JP2001054856A - 化学的機械研磨装置での使用のための溝付パターンを有する研磨パッド - Google Patents

化学的機械研磨装置での使用のための溝付パターンを有する研磨パッド

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JP2001054856A JP2000208795A JP2000208795A JP2001054856A JP 2001054856 A JP2001054856 A JP 2001054856A JP 2000208795 A JP2000208795 A JP 2000208795A JP 2000208795 A JP2000208795 A JP 2000208795A JP 2001054856 A JP2001054856 A JP 2001054856A
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    • B24B37/00Lapping machines or devices; Accessories
    • B24B37/11Lapping tools
    • B24B37/20Lapping pads for working plane surfaces
    • B24B37/26Lapping pads for working plane surfaces characterised by the shape of the lapping pad surface, e.g. grooved

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 化学的機械研磨装置のための溝付きパターン
を有する研磨パッドを提供すること。 【解決手段】 化学的機械研磨装置用の研磨パッド。研
磨パッドは、複数の円形同心の溝を含む。研磨パッド
は、異なる幅と異なる間隔との溝のある多数の区域を含
むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】関連出願のクロスリファレンス 本出願は、1997年5月15日出願の米国特許出願第
08/856,948号の一部継続出願である、199
8年1月6日出願の米国特許出願第09/003,31
5号の一部継続出願であり、それらの開示全体を引用し
て本明細書に組込む。
【0002】背景 本発明は、一般に、基板の化学的機械研磨に関し、より
詳細には、化学的機械研磨装置のための溝付きパターン
を有する研磨パッドに関する。
【0003】集積回路は、普通には、基板、特にシリコ
ンウェーハ上への、導電性、半導体性、または絶縁性の
層の順次堆積により形成される。各層が堆積された後
に、各層はエッチングされ回路フィーチャを生成する。
一連の層が順次堆積されてエッチングされるにつれて、
基板の外側、つまり最上部の表面、すなわち、基板の露
出面は、次第に平面でなくなる。この非平面の外側表面
は、集積回路メーカーに問題を提起する。従って、平坦
な表面を提供するよう基板表面を周期的に平面化するニ
ーズがある。
【0004】化学的機械研磨(CMP)は、容認された
平面化方法の一つである。この方法は、普通には、基板
がキャリアヘッドすなわち研磨ヘッド上に搭載される必
要がある。次に、基板の露出面が回転する研磨パッドに
対して載置される。キャリアヘッドは、基板上へ研磨パ
ッドに対して押付ける制御可能な荷重、すなわち圧力を
供給する。加えて、キャリアヘッドは、基板と研磨面と
の間に追加の運動を提供するよう回転できる。
【0005】研磨剤と少なくとも一つの化学反応性薬剤
を含む研磨スラリが、パッドと基板との間の界面で研磨
性化学溶液を提供するよう研磨パッドへ供給できる。C
MPは、かなり複雑なプロセスであり、単純な湿式サン
ド研磨とは異なる。CMPプロセスでは、スラリ中の反
応性薬剤が基板の外側表面と反応して、反応性サイトを
形成する。研磨パッドおよび研磨砥粒の、基板上の反応
性サイトとの相互作用が、基板の研磨を結果として生じ
る。
【0006】効果的なCMPプロセスは、高研磨速度を
提供するだけでなく、仕上度(微視的な粗さの無さ)と
平坦度(巨視的なトポグラフィ (large-scale topograp
hy)の無さ)のある基板表面も提供する。研磨速度、仕
上度、および平坦度は、パッドとスラリの組合せ、基板
とパッド間の相対速度、およびパッドに対して基板を押
付ける力により決定される。研磨速度は、層を研磨する
ことに要する時間を設定する。不適切な平坦度と仕上度
は欠陥基板を生成することができるので、研磨パッドと
スラリの組合せの選定は、通例、必要とされる仕上度と
平坦度により指図される。これらの条件が決定される
と、必要とされる仕上度と平坦度を達成するのに要する
研磨時間が、CMP装置の最大スループットとスラリ消
費量とを設定する。
【0007】CMPで再々生ずる問題は、基板表面にわ
たる研磨速度の不均等性である。この不均等性の原因の
一つは、いわゆる「エッジ効果 (edge-effect)」、すな
わち、基板端部が基板中心部と異なるレートで研磨され
る傾向である。不均等性の別の原因は、「中心部スロー
効果 (center slow effect)」と称され、それは、ウェ
ーハ中心部の研磨不足となる傾向である。これら不均等
な研磨結果は、基板の全体の平坦度と、集積回路製造に
適する基板の面積とを減らし、プロセス歩留まり低下さ
せる。
【0008】別の問題は、スラリ分配に関する。上記で
指摘したように、CMPプロセスはかなり複雑であり、
所望の研磨結果を得るために、研磨パッド、研磨砥粒、
および反応性薬剤と基板との相互作用を必要とする。従
がって、研磨パッド表面にわたる効果的でない/不充分
なスラリ分配は最適でない、すなわち不満足な研磨結果
を提供する。以前から使用されてきている研磨パッド
は、パッドのあちこちに穴を含んでいる。これらの穴
(perforation) は、自らが充填されたとき、研磨パッド
が圧縮される際にスラリをそのそれぞれの局所区域 (lo
cal region) に分配する。このスラリ分配方法は、各穴
が実際上独立して作動するので、限定された有効性を有
する。従って、穴は少な過ぎるスラリを含むものがある
一方で、穴は多すぎるスラリを含むものもある。更に、
研磨パッド上に穴だけが使用されているで、過剰のスラ
リを最も必要とするところへ直に運ぶ経路がない。
【0009】別の問題は、研磨パッドの「グレイジング
(glazing)」である。グレイジングは、基板がパッドに
対して押付けられる区域で、研磨パッドが加熱され、圧
縮される場合に発生する。研磨パッドのピークが押しつ
ぶされ、凹みが充填される。その場合、研磨パッドの表
面は、より平滑になり、研磨性が低下し、従って、研磨
時間を増大させる。それ故、研磨パッド表面は、高スル
ープットを維持するために、研磨性の状態、つまり「コ
ンディショニングされた (conditioned)状態」へ周期的
に戻されなくてはならない。
【0010】加えて、コンディショニング処理中に、パ
ッドをコンディショニングすることにより生成された廃
棄材料が、パッド内の穴を充填するか、詰まらせるかも
しれない。そのような廃棄材料で詰まった穴は、スラリ
を効果的に保持できず、それによって、研磨プロセスの
有効性を低下させる。
【0011】充填されるか、または詰まったパッド穴に
関連する追加の問題は、研磨が完了した後の、基板から
の研磨パッドの離脱に関する。研磨プロセスは、パッド
と基板との間に高度の表面応力を生じる。穴は、パッド
と基板との間の接触面積を減らすことにより表面応力を
低減する。しかし、穴が廃棄材料で充填されるか詰まる
場合、表面応力を増大させ、パッドと基板を離脱させる
ことを困難にさせる。その場合、基板は、離脱プロセス
中に損傷を受ける可能性が高い。
【0012】CMPにおけるまた別の問題は、「平面化
効果 (planarizing effect)」と呼ばれている。理想的
には、研磨パッドは、基板のトポグラフィでのピークだ
けを研磨する。一定の研磨時間の後に、これらのピーク
の領域は、最終的に谷と同じ高さになり、実質的に平面
である表面を結果として生じる。しかし、基板が「平面
化効果」を受ける場合、ピークと谷が同時に研磨される
であろう。「平面化効果」は、点荷重に応答する研磨パ
ッドの圧縮可能な性質に起因する。詳細には、研磨パッ
ドが過剰に可撓性である場合、パッドは変形して、基板
表面でのピークと谷の両方を含む、基板の広い表面領域
に接触する。
【0013】別の問題は、特に、基板の酸化物層がコロ
イド状スラリで研磨される場合、基板の最外同心円区域
の過剰研磨 (over-polishing) である。換言すれば、基
板の最外区域は速い研磨(つまり、端部急速研磨 (edge
-fast polish))を受け、中心部区域は比較的遅い研磨
