JP2022039033A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具に対する異物の接触を防止する。【解決手段】コネクタAは、幅方向に並ぶ複数の端子収容室12,32を有し、端子収容室12,32の並び方向が互いに平行をなすように積層して組み付けられた一対のハウジング10,30と、一対のハウジング10,30のうち互いに対向する対向面21,35に開口し、幅方向に隣り合う端子収容室12,32同士を連通させる連通部23,37と、電線14の前端部に接続され、複数の端子収容室12,32に個別に収容された複数の端子金具15とを備え、対向面21,35のうち連通部23,37の前端よりも前方の領域に、凹部24,38が形成されている。【選択図】図2

Description

本開示は、コネクタに関するものである。
特許文献1には、2つの偏平なハウジングと、各ハウジングの端子収容室に並列状態で収容した複数の端子金具とを有するコネクタが開示されている。2つのハウジングは積層した状態で組み付けられている。2つのハウジングの互いに対向する対向面には、端子収容室の一部を露出させる開口部が形成されている。
米国特許第9722347B2号
積層した両ハウジングは幅方向両端部で連結されているため、端子金具に接続された電線の束に外力が作用したときに、両ハウジングが、幅方向中央部において口を開くように湾曲変形することがある。両ハウジングが離隔すると、両ハウジングの対向面間に隙間が生じ、この隙間に進入した異物が、開口部において端子金具に接触することが懸念される。
本開示のコネクタは、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、端子金具に対する異物の接触を防止することを目的とする。
本開示のコネクタは、
幅方向に並ぶ複数の端子収容室を有し、前記端子収容室の並び方向が互いに平行をなすように積層して組み付けられた一対のハウジングと、
前記一対のハウジングのうち互いに対向する対向面に開口し、幅方向に隣り合う前記端子収容室同士を連通させる連通部と、
電線の前端部に接続され、前記複数の端子収容室に個別に収容された複数の端子金具とを備え、
前記対向面のうち前記連通部の前端よりも前方の領域に、凹部が形成されている。
本開示によれば、端子金具に対する異物の接触を防止することができる。
図1は、実施例1のコネクタの正面図である。 図2は、図1のX-X線断面図である。 図3は、ロアハウジングの部分拡大平面図である。 図4は、アウタハウジングの部分拡大底面図である。 図5は、実施例2のコネクタの正面図である。 図6は、図5のY-Y線断面図である。 図7は、図6の部分拡大断面図である。 図8は、ロアハウジングの部分拡大平面図である。 図9は、アウタハウジングの部分拡大底面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。
本開示のコネクタは、
(1)幅方向に並ぶ複数の端子収容室を有し、前記端子収容室の並び方向が互いに平行をなすように積層して組み付けられた一対のハウジングと、前記一対のハウジングのうち互いに対向する対向面に開口し、幅方向に隣り合う前記端子収容室同士を連通させる連通部と、電線の前端部に接続され、前記複数の端子収容室に個別に収容された複数の端子金具とを備え、前記対向面のうち前記連通部の前端よりも前方の領域に、凹部が形成されている。本開示の構成によれば、両ハウジングが対向面同士を離隔させるように変形したときに、ハウジングの前方から異物が対向面同士の隙間に侵入しても、隙間に侵入した異物は、連通部に到達する前に凹部に収容されるので、連通部から端子収容室内に侵入する虞がない。これにより、端子収容室内の端子金具に異物が接触することを防止できる。
(2)前後方向における前記凹部の形成範囲は、前記ハウジングの前面よりも後方の領域のみであることが好ましい。この構成によれば、凹部は、ハウジングの前面に開口してないので、対向面同士が離隔していない状態では、異物が凹部に侵入することがない。
