JP2002025696A - レバー式コネクタ - Google Patents

レバー式コネクタ

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JP2002025696A
JP2002025696A JP2000201166A JP2000201166A JP2002025696A JP 2002025696 A JP2002025696 A JP 2002025696A JP 2000201166 A JP2000201166 A JP 2000201166A JP 2000201166 A JP2000201166 A JP 2000201166A JP 2002025696 A JP2002025696 A JP 2002025696A
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lever
lock arm
housings
connector
fitted
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JP2000201166A
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Yoshio Okura
良夫 大倉
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 両コネクタハウジングを高い信頼性を持って
正規嵌合し得るレバー式コネクタを提供する。 【解決手段】 雄ハウジング10に着脱可能に軸支され
たレバー20のカム溝27に、相手の雌ハウジング15
のフォロワピン41が嵌められ、レバー20の回動操作
により両ハウジング10,15が嵌合される。雌ハウジ
ング15には突起51を有するロックアーム50が、雄
ハウジング10には突起51に係止可能な係止部57が
設けられる。互いに突き当たる係止部57の前縁58
と、突起51の前面52とはほぼ鉛直面状に形成され
て、突起51が係止部57の内面側に乗り上げ難くさ
れ、その乗り上がることに要する力のピークが、両ハウ
ジング10,15に収容された雌雄の端子金具同士が接
続する際の摩擦力等のピークよりも大きくなるように設
定され、慣性ロック機構が構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバー式コネクタ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多極のコネクタのように高嵌合力
が必要とされるものでは、嵌合力を助勢するためにレバ
ー式コネクタが採用されている。このレバー式コネクタ
は、例えば雄ハウジングにカム溝を設けたレバーを回動
可能に設けるとともに、相手の雌ハウジングにカム溝に
嵌合するフォロワを設けた構造であって、レバーを回動
始端側に位置させた状態で両ハウジングを嵌合すると、
フォロワがカム溝の入口に臨み、引き続いてレバーを回
動操作すると、フォロワがカム溝内を移動しつつ両ハウ
ジングが互いに引き寄せられて嵌合されるようになって
おり、すなわちレバーのてこ作用を利用して両ハウジン
グを小さな力で嵌合しようとするものである。なおこの
種のレバー式コネクタは、例えば特開平6−27533
7号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記のような
レバー式コネクタでは、レバーを回動終端まで回動した
ことを以て、両ハウジングが正規に嵌合されたもの、す
なわち雌雄の対向した端子金具同士が正規に接続された
ものとみなしているが、レバーが終端付近まで回動され
ると、低嵌合力とは言えども相応の抵抗を受けるため
に、正規に終端に至る前に回動操作を停止してしまい、
両ハウジングが半嵌合状態に留め置かれるおそれがあっ
た。また、レバーが終端まで回動されたとしても、製造
上の誤差等により両ハウジングが半嵌合で留め置かれる
場合もあり、信頼性に欠ける嫌いがあった。本発明は上
記のような事情に基づいて完成されたものであって、そ
の目的は、両コネクタハウジングを高い信頼性を持って
正規嵌合し得るレバー式コネクタを提供するところにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの手段として、請求項1の発明は、互いに嵌合される
