JP2014091968A - 回動補助機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】開き戸を開いた状態で支持する機能を兼ね備えた回動補助機構を提供する。
【解決手段】開き戸の回動補助機構であって、開き戸及び開き戸を回動可能に支持する枠体の一方に設けられたストライカ13と、開き戸及び枠体の他方に設けられ、開き戸の閉動時に、ストライカ13を捕捉開始位置から捕捉終了位置まで誘導して開き戸の閉動を補助するキャッチャーユニット30とを備えるとともに、キャッチャーユニット30には、開き戸を予め設定された角度に開いた状態で支持する支持アーム35が設けられ、該支持アーム35は、捕捉開始位置から捕捉終了位置に至るストライカ13の相対移動軌跡に重複しない非作用位置と、相対移動軌跡を遮る作用位置との間で移動可能にキャッチャーユニットに対して支持された。
【選択図】図9

Description

この発明は、開き戸の回動補助機構に関する。
従来より、換気等の目的で開き戸を所定の開度で支持する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の装置は、開き戸を常時閉じる方向に付勢するアームユニットと、開き戸の開度を規制するか否かを切り換える切換ユニットと、開き戸の開度を規制した状態を解除する解除部材とを備える。アームユニット及び解除部材は、開き戸を回動可能に支持する枠体に設けられ、切換ユニットは、開き戸の縦框に設けられる。
特許第4758224号公報
一方、開き戸の回動を補助する回動補助機構が実用化されている。回動補助機構の一例として、開き戸の閉動時、開き戸を閉位置に付勢するとともに、制動力を付与して緩やかに閉める機能を有する機構がある。回動補助機構が設けられた開き戸に、開き戸を所定開度で支持する装置を取り付けた場合、枠体及び開き戸に取り付けられる部品点数が多くなり、回動補助機構及び支持装置を装着するために要する工数が増えてしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、開き戸を開いた状態で支持する機能を兼ね備えた回動補助機構を提供することにある。
上記課題を解決する開き戸の回動補助機構は、前記開き戸及び前記開き戸を回動可能に支持する枠体の一方に設けられたストライカと、前記開き戸及び前記枠体の他方に設けられ、前記開き戸の閉動時に、前記ストライカを捕捉開始位置から捕捉終了位置まで誘導して前記開き戸の閉動を補助する捕捉部とを備えるとともに、前記捕捉部には、前記開き戸を予め設定された角度に開いた状態で支持する支持部が設けられ、該支持部は、前記捕捉開始位置から前記捕捉終了位置に至る前記ストライカの相対移動軌跡に重複しない非作用位置と、前記相対移動軌跡を遮る作用位置との間で移動可能に前記捕捉部に対して支持された。
この態様によれば、支持部は、開き戸の回動補助機構に設けられ、ストライカの相対移動軌跡を遮ることで、閉動する開き戸を途中で停止し、開き戸を予め設定された角度に開いた状態で支持することができる。従って、回動補助機構は、開き戸の作動の補助機能に加え、開き戸を開いた状態で支持する機能を兼ね備える。このため、回動補助機構が取り付けられる開き戸に対し、開いた状態の開き戸を支持する装置を別途設ける必要がない。
上記回動補助機構について、前記捕捉部は、前記開き戸又は前記枠体に固定される基材を備え、該基材には、前記ストライカを前記捕捉開始位置から前記捕捉終了位置まで誘導するガイド溝が形成され、前記支持部は、前記非作用位置と前記作用位置との間で前記基材に対して回動可能に支持されたアームであって、前記作用位置に配置されたアームは、前記ガイド溝に突出することによって前記ストライカの前記捕捉終了位置へ向かう移動を妨げることが好ましい。
この態様によれば、支持部は、捕捉部の基材に回動可能に支持されたアームから構成される。このため、基材にアームを設けることによって、回動補助機構は、開き戸を開いた状態で支持する機能を兼ね備えることができる。
上記回動補助機構について、前記アームは、非作用位置で前記ガイド溝の壁部を構成することが好ましい。
この態様によれば、支持部を構成するアームは、非作用位置にてガイド溝の壁部を構成するので、回動させるだけでガイド溝へ突出させることができる。また、アームとガイド溝との間にスペースが設けられないので、捕捉部を小型化することができる。
