JP2003086301A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2003086301A
JP2003086301A JP2001272454A JP2001272454A JP2003086301A JP 2003086301 A JP2003086301 A JP 2003086301A JP 2001272454 A JP2001272454 A JP 2001272454A JP 2001272454 A JP2001272454 A JP 2001272454A JP 2003086301 A JP2003086301 A JP 2003086301A
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Kazunori Yamashita
和紀 山下
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レバーが正規の嵌合位置まで回動されたか否
かを検知する。 【解決手段】 レバー20が正規の嵌合位置に到達した
状態では検知部材41を待機位置から検知位置へ変位さ
せることができるのに対し、レバー20が正規の嵌合位
置の手前の半嵌合位置にある状態では、検知部材41の
待機位置から検知位置への変位操作が規制されるように
なっているので、検知部材41の検知位置への変位の可
否に基づいてレバー20の回動位置を検知することがで
きる。検知部材41の変位は操作部21の近傍で行われ
るので、レバー20を回動操作するために操作部21に
添えた手や指を持ち替えることなく検知部材41の検知
操作を行うことができ、操作性がよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー式コネクタ
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レバー式コネクタとしては、実開
平5−36774号に開示されているものがある。これ
は、第1コネクタにレバーを回動可能に支持するととも
に、第2コネクタに、レバーのカム溝と係合するカムピ
ンを設け、両コネクタを浅く嵌合してカム溝にカムピン
を係合させ、その状態でレバーを回動させると、カム溝
とカムピンの係合によるカム作用により、両コネクタが
引き寄せられて嵌合状態に至るようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにレバーを
用いてコネクタ同士を嵌合させるものでは、レバーの回
動操作にある程度の操作力が必要であることから、作業
者がレバーを正規の嵌合位置まで完全に回動させずに、
半嵌合の状態のままで回動操作を途中で終えてしまう、
ということが懸念される。この場合、レバーの回動位置
が正規の嵌合位置から大きく離れていれば、目視によっ
て容易に判別できるのであるが、レバーが正規嵌合位置
の直前の位置に留まっている場合には、正規嵌合位置ま
で回動されたか否かを目視によって判別することは困難
である。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案され、レ
バーの回動操作が正しく行われたか否かを検知すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、第1
コネクタに、操作部の両端から一対のアーム部を延出さ
せてなるレバーをそのアーム部を支点として回動可能に
支持するとともに、第2コネクタに、前記アーム部のカ
ム溝と係合するカムピンを設けてなり、前記第1と第2
の両コネクタを浅く嵌合して前記カム溝に前記カムピン
を係合させた状態で前記レバーを初期位置から嵌合位置
まで回動させると、前記カム溝と前記カムピンの係合に
よるカム作用により前記両コネクタが引き寄せられて嵌
合状態に至るようにしたレバー式コネクタにおいて、前
記レバーが正規の嵌合位置まで回動したときにおける前
記操作部の近傍にて待機位置から検知位置へ変位操作す
ることを可能とされた検知部材を備え、前記レバーが正
規の嵌合位置に到達した状態では、前記検知部材の待機
位置から検知位置への変位操作が許容され、前記レバー
が正規の嵌合位置に到達する直前の半嵌合位置にある状
態では、前記検知部材の待機位置から検知位置への変位
操作が規制されるようにした回動検知手段が設けられて
