JP4661592B2 - ドアクローザ - Google Patents

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Description

本発明は、手動にて開けた扉を自動的に閉じるドアクローザの改良に関するものである。
屋外と屋内との間、部屋と廊下との間、若しくは、部屋と部屋との間等の通行及び換気又は遮断等を行うために、建物の開口部の扉支持側枠に枢着された扉を開閉する開き戸において、手動にて開けた扉を自動的に閉じるドアクローザが広く用いられている。該ドアクローザにおいては、扉を閉方向へ付勢する付勢手段と、該付勢手段により扉が閉方向へ移動する際に制動をかける制動力付与手段とを備えてなる構成が一般的である。
従来のドアクローザとして、建物の開口部上枠と扉との間を2本の揺動アームからなるリンク機構により連結し、前記付勢手段であるねじりコイルばねにより付勢することにより、手動にて開けた扉を自動的に閉じるものがある(以下において、「タイプ1」という。例えば、特許文献1参照。)。このようなドアクローザにおける前記制動力付与手段としては、例えばオイルダンパ等の様々な方式のダンパが用いられる(例えば、特許文献2参照。)。
また、扉上端部の凹所に収容されたドアクローザ本体と、前記開口部上枠の凹所に収容されたガイドレールと、扉の上端面と前記上枠の下面の間隙で水平に回動することができるように、一端部が前記ドアクローザ本体の回動軸に取付けられ他端部には前記ガイドレールのカイド溝に案内される摺動ガイド部材が設けられたアームとからなる揺動スライダクランク機構からなり、前記ドアクローザ本体及びガイドレールを目立たないようにしたコンシールドタイプのドアクローザもある(以下において、「タイプ2」という。例えば、特許文献3参照。)。
特開2003−129741号公報(図1−3) 特開平8−93312号公報(第2−3頁、図2−4) 実開平7−29271号公報(図1)
以上のような従来のドアクローザは、扉の全開位置から全閉位置までの全範囲にわたって前記付勢手段により扉に付勢力が作用するため、特に、老人、子供、負傷者又は身体障害者等にとっては、操作性が悪い場合があるという問題点がある。また、前記2本の揺動アームからなるリンク機構又は揺動スライダクランク機構、付勢手段及び制動力付与手段等の構成部品の数が多いため、コストが増大すること及び寸法が大きくなること等の問題点がある。さらに、タイプ1のドアクローザにおいては、比較的長い前記2本の揺動アームが水平面内に突出して移動することから、すっきりとした外観とすることができないという問題点がある。さらにまた、タイプ2のドアクローザにおいても、開き戸の閉状態(扉の全閉位置)では前記アームが目立たないが、開き戸の開状態では前記アームが水平面内を移動して目立つという問題点がある。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、老人、子供、負傷者又は身体障害者等にとっても操作性が良いドアクローザを提供する点にある。また、簡素かつ省スペースな構成により設置上の制約が少ないとともに、コスト低減化を図ることができるドアクローザを提供する点にある。さらに、建物の開口部上方に比較的長い揺動アームが水平面内を移動することがなく、すっきりとした外観とすることができるドアクローザを提供する点にある。
本発明に係るドアクローザは、前記課題解決のために、建物の開口部の扉支持側枠に枢着された扉を開閉する開き戸において、手動にて開けた扉を自動的に閉じるドアクローザであって、前記開口部の上枠に取付けられる基体と、該基体に対して垂直中心軸まわりに回動可能な略水平方向に延びるアーム体と、該アーム体の遊端部に垂直連結軸まわりに回動可能に連結される基部、及び、該基部から水平方向に延びる略平行な2本の係合片からなる、平面視略コ字状の凹部を有する係合体と、前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠に近づく方向へ回動させるように付勢する付勢手段と、前記アーム体及び係合体の前記扉支持側枠に近づく方向への回動時に制動をかける制動力付与手段と、前記開き戸の開状態において、前記係合体の凹部が前記扉に向かう所定位置で、前記アーム体及び係合体が回動しない停留状態とする停留保持手段と、前記停留状態において、前記扉の前記係合体の凹部に対向する位置に設けられる駆動体とを備え、前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させることにより、前記駆動体が前記係合体の凹部に係合して前記停留状態が解除され、前記付勢手段により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動して前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させることにより、前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動して前記所定位置で前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除されるものである。
