JP2001183430A - 半導体装置のテスト方法及びシステム並びに記録媒体 - Google Patents

半導体装置のテスト方法及びシステム並びに記録媒体

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JP2001183430A JP36749299A JP36749299A JP2001183430A JP 2001183430 A JP2001183430 A JP 2001183430A JP 36749299 A JP36749299 A JP 36749299A JP 36749299 A JP36749299 A JP 36749299A JP 2001183430 A JP2001183430 A JP 2001183430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実装機搭載時の不良を製造試験時等に事前に検
出可能とするテストパターンを生成する装置及び方法の
提供。 【解決手段】半導体装置の端子信号について、不良発生
時から過去に遡った時点からの不良時を含む期間の信号
波形データをロジックアナライザで獲得し、テストパタ
ン生成装置で、前記信号波形データに基づき、前記半導
体装置を被試験デバイスとしてテストする自動テスト装
置用のテストパターンに変換して出力し、不良時のデー
タを正規のデータに変更して前記半導体装置の出力信号
に対する期待値パターンを作成し、半導体装置の出力信
号に対応して必要とされる入力信号の設定が前記信号波
形データ中に存在するか否かチェックし、存在しない場
合には、前記半導体装置への前記入力信号の設定を行う
テストパターンを生成し、テスト装置で不良が再現され
た場合、量産テストに用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置のテス
ト技術に関し、特に、実装機に搭載された半導体装置の
動作状態のトレースデータに基づき検査用のテストパタ
ーンを作成して被測定デバイスをテストする方法及びシ
ステムと装置並びにプログラムを記録した記録媒体に関
する。
【0002】
【従来の技術】研究試験及び製品開発(いわゆるR&D
(Research and Development))段階で行われる半
導体装置の特性解析試験(キャラクタライゼーション・
テスト)においては、該半導体装置の動作仕様等を定め
るためのデータの採取等を目的として、例えば高性能自
動テスト装置(Automatic Test Equipment;「AT
E」ともいう)を用いて、半導体装置のDCパラメトリ
ック試験、ファンクショナル試験、ACパラメトリック
試験のほか、電源、タイミング等を振って動作試験を行
う各種マージン試験等網羅的なテストが行われる。
【0003】一方、半導体装置の製造工程において、ウ
ェハテストの後に、ダイシング、ボンディング工程を経
て、パッケージングされた半導体装置に対する量産テス
ト(「ファイナルテスト」ともいう)は、一般に、半導
体装置が最小の電気的仕様を満たすことを保証するため
に行われ、通常、低コストの量産用自動テスト装置を用
いて被測定デバイス(Device Under Test:「DU
T」ともいう)のコンティニューイティ及びリーケッジ
テスト、基本的なファンクショナル試験、DCパラメト
リック試験、必要に応じて最低限のマージン試験が行わ
れ、自動テスト装置は、オートハンドラと接続して、被
測定デバイスをテスト結果に基づきクラス又はグレード
(カテゴリ)別にソートする。
【0004】この量産テストでは、テスト時間の短縮が
至上命令として要請されており、このため、網羅的なテ
ストは行われず、必要最小限の項目として選択されたテ
スト項目、テストパターン等でテストが行われている。
【0005】しかしながら、量産テスト段階で良品と判
定されて出荷された半導体装置製品を、電子機器に実装
して動作させた場合、動作不良等が発生する場合があ
る。
【0006】すなわち、上記したように、量産テストで
は、通常、低コストの自動テスト装置を用いて、テスト
が行われており、ファンクショナル試験用のテストパタ
ーンのパターン長(テストベクトルの長さ)、パターン
種数等には制限があり、量産テストで用いられたテスト
パターンでは検出できない製品不良等が、製品出荷後
に、偶然に、検出される場合がある。
【0007】近時の微細化技術の進展による高集積化、
高機能化により、一チップ上に搭載されるゲート数は飛
躍的に増大し、論理集積回路の入出力パターンの組合せ
に依存した不良を、全て検出するためのテストパターン
を用意することは、論理の複雑さから、ますます困難と
なってきており、特に、プログラム制御される論理集積
回路の場合、プログラムの内容、動作(走行)状態、偶
発事象等に依存して、論理集積回路への入出力のパター
ンの組み合わせが変化し、テスト用にこれらの組み合わ
せを事前にすべて用意することは、現実には、ほぼ不可
能である。
【0008】半導体装置をテストする自動テスト装置で
用いるテストパターンを生成する方法として、半導体装
置の設計時に用いられる論理シミュレータによるシミュ
レーション結果をテストパターンに変換するツールを用
いて目的の自動テスト装置用のテストパターンに自動変
換する方法や、自動パターン生成ツール(APG)を用
いたもの、さらに故障シミュレータを用いて故障検出率
を考慮したテストパターンを生成する等、各種方法が用
いられている。これらの方法は、いずれもシミュレーシ
ョンベースでテストパターン生成を行うものである。
【0009】これとは別に、実デバイスを利用してテス
トパターンを得る方法も用いられている。古くから用い
られている典型的な手法として、良品デバイス(Known
Good Device:「KGD」ともいう)に対して、予め
用意した入力パターン(ランダムパターン等)を印加し
て、良品デバイスからの出力を採取し、これを期待値パ
ターンとして入力パターンと合成することで、テストベ
クトルを生成するというものである。
【0010】また、テストパターンの別の生成方法とし
て、半導体集積回路を実装機に搭載した状態で動作時の
信号波形を獲得してテストパターンを生成する方法も用
いられている。例えば特開平7−306345号公報等
に記載されているように、実装機に搭載されている半導
体集積回路の端子波形を採取し、当該端子波形に対して
実装機の作成者により入手された入出力情報を、テスト
装置の波形エディタ等を用いて付加して得られたデータ
から、検査用テストパターンを得るという方法が従来よ
り用いられている。この方法の場合、実装機作成者から
得られる入出力情報が正確な情報であるかによってパタ
ーンの品質が大きく影響される。そこで、上記特開平7
−306345号公報では、被測定用LSIの端子にお
ける動作時の信号波形データを、ロジックアナライザで
取得し、該ロジックアナライザで取得されたデータを、
テスト用の入力パターンに変換するデータ変換回路と、
データ変換回路より出力される入力パターンを格納する
データメモリと、を備えたパターン生成手段と、電流測
定用として指定された特定の端子において、所定の入力
パターンの駆動入力により生じる入力電流、出力電流の
電流値に差を設けるために、電源電圧VDD、High
レベル入力電圧VIH、Lowレベル入力電圧VIL、
接地電圧を含む電圧を設定してLSIに供給する電圧設
定手段と、パターン生成手段により出力される入力パタ
ーンを受けて、電流測定用として指定された特定の端子
に印加することにより、当該特定の端子に生じる入力電
流及び出力電流を測定し、入力電流及び出力電流の差を
検出し、入力パターンにおけるPASS/FAILを判
定し、FAIL情報を抽出して保持する入出力情報保持
手段と、を備え、パターン生成手段で生成されたテスト
用の入力パターンと、入出力情報保持手段により出力さ
れるFAIL情報と、をパターン生成手段で合成し、L
SIに対応する検査用テストパターンを生成する、よう
にしたテスト方法を提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実装機
での動作時の半導体装置製品の不良情報を、テスト装置
のテストパターンに反映するためのツールは提供されて
いない、というのが実状である。
【0012】実装機での動作不良、障害発生時等、その
リペアサービスとして、半導体装置製品が障害原因の場
