JP4019638B2 - コネクタ - Google Patents

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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4364Insertion of locking piece from the front

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロントリテーナを備えたコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
キャビティに挿入されてランスにより係止された端子金具をさらに二重係止することに用いるリテーナの一種として、フロントタイプのリテーナが知られている。このフロントリテーナは、例えば特開平6−5326号等に開示されているように、キャビティの前面(嵌合面)側から挿入され、突入部をランスの撓み空間に突入させてランスの撓み変形を規制することで、いわば間接的に二重係止を施すものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところでこの種のリテーナにおいて、部品点数の削減を期する上からも、雌側と雄側のコネクタで共用できるようにすることが望ましい。しかるに、雌側と雄側とでは、端子金具の形状の相違等に起因してランスの形成位置が異なる。一般には、雌側の方が雄側に比べて嵌合面から奥まった位置にランスが形成され、特に大型の端子金具等の場合はランスすなわちその撓み空間の位置が大幅にずれることから、撓み空間に突入させる突入部の長さを考慮すると、共用が困難である場合が多かった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的は、雌雄のコネクタでフロントリテーナを共用できるようにするところにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明のコネクタは、互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングを備え、両コネクタハウジングにはそれぞれ端子金具を挿入するキャビティが複数ずつ対向して左右に並んで設けられるとともに、各キャビティには、対応するコネクタハウジングの左右両側の内壁面に、挿入された端子金具に係止するランスが撓み変形可能に設けられたものにおいて、前記雌雄のコネクタハウジングのキャビティは偶数個ずつであって、雌雄のキャビティは、それぞれ対応するコネクタハウジングを上下に分断する中心線を挟んだ両側に半数ずつが対称的にずれて配置され前記雌雄のコネクタハウジングの嵌合面には、前記各ランスの撓み空間と上下に並んで配置される逃がし空間が設けられ、かつ前記各ランスの撓み空間と前記各逃がし空間とに開口するリテーナ挿入孔が設けられており、雄側のランスの方が、雌側のランスに比べて、前記嵌合面から奥行き方向に浅い位置に形成され、前記リテーナには、奥行き寸法の大きい雌側突入部と、奥行き寸法の小さい雄側突入部とが上下に並んで設けられ、雌側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔に前記リテーナが挿入された場合には、前記雄側突入部が前記逃がし空間に逃がされつつ前記雌側突入部が前記雌側のランスの撓み空間に突入してそのランスの撓み変形を規制し、雄側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔に前記リテーナが挿入された場合には、前記雌側突入部が前記逃がし空間に逃がされつつ前記雄側突入部が前記雄側のランスの撓み空間に突入してそのランスの撓み変形を規制する構成としたところに特徴を有する。
【0005】
【発明の作用及び効果】
<請求項1の発明>
