JPH11103888A - 生体成分測定用試薬および測定方法 - Google Patents

生体成分測定用試薬および測定方法

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JPH11103888A
JPH11103888A JP26860397A JP26860397A JPH11103888A JP H11103888 A JPH11103888 A JP H11103888A JP 26860397 A JP26860397 A JP 26860397A JP 26860397 A JP26860397 A JP 26860397A JP H11103888 A JPH11103888 A JP H11103888A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】生体試料中の特定成分を測定するに当たり、還
元物質、特にビリルビンによる影響を回避する。 【解決手段】HLB13以上のポリオキシエチレンアル
キルエーテル、フェロシアン化イオンおよび生体成分に
直接的にまたは間接的に作用して過酸化水素を生成する
酸化酵素、ペルオキシダーゼおよび過酸化水素発色剤を
含有することを特徴とする生体試料中の特定成分を酸化
酵素を用いて測定する試薬および該試薬を使用する生体
成分測定法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、血清、尿、血漿、
唾液、髄液等の生体試料中の特定成分、例えば尿酸、コ
レステロール、クレアチニン、クレアチンなどをそれぞ
れの酸化酵素を用いて測定する試薬および測定方法にお
いて、試料中の還元物質、特にビリルビンによる影響を
回避することを特徴とする。
【0002】
【従来の技術】生体試料中の特定成分、例えばコレステ
ロールをコレステロールオキシダーゼを用いて測定する
方法において、試料中の還元物質、例えばアスコルビン
酸、ビリルビンなどがコレステロールの測定に影響を及
ぼすことはしばしば経験されることである。すなわち、
コレステロールオキシダーゼの作用により生成した過酸
化水素をペルオキシーゼの存在下、4−アミノアンチピ
リンとアニリン誘導体をカップリングさせ、発色させる
ことによって、コレステロールを定量する。この際に、
試料中の還元物質により過酸化水素が還元され、4−ア
ミノアンチピリンとアニリン誘導体のカップリングが減
少することになり、特定成分に比例した発色強度が得ら
れない。
【0003】アスコルビン酸の影響を回避するために、
アスコルビン酸オキシダーゼを添加して、アスコルビン
酸を除去する方法(特公昭56-39198号公報)、あるいは
鉄、コバルト、セレン、銅、水銀、ニッケル等の有機錯
体などにより、アスコルビン酸を酸化させる方法(特公
平1-41223 号公報、特公昭63-67139号公報、特公昭63-3
9871号公報)が報告されている。さらにヨウ素酸塩など
の過酸化物によるアスコルビン酸の除去も報告されてい
る(特公平2-4861号公報)。アスコルビン酸オキシダー
ゼの添加は、効率的にアスコルビン酸を除去することが
可能になるとともに、他の成分等の悪影響を及ぼすこと
がほとんどないため広く利用されている。
【0004】また、生体試料中のビリルビンの影響を回
避するためには、ビリルビンオキシダーゼを添加する方
法(特公昭55-25840号公報)、2価の銅イオン化合物と
界面活性剤および/またはシアン化合物を添加する方法
(特開昭59-159798 号公報)、陽イオン界面活性剤を添
加する方法(特開平8-78号公報)、両性界面活性剤を添
加する方法(特開平7-155196号公報)が報告されてい
る。しかしながら、ビリルビンオキシダーゼは過酸化水
素非存在下で色原体のカップリング反応を促進する作用
を有しているため、実用されるに至っていない。
【0005】2価の銅イオン化合物と界面活性剤および
/またはシアン化合物を添加する方法は、ビルルビンの
除去には効果が認められるが、酸化酵素を用いて生じる
過酸化水素を比色定量する場合、ビリルビンオキシダー
ゼを使用する場合と同様の問題が生じる。さらに、シア
ン化合物は猛毒であり、使用上、好ましくない。陽イオ
