JP2006073464A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract


【課題】 両コネクタが正規に嵌合されたことを保障する。
【解決手段】 雌ハウジング10には嵌合筒部11が設けられている。雌ハウジング10に組み付けられたレバー50の回動により、フード部31を嵌合筒部11内に進入させ、両ハウジング10,30を正規嵌合状態に至らしめる。レバー50にはロック部60が設けられ、フード部31にはロック突部36が設けられている。レバー50が正規位置まで回動されたときに、嵌合筒部11に開設された窓部16を介してロック部60とロック突部36との係止が行われる。したがって、両ハウジング10,30の嵌合保障をレバー50のロックの成立によって行うことができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、レバー式コネクタに関する。
従来より、雌雄の両コネクタハウジングの嵌合力を助成するためにレバー式コネクタが採用されている。このうち特許文献1に記載のものは、雌端子金具が収容された雌コネクタに電線カバーが組み付けられ、この電線カバーにはカム溝を有するレバーが回動可能に軸支されるとともにこのレバーの操作部と係止可能なロック突部が設けられ、雄端子金具が収容された雄コネクタにはカム溝に嵌合可能なカムピンが設けられた構造となっている。そして、カムピンをカム溝に臨ませてレバーを初期位置にセットした状態からレバーを回動操作することにより、カムピンをカム溝に沿って移動させるとともに雄コネクタを雌コネクタのフード部内に嵌め入れて両コネクタを正規嵌合位置に至らしめ、この正規嵌合位置にてレバーの操作部とロック突部との係止作用に基づいて両コネクタの離脱を規制するようにしている。
特開2003−223958公報
上記の場合、雄コネクタが嵌合方向に対して傾いたり浮いた状態のままフード部内に嵌入されても、レバーの操作部がロック突部との係止可能な位置に至ることから、レバーによるロックの成立が雌雄の両端子金具の接続保障となり得ず、両コネクタが正規嵌合位置に至ったかどうかを検知することが困難であるという事情があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、両コネクタが正規に嵌合されたことを保障することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、雌雄の両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングを内嵌可能なフード部が設けられるとともにカム溝を有するレバーが回動可能に軸支され、他方のコネクタハウジングには、前記カム溝と係合可能なカムピンが設けられ、前記レバーの回動操作によって前記カム溝と前記カムピンとの間のカム作用を発揮させて両コネクタハウジングを正規嵌合するようにしたレバー式コネクタにおいて、前記レバーにロック部が設けられ、このロック部は、前記レバーが正規位置まで回動されたときに、前記他方のコネクタハウジングにおいて前記フード部に覆われずに露出した部分に設けられたロック受け部に係止可能となっている構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記フード部には、同フード部内に進入した前記ロック受け部を露出させるための窓部が開設されており、前記ロック部と前記ロック受け部とによる係止が前記窓部を介して行われるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載のものにおいて、前記一方のコネクタハウジングには、前記フード部によって周囲を覆われたハウジング本体部が設けられ、前記他方のコネクタハウジングには、前記ハウジング本体部と前記フード部との間に嵌入可能な相手側フード部が設けられているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
雌雄の両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングに軸支されたレバーが正規位置まで回動されると、レバーのロック部が、他方のコネクタハウジングに設けられたロック受け部に係止可能となるから、かかる係止が可能なことをもって両コネクタハウジングが正規嵌合位置に至ったことがわかる。この場合に、ロック部の係止相手となるロック受け部がフード部に覆われずに露出した部分に設けられているから、他方のコネクタハウジングが一方のコネクタハウジングのフード部に内嵌される態様であっても、両コネクタハウジング間で係止構造を形成することができる。
<請求項2の発明>
フード部には同フード部に進入したロック受け部を露出させるための窓部が開設されており、レバーのロック部とロック受け部とによる係止が窓部を介して行われるから、両コネクタハウジングの嵌合領域内に係止構造を形成することができる。その結果、レバーの小型化を図れるとともに、他方のコネクタハウジングにおける嵌合領域外のスペースの有効利用を図れる。
