JPH09134759A - 端子位置保証機構を備えた電気コネクタ - Google Patents

端子位置保証機構を備えた電気コネクタ

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JPH09134759A
JPH09134759A JP8307129A JP30712996A JPH09134759A JP H09134759 A JPH09134759 A JP H09134759A JP 8307129 A JP8307129 A JP 8307129A JP 30712996 A JP30712996 A JP 30712996A JP H09134759 A JPH09134759 A JP H09134759A
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4367Insertion of locking piece from the rear
    • H01R13/4368Insertion of locking piece from the rear comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 端子の不完全な挿入を検出し完全挿入位置へ
移動するのにそれ自体を使用することのできる端子位置
保証機構を備えた電気コネクタを提供する。 【解決手段】 端子位置保証機構12は、ハウジング2
0の終端接続端24において仮の装填位置及び完全な装
填位置の2つの位置でハウジングと選択的に係合するこ
とができ、その端子保持部50を端子14とロック係合
して端子受入空洞18に挿入することができる。端子と
端子位置保証機構との間には、端子位置保証機構が仮の
装填位置から完全な装填位置へ移動するのに応答して、
端子を少なくとも1つの不完全な挿入位置から完全な挿
入位置へ移動するための相補的な相互係合当接手段64
が設けられる。端子位置保証機構は、この端子位置保証
機構を端子と共にハウジングから容易に取り外せるよう
に仮の装填位置又は完全な装填位置のいずれかに保持さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に電気コネクタに係
り、より詳細には、端子の不完全な挿入を検出するだけ
でなく、その不完全に挿入された端子をその完全挿入位
置へと移動する改良された端子位置保証機構を備えた電
気コネクタに係る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気コネクタは、少なくとも1
つの導電性端子を取り付ける絶縁ハウジングを備えてい
る。端子は、個別の導線のような別の回路部品に電気的
接続される。電気コネクタは、一方のコネクタの各端子
及びハウジングが他方のコネクタの対応する端子及びハ
ウジングに嵌合されるように嵌合対としてしばしば使用
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】電気コネクタの端子
は、薄いシートメタル材料から型抜き及び/又は成形さ
れた非常に小さな部品であることが多い。1つ以上の端
子がその各々のハウジングに適切に安住されないと、電
気的接続の質が低下する。コネクタの初期の組立中に端
子がハウジングに完全に挿入されない場合、或いはコネ
クタの使用中に端子が振動し又はその完全な安住状態か
ら外れた場合には、ハウジング内で端子が不適切に安住
する状態となる。このような欠陥は、電気部品が通常の
使用中にほとんど連続的に振動を受けそしてメンテナン
ス中に直接的な力を受ける自動車業界において特に問題
となる。この問題を回避するために、自動車業界では、
コネクタに端子位置保証(TPA)機構を設けて端子の
不完全な挿入を検出できることを要求している。又、自
動車業界では、一般に、ハウジングに端子をロックする
ためのロック機構も要求し、端子位置保証機構がこれを
兼ねることもある。
【0004】通常の端子位置保証機構を用いた場合に、
1つ以上の端子が完全に安住されないことが検出される
と、その不適切に挿入された端子の位置を探すことが必
要となる。これは、時間のかかる作業である上に、コネ
クタ組立作業のコストも増大する。本発明は、端子の不
完全な挿入を検出するだけでなく、その不完全に挿入さ
れた端子をその完全挿入位置へ移動するのにそれ自体を
使用することのできる端子位置保証機構を設けることに
より、上記問題を解消することに向けられる。又、本発
明は、端子位置保証機構を端子と共に修理の目的でコネ
