JP2001231597A - レムナント様リポ蛋白中のコレステロールの測定方法および測定試薬 - Google Patents
レムナント様リポ蛋白中のコレステロールの測定方法および測定試薬Info
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Abstract
白質中のコレステロールを簡便に感度良く測定する方法
および測定試薬を提供する。 【解決手段】 本発明により、生体試料にコレステロー
ルエステラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもし
くはコレステロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を
加水分解する酵素を作用させ、生成する過酸化水素また
は還元型補酵素を測定することによりレムナント様リポ
蛋白質中のコレステロールを測定することを特徴とす
る、生体試料中のレムナント様リポ蛋白質中のコレステ
ロールの測定方法、並びにコレステロールエステラーゼ
およびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロ
ールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵
素からなるレムナント様リポ蛋白質中のコレステロール
の測定試薬が提供される。
Description
動脈硬化症等の危険因子とされるレムナント様リポ蛋白
質中のコレステロールの測定方法と測定試薬に関する。
(HDL)中のコレステロールは動脈硬化症の危険因子
として負の因子、低密度リポ蛋白質(LDL)中のコレ
ステロールは動脈硬化症の危険因子として正の因子とさ
れており、臨床検査の分野で頻繁に測定されている。近
年、脂質の代謝等に起因して生成するリポ蛋白質中のコ
レステロールが動脈硬化症の危険因子としてLDL中の
コレステロールより密接な指標となることが示されてき
ている。該リポ蛋白質としては、例えばレムナント様リ
ポ蛋白質があげられており、レムナント様リポ蛋白質中
のコレステロール測定に対しては厚生省により保険点数
がつけられている。
ルの測定方法としては、抗アポB−100抗体と抗アポ
A1抗体を用いて試料からレムナント様リポ蛋白質を分
離し、分離したレムナント様リポ蛋白質中のコレステロ
ールを測定する方法が知られている[動脈硬化,25(9,1
0), 371(1998)]。しかしながら本方法は抗体を使用
したアフィニティークロマトグラフィー方法を使用する
もので、試料の分離操作を必要とする等操作が煩雑で時
間がかかる。
の分離操作が不要なレムナント様リポ蛋白質中のコレス
テロールを簡便に感度良く測定する方法および測定試薬
を提供することにある。
質(HDL)、低密度リポ蛋白質(LDL)、カイロミ
クロン(CM)、超低密度リポ蛋白質(VLDL)、C
Mレムナント、VLDLレムナント、中密度リポ蛋白質
(IDL)レムナント等のリポ蛋白質を含有する生体試
料中のコレステロールをコレステロールエステラーゼお
よびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロー
ルデヒドロゲナーゼを使用して測定するに際し、リン脂
質を加水分解する酵素を作用させることにより、CMレ
ムナント、VLDLレムナントおよびIDLレムナント
等のレムナント様リポ蛋白質中のコレステロールを特異
的に測定することができることを見いだし本発明を完成
させた。
に関する。
ラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコレ
ステロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解
する酵素を作用させ、生成する過酸化水素または還元型
補酵素を測定することによりレムナント様リポ蛋白質中
のコレステロールを測定することを特徴とする、生体試
料中のレムナント様リポ蛋白質中のコレステロールの測
定方法。
びコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロール
デヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素を
作用させるに際し、界面活性剤を添加する(1)記載の
測定方法。
テラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコ
レステロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分
解する酵素を作用させる前に界面活性剤が添加されたも
のである(1)記載の方法。
蛋白質以外のリポ蛋白質に対するコレステロールエステ
ラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコレ
ステロールデヒドロゲナーゼの作用を抑制する界面活性
剤である(2)または(3)記載の方法。
レン誘導体またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレン共重合体もしくはその誘導体である(2)〜
(4)のいずれかに記載の方法。
テラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコ
レステロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分
解する酵素を作用させる前にポリオキシエチレン−ポリ
オキシプロピレン共重合体もしくはその誘導体が添加さ