いる構成とした。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記検知部材を、前記第1コネクタに設けた構成と
した。請求項3の発明は、請求項2の発明において、前
記検知部材が待機位置にある状態ではその検知部材は前
記操作部の移動経路外に位置し、前記レバーが正規の嵌
合位置まで回動した状態では、待機位置にある前記検知
部材が前記操作部の移動経路内に進出しつつ検知位置へ
変位し、前記レバーが正規嵌合位置の直前の半嵌合位置
にある状態では、前記検知部材は前記操作部との干渉に
よって検知位置への変位を規制される構成とした。
【0007】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
の発明において、前記レバーが正規の嵌合位置に到達し
ない半嵌合位置にある状態では、前記操作部が前記検知
部材に被さるように位置し、前記レバーが正規の嵌合位
置に到達した状態では、前記操作部が前記検知部材に被
さる位置から退避する構成とした。請求項5の発明は、
請求項1乃至請求項4のいずれかの発明において、前記
検知部材の待機位置から検知位置への変位方向が、前記
レバーが正規の嵌合位置に到達する際の前記操作部の移
動方向と概ね同じ方向とされている構成とした。
【0008】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、前記レバーが正規の嵌合位置の直前の半嵌合位置に
ある状態において、前記検知部材を待機位置から検知位
置へ向けて変位操作するのに伴い、その検知部材が変位
の途中で前記操作部に当接してその操作部を正規の嵌合
位置へ向けて押動する構成とした。請求項7の発明は、
請求項1乃至請求項6のいずれかの発明において、前記
検知部材を待機位置に保持する待機位置保持手段を備え
ている構成とした。
【0009】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記レバーが正規の嵌合位置に到達したところで前
記待機位置保持手段による前記検知部材の保持を解除し
てその検知部材の検知位置への変位を許容する保持解除
手段が設けられている構成とした。請求項9の発明は、
請求項1乃至請求項8のいずれかの発明において、検知
位置に変位した前記検知部材を前記操作部に係止させた
状態にロックする検知位置ロック手段を設け、この検知
位置ロック手段によって前記検知部材を変位規制状態に
ロックすることで、前記レバーの初期位置へ戻る方向へ
の回動を規制する構成とした。
【0010】
【発明の作用及び効果】[請求項1の発明]レバーが正
規の嵌合位置に到達した状態では検知部材を待機位置か
ら検知位置へ変位させることができるのに対し、レバー
が正規の嵌合位置の直前の半嵌合位置にある状態では、
検知部材の待機位置から検知位置への変位が規制される
ようになっているので、検知部材の検知位置への変位の
可否に基づいて、レバーの回動位置を検知することがで
きる。また、検知部材の待機位置から検知位置への変位
は操作部の近傍で行われるので、レバーを回動操作する
ために操作部に添えた手や指を持ち替えることなく検知
部材の検知操作を行うことができ、操作性に優れてい
る。
【0011】[請求項2の発明]検知部材を操作部に設
けた場合には、レバーの回動操作中に操作部を摘んでい
る指によって検知部材を意図せずに検知位置へ変位させ
てしまうことが懸念されるが、本発明では、検知部材を
操作部ではなく第1コネクタに設けたので、レバーの回
動操作中に検知部材が意図せずに変位させられてしまう
虞はない。 [請求項3の発明]検知部材の待機位置から検知位置へ
の変位動作の可否は、検知部材が操作部と干渉するか否
かによって決まる。
【0012】[請求項4の発明]レバーが半嵌合位置に
ある状態では操作部が検知部材に被さるため、検知部材
の変位操作は困難となる。また、レバーが正規嵌合位置
に至ると操作部が検知部材に被さる位置から退避するの
で、検知部材の変位操作を行い易くなる。即ち、レバー
が正規嵌合位置まで回動されたか否かは、検知部材の変
位操作がし易いか否かにより判別することができ、換言
すると、検知部材を変位させる前の段階で判別すること
ができる。このように本発明によれば、検知部材を変位
操作する前の段階での判別結果と、実際に検知部材を変
位操作したことによって得られた判別結果との2つ判別
結果により、レバーの回動状態を確実に検知することが
