JP2003503813A - ランダムアクセスメモリ用の組込形自動試験回路機構および試験用アルゴリズム - Google Patents

ランダムアクセスメモリ用の組込形自動試験回路機構および試験用アルゴリズム

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JP2003503813A
JP2003503813A JP2001506556A JP2001506556A JP2003503813A JP 2003503813 A JP2003503813 A JP 2003503813A JP 2001506556 A JP2001506556 A JP 2001506556A JP 2001506556 A JP2001506556 A JP 2001506556A JP 2003503813 A JP2003503813 A JP 2003503813A
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ツィアトゥハス,ジョージュ
ハニオタキス,セミストクリス
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アイエスディー リシス オロクリロメノン システィマトン エス.エイ.
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Abstract

(57)【要約】 開示されるものは、ランダムアクセスメモリをテストするビルトインセルフテスト(BIST)回路機構であって、起立形、埋め込み形いずれのRAMも試験することが出来る。さらにテストアルゴリズムを使用して隣接パターン欠陥を検出する。BIST回路はBIST制御回路、パターン発生(TPG)ユニット、RWRレジスタ等より成り、テストデータをメモリアレイに書き込み、或いはアレイから読み出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、その優先権が主張されている1999年06月23日出願のギリ
シャ国出願番号第990100210号に基づくものである。
【0002】 この発明は、データ記憶用の固体回路装置の分野に関する。特に半導体記憶装
置、さらに特に種々のRAM(ランダムアクセスメモリ)の試験に関する。
【0003】 記憶容量の絶えざる増加に伴って、最近の集積回路(IC)においてはRAM
の用途が格段に広がってきた。携帯用機器、コンピュータ、プリンタ等の応用に
より、起立形の独立部品としてもまたIC論理回路への埋設部品としてもRAM
に対する需要が増大する傾向にある。
【0004】 RAMが広範に使用されることにより、それらは共通の試験対象となっている
。多くの故障モデルおよび試験アルゴリズムがすでに利用可能である。メモリ試
験に伴う主要な欠点は、適切な試験を遂行するにはそれ相当の時間を要すること
である。実際の試験時間は300秒に達することがあり、総合コストのかなりの
部分を占めることもまれではない。
【0005】 所要時間の低減は重要な問題である。この時間低減は特別な試験ハードウェア
を使用することによって達成される。この特別なハードウェアの経費は試験時間
の節減による利益に対して比較されるべきである。記憶装置の規模を増大するこ
とによって特別なハードウェアの相対経費は低減されるが、試験そのものは複雑
化する。このような解決方法は次第に関心を持たれるようになっている。埋設構
造のメモリ装置の場合、直接アクセスしにくくなるので、特別なハードウェアの
使用の必要性が強くなる。
【0006】 O(n3/2)とかO(n2)に相当する複雑性を伴う試験アルゴリズムは容認さ
れない(nは記憶素子の数を表す)。種々のマーチ(March)アルゴリズム
が広く使用されているのは、それらがO(n)という低い複雑性によって欠陥克
服を可能にするからである。他方において、このマーチアルゴリズムはパターン
鋭敏性欠陥モデルの欠点をカバーするものではなく、むしろもっと現実的なアプ
ローチを提供して現実の物理的欠陥をモデル化するのである。パターン鋭敏性欠
陥モデルの主要な障害は、可能な限り多数の克服すべき欠陥である。実際上、隣
接パターン鋭敏性欠陥モデルが使用されるのは、それがO(n)という低い複雑
性でもって高い欠陥克服性を備えるからである。
【0007】 特殊試験ロジックの制御は特殊なピンを使用することによって達成される。こ
の手法は最も容認し難いと思われるので、他のアプローチを適用する必要がある
。簡単な解決の一つは、これらのピンを試験段階では使用されないピンによって
複数化するものである。さらに他のアプローチとしては、試験補助手法、例えば
集積回路において使用される、IEEE1149.1の規格を適用する方法もあ
る。
