JP5128906B2 - 携帯電話機用ベルト挿通型保持具 - Google Patents

携帯電話機用ベルト挿通型保持具 Download PDF

Info

Publication number
JP5128906B2
JP5128906B2 JP2007285143A JP2007285143A JP5128906B2 JP 5128906 B2 JP5128906 B2 JP 5128906B2 JP 2007285143 A JP2007285143 A JP 2007285143A JP 2007285143 A JP2007285143 A JP 2007285143A JP 5128906 B2 JP5128906 B2 JP 5128906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mobile phone
belt
belt insertion
substrate body
insertion type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007285143A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009112326A (ja
Inventor
篤 松原
Original Assignee
篤 松原
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 篤 松原 filed Critical 篤 松原
Priority to JP2007285143A priority Critical patent/JP5128906B2/ja
Priority to PCT/JP2008/000820 priority patent/WO2009057231A1/ja
Publication of JP2009112326A publication Critical patent/JP2009112326A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5128906B2 publication Critical patent/JP5128906B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F2200/00Details not otherwise provided for in A45F
    • A45F2200/05Holder or carrier for specific articles
    • A45F2200/0516Portable handheld communication devices, e.g. mobile phone, pager, beeper, PDA, smart phone
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45FTRAVELLING OR CAMP EQUIPMENT: SACKS OR PACKS CARRIED ON THE BODY
    • A45F5/00Holders or carriers for hand articles; Holders or carriers for use while travelling or camping
    • A45F5/02Fastening articles to the garment

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)