(3)前記凹部が、前記一対のハウジングの前面に開口した形態で形成され、一方の前記ハウジングに形成した前記凹部と、他方の前記ハウジングに形成した前記凹部は、幅方向において互いに異なる領域に配されていることが好ましい。この構成によれば、一方のハウジングの凹部と他方のハウジングの凹部が幅方向において同じ領域に配されている場合に比べると、両ハウジング間の隙間に異物が侵入し難い。
(4)前記凹部の幅方向における形成範囲は、隣り合う2つの前記端子収容室を区画する隔壁部の形成領域のみであることが好ましい。この構成によれば、ハウジングの前面における凹部の開口幅が小さいので、長尺の異物が対向面間の隙間に侵入することを防止できる。
[本開示の実施形態の詳細]
[実施例1]
本開示のコネクタを具体化した実施例1を、図1~図4を参照して説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。本実施例1において、前後の方向については、図2における左方、図3における下方、及び図4における上方を前方と定義する。上下の方向については、図1,2にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図1,3,4にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
本実施例1のコネクタAは、合成樹脂製のロアハウジング10と、合成樹脂製のアッパハウジング30と、電線14の前端部に固着された複数の端子金具15とを有する。ロアハウジング10とアッパハウジング30は、いずれも、左右方向の幅寸法に対して上下寸法の小さい偏平な形状をなす。ロアハウジング10とアッパハウジング30は、ロアハウジング10の上にアッパハウジング30を重ね合わせた積層状態に組み付けられている。ロアハウジング10とアッパハウジング30は、幅方向両端部のみにおいて、互いに離隔しないように係止されている。
図3に示すように、ロアハウジング10には、ロア側隔壁部11によって区画された複数のロア側端子収容室12が、左右方向に一定ピッチで形成されている。各ロア側端子収容室12内には、ランス13が形成されている。ロア側端子収容室12には、ロアハウジング10の後方から端子金具15が挿入されている。端子金具15の前端部には角筒部16が形成され、角筒部16の外面には抜止め突起17が形成されている。ロア側端子収容室12に挿入された端子金具15は、抜止め突起17をランス13に係止させることによって抜止め状態に保持されている。ロアハウジング10は、図1に示すように、左右一対の側壁部18を有する。両側壁部18の内面前端部には、一対の係止凹部19が形成されている。両側壁部18の後端部には、一対の弾性ロック片20が形成されている。
ロアハウジング10の上面は、アッパハウジング30と対向するロア側対向面21となっている。ロア側対向面21の前端部には、図2,3に示すように、複数のロア側開口部22と複数のロア側連通部23が形成されている。ロア側開口部22は、ロア側端子収容室12内に収容された端子金具15の前端部と抜止め突起17をロア側対向面21に露出させる。ロア側連通部23は、ロア側端子収容室12間を区画するロア側隔壁部11の上端部を切欠した形態であって、隣り合うロア側端子収容室12同士を連通させる。
ロア側対向面21には、複数のロア側凹部24が形成されている。ロア側凹部24は、ロア側隔壁部11の前端部に形成されている。端子金具15の長さ方向(前後方向)におけるロア側凹部24の形成範囲は、ロア側連通部23よりも前方で、ロアハウジング10の前面10Fよりも後方の領域である。ロア側凹部24は、ロア側開口部22の前端部同士を連通させているが、端子金具15の抜止め突起17よりも前方に位置している。ロアハウジング10を端子金具15の並び方向(左右方向)に見た側面視において、ロア側凹部24は半円形をなしている(図2参照)。