クタハウジングから容易に取り外すことができ、且つコ
ネクタの全体的なサイズを縮小することのできる改良さ
れた構造にも向けられる。
【0005】それ故、本発明の目的は、上記特徴の新規
で且つ改良された端子位置保証機構を備えた電気コネク
タを提供することである。
【0006】
【課題を解決する為の手段】本発明による電気コネクタ
は、前方の嵌合端、後方の終端接続端、及びそれらの間
に延びる少なくとも1つの端子受入空洞を有するハウジ
ングを備えている。ハウジングの上記後方の終端接続端
から端子受入空洞へ端子を挿入することができる。端子
位置保証(TPA)機構は、ハウジングの終端接続端に
おいて、仮の装填位置及び完全な装填位置の2つの位置
でハウジングに選択的に係合することができ、端子位置
保証機構の端子保持部は、端子とロック係合状態で端子
受入空洞へ挿入することができる。相補的に相互係合す
る当接手段が端子と端子位置保証機構との間に設けら
れ、端子位置保証機構がその仮の装填位置からその完全
装填位置へ移動するのに応答して、端子を少なくとも1
つの不完全な挿入位置から完全な挿入位置へ移動するこ
とができる。又、相補的に相互係合する保持手段が端子
位置保証機構とハウジングとの間に設けられ、端子位置
保証機構を仮の装填位置又は完全装填位置のいずれかに
保持すると共に、端子位置保証機構を端子と共にハウジ
ングから容易に取り外せるようにする。
【0007】以下に述べるように、相補的に相互係合す
る保持手段は、端子位置保証機構の片側から片持梁支持
された少なくとも1つのフレキシブルなラッチアームを
備え、このラッチアームは、ハウジング上の相補的なラ
ッチ部に解除可能に係合することができる。好ましく
は、端子位置保証機構の両側に各々1つのラッチアーム
が設けられ、オペレータは、これらを一緒に内方に圧縮
することにより、端子位置保証機構及び端子をハウジン
グから取り外すことができる。
【0008】本発明の別の特徴によれば、電気コネクタ
の全体的な寸法を縮小することができる。より詳細に
は、端子位置保証機構は、複数の長手方向の端子受入通
路を含み、少なくとも幾つかの通路は、端子位置保証機
構の少なくとも片側で、その長手方向に開放している。
幾つかの端子は、端子位置保証機構の片側で、これらの
開放通路を通して露出される。ハウジングには端子受入
空洞内にこれら開放通路と整列して阻止部が設けられ、
露出された端子はこの阻止部に係合し、その露出された
端子の横方向移動又はねじれが防止される。以下に述べ
るように、幾つかの通路は、端子位置保証機構の両側で
開放され、端子を露出させる。阻止部は、端子受入空洞
内でハウジングと一体的に形成された細長いリブによっ
て形成される。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の好適な
実施形態を詳細に説明する。添付図面の図1及び2を参
照すれば、本発明の電気コネクタ10は、これに選択的
に係合することのできる端子位置保証(TPA)機構1
2を備えている。複数の端子14は、端子位置保証機構
12の端子受入通路16を経てコネクタ10の端子受入
空洞18へ挿入される。明瞭化のために、1つの端子1
4しか示されていない。以下で明らかなように、端子位
置保証機構12がコネクタ10の端子受入空洞18に挿
入され、次いで、端子14が端子位置保証機構12の端
子受入通路16を経てコネクタ10の端子受入空洞18
へと挿入される。
【0010】より詳細には、電気コネクタ10は、前方
の嵌合端22及び後方の終端接続端24を有するハウジ
ング20を備えている。ハウジング20は、プラスチッ
ク等の絶縁材料で一体成形されたものであり、ハウジン
グの前方の嵌合端22と後方の終端接続端24との間に
端子受入空洞18が延びている。本発明の部分を形成す
るものではないが、ハウジング20は、コネクタ10を
パネルに取り付け易くするための一体的な側部フランジ
26と、コネクタ10を相補的な嵌合コネクタ又は他の
接続装置にラッチするためのラッチ28も備えている。
【0011】図2から明らかなように、電気コネクタ1
0のハウジング20は、前方を向いたロック肩部即ちフ
ック32を有するフレキシブルな主ロックアーム30を
備えている。この主ロックアーム30の遠方端は、面取
りされて、端子14の挿入方向Aに対して斜めに延びる
後方を向いた傾斜面34を形成する。更に、端子受入空
洞18内にはハウジング20と一体的にカムボス36が
形成される。このカムボス36も、端子14の挿入方向
