JP2004014142A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Tetsuya Shinozaki
篠崎 哲也
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Abstract

【課題】レバーが正規の嵌合位置まで回動されたことを容易に確認できるレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】検知部材60は、ホルダ11の収容凹部16の開口縁に沿って待機位置と検知位置との間を移動可能に設けられており、その移動経路が、レバー40の回動軸と略直交する面に沿い且つレバーの回動経路と交差する経路とされている。この検知部材60は、レバーが40正規嵌合位置に達するまでは、収容凹部16から突出したレバー40のカム板部41と干渉することで検知位置への移動が規制され、レバー40が正規嵌合位置に達すると、移動方向前方から退避したカム板部41と非干渉になって検知位置への移動が許容されるようになっている。
【選択図】図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー式コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
レバー式コネクタは、互いに嵌合可能なコネクタのうちの一方のハウジングに相手側との嵌合を助勢するためのレバーを取り付けたものである。一般にレバーは、カム溝の形成された一対のカム板部とこれらを繋ぐ操作部とを有する門型をなし、レバーがハウジングを跨ぐような格好で、両カム板部がハウジングの両側面に形成された支持軸に回動可能に取り付けられている。コネクタを嵌合するに際しては、まずレバーを初期位置として相手側コネクタに突設されたカムピンをレバーのカム溝に係合させ、次いでレバーを嵌合完了位置へと回動操作することで、カムピンとカム溝とのカム作用によって両コネクタが引き寄せられ嵌合状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにレバーを用いてコネクタ同士を嵌合させるものでは、レバーの回動操作にある程度の操作力が必要であることから、作業者がレバーを正規の嵌合位置まで完全に回動させずに、半嵌合の状態のままで回動操作を途中で終えてしまう、ということが懸念される。
【0004】
この場合、レバーの回動位置が正規の嵌合位置から大きく離れていれば、目視によって容易に判別できるのであるが、レバーが正規嵌合位置の直前の位置に留まっている場合には、正規嵌合位置まで回動されたか否かを目視によって判別することは困難である。
【0005】
そこで、例えば特開2001−110524号公報に示されるように、コネクタ同士が完全に嵌合され、レバーが正規位置に至った場合に限って、レバーに組み付けられた検知体を検知位置へ移動可能とすることにより、コネクタが完全に嵌合されているか否かを検知できるようにしたものがある。
【0006】
しかしながら、コネクタの小型化の要請に伴ってレバーも小型・薄肉化されるため、上記のように検知体をレバーに組み込んだ構成のものでは検知体の変位量を大きく確保することができず、目視確認がし難いという問題がある。
【0007】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーが正規の嵌合位置まで回動されたことを容易に確認できるレバー式コネクタを提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段、作用および効果】
上記課題を解決するための請求項1のレバー式コネクタは、互いに嵌合可能な一対のコネクタのうちの一方のコネクタに設けられたハウジングには、他方のコネクタと係合可能なレバーが回動可能に取り付けられ、両コネクタの嵌合に際しては、レバーを初期位置として他方のコネクタと係合させ、その状態からレバーを正規嵌合位置へ回動操作することによりレバーと前記他方のコネクタとの間のカム作用によって両コネクタを互いに引き寄せて正規嵌合状態とするようになっているとともに、レバーが正規嵌合位置に達したか否かを検知する検知部材を備えているものであって、検知部材が、待機位置と検知位置との間での移動を可能にハウジングに設けられているとともに、その待機位置と検知位置との間の移動経路が、レバーの回動軸と略直交する面に沿い且つレバーの回動経路と交差する経路とされており、レバーが正規嵌合位置に達するまでは、検知部材がレバーと干渉することで検知位置への移動を規制され、レバーが正規嵌合位置に達した状態では、そのレバーが検知部材の移動方向前方からそ移動経路外へ退避することで検知部材の検知位置への移動が許容される構成としたところに特徴を有する。