合、該半導体装置製品を良品と交換し、実装機が正常動
作するか否かがチェックされる。チェックの結果、実装
機が正常動作する場合はよいが、良品と交換しても、動
作不良が解消しない場合がある。例えば、当該半導体装
置がプログラム制御されるCPUであるか、あるいは、
プログラム制御されるCPUとデータの授受を行う周辺
デバイス、メモリデバイス等の場合、CPUで実行され
るプログラム及び動作状況によって、入出力パターン、
タイミングが変化し、偶発的で起こる、ある特定のパタ
ーンシーケンスの組合せに対するデバイスの不良等が原
因して、動作不良を起こす場合がある。
【0013】この場合、該半導体装置を良品と交換して
実装機に搭載しても、該パターンの組合せに対しては、
良品も同様に動作不良を起こす場合がある。
【0014】そして、半導体装置の動作不良等が解消さ
れず、製造側で製品の回収等を行うことになると、多大
の損失を招く。さらに、実装機での動作時の半導体装置
の不良を解析し、該不良を検出するためのパターンシー
ケンスを具備したテストパターンを生成することは、莫
大な手間及び作業工数を要する。
【0015】したがって、本発明は、上記課題の認識に
基づき創案されたものであって、その主たる目的は、実
装機搭載時の不良を製造試験時等に事前に検出可能とす
るテストパターンを生成する装置及び方法並びに記録媒
体を提供することにある。これ以外の本発明の目的、利
点、特徴等は、以下の説明から、当業者には、直ちに明
らかとされるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明に係る方法は、半導体装置の所定の端子信号につい
て、前記半導体装置の不良発生時から過去に遡った時点
から前記不良発生時を含む期間の信号波形データを獲得
する第1の工程と、前記獲得された信号波形データに基
づき、前記半導体装置を被測定デバイスとしてテストす
る自動テスト装置で用いるテストパターンを生成し、そ
の際、不良時のデータを正規のデータに変更してなるテ
ストパターンを生成する第2の工程と、前記自動テスト
装置において、前記生成されたテストパターンを用い
て、前記半導体装置と同一製品をなす半導体装置を被測
定デバイスとして、テストする第3の工程と、を含む。
【0017】本発明に係る方法は、前記工程(a)にお
いて、前記半導体装置を搭載する実装機を動作させ、前
記半導体装置の不良を示す所定のフェイル信号をトリガ
ーとするロジックアナライザにて、前記半導体装置の所
定の端子群の信号波形データを取得する。
【0018】本発明に係る方法は、前記工程(c)にお
いて、不良時のデータを正規のデータに変更して前記半
導体装置の出力信号に対する期待値パターンを作成する
とともに、前記半導体装置の出力信号に対応して必要と
される、前記半導体装置への入力信号の設定が、前記テ
ストパターン中に存在するか否か探索し、存在しない場
合には、前記半導体装置への前記入力信号の設定を行う
テストパターンを自動で挿入する。
【0019】本発明に係るシステムは、半導体装置の所
定の端子信号について、前記半導体装置の不良発生時か
ら過去に遡った時点から前記不良発生時を含む期間の信
号波形データを獲得する手段と、前記獲得された信号波
形データから、前記半導体装置を被測定デバイスとして
テストする自動テスト装置で用いるテストパターンを生
成し、その際、不良時のデータを正規のデータに変更し
たテストパターンを生成する手段と、を備え、前記自動
テスト装置において、前記テストパターンを用いて、前
記半導体装置と同一製品をなす半導体装置のテストを行
う。
【0020】本発明において、量産テスタは、実装機に
搭載された半導体装置製品の不良発生時の信号波形デー
タを入力して前記半導体装置検査用のテストパターン又
はパターンプログラムに自動変換するパターン生成装置
から出力されるテストパターン又はパターンプログラム
を用いて前記半導体装置製品と同一製品をなす半導体装
置のテストを行う。
【0021】そして、本発明に係るパターン生成装置
は、実装機に搭載された半導体装置の所定の端子信号に
ついて、前記半導体装置の不良を示す所定の信号をトリ
ガーとして、不良発生時から過去に遡った時点から該不
良発生時を含む期間の信号波形データを獲得する信号波
形獲得手段からの信号波形データを入力し、目的の自動
テスト装置における前記半導体装置を検査用の自動テス
ト装置のテストパターンに変換して出力するパターン生
成装置であって、不良時のデータを正規のデータに変更
して前記半導体装置の出力信号に対する期待値パターン
を作成するとともに、前記半導体装置の出力信号に対応
して必要とされる入力信号の設定がテストパターン中に
存在しない場合、前記半導体装置への入力信号の設定を
行う手段を備える。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明
する。本発明に係るシステムは、半導体装置の所定の端
子群の信号波形データとして、不良発生時から過去に遡
った時点から、該不良発生時を含む期間の信号波形デー
タ(「トレースデータ」という)を獲得する信号波形獲
得装置(102)と、信号波形獲得装置(102)で獲
得された信号波形データから、前記半導体装置を被測定
デバイスとしてテストする自動テスト装置用のテストパ
ターンを生成するパターン生成装置(103)と、を備
え、パターン生成装置(103)は、不良時のデータを
正規のデータに変更したテストパターンを生成出力し、
自動テスト装置(105)において生成されたテストパ
ターンを用いて、前記半導体装置と同一製品をなす半導
体装置の量産テストを行う。
【0023】信号波形獲得装置(102)は、サンプル
した波形データを蓄積する手段を備えたロジックアナラ
イザよりなり、半導体装置(100)が実装機(10
1)に搭載された状態で、半導体装置の不良を通知する
所定のフェイル信号をトリガーとして、フェイル信号が
アサートされるまで、半導体装置(100)の所定の端
子群の信号波形データを取得する。信号波形獲得装置
(102)において、半導体装置(100)の端子信号
を、例えば半導体装置(100)に供給されるクロック
に同期してFIFO(先入先出し)方式でメモリにサン
プルしていき、メモリが満杯のときは、最も過去のもの
が廃棄され最新のデータを格納して行き、フェイル信号
がアサートされたことを検出した際に引き続き所定のク
ロック分をサンプリングし、該メモリに蓄積されている
データを、獲得された信号波形データとする構成として
もよい。
【0024】本発明は、その好ましい一実施の形態にお
いて、パターン生成装置(103)が、信号波形獲得装
置(102)で取得された信号波形データを入力して解
析し、半導体装置の不良発生時に対応する半導体装置か
らの出力信号に対して、自動テスト装置で期待値パター
ンと比較を行いパス、フェイルを判定するためあたり、
半導体装置に対して予め設定しておくことが必要とされ
る、入力パターンが、不良時点よりも時間的に前にサン
プルされた信号波形データ中に存在するか否かをチェッ
クし、前記条件設定用の入力パターンが存在しない場合
は、条件設定用の入力パターンを生成して挿入したテス
トパターンを生成する。
【0025】より詳細には、パターン生成装置(10
3)は、信号波形データを入力して解析し、半導体装置
からの出力データに対応して設定すべき入力データの該
半導体装置への入力設定が、信号波形データ中に存在し
ない場合、入力データを前記半導体装置へ自動テスト装
置のドライバ側から入力するためのテストパターンを、
前記半導体装置からの出力データを前記自動テスト装置
のコンパレータで比較するテストパターンの前に挿入す
る。
【0026】また、パターン生成装置(103)は、信
号波形データを入力して解析し、半導体装置を自動テス
ト装置でテストする場合の初期設定パターンを、先頭に
挿入して、パターンの整合性を保証する。
【0027】さらに、パターン生成装置(103)は、
半導体装置に対して不良発生時の前記半導体装置からの
出力信号に対する自動テスト装置のコンパレータで比較
するための正しい期待値データとして、前記獲得された
信号波形データを変換して得られたテストパターンから
正しいテストパターンに変更する。
【0028】本発明は、その好ましい一実施の形態にお
いて、実装機に搭載された半導体装置の所定の端子群の
信号波形データから、前記半導体装置製品の信号の組み