ここで、前記アーム体の垂直中心軸を中心とし、該垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする、前記扉支持側枠方向から前記扉方向まで延びる円弧状外側面を前記基体に形成し、前記垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする円弧状内側面を、該内側面に沿う周方向の中間に前記垂直連結軸が位置し、かつ、前記円弧状外側面に外接可能に、前記係合体の基部に形成し、前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置して前記円弧状内側面が前記円弧状外側面に外接する状態から、前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向に回動した場合に、前記円弧状内側面が外接する停留外側面を前記基体に形成し、前記付勢手段を、圧縮コイルばね又は引張コイルばねの復元力を前記係合体に作用させるものとし、前記駆動体を、その軸方向が垂直方向であるピンとし、前記平面視略コ字状の係合体の2本の係合片の内側先端部に、前記停留状態において前記扉支持側枠に近づくにつれて前記扉方向に傾斜する傾斜面を形成してなり、前記係合体の円弧状内側面が前記基体の停留外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠から離れる方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態となり、前記基体の円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置し前記係合体の円弧状内側面が前記基体の円弧状外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠に近づく方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態が解除されるため、前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させて前記ピンを前記係合体の扉支持側枠に近い側の係合片の前記傾斜面に当接させることにより、前記係合体が該側枠側へ回動して前記停留状態が解除され、前記ピンが前記係合体の凹部に係合した状態で前記付勢手段の付勢力により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動することにより前記扉が閉じられて前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させて前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠から離れる方向へ回動させることにより、前記ピンが前記係合体の扉支持側枠から遠い側の係合片の前記傾斜面に当接し、前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置する状態で前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動するため、前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除されると好ましい。
また、前記制動力付与手段が前記基体に取付けられたロータリダンパであり、該ロータリダンパのロータ軸を前記アーム体の垂直中心軸としてなると好ましい。
本発明に係るドアクローザによれば、建物の開口部の扉支持側枠に枢着された扉を開閉する開き戸において、手動にて開けた扉を自動的に閉じるドアクローザであって、前記開口部の上枠に取付けられる基体と、該基体に対して垂直中心軸まわりに回動可能な略水平方向に延びるアーム体と、該アーム体の遊端部に垂直連結軸まわりに回動可能に連結される基部、及び、該基部から水平方向に延びる略平行な2本の係合片からなる、平面視略コ字状の凹部を有する係合体と、前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠に近づく方向へ回動させるように付勢する付勢手段と、前記アーム体及び係合体の前記扉支持側枠に近づく方向への回動時に制動をかける制動力付与手段と、前記開き戸の開状態において、前記係合体の凹部が前記扉に向かう所定位置で、前記アーム体及び係合体が回動しない停留状態とする停留保持手段と、前記停留状態において、前記扉の前記係合体の凹部に対向する位置に設けられる駆動体とを備え、前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させることにより、前記駆動体