(つまり、中心部スロー研磨 (center-slow polish))
を受け、最外同心円区域に研磨リング (polishing rin
g) を結果として生じる。
【0014】別の問題は、堆積された膜層が不均等な場
合である。詳細には、(銅等の)金属膜が基板上に堆積
される場合、膜厚は、基板の最外同心円端部領域でより
薄いであろう。そのために、銅膜層等の膜層の不均等な
膜厚を補正するために、基板の最外端部領域を基板の中
心部領域より遅いレートで研磨するニーズが存在する。
【0015】従がって、これら問題の幾つかまたは全て
を改善するCMP装置を提供することが有益であろう。
【0016】概要 一態様では、本発明は、化学的機械研磨システムにおい
て基板を研磨するための研磨パッドに向けられる。研磨
パッドは、第1幅及び第1ピッチを持つ第1の複数の実
質的に円形同心の溝を有する第1研磨区域と、第1研磨
区域を包囲し、第2幅及び第2ピッチを持つ第2の複数
の実質的に円形同心の溝を有する第2研磨区域と、を有
する。第2研磨区域は、研磨パッドの最外区域である。
第2幅は第1幅より大きい。
【0017】本発明の実施例は、以下の特長の一つ以上
を含むことができる。第2ピッチは、第1ピッチより小
さいか、または実質的に等しくできる。第1の複数の隔
壁が第1の複数の溝を分離でき、第2の複数の隔壁が第
2の複数の溝を分離できる。第1研磨区域の表面積に対
する第1の複数の隔壁の表面積の比率は、第2研磨区域
の表面積に対する第2の複数の隔壁の表面積の比率より
大きくできる。
【0018】別の態様では、本発明は、化学的機械研磨
システムにおける基板を研磨するための研磨パッドに向
けられる。研磨パッドは、第1幅及び第1ピッチを持つ
第1の複数の実質的に円形同心の溝を有する第1研磨区
域と、第1研磨区域を包囲し、第2幅及び第2ピッチを
持つ第2の複数の実質的に円形同心の溝を有する第2研
磨区域と、を有する。第2研磨区域は、研磨パッドの最
外区域である。第2ピッチは第1ピッチより小さい。
【0019】本発明の実施例は、以下の特長の一つ以上
を含むことができる。第2幅は、第1幅より大きいか、
または実質的に等しくできる。第1の複数の隔壁が第1
の複数の溝を分離でき、第2の複数の隔壁が第2の複数
の溝を分離できる。第1研磨区域の表面積に対する第1
の複数の隔壁の表面積の比率は、第2研磨区域の表面積
に対する第2の複数の隔壁の表面積の比率より大きくで
きる。
【0020】別の態様では、本発明は、化学的機械研磨
システムにおいて基板を研磨するための研磨パッドに向
けられる。研磨パッドは、第1幅及び第1ピッチを持つ
第1の複数の実質的に円形同心の溝を有する第1研磨区
域と、第2研磨区域を包囲し、第2幅及び第2ピッチを
持つ第2の複数の実質的に円形同心の溝を有する第2研
磨区域と、第2研磨区域を包囲し、第3幅及び第3ピッ
チを持つ第3の複数の実質的に円形同心の溝を有する第
3研磨区域と、を有する。第1幅は第2幅より大きく、
または第1ピッチは第2ピッチより小さく、そして第3
ピッチと幅とは、それぞれ第1ピッチと幅とに実質的に
等しい。
【0021】本発明の実施例は、以下の特長の一つ以上
を含むことができる。第1ピッチは、第2ピッチより小
さくできる。第1の複数の隔壁が第1の複数の溝を分離
でき、第2の複数の隔壁が第2の複数の溝を分離でき、
および第3の複数の隔壁が第3の複数の溝を分離でき
る。第1区域の表面積に対する第1の複数の隔壁の表面
積の第1比率は、約0.5から0.75の範囲にあるこ
とができ、第2区域の表面積に対する第2の複数の隔壁
の表面積の第2比率は、約0.75から0.95の範囲
にあることができ、第3区域の表面積に対する第3の複
数の隔壁の表面積の第3比率は、約0.5から0.75
の範囲にあることができる。第1と第3の比率は、約
0.69でよく、第2比率は約0.83でよい。第1、
第2、と第3、の複数の溝は、各々、約0.02から
0.03インチの範囲での深さを持つことができる。第
1幅の第2幅に対する比率は、約2:1から20:1の
範囲に、例えば、6:1でよい。
【0022】別の態様では、本発明は、化学的機械研磨
システムにおける基板を研磨するための研磨パッドに向
けられる。研磨パッドは、第1の複数の円形の溝を有す
る第1研磨区域と、第2の複数の円形の溝、および第2
の複数の円形の溝に散在する複数の穴を有する第2研磨
区域と、を有する。
【0023】本発明の実施例は、以下の特長の一つ以上
を含むことができる。第1研磨区域は、第2研磨区域を
包囲し、または第2研磨区域により包囲される。第3研
磨区域は第3の複数の円形の溝を有し、第4の研磨区域
は、溝または穴無しで形成できる。第3研磨区域は、第
4研磨区域を包囲でき、第2研磨区域は、第3研磨区域
を包囲できる。
【0024】別の態様では、本発明は、化学的機械研磨
システムにおける基板を研磨するための研磨パッドに向
けられる。研磨パッドは、溝の無い第1研磨区域と、第
2研磨区域を包囲し、複数の実質的に円形同心の溝を有
する第2研磨区域と、第2研磨区域を包囲し、溝の無い
第3研磨区域と、を有する。
【0025】別の態様では、本発明は、研磨の方法に向
けられる。方法では、溝を欠如する第1研磨区域と、第
2研磨区域を包囲し、複数の実質的に円形同心の溝を有
する第2研磨区域と、第2研磨区域を包囲し溝を欠如す
る第3研磨区域と、を含む研磨パッドに対して、基板が
位置決めされる。基板の内側端部が第1研磨区域の上に
位置し、基板の中心部分が第2研磨区域の上に位置し、
および基板の外側端部が第3研磨区域の上に位置する。
研磨パッドは回転される。
【0026】本発明は、CMP装置により研磨される基
板上の研磨リングを、好都合なことに、排除する、すな
わち実質的に克服する。本発明は、その上、基板の内側
区域を外側区域より速いレートで好都合なことに研磨し
て、外側区域に比較的より薄い層を有する基板を平面化
する。なお更に、本発明は、研磨パッド上に溝と穴とを
好都合なことに組合せて、研磨速度を減衰させ、研磨リ
ングの発生を排除する、すなわち実質的に克服する。他
の特長および利点は、図面と特許請求の範囲とを含む、
以下の説明から明らかであろう。
【0027】詳細な説明 図1を参照すると、一つ以上の基板10が、ケミカルメ
カニカル研磨装置20により研磨される。研磨装置20
の完全な説明は、本発明の譲受人へ譲渡された、Ilya P
erlov 他 による1995年10月27日出願の米国特
許出願第08/549,336号で、発明の名称「化学
的機械研磨用の半径方向に振動するカラセル処理システ
ム(RADIALLY OSCILLATING CAROUSEL PROCESSING SYSTEM
FOR CHEMICAL MECHANICAL POLISHING)」に見られ、そ
の開示全体を引用して本明細書に組込む。
【0028】研磨装置20は、その上に搭載されたテー
ブル上部23と取外し可能な外側カバー(図示せず)と
を含む、下部機械基部22を含む。テーブル上部23
は、一連の研磨ステーション25a、25b、25c
と、搬送ステーション27とを支持する。搬送ステーシ
ョン27は、3つの研磨ステーション25a、25b、
25cのある略方形の配置を形成する。搬送ステーショ
ン27は、個々の基板10を充填装置(図示せず)から
受取ること、基板を洗浄すること、基板をキャリアヘッ
ドへ充填すること(下に説明する)、基板をキャリアヘ
ッドから受取ること、基板を再度洗浄すること、およ
び、基板を充填装置へ戻し搬送すること、を含む、多数
の機能を果たす。
【0029】各研磨ステーション25a、25b、25
cは、研磨パッド100がその上に載置される回転可能
なプラテン30を含む。基板10が「8インチ」(20
0ミリメートル)または「12インチ」(300ミリメ
ートル)直径のディスクである場合、プラテン30と研
磨パッド100は、直径で約20インチになろう。プラ
テン30は、プラテン駆動モータ(図示せず)へ結合さ
れた回転可能なアルミニウムまたはステンレス鋼の板で
よい。大抵の研磨プロセスのために、プラテン駆動モー
タはプラテン30を毎分30から200回転で回転させ
るが、より低いまたはより高い回転速度も使用できる。
【0030】各研磨ステーション25a、25b、25
cは、更に、関連するパッドコンディショナ装置40を
含むことができる。各パッドコンディショナ装置40
は、独立して回転するコンディショナヘッド44を保持
する回転可能なアーム42と、関連する洗浄鉢 (washin
g basin) 46とを有する。コンディショナ装置40
は、回転している間に押付けられるいずれの基板も効果
的に研磨するであろうように、研磨パッド100の状態
を維持する。
【0031】反応性薬剤(例えば、酸化物研磨用の脱イ
オン水)、研磨砥粒(例えば、酸化物研磨用の二酸化ケ
イ素)、および化学反応性の触媒(例えば、酸化物研磨