合わせ、及び該信号の推移で規定される動作状態を解析
し、解析結果を出力装置に出力する手段と、を備えた動
作解析装置を備えてもよい。
【0029】本発明は、実装機に搭載された半導体装置
の所定の端子群の信号波形データを、半導体装置の不良
を示す所定の信号をトリガーとして不良発生時から過去
に遡ったデータを含めて獲得する信号波形獲得手段から
の信号波形データを入力し、目的の自動テスト装置にお
ける前記半導体装置を検査用の自動テスト装置のテスト
パターンに変換して出力するパターン生成装置におい
て、前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体
装置に対して前記不良発生時の前記半導体装置からの出
力信号に対して、自動テスト装置で期待値パターンと比
較を行いパス、フェイルを判定するために必要とされ
る、前記半導体装置に対する条件設定用入力パターン
が、前記不良時点よりも時間的に前にサンプルされた信
号波形データ中に存在するか否かチェックし、前記条件
設定用の入力パターンが存在しない場合は、前記条件設
定用の入力パターンを生成して挿入したテストパターン
を生成する処理は、前記パターン生成装置を構成するコ
ンピュータでプログラムを実行することで実現される。
【0030】また、前記信号波形データを入力して解析
し、前記半導体装置からの出力データに対応して設定す
べき入力データの前記半導体装置への入力設定が、前記
信号波形データ中に存在しない場合、前記入力データを
前記半導体装置へ自動テスト装置のドライバ側から入力
するためのパターンを、前記半導体装置からの出力デー
タを前記自動テスト装置のコンパレータで比較するパタ
ーンの前に挿入して出力する処理は、前記パターン生成
装置を構成するコンピュータでプログラムを実行するこ
とで実現される。
【0031】さらに、前記信号波形データを入力して解
析し、前記半導体装置を前記自動テスト装置でテストす
る場合の、初期設定のパターンを、先頭に挿入する、処
理は、前記パターン生成装置を構成するコンピュータで
プログラムを実行することで実現される。
【0032】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についさらに詳
細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照し
て以下に説明する。
【0033】図1は、本発明の一実施例をなす半導体装
置のテスト・システムのシステム構成を示す図である。
図1を参照すると、本発明の一実施例においては、半導
体装置100を実装した実装機101を動作状態とし
て、半導体装置100の端子(ピン)群の信号波形を、
所定のフェイル情報をトリガーとして獲得するロジック
アナライザ102を備えており、ロジックアナライザ1
02で取得された信号波形データ(トレースデータ)を
入力し、目的のテスト装置用のテストパターンに変換し
て出力するパターン生成装置103と、パターン生成装
置103から出力されたテストパターンを用い、被測定
デバイス(DUT)104−1として半導体装置をテス
トすることで、実装機101での不良が再現するか否か
を評価する自動テスト装置(ATE)104と、被測定
デバイス(DUT)105−1として、実装機101に
搭載された半導体装置100と同一製品をテストする量
産用の自動テスト装置(ATE)105と、を備えて構
成されている。
【0034】パターン生成装置103は、パーソナルコ
ンピュータ又はワークステーションで構成してもよく、
あるいは自動テスト装置(ATE)104のコンピュー
タで構成するようにしてもよい。
【0035】またロジックアナライザ102は、獲得し
た信号波形データを2値信号として記憶するメモリ10
2−2(又は記憶媒体)を備え、記憶媒体を介して、あ
るいは、GPIB等の計測バス、またはLAN(ローカ
ルエリアネットワーク)接続により、パターン生成装置
103上の記憶部(不図示)に、獲得した信号波形デー
タが格納される。
【0036】図2は、本発明の一実施例において、実装
機の構成の一例、及び、実装機に搭載された半導体装置
とロジックアナライザの接続形態を模式的に示す図であ
る。図2を参照すると、実装機は、パーソナルコンピュ
ータ(PC)200よりなり、CPU201と、キャシ
ュメモリ202と、メモリコントローラ203と、メモ
リ204とを含む構成とされ、メモリコントローラ20
3は、メモリ204の読み出しデータのエラーチェック
と訂正を行うECC(Error Checking andCorrectio
n)回路205を備えている。
【0037】本発明の一実施例においては、メモリ20
4が実装機200上での動作時に不良動作した場合、こ
の不良原因をチェックし、メモリ204と同一製品のメ
モリの量産テストにおいて、この動作不良を検出し得る
テストパターンを生成するものである。
【0038】図2を参照すると、ロジックアナライザ1
02では、プローブ102−1にて、例えばメモリコン
トローラ203とメモリ204との間のアドレス20
6、データ207、制御信号208、及び、メモリコン
トローラ203のECC回路205からのECCエラー
信号209の信号波形のデータ(2値データ)を取得す
る。なお、以下の実施例では、メモリと203して、ク
ロック同期型のシンクロナスDRAM(「SDARM」
と略記される)を用いた例について説明する。
【0039】よく知られているように、SDARMは、
クロック信号CLKを入力し、各ブロックに内部クロッ
クを供給するクロックバッファと、制御端子/CS(チ
ップセレクト)、/RAS(ロウアドレスストロー
ブ)、/CAS(カラムアドレスストローブ)、/WE
(ライトイネーブル)、及び、アドレスバッファからの
所所定ビットのアドレス信号(オートプリチャージ、バ
ンクセレクト用の信号)を入力してコマンドをデコード
するコマンドデコーダと、アドレス信号を入力して出力
するアドレスバッファ/レジスタと、コマンドデコーダ
からの出力制御信号を保持するラッチと、設定モード情
報を保持するモードレジスタと、バーストアクセス時の
内部カラムアドレスを生成するカラムアドレスカウンタ
と、DQ端子からのデータの入出力を行うI/Oデータ
バッファ/レジスタと、複数バンク構成のDRAMコア
と、を備えて構成される。なお、本発明が適用される半
導体装置は、かかるSDRAMに限定されるものでない
ことは勿論である。
【0040】図3は、本発明の一実施例における処理手
順の一例を説明するための図であり、図2のパーソナル
コンピュータ(PC)200におけるシステム不良の検
出から、量産用テストパターンを生成するための一連の
工程を流れ図で示したものである。
【0041】まず、不良が報告されたメモリ(SDRA
M)204を実装機であるパーソナルコンピュータ20
0に搭載した状態で動作させる(ステップS1)。
【0042】ロジックアナライザ102で、ECCエラ
ー信号209等のフェイル信号をトリガーとして、メモ
リ204の端子の信号波形のトレースデータを獲得(キ
ャプチャー)する(ステップS2)。
【0043】取得したトレースデータを、目的の自動テ
スト装置用のテストパターンあるいはパターンプログラ
ムに変換する(ステップS3)。
【0044】自動テスト装置で該テストパターンあるい
はパターンプログラムを用いて、該メモリを試験し、不
良が再現するか否かチェックする(ステップS4)。
【0045】不良が再現された場合、不良の原因となる
パターンを抽出する(ステップS5)。
【0046】抽出したパターンから、必要に応じて、ワ
ースト条件等を調査し、ワースト条件を反映したテスト
パターンを作成し、作成されたテストパターンを量産テ
ストに適用する(ステップ306)。なお、ステップ3
04から306の処理は、開発エンジニア、テストエン
ジニア等の人手作業を含む。
【0047】図3のステップS2では、図2に示したよ
うに、ロジックアナライザ102が、サンプリンングク
ロックに同期して、メモリコントローラ203とメモリ
205の間のアドレス信号206、データ信号207、
制御信号208、及びECC回路205のECCエラー
信号209をサンプルし、ECCエラー信号209のフ
ェイル状態への遷移をトリガーとして、該フェイル事象
が発生するに到るまでの所定サイクル(「ステート」と
もいう)分、及び、フェイル事象発生後(トリガー発生
