JP6512450B2 - 非防水コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、非防水コネクタに関する。
防水用のゴム栓などが装着されていない非防水コネクタが、鉄粉等の異物が浮遊した潤滑油などの油中で使用されることがある。このようなコネクタの一例として、特開2013−109893号公報(下記特許文献1)に記載のコネクタがある。このコネクタは、コネクタハウジングの後方開口からキャビティ内に収容した端子金具をリテーナが係止するようになっている。このようなコネクタでは、コネクタハウジングに設けられたリテーナを装着するリテーナ装着部が各キャビティ間を連通しているため、鉄粉等の異物がコネクタハウジングとリテーナとの隙間から侵入して、隣接するキャビティ内に収容された端子金具間で短絡する虞がある。そのため、このコネクタでは、端子金具間の短絡を防ぐために、各キャビティ間を仕切る隔壁に、一方の端子金具から他方の端子金具に至る経路の距離が増すように、リテーナ装着部に突出する突出壁を設けている。
特開2013−109893号公報
特開2013−109893号公報(上記特許文献1)に記載のコネクタでは、コネクタハウジングのリテーナ装着部とリテーナとの間の異物侵入対策は取られているが、キャビティの後方開口(端子挿入口)側からの異物侵入対策は取られていない。そのため、端子挿入口から侵入した異物によって、隣接する端子金具間が短絡する虞がある。
本明細書で開示される非防水コネクタは、端子挿入口から端子金具を挿入可能な複数のキャビティが設けられたコネクタハウジングと、前記複数の端子挿入口を覆うように前記コネクタハウジングに装着されたカバー部材とを備えた非防水コネクタであって、前記コネクタハウジングには、前記各キャビティ間を仕切る隔壁から前記カバー部材側に向かって突出する突出壁が設けられており、前記カバー部材には、前記突出壁側に向かって突出するリブ壁が設けられており、前記突出壁の先端部と前記リブ壁の先端部とが互いに重なり面で重なっており、前記キャビティの並び方向と前記重なり面とが交差する。
このような構成によると、端子挿入口側にはカバー部材が取り付けられることで、端子挿入口からキャビティ内への異物の侵入を抑制することができる。また、突出壁の先端部とリブ壁の先端部とが重なり面で重なり合い、この重なり面がキャビティの並び方向と交差することから、仮に、カバー部材とコネクタハウジングとの間に異物が侵入したとしても、隣接するキャビティ間を跨ぐように異物が侵入することができなくなる。よって、端子挿入口からキャビティ内に侵入した異物混入による短絡を防止することができる。
本明細書に開示される非防水コネクタの実施の態様として、以下の構成としても良い。
前記突出壁の前記キャビティ側には、その先端部より拡幅した突出基部が設けられており、前記リブ壁の前記突出壁とは反対側には、その先端部より拡幅したリブ基部が設けられており、前記リブ壁の先端部は前記突出基部に突き当てられる一方で、前記突出壁の先端部は前記リブ基部に突き当てられる構成としても良い。
このような構成では、リブ壁と突出壁とが重なり面で重なり合いつつ突き当てあう構造になっている。そのため、隣接する端子金具のうち一方の端子金具から、キャビティの壁面及び突出壁を伝わって、他方の端子金具に至る経路の距離が増す。そのため、キャビティ内への異物混入による隣接する端子金具間の短絡をさらに防止することができる。
また、前記カバー部材は、前記端子金具に接続された電線の引き出し方向と直交する方向の少なくとも一方側に開口部を有し、その開口部には、蓋部が前記カバー部材の装着方向と直交する方向から装着可能となっており、前記蓋部には、該蓋部の装着方向に突出する突出リブ部が設けられており、前記突出リブ部の先端部と前記カバー部材の前記リブ壁の先端部とが前記蓋部の装着方向に重なりつつ、前記突出壁の先端部とも重なって前記重なり面を構成する構成としても良い。