用の水酸化カリウム)を含有するスラリ50が、スラリ
/リンス兼用アーム52により研磨パッド100の表面
へ供給される。スラリ/リンスアーム52は、研磨パッ
ド100の表面へスラリを供給するために2つ以上のス
ラリ供給管 (tube) を含むことができる。研磨パッド1
00全体を覆い、湿らせるよう充分なスラリが供給され
る。スラリ/リンスアーム52は、幾つかの噴霧ノズル
(図示せず)も含むことができ、それは、研磨とコンデ
ィショニングの各サイクルの終りに研磨パッド100の
高圧リンスを提供する。
【0032】2つ以上の中間の洗浄ステーション55
a、55bを、隣接する研磨ステーション25a、25
b、25cの間に位置させてもよい。洗浄ステーション
は、基板をそれが一つの研磨ステーションから他へ通過
する際にリンスする。
【0033】回転可能な多数ヘッドのカラセル60が、
下部機械基部22の上方に位置する。カラセル60は、
中心支柱62により支持され、その上でカラセル軸64
の周りに、基部22内に配置されたカラセルモータ組立
体により回転される。中心支柱62は、カラセル支持プ
レート66とカバー68を支持する。カラセル60は、
4つのキャリアヘッドシステム70a、70b、70
c、と70dを含む。キャリアヘッドシステムの3つ
は、基板を受取って保持し、研磨ステーション25a、
25b、25cのプラテン30上の研磨パッド100に
対して押付けることにより基板を研磨する。キャリアヘ
ッドシステム70a、70b、70c、70dの1つ
が、搬送ステーション27から基板を受取り、そこへ基
板を引渡す。
【0034】4つのキャリアヘッドシステム70a、7
0b、70c、70dは、カラセル軸64の周りに等角
度間隔でカラセル支持プレート66上に搭載される。中
心支柱62は、カラセルモータがカラセル軸64の周り
に、カラセル支持プレート66を回転させること、およ
びキャリアヘッドシステム70a、70b、70c、7
0dとそれへ付着された基板とを旋回させること、を可
能にする。
【0035】各キャリアヘッドシステム70a、70
b、70c、70dは、キャリアヘッド80を含む。各
キャリアヘッド80は、それ自体の軸の周りに独立して
回転する。キャリア駆動シャフト74が、キャリアヘッ
ド回転モータ76(カバー68の4分の1を取り外して
示す)をキャリアヘッド80へ結合する。各ヘッドに対
して1つのキャリア駆動シャフトとモータとがある。さ
らに、各キャリアヘッド80は、カラセル支持プレート
66に形成された半径方向スロット72内で独立して横
方向、つまり半径方向に振動する。スライダ(図示せ
ず)が半径方向スロット72内で各駆動シャフト74を
支持する。半径方向駆動モータ(図示せず)が、キャリ
アヘッドを横方向に振動させるようスライダを動揺でき
る。
【0036】キャリアヘッド80は、幾つかの機械的機
能を実行する。一般に、キャリアヘッドは、研磨操作中
に、基板を研磨パッドに対して保持し、基板の背面にわ
たり下向きの圧力を分配し、トルクを駆動シャフトから
基板へ搬送し、基板がキャリアヘッドの下から滑り出な
いことを確実にする。
【0037】図2を参照すると、各キャリアヘッド80
は、ハウジング組立体82、基部組立体84、および保
持リング組立体86、を含む。充填機構が、基部組立体
84をハウジング組立体82へ結合できる。基部組立体
84は、キャリアヘッドに対して基板受取り表面を提供
する可撓性膜88を含むことができる。キャリアヘッド
80の説明は、本発明の譲受人へ譲渡された、Steven
M. Zuniga 他 による、1996年11月8日出願の米
国特許出願第08/745,679号で、発明の名称
「化学的機械研磨システム用の可撓性膜を持つキャリア
ヘッド (A CARRIERHEAD WITH A FLEXIBLE MEMBRANE FOR
A CHEMICAL MECHANICAL POLISHING SYSTEM)」に見ら
れ、その開示全体を引用して本明細書に組込む。
【0038】研磨パッド100は、荒れた研磨表面10
2を有する複合材料を備えてもよい。研磨パッド100
は、上部層36と下部層38とを有してもよい。下部層
38は、プラテン30に感圧接着層39により取り付け
てもよい。上部層36は下部層38より硬くてもよい。
上部層36は、ポリウレタンまたは充填材を混合したポ
リウレタンで構成してもよい。下部層38はウレタンで
浸出され (leached)圧縮されたフェルト繊維 (felt fib
ers) で構成できる。IC-1000 で構成される上部層と SU
BA-4 で構成される下部層を持つ、2層研磨パッドは、
デラウエア州、ニューアークの Rodel, Inc. から入手
可能である。(IC-1000 と SUBA-4 はRodel, Inc. の製
品名である。)図3と4を参照すると、複数の同心円形
の溝104が、研磨パッド100の研磨表面102に配
設される。好都合なことに、これらの溝は、ピッチPで
同一の間隔を保たれている。図4に最も明瞭に示すよう
に、ピッチPは、隣接の溝間の半径方向距離である。各
溝の間は、幅Wpを有する環状の隔壁106である。各
溝104は、壁110を含み、それは、実質的にU字形
の基底部分112で終端を成す。各溝は、深さDgと幅
gとを有することができる。代替として、溝は方形断
面を有してもよい。
【0039】壁110は、概して垂直であってもよく、
U字形の基底112で終端を成す。各研磨工程は、研磨
表面102がすり減らされるので、一般に研磨パッドの
薄化の形態で、研磨パッドの磨耗が生じる。実質的に垂
直な壁110を持つ溝の幅W gは、研磨パッドがすり減
らされる際に、変化しない。従って、概して垂直な壁
は、研磨パッドが動作寿命にわたり実質的に不変の表面
積を有することを確実にする。
【0040】研磨パッドの種々の実施の形態は、過去に
使用されたパッドと比較して、広く深い溝を含む。溝1
04は、約0.015インチの最小幅Wgでもよい。各
溝104は、約0.015と0.04インチとの間の幅
Wgを有することができる。特に、溝は、ほぼ0.02
0インチの幅Wgを有することができる。各隔壁106
は、約0.075と0.20インチとの間の幅Wpを有
することができる。特に、隔壁は、ほぼ0.10インチ
の幅Wpを有することができる。それ故に、溝間のピッ
チPは、約0.09と0.24インチとの間であっても
よい。特に、ピッチは、ほぼ0.12インチであっても
よい。
【0041】隔壁幅Wpに対する溝幅Wgの比率は、約
0.10と0.25との間になるように選定できる。比
率は、ほぼ0.2であってもよい。溝が広過ぎる場合、
研磨パッドは、柔らかすぎ、「平面化効果」が起こるで
あろう。これに反して、溝が狭過ぎる場合、溝から廃棄
材料を除去することが困難になる。同様に、ピッチが小
さ過ぎる場合、溝は相互に接近し過ぎであろうし、研磨
パッドは柔らかすぎるであろう。これに反して、ピッチ
が大き過ぎる場合、スラリは、基板の表面全体へ一様に
は移送されないであろう。
【0042】溝104は、少なくとも約0.02インチ
の深さDgも有する。深さDgは、約0.02と0.05
インチとの間であってもよい。特に、溝の深さDgは、
ほぼ0.03インチであってもよい。上部層36は、約
0.06と0.12インチとの間の厚さTを有すること
ができる。その場合、厚さTは約0.07インチであっ
てもよい。厚さTは、基底部分112の底と下部層38
との間の距離Dpが約0.035と0.085インチと
の間になるように選定されねばならない。特に、距離D
pは約0.04インチであってもよい。距離Dpが小さ過
ぎる場合、研磨パッドは柔らかすぎるであろう。これに
反して、距離Dpが大き過ぎる場合、研磨パッドは、厚
く、結果として、より高価であろう。研磨パッドの他の
実施の形態は、同様な深さを持ってもよい。
【0043】図3を参照すると、溝104は、複数の環
状のアイランド部すなわち突出部を画成するパターンを
形成する。研磨のためにこれらのアイランド部により提
示される表面積は、研磨パッド100の横断面表面積の
約90%と75%との間である。結果として、基板と研
磨パッドとの間の表面応力は減じ、研磨工程の完了時に
基板からの研磨パッドの離脱を容易にする。
【0044】図5を参照すると、別の実施の形態では、
らせん形の溝124が、研磨パッド120の研磨表面1
22に配設される。好都合なことに、これらの溝は、ピ
ッチPで同一の間隔を保っている。らせん形の隔壁12
6が、らせん形の環を分離する。らせん形の溝124及
びらせん形の隔壁126は、図3の円形の溝104およ
び円形の隔壁106と同じ寸法を有することができる。
すなわち、らせん形の溝124は、少なくとも約0.0
2インチの深さ、少なくとも約0.015インチの幅、
および少なくとも約0.09インチのピッチを有するこ
とができる。特に、らせん形の溝124は、例えば0.