後)の所定サイクル分の信号波形データをトレースデー
タとして取得する。
【0048】そして、図3のステップS3において、パ
ターン生成装置103が、ロジックアナライザ102で
取得されたトレースデータを、自動テスト装置(図1の
104、105)で用いるテストパターン又はパターン
プログラムに自動変換する。
【0049】図4は、本発明の一実施例をなすパターン
生成装置103の構成を示す図である、図4を参照する
と、パターン生成装置103は、データフォマット変換
部103−1と、パターン生成部103−2と、動作解
析部103−3と、を備えている。なお、図4におい
て、103−4は、ロジックアナライザ102で取得さ
れたトレースデータを格納した記憶装置、103−5は
表示装置又は印字装置等の出力装置、103−6は生成
されたテストパターンをファイルとして記憶する記憶装
置である。
【0050】図5は、メモリコントローラ203のEC
C回路205からのECCエラー信号209が“1”か
ら“0”への遷移した時点から遡ること所定ステート分
の信号波形をロジックアナライザ102で獲得したトレ
ースデータについて、指定されたデータフォーマットで
出力した一例を示す図である。
【0051】パターン生成装置103のデータフォーマ
ット変換部103−1では、トレースデータを記憶装置
103−4から入力し、例えばステート番号(十進)、
コマンドシンボル、バンクアドレス(16進)、アドレ
ス(16進)、データ(16進)、/CS(チップセレ
クト)、/RAS(ロウアドレスストローブ)、/CA
S(カラムアドレスストローブ)、/WE(ライトイネ
ーブル)、DQM(データマスク)、ECCエラー(2
値)と区分し、指定された表示形式で、トレースデータ
を、端末、プリンタ、ファイル等の出力装置に出力す
る。例えば、制御信号/CSを表示カラム76から16
進1桁で表示し、入力マスク/出力イネーブル信号DQ
Mを表示カラム113から表示桁数2で表示する等、デ
ータ表示のカラム、データの桁数等は、フォーマット定
義情報を変更することで、任意の表示フォーマットで出
力することができる。
【0052】コマンドシンボルは、メモリ(SDRA
M)の制御信号をなす/CS、/RAS、/CAS、/
WE、及び、オートプリチャージ、バンクセレクト等の
アドレスビットを、クロック信号CLKの“0”から
“1”への立ち上がり時点で取り込み、取り込んだパタ
ーンをデコードし、デコード結果を、シンボル(テキス
ト)で表示したものであり(このデコード処理は、SD
RAM内のコマンドデコーダのデコード処理に対応す
る)、PREはプリチャージ、ACTはバンクアクティ
ブ、READはデータの読み出しのコマンドであり、こ
の場合、バースト長4のインタリーブモード(境界アド
レスA0〜A1によるスクランブルデコード方式)によ
るバースト読み出し(3→2→1→0)を行っている。
周知のように、SDRAMにおいて、バーストアクセス
時のカラムアドレスは、内部カラムアドレスカウンタで
生成される。
【0053】メモリコントローラ203からのECCエ
ラー信号209は、SDRAMよりなるメモリ204に
おける訂正不能なエラー発生時から所定ステート分遅れ
て出力され、図5に示す例では、ステート番号が−17
から始まるREADコマンドのバースト読み出しの最終
ステートの次のACTコマンド(ステート番号=−1
3)で発生しており、この場合、メモリコントローラ2
03からのECCエラー信号209は、ステート番号0
で“1”から“0”(エラー発生を示す)に変化してい
る。ロジックアナライザ102は、ECCエラー信号2
09をトリガーとしており、ECCエラー信号209が
ステート番号0で“1”から“0”に変化した後も、所
定サイクル分信号波形データをサンプルしている。
【0054】ところで、上記したトレースデータのステ
ート数(行数)は、膨大なものとなり(例えば数万行、
場合によっては百万行のオーダに達する場合もある)、
このため、トレースデータを、プリンタ等に印字出力す
るか、端末に表示し、人手で解析して半導体装置の実装
機での動作状態を抽出することは困難であり、また多大
の時間を要し、解析担当者の負担も増大する。
【0055】そこで、本発明の一実施例において、パタ
ーン生成装置103は、図4に示すように、このトレー
スデータを解析し、半導体装置の動作情報を抽出する動
作解析部103−3を備えている。なお、動作解析部1
03−3は、パターン生成装置103とは別のコンピュ
ータ上で機能させてもよいことは勿論である。
【0056】動作解析部103−3は、ロジックアナラ
イザ102によって獲得された半導体装置(SDRA
M)のトレースデータから、SDRAMの各種タイミン
グのチェック、及び各種コマンドの発行状況を分析す
る。
【0057】図6は、本発明の一実施例における動作解
析装置103−3の処理手順を示す流れ図である。
【0058】図6を参照すると、トレースデータを記憶
装置103−4から一ステートごとに読み込み(ステッ
プS11)、/CS、/RAS、/CAS、/WE等の
値からコマンドパターンをデコードする(ステップS1
3)。
【0059】コマンドデコード結果により、MRS(モ
ードレジスタセット)、REF(リフレッシュ)、AC
T(バンクアクティブ)、PRE(プリチャージ)、W
RITE(ライト)、READ(リード)、BST(バ
ーストストップ)、NOP(ノーオペレーション)等に
対応して分岐し(ステップS14〜S21)、ステート
位置を記憶し、該コマンドの検索終了条件に該当した場
合、ステート数を計算して記憶管理する。記憶装置10
3−4からの読み込みに際して、EOF(エンド・オブ
・ファイル)の場合(ステップS12のYES)、コマ
ンド分析結果を集計し、各タイミング、遅延等の最大、
最小データを算出するとともに、各コマンドの出現回数
を一覧として表示出力する(ステップS22)。
【0060】図7は、動作解析装置103−3におい
て、トレースデータを解析し、SDRAMの動作とし
て、各種タイミング情報、すなわち、 ・tREF(リフレッシュ時間;REFからREFま
で)、 ・tRC(ACTからリフレッシュ又はACTコマンド
周期)、 ・tRAS(ACTから自バンクのPREコマンド周
期)、 ・tRP(PREから自バンクのACTコマンド周
期)、 ・tPRD(ACTから他バンクのACTコマンド周
期)、 ・tRCD(ACTから自バンクのWRITE/REA
Dコマンドの遅延時間)、 ・tDPL(データ入力からPREコマンド周期:WR
ITEから自バンクのPREコマンド)、 ・tDPL(WRITE(AP)から、自バンクACT
コマンド/REFコマンド)、 ・WRTtoWRT(WRITEからWRITEコマン
ド周期)、 ・WRTtoRED(WRITEからREADコマンド
周期)、 ・REDtoRED(READからREADコマンド周
期)、 ・REDtoWRT(READからWRITEコマン
ド)、を解析する処理手順を表形式で示した図である。
例えばtREF(リフレッシュ時間;REFからREF
まで)の解析では、REFコマンドの検索時、そのスタ
ート位置(ステート数)を記憶し、REFコマンドの検
索終了時、ステート数の差よりクロック数を計算し、t
RASでは、ACTコマンド検索時そのスタート位置
(ステート数)を記憶し、自バンクのPREコマンドま
でのクロック数を計算する。
【0061】図8は、図5に示したトレースデータを、
本発明の一実施例の動作解析部103−3で解析した解
析結果の一例を示す図であり、それぞれタイミングにつ
いて最小期間(min)、最大期間(max)を出現(appea
r)ステート番号情報ととも、コマンド使用回数を出力
した結果を示している。
【0062】次に、パターン生成装置103のパターン
変換部103−2は、記憶装置103−4から読み出さ
れたトレースデータから、アドレス、データ、制御信
号、クロック信号の1ステート毎に解析し、アドレス、
制御信号、書き込みデータについては、自動テスト装置
のドライバへの入力パターンに変換し、読み出しデータ
については、自動テスト装置のコンパレータへ供給する
期待値パターンに変換して、パターンプログラム(テス
トパターン)を生成する。
【0063】図9は、図5に示したトレースデータか
ら、パターン生成部103−2で生成されたパターンプ
ログラムの一例を示す図である。なお、図9に示された