ン界面活性剤または両性界面活性剤を添加する方法は、
酵素を用いて生体成分を比色定量する場合、酵素の保存
安定性を低下させる。このように、試料中の還元物質の
影響を回避する方法として、アスコルビン酸に関しては
効果的、汎用的な方法がある一方、ビリルビンに関して
は、そのような方法が確立されていない状況である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は生体試料中の
特定成分を測定するに当たり、還元物質、特にビリルビ
ンによる影響を回避することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記現状に
鑑み、鋭意検討した結果、フェロシアン化イオンと非イ
オン界面活性剤の1種であるポリオキシエチレンアルキ
ルエーテルを共存させることによって、還元物質による
影響を軽減する効果を見出し、さらに詳細に検討を行っ
た結果、HLB13以上のポリオキシエチレンアルキル
エーテルに、特にその効果が顕著であることを見出し、
本発明を完成するにいたった。
【0008】すなわち、本発明はHLB13以上のポリ
オキシエチレンアルキルエーテル、フェロシアン化イオ
ンおよび生体成分に直接的にまたは間接的に作用して過
酸化水素を生成する酸化酵素、ペルオキシダーゼおよび
過酸化水素発色剤を含有することを特徴とする生体試料
中の特定成分を酸化酵素を用いて測定する試薬である。
【0009】また、本発明は生体試料中の特定成分を酸
化酵素を用いて測定する方法において、試料にHLB1
3以上のポリオキシエチレンアルキルエーテル、フェロ
シアン化イオンおよび生体成分に直接的にまたは間接的
に作用して過酸化水素を生成する酸化酵素、ペルオキシ
ダーゼおよび過酸化水素発色試薬を含有する試薬を反応
させ、生成した過酸化水素から発生した発色強度を測定
することを特徴とする生体成分の測定方法である。
【0010】
【発明の実施態様】本発明における生体試料としては、
血清、尿、血漿、唾液、髄液等が挙げられる。また、こ
れらの生体試料中の特定成分としては、尿酸、コレステ
ロール、中性脂肪、無機リン、グルコース、クレアチニ
ン、クレアチン、遊離脂肪酸、リン脂質などが例示され
る。
【0011】生体試料中の上記特定成分を酸化酵素を用
いて測定する試薬とは、それぞれの特定成分に直接的
に、または間接的に作用して過酸化水素を生成する酸化
酵素を使用する。
【0012】試料中の特定成分と酸化酵素の組み合わせ
としては、尿酸とウリカーゼ、グルコースとグルコース
オキシダーゼ、コレステロールとコレステロールオキシ
ダーゼ、中性脂肪とグリセロール−3−リン酸オキシダ
ーゼ、無機リンとキサンチンオキシダーゼ、クレアチ
ン、クレアチニンとザルコシンオキシダーゼ、遊離脂肪
酸とアシルCoAオキシダーゼ、リン脂質とコリンオキ
シダーゼなどが挙げられる。
【0013】本発明において用いるHLB13以上のポ
リオキシエチレンアルキルエーテルとは、アルキル基が
炭素原子数12〜22のアルキル基であり、オキシエチ
レン基の繰り返し単位数が4〜50,000の化合物で
ある。このような化合物としては、例えば、ポリオキシ
エチレンドデシルエーテル(HLB13.1) 、ポリオキシエチ
レンセチルエーテル(HLB14.2) 、ポリオキシエチレンオ
クチルエーテル(HLB13.1) 、ポリオキシエチレンステア
リルエーテル(HLB13.9) 、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル(HLB16.2) 、ポリオキシエチレンラウリルエー
テル(HLB15.3)、オクタエチレングリコールモノ-n- ド
デシルエーテル(HLB13.1) などが例示される。HLBが
13よりも低いと、生体試料中の濁り成分の影響を受け
るために、正確な測定が困難となる。
【0014】フェロシアン化イオンとしては、フェロシ
アン化カリウム、フェロシアン化ナトリウムなどが例示
される。
【0015】本発明の試薬中のHLB13以上のポリオ
キシエチレンアルキルエーテルの濃度は特に限定される
ものではないが、好適には0.05〜2.0重量%で用
いられる。また、フェロシアン化イオンの濃度は、0.