【0008】 隣接パターン鋭敏性欠陥モデル DRAM(ダイナミックRAM)の重要な欠陥のカテゴリーはパターン鋭敏性
欠陥である。この欠陥モデルによれば、セルの内容およびそのセルに所望の数値
を付加する性能は、メモリ内の他の各セルの数値または過渡現象によって影響さ
れる。実際上、或る1個のセル(基本セルと称する)の動作に対して影響を与え
る複数個のセル(消去隣接セルと称する)は、前記特定セルの近傍にある各セル
である。基本セルと隣接セルとの結合は隣接配置と称せられる。これに対応する
欠陥が「隣接パターン鋭敏性欠陥」(NPSF)である。
【0009】 種々の形式の隣接配置が提案される。通常の隣接配置は形式1の隣接配置であ
って、図1図示の通り基本セルと4個の接近セルとから成る。他の隣接配置は形
式2の隣接配置であって、基本セルに対して、左隣のm1個の列内、真上のm2
の行内、右隣のm3個の列内、および真下のm4隣接セル個の行内の各々のセルよ
り成る隣接配置である。通常m1=m2=m3=m4=1であり、図2の通り隣接セ
ル群は9個のセルを包含する。その他の隣接配置は、基本セル自体が属する行お
よび列である。
【0010】 3種の形式のNPSFに区別することが出来る。
【0011】 能動性NPSF(ANPSF)またはダイナミックNPSF、すなわち隣接パ
ターン内の変化によって基本セルが変化する場合。
【0012】 受動性NPSF(PNPSF)、すなわち基本セルの内容が隣接パターンによ
って変化しない場合。
【0013】 静的NPSF(SNPSF)、すなわち基本セルの内容が隣接パターンによっ
て或る状態に移行させられる場合。
【0014】 下記においては、k個の素子より成る隣接配置のNPSFを試験するために必
要な多数のテストパターンが算定される。ANPSFの場合を検討してみる。基
本セルは0または1の2つの数値を持つことが出来る。残りのk−1個のセルは
、0→1または1→0の遷移を持ちうる。かくして現在まで我々は、2(k−1
)2の場合を有し、その各々の場合に対して残り(k−2)個のセルは、2k-2
個の組み合わせを持ち、かくして総数は2(k−1)22k-2=(k−1)k個の
異なるテストペアが存在する。PNPSFに対しては、基本的な場合は0→1ま
たは1→0の遷移を持ちうる。この2つの場合の各々に対して、残りの(k−1
)個のセルは2k-1個の組み合わせを持ちうる。かくして我々は2k個の異なるテ
ストペアを持つことができる。ANPSFおよびPNPSFの場合に対するテス
トペアの総数は、(k−1)2k+2k=k2kとなる。さらにSNPSFの場合
に対しては2k個の異なるテストパターンが存在する。
【0015】 試験適用時間を短縮する方法論について考察する。仮に(00000,000
01)および(1000,00000)と言うようなテストペアを適用する必要
があると仮定する。考え得る配列は(00000,00001,1000,00
000)となる筈である。考えられる他の配列は(10000,00000,0
0001)である。明らかにこの第2の配列はテストパターンの減数を必要とす
るので、試験適用時間の短縮をもたらすことができる。これは第1のペアの最終
パターンが第2のペアの最初のパターンと同一であるからである。メモリ試験に
対する適切なテストパターン配列が刊行されたの文書中に提案されている。
【0016】 もしも1個を超える欠陥を同時に試験できるテストペアを適用するならば、試
験時間の短縮は達成できる。また注目すべき点として、基本セルAが隣接セルB
に属する場合は、隣接配置A内の1個のPNPSFをテストするペアは、隣接配
置B内の1個のANPSFをテストすることができる。かくして前述の観点を有
効に利用すれば、試験をスピードアップすることができる。これを達成する方法
の一つはタイル張り法(タイリング)である。この方法によれば、メモリ機構は
、オーバーラップしない一群の隣接セルによって完全にカバーされる。図1は第
1のタイプのタイル張り法で、図2はm1=m2=m3=m4=1に対する第2のタ
イル張り法を示す。隣接セル群の群jは、その群が基本セルを含む全ての隣接セ
ルを包含するように規定されている。図1と図2においてはそれぞれ、第2の群
および第4の群を図示したものである。
【0017】 前記第1のタイル張り法を考慮に入れて、セル0または1または2または3ま
たは4の何れの基本セルに隣接するすべてのセルに対するすべてのANPSF、
PNPSFおよびSNPSFをテストし、次いで、メモリ機構のすべてのANP
SF、PNPSFおよびSNPSF(APSNPSF群)がテストされることが
示される。例えば基本セル0の全ての隣接セルに対する全てのAPSNPSFが
テストされる場合には、残りの隣接セルに対する全てのAPSNPSFもまたテ
ストされる。さらにNPSFをテストした上で、全てのセル重畳欠陥および遷移
欠陥もテストされ、また読み取り操作中に適切な滞留時間を設けることによって