パターンプログラムは、アドバンテスト社製のテスト装
置(メモリテスタ)T5881用のパターンプログラム
であり、図9では、パターンプログラムに前置される、
ピン定義等の定義文は省略してある。なお、パターンプ
ログラムのシンタックス等は、同製品の使用マニュアル
等が参照される。このパターンプログラムは、自動テス
ト装置で実行されるテストプロプログラムの制御のも
と、自動テスト装置のパターンプロセッサにローディン
グされ、パターンプロセッサは、マイクロプログラム制
御のもと、該パターンプログラムを実行し、被測定デバ
イス(DUT)に対して、ドライバから入力パターン
(フォースデータ)を供給し、被測定デバイスからの出
力を期待値パターンとコンパレータで比較する。
【0064】ところで、本発明では、ロジックアナライ
ザ等で取得されたトレースデータは、半導体装置の動作
不良時のデータであるため、パターン生成装置103に
よってテストパターン(テストベクトル)を生成する時
に、獲得された不良データをそのまま期待値パターンと
して使うわけにはいかない。
【0065】このため、本発明の一実施例においては、
ロジックアナライザ102で取得されたトレースデータ
について、メモリ204(図2参照)から出力されるデ
ータ(読み出しデータ)のうち、不良データを正常デー
タを置き換えて、期待値パターンとしたテストパターン
を作成する。正常データは、メモリ204の不良解析時
のプログラムの構成、あるいは処理の流れ(読み出しの
前の書き込みデータ)から、不良データに対する正常デ
ータがわかれば、不良箇所のテストベクトルのパターン
をこの正常データで置き換える。あるいは、自動テスト
装置で、テストパターンを走らせながら、期待値データ
を順次可変させ、被測定デバイスであるSDRAMから
の読み出しデータと一致する期待値データを検出するこ
とで正常データを求めるようにしてもよい。
【0066】パターン生成部103−2においては、被
測定デバイスの出力値を、自動テスト装置のコンパレー
タでの比較結果をケア(care)するテストベクトルに対
して、リードストローブ信号(RF)を自動設定する。
【0067】また、SDRAMを端子波形をロジックア
ナライザ102で取得したトレースデータは、不良発生
時から所定ステート分遡った時点からのトレースデータ
であり(実装機での動作を所定クロックサイクル分切り
出したものである)、トレースデータとして取得した先
頭データ以前の信号波形データはカットされている。そ
こで、本発明の一実施例においては、SDRAMを自動
テスト装置でテストする場合、トレースデータをパター
ンに変換して生成したテストパターンとの整合をとるた
めに必要とされるテストベクトルを自動生成して、テス
トパターンに挿入する。
【0068】例えば、SDRAMの場合、パワーオンリ
セットシーケンス(初期化シーケンス)として、 ・モードレジスタの初期化(モードレジスタセット)、 ・バックグランド書き込み、 ・ケア(自動テスト装置の比較結果を考慮する)ビット
データの書き込み、等の処理をSDRAMに対して行う
テストパターンを、トレースデータから変換して生成さ
れたテストパターンの最初のテストベクトルの前に追加
挿入する。ケア(care)するビットデータの書き込みに
ついて以下に説明する。
【0069】ロジックアナライザ103で獲得されたト
レースデータ中にはデータの読み出しコマンドが含まれ
ているが、該読み出しアドレスへのデータの書き込み動
作がトレースデータ中に含まれていない場合もある。こ
のようなトレースデータをテストパターンに変換して
も、SDRAMにおいてデータが書き込まれていないア
ドレスのデータを読み出すことになるため、自動テスト
装置では正しいテストは行えない。
【0070】例えばSDRAMに対して、READコマ
ンドによりアドレス#7からのバースト長4のデータ読
み出しがなされている場合、SDRAMの端子波形のト
レースデータ中において、このREADコマンド発行時
点よりも前に、SDRAMのアドレス#4、#5、#
6、#7へのビットデータの書き込みを行うコマンドが
含まれていないものとする。この場合、該トレースデー
タから生成されたテストパターンを用いて、SDRAM
のテストを実行する際に、自動テスト装置で、被測定デ
バイスであるSDRAMに、READコマンドに対応す
るテストパターンを印加し、該テストパターンに応答し
て、被測定デバイスであるSDRAMがアドレス#7か
らの読み出しデータを、自動テスト装置のコンパレータ
に出力しても、当該読み出しデータは、期待値データと
一致するとは限らない。
【0071】そこで、本発明の一実施例においては、読
み出しアドレスに対して、該アドレスへの書込みがトレ
ースデータ中に存在しない場合には、READコマンド
による読み出しシーケンスの前に、該アドレスに対する
書込シーケンスを追加しておく。
【0072】図10は、この処理手順を示す流れ図であ
る。トレースデータを入力してコマンドをデコードし
(ステップS31)、READコマンドの場合(ステッ
プS32のYES)、読み出しアドレスに対して、該ア
ドレスへの書込みがトレースデータ中に存在するか否か
をチェックし(ステップS33)、存在しない場合に
は、このREADコマンドの読み出しシーケンスの前
に、該アドレスに対する書込シーケンスを追加しておく
(ステップS34)。
【0073】READコマンドにより、アドレス#7か
らのバースト長4のデータ読み出しに先行して該アドレ
スに対するWRITEコマンドがトレースデータ中に存
在しない場合、ロジックアナライザでサンプルしたトレ
ースデータ中のREADコマンドによるアドレス#7か
らの読み出しデータをバースト長4で書き込むためのパ
ターン(PRE、ACT、WRITEコマンド)を自動
生成して、パターンプログラムにおける初期化処理の直
後等、READコマンドに先行する位置に挿入する。
【0074】上記したように、被測定デバイスの出力デ
ータ(読み出しデータ)に対して行う入力データの設定
(書き込みデータの設定)は、被測定デバイスの出力を
期待値と比較するところについて行えばよく、自動テス
ト装置における比較判定をマスクする箇所(ケアしない
箇所)については、上記した入力データの設定(書き込
みデータの設定)は行わなくてもよい。もしくは任意の
バックグランドデータ(フィールドデータ)を書き込ん
でおく。
【0075】このパターンプログラムを用いて、テスト
装置で、SDRAMを試験し、実装機での不良発生箇所
でフェイルするか確認し、フェイルした場合、すなわ
ち、不良が再現された場合、該テストパターンを量産用
のテスト装置のパターンプログラムに適用する。
【0076】本発明に係るシステムを用いて、SDRA
Mの不良解析を行った一例について説明する。ロジック
アナライザ102によるトレースデータは、図5に示し
たものである。
【0077】図11は、SDRAMの動作不良を説明す
るための模式図であり、図5のステート番号−13の
「動作不良」の原理を説明するための図である。
【0078】図11(a)に示すように、アドレスバッ
ファ51から出力されるアドレス信号(X(ロウ)アド
レスXiとY(カラム)アドレスYiの配線が併走して
いる)において、XアドレスX1の両側に隣接するYア
ドレス信号Y0、Y2線間の容量カップルにより、X1
“1”から“0”への遷移と、Y0、Y1が、X1とは逆
方向の“0”から“1”への遷移が時間的に重なるとき
に、X1が“1”から“0”への遷移時間が遅れ(図1
1(b)参照)、Xデコーダのワード線の立ち上がり不
良となり、誤やまったアドレスへのアクセスが行われる
ことになる。もしくは、後述するように、メインワード
の立ち上がりの遅れにより、サブワード線のスキューに
よるアクセス不良が発生する。
【0079】図5に示したトレースデータのステート番
号−13の動作不良を再現するには、SDARMに対し
て与えるコマンド、アドレス信号のパターンシーケンス
として、図12に示すようなものを与えればよい。図1
2におけるACTコマンドのXアドレス#5、Yアドレ
ス#3が、図5に示した図5に示したトレースデータの
ステート番号−13を再現するためのものである。
【0080】図5に示したトレースデータのステート番
号−17のREADコマンド(図12のREADに対
応)において(アドレス「0BFF」)を与え、SDR
AMはスクランブルモードにて、ステート番号−17、
