JP3230996B2 - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
- Publication number
- JP3230996B2 JP3230996B2 JP24209796A JP24209796A JP3230996B2 JP 3230996 B2 JP3230996 B2 JP 3230996B2 JP 24209796 A JP24209796 A JP 24209796A JP 24209796 A JP24209796 A JP 24209796A JP 3230996 B2 JP3230996 B2 JP 3230996B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- terminal
- lance
- connector
- connector housing
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4364—Insertion of locking piece from the front
- H01R13/4365—Insertion of locking piece from the front comprising a temporary and a final locking position
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車等
の車両に用いて好適なコネクタに関する。
の車両に用いて好適なコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車等の車両に用いられるコネクタで
は、例えば走行中の振動や衝撃などを受けて端子がコネ
クタハウジングから安易に抜け出さないようにされてい
る。例えば実開平４−９２３７９号公報に開示されてい
るように、電線の引張力で端子がコネクタハウジグから
後ろ抜けしないように、端子とコネクタハウジングとの
間には端子係止のための二重の防止策が講じられてい
る。即ち、図４、図５に基づいて説明すると、コネクタ
ハウジング５１の内部には、内壁５８に囲まれた端子収
容室５２が設けられている。また、この内壁５８には、
ハウジング軸線方向に延伸して弾性偏倚可能に設けら
れ、端子収容室５２内に挿入された端子５３と係合する
ことで端子５３の端子収容室５２からの抜け出しを阻止
する可撓係止片５５（以下、ランスという）が突設され
ている。なお、端子収容室５２内には前記端子５３の偏
倚を許容するための撓み空間５７が形成されている。
は、例えば走行中の振動や衝撃などを受けて端子がコネ
クタハウジングから安易に抜け出さないようにされてい
る。例えば実開平４−９２３７９号公報に開示されてい
るように、電線の引張力で端子がコネクタハウジグから
後ろ抜けしないように、端子とコネクタハウジングとの
間には端子係止のための二重の防止策が講じられてい
る。即ち、図４、図５に基づいて説明すると、コネクタ
ハウジング５１の内部には、内壁５８に囲まれた端子収
容室５２が設けられている。また、この内壁５８には、
ハウジング軸線方向に延伸して弾性偏倚可能に設けら
れ、端子収容室５２内に挿入された端子５３と係合する
ことで端子５３の端子収容室５２からの抜け出しを阻止
する可撓係止片５５（以下、ランスという）が突設され
ている。なお、端子収容室５２内には前記端子５３の偏
倚を許容するための撓み空間５７が形成されている。
【０００３】さらに、上記構成のコネクタには、撓み空
間５７内に挿入されることにより、前記ランス５５の不
測の偏倚を規制するスペーサ５９が設けられている。即
ち、ランス５５は、端子収容室５２内へ挿入される端子
５３の動きに伴って弾性偏倚した後、完全挿入された端
子５３に対して定常状態に復帰してこの端子５３と係合
する。従って、端子５３は所定位置に位置規制され、撓
み空間５７は開放状態に置かれる。そこで、図４に示す
ように、この撓み空間５７を埋めるようにスペーサ５９
を挿入すれば、スペーサ５９は、ランス５５の偏倚を阻
止できることになるので、端子５３は二重係止されてた
とえ電線５４に引張力が作用しても端子収容室５２から
の後ろ抜けが完璧に防止された。
間５７内に挿入されることにより、前記ランス５５の不
測の偏倚を規制するスペーサ５９が設けられている。即
ち、ランス５５は、端子収容室５２内へ挿入される端子
５３の動きに伴って弾性偏倚した後、完全挿入された端
子５３に対して定常状態に復帰してこの端子５３と係合
する。従って、端子５３は所定位置に位置規制され、撓
み空間５７は開放状態に置かれる。そこで、図４に示す
ように、この撓み空間５７を埋めるようにスペーサ５９
を挿入すれば、スペーサ５９は、ランス５５の偏倚を阻
止できることになるので、端子５３は二重係止されてた
とえ電線５４に引張力が作用しても端子収容室５２から
の後ろ抜けが完璧に防止された。
【０００４】なお、ランス５５は、端子５３がコネクタ
ハウジング５１の前端面６３に当接する以前の不完全挿
入状態だと弾性偏倚した状態にあるので、スペーサ５９
は、ランス５５と衝突して撓み空間５７内に挿入するこ