、保持欠陥が補償される。
【0018】 群jに属するすべての隣接セルに一定のテスト順序を適用するために、メモリ
機構全体に適切なテスト順序を適用せねばならない。この順序は全ての隣接セル
に同一のテストパターンを適用する。順序のすべてのパターンに対し、セル群内
のすべての対応するセルが同一の数値を与えられる。
【0019】 本願発明においては、読み取り/書き込みレジスタRWRの使用を提案し、セ
ンスアンプと書き込みバッファとから成るすべてのペアが前記RWRの各1個の
セルに接続されるようにする。正規のワードラインが選択されると、RWRの内
容がこのワードラインのセルに書き込まれる(或いはこのワードラインのセル内
容がレジスタRWRによって読み取られる)。かくして同じパターンがワードラ
インの配列に書き込まれる場合は、常にプロセスはかなりスピードアップされる
。ワードラインの他の配列に書き込まれるべき新たなパターンは、古いパターン
がシフトされた形となる。メモリ内の欠陥を補正するために、任意のハードウェ
アが、RWR内に検索されたデータ内の可能な誤りを検出するために提案される
。さらにメモリアレイ内のすべてのAPSNPSFセル重畳欠陥および遷移欠陥
ならびにアドレス解読回路(アドレス欠陥AF)または検知/書き込み回路中の
単一の重畳欠陥を検出し突き止めるために、BIST機構を活用する試験用アル
ゴリズムが提案されている。
【0020】
【従来の技術】
RAMの集積度の増大により、試験時間の短縮が主要な設計上の考慮点として
取り上げられてきた。チップコストに対する試験コストの比率が、1Gbitの
世代に対して、85%以上になることが予想される。さらに、改善された欠陥モ
デルによる広範な試験に対する強力な要請、並びに埋設形メモリ装置内の制御お
よび観測不可能なアドレスラインおよびデータラインの存在が、従来の試験方法
に対する更なる限界を設定するような状況になっている。このような事情により
、設計および量産の見地からBIST回路が一層魅力あるものとなりつつある。
【0021】 IEEEの1985年のJ.of Solid State(ジャーナル・オ
ブ・ソリッドステイト)中においてユー(You)およびヘイズ(Hayes)
が、メモリアレイを試験するためにメモリアレイを循環シフトレジスタに再構成
するところのBIST回路構成を提案した。この再構成は図3図示の通り、ビッ
トライン上にパストランジスタ30を取り込むことによって達成された。さらに
シフト動作に対する特殊な設計は改良されたセンスアンプ31の使用によって提
供される。かくして読み取り動作に続いて書き込み動作が実行され、これはメモ
リアレイ内の近接するセル間で試験データを転送するためである。
【0022】 ナドー−ドスティー他(Nadeau−Dostie et.al.)は、米
国特許第4969148号(11/1990発行)において、word−wid
eな埋設メモリ装置用のBIST回路機構を提案した。図4に図示の通り、シリ
アルデータ入力端子40を使用して試験データをメモリアレイに供給し、シリア
ルデータ出力端子41を使用して試験応答を観測する。シフトレジスタは書き込
み動作用のシリアル−パラレル変換、および読み出し動作用のパラレル−シリア
ル変換のために使用される。シフトレジスタとしては標準形のデータ出力ラッチ
回路42と1組の特殊マルチプレクサ43が使用される。
【0023】 1989年のIEEEコンピュータに関する紀要においてマザンダー(Maz
umder)およびペーテル(Patel)は、RAMの並列試験の回路構成を
提案し、その構成は図5のブロック図の通りである。この設計によれば、列デコ
ーダ50は、試験中において多重ビットライン51を選択できるように改善され
ている。かくして多重書き込み/読み出し動作が実行される。並列比較回路52
は多重アクセスされた全セルの内容が0か1かを判定するために使用される。
【0024】
【発明の開示】
この発明は下記の構成を備えることにより、前記の課題を解決できるものであ
る。
【0025】 (1)メモリビットラインのセンシング/書き込み兼用回路に直接に接続され
るとともに、試験データをメモリアレイから並列に読み出し、或いは書き込んで
、RAMの試験に使用されることを特徴とするパラレルイン/パラレルアウト方
式の組込形レジスタ。
【0026】 (2)種々のメモリセルへ同一のデータが書き込まれることを要求するための
試験アルゴリズムの場合に、前記データがただ1回だけレジスタにロードされる
ところの、前記(1)記載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジス
タ。
【0027】 (3)レジスタが任意に作動されて、それがシリアルイン/シリアルアウト方
式のシフトレジスタとなり、その際、前記レジスタの現在の試験データをシフト