雌側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔にリテーナを挿入すると、雄側突入部が逃がし空間に逃がされつつ、雌側突入部が雌側のランスの撓み空間に突入してランスの撓み変形を規制することで雌側端子金具を二重係止する。同リテーナを雄側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔に挿入すると、雌側突入部が逃がし空間に逃がされつつ、雄側突入部が雄側のランスの撓み空間に突入してランスの撓み変形を規制することで雄側端子金具を二重係止する。
リテーナの挿入位置に対して、雌側と雄側とでランスの撓み空間の位置をずらして配したから、雌雄のランスの各撓み空間にそれぞれ適した突入部を並べて設けることで、雌雄に共用できるリテーナを得ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1ないし図13に基づいて説明する。
この実施形態では、大きさを異にする端子金具を混在して収容したハイブリッド式のコネクタを例示しており、図1に示すように、互いに嵌合される雌側のコネクタハウジング30(以下、雌ハウジングという)と、雄側のコネクタハウジング40(以下、雄ハウジングという)とを備えている。
【0007】
雌ハウジング30内には、小型の雌側端子金具10S(以下、小雌端子という)と、大型の雌側端子金具10L(以下、大雌端子という)とが収容可能となっている。小雌端子10Sは、図2に示すように、接触片を内部に収容したほぼ角筒状の接続部11Sを有しており、後端のバレル12Sをかしめることでゴム栓13Sとともに細物電線WSの端末に圧着されている。接続部11Sの後縁側には、後記する雌ハウジング30側の小ランス34Sが係止可能な係止部14Sが設けられている。
大雌端子10Lは、図4に示すように、上記の小雌端子10Sを一回り大きくしたような形状であって、同様に接続部11Lを有し、バレル12Lによりゴム栓13Lとともに太物電線WLの端末に圧着されており、また接続部11Lの後縁側に雌ハウジング30側の大ランス34Lが係止する係止部14Lが設けられている。
【0008】
一方の雄ハウジング40内には、小型の雄側端子金具20S(以下、小雄端子という)と、大型の雄側端子金具20L(以下、大雄端子という)とが収容可能となっている。小雄端子20Sは、図3に示すように、上記の小雌端子10Sの接続部11S内に進入可能なタブ21Sを先端に設けた形状であって、後端のバレル22Sをかしめることでゴム栓23Sとともに細物電線WSの端末に圧着されている。タブ21Sの後方には、後記する雄ハウジング40側の小ランス44Sが係止可能な係止部24Sが設けられている。
大雄端子20Lは、図5に示すように、上記の小雄端子20Sを一回り大きくしたような形状であって、同様にタブ21Lを有し、バレル22Lによりゴム栓23Lとともに太物電線WLの端末に圧着されており、またタブ21Lの後方に雄ハウジング40側の大ランス44Lが係止する係止部24Lが設けられている。
【0009】
雌ハウジング30は合成樹脂製であって、図2にも示すように扁平なブロック状に形成され、その前面(同図の左側)が嵌合面31Aとなっている。雌ハウジング30内の中央部分には、図1に示すように、上記した小雌端子10Sを挿入するための10個の小キャビティ33Sが、上下2段に分かれて形成されている。上下の小キャビティ33Sは向かい合わせに形成され、上段の小キャビティ33Sでは底面に、下段の小キャビティ33Sでは天井面に、それぞれ小雌端子10Sの係止部14Sに係止可能な小ランス34Sが対称に形成されている。上下の小ランス34Sは、その間に共用して設けられた撓み空間35に向けて撓み変形可能となっている。
【0010】
この雌ハウジング30における上記した小キャビティ33Sの形成領域の両側には、大雌端子10Lを挿入するための左右2個の大キャビティ33Lが形成されている。両大キャビティ33Lは、左右方向に互いに向き合っていて、それぞれの内側の面に、図4にも示すように、大雌端子10Lの係止部14Lに係止可能な大ランス34Lが形成され、その内方の撓み空間36に向けて撓み変形可能となっている。
【0011】