できる。
【0013】[請求項5の発明]検知するときの検知部
材の変位方向が操作部の移動方向と概ね同じ方向なの
で、レバーの回動操作と検知部材の検知操作とを一連の
操作として行うことができ、操作性がよい。 [請求項6の発明]レバーが半嵌合位置のままで検知部
材を変位させると、変位の途中で検知部材が操作部に当
接することにより、レバーが半嵌合位置のままであるこ
とが判る。そしてこの状態から検知部材の変位操作を進
めると、操作部が検知部材によって正規嵌合位置まで押
し動かされるので、検知部材を変位させる検知操作とは
別にレバーを半嵌合位置から正規嵌合位置へ回動させる
操作を行う、という手間が省ける。
【0014】[請求項7の発明]検知部材を待機位置に
保持できるようにしたので、検知部材が不用意に検知位
置へ変位することが防止される。 [請求項8の発明]レバーが正規の嵌合位置に到達する
と検知部材が検知位置への変位を許容されるようにした
ので、待機位置保持手段による保持を解除するための操
作を行わずに済む。 [請求項9の発明]検知部材を検知位置にロックするよ
うにしたので、一旦検知位置に変位させた検知部材が不
用意に待機位置へ復動したために検知操作が行われてい
ない、との錯誤を生じる虞はない。しかも、検知部材を
検知位置にロックすることで、レバーの初期位置への復
動を規制することができるので、レバーを正規嵌合位置
にロックする手段を別途に設けずに済む。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施形態1]以下、本発明を具
体化した実施形態1を図1乃至図16を参照して説明す
る。本実施形態のレバー式コネクタは、互いに嵌合及び
離脱が可能な第1と第2のコネクタ10,30、第1コ
ネクタ10に支持されたレバー20、及びレバー20の
回動状態を検知するための回動検知手段40とを備えて
構成されている。尚、以下の説明において、上下方向は
図1〜5,図7,図9〜図16を基準とし、前後方向に
ついては、図1〜図6,図8〜図16における左側を前
側ということにする。
【0016】第1コネクタ10は、内部に複数の端子金
具(図示せず)を収容したコネクタハウジング11と、
このコネクタハウジング11の上面に被せるように組み
付けた電線カバー12とからなる。コネクタハウジング
11の上面からは、各端子金具に接続された電線(図示
せず)が上向きに導出されており、これらの電線は、電
線カバー12内において後方(図1における右方)へ曲
げられて電線カバー12の後端から外部へ延出されてい
る。
【0017】レバー20は、左右方向長い操作部21
と、その操作部21の左右両端から互いに平行に延出す
る左右一対の板状をなすアーム部22とからなる。アー
ム部22には軸受孔23とカム溝24が形成され、この
軸受孔23が電線カバー12の左右両側面の軸部13に
嵌合されることで、レバー20は、その軸部13及び軸
受孔23を支点として初期位置(図1及び図2を参照)
と嵌合位置(図4及び図5を参照)との間で回動可能に
支持されている。
【0018】また、第2コネクタ30は、第1コネクタ
10に対して下方から組み付けられるようになってお
り、その内部には端子金具(図示せず)が収容されてい
るとともに、左右両外側面には、一対のカムピン31が
突出形成されている。第1と第2の両コネクタ10,3
0を嵌合する際には、まず、図2に示すようにレバー2
0を初期位置に留め置いた状態で両コネクタ10,30
を浅く嵌合することでカムピン31をカム溝24の入口
に進入させ、次に、操作部21を手又は指で掴んでレバ
ー20を図2における反時計周り方向へ回動操作する。
すると、カム溝24とカムピン31との係合によるカム
作用により、両コネクタ10,30が互いに上下方向に
引き寄せられ、図4に示すようにレバー20が正規の嵌
合位置に到達すると、両コネクタ10,30が正規嵌合
状態となる。尚。両コネクタ10,30を離脱する際に
は、嵌合位置にあるレバー20を時計回り方向へ回動操
作すれば、カム溝24とカムピン31との係合によりカ
ム作用により両コネクタ10,30が強制的に離間させ
られる。
【0019】次に、レバー20が正規の嵌合位置まで到
達したか否かを検知するための回動検知手段40につい
て説明する。電線カバー12は、レバー20を支持する
左右一対の側面壁12Sと、上面壁12Uと、前面壁1
2Fとから構成されており、上面壁12Uは両コネクタ
