JP5009538B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、レバーの回動操作により、小さい力で、雄雌コネクタハウジングを嵌合させたり離脱させたりすることのできるレバー式コネクタに関するものである。
従来、多極コネクタのように高嵌合力が必要とされるコネクタの分野では、嵌合力を助勢するためのレバーを備えたレバー式コネクタが利用されている。レバー式コネクタは、互いに嵌合する一方のコネクタハウジング(例えば、雄コネクタハウジング)に、カム溝を有するレバーを回動可能に設けると共に、他方のコネクタハウジング(例えば、雌コネクタハウジング)に、前記カム溝に係合する係合凸部を設け、レバーを回動始端側に位置させた状態で両ハウジングを初期嵌合させることにより、係合凸部をカム溝の入口に入り込ませ、その状態で引き続いて、レバーを回動操作することにより、係合凸部をカム溝の案内により移動させて、それにより、レバーによる梃子の作用を利用しながら小さい力で、両ハウジングを本嵌合させるようにしたものである。
図9、図10は、特許文献1に記載された従来のレバー式コネクタの一例を示す概略構成図であり、図9は係合ピンがカム溝に入り込んだ嵌合初期の状態を示す平面図、図10はレバーを終端位置まで回動させた嵌合終期の状態を示す平面図である。
このレバー式コネクタは、互いに嵌合される雄雌一対のコネクタハウジング110、150を有し、各コネクタハウジング110、150の端子キャビティには、それぞれ図示されない端子が収容されている。一方のコネクタハウジング110の外側面には、コネクタの嵌合操作を行うための断面コ字型のレバー130が取り付けられている。このレバー130の基端部には、軸孔132とカム溝140とが形成され、先端部には取っ手149が設けられている。
カム溝140は、軸孔132の周囲に所定の角度範囲にわたって形成されており、入口141から終端まで、軸孔132の中心(回動中心)からの距離が漸減する曲線形状をなすように形成されている。コネクタハウジング110の外側面には、軸孔132に回動可能に嵌合する支持軸111が立設されており、その支持軸111に軸孔132を嵌合させることで、レバー130が、始端位置と終端位置の間で、支持軸111を中心に所定角度範囲で回動可能に装着されている。
また、相手側のコネクタハウジング150の外側面には、レバー130のカム溝140に嵌合する係合ピン155が突設されている。いったん仮組みされた状態で、係合ピン155は、始端位置に装着されたレバー130のカム溝140の入口141の直前に位置するようになっている。図9は、その入口141から少し係合ピン155がカム溝140に入った状態を示している。
また、レバー130を装着するコネクタハウジング110の支持軸111の後側の位置には、レバー130の基端部の円弧状の外周縁に摺接可能な2個の案内壁112、113が立てられており、各案内壁112、113の隣接した端縁側の上端部には、レバー130の基端部の外周縁に係合可能な庇114、115が設けられ、庇114、115の下にレバー130の基端部の外周縁が摺動可能に嵌まるようになっている。また、レバー130の基端部の外周縁には、レバー130が始端位置にある場合の両庇114、115と対応する位置と、レバー130が終端位置にある場合の同両庇114、115と対応する位置とに、それぞれ両庇114、115を通過可能とする一対ずつの第1と第2の切欠124A、125A、124B、125Bが形成されている。
レバー130は、その基端部の外周縁の切欠124A、125A、124B、125Bを、両案内壁112、113の庇114、115に位置合わせすることで、コネクタハウジング110に対して装着したり取り外したりすることができる。
始点位置にレバー130があるとき、コネクタハウジング110とコネクタハウジング150を初期嵌合させることで、カム溝140の入口141に係合ピン155が位置する。この状態から、取っ手149を掴んでレバー130を終端位置に向けて回動させると、係合ピン155が入口141からカム溝140内に入り込み、カム溝140と係合ピン155との間のカム作用によって、コネクタハウジング110とコネクタハウジング150とが嵌合される。