することまたはその他の方法によって新しい試験データが生成され、この際、適
切な試験データが、前記レジスタのメモリ素子の限定された個数に対してシフト
・イン或いはロードされることを特徴とする前記(1)または(2)記載のパラ
レルイン/パラレルアウト方式の組込形レジスタ。
【0028】 (4)試験に対するメモリ応答が、そのメモリ自体に記憶され、前記応答の検
証が、応答データを(レジスタから)シフト・アウトすること、ならびに予測さ
れるデータと比較することによって遂行可能であることを特徴とする前記(1)
、(2)または(3)記載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジス
タ。
【0029】 (5)試験に対するメモリ応答の検証が、電源電流を監視すること、並びに選
択された応答ライン間の電気的接続(例えば短絡)をあらかじめ形成させること
によって促進され、前記応答ラインは障害のない場合は同一の数値を有し、他方
障害のある場合は誤った応答数値を表示することによって、過大な電源損失を検
知することができることを特徴とする前記(1)ないし(4)のいずれか1項記
載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジスタ。
【0030】 (6)前記(1)ないし(5)のいずれか1項記載のレジスタと組み合わせて
使用される試験アルゴリズムであって、メモリアレイ内の考えられるすべての隣
接パターン鋭敏性のセル重畳欠陥および遷移性欠陥、ならびにアドレス解読およ
び検知兼書き込み回路内のすべての単独の重畳欠陥を検出し突き止めるために、
提案されたBIST機構を活用するために使用することを意図された試験アルゴ
リズム。
【0031】
【望ましい実施例の詳細な説明】
1.組込み自動試験(BIST)機構 以下、さらに、この発明の利点、特徴、ならびに独自性を、望ましい実施例お
よび添付の図面に基づいて詳細に説明する。標準的なRAMおよびこの発明のB
IST回路は図6に図示される。以後の図面においては、標準の設計に付加して
この発明によりモジュールは陰影を付した形で図示し、他方標準の設計を変形し
た部分は無地の形で図示する。ラム(RAM)は、セルメモリアレイ60、行ア
ドレスバッファ61、行デコーダ62、列アドレスバッファ63、列デコーダ6
4、センスアンプ(SA)、書き込みバッファ(WB)65より成る。BIST
回路はBIST制御回路66、試験パターン発生(TPG)ユニット67、RW
Rレジスタ68(読み取り/書き込みレジスタ)、マルチプレクサ(MUX)6
9、コンパレータ(COMP)70、および必要に応じビルトイン電流センサ(
BICS)71より成る。
【0032】 図7においてBIST制御回路72に付随する各信号を示す。外部環境からテ
ストモードエネイブル信号73を受理し、テストモード動作に移行し、この動作
をテストクロック信号74が支援する。必要に応じ、初期化段階においてすべて
のBIST回路レジスタをクリア(リセット)するためのテストリセット信号7
5が使用される。制御回路72は外部環境にエンドテスト信号76を供給してテ
スト動作の終了を指示し、またテスト結果信号77を供給してテストの結果(パ
スか不良か)を通知する。さらに制御回路72は、テストモード動作の間にアド
レス信号T−アドレス78をメモリアレイに供給し、かつ図6中のMUX69に
対してテストモード信号で再指示する。さらにRWRロード信号79を与えて図
6中のTPGユニット67によって発生されたテストデータパターンをRWRレ
ジスタ68内にロードさせる。必要に応じ、BICSセンサ71を活性化するた
めにBICSエネイブル信号80を使用することができる。最後に制御回路はコ
ンパレータ(COMP)70からエラー表示信号Err−Ind−1 81を受
理し、必要に応じBICSセンサ71から他の信号Err−Ind−2 82を
受理する。
【0033】 図6中のRWRレジスタ68は、3状態(トライステート)出力を備えたパラ
レルイン/パラレルアウトレジスタである。RWRの各セルは検知/書き込み回
路の書き込みバッファ(WB)65へデータを供給するとともに、センスアンプ
(SA)からは供給される。
【0034】 テストモード信号73はメモリテスト初期段階でBIST回路を初期化する。
好ましくはテストリセット信号74を使用してBISTレジスタをクリアするこ
とができる。ついでTPGユニットがRAMへのテストデータの発生を開始する
【0035】 提案されたBIST回路は逐次試験順序に従ってRAMをテストする。各試験
順序期間内には、テストデータがメモリセルに書き込まれる書き込み段階と、記
録されたデータがメモリセルから取り出され、予想データと比較される読み取り
段階とが存在する。
【0036】 書き込み段階においては、図6の試験パターン発生ユニット67で発生するテ