Aに対して斜めに延びる後方を向いた傾斜面38を形成
する。
【0012】図1に戻ると、端子位置保証機構12は、
端子受入通路16を分離するための後壁40及び前部仕
切42を備えている。又、端子受入通路16は、中央壁
44により端子位置保証機構12の横方向に2行に分割
されている。更に、端子位置保証機構12の両側には片
持梁式ラッチアーム46が設けられ、オペレータは、こ
れを掴んで圧縮することにより、端子位置保証機構12
を矢印Bの方向にハウジング20の端子受入空洞18に
容易に挿入することができる。ラッチ機構48は、ラッ
チアーム46に作動的に関連して設けられ、端子位置保
証機構12を相補的なラッチ機構(図示せず)に関連し
て端子受入空洞18にラッチする。
【0013】図1と共に図2を参照すれば、端子位置保
証機構12は、各々の端子受入通路16内に配置されて
その前方に突出するフレキシブルなロックアーム50を
備えている。このロックアーム50は、その遠方端に、
前方を向いた当接肩部52を有している。面取りされた
面54は、端子14の挿入方向Aに対して斜めにロック
アーム50の遠方端の後方を向いている。
【0014】端子14は、前方の嵌合端56及び後方の
終端接続端58を有している。前方の嵌合端56は、相
補的コネクタの嵌合雄端子を受け入れるリセプタクルを
画成するために一般的にボックスの形状である。後方の
終端接続端58は、電気導線60に圧着される。端子1
4は、コネクタ10のハウジング20の端子受入空洞1
8内の主ロックアーム30とロック係合するための前方
ロック孔62を有している。又、端子14は、端子位置
保証機構12の端子受入通路16内のロックアーム50
とロック係合するための後方ロック孔64も有してい
る。図1から明らかなように、前方ロック孔62は、後
方ロック孔64よりも横方向の寸法が小さい。このた
め、端子位置保証機構12のロックアーム50の遠方端
(即ち、当接肩部52及び面取りされた面54)は、前
方ロック孔62よりも幅が広く、従って、ロックアーム
50は、単に前方ロック孔62を通過して端子14の上
面をスライド移動する。前方ロック孔62は、主ロック
アーム30のフック32を受け入れるサイズとされる。
【0015】端子位置保証機構12及び端子14を含む
電気コネクタ10の操作において、図2に示すように、
端子位置保証機構12は、コネクタハウジング20に選
択的に係合され、端子受入空洞18に挿入され、そして
端子位置保証機構12の仮の装填位置に配置される。端
子14は、最初に端子位置保証機構の端子受入通路16
に挿入される。
【0016】図3に示すように、端子14は、矢印Cの
方向に更に挿入され、端子の嵌合端56がフレキシブル
なロックアーム50を矢印Dの方向に上方にバイアスす
る点まで挿入される。ロックアーム50は、端子14の
嵌合端56がロックアームの面取りされた面54に係合
することにより上方に撓められる。端子位置保証機構1
2がその仮の装填位置にある間に端子位置保証機構のロ
ックアーム50が完全に撓むに充分なスペースが端子受
入空洞18内にあることに注意されたい。
【0017】図4に示すように、端子14は、矢印Eの
方向に更に挿入され、端子14の嵌合端56が今度は主
ロックアーム30に係合しそして主ロックアーム30を
矢印Fの方向に上方に撓める。主ロックアーム30は、
端子14の嵌合端56がその面取りされた面34に係合
することにより上方に撓められる。又、図4から明らか
なように、端子位置保証機構12のロックアーム50
は、端子14の前方ロック孔62に落ち込んでいない。
というのは、上記のように、ロックアーム50の遠方端
の巾が前方ロック孔62より広く、端子14の上面に沿
ってロック孔62の上を単にスライド移動するだけだか
らである。
【0018】図5に示すように、端子14は、矢印Gの
方向に更に挿入されるが、その完全挿入位置にはまだ至
っていない。端子位置保証機構12は、まだ仮の装填位
置にあり、コネクタ10の主ロックアーム30及び端子
位置保証機構12のロックアーム50はそれらの撓んだ
位置にある。
【0019】図6に示すように、端子14は、今度は、
その完全挿入位置まで挿入されている。主ロックアーム
30は、下方に「パチン」と戻り、ロック肩部32が端
子の前方ロック孔62内にロック状態に相互係合され
る。端子位置保証機構12は、その仮の装填位置にあ
る。
【0020】図7は、端子14がその完全挿入位置にあ
って、主ロックアーム30とロック係合しているという
点で図6と同様である。しかしながら、端子位置保証機