このレバー130の回動操作の間、レバー130の基端部の外周縁が案内壁112、123の内周面に摺接して案内されると共に、レバー13の基端部の外周縁が庇114、115で押さえられることによって、レバー130は、ぐらつくことなくスムーズに回動される。図10に示すように、レバー130が終端位置まで回動された状態では、コネクタハウジング110、150同士が正規に嵌合されて、雌雄の端子金具同士が正規に接続される。
また、両ハウジング110、150を離脱する場合は、レバー130を反対方向に回動させる。そうすると、カム溝140と係合ピン155との間の逆のてこ作用によって、両ハウジング110、150の嵌合が外れる。
特開2002−25696号公報
ところで、上述のレバー式コネクタでは、レバー130の回動操作によって、コネクタ嵌合力を生じさせるようにしているので、レバー130の回動時に相当の応力が生じる。この応力が過大の場合は、レバー130が大きく変形したり、レバー130が浮き上がったりして、最悪の場合、レバー130が支持軸111から外れてしまうことがある。これを防ぐために、レバー130の浮き上がりや広がり防止用の庇114、115を、案内壁112、113の上端に設けているが、案内壁112、113や庇114、115に対して常時、レバー130の外周縁が摺動する構造になっていたので、レバー130の操作抵抗が大きいという問題があった。また、レバー130を組み付ける際に、切欠124A、125Aと庇114、115が、レバー130の取り付け位置を規制する機能を果たすものの、誤組付のおそれがあった。
本発明は、上記事情を考慮し、レバーの変形や浮き上がりを防止できる上、レバーの装着性が良好で、しかもレバーの回動抵抗の減少を図ることのできるレバー式コネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に軸支され、このレバーに、その回動中心からの距離が漸減する曲線形状をなすカム溝が設けられ、他方のコネクタハウジングに前記カム溝と係合する係合ピンが突設され、前記カム溝に前記係合ピンを係合させた状態で、前記レバーを回動操作することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、前記レバーの外周縁に該レバーの回動方向に空所により間隔をあけて複数の突起部を設けると共に、該レバーを装着する際の前記一方のコネクタハウジングの前記空所に対応する位置に、前記レバーの外周縁に設けた前記複数の突起部と係合することで、該レバーの変形や浮き上がりを防止する複数の受部を設け、それら突起部と受部を、前記両コネクタハウジングの嵌合初期コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合期における前記レバーの回動領域では互いに係合し、且つ、前記両コネクタハウジングの嵌合初期と前記コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合後期とを避けた嵌合の中間位置での前記レバーの回動領域では前記空所により非係合となって、その非係合となるレバーの回動領域にて、前記一方のコネクタハウジングに対しての前記レバーの装着が可能となる位置関係で設ける一方、前記レバーを回動可能に軸支するために前記一方のコネクタハウジングに突設された支持軸の先端に、前記レバーに穿設された軸孔を前記支持軸に嵌合させた状態で、該レバーの抜けを阻止すると共に該レバーを装着可能な位置にセットしたときに前記軸孔を通過し得るように一方向へ突き出した係止突起を設けたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレバー式コネクタであって、前記突起部と受部のいずれか一方を、前記レバーの浮き上がり方向に間隔をおいて二重となった二重壁構造とし、二重壁の隙間に他方が係合するようにしたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載のレバー式コネクタであって、前記突起部と受部に、前記レバーの回動を許容しながら互いの係合を強化するように互い違いに突出して摺接するリブをそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、レバーの浮き上がりを防止する突起部と受部を、両コネクタハウジングの嵌合初期コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合期におけるレバーの回動領域では互いに係合し、両コネクタハウジングの嵌合初期とコネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合後期とを避けた嵌合の中間位置でのレバーの回動領域では空所により非係合となるような位置関係で設けたので、レバーの回動抵抗をできるだけ減少させることができ、操作性の向上が図れる。