03インチという、0.02と0.05インチとの間の
深さ、0.20インチという約0.015と0.40と
の間の幅、および0.12インチという約0.09と
0.24インチとの間のピッチPを有してもよい。
【0045】図6と図7を参照すると、別の実施の形態
では、複数の同心円形の溝144が、研磨パッド140
の研磨表面142に配設される。しかし、これらの溝は
同一の間隔を保たない。むしろ、研磨表面142は、異
なるピッチで溝が離間した間隔を保つ区域に仕切られて
いる。加えて、溝は、必ずしも同一の深さを持たない。
【0046】一つの実施例では、研磨表面142は、最
内区域150、環状の最外区域156、および2つの中
間区域152、154を含む、4つの同心円区域に分割
される。区域150は溝無しで構築でき、区域154で
の溝は、区域152、156での溝より密に間隔を保つ
ことができる。従って、区域154での溝は、ピッチP
2で離間した間隔を保ち、それに対し、区域152と1
56での溝は、ピッチP1で離間した間隔を保ち、ここ
で、P2はP1より小さい。各溝144は、幅Wgを有す
ることができる。幅Wgは、約0.02インチという約
0.015と0.04インチとの間であってもよい。溝
は、約0.02と0.03インチとの間の均一の深さD
gも有することができる。
【0047】広いピッチ区域152と156での各溝の
間は、幅Wp1を有する広い環状の隔壁146aであり、
それに対し、狭いピッチ区域154での各溝の間は、幅
p2を有する狭い環状の隔壁146bである。各広い隔
壁146aは、約0.18インチという約0.12と
0.24インチとの間の幅Wp1を有することができる。
それ故に、広い隔壁区域での溝間のピッチP1は、0.
2インチという約0.09と0.24インチとの間であ
ってもよい。従って、ピッチP1はピッチP2の約2倍の
大きさであってもよい。広い隔壁146aにより提示さ
れる表面積は、広い隔壁区域の利用可能な横断面表面積
の約90%である。
【0048】先に記載したように、区域154での溝
は、相互に密接に間隔を保ってもよい。各狭い隔壁14
6bは、約0.08インチという約0.04と0.12
インチとの間の幅Wp2を有することができる。それ故
に、狭い隔壁区域での溝間のピッチP2は、0.10イ
ンチという約0.045と0.2インチとの間であって
もよい。狭い隔壁146bにより提示される表面積は、
狭い隔壁区域の利用可能な横断面表面積の約75%であ
る。
【0049】研磨パッド140は、いわゆる「速い帯域
(fast band)」効果のような研磨の均等性問題を克服す
ることに特に適している。速い帯域効果は、2層研磨パ
ッドをヒュームドシリカ(乾式法無水ケイ酸)(fumed s
ilica) を含有するSS12スラリと共に使用する酸化
物の研磨で現れる傾向がある。速い帯域効果は、その中
心が基板の端部からほぼ15ミリメートルに配置される
基板の環状区域を著しく過剰研磨させる。この環状区域
は幅約20ミリメートルであってもよい。研磨パッド1
40が速い帯域効果に対抗するよう構築される場合、第
1区域150は約3.2インチの半径W1を有すること
ができ、第2区域152は約4.8インチの幅W2を有
することができ、第3区域154は約1.2インチの幅
3を有することができ、第4区域156は約0.8イ
ンチの幅W4を有することができる。そのような幅は、
直径で約20インチの研磨パッドに対して使用される。
そのようなパッドに対して、基板は、約0.8インチの
掃引範囲で研磨パッド表面を横切り移動可能であり、そ
れにより、基板は、振動の最外点でパッドの端から約
0.2インチと、振動の最内点でパッドの中心から約
1.0インチとへ振動する。
【0050】研磨速度は、研磨中に基板に接触する研磨
パッドの表面積の百分率に相当するようである。より多
くの横断面表面積が溝により占有される区域を持つ研磨
パッドを提供することにより、研磨速度はその区域で低
下する。詳細には、区域154で密に間隔を保つ溝は、
そうでなければ過剰研磨される基板の部分での研磨速度
を低下させる。結果として、研磨パッドは、速い帯域効
果を補正し、研磨の均等性を改善する。
【0051】別の実施の形態では、図8と9を参照する
と、複数の同心円形の溝164a、164bが、研磨パ
ッド160の研磨表面162に配設される。これらの溝
164a、164bは、ピッチPで均一の間隔を保つこ
とができる。しかし、溝は同一の幅を有さない。
【0052】一つの実施例では、研磨表面162は、最
内区域170、最外区域176、および2つの中間区域
172、174を含む、4つの同心円区域に分割され
る。区域170は溝無しで構築でき、区域174での溝
164bは、区域172、176における溝164aよ
り広くできる。狭い溝164aは幅Wg1を有することが
でき、それに対し、広い溝164bは幅Wg2を有するこ
とができる。各狭い溝164aの間は、幅Wp1を有する
広い環状の隔壁166aであり、それに対し、各広い溝
164bの間は、幅Wp2を有する狭い環状の隔壁166
bである。
【0053】広い溝は、狭い溝よりほぼ2倍から20
倍、例えば6倍広くできる。狭い溝164aは0.02
インチという約0.015と0.04インチとの間の幅
g1を有することができ、それに対し、広い溝164b
は0.125インチという約0.04と0.3インチと
の間の幅Wg2を有することができる。広い隔壁166a
は0.18インチという約0.10と0.385インチ
との間の幅Wp1を有することができ、それに対し、狭い
隔壁166bは0.075インチという約0.05と
0.10インチとの間の幅Wp2を有することができる。
溝は、0.2インチという約0.09と0.40インチ
との間のピッチPで一様に間隔を保つことができる。狭
い溝の区域172、176では、隔壁は、利用可能な横
断面表面積の約75%を占め、それに対し、広い溝の区
域174では、隔壁は、利用可能な横断面表面積の約5
0%を占める。
【0054】所望の接触表面積を達成するために、種々
の溝の幅および/または間隔が使用することができるこ
とに注意されたい。主要な要素は、そうでなければ過剰
研磨されるであろう基板の部分に接触する表面積が少な
いことである。不均等な溝の間隔と幅とを有する研磨パ
ッド160も、基板の不均等な研磨が所望されるプロセ
スで有益である。
【0055】別の実施の形態では、図10と11を参照
すると、複数の同心円形の溝184a、184bが、研
磨パッド180の研磨表面184に配設される。溝18
4a、184bは、不同一のピッチと不同一の幅の両方
を有する。
【0056】一つの実施例では、研磨表面182は、最
内区域190、最外区域196、および2つの中間区域
192、194を含む、4つの実質的に円形同心区域に
分割される。区域190は溝無しで構築でき、中間区域
の一つ194での溝184bは、中間区域の一つ192
と最外区域196との溝184aより広く、しかし更に
離間した間隔を保つことができる。狭い溝184aは、
約0.02インチの幅Wg1を有することができ、それに
対し、広い溝184bは、約0.125インチの幅Wg2
を有することができる。
【0057】狭い溝184aは、約0.12インチのピ
ッチP1で配設でき、それに対し、中間区域の一つ19
4での広い溝184bは、約0.2インチのピッチP2
で配設できる。各狭い溝184aの間は、約0.1イン
チの幅Wp1を有する環状の隔壁186aであり、それに
対し、各広い溝184bの間は、約0.075インチの
幅Wp2を有する環状の隔壁186bである。
【0058】図12を参照すると、別の実施の形態で
は、らせん形の溝204が、研磨パッド200の研磨表
面202に配設される。らせん形の隔壁206がらせん
形の環を分離する。溝204は、不同一のピッチを有す
ることができる。溝204の幅は、同一でも、同一でな
くてもよい。
【0059】研磨表面202は、最内区域210、最外
区域216、および2つの中間区域212、214を含
む、4つの同心円区域に分割できる。中間区域の一つ2
14ではらせん形の溝は、もう一方の中間区域212と
最外区域216とでより狭いピッチを有する。詳細に
は、らせん形の溝204は、中間区域の一つ212と最
外区域216とでは約0.20インチのピッチP1を、
もう一方の中間区域214では約0.12インチのピッ
チP2を有することができる。らせん形の溝204は、
区域210内へは延在しない。