10,30の嵌合方向と直交する平坦な板状とされてい
るのに対し、前面壁12Fは、操作部21との干渉を回
避するために前傾するように傾斜した平坦板状をなして
いる。この前面壁12Fは、レバー20が正規の嵌合位
置に到達する直前における操作部21の移動方向と概ね
同じ方向とされ、換言すると、操作部21は前面壁12
Fに沿うように移動して正規の嵌合位置に到達する。
【0020】この前面壁12Fには、回動検知手段40
を構成する検知部材41が変位可能に設けられている。
検知部材41は、全体として方形の板状をなし、その幅
方向中央のリブ42を前面壁12Fのガイド溝14に嵌
合させることで、前面壁12Fの後上部の待機位置(図
1〜図4,図9〜図11を参照)と、前面壁12Fの前
下部の検知位置(図5,図13,図15を参照)との間
で変位可能とされている。
【0021】検知部材41の変位経路は前面壁12Fと
平行な斜め前下がりの直線経路であり、側方から見たと
きの検知部材41の移動経路の勾配は、レバー20が正
規の嵌合位置に到達する際に操作部21が描く斜め前下
がりの移動軌跡の勾配よりも緩やかになっている。しか
しながら、全体として双方の移動軌跡を見ると、検知部
材41の待機位置から検知位置への変位方向と、レバー
20が正規の嵌合位置に到達する直前における操作部2
1の移動方向とは、互いに概ね同じ方向、即ち斜め前下
方となっている。
【0022】そして、検知部材41が待機位置にある状
態では、その検知部材41は操作部21の移動経路外、
即ち操作部21の移動軌跡から回動中心に近い内側に外
れた位置にあるため、操作部21が検知部材41と干渉
することはない(図16を参照)。また、レバー20が
正規の嵌合位置まで回動した状態においては、待機位置
にある検知部材41が操作部21の移動経路内に進出し
つつ検知位置へ変位する(図12を参照)。
【0023】さらに、図14に示すように、レバー20
が正規嵌合位置の直前の半嵌合位置にある状態では、待
機位置から検知位置へ移動する途中で、検知部材41の
前端の押動突起43が、操作部21の凹み状の被押動部
25に対して斜め後上方から干渉し、検知位置へ変位す
ることが一旦規制される。そして、同じく図14に示す
ように、レバー20が正規の嵌合位置の直前の半嵌合位
置にあって、待機位置から検知位置へ向けて変位する途
中で検知部材41の押動突起43が操作部21の被押動
部25に当接した状態において、さらにそのまま検知部
材41の変位操作を押し進めると、検知部材41によっ
て操作部21が斜め前下方へ押し動かされ、検知部材4
1が検知位置に到達すると、図15に示すように、レバ
ー20が正規の嵌合位置に到達する。
【0024】また、検知部材41が待機位置にあって、
レバー20が正規の嵌合位置に到達する直前の位置(但
し、上記図14に示すように検知部材41が検知位置へ
の変位途中で操作部21を押動できる位置よりは、初期
位置に近い位置)にある状態では、図16に実線で示す
ように、操作部21が検知部材41に対して上方から被
さるように位置する。この状態では、検知部材41をそ
の後方から指を宛って押そうとしても、操作部21が邪
魔になるために、検知部材41の操作がし難くなってい
る。
【0025】尚、リブ42には、ガイド溝14からの抜
けを規制するための抜止部42Aが形成されており、ま
た、ガイド溝14の後上端には、リブ42をガイド溝1
4に対して着脱するための着脱孔15が開口されてい
る。さらに、ガイド溝14の後上端には、ガイド溝14
内のリブ42が着脱孔へ遊動するのを規制するための狭
窄部16が形成されている。次に、検知部材41を待機
位置に保持するための待機位置保持手段50について説
明する。前面壁12Fにおけるガイド溝14の側方に
は、前面壁12Fにスリットを形成することによって弾
性保持片51が形成されている。弾性保持片51は、そ
の後上端を支点として検知部材41から離間するように
斜め下後方へ弾性撓みし得るようになっており、その弾
性保持片51の外面には保持突起52が形成されてい
る。検知部材41が待機位置にある状態では、検知部材
41の前端縁41Fが保持突起52に対して斜め上後向
から係止することにより、検知部材41が検知位置側へ
の変位を規制された状態に保持される(図10を参
照)。この状態から検知部材41に対して所定以上の押
圧力を付与すると、保持状態が解除され、弾性保持片5
