ハウジングの底壁310は、アクチュエータが回転した“エネルギ蓄積”位置
にあるときに、アクチュエータの横タブ258を収納する一対のアクチュエータ
スロット352を底壁スロット312の両側に一つづつ備えていることがある(
図12B)。
【0063】 本発明のどの実施例でも、自動閉止機構ハウジングは、内側スライド部材がハ
ウジングの上を滑動するとき、内側スライド部材に横方向の支持も提供する。更
に、前述したどのハウジングも、外側スライド部材へ取り付けるための本書で説
明したどの脚をも含むことがある。更に、図10に例示されるように、ハウジン
グの前壁226と係合して、ハウジングを外側スライド部材に更に確実に固定す
るために、タブ350が外側スライド部材16のウェブ20から切り出されるこ
とがある。
【0064】 前述したどの実施例でも、スライドウェブの、ハウジングの脚を取り囲んでい
るウェブ部分は、上方へ切り起こされていてもよい。例えば、図14A及び14
Bに示されるように、ハウジングの脚60a及び60cの直ぐ後のスライドウェ
ブ20の部分は、引き起こされていて、即ち、切起し420d及び420bをそ
れぞれ形作って切り起こされている。これらの切起しは、ハウジングに更なる支
持を提供し、そしてスライドとアクチュエータとが閉止するときに、ハウジング
がウェブ20に沿って後方へ滑動することを防止する。なお更に別の典型的実施
例では、ウェブ20が、ハウジング前壁55の直ぐ後の場所に切起し422を作
るために、切り起こされている。切起し422も、スライドが閉止するときに、
ハウジングがウェブ20に沿って後方に滑動することを防ぐための支持を提供す
る。別の典型的実施例では、脚の前のウェブ部分も切り起こされている。例えば
図14A及び14Bに示されるように、切起し420a及び420cが、ハウジ
ングの脚60c及び60aの前にそれぞれ形作られていて、又対向する切起し4
20b及び420dもそれぞれ形作られている。この結果、対向している切起し
の各々の対、例えば420a、420b及び420c、420dの間に、ハウジ
ングの脚を収容するための凹部が形成される。これらの凹部は、脚がハウジング
に結び付くための既定位置を提供する。
【0065】 更に、図3、7A、8、及び10に例示される実施例のような、ガイドピンと
アクチュエータを含んでいる前述したどの典型的実施例でも、ガイドピンを収容
するアクチュエータの開口、例えば図15に示されるようなアクチュエータの壁
143に形作られた開口145は、壁143の自由端445まで延ばされている
。図15に示される典型的実施例では、開口は、開口の直径より小さな幅をもっ
ているスロット440を介して、壁の自由端445まで延びている。スロット4
40の幅は、ガイドピンの直径よりも僅かに小でなければならない。このことは
、アクチュエータが、例えばガイドピン78に“パチン”式に嵌め込まれること
を可能にする。換言すると、ガイドピンはスロット440を通過して“パチン”
と開口145の中に入る。スロット440は、二つの端面442と444とで形
成されている。これらの端面は、外側にテーパが付けられて、テーパエッジ44
6、448をそれぞれ形作っており、それらと壁の自由端445との交点が、ス
ロットの、壁の自由端445における幅を拡大している。テーパエッジ446、
448は、アクチュエータがガイドピンに“パチン”と嵌め込まれるときに、ガ
イドピンをスロットに案内することに役立っている。
【0066】 更に、図3、7A、8、及び10に例示される実施例のような、ガイドピンを
含んでいる前述したどの実施例でも、例えばばね86のようなばねが、例えばガ
イドピン78のようなガイドピンに装着され、そして、例えばキャップが、図1
6に例示されるキャップ80及び88ように両端部に形作られて、ガイドピンは
両端部にキャップを付けられる。ガイドピンの一方の端部は、ばねを装着する前
にキャップを付けられてよい。もし、図15に示されるアクチュエータが使われ
るなら、その時アクチュエータは、ガイドピンに“パチン”式で嵌め込まれるこ
とが可能である。代わりに、ピンが、キャップをつけられる前に、アクチュエー
タの中に取り付けられてもよい。そしてばねとアクチュエータとをもっているガ
イドピンが、例えばハウジング後壁のような、ハウジングの壁に“パチン”式で
嵌め込まれる。ピンのハウジング後壁へのパチン式取り付けを可能とするために
、図17に例示される壁52のような、開口450を有するハウジングの後壁が
形作られており、前記開口450は、スロット452を経由して後壁52の下端
454に延びていて、前記スロット452は、開口450の直径より小さな幅を