れたものであり、コレステロールエステラーゼおよびコ
レステロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒ
ドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素を作用
させるに際しポリオキシアルキレン誘導体を添加する
(1)記載の方法。
ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンスチレン化フェニルエーテルまたはポリオキシエチ
レン長鎖分岐アルキルエーテルである(5)または
(6)記載の方法。
プロピレン共重合体もしくはその誘導体が一般式(I)
って1〜200の整数を表し、Rは直鎖または分岐のア
ルキルを表す。]で表される化合物である(5)または
(6)記載の方法。
スホリパーゼD、ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼA
2である(1)〜(8)のいずれかに記載の方法。
よびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロー
ルデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素
からなるレムナント様リポ蛋白質中のコレステロールの
測定試薬。
記載の測定試薬。
およびコレステロールエステラーゼおよびコレステロー
ルオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナー
ゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素を含有する第2試
薬からなる(10)記載の測定試薬。
ポ蛋白質以外のリポ蛋白質に対するコレステロールエス
テラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコ
レステロールデヒドロゲナーゼの作用を抑制する界面活
性剤である(11)または(12)記載の測定試薬。
キレン誘導体またはポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレン共重合体もしくはその誘導体である(11)ま
たは(12)記載の測定試薬。
オキシエチレン−ポリオキシプロピレン共重合体であ
り、第2試薬にポリオキシアルキレン誘導体を含有する
(12)記載の測定試薬。
が、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシ
エチレンスチレン化フェニルエーテルまたはポリオキシ
エチレン長鎖分岐アルキルエーテルである(14)また
は(15)記載の測定試薬。
シプロピレン共重合体もしくはその誘導体が一般式
(I)
って1〜200の整数を表し、Rは直鎖または分岐のア
ルキルを表す。]で表される化合物である(14)また
は(15)記載の測定試薬。
ホスホリパーゼD、ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼ
A2である(10)〜(17)のいずれかに記載の測定
試薬。
中のコレステロールを定量するための反応は水性媒体
中、好ましくは緩衝液中で行われる。
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、リン酸緩衝
剤、ホウ酸緩衝剤およびグッドの緩衝剤等があげられ
る。グッドの緩衝剤としては、N−(2−アセタミド)
−2−アミノエタンスルホン酸(ACES)、N−(2
−アセタミド)イミノ二酢酸(ADA)、N,N−ビス
(2−ヒドロキシエチル)−2−アミノエタンスルホン
酸(BES)、3−[N,N−ビス(2−ヒドロキシエ
チル)アミノ]−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸
(DIPSO)、N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラ
ジン−N’−2−エタンスルホン酸(HEPES)、2
−(N−モルホリノ)エタンスルホン酸(MES)、3
−(N−モルホリノ)プロパンスルホン酸(以下、MO
PSという)、3−(N−モルホリノ)−2−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸(MOPSO)、ピペラジン−
N,N’−ビス(2−エタンスルホン酸)(PIPE
S)、ピペラジン−N,N’−ビス(2−ヒドロキシプ
ロパン−3−スルホン酸)(POPSO)等があげられ
る。
9である。緩衝液の使用濃度は、5〜500mMが好ま
しく、10〜200mMがより好ましく、20〜100
mMが特に好ましい。
ゼとしては、コレステロールエステルを加水分解する能
力を有する酵素であれば特に限定されず、例えば微生物
または動物由来のコレステロールエステラーゼやリポプ
ロテインリパーゼ等があげられる。
レステロールを酸化して過酸化水素を生成する能力を有
する酵素であれば特に限定されず、例えば微生物または
動物由来のコレステロールオキシダーゼがあげられる。
は、コレステロールを酸化して酸化型補酵素を還元する
能力を有する酵素であれば特に限定されず、例えば微生
物または動物由来のコレステロールデヒドロゲナーゼが
あげられる。
させるためにポリエチレングリコールを主成分とする
基、水溶性のオリゴ糖残基、スルホプロピル基などで該
酵素を化学的に修飾したものも用いられる。また、遺伝
子操作により得られる酵素も用いられる。
ゼ、コレステロールオキシダーゼおよびコレステロール
デヒドロゲナーゼの使用量は、反応液中、それぞれ0.