【0060】図13を参照すると、別の実施の形態で
は、複数の同心円形の溝224aと複数の蛇行する溝2
24bとが、研磨パッド220の研磨表面224に配設
される。蛇行する溝224bは、円形の溝224aより
広くできる。各円形の溝224aの間は、環状の隔壁2
26aであり、それに対し、各蛇行する溝224bの間
は、蛇行する隔壁226bである。図示されていない
が、蛇行する溝224bの幾つかは、円形の溝224a
の幾つかと交差してもよい。
【0061】研磨表面222は、最内区域230、最外
区域236、および2つの中間区域232、234を含
む、4つの同心円区域に分割できる。最内区域230
は、溝無しで構築でき、それに対し、蛇行する溝224
bは、中間区域の一つ234に配置できる。円形の溝2
24aは、もう一方の中間区域232と最外区域236
とに配置できる。
【0062】円形の溝224aは、約0.02インチの
幅と約0.12インチのピッチとを有して構築できる。
蛇行する溝224bの各々は、最内と最外の半径との間
に0.2または0.4インチという約0.1から0.5
インチの振幅(A)でうねることができる。蛇行する溝
224bの各うねりは、15度という約5と180度と
の間の角度(α)の中で延在できる。従って、各蛇行す
る溝224bは、約2個と72個との間(例えば、2
4)のうねりを有することができる。蛇行する溝224
bは、約0.125インチの幅と約0.20インチのピ
ッチとを有することができる。蛇行する溝224の第2
ピッチは、振幅の約1倍と2倍との間、または第2幅の
約1.5倍と2倍との間であってもよい。
【0063】実施例の研磨パッド220では、中間区域
の一つ232は、約3.2インチの半径から約8.0イ
ンチの半径まで延在でき、もう一方の中間区域234
は、約8.0インチの半径から約9.2インチの半径ま
で延在できる。最外区域236は、約9.2インチの半
径から約9.92インチの半径まで延在できる。
【0064】図14を参照すると、なお別の実施の形態
では、円形の溝244a、244bが、研磨パッド24
0の研磨表面242に配設される。溝244a、244
bは、不同一の幅を有する。加えて、溝244aは、点
248aの周りに同心であり、それに対し、溝224b
は、異なる点248bの周りに同心である。溝244a
は、環状の隔壁246aにより分離され、それに対し、
溝244bは、環状の隔壁246bにより分離される。
中心点248a、248bは、溝244b間のピッチに
ほぼ等しい距離(d)だけ隔離できる。図示されていな
いが、円形の溝244aの幾つかは、円形の溝244b
の幾つかと交差してもよい。
【0065】研磨表面242は、最内区域250、最外
区域256、および2つの中間区域252、254を含
む、4つの同心円区域に分割される。中間区域の一つ2
52と最外区域256とでの溝は、一つの点248aの
周りに同心であり、それに対し、もう一方の中間区域2
54での溝は、別の点248bの周りに同心である。中
間区域252、254での溝244a、244bは、そ
れぞれ0.02から0.125インチの幅と、それぞれ
約0.20から0.24のピッチを有することができ
る。
【0066】図15を参照すると、また別の実施の形態
では、複数の円形の溝264aと複数の溝円弧セグメン
ト (segmented groove arcs) 264bが、研磨パッド
260の研磨表面262に形成される。溝円弧セグメン
ト264bは、隣接する同心円形の経路268a、26
8bに沿い配設される。円弧264bは、オフセットさ
れることができ、それにより、経路268a上の円弧2
64bは、経路268b上の円弧264bと隣接しな
い。環状の隔壁266aが、各円形の溝264aを分離
し、それに対し、単一の隔壁266bが、溝円弧264
bを取囲む。本明細書で使用される場合、「円弧」は、
研磨パッドの最内同心円区域での点の周りの曲率を有す
る分節された溝と定義される。
【0067】研磨表面262は、最内区域270、最外
区域276、および2つの中間区域272、274を含
む、4つの同心円区域に分割できる。最内区域270は
溝無しで構築でき、それに対し、溝円弧264bは、中
間区域の一つ274に配置できる。円形の溝264a
は、もう一方の中間区域272と最外区域276とに配
置できる。円形の溝264aは、約0.02インチの幅
と、約0.20インチのピッチを有することができる。
溝円弧264bは、半径方向に約0.125インチの幅
を有することができる。円形の経路268a、268b
は、約0.2インチだけ離間した間隔を保つことができ
る。この実施の形態では、ピッチは隣接する円形の経路
間と考えられる。
【0068】図16を参照すると、なお別の実施の形態
では、複数の同心円形の溝284aとらせん形の溝28
4bとが、研磨パッド280の研磨表面282に形成さ
れる。環状の隔壁286aが、各円形の溝284aを分
離し、それに対し、らせん形の溝284bが、らせん形
の隔壁286bを画成する。
【0069】研磨表面282は、最内区域290、最外
区域296、および2つの中間区域292、294を含
む、4つの同心円区域に分割できる。最内区域290は
溝無しで構築でき、それに対し、らせん形の溝284b
は、中間区域の一つ294に配置できる。円形の溝28
4aは、もう一方の中間区域292と最外区域296と
に配置できる。円形の溝284aは、円形の溝264a
と同様に構築でき、約0.02インチの幅と、約0.1
2インチのピッチを有することができる。らせん形の溝
284bは、約0.125インチの幅と、約0.2イン
チのピッチを有することができる。
【0070】実施例の研磨パッド280では、最内区域
290は、約3.2インチの半径から約7.88インチ
の半径まで延在でき、中間区域の一つ292は、約8.
0インチの半径から約9.2インチの半径まで延在で
き、および、もう一方の中間区域294は、約9.32
インチの半径から約9.92インチの半径まで延在でき
る。
【0071】加えて、実施の形態の全てにおいて、隣接
する区域の間の溝幅および/または隔壁幅の漸進的変化
があってもよい。この漸進的変化は、隣接する区域での
レートの中間のレートでの研磨を提供する。基板は研磨
パッド表面を横切り振動するので、中間の研磨速度は、
基板の隣接する領域の間でより均等な研磨を提供するで
あろう。
【0072】図17と図18に示すように、研磨パッド
300は、4つの区域310、312、314、と31
6を含む。最外区域316は、半径方向幅W4を有し、
パッド端部317と、最外区域316および外側中間区
域314の間の外側仮想線319と、により境界付けら
れる。外側中間区域314は、半径方向幅W3を有し、
外側仮想線319と、外側中間区域314および内側中
間区域312の間の中間仮想線315と、により境界付
けられる。内側中間区域312は、内側仮想線313と
中間仮想線315とにより境界付けられる。内側中間区
域312は、W 2の半径方向幅を有する。最内区域31
0は、内側仮想線313により境界付けられ、半径W1
を有する。図17と図18に示す実施の形態に対するW
1、W2、W3とW4の値は、図5と図6に示す実施の形態
に対するW1、W2、W3とW4の値と同様で、例えば、そ
れぞれ約3インチ、5インチ、1インチと1インチであ
ってもよい。一般に、区域内の、溝の深さ、幅、ピッ
チ、および隔壁の幅は、各区域内で同一であることがで
きる。
【0073】最外区域316は、深さDg、幅Wg、とピ
ッチP1を有する複数の実質的に円形同心の溝304a
を含む。溝304aの間は、幅Wp1を有する複数の隔壁
306aである。同様に、内側中間区域312は、深さ
g、幅Wg、とピッチP1を有する複数の実質的に円形
同心の溝304cを含む。内側中間区域312は、幅W
p1を有する複数の隔壁306bも含む。
【0074】外側中間区域314も、幅Wg、深さDg
ピッチP2を有する複数の実質的に円形同心の溝304
bを含む。外側中間区域314は、幅Wp2を有する複数
の隔壁308bを含む。溝ピッチP2は溝ピッチP1より
大きく、隔壁Wp2幅は隔壁幅Wp1より大きい。
【0075】検討したように、溝深さDgは、0.05
インチ厚の上部層36に対して約0.02、または、
0.08インチ厚の上部層36に対して約0.03であ
ってもよい。溝幅Wgは、約0.02インチという約
0.015から0.04インチの範囲にあってもよい。
外側中間区域314での隔壁308の幅Wp2は、約0.
