JP2001036253A - 多層配線回路基板及びその製造方法 - Google Patents

多層配線回路基板及びその製造方法

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JP2001036253A
JP2001036253A JP11210045A JP21004599A JP2001036253A JP 2001036253 A JP2001036253 A JP 2001036253A JP 11210045 A JP11210045 A JP 11210045A JP 21004599 A JP21004599 A JP 21004599A JP 2001036253 A JP2001036253 A JP 2001036253A
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wiring pattern
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JP11210045A
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Michio Horiuchi
道夫 堀内
Takashi Kurihara
孝 栗原
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Shinko Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装される半導体装置等の電子部品との熱膨
張率差に起因して発生する応力を吸収し得る多層配線基
板を提供する。 【解決手段】 絶縁性樹脂からなる絶縁層を介して多層
に積層された配線パターンの各々が、絶縁層を貫通する
ヴィアによって電気的に接続されて成る多層配線回路基
板において、該配線パターンのうち、半導体素子等の電
子部品が実装される配線パターン22、22・・が、前
記多層配線回路基板を主として構成する本体部基板10
の絶縁層14,14・・を形成する樹脂よりも低弾性率
の低弾性樹脂によって形成された低弾性樹脂層24の外
層に形成され、且つ前記外層及び低弾性樹脂層24を貫
通するヴィア26によって本体部基板10に形成された
本体部パターン16,16・・と電気的に接続されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は多層配線回路基板及
びその製造方法に関し、更に詳細には絶縁性樹脂からな
る絶縁層を介して多層に積層された配線パターンの各々
が、前記絶縁層を貫通するヴィアによって電気的に接続
されて成る多層配線回路基板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】半導体装置等の電子部品が実装される多
層配線回路基板(以下、単に配線基板と称することがあ
る)には、図10に示す如く、絶縁性樹脂によって形成
された絶縁層300、300・・を介して配線パターン
302、302・・が積層された配線基板が使用され
る。図10に示す配線基板では、配線パターン302、
302・・の相互を電気的に接続するヴィア304が形
成されている。このヴィア304は、ドリル等の工作具
を用いて絶縁層300、300・・に穿設した透孔の内
壁面にめっきを施して形成されたものである。かかる図
10に示す配線基板の一面側には、実装される半導体装
置等の電子部品306の外部接続端子308と電気的に
接続される実装配線パターン310が形成されている。
尚、ヴィア304は、必要に応じて導電性接着剤等の充
填材が充填されることもある。
【0003】この図10に示す配線基板の一面側に実装
された電子部品306には、半導体装置の様に、配線基
盤を形成する樹脂から成る絶縁層300,300・・の
熱膨張率とは異なる熱膨張率を有する電子部品が在る。
かかる電子部品が図10に示す配線基板に実装されたと
き、配線基板と電子部品との熱膨張率差に基づく応力が
電子部品に作用する。この応力は、電子部品を構成する
部材間の断線等の故障原因となったりする。このため、
配線基板と電子部品との熱膨張率差に基づく応力を吸収