が前記係合体の凹部に係合して前記停留状態が解除され、前記付勢手段により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動して前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させることにより、前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動して前記所定位置で前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除されるので、前記扉の全開位置から全閉位置までの全範囲にわたって前記付勢手段により前記扉に付勢力が作用するものではなく、全閉位置に近い範囲においてのみ前記付勢力を作用させる構成であるため、例えば、老人、子供、負傷者又は身体障害者等にとって、特に扉を開ける際における操作性を向上させることができる。また、前記扉の全閉位置に近い範囲においてのみ前記付勢力を作用させる構成であるため、簡素かつコンパクトな構成となり、設置上の制約が少ないとともに、コスト低減化を図ることができる。さらに、建物の開口部上方に比較的長い揺動アーム等が水平面内を移動することがないため、すっきりとした外観とすることができる。
また、前記ドアクローザが、前記アーム体の垂直中心軸を中心とし、該垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする、前記扉支持側枠方向から前記扉方向まで延びる円弧状外側面を前記基体に形成し、前記垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする円弧状内側面を、該内側面に沿う周方向の中間に前記垂直連結軸が位置し、かつ、前記円弧状外側面に外接可能に、前記係合体の基部に形成し、前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置して前記円弧状内側面が前記円弧状外側面に外接する状態から、前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向に回動した場合に、前記円弧状内側面が外接する停留外側面を前記基体に形成し、前記付勢手段を、圧縮コイルばね又は引張コイルばねの復元力を前記係合体に作用させるものとし、前記駆動体を、その軸方向が垂直方向であるピンとし、前記平面視略コ字状の係合体の2本の係合片の内側先端部に、前記停留状態において前記扉支持側枠に近づくにつれて前記扉方向に傾斜する傾斜面を形成してなり、前記係合体の円弧状内側面が前記基体の停留外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠から離れる方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態となり、前記基体の円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置し前記係合体の円弧状内側面が前記基体の円弧状外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠に近づく方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態が解除されるため、前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させて前記ピンを前記係合体の扉支持側枠に近い側の係合片の前記傾斜面に当接させることにより、前記係合体が該側枠側へ回動して前記停留状態が解除され、前記ピンが前記係合体の凹部に係合した状態で前記付勢手段の付勢力により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動することにより前記扉が閉じられて前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させて前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠から離れる方向へ回動させることにより、前記ピンが前記係合体の扉支持側枠から遠い側の係合片の前記傾斜面に当接し、前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置する状態で前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動するため、前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除されるものであると、前記効果に加えて、前記円弧状内側面及び停留外側面並びに圧縮コイルばね又は引張コイルばねの復元力を前記係合体に作用させる付勢手段により、前記停留保持手段を容易に構成することができる。また、前記基体、アーム体及び係合体等の主要構成部品を合成樹脂の成形品として、前記円弧状外側面及び停留外側面を前記基体に、前記円弧状内側面を前記係合体に一体成形することにより、部品点数を削減してさらに簡素な構成とすることができるとともに、動作音を小さくすることができる。
