JP2001029678A - ミシンのポケット枠 - Google Patents

ミシンのポケット枠

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外布の端部に縫製したり、ポケットの開口付
近にファスナー等の付属品が設けられた外布に縫製した
りする場合でも、ポケットを確実に保持することができ
るようにする。 【解決手段】 本発明のミシンのポケット枠1は、枠本
体5と、該枠本体5の左右に間隔を置いて前方に突設さ
れ、ポケットPの内布Rの一部Raを掛止しながらポケ
ットPの奥方向に押し退ける一対の下アーム20,21
と、ポケットPの外布Q又はポケットPの周囲の布地S
を内布Rとは相対的に反対方向に引き寄せた状態で下ア
ーム20,21上に押さえて保持する押え部材30とを
備えている。そして、ポケットP、その周囲の布地S又
は該ポケットPの付属品を逃がすための逃がしスペース
35を押え部材30の後方に設けたことを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポケットの外布に
縫製加工するためのミシンのポケット枠に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、従来のポケット枠50
を示しており、該ポケット枠50は、ミシンの駆動枠
(図示略)に装着される枠本体51と、該枠本体51の
左右に間隔を置いて前方に突設され、ポケットPの内布
Rの一部Raを掛止しながらポケットPの奥方向に押し
退ける一対の下アーム52と、ポケットPの外布Qを内
布Rとは相対的に反対方向に引き寄せた状態で下アーム
52上に保持する保持手段53とを備えている。
【0003】下アーム52の先端部には、ポケットPの
内布Rの一部Raを掛止する凹部54が設けられてい
る。保持手段53は、枠本体51の上面に水平面内にお
いて回動可能に軸支された上アーム55と、該上アーム
55の先端部に設けられ、ポケットPの外布Qを押さえ
る押え部材56とを備えている。上アーム55は、長手
板状に形成された弾性材よりなり、下アーム52を押さ
える方向に弾性力を発揮するように設けられている。
【0004】このポケット枠50は、ポケットPの外布
Qの開口縁部Qaの両端を一対の下アーム52及び押え
部材56で挟持し、外布Qの開口縁部Qaの中央に縫製
加工するようになっている。
【0005】このポケット枠50にポケットPを張設す
るには、まず、図7に二点鎖線で示すように上アーム5
5を枠本体51の外側に向けて回動させておく。次い
で、下アーム52の凹部54にポケットPの内布Rの一
部Raを掛止するとともに、ポケットPの外布Qを下ア
ーム52の基端側の上面に手で引き寄せる。すると、ポ
ケットPの内布Rの一部RaがポケットPの奥方向に押
し退けられるとともに、ポケットPの外布Qが該内布R
とは相対的に反対方向に引き寄せられた状態となる。次
いで、一方の手でポケットPの外布Qをこの状態に保持
しておき、他方の手で上アーム55を上方に持ち上げて
回動させることにより、押え部材56が下アーム52の
上面を押さえる位置に移動させた後、該上アーム55を
離すと、図7に示すようにポケットPがポケット枠50
に保持される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のポケ
ット枠50では、外布Qの端部に縫製したり、ポケット
Pの開口付近にファスナー等の付属品が設けられた外布
Qに縫製したりすることについては考慮されていなかっ
た。このため、このような縫製加工をするためにポケッ
トPを従来のポケット枠50に張設しようとすると、外
布Qの端部付近にあるポケットPの周囲の布地や前記付
属品が邪魔になり、押え部材56で縫製加工範囲の周囲
をうまく押さえることができないという問題がある。
【0007】また、ポケット枠50にポケットPを張設
するときは、上アーム55を上方に持ち上げて回動させ
るという動作と、押え部材56が下アーム52の上面を
押さえる位置において上アーム55を離すという動作と
の2つの動作をそれぞれの上アーム55について他方の
手で行わなければならず、作業が面倒であった。