構12は、ここでは、矢印Hの方向にその完全装填ロッ
ク位置まで移動されている。端子位置保証機構12のロ
ックアーム50は、その非撓み状態へ「パチン」と戻
り、その当接肩部52は、端子の後方ロック孔64内に
ロック配置される。端子位置保証機構12がその仮の装
填位置(図2−6)からその装填ロック位置(図7)ま
で移動する間に、ロックアーム50の遠方端は、カムボ
ス36の傾斜面38に係合し、この傾斜面38は、当接
肩部52を端子14の後方ロック孔64へ容易にバイア
スさせる。図7に示す端子位置保証機構12の完全装填
位置においては、カムボス36がロックアーム50をバ
ックアップする。
【0021】図8は、端子14が不完全な挿入位置に挿
入された状態を示している。公知の端子位置保証機構で
は、このように端子が不完全に挿入された場合に、どの
端子が不完全に挿入されたかをオペレータが調べる必要
があった。このような操作はコネクタの組立作業におい
て相当の時間と費用を浪費する。しかしながら、本発明
の端子位置保証機構12がその仮の装填位置にある状態
では、ロックアーム50の遠方端の当接肩部52が端子
14の後方ロック孔64に入ることが明らかである。こ
こで、端子位置保証機構12を矢印Iの方向に移動する
と、端子位置保証機構12が端子14と共に矢印Iの方
向に移動され、やがて、端子14は、図7に示すその完
全挿入位置に到達する。それ故、端子位置保証機構12
は、端子を端子位置保証機構と共にその仮の装填位置か
らその完全装填位置へ(即ち、図8の位置から図7の位
置へ)移動することにより、端子14の不完全な挿入状
態を「修正」するように作用する。
【0022】図8は、端子14の1つの不完全な挿入位
置のみを示しており、端子位置保証機構12は、その仮
の装填位置からその完全装填位置へ移動されたときに端
子14を完全に挿入するように作用する。端子の他の不
完全挿入位置は、図8に示す位置から、図6に示す端子
の位置までの範囲である。それらの間のいかなる位置に
おいても、端子位置保証機構12を前方に移動すること
により、当接肩部52が端子14の後方ロック孔64に
係合され、そして端子14が端子位置保証機構12と共
に前方に移動される。
【0023】一方、図9は、端子位置保証機構12が無
効となるように端子14が不完全に挿入された(後方に
あり過ぎる)端子14の位置を示している。換言すれ
ば、図9から明らかなように、端子は、後方にあり過ぎ
て、ロックアーム50の前方の遠方端がカムボス16の
傾斜面38に単に当接し、この面38と端子の上面との
間でジャミングを生じている。
【0024】更に、図10ないし13は、1つ以上の端
子14を電気コネクタ10から選択的に引き抜く手順を
示している。特に、図10は、端子位置保証機構12が
矢印Kの方向にその仮の装填位置まで後方に戻された状
態を示している。この移動中に、ロックアーム50の下
面の面取りされた面54は、端子位置保証機構12がそ
の仮の装填位置まで戻されるときにロック孔64の後縁
に沿って上方にスライド移動される。次いで、プローブ
状のツール80を端子受入空洞18に挿入し、主ロック
アーム30の後方の面取りされた面82に係合させ、主
ロックアーム30のロック肩部32を図11に示すよう
に端子14のロック孔62から持ち上げる。これで、端
子14をその完全挿入位置から矢印Lの方向に移動し、
図11に示すように、主ロックアーム30とのロック状
態を解除することができる。
【0025】図12においては、第2のプローブ84を
端子受入通路16に挿入して、端子位置保証機構のロッ
クアーム50の下面の傾斜面54に係合させ、ロックア
ーム50を持ち上げて、端子14とのロック係合を解除
することができる。これで、端子14は、図13におい
て矢印Mの方向に完全に引き抜くことができる。
【0026】本発明の第2の実施形態が図14ないし1
7に示されている。先ず、図14を参照すれば、第2の
実施形態の電気コネクタ100は、ハウジング102
と、該ハウジングの前方の嵌合端108とは反対の後方
の終端接続端106においてハウジング102に選択的
に係合することのできる端子位置保証機構104とを備
えている。複数の端子110は、端子位置保証機構10
4の端子受入通路112を経てハウジング102の端子
受入空洞114へ挿入することができる。説明を明瞭化
するために、1つの端子しか図示していない。図1ない
し13の実施形態の場合と同様に、端子位置保証機構1
04がハウジング102の端子受入空洞114に挿入さ
れ、次いで、端子110が端子位置保証機構104の端