とができない。従って、このスペーサ５９は、端子５３
の不完全挿入状態を検知する機能も併せ有したものであ
る。
ハウジング５１の前端面６３に当接する以前の不完全挿
入状態だと弾性偏倚した状態にあるので、スペーサ５９
は、ランス５５と衝突して撓み空間５７内に挿入するこ
とができない。従って、このスペーサ５９は、端子５３
の不完全挿入状態を検知する機能も併せ有したものであ
る。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記構成により、コネ
クタは、二重係止が行われて端子５３の端子収容室５２
からの抜け出しを完璧に防止することができたが、しか
し、端子５３の不完全挿入においてランス５５が弾性偏
倚した状態で、作業者がスペーサ５９を無理やり挿入方
向に押圧すると、図５に示すように、ランス５５が基部
側で短縮するように屈曲した所謂座屈を生じてコネクタ
ハウジング５１内に挿入できた。このため、端子５３が
不完全挿入状態で出荷されてしまう虞があった。本発明
は上記事情に鑑みなされたものであり、端子の不完全挿
入状態で作業者がスペーサを無理やり挿入しても、ラン
スの屈曲を生じさせないコネクタを提供し、端子の半挿
入検知が確実にできることを目的とする。
クタは、二重係止が行われて端子５３の端子収容室５２
からの抜け出しを完璧に防止することができたが、しか
し、端子５３の不完全挿入においてランス５５が弾性偏
倚した状態で、作業者がスペーサ５９を無理やり挿入方
向に押圧すると、図５に示すように、ランス５５が基部
側で短縮するように屈曲した所謂座屈を生じてコネクタ
ハウジング５１内に挿入できた。このため、端子５３が
不完全挿入状態で出荷されてしまう虞があった。本発明
は上記事情に鑑みなされたものであり、端子の不完全挿
入状態で作業者がスペーサを無理やり挿入しても、ラン
スの屈曲を生じさせないコネクタを提供し、端子の半挿
入検知が確実にできることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタは、端子収容室内の内壁の一部
と連設し、且つコネクタハウジングの前方側へ延伸した
自由端を弾性変位可能に形成し、コネクタハウジング後
端側より端子収容室に挿入される端子と係合して該端子
の抜け出しを阻止する可撓係止片と、コネクタハウジン
グの前方側より前記可撓係止片の撓み空間に挿入して該
可撓係止片の弾性偏位を規制するスペーサとを備えたコ
ネクタにおいて、前記内壁と連設した可撓係止片の前記
撓み空間内の基部位置に該可撓係止片の座屈を阻止する
膨出部を突出形成したことを特徴とするものである。
の本発明に係るコネクタは、端子収容室内の内壁の一部
と連設し、且つコネクタハウジングの前方側へ延伸した
自由端を弾性変位可能に形成し、コネクタハウジング後
端側より端子収容室に挿入される端子と係合して該端子
の抜け出しを阻止する可撓係止片と、コネクタハウジン
グの前方側より前記可撓係止片の撓み空間に挿入して該
可撓係止片の弾性偏位を規制するスペーサとを備えたコ
ネクタにおいて、前記内壁と連設した可撓係止片の前記
撓み空間内の基部位置に該可撓係止片の座屈を阻止する
膨出部を突出形成したことを特徴とするものである。
【０００７】そして、端子が不完全挿入状態によりラン
スが撓み空間内に撓んだ状態で、スペーサを誤って挿入
方向に強く押圧しても、ランスは膨出部によって屈曲し
ないので、挿入することができない。
スが撓み空間内に撓んだ状態で、スペーサを誤って挿入
方向に強く押圧しても、ランスは膨出部によって屈曲し
ないので、挿入することができない。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタの好
適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図１
はスペーサが仮係止状態におけるコネクタの縦断面図、
図２は図１の要部断面図、図３はスペーサが本係止状態
におかれて組立完了状態でのコネクタの縦断面図であ
る。なお、この実施形態では、雌型の端子を収容した雄
コネクタを例示して説明する。コネクタ３０は、コネク
タハウジング１が樹脂成形により略箱形状に設けられ、
そのほぼ内部中央に、内壁２によって囲まれた略筒状の
端子収容室３が形成されている。
適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図１
はスペーサが仮係止状態におけるコネクタの縦断面図、
図２は図１の要部断面図、図３はスペーサが本係止状態
におかれて組立完了状態でのコネクタの縦断面図であ
る。なお、この実施形態では、雌型の端子を収容した雄
コネクタを例示して説明する。コネクタ３０は、コネク
タハウジング１が樹脂成形により略箱形状に設けられ、
そのほぼ内部中央に、内壁２によって囲まれた略筒状の
端子収容室３が形成されている。
【０００９】端子収容室３内には、コネクタハウジング
１の後端側（図示の右側）より挿入される端子１０と係
合し、該端子１０の端子収容室３よりの抜け出しを阻止
する可撓係止片（ランス）４が設けられている。即ち、
ランス４は端子収容室３内の内壁２の一部と連設してコ
ネクタハウジング１の前方側へ延伸すると共に、端子挿