【0008】また、薄い生地よりなる外布Qに縫製する
ときは、縫製による布地の縮みを防止するために外布Q
の裏側に補強用シート材を貼り付けなければならず、作
業が面倒であった。
【0009】本発明の第一の目的は、上記課題を解決
し、外布の端部に縫製したり、ポケットの開口付近にフ
ァスナー等の付属品が設けられた外布に縫製したりする
場合でも、ポケットを確実に保持することができるミシ
ンのポケット枠を提供することにある。
【0010】本発明の第二の目的は、ポケットを簡単に
張設することができるミシンのポケット枠を提供するこ
とにある。
【0011】本発明の第三の目的は、薄い生地よりなる
外布に縫製するときに、補強用シート材を外布の裏側に
簡単に配設することができるミシンのポケット枠を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のミシンのポケット枠は、枠本体と、該枠本
体の左右に間隔を置いて前方に突設され、ポケットの内
布の一部を掛止しながらポケットの奥方向に押し退ける
一対の下アームと、ポケットの外布又はポケットの周囲
の布地を前記内布とは相対的に反対方向に引き寄せた状
態で前記下アーム上に押さえて保持する押え部材とを備
えたミシンのポケット枠において、前記ポケット、その
周囲の布地又は該ポケットの付属品を逃がすための逃が
しスペースを前記押え部材の後方に設けたことを特徴と
している。
【0013】前記ポケットの付属品としては、特に限定
されないが、ファスナー、ボタン、フラップ、飾り物
(エンブレム、バッジ、リボン等)等を例示できる。
【0014】また、本発明のミシンのポケット枠は、枠
本体と、該枠本体の左右に間隔を置いて前方に突設さ
れ、ポケットの内布の一部を掛止しながらポケットの奥
方向に押し退ける一対の下アームと、ポケットの外布又
はポケットの周囲の布地を前記内布とは相対的に反対方
向に引き寄せた状態で前記下アーム上に押さえて保持す
る押え部材とを備えたミシンのポケット枠において、前
記押え部材は、前記枠本体の上面に前後回動可能に軸支
された上アームの先端部に設けられたことを特徴として
いる。
【0015】上記ミシンのポケット枠においては、ポケ
ットの外布の裏側に当てられる補強用シート材を、前記
一対のアームの間に仮保持する仮保持手段を前記枠本体
に設けた態様を例示できる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明を具体化した
第一実施形態のミシンのポケット枠1を示しており、該
ポケット枠1はミシンの駆動枠2に装着され、ミシンテ
ーブル(図示略)上で前後左右に駆動されるようになっ
ている。このポケット枠1は、図1に示すように駆動枠
2にネジ3で固定される装着部4と、該装着部4に対し
て着脱可能に取り付けられる枠本体5とを備えている。
【0017】装着部4は、その前面及び上面に開口した
略矩形の凹部4aと、前方かつ該凹部4aの上方に延び
る押え板8とを備えている。凹部4aの奥壁には永久磁
石6が埋設されており、凹部4aの底壁には凸部7が設
けられている。
【0018】枠本体5は、強磁性体材料よりなるベース
部10と、該ベース部10の前部に左右に相対移動可能
に設けられた可動部15とを備えている。ベース部10
の後部には、該後部を上下に貫通した穴11と、その後
端から上方に向けて折曲形成された被吸着部12と、該
被吸着部12の上端から前方に向けて折曲形成された被
押え部13とを備えている。
【0019】枠本体5は、ベース部10の被吸着部12
が装着部4の永久磁石6に吸着され、ベース部10の穴
11に装着部4の凸部7を嵌合されるとともに、該嵌合
が外れないように押え板8で被押え部13が押さえられ
た状態で、装着部4に装着されるようになっている。こ
のように、ポケット枠1は、装着部4より先端側の部分
をワンタッチで交換できるように構成されており、ポケ
ットPの形状や布厚等に応じて先端側の部分を最適なも
のに簡単に交換できるようになっている。
【0020】可動部15には、左右に延びる長孔15a
が形成されており、該長孔15aには、ベース部10の
前部の上面に立設された雄ネジ部10aが挿通されてい