もっている。図17に示される典型的実施例では、開口452は長円形であり、
この長円形の小径はガイドピンの直径より大きい。長円形は、ピンが開口の周り
で回動するのに加えて開口を横切って滑動することを可能にする。スロット45
2の幅は、ピンがスロットを通過して開口450に“パチン”と嵌め込まれるこ
とが可能なように、ガイドピンの直径より僅かに小さい。下端454に延びてい
るスロット452のエッジ部分は、外側にテーパが付けられて、テーパエッジ4
56、458を形作っていて、スロット452の幅をガイドピンの直径より大き
な寸法まで拡大している。スロット幅のこの拡大は、ガイドピンを所定の位置に
“パチン”式に嵌め込むためにスロット452に案内するためのガイドを提供す
る。
【0067】 加えて、本発明の機構が三部材スライドと共に用いられるとき、より長い中間
スライド部材が、図8に例示されるように、ウェブ28部分を切り取って、自動
閉止機構の前部462を収容するための切欠き460を形作って使われることが
ある。このことは、より長いボールベアリング保持器の使用も可能とし、そして
スライドがより重い重量を保持することも可能にする。
【0068】 本発明のどの自動閉止機構も、スライド部材を後ブラケット(図示されない)
に取り付けることができるように、図8に例示されるような切欠き464を持っ
ている外側スライド部材16のようなスライド部材に取り付けられることがある
【0069】 前述したどの実施例でも、ばねは、エネルギ蓄積状態のときに圧縮されている
ことが好ましい。この点で、エネルギ蓄積状態のときのばねの破損は、ばねを使
っている自動閉止機構で発生するような、エネルギ蓄積状態のときばねが伸張さ
れていると起こりうるような機構からのばねの飛び出しをほとんど生じさせない
。本発明の自動閉止機構の他の利点は、それらがモジュラー式であり、そして例
えば内側スライド部材ウェブにスロットを形作ること、及びもし中間スライド部
材が使用されているのであれば、中間スライド部材を短縮することにより、スラ
イドを僅かに修正して既存のスライドに容易に組み込むことができることである
。更に本発明の機構は、スライドが機構と結び付くために、スライドに接続され
る外側のタブ若しくは他の部材を必要とはしていないが、そのようなタブ若しく
は他の部材は、早期の疲労破壊を免れないものであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、三部材スライドの断面図である。
【図2A】 図2Aは、本発明の自動閉止機構の典型的実施例の斜視図である。
【図2B】 図2Bは、本発明の自動閉止機構の典型的実施例の側面図である。
【図3】 図3は、本発明による、自動閉止機構の典型的実施例を組み込んでいる三部材
自動閉止スライドの典型的実施例の部分平面図である。
【図4】 図4は、図3に示される自動閉止スライドの部分底面図である。
【図5A】 図5Aは、図2Aに示される自動閉止機構で使用されるアクチュエータの断面
図である。
【図5B】 図5Bは、図2Aに示される自動閉止機構で使用されるアクチュエータの斜視
図である。
【図6A】 図6Aは、図3に示される自動閉止スライドの内側スライド部材の拡大部分平
面図である。
【図6B】 図6Bは、図3に示される自動閉止スライドの内側スライド部材の拡大端面図
である。
【図7A】 図7Aは、別の典型的アクチュエータ実施例を含んでいる自動閉止機構の平面
図である。
【図7B】 図7Bは、図7Aで示されるアクチュエータ実施例の正面斜視図である。
【図7C】 図7Cは、図7Aで示されるアクチュエータ実施例の背面斜視図である。
【図7D】 図7Dは、別の典型的アクチュエータ実施例の斜視図である。
【図8】 図8は、本発明の別の典型的自動閉止機構実施例を含んでいる別の典型的三部
材自動閉止スライド実施例の部分正面図であり、前記自動閉止機構のアクチュエ
ータがエネルギ解放状態で示されるものである。
【図9A】 図9Aは、本発明の別の典型的自動閉止機構実施例の斜視図である。
【図9B】 図9Bは、本発明の別の典型的自動閉止機構実施例の底面図である。
【図9C】 図9Cは、本発明の別の典型的自動閉止機構実施例の側面図である。
【図9D】 図9Dは、本発明の別の典型的自動閉止機構実施例の端面図である。
【図10】 図10は、図9Aに描かれた自動閉止機構を含んでいる別の典型的三部材自動
閉止スライドの部分平面図である。
【図11】 図11は、図10に示された自動閉止スライドの部分底面図である。
【図12A】 図12Aは、本発明の更に別の典型的自動閉止機構実施例の斜視図である。