上記回動補助機構について、前記捕捉部は、前記開き戸又は前記枠体に固定される枠部と、前記枠部に対し移動可能に設けられた可動部を備え、該可動部には、前記ストライカを前記捕捉終了位置まで誘導するガイド溝が形成され、前記支持部は前記可動部によって構成され、前記作用位置に配置された前記可動部は、前記ストライカと前記ガイド溝を構成する壁部との当接によって前記ストライカの前記捕捉終了位置へ向かう移動を妨げることが好ましい。
この態様によれば、支持部は、枠部に移動可能に設けられた可動部から構成される。このため、可動部を枠部に設けることによって、回動補助機構は、開き戸を開いた状態で支持する機能を兼ね備えることができる。
上記回動補助機構について、前記枠部及び前記可動部の一方は、掛止爪を備え、前記枠部及び前記可動部の他方は、前記掛止爪に掛止される歯が形成された被掛止部を備え、該被掛止部を前記掛止爪に対して摺接しながら移動することが好ましい。
この態様によれば、可動部は枠部に対して、掛止爪と被掛止部とを摺接させながら移動し、作用位置では、被掛止部を掛止爪に掛止させることによって可動部を固定することができる。
開き戸の回動補助機構の第1実施形態であって、開き戸としてのドアを下方からみた要部斜視図。 同ドアを上方からみた要部斜視図。 同回動補助機構を構成するストライカユニットの平面図。 同ストライカユニットの要部の分解斜視図。 同ストライカユニットの要部平面図。 同回動補助機構を構成するキャッチャーユニットの斜視図。 同回動補助機構の捕捉開始状態を示す平面図。 同回動補助機構の捕捉終了状態を示す平面図。 同回動補助機構が開いたドアを支持した状態を示す平面図。 開き戸の回動補助機構の第2実施形態であって、回動補助機構を構成するキャッチャーユニットの斜視図。 同キャッチャーユニットの側面図。 同キャッチャーユニットの側面図。 同キャッチャーユニットの平面図。 同回動補助機構が開いたドアを支持した状態を示す平面図。 開き戸の回動補助機構の変形例であって、同回動補助機構が開いたドアを支持した状態を示す平面図。
(第1実施形態)
以下、開き戸の回動補助機構の第1実施形態を説明する。本実施形態では、回動補助機構が設けられる開き戸をドアとし、ドア側に回動補助機構を構成する捕捉部を設け、ドアが支持される枠体に回動補助機構を構成するストライカが設けられた態様について説明する。
図1に示すように、建物の壁等には長方形状の開口を有するドア枠Fが設けられ、このドア枠Fには、ドア枠Fの開口を閉塞可能なドアDが、図示しないヒンジ機構を介して回動可能に支持されている。ドア枠Fのうち、上枠の内側面F1であって、ドアDの回動端D1寄りの位置には、回動補助機構を構成するストライカユニット11が設けられている。ストライカユニット11には、上カバー11cが被せられている。
図2に示すように、ドアDのうち、ストライカユニット11に対応する位置には、回動補助機構及び捕捉部を構成するキャッチャーユニット30が設けられている。キャッチャーユニット30は、ドアDの上端に形成された凹部D2に収容されている。凹部D2のうち、ドア枠F側の側面には、ドアDの上端から下方に向かって切り欠いた差込口D3が設けられている。
(ストライカユニットの構成)
ストライカユニット11の構成について説明する。図3は、ストライカユニット11の上カバーを取り外した状態を示している。ストライカユニット11は、平面視において略長方形状のケース12を備えている。ケース12は、略長方形状の底壁部12aと、底壁部12aの長辺に沿って形成された一対の側壁12bを備えている。ケース12の上面は開口し、この開口には上カバー11cが取り付けられる。ケース12には、ストライカ13が、回動可能に支持されている。ストライカ13は、揺動部16とアーム17とから構成されている。
図4に示すように、揺動部16は、略扇型状をなし、第1摺動ピン16a及び第2摺動ピン16bが突出形成されている。また、揺動部16の先端には、回動軸16cが形成されている。アーム17は、揺動部16に重ねられる連結部17aと、連結部17aから延出する細長部17bとを有している。細長部17bの先端には、ピン20が突出形成されている。細長部17bの基端には、揺動部16の回動軸16cに連結される軸受部17cが形成されている。
図3に示すように、ケース12には、図3中ストライカ13の右側に設けられた第1スライド部21と、第2スライド部22とが、ケース12に対しスライド可能に設けられている。第1スライド部21は、ハウジング21a内に、軸ダンパー23を備える。軸ダンパー23は、シリンダ23a内にオイル等の流体を封入し、シリンダ23a内でロッド23bと一体をなすピストン(図示略)を移動させることによって、制動力を発生させる。第2スライド部22は、ハウジング22aと、ハウジング22a及びケース12の間に介在する圧縮コイルばね24とを備える。