アッパハウジング30には、アッパ側隔壁部31によって区画された複数のアッパ側端子収容室32が、左右方向に一定ピッチで形成されている。各アッパ側端子収容室32内には、ランス33が形成されている。アッパ側端子収容室32には、アッパハウジング30の後方から端子金具15が挿入されている。アッパハウジング30に挿入される端子金具15は、ロアハウジング10に挿入される端子金具15と同一の部品である。アッパ側端子収容室32に挿入された端子金具15は、抜止め突起17をランス33に係止させることによって抜止め状態に保持されている。図4に示すように、アッパハウジング30の左右両外側面の前端部には、一対の係止突起39が形成されている。左右両外側面の後端部には、一対のロック突起34が形成されている。
アッパハウジング30の下面は、ロアハウジング10と対向するアッパ側対向面35となっている。アッパ側対向面35の前端部には、複数のアッパ側開口部36と複数のアッパ側連通部37が形成されている。アッパ側開口部36は、アッパ側端子収容室32内に収容された端子金具15の前端部と抜止め突起17をアッパ側対向面35に露出させる。アッパ側連通部37は、アッパ側端子収容室32間を区画するアッパ側隔壁部31の下端部を切欠した形態であって、隣り合うアッパ側端子収容室32同士を連通させる。
アッパ側対向面35には、複数のアッパ側凹部38が形成されている。アッパ側凹部38は、アッパ側隔壁部31の前端部に形成されている。端子金具15の長さ方向(前後方向)におけるアッパ側凹部38の形成範囲は、アッパ側連通部37よりも前方で、アッパハウジング30の前面30Fよりも後方の領域である。アッパ側凹部38は、アッパ側開口部36の前端部同士を連通させているが、端子金具15の抜止め突起17よりも前方に位置している。アッパハウジング30を端子金具15の並び方向(左右方向)に見た側面視において、アッパ側凹部38は半円形をなしている(図2参照)。アッパ側凹部38は、前後方向においてロア側凹部24と同じ位置に配置されている。ロア側凹部24とアッパ側凹部38は、側面視において円形をなす1つの孔部を構成する。
積層状態に組み付けたロアハウジング10とアッパハウジング30は、係止凹部19と係止突起39との係止、及び弾性ロック片20とロック突起34との係止によって、組付け状態に保持されている。両ハウジング10,30の係止位置は、左右方向両端部のみであるから、両ハウジング10,30の後方へ導出した電線14の束に上下方向の外力が作すると、両ハウジング10,30が、ロア側対向面21とアッパ側対向面35の左右方向中央部を上下に離隔させるような形態で弾性的に湾曲変形し得る。
両ハウジング10,30が上記のような変形を生じた場合、両ハウジング10,30の前方から両ハウジング10,30の隙間に金属片等の異物(図示省略)が侵入し、侵入した異物が、ロア側連通部23に入り込んで、隣り合うロア側端子収容室12内の端子金具15に接触するおそれがある。しかし、ロア側対向面21には、ロア側連通部23よりも前方を凹ませた形態のロア側凹部24が形成されているので、両ハウジング10,30の隙間に侵入した異物は、ロア側凹部24に落ち込み、ロア側連通部23までは到達しない。
また、両ハウジング10,30が上下反転した状態で離隔した場合は、両ハウジング10,30の前方から両ハウジング10,30の隙間に侵入した異物が、アッパ側連通部37に入り込んで、隣り合うアッパ側端子収容室32内の端子金具15に接触するおそれがある。しかし、この場合も、アッパ側対向面35には、アッパ側連通部37よりも前方を凹ませた形態のアッパ側凹部38が形成されているので、両ハウジング10,30の隙間に侵入した異物は、アッパ側凹部38に落ち込み、アッパ側連通部37までは到達しない。
本実施例1のコネクタAは、一対のハウジング(ロアハウジング10とアッパハウジング30)を有する。ロアハウジング10は、幅方向(左右方向)に並ぶ複数のロア側端子収容室12を有し、アッパハウジング30は、幅方向(左右方向)に並ぶ複数のアッパ側端子収容室32を有する。電線14の前端部に接続された複数の端子金具15は、複数のロア側端子収容室12と複数のアッパ側端子収容室32に対して個別に収容されている。両ハウジング10,30は、ロックアーム側端子収容室とアッパ側端子収容室32の並び方向が互いに平行をなすように積層して組み付けられている。