1が斜め下方へ弾性撓みしつつ検知部材41が検知位置
へ向けて斜め前下方へ変位する(図12(b)を参
照)。
【0026】次に、検知部材41を検知位置にロックす
るための検知位置ロック手段60について説明する。前
面壁12Fにおけるガイド溝14の側方(弾性保持片5
1とは反対側)には、前面壁12Fにスリットを形成す
ることによって弾性ロック片61が形成されている。弾
性ロック片61は、その前下端を支点として検知部材4
1から離間するように斜め下後方へ弾性撓みし得るよう
になっており、その弾性ロック片61の外面にはロック
突起62が形成されている。一方、検知部材41の下面
にはロック用受け部41Rが形成されている。検知部材
41が待機位置から検知位置へ変位する過程では、弾性
ロック片61が斜め下方へ弾性撓みさせられる(図12
(a)を参照)。検知部材41が検知位置に到達する
と、弾性ロック片61が弾性復帰し、そのロック突起6
2がロック用受け部41Rに対して斜め上後方から係止
し、もって検知部材41が待機位置側への変位を規制さ
れた状態にロックされる(図13(a)を参照)。
【0027】また、上記のようにレバー20が正規の嵌
合位置にあって検知部材41が検知位置に変位している
状態では、検知部材41の押動突起43が操作部21の
被押動部25に対して斜め上後方から当接しているた
め、検知部材41を検知位置にロックすることで、操作
部21及びレバー20も正規の嵌合位置にロックされる
ことになる。尚、この検知位置ロック手段60によるロ
ックを解除する際には、弾性ロック片61を指で押すな
どして弾性撓みさせてロック突起62をロック用受け部
41Rから解離させればよい。
【0028】次に、本実施形態の作用を説明する。両コ
ネクタ10,30の嵌合に際しては、検知部材41を待
機位置に保持した状態で、レバー20を初期位置から嵌
合位置まで回動させて両コネクタ10,30を嵌合させ
た後、レバー20が正規の嵌合位置まで回動されている
か否かを検知するために、待機位置の検知部材41を検
知位置へ向けて変位させる操作を行う。レバー20が正
規の嵌合位置まで正しく回動されている場合には、図4
に示すように、操作部21が検知部材41に被さる位置
を通過して検知部材41よりも斜め前下方に位置して、
検知部材41がその全体に亘って露出した状態となるた
め、検知部材41を待機位置から検知位置へ変位させる
操作を行うことができる。そして、検知部材41は操作
部21と干渉することなく検知位置へ変位し、待機位置
への復動不能にロックされる。また、検知部材41の押
動突起43が操作部21に係止することで、レバー20
は初期位置側への遊動を不能にロックされる。
【0029】さて、レバー20の回動操作を途中で終え
てしまい、レバー20が正規の嵌合位置に到達しない半
嵌合位置にある場合には、図16に実線で示すように、
操作部21が検知部材41に被さるような位置になるた
め、操作部21が邪魔になって検知部材41を検知位置
へ向けて変位操作することが困難となるのであり、この
操作困難な状態をもってレバー20が半嵌合位置のまま
であることが判る。また、操作部21が検知部材41に
被さるという双方の位置関係によっても、半嵌合状態で
あることが判る。この場合には、レバー20の回動操作
を続行すればよい。
【0030】また、レバー20が半嵌合位置であって、
図16に実線で示す位置よりも更に正規の嵌合位置に近
い位置で回動操作が終わってしまった場合には、検知部
材41を検知位置へ向けて変位させると、検知部材41
は操作部21の移動経路内に進出し、変位の途中で、検
知部材41の押動突起43が操作部21の被押動部25
に当接する(図14を参照)。この状態では、この当接
作用により、検知部材41の変位に抗する抵抗が生じる
が、その抵抗を上回る力でさらに検知部材41を押し動
かすと、操作部21が正規の嵌合位置側へ押動され、検
知部材41が検知位置に達すると同時に、レバー20も
正規の嵌合位置に到達する。
【0031】本実施形態においては、次のような効果を
奏する。 (1)レバー20が正規の嵌合位置に到達した状態では
検知部材41を待機位置から検知位置へ変位させること
ができるのに対し、レバー20が正規の嵌合位置の直前
の半嵌合位置にある状態では、図14に示すように、検
知部材41が操作部21に当接するために待機位置から
検知位置への変位操作が一旦規制された状態となるよう