1〜300μMである。これらの濃度より少ないと、ビ
リルビンの影響を回避することが困難である。また、こ
れらの濃度より多いと、試薬ブランクの上昇を引き起こ
し、正確な測定が困難である。
【0016】本発明の尿酸測定試薬としては、ウリカー
ゼ、ペルオキシダーゼ、過酸化水素発色試薬、HLB1
3以上のポリオキシエチレンアルキルエーテル、フェロ
シアン化イオンおよび緩衝剤を含有する。これらの試薬
は一液でも、または二液であってもよい。また、液状試
薬であっても、固形試薬であってもよい。
【0017】本発明のグルコース測定試薬としては、グ
ルコースオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、過酸化水素
発色試薬、HLB13以上のポリオキシエチレンアルキ
ルエーテル、フェロシアン化イオンおよび緩衝剤を含有
する。これらの試薬は一液でも、または二液であっても
よい。また、液状試薬であっても、固形試薬であっても
よい。
【0018】本発明のクレアチニン測定試薬は、クレア
チニンアミドヒドロラーゼ、クレアチンアミジノヒドロ
ラーゼ、ザルコシンオキシダーゼ、ペルオキシダーゼ、
過酸化水素発色試薬、HLB13以上のポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、フェロシアン化イオンおよび緩
衝剤を含有する。これらの試薬は一液でも、または二液
であってもよい。また、液状試薬であっても、固形試薬
であってもよい。
【0019】上記特定成分以外の成分においても同様に
酸化酵素、ペルオシダーゼ、過酸化水素発色試薬、HL
B13以上のポリオキシエチレンアルキルエーテル、フ
ェロシアン化イオンおよび緩衝剤を含有する。これらの
試薬は、必要によりアスコルビン酸オキシダーゼ、カタ
ラーゼ、アジ化ナトリウムを含んでいてもよい。
【0020】本発明において使用するペルオキシダーゼ
および過酸化水素発色試薬は何ら制限されるものではな
い。過酸化水素発色試薬としては、例えば4−アミノア
ンチピリンまたは3−メチル−2−ベンゾチアゾリンヒ
ドラゾン(MBTH)とフェノールまたその誘導体また
はアニリンまたはその誘導体を組み合わせて使用する。
フェノール誘導体としては、2−クロロフェノール、4
−クロロフェノール、1,2−ジクロロフェノール等が
挙げられる。アニリン誘導体としては、N,N−ジメチ
ルアニリン、N,N−ジエチルアニリン、N,N−ジエ
チル−m−トルイジン、N,N−ジメチル−m−アニシ
ジン、N−エチル−N−(3−メチルフェニル)−N’
−アセチルエチレンジアミン、N−エチル−N−(β−
ヒドロキシエチル)−m−トルイジン、N−エチル−N
−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピル)−m−トル
イジン、N−エチル−N−スルホプロピル−m−トルイ
ジン、N−エチル−N−スルホプロピル−3,5−ジメ
トキシアニリン、N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−
3−スルホプロピル)−3,5−ジメトキシアニリン、
N−エチル−N−スルホプロピル−m−アニシジン、N
−エチル−N−(3−メチルフェニル)−N’−サクシ
ニルエチレンジアミン、N−エチル−N−(2−ヒドロ
キシ−N−スルホプロピル)−m−アニシジン等が挙げ
られる。また、10−X−メチルカルバモイル−3,7
−ジメチルアミノ−10H−フェノチアジン、ビス〔8
−ビス(4−クロロフェニル)メチル−4−ジメチルア
ミノフェニル〕アミン、1,4−ビス(ジメチルアミ
ノ)ジフェニル−(2,7−ジヒドロキシ−4−ナフチ
ル)メタン等のロイコ色素を使用してもよい。
【0021】従来から、非イオン界面活性剤は試料に由
来する混濁の除去(特公平2-24520号公報)、脂質加水
分解酵素の反応促進剤(特公昭60-12040号公報)、試薬
保存中の自然発色防止(特開平7-51095 号公報)、ヘム
タンパクの安定化(特表平8-502411号公報)などの報告
がなされている。一方、フェロシアン化イオンはビリル
ビンの影響を回避するために使用されている。しかし、
HLB13以上のポリオキシエチレンアルキルエーテル
をフェロシアン化イオンと共存させることによって、ビ
リルビンなどの還元物質の影響を回避した例は知られて
いない。
【0022】HLB13以上のポリオキシエチレンアル
キルエーテルおよびフェロシアン化イオンのいずれか一
方を添加しただけでは、ビリルビン影響を回避する効果
が不十分であるか、または、本発明と同レベルの効果が
得られる濃度では、試薬の粘性が高くなる。あるいは試
薬ブランクの上昇を引き起こすなどの測定の正確性にお
いて悪影響を及ぼす。
【0023】また、生体試料中の特定成分を酸化酵素に
より測定する法において、銅イオン、陽イオン界面活性
剤または両性イオン界面活性剤を添加すると、しばしば
酸化酵素タンパクへ影響を及ぼし、その結果、酸化酵素
の保存安定性を低下させることが知られている。しか
し、ポリオキシエチレンアルキルエーテルをフェロシア
ン化イオンと共存させる場合、酸化酵素の保存安定性を