図4に示すように、第1スライド部21のハウジング21aの一端には、連結部21bが形成されている。連結部21bには、略L字状に屈曲した第1摺動溝21cが形成されている。第1スライド部21及びストライカ13がケース12に装着されたとき、この第1摺動溝21cには、ストライカ13の第1摺動ピン16aが摺動可能に差し込まれる。
また、第2スライド部22のハウジング22aの一端には、連結部22bが形成されている。第1スライド部21及び第2スライド部22は、連結部21b,22bを互いに向かい合わせた状態でケース12内に収容される。第2スライド部22の連結部22bには、略L字状に屈曲した第2摺動溝22cが形成されている。第2スライド部22及びストライカ13がケース12に装着されたとき、この第2摺動溝22cには、ストライカ13の第2摺動ピン16bが摺動可能に差し込まれる。
図5に示すように、ケース12に、第1スライド部21及び第2スライド部22と、揺動部16及びアーム17とを装着すると、揺動部16の回動軸16cが、アーム17の軸受部17cに連結されて、揺動部16及びアーム17が、回動軸16cを中心として一体に回動可能とされる。ストライカ13は、アーム17の大部分がケース12の外側へ突出した状態で装着される。
また、第1スライド部21の第1摺動溝21c及び第2スライド部22の第2摺動溝22cは、互いに異なる方向に屈曲する向きに配置される。揺動部16の第1摺動ピン16a及び第2摺動ピン16bは、第1摺動溝21c及び第2摺動溝22cにそれぞれ差し込まれる。第2スライド部22は、圧縮コイルばね24により、図5中右側へ押圧する方向に付勢されているので、第2摺動ピン16bは、第2摺動溝22cのうち図5中最左端の摺動開始位置に配置される。第2摺動ピン16bと第1摺動ピン16aとの間隔は一定であるため、第1摺動ピン16aは、第1摺動溝21cの図5中上端の摺動開始位置に配置される。
(キャッチャーユニットの構成)
次に、キャッチャーユニット30の構成について説明する。図6に示すように、キャッチャーユニット30は、平面視略長方形状の基材31を備えている。基材31には、ストライカ13のピン20が摺動するガイド溝32が凹設されている。ガイド溝32は、基材31の側面で開口した開口部32aを有している。開口部32aからは、第1溝部32bが、基材31の長辺に対して斜め方向と開口部32aに対して反対側とに向かって延びている。第1溝部32bの終端からは、第2溝部32cが、基材31の長辺に対して平行に延びている。第2溝部32cと開口部32aとの間には、係止壁32dが形成されている。
また、第1溝部32bの一部は、支持部としての支持アーム35の側面によって構成されている。支持アーム35は、基材31のうち第2溝部32cの手前の位置で、ネジ等の調整部材36を介して基材31に回動可能に支持されている。調整部材36を緩めると、支持アーム35は回動可能となり、調整部材36を締めると基材31に対して回動不能に固定される。
支持アーム35は、先端に、略U字状の把持部35aを有している。把持部35aの内側には、ストライカ13のピン20を把持可能な凹部35bが形成されている。この支持アーム35は、ガイド溝32に突出しない位置に配置されたときに、先端部35dが開口部32aから突出しない長さに形成されている。また、先端部35dと第1溝部32bの始端側の側壁面31bとの間の隙間は、少なくともストライカ13のピン20の直径よりも小さい幅であるため、ガイド溝32に差し込まれたピン20は、この隙間に嵌らずに摺動していく。
また、支持アーム35のうち、基材31の底壁部と対向する面には、規制ピン35cが設けられている。この規制ピン35cは、基材31に形成された規制溝31aに差し込まれている。規制溝31aの短手方向の幅は、ストライカ13のピン20の直径よりも小さく、ガイド溝32に差し込まれたピン20は規制溝31aに嵌らずに摺動していく。
そして、このような構成のキャッチャーユニット30は、開口部32aと、ドアDの差込口D3とを重ね合わせた状態でドアDの凹部D2に収容される。
(作用)
次に、ストライカユニット11及びキャッチャーユニット30の作用について説明する。まず、支持アーム35が非作用位置に配置され、ドアDが通常の開閉作動を行う場合について説明する。図7に示すように、ドアDが、ドア枠Fの開口を閉塞する閉位置に向かって、回動端D1を中心に移動すると、予め設定された開度でストライカ13のピン20が、キャッチャーユニット30の開口部32aに差し込まれる。このときのピン20の位置を捕捉開始位置という。