この場合、両コネクタハウジングの嵌合初期からコネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合終期の期間に突起部と受部が係合することにより、レバーの変形や浮き上がりによるレバーの抜け防止を図ることができ、確実なコネクタの嵌合を行うことができる。また、突起部と受部が空所により非係合となるレバーの回動領域において、一方のコネクタハウジングに対してのレバーの装着が可能となるようにしているので、その位置に適正な姿勢でレバーをセットした状態のときだけ、無理せずにレバーを一方のコネクタハウジングに装着することができ、誤装着を防止することができる。さらに、受部と突起部の係合によるレバーの抜け止め作用と、支持軸の先端の係止突起によるレバーの抜け止め作用の両方を同時に得ることができるので、レバーとコネクタハウジングの摺動抵抗を分散し、多点でレバーの変形や浮き上がりを安定的に規制することができる。
請求項2の発明によれば、突起部と受部のいずれかを二重壁構造とし、二重壁の隙間に相手側を受け入れるようにしたので、レバーの変形や浮き上がりをより有効に規制することができる。
請求項3の発明によれば、突起部と受部が係合した際の係合強度を該突起部と受部に互い違い突出して摺接するように設けられたリブによりアップすることができ、レバーの変形や浮き上がりをより有効に防止することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1実施形態のレバー式コネクタの一部構成を示す分解平面図、図2はレバーを装着した状態を示す平面図、図3はレバーを始点位置まで回動させた状態を示す平面図、図4は図3のIV−IV矢視断面図である。
このレバー式コネクタは、互いに嵌合される雄雌一対のコネクタハウジングを有するものであるが、図1〜図4では片方のコネクタハウジング10側の構成のみ示す。コネクタハウジング10の端子キャビティには、図示されない端子が収容されている。
このコネクタハウジング10の外側面には、コネクタの嵌合操作を行うための断面コ字型のレバー30が取り付けられている。このレバー30の基端部には、軸孔32とカム溝40とが形成され、先端部には取っ手49が設けられている。
カム溝40は、軸孔32の周囲に所定の角度範囲にわたって形成されており、入口41から終端まで、軸孔32の中心(回動中心)からの距離が漸減する曲線形状をなすように形成されている。コネクタハウジング10の外側面には、軸孔32に回動可能に嵌合する支持軸12が立設されており、その支持軸12に軸孔32を嵌合させることで、レバー30が、始端位置と終端位置の間で、支持軸12を中心に所定角度範囲で回動可能に装着されている。
また、レバー30の外周縁には、レバー30の回動方向に間隔をあけて3つの突起部35、36、37が設けられている。隣接する突起部35、36、37の間には、後述する受部14に対応した平面形状の空所38、39が設けられている。
また、相手側のコネクタハウジングの外側面には、例えば、図9に示したものと同様に、レバー30のカム溝40に嵌合する係合ピンが突設されている。いったん仮組みされた状態で、係合ピンは、始端位置に装着されたレバー30のカム溝40の入口41の直前に位置するようになっている。
また、レバー30を装着する際のコネクタハウジング10の支持軸12の後側の位置には、レバー30の基端部の円弧状の外周縁に設けられた2つの空所38、39に対応させて2個の受部14が設けられている。これら受部14には、レバー30の回動時に、突起部35、36、37の通過する溝14aが設けられており、受部14は、レバー30の外周縁に設けた突起部35、36、37と係合することで、レバー30の変形や浮き上がりを防止する役目を果たす。また、片方の受部14には、レバー30の装着時にレバー30を誘導するための誘導壁16が設けられている。