にしたので、この検知部材41の検知位置への変位の可
否に基づいて、レバー20の回動位置、即ちレバー20
の回動操作が正しく行われたか否かを検知することでき
る。
【0032】(2)検知部材41の待機位置から検知位
置への変位操作は操作部21の近傍で行われるので、レ
バー20を回動操作するために操作部21に添えた手や
指を持ち替えることなく検知部材41の検知操作を行う
ことができるので、操作性に優れている。 (3)検知部材41を操作部21に設けた場合には、レ
バー20の回動操作中に操作部21を摘んでいる指によ
って検知部材41を意図せずして検知位置へ変位させて
しまうことが懸念されるが、本実施形態では、検知部材
41を操作部21ではなく第1コネクタ10に設けたの
で、レバー20の回動操作中に検知部材41が意図せず
に変位させられてしまう虞はない。
【0033】(4)レバー20が図16に実線で示す半
嵌合位置にある状態では、操作部21が検知部材41に
被さるように位置するため、検知部材41の変位操作は
困難となり、また、レバー20が図16に鎖線で示すよ
うに正規嵌合位置に至ると、操作部21が検知部材41
に被さる位置から退避するので、検知部材41の変位操
作を行い易くなる。したがって、レバー20が正規嵌合
位置まで回動されたか否かは、検知部材41の変位操作
がし易いか否かにより判別することができ、換言する
と、検知部材41を変位させる前の段階で判別すること
ができる。つまり、本実施形態によれば、検知部材41
を変位操作する前の段階での判別結果と、実際に検知部
材41を変位操作したことによって得られた判別結果と
の2つ判別結果により、レバー20の回動状態を確実に
検知することができる。
【0034】(5)検知するときの検知部材41の待機
位置から検知位置への変位方向が、レバー20が正規の
嵌合位置に到達する際の操作部21の移動方向と概ね同
じ方向なので、レバー20の回動操作と検知部材41の
検知操作とを一連の操作として行うことができ、操作性
に優れている。 (6)レバー20が半嵌合位置の状態では、検知部材4
1を変位させたときに、変位の途中で検知部材41が操
作部21に当接した状態から検知部材41の変位操作を
更に押し進めることにより、操作部21が検知部材41
によって正規嵌合位置まで押し動かされるので、検知部
材41を変位させる検知操作とは別にレバー20を半嵌
合位置から正規嵌合位置へ回動させる操作を行う、とい
う手間が省ける。
【0035】(7)レバー20を回動操作する間、検知
部材41を待機位置に保持できるようにしたので、検知
部材41が不用意に検知位置へ変位する虞がない。 (8)検知部材41を検知位置にロックするようにした
ので、一旦検知位置に変位させた検知部材41が不用意
に待機位置へ復動したために検知操作が行われていな
い、との錯誤を生じる虞はない。 (9)検知部材41を検知位置にロックすることで、レ
バー20の初期位置への復動を規制することができるの
で、レバー20を正規嵌合位置にロックする手段を別途
に設けずに済んでいる。
【0036】[実施形態2]次に、本発明を具体化した
実施形態2を図17乃至図20を参照して説明する。本
実施形態2のレバー式コネクタは、上記実施形態1にお
いて、レバー20が正規の嵌合位置に到達したところで
待機位置保持手段50による検知部材41の保持を解除
してその検知部材41の検知位置への変位を許容する保
持解除手段70を設けた構成になる。その他の構成につ
いては上記実施形態1と同じであるため、同じ構成につ
いては、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は
省略する。
【0037】保持解除手段70は、操作部21に設けた
解除突起71と、弾性保持片51とによって構成され
る。解除突起71は、操作部21から、レバー20の嵌
合位置への回動時における操作部21の移動方向前方に
向かって突出されている。この解除突起71は、レバー
20が正規の嵌合位置に到達したときに、弾性保持片5
1を押してこれを斜め後下方へ弾性撓みさせる。この弾
性保持片51の弾性撓みにより、図19に示すように、
保持突起52が検知部材41の前端縁41Fから解離す
るように、換言すると、検知部材41の変位経路の外へ
退避するように変位する。これにより、保持突起52に
よる検知部材41の変位規制状態が自動的に解除され、
待機位置にある検知部材41を小さい操作力で検知位置