この状態からドアDが閉位置に向かってさらに移動すると、ピン20が、支持アーム35の側面を摺動して、第2溝部32cに向かって移動する。このとき、ストライカ13は、回動軸16cを中心に、ドア枠Fを下方からみて時計回り方向に回転する。このとき、圧縮コイルばね24は、第2スライド部22をストライカ13側へ押圧することによって、ストライカ13の図7中時計回り方向の回転を付勢する。この際、軸ダンパー23により、第1スライド部21を介して、ストライカ13に制動力が付与される。従って、ドアDは閉位置に付勢されるとともに制動力が付与され、緩やかに閉まっていく。また、揺動部16の第1摺動ピン16aは、第1摺動溝21cに沿って、図7中下方に移動し、第2摺動ピン16bは、第2摺動溝22cに沿って図7中上方に移動する。
ピン20が支持アーム35の側面を摺動した後、さらにドアDが閉位置に向かって移動すると、ピン20は、第2溝部32c内に差し込まれ、第1摺動ピン16aは第1摺動溝21cをさらに下方に向かって摺動し、第2摺動ピン16bは第2摺動溝22cをさらに上方に向かって摺動する。ストライカ13は、回動軸16cを中心に時計回り方向に回転していく。
図8に示すように、ドアDが閉位置に配置されたとき、ピン20は、第2溝部32cの延出方向における略中央に配置される。また、ストライカ13の第1摺動ピン16aは、第1摺動溝21cの中央部に配置され、第2摺動ピン16bは、第2摺動溝22cの終端に配置される。このときのピン20の位置を、捕捉終了位置という。
ドアDが閉位置から開動されると、ピン20は閉動時と逆の経路を辿る。即ち、ピン20は、第2溝部32cを抜けて支持アーム35の側面を摺動し、開口部32aから脱出する。ストライカ13は、図8中反時計回りに回転する。第1スライド部21は、圧縮コイルばね24の付勢力に抗して、ドアDの回動端D1側へ移動し、第2スライド部22も同方向に移動する。
図7に示すように、このようにドアDが開閉されるとき、支持アーム35は、ピン20による捕捉開始位置から捕捉終了位置に至る相対移動軌跡に重複しない非作用位置に配置される。ピン20は、上述したように支持アーム35の側面を摺動するのみである。
次に、ドアDを予め設定された開度に開いた状態で支持する場合について説明する。図9に示すように、まずドアDを開き、キャッチャーユニット30の支持アーム35に設けられた調整部材36を緩める。そして、回動可能となった支持アーム35を、規制ピン35cが規制溝31aの終端に係止されるまで回動する。そして、規制ピン35cが規制溝31aの終端に係止された状態で、調整部材36を締めて固定する。その結果、支持アーム35は、ガイド溝32に突出し、ピン20による捕捉開始位置から捕捉終了位置に至る相対移動軌跡に重複する作用位置に配置される。
支持アーム35を作用位置に配置した後、ドアDを閉動すると、支持アーム35の把持部35aは、ストライカ13のピン20の相対移動軌跡上にあるため、ピン20は支持アーム35の凹部35bに嵌合される。支持アーム35は、基材31に固定されているので、回動することなくドアDを支持する。このため、ドアDの閉動は妨げられ、ドアDは、支持アーム35によって予め設定された開度で開いた状態で支持される。ドアDが支持アーム35によって支持された状態を解除する場合には、調整部材36を緩めて、ガイド溝32と反対側へ回動する。そして、支持アーム35を基材31の側壁に当接させた後、調整部材36を締めて非作用位置に固定する。
第1実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)第1実施形態では、キャッチャーユニット30に、ドアDを予め設定された角度に開いた状態で支持する支持アーム35を設けた。支持アーム35は、捕捉開始位置から捕捉終了位置に至るストライカ13の相対移動軌跡に重複しない非作用位置と、相対移動軌跡を遮る作用位置との間で回動可能にキャッチャーユニット30の基材31に支持される。このため、作用位置にある支持アーム35は、ストライカ13のピン20を凹部35bに嵌合するので、閉動するドアDを途中で停止し、ドアDを予め設定された角度に開いた状態で支持することができる。従って、回動補助機構は、ドアDの作動の補助機能に加え、ドアDを開いた状態で支持する機能を兼ね備える。このため、回動補助機構が取り付けられるドアDに対し、ストッパー等を別途設ける必要がない。