すべく、電子部品内に応力緩和層を形成することがなさ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この様に、内部に応力
緩和層が形成された電子部品によれば、実装する配線基
板と電子部品との熱膨張率差に因る応力を応力緩和層で
吸収できるため、かかる応力に起因して発生する断線等
の故障を防止できる。しかし、内部に応力緩和が形成さ
れた電子部品は、応力緩和層を具備しない電子部品に比
較して大型化し、且つ製造コストも高くなる。しかも、
応力緩和効果にも限界が存在する。また、近年、半導体
素子がパッケージ化されることなく直接配線基板に実装
されることも多くなってきた。そこで、本発明の課題
は、実装される半導体装置等の電子部品との熱膨張率差
に起因して発生する応力を吸収し得る多層配線基板及び
その製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記課題を
解決すべく検討したところ、多層配線基板を形成する絶
縁層の樹脂よりも低弾性率の樹脂から成る低弾性樹脂層
を、実装配線パターンの直近に形成することによって、
電子部品との熱膨張率差に起因して発生する応力を充分
に吸収できることを知り、本発明に到達した。すなわ
ち、本発明は、絶縁性樹脂からなる絶縁層を介して多層
に積層された配線パターンの各々が、前記絶縁層を貫通
するヴィアによって電気的に接続されて成る多層配線回
路基板において、該配線パターンのうち、半導体素子等
の電子部品が実装される実装配線パターンが、前記多層
配線回路基板を主として構成する本体部基板の絶縁層を
形成する樹脂よりも低弾性率の低弾性樹脂によって形成
された低弾性樹脂層の外層に形成され、且つ前記外層及
び低弾性樹脂層を貫通するヴィアによって本体部基板に
形成された本体部配線パターンと電気的に接続されてい
ることを特徴とする多層配線回路基板にある。
【0006】また、本発明は、絶縁性樹脂からなる絶縁
層を介して多層に積層された配線パターンの各々が、前
記絶縁層を貫通するヴィアにより電気的に接続されて成
る多層配線回路基板を製造する際に、該多層配線回路基
板を主として構成する本体部基板の絶縁層を形成する樹
脂よりも低弾性率の低弾性樹脂から成る低弾性樹脂層
と、前記低弾性樹脂よりも高弾性率の樹脂から成る高弾
性樹脂層とから形成され、且つ前記高弾性樹脂層の表面
に、半導体素子等の電子部品が実装される実装配線パタ
ーンが形成されて成るフィルム状基板を、前記本体部基
板の少なくとも一面側に接合すると共に、前記本体部基
板の本体部配線パターンとフィルム状基板の実装配線パ
ターンとを、前記フィルム状基板の低弾性樹脂層及び高
弾性樹脂層を貫通して形成したヴィアによって電気的に
接続することを特徴とする多層配線回路基板の製造方法
にある。
【0007】更に、本発明は、絶縁性樹脂からなる絶縁
層を介して多層に積層された配線パターンの各々が、前
記絶縁層を貫通するヴィアにより電気的に接続されて成
る多層配線回路基板を製造する際に、該多層配線回路基
板を主として構成する本体部基板の絶縁層を形成する樹
脂よりも低弾性率の低弾性率樹脂から成る低弾性樹脂層
を前記本体部基板の一面側に形成した後、前記低弾性樹
脂層の表面に半導体素子等の電子部品が実装される実装
配線パターンを形成し、前記本体部基板の一面に形成さ
れた配線パターンと前記実装配線パターンとを電気的に
接続するヴィアを、前記低弾性樹脂層を貫通して形成す
ることを特徴とする多層配線基板の製造方法でもある。
これらの本発明において、低弾性樹脂層を、30℃にお
ける弾性率が100〜800MPaであり、且つ150
℃における弾性率が1〜10MPaの樹脂によって形成
することが好ましい。
【0008】本発明によれば、多層配線回路基板を主と
して構成する絶縁層を形成する樹脂よりも低弾性率の樹
脂から成る低弾性樹脂層を多層配線基板内に形成でき
る。このため、本発明に係る多層配線回路基板に電子部
品が実装されたとき、多層配線基板と電子部品との熱膨
張率差に起因する応力は、多層配線回路基板内の低弾性
樹脂層の変形によって吸収され或いは緩和される。その
結果、多層配線回路基板に実装された電子部品には、両