18インチという約0.12から0.24インチの範囲
にあってもよい。相応して、外側中間区域314でのピ
ッチP2は、約0.2インチという約0.09から0.
24インチの範囲にあってもよい。この故に、外側中間
区域314での研磨のために利用可能な表面積は、全利
用可能な横断面表面積の約75〜90%、例えば83%
であってもよい。
【0076】対照的に、最外と内側中間の区域316、
312での隔壁幅Wp1は、約0.08インチという約
0.04から0.12インチの範囲にあってもよい。相
応して、最外と内側中間の区域316、312でのピッ
チP1は、約0.1インチという約0.045から0.
2インチの範囲にあってもよい。結果として、最外と内
側中間の区域316、312での研磨のために利用可能
な表面積は、全利用可能な横断面表面積の約50−75
%、例えば69%であってもよい。
【0077】溝304a、304b、304cは、同一
の幅Wgと同一の深さDgとを有し、研磨パッド300の
中心点320に対して同心である。加えて、溝304
a、304b、304cは、それぞれの区域内で同一の
ピッチであり、P2はP1より約2倍または3倍まで大き
い。相応して、隔壁の幅Wp1、Wp2は、それぞれの区域
内で同一であり、Wp2はWp1より約2倍または3倍まで
大きい。
【0078】研磨パッド300での溝304a、304
b、304cの設計と構成の結果として、基板は、区域
312と316で、区域314でより比較的遅いレート
で研磨されるであろう。外側中間区域314に帰因する
研磨速度は、その区域がより少ない溝(しかし、なお、
パッド/基板の界面へ研磨スラリを供給する幾つかの
溝)を含有し、この故に、最外区域316と内側中間区
域312より高い割合の研磨表面積が基板に接触する故
に、より速い。
【0079】操作では、基板は、基板の最外同心円領域
が研磨パッドの最外区域316と内側中間区域312と
により研磨される時間をより多く費やし、その一方で、
基板の内側同心円領域が研磨パッドの外側中間区域31
4により研磨される時間をより多く費やすように、研磨
パッド300を横切り半径方向に動揺されることにより
研磨することができる。
【0080】このように、研磨パッド300は、基板の
最外同心円領域でのいずれの帯域効果すなわちエッジ効
果を好都合なことに排除する、すなわち実質的に克服す
る。研磨パッド300は、その上、基板の最外同心円領
域内での(研磨前)膜厚が、基板の内側同心円領域内で
の堆積された膜厚より薄い、一様でないつまり不均等な
膜堆積に関連する欠点を排除できる、すなわち実質的に
克服できる。
【0081】図19と20に示すように、研磨パッド4
00は、パッド中心420の周りに同心である4つの区
域410、412、414、と416を含む。最外区域
416は、半径方向幅W4を有し、パッド端部417と
外側仮想線419とにより境界付けられる。最内区域4
10は、半径方向幅W1を有し、パッド中心420と内
側仮想線413により境界付けられる。外側中間区域4
14は、半径方向幅W 3を有し、外側仮想線419と、
外側中間区域414および内側中間区域412の間の中
間仮想線415と、により境界付けられる。内側中間区
域414は、半径方向幅W2を有し、内側仮想線413
と中間仮想線415とにより境界付けられる。図19と
20に示される実施の形態に対するW1、W2、W3とW4
の値は、図17と18に示される実施の形態に対するW
1、W2、W3とW4の値と同様であってもよい。
【0082】最外区域416は、深さDg、幅Wg1、と
ピッチPgを有する複数の実質的に円形同心の溝404
aを含む。溝404aの間は、幅Wp1を有する複数の隔
壁406aである。同様に、内側中間区域412は、深
さDg、幅Wg1、とピッチP1を有する複数の実質的に円
形同心の溝404cを含む。内側中間区域412は、幅
p1を有する複数の隔壁406bも含む。
【0083】外側中間区域414は、幅Wg2、深さ
g、とピッチPgを有する複数の実質的に円形同心の溝
404bを含む。外側中間区域414は、幅Wp2を有す
る複数の隔壁408bも含む。溝幅Wg2は溝幅Wg1より
小さい。外側中間区域414での隔壁幅Wp2は、最外と
内側中間の区域416、412での隔壁幅Wp1より大き
い。ピッチPgは、約0.2インチという約0.09か
ら0.4インチの範囲にあってもよい。
【0084】溝深さDgは、約0.02と0.03との
間であってもよい。溝幅Wg2は、約0.02インチとい
う約0.015から0.04インチの範囲にあってもよ
い。溝幅Wg1は、約0.125インチという約0.04
から0.3インチの範囲にあってもよい。比Wg1:Wg2
は、約6:1という約2:1から20:1の範囲にあっ
てもよい。
【0085】外側中間区域414での隔壁408の幅W
p2は、約0.18インチという約0.1から0.385
インチの範囲にあってもよい。相応して、外側中間区域
414でのピッチP2は、約0.2インチという約0.
09から0.4インチの範囲にあってもよい。この故
に、外側中間区域414での研磨のために利用可能な表
面積は、全表面積の約75%であってもよい。
【0086】最外と内側中間の区域416、412での
隔壁幅Wp1は、約0.075インチという約0.05か
ら0.10インチの範囲にあってもよい。結果として、
最外と内側中間の区域416、412での研磨のために
利用可能な表面積は、区域416、412の全表面積の
約50%であってもよい。
【0087】図19と図20に示すように、溝は、最外
と内側中間の区域416、412で同一の幅Wg1を、外
側中間区域414で同一の幅Wg2を有する。その上、溝
404a、404b、404cは、内側、外側中間と最
外の区域412、414、416で同一の深さDgを有
することができる。加えて、溝は、それぞれの区域内で
同一のピッチであってもよい。相応して、図19と20
に示すように、それぞれの区域の各々内での隔壁の幅は
同一である。
【0088】研磨パッド400での溝404a、404
b、404cの設計と構成の結果として、基板の最外同
心円領域は、基板の内側同心円区域より比較的遅いレー
トで研磨することができる。外側中間区域414に帰因
する研磨速度は、その区域がより狭い溝を、従って、活
動的表面積のより高い割合を含有し、しかし、なお、パ
ッド/基板の界面へ研磨スラリを供給する充分な溝を含
有する故に、より速い。
【0089】対照的に、最外区域416と内側中間区域
412とに起因する研磨速度は、これらの区域が研磨の
ために利用可能な表面積を少なく有する故に、比較的よ
り遅い。基板の最外同心円領域が、比較的より遅い研磨
速度を与える最外と内側中間の区域416、412とに
より研磨される時間をより多く費やすように、研磨が導
かれ得る。相応して、基板の内側同心円領域は、比較的
より速い研磨速度を与える研磨パッドの外側中間区域4
14により研磨される時間をより多く費やすことができ
る。
【0090】このように、研磨パッド400は、基板の
最外同心円領域でのいずれの帯域効果すなわちエッジ効
果を好都合なことに排除する、すなわち実質的に克服す
る。研磨パッド400は、その上、基板の最外同心円領
域内での(研磨前)膜厚が、基板の内側同心円領域内で
の堆積された膜厚より薄い、一様でないつまり不均等な
膜堆積に関連する欠点を排除できる、すなわち実質的に
克服できる。
【0091】図21に示すように、研磨パッド500
は、内側仮想線508により境界付けられる内側区域5
10を含んでもよい。パッド500は、外側仮想線50
6とパッドの端部516とにより境界付けられる外側区
域502も含む。なお更に、パッド500は、内側仮想
線508と外側仮想線506とにより境界付けられる中
間区域504を含む。内側と外側の区域510、502
は溝が無く、それに対し、中間区域504は、研磨パッ
ド500の中心514の周りに同心である複数の実質的
に円形の溝512を含む。区域の半径方向幅は、研磨パ
ッド上に位置決めされる基板の端部が溝の無い内側と外
側の区域510、502の上にくるように選定される。
例えば、内側区域510は約3インチの半径W1を有す
ることができ、中間区域504は約5から6インチの半
径方向幅W2を、および外側区域502は約1から2イ
ンチの半径方向幅W3を有してもよい。
【0092】研磨パッド500は、基板の最外同心円区
域でより遅い研磨速度を好都合なことに提供する。詳細
には、基板はパッド500を横切り半径方向に振動され
るので、基板の最外同心円区域が、溝の無い内側と外側
の区域510、502で比較的より多い研磨時間を費や
すように、研磨プロセスが導かれる。その場合、研磨パ
ッド500は、、端部急速研磨、研磨リング、または基
