JP3146608U - 物品保持具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本考案は、フック部2及び着脱部3を有する固定ホルダ4と、物品5を取付けて保持する保持部6及び着脱部7を有する着脱ホルダ8とを備え、固定ホルダ4のフック部2を被装着体9に係合させると共に、固定ホルダ4の着脱部3に着脱ホルダ8の着脱部7を着脱自在に取付けることにより、物品5を被装着体9側に保持する物品保持具とした。
【選択図】図2
Description
本考案は、上記課題を解決し、衣類やバック等の被装着体側にフック部及び保持部を介して物品を保持させることが可能な物品保持具において、被装着体側に保持された物品の交換作業を効率的に行うことが可能な、物品保持具を提供することを目的としている。
本考案に係る物品保持具1は、フック部2及び着脱部3を有する固定ホルダ4と、物品5を取付けて保持する保持部6及び着脱部7を有する着脱ホルダ8とからなる。この物品保持具1は、固定ホルダ4のフック部2を被装着体9に係合させるとともに固定ホルダ4の着脱部3に着脱ホルダ8の着脱部7を着脱自在に取付けることにより物品5を被装着体9に保持するように構成されている。
この物品保持具1の固定ホルダ4は、主に、弾性変更可能なクリップ状のフック部2を有する金属製又は樹脂製の板状の本体部11と、該本体部11におけるフック部2設置側面(裏面)と反対側の面(表面)に設けられる上記着脱部3とからなる。
図示するように、着脱ホルダ8の着脱部7を本体部14の表面に設けてもよい。この場合には、カバー18に当接面20が形成される。上記構成によって、物品5を保持する側である本体14の裏面側がフラットになり、物品5をよりスムーズに保持部6に保持させることが可能になる。また、この際、前述の実施形態で上方開放させた保持部6を下方開放させてもよい。
固定ホルダ4は、第1実施形態の物品保持具1における固定ホルダ4と略同様に構成され、その着脱部3には、全体がある程度の弾性を有する鉄板その他の磁性体により構成された着脱ホルダ8の着脱部7が磁力吸着された状態で取付けられている。
保持部6は着脱部7とともにクリップ状に構成されており、当該保持部6には例えばパターカバーである物品5を挟着状に保持させている。
この実施形態の物品保持具1は、磁性体による着脱ホルダ8が全体として簡単な構成であり、しかも、保持部6が着脱部7とともに弾性を有してクリップに構成されているから、物品を挟着した状態で確実簡単に保持することができる。
固定ホルダ4の本体部11表面には凹部11aが穿設されており、該凹部11aに永久磁石12が収容状態で嵌め込み固定されている。上記本体部11の表裏面は、皮革からなるシートカバー乃至皮膜(以下「シートカバー」とのみ記す。)21によって被覆されている。このシートカバー21は周縁部近傍を縫合することによりほぼ袋状に形成されており、図4における符合21aがシートカバー21の縫い目を示している。シートカバー21の上記袋状に形成した内部に、本体部11におけるフック部2以外の箇所が収容される。
第4実施形態では、本体部11のみをシートカバー21で被覆したが、固定ホルダ4の全体を被覆してもよく、また固定ホルダ4の本体部11以外の部分を被覆してもよい。
この実施形態において、固定ホルダは前記第1〜第4実施形態の物品保持具1における固定ホルダ4と略同様に構成されている。
着脱ホルダ8の保持部6及び着脱部7は、全体がある程度の弾性を有する鉄板その他の磁性体によって構成されており、保持部6は着脱部7とともにクリップ状に成形されている。それらの内側面の中央部分を除く外面は、シリコーンゴム等からなるシートカバー(乃至皮膜)21で被覆されている。このシートカバー21の外側に面する面には、ロゴやマークその他の適当な表示21bがプリントされる。
この実施形態において、着脱ホルダ8の他の構成は第1実施形態における着脱ホルダ8と略同様である。
シートカバー21の材質は、シリコーンゴム以外の合成樹脂,皮革,合成皮革又は布等から適当なものを選択することができる。