者の熱膨張率差に起因する応力の影響が及ばず或いは緩
和され、電子部品内で断線等の故障発生を防止できる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る多層配線回路基板
(以下、単に配線基板と称することがある)は、図1に
示す様に、本体部基板10とフィルム状基板12とから
構成されている。かかる本体部基板10には、絶縁性樹
脂から成る絶縁層14、14・・を介して本体部配線パ
ターン16、16・・(以下、単に配線パターン16と
称することがある)が積層されている。この本体部基板
10では、配線パターン16の相互を電気的に接続する
ヴィア18は、ドリル等の工作具を用いて絶縁層14、
14・・に穿設した透孔の内壁にめっきを施して形成さ
れたものである。尚、ヴィア18は、必要に応じて導電
性接着剤等の充填材が充填されていてもよい。
【0010】かかる本体部基板10の一面側に接合され
たフィルム状基板12は、ポリイミド等の樹脂から成る
フィルム20と、フィルム20の一面側に形成された本
体部基板10の配線パターン16よりも微細な配線パタ
ーン22、22・・と、フィルム20の他面側に形成さ
れた、本体部基板10の絶縁層14、14・・を形成す
る樹脂よりも低弾性率の低弾性樹脂によって形成された
低弾性樹脂層24と、配線パターン22、22・・に一
端が接続されていると共に、他端が本体部基板10の配
線パターン16、16・・に接続されたヴィア26、2
6・・とから成る。このフィルム基板12では、配線パ
ターン22、22・・は、実装される半導体装置等の電
子部品の外部接続端子と接続される実装配線パターンで
あり、ヴィア26の径も本体部基板10に形成されたヴ
ィア18の径よりも小径である。ここで、「本体部基板
10の配線パターン16よりも微細な配線パターン2
2」とは、配線パターン22を構成するラインのライン
幅及びライン間のスペースが、配線パターン16を構成
するラインのライン幅及びライン間のスペースよりも狭
いことを意味する。
【0011】また、低弾性樹脂層24を形成する低弾性
率の低弾性樹脂としては、30℃における弾性率が10
0〜800MPaであり、且つ150℃における弾性率
が1〜10MPaの樹脂を好ましく用いることができ、
具体的には熱可塑性樹脂であるポリオレフィン系樹脂や
ポリイミド系樹脂、熱硬化性樹脂であるシリコーン樹脂
やNBR等のゴム成を含有する変性エポキシ樹脂を挙げ
ることができる。更に、かかる低弾性樹脂に、接着力を
有している場合、図1に示す様に、本体部基板10とフ
ィルム状基板12とを、低弾性樹脂層24によって接着
することができる。かかる接着の際に、フィルム状基板
12の一面側に形成されたヴィア26の他端が本体部基
板10の一面側に形成された配線パターン16に当接
し、フィルム状基板12の一面側に形成された配線パタ
ーン22と本体部基板10の配線パターン16とを電気
的に接続できる。
【0012】図1に示す配線基板を形成する本体部基板
10の絶縁層14、14・・は、エポキシ樹脂等の通常
の樹脂によって形成されており、実装された電子部品と
回路基板との熱膨張率に起因して発生する応力に対して
実質的に変形することがなく、回路基板に加えられた応
力を吸収又は緩和することができない。かかる本体部基
板10に接着されたフィルム状基板12の低弾性樹脂層
24は、実装された電子部品と回路基板との熱膨張率に
起因して発生する応力に対して容易に変形する。このた
め、配線基板に加えられた応力を吸収又は緩和すること
ができ、実装された電子部品に対する応力の影響を可及
的に少なくできる。また、図1に示す配線基板の本体部
基板10では、ヴィア18がドリル等の工作具によって
穿設した透孔の内壁に、めっき金属皮膜によって形成さ
れたものである。このため、ヴィア径等がドリル等の工
作具の大きさ等で決定され、ヴィア18の微細化には限
界があり、配線パターン16の微細化にも限界が存在
し、小型化されたCSP等の電子部品を実装は困難であ
る。この点、図1に示す配線基板では、本体部基板10
の一面側に、本体部基板10の配線パターン16及びヴ
ィア18よりも微細な配線パターン22及びヴィア26