【0009】
上記請求項1の発明によれば、レバーが正規嵌合位置に達するまでは、検知部材は、その移動経路がレバーの回動軸と略直交する面に沿い且つレバーの回動経路と交差していることから、移動方向前方に配されたレバーと干渉することとなり、検知位置まで移動させることができない。これにより、レバーが正規嵌合位置に至らず両コネクタが半嵌合状態であることが検知される。一方、レバーが正規嵌合位置まで回動していれば、レバーは検知部材の検知位置への移動方向前方から退避しているので、検知部材は移動させる際にレバーと非干渉になって検知位置まで到達させることができる。もって両コネクタが正規に嵌合したことが検知される。
【0010】
すなわち、検知部材をが検知位置まで移動できるか否かに基づいてレバーの回動位置を容易に判別することができる。
【0011】
しかも本発明の検知部材は、ハウジングに設けられるとともに、上述したように、その移動経路がレバーの回動軸と略直交する面に沿い且つレバーの回動経路と交差する構成とされているので、検知部材の待機位置と検知位置との間の距離を、ハウジングの寸法を最大限に利用することにより大きく設定することが可能となり、正規嵌合状態か否かの目視確認が容易になるという優れた作用効果を奏する。
【0012】
ところで、レバーの初期位置から正規嵌合位置への回動操作を開始する際に、検知部材が待機位置に保持されないものでは、検知部材が検知位置側へ位置ずれしてしまっている虞があり、この場合は、移動前の検知部材の位置と検知位置との距離が短くなるために、検知部材が検知位置に移動されているか否かの目視確認が困難になるという事情がある。
【0013】
そこで、請求項2の発明では、請求項1に記載のレバー式コネクタにおいて、レバーが初期位置にある状態ではそのレバーと干渉することで検知部材が待機位置に保持される構成とした。このような構成とすると、レバーが初期位置にあって回動操作が開始されるときには、検知部材が必ず待機位置に保持されることとなる。従って、移動前の検知部材の位置(即ち、待機位置)と検知位置との間の距離が長くなり、検知部材が検知位置に移動されているか否かの目視確認が容易になるという優れた作用効果を奏する。しかも、検知部材を待機位置に保持する手段としてレバーを用いる構成であるので、検知部材を待機位置に保持する専用の保持手段を設ける場合に比べると、構造の簡素化が可能である。
【0014】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタにおいて、検知部材は、ハウジングに設けられレバーのカム板部を収容可能なスリット状の収容空間の開口縁に沿って移動可能とされており、レバーが正規嵌合位置に達するまでは、収容空間の外側に突出されたカム板部の一部と干渉することで検知位置への移動が規制され、レバーが正規嵌合位置に達すると、収容空間内に収容されたカム板部と非干渉になって検知位置への移動が許容されるようになっているところに特徴を有する。
【0015】
上記発明によれば、レバーが正規嵌合位置にある場合には、レバーのカム板部はハウジングに設けられたスリット状の収容空間内に収容される構成であるから、ハウジングの外側に露出する場合と比べると、レバーに不要な力が作用し難くなる。また、検知部材はその収容空間の開口縁に沿って移動する構成であるから、移動距離を大きく保ちつつ移動空間を最小限に設定することができ、コネクタの小型化が可能になる。
【0016】
請求項4の発明は、請求項3に記載のレバー式コネクタにおいて、検知部材および収容空間の開口縁には、凹凸状に係合して検知部材の移動を案内するガイド手段が設けられているところに特徴を有する。
【0017】
上記発明によれば、検知部材はハウジングの収容空間の開口縁との間に形成されたガイド手段によって、待機位置と検知位置との間を所定の経路から外れることなく移動可能とされる。また、検知部材がハウジングから簡単に離脱することが防止される。
【0018】