ここで上記の2個の大キャビティ33Lのうち、正面から見た右側の大キャビティ33Lでは、雌ハウジング30における上下方向の中心線XFから下方に、左側の大キャビティ33Lでは同中心線XFから上方にそれぞれずれて形成されている。より詳細には、右側の大キャビティ33Lの大ランス34Lが上記の中心線XFの下に、左側の大キャビティ33Lの大ランス34Lが同中心線XFの上に来るように設定されている。
また、右側の大ランス34Lの撓み空間36の上方と、左側の大ランス34Lの撓み空間36の下方とには、それぞれ逃がし空間37が連設されている。
【0012】
一方の雄ハウジング40は同じく合成樹脂製であり、図3にも示すように、扁平な本体部41の前面に、上記した雌ハウジング30の前半部分が嵌合可能なフード部42が形成された形状である。この本体部41の前面が嵌合面41Aとなる。本体部41内の中央部分には、図1に示すように、上記した小雄端子20Sを挿入するための10個の小キャビティ43Sが、上下2段に分かれて形成されている。上下の小キャビティ43Sは向かい合わせに形成され、上段の小キャビティ43Sでは底面に、下段の小キャビティ43Sでは天井面に、それぞれ小雄端子20Sの係止部24Sに係止可能な小ランス44Sが対称に形成されている。上下の小ランス44Sは、その間に共用して設けられた撓み空間45に向けて撓み変形可能となっている。ただし、図2,3に示すように、雄ハウジング40側の小ランス44Sの方が、雌ハウジング30側の小ランス34Sに比べて、嵌合面41Aから奥行き方向に浅い位置に形成されている。
【0013】
この雄ハウジング40における上記した小キャビティ43Sの形成領域の両側には、大雄端子20Lを挿入するための左右2個の大キャビティ43Lが形成されている。両大キャビティ43Lは、左右方向に互いに向き合っていて、図5にも示すように、それぞれの内側の面に、大雄端子20Lの係止部24Lに係止可能な大ランス44Lが形成され、その内方の撓み空間46に向けて撓み変形可能となっている。
【0014】
ここで上記の2個の大キャビティ43Lのうち、正面から見た左側の大キャビティ43Lでは、雄ハウジング40における上下方向の中心線XMから下方に、右側の大キャビティ43Lでは同中心線XMから上方にそれぞれずれて形成されている。より詳細には、左側の大キャビティ43Lの大ランス44Lが上記の中心線XMの下に、右側の大キャビティ43Lの大ランス44Lが同中心線XMの上に来るように設定されている。ここでも、図4,5に示すように、雄ハウジング40側の大ランス44Lの方が、雌ハウジング30側の大ランス34Lに比べて、嵌合面41Aから奥行き方向に浅い位置に形成されている。
また、左側の大ランス44Lの撓み空間46の上方と、右側の大ランス44Lの撓み空間46の下方とには、それぞれ逃がし空間47が連設されている。これらの逃がし空間47は、撓み空間46よりも深く形成されている。
【0015】
雌雄のコネクタハウジング30,40には、それぞれ共用のリテーナ50が装着されるようになっている。そのため、雌ハウジング30の嵌合面31Aと、雄ハウジング40の嵌合面41Aとには、それぞれリテーナ挿入孔60F,60Mが形成されている。このリテーナ挿入孔60F,60Mは雌雄で正面形状が同一に形成されている。雌ハウジング30に照らすと、リテーナ挿入孔60Fは、図1に示すように、上下の小ランス34Sに共用の撓み空間35に開口した横孔61の左右両端に、大ランス34Lの撓み空間36とその上または下の逃がし空間37とに併せて開口する短寸の縦孔62とを設けた形状である。雄ハウジング40側のリテーナ挿入孔60Mも同様に、上下の小ランス44Sに共用の撓み空間45に開口した横孔61の左右両端に、大ランス44Lの撓み空間46とその上または下の逃がし空間47とに併せて開口する短寸の縦孔62とを設けた形状である。
【0016】
リテーナ50は、合成樹脂材によって、上記のリテーナ挿入孔60F,60Mに挿入可能な形状に形成されている。詳細には、図6ないし図8に示すように、リテーナ挿入孔60F,60Mの横孔61に挿入可能な横突入部51の左右両側に、縦孔62に挿入可能な縦突入部52が形成されている。横突入部51は、図10及び図11に示すように、雌ハウジング30の小ランス34S用の撓み空間35の手前側に突入可能で、かつ雄ハウジング40の小ランス44S用の撓み空間45の奥端まで突入可能な奥行き寸法を持って形成されている。