が形成されたフィルム状基板12を接着することによっ
て、小型化され外部接続端子が高密度に配設されている
CSP等の電子部品の実装を可能にしている。
【0013】図1に示す配線基板は、図2に示す様に、
本体部基板10の一面側に、フィルム状基板12を低弾
性率樹脂層24(熱可塑性樹脂によって形成)により接
着することによって得ることができる。かかる接着の際
に、本体部基板10の配線パターン16と、フィルム状
基板12の配線パターン22とをヴィア26によって電
気的に接続させつつ、本体部基板10とフィルム状基板
12とを接着すべく、一端が配線パターン22に接続さ
れたヴィア26の他端を配線パターン16に当接させる
と共に、本体部基板10の一面側に、フィルム状基板1
2の熱可塑性樹脂から成る低弾性樹脂層24を当接させ
る。次いで、両基板が当接した状態を保持して加圧しつ
つ、低弾性樹脂層24を形成する熱可塑性樹脂の接着力
が発現する温度に加熱することによって、両基板を接着
できる。
【0014】ここで、図1及び図2に示す本体部基板1
0は、従来から知られている方法で製造することができ
る。例えば、一面側に所定形状の配線パターン16が形
成された複数枚の樹脂板を積層した後、ドリル等の工作
具によって透孔を形成し、次いで透孔の内壁にめっきを
施してヴィア18を形成する。このめっきでは、先ず無
電解めっき等によって、透孔の内壁面に銅等のフラッシ
ュめっきを行った後、フラッシュめっきを電極の一方と
する電解めっきによって透孔の内壁面に銅層を形成して
ヴィア18とする。尚、積層する樹脂板のうち、一部の
樹脂板を積層した後、透孔を穿設してからヴィア18を
形成し、その後、残りの樹脂板を積層してもよい。
【0015】かかる本体部基板10の一面側に接着され
るフィルム状基板12は、図3に示す方法で得ることが
できる。先ず、一面側に銅箔等の金属箔28が形成され
ている共に、他面側に熱可塑性樹脂から成る低弾性率樹
脂層24が形成されたポリイミド樹脂等の樹脂から成る
フィルム20に、低弾性率樹脂層24側に開口し且つ底
面に金属箔28が露出する凹部30を形成する[〔図3
(a)(b)〕。この凹部30は、炭酸ガスレーザ等の
レーザ加工によって形成できる。次いで、形成した凹部
30には、金属箔28を電極の一方とする電解めっきに
よって、銅等の金属32を充填する[〔図3(c)〕。
金属32は、凹部30の開口面まで充填してもよいが、
図3(c)に示す様に、凹部30の開口面よりも下方で
金属32の充填を停止し、残存凹部33を残すことが好
ましい。
【0016】この残存凹部33には、金属箔28及び金
属32を電極の一方として、低弾性樹脂層24を形成す
る熱可塑性樹脂の溶融温度以下で溶融するはんだ等の低
融点金属34を電解めっきにより充填し、ヴィア26を
形成する[図3(d)]。その後、金属箔28にフォト
リソ法等によってパターニングを施して微細な配線パタ
ーン22を形成する。更に、形成した配線パターン22
の所定箇所に、金めっき等の所要のめっきを施してもよ
い。尚、低融点金属としては、はんだ以外にも低弾性樹
脂層24を形成する熱可塑性樹脂の溶融温度よりも低温
で溶融する低融点金属、具体的には錫、鉛、亜鉛、ビス
マス、アンチモン、インジウム等の単体又は二種以上の
金属から成る合金であって、融点が400℃以下の金属
を用いることができる。
【0017】この様に、ヴィア26の先端部を低融点金
属34によって形成することによって、本体部基板10
の一面側にフィルム状基板12を熱圧着して接着する際
に、ヴィア26の先端部を形成する低融点金属34が溶
融して配線パターン16にヴィア26を確実に接着する
ことができる。更に、低融点金属34として、金属箔2
8にフォトリソ法等によってパターニングを施して配線
パターン22を形成する際に、エッチング液に対して保
護層となる低融点金属、例えばはんだを選択することが
好ましい。かかる保護層によって、ヴィア26の露出面
をマスクによって覆うことを必要としないため、フィル
ム状基板12の製造工程を簡略化できる。
【0018】フィルム状基板12に形成するヴィア26
としては、図4(a)に示す様に、凹部30の金属箔2