このような構成では、カバー部材に設けられた開口部に蓋部を装着することで、キャビティ内への異物の侵入をさらに抑制できる。また、突出壁とリブ壁と突出リブ部が三次元的に組み合わさって重なり合っていることから、仮に、突出リブ部と突出壁もしくはリブ壁との間に異物が侵入したとしても、キャビティ側への異物の侵入を防止できる。そのため、隣接する端子金具において、端子挿入口から侵入した異物混入による短絡を防止することができる。
本明細書に開示された非防水コネクタによれば、端子挿入口から異物がキャビティ内に侵入して隣接する端子金具同士の短絡を防止することができる。
実施形態1における非防水コネクタの正面図 非防水コネクタの側面図 図1におけるIII−III位置における断面図 図1におけるIV−IV位置における断面図 図1におけるV−V位置における断面図 図2におけるVI−VI位置における断面図 カバー部材の正面図 図3の位置における非防水コネクタの分解断面図 図5の位置における非防水コネクタの分解断面図 実施形態2における非防水コネクタの正面図 非防水コネクタの側面図 図10におけるXII−XII位置における断面図 図10におけるXIII−XIII位置における断面図 図11におけるXIV−XIV位置における断面図 カバー部材の正面図 図14の位置におけるコネクタハウジングの断面図 非防水コネクタの分解正面図 非防水コネクタの分解側面図 図12の位置における非防水コネクタの分解断面図 図13の位置における非防水コネクタの分解断面図 突出壁との重なり構造の概略を示す分解斜視図 リブ壁と突出リブ部が重なった状態での概略を示す斜視図 突出壁とリブ壁と突出リブ部が重なった状態での概略を示す斜視図
<実施形態1>
実施形態について図1から図9を参照して説明する。
本実施形態の非防水コネクタ10は、鉄粉等の異物が浮遊した潤滑油などの油中で使用されるものであって、図1及び図2に示すように、コネクタハウジング20と、カバー部材50とを備えている。この非防水コネクタ10は、雌コネクタであって、相手側コネクタである雄コネクタに嵌合可能とされている。なお、以下の説明において、前後方向については、図2の左側(非防水コネクタ10の嵌合方向)を前側とし、図2の右側を後側とする。また、上下方向については、図1及び図2を基準とし、図1の上側を上側、図1の下側を下側とする。
コネクタハウジング20は合成樹脂製であって、図1及び図2に示すように、全体として横長断面の略直方体状をなしている。コネクタハウジング20の上面には、このコネクタハウジング20の前端から後方に向かって片持ち状に延出されたロックアーム21が形成されている。ロックアーム21は、コネクタハウジング20の幅方向(左右方向)の略中央位置に設けられており、コネクタハウジング20の後端位置まで延びており、後端側が上下方向に撓み可能となっている。また、コネクタハウジング20の後端部の両側面から上方に向かって、ロックアーム21を保護するためのロックアーム保護壁21Aが一対突設される。
また、コネクタハウジング20の後端下縁には、図1及び図3に示すように、フランジ部23が設けられている。フランジ部23は、コネクタハウジング20の後端部下面が下方に向かって肉厚になるようにして設けられている。フランジ部23は、コネクタハウジング20の後端縁よりも後端位置が前方になっており、後記するカバー部材50のリブ壁65の前後方向の寸法分だけ前方に位置している。
このコネクタハウジング20内には、図1及び図3に示すように、高さ方向(上下方向)に一段でかつ幅方向(左右方向)に複数列のキャビティ25が並んで設けられている。各キャビティ25は、前後方向に貫通しており、後方の端子挿入口25Aから端子金具40がキャビティ25内に挿入可能とされ、相手側端子金具は前方から挿入可能となっている。また、各キャビティ25の下面には、正規位置に挿入された端子金具40を一次係止するためのランス27が設けられている。ランス27は、各キャビティ25の前後方向の略中央位置から前方に向けて片持ち状に延出され、上下方向に弾性変形可能となっている。
端子金具40は、図3に示すように、導電性の金属板を曲げ加工等して形成された前後方向に細長い形状の雌型端子金具である。端子金具40は、角筒状の接続部41と、電線45に接続されるバレル部43とを備えている。バレル部43は、電線45の端末に露出した芯線をカシメ付けるワイヤバレル部43Aと、電線45の絶縁被覆をカシメ付けるインシュレーションバレル部43Bとを備えている。