子受入通路112を経てハウジング102の端子受入空
洞114へ挿入される。
【0027】ハウジング102は、プラスチック等の絶
縁材料で一体成形される。端子受入空洞114は、後方
の終端接続端106と前方の嵌合端108との間に延び
ている。この場合も、コネクタのハウジング102は、
コネクタ100をパネルに取り付け易くするための一体
的な側部フランジ116と、コネクタ100を相補的な
嵌合コネクタ又は他の接続装置にラッチするためのラッ
チ118とを備えている。極性決めの目的で、端子位置
保証機構104の一対のリブ122を受け入れるために
端子受入空洞114の屋根に一対の溝120が形成され
ると共に、端子位置保証機構の底の3つのリブ126を
受け入れるために端子受入空洞114の床に3つの溝1
24が形成されている。図1ないし13に示す最初の実
施形態のハウジング20とは異なり、コネクタ100の
ハウジング102は、端子110をロックするための主
ロックアームを端子受入空洞114に有していない。
【0028】図14を更に参照すれば、端子位置保証機
構104は、端子受入通路112を分離するための後壁
128及び前部仕切130を備えている。この場合も、
端子受入通路112は、中央壁132により端子位置保
証機構104の横方向に2行に分割される。端子位置保
証機構104の両側の最も外側の2つの端子受入通路1
12は、134で示すように、開放しており、これら通
路に配置される2つの最も外側の端子110は露出され
る。端子位置保証機構の外壁を排除することにより、端
子位置保証機構の巾が短縮され、コネクタ100の包囲
体の全サイズが減少される。
【0029】露出された最も外側の端子110が横方向
外方に移動したり又はその長手方向軸の周りでねじれた
りするのを防止するために、ハウジング102の端子受
入空洞114の各側壁の内側に細長いリブ136が形成
される。これらのリブ136は、ハウジング102の端
子受入空洞114内に、端子位置保証機構104の開放
した通路134と整列する阻止部を形成する。実際に、
これらリブ136は、最も外側の通路内の露出された端
子110により係合され、それら端子の横方向移動又は
ねじれ移動を阻止する。
【0030】各端子110は、前方の嵌合端138と、
後方の終端接続端140とを有している。前方の嵌合端
138は、相補的なコネクタの嵌合雄端子を受け入れる
リセプタクルを画成するために一般的にボックス形状を
している。後方の終端接続端140は、電気導線146
に圧着するための2対の圧着アーム142及び144を
備えている。端子110は、前方の当接肩部即ちエッジ
150を画成するロック孔148を備えている。
【0031】一般に、端子位置保証機構104とハウジ
ング102との間には、端子位置保証機構104を仮の
装填位置又は完全な装填位置のいずれかに保持すると共
に、端子位置保証機構104を端子110と共にハウジ
ング102から容易に取り外せるようにするための保持
部が設けられる。より詳細には、端子位置保証機構10
4の両側に、フレキシブルな片持梁式のラッチアーム1
52が一体的に成形される。これらのラッチアーム15
2は、ヒンジ154の周りで矢印Pの方向に撓むことが
できる。各々の片持梁式のラッチアーム152は、一対
の外方に突出するラッチボス156及び158を有し、
その各々は、面取りされたカム縁160を有する。これ
らラッチボス156及び158は、ハウジング102の
端子受入空洞114内でその両側においてラッチ肩部1
62の後方に係合することができる。図14には1つの
ラッチ肩部162しか示されていない。ラッチボス15
6及び158は、ラッチ肩部162と共に、ハウジング
102に対する端子位置保証機構104の2つの位置、
即ち仮の装填位置及び完全な装填位置を画成する。ラッ
チボス156は、ハウジングに対する端子位置保証機構
の仮の装填位置を画成し、そしてラッチボス158は、
ハウジングに対する端子位置保証機構の完全な装填位置
を画成する。
【0032】図14ないし17に示された本発明の第2
の実施形態の電気コネクタ100の操作においては、先
ず図15を参照すると、端子位置保証機構104がハウ
ジング102に選択的に係合され、端子受入空洞114
に挿入され、そしてハウジング102に対してその仮の
装填位置に配置されて示されている。換言すれば、ラッ
チボス156(図14)は、ラッチ肩部162に係合さ
れる。端子110は、最初に端子位置保証機構104の
各通路112に挿入されて示されている。
【0033】図14と共に図15を参照すれば、端子位