へ向けて変位させることができる。したがって、待機位
置保持手段50による保持を解除するために弾性保持片
51を指で押すなどの保持解除操作を行わずに済む。
【0038】[他の実施形態]本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では検知部材をレバーの支持母体と
しての第1コネクタに設けたが、本発明によれば、検知
部材はレバーの操作部に設けてもよく、第1コネクタと
操作部の両方に設けてもよい。
【0039】(2)上記実施形態では第1コネクタをコ
ネクタハウジングと電線カバーとを組み付けて構成した
ものとした上で、レバーを電線カバーに支持したが、本
発明によれば、レバーをコネクタハウジングに支持して
もよい。 (3)上記実施形態では検知部材の待機位置から検知位
置への変位方向を、レバーが正規嵌合位置に到達する際
の操作部の移動方向とほぼ同じ方向としたが、本発明に
よれば、検知部材の待機位置から検知位置への変位方向
を、レバーが正規嵌合位置に到達する際の操作部の移動
方向に対してほぼ直交する方向としてもよい。
【0040】(4)上記実施形態では検知部材を第1コ
ネクタの外面に沿うように変位させるようにしたが、本
発明によれば、待機位置から検知位置へ変位するときに
検知部材が第1コネクタの外面から立ち上がるようにし
てもよい。 (5)上記実施形態ではレバーが半嵌合位置にある状態
において、検知部材を待機位置から検知位置へ向けて変
位操作するのに伴い、その検知部材が変位の途中で操作
部に当接してその操作部を正規の嵌合位置へ向けて押動
する構成としたが、本発明によれば、検知部材が操作部
を正規嵌合位置まで押動させる構造とせず、検知部材を
変位させる検知操作とは別にレバーを正規嵌合位置まで
回動させる操作を行うようにしてもよい。
【0041】(6)上記実施形態では待機位置保持手段
を設けたが、本発明によれば、待機位置保持手段を設け
ない構成としてもよい。 (7)上記実施形態では検知位置ロック手段を設けた
が、本発明によれば、検知位置ロック手段を設けない構
成としてもよい。 (8)上記実施形態ではレバーが半嵌合位置のときには
操作部が検知部材に被さって検知部材の変位操作が行い
難くなるようにしたが、本発明によれば、レバーが半嵌
合位置にある状態でも検知部材の変位操作を容易に行う
ことができるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1において両コネクタを離脱した状態
の側面図
【図2】両コネクタを浅く嵌合してカムピンをカム溝に
係合させた状態の側面図
【図3】レバーの回動途中をあらわす側面図
【図4】レバーを正規の嵌合位置まで回動した状態の側
面図
【図5】検知部材を検知位置へ変位させた状態の側面図
【図6】第1コネクタの平面図
【図7】第1コネクタの正面図
【図8】レバーと検知部材を外した状態の電線カバーの
平面図
【図9】図6のB−B断面図
【図10】図6のA−A断面図
【図11】図6のC−C断面図
【図12】(a)検知部材を検知位置へ変位させる途中
の状態をあらわすC−C部分拡大断面図 (b)検知部材を検知位置へ変位させる途中の状態をあ
らわすA−A部分拡大断面図
【図13】(a)検知部材を検知位置へ変位させた状態
のC−C部分拡大断面図 (b)検知部材を検知位置へ変位させた状態のA−A部
分拡大断面図
【図14】待機位置から検知位置へ変位する途中の検知
部材が操作部に当接した状態をあらわすB−B部分拡大
断面図
【図15】検知部材が検知位置に変位した状態をあらわ
すB−B部分拡大断面図
【図16】待機位置の検知部材と半嵌合位置の操作部と
の位置関係をあらわすA−A部分拡大断面図
【図17】実施形態2の第1コネクタの平面図
【図18】図17のD−D断面図
【図19】検知部材を待機位置に保持する状態が操作部
によって解除された状態をあらわすD−D部分拡大断面
【図20】検知部材が検知位置に変位した状態のD−D
部分拡大断面図
【符号の説明】
10…第1コネクタ 20…レバー 21…操作部 22…アーム部 24…カム溝 30…第2コネクタ 31…カムピン 40…回動検知手段 41…検知部材 50…待機位置保持手段 60…検知位置ロック手段 70…保持解除手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1コネクタに、操作部の両端から一対