コネクタハウジング20には、図3及び図5に示すように、後記するリテーナ37を装着するためのリテーナ装着部29が設けられている。リテーナ装着部29は、ランス27の後方で、端子金具40のワイヤバレル部43Aが配される位置に設けられており、幅方向に並ぶ各キャビティ25を連通する。また、リテーナ装着部29は、コネクタハウジング20の下面及び両側方に開口されている。
コネクタハウジング20において、図5及び図6に示すように、幅方向で隣接するキャビティ25間は、複数の隔壁31(「突出基部」の一例)によって仕切られており、これら隔壁31によって各端子金具40が相互に絶縁されている。そして、隔壁31の後端面31Aから後方に向かって突出する突出壁33が設けられている。各突出壁33の間は、下方及び後方に開口した状態となっている。
突出壁33は、隔壁31の後端面31Aの幅寸法の略半分程度の幅となっている。そして、突出壁33の上端位置は隔壁31とほぼ同じで、下端位置は隔壁31の寸法よりも下側に突出しており、フランジ部23の下端位置とほぼ同じとなっている。また、突出壁33は、ロックアーム21の後端位置とほぼ同じ位置まで後方に向かって突出している。また、突出壁33の後記するリブ壁65側の側面は、リブ壁65と重なり合う重なり面33Aとなっている。突出壁33の後端面は、後記するリブ基部67に突き当たる突き当て面33Bとなっている。また、突出壁33の後記するリブ壁65と反対側の側面は、隔壁31と面一になっており、その先端部は、先端側(後側)にいくほど幅狭になるテーパー面33Cになっている。
コネクタハウジング20の後端部の側面には、図5及び図6に示すように、カバー部材50を係止するための係止突起35が設けられている。係止突起35は、コネクタハウジング20の両側面から外側に爪形状に突出することで形成されている。また、係止突起35は、各キャビティ25の高さ位置とほぼ同じ高さ位置に設けられており、コネクタハウジング20の後端部で、突出壁33が突き出している位置に設けられている。
リテーナ37は、合成樹脂製であって、図3及び図5に示すように、リテーナ装着部29の開口から上方に差し込まれ、端子金具40を二次係止する。リテーナ37は、リテーナ装着部29にほぼ緊密に嵌合可能となっている。
カバー部材50は、合成樹脂製であって、図4及び図7に示すように、端子挿入口25Aの後方に位置する後壁部51と、後壁部51の両端から前方に向かって突出する一対の側壁部53とを備えている。カバー部材50は、後壁部51と一対の側壁部53とによって、全体として平面視略コの字型をしており、上下方向に開口している。また、カバー部材50の上半分の部分には、電線45を上方に引き出し可能な電線挿通部55が設けられており、カバー部材50の下半分には、前側に向かって突出するリブ壁65及びリブ基部67が設けられている。
電線挿通部55は、図3及び図4に示すように、後壁部51の上部と後端側上部の側壁部53と、後壁部51と平行な前壁部57とが一体になることで設けられている。前壁部57は、カバー部材50の前後方向の略中央位置に一対の側壁部53の間を繋ぐようにして設けられている。そして、電線挿通部55は、各壁部51、53、57に囲まれた状態で上下に開口しており、各壁部51、53、57の繋ぎ目部分がR形状とされることで、その内面が平面視略長孔形状となっている。また、電線挿通部55は、他の側壁部53の部分より上方に突出しており、電線挿通部55の上端位置は、コネクタハウジング20のロックアーム21の上端位置とほぼ同じ位置となっている。
側壁部53は、図2及び図4に示すように、コネクタハウジング20の外面と重なる薄肉部53Aと、薄肉部53Aとコネクタハウジング20の側面の肉厚を足した程度の肉厚の厚肉部53Bとを備えている。そして、側壁部53は、コネクタハウジング20のフランジ部23を覆う位置まで前方に突出している。そして、側壁部53の薄肉部53Aには、コネクタハウジング20の後端位置に設けられた係止突起35と嵌合する係止孔59が設けられている。係止孔59は、略矩形状で、板厚方向に貫通している。また、係止孔59の上下方向の内寸法は、係止突起35の上下方向の外寸法とほぼ同じとなっており、係止孔59の前後方向の内寸法は、係止突起35の前後方向の外寸法よりも若干大きくなっている。