さらに、前記制動力付与手段が前記基体に取付けられたロータリダンパであり、該ロータリダンパのロータ軸を前記アーム体の垂直中心軸としてなると、前記効果に加えて、制動力付与手段を設けながら、部品点数を削減することができる。
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明するが、本発明は、添付図面に示された形態に限定されず特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。なお、本明細書においては、扉を閉じる方向を閉方向(図中矢印A参照。)、開ける方向を開方向という。また、扉を閉じた状態を開き戸の閉状態、開けた状態を開き戸の開状態という。さらに、扉の全閉位置(開き戸の閉状態)で該扉に向かって左右を左右とする。
図1は、本発明の実施の形態に係るドアクローザが用いられた開き戸を示す概略平面図、図2は同じく動作説明用概略平面図であり、図2(a)は停留状態を、図2(b)は停留解除状態を、図2(c)は開き戸の閉状態を示している。また、図3は本発明の実施の形態に係るドアクローザの構成を示す分解斜視図である。さらに、図4は、停留状態及び停留解除状態の拡大説明図であり、図4(a)は停留状態を、図4(b)は停留解除状態を示している。
図1及び図2に示すように、開き戸101は、建物の開口部102の左右の側枠の中の扉支持側枠103にヒンジ104を介して扉105が支持され、該扉105がヒンジ104の垂直軸まわりに回動するものである。そして、本発明のドアクローザ1は、従来のドアクローザのように、扉の全開位置から全閉位置までの全範囲にわたって付勢手段による付勢力が作用するものではなく、従来のドアクローザのような建物の開口部上枠と扉との間を連結する前記2本の揺動アームからなるリンク機構又は揺動スライダクランク機構がないものである。
すなわち、本発明の実施の形態に係るドアクローザ1は、建物の開口部102の上枠に取付けられる基体2と、基体2に対して垂直中心軸C0まわりに回動可能な略水平方向に延びるアーム体3、アーム体3の遊端部に垂直連結軸C1まわりに回動可能に連結された基部11及び基部11から水平方向に延びる略平行な2本の係合片12,13からなる、平面視略コ字状の凹部10を有する係合体4、アーム体3及び係合体4を扉支持側枠103に近づく方向へ回動させるように付勢する、圧縮コイルばね8等からなる後述する付勢手段5、アーム体3及び係合体4の扉支持側枠103に近づく方向への回動時に制動をかける制動力付与手段であるロータリダンパ6、開き戸101の開状態において、係合体4の凹部10が扉105に向かう所定位置で、アーム体3及び係合体4が回動しない停留状態とする後述する停留保持手段、並びに、前記停留状態において、扉105の係合体4の凹部10に対向する位置に設けられた駆動体であり、支持部材32により扉105に取付けられる、軸方向が垂直方向であるピン31等からなる。
図3に示すように、基体2に形成されたロータリダンパ収容部15内にロータリダンパ6を収容した状態で、取付ねじ16,16を取付孔6b,6bに挿通して基体2の収容部15内のネジ孔に螺合させることにより、ロータリダンパ6は基体2に容易に固定される。そして、ロータリダンパ6の垂直ロータ軸6aにアーム体3の係合孔3aを外嵌することにより、該ロータ軸6aをアーム体3の垂直中心軸C0としてアーム体3は回動し、該回動動作に対してロータリダンパ6の制動力(緩衝効果)が付与される。このような構成により、ドアクローザ1に制動力付与手段を設けながら、部品点数を削減することができる。
なお、アーム体3の扉支持側枠103に近づく方向への回動(例えば、図2の(b)から(c)への動作)に対して制動力を付与し、アーム体3の扉支持側枠103から離れる方向への回動(例えば、図2の(c)から(b)への動作)に対しては制動力を付与しないように、ロータリダンパ6としてワンウェイクラッチ等により一方向にのみ制動力を付与するものを用いれば、扉105を開ける際の負荷とならないため、より好ましい構成である。
アーム体3の遊端部に垂設された軸3bを係合体4の基部11に形成された通孔11aに嵌入することにより、係合体4は垂直連結軸C1まわりに回動可能にアーム体3に連結される。係合体4の係合片12,13には、その内側先端部に、前記停留状態(図1及び図2(a)の状態)において扉支持側枠103に近づくにつれて扉105方向に傾斜する傾斜面12a,13aが形成される。
