JP3415008B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP3415008B2
JP3415008B2 JP31075197A JP31075197A JP3415008B2 JP 3415008 B2 JP3415008 B2 JP 3415008B2 JP 31075197 A JP31075197 A JP 31075197A JP 31075197 A JP31075197 A JP 31075197A JP 3415008 B2 JP3415008 B2 JP 3415008B2
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    • H01R13/627Snap or like fastening
    • H01R13/6271Latching means integral with the housing
    • H01R13/6272Latching means integral with the housing comprising a single latching arm

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気的な嵌合検知
機能を備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の嵌合検知機能を備えたコ
ネクタとして、特開平7−201414号公報に記載さ
れたものが知られている。このものは、図7に示すよう
に、雌側のハウジング1に相手の雄側のハウジング5の
係合部6と係合するロックアーム2が弾性的な傾動変位
可能に設けられるとともに、この雌ハウジング1の内部
に後方に開口した端子収容室3が形成されて、その中に
雄ハウジング5に設けられた検知端子7と接触可能な短
絡端子4が収容された構造である。そして、雌ハウジン
グ1を雄ハウジング5に向けて嵌合すると、ロックアー
ム2が下方に傾動変位しつつ押し込まれて、それに伴い
短絡端子4も下方に変位し、両ハウジング1,5が未だ
半嵌合状態である場合には、短絡端子4が相手の検知端
子7と接触不能であり、一方、両ハウジング1,5が正
規に嵌合されると、短絡端子4がロックアーム2ととも
に上方へ復元変位するため検知端子7と接触され、もっ
て両ハウジング1,5が正規に嵌合されたことが検知さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のもので
は、短絡端子4の収容作業の便宜等を考慮して、端子収
容室3が後方に開口された構造となっている。そのた
め、この後方の開口から異物等が侵入して短絡端子4に
突き当たり、極端な場合は短絡端子4を弾性限度を超え
て変形させるおそれもあり、さらなる改良が切望されて
いた。本発明は上記のような事情に基づいて完成された
ものであって、その目的は、端子収容室内への異物の侵
入を阻止して短絡端子の変形を防止するところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
雌雄のハウジングのうちの一方のハウジングには、両ハ
ウジングが正規に嵌合されたときに他方のハウジングに
係合される弾性変形可能なロックアームが設けられると
ともに、前記一方のハウジング内には前後方向に開口し
た端子収容室が設けられて、この端子収容室内には短絡
端子がロックアームの操作端側に近接して設けられ、前
記短絡端子は前記ロックアームに連動して傾動され、両
ハウジングが正規に嵌合されたときにのみ前記他方のハ
ウジングに設けられた検知端子と接触されることで両ハ
ウジングの嵌合検知を可能としたコネクタにおいて、前
記短絡端子が前記端子収容室内に前方の開口から挿入可
能とされ、前記一方のハウジングには、前記端子収容室
の後方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジングと一体的に
形成されており、前記保護壁は、前記ロックアームが押
動変位されたときに、そのロックアームの操作端を突き
当てて変位を規制することで前記短絡端子の過度撓みを
規制可能とする機能を兼ね備えているところに特徴を有
する。
【0005】請求項2の発明は、互いに嵌合される雌雄
のハウジングのうちの一方のハウジングには、両ハウジ
ングが正規に嵌合されたときに他方のハウジングに係合
される弾性変形可能なロックアームが設けられるととも
に、前記一方のハウジング内には前後方向に開口した端
子収容室が設けられて、この端子収容室内には短絡端子
がロックアームの操作端側に近接して設けられ、前記短
絡端子は前記ロックアームに連動して傾動され、両ハウ
ジングが正規に嵌合されたときにのみ前記他方のハウジ
ングに設けられた検知端子と接触されることで両ハウジ
ングの嵌合検知を可能としたコネクタにおいて、前記短
絡端子が前記端子収容室内に前方の開口から挿入可能と