そして、図2及び図7に示すように、側壁部53の厚肉部53Bから前方に向かってガイド壁61が突出している。ガイド壁61は、側壁部53全体の先端位置よりも前方に突出している。そして、ガイド壁61は、コネクタハウジング20の後端部の側面に設けられた切欠き部39に挿入可能となっており、切欠き部39に挿入されると、コネクタハウジング20の側面と面一になっている。ガイド壁61は、その先端部が先細りしており、切欠き部39に挿入しやすくなっている。また、前壁部57には、図6及び図7に示すように、側壁部53との間でロックアーム保護壁21Aを挟む込む挟み込み壁63が設けられている。挟み込み壁63は、前壁部57から前方に側壁部53の前端位置とほぼ同じ位置まで突出している。
また、図5及び図7に示すように、後壁部51の電線挿通部55の下側からは、リブ基部67が突出している。リブ基部67は、コネクタハウジング20の隔壁31と同じ位置に等間隔で設けられている。リブ基部67は、隔壁31の後端部とほぼ等幅となっている。そして、リブ基部67の前端面67Aから前方にリブ壁65が突出している。リブ壁65は、リブ基部67の略半分程度の幅寸法を有しており、リブ壁65の下端位置は、後壁部51及び側壁部53の下端位置とほぼ同じとなっている。また、リブ壁65は、突出壁33の上下方向の寸法及び位置とほぼ同じになっている。そして、リブ壁65の突出壁33と反対側の側面は、リブ基部67と面一になっている。また、リブ壁65の突出壁33側の側面は、突出壁33と重なり合う重なり面65Aとなっている。また、リブ壁65の前端面は、隔壁31に突き当たる突き当て面65Bとなっている。
次に、非防水コネクタ10の組み付け手順の一例について説明する。
まず、カバー部材50の電線挿通部55に端子金具40及び電線45を先通しする。電線挿通部55の上方から電線45が接続された端子金具40を挿入してカバー部材50の下側から端子金具40を引き出す。この際に、カバー部材50の下側及び電線挿通部55の下方前方が開口しているため、簡単に端子金具40を引き出すことができる。なお、本実施形態では、コネクタハウジング20から電線45を引き出した方向である後方に後壁部51が設けられているため、カバー部材50内で電線45を曲げて上方に引き出すようにしてある。この際に、電線挿通部55によって電線45が位置決めされているため、電線45がロックアーム21等に干渉する虞がない。
次に、カバー部材50に先通しされた電線45と接続された端子金具40が端子挿入口25Aから各キャビティ25内に挿入される。この際に、各キャビティ25の延びる方向(前後方向)と電線挿通部55の開口する方向(上下方向)が直交していることから、電線挿通部55の下端位置で電線45を略90度に曲げて、端子金具40をキャビティ25内に挿入する。また、突出壁33の一面にはテーパー面33Cが設けられていることから、端子金具40を端子挿入口25Aに挿入しやすくなる。そして、端子金具40がキャビティ25内に挿入されて、正規位置でランス27によって一次係止された状態で、リテーナ37がリテーナ装着部29内で上方に押し込まれて端子金具40を二次係止する。
端子金具40がコネクタハウジング20内の正規位置で係止された状態で、カバー部材50が後方からコネクタハウジング20に取り付けられる。カバー部材50のガイド壁61が切欠き部39に挿入されることで、カバー部材50の上下方向の位置が位置決めされる。そして、カバー部材50がさらに前方に押し込まれ、係止突起35が係止孔59に係止した状態で、カバー部材50がコネクタハウジング20に固定される。この際に、コネクタハウジング20のロックアーム保護壁21Aがカバー部材50の側壁部53と挟み込み壁63に挟み込まれる。