【図12B】 図12Bは、本発明の更に別の典型的自動閉止機構実施例の底面図である。
【図12C】 図12Cは、本発明の更に別の典型的自動閉止機構実施例の側面図である。
【図12D】 図12Dは、本発明の更に別の典型的自動閉止機構実施例の平面図である。
【図13A】 図13Aは、図12Aに示される自動閉止機構と共に使用するための別の典型
的アクチュエータ実施例の斜視図である。
【図13B】 図13Bは、図12Aに示される自動閉止機構と共に使用するための別の典型
的アクチュエータ実施例の側面図である。
【図14A】 図14Aは、本発明の典型的自動閉止機構実施例を含んでいる典型的自動閉止
スライド実施例の部分底面図である。
【図14B】 図14Bは、図14Aで示される自動閉止スライドの矢印14B−14Bに沿
って切断された部分側面図である。
【図15】 図15は、本発明の別の典型的アクチュエータ実施例の端面図である。
【図16】 図16は、キャップ付きガイドピンを取り囲んでいるばねの平面図である。
【図17】 図17は、本発明の自動閉止機構用の典型的ハウジングの端面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US, UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ミリガン,チャールズ アメリカ合衆国,カリフォルニア 90740, シール ビーチ,フィフス ストリート 134,#2ディー (72)発明者 リカルド,レオン アメリカ合衆国,カリフォルニア 90620, ブエナ パーク,リンカーン アベニュ 6343,#イー1 Fターム(参考) 3B060 NA03 NB04 NC01 ND04 NE01 NE02 NE05 NE06 PA04 PB07

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一スライド部材と; 第一スライド部材に滑動可能に取り付けられた第二スライド部材と; 第二スライド部材に取り付けられた自動閉止機構と、を具備する自動閉止スラ
    イドであって、前記自動閉止機構が、 第二スライド部材に取り付けられた細長いハウジングと、 ハウジングの中のばねと、 ハウジングに形作られた第一スロットであって、概ね縦方向の第一部分、及び
    前記第一部分から横方向に延びている第二部分を有している第一スロットと、 前記ばねに取り付けられていて第一スライド部材と係合可能で、第一スロット
    で案内されるアクチュエータとを具備しているところの、自動閉止スライド。
  2. 【請求項2】 ハウジングに取り付けられていて前記ばねとアクチュエータ
    とを貫いているピンを、更に具備している請求項1に記載の自動閉止スライド。
  3. 【請求項3】 アクチュエータが: ピンを収容するためのアクチュエータ開口と; アクチュエータ開口からアクチュエータの自由端まで延びているアクチュエー
    タスロットと、を具備していて、ピンが直径を有していて、アクチュエータスロ
    ットが前記直径より小さな幅を有していて、ピンがアクチュエータスロットを通
    ってアクチュエータ開口の中に押し入れられるところの、請求項2に記載の自動
    閉止スライド。
  4. 【請求項4】 ピンが、ハウジング壁に取り付けられており、前記ハウジン
    グ壁が: ピンを収容するための壁開口と; 壁開口からハウジング壁の自由端まで延びている壁スロットと、を具備してい
    て、ピンが直径を有していて、壁スロットがピンの直径より小さな幅を有してい
    て、ピンが壁スロットを通って壁開口に押し込まれるところの、請求項2に記載
    の自動閉止スライド。
  5. 【請求項5】 ハウジング壁に形作られた壁開口が、ピンを開口の中で移動
    させることと、ピンを開口に対して回動させることとを可能とするために、細長
    くなっているところの、請求項4に記載の自動閉止スライド。
  6. 【請求項6】 ピンが、第一スロットの縦中心軸からオフセットした位置で
    ハウジングに取り付けられているところの、請求項2に記載の自動閉止スライド
  7. 【請求項7】 アクチュエータが、第一スロットの中を案内される突出部を
    具備しているところの、請求項1に記載の自動閉止スライド。
  8. 【請求項8】 第一スロットが、ハウジングの第一端部の近傍からハウジン
    グの第二端部の方へ延びているところの、及びピンの第一端部が、ハウジングの
    第一端部の壁にある開口を貫いていて、且つピンが、ピンの第一端部に第一キャ
    ップを具備しているところの、及び第一キャップが開口を通過することを防ぐよ