入方向を自由端として弾性偏倚可能に設けられている。
そして、ランス４は、端子収容室３内に挿入される端子
１０に対し当接して弾性偏倚した後に定常状態に復帰す
る。また、ランス４には、端子１０の係止孔１２に係入
する係止突起５が設けられている。なお、端子１０の挿
入に応じてランス４の弾性偏倚を可能にするため、内壁
２とランス４の下面との間には、ランス４の撓みを受容
する撓み空間６が設けられている。
１の後端側（図示の右側）より挿入される端子１０と係
合し、該端子１０の端子収容室３よりの抜け出しを阻止
する可撓係止片（ランス）４が設けられている。即ち、
ランス４は端子収容室３内の内壁２の一部と連設してコ
ネクタハウジング１の前方側へ延伸すると共に、端子挿
入方向を自由端として弾性偏倚可能に設けられている。
そして、ランス４は、端子収容室３内に挿入される端子
１０に対し当接して弾性偏倚した後に定常状態に復帰す
る。また、ランス４には、端子１０の係止孔１２に係入
する係止突起５が設けられている。なお、端子１０の挿
入に応じてランス４の弾性偏倚を可能にするため、内壁
２とランス４の下面との間には、ランス４の撓みを受容
する撓み空間６が設けられている。
【００１０】本実施形態の特長的構成は、ランス４が弾
性偏倚した際にこの弾性偏倚に影響を及ぼさない範囲で
撓み空間６を減少させる膨出部９が、ランス４の基部に
対応した内壁２の部位に設けられていることである。即
ち、この膨出部９により撓み空間６が減少することによ
り、ランス４は座屈するための空間が解消されて座屈し
ない。従って、図２に示すように、端子１０の不完全挿
入により弾性偏倚しているランス４に対し、後述するス
ペーサ１５を挿入方向に押圧して衝接させても、ランス
４が座屈しないため、スペーサ１５がコネクタハウジン
グ１内に入り込まない。従って、端子１０の半挿入検知
が確実になされる。
性偏倚した際にこの弾性偏倚に影響を及ぼさない範囲で
撓み空間６を減少させる膨出部９が、ランス４の基部に
対応した内壁２の部位に設けられていることである。即
ち、この膨出部９により撓み空間６が減少することによ
り、ランス４は座屈するための空間が解消されて座屈し
ない。従って、図２に示すように、端子１０の不完全挿
入により弾性偏倚しているランス４に対し、後述するス
ペーサ１５を挿入方向に押圧して衝接させても、ランス
４が座屈しないため、スペーサ１５がコネクタハウジン
グ１内に入り込まない。従って、端子１０の半挿入検知
が確実になされる。
【００１１】スペーサ１５は、従来品と略同等の構成を
備えてコネクタハウジング１の前端面側から端子収容室
３に挿入され、撓み空間６内に侵入してランス４の下面
と当接することで、ランス４の弾性偏倚を規制するテー
パ部１７を有する。また、このスペーサ１５は、図１に
示すように、コネクタハウジング１に取り付けられた状
態で、テーパ部１７がランス４の部位から外れた仮係止
状態と、図３に示すように、テーパ部１７がランス４の
下面に位置した本係止状態とを選択してスライド可能な
構成からなる。
備えてコネクタハウジング１の前端面側から端子収容室
３に挿入され、撓み空間６内に侵入してランス４の下面
と当接することで、ランス４の弾性偏倚を規制するテー
パ部１７を有する。また、このスペーサ１５は、図１に
示すように、コネクタハウジング１に取り付けられた状
態で、テーパ部１７がランス４の部位から外れた仮係止
状態と、図３に示すように、テーパ部１７がランス４の
下面に位置した本係止状態とを選択してスライド可能な
構成からなる。
【００１２】なお、上記構成以外の他の部位及び箇所
は、従来品と同様に構成されている。即ち、コネクタハ
ウジング１の外面には、不図示の相手コネクタハウジン
グとロック状態に嵌合するためのロックアーム２１が形
成されていると共に、端子収容室３の外周面には防水パ
ッキン１９が嵌挿されている。また、端子１０が接続さ
れた電線１１には、防水栓２３が外嵌されて端子収容室
３の内壁面に密着嵌挿されている。さらに、端子収容室
３の前端面には、不図示の相手端子が挿入される開口８
が穿設されており、コネクタハウジング１の後端面には
端子挿入用の挿入口１４が開口されている。
は、従来品と同様に構成されている。即ち、コネクタハ
ウジング１の外面には、不図示の相手コネクタハウジン
グとロック状態に嵌合するためのロックアーム２１が形
成されていると共に、端子収容室３の外周面には防水パ
ッキン１９が嵌挿されている。また、端子１０が接続さ
れた電線１１には、防水栓２３が外嵌されて端子収容室
３の内壁面に密着嵌挿されている。さらに、端子収容室
３の前端面には、不図示の相手端子が挿入される開口８
が穿設されており、コネクタハウジング１の後端面には
端子挿入用の挿入口１４が開口されている。
【００１３】次に、上記構成のコネクタの作用について
説明すると、コネクタハウジング１には、前方側よりス
ペーサ１５を挿入して仮係止状態に保持しておく。次い
で、電線１１接続された端子１０をコネクタハウジング
１の挿入口１４から端子収容室３へ挿入する。このと
き、端子１０の一側面がランス４に当接すると端子挿入
力によりランス４は撓み空間６方向へ弾性偏倚する。更
に、端子１０を開口８まで完全挿入すると、端子１０の