8が露出する底面に、保護金属36を充填した後、銅等
の金属32を電解めっき充填し、更に前述した低融点金
属34を充填して三層構造としてもよい。かかる三層構
造のうち、銅等の金属32から成る層が主としてヴィア
26を形成する。かかる保護金属36は、低融点金属3
4と同一金属であってもよく、異なる金属であってもよ
いが、ニッケル、錫、はんだを好適に使用できる。この
様に、凹部30の底面に保護金属36から成る層を形成
することによって、金属箔28にフォトリソ法等によっ
てパターニングを施して微細な配線パターン22を形成
する際に、図4(b)に示す様に、ヴィア26を形成す
る位置がずれて配線パターン22からヴィア26の一部
がはみ出しても、ヴィア26は保護金属36によってエ
ッチング液から保護することができる。尚、図5に示す
様に、凹部30に前述した低融点金属38のみを電解め
っきによって充填してヴィア26を形成してもよい。
【0019】図3〜図5に示す工程で形成されたフィル
ム状基板12は、図2に示す様に、本体部基板10の一
面側に加熱圧着されて一体化され、図1に示す配線基板
を得ることができる。更に、図1に示す配線基板には、
その電子部品が実装される実装面を、図6に示す様に、
電子部品の外部接続端子と接合される部分を除いてソル
ダレジスト等の樹脂から成る保護膜40によって覆うこ
とが好ましい。微細な配線パターン22等の酸化等を保
護膜40によって防止できるためである。
【0020】図1〜図6においては、単層のフィルム状
基板12について説明してきたが、図7に示す様に、フ
ィルム状基板12を多層フィルム状基板としてもよい。
図7に示す多層フィルム状基板12は、第1層のフィル
ム状基板12aと第2層のフィルム状基板12bとが、
第2層のフィルム状基板12bに形成された低弾性樹脂
層24によって接着されているものである。かかる多層
フィルム状基板12の微細な配線パターン22の相互
は、フィルム20及び低弾性樹脂層24を貫通するヴィ
ア26によって電気的に接続されている。この様に、フ
ィルム状基板12を多層化することによって、複数の低
弾性樹脂層24を形成でき、配線基板に加えられる応力
を更に一層吸収又は緩和できる。更に、微細な配線パタ
ーンを更に一層微細化、高密度化できる。
【0021】図1〜図7に示す配線基板は、ポリイミド
等の樹脂から成るフィルム20の一面側に配線パターン
22が形成され、且つフィルム20の他面側に低弾性樹
脂層24が形成されたフィルム状基板12が、本体部基
板10の一面側に接着されて形成されているが、図8に
示す配線基板であってもよい。図8に示す配線基板は、
実装される電子部品の外部接続端子と接続される配線パ
ターン22,22・・が、本体部基板10を主として構
成する絶縁層14、14・・を主として形成する樹脂よ
りも低弾性率の低弾性樹脂から成る低弾性樹脂層24の
表面に形成され、且つ低弾性樹脂層24を貫通するヴィ
ア26の一端が配線パターン22に接続されていると共
に、ヴィア26の他端が本体部基板10の配線パターン
16に接続されているものである。
【0022】図8に示す配線基板は、図9に示す方法に
よって形成できる。先ず、本体部基板10の一面側に、
低弾性樹脂を印刷等によって塗布して形成した低弾性樹
脂層24の表面に、低弾性樹脂の接着力を利用して銅箔
等の金属箔28を接着する[図9(a)の工程]。次い
で、底面に本体部基板10の配線パターン16が露出す
る凹部40を、金属箔28側に開口する[図9
(b)]。この凹部40は、金属箔28の所定個所をエ
ッチングした後、露出した低弾性樹脂層24に炭酸ガス
レーザ等のレーザを照射することによって形成できる。
更に、凹部40の内壁面等に無電解めっき又はスパッタ
リングによって銅層等の金属層42を形成した後[図9
(c)]、凹部40の開口部を除く金属層42上にレジ
スト層46を形成し、金属箔28を電極の一方とする電
解めっきによって、銅等の金属44を充填してヴィア2
6を形成する[図9(d)]。その後、レジスト層42
を剥離し、露出した金属層42及び金属箔28にフォト
リソ法によって配線パターン22を形成することによ
り、図8に示す多層配線基板を得ることができる。尚、