置保証機構104は、各端子受入通路112内に配置さ
れてその前方に突出するフレキシブルなロックアーム1
70を備えている。このロックアーム170は、その遠
方端に、前方を向いた当接肩部172を有している。
又、このロックアーム170は、以下に述べるように、
各端子110のロック孔148にロックするための拡大
されたヘッド部174を画成する。ロックアーム170
は、以下に述べる目的で、端子位置保証機構104と共
に端子110を引き出すに充分な剛性を有する。
【0034】図16は、端子位置保証機構104をハウ
ジング102の空洞114内の完全装填位置即ち挿入位
置において示している。端子110も、その完全挿入位
置で示されている。ロックアーム170は、その当接肩
部172が端子110のロック孔148に入りそして該
ロック孔148の前縁の当接肩部150と係合する位置
まで移動される。
【0035】図15に示す端子位置保証機構104の仮
の装填位置及び端子110の初期挿入位置と、図16に
示す端子位置保証機構104の完全装填位置及び端子1
10の完全挿入位置との間では、本発明の第2の実施形
態の電気コネクタ100の動作は、第1の実施形態の電
気コネクタ10の主ロックアーム30が除去されたこと
を除くと、第1の実施形態について上記したものと同一
である、第2の実施形態では、端子位置保証機構104
は、第1の実施形態について上記したように、ロックア
ーム170と端子110が係合するのに応答して、端子
110を少なくとも1つの不完全な挿入位置からその完
全な挿入位置へ移動するように働く。
【0036】図17では、端子位置保証機構104は、
図16の完全装填位置から矢印Qの方向に図15の仮の
装填位置まで外方に戻されている。端子110は、端子
位置保証機構104と共に外方に戻されている。フレキ
シブルな片持梁式のラッチアーム152にラッチボス1
56及び158(図14)を設けたことにより、ラッチ
アーム152を内方に狭めて、ラッチボス156及び1
58がハウジング102の端子受入空洞114内でラッ
チ肩部162を越えさせることができる。これにより、
端子位置保証機構104は、修理の目的で、その端子受
入通路112内にある全ての端子と共に、ハウジング1
02から容易に取り外すことができる。端子位置保証機
構104及び端子110の組立体をハウジング102か
ら取り外し、その組立体を検査したり、問題を解決した
り、端子を交換したりすることができる。電気コネクタ
100は、前記の電気コネクタ10では得られない効果
を奏する。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
により、端子の不完全な挿入を検出するだけでなく、そ
の不完全に挿入された端子をその完全挿入位置へ移動す
るのにそれ自体を使用することのできる端子位置保証機
構を備えた電気コネクタが提供され、そして端子位置保
証機構を端子と共に修理の目的でコネクタハウジングか
ら容易に取り外すことができ、且つコネクタの全体的な
サイズを縮小することのできる改良された構造をもつ電
気コネクタが提供された。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の端子位置保証機構を含む電気コネクタ
の分解斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿った縦断面図で、端子位置
保証機構を仮の装填位置においてコネクタに組み立てそ
して端子を部分的に挿入した状態を示す図である。
【図3】図2と同様であるが、端子を更に挿入し、その
嵌合端が端子位置保証機構のロックアームに係合してそ
れを撓ませる状態を示す図である。
【図4】図3と同様であるが、端子を、コネクタの主ロ
ックアームに係合する位置まで更に挿入した状態を示す
図である。
【図5】図4と同様であるが、端子の両方のロック孔が
端子位置保証機構のロックアームを通過する位置まで端
子を更に挿入した状態を示す図である。
【図6】図5と同様であるが、端子がその完全挿入状態
にあって、コネクタの主ロックアームに係合する状態を
示す図である。
【図7】図6と同様であるが、端子位置保証機構がその
完全装填位置まで移動した状態を示す図である。
【図8】図2ないし7と同様であるが、端子位置保証機
構が不完全に挿入された端子と係合する状態を示す図で
ある。
【図9】図1ないし8と同様であるが、端子が、端子位
置保証機構を無効とするような全く不充分に挿入された
位置にある状態を示す図である。