そして、カバー部材50とコネクタハウジング20とが所定位置まで近接すると、コネクタハウジング20の突出壁33の突き当て面33Bがリブ基部67の前端面67Aに突き当たる。同時に、カバー部材50のリブ壁65の突き当て面65Bが隔壁31の後端面31Aに突き当たり、カバー部材50の前方への移動が停止される。このようにして、カバー部材50がコネクタハウジング20に装着されると、キャビティ25の後方開口である端子挿入口25Aがカバー部材50によって覆われる。特に、端子挿入口25Aの開口方向である後方が後壁部51によって一体的に覆われることで、キャビティ内への異物の侵入を抑制することができる。
また、カバー部材50がコネクタハウジング20に装着されると、突出壁33とリブ壁65とが互いの重なり面33A、65Aが重なり合うように接触する。この重なり面33A、65Aは、前後上下方向に広がる面であって、重なり面33A、65Aはキャビティ25の並び方向(幅方向)と交差している。そのため、仮に、カバー部材50とコネクタハウジング20との間に異物が侵入したとしても、隣接するキャビティ25間を跨ぐように異物が侵入することができなくなる。
そして、コネクタハウジング20の突出壁33とカバー部材50のリブ壁65は、互いに重なり面33A、65Aで重なりつつ、突き当て面33Bがリブ基部67の前端面67Aに突き当たり、突き当て面65Bが隔壁31の後端面31Aに突き当てあっている。そのため、隣接する端子金具40のうち一方の端子金具40から、隔壁31の壁面(キャビティ25の壁面)及び突出壁33を伝わって、他方の端子金具40に至る経路の距離が増し、隣接する端子金具40間の短絡を防止することができる。
以上のように、本実施形態では、端子挿入口25A側にはカバー部材50が取り付けられることで、端子挿入口25Aからキャビティ25内への異物の侵入を抑制することができる。また、突出壁33とリブ壁65とが重なり面33A、65Aで重なり合い、この重なり面33A、65Aがキャビティ25の並び方向と交差することから、仮に、カバー部材50とコネクタハウジング20との間に異物が侵入したとしても、隣接するキャビティ25間を跨ぐように異物が侵入することができなくなる。また、突出壁33とリブ壁65とが重なり面33A、65Aで重なり合いつつ突き当てあう構造になっている。そのため、隣接する端子金具40のうち一方の端子金具40から、隔壁31の壁面及び突出壁33を伝わって、他方の端子金具40に至る経路の距離が増す。よって、端子挿入口25Aからキャビティ25内に侵入した異物混入による短絡を防止することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2を図10から図23によって説明する。
実施形態2の非防水コネクタ110では、カバー部材150の下方に蓋部170が設けられている点が、実施形態1とは相違する。なお、実施形態1と同一機能を有する部材、部位については、同一の符号を付すことで、説明を省略しまたは簡略化する。また、上下前後方向については、実施形態1と同じ方向とする。
コネクタハウジング120については、突出壁133の形状以外については、実施形態1と同じであるため、突出壁133以外の説明を省略する。突出壁133は、図19及び図20に示すように、隔壁31の後端面31Aから後方に向かって突出する。この突出壁133は、隔壁31の後端面31A幅寸法の略半分程度の幅となっている。そして、突出壁133の上端位置は隔壁31とほぼ同じで、突出壁133の下端位置は隔壁31の寸法よりも下側に突出し、フランジ部23の下端位置よりも上方となっている。また、突出壁133は、ロックアーム21の後端位置とほぼ同じ位置まで後方に向かって突出している。また、突出壁133は、重なり面133Aと突き当て面133Bとテーパー面133Cとを備えている。
カバー部材150は、図12及び図15に示すように、後壁部151と、一対の側壁部153と、前壁部57とを備えている。また、カバー部材50の上半分の部分は、電線挿通部55とされており、カバー部材50の下半分には、前側に向かって突出するリブ壁165及びリブ基部167が設けられている。