<請求項3の発明>
相手側フード部をハウジング本体部とフード部との間に嵌入してレバー操作することにより、他方のコネクタハウジングの嵌合動作を安定した姿勢で行うことができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。本実施形態のコネクタは、互いに嵌合可能な雌雄の両コネクタハウジング(以下、雌側のコネクタハウジングを雌ハウジング10といい、雄側のコネクタハウジングを雄ハウジング30という)を備え、これら両ハウジング10,30の嵌合を助成するためのレバー50が雌ハウジング10側に組み付けられている。なお、以下の説明において、両ハウジング10,30の互いの嵌合面側を前方とする。
雄ハウジング30は、合成樹脂材によって形成され、図6に示すように、前方に開放されたフード部31(本発明の相手側フード部に相当)を備え、両ハウジング10,30が嵌合されたときには、このフード部31が雌ハウジング10の嵌合筒部11(本発明のフード部に相当)内に嵌入されるようになっている。フード部31には、同フード部31の奥壁39に装着された雄端子金具のタブ32が突出して配置されている。詳しくは、フード部31は、幅方向(両ハウジング10,30の嵌合方向と直交する方向)に長い矩形状をなして前方へ開口して形成され、また、雄端子金具は、フード部31の奥壁39にて高さ方向に二段でかつ幅方向に複数列が装着されている。
フード部31の長辺側の両外側面には、円柱状のカムピン33が突出して形成されている。カムピン33を挟んだ両側位置には、前後方向に沿って延びる一対のロック解除用リブ34が形成され、また、フード部31の短辺側の両外側面には、前後方向に沿って延びる一対のガイドリブ35が形成されている。さらに、フード部31の長辺側の両内側面には、一方に偏った位置に、一対の誤組み付け防止用リブ38が形成されている。誤組み付け防止用リブ38は、フード部31が嵌合筒部11に正規嵌合されたときに、嵌合筒部11に形成された受け溝(図示せず)内に収容可能とされている。そして、フード部31の短辺側の一方の外側面には、その前端側に、ロック突部36(本発明のロック受け部に相当)が突設されている。ロック突部36の前面は、図3に示すように、後方に行くにつれ昇り勾配となるテーパ面36Aとなっている。
雌ハウジング10は、同じく合成樹脂材によって形成され、ハウジング本体部12とハウジング本体部12の周りを取り囲む嵌合筒部11とを備える。ハウジング本体部12は、幅方向に長いブロック状に形成され、その内部に、雌端子金具(図示せず)を収容可能としており、かつ、その後面からは各雌端子金具に接続された電線(図示せず)が束になって導出されている。
嵌合筒部11は、前方へ開口して形成され、ハウジング本体部12の外側面との間に雄ハウジング30側のフード部31を嵌入可能としている。嵌合筒部11の長辺側の両外側面には、左右一対ずつの開き防止壁13が、この両外側面と間隔をあけつつ平行配置されている。開き防止壁13とフード部31の外側面との隙間には、レバー50の嵌入部72(後述する)が収容可能とされ、これにより、両ハウジング10,30の嵌合抵抗に起因するレバー50の拡開変形が防止されるようになっている。両開き防止壁13の間には、前端縁に開口する切り欠き14が形成されている。この切り欠き14内には、両ハウジング10,30の嵌合に伴って前方から雄ハウジング30のカムピン33と一対のロック解除用リブ34とが進入可能となっている。
嵌合筒部11の長辺側の両外側面には、幅方向略中央より他側へ少し寄った位置に、レバー50を回動可能に支持するための一対の軸部15が突設されている。また、嵌合筒部11の短辺側の両外側面には、窓部16が開設されている。窓部16は、略矩形状をなして全周を閉じた態様で形成され、その幅寸法については、ハウジング本体部12の幅寸法よりも大きく設定されている。したがって、ハウジング本体部12の短辺側の一方の外側面は、両ハウジング10,30の嵌合前、窓部16を通して露出している。そして、嵌合筒部11の短辺側の両内側面には、前後方向に沿って延びる一対のガイド溝17が形成されている。ガイド溝17には、図1に示すように、両ハウジング10,30の嵌合に伴って雄ハウジング30側のガイドリブ35が嵌入可能となっており、これにより、両ハウジング10,30が正対姿勢に矯正されて嵌合動作が円滑に行われるようになっている。
レバー50は、合成樹脂材によって形成され、幅方向に延びる操作部52と、操作部52の左右両端から板状に延出する一対のアーム部51とからなり、全体として門型に形成されている。アーム部51には、軸部15に嵌合される軸受け部53が形成されるとともに、入り口をアーム部51の外周縁に開口させつつ略弧状に延びるカム溝54が形成されている。アーム部51の外周縁には、開き防止壁13とハウジング本体部12の外周面との間の隙間に進入する肉薄の嵌入部72が形成されている。嵌入部72は、軸受け部53と同心の円弧状をなし、嵌入部72の途中にはカム溝54の入り口が開口している。
