JP2001118631A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2001118631A
JP2001118631A JP29970499A JP29970499A JP2001118631A JP 2001118631 A JP2001118631 A JP 2001118631A JP 29970499 A JP29970499 A JP 29970499A JP 29970499 A JP29970499 A JP 29970499A JP 2001118631 A JP2001118631 A JP 2001118631A
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幸則 阪
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    • H01R13/62955Pivoting lever comprising supplementary/additional locking means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタの嵩高を招くことなくレバーの外れ
止めを行う。 【解決手段】 雌ハウジング20には、カム溝40を有
するレバー31が軸35により回動可能に支持され、雄
ハウジング10のフォロワピン44をカム溝40に嵌め
てレバー31を回動することで、両ハウジング10,2
0の嵌合と離脱とが助勢される。カム溝40の回りの外
縁には、表面側を削いで薄肉とされた張出部45が形成
される。フォロワピン44の奥側には、ガイド溝48を
有する受け部47A,47Bが左右に分かれて設けられ
る。カム溝40の内側の側縁には、同じく表面側を削い
で薄肉とした係止縁50が形成され、フォロワピン44
の先端の前面側にフランジ51が形成される。レバー3
1が回動操作される間、張出部45が受け部47A,4
7Bのガイド溝48に潜り込み、またカム溝40の係止
縁50がフォロワピン44のフランジ51の下側に係止
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、嵌合力を助勢すべ
くレバーを装備したレバー式コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来この種のレバー式コネクタとして、
特開平4−67582号公報に記載されたものが知られ
ている。このものは、互いに嵌合される雌雄のコネクタ
ハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに、駆動
溝の形成されたレバーが両側面を跨いで回動可能に軸支
されているとともに、他方のコネクタハウジングの両側
面にピンが立てられた構造であって、両ピンを対応する
駆動溝に係合してレバーを回動したときのてこ作用によ
り、両コネクタハウジングの嵌合と離脱操作を助勢する
ようになっている。一方この種のレバー式コネクタで
は、レバーを回動操作した場合に軸支部分にこじるよう
な力が作用して、レバーが開きつつ軸から外れるおそれ
があり、これを防止するために、レバーの装着面の外側
にフードを形成してレバーを押さえるようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにフードを形成することでレバーの外れ止めを行う
ものでは、フードを設けた分コネクタの厚みが増して、
嵩高となる欠点があった。本発明は上記のような事情に
基づいて完成されたものであって、その目的は、コネク
タの嵩高を招くことなくレバーの外れ止めを行うところ
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
雌雄のコネクタハウジングを備え、一方のコネクタハウ
ジングの側面には、駆動溝の形成されたレバーが回動可
能に軸支されて、前記駆動溝に他方のコネクタハウジン
グの側面に突設されたピンが係合され、前記レバーを回
動することに伴うてこ作用により前記両コネクタハウジ
ングの嵌合を助勢するようにしたレバー式コネクタにお
いて、前記レバーの外縁の一部には、表面側が削がれて
薄肉となった張出部が形成されるとともに、前記他方の
コネクタハウジングの側面には、前記レバーの回動時に
前記張出部を潜らせつつ係止する受け部が形成されてい
る構成としたところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記駆動溝の側縁には、表面側が削がれた薄
肉の係止縁が形成されるとともに、前記ピンの突出端に
は前記係止縁と係止するフランジが形成されているとこ
ろに特徴を有する。請求項3の発明は、請求項1または
請求項2に記載のものにおいて、前記受け部が前記ピン
よりも嵌合方向の奥側に配され、前記ピンにおける少な
くとも前記受け部と対向する側の面では前記フランジが
切除されているとともに、前記受け部が前記ピンの位置