る。そして、雄ネジ部10aに螺合されたナット16に
よりベース部10に可動部15が取り付けられている。
【0021】ベース部10及び可動部15には、それぞ
れ、ミシンのベッド17の上方に延びる固定下アーム2
0及び可動下アーム21が一体に形成されており、ベー
ス部10に対して可動部15を相対的に左右移動させる
ことにより、ポケットPの大きさや形状等に応じて両下
アーム20、21の間隔を調節できるようになってい
る。各下アーム20,21は、その先端部が他方のアー
ムに近づく方向に延設されている。そして、この延設部
の他方のアーム側かつ後側が上方かつ前方に折曲される
ことにより、左右方向に延びる凹溝22が形成されてい
る。この下アーム20,21は、掛止部としての凹溝2
2でポケットPの開口側の内布Rを外れないように掛止
しながらポケットPの奥方向に押し退けておくようにな
っている。各下アーム20,21の上面には、滑り止め
手段として粘着剤23を付着させている。また、ベース
部10及び可動部15の各下アーム側の側部には、それ
ぞれ上方に向けて側壁24が折曲形成されている。この
側壁24の前端縁には略矩形の凹部25が設けられてい
る。
【0022】ベース部10及び可動部15の上面側に
は、ポケットPの外布Q又はポケットPの周囲の布地S
を内布Rとは相対的に反対方向に引き寄せた状態で下ア
ーム20,21上に保持する保持手段26がそれぞれ設
けられている。
【0023】保持手段26は、ベース部10及び可動部
15の側壁24から互いに向き合う方向に延設された横
軸27と、該各横軸27にそれぞれ前後回動可能に軸支
された操作レバー28及び上アーム29と、該上アーム
29の先端部の下側に前後揺動可能に設けられた、ポケ
ットPの外布Q又はポケットPの周囲の布地Sを押さえ
る押え部材30と、該上アーム29の基端側がコイル状
に形成されてなり、横軸27に嵌められるとともにその
反上アーム29側端部が操作レバー28に掛止された付
勢部材としてのバネ部31とを備えている。
【0024】操作レバー28は、該操作レバー28をそ
の上面が略水平になるところまで前方に回動させた位置
で側壁24の凹部25の上縁に係合し得る上向きの係合
爪32と、該操作レバー28を持ち上げて後方に回動さ
せると、操作レバー28の先端部が枠本体5から上方に
浮いた状態でベース部10又は可動部15の上面に当接
し、操作レバー28の回動を停止させるストッパ部33
とを備えている。
【0025】押え部材30は、その下面側に、滑り止め
部材34が配設されている。滑り止め部材34として
は、特に限定されないが、軟質樹脂(スポンジ状に発泡
させたものを含む)、ゴム等を例示できる。
【0026】押え部材30の後方かつ下アーム20,2
1の上側には、下アーム20,21を押さえる位置に押
え部材30を配した状態において、ポケットP、その周
囲の布地又は該ポケットPの付属品を逃がすための逃が
しスペース35を設けている。この逃がしスペース35
は、上アーム29の押え部材30後方部分を略山形に折
曲形成することにより、該部分の下側にスペースを形成
するとともに、押え部材30の後端部と側壁24の前端
との間のスペースを広く確保することにより形成してい
る。
【0027】次に、このポケット枠1の使い方の一例を
順に説明する。具体的には、ポケットに向かって左側
(特に断らない限り、ポケットの方向をいうときは、ポ
ケットに向かって見たときの方向をいう。)の端部に縫
製加工する場合を例にとる。まず、ポケットPをポケッ
ト枠1に装着するときは、図2及び図3に示すように操
作レバー28をストッパ部33によって回動が停止され
る位置まで後方に倒し、押え部材30を下アーム20,
21の上面から上方に離れた位置に移動させる。このと
き、同図に示すようにバネ部31を介して操作レバー2
8に結合された上アーム29及び押え部材30が前方か
つ斜め上方に延びる位置になるが、この位置では、操作
レバー28と上アーム29及び押え部材30とが後方に
回動するようにバランスされている。このため、外力が
加わらない限りこれらが前方に回動することはない。
【0028】次いで、図2に二点鎖線で示すように、ポ