    うに前記キャップが開口の最大寸法より大きな寸法を有しており、従ってピンが
    開口に対して回動することが可能であるところの、そしてピンが第二端部と第二
    端部から延びる第二キャップとを具備していて、ばねが第二キャップとアクチュ
    エータとの間に挟まれているところの、請求項7に記載の自動閉止スライド。
  9. 【請求項9】 ハウジングの第一端部近傍に形作られた第二スロットを更に
    具備しており、前記第二スロットが第一スロットからオフセットして且つ第一ス
    ロットと連通していて、第一スロットが第一スロットのエッジと第二スロットの
    エッジとの間に歯を形成している、請求項8に記載の自動閉止スライド。
  10. 【請求項10】 歯を形成している第一スロットのエッジに対向している第
    一スロットのエッジに形作られた戻止めを更に具備している、請求項9に記載の
    自動閉止スライド。
  11. 【請求項11】 第一スロットの横方向部分から最も離れたハウジング端部
    近傍における第一スロットの第一エッジから延びている第一スロット突起を更に
    具備していて、アクチュエータ突出部が、前記第一スロット突起を収容するため
    の第一凹部を具備しているところの、請求項7に記載の自動閉止スライド。
  12. 【請求項12】 第一スロットの横方向部分から遠い方のハウジング端部近
    傍における第一エッジと対向している、第一スロットのエッジ、から延びている
    第二スロット突起を更に具備していて、アクチュエータ突出部が、前記第二スロ
    ット突起を収容するための第二凹部を具備しているところの、請求項11に記載
    の自動閉止スライド。
  13. 【請求項13】 アクチュエータ突出部が円筒状であるところの、請求項7
    に記載の自動閉止スライド。
  14. 【請求項14】 アクチュエータ突出部が、細長い突出部であって、第二半
    円状端部に対向している第一半円状端部を具備しているところの、更に第一半円
    状端部の直径が第二半円状端部の直径より大であるところの、請求項7に記載の
    自動閉止スライド。
  15. 【請求項15】 アクチュエータ突出部が、外周面と、外周面から延びる端
    面とを具備しているところの、更にアクチュエータ突出部が、端面を貫いてアク
    チュエータ突出部に沿って縦方向に延びて形作られている縦スロットと、外周面
    を貫いて縦スロットと交差して形作られている横スロットとを更に具備している
    ところの、請求項14に記載の自動閉止スライド。
  16. 【請求項16】 第一スライド部材が、アクチュエータ突出部を受け入れる
    ためのスロットを具備しているところの、請求項7に記載の自動閉止スライド。
  17. 【請求項17】 第一スライド部材に形作られたスロットが、自動閉止機構
    に面している第一スライド部材端部まで延びている第一部分と、第一部分に対し
    て概ね直角に自動閉止機構から離れる方向に延びている第二部分とを具備してい
    るところの、及び第一スライド部材が、自動閉止機構の上に滑動して、且つ第一
    スライド部材スロットの第一部分が、ハウジング第一スロットの第二部分の上に
    滑動するところの、更に第一スライド部材スロットの第二部分がハウジング第一
    スロットの第一部分の上に滑動するところの、請求項16に記載の自動閉止スラ
    イド。
  18. 【請求項18】 第一スライド部材と第二スライド部材との間に第三スライ
    ド部材を更に具備していて、ハウジングが、第三スライド部材と係合可能な停止
    部材を形作るための撓み腕を具備しているところの、請求項1に記載の自動閉止
    スライド。
  19. 【請求項19】 アクチュエータが第一スロットの第二部分に沿って案内さ
    れるとき、ばねが圧縮されるところの、請求項1に記載の自動閉止スライド。
  20. 【請求項20】 第一スライド部材と; 第一スライド部材に滑動可能に取り付けられた第二スライド部材と; 第二スライド部材に取り付けられた自動閉止機構と、を具備している自動閉止
    スライドであって、前記第二スライド部材が、第一端部と第二端部とをもってい
    て、第一スライド部材が、第二スライド部材の第一端部を越えて伸張することが
    可能であり、前記自動閉止機構が、 第二スライド部材の第二端部近傍の第二スライド部材に取り付けられていて少
    なくとも一つの側壁に囲まれた第一壁を有している細長いハウジングであって、
    第一端部と第二端部とをもっていて、ハウジングの第二端部が第二スライド部材