一対のコネクタハウジングのうちの一方のコネクタハウ
ジングにはレバーが回動可能に軸支されて、このレバー
に前記回動中心からの距離が漸減する曲線形状をなすカ
ム溝が設けられるとともに、他方のコネクタハウジング
には前記カム溝と係合可能なフォロワが設けられ、前記
レバーの回動操作により前記両コネクタハウジングが嵌
合されるものにおいて、前記両コネクタハウジングのい
ずれか一方には弾性的に傾動可能なロックアームが、他
方には前記ロックアームに係止可能な係止部がそれぞれ
設けられ、前記両コネクタハウジングの嵌合過程では、
前記ロックアームが前記係止部に当接したのち傾動変形
しつつ前記係止部を乗り越え、正規嵌合に至ったところ
でロックアームが復動して前記係止部に係止される構成
とされ、その際の嵌合抵抗が、前記両コネクタハウジン
グに装着された端子金具間の接続抵抗よりも大に設定さ
れているところに特徴を有する。
【0005】請求項2の発明は、請求項1に記載のもの
において、前記カム溝は、前記ロックアームが前記係止
部に乗り上げる際の領域に比べて乗り上げた後の領域の
方が、前記回動中心からの距離の減少率が高くなるよう
に設定されているところに特徴を有する。請求項3の発
明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、
前記レバーが着脱可能に支持されるようになっていると
ころに特徴を有する。
【0006】
【発明の作用及び効果】<請求項1の発明>レバーの回
動操作によって両コネクタハウジングが嵌合され、嵌合
途中でロックアームが係止部に当接したのち傾動変形し
つつ係止部を乗り越え、正規嵌合に至ったところでロッ
クアームが復動して係止部に係止されてロックされる。
ここで、ロックアームが係止部に乗り上がることに要す
る力のピークが、両コネクタハウジングに装着された雌
雄の端子金具同士が接続される際の摩擦力のピークより
も大きくなるように設定されているから、ロックアーム
が係止部に乗り上げさえすれば、後は慣性力によってコ
ネクタハウジングが押し込まれ、雌雄の端子金具同士が
正規に接続された状態で両コネクタハウジング間がロッ
クされる。レバー式コネクタにおいていわゆる慣性ロッ
ク機構を採用したことによって、両コネクタハウジング
を高い信頼性を持って正規嵌合することができる。
【0007】<請求項2の発明>ロックアームが係止部
に乗り上げた後は慣性力で嵌合が進むから、レバーによ
る助勢は少しで足りる。したがって、カム溝における乗
り上げが完了した後に対応する領域では、回動中心から
の距離の減少率が高くされ、いわゆるカム溝の傾斜が急
に形成されている。その結果、レバーの回動角度が少し
で済み、ひいてはレバーを回動操作するための作業スペ
ースを減少させることができる。 <請求項3の発明>嵌合操作した後でレバーを外すこと
により、正規嵌合された状態のコネクタの小型化を図る
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図9に基づいて説明する。この実施形態では、図
1に示すように、互いに嵌合される雄側のコネクタハウ
ジング10(以下、雄ハウジングという)と、雌側のコ
ネクタハウジング15(以下、雌ハウジングという)と
を有するとともに、これらを嵌合操作するための治具状
のレバー20を備えている。なお以下では、それぞれの
ハウジング10,15について嵌合面側を前面として説
明する。
【0009】雄ハウジング10は合成樹脂製であって、
図2にも示すように、扁平なブロック状をなす本体部1
1の前面にフード部12が形成された形状である。本体
部11内には多数のキャビティ13が整列して形成さ
れ、各キャビティ13内に、雄側端子金具(図示せず)
が後面側から挿入されて、それぞれのタブをフード部1
2内に突出させた状態で収容されている。雌ハウジング
15は同じく合成樹脂製であって、図3にも示すよう
に、雄ハウジング10のフード部12内に嵌合可能な扁
平なブロック状に形成されている。雌ハウジング15内
にも、多数のキャビティ16が雄側と対応して形成さ
れ、各キャビティ16内に、雌側端子金具(図示せず)
が後面側から挿入されて収容されている。
【0010】レバー20の回動操作機構は次のようであ
る。レバー20は同じく合成樹脂製であって、柄21の
先端に逆扇形に拡幅された規制部22を介して円盤部2