前記停留状態(図1及び図2(a)の状態)において、係合体4の基部11の垂直連結軸C1よりも扉支持側枠103から離れた位置に形成された通孔11bには、プッシュロッド7の一端部に垂設された軸7aが嵌入され、該プッシュロッド7の他端部に垂設された軸7bは基体2に形成された左右方向の長孔14に挿入され、該軸7bは左右方向にスライド可能に支持される。また、圧縮コイルばね8は、基体2に形成されたガイド部9によりガイドされて、そのコイル内にプッシュロッド7のばね支持片7cが挿入される。したがって、圧縮コイルばねの復元力による付勢力は、プッシュロッド7を介して係合体4に伝達されるため、このようなプッシュロッド7及び圧縮コイルばね8が、付勢手段5を構成する。なお、圧縮コイルばね8ではなく引張コイルばねを用い、該引張コイルばねの復元力を係合体4に作用させるようにして付勢手段5を構成してもよい。
基体2には、アーム体3の垂直中心軸C0を中心とし、該垂直中心軸C0と前記垂直連結軸C1との距離を半径とする、扉支持側枠103方向から扉方向105まで延びる円弧状外側面21が形成される。また、前記垂直中心軸C0と前記垂直連結軸C1との距離を半径とする円弧状内側面22が形成された凸部11cが係合体4の基部11に設けられ、該円弧状内側面22に沿う周方向の中間に前記垂直連結軸C1が位置するとともに、前記円弧状内側面22は前記円弧状外側面21に外接可能とされる。なお、前記凸部11cを段部として円弧状内側面22を形成してもよい。
さらに、図1及び図3に示すように、基体2には、前記円弧状外側面21の扉105方向端に前記垂直連結軸C1が位置して前記円弧状内側面22が前記円弧状外側面21に外接する状態から、係合体4が扉支持側枠103から離れる方向に回動すると、前記円弧状内側面22が外接する停留外側面23が形成される。
次に、前記停留状態とする停留保持手段について説明する。基体2の円弧状外側面21の扉105方向端に前記垂直連結軸C1が位置し係合体4の円弧状内側面22が基体2の停留外側面23に外接した図4(a)に示す状態では、圧縮コイルばね8の復元力による付勢力はプッシュロッド7の軸7aを介して係合体4に作用するため、該付勢力の方向は図中矢印F1の方向となる。この状態では、係合体4を前記垂直連結軸C1まわりに扉支持側枠103から離れる方向に回動させる方向のモーメントM1が働くため、該係合体4及びアーム3が回動しない停留状態となる。
前記円弧状内側面22及び停留外側面23並びにプッシュロッド7及び圧縮コイルばね8等が前記停留保持手段を構成するものであり、このような簡素な構成により前記停留保持手段を実現することができる。しかし、前記停留保持手段は、開き戸101の開状態において、係合体4の凹部10が扉105に向かう所定位置で、アーム体3及び係合体4が回動しない停留状態とすることができる構成であればよく、本実施の形態に示した構成に限定されるものではない。なお、つまみ部13bは、ドアクローザ1を開口部102の上枠に取付けた後に停留状態としやすくするための操作部である。
図4(a)の停留状態において扉105を閉方向A(図2(a)参照。)へ移動させてピン31が係合体4の扉支持側枠103に近い側の係合片12の傾斜面12aに当接すると、係合体4が扉支持側枠103側へ回動し、係合体4の円弧状内側面22が基体2の円弧状外側面21に外接した状態となる。この状態では、図4(b)に示すように圧縮コイルばね8の復元力による付勢力はプッシュロッド7の軸7aを介して係合体4に作用するため、該付勢力の方向は図中矢印F2の方向となる。この状態では、係合体4を前記垂直連結軸C1まわりに扉支持側枠103に近づく方向に回動させる方向のモーメントM2が働くため、前記停留状態は解除される。
該停留解除状態においては、係合体4の前記円弧状内側面22が基体2の前記円弧状外側面21に外接しているため、係合体4はプッシュロッド7の軸7aまわりには回動できず、該円弧状内側面22及び円弧状外側面21の曲率半径は同一であるため、係合体4はアーム体3とともに垂直中心軸C0まわりに扉支持側枠103に近づく方向に回動する。したがって、扉105は、係合体4の凹部10に係合しているピン31とともに閉方向Aへ移動し、図2(b)の状態から図2(c)の状態まで、付勢手段5の付勢力により自動的かつ確実に閉じられる。
以上のような構成により、ピン31が係合体4の凹部10に係合していない状態では、扉105はドアクローザ1と分離しているため、扉105に対して何ら付勢力が作用することはなく、扉105の操作者は、扉105を開閉方向に容易に操作することができる。そして、前記操作者が扉105を閉じる方向に動かしてピン31が係合体4の傾斜面12aに当接して該係合体4を前記のとおり回動させ、該係合体4の凹部10にピン31が係合すると、前記操作者が扉105を操作しなくても、前記のとおり扉105は付勢手段5の付勢力により自動的かつ確実に閉じられる。さらに、前記操作者が、たとえ乱暴に扉105を閉じた場合であっても、前記のとおりアーム体3の垂直中心軸C0まわりの扉支持側枠103に近づく方向の回動に対してはロータリダンパ6の制動力が作用するため、扉105がゆっくりと閉じられ、該扉105が枠体に衝突して損傷したり騒音が発生することがない。