形成した配線パターン22の所定箇所に、金めっき等の
所要のめっきを施してもよい。
【0023】図9(d)の電解めっきの際に、金属層4
2は、凹部40の開口面まで充填してもよいが、凹部4
0の開口面よりも下方で金属層42の充填を停止し、残
存凹部を残すことが好ましい。この残存凹部には、金属
箔28及び金属層42を電極の一方として、低弾性樹脂
層24を形成する熱可塑性樹脂の溶融温度以下で溶融す
るはんだ等の低融点金属を電解めっきにより充填し、ヴ
ィア26を形成する。尚、低融点金属としては、はんだ
以外にも低弾性樹脂層24を形成する熱可塑性樹脂の溶
融温度よりも低温で溶融する低融点金属、具体的には
錫、鉛、亜鉛、ビスマス、アンチモン、インジウム等の
単体又は二種以上の金属から成る合金であって、融点が
400℃以下の金属を用いることができる。
【0024】以上、説明してきた図1〜図8に示す配線
基板によれば、配線基板内に低弾性樹脂層24を形成す
ることができ、実装された電子部品と配線基板との熱膨
張率差に起因して発生する応力を、低弾性樹脂層24が
変形して吸収又は緩和することができる。このため、実
装された電子部品には、熱膨張率差に起因して発生する
応力等の影響を可及的に少なくでき電子部品内の断線等
の故障発生を防止できる。更に、電子部品内に応力緩和
手段を設けることを実質的に要しないため、電子部品の
小型化を更に一層図ることが可能である。また、図1〜
図8に示す配線基板では、フィルム状基板12に微細な
配線パターン22を形成でき、本体部基板10に微細な
配線パターンを造り込むをことを要しないため、CSP
等の小型化された電子部品を実装できる配線基板を安価
に且つ容易に形成できる。更に、本体部基板10とフィ
ルム状基板12との各々について、導通試験等の試験を
実施して良品のみを一体化できるため、配線基板の累積
歩留りを向上できる。尚、これまでの説明は、CSP等
の小型化された電子部品を実装できる配線基板について
説明してきたが、本発明に係る配線基板を半導体素子搭
載用の半導体装置用配線基板にも適用できる。
【0025】
【実施例】実施例1 絶縁性樹脂からなる絶縁層14を介して積層された4層
の配線パターン16の各々が、絶縁層14を貫通するヴ
ィア18によって電気的に接続されて成る本体部基板1
0の一面側に、NBRゴム分散型熱硬化性変性エポキシ
樹脂シートを、その接着力を利用して接合し低弾性樹脂
層24を形成した。更に、この低弾性樹脂層24に厚さ
18μmの銅箔28を接着した。次いで、銅箔28の所
定個所にエッチングを施して低弾性樹脂層24を露出さ
せた後、低弾性樹脂層24に炭酸ガスレーザを照射し、
本体部基板10の配線パターン16が底面に露出する内
径が100μmの凹部40を形成した。この凹部40の
内壁面及び銅箔28の表面に、無電解めっきによって銅
層42を形成した後、凹部40の開口部を除く銅層42
の表面にレジスト層46を形成し、銅箔28を電極の一
方とする電解めっきによって凹部40内に銅を充填して
ヴィア26を形成した。その後、レジスト層46を剥離
し、銅層42及び銅箔28にフォトリソ法によって配線
パターン22を形成して図8に示す配線基板を得た。
尚、図8に示す配線基板の配線パターン22が形成され
た面側には、ソルダレジスト層を形成した。
【0026】実施例2 厚さ50μmのポリイミド樹脂フィルム20の一面側に
厚さ18μmの銅箔28を接着し、且つその他面側に熱
可塑性ポリオレフィン樹脂シートを接着して低弾性樹脂
層24を形成した。更に、低弾性樹脂層24側から炭酸
ガスレーザを照射し、底面に銅箔28が露出する内径1
00μmの凹部30を形成した後、銅箔28を電極の一
方とする電解めっきによって、凹部30内に錫鉛共晶合
金を充填してヴィア26を形成してヴィア付銅箔とし
た。次いで、このヴィア付銅箔を、絶縁性樹脂からなる
絶縁層14を介して積層された4層の配線パターン16
の各々が、絶縁層14を貫通するヴィア18によって電
気的に接続されて成る本体部基板10の一面側に接着し
た。その後、銅箔28にフォトリソ法によって配線パタ
ーン22を形成し、図1に示す配線基板を得た。
【0027】
【発明の効果】本発明に係る配線基板内には、実装され