3を設けた形状となっている。このレバー20は、規制
部22の一端側の上面にのみ肉盛りがされている以外
は、一定の板厚に形成されている。レバー20には、そ
の円盤部23の中心に軸孔25が開口されているととも
に、上記した規制部22の一端の肉盛部24から軸孔2
5の付近にわたって、詳しくは後記するカム溝27が形
成されており、入口28は肉盛部24内に設けられてい
る。
【0011】雄ハウジング10のフード部12の上面に
は、その幅方向の中心でかつ前縁に寄った位置におい
て、レバー20の軸孔25に回動可能に嵌合する軸30
が立てられている。レバー20は、規制部22のうちの
肉盛部24を設けた側と反対側の端部が、後記する一方
の案内壁35に当たった状態の始端位置(図5参照)
と、規制部22の肉盛部24を設けた端部が他方の案内
壁35に当たった状態の終端位置(図8参照)との間
で、軸30を中心として所定の角度範囲で回動可能とさ
れている。軸30はレバー20の板厚よりも少し背が高
く形成され、その上端部に、正面から見た左側に突出す
るようにして係止片31が面一に形成されている。一
方、レバー20の軸孔25の口縁には、レバー20が始
端位置にある場合の係止片31と対応する位置と、レバ
ー20が終端位置にある場合の同係止片31と対応する
位置との2箇所に、それぞれ係止片31を通過可能とす
る第1と第2の逃がし溝33A,33Bが形成されてい
る。
【0012】雄ハウジング10の上面における軸30の
突設位置の後方の領域には、レバー20の円盤部23の
外周面に摺接可能な2個の案内壁35が立てられてい
る。各案内壁35は、円盤部23の外周面と密着される
曲率で1/4円弱の円弧形に形成されており、軸30を
挟んだ左右両側に所定間隔を開けて配され、両方で半円
形をなすように設けられている。両案内壁35は、軸3
0と同じく、レバー20の板厚より少し背が高く形成さ
れ、両案内壁35の隣接した端縁側の上端部に、レバー
20の円盤部23の上面の外周縁に係止可能な庇36が
それぞれ面一に形成されている。一方、レバー20の円
盤部23の外周縁には、レバー20が始端位置にある場
合の両庇36と対応する位置と、レバー20が終端位置
にある場合の同両庇36と対応する位置とに、それぞれ
両庇36を通過可能とする一対ずつの第1と第2の切欠
38A,38Bが形成されている。
【0013】雌ハウジング15の上面には、その幅方向
の中央部でかつ後縁に寄った位置において台部40が形
成され、この台部40は、雌ハウジング15が雄ハウジ
ング10のフード部12内に嵌合された場合に、フード
部12の上面と面一となる高さを有している。この台部
40の中心に、レバー20のカム溝27に嵌合するフォ
ロワピン41が立てられている。また、雌ハウジング1
5が雄ハウジング10のフード部12に嵌合された場合
に、所定寸法押し込まれたところで、一旦仮組みされる
ようになっており、このときフォロワピン41は、図5
に示すように、始端位置に装着されたレバー20のカム
溝27の入口28の直前に対応する設定となっている。
【0014】さて、雌ハウジング15における正面から
見た左側面には、ロックアーム50が設けられている。
このロックアーム50は、左側面の幅方向の中央におい
て、前縁から少し入った位置から後方に向けて延出され
た片持ち状に形成されており、延出端側が弾性的に撓み
変形可能とされている。ロックアーム50の長さ方向の
ほぼ中央部における外面には、突起51が形成されてい
る。一方、雄ハウジング10のフード部12における対
応した面には、ロックアーム50を導入すべく外側に膨
出した膨出部55が形成され、その膨出部55の天井面
における前縁から少し入った位置から後方に向けて溝5
6が切られ、その溝56の前方部分が、ロックアーム5
0の突起51に係止可能な係止部57とされている。そ
して、上記のように両ハウジング10,15が仮組みさ
れた場合には、ロックレバー20の突起51は係止部5
7の少し手前に位置する設定となっている。
【0015】したがって、仮組み位置から雄ハウジング
10のフード部12内に雌ハウジング15がさらに嵌合
されると、途中で突起51の前面52が係止部57の前
縁に当たり、このとき両ハウジング10,15に収容さ
れた端子金具同士は接触開始の直前の状態となる。さら
に嵌合が進むと、ロックアーム50が撓み変形して係止
部57の内面に乗り上げつつ押し込まれ、対応する雌雄