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のレバー式コネクタにおいて、レバーは全体として一枚の板状に形成されており、検知部材の待機位置と検知位置との間の移動経路がレバーの板面に沿う経路とされているところに特徴を有する。
【0019】
上記発明によれば、レバーが板状をなすことでレバー全体が薄型化されるとともに、レバーの回動空間を小さくすることができる。また、検知部材の移動経路をレバーの板面に沿わせる構成とすることで、検知部材の移動空間をレバーの回動空間と同方向に重ね合わせることができるので、コネクタの小型化が可能となる。
【0020】
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のレバー式コネクタにおいて、レバーが正規嵌合位置の直前の位置まで回動された状態においては、検知部材を検知位置に移動させるのに伴い、その検知部材がレバーを押して正規嵌合位置へ到達させる構成としたところに特徴を有する。
【0021】
上記発明によれば、レバーの回動操作が不十分で正規嵌合位置の直前で回動が止められた場合でも、検知部材を検知位置に移動させることでレバーを正規嵌合位置に至らしめることができるから、コネクタが半嵌合状態となることを防止することができる。
【0022】
さらに請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のレバー式コネクタにおいて、レバーが正規嵌合位置まで回動されるとともに検知部材が検知位置まで移動された状態では、検知部材がレバーに対して初期位置側への回動を規制するように係止する構成としたところに特徴を有する。
【0023】
上記発明によれば、正規嵌合位置に配されたレバーに対して初期位置側へ回動する方向の力が誤って作用した場合でも、検知位置に配された検知部材がレバーの初期位置側への回動を規制した状態にあるので、レバーが正規嵌合位置に確実にロックされるという作用効果を奏する。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態について図1から図9を参照して説明する。
本実施形態のレバー式コネクタ10は、図1に示すように、雌端子金具26を収容する複数のサブコネクタ24を備える枠状のホルダ11と、このホルダ11に組み付けられるレバー40とを備えて構成されており、雄側コネクタ50(本発明の「相手側コネクタ」に相当)と嵌合・離脱可能とされている。なお、以下の説明においては、各コネクタ10,50について互いに相手側と嵌合する側を前方とする。
【0025】
ホルダ11は、合成樹脂材料からなり、図1および図2に示すように、前後方向に貫通するとともに全体として横長方形の枠状をなしている。即ちホルダ11は、上面壁12、下面壁13、及び左右両側面壁14を有し、この4枚の壁で囲まれた空間のうち、上面壁12及びこの上面壁12と平行な天井壁15との間に区画された横長スリット状をなす空間は、レバー40を収容するための収容凹部16(本発明の構成要件である収容空間)とされている。また、収容凹部16より下方の領域は、雌端子金具26が挿入される複数のキャビティ25が形成されたサブコネクタ24が嵌入されるようになっている。
【0026】
収容凹部16の後方側の開口縁には、上面壁12から上方に、また天井壁15から下方に向けて突出するとともに直線状に延びる一対のガイドリブ35、35が形成されており、これらは後述する検知部材60のガイド溝63と係合可能とされている。これらのガイドリブ35の長さ方向の一端寄り(図3中右寄り)には、ガイドリブ35と同等の高さで前方側に突出するストッパ36が形成されている。また、他端寄り(同じく図3中左寄り)には、ガイドリブ35より低い高さで前方側に突出する検知位置保持突起37が形成されている。この検知位置保持突起37の両側面は傾斜状に形成されており、後述する検知部材60が乗り越える際の案内面37Aとされている。
【0027】
上記ホルダ11の開口縁には、検知部材60が装着されている。この検知部材60は、図4に示すように、収容凹部16の開口端面に宛われる板状の検知部61と、この検知部61のガイドリブ35に沿った両端縁部から前方側に向かって延設されるとともに互いに近づく方向にL字形状に曲げられることにより、上述したホルダ11のガイドリブ35と係合するガイド溝63を形成する係合部62、62とから形成されている。この検知部材60は、ホルダ11の開口縁に沿って移動可能とされている。
【0028】