Description

本発明は、折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具に関するものである。
近年、携帯電話機は技術革新により通話だけでなく電子メールやインターネット、カメラ、さらには決済手段としての機能までを持つようになり、若者から熟年者まで幅広い年齢層において一人一台の現代生活の必需品になりつつある。現在、携帯電話機はこれらの情報を表示する大きな画面の必要性から、表示部筐体と操作部筐体とが回動軸を介して連結された折り畳み式のものが主流であり、始終身に付けてすぐに使用できることが必要とされているので、上着またはズボンのポケットに入れて携帯している人がほとんどである。また、衣類に取り付けて携帯電話機を保持する携帯電話機保持具として特許文献1のような携帯電話機を収納するケースをベルトに取り付けるものが以前より使用されている。特許文献2や特許文献3のように折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持する携帯電話機保持具も公開されている。
特開平9−271408号公報 特開2005−65753号公報 実用新案登録第3099671号公報
しかしながら携帯電話機を衣類のポケットに入れた場合、携帯電話機の重さで衣服が引っ張られ、厚さでポケットが膨らみ、嵩張りを感じ不快である。また、喧騒の中では着信音を感知し辛いこともある。特許文献1のようなケース状の携帯電話機保持具はケース自体が嵩張り、収納できる携帯電話機の大きさが限定され、携帯電話機の出し入れに手間取り、着信時にすぐに取り出せないという問題がある。特許文献2や特許文献3の携帯電話機保持具は、携帯電話機の着脱はしやすいものの、衣類に取り付ける部分が剛性枠材やクリップであり、硬質で厚みを有するため、ウエストのサイズや体の動きによっては異物感や嵩張りを感じ、衣類からの突起物となり、腕や上着に引っ掛かり邪魔で、また、衣類との一体感がなく見栄えが悪く、衣服に別物を取り付けたような異物感が拭えなかった。このため特に女性においてはファッション上の理由からもほとんど使用されていないのが現状である。
そこで本発明は、上述の問題点を鑑み、創出されたもので、衣類にフィットして嵩張らず異物感なく装着でき、装着時に突起物がなく邪魔にならず、衣類との一体感があり見栄えがよく、女性でも抵抗なく使用でき、部品数が少なく複雑な組み立てを必要とせず、製造に要する工程及びコストを低減でき、簡単に安価に製造でき、折り畳み式携帯電話機の様々な機種に対応できて瞬時に折り畳み式携帯電話機を着脱できる携帯電話機用ベルト挿通型保持具を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の(1)、(2)、(3)および(4)の携帯電話機用ベルト挿通型保持具を要旨とする。
(1)ベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間に介在可能な薄板状の基板体の両端にベルトを挿通するように穿孔したベルト挿通部を有し、該基板体に折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持することを特徴とする携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
(2)上記薄板状の基板体の上辺が凹んでいることを特徴とする(1)に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
すなわち、ベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間に介在可能な、上辺が凹んでいる薄板状の基板体の両端にベルトを挿通するように穿孔したベルト挿通部を有し、該基板体に折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持することを特徴とする携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
(3)上記ベルト挿通部の穿孔は、ベルトを通す大きさの略U字形の穿孔で、舌状部を形成したものであることを特徴とする(1)または(2)に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
すなわち、ベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間に介在可能な薄板状の基板体の両端に、好ましくは上辺が凹んでいる薄板状の基板体の両端にベルトを挿通するように穿孔したベルト挿通部を有し、その穿孔は、ベルトを通す大きさの略U字形の穿孔で、舌状部を形成したものであり、該基板体に折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持することを特徴とする携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
(4)上記ベルト挿通部の穿孔は、その穿孔の外側両端部において、連結部により連結されていることを特徴とする(1)、(2)または(3)に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
すなわち、ベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間に介在可能な薄板状の基板体の両端に、好ましくは上辺が凹んでいる薄板状の基板体の両端にベルトを挿通するように穿孔したベルト挿通部を有し、好ましくはその穿孔は、ベルトを通す大きさの略U字形の穿孔で、舌状部を形成したものであり、その穿孔は、その穿孔の外側両端部において、連結部により連結されており、該基板体に折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持することを特徴とする携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