の端子金具同士が次第に接続され、雌ハウジング15が
正規位置まで嵌合されると、端子金具同士が正規に接続
され、また、ロックアーム50が復元変形して突起51
が溝56内に嵌合し、係止部57の後方に係止されて嵌
合状態にロックされるようになっている。
【0016】ここで、係止部57の前縁58は鉛直面と
なっているとともに、ロックアーム50の突起51の前
面52は、鉛直面に近い急な上り勾配の傾斜面に形成さ
れており、突起51が係止部57の内面側に対して乗り
上げ難くなっており、乗り上げさせるためには大きな力
を要する。そして、突起51が係止部57の内面に乗り
上がることに要する力のピークが、上記の両ハウジング
10,15に収容された雌雄の端子金具同士が接続する
際の摩擦力等のピークよりも大きくなるように設定され
ている。
【0017】また、レバー20に設けられたカム溝27
は、基本的には、入口28から終端に向かうに従って、
軸孔25からの距離が次第に小さくなる曲線状に形成さ
れているが、この実施形態では、図6に示すように、ロ
ックアーム50の突起51が係止部57に乗り上げる部
分を境として、その前側(入口28側)の領域27Aで
は、軸孔25からの距離の減少率が低く、すなわち傾斜
が緩やかであり、一方後側の領域27Bでは、上記の距
離の減少率が高く、すなわち傾斜が急となった形状に形
成されている。
【0018】本実施形態は上記のような構造であって、
続いてその作用を説明する。雄ハウジング10のフード
部12内に雌ハウジング15を嵌合し、図4に示すよう
に仮組みする。次に、レバー20が取り付けられる。レ
バー20は、その円盤部23に設けられた一対の第1切
欠38Aを、両案内壁35の庇36に合わせた姿勢とさ
れる。それに伴い、軸孔25に設けられた第1逃がし溝
33Aが軸30の係止片31に整合するから、係止片3
1を第1逃がし溝33Aに通過させ、また両庇36を第
1切欠38Aに通過させつつ、図5に示すように軸孔2
5が軸30に嵌められ、同時に円盤部23の外周面が、
両案内壁35の内面にわたって密着して当接される。ま
た、カム溝27の入口28の直前にフォロワピン41が
臨んだ状態となる。
【0019】この状態から、柄21を掴んでレバー20
を図5の時計回り方向に回動すると、フォロワピン41
が入口28からカム溝27内に入り込み、カム溝27と
フォロワピン41との間のカム作用によって雌ハウジン
グ15が雄ハウジング10のフード部12内に次第に引
き込まれる。レバー20の回動操作に伴い、まず図6に
示すように、ロックアーム50の突起51前面52が、
係止部57の前縁58に突き当たり、引き続いて図7に
示すように、ロックアーム50が撓み変形しつつ突起5
1が係止部57の内面側に乗り上げ、突起51が乗り上
げたのちは慣性力で雌ハウジング15が押し込まれ、対
応する端子金具同士が次第に接続される。なおレバー2
0の回動操作の間、円盤部23の外周面が案内壁35の
内面に摺接して案内されるし、円盤部23の外周縁が庇
36で押さえられ、また軸孔25の口縁が係止片31で
押さえられていることによって、レバー20はぐらつく
ことなくスムーズに回動される。
【0020】図8に示すように、レバー20が終端位置
まで回動された状態では、雌ハウジング15がフード部
12の奥方にまで正規嵌合されて、雌雄の端子金具同士
が正規に接続される。またロックアーム50が復元変形
しつつその突起51が係止部57の後方に係止されて、
正規嵌合状態にロックされる。このレバー20が終端位
置まで回動されたときには、円盤部23の一対の第2切
欠38Bが両庇36に、また軸孔25の第2逃がし溝3
3Bが係止片31にそれぞれ整合しているから、係止片
31を第2逃がし溝33Bに通過させ、また両庇36を
第2切欠38Bに通過させつつ、軸孔25を軸30から
抜いて、レバー20を外すことができる(図9)。
【0021】両ハウジング10,15を離脱する場合
は、図9の状態から、図8に示すようにレバー20を終
端位置に取り付け、ロックアーム50を強制的に押圧し
てロックを解除しつつレバー20を同図の反時計回り方
向に回動させると、カム溝27とフォロワピン41との
間の逆のてこ作用によって雌ハウジング15がフード部
12内から次第に引き抜かれる。図5に示すように、レ
バー20が始端位置に回動されたら、両ハウジング1
0,15が元の仮組みの状態に戻され、その間に雌雄の