次に、閉状態の開き戸101の扉105を開ける動作について説明する。図2の(c)から(b)の状態へ前記操作者が扉105を開ける場合においては、前記のとおりロータリダンパ6がアーム体3の扉支持側枠103から離れる方向への回動に対しては制動力を付与しないものであれば、扉105を開ける動作時にロータリダンパ6の抵抗はなくなり、全閉位置に近い範囲(図2(c)の位置から略図2(b)の位置までの範囲)においてのみ作用する付勢手段5の付勢力に抗する操作力のみにより扉105を開けることができる。
図2(b)の状態からさらに扉105を開けると、ピン31が係合体4の前記傾斜面13aに当接して、係合体4を扉支持側枠103から離れる方向に回動させるため、係合体4の前記円弧状内側面22が基体2の前記停留外側面23に外接する前記停留状態となり、ピン31と係合体4との係合が解除される(図2(a)及び図4(a)参照。)。したがって、前記停留状態からさらに扉105を開ける方向の操作時には、前記のとおり扉105のピン31が係合体4の凹部10に係合していない状態であるので、扉105の操作者は、扉105を容易に開けることができる。
以上のとおり、本発明に係るドアクローザ1は、扉105の全開位置から全閉位置までの全範囲にわたって扉105に付勢力を作用させるものではなく、全閉位置に近い範囲においてのみ付勢手段5により付勢力を作用させる構成であるため、例えば、老人、子供、負傷者又は身体障害者等にとって、特に扉105を開ける際における操作性を向上させることができる。また、扉105の全閉位置に近い範囲においてのみ付勢力を作用させる構成であるため、構成が簡素かつコンパクトなものとなり、設置上の制約が少ないとともに、コスト低減化を図ることができる。さらに、建物の開口部上方に比較的長い揺動アーム等が水平面内を移動することがないため、すっきりとした外観とすることができる。
さらにまた、ドアクローザ1を構成する基体2、アーム体3、係合体4及びプッシュロッド7は、例えばナイロン、ポリアセタール、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート又はABS等の合成樹脂の成形品とすることができるため、部品点数を削減してより簡素な構成とすることができるとともに、動作音を小さくすることができる。また、前記円弧状外側面21及び停留外側面23を前記基体2に、前記円弧状内側面22を前記係合体4に一体成形することにより、部品点数を削減してさらに簡素な構成とすることができる。
また、前記のとおりロータリダンパ6、アーム体3、係合体4、プッシュロッド7及び圧縮コイルばね8は基体2に容易に組付けることができ、この組付状態において、基体2を下ケースとし、該下ケースに図示しない上ケースを固定することにより、各構成部品をサンドイッチ状として保持及び保護することができる。すなわち、図1及び図3に示す螺孔17,18を用いて前記上ケースを前記下ケースに固定することができる。そして、このような部品点数が少ない一体型でコンパクトなドアクローザ1は、図1及び図3に示す取付孔19,20を用いて取付ねじ又は木ねじにより建物の開口部102の上枠に容易に取付けることができる。
さらに、従来のドアクローザにおいては、左開き又は右開きの開き戸に応じて左右勝手が存在するが、本発明に係るドアクローザ1では、同一のドアクローザ1の上下を反転させることにより(裏返すことにより)、左開き及び右開きの両方の開き戸に用いることができる。さらにまた、前記下ケース(基体2)及び上ケース並びに係合体4等を合成樹脂とした場合においては、ドアクローザ1の本体外観が樹脂製であるため材料に着色すればよく、通常の金属製部品である場合に必須である耐食性を付与するための表面処理及び塗装工程等が不要となる。
本発明の実施の形態に係るドアクローザが用いられた開き戸を示す概略平面図である。 同じく動作説明用概略平面図であり、(a)は停留状態を、(b)は停留解除状態を、(c)は開き戸の閉状態を示している。 本発明の実施の形態に係るドアクローザの構成を示す分解斜視図である。 停留状態及び停留解除状態の拡大説明図であり、(a)は停留状態を、(b)は停留解除状態を示している。
符号の説明
A 扉閉方向
C0 垂直中心軸
C1 垂直連結軸
101 開き戸
102 開口部
103 扉支持側枠
104 ヒンジ
105 扉
1 ドアクローザ
2 基体
3 アーム体
3a 係合孔
3b 軸
4 係合体
5 付勢手段
6 ロータリダンパ(制動力付与手段)
6a ロータ軸
6b 取付孔
7 プッシュロッド
7a,7b 軸
7c ばね支持片
8 圧縮コイルばね
9 ガイド部
10 凹部
11 基部
11a,11b 通孔
11c 凸部
12,13 係合片
12a,13a 傾斜面
13b つまみ部
14 長孔
15 ロータリダンパ収容部
16 取付ねじ
17,18 螺孔
19,20 取付孔
21 円弧状外側面
22 円弧状内側面
23 停留外側面
31 ピン(駆動体)
32 支持部材

Claims (3)