    第二端部にハウジング第一端部より近接しているところのハウジングと、 ハウジングの中のばねと、 ハウジング第一壁に形作られた縦方向第一スロットと、 ばねに取り付けられていて第一スライド部材と係合可能なアクチュエータであ
    って、第一スロットに沿って第一位置と第二位置との間で滑動可能なアクチュエ
    ータと、を具備していてる自動閉止スライド。
  21. 【請求項21】 アクチュエータが、アクチュエータの一方の端部から対向
    する端部まで延びるチャネルを具備しているところの、及び前記チャネルが、第
    一スロットを横切る方向に向けられているところの、更に前記チャネルが、一方
    の側をアクチュエータ第一部分と隣接し、対向する側をアクチュエータ第二部分
    と隣接しているところの、請求項20に記載の自動閉止スライド。
  22. 【請求項22】 第一スライド部材の端部近傍のウェブ部分に形作られた開
    口を更に具備していて、帯状部分が、開口と第一スライド部材の前記端部との間
    に形成されているところの、更にアクチュエータ第一部分が、第一スライド部材
    開口に入り込み、そして帯状部分がチャネルに収容されるところの、請求項21
    に記載の自動閉止スライド。
  23. 【請求項23】 アクチュエータが、アクチュエータの側面から延びる横タ
    ブを具備しているところの、更に側面スロットが、横タブを収容するためにハウ
    ジングの側壁に形作られているところの、請求項22に記載の自動閉止スライド
    であって、アクチュエータがハウジングに沿って移動するときに、横タブが側面
    スロットに沿って滑動するところの、及び側面スロットが、ハウジング第一壁に
    近い方に第一エッジを具備し、ハウジング第一壁から遠い方に第二エッジを具備
    しているところの、更に側面スロットが、側面スロットの第一エッジと第二エッ
    ジとの間に形成された幅を有していて、側面スロットの幅が、ハウジング第一端
    部近傍で、ハウジング第一壁から離れる方向で拡大しているところの、請求項2
    2に記載の自動閉止スライド。
  24. 【請求項24】 側面スロット第一エッジに形作られたノッチを更に具備し
    ていて、横タブが、第二端部に対向する第一端部を有しているところの、及び横
    タブが第一位置にあるとき、横タブが側面スロットの拡大された幅部分の中に少
    なくとも部分的に在るところの、及び横タブと従ってアクチュエータとが、横タ
    ブ第一端部を側面スロット第二エッジに近くなるように回転させるところの、及
    び横タブ第二端部がノッチと係合するところの、更にアクチュエータ第一部分が
    、第一スライド部材ウェブ部分に形作られた開口から離脱するところの、請求項
    23に記載の自動閉止スライド。
  25. 【請求項25】 アクチュエータが第一位置にあるとき、ばねが圧縮状態に
    あるところの、請求項24に記載の自動閉止スライド。
  26. 【請求項26】 アクチュエータが、アクチュエータの第一横タブに対向し
    ている側面から延びる第二横タブを更に具備しているところの、更に第二側面ス
    ロットが、第二横タブを収容するためにハウジングの第二側壁に形作られている
    ところの、請求項23に記載の自動閉止スライドであって、第二横タブが、アク
    チュエータがハウジングに沿って移動するときに、第二側面スロットに沿って滑
    動するところの、及び第二側面スロットが、ハウジング第一壁に近い方に第一エ
    ッジを具備し、ハウジング第一壁から遠い方に第二エッジを具備していて、第二
    側面スロットが、第二側面スロットの第一エッジと第二エッジとの間に形成され
    た幅を有しているところの、更に第二側面スロットの幅が、ハウジング第一端部
    近傍で、ハウジング第一壁から離れる方向で拡大しているところの、請求項23
    に記載の自動閉止スライド。
  27. 【請求項27】 ハウジングに取り付けられていてばねとアクチュエータと
    を貫いているピンを更に具備していて、ばねがハウジング第一端部とアクチュエ
    ータとの間に挟まれているところの、請求項23に記載の自動閉止スライド。
  28. 【請求項28】 アクチュエータが: ピンを収容するためのアクチュエータ開口と; アクチュエータ開口からアクチュエータの自由端まで延びているアクチュエー
    タスロットと、を具備していて、ピンが直径を有していて、アクチュエータスロ
    ットが前記直径より小さな幅を有していて、ピンがアクチュエータスロットを通