側壁部153は、図15及び図18に示すように、コネクタハウジング120のフランジ部23を覆う位置まで前方に突出している。そして、側壁部153には、係止突起35と嵌合する係止孔59と、ガイド壁61と、後記する蓋部170と係合する係合突起169が設けられている。係合突起169は、側壁部153から外側に突出しており、下面が下側にいくほど突出寸法が小さくなる傾斜面となっている。
また、図15及び図20に示すように、後壁部151の電線挿通部55の下側からは、リブ基部167が突出している。リブ基部167は、コネクタハウジング20の隔壁31と同じ位置に等間隔で設けられており、隔壁31の後端部とほぼ等幅となっている。また、図15及び図21に示すように、リブ基部67は、下面が階段形状となっている。リブ基部67は、幅方向の略中央を境に一側方167Bと他側方167Cとに分けることができ、この一側方167Bが他側方167Cよりも下端位置が低くなることで、リブ基部167の下端部に段差面167Dを露出している。なお、リブ基部167の下端位置は、側壁部153等の下端位置よりも後記する突出リブ部181の分だけ上方に位置している。
そして、リブ基部167の前端面167Aから前方にリブ壁165が突出している。リブ壁165は、リブ基部167の略半分程度の幅寸法を有しており、リブ基部167の一側方167Bと等幅となっている。また、リブ壁165の下端位置は、リブ基部167の一側方167Bの下端位置と同じで、突出壁133の下端位置よりも下側に位置している。そして、リブ壁165の突出壁133側の側面は、突出壁133と重なり合う重なり面165Aとなっている。また、リブ壁165の前端面は、隔壁31に突き当たる突き当て面165Bとなっている。
蓋部170は、図17及び図18に示すように、カバー部材150の下側の開口部150A(図19参照)を覆うようにカバー部材150に装着される。蓋部170は、底板部171と、底板部171の側端部から上方に延びる一対の腕部173とを備えている。底板部171は、略矩形状の平板状をなしており、前後方向及び幅方向の寸法がカバー部材150の外形寸法とほぼ同じとなっている。
そして、腕部173は、底板部171の側面の後端から上方に突出しており、カバー部材150の側壁部153の外面にその内面が接触する。腕部173には、前後方向の中央位置に係合突起169に係合する係合孔175が設けられている。係合孔175は、腕部173の下端位置から上方に延びるように開口しており、係合突起169の外形寸法とほぼ同じ前後方向の内寸法を有している。係合孔175の上端孔縁が係合突起169に引っかかることで、係合突起169に係合孔175が係合する。
また、蓋部170には、図17及び図21に示すように、底板部171から蓋部170の装着方向(上方)に突出する突出リブ部181が設けられている。突出リブ部181は、正面視略L字の角柱状(階段形状)をしており、リブ基部167と嵌め合い可能な凹凸形状となっている。突出リブ部181の後端位置は、リブ基部167の後端位置と同じであり、突出リブ部181の前端位置はリブ壁165の前端位置と同じである。また、突出リブ部181の幅寸法は、リブ基部167の幅寸法とほぼ同じである。
突出リブ部181は、幅方向の略中央を境に低段部181Aと高段部181Bとに分けることができ、この高段部181Bが低段部181Aよりも上端位置が高くなることで、段差面181Cを露出している。なお、突出リブ部181の段差面181Cは、リブ基部167の段差面167Dと幅方向において同じ位置となっており、当接可能となっている。また、リブ基部167の一側方167Bと突出リブ部181の低段部181Aを合わせた高さ寸法(上下方向の寸法)は、リブ基部167の他側方167Cと突出リブ部181の高段部181Bを合わせた高さ寸法とほぼ同じとなっている。そして、突出リブ部181の前端面181Dは、リブ壁165の突き当て面165Bと面一になる。
次に、非防水コネクタ110の組み付け手順の一例について説明する。
まず、カバー部材150の電線挿通部55に端子金具40及び電線45を先通しする。そして、端子挿入口25Aから各キャビティ25に端子金具40を挿入して正規位置まで押し込み、ランス27とリテーナ37によって係止する。