かかるレバー50は、回動初期位置と嵌合完了位置との間で、回動操作することが可能となっている。レバー50が回動初期位置にあるときには、カム溝54の入り口が嵌合筒部11の切り欠き14を通して前方へ開口し、両ハウジング10,30を浅く嵌合させるのに伴って雄ハウジング30のカムピン33をカム溝54の入り口に迎え入れることができるようになっている。そして、レバー50を回動初期位置から雄ハウジング30側へ押し込むよう回動操作することにより、カム溝54とカムピン33との係合によって両ハウジング10,30が互いに引き寄せられて嵌合が進行し、図4に示すように、嵌合完了位置まで回動されると両ハウジング10,30が正規嵌合状態となる。
両アーム部51には、撓み可能な弾性係止片55が片持ち状に延出して形成されている。弾性係止片55は、その先端部に内向きに突出する突起(図示せず)を備え、レバー50が回動初期位置にあって雄ハウジング30が組付けられていない状態では、突起が嵌合筒部11の切り欠き14の内縁に係止されて、レバー50が回動初期位置に留め置かれるようになっている。一方、雄ハウジング30が組付けられると、図3に示すように、突起が雄ハウジング30のロック解除用リブ34によって押し出されてロックの解除がなされ、嵌合完了位置へ向けたレバー50の回動が許容されるようになっている。
さて、レバー50の操作部52には、図7に示すように、レバー50の嵌合完了位置にて雄ハウジング30のロック突部36と弾性的に係止可能なロック部60が設けられている。ロック部60は、操作部52に切り欠き形成された撓み空間57内に配置され、撓み空間57を横切るよう架け渡された基部58と、基部58の両端二位置に根元部分を接続させつつ後方へ湾曲状に延びる一対の脚部59と、両脚部59間に架け渡された指当部56と、指当部56の架設方向略中央位置から前方へ向けて突出して形成されたロック片61と、ロック片61の先端部にて両側方へ張り出し形成された一対の解除片69とを備えている。さらに、ロック部60は、基部58の両側寄りの二位置に根元部分を接続させて前方へ向けて突出するとともにその突出端同士を互いに連ねることで略コの字をなす枠体62と、枠体62の両突出片64から内向きに張り出して両解除片69の上方を覆うように配置される一対の連動片63とを備えている。
両ハウジング10,30を浅く嵌合させてレバー50を回動初期位置にセットすると、フード部31のロック突部36が嵌合筒部11の窓部16を通して露出する。その状態からレバー50を嵌合完了位置へ向けて回動すると、ロック突部36が嵌合筒部11の奥方へ移動するとともに、レバー50の回動に伴って操作部52がロック突部36側へ近づき、レバー50が嵌合完了位置に至る直前に、ロック部60の枠体62がロック突部36に撓み変形しつつ乗り上げてテーパ面に沿って摺動する。レバー50が嵌合完了位置に至ると、ロック部60の枠体62がロック突部36を乗り越えて弾性復元し、枠体62とロック片61とに囲まれた嵌合空間65にロック突部36を嵌め込み、もってロック突部36を前後左右に位置決めした状態でロックする。この状態では、フード部31と嵌合筒部11とは互いに厚み方向に重なり合い、かつ、この重なり合った部分に、ロック突部36とロック部60とによる係止構造が形成される。
レバー50のロックを解除するには、指当部56を下方へ押し下げ、この押し下げ操作に伴って解除片69を上方へ持ち上げるとともに、その持ち上げ途中で連動片63を解除片69に連立って持ち上げる。連動片63の持ち上げによって枠体62の前端側が浮き上がり、その状態で両ハウジング10,30を引き離す方向に力を付与すると、ロック部60がロック突部36から解離される。なお、本実施形態における嵌合筒部11は、フード部31とは色違いに構成されており、もってフード部31が窓部16内に進入した様子が明確に視認できるようになっている。
次に、本実施形態の作用を説明する。組付けに際しては、まず、レバー50を雌ハウジング10の嵌合筒部11に組み付け、レバー50を弾性係止片55と嵌合筒部11の切り欠き14との係止により回動初期位置に保持させる。続いて、図3に示すように、ハウジング本体部12と嵌合筒部11との間に雄ハウジング30のフード部31を嵌め入れるようにして、雄ハウジング30を雌ハウジング10に対して浅く嵌合させる。すると、カムピン33がカム溝54の入り口に嵌入するとともに、弾性係止片55による係止が雄ハウジング30のロック解除用リブ34によって外される。また、フード部31の前端に設けられたロック突部36が嵌合筒部11の窓部16内に進入する。なお、雌ハウジング10に対して雄ハウジング30を反転姿勢で嵌合させようとすると、フード部31に設けられた誤組み付け防止用リブ38がハウジング本体部12の前端面と当接してそれ以上の嵌合動作を規制するから、これにより、両ハウジング10,30の誤組み付けが防止されるようになっている。