また、着脱ホルダ8の全体を磁性体により構成することに代えて、その着脱部7の主要部を磁性体としても実施することができる。さらに、着脱ホルダ8の着脱部7を磁性体で構成することに代えて、当該着脱部7に永久磁石(図示しない)を保持させ、固定ホルダを前記着脱ホルダ8と同様に構成しても実施することができる。
固定ホルダ4は革又は布等からなる可撓性を有する帯状部材を二つ折りすることにより、クリップ状のフック部2を一体に有する本体部11を形成している。
このフック部2の先端部と当該端部と対応する本体部11の先端部に永久磁石12をそれぞれ内装状乃至埋め込み状に設けることにより、両先端部を脱着自在に接合させる接合部26を構成している他、フック部2の側面部をもって着脱部3を構成し、該着脱部3における先端方向の外面部を当接面10としている。
そして、固定ホルダ4のフック部2に被装着体9を挟持させた状態(引掛けた状態)で接合部26同士を吸着させることにより、腰ベルト9を固定ホルダ4により確実に挟着させる。
本体部14と保持部6の各先端部にそれぞれ永久磁石17を内装状乃至埋め込み状に設けることにより、両先端部を着脱自在に接合する接合部27を構成している他、保持部6の側面部をもって着脱部7を構成し、当該着脱部7におけるの外面部を固定ホルダ4の前記当接面10と当接する当接面20としている。
3 着脱部
4 固定ホルダ
5 物品
6 保持部
7 着脱部
8 着脱ホルダ
9 被装着体
10 当接面
12 マグネット(永久磁石)
17 マグネット(永久磁石)
20 当接面
Claims (9)
- フック部(2)及び着脱部(3)を有する固定ホルダ(4)と、物品(5)を取付けて保持する保持部(6)及び着脱部(7)を有する着脱ホルダ(8)とを備え、固定ホルダ(4)のフック部(2)を被装着体(9)に係合させると共に、固定ホルダ(4)の着脱部(3)に着脱ホルダ(8)の着脱部(7)を着脱自在に取付けることにより、物品(5)を被装着体(9)側に保持する物品保持具。
- 前記各着脱部(3),(7)にそれぞれ永久磁石(12),(17)を設けることにより、固定ホルダ(4)の着脱部(3)に着脱ホルダ(8)の着脱部(7)を取付けるように構成した請求項1の物品保持具。
- 固定ホルダ(4)の着脱部(3)及び着脱ホルダ(8)の着脱部(7)との一方には永久磁石(12)を設け他方は磁性体で構成することにより、固定ホルダ(4)の着脱部(3)に着脱ホルダ(8)の着脱部(7)を取付けるように構成した請求項1の物品保持具。
- 固定ホルダ(4)又は着脱ホルダ(8)の全体若しくは一部は、皮革,合成皮革,布又は合成樹脂からなるシートカバー乃至皮膜(21)により被覆されている請求項2又は3の物品保持具。
- 固定ホルダ(4)の着脱部(3)及び着脱ホルダ(8)の着脱部(7)にそれぞれベルベットファスナを設けることにより、固定ホルダ(4)及の着脱部(3)に着脱ホルダ(8)の着脱部(7)を取付けるように構成した請求項1の物品保持具。
- 着脱ホルダ(8)の保持部(6)はフック状である請求項1乃至5の何れか一の物品保持具。
- 固定ホルダ(4)はフック部(2)と着脱部(3)とからなる全体がクリップ構造である請求項1乃至5何れか一の物品保持具。
- 着脱ホルダ(8)は保持部(6)と着脱部(7)とからなる全体がクリップ構造である請求項1乃至5何れか一の物品保持具。
- 前記クリップ構造は磁力により挟み作用を有する請求項7又は8の物品保持具。
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JP2008006448U JP3146608U (ja) | 2008-09-11 | 2008-09-11 | 物品保持具 |
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KR102201981B1 (ko) * | 2020-07-08 | 2021-01-12 | 양종민 | 설비함용 체결장치의 제조방법 |
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2008
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