低下させない。
【0024】本発明のポリオキシエチレンアルキルエー
テルに代えて、他の非イオン界面活性剤、例えばポリオ
キシエチレンアルキルフェニルエーテル群に属する界面
活性剤あるいはエステル結合を有する界面活性剤を使用
しても、同様の効果を得ることはできない。
【0025】
【実施例】以下に、本発明を実施例および比較例を用い
て説明する。実施例1 血清中尿酸の測定 試薬組成1(本発明) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM N−エチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホプロピ ル)−m−トルイジン(TOOS) 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 2U/ml ウリカーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0026】 試薬組成2(比較例) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM TOOS 0.3% ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(HLB 13.5) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 2U/ml ウリカーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル(HLB 13.5) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0027】
【表1】
【0028】測定方法 試料6μlに第一試薬260μlを添加、37℃で5分
間加温後、第二試薬130μlを添加し、さらに5分間
加温後、546nmの吸光度を、精製水を対照に測定し
た。得られた吸光度から、予め標準液を用いて得られた
検量線を用いて、測定値を算出した。その結果を表2に
示す。
【0029】
【表2】
【0030】表2から、本発明の試薬組成1は、他の非
イオン界面活性剤を使用した試薬組成2に比べて、試料
中のビリルビンの影響を低減していることが確認され
た。
【0031】 実施例2 血清中のグルコースの測定 試薬組成1(本発明) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM TOOS 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 200U/ml グルコースオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0032】 試薬組成2(比較例) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM TOOS 0.3% ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB 18.2) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 200U/ml グルコースオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル(HLB 18.2) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0033】試料 実施例1と同様にして試料の調製を実施した。 測定方法 試料3μlに第一試薬260μlを添加した後、37℃
で5分間加温し、第二試薬130μlを添加し、混和
し、5分間加温後、546nmの吸光度を、精製水を対
照に測定した。得られた吸光度から、予め標準液を用い
て得られた検量線を用いて、測定値を算出した。その結
果を表3に示す。
【0034】
【表3】
【0035】表3から、本発明の試薬組成1は、他の非
イオン界面活性剤を使用する試薬組成2に比べて、ビリ
ルビンの影響を低減していることが確認された。
【0036】実施例3 血清中クレアチニンの測定 試薬組成1(本発明) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% オクタエチレングリコールモノ−n−ドデシルエーテル (HLB 13.1) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% オクタエチレングリコールモノ-n-ドデシルエーテル (HLB 13.5) 0.1mM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0037】 試薬組成2(比較例) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル (HLB 13.5) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル (HLB 13.5) 0.1mM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0038】試料 実施例1と同様にして試料の調製を実施した。 測定方法 試料6μlに第一試薬270μl添加、37℃で5分加