01〜200U/mlが好ましく0.1〜100U/m
lがより好ましい。
ステロールを定量する反応には、反応の特異性に影響を
及ぼさない範囲でコレステロールエステラーゼおよびコ
レステロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒ
ドロゲナーゼを活性化するためによく使用される界面活
性剤あるいはコール酸類も使用することができる。ま
た、生体試料中のグロブリンなどの蛋白質を可溶化する
ための種々の塩類を使用することもできる。
テロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロ
ゲナーゼを活性化するための界面活性剤としては、例え
ばアニオン界面活性剤があげられる。アニオン界面活性
剤としては1−ペンタスルホン酸塩、1−ヘキサスルホ
ン酸塩、1−ヘプタスルホン酸塩、1−オクタスルホン
酸塩などのアルキルスルホン酸塩があげられ0〜5%の
範囲で使用される。コール酸類としては、コール酸、デ
オキシコール酸、タウロコール酸、ケノデオキシコール
酸などが0〜5%の範囲で使用される。
リウム、塩化カリウム、硫酸カリウム、塩化マグネシウ
ム、硫酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、塩化リチウ
ム、硫酸リチウム、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウ
ム、硝酸マグネシウム、硝酸カルシウムなどが0〜10
0mMの範囲で使用される。
質を分解する能力を有する酵素であれば特に制限されな
い。例えば動物、植物および微生物由来のリン脂質を分
解する酵素があげられる。具体的なリン脂質を分解する
酵素としては、例えばホスホリパーゼD、ホスホリパー
ゼC、ホスホリパーゼA2、リゾホスホリパーゼ等があ
げられる。
は、反応液中、それぞれ0.01〜200U/mlが好
ましく、0.1〜100U/mlがより好ましい。
テロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロ
ゲナーゼとしてコレステロールエステラーゼとコレステ
ロールオキシダーゼとを用いるときは、コレステロール
の反応により酸素から過酸化水素が発生する。発生した
過酸化水素は、例えばパーオキシダーゼの存在下、4−
アミノアンチピリンとフェノール類、4−アミノアンチ
ピリンとトリンダー試薬または高感度の色素源を用いて
定量することができる。
ル、4−クロロフェノール、m−クレゾール、3−ヒド
ロキシ−2,4,6−トリヨード安息香酸(HTIB)
等があげられる。
総合カタログ、1994年)としては、N−スルホプロ
ピルアニリン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3
−スルホプロピル)−m−トルイジン(TOOS)、N
−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピ
ル)−3,5−ジメチルアニリン(MAOS)、N−エ
チル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−
3,5−ジメトキシアニリン(DAOS)、N−エチル
−N−スルホプロピル−m−トルイジン(TOPS)、
N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−3,5
−ジメトキシアニリン(HDAOS)、N,N−ジメチ
ル−m−トルイジン、N,N−ジスルホプロピル−3,
5−ジメトキシアニリン、N−エチル−N−スルホプロ
ピル−m−アニシジン、N−エチル−N−スルホプロピ
ルアニリン、N−エチル−N−スルホプロピル−3,5
−ジメトキシアニリン、N−スルホプロピル−3,5−
ジメトキシアニリン、N−エチル−N−スルホプロピル
−3,5−ジメチルアニリン、N−エチル−N−(2−
ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−m−アニシジン、
N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピ
ル)アニリン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3
−スルホプロピル)−3,5−ジメトキシアニリン等の
アニリン類あるいはN−エチル−N−(3−メチルフェ
ニル)−N’−サクシニルエチレンジアミン(EMS
E)、N−エチル−N−(3−メチルフェニル)−N’
−アセチルエチレンジアミン等があげられる。
3479号で示される10−(N−メチルカルバモイ
ル)−3,7−ビス(ジメチルアミノ)フェノチアジン
(MCDP)、特公平4−27839で示されるビス
[3−ビス(4−クロロフェニル)メチル−4−ジメチ
ルアミノフェニル]アミン(BCMA)、特開昭62−
296号で示される化合物等があげられる。
10mg/mlが好ましい。
テロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロ
ゲナーゼとしてコレステロールエステラーゼとコレステ
ロールデヒドロゲナーゼとを用いるときは、コレステロ
ールの反応により酸化型補酵素であるNAD(P)から
還元型補酵素であるNAD(P)Hが発生する。NAD
(P)Hは、300〜500nm、好ましくは330〜
400nm、特に好ましくは約340nmでの反応液の
吸光度を測定することにより定量することができる。な
お、NAD(P)Hの定量は、ジアホラーゼ、テトラゾ
リウム塩を添加してホルマザン色素を生成させ、ホルマ
ザン色素を比色して行うこともできる。
40℃、通常37℃で、1〜30分間、好ましくは2〜
10分間行う。
れず、具体的には血液自体または血漿、血清等の血液画
分を使用することができる。
コレステロールの測定の精度を高めるために前述のコレ
ステロールエステラーゼおよびコレステロールオキシダ
ーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナーゼの活性を
高める界面活性剤と共にまたは単独で、レムナント様リ
ポ蛋白質以外のリポ蛋白質に対するコレステロールエス
テラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコ
レステロールデヒドロゲナーゼの作用を抑制する界面活
性剤を添加することが好ましい。該界面活性剤は、コレ
ステロールエステラーゼおよびコレステロールオキシダ
ーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナーゼ並びにリ
ン脂質を加水分解する酵素を作用させるに際して該酵素
と同時に添加することができるが、コレステロールエス
テラーゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコ
レステロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分
解する酵素を作用させる前の生体試料に添加することが
好ましい。
に対するコレステロールエステラーゼおよびコレステロ
ールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナ
ーゼの作用を抑制する界面活性剤としては、コレステロ
ールエステラーゼおよびコレステロールオキシダーゼも
しくはコレステロールデヒドロゲナーゼのレムナント様
リポ蛋白質以外のリポ蛋白質に対する作用を低減させる
界面活性剤であれば特に制限がないが、例えばポリオキ
シアルキレン誘導体およびポリオキシエチレン−ポリオ
キシプロピレン共重合体もしくはその誘導体等があげら
れる。
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンスチレン化フェニルエーテルまたはポリオキシエチレ
ン長鎖分岐アルキルエーテル等があげられ、該アルキル
としては、炭素数8以上の、例えばオクチル、ノニル等
があげられ、該アリールとしては、フェニル等があげら
れる。
ては、ポリオキシエチレンアルキルエーテルとして例え
ばノニオンHS−210、ノニオンHS−215、ノニ
オンNS−208.5、ノニオンHS−208(以上、
日本油脂社製)、エマルゲンL−40、エマルゲン91
1、エマルゲン810(以上、花王社製)、ポリオキシ
エチレンスチレン化フェニルエーテルとして例えばブロ
ウオン(BLAUON)TSP−50(青木油脂社製)
等の市販品があげられる。
油性バランス(以下、HLBという)は、9〜20が好
ましい。
ン共重合体としては、ポリオキシエチレンとポリオキシ
プロピレンのランダム共重合体でもブロック共重合体で
もよく、例えば一般式(I)
って1〜200の整数を表し、Rは直鎖または分岐のア
ルキルを表す。]で表される化合物があげられる。
しくは炭素数1〜30のアルキル、より好ましくは炭素
数2〜24のアルキルがあげられる。
例えば、プロニックL−121、プルロニックL−12
2、プルロニックL−101、プルロニックP−10
3、プルロニックF−108等の市販品(いずれも旭電
化社製)、ポリオキシアルキレン長鎖分岐アルキルエー
テルとして例えばユニルーブMT0620B(日本油脂
社製)があげられる。また、一般式(I)で表される化
合物中のポリプロピレングリコール基の分子量として
は、2,050以上が好ましく、2,750以上がより
好ましく、3,250以上が特に好ましい。ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレン共重合体のHLBは、
1〜6が好ましい。
に対するコレステロールエステラーゼおよびコレステロ
ールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナ
ーゼの作用を抑制する界面活性剤の使用濃度は特に限定
されないが、0.001〜10%が好ましく、0.01
〜5%がより好ましく、0.05〜1%が特に好まし
い。
剤、他の酵素等を含有させることができる。
ン酸塩、デキストラン硫酸塩、ヘパリンなどのポリアニ