これら突起部35、36、37と受部14は、コネクタハウジング10と相手側のコネクタハウジングの嵌合初期コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジング10の嵌合期におけるレバー30の回動領域では互いに係合し、且つ、該両コネクタハウジング10の嵌合初期とコネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジング10の嵌合後期とを避けた嵌合の中間位置でのレバー30の回動領域では空所38、39により非係合となるように、その位置関係が定められている。そして、非係合となるレバー30の回動領域において、コネクタハウジング10に対してのレバー30の装着ができるようになっている。
また、図4に示すように、レバー30を回動可能に軸支するために突設した支持軸12の先端には、レバー30の軸孔32を支持軸12に嵌合させた状態で、レバー30の抜けを阻止するための係止突起12aが設けられている。この係止突起12aは、レバー30を装着可能位置にセットしたときに、軸孔32を通過し得るようになっている。
次に作用を説明する。
レバー30をコネクタハウジング10に装着する場合は、図1に示す装着可能位置にレバー30を位置決めする。この位置では、レバー30の突起部35、36、37と受部14が干渉しないので、レバー30を支持軸12に装着することができる。このとき、軸孔32は、支持軸12の上端の係止突起12aを通過することができる。このように突起部35、36、37と受部14の外形は装着方向の軸に対し非対象な位置関係で、レバー30の装着可能位置を規定しているので、その位置に適正な姿勢でレバー30をセットした状態のときだけ、無理せずにレバー30をコネクタハウジング10に装着することができ、誤装着を防止することができる。
このようにレバー30を装着した状態で、図3に示す始点位置にレバー30を回動させる。そして、コネクタハウジング10を相手側のコネクタハウジングと初期嵌合させる。そうすると、カム溝40の入口41に相手コネクタの係合ピンが位置することになる。この状態から、取っ手49を掴んでレバー30を終端位置に向けて回動させると、係合ピンが入口41からカム溝40内に入り込み、カム溝40と係合ピンとの間のカム作用によって、コネクタハウジング10が相手側のコネクタハウジングとが嵌合される。
このレバー30の回動操作の間、突起部35、36、37と受部14は、コネクタの嵌合力の高くなるレバー回動領域でのみ互いに係合し、コネクタの嵌合力の低くなるレバー回動領域では非係合となる。従って、レバー30の回動抵抗をできるだけ減少させることができ、操作性の向上が図れる。この場合、コネクタの嵌合力の高くなるレバー回動領域としては、コネクタハウジングの嵌合初期とコネクタ内の端子同士が嵌合するときが挙げられ、それらの期間に突起部35、36、37と受部14が係合することにより、レバー30の変形や浮き上がりによるレバー30の抜け防止を図ることができ、確実なコネクタの嵌合を行うことができる。
また、本実施形態では、受部14と突起部35、36、37の係合によるレバー30の抜け止め作用と、支持軸12の先端の係止突起12aによるレバー30の抜け止め作用の両方を同時に得ることができるので、レバー30とコネクタハウジング10の摺動抵抗を分散し、多点でレバー30の変形や浮き上がりを安定的に規制することができる。
また、コネクタを離脱させる場合は、レバー30を反対方向に回動させる。そうすると、カム溝40と係合ピンとの間の逆のてこ作用によって、両ハウジングの嵌合が外れる。
図5は本発明の第2実施形態のレバー式コネクタにおけるレバーの構成を示す斜視図、図6はそのレバーとコネクタハウジングの組み合わせ状態を示す断面図である。
図中の二点鎖線Aで囲んだ部分が第1実施形態からの変更点であり、この実施形態では、レバー30Aの突起部35、36、37を、レバー30Aの浮き上がり方向に間隔をおいて二重となった二重壁構造とし、二重壁の隙間35a、36a、37aに、コネクタハウジング10A側の受部14を係合させるようにしている。この場合は、突起部35、36、37側を二重壁構造としたが、反対に、受部14側を二重壁構造として、その隙間に突起部35、36、37を係合させるようにしてもよい。
このようにすれば、レバー30Aの変形や浮き上がりを更に有効に規制することができる。
図7は本発明の第3実施形態のレバー式コネクタにおけるレバーの構成を示す斜視図、図8はそのレバーとコネクタハウジングの組み合わせ状態を示す断面図である。