ケットPの開口側の内布Rを折り曲げるとともに、該折
り曲げた内布Rの一部Raを凹溝22に掛止する。そし
て、ポケットPの左側の布地Sと、ポケットPの右側の
外布Qの開口縁部Qaとをそれぞれ下アーム20,21
の上方に引き寄せると、ポケットPの開口側の内布Rが
ポケットPの奥方向に押し退けられる。
【0029】次いで、縫製加工範囲Aを両下アーム2
0,21の中間に位置させるとともに、該縫製加工範囲
Aが弛み無く張った状態にし、縫製加工範囲Aの左右の
布地を各下アーム20,21の上面に押し付けて、粘着
剤23により粘着保持させる。このとき、ポケットPの
左側の布地Sが固定下アーム20の基端側に余った状態
となるが、この布地Sは逃がしスペース35に寄せてお
く。次いで、操作レバー28を前方に倒す。このとき、
バネ部31及び上アーム29を介して操作レバー28に
結合された押え部材30が縫製加工範囲Aの左右の布地
に当接する。さらに操作レバー28を前方に倒すと、バ
ネ部31のバネ力によって押え部材30が該布地を押え
付ける。そして、操作レバー28の係合爪32を側壁2
4の凹部25に係合させると、図4及び図5に示すよう
に押え部材30が該布地を押さえた状態となる。こうし
て、ポケットPがポケット枠1に張設される。
【0030】また、ポケットPをポケット枠1から取り
外すときは、操作レバー28の係合爪32を側壁24の
凹部25から外し、ストッパ部33によって回動が停止
される位置まで操作レバー28を後方に倒す。
【0031】このように構成されたミシンのポケット枠
1によれば、ポケットP、その周囲の布地S又は該ポケ
ットPの付属品を逃がすための逃がしスペース35を押
え部材30の後方かつ下アーム20,21の上側に設け
ているので、外布Qの端部に縫製したり、ポケットPの
開口付近にファスナー等の付属品が設けられた外布Qに
縫製したりする場合、ポケットPの周囲の布地Sや付属
品を逃がしスペース35に逃がすことができる。このた
め、このような場合でも、ポケットPを確実に保持する
ことができる。
【0032】また、押え部材30は、枠本体5の上面に
前後回動可能に軸支された上アーム29の先端部に設け
られているので、操作レバー28を前方に倒し、操作レ
バー28の係合爪32を凹部25に係合させるという非
常に簡単なワンタッチ操作で押え部材30で縫製加工範
囲Aの左右を押さえることができる。このため、ポケッ
トPを簡単に張設することができる
【0033】次に、図6は第二実施形態のミシンのポケ
ット枠40を示しており、該ポケット枠40は、ポケッ
トPの外布Qの裏側に当てられる補強用シート材(例え
ば、不織布)41を、一対の下アーム20,21の間に
該アームの上面と略平行な状態で仮保持する仮保持手段
を前記枠本体に設けた点においてのみ第一実施形態と相
違している。
【0034】仮保持手段は枠本体5の上面にネジ止めさ
れた弾性材製の押え板42よりなる。押え板42の先端
部42aは、補強用シート材41を差し込み易くするた
めに上方に少し上方に曲げ起こされている。そして、差
し込まれた補強用シート材41を枠本体5の上面と押え
板42の下面との間に挾持することによって仮保持する
ようになっている。
【0035】本実施形態によれば、第一実施形態の効果
に加え、薄い生地よりなる外布Qに縫製するときに、補
強用シート材41を外布Qの裏側に簡単に配設すること
ができる。
【0036】なお、本発明は前記実施形態の構成に限定
されず、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しな
い範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)上アーム29を板材で形成すること。 (2)上アーム29の逃がしスペース35を形成する湾
曲部の形状を適宜変更すること。特に限定されないが、
円弧状、矩形状等にすることを例示できる。
【0037】(3)上アーム29とバネ手段としてのバ
ネ部31とを別体に形成すること。 (4)下アーム20,21上面に滑り止め手段として、
粘着剤23に代えて表面に凹凸を設けること(例えば、
ローレットでぎざみ目を付ける)、又は、滑り止め手段