を挟んだ両側に分かれて形成されているところに特徴を
有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>レバーが回
動操作される際、薄肉の張出部が相手のコネクタハウジ
ングの受け部に潜り込むことで、レバーの外れ止めがな
される。レバーの係止が相手のコネクタハウジングに設
けられた受け部により行われ、しかも受け部は薄肉の張
出部を潜り込ませるようになっているから、受け部がコ
ネクタハウジングの側面からの突出する量もせいぜいレ
バーの肉厚と同程度に抑えられる。もってレバーの外れ
止めを確実に行った上で、コネクタを小嵩にまとめるこ
とができる。 <請求項2の発明>駆動溝の係止縁がピンのフランジに
係止されることで、レバーの外れ止めがより確実になさ
れる。
【0007】<請求項3の発明>ピンにおける受け部と
対向した側と、分かれた受け部の間の領域では、コネク
タハウジングの側面と直角な方向にアンダーカットがで
きない。したがって、ピン並びに受け部を設けた側のコ
ネクタハウジングを成形する際、分かれた受け部の間の
領域から、ピンの受け部と対向した側にわたっては、コ
ネクタハウジングの側面と直角な方向に進退する抜き型
を用い、その他の部分は、コネクタハウジングの嵌合方
向に沿って接離する成形型を用いることで成形できる。
すなわち、アンダーカットを有するピンや受け部を有す
るコネクタハウジングを成形するに際しても、簡単な成
形型を用いて成形することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図5に基づいて説明する。この実施形態では、図
1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハウ
ジング10(以下、雄ハウジングという)と、雌側のコ
ネクタハウジング20(以下、雌ハウジングという)と
を備えている。なお以下では、それぞれのハウジング1
0,20において嵌合端側を前端として説明する。
【0009】雄ハウジング10は基板取付型のものであ
って、図2にも示すように、横長の長方形をなす本体板
11を有し、その前面の長さ方向の一側に寄った位置
に、横長のほぼ角筒形をなすフード部12が突設されて
いる。フード部12内には、複数のタブ状の雄側端子金
具14が上下二段に整列して奥壁から突設されており、
各雄側端子金具14の後端は本体板11の後面側に突出
している。この雄ハウジング10は図示しないプリント
配線基板に取り付けられ、上記の各雄側端子金具14の
後端はプリント配線基板上の導電路に接続されるように
なっている。
【0010】一方の雌ハウジング20は、同じく横長の
長方形をなす本体板21を有し、その前面に、上記した
雄ハウジング10のフード部12内に嵌合可能な端子収
容部22が突設されている。この端子収容部22には、
上記の雄側端子金具14の配列と対応してキャビティが
形成されており、各キャビティ内に図示しない電線の端
末に固着された雌側端子金具が後面側から挿入されて収
容され、端子収容部22がフード部12に嵌合されるこ
とで、対応した雄側端子金具14と嵌合接続されるよう
になっている。
【0011】雌ハウジング20の本体板11の後面に
は、カバー25が取り付けられている。このカバー25
は、隣接した二面が導入口26と導出口27として開口
されており、導入口26が本体板21の後面に取り付け
られ、各キャビティから引き出された電線を側方に屈曲
させた状態でまとめて収め、その電線群を導出口27か
ら両ハウジング10,20の嵌合方向と直交する方向に
導き出すようになっている。なお、カバー25の導出口
27を設けた面と反対側の面には、後記するレバー体3
0を逃がすための傾斜面28が形成されている。
【0012】雌ハウジング20には、両ハウジング1
0,20の嵌合並びに離脱を助勢するためのレバー体3
0が装着されている。レバー体30は詳細には、板状で
対称形状をなす一対のレバー31を備えており、このレ
バー31の平面形状は、ほぼ円形をなす駆動部32の外
周の一部からアーム33が突設された形状となってお
り、図3にも示すように、両アーム33の先端同士の間
が操作部34で連結されて、全体として門型をなすレバ
ー体30が一体形成されている。
【0013】このレバー体30は、両レバー31が雌ハ
ウジング20からカバー25にわたる長辺側の側面を挟
むようにして配設される。各レバー31の駆動部32の
中心付近には軸受孔36が開口されている一方、カバー
25の側面における取付縁に寄った位置には軸35が立
てられており、軸受孔36に軸35が嵌合されること
で、レバー体30は軸35を中心として、図1に示す待
機位置と、図5に示す嵌合完了位置との間で回動可能に
支持されている。
【0014】待機位置では、操作部34がカバー25の
後面に当たって図1の時計回り方向の回動が規制され、
また、カバー25の側面に突設された丸形の第1突部3
7Aが、アーム33の第1係止孔37Bに嵌まることで