一方、レバー40は、合成樹脂からなり、図1および図2に示すように、全体として水平な板状をなしている。レバー40は、やや細長い平板状をなすカム板部41を備えており、その一端側寄り位置の下面に円形の軸受孔42が凹設されている。この軸受孔42には、ホルダ11の収容凹部16内における天井壁15から上向きに突設された支持軸29が嵌合され、レバー40はこの支持軸29を中心として水平方向に回動可能とされている。なお、レバー40は、ホルダ11に組み付けられた状態では、ホルダ11の片側の壁面(ここでは上面壁12)に沿うような形態となり、カム板部41が上面壁12及び天井壁15の間に僅かなクリアランスを持って挟まれた状態で収容凹部16内に収容される。
【0029】
ホルダ11の支持軸29は、左右両側部に平行な一対の平坦部29Aを備えており、左右方向について幅細形状をなしている。カム板部41の下面には、軸受孔42からカム板部41の長さ方向に沿ってその端縁部まで至る組付溝43が凹設されている。この組付溝43は、レバー40のホルダ11への組み付け時に支持軸29を軸受孔42へ進入させるためのもので、その溝幅が支持軸29の左右方向の幅寸法より僅かに大きい程度に設定されている。
【0030】
また、カム板部41の下面には、軸受孔42を中心とする略扇形をなす回動案内溝44が凹設され、この回動案内溝44には、ホルダ11の収容凹部16内における天井壁15の上面に突設されたストッパ31が係合可能とされている。レバー40は、このストッパ31が回動案内溝44内をその一端から他端まで変位する範囲でその回動操作範囲が規定され、図3に示す初期位置から図5および図7に示す嵌合完了位置までを回動操作可能となっている。また、カム板部41における軸受孔42周りには、後述する雄側コネクタ50のカムピン54を係合可能なカム溝45が形成され、その開口部45Aがカム板部41の端縁部に形成されている。ホルダ11の上面壁12及び天井壁15には、雄側コネクタ50のカムピン54が進入可能な逃がし溝32が支持軸29の前側に形成されており、レバー40が初期位置にあるときには、カム溝45の開口部45Aが逃がし溝32に整合して、カム溝45へカムピン54を受け入れ可能な体勢となる。
【0031】
また、カム板部41における軸受孔42側の端縁部には、片持ち状の弾性係止片46が設けられており、その先端部がカム板部41の板面方向に沿って撓み変形可能とされている。また、弾性係止片46の先端部には、外方に向けて突出する突起46Aが形成されている。
【0032】
一方、ホルダ11には、雄側コネクタ50のロック解除リブ55が進入可能な逃がし溝33が収容凹部16の一方の側端位置に設けられている。この逃がし溝33は、ホルダ11の前面から後方側へ向けて形成され、その後端には溝の下半分の領域に突出するロック用受け部33Aが形成されている。レバー40が初期位置にあるときには、弾性係止片46の突起46Aが逃がし溝33内に進出して、その突起46Aの下半分がロック用受け部33Aに係止することで、レバー40の嵌合完了位置側への回動が規制された状態となる。
【0033】
さらに、レバー40には、カム板部41の軸受孔42とは反対側の端部で、かつ正規嵌合位置においてホルダ11の後面側になる位置に操作部47が設けられている。操作部47は、カム板部41よりもその板厚方向に張り出した角枠部47Aと、角枠部47Aから軸受孔42に対して離間する側へ張り出した指かけ部47Bとを備えて構成されている。また、レバー40における操作部47側の端部には、レバー40を正規嵌合位置にロックするための弾性ロック片48が設けられている。この弾性ロック片48は、正規嵌合位置において後方となる側へ片持ち状に延びて、全体としてカム板部41の板面に沿うような平板状をなし、その厚み方向(レバー40の回動軸方向)に撓み変形可能とされている。弾性ロック片48の上面には、係止突起48Aが形成され、正規嵌合位置においてはこの係止突起48Aがホルダ11の上面壁12に形成された爪部(図示せず)に係止する。また、弾性ロック片48の先端部には、爪部に対する係止の解除操作を行うための平板状の指押し部48Bが形成されている。この指押し部48Bは、角枠部47Aの内側に配されると共に、角枠部47Aの上面には切欠部47Cが設けられて、ここから指押し部48Bが露出した状態となっている。
【0034】