一方で、蓋部170を下方からカバー部材150に装着する。カバー部材150の底壁部153の外面に蓋部170腕部173の内面を接触させつつ、蓋部170とカバー部材150を近接させる。そして、係合突起169に腕部173が当接すると、腕部173が外側に撓み変形して係合突起169を乗り越えて弾性復帰し、係合孔175に係合突起169が係合する。
そして、カバー部材150と蓋部170とが所定位置まで近接すると、突出リブ部181の上面がリブ基部167の下面に突き当たって蓋部170の上方への移動が停止される。このようにして、蓋部170がカバー部材150に装着されると、カバー部材150の下側の開口部150Aが蓋部170によって覆われる。そのため、電線45が挿通される電線挿通部55とは反対側の開口部150Aが塞がれることで、カバー部材150内への異物の侵入を抑制することができる。
また、蓋部170がカバー部材150に装着されると、図21及び図22に示すように、突出リブ部181とリブ基部167とが互いの段差面181C、167Dが重なり合うように接触する。また、リブ壁165の重なり面165Aの下端部も突出リブ部181の段差面181Cと重なる。そのため、リブ壁165の重なり面165Aのうち露出している部分は、突出壁133の重なり面133Aと同じ大きさ及び形状となる。
そして、端子金具40がコネクタハウジング120内の正規位置で係止された状態で、蓋部170が装着されたカバー部材150が後方からコネクタハウジング120に取り付けられる。カバー部材150のガイド壁61が切欠き部39に挿入されることで、カバー部材150の上下方向の位置が位置決めされる。そして、カバー部材150がさらに前方に押し込まれ、係止突起35が係止孔59に係止した状態で、カバー部材50がコネクタハウジング20に固定される。この際に、コネクタハウジング20のロックアーム保護壁21Aがカバー部材150の側壁部153と挟み込み壁63に挟み込まれる。
そして、カバー部材150とコネクタハウジング120とが所定位置まで近接すると、図22及び図23に示すように、コネクタハウジング120の突出壁133の突き当て面133Bがリブ基部167の前端面167Aに突き当たる。同時に、カバー部材150のリブ壁165の突き当て面165Bが隔壁31の後端面31Aに突き当たり、カバー部材50の前方への移動が停止される。このようにして、カバー部材150がコネクタハウジング120に装着されると、キャビティ25の後方開口である端子挿入口25Aがカバー部材150によって覆われる。この際にカバー部材150の下側の開口部150Aが蓋部170によって覆われていることから、カバー部材150内への異物の侵入及びキャビティ25内への異物の侵入が抑制される。
また、カバー部材150がコネクタハウジング120に装着されると、突出壁133とリブ壁165とが互いの重なり面133A、165Aが重なり合うように接触する。また、突出リブ部181の前端部の段差面181Cもリブ壁165の重なり面165Aと重なっている。つまり、突出壁133の重なり面133Aと突出リブ部181の段差面181Cとが面一となって、リブ壁165の重なり面165Aと重なっている。一方で、突出リブ部181の高段部181Bの上端面が突出壁133の下端面と重なり、突出リブ部181の低段部181Aの上端面がリブ壁165の下端面と重なる。このように三次元的に組み合わさって重なり合っていることから、仮に、突出リブ部181と突出壁133もしくはリブ壁165との間に異物が侵入したとしても、キャビティ25側への異物の侵入を防止できる。
以上のように、本実施形態では、カバー部材150に設けられた開口部150Aに蓋部170を装着することで、キャビティ25内への異物の侵入をさらに抑制できる。また、突出壁133とリブ壁165と突出リブ部181が三次元的に組み合わさって重なり合っていることから、仮に、突出リブ部181と突出壁133もしくはリブ壁165との間に異物が侵入したとしても、キャビティ25側への異物の侵入を防止できる。そのため、隣接する端子金具40において、端子挿入口25Aから侵入した異物混入による短絡を防止することができる。