保持される。一方、嵌合完了位置では、アーム33の先
端側がカバー25の側面に突設されたストッパ38に当
たって図5の反時計回り方向の回動が規制され、またス
トッパ38のすぐ後方に突設された角形の第2突部39
Aが、アーム33の第2係止孔39Bに嵌まることで保
持されるようになっている。
【0015】レバー31の駆動部32には、所定の曲線
状をなすカム溝40が形成され、その入口41が外縁に
開口している。レバー31が上記した待機位置にある場
合には、図1に示すように、カム溝40の入口41は、
軸35の前方に位置して前面に開口する設定となってい
る。なお、入口41の表面側は、薄肉の閉鎖部42で覆
われている。一方、雄ハウジング10側では、フード部
12の長辺側の両面における長さ方向の中央部の突出縁
付近に、上記したカム溝40に緊密に嵌合可能なフォロ
ワピン44が立てられている。フォロワピン44の高さ
は、カム溝40に嵌まった場合に、その上端がレバー3
1の表面と面一となる寸法である。
【0016】さて、上記したレバー31の駆動部32に
おけるカム溝40の回りに位置する外縁には、表面側が
削がれておよそ半分の肉厚とされた張出部45が、所定
寸法張り出して形成されている。一方、フード部12の
長辺側の両面の基端側には受け部47A,47Bが設け
られている。この受け部47A,47Bは詳細には、上
記したフォロワピン44を間に挟んで左右に分かれて形
成されており、両ハウジング10,20が嵌合された場
合に、その表面がレバー31の表面とほぼ面一となる高
さを有している。また、両受け部47A,47Bにわた
る前面が、上記したレバー31の駆動部32における張
出部45の形成された部分の外縁に倣ったほぼ円弧状に
形成されている。そして両受け部47A,47Bにわた
って、レバー31の張出部45を潜らせつつ摺動させる
ことが可能なガイド溝48が形成されている。
【0017】また、レバー31のカム溝40における内
側の側縁には、同じく表面側が削がれて薄肉となった所
定幅の係止縁50が形成されている。一方、上記したフ
ォロワピン44の上端にはフランジ51が形成されてい
る。ただし、このフランジ51は、前面側の半周分にだ
け形成され、かつ一側の一部が斜めに切除されている。
このフランジ51は、フォロワピン44がカム溝40内
を移動する間、係止縁50の上に載り、言い換えると、
係止縁50がフランジ51に係止されるようになってい
る。
【0018】ここで、受け部47A,47Bがフォロワ
ピン44を挟んで左右に分けられ、またフォロワピン4
4の前面側にのみフランジ51が設けられているのは、
主に雄ハウジング10を成形する際の成形型の簡素化を
図るためであり、以下それについて説明する。まず雄ハ
ウジング10は基本的には、嵌合方向(前後方向)に沿
って開閉する成形型によって成形されるが、フォロワピ
ン44の後方部分は、紙面の表裏方向に移動する抜き型
を用いて成形する必要がある。ここで例えば、ガイド溝
48の形成された受け部47A,47Bが一連に繋がっ
て形成され、またフォロワピン44の後面側にもフラン
ジ51があると、フォロワピン44と受け部47A,4
7Bと間の領域では、紙面の表裏方向にアンダーカット
ができる。そのため、単に紙面の表裏方向に移動する抜
き型のみでは足らず、この抜き型にアンダーカット部分
を成形すべく前後方向に移動する別の成形型を付設する
必要があり、すなわち型構造が複雑化する。
【0019】その点この実施形態では、既述したように
受け部47A,47Bがフォロワピン44を挟んで左右
に分けられ、かつフォロワピン44の前面側にのみフラ
ンジ51が設けられているから、例えば図1の鎖線で示
したように、フォロワピン44の後面側から両受け部4
7A,47Bの間にわたる領域Xでは、紙面の表裏方向
についてはアンダーカットができない。したがって雄ハ
ウジング10を成形する際、上記の領域Xについては、
単に紙面の表裏方向に移動する抜き型を用い、他の部分
は前後方向に開閉する成形型を用いて成形することがで
きる。すなわち、簡単な型構造でもって雄ハウジング1
0を成形することができる。
【0020】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。両ハウジング10,20を
嵌合する場合は、図1に示すようにレバー体30を待機
位置に保持する。このときカム溝40の入口41は前方
に向けて開口する。係る状態から、同図の矢線に示すよ
うに、雌ハウジング20の端子収容部22を、雄ハウジ
ング10のフード部12内に嵌合する。そうすると、フ
ォロワピン44がカム溝40の入口41に入り込み、フ
ランジ51が係止縁50の上に載る。また、レバー31
の張出部45のうちの前端側が、図1における左側の受
け部47Aのガイド溝48内に潜り込む。
【0021】次に、待機位置にあったレバー体30を、
図4の反時計回り方向に回動させる。そうすると、同図
に示すように、フォロワピン44がカム溝40の奥側に