端子金具同士は解離される。同時にレバー20が取り外
し可能な状態になるから、レバー20を取り外したの
ち、後は手作業によって両ハウジング10,15を引き
離せばよい。
【0022】以上説明したように本実施形態によれば、
レバー式のコネクタにおいていわゆる慣性ロック機構を
採用したから、両ハウジング10,15を高い信頼性を
持って正規嵌合することができ、ひいては対応する雌雄
の端子金具同士を正確に接続することができる。上記の
ように慣性ロック機構を採用すると、ロックアーム50
の突起51が係止部57に乗り上げた後は慣性力で嵌合
が進むから、レバー20による助勢は少しで足りる。し
たがって、カム溝27における乗り上げが完了した後の
後側の領域27Bでは、軸孔25からの距離の減少率を
高く、いわゆるカム溝の傾斜を急にして形成することが
でき、その結果、レバー20の回動角度が少しで済み、
ひいてはレバー20を回動操作するための作業スペース
を減少させることが可能となる。またレバー20は着脱
可能としてあるから、特に嵌合した後でレバー20を外
すことにより、正規嵌合された状態のコネクタの小型化
を図ることができる。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。 (1)上記実施形態では、レバーの回動操作の円滑化を
図るために案内壁や庇を設けてあるが、それらは省略し
てもよい。 (2)またレバーは、着脱式ではなくてハウジングに一
体的に組み付けられていてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る嵌合前の一部切欠平
面図
【図2】雄ハウジングの正面図
【図3】雌ハウジングの正面図
【図4】両ハウジングを仮組みした状態の一部切欠平面
【図5】レバーを始端位置に装着した状態の一部切欠平
面図
【図6】レバーの突起が係止部に当接した状態の一部切
欠平面図
【図7】レバーの突起が係止部に乗り上げた直後の状態
の一部切欠平面図
【図8】両ハウジングが正規嵌合された状態の一部切欠
平面図
【図9】レバーを外した状態の平面図
【符号の説明】
10…雄ハウジング 12…フード部 15…雌ハウジング 20…レバー 25…軸孔 27…カム溝 27A…(カム溝27の)前側の領域 27B…(カム溝27の)後側の領域 30…軸 41…フォロワピン 50…ロックアーム 51…突起 52…(突起51の)前面 55…膨出部 56…溝 57…係止部 58…(係止部57の)前縁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合される一対のコネクタハウジ
    ングのうちの一方のコネクタハウジングにはレバーが回
    動可能に軸支されて、このレバーに前記回動中心からの
    距離が漸減する曲線形状をなすカム溝が設けられるとと
    もに、他方のコネクタハウジングには前記カム溝と係合
    可能なフォロワが設けられ、前記レバーの回動操作によ
    り前記両コネクタハウジングが嵌合されるものにおい
    て、 前記両コネクタハウジングのいずれか一方には弾性的に
    傾動可能なロックアームが、他方には前記ロックアーム
    に係止可能な係止部がそれぞれ設けられ、前記両コネク
    タハウジングの嵌合過程では、前記ロックアームが前記
    係止部に当接したのち傾動変形しつつ前記係止部を乗り
    越え、正規嵌合に至ったところでロックアームが復動し
    て前記係止部に係止される構成とされ、その際の嵌合抵
    抗が、前記両コネクタハウジングに装着された端子金具
    間の接続抵抗よりも大に設定されていることを特徴とす
    るレバー式コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記カム溝は、前記ロックアームが前記
    係止部に乗り上げる際の領域に比べて乗り上げた後の領
    域の方が、前記回動中心からの距離の減少率が高くなる
    ように設定されていることを特徴とする請求項1記載の
    レバー式コネクタ。
  3. 【請求項3】 前記レバーが着脱可能に支持されるよう
    になっていることを特徴とする請求項1また請求項2記
    載のレバー式コネクタ。
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