ロアハウジング10は、アッパハウジング30と対向するロア側対向面21に開口し、幅方向に隣り合うロア側端子収容室12同士を連通させるロア側連通部23を有する。アッパハウジング30は、ロアハウジング10と対向するアッパ側対向面35に開口し、幅方向に隣り合うアッパ側端子収容室32同士を連通させるアッパ側連通部37を有する。ロア側対向面21のうちロア側連通部23の前端よりも前方の領域に、ロア側凹部24が形成されている。アッパ側対向面35のうちアッパ側連通部37の前端よりも前方の領域に、アッパ側凹部38が形成されている。
上記構成によれば、両ハウジング10,30がロア側対向面21とアッパ側対向面35を離隔させるように変形したときに、両ハウジング10,30の前方から異物がロア側対向面21とアッパ側対向面35の隙間に侵入しても、隙間に侵入した異物は、ロア側連通部23やアッパ側連通部37に到達する前にロア側凹部24又はアッパ側凹部38に収容される。したがって、両ハウジング10,30の隙間に侵入した異物は、ロア側連通部23からロア側端子収容室12内に侵入するおそれがなく、アッパ側連通部37からアッパ側端子収容室32内に侵入するおそれもない。本実施例1のコネクタAによれば、ロア側端子収容室12内の端子金具15やアッパ側端子収容室32内の端子金具15に異物が接触することを防止できる。
前後方向におけるロア側凹部24の形成範囲は、ロアハウジング10の前面10Fよりも後方の領域のみであるから、ロア側凹部24は、ロアハウジング10の前面10Fに開口してない。また、前後方向におけるアッパ側凹部38の形成範囲は、アッパハウジング30の前面30Fよりも後方の領域のみであるから、アッパ側凹部38は、アッパハウジング30の前面30Fに開口してない。したがって、ロア側対向面21とアッパ側対向面35が離隔していない状態では、異物がロア側凹部24やアッパ側凹部38に侵入することがない。
[実施例2]
本開示のコネクタを具体化した実施例2を、図5~図9を参照して説明する。本実施例2のコネクタBは、ロアハウジング40のロア側凹部42とアッパハウジング50のアッパ側凹部52を上記実施例1とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記実施例1と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。本実施例2において、前後の方向については、図6,7における左方、図8における下方、及び図9における上方を前方と定義する。上下の方向については、図5~7にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。左右の方向については、図8,8,9にあらわれる向きを、そのまま左方、右方と定義する。
図8に示すように、ロアハウジング40のロア側対向面41に形成したロア側凹部42は、ロアハウジング40の前面40Fに開口した形態である。ロア側凹部42の左右方向における形成領域は、ロア側隔壁部11と対応する範囲であり、ロア側開口部22の前端同士の間の範囲である。ロアハウジング40を上から見た平面視において、ロア側凹部42は左右方向に長い長方形をなしている。前後方向におけるロア側凹部42の形成領域は、ロア側連通部23の前端よりも前方の範囲であり、ロア側開口部22よりも前方の範囲である。
図9に示すように、アッパハウジング50のアッパ側対向面51に形成したアッパ側凹部52は、アッパハウジング50の前面50Fに開口した形態である。アッパ側凹部52の左右方向における形成領域は、アッパ側隔壁部31と対応する範囲であり、アッパ側開口部36の前端同士の間の範囲である。アッパハウジング50を下から見た底面視において、アッパ側凹部52は左右方向に長い長方形をなしている。前後方向におけるアッパ側凹部52の形成領域は、アッパ側開口部のアッパ側連通部37の前端よりも前方の範囲であり、アッパ側開口部36よりも前方の範囲である。
図5に示すように、両ハウジング40,50を前方から見た正面視において、両ハウジング40,50を積層して組み付けた状態では、ロア側凹部42とアッパ側凹部52は、左右方向に位置ずれしている。詳細には、ロア側凹部42の左側領域とアッパ側凹部52の右側領域とが上下に連通している。ロア側凹部42の右端部はアッパ側対向面51で塞がれ、アッパ側凹部52の左端部はロア側対向面41で塞がれている。