<他の実施形態>
本明細書で開示される技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1、2では、突出壁33、133とリブ壁65、165とは重なり面33A、133A、65A、165A同士全面で重なっていたが、その先端部分同士が重なるようになっていても良い。
(2)上記実施形態1、2では、突出壁33、133の突き当て面33B、133Bがリブ基部67、167に突き当り、リブ壁65、165の突き当て面65B、165Bが隔壁31に突き当たるようになっていたが、突き当たらなくても良い。また、リブ壁65、165が直接隔壁31に突き当たっていたが、隔壁より後方に突出した突出基部を設けてその部分に突き当たるようにしても良い。
(3)上記実施形態2では、突出リブ部181の高段部181Bの上端面が突出壁133の下端面と重なり、突出リブ部181の低段部181Aの上端面がリブ壁165の下端面と重なるようになっていたが、突出リブ部の低段部の上端面が突出壁の下端面と重なり、高段部の上端面がリブ壁の下端面と重なるようにしても良い。
(4)上記実施形態2では、蓋部170をカバー部材150に取り付けた後にコネクタハウジング120にカバー部材150を装着していたが、コネクタハウジング120にカバー部材150を装着した後に、蓋部170をカバー部材150に取り付けても良い。
10、110…非防水コネクタ
20、120…コネクタハウジング
25…キャビティ
25A…端子挿入口
31…隔壁(突出基部)
31A…後端面
33、133…突出壁
33A…重なり面
33B…突き当て面
33C…テーパー面
35…係止突起
40…端子金具
45…電線
50、150…カバー部材
150A…開口部
51…後壁部
53…側壁部
55…電線挿通部
57…前壁部
59…係止孔
65、165…リブ壁
65A、165A…重なり面
65B、165B…突き当て面
67、167…リブ基部
67A、167A…前端面
167B…一側方
167C…他側方
167D…段差面
169…係合突起
170…蓋部
171…底板部
173…腕部
175…係合孔
181…突出リブ部
181A…低段部
181B…高段部
181C…段差面
181D…前端面

Claims (3)

  1. 端子挿入口から端子金具を挿入可能な複数のキャビティが設けられたコネクタハウジングと、
    前記複数の端子挿入口を覆うように前記コネクタハウジングに装着されたカバー部材とを備えた非防水コネクタであって、
    前記コネクタハウジングには、前記各キャビティ間を仕切る隔壁から前記カバー部材側に向かって突出する突出壁が設けられており、
    前記カバー部材には、前記突出壁側に向かって突出するリブ壁が設けられており、
    前記突出壁の先端部と前記リブ壁の先端部とが互いに重なり面で重なっており、前記キャビティの並び方向と前記重なり面とが交差する非防水コネクタ。
  2. 前記突出壁の前記キャビティ側には、その先端部より拡幅した突出基部が設けられており、
    前記リブ壁の前記突出壁とは反対側には、その先端部より拡幅したリブ基部が設けられており、
    前記リブ壁の先端部は前記突出基部に突き当てられる一方で、前記突出壁の先端部は前記リブ基部に突き当てられる請求項1に記載の非防水コネクタ。
  3. 前記カバー部材は、前記端子金具に接続された電線の引き出し方向と直交する方向の少なくとも一方側に開口部を有し、
    その開口部には、蓋部が前記カバー部材の装着方向と直交する方向から装着可能となっており、
    前記蓋部には、該蓋部の装着方向に突出する突出リブ部が設けられており、
    前記突出リブ部の先端部と前記カバー部材の前記リブ壁の先端部とが前記蓋部の装着方向に重なりつつ、前記突出壁の先端部とも重なって前記重なり面を構成する請求項1または請求項2に記載の非防水コネクタ。
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