一方、雄側コネクタ50は、図1及び図2に示すように、合成樹脂材料からなるハウジング51と、複数の雄端子金具52とを備えて構成されている。ハウジング51は、前方に開口する方形のフード部53を有し、このフード部53内にはレバー式コネクタ10のホルダ11が嵌入されるようになっている。このフード部53内にはその奥端面から突出する雄端子金具52が収容されており、両コネクタ10,50が正規嵌合すると、雄端子金具52と雌端子金具26とが接続されるようになっている。
【0035】
フード部53の上面板53Aには、円柱状のカムピン54とロック解除リブ55が、下方に向かって、即ちフード部53の内部空間に向けて突出して形成されている。ロック解除リブ55は、フード部53の前端位置から前後方向に沿って形成され、レバー式コネクタ10との嵌合時には逃がし溝33内の上半分の領域に進入する。
【0036】
次に、本実施形態の作用を説明する。
組付けに際しては、まず、レバー40を水平にして、組付溝43とホルダ11の支持軸29とを整合させつつカム板部41をホルダ11の収容凹部16内へ挿入し、軸受孔42と支持軸29とを嵌合状態とする。続いて、レバー40を、図2および図3に示す初期位置まで反時計回り方向に回動させると、回動案内溝44内にホルダ11のストッパ31が嵌まり込むとともに、弾性係止片46の突起46Aが逃がし溝33内に進入してロック用受け部33Aに係止することから、初期位置に配されたレバー40の回動が規制された状態となる。また、レバー40が回動操作されたことにより、軸受孔42において支持軸29の向きが組付溝43とずれることから、レバー40が抜け止めされた状態となる。以上によりレバー40のホルダ11への組付けが完了する。
【0037】
なお、このようにレバー40が初期位置に配された状態では、図3に示すように、レバー40の操作部47と、カム板部41のうちの操作部47側の部分が、収容凹部16から外へ大きく突出した状態にある。また、突出しているカム板部41の図中右側の側縁部41Aが、ホルダ11のガイドリブ35に対して斜め角度をなした状態にある。
【0038】
次に、この状態でホルダ11に検知部材60を装着する。まず、図3中右側から検知部材60のガイド溝63内にホルダ11のガイドリブ35を係合させ、検知部材60をガイドリブ35に沿って図中左側に移動させる。そして、検知部材60の左側端部がストッパ36に当接する位置まで移動したら、係合部62,62を互いに離間方向に撓み変形させることにより、ストッパ36を乗り越えさせる。なお、検知部材60がストッパ36を完全に乗り越え、係合部62が復帰変形すると、検知部材60の左側端部が、収容凹部16から突出している初期位置のレバー40のカム板部41の側縁部41Aに対して右方向から当接する位置となるように、予め寸法が設定されている。検知部材60のこの状態は待機位置とされ、移動方向前方に突出しているカム板部41およびストッパ36によって、ガイドリブ35に沿った左右方向への移動が規制された状態にある(図3および図4参照)。
【0039】
次に、図1に示すように、ホルダ11の組付け空間内にサブコネクタ24を嵌合させた後、ホルダ11を雄側コネクタ50のフード部53内に浅く嵌入させる。すると、カムピン54がカム溝45の開口部45Aに嵌入されるとともに、ロック解除リブ55が、弾性係止片46の突起46Aに当接して弾性係止片46をロック用受け部33Aとの係止を解除させるように撓み変形させ、これによりレバー40の回動操作が許容された状態となる。
【0040】
この状態からレバー40の操作部47を押圧してレバー40を正規嵌合位置側へ回動させると、カムピン54とカム溝45との係合によるカム作用により両コネクタ10,50が互いに引き寄せられ、フード部53に対するホルダ11の嵌入が進む。
【0041】
この嵌合作業の過程では、レバー40の回動操作により、カム板部41は、その図3中の右側縁部41Aとガイドリブ35(検知部材60の移動経路)とがなす角度を徐々に小さくするように、左方向に回動しつつ収容凹部16内に収容されてゆく。すなわち、レバー40が初期位置から正規嵌合位置まで回動するときの左右方向における移動方向は、検知部材60が待機位置から検知位置側へ向かう方向と概ね同方向とされており、これによりレバー40は検知部材60の移動方向前方(図3中左方向)から徐々に退避することとなるため、検知部材60の検知位置側への移動が許容された状態となる。しかし、このような半嵌合状態にあっては、レバー40のカム板部41のうち操作部47側の一部が未だ収容凹部16から突出した状態であるため、検知部材60を検知位置まで移動させようとしても、移動方向前方のカム板部41の側縁部41Aに当接してしまい、検知位置にまで到達することはできない。