なお、横突入部51における手前側の縁部の上下両面には、雌雄の小ランス34S,44Sの手前側の開口を覆う保護壁53が立てられている。
【0017】
一方の縦突入部52は、雌側の大ランス34Lの撓み空間36に合わせた奥行寸法の大きい雌側突入部55と、雄側の大ランス44Lの撓み空間46に合わせた奥行寸法の小さい雄側突入部56とが、上下に重ねられ、かつ左右で上下反対に配された形状となっている。詳細には、正面から見た右側では、上が奥行寸法の短い雄側突入部56、下が奥行寸法の長い雌側突入部55となっており、左側では上下が逆となっている。
【0018】
続いて本実施形態の作用を説明する。まず、雌雄のコネクタハウジング30,40に対して雌雄の端子金具が収容される。雌ハウジング30では、図2に示すように、小雌端子10Sが上下で向かい合わせの姿勢とされて、対応する小キャビティ33Sに後方から順次に挿入される。小雌端子10Sは小ランス34Sを撓み空間35に向けて撓み変形させつつ押し込まれ、正規位置まで押し込まれたところで、小ランス34Sが復元変形して小雌端子10Sの係止部14Sに一次係止する(図10参照)。また、図4に示すように、大雌端子10Lが左右で向かい合わせの姿勢とされて、対応する大キャビティ33Lに後方から挿入される。大雌端子10Lは大ランス34Lを撓み空間36に向けて撓み変形させつつ押し込まれ、正規位置まで押し込まれたところで、大ランス34Lが復元変形して大雌端子10Lの係止部14Lに一次係止する(図12参照)。
【0019】
一方、雄ハウジング40では、図3に示すように、小雄端子20Sが上下で向かい合わせの姿勢とされて、対応する小キャビティ43Sに後方から順次に挿入される。小雄端子20Sは小ランス44Sを撓み空間45に向けて撓み変形させつつ押し込まれ、タブ21Sがフード部42に突出した正規位置まで押し込まれたところで、小ランス44Sが復元変形して小雄端子20Sの係止部24Sに一次係止する(図11参照)。また図5に示すように、大雌端子10Lが左右で向かい合わせの姿勢とされて、対応する大キャビティ43Lに後方から挿入される。大雄端子20Lは大ランス44Lを撓み空間46に向けて撓み変形させつつ押し込まれ、タブ21Lがフード部42に突出した正規位置まで押し込まれたところで、大ランス44Lが復元変形して大雄端子20Lの係止部24Lに係止する(図13参照)。
【0020】
次に、図9に示すように、雌雄のコネクタハウジング30,40にリテーナ50が装着される。雌ハウジング30のリテーナ挿入孔60Fにリテーナ50が挿入されると、図10に示すように、横突入部51の先端が横孔61を通して撓み空間35の手前側に突入し、小ランス34Sの撓み変形が規制されて、小雌端子10Sが二重係止される。
一方、縦突入部52が縦孔62に挿入され、図12に示すように、雄側突入部56が逃がし空間37に逃がされつつ、雌側突入部55が大ランス34Lの撓み空間36に突入し、大ランス34Lの撓み変形が規制されて大雌端子10Lも二重係止される。
【0021】
雄ハウジング40のリテーナ挿入孔60Mにリテーナ50が挿入されると、図11に示すように、横突入部51の先端が横孔61を通して撓み空間45の奥端まで突入し、小ランス44Sの撓み変形が規制されて、小雄端子20Sが二重係止される。
一方、縦突入部52が縦孔62に挿入され、図13に示すように、雌側突入部55が逃がし空間47に逃がされつつ、雄側突入部56が大ランス44Lの撓み空間46に突入し、大ランス44Lの撓み変形が規制されて大雄端子20Lも二重係止される。
係る状態から雌雄のコネクタハウジング30,40が対向されて嵌合され、対応する小雌端子10Sと小雄端子20S同士、また大雌端子10Lと大雄端子20L同士が接続される。
【0022】