され、前記一方のハウジングには、前記端子収容室の後
方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジングと一体的に形成
されており、前記一方のハウジングには、このハウジン
グに挿入された端子金具を二重係止すべくリテーナが前
面から装着可能とされ、このリテーナに、前記短絡端子
の前端側が当接する抜け止め部が設けられている構成と
したところに特徴を有する。請求項3の発明は、互いに
嵌合される雌雄のハウジングのうちの一方のハウジング
には、両ハウジングが正規に嵌合されたときに他方のハ
ウジングに係合される弾性変形可能なロックアームが設
けられるとともに、前記一方のハウジング内には前後方
向に開口した端子収容室が設けられて、この端子収容室
内には短絡端子がロックアームの操作端側に近接して設
けられ、前記短絡端子は前記ロックアームに連動して傾
動され、両ハウジングが正規に嵌合されたときにのみ前
記他方のハウジングに設けられた検知端子と接触される
ことで両ハウジングの嵌合検知を可能としたコネクタに
おいて、前記短絡端子が前記端子収容室内に前方の開口
から挿入可能とされ、前記一方のハウジングには、前記
端子収容室の後方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジング
と一体的に形成されており、前記保護壁は、前記ロック
アームが押動変位されたときに、そのロックアームの操
作端を突き当てて変位を規制することで前記短絡端子の
過度撓みを規制可能とする機能を兼ね備えており、前記
一方のハウジングには、このハウジングに挿入された端
子金具を二重係止すべくリテーナが前面から装着可能と
され、このリテーナに、前記短絡端子の前端側が当接す
る抜け止め部が設けられている構成としたところに特徴
を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明> 両ハウジングが嵌合されていれば、端子収容室の前方の
開口は相手のハウジングで塞がれているし、後方の開口
は保護壁で護られているから、少なくとも両ハウジング
が嵌合されていれば、端子収容室内に異物が侵入するこ
とが阻止され、もって短絡端子が変形することが防止さ
れる。ロックアームが傾動変位することに伴って短絡端
子が押されて撓み変形するが、ロックアームの操作端が
保護壁に突き当たることでその必要以上の傾動が規制さ
れ、そのため短絡端子が過度に撓み変形することが防止
される。 <請求項2の発明>両ハウジングが嵌合されていれば、端子収容室の前方の
開口は相手のハウジングで塞がれているし、後方の開口
は保護壁で護られているから、少なくとも両ハウジング
が嵌合されていれば、端子収容室内に異物が侵入するこ
とが阻止され、もって短絡端子が変形することが防止さ
れる。端子金具の二重係止を行うべくリテーナを利用し
て、短絡端子が端子収容室内に抜け止め状態で収容され
る。 <請求項3の発明>両ハウジングが嵌合されていれば、端子収容室の前方の
開口は相手のハウジングで塞がれているし、後方の開口
は保護壁で護られているから、少なくとも両ハウジング
が嵌合されていれば、端子収容室内に異物が侵入するこ
とが阻止され、もって短絡端子が変形することが防止さ
れる。ロックアームが傾動変位することに伴って短絡端
子が押されて撓み変形するが、ロックアームの操作端が
保護壁に突き当たることでその必要以上の傾動が規制さ
れ、そのため短絡端子が過度に撓み変形することが防止
される。 端子金具の二重係止を行うべくリテーナを利用
して、短絡端子が端子収容室内に抜け止め状態で収容さ
れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図6に基づいて説明する。この実施形態では、車
載用のコンピュータユニットに接続されるコネクタに適
用した場合を例示している。このコネクタは、図1に示
すように、左側の雄コネクタ10と右側の雌コネクタ2
0から構成されている。なお、以下では両コネクタ1
0,20の嵌合面側を前方とする。
【0008】まず雄コネクタ10について説明する。こ
の雄コネクタ10は、合成樹脂製の雄ハウジング11を
備えており、その外面には取り付け用のフランジ12が
張り出し形成され、ビス締め等の手段によりコンピュー
タユニットUへの取り付けを可能にしている。雄ハウジ
ング11には、後記する雌ハウジング21の嵌合空間2
6内に嵌合可能な角筒部13が形成されており、その内
部には複数本の雄端子金具14が装着されている。各雄
端子金具14の一端側は雄ハウジング11の背面から突
出して下方へ曲げられており、その先端側は図示しない
回路基板に接続され、他端側は角筒部13内に並列して
突き出されている。
【0009】雄ハウジング11内の上部側には、背面壁
から開口面に至るまで保護片15が水平に突設されてい
る。この保護片15の下面には一対(図1では手前側と