【0042】
レバー40が正規嵌合位置に接近すると、カム板部41の収容凹部16からの突出量が少なくなるとともに、その側縁部41Aが収容凹部16の開口縁と平行に重なるように近づく。また、弾性ロック片48の係止突起48Aがホルダ11の上面壁に形成された爪部(図示せず)に当接して、弾性ロック片48がカム板部41の板面に対して直交方向に撓み変形する。そして、レバー40が正規嵌合位置に至ると、弾性ロック片48が復帰変形し、係止突起48Aとホルダ11の爪部(図示せず)とが係止してレバー40がロックされた状態となる。これにより、両コネクタ10,50が正規の嵌合状態に至り、もって、両コネクタ10,50の嵌合が完了する。
【0043】
このように両コネクタ10,50が完全に嵌合し、レバー40が正規嵌合位置まで回動されると、レバー40のカム板部41はホルダ11の収容凹部16内に完全に収容されるとともに、操作部47だけが収容凹部16から突出した状態となる(図5および図6参照)。すなわち、検知部材60の検知位置側への移動方向前方からカム板部41が完全に退避した状態となるので、検知部材60を検知位置にまで到達させることが可能となる。この時、検知部材60は移動途中で検知位置保持突起37に当接するが、係合部62を検知位置保持突起37の案内面37Aに沿って互いに離間方向に撓み変形させることにより、これを乗り越えさせることができる。なお、検知部材60が検知位置保持突起37を完全に乗り越え、係合部62が復帰変形すると、検知部材60の図7中の左側端部がレバー40の操作部47の右側面に当接する検知位置に配されるように予め寸法が設定されている。さらに、この状態では、カム板部41の側縁部41Aは収容凹部16の開口縁と平行に重なっており、検知位置に配された検知部材60の検知部61の内面に対して、当接または接近した状態とされている(図8参照)。検知部材60はこの検知位置において、検知位置保持突起37およびレバー40の操作部47によって、左右方向への移動が規制された状態にある。
【0044】
また、本実施形態では、レバー40が正規嵌合位置に到達する直前(コネクタ10,50が完全に嵌合する直前)の状態においても、検知部材60を検知位置に到達させることが可能な構成とされている。すなわち、レバー40が正規嵌合位置に至る直前であるにもかかわらず、作業者がそのことに気づかずにに検知部材60を検知位置に移動させようとした場合には、検知部材60が検知位置保持突起37を乗り越えて検知位置まで到達する際に、収容凹部16からわずかに突出しているカム板部41の側縁部41Aに対して斜めに当接し、そのカム板部41を収容凹部16内に完全に押し込め、レバー40を正規嵌合位置まで回動させる(コネクタ10,50を完全に嵌合させる)ことができる。
【0045】
このように検知部材60が検知位置まで移動できたことをもって、レバー40が正規嵌合位置まで回動し、両コネクタ10,50が正規嵌合したことが検知される。このとき作業者は、検知部材60の位置を目視により容易に確認することができる。
【0046】
また、この検知位置においては、上述したように、検知部材60は図7中左右方向への移動が規制された状態にあり、しかも、カム板部41の側縁部41Aが、検知部61の内面に対し、検知部材60の移動方向と直交する方向に当接している。したがって、正規嵌合状態において誤ってレバー40を正規嵌合位置から初期位置側へ回動させるような力が作用した場合でも、レバー40の回動動作は検知部材60の検知部61に対する側縁部41Aの係止によって規制され、両コネクタ10,50を正規嵌合状態に強固に保持できる。
【0047】
なお、両コネクタ10,50を上記の嵌合状態より離脱する場合には、検知部材60の係合部62を検知位置保持突起37の案内面37Aに沿って互いに離間方向に撓み変形させることにより乗り越えさせ、待機位置側へ退避させる。そして、例えば右手人差し指を操作部47の指かけ部47Bにかけ、右手親指の先で弾性ロック片48の指押し部48Bを下方に押圧して係止を解除する。そして、そのまま操作部47を引いて、レバー40を時計回り方向へ回動させる。すると、レバー40の回動に伴いカムピン54がカム溝45を開口部45A側へ変位して両コネクタ10,50が離間されていき、レバー40が初期位置に至るとともに、カムピン54がカム溝45から外れ、両コネクタ10,50が離脱される。
【0048】