−16、−15、−14で、内部アドレスカウンタから
アドレスA0、A1として、#3、#2、#1、#0を
生成し(バース長4)、ステート番号−13で、ACT
コマンドが入力され、内部カラムアドレスカウンタは
(Y1、Y0)=(1、1)(=#3)にリセットされ
る。
【0081】図5に示したトレースデータのステート番
号−13のACTコマンド(図12のREADに対応)
において、外部アドレス信号の値によりXアドレスは
(X1、X0)は(1、0)=#2にセットされ、たま
たま、X1の“1”から“0”への遷移と、Y0、Y1
が逆方向の“0”から“1”への遷移が重なっている。
【0082】これは、図5に示すように、ステート番号
−14において、たまたまアドレスバスが「039A」
(16進)とされ(Xアドレスの下位2ビットは#
2)、次のステートのACTコマンドでアドレスバスが
「16F5」とされているために、不良が検出されたも
のである。
【0083】図13は、上記した動作不良が生じるSD
ARMの構成の一例を模式的に示す図である。なお、図
13に示す回路構成を有するSDRAMは、メモリセル
アレイが、Xデコーダからのメインワード線MWL一本
に,複数本のサーブワード線RAiを備えた構成とさ
れ、Xデコーダ(XDEC)61(または冗長Xデコー
ダ62)からのメインワードMWLと、RAI回路60
からのサーブワード線RAiとの組で選択されたメモリ
セルのアクセスが行われ、また不良セル救済用の冗長ワ
ード線構成とされ、不良メモリセルのアドレスがアクセ
スされた場合、リダンダンシ判定回路55では、メイン
ワード線を、冗長Xデコーダ62からのものに切り替え
る構成とされている。なお、図13に示す回路構成を有
するSDRAM自体は公知のものである。
【0084】図13において、信号EXALで内部アド
レスIAjをラッチするラッチ53、54の出力Xi、
Yi、…が、図11に示したX0、Y0、…等に対応して
いる。
【0085】図13における信号についてその概略を説
明すると、AjはSDRAMに供給される外部アドレス
信号、CAjはアドレスバッファ(ADD Buffer)51
の出力であり、外部アドレス信号Aj(LVTTLレベル)
を内部CMOSレベルにレベル変換した信号、ICLK
は外部クロックCLKに同期させて生成される内部クロ
ック、IAjは外部アドレスAjをクロックCLKでD
型フリップフロップ52でラッチした内部アドレス信
号、EXALはXアドレス取り込み時(ACTコマン
ド)にXアドレスをD型フリップフロップ53でラッチ
するラッチタイミング信号、YLABはYアドレス取り
込み時(WRITE、READコマンド)に、Yアドレ
スをD型フリップフロップ54でラッチするラッチタイ
ミング信号、XLATは各バンクのXアドレスをラッチ
する信号、RAEはRAI回路50の活性化信号、RA
iはサブワードの選択信号でありメインワード線1本に
つき例えば複数のサーブワードが設けられる。
【0086】PXRはリダンダンシ判定回路55の活性
化信号、MWLはXデコーダ(通常)61から出力され
るノーマルメインワード線、MWL(red)は冗長Xデ
コーダ62からのリダンダンシメインワード線、XRD
Nはリダンダンシ判定回路55からの出力信号であり、
冗長セル選択時は、リダンダンシメインワードMWL(r
ed)、通常時は、ノーマルメインワードMWLを選択す
る。
【0087】RRAISは、RAI回路に入力されリダ
ンダンシメインワードにつながるリダンダンシサブワー
ド線を選択する信号である。
【0088】セレクタ59は、XRDNがアクティブの
とき、RRAISを選択し、XRDNがアクティブのと
き、Xiを選択してRAI回路60に供給する。
【0089】図13に示した構成において、並走するY
i-1とXi間のクロストーク、XiとYi間のクロストーク
により、信号Xiを間に挟む信号Yi-1とYiが、信号X
iの“1”から“0”への遷移時、信号Xiの遷移とは
逆向きに同時に遷移する場合、信号Xiの遷移が遅れ
る。この場合、不良アドレス(すなわちXiが“1”か
ら“0”への遷移が遅れたアドレス)がノーマルアドレ
スの場合、リダンダンシ判定回路55の出力が遅れて、
ノーマルメインワードMWLの選択が遅れ、MWL選択
からRAi選択までの時間が短くなり、MWLの電圧上
昇(ブート)レベルが不足し、アドレス選択不良とな
る。一方、不良アドレスが、リダンダンシアドレスの場
合には、リダンダンシ判定回路55では、ノーマルアド
レスと判定され、ノーマルメインワードMWLが選択さ
れ、このノーマルアドレスのメモリセルが不良セルを含
むことから、リダンダンシワードへ冗長置換されてお
り、ノーマルメインワードの選択により、不良セルがア
クセスされ、SDRAMの動作不良となる。
【0090】SDRAMの実装機動作状態での不良時の
信号波形データを取得し、該不良発生時の信号波形デー
タから自動テスト装置でのテストパターンに自動変換
し、自動テスト装置上でSDRAMをテストしたとこ
ろ、実装機での動作不良と同一の不良を再現することが
できた。
【0091】上記した入力パターンの組み合わせと、隣
接配線間の容量カップルによる半導体装置の動作不良
は、量産テスト、及び、実装機(パーソナルコンピュー
タ)のブート時等に行われるメモリテストでは検出され
ず、実装機(パーソナルコンピュータ)で実行されたプ
ログラムにより、偶然検出されたものであり、本発明に
よれば、システム不良検出から、テストパターンの生
成、自動テスト装置での不良再現までに要する時間を特
段に短縮するものであることが、検証されている。
【0092】このテストパターンを量産テスト用のテス
トパターンに移しかえ、SDRAMの量産テストを行う
ことで、パターンシーケンスの組み合わせで検出された
半導体装置の不良を、製品出荷前に検出することができ
る。
【0093】なお、上記実施例では、半導体装置として
SDRAMを例に説明したが、本発明は、SDRAMに
限定されず、CPU、周辺デバイス等各種論理集積回
路、各種メモリに適用可能であることは勿論である。
【0094】また上記実施例では、実装機に搭載した半
導体装置の端子波形の取得をロジックアナライザを用い
て取得した例を説明したが、自動テスト装置のピンエレ
クトロニクスカードのコンパレータで常に固定期待値、
例えば“0”と比較することで、半導体装置の端子の信
号をサンプリングしてもよい。この場合、半導体装置の
端子の信号が“0”/“1”に応じて、コンパレータの
出力はパス/フェイルとなり、この情報を2値信号に対
応させることで、ロジックアナライザとして機能させる
ことができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
下記記載の効果を奏する。
【0096】本発明の第1の効果は、半導体製品、及び
該半導体装置が搭載される実装機の信頼性を向上すると
いうことである。
【0097】その理由は、本発明においては、実装機で
の動作時の半導体装置の不良を事前に検出可能とするテ
ストパターンを生成し、該テストパターンを用いて半導
体装置の量産試験を行う構成としているためである。
【0098】本発明の第2の効果は、実装機での動作時
の不良に到るまでのデバイスの動作の解析を容易化す
る、ということである。
【0099】その理由は、本発明においては、トレース
データから半導体装置の動作情報を抽出して出力するた
め、である。
【0100】本発明の第3の効果は、入力パターンと出
力パターンのパターンシーケンスの整合性をとったテス
トパターンを自動生成することで、テストパターンの精
度、品質、信頼性を向上する、ということである。
【0101】その理由は、本発明においては、トレース
データ中で、半導体装置からの読み出しデータに対して
必要なデータの設定がなされているか否かを解析し、必
要なデータの設定がトレースデータ中に存在しない場
合、該データの設定を行うためのテストパターンを自動
挿入する構成とされているためである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体のシステム構成を示す
図である。
【図2】本発明の一実施例における実装機の構成、及び
半導体装置とロジックアナライザの接続構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の一実施例の処理手順を示す流れ図であ
る。