板の外側端部領域におけるより薄い膜、に関連する問題
を征服する、すなわち実質的に克服する。この研磨パッ
ドは、基板端部で過剰研磨される傾向である、露出され
た金属層を有する基板を研磨するために特に有益であ
る。
【0093】図22に示すように、研磨パッド600
は、内側仮想線604により境界付けされる内側区域6
02を含む。内側区域602は、例えば、約3インチの
半径W 1を有する。パッド600は、更に、外側仮想線
614とパッドの外側端部626とにより境界付けられ
る最外区域620を含む。最外区域620は、例えば、
約1インチの半径方向幅W4を有する。研磨パッド60
0は、更に、内側仮想線604と中間仮想線608とに
より境界付けられる内側中間区域606を含む。内側中
間区域606は、例えば、約4.5インチの半径方向幅
2を有する。研磨パッド600は、なお更に、中間仮
想線608と外側仮想線614とにより境界付けられる
外側中間区域612を含む。外側中間区域612は、例
えば、約1.5インチの半径方向幅W3を有する。
【0094】最外区域620は、パッドの中心624の
周りに同心である複数の実質的に円形の溝622を含
む。内側中間区域606も、複数の実質的に円形同心の
溝610を含む。最内区域602は、溝が無い。
【0095】外側中間区域612は、複数の実質的に円
形同心の溝616と複数の穴618とを含む。穴618
は、(本明細書に定義された円弧の場合のように)研磨
パッド600の中心624の周りの曲率と無関係ないず
れの形状でもよい。例えば、穴は、形状が円形、または
楕円形であってよい。穴618は、溝616の間に位置
しても、溝と交差してもよい。
【0096】穴618は、研磨パッドに穴を打抜くこと
により簡単に作成してもよい。穴618は、外側中間区
域612に起因する研磨速度を好都合なことに減じ、一
方で、研磨パッド上と基板/パッド界面とでの研磨スラ
リの分配を改善する。なお更に、穴618は、基板とパ
ッドとの間の表面応力を減じることにより基板をパッド
表面から取外すことを容易にする。
【0097】円形の場合、穴は、約0.5インチの半径
を有することができ、外側中間区域612に歪んだ六角
形アレイで配設できる。内側と外側中間の区域での溝
は、約20ミル (mils) の幅と約120ミルのピッチと
を有することができる。外側中間区域512での研磨の
ために利用可能な表面積は、全表面積の約38%である
ことができる。
【0098】研磨パッド600は、外側中間区域612
に起因する研磨速度を好都合なことに減衰させる、つま
り低下させる。溝616と穴618が研磨のために利用
可能な表面積を減じる故に、研磨速度は外側中間区域6
12で低下される。その場合、研磨パッド600は、研
磨リング、エッジ効果、または端部急速研磨、に関連す
る問題を征服できる、すなわち実質的に克服できる。
【0099】上記で説明した実施の形態の溝は、研磨パ
ッドと基板との間の真空と付着力形成 (adhesion-formi
ng) の表面応力とを減じる空気チャネルを提供する。穴
618も、そのような表面応力を減じる。研磨のために
利用可能な表面積が低減するので、同じ研磨結果を達成
するために、付随して研磨時間の増加が必要とされる。
研磨のために利用可能なパッドの表面積は、基板と接触
することができる全横断面表面積である。
【0100】溝は、研磨表面に切削またはフライス加工
により形成できる。詳細には、フライス盤上の鋸歯刃
が、研磨表面に溝を切削することに使用できる。代替と
して、溝は、水圧または空圧プレスで研磨表面をエンボ
ス加工またはプレス加工することにより形成できる。比
較的単純な溝パターンは、高価な機械加工を回避する。
溝は、モールド型で研磨パッドを製作することによって
も形成できる。例えば、研磨パッドは、溝の逆形状を持
つモールド型で鋳造される重合反応で溝が形成できる。
【0101】上記で説明したように、スラリ/リンスア
ームがスラリを研磨表面に供給する。研磨パッドに形成
された連続的チャネルは、研磨パッドの方々へのスラリ
の移動を容易にする。従って、パッドのいずれの区域で
の過剰スラリが、溝構造により他の区域へ搬送でき、研
磨表面上のスラリのより均等な填補を提供する。それ故
に、スラリの分配が改善され、劣悪なスラリ分配に起因
する研磨速度のいずれの変動も減じるであろう。
【0102】加えて、溝は、研磨とコンディショニング
工程中に生成された廃棄材料がスラリ分配を妨害するで
あろう可能性を減らす。溝は、廃棄材料の研磨パッド表
面からの移動を容易にし、詰まりの可能性を減らす。溝
の幅は、スラリ/リンスアームからの噴霧リンスが廃棄
材料を効果的に溝をフラッシングすることを可能にす
る。
【0103】溝の深さは、研磨パッドの寿命を向上させ
る。上記で検討したように、コンディショニング処理
は、研磨パッドの表面から材料をすり減らし、取去り、
それによって、溝の深さを減じる。結果として,パッド
の寿命は、溝深さを増大することにより延長できる。
【0104】本発明は、図示され説明された実施の形態
に限定されない。むしろ、発明の範囲は付帯する特許請
求の範囲により定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、化学的機械研磨装置の分解斜視略図で
ある。
【図2】図2は、キャリアヘッドと研磨パッドとの断面
略図である。
【図3】図3は、同心円形の溝を有する研磨パッドの平
面略図である。
【図4】図4は、図3の研磨パッドの4−4断面略図で
ある。
【図5】図5は、らせん形の溝を使用する研磨パッドの
平面略図である。
【図6】図6は、異なる溝間隔の区域を有する研磨パッ
ドの平面略図である。
【図7】図7は、図6の研磨パッドの7−7断面図であ
る。
【図8】図8は、異なる溝幅のある区域を有する研磨パ
ッドの平面略図である。
【図9】図9は、図8の研磨パッドの9−9断面図であ
る。
【図10】図10は、異なる溝幅と異なる溝間隔とのあ
る区域を有する研磨パッドの平面略図である。
【図11】図11は、図10の研磨パッドの11−11
断面図である。
【図12】図12は、らせん形の溝と異なる溝ピッチの
区域とを有する研磨パッドの平面略図である。
【図13】図13は、同心円形の溝と蛇行する溝とを有
する研磨パッドの平面略図である。
【図14】図14は、異なる半径中心を持つ円形の溝を
有する研磨パッドの平面略図である。
【図15】図15は、同心円形の溝と溝円弧分節とを有
する研磨パッドの平面略図である。
【図16】図16は、同心円形の溝とらせん形の溝との
両方を有する研磨パッドの平面略図である。
【図17】図17は、異なる溝間隔の区域を有する研磨
パッドの平面略図である。
【図18】図18は、図17の研磨パッドの18−18
断面図である。
【図19】図19は、異なる溝幅の区域を有する研磨パ
ッドの平面略図である。
【図20】図20は、図19の研磨パッドの20−20
断面図である。
【図21】図21は、内側と最外の同心円区域に溝の無
い研磨パッドの平面略図である。
【図22】図22は、中間同心円区域に穴を組合せた溝
を有する研磨パッドの平面略図である。
【符号の説明】
10…基板、20…研磨装置、22…下部機械基部、2
3…テーブル上部、25…研磨ステーション、27…搬
送ステーション、30…プラテン、36…上部層、38
…下部層、40…パッドコンディショナ装置、42…ア
ーム、46…洗浄鉢、50…スラリ、52…スラリ/リ
ンス兼用アーム、55…洗浄ステーション、60…カラ
セル、62…中心支柱、64…カラセル軸、66…カラ
セル支持プレート、68…カバー、70…キャリアヘッ
ドシステム、72…半径方向スロット、74…キャリア
駆動シャフト、76…キャリアヘッド回転モータ、80
…キャリアヘッド、82…ハウジング組立体、84…基
部組立体、86…保持リング組立体、88…可撓性膜、
100…研磨パッド、102…研磨表面、104…同心
円形溝、106…隔壁、110…壁、112…基底部
分、120…研磨パッド、122…研磨表面、124…
らせん形の溝、126…らせん形隔壁、140…研磨パ
ッド、142…研磨表面、144…同心円形溝、146
…隔壁、152,154、156…中間区域、160…
研磨パッド、162…研磨表面、164…溝、170…
最内区域、172,174…中間区域、176…最外区
域、180…研磨パッド、182…研磨表面、184…
溝、190…最内区域、192,194…中間区域、1
96…最外区域、204…らせん形の溝、206…らせ
ん形の隔壁、210…最内区域、212、214…中間
区域、216…最外区域、220…研磨パッド、222
…研磨表面、224…同心円形の溝、230…最内区
域、232,234…中間区域、236…最外区域、2
40…研磨パッド、242…研磨表面、244…溝、2