(2)第1実施形態では、キャッチャーユニット30は、ドア枠Fに固定される基材31を備え、基材31には、ストライカ13を捕捉開始位置から捕捉終了位置まで誘導するガイド溝32が形成される。支持部は、非作用位置と作用位置との間で基材31に対して回動可能に支持された支持アーム35であって、作用位置に配置された支持アーム35は、ガイド溝32に突出することによって、ストライカ13の捕捉終了位置へ向かう移動を妨げる。このため、基材31に支持アーム35を設けることによって、回動補助機構は、ドアDを開いた状態で支持する機能を兼ね備えることができる。また、ドアDを開いた状態で支持する場合には、支持アーム35を作用位置まで回動させればよく、使用者が簡単に操作できる。
(3)第1実施形態では、支持アーム35は、非作用位置で、ガイド溝32の第1溝部32bの壁部を構成する。このため、支持アーム35を回動させるだけでガイド溝32へ突出させることができる。また、支持アーム35とガイド溝32との間にスペースが設けられないので、キャッチャーユニット30を小型化することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化した第2実施形態を説明する。尚、第2実施形態は、第1実施形態のキャッチャーユニットを変更したのみの構成であるため、同様の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
図10に示すように、キャッチャーユニット30は、支持部及び可動部としての基材41と、基材41をスライド可能に支持する枠部としての支持枠42とを備える。基材41には、ガイド溝32が形成されている。ガイド溝32の形状は、第1実施形態と同様である。
支持枠42は、上面が開口するとともに、正面に開口部42aを備えている。支持枠42は、その開口部42aを、ガイド溝32の開口部32aと合わせた状態で基材41を収容している。
図11に示すように、支持枠42の各側面には、開口部42a側から切り欠いた切り欠き部42bがそれぞれ形成されている。切り欠き部42bの側面のうち、開口部42a側と反対側の側端には、掛止爪42cが片持ち梁状に形成されている。この掛止爪42cは、その先端が、鉤状に形成されている。
また、基材41は、各側面から突出した被掛止部41aを備えている。被掛止部41aは、切り欠き部42bに差し込まれ、掛止爪42c側に配置される面に、掛止爪42cに掛止される歯41bを備えている。
図12に示すように、基材41を使用者が手で引っ張ると、基材41は、被掛止部41aを掛止爪42cに摺接させながら、開口部42aから手前へ引き出される。図13に示すように、基材41が所望量だけ支持枠42から引き出されると、基材41は支持枠42に対して手前に突出した状態になる。即ち、基材41のうちガイド溝32を除く壁部が、ピン20による捕捉開始位置から捕捉終了位置に至る相対移動軌跡に重複する作用位置に配置される。
次に、本実施形態の作用について説明する。図14に示すように、基材41を作用位置に配置した後、ドアDを閉動すると、ストライカ13のピン20は、ガイド溝32の捕捉終了位置まで到達することなく、捕捉終了位置の手前のガイド溝32の壁部に引っ掛かる。本実施形態では、ピン20は、第1溝部32bと第2溝部32cとの間で係止されている。これは、ストライカ13の位置は変わっていないにも関わらず、ガイド溝32のストライカユニット11に対する相対位置は変更されていることによる。
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態に記載の(1)の効果に加えて以下の効果を得ることができる。
(4)第2実施形態によれば、キャッチャーユニット30は、ドア枠Fに固定される支持枠42と、支持枠42に対し移動可能に設けられた基材41とを備え、基材41には、ストライカ13を捕捉終了位置まで誘導するガイド溝32が設けられる。また、ドアDを予め設定された開度で開いた状態で支持する支持部は、基材41によって構成され、作用位置に配置された基材41は、ストライカ13とガイド溝32を構成する壁部との当接によってストライカ13の捕捉終了位置へ向かう移動を妨げる。このため、基材41を支持枠42に設けることによって、回動補助機構は、ドアDを開いた状態で支持する機能を兼ね備えることができる。また、このため、ドアDを開いた状態で支持する場合には、この基材41を所望量だけ引き出せばよく、使用者が簡単に操作することができる。