温後、第二試薬を90μl添加し、さらに5分間加温
後、546nmの吸光度を、精製水を対照に測定した。
得られた吸光度から、予め標準液を用いて得られた検量
線を用いて測定値を算出した。その結果を表4に示す。
【0039】
【表4】
【0040】表4から、本発明の試薬組成1は、他の非
イオン界面活性剤を使用する試薬組成2に比べて、ビリ
ルビンの影響を低減していることが確認された。
【0041】実施例4 血清中尿酸の測定 試薬組成1(本発明) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM TOOS 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 2U/ml ウリカーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレンオレイルエーテル(HLB 16.2) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0042】 試薬組成2(比較例) (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 20U/ml ペルオキシダーゼ 3mM TOOS 0.3% ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル(HLB 12.1) (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.0) 2U/ml ウリカーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% ポリオキシエチレン高級アルコールエーテル(HLB 12.1) 0.1mM フェロシアン化カリウム
【0043】試料 実施例1と同様に試料の調製を実施した。また実施例1
のビリルビン40mg/dlに代えて、イントラリポス
10%を用いた以外は実施例1と同様にして試料の調製
を実施した。 測定方法 試料8μlに第一試薬260μlを添加、37℃で5分
間加温後、第二試薬130μlを添加し、さらに5分間
加温後、546nmの吸光度を、精製水を対照に測定し
た。得られた吸光度から、予め標準液を用いて得られた
検量線を用いて、測定値を算出した。実施例1と同様に
試料を調製した結果を表5に示し、ビリルビンをイント
ラリポスに代えた結果を表6に示す。
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】表5,6から、本発明の試薬組成1は、他
の非イオン界面活性剤を使用する試薬組成2に比べて、
ビリルビンの影響を低減し、さらに乳びの影響を受けな
いことが確認された。
【0047】実施例5 血清中クレアチニンの測定 試薬組成1 (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% オクタエチレングリコールモノ−n−ドデシルエーテル (HLB 13.1) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% オクタエチレングリコールモノ-n-ドデシルエーテル (HLB 13.1) 0.1mM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0048】 試薬組成2 (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% オクタエチレングルコース-n- ドデシルエーテル (HLB 13.1) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% オクタエチレングルコース-n- ドデシルエーテル (HLB 13.1) 0.05μM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0049】試料 実施例1と同様にして試料の調製を実施した。 測定方法 試料6μlに第一試薬を270μl添加、37℃で5分
加温後、第二試薬を90μl添加し、さらに5分間加温
後、546nmの吸光度を、精製水を対照に測定した。
得られた吸光度から、予め標準液を用いて得られた検量
線を用いて測定値を算出した。その結果を表7に示す。
【0050】
【表7】
【0051】表7から、フェロシアン化カリウム濃度が
0.1mMである試薬組成1の方が、0.05μMであ
る試薬組成2に比べて、ビリルビンの影響が軽減されて
いることが確認された。