ストデータはシリアルまたはパラレルにレジスタ68にロードされる。第1の場
合では、RWRはシリアル入力シリアル出力レジスタであってもよい。RWRの
テストデータによってパターンが形成され、ついで書き込み動作が実行され、R
WRのテストデータはワードライン(行)の特定のセルに並列に書き込まれる。
明らかに同一テストデータを供給されるこの行は群を形成し、順次書き込まれる
。ついで次のパターンがRWRにロードされ、行の次の群に書き込まれ、正規の
テストデータがすべて一定数の行に書き込まれるまで続けられる。
【0037】 読み取り段階では、動作はメモリアレイの各行に対して実行さる。すべての読
取り段階では、検知/書き込み回路の各センスアンプ(SA)の出力のデータは
RWR68の対応セルに捕捉される。検索データは、メモリアレイ60、アドレ
スデコーダ回路61,62,63,64および検知/書き込み回路65に欠陥が
存在するかどうかを決定するために使用される。
【0038】 検索データからの欠陥の検出は図6のコンパレータ(COMP)70を利用し
、呼び出されたデータがもとのテストデータと比較される。2個のパターンでエ
ラーがあればErr Ind−1信号を活性化し、それによって欠陥の検出がB
IST制御回路に通報される。BICSセンサ71が使用される場合は、センス
アンプの電源線(VddまたはVss)の一つがBICSに接続され、その出力
側はショートされる。誤った読み取り値は過大電源電流を引き起こす場合がある
。この場合にはBICSセンサが励起され、エラー信号Err Ind−2が制
御回路に欠陥の方向を提示する。ショートは列解読回路を改善することによって
回避される。
【0039】 欠陥が検出されると、検出信号がテスト結果信号ラインを通じて外部に通報さ
れる。
【0040】 BIST機構を利用する試験アルゴリズム 以下BIST回路を利用してRAMをテストするアルゴリズ重畳欠陥を、主と
して5−NPSF第1のタイル張り方法に関して説明する。このアルゴリズムは
、メモリアレイ内のすべてのAPSNPSF欠陥、重畳欠陥、遷移欠陥、および
アドレス解読回路内の単一重畳欠陥も検出し突き止めることができる。このため
のBIST回路は図8のように構成され、RWRレジスタ100は、b個のビッ
トラインより成るセルで構成された直並列イン/直並列アウトのシフトレジスタ
である。各セルによってバッファ(WB)101が駆動され、センスアンプ10
2によって供給される。TPGユニット104は5ビットのパターン発生回路で
ある。TPGの各パターンがフィードバックシフトレジスタSR105にロード
される。
【0041】 図9はBIST制御回路114の更に詳細な図で、図7の説明に加え、スキャ
ンモード信号115を供給して正規のテスト情報が取り出されるようにしている
。スキャンクロック116でクロック信号を発生し、この動作を支援する。信号
W/R回路118はテスト情報のスキャンアウト流れを制御する。Cテスト信号
は列デコーダを制御する。制御信号119は、メモリ動作を制御する。
【0042】 テストアルゴリズムはRAMを逐次テストする。書き込み段階では全メモリセ
ルにテストデータが書き込まれ、読み出しではメモリ行が呼び出されてデータが
取り出される。図10はフローチャートである。
【0043】 5−NPSF欠陥モデルによれば、形式1のタイル張り法は、図1により同一
のベクトルが適用されることが解る。例えば第1の行は、その次のパターン34
012の反復で構成され、第2の行は、パターン01234の反復で構成されと
言うように順次構成される。読み取り段階の正規テストデータはワードライン(
行)にパラレルに記入される。これはシフトレジスタRWR100の作用で達成
され、対応するテストパターンに格納される。RWRの各セルは読み出しバッフ
ァWB101にデータを送り、対応するセンスアンプ102からは供給される。
図10(c)によれば、書き込み段階はテストパターンがRWRにシフトされる
と共にスタートする。つぎにメモリ書き込み動作が実行されて、テストパターン
がRWRから特定の行のセルに書き込まれる。同一のテストデータパターンがフ
ィードされるべき各行は、1つの群を形成し、順次に書き込まれる。ついでRW
R内のパターンが或る位置にシフトされると、新しいテストパターンは行の次の
群に書き込まれ、順次正規のテストデータが全メモリセルに書き込まれる。書き
込み段階中は行デコーダに対して行のアドレスのみが特定されればよく、その間
列のデコーダは不動作である。
【0044】 読み出し段階でも、各センスアンプの出力は、RWRの対応するセルに捕捉さ
れる。やはり列は不動作で、取り出されたデータはメモリアレイ中の欠陥の有無
を判定する。欠陥が検出されると、BISTコントローラのテストリセットライ
ンを経由して欠陥表示信号が外部で使用できるようになる。できれば欠陥位置の