    ってアクチュエータ開口の中に押し入れられるところの、請求項27に記載の自
    動閉止スライド。
  29. 【請求項29】 ピンが、ハウジング壁に取り付けられており、前記ハウジ
    ング壁が: ピンを収容するための壁開口と; 壁開口からハウジング壁の自由端まで延びている壁スロットと、を具備してい
    て、ピンが直径を有していて、壁スロットがピンの直径より小さな幅を有してい
    て、ピンが壁スロットを通って壁開口に押し込まれるところの、請求項27に記
    載の自動閉止スライド。
  30. 【請求項30】 ハウジングが、ハウジングの第一端部を形成する別の側壁
    と、ハウジングの第二端部を形成する更なる側壁とを具備しているところの、及
    びピンの第二端部が、ハウジングの第二端部を形成している側壁に形作られた凹
    部に取り付けられていて、ピンの第一端部が、ハウジングの第一端部を形成して
    いる側壁に形作られた溝の中に取り付けられているところの、更に溝が第一壁か
    ら延びており、そしてピンが、第二壁を形成している側壁の周りで、ピンの第一
    端部が溝に沿って移動できるようにように、回動できるところの、請求項23に
    記載の自動閉止スライド。
  31. 【請求項31】 第一壁から間隔を置いて配置された第二壁と; 第一壁と第二壁との間にあって、第二壁と第三壁とから間隔を置いて配置され
    た第三壁と; 第三壁を貫通して形作られた縦方向スロットと; ばねを収容するために第二壁に形作られた縦方向スロットと; アクチュエータから伸びていて、第三壁の縦方向スロットの中に取り付けられ
    ているガイドタブと、を更に具備している請求項23に記載の自動閉止スライド
  32. 【請求項32】 第二壁の縦方向スロットが、第二壁の厚さの全てを貫通し
    ているところの、請求項31に記載の自動閉止スライド。
  33. 【請求項33】 第二壁のスロットが、ばねの幅より広い幅を有していると
    ころの、請求項32に記載の自動閉止スライド。
  34. 【請求項34】 ばねが、ガイドタブとハウジングの第一端部との間に挟ま
    れているところの、請求項31に記載の自動閉止スライド。
  35. 【請求項35】 側面スロット第一エッジに形作られたノッチを更に具備し
    ていて、横タブが、第二端部に対向する第一端部を有しているところの、及び横
    タブが第一位置にあるとき、横タブが側面スロットの拡大された幅部分の中に少
    なくとも部分的に在るところの、及び横タブと従ってアクチュエータとが、横タ
    ブ第一端部を側面スロット第二エッジに近くなるように回転させるところの、及
    び横タブ第二端部がノッチと係合するところの、更にアクチュエータ第一部分が
    、第一スライド部材開口から離脱するところの、請求項31に記載の自動閉止ス
    ライド。
  36. 【請求項36】 アクチュエータが第一位置にあるとき、ばねが圧縮状態に
    あるところの、請求項35に記載の自動閉止スライド。
  37. 【請求項37】 アクチュエータが、アクチュエータの第一横タブに対向し
    ている側面から延びる第二横タブを具備しているところの、更に第二側面スロッ
    トが、第二横タブを収容するために、ハウジングの第二側壁に形作られていると
    ころの、請求項31に記載の自動閉止スライドであって、アクチュエータが本体
    に沿って移動するときに、第二横タブが第二側面スロットに沿って滑動するとこ
    ろの、及び第二側面スロットが、ハウジング第一壁に近い方に第一エッジを具備
    し、ハウジング第一壁から遠い方に第二エッジを具備していて、第二側面スロッ
    トが、第二側面スロットの第一エッジと第二エッジとの間に形成された幅を有し
    ているところの、更に第二側面スロットの幅が、ハウジング第一端部近傍で、ハ
    ウジング第一壁から離れる方向で拡大しているところの、請求項31に記載の自
    動閉止スライド。
  38. 【請求項38】 細長いハウジングと; ハウジングの中のばねと; ハウジングに形作られている第一スロットであって、概ね縦方向の第一部分、
    及び前記第一部分から横方向に延びている第二部分を有している第一スロットと
    ; ばねに取り付けられていて第一スロットで案内されるアクチュエータと、を具
    備している自動閉止機構。
  39. 【請求項39】 ハウジングに取り付けられていてばねとアクチュエータと
    を貫いているピンを、更に具備している請求項38に記載の自動閉止機構。