(5)第2実施形態によれば、支持枠42は、掛止爪42cを備え、基材41は、掛止爪42cが掛止される歯41bが形成された被掛止部41aを備える。基材41は、被掛止部41aを掛止爪42cに対して摺接しながら移動する。このため、作用位置では、所望量だけ引き出された基材41を、被掛止部41a及び掛止爪42cの掛止によって固定することができる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・第2実施形態では、基材41を支持枠42に対して手前に引き出すことで、基材41を非作用位置から作用位置へ配置させたが、手前方向以外の方向に移動させることで基材41を作用位置に配置してもよい。図15に示すように、基材41を支持枠42に対して横にスライドさせてもよい。基材41は、第2実施形態の被掛止部41aを奥側の面に備え、支持枠42は、被掛止部41aに対応する位置に図示しない掛止爪42cを備える。支持枠42の内側は、基材41の長手方向の幅よりも大きい幅を有し、支持枠42内で基材41をスライド可能である。ドアDを所定の開度で開いた状態で保持するときは、基材41を、底面からみて手で右側にスライドさせて作用位置に移動させる。この状態でドアDを閉動すると、ストライカ13のピン20が係止壁41dに当接して係止され、ドアDが所定開度で保持される。このとき、係止壁41dのうち、ピン20の当接位置には、ピン20の外径に合わせて凹部が形成されていてもよい。
・開き戸を予め設定された角度に開いた状態で支持する支持部を、上記各実施形態では、支持アーム35と可動部としての基材41とから構成したが、ストライカの相対移動軌跡を遮るものであればよく、その他の構成でもよい。例えば、キャッチャーユニット30に備えられたリンク機構でもよい。リンク機構は、非作用位置にて、ドア枠F又はドアDに収容され、作用位置で、リンクのアームを突出させてストライカ13とキャッチャーユニットのガイド溝32との間に介在する。
・第1実施形態の支持アーム35は、圧縮コイルばね、又はねじりコイルばね等の付勢手段によって、作用位置に付勢されていてもよい。
11…回動補助機構を構成するストライカユニット、13…ストライカ、17…アーム、30…回動補助機構及び捕捉部を構成するキャッチャーユニット、31…基材、32…ガイド溝、35…支持部としての支持アーム、41…支持部及び可動部としての基材、41a…被掛止部、41b…歯、42…枠部としての支持枠、42c…掛止爪、D…開き戸としてのドア、F…枠体としてのドア枠。

Claims (5)

  1. 開き戸の回動補助機構であって、
    前記開き戸及び前記開き戸を回動可能に支持する枠体の一方に設けられたストライカと、
    前記開き戸及び前記枠体の他方に設けられ、前記開き戸の閉動時に、前記ストライカを捕捉開始位置から捕捉終了位置まで誘導して前記開き戸の閉動を補助する捕捉部とを備えるとともに、
    前記捕捉部には、前記開き戸を予め設定された角度に開いた状態で支持する支持部が設けられ、該支持部は、前記捕捉開始位置から前記捕捉終了位置に至る前記ストライカの相対移動軌跡に重複しない非作用位置と、前記相対移動軌跡を遮る作用位置との間で移動可能に前記捕捉部に対して支持された回動補助機構。
  2. 前記捕捉部は、前記開き戸又は前記枠体に固定される基材を備え、該基材には、前記ストライカを前記捕捉開始位置から前記捕捉終了位置まで誘導するガイド溝が形成され、
    前記支持部は、前記非作用位置と前記作用位置との間で前記基材に対して回動可能に支持されたアームであって、前記作用位置に配置されたアームは、前記ガイド溝に突出することによって前記ストライカの前記捕捉終了位置へ向かう移動を妨げる請求項1に記載の回動補助機構。
  3. 前記アームは、非作用位置で前記ガイド溝の壁部を構成する請求項2に記載の回動補助機構。
  4. 前記捕捉部は、前記開き戸又は前記枠体に固定される枠部と、前記枠部に対し移動可能に設けられた可動部を備え、該可動部には、前記ストライカを前記捕捉終了位置まで誘導するガイド溝が形成され、
    前記支持部は前記可動部によって構成され、前記作用位置に配置された前記可動部は、前記ストライカと前記ガイド溝を構成する壁部との当接によって前記ストライカの前記捕捉終了位置へ向かう移動を妨げる請求項1に記載の回動補助機構。
  5. 前記枠部及び前記可動部の一方は、掛止爪を備え、
    前記枠部及び前記可動部の他方は、前記掛止爪に掛止される歯が形成された被掛止部を備え、該被掛止部を前記掛止爪に対して摺接しながら移動する請求項4に記載の回動補助機構。
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