奥側に一対)の検知端子16が、所定の間隔をおいて並
列して設けられ、それぞれは他の雄端子金具14と同様
に雄ハウジング11の外部に導出されて、回路基板に接
続されている。保護片15の上方の角筒部13におい
て、その上面の所定の位置には、雌ハウジング21側に
設けられたロックアーム30と係合可能な係合突部17
が形成されている。
【0010】次に雌コネクタ20について説明すると、
同様に合成樹脂製の雌ハウジング21を備え、その外周
壁は雄ハウジング11を受け入れ可能な角筒状のフード
部22となっている。フード部22の内部には、端子収
容部23と、後記する検知室40とが形成されている。
端子収容部23には、雄端子金具14に対応した複数の
キャビティ24が形成され、各キャビティ24に、ゴム
栓を備えた雌端子金具(図示せず)が後方から挿入さ
れ、ランス25により抜け止め状態で収容されるように
なっている。端子収容部23の回りには、フード部22
との間に環状の嵌合空間26が構成され、雄ハウジング
11の角筒部13が進入可能となっており、その奥部に
はシールリング27が装着されている。
【0011】雌ハウジング21の上面には、前後方向を
向いたロックアーム30が、支持片31を中心としてシ
ーソー状の揺動可能に設けられている。支持片31の先
端側には、上記した雄ハウジング11の係合突部17が
嵌合可能なロック孔32が開口され、後端側が操作端3
3となっている。
【0012】上記した端子収容部23内の上部位置にお
ける幅方向の中央部には、短絡端子50を収容するため
の検知室40が形成されている。この検知室40は、雌
ハウジング21を前後に貫通するようにして略角筒状に
形成されている。この検知室40の底面41における後
端からは、検知室40の中央高さ位置よりも少し上方の
位置まで立ち上がるようにして保護壁42が一体的に形
成されている。なお、検知室40の後端側の上面と、左
右の側面における保護壁42の上端の位置までは、上記
したロックアーム30の操作端33側が揺動することを
許容すべく切り欠かれている。また、検知室40の後面
側にはゴム製のシールカバー43が被着されている。シ
ールカバー43の後端側の上面は、ロックアーム30の
操作端33の下面と接着剤により接着されている。
【0013】検知室40内に収容される短絡端子50
は、図3に示すような形状に形成されている。すなわ
ち、前後方向に細長いベース部51を備えており、その
前縁から二股状をなして折り返され、折り返し部52が
形成されることで、一対のばね性を有する撓み片53が
形成されている。各撓み片53は、先端に向けて二段階
に分かれて斜め上方に屈曲されており、下側の傾斜部と
その上の水平部との継ぎ目部分に接触部54が叩き出し
により形成されている。また、各撓み片53の先端が被
押圧部55となっている。この短絡端子50は、詳しく
は後記するが、ベース部51を検知室40の底面41に
沿わせつつ前面側から挿入可能であり、上記した保護壁
42に突き当たることで挿入が停止されるようになって
いる。短絡端子50が挿入された状態では、各撓み片5
3の被押圧部55がシールカバー43の天井面に当接
し、また接触部54が、上記した雄コネクタ10側の検
知端子16と接触可能な高さに位置するようになってい
る(図1参照)。
【0014】雌ハウジング21の前面には、リテーナ6
0が装着されるようになっている。このリテーナ60に
は、ランス25の撓み変形空間に突入する撓み規制部6
1が突設され、ランス25の撓み変形を規制して雌端子
金具の抜け防止を強化する機能を有するとともに、シー
ルリング27の前方に突入する押さえ部62が突設さ
れ、雄ハウジング11が雌ハウジング21から相対的に
抜き取られるときにシールリング27が連れて抜けるこ
とを防ぐ機能を有する。また、このリテーナ60には、
短絡端子50の撓み片53の基端側の上面を保護しつ
つ、折り返し部52を差し込み可能とする差込溝63が
形成されている。なお、雄ハウジング11側の保護片1
5並びに検知端子16を貫通することを許容する窓孔6
4が開口されている。
【0015】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。まず図2に示す状態から、
短絡端子50を検知室40の前方の開口から挿入する。
この場合は、被押圧部55を押さえて短絡端子50を弾
性的に扁平に変形させつつ、ベース部51を検知室40
の底面41に沿わせるようにして押し込む。ベース部5
1の後端(同図の右端)が保護壁42に突き当たったと
ころで押し込みが規制されて位置決め保持される。それ
とともに、各キャビティ24に雌端子金具が後方から挿
入される。
【0016】続いて、リテーナ60を雌ハウジング21
の前面に装着して、図示しないロック部を介してロック
する。このリテーナ60の装着に伴い、短絡端子50の
折り返し部52がリテーナ60の差込溝63に差し込ま
れ、短絡端子50が検知室40内に前後方向の抜け止め