本実施例2のコネクタBは、ロア側凹部42とアッパ側凹部52が、ロアハウジング40の前面40Fとアッパハウジング50の前面50Fに開口した形態で形成されている。ロアハウジング40に形成したロア側凹部42と、アッパハウジング50に形成したアッパ側凹部52は、幅方向において互いに異なる領域に配されている。この構成によれば、ロアハウジング40のロア側凹部42とアッパハウジング50のアッパ側凹部52が幅方向において同じ領域に配されている場合に比べると、両ハウジング40,50間の隙間に異物が侵入し難い。
ロア側凹部42の幅方向における形成範囲は、隣り合う2つのロア側端子収容室12を区画するロア側隔壁部11の形成領域のみである。アッパ側凹部52の幅方向における形成範囲は、隣り合う2つのアッパ側端子収容室32を区画するアッパ側隔壁部31の形成領域のみである。この構成によれば、ロアハウジング40の前面40Fにおけるロア側凹部42の開口幅と、アッパハウジング50の前面50Fにおけるアッパ側凹部52の開口幅のいずれも寸法が小さいので、長尺の異物がロア側対向面41とアッパ側対向面51の隙間に侵入することを防止できる。
[他の実施例]
本発明は、上記記述及び図面によって説明した実施例1,2に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示される。本発明には、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内でのすべての変更が含まれ、下記のような実施形態も含まれることが意図される。
上記実施例1では、凹部の断面形状が半円形であるが、凹部の断面形状は、半長円形、半楕円形、方形等であってもよい。
上記実施例2では、凹部の奥端面が、前後方向に対して直交する平面であるが、凹部の奥端面は、前後方向に対して傾斜した平面や、曲面でもよい。
A…コネクタ
B…コネクタ
10…ロアハウジング
10F:ロアハウジングの前面
11…ロア側隔壁部
12…ロア側端子収容室
13…ランス
14…電線
15…端子金具
16…角筒部
17…抜止め突起
18…側壁部
19…係止凹部
20…弾性ロック片
21…ロア側対向面
22…ロア側開口部
23…ロア側連通部
24…ロア側凹部
30…アッパハウジング
30F:アッパハウジングの前面
31…アッパ側隔壁部
32…アッパ側端子収容室
33…ランス
34…ロック突起
35…アッパ側対向面
36…アッパ側開口部
37…アッパ側連通部
38…アッパ側凹部
39…係止突起
40…ロアハウジング
40F:ロアハウジングの前面
41…ロア側対向面
42…ロア側凹部
50…アッパハウジング
50F:アッパハウジングの前面
51…アッパ側対向面
52…アッパ側凹部

Claims (4)

  1. 幅方向に並ぶ複数の端子収容室を有し、前記端子収容室の並び方向が互いに平行をなすように積層して組み付けられた一対のハウジングと、
    前記一対のハウジングのうち互いに対向する対向面に開口し、幅方向に隣り合う前記端子収容室同士を連通させる連通部と、
    電線の前端部に接続され、前記複数の端子収容室に個別に収容された複数の端子金具とを備え、
    前記対向面のうち前記連通部の前端よりも前方の領域に、凹部が形成されているコネクタ。
  2. 前後方向における前記凹部の形成範囲は、前記ハウジングの前面よりも後方の領域のみである請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記凹部が、前記一対のハウジングの前面に開口した形態で形成され、
    一方の前記ハウジングに形成した前記凹部と、他方の前記ハウジングに形成した前記凹部は、幅方向において互いに異なる領域に配されている請求項1に記載のコネクタ。
  4. 前記凹部の幅方向における形成範囲は、隣り合う2つの前記端子収容室を区画する隔壁部の形成領域のみである請求項3に記載のコネクタ。
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