    のアーム部を延出させてなるレバーをそのアーム部を支
    点として回動可能に支持するとともに、第2コネクタ
    に、前記アーム部のカム溝と係合するカムピンを設けて
    なり、前記第1と第2の両コネクタを浅く嵌合して前記
    カム溝に前記カムピンを係合させた状態で前記レバーを
    初期位置から嵌合位置まで回動させると、前記カム溝と
    前記カムピンの係合によるカム作用により前記両コネク
    タが引き寄せられて嵌合状態に至るようにしたレバー式
    コネクタにおいて、 前記レバーが正規の嵌合位置まで回動したときにおける
    前記操作部の近傍にて待機位置から検知位置へ変位操作
    することを可能とされた検知部材を備え、 前記レバーが正規の嵌合位置に到達した状態では、前記
    検知部材の待機位置から検知位置への変位操作が許容さ
    れ、 前記レバーが正規の嵌合位置に到達する直前の半嵌合位
    置にある状態では、前記検知部材の待機位置から検知位
    置への変位操作が規制されるようにした回動検知手段が
    設けられていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記検知部材を、前記第1コネクタに設
    けたことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記検知部材が待機位置にある状態では
    その検知部材は前記操作部の移動経路外に位置し、 前記レバーが正規の嵌合位置まで回動した状態では、待
    機位置にある前記検知部材が前記操作部の移動経路内に
    進出しつつ検知位置へ変位し、 前記レバーが正規嵌合位置の直前の半嵌合位置にある状
    態では、前記検知部材は前記操作部との干渉によって検
    知位置への変位を規制される構成としたことを特徴とす
    る請求項2記載のレバー式コネクタ。
  4. 【請求項4】 前記レバーが正規の嵌合位置に到達しな
    い半嵌合位置にある状態では、前記操作部が前記検知部
    材に被さるように位置し、 前記レバーが正規の嵌合位置に到達した状態では、前記
    操作部が前記検知部材に被さる位置から退避する構成と
    したことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のレ
    バー式コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記検知部材の待機位置から検知位置へ
    の変位方向が、前記レバーが正規の嵌合位置に到達する
    際の前記操作部の移動方向と概ね同じ方向とされている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載のレバー式コネクタ。
  6. 【請求項6】 前記レバーが正規の嵌合位置の直前の半
    嵌合位置にある状態において、前記検知部材を待機位置
    から検知位置へ向けて変位操作するのに伴い、その検知
    部材が変位の途中で前記操作部に当接してその操作部を
    正規の嵌合位置へ向けて押動する構成としたことを特徴
    とする請求項5記載のレバー式コネクタ。
  7. 【請求項7】 前記検知部材を待機位置に保持する待機
    位置保持手段を備えていることを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
  8. 【請求項8】 前記レバーが正規の嵌合位置に到達した
    ところで前記待機位置保持手段による前記検知部材の保
    持を解除してその検知部材の検知位置への変位を許容す
    る保持解除手段が設けられていることを特徴とする請求
    項7記載のレバー式コネクタ。
  9. 【請求項9】 検知位置に変位した前記検知部材を前記
    操作部に係止させた状態にロックする検知位置ロック手
    段を設け、 この検知位置ロック手段によって前記検知部材を変位規
    制状態にロックすることで、前記レバーの初期位置へ戻
    る方向への回動を規制する構成としたことを特徴とする
    請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のレバー式コネ
    クタ。
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