以上説明したように、本実施形態によれば、レバー40が正規嵌合位置に達するまでは、検知部材60の検知部61がレバー40のカム板部41の側縁部41Aに突き当たることで検知位置への移動が規制され、レバー40が正規嵌合位置に達したときには、カム板部41がホルダ11の収容凹部16内に収容され、検知部材40の移動方向前方からその移動経路外へ完全に退避するため、検知部材60の検知位置への移動が許容される。或いは、レバー40が正規嵌合位置に達する直前である場合には、検知部材60を検知位置に移動させることにより、カム板部41を収容凹部16内に押し込んで、レバー40を正規嵌合位置まで回動させることができる。したがって、検知部材60を検知位置に移動させることをもって、両コネクタ10,50の嵌合状態を検知することができる。
【0049】
また、本実施形態の検知部材60は、ホルダ11の開口縁に沿って待機位置と検知位置との間を移動するのであるが、検知部材60が待機位置とされ、かつレバー40が初期位置とされている場合には、レバー40の側縁部41Aが検知部材60の移動経路と交差する方向に配されることにより、検知部材60はレバー40と干渉して移動が規制され、その後レバー40が正規嵌合位置側に回動されるのに伴って、レバー40の側縁部41Aが検知部材60の移動方向と平行に向きを変えつつ退避するため、検知部材60が検知位置に到達可能とされている。すなわち、レバー40の回動角度が小さくても、検知部材60の移動ストロークを大きく確保することが実現されている。このように、本実施形態では、検知部材60がホルダ11に設けられるとともに、その移動経路がレバー40の回動軸と略直交する面に沿い且つレバー40の回動経路と交差する構成とされているので、検知部材60の待機位置と検知位置との間の距離を、ホルダ11の寸法を最大限に利用することにより大きく設定することが可能となり、正規嵌合状態か否かの目視確認が容易である。
【0050】
また、本実施形態によれば、レバー40が初期位置にあって回動操作が開始されるときには、検知部材60が必ず待機位置に保持される構成である。従って、移動前の検知部材60の位置(即ち、待機位置)と検知位置との間の距離が長くなり、検知部材60が検知位置に移動されているか否かの目視確認が容易になるという優れた作用効果を奏する。しかも、検知部材60を待機位置に保持する手段としてレバー40を利用する構成であるので、検知部材60を待機位置に保持する専用の保持手段を設ける場合に比べると、構造の簡素化が可能である。
【0051】
また、検知部材60には、ホルダ11のガイドリブ35と係合するガイド溝63が形成されており、このガイド手段によって待機位置と検知位置との間を所定の経路から外れることなく移動可能である。また、検知部材60がホルダ11から簡単に離脱することもない。
【0052】
また、レバー40が一枚板状であるとともに、その回動空間に沿って検知部材60を移動させる構成であるから、コネクタを小型化させることができる。
【0053】
さらに、検知部材60は検知位置に配された場合に、検知位置保持突起37によって安定的に位置が保持されるので、嵌合位置のレバー40をロックしてコネクタ10,50の嵌合を安定的に保持することができる。
【0054】
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0055】
(1)上記実施形態ではホルダにレバーを収容する収容凹部を設けたが、ホルダに収容凹部を設けずにレバーをホルダの片側の面に露出した状態で取り付けても良く、要は、検知部材の移動経路がレバーの回動軸と略直交する面に沿い、且つ、レバーの回動経路と交差する構成であればよい。
【0056】
(2)上記実施形態では、検知部材は、レバーが初期位置に配されている場合にはそのレバーによって待機位置に保持される構成としたが、これに限らず、レバー以外の専用の保持手段を設けて待機位置に保持する構成としてもよい。また、検知部材は必ずしも待機位置に保持する必要はなく、待機位置に保持されない構成としてもよい。
【0057】
(3)上記実施形態では、板状のレバーを使用するレバー式コネクタを示したが、本発明は、従来から一般的に使用されている門型のレバーを使用したレバー式コネクタに適用することもできる。
【0058】
(4)上記実施形態では、ガイドリブにストッパや検知位置保持突起を設ける構成としたが、これらは必ずしも必要ではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるレバー式コネクタと雄側コネクタの嵌合前の状態をあらわす縦断面図