係止孔１２がランス４の係止突起５に位置し、係止突起
５が係止孔１２に係入して端子１０は係合される。次い
で、スペーサ１５を撓み空間６に侵入させるように挿入
し、コネクタハウジング１内に完全に収容された状態に
すると、スペーサ１５は、テーパ部１７がランス４の下
面に位置してランス４の弾性偏倚を阻止する。そして、
この状態がコネクタハウジング１の正常な組付け完了状
態である。
説明すると、コネクタハウジング１には、前方側よりス
ペーサ１５を挿入して仮係止状態に保持しておく。次い
で、電線１１接続された端子１０をコネクタハウジング
１の挿入口１４から端子収容室３へ挿入する。このと
き、端子１０の一側面がランス４に当接すると端子挿入
力によりランス４は撓み空間６方向へ弾性偏倚する。更
に、端子１０を開口８まで完全挿入すると、端子１０の
係止孔１２がランス４の係止突起５に位置し、係止突起
５が係止孔１２に係入して端子１０は係合される。次い
で、スペーサ１５を撓み空間６に侵入させるように挿入
し、コネクタハウジング１内に完全に収容された状態に
すると、スペーサ１５は、テーパ部１７がランス４の下
面に位置してランス４の弾性偏倚を阻止する。そして、
この状態がコネクタハウジング１の正常な組付け完了状
態である。
【００１４】一方、端子１０が半挿入状態でスペーサ１
５が押し込まれると、図２に示すように、スペーサ１５
はランス４に衝接して挿入することができない。しか
も、ランス４は、既述したとおり、撓み空間６が膨出部
９により埋められて減少しているので、従来技術で述べ
たような座屈を生じないでスペーサ１５の侵入が完璧に
阻止される。このように、膨出部９の形成によって、誤
った作業によるランス４の屈曲が防止される。尚、前記
実施の形態では膨出部９を内壁２と一体成形したが、別
体に形成して設ける構成でも差し支えない。また、前記
実施の形態では雌型の端子１０を挿入したが、雄型の端
子でもよい。
５が押し込まれると、図２に示すように、スペーサ１５
はランス４に衝接して挿入することができない。しか
も、ランス４は、既述したとおり、撓み空間６が膨出部
９により埋められて減少しているので、従来技術で述べ
たような座屈を生じないでスペーサ１５の侵入が完璧に
阻止される。このように、膨出部９の形成によって、誤
った作業によるランス４の屈曲が防止される。尚、前記
実施の形態では膨出部９を内壁２と一体成形したが、別
体に形成して設ける構成でも差し支えない。また、前記
実施の形態では雌型の端子１０を挿入したが、雄型の端
子でもよい。
【００１５】
【発明の効果】以上述べたとおり、本発明のコネクタに
よれば、ランスの基部に相当する撓み空間の部位に形成
した膨出部がランスの屈曲を防止するので、端子の不完
全挿入によってランスが撓み空間に撓んで突出している
状態で、作業者がスペーサを撓み空間に誤って強く挿入
しても挿入できない。従って、端子の半挿入状態を確実
に検知することができる。
よれば、ランスの基部に相当する撓み空間の部位に形成
した膨出部がランスの屈曲を防止するので、端子の不完
全挿入によってランスが撓み空間に撓んで突出している
状態で、作業者がスペーサを撓み空間に誤って強く挿入
しても挿入できない。従って、端子の半挿入状態を確実
に検知することができる。
【図１】本発明に係るコネクタのスペーサが仮係止状態
での縦断面図である。
での縦断面図である。
【図２】図１の要部断面図である。
【図３】本発明に係るコネクタのスペーサが本係止状態
での縦断面図である。
での縦断面図である。
【図４】従来のコネクタの断面図である。
【図５】図４のコネクタの可撓係止片の様子を示す断面
図である。
図である。
１ コネクタハウジング ２ 内壁 ３ 端子収容室 ４ ランス（可撓係止片） ６ 撓み空間 ９ 膨出部 １０ 端子 １２ 係止孔 １５ スペーサ ３０ コネクタ
Claims (1)
- 【請求項１】 端子収容室内の内壁の一部と連設し、且
つコネクタハウジングの前方側へ延伸した自由端を弾性
変位可能に形成し、コネクタハウジング後端側より端子
収容室に挿入される端子と係合して該端子の抜け出しを
阻止する可撓係止片と、コネクタハウジングの前方側より前記 可撓係止片の撓み
空間に挿入して該可撓係止片の弾性偏位を規制するスペ
ーサとを備えたコネクタにおいて、前記内壁と連設した可撓係止片の前記撓み空間内の基部
位置に該可撓係止片の座屈を阻止する膨出部を突出形成
した ことを特徴とするコネクタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24209796A JP3230996B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | コネクタ |
| DE19740258A DE19740258C2 (de) | 1996-09-12 | 1997-09-12 | Steckverbinder |
| US08/928,648 US5944557A (en) | 1996-09-12 | 1997-09-12 | Electrical connector |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24209796A JP3230996B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1092499A JPH1092499A (ja) | 1998-04-10 |