た電子部品と配線基板との熱膨張率差に起因して発生す
る応力を変形して吸収又は緩和する低弾性樹脂層が形成
されている。このため、かかる応力に対する電子部品へ
の影響を可及的に緩和できる。その結果、半導体素子等
の応力緩和手段が何等設けられていない電子部品であっ
ても直接実装することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配線基板の部分断面図である。
【図2】図1に示す配線基板の製造方法を説明するため
の説明図である。
【図3】図1に示す配線基板を形成するフィルム状基板
の製造工程を説明する工程図である。
【図4】図3に示すフィルム状基板の他の例を説明する
ための部分断面図である。
【図5】図3に示すフィルム状基板の他の例を説明する
ための部分断面図である。
【図6】本発明に係る配線基板の他の例を説明するため
の部分断面図である。
【図7】本発明に係る配線基板の他の例を説明するため
の部分断面図である。
【図8】本発明に係る配線基板の他の例を説明するため
の部分断面図である。
【図9】図8に示す配線基板をの製造方法を説明するた
めの説明図である。
【図10】従来の配線基板の部分断面図である。
【符号の説明】
10 本体部基板 12 フィルム状基板 14 絶縁層 16、22 配線パターン 18、26 ビア 20 フィルム 24 低弾性樹脂層 28 金属層 30 凹部 32、44 金属 34、36、38 低融点金属 40 保護膜
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/11 H05K 1/11 N 3/40 3/40 K 3/42 640 3/42 640B Fターム(参考) 5E317 AA04 AA07 AA24 BB01 BB03 BB12 BB18 CC32 CC33 CC51 CC52 CD21 CD32 GG09 GG14 5E346 AA43 CC08 CC09 CC32 CC33 DD17 DD23 DD24 DD44 EE13 FF04 FF09 FF13 FF14 GG15 GG17 GG18 GG22

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性樹脂からなる絶縁層を介して多層
    に積層された配線パターンの各々が、前記絶縁層を貫通
    するヴィアによって電気的に接続されて成る多層配線回
    路基板において、 該配線パターンのうち、半導体素子等の電子部品が実装
    される実装配線パターンが、前記多層配線回路基板を主
    として構成する本体部基板の絶縁層を形成する樹脂より
    も低弾性率の低弾性樹脂から成る低弾性樹脂層の外層に
    形成され、 且つ前記外層及び低弾性樹脂層を貫通するヴィアによっ
    て本体部基板に形成された本体部配線パターンと電気的
    に接続されていることを特徴とする多層配線回路基板。
  2. 【請求項2】 低弾性樹脂層が、30℃における弾性率
    が100〜800MPaであり、且つ150℃における
    弾性率が1〜10MPaの樹脂によって形成されている
    請求項1記載の多層配線回路基板。
  3. 【請求項3】 実装配線パターンが、本体部基板に形成
    された本体部配線パターンよりも微細である請求項1又
    は請求項2記載の多層配線回路基板。
  4. 【請求項4】 実装配線パターンが、多層配線回路基板
    を主として構成する本体部基板の絶縁層を形成する樹脂
    よりも低弾性率の低弾性樹脂から成る低弾性樹脂層の表
    面に形成され、且つ前記低弾性樹脂層を貫通するヴィア
    によって前記本体部基板に形成された本体部配線パター
    ンと電気的に接続されている請求項1〜3のいずれか一
    項記載の多層配線回路基板。
  5. 【請求項5】 本体部基板の絶縁層を形成する樹脂より
    も低弾性率の低弾性樹脂から成る低弾性樹脂層と、前記
    低弾性樹脂よりも高弾性率の樹脂から成る高弾性樹脂層
    とから形成されていると共に、前記高弾性樹脂層の表面
    に実装配線パターンが形成されて成るフィルム状基板