  40. 【請求項40】 アクチュエータが: ピンを収容するためのアクチュエータ開口と; アクチュエータ開口からアクチュエータの自由端まで延びているアクチュエー
    タスロットと、を具備していて、ピンが直径を有していて、アクチュエータスロ
    ットが前記直径より小さな幅を有していて、ピンがアクチュエータスロットを通
    ってアクチュエータ開口の中に押し入れられるところの、請求項39に記載の自
    動閉止機構。
  41. 【請求項41】 ピンが、ハウジング壁に取り付けられており、前記ハウジ
    ング壁が: ピンを収容するための壁開口と; 壁開口からハウジング壁の自由端まで延びている壁スロットと、を具備してい
    て、ピンが直径を有していて、壁スロットがピンの直径より小さな幅を有してい
    て、ピンが壁スロットを通って壁開口に押し込まれるところの、請求項39に記
    載の自動閉止機構。
  42. 【請求項42】 ハウジング壁に形作られた壁開口が、ピンを開口の中で移
    動させることと、ピンを開口に対して回動させることとを可能とするために細長
    くなっているところの、請求項41に記載の自動閉止機構。
  43. 【請求項43】 ピンが、スロットの縦中心軸からオフセットした位置でハ
    ウジングに取り付けられているところの、請求項39に記載の自動閉止機構。
  44. 【請求項44】 アクチュエータが、第一スロットの中を案内される突出部
    を具備しているところの、請求項38に記載の自動閉止機構。
  45. 【請求項45】 第一スロットが、ハウジングの第一端部の近傍からハウジ
    ングの第二端部の方へ延びているところの、及びピンの第一端部が、ハウジング
    の第一端部の壁にある開口を貫いていて、且つピンが、ピンの第一端部に第一キ
    ャップを具備しているところの、及び第一キャップが開口を通過することを防ぐ
    ように前記キャップが開口の最大寸法より大きな寸法を有しており、従ってピン
    が開口に対して回動することが可能であるところの、そしてピンが第二端部と第
    二端部から延びる第二キャップとを具備していて、ばねが第二キャップとアクチ
    ュエータとの間に挟まれているところの、請求項44に記載の自動閉止機構。
  46. 【請求項46】 ハウジングの第一端部近傍に形作られた第二スロットを更
    に具備しており、前記第二スロットが第一スロットからオフセットして且つ第一
    スロットと連通していて、第一スロットが第一スロットのエッジと第二スロット
    のエッジとの間に歯を形成している、請求項45に記載の自動閉止機構。
  47. 【請求項47】 歯を形成している第一スロットのエッジに対向している第
    一スロットのエッジに形作られた戻止めを更に具備している、請求項46に記載
    の自動閉止機構。
  48. 【請求項48】 第一スロットの横方向部分から最も離れたハウジング端部
    近傍における第一スロットの第一エッジから延びている第一スロット突起を更に
    具備していて、アクチュエータ突出部が、前記第一スロット突起を収容するため
    の第一凹部を具備しているところの、請求項44に記載の自動閉止機構。
  49. 【請求項49】 第一スロットの横方向部分から遠い方のハウジング端部近
    傍における第一エッジと対向している、第一スロットのエッジ、から延びている
    第二スロット突起を更に具備していて、アクチュエータ突出部が、前記第二スロ
    ット突起を収容するための第二凹部を具備しているところの、請求項48に記載
    の自動閉止機構。
  50. 【請求項50】 停止部材を形作るためにハウジングの外側で延びている撓
    み腕を更に具備している、請求項38に記載の自動閉止機構。
  51. 【請求項51】 アクチュエータが第一スロットの第二部分に沿って案内さ
    れているとき、ばねが圧縮されているところの、請求項38に記載の自動閉止機
    構。
  52. 【請求項52】 少なくとも一つの側壁に囲まれた第一壁をもっていて、第
    一端部と第二端部とをもっている細長いハウジングと; ハウジングの中のばねと; ハウジング第一壁に形作られた縦方向第一スロットと; ばねに取り付けられていて、第一スロットに沿って第一位置と第二位置との間
    を滑動可能なアクチュエータと、を具備している自動閉止機構。
  53. 【請求項53】 アクチュエータが、アクチュエータの一方の端部から対向
    する端部まで延びるチャネルを具備しているところの、及び前記チャネルが、第