その後、レバー50の操作部52を摘んでレバー50を嵌合完了位置へ向けて回動させる。レバー50の回動途中では、ガイドリブ35がガイド溝17に沿って摺動されるとともに雌ハウジング10の嵌合筒部11とハウジング本体部12との隙間に雄ハウジング30のフード部31が嵌入することにより、嵌合過程における両ハウジング10,30が正規姿勢に保たれる。雄ハウジング30の嵌合深さが増すに伴い、ロック突部36が窓部16の後側に移動し、図4及び図5に示すように、レバー50が嵌合完了位置に至ると、ロック突部36が窓部16の後縁に対向位置してそこでレバー50のロック部60に弾性係止される。これにより、レバー50が戻り方向への回動を規制された状態でロックされ、それに伴って両ハウジング10,30が正規の嵌合状態にロックされる。
次いで両ハウジング10,30を離脱させるには、ロック部60の指当部56を押し下げることで連動片63を持ち上げて、嵌合空間65からロック突部36を離脱させ、その状態からレバー50を戻り方向に回動させることにより、カム溝54とカムピン33とのカム作用を介して、両ハウジング10,30を互いに引き離すようにする。
以上説明したように本実施形態によれば、雌ハウジング10に軸支されたレバー50が嵌合完了位置まで回動されることにより、レバー50のロック部60が雄ハウジング30のロック突部36に係止されるようになっているから、かかる係止が可能なことをもって両ハウジング10,30が正規嵌合位置に至ったことがわかる。この場合に、ロック部60の係止相手となるロック突部36が嵌合筒部11によって覆われずに露出した部分に設けられているから、雄ハウジング30が雌ハウジング10の嵌合筒部11の内嵌される態様であっても、両ハウジング10,30間での係止構造を形成することが可能となる。
また、嵌合筒部11には同嵌合筒部11に進入したロック突部36を露出させるための窓部16が開設されており、ロック部60とロック突部36との係止が窓部16を介して行われるようになっているから、両ハウジング10,30の嵌合領域内で係止構造を形成することができ、雄ハウジング30における嵌合領域外のスペースの有効利用を図れるとともに、レバー50の小型化を図れる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態においては、ロック部が撓み可能に設けられていたが、本発明においては、ロック受け部が撓み可能に形成されていても構わない。
(2)上記実施形態においては、ロック部とロック受け部との係止が両ハウジングの嵌合領域内で行われていたが、本発明においては、ロック部とロック受け部との係止が両ハウジングの嵌合領域外で行われても構わない。この場合には、レバーの一部を相手ハウジング側へオーバーハング状に延長することでロック部を構成するとよい。
(3)上記実施形態では、レバーが雌ハウジング側に組み付けられ、カムピンが雄ハウジング側に設けられていたが、本発明においては、レバーが雄ハウジング側に組み付けられ、カムピンが雌ハウジング側に設けられても構わない。
本発明の実施形態1において両ハウジングが分離された状態を示す平面図 両ハウジングが分離された状態を示す側面図 両ハウジングが嵌合初期位置にある状態を示す要部破断側面図 両ハウジングが嵌合完了位置にある状態を示す要部破断側面図 両ハウジングが嵌合完了位置にある状態を示す平面図 雄ハウジングの正面図 レバーの平面図
符号の説明
10…雌ハウジング(一方のコネクタハウジング)
11…嵌合筒部(フード部)
16…窓部
30…雄ハウジング(他方のコネクタハウジング)
31…フード部
33…カムピン
36…ロック突部(ロック受け部)
50…レバー
51…アーム部
52…操作部
54…カム溝
56…指当部
60…ロック部

Claims (3)

  1. 雌雄の両コネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングには、他方のコネクタハウジングを内嵌可能なフード部が設けられるとともにカム溝を有するレバーが回動可能に軸支され、他方のコネクタハウジングには、前記カム溝と係合可能なカムピンが設けられ、前記レバーの回動操作によって前記カム溝と前記カムピンとの間のカム作用を発揮させて両コネクタハウジングを正規嵌合するようにしたレバー式コネクタにおいて、
    前記レバーにロック部が設けられ、このロック部は、前記レバーが正規位置まで回動されたときに、前記他方のコネクタハウジングにおいて前記フード部に覆われずに露出した部分に設けられたロック受け部に係止可能となっていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記フード部には、同フード部内に進入した前記ロック受け部を露出させるための窓部が開設されており、前記ロック部と前記ロック受け部とによる係止が前記窓部を介して行われることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記一方のコネクタハウジングには、前記フード部によって周囲を覆われたハウジング本体部が設けられ、前記他方のコネクタハウジングには、前記ハウジング本体部と前記フード部との間に嵌入可能な相手側フード部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載のレバー式コネクタ。
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