  1. 建物の開口部の扉支持側枠に枢着された扉を開閉する開き戸において、手動にて開けた扉を自動的に閉じるドアクローザであって、
    前記開口部の上枠に取付けられる基体と、
    該基体に対して垂直中心軸まわりに回動可能な略水平方向に延びるアーム体と、
    該アーム体の遊端部に垂直連結軸まわりに回動可能に連結される基部、及び、該基部から水平方向に延びる略平行な2本の係合片からなる、平面視略コ字状の凹部を有する係合体と、
    前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠に近づく方向へ回動させるように付勢する付勢手段と、
    前記アーム体及び係合体の前記扉支持側枠に近づく方向への回動時に制動をかける制動力付与手段と、
    前記開き戸の開状態において、前記係合体の凹部が前記扉に向かう所定位置で、前記アーム体及び係合体が回動しない停留状態とする停留保持手段と、
    前記停留状態において、前記扉の前記係合体の凹部に対向する位置に設けられる駆動体とを備え、
    前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させることにより、前記駆動体が前記係合体の凹部に係合して前記停留状態が解除され、前記付勢手段により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動して前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させることにより、前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動して前記所定位置で前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除されることを特徴とするドアクローザ。
  2. 前記アーム体の垂直中心軸を中心とし、該垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする、前記扉支持側枠方向から前記扉方向まで延びる円弧状外側面を前記基体に形成し、
    前記垂直中心軸と前記垂直連結軸との距離を半径とする円弧状内側面を、該内側面に沿う周方向の中間に前記垂直連結軸が位置し、かつ、前記円弧状外側面に外接可能に、前記係合体の基部に形成し、
    前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置して前記円弧状内側面が前記円弧状外側面に外接する状態から、前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向に回動した場合に、前記円弧状内側面が外接する停留外側面を前記基体に形成し、
    前記付勢手段を、圧縮コイルばね又は引張コイルばねの復元力を前記係合体に作用させるものとし、
    前記駆動体を、その軸方向が垂直方向であるピンとし、前記平面視略コ字状の係合体の2本の係合片の内側先端部に、前記停留状態において前記扉支持側枠に近づくにつれて前記扉方向に傾斜する傾斜面を形成してなり、
    前記係合体の円弧状内側面が前記基体の停留外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠から離れる方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態となり、前記基体の円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置し前記係合体の円弧状内側面が前記基体の円弧状外側面に外接した状態では、該係合体が前記垂直連結軸まわりに前記扉支持側枠に近づく方向に回動するように前記付勢手段により付勢されて前記停留状態が解除されるため、
    前記停留状態において前記扉を閉方向へ移動させて前記ピンを前記係合体の扉支持側枠に近い側の係合片の前記傾斜面に当接させることにより、前記係合体が該側枠側へ回動して前記停留状態が解除され、前記ピンが前記係合体の凹部に係合した状態で前記付勢手段の付勢力により前記アーム体及び係合体が前記扉支持側枠に近づく方向へ回動することにより前記扉が閉じられて前記開き戸が閉状態となり、該閉状態から前記扉を開方向へ移動させて前記アーム体及び係合体を前記扉支持側枠から離れる方向へ回動させることにより、前記ピンが前記係合体の扉支持側枠から遠い側の係合片の前記傾斜面に当接し、前記円弧状外側面の扉方向端に前記垂直連結軸が位置する状態で前記係合体が前記扉支持側枠から離れる方向へ回動するため、前記停留状態となり、前記駆動体と前記係合体との係合が解除される請求項1記載のドアクローザ。
  3. 前記制動力付与手段が前記基体に取付けられたロータリダンパであり、該ロータリダンパのロータ軸を前記アーム体の垂直中心軸としてなる請求項1記載のドアクローザ。
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