| JP3230996B2 true JP3230996B2 (ja) | 2001-11-19 |
Family
ID=17084265
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24209796A Expired - Lifetime JP3230996B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | コネクタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5944557A (ja) |
| JP (1) | JP3230996B2 (ja) |
| DE (1) | DE19740258C2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6358596B1 (en) | 1999-04-27 | 2002-03-19 | The Standard Register Company | Multi-functional transparent secure marks |
| JP2017079167A (ja) * | 2015-10-21 | 2017-04-27 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
Families Citing this family (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2746968B1 (fr) * | 1996-03-29 | 1998-06-12 | Framatome Connectors France | Module de connexion a contacts demontables et bloc de connexion en faisant application |
| DE60026234T2 (de) * | 1999-04-13 | 2006-12-14 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Verbinder |
| DE60013981T2 (de) * | 1999-07-21 | 2006-02-23 | The Whitaker Corp., Wilmington | Verbinder mit primären und sekundären Verriegelungsvorrichtungen |
| JP4083947B2 (ja) * | 1999-12-27 | 2008-04-30 | 矢崎総業株式会社 | 二重係止コネクタ |
| JP4019638B2 (ja) * | 2001-01-29 | 2007-12-12 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| JP3495996B2 (ja) * | 2001-02-13 | 2004-02-09 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| DE60201744T2 (de) * | 2002-06-06 | 2006-02-09 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd., Yokkaichi | Ein elektrischer Steckverbinder |
| JP5508927B2 (ja) * | 2010-04-22 | 2014-06-04 | 日本航空電子工業株式会社 | コネクタ及び防水コネクタ |
| CN108418028B (zh) * | 2018-01-31 | 2019-09-24 | 台州市莱恩克智能科技有限公司 | 一种优化的电器插接头 |
| JP2020194633A (ja) * | 2019-05-24 | 2020-12-03 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ、及び、ワイヤハーネス |
| JP2024087587A (ja) * | 2022-12-19 | 2024-07-01 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| JP2024127021A (ja) * | 2023-03-08 | 2024-09-20 | 日本航空電子工業株式会社 | 構造体 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0747812Y2 (ja) * | 1990-12-26 | 1995-11-01 | 矢崎総業株式会社 | 端子金具の係止構造 |
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