【図4】本発明の一実施例におけるパターン生成装置の
構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例における信号波形データ(ト
レースデータ)の表示出力例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例の動作解析部の処理を説明す
るための流れ図である。
【図7】本発明の一実施例の動作解析部の処理一覧を表
形式にまとめた図である。
【図8】本発明の一実施例における動作解析部の解析出
力結果の一例を示す図である。
【図9】本発明の一実施例におけるパターン生成装置で
自動生成されたテストパターン(パターンプログラム)
の一例を示す図である。
【図10】本発明の一実施例のパターン生成処理の手順
の一例を示す流れ図である。
【図11】(a)は本発明の一実施例において検出され
た半導体装置の動作不良を説明するための模式図であ
り、(b)は信号波形図である。
【図12】本発明の一実施例において不良再現に用いら
れるパターンシーケンスを説明するための図である。
【図13】本発明の一実施例で用いられたSDRAMの
構成の一部を示す図である。
【符号の説明】
100 半導体装置 101 実装機 102 ロジックアナライザ 102−1 プローブ 102−2 メモリ(記憶媒体) 103 パターン生成装置 103−1 データフォーマット変換部 103−2 パターン生成部 103−3 動作解析部 103−4、103−6 記憶装置 103−5 出力装置 104 評価用自動テスト装置 104−1 被測定デバイス 105 量産テスト用自動テスト装置 105−1 被測定デバイス 200 パーソナルコンピュータ 201 CPU 202 キャッシュメモリ 203 メモリコントローラ 204 メモリ 205 ECC回路 206、211 アドレスバス 207、212 データバス 208、213 制御信号 209 ECCエラー信号

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体装置の所定の端子信号について、前
    記半導体装置の不良発生時から過去に遡った時点から前
    記不良発生時を含む期間の信号波形データを獲得する第
    1の工程と、 前記獲得された信号波形データに基づき、前記半導体装
    置を被測定デバイスとしてテストする自動テスト装置で
    用いるテストパターンを生成し、その際、不良時のデー
    タを正規のデータに変更してなるテストパターンを生成
    する第2の工程と、 前記自動テスト装置において、前記生成されたテストパ
    ターンを用いて、前記半導体装置と同一製品をなす半導
    体装置を被測定デバイスとして、テストする第3の工程
    と、 を含む、ことを特徴とする半導体装置のテスト方法。
  2. 【請求項2】前記第1の工程において、前記半導体装置
    を搭載している実装機を動作させ、前記半導体装置の不
    良を示す所定のフェイル信号をトリガーとするロジック
    アナライザにて、前記半導体装置の所定の端子群の信号
    波形データを取得する、ことを特徴とする請求項1記載
    の半導体装置のテスト方法。
  3. 【請求項3】前記第2の工程において、不良時のデータ
    を正規のデータに変更して前記半導体装置の出力信号に
    対する期待値パターンを作成するとともに、前記半導体
    装置の出力信号に対応して必要とされる、前記半導体装
    置への入力信号の設定が、前記テストパターン中に存在
    するか否か探索し、存在しない場合には、前記半導体装
    置に対して前記入力信号の設定を行うためのテストパタ
    ーンを自動挿入する、ことを特徴とする請求項1又は2
    記載の半導体装置のテスト方法。
  4. 【請求項4】前記第2の工程で生成されたテストパター
    ンを用いて前記半導体装置の不良が再現できるか否かを
    自動テスト装置でチェックする工程をさらに含む、こと
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置のテスト方法。
  5. 【請求項5】半導体装置の所定の端子信号について、前
    記半導体装置の不良発生時から過去に遡った時点から前
    記不良発生時を含む期間の信号波形データを取得し、前
    記信号波形データに基づき、前記半導体装置を被試験デ
    バイスとしてテストする自動テスト装置用のテストパタ
    ーンに変換して出力するテストパターン生成方法であっ
    て、 不良時のデータを正規のデータに変更して前記半導体装
    置の出力信号に対する期待値パターンを作成し、前記半
    導体装置の出力信号に対応して必要とされる入力信号の
    設定が前記信号波形データ中に存在するか否かチェック
    し、存在しない場合には、前記半導体装置に対して前記
    入力信号の設定を行うテストパターンを自動で挿入す
    る、ことを特徴とするテストパターン生成方法。
  6. 【請求項6】半導体装置の所定の端子信号について、前
    記半導体装置の不良発生時から過去に遡った時点から前
    記不良発生時を含む期間の信号波形データを獲得する手
    段と、 前記獲得された信号波形データから、前記半導体装置を
    被測定デバイスとしてテストする自動テスト装置で用い
    るテストパターンを生成し、その際、不良時のデータを
    正規のデータに変更したテストパターンを生成する手段
    と、 を備え、 前記自動テスト装置において、前記テストパターンを用
    いて、前記半導体装置と同一製品をなす半導体装置のテ
    ストを行う、ことを特徴とする半導体装置のテストシス
    テム。
  7. 【請求項7】前記半導体装置が実装機に搭載された状態
    で、前記半導体装置の不良を通知する所定のフェイル信
    号をトリガーとするロジックアナライザにて、前記半導
    体装置の所定の端子群の信号波形データを取得する、こ
    とを特徴とする請求項6記載の半導体装置のテストシス
    テム。
  8. 【請求項8】実装機に搭載された半導体装置の所定の端
    子信号について、前記半導体装置の不良発生時から過去
    に遡った時点から前記不良発生時を含む期間の信号波形
    データを獲得する信号波形獲得装置と、 前記獲得された信号波形データから、前記半導体装置を
    被測定デバイスとしてテストする自動テスト装置で用い
    るテストパターンを生成し、その際、不良時のデータを
    正規のデータに変更してテストパターンを生成するパタ
    ーン生成装置と、 自動テスト装置と、 を備え、 自動テスト装置において、前記生成されたテストパター
    ンを用いて、前記半導体装置と同一製品をなす半導体装
    置の量産テストを行い、 前記パターン生成装置が、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    からの出力データに対応して設定すべき入力データの前
    記半導体装置への設定が、前記信号波形データ中に存在
    するか否かチェックし、存在しない場合には、前記入力
    データを前記半導体装置に対して前記自動テスト装置の
    ドライバ側から設定入力するためのテストパターンを、
    前記半導体装置からの出力データを前記自動テスト装置
    のコンパレータで比較するテストパターンよりも前の位
    置に挿入する、ことを特徴とする半導体装置のテストシ
    ステム。
  9. 【請求項9】前記パターン生成装置が、前記信号波形デ
    ータを入力して解析し、前記半導体装置を前記自動テス
    ト装置でテストする場合の初期設定用のテストパターン
    を、先頭に挿入する、ことを特徴とする請求項8記載の
    半導体装置のテストシステム。
  10. 【請求項10】前記パターン生成装置が、前記半導体装
    置に対して前記不良発生時の前記半導体装置からの出力
    信号に対する前記自動テスト装置のコンパレータで比較
    するための正しい期待値パターンとして、前記獲得され
    た信号波形データを変換して得られたパターンから正し
    いパターンに変更する、ことを特徴とする請求項8記載
    の半導体装置のテストシステム。