を設けないこと。
【0038】(5)押え部材30と上アーム29とを一
体に形成すること。 (6)下アーム20,21の上面に凹部を形成すること
により、逃がしスペース35を拡張すること。
【0039】(7)上アーム29が水平面内において回
動するタイプにすること。 (8)第二実施形態における仮保持手段として、押え板
42に代えて枠本体5の上面に補強用シート材41を粘
着保持するための粘着剤を付着させること。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1の発明に
係るミシンのポケット枠によれば、外布の端部に縫製し
たり、ポケットの開口付近にファスナー等の付属品が設
けられた外布に縫製したりする場合でも、ポケットを確
実に保持することができるという優れた効果を奏する。
【0041】また、請求項2の発明に係るミシンのポケ
ット枠によれば、ポケットを簡単に張設することができ
る。
【0042】上記効果に加え、請求項3の発明に係るミ
シンのポケット枠によれば、薄い生地よりなる外布に縫
製するときに、補強用シート材を外布の裏側に簡単に配
設することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した第一実施形態のミシンのポ
ケット枠を示す斜視図である。
【図2】同ポケット枠にポケットを張設する前の状態を
示す平面図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】同ポケット枠にポケットを張設した後の状態を
示す平面図である。
【図5】図4のV−V線断面図である。
【図6】本発明を具体化した第二実施形態のミシンのポ
ケット枠を示す平面図である。
【図7】従来のミシンのポケット枠を示す平面図であ
る。
【図8】図7のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
1 ポケット枠 5 枠本体 20 固定下アーム 21 可動下アーム 26 保持手段 29 上アーム 30 押え部材 35 逃がしスペース 40 ポケット枠 41 補強用シート材 42 仮保持手段としての押え板 A 縫製加工範囲 P ポケット Q ポケットの外布 Qa 開口縁部 R ポケットの内布 Ra ポケットの内布の一部 S ポケットの周囲の布地

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠本体と、該枠本体の左右に間隔を置い
    て前方に突設され、ポケットの内布の一部を掛止しなが
    らポケットの奥方向に押し退ける一対の下アームと、ポ
    ケットの外布又はポケットの周囲の布地を前記内布とは
    相対的に反対方向に引き寄せた状態で前記下アーム上に
    押さえて保持する押え部材とを備えたミシンのポケット
    枠において、 前記ポケット、その周囲の布地又は該ポケットの付属品
    を逃がすための逃がしスペースを前記押え部材の後方に
    設けたことを特徴とするミシンのポケット枠。
  2. 【請求項2】 枠本体と、該枠本体の左右に間隔を置い
    て前方に突設され、ポケットの内布の一部を掛止しなが
    らポケットの奥方向に押し退ける一対の下アームと、ポ
    ケットの外布又はポケットの周囲の布地を前記内布とは
    相対的に反対方向に引き寄せた状態で前記下アーム上に
    押さえて保持する押え部材とを備えたミシンのポケット
    枠において、 前記押え部材は、前記枠本体の上面に前後回動可能に軸
    支された上アームの先端部に設けられたことを特徴とす
    るミシンのポケット枠。
  3. 【請求項3】 ポケットの外布の裏側に当てられる補強
    用シート材を、前記一対のアームの間に仮保持する仮保
    持手段を前記枠本体に設けた請求項1又は2記載のミシ
    ンのポケット枠。
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Cited By (4)

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