状態で保持される。
【0017】次に、上記のように組み付けられた雌コネ
クタ20を、図1の矢線で示すように相手の雄コネクタ
10に向けて嵌合する。嵌合の途中で、図4に示すよう
に、雄ハウジング11に設けられた係合突部17がロッ
クアーム30の前端に突き当たって、前端部分を押し上
げつつロックアーム30を時計回り方向に揺動させる。
このとき、検知室40内には、前方から保護片15と検
知端子16がともに所定の長さだけ挿入されるが、ロッ
クアーム30の操作端33側は下方に揺動されていて、
シールカバー43を凹み変形させつつ短絡端子50の被
押圧部55を押して撓み片53を押し下げ、それに伴い
接触部54も下方に変位させるので、接触部54は検知
端子16とは接触しない。
【0018】両ハウジング11,21の嵌合が進むと、
図5に示すように、各雄端子金具14はそれぞれ対応す
るキャビティ24内に挿入されて雌端子金具と接続され
る。それとともに、雄ハウジング11の係合突部17が
ロックアーム30のロック孔32の位置に達するので、
係合突部17がロック孔32に嵌まりつつロックアーム
30は元の水平姿勢に復元する。そうすると、短絡端子
50の被押圧部55を押さえる力が除去されるので、シ
ールカバー43が復元変形されつつ、短絡端子50の撓
み片53も上方に復動する。それに伴い接触部54も上
方に変位して、両接触部54が検知室40内に進入して
いる両検知端子16に対して弾性的に接触し、両検知端
子16間を短絡するため、外部回路によって両ハウジン
グ11,21が正規に嵌合したことが電気的に検知され
る。
【0019】一方、両ハウジング11,21が未だ正規
に嵌合していない場合には、ロックアーム30は係合突
部17に乗り上げて後ろ下がりに揺動したままの状態に
あるため、短絡端子50もこれに連動して撓み状態とな
ったままであり、検知端子16間の短絡を行わない。こ
れにより、両ハウジング11,21が正規嵌合に至って
いないことが電気的に検知される。
【0020】ところで、雌ハウジング21が相手の雄ハ
ウジング11と嵌合された後に、検知室40の前方は相
手の雄ハウジング11で塞がれてはいるものの、後方か
ら異物が進入することがあり得る。検知室40の後面側
はシールカバー43で覆われているとはいえども、それ
は柔らかいゴム製であるから、シールカバー43を変形
させつつ短絡端子50に突き当たり、極端な場合は短絡
端子50を弾性限度を超えて変形させるおそれもある。
その点この実施形態では、検知室40の底面41におけ
る後端から保護壁42が立ち上がって形成されているか
ら、異物が侵入しようとした場合に保護壁42に当たっ
てそれが阻止され、短絡端子50に突き当たるには至ら
ない。
【0021】また、メンテナンス等で両コネクタ10,
20の嵌合を外す場合は、図6に示すように、操作端3
3を押圧してロックアーム30を同図の時計回り方向に
揺動させることで、係合突部17をロック孔32から相
対的に抜き、その後雌ハウジング21を引き抜くといっ
たことが行われる。上記のロックアーム30の操作端3
3を押し下げた場合、操作端33の下面はシールカバー
43を介して保護壁42の上端に突き当たることでその
押し下げが規制され、そのため短絡端子50を塑性変形
を起こすまでに過度に撓ませることが防止される。さら
に、上記した保護壁42を短絡端子50の後方への抜け
止めに兼用し、またリテーナ60で前方への抜け止めを
図る構造としたから、すっきりとした構造にまとめるこ
とができる。
【0022】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)本発明は、検知室の後面にシールカバーが装着さ
れていないような構造のものにも同様に適用することが
できる。 (2)リテーナに対して短絡端子の前方への抜け止め機
能を果たさせることに関しては、単に短絡端子の折り返
し部を突き当てる部分を設けるだけでもよく、そのよう
なものも本発明に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るコネクタの嵌合前の
状態を示す断面図
【図2】雌コネクタの分解断面図
【図3】短絡端子の斜視図
【図4】コネクタの嵌合途中の状態を示す部分断面図
【図5】コネクタの嵌合が完了した状態を示す断面図
【図6】ロックアームの傾動に起因する短絡端子の過度
撓みが防止されている状態を示す部分断面図
【図7】従来例の断面図
【符号の説明】