46…隔壁、248…中心点、250…最内区域、25
2,254…中間区域、256…最外区域、260…研
磨パッド、262…研磨表面、264…溝円弧、266
…隔壁、268…同心円形の経路、270…最内区域、
272,274…中間区域、276…最外区域、280
…研磨パッド、282…研磨表面、284…円形の溝、
286…らせん形の隔壁、290…最内区域、292,
294…中間区域、296…最外区域、300…研磨パ
ッド、310…最内区域、312,314…中間区域,
316…最外区域、400…研磨パッド、404…円形
同心の溝、406…隔壁、410……最内区域、41
2,414…中間区域、413…内側仮想線、415…
中間仮想線、416…最外区域、417…パッド端部、
419…外側仮想線、420…パッド中心、500…パ
ッド、502、504…中間区域、506…外側仮想
線、508…内側仮想線、510…内側区域、512…
溝、514…中心、600…研磨パッド、602…内側
区域、604…内側仮想線、606…中間区域、608
…中間仮想線、612…外側中間区域、616…円形同
心溝、618…穴、620…最外区域、624…パッド
の中心。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス エイチ. オスターヘルド アメリカ合衆国, カリフォルニア州, マウンテン ヴュー, バーバラ アヴェ ニュー 1195 (72)発明者 ドイル エドワード ベネット アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, マッキンレイ ドライ ヴ 3107 (72)発明者 フレッド シー. レデカー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フリーモント, シオックス ドライヴ 1801 (72)発明者 ギネット アディエーゴ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, バークレイ, ボニータ ストリート 1438 ナンバー5 (72)発明者 ロバート ディ. トールズ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン ノゼ, ロッセ コート 536 (72)発明者 カピラ ウィジェクーン アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サンタ クララ, ワーバートン アヴェ ニュー 1771 ナンバー3 (72)発明者 スタン ディ. ツァイ アメリカ合衆国, カリフォルニア州, フリーモント, デッカー テラス 5444 (72)発明者 ベンジャミン エー. ボナー アメリカ合衆国, カリフォルニア州, サン マテオ, サウス エルドラド ス トリート 422

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学的機械研磨システムにおいて基板を
    研磨するための研磨パッドであって:第1幅及び第1ピ
    ッチとを持つ第1の複数の実質的に円形同心の溝を有す
    る第1研磨区域と;前記第1研磨区域を包囲し、第2幅
    及び第2ピッチとを持つ第2の複数の実質的に円形同心
    の溝を有する第2研磨区域と;を備え、前記第2研磨区
    域は、前記研磨パッドの最外区域であり、前記第2幅は
    前記第1幅より大きい;研磨パッド。
  2. 【請求項2】 前記第2ピッチは、前記第1ピッチより
    小さい、請求項1の研磨パッド。
  3. 【請求項3】 第1の複数の隔壁が前記第1の複数の溝
    を分離し、第2の複数の隔壁が前記第2の複数の溝を分
    離し、前記第1研磨区域の表面積に対する前記第1の複
    数の隔壁の表面積の比率は、前記第2研磨区域の表面積
    に対する前記第2の複数の隔壁の表面積の比率より大き
    い、請求項1の研磨パッド。
  4. 【請求項4】 前記第1ピッチは、前記第2ピッチと実
    質的に等しい、請求項1の研磨パッド。
  5. 【請求項5】 化学的機械研磨システムにおいて基板を
    研磨するための研磨パッドであって:第1幅及び第1ピ
    ッチとを持つ第1の複数の実質的に円形同心の溝を有す
    る第1研磨区域と;前記第1研磨区域を包囲し、第2幅
    及び第2ピッチとを持つ第2の複数の実質的に円形同心
    の溝を有する第2研磨区域と;を備え、前記第2研磨区
    域は、前記研磨パッドの最外同心円区域であり、前記第
    2ピッチは前記第1ピッチより小さい;研磨パッド。
  6. 【請求項6】 前記第2幅は、前記第1幅より大きい、
    請求項5の研磨パッド。
  7. 【請求項7】 第1の複数の隔壁が前記第1の複数の溝
    を分離し、第2の複数の隔壁が前記第2の複数の溝を分
    離し、前記第1研磨区域の表面積に対する前記第1の複
    数の隔壁の表面積の比率は、前記第2研磨区域の表面積
    に対する前記第2の複数の隔壁の表面積の比率より大き
    い、請求項5の研磨パッド。
  8. 【請求項8】 前記第1幅は、前記第2幅と実質的に等
    しい、請求項5の研磨パッド。
  9. 【請求項9】 化学的機械研磨システムにおいて基板を
    研磨するための研磨パッドであって:第1幅及び第1ピ
    ッチとを持つ第1の複数の実質的に円形同心の溝を有す
    る第1研磨区域と;前記第2研磨区域を包囲し、第2幅
    及び第2ピッチとを持つ第2の複数の実質的に円形同心
    の溝を有する第2研磨区域と;を備え、前記第1幅は前
    記第2幅より大きく、または前記第1ピッチは前記第2
    ピッチより小さく、更に、前記第2研磨区域を包囲し、
    第3幅及び第3ピッチとを持つ第3の複数の実質的に円
    形同心の溝を有する第3研磨区域;を備え、前記第3の
    ピッチと幅とは、それぞれ前記第1のピッチと幅とに実
    質的に等しい;研磨パッド。
  10. 【請求項10】 前記第1ピッチは、前記第2ピッチよ
    り小さい、請求項9の研磨パッド。
  11. 【請求項11】 前記第1幅は、前記第2幅と実質的に
    等しい、請求項10の研磨パッド。
  12. 【請求項12】 前記第1幅は、前記第2幅より大き
    い、請求項9の研磨パッド。
  13. 【請求項13】 前記第1ピッチは、前記第2ピッチと
    実質的に等しい、請求項12の研磨パッド。
  14. 【請求項14】 第1の複数の隔壁が前記第1の複数の
    溝を分離し、第2の複数の隔壁が前記第2の複数の溝を
    分離し、さらに、第3の複数の隔壁が前記第3の複数の
    溝を分離し、前記第1区域の表面積に対する前記第1の
    複数の隔壁の表面積の第1比率は、約0.5から0.7
    5の範囲にあり、前記第2区域の表面積に対する前記第
    2の複数の隔壁の表面積の第2比率は約0.75から
    0.95の範囲にあり、そして前記第3区域の表面積に
    対する前記第3の複数の隔壁の表面積の第3比率は、約
    0.5から0.75の範囲にある、請求項1の研磨パッ
    ド。
  15. 【請求項15】 前記第1と第3比率は約0.69であ
    り、前記第2比率は約0.83である、請求項14の研
    磨パッド。
  16. 【請求項16】 化学的機械研磨システムにおいて基板
    を研磨するための研磨パッドであって:第1の複数の円
    形の溝を有する第1研磨区域と;第2の複数の円形の
    溝、および前記第2の複数の円形の溝に散在される複数
    の穴を有する第2研磨区域と;を備える研磨パッド。
  17. 【請求項17】 更に、第3の複数の円形の溝を有する
    第3研磨区域を備える、請求項16の研磨パッド。
  18. 【請求項18】 更に、溝無しまたは穴無しで形成され
    る第4研磨区域を備える、請求項16の研磨パッド。
  19. 【請求項19】 前記第3研磨区域は前記第4研磨区域
    を包囲し、前記第2研磨区域は前記第3研磨区域を包囲
    し、前記第1研磨区域は前記第2研磨区域を包囲する、
    請求項18の研磨パッド。
  20. 【請求項20】 化学的機械研磨システムにおいて基板
    を研磨するための研磨パッドであって:溝を欠如する第
    1研磨区域と;前記第2研磨区域を包囲し、複数の実質
    的に円形同心の溝を有する第2研磨区域と;前記第2研
    磨区域を包囲し、溝を欠如する第3研磨区域;を備える
    研磨パッド。
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