オンが、マグネシウム、カルシウム、コバルト等の2価
の金属塩があげられる。他の酵素としてはアルコルビン
酸オキシダーゼ等があげられる。以下に本発明の実施例
を示す。
試薬を作成した。 試薬1 グッド緩衝剤pH6.8(MOPS、同仁化学社製) 20mM TOOS(同仁化学社製) 0.3g/L 硫酸ナトリウム 2g/L プルロニックF−108(旭電化社製) 1g/L パ−オキシダーゼ(POD、東洋紡社製) 10単位/ml アスコルビン酸オキシダーゼ(AOD、旭化成社製) 2単位/ml
試薬を作成した。 試薬1 グッド緩衝剤pH6.8(MOPS、同仁化学社製) 20mM TOOS(同仁化学社製) 0.3g/L 硫酸ナトリウム 2g/L BLAUNON TSP−50(青木油脂社製) 2g/L パ−オキシダーゼ(POD、東洋紡社製) 10単位/ml アスコルビン酸オキシダーゼ(AOD、旭化成社製) 2単位/ml
試薬を作成した。 試薬1 グッド緩衝剤pH6.8(MOPS、同仁化学社製) 20mM TOOS(同仁化学社製) 0.3g/L 硫酸ナトリウム 2g/L ユニルーブMT−0620B(日本油脂社製) 0.5g/L パ−オキシダーゼ(POD、東洋紡社製) 10単位/ml アスコルビン酸オキシダーゼ(AOD、旭化成社製) 2単位/ml
試薬を作成した。 グッド緩衝剤pH6.8(MOPS、同仁化学社製) 20mM TOOS(同仁化学社製) 0.3g/L 硫酸ナトリウム 2g/L BLAUNON TSP−50(青木油脂社製) 2g/L パ−オキシダーゼ(POD、東洋紡社製) 10単位/ml アスコルビン酸オキシダーゼ(AOD、旭化成社製) 2単位/ml
試薬を作成した。 グッド緩衝剤pH6.8(MOPS、同仁化学社製) 20mM TOOS(同仁化学社製) 0.3g/L 硫酸ナトリウム 2g/L BLAUNON TSP−50(青木油脂社製) 2g/L パ−オキシダーゼ(POD、東洋紡社製) 10単位/ml アスコルビン酸オキシダーゼ(AOD、旭化成社製) 2単位/ml
計のセルに入れ、血清30μlを添加して攪拌し、37
℃で5分間加温した。ついで37℃に予備加温された実
施例1の試薬2を0.75ml添加して攪拌し、5分間
加温した後、555nmにて吸光度の変化を測定した。
日本抗体研究所社製RLP−C測定キットでレムナント
様リポ蛋白質中のコレステロール値が49.6mg/d
Lである血清標準液を用いて同様に操作し検量線を作成
し、上記吸光度の変化から検体中のコレステロール値を
求めた。
日本抗体研究所社製のRLP−C測定キットを用いてレ
ムナント様リポ蛋白質中のコレステロール値を測定し、
得られるコレステロール値との相関性を調べた。
て得られるコレステロール値とレムナント様リポ蛋白質
中のコレステロール測定試薬である日本抗体研究所社製
RLP−C測定キットで得られるコレステロール値とに
は良好な相関が認められ、相関係数は0.945であっ
た。このことから、実施例1の試薬により、レムナント
様リポ蛋白質中のコレステロール値を簡便に測定できる
ことが示される。
果、相関係数は0.84であった。このことから、実施
例2の試薬により、レムナント様リポ蛋白質中のコレス
テロール値を簡便に測定できることが示される。
果、相関係数は0.93であった。このことから、実施
例3の試薬により、レムナント様リポ蛋白質中のコレス
テロール値を簡便に測定できることが示される。
果、相関係数は0.87であった。このことから、実施
例4の試薬により、レムナント様リポ蛋白質中のコレス
テロール値を簡便に測定できることが示される。
果、相関係数は0.85であった。このことから、実施
例5の試薬により、レムナント様リポ蛋白質中のコレス
テロール値を簡便に測定できることが示される。
レムナント様リポ蛋白質中のコレステロールを簡便に感
度良く測定する方法および測定試薬が提供される。
ロール値(縦軸)と日本抗体研究所社製RLP−C測定
キットを用いて得られるコレステロール値(横軸)との
相関図を示す。
Claims (18)
- 【請求項1】 生体試料にコレステロールエステラーゼ
およびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロ
ールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵
素を作用させ、生成する過酸化水素または還元型補酵素
を測定することによりレムナント様リポ蛋白質中のコレ
ステロールを測定することを特徴とする、生体試料中の
レムナント様リポ蛋白質中のコレステロールの測定方
法。 - 【請求項2】 コレステロールエステラーゼおよびコレ
ステロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒド
ロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素を作用さ
せるに際し、界面活性剤を添加する請求項1記載の測定
方法。 - 【請求項3】 生体試料が、コレステロールエステラー
ゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステ
ロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する
酵素を作用させる前に界面活性剤が添加されたものであ
る請求項1記載の方法。 - 【請求項4】 界面活性剤が、レムナント様リポ蛋白質
以外のリポ蛋白質に対するコレステロールエステラーゼ
およびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステロ
ールデヒドロゲナーゼの作用を抑制する界面活性剤であ
る請求項2または3記載の方法。 - 【請求項5】 界面活性剤が、ポリオキシアルキレン誘
導体またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレン
共重合体もしくはその誘導体である請求項2〜4のいず
れかに記載の方法。 - 【請求項6】 生体試料が、コレステロールエステラー
ゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステ
ロールデヒドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する
酵素を作用させる前にポリオキシエチレン−ポリオキシ
プロピレン共重合体もしくはその誘導体が添加されたも
のであり、コレステロールエステラーゼおよびコレステ
ロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒドロゲ
ナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素を作用させる
に際しポリオキシアルキレン誘導体を添加する請求項1
記載の方法。 - 【請求項7】 ポリオキシアルキレン誘導体が、ポリオ
キシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンス
チレン化フェニルエーテルまたはポリオキシエチレン長
鎖分岐アルキルエーテルである請求項5または6記載の
方法。 - 【請求項8】 ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピ
レン共重合体もしくはその誘導体が一般式(I) 【化1】 [式中、a、bおよびcは同一または異なって1〜20
0の整数を表し、Rは直鎖または分岐のアルキルを表
す。]で表される化合物である請求項5または6記載の
方法。 - 【請求項9】 リン脂質を加水分解する酵素がホスホリ
パーゼD、ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼA2であ
る請求項1〜8のいずれかに記載の方法。 - 【請求項10】 コレステロールエステラーゼおよびコ
レステロールオキシダーゼもしくはコレステロールデヒ
ドロゲナーゼ並びにリン脂質を加水分解する酵素からな
るレムナント様リポ蛋白質中のコレステロールの測定試
薬。 - 【請求項11】 界面活性剤を含有する請求項10記載
の測定試薬。 - 【請求項12】 界面活性剤を含有する第1試薬、およ
びコレステロールエステラーゼおよびコレステロールオ
キシダーゼもしくはコレステロールデヒドロゲナーゼ並
びにリン脂質を加水分解する酵素を含有する第2試薬か
らなる請求項10記載の測定試薬。 - 【請求項13】 界面活性剤が、レムナント様リポ蛋白
質以外のリポ蛋白質に対するコレステロールエステラー
ゼおよびコレステロールオキシダーゼもしくはコレステ
ロールデヒドロゲナーゼの作用を抑制する界面活性剤で
ある請求項11または12記載の測定試薬。 - 【請求項14】 界面活性剤が、ポリオキシアルキレン
誘導体またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレ
ン共重合体もしくはその誘導体である請求項11または
12記載の測定試薬。 - 【請求項15】 第1試薬の界面活性剤が、ポリオキシ
エチレン−ポリオキシプロピレン共重合体であり、第2
試薬にポリオキシアルキレン誘導体を含有する請求項1
2記載の測定試薬。 - 【請求項16】 ポリオキシアルキレン誘導体が、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン
スチレン化フェニルエーテルまたはポリオキシエチレン
長鎖分岐アルキルエーテルである請求項14または15
記載の測定試薬。 - 【請求項17】 ポリオキシエチレン−ポリオキシプロ
ピレン共重合体もしくはその導体が一般式(I) 【化2】 [式中、a、bおよびcは同一または異なって1〜20
0の整数を表し、Rは直鎖または分岐のアルキルを表
す。]で表される化合物である請求項14または15記
載の測定試薬。 - 【請求項18】 リン脂質を加水分解する酵素がホスホ
リパーゼD、ホスホリパーゼC、ホスホリパーゼA2で
ある請求項10〜17のいずれかに記載の測定試薬。
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