    一スロットを横切る方向に向けられているところの、更に前記チャネルが、一方
    の側をアクチュエータ第一部分と隣接し、対向する側をアクチュエータ第二部分
    と隣接しているところの、請求項52に記載の自動閉止機構。
  54. 【請求項54】 アクチュエータが、アクチュエータの側面から延びている
    横タブを具備しているところの、更に側面スロットが、横タブを収容するために
    ハウジングの側壁に形作られているところの、請求項53に記載の自動閉止機構
    であって、アクチュエータがハウジングに沿って移動するときに、横タブが側面
    スロットに沿って滑動するところの、及び側面スロットが、ハウジング第一壁に
    近い方に第一エッジを具備し、ハウジング第一壁に遠い方に第二エッジを具備し
    ているところの、更に側面スロットが、側面スロットの第一エッジと第二エッジ
    との間に幅を有していて、側面スロットの幅が、ハウジング第一端部近傍で、そ
    してハウジング第一壁から離れる方向で拡大しているところの、請求項53に記
    載の自動閉止機構。
  55. 【請求項55】 側面スロット第一エッジに形作られたノッチを更に具備し
    ていて、横タブが、第二端部に対向する第一端部を有しているところの、及び横
    タブが第一位置にあるとき、横タブが側面スロットの拡大された幅部分の中に少
    なくとも部分的に在るところの、及び横タブと従ってアクチュエータとが、横タ
    ブ第一端部を側面スロット第二エッジに近くなるように回転させるところの、及
    び横タブ第二端部がノッチと係合するところの、請求項54に記載の自動閉止機
    構。
  56. 【請求項56】 アクチュエータが第一位置にあるときに、ばねが圧縮状態
    であるところの、請求項55に記載の自動閉止機構。
  57. 【請求項57】 ハウジングに取り付けられていてばねとアクチュエータと
    を貫いているピンを更に具備していて、ばねがハウジング第一端部とアクチュエ
    ータとの間に挟まれているところの、請求項54に記載の自動閉止機構。
  58. 【請求項58】 アクチュエータが: ピンを収容するためのアクチュエータ開口と; アクチュエータ開口からアクチュエータの自由端まで延びているアクチュエー
    タスロットと、を具備していて、ピンが直径を有していて、アクチュエータスロ
    ットが前記直径より小さな幅を有していて、ピンがアクチュエータスロットを通
    ってアクチュエータ開口の中に押し入れられるところの、請求項57に記載の自
    動閉止機構。
  59. 【請求項59】 ピンが、ハウジング壁に取り付けられており、前記ハウジ
    ング壁が: ピンを収容するための壁開口と; 壁開口からハウジング壁の自由端まで延びている壁スロットと、を具備してい
    て、ピンが直径を有していて、壁スロットがピンの直径より小さな幅を有してい
    て、ピンが壁スロットを通って壁開口に押し込まれるところの、請求項57に記
    載の自動閉止機構。
  60. 【請求項60】 ハウジングが、ハウジングの第一端部を形成する別の側壁
    と、ハウジングの第二端部を形成する更なる側壁とを具備しているところの、及
    びピンの第二端部が、ハウジングの第二端部を形成している側壁に形作られた凹
    部に取り付けられていて、ピンの第一端部が、ハウジングの第一端部を形成して
    いる側壁に形作られた溝の中に取り付けられているところの、更に溝が第一壁か
    ら延びており、そしてピンが、第二壁を形成している側壁の周りで、ピンの第一
    端部が溝に沿って移動できるように、回動できるところの、請求項57に記載の
    自動閉止機構。
  61. 【請求項61】 第一壁から間隔を置いて配置された第二壁と; 第一壁と第二壁との間にあって、第二壁と第三壁とから間隔を置いて配置され
    た第三壁と; 第三壁を貫通して形作られた縦方向スロットと; ばねを収容するために第二壁に形作られた縦方向スロットと; アクチュエータから伸びていて、第三壁の縦方向スロットの中に取り付けられ
    ているガイドタブと、を更に具備している請求項57に記載の自動閉止機構。
  62. 【請求項62】 第二壁の縦方向スロットが、第二壁の厚さの全てを貫通し
    ているところの、請求項61に記載の自動閉止機構。
  63. 【請求項63】 ばねが、ガイドタブとハウジングの第一端部との間に挟ま
    れているところの、請求項62に記載の自動閉止機構。
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