【図10】図2ないし9と同様であるが、端子位置保証
機構がその仮の装填位置まで引き戻され、そして主ロッ
クアームを解除するためにプローブが挿入された状態を
示す図である。
【図11】図10と同様であるが、プローブを更に挿入
して主ロックアームを解除しそして端子をその完全挿入
位置から引き出した状態を示す図である。
【図12】図11と同様であるが、端子位置保証機構の
ロックアームを解除するために第2のプローブを挿入し
た状態を示す図である。
【図13】図12と同様であるが、端子が完全に引き出
された状態を示す図である。
【図14】本発明による電気コネクタの第2の実施形態
を示す分解斜視図である。
【図15】図14の15−15線に沿った縦断面図で、
端子位置保証機構がその仮の装填位置においてコネクタ
に組み立てられそして端子が部分的に挿入された状態を
示す図である。
【図16】図15と同様であるが、端子位置保証機構及
び端子がその完全装填位置へ移動された状態を示す図で
ある。
【図17】図15及び16と同様であるが、端子位置保
証機構が仮の装填位置まで引き戻された状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
10 電気コネクタ 12 端子位置保証機構 14 端子 16 端子受入通路 18 端子受入空洞 20 ハウジング 30 主ロックアーム 32 ロック肩部即ちフック 34、38 傾斜面 36 カムボス 46 片持梁式ラッチアーム 48 ラッチ機構 50 フレキシブルなロックアーム 52 当接肩部 54 面取りされた面 60 電気導線 62 前方ロック孔 64 後方ロック孔 100 電気コネクタ 102 ハウジング 104 端子位置保証機構 110 端子 112 端子受入通路 114 端子受入空洞 136 リブ 148 ロック孔 152 ラッチアーム 156、158 ラッチボス 160 カム縁 162 ラッチ肩部 170 ロックアーム 172 当接肩部 174 ヘッド部

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方の嵌合端22、後方の終端接続端2
    4、及びこれら両端間に延びる少なくとも1つの端子受
    入空洞18を有するハウジング20と;上記ハウジング
    20の後方の終端接続端24から上記端子受入空洞18
    へ挿入することのできる端子14と;上記ハウジング2
    0の上記終端接続端24において仮の装填位置及び完全
    な装填位置の2つの位置で上記ハウジング20と選択的
    に係合することができる端子位置保証機構12であっ
    て、上記端子14とロック係合して上記端子受入空洞1
    8へ挿入できる端子保持部50を有している端子位置保
    証機構12と;上記端子14と端子位置保証機構12と
    の間にあって、上記端子位置保証機構12が仮の装填位
    置から完全な装填位置へ移動するのに応答して、上記端
    子14を少なくとも1つの不完全な挿入位置から完全な
    挿入位置へ移動するための相補的な相互係合当接手段5
    2、64と;上記端子位置保証機構12と上記ハウジン
    グ20との間にあって、上記端子位置保証機構12を上
    記仮の装填位置又は完全な装填位置のいずれかに保持
    し、そして上記端子位置保証機構12を上記ハウジング
    20から端子14と共に容易に取り外せるようにする相
    補的な相互係合保持手段46とを備えたことを特徴とす
    る電気コネクタ10。
  2. 【請求項2】 上記相補的な相互係合保持手段46は、
    上記端子位置保証機構12から片持梁支持されて上記ハ
    ウジング20の相補的なラッチと解除可能に係合する少
    なくとも1つのフレキシブルなラッチアーム46を含む
    請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記端子位置保証機構12の両側の各々
    に1つの上記ラッチアーム46を含み、オペレータがこ
    れらラッチアーム46を内方に一緒に圧縮することによ
    り端子位置保証機構12及び端子14をハウジングから
    取り外すことができる請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記相補的な相互係合当接手段52、6
    4は、上記端子位置保証機構12の保持部50に形成さ