    が、前記本体部基板の一面側に接合され、 且つ前記フィルム状基板の低弾性樹脂層と高弾性樹脂層
    とを貫通するヴィアによって前記実装配線パターンと本
    体部配線パターンとが電気的に接続されている請求項1
    〜3のいずれか一項記載の多層配線回路基板。
  6. 【請求項6】 本体部基板に形成された本体部配線パタ
    ーンが、絶縁層を貫通する透孔の内壁にめっき金属皮膜
    が形成されて成るヴィアによって電気的に接続されてい
    る請求項1〜5のいずれか一項記載の多層配線回路基
    板。
  7. 【請求項7】 実装配線パターンに一端部が接続された
    ヴィアの他端部が、低弾性樹脂層を形成する樹脂の融点
    以下の温度で溶融する低融点金属によって形成されてい
    る請求項1〜6記載の多層配線回路基板。
  8. 【請求項8】 低弾性樹脂層が複数層形成されている請
    求項1〜7のいずれか一項記載の多層配線回路基板。
  9. 【請求項9】 絶縁性樹脂からなる絶縁層を介して多層
    に積層された配線パターンの各々が、前記絶縁層を貫通
    するヴィアにより電気的に接続されて成る多層配線回路
    基板を製造する際に、 該多層配線回路基板を主として構成する本体部基板の絶
    縁層を形成する樹脂よりも低弾性率の低弾性樹脂から成
    る低弾性樹脂層と、前記低弾性樹脂よりも高弾性率の樹
    脂から成る高弾性樹脂層とから形成され、且つ前記高弾
    性樹脂層の表面に、半導体素子等の電子部品が実装され
    る実装配線パターンが形成されて成るフィルム状基板
    を、前記本体部基板の少なくとも一面側に接合すると共
    に、 前記本体部基板の本体部配線パターンとフィルム状基板
    の実装配線パターンとを、前記フィルム状基板の低弾性
    樹脂層及び高弾性樹脂層を貫通して形成したヴィアによ
    って電気的に接続することを特徴とする多層配線回路基
    板の製造方法。
  10. 【請求項10】 絶縁性樹脂からなる絶縁層を介して多
    層に積層された配線パターンの各々が、前記絶縁層を貫
    通するヴィアにより電気的に接続されて成る多層配線回
    路基板を製造する際に、 該多層配線回路基板を主として構成する本体部基板の絶
    縁層を形成する樹脂よりも低弾性率の低弾性樹脂から成
    る低弾性樹脂層を前記本体部基板の一面側に形成した
    後、 前記低弾性樹脂層の表面に半導体素子等の電子部品が実
    装される実装配線パターンを形成し、 前記本体部基板の一面に形成された本体部配線パターン
    と前記実装配線パターンとを電気的に接続するヴィア
    を、前記低弾性樹脂層を貫通して形成することを特徴と
    する多層配線基板の製造方法。
  11. 【請求項11】 低弾性樹脂層を形成する樹脂として、
    30℃における弾性率が100〜800MPaであり、
    且つ150℃における弾性率が1〜10MPaの樹脂を
    用いる請求項9又は請求項10記載の多層配線基板の製
    造方法。
  12. 【請求項12】 実装配線パターンを、本体部基板に形
    成した本体部配線パターンよりも微細に形成する請求項
    9〜11のいずれか一項記載の多層配線回路基板の製造
    方法。
  13. 【請求項13】 本体部基板に形成された本体部配線パ
    ターンを、絶縁層を貫通する透孔の内壁にめっき金属皮
    膜を形成したヴィアによって電気的に接続する請求項9
    〜12のいずれか一項記載の多層配線回路基板の製造方
    法。
  14. 【請求項14】 実装配線パターンに一端部が接続され
    たヴィアの他端部を、低弾性樹脂層を形成する樹脂の融
    点以下の温度で溶融する低融点金属によって形成する請
    求項9〜13のいずれか一項記載の多層配線回路基板の
    製造方法。
  15. 【請求項15】 低弾性樹脂層を複数層形成する請求項
    9〜14のいずれか一項記載の多層配線回路基板の製造
    方法。
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