【0052】実施例6 試薬ブランク吸光度の測定 試薬組成1 (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% オクタエチレングリコールモノ−n−ドデシルエーテル (HLB 13.1) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% オクタエチレングリコールモノ-n-ドデシルエーテル (HLB 13.1) 0.1mM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0053】 試薬組成2 (第一試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 30U/ml クレアチンアミジノヒドロラーゼ 8U/ml ザルコシンオキシダーゼ 5U/ml アスコルビン酸オキシダーゼ 100U/ml カタラーゼ 0.3% オクタエチレングルコールモノ-n- ドデシルエーテル (HLB 13.1) 3mM TOOS (第二試薬) 100mM PIPES緩衝液(pH7.5) 400U/ml クレアチニンアミドヒドロラーゼ 70U/ml ペルオキシダーゼ 2mM 4−アミノアンチピリン 0.3% オクタエチレングリコールモノ-n- ドデシルエーテル (HLB 13.1) 1mM フェロシアン化カリウム 3mM アジ化ナトリウム
【0054】試料 実施例1と同様に試料の調製を実施した。 測定方法 試料6μlに第一試薬270μlを添加、37℃で5分
加温後、第二試薬90μlを添加し、さらに5分間加温
後、546nmの吸光度を、精製水を対照に測定した。
また37℃にて一週間保存した試薬についても同様の検
討を行った。その結果を表8に示す。
【0055】
【表8】
【0056】表8から、フェロシアン化カリウム濃度が
0.1mMである試薬組成1の方が、1mMである試薬
組成2に比べて、試薬ブランクの上昇が少ないことが確
認された。
【0057】
【発明の効果】本発明ではHLB13以上のポリオキシ
エチレンアルキルエーテルおよびフェロシアン化イオン
を使用することにより、生体試料中の還元物質、特にビ
リルビンの影響を回避して特定成分を正確に測定するこ
とができる。また、これらの添加物は試薬中に添加され
る酸化酵素、ペルオキシダーゼおよび過酸化水素発色試
薬を安定に保ち、長期保存が可能である液状試薬として
も正確な測定が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01N 33/92 G01N 33/92 A

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 HLB13以上のポリオキシエチレンア
    ルキルエーテル、フェロシアン化イオンおよび生体成分
    に直接的にまたは間接的に作用して過酸化水素を生成す
    る酸化酵素、ペルオキシダーゼおよび過酸化水素発色剤
    を含有することを特徴とする生体試料中の特定成分を酸
    化酵素を用いて測定する試薬。
  2. 【請求項2】 HLB13以上のポリオキシエチレンア
    ルキルエーテルが、HLB13以上のポリオキシエチレ
    ンオクチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエ
    ーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオ
    キシエチレンラウリルエーテルまたはポリオキシエチレ
    ンセチルエーテルまたはオクタエチレングコールモノ-n
    - ドデシルエーテルであり、フェロシアン化イオンがフ
    ェロシアン化カリウムまたはフェロシアン化ナトリウム
    である請求項1記載の試薬。
  3. 【請求項3】 HLB13以上のポリオキシエチレンア
    ルキルエーテルが、ポリオキシエチレンオレイルエーテ
    ル(HLB 16.2)またはオクタエチレングリコールモノ−n
    −ドデシルエーテル(HLB 13.1)である請求項1記載の試
    薬。
  4. 【請求項4】 HLB13以上のポリオキシエチレンア
    ルキルエーテルの濃度が、0.05〜2.0重量%、で
    あり、フェロシアン化イオンの濃度が、0.1〜300
    μMである請求項1記載の試薬。
  5. 【請求項5】 生体成分に直接的にまたは間接的に作用
    して過酸化水素を生成する酸化酵素がウリカーゼ、コレ
    ステロールオキシダーゼ、ザルコシンオキシダーゼ、グ
    ルコースオキシダーゼ、グリセロール−3−リン酸オキ
    シダーゼ、コリンオキシダーゼ、キサンチンオキシダー
    ゼまたはアシルCoAオキシダーゼである請求項1記載
    の試薬。
  6. 【請求項6】 生体試料中の特定成分を酸化酵素を用い
    て測定する方法において、試料にHLB13以上のポリ
    オキシエチレンアルキルエーテル、フェロシアン化イオ
    ンおよび生体成分に直接的にまたは間接的に作用して過
    酸化水素を生成する酸化酵素、ペルオキシダーゼおよび
    過酸化水素発色試薬を含有する試薬を反応させ、生成し
    た過酸化水素から発生した発色強度を測定することを特
    徴とする生体成分の測定方法。
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