  11. 【請求項11】前記パターン生成装置が、前記獲得され
    た信号波形データから、前記半導体装置製品の動作状態
    を解析し、解析結果を出力装置に出力する手段を備え
    た、ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置のテス
    トシステム。
  12. 【請求項12】前記パターン生成装置が、前記獲得され
    た信号波形データから、前記半導体装置で実行されるコ
    マンドを抽出し、該コマンドのシンボルと、前記半導体
    装置の端子の信号の表示形態を、指定された形式で可変
    に表示する手段を備えた、ことを特徴とする請求項8記
    載の半導体装置のテストシステム。
  13. 【請求項13】実装機に搭載された半導体装置の所定の
    端子信号について獲得された所定期間の信号波形データ
    から、前記半導体装置製品の信号の組み合わせ、及び該
    信号の推移で規定される動作状態を解析し、解析結果を
    出力装置に出力する手段を備えた、ことを特徴とする動
    作解析装置。
  14. 【請求項14】実装機に搭載された半導体装置製品の不
    良発生時の信号波形データを入力して前記半導体装置検
    査用のテストパターン又はパターンプログラムに自動変
    換するパターン生成装置から受け渡されるテストパター
    ン又はパターンプログラムを用いて、前記半導体装置製
    品と同一製品をなす半導体装置のテストを行う、ことを
    特徴とする自動テスト装置。
  15. 【請求項15】実装機に搭載された半導体装置の所定の
    端子信号について、前記半導体装置の不良を示す所定の
    信号をトリガーとして、前記半導体装置の不良発生時か
    ら過去に遡った時点から前記不良発生時を含む期間の信
    号波形データを獲得する信号波形獲得手段からの信号波
    形データを入力し、前記半導体装置を被試験デバイスと
    してテストする自動テスト装置用のテストパターンに変
    換して出力するパターン生成装置であって、 不良時のデータを正規のデータに変更して前記半導体装
    置の出力信号に対する期待値パターンを作成する手段
    と、 前記半導体装置の出力信号に対応して必要とされる入力
    信号の設定が前記テストパターン中に存在するか否かチ
    ェックし、存在しない場合には、前記半導体装置に対す
    る前記入力信号の設定を行うテストパターンを挿入する
    手段と、 を備えた、ことを特徴とするパターン生成装置。
  16. 【請求項16】実装機に搭載された半導体装置の所定の
    端子信号について、前記半導体装置の不良を示す所定の
    信号をトリガーとして、前記半導体装置の不良発生時か
    ら過去に遡った時点から前記不良発生時を含む期間の信
    号波形データを獲得する信号波形獲得手段からの信号波
    形データを入力し、前記半導体装置を被試験デバイスと
    してテストする自動テスト装置用のテストパターンに変
    換して出力するパターン生成装置であって、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    の前記不良発生時に対応する前記半導体装置からの出力
    信号を前記自動テスト装置で期待値パターンと比較して
    パス、フェイルを判定するにあたり、前記半導体装置に
    対して予め設定しておくことが必要とされる入力パター
    ンが、前記不良時点よりも時間的に前にサンプルされた
    信号波形データ中に存在するか否かをチェックし、前記
    条件設定用の入力パターンが存在しない場合は、前記条
    件設定用の入力パターンを生成して挿入したテストパタ
    ーンを生成する手段を備えた、ことを特徴とするパター
    ン生成装置。
  17. 【請求項17】前記パターン生成装置が、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    からの出力データに対応して設定すべき入力データの前
    記半導体装置への入力設定が、前記信号波形データ中に
    存在しない場合、前記入力データを前記半導体装置に対
    して自動テスト装置のドライバ側から入力するためのテ
    ストパターンを、前記半導体装置からの出力データを前
    記自動テスト装置のコンパレータで比較するテストパタ
    ーンの前に挿入する、ことを特徴とする請求項15又は
    16記載のパターン生成装置。
  18. 【請求項18】前記パターン生成装置が、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    を前記自動テスト装置でテストする場合の、初期設定用
    のテストパターンを、先頭に挿入する、ことを特徴とす
    る請求項15又は16記載のパターン生成装置。
  19. 【請求項19】前記半導体装置がメモリよりなり、 前記信号波形データを入力して解析し、前記メモリの所
    定のアドレスからの読み出しデータに対応した書き込み
    データの書き込みが、前記信号波形データ中で行われて
    いないことを検出した場合には、前記アドレスに対する
    前記書き込みデータを、前記メモリに対して前記自動テ
    スト装置のドライバ側から入力して書き込みためのテス
    トパターンを、前記メモリからの読み出しデータを前記
    自動テスト装置のコンパレータで比較するテストパター
    ンの前に挿入する、ことを特徴とする請求項16記載の
    パターン生成装置。
  20. 【請求項20】実装機に搭載された半導体装置の所定の
    端子信号について、前記半導体装置の不良を示す所定の
    信号をトリガーとして、前記半導体装置の不良発生時か
    ら過去に遡った時点から前記不良発生時を含む期間にわ
    たって獲得された信号波形データを入力して記憶する記
    憶手段と、 前記信号波形データから、前記半導体装置を被測定デバ
    イスとしてテストする自動テスト装置用のテストパター
    ンを生成し、その際、不良時のデータを正規のデータに
    変更したテストパターンを出力するパターン生成装置で
    あって、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    の前記不良発生時に対応する前記半導体装置からの出力
    信号に対して、前記自動テスト装置で期待値パターンと
    比較を行いパス、フェイルを判定するにあたり、前記半
    導体装置に対して予め設定しておくことが必要とされる
    入力パターンが、前記不良時点よりも時間的に前にサン
    プルされた信号波形データ中に存在するか否かをチェッ
    クし、前記条件設定用の入力パターンが存在しない場合
    は、前記条件設定用の入力パターンを生成して挿入した
    テストパターンを生成する処理を、前記パターン生成装
    置を構成するコンピュータで実行させるためのプログラ
    ムを記録した記録媒体。
  21. 【請求項21】請求項20の記録媒体において、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    からの出力データに対応して設定すべき入力データの前
    記半導体装置への入力設定が、前記信号波形データ中に
    存在しない場合、前記入力データを前記半導体装置に対
    して自動テスト装置のドライバ側から入力するためのテ
    ストパターンを、前記半導体装置からの出力データを前
    記自動テスト装置のコンパレータで比較するテストパタ
    ーンの前に挿入して出力する処理を、前記パターン生成
    装置を構成するコンピュータで実行させるためのプログ
    ラムを記録した記録媒体。
  22. 【請求項22】請求項20の記録媒体において、 前記信号波形データを入力して解析し、前記半導体装置
    を前記自動テスト装置でテストする場合の、初期設定用
    のテストパターンを、先頭に挿入する、処理を、前記パ
    ターン生成装置を構成するコンピュータで実行させるた
    めのプログラムを記録した記録媒体。
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