【図2】レバー式コネクタと雄側コネクタの嵌合前の状態をあらわす水平断面図
【図3】レバー式コネクタの平面図(レバー初期位置、検知部材待機位置)
【図4】図3のA−A線断面図
【図5】レバー式コネクタの平面図(レバー正規嵌合位置、検知部材待機位置)
【図6】レバー式コネクタの一部拡大背面図(レバー正規嵌合位置、検知部材待機位置)
【図7】レバー式コネクタの平面図(レバー正規嵌合位置、検知部材検知位置)
【図8】図7のB−B断面図
【図9】レバー式コネクタの一部拡大背面図(レバー正規嵌合位置、検知部材検知位置)
【符号の説明】
10…レバー式コネクタ
11…ホルダ(ハウジング)
16…収容凹部(収容空間)
35…ガイドリブ
40…レバー
41…カム板部
50…雄側コネクタ(相手側コネクタ)
60…検知部材
63…ガイド溝

Claims (7)

  1. 互いに嵌合可能な一対のコネクタのうちの一方のコネクタに設けられたハウジングには、他方のコネクタと係合可能なレバーが回動可能に取り付けられ、前記両コネクタの嵌合に際しては、前記レバーを初期位置として前記他方のコネクタと係合させ、その状態から前記レバーを正規嵌合位置へ回動操作することにより前記レバーと前記他方のコネクタとの間のカム作用によって前記両コネクタを互いに引き寄せて正規嵌合状態とするようになっているとともに、前記レバーが前記正規嵌合位置に達したか否かを検知する検知部材を備えているレバー式コネクタであって、
    前記検知部材が、待機位置と検知位置との間での移動を可能に前記ハウジングに設けられているとともに、その待機位置と検知位置との間の移動経路が、前記レバーの回動軸と略直交する面に沿い且つ前記レバーの回動経路と交差する経路とされており、
    前記レバーが前記正規嵌合位置に達するまでは、前記検知部材が前記レバーと干渉することで前記検知位置への移動を規制され、
    前記レバーが前記正規嵌合位置に達した状態では、そのレバーが前記検知部材の移動方向前方からその移動経路外へ退避することで前記検知部材の前記検知位置への移動が許容される構成としたことを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記レバーが前記初期位置にある状態ではそのレバーと干渉することで前記検知部材が前記待機位置に保持される構成としたことを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記検知部材は、前記ハウジングに設けられ前記レバーのカム板部を収容可能なスリット状の収容空間の開口縁に沿って移動可能とされており、前記レバーが前記正規嵌合位置に達するまでは、前記収容空間の外側に突出された前記カム板部の一部と干渉することで前記検知位置への移動が規制され、前記レバーが前記正規嵌合位置に達すると、前記収容空間内に収容された前記カム板部と非干渉になって前記検知位置への移動が許容されるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記検知部材および前記収容空間の開口縁には、凹凸状に係合して前記検知部材の移動を案内するガイド手段が設けられていることを特徴とする請求項3に記載のレバー式コネクタ。
  5. 前記レバーは全体として一枚の板状に形成されており、前記検知部材の待機位置と検知位置との間の移動経路が前記レバーの板面に沿う経路とされていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
  6. 前記レバーが前記正規嵌合位置の直前の位置まで回動された状態においては、前記検知部材を前記検知位置に移動させるのに伴い、その検知部材が前記レバーを押して前記正規嵌合位置へ到達させる構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
  7. 前記レバーが前記正規嵌合位置まで回動されるとともに前記検知部材が前記検知位置まで移動された状態では、前記検知部材が前記レバーに対して前記初期位置側への回動を規制するように係止する構成としたことを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のレバー式コネクタ。
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