図8中の二点鎖線Bで囲んだ示す部分が第1実施形態からの変更点であり、この実施形態では、レバー30Bの突起部35、36、37とコネクタハウジング10B側の受部14に、レバー30Bの回動を許容しながら互いの係合を強化するように互い違いに突出して摺接するリブ35f、36f、37f、14fをそれぞれ設けている。
このようにすれば、突起部35、36、37と受部14が係合した際の係合強度をアップすることができ、レバー30Bの変形や浮き上がりを更に有効に防止することができる。
本発明の第1実施形態のレバー式コネクタの一部構成を示す分解平面図である。 レバーを装着した状態を示す平面図である。 レバーを始点位置まで回動させた状態を示す平面図である。 図3のIV−IV矢視断面図である。 本発明の第2実施形態のレバー式コネクタにおけるレバーの構成を示す斜視図である。 そのレバーとコネクタハウジングの組み合わせ状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態のレバー式コネクタにおけるレバーの構成を示す斜視図である。 そのレバーとコネクタハウジングの組み合わせ状態を示す断面図である。 従来のレバー式コネクタの一例を示す概略構成図で、係合ピンがカム溝に入り込んだ嵌合初期の状態を示す平面図である。 図9の状態からレバーを終端位置まで回動させた嵌合終期の状態を示す平面図である。
符号の説明
10,10A,10B コネクタハウジング
12 支持軸
12a 係止突起
14 受部
30,30A,30B レバー
32 軸孔
35,36,37 突起部
35a,36a,37a 隙間
14f,35f,36f,37f リブ
38,39 空所
40 カム溝

Claims (3)

  1. 互いに嵌合される一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウジングにレバーが回動可能に軸支され、このレバーに、その回動中心からの距離が漸減する曲線形状をなすカム溝が設けられ、他方のコネクタハウジングに前記カム溝と係合する係合ピンが突設され、前記カム溝に前記係合ピンを係合させた状態で、前記レバーを回動操作することにより、前記両コネクタハウジングの嵌合と離脱を助勢するレバー式コネクタにおいて、
    前記レバーの外周縁に該レバーの回動方向に空所により間隔をあけて複数の突起部を設けると共に、該レバーを装着する際の前記一方のコネクタハウジングの前記空所に対応する位置に、前記レバーの外周縁に設けた前記複数の突起部と係合することで、該レバーの変形や浮き上がりを防止する複数の受部を設け、それら突起部と受部を、前記両コネクタハウジングの嵌合初期コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合期における前記レバーの回動領域では互いに係合し、且つ、前記両コネクタハウジングの嵌合初期と前記コネクタ内の端子同士が嵌合する該両コネクタハウジングの嵌合後期とを避けた嵌合の中間位置での前記レバーの回動領域では前記空所により非係合となって、その非係合となるレバーの回動領域にて、前記一方のコネクタハウジングに対しての前記レバーの装着が可能となる位置関係で設ける一方、前記レバーを回動可能に軸支するために前記一方のコネクタハウジングに突設された支持軸の先端に、前記レバーに穿設された軸孔を前記支持軸に嵌合させた状態で、該レバーの抜けを阻止すると共に該レバーを装着可能な位置にセットしたときに前記軸孔を通過し得るように一方向へ突き出した係止突起を設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 請求項1に記載のレバー式コネクタであって、
    前記突起部と受部のいずれか一方を、前記レバーの浮き上がり方向に間隔をおいて二重となった二重壁構造とし、二重壁の隙間に他方が係合するようにしたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  3. 請求項1に記載のレバー式コネクタであって、
    前記突起部と受部に、前記レバーの回動を許容しながら互いの係合を強化するように互い違いに突出して摺接するリブをそれぞれ設けたことを特徴とするレバー式コネクタ。
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