判定機構が作動される。RAM内の欠陥が検出されると、そのアドレス、使用さ
れたテストデータパターンと制御信号情報がスキャンレジスタに記憶される。こ
の情報はビルトインセルフリペア回路によって利用され、故障個所が補修される
。さらにRスキャンの内容がスキャンクロックの制御により、スキャンアウトラ
インを通じて外部環境に表出される。
【0045】 下記の表1は重畳欠陥を検出するテストパターンを示す。
【0046】
【表1】
【図面の簡単な説明】
【図1】 メモリセルの隣接配置を示す平面図
【図2】 他の隣接配置の平面図
【図3】 従来例のBIST回路
【図4】 他の従来例のBIST回路
【図5】 RAMの並列試験回路
【図6】 この発明のBIST回路
【図7】 図7中の制御回路に付随する各信号
【図8】 BIST回路の詳細図
【図9】 制御信号の詳細図
【図10】 エラー検出のフローチャート
【図11】 エラー検出のフローチャート
【図12】 エラー検出のフローチャート
【図13】 エラー検出のフローチャート
【図14】 スキャンレジスタの回路構成
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G132 AA08 AB01 AC03 AC14 AD06 AG02 AG08 AK14 AK23 AK29 AL00 AL09 5L106 AA01 AA02 DD22 DD23 GG07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリビットラインのセンシング/書き込み兼用回路に直接
    に接続されるとともに、試験データをメモリアレイから並列に読み出し、或いは
    書き込んで、RAMの試験に使用されることを特徴とするパラレルイン/パラレ
    ルアウト方式の組込形レジスタ。
  2. 【請求項2】 種々のメモリセルへ同一のデータが書き込まれることを要求
    するための試験アルゴリズムの場合に、前記データがただ1回だけレジスタにロ
    ードされるところの、請求項1記載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込
    形レジスタ。
  3. 【請求項3】 レジスタが任意に作動されて、それがシリアルイン/シリア
    ルアウト方式のシフトレジスタとなり、その際、前記レジスタの現在の試験デー
    タをシフトすることまたはその他の方法によって新しい試験データが生成され、
    この際、適切な試験データが、前記レジスタのメモリ素子の限定された個数に対
    してシフト・イン或いはロードされることを特徴とする請求項1または2記載の
    パラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジスタ。
  4. 【請求項4】 試験に対するメモリ応答が、そのメモリ自体に記憶され、前
    記応答の検証が、応答データを(レジスタから)シフト・アウトすること、なら
    びに予測されるデータと比較することによって遂行可能であることを特徴とする
    請求項1、2または3記載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジス
    タ。
  5. 【請求項5】 試験に対するメモリ応答の検証が、電源電流を監視すること
    、並びに選択された応答ライン間の電気的接続(例えば短絡)をあらかじめ形成
    させることによって促進され、前記応答ラインは障害のない場合は同一の数値を
    有し、他方障害のある場合は誤った応答数値を表示することによって、過大な電
    源損失を検知することができることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1
    項記載のパラレルイン/パラレルアウト方式の組込形レジスタ。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項記載のレジスタと組み合わ
    せて使用される試験アルゴリズムであって、メモリアレイ内の考えられるすべて
    の隣接パターン鋭敏性のセル重畳欠陥および遷移性欠陥、ならびにアドレス解読
    および検知兼書き込み回路内のすべての単独の重畳欠陥を検出し突き止めるため
    に、提案されたBIST機構を活用するために使用することを意図された試験ア
    ルゴリズム。
JP2001506556A 1999-06-23 2000-06-23 ランダムアクセスメモリ用の組込形自動試験回路機構および試験用アルゴリズム Withdrawn JP2003503813A (ja)

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