向けて次第に引き込まれ、その間のてこ作用によって両
ハウジング10,20が互いに引き寄せられる。この
間、カム溝40の係止縁50がフォロワピン44のフラ
ンジ51の下面側に係止され、またレバー31の張出部
45は、左側の受け部47Aからさらには右側の受け部
47Bのガイド溝48内に潜り込みつつ移動する。レバ
ー体30が、図5に示すように嵌合完了位置まで回動さ
れると、両ハウジング10,20が正規に嵌合された状
態となる。
【0022】両ハウジング10,20を離脱させる場合
は、図5に示す状態からレバー体30を時計回り方向に
回動させると、フォロワピン44がカム溝40の入口4
1に向けて次第に押し出され、その間のてこ作用によ
り、両ハウジング10,20が次第に引き離される。こ
の間同様に、カム溝40の係止縁50はフォロワピン4
4のフランジ51の下を通り、またレバー31の張出部
45は受け部47A,47Bのガイド溝48に潜り込ん
で移動する。レバー体30が待機位置まで回動される
と、フォロワピン44が前方に開口したカム溝40の入
口41に至るので、続いて雌ハウジング20を引き抜く
ことで両ハウジング10,20を離脱させることができ
る。
【0023】以上説明したように本実施形態によれば、
レバー体30が回動操作される間、レバー31の外縁に
形成された薄肉の張出部45が受け部47A,47Bの
ガイド溝48に潜り込み、さらに、カム溝40に形成さ
れた係止縁50がフォロワピン44のフランジ51の下
側に係止される。このため、両レバー31に開くような
力が作用したとしても、軸35の部分から抜けて外れて
しまうといったことが防止される。特に受け部47A,
47Bは、レバー体30を設けた側と反対の雄ハウジン
グ10側に設けられ、しかも薄肉の張出部45を潜り込
ませるようになっているから、受け部47A,47Bが
雄ハウジング10(フード部12)の側面から突出する
量も、せいぜいレバー31の肉厚と同程度に抑えられ、
もってコネクタ全体を小嵩にまとめることができる。ま
た、レバー31のカム溝40の部分が外部に露出してい
て、嵌合操作中にフォロワピン44の位置等が目視でき
るから、嵌合状態が良く判って作業がしやすくなる。
【0024】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)レバーを上記実施形態とは逆に雄ハウジング側に
設けたものにも、本発明同様に適用可能である。 (2)また本発明は、通常のワイヤ−ワイヤのコネクタ
にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る雌雄のハウジングの
嵌合前の平面図
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの背面図
【図4】両ハウジングの嵌合途中の平面図
【図5】両ハウジングの嵌合完了時の平面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング 20…雌ハウジング 25…カバー 30…レバー体 31…レバー 32…駆動部 34…操作部 35…軸 36…軸受孔 40…カム溝(駆動溝) 44…フォロワピン(ピン) 45…張出部 47A,47B…受け部 48…ガイド溝 50…係止縁 51…フランジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される雌雄のコネクタハウジ
    ングを備え、一方のコネクタハウジングの側面には、駆
    動溝の形成されたレバーが回動可能に軸支されて、前記
    駆動溝に他方のコネクタハウジングの側面に突設された
    ピンが係合され、前記レバーを回動することに伴うてこ
    作用により前記両コネクタハウジングの嵌合を助勢する
    ようにしたレバー式コネクタにおいて、 前記レバーの外縁の一部には、表面側が削がれて薄肉と
    なった張出部が形成されるとともに、前記他方のコネク
    タハウジングの側面には、前記レバーの回動時に前記張
    出部を潜らせつつ係止する受け部が形成されていること
    を特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記駆動溝の側縁には、表面側が削がれ
    た薄肉の係止縁が形成されるとともに、前記ピンの突出
    端には前記係止縁と係止するフランジが形成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記受け部が前記ピンよりも嵌合方向の
    奥側に配され、前記ピンにおける少なくとも前記受け部
    と対向する側の面では前記フランジが切除されていると
    ともに、前記受け部が前記ピンの位置を挟んだ両側に分
    かれて形成されていることを特徴とする請求項2記載の
    レバー式コネクタ。
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