10…雄コネクタ 11…雄ハウジング 16…検知端子 17…係合突部 20…雌コネクタ 21…雌ハウジング 30…ロックアーム 32…ロック孔 33…操作端 40…検知室(端子収容室) 42…保護壁 50…短絡端子 52…折り返し部 54…接触部 55…被押圧部 60…リテーナ 63…差込溝(抜け止め部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−259965(JP,A) 特開 平9−147988(JP,A) 特開 平9−139249(JP,A) 特開 平9−106852(JP,A) 特開 平9−102353(JP,A) 特開 平9−50866(JP,A) 実開 平5−23455(JP,U) 実開 平5−6725(JP,U) 実開 平3−48875(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/64 H01R 13/42 H01R 13/52 H01R 13/639

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される雌雄のハウジングのう
    ちの一方のハウジングには、両ハウジングが正規に嵌合
    されたときに他方のハウジングに係合される弾性変形可
    能なロックアームが設けられるとともに、前記一方のハ
    ウジング内には前後方向に開口した端子収容室が設けら
    れて、この端子収容室内には短絡端子がロックアームの
    操作端側に近接して設けられ、前記短絡端子は前記ロッ
    クアームに連動して傾動され、両ハウジングが正規に嵌
    合されたときにのみ前記他方のハウジングに設けられた
    検知端子と接触されることで両ハウジングの嵌合検知を
    可能としたコネクタにおいて、 前記短絡端子が前記端子収容室内に前方の開口から挿入
    可能とされ、前記一方のハウジングには、前記端子収容
    室の後方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジングと一体的
    に形成されており、 前記保護壁は、前記ロックアームが押動変位されたとき
    に、そのロックアームの操作端を突き当てて変位を規制
    することで前記短絡端子の過度撓みを規制可能とする機
    能を兼ね備えている ことを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 互いに嵌合される雌雄のハウジングのう
    ちの一方のハウジングには、両ハウジングが正規に嵌合
    されたときに他方のハウジングに係合される弾性変形可
    能なロックアームが設けられるとともに、前記一方のハ
    ウジング内には前後方向に開口した端子収容室が設けら
    れて、この端子収容室内には短絡端子がロックアームの
    操作端側に近接して設けられ、前記短絡端子は前記ロッ
    クアームに連動して傾動され、両ハウジングが正規に嵌
    合されたときにのみ前記他方のハウジングに設けられた
    検知端子と接触されることで両ハウジングの嵌合検知を
    可能としたコネクタにおいて、 前記短絡端子が前記端子収容室内に前方の開口から挿入
    可能とされ、前記一方のハウジングには、前記端子収容
    室の後方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジングと一体的
    に形成されており、 前記一方のハウジングには、このハウジングに挿入され
    た端子金具を二重係止すべくリテーナが前面から装着可
    能とされ、このリテーナに、前記短絡端子の前端側が当
    接する抜け止め部が設けられていることを特徴とするコ
    ネクタ。
  3. 【請求項3】 互いに嵌合される雌雄のハウジングのう
    ちの一方のハウジングには、両ハウジングが正規に嵌合
    されたときに他方のハウジングに係合される弾性変形可
    能なロックアームが設けられるとともに、前記一方のハ
    ウジング内には前後方向に開口した端子収容室が設けら
    れて、この端子収容室内には短絡端子がロックアームの
    操作端側に近接して設けられ、前記短絡端子は前記ロッ
    クアームに連動して傾動され、両ハウジングが正規に嵌
    合されたときにのみ前記他方のハウジングに設けられた
    検知端子と接触されることで両ハウジングの嵌合検知を
    可能としたコネクタにおいて、 前記短絡端子が前記端子収容室内に前方の開口から挿入
    可能とされ、前記一方のハウジングには、前記端子収容
    室の後方の開口を塞ぐ保護壁がこのハウジングと一体的
    に形成されており、 前記保護壁は、前記ロックアームが押動変位されたとき
    に、そのロックアームの操作端を突き当てて変位を規制
    することで前記短絡端子の過度撓みを規制可能とする機
    能を兼ね備えており、 前記一方のハウジングには、このハウジングに挿入され
    た端子金具を二重係止すべくリテーナが前面から装着可
    能とされ、このリテーナに、前記短絡端子の前端側が当
    接する抜け止め部が設けられていることを特徴とするコ
    ネクタ。
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