    れた当接部52を含む請求項1に記載の電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 上記端子位置保証機構12の上記保持部
    50は、端子14に係合するための当接肩部52を含
    み、この当接肩部52は、上記相補的な相互係合当接手
    段52、64の一部分を構成する請求項1に記載の電気
    コネクタ。
  6. 【請求項6】 上記端子位置保証機構12の上記保持部
    50は、上記当接肩部52を有するフレキシブルなロッ
    クアーム50より成る請求項1に記載の電気コネクタ。
  7. 【請求項7】 上記相補的な相互係合当接手段52、6
    4は、上記当接肩部52が係合する端子14の孔64を
    含む請求項6に記載の電気コネクタ。
  8. 【請求項8】 上記端子位置保証機構12が仮の装填位
    置にあるときに、端子14を端子受入空洞18に挿入す
    ることができ、そして上記端子位置保証機構12が完全
    な装填位置にあるときに、上記保持部50が端子14を
    その完全挿入位置にロックする請求項1に記載の電気コ
    ネクタ。
  9. 【請求項9】 上記端子位置保証機構12は、上記ハウ
    ジング20の端子受入空洞18と整列された端子受入通
    路16を備えている請求項1に記載の電気コネクタ。
  10. 【請求項10】 前方の嵌合端108、後方の終端接続
    端106、及びこれら両端間に延びる端子受入空洞11
    4を有するハウジング102と;上記ハウジング102
    の上記終端接続端106において上記ハウジング102
    に選択的に係合できる端子位置保証機構104であっ
    て、上記端子受入空洞114へ挿入できる端子係合手段
    170を有すると共に、複数の端子受入通路112を有
    し、これら通路112の少なくとも幾つかは端子位置保
    証機構104の少なくとも片側で長手方向に開放してい
    る端子位置保証機構104と;上記端子位置保証機構1
    04の上記端子受入通路112に配置できる複数の端子
    110であって、その幾つかが上記端子位置保証機構1
    04の上記少なくとも片側で上記開放した通路112を
    経て露出されるような端子110と;上記ハウジング1
    02の端子受入空洞114内にあって、上記開放した通
    路112と整列されそして露出された端子110により
    係合されて、露出された端子110の横方向移動を防止
    するための阻止手段136とを備えたことを特徴とする
    電気コネクタ100。
  11. 【請求項11】 上記通路112の幾つかは、端子位置
    保証機構104の両側の各々において開放していて、端
    子110を露出させる請求項1に記載の電気コネクタ。
  12. 【請求項12】 上記阻止手段136は、端子受入空洞
    114内でハウジング102と一体的に形成された細長
    いリブ136より成る請求項1に記載の電気コネクタ。
  13. 【請求項13】 前方の嵌合端22と、後方の終端接続
    端24と、これら両端間に延びる端子受入空洞18とを
    有するハウジング20を用意し;上記ハウジング20の
    上記終端接続端24において端子位置保証機構12を、
    その端子保持部50が端子受入空洞18に挿入された状
    態で上記ハウジング20に係合し;端子14を端子位置
    保証機構12の通路16に挿入してその端子保持部50
    とロック係合させ;そして上記端子位置保証機構12を
    修理の目的で端子14と共に上記ハウジング20から取
    り外す、 という段階を備えたことを特徴とする電気コネクタ10
    の操作方法。
  14. 【請求項14】 上記端子位置保証機構12は、仮の装
    填位置及び完全な装填位置の2つの位置においてハウジ
    ング20に選択的に係合できる請求項13に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 上記端子位置保証機構12がその仮の
    装填位置にある間に端子14が上記通路16に挿入され
    る請求項14に記載の方法。
  16. 【請求項16】 上記端子位置保証機構12が仮の装填
    位置から完全な装填位置へ移動するのに応答して端子1
    4を少なくとも1つの不完全な挿入位置から完全な挿入
    位置へ移動する請求項15に記載の方法。
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