以上説明したように本実施形態によれば、雌雄のコネクタハウジング30,40に2個ずつ設けられた大キャビティ33L,43Lを上下の対称位置にずらし、すなわち雌側と雄側とで大ランス34L,44Lの撓み空間36,46の位置を上下にずらして設けたから、雌雄の大ランス34L,44Lの撓み空間36,46にそれぞれ適した雌雄の突入部55,56を上下に並べて設けることで、雌雄のコネクタハウジング30,40に共用できるリテーナ50を得ることができる。
これにより部品点数の削減が図れ、ひいては製造コストを低減することができる。
【0023】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本発明は、上記実施形態に例示したハイブリッド式に限らず、コネクタハウジングに対して1種類の端子金具のみを挿入する通常のコネクタにも適用することができる。
(2)リテーナを共用するキャビティの数は2個に限らず、その他偶数個であって半数ずつを中心線を挟んでずらすようにすれば適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】雌雄のコネクタハウジングの正面図
【図2】雌ハウジングの小キャビティ部分での分解縦断面図
【図3】雄ハウジングの小キャビティ部分での分解縦断面図
【図4】雌ハウジングの大キャビティ部分での分解平断面図
【図5】雄ハウジングの大キャビティ部分での分解平断面図
【図6】リテーナの正面図
【図7】その平面図
【図8】その側面図
【図9】リテーナを装着した状態の雌雄のコネクタハウジングの正面図
【図10】リテーナ装着後における雌ハウジングの小キャビティ部分の縦断面図
【図11】同雄ハウジングの小キャビティ部分の縦断面図
【図12】同雌ハウジングの大キャビティ部分の平断面図
【図13】同雄ハウジングの大キャビティ部分の平断面図
【符号の説明】
10L…大雌端子
20L…大雄端子
30…雌ハウジング
31A…嵌合面
33L…大キャビティ
34L…大ランス
36…撓み空間
37…逃がし空間
40…雄ハウジング
41A…嵌合面
43L…大キャビティ
44L…大ランス
46…撓み空間
47…逃がし空間
50…リテーナ
55…雌側突入部
56…雄側突入部
60F…(雌ハウジング30側の)リテーナ挿入孔
60M…(雄ハウジング40側の)リテーナ挿入孔
XF…(雌ハウジング30側の)中心線
XM…(雄ハウジング40側の)中心線

Claims (1)

  1. 互いに嵌合される雌雄一対のコネクタハウジングを備え、両コネクタハウジングにはそれぞれ端子金具を挿入するキャビティが複数ずつ対向して左右に並んで設けられるとともに、各キャビティには、対応するコネクタハウジングの左右両側の内壁面に、挿入された端子金具に係止するランスが撓み変形可能に設けられたものにおいて、
    前記雌雄のコネクタハウジングのキャビティは偶数個ずつであって、雌雄のキャビティは、それぞれ対応するコネクタハウジングを上下に分断する中心線を挟んだ両側に半数ずつが対称的にずれて配置され
    前記雌雄のコネクタハウジングの嵌合面には、前記各ランスの撓み空間と上下に並んで配置される逃がし空間が設けられ、かつ前記各ランスの撓み空間と前記各逃がし空間とに開口するリテーナ挿入孔が設けられており、
    雄側のランスの方が、雌側のランスに比べて、前記嵌合面から奥行き方向に浅い位置に形成され、
    前記リテーナには、奥行き寸法の大きい雌側突入部と、奥行き寸法の小さい雄側突入部とが上下に並んで設けられ、
    雌側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔に前記リテーナが挿入された場合には、前記雄側突入部が前記逃がし空間に逃がされつつ前記雌側突入部が前記雌側のランスの撓み空間に突入してそのランスの撓み変形を規制し、
    雄側のコネクタハウジングのリテーナ挿入孔に前記リテーナが挿入された場合には、前記雌側突入部が前記逃がし空間に逃がされつつ前記雄側突入部が前記雄側のランスの撓み空間に突入してそのランスの撓み変形を規制することを特徴とするコネクタ。
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