本発明の携帯電話機用ベルト挿通型保持具は、折り畳み式携帯電話機で基板体を挟んで閉じるのみで携帯電話機を極めて容易に保持でき、保持された携帯電話機は上方へ引き抜くことにより瞬時に使用できる。しかも、折り畳み式携帯電話機の様々な機種が保持可能である。薄板状であるため、装着時に異物感なく衣類にフィットして装着感に優れ、衣類からの突起物とならず、保持具に腕や上着が引っ掛かったりせず、邪魔にならず、嵩張らず、衣類との一体感があり、見栄えがよく、ファッションを崩さず女性でも抵抗なく使用できる。複雑な組み立てを必要とせず、製造に要する工程及びコストが低減でき、多様なバリエーション展開が容易である。
以下、本発明の詳細を図面を参照しながら説明する。本発明の携帯電話機用ベルト挿通型保持具が保持対象とする折り畳み式携帯電話機は図面にあるような表示部筐体K1と操作部筐体K2とが回動軸K3を介して連結された折り畳み式の携帯電話機Kである。
(実施形態1)
図1は本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の平面図であり、図2、図3は同携帯電話機用ベルト挿通型保持具の使用状態を示す説明図である。図1、図2、図3に示すように本発明の第1の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具10はベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、薄板状の基板体11の両端にベルトを挿通可能なベルト挿通部12を設けたものである。
基板体11は横方向に長く、上辺が凹んである薄板で、本実施形態では上下対称形の中央部が括れた繭形とし、どちらを上にしても使用できるように形成している。基板体11の上辺を凹むように形成すると携帯電話機Kを保持時に重心がより下がり安定して落ちにくく、さらに上辺を略円弧形状に凹むように形成すると携帯電話機Kを回動軸K3の両端で保持するため、回動軸中央付近に突起のある機種でも、垂下部11が突起に引っ掛かることなく吊るし掛けることができる。
基板体11は、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間を利用して吊るし止めるものであり、折り畳み式携帯電話機Kの折り畳まれた表示部筐体K1と操作部筐体K2の間に介在可能で、挿入および抜き取りが可能な薄さである。例えば1mm以下、好ましくは0.1〜0.5mmの薄さのものが例示される。折り畳み式携帯電話機は、折り畳んだ状態で操作キーの表面と表示部との干渉を防ぐため、筐体間に上記程の隙間が設けられているのが一般的である。
基板体11は可曲性を有する素材で、合成樹脂、布、繊維、皮革、紙、金属、ゴム、シリコン等の単一または複合した素材が考えられるが、携帯電話機を保持するための強度を有するものであり、かつ、携帯電話機を傷つけ難いものであること、さらに、装着時のフィット感や製造に要するコストを考慮すると、例えばテレフォンカードやプリペイドカードのようなポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロイド等の可撓性を有する合成樹脂が好ましい。金属等の硬質素材の場合は、携帯電話機の表面を傷つけないように表面をゴム、布、軟質合成樹脂等で被覆したり、起毛処理等を施すのが好ましい。
ベルト挿通部12はベルトを挿通可能な大きさの略U字形の穿孔であり、舌状部13を形成している。ここで略U字形とは、図面にあるようにU字形を横にした形状で、開いている方向は外向きである。したがって、二つの舌状部は舌先が内側に向いている。ベルト挿通部12は基板体11にベルトを挿通可能であればよく、円形、楕円形、四角形等の穿孔、切り込み等でもよいが、本実施形態のように形成すると携帯電話保持具10をベルトB1に取り付けた時に、舌状部13がベルトB1と腰部に挟持され、ベルトB1と腰部により広い面積で挟まれることになり、携帯電話機着脱時に携帯電話保持具10が動きにくくなり好ましい。さらに舌状部13の表側または裏側にゴム、シリコン等の接触抵抗の大きな素材を被覆、接着して滑り止めとしてもよい。
ベルト挿通部12は、携帯電話機Kが基板体11に吊り掛け可能な間隔で設けられている。また、ベルト挿通部12には携帯電話機Kの着脱時に荷重がかかるので破損防止のため金属、革、合成樹脂等の補強部材で補強してもよい。
本実施形態の基板体11の形状は繭形であるが携帯電話機を保持できる形状であればよく、楕円形や長方形等の幾何学形の他、動物や植物、またはアート、文字、イラスト、キャラクター等の形あるいは柄としてもよい。本実施形態のように左右の端部を丸い形状とすると細いベルトに取り付けても違和感を感じることがない。
本実施形態の携帯電話機用ベルト挿通型保持具10の製造方法としては、射出成型や圧縮成型の他、大判のシート状の素材に印刷し型抜きする等して製造することで、組み立て工程を必要とせず、極めて簡単に様々な形に容易に成形でき、製造に要する工程及びコストを大幅に低減できる。また、基板体11は薄平板状であるため表面に印刷がしやすく、多様なバリエーションの展開が容易で、意匠製の高い色柄、形状の携帯電話機用ベルト挿通型保持具を非常に安価に提供できる。表面に家庭用プリンタで印刷可能となる処理を施し、使用者が好みの写真やグラフィックをプリントできるようにしてもよい。
本実施形態の携帯電話機用ベルト挿通型保持具10は全体が薄平板状であるため封筒に入れ郵送でき、社名や名前、宣伝等を入れる印刷面を広く取れるため、販促品、PR用品、贈答品、記念品等の展開に最適である。
以下、この携帯電話機用ベルト挿通型保持具10のベルトへの取り付け方法と携帯電話機の着脱方法を説明すると、図2、図3に示すように携帯電話機用ベルト挿通型保持具10のベルト挿通部12にベルトB1を通して携帯電話機用ベルト挿通型保持具10をベルトB1に取り付ける。
ベルトに取り付けられた携帯電話機用ベルト挿通型保持具10はベルトB1と共にウエストのカーブに沿って曲がり、どのようなウエストのサイズにもフィットし、また、体を動かした時のウエストの動きに合わせても曲がるので装着感に極めて優れ、嵩張りや違和感が無く装着できる。
携帯電話機用ベルト挿通型保持具10は薄板状であるため薄く身体からの突起物とならないため、衣類とほぼ一体となり、邪魔にならず、見栄えがよく、服装に合わせて付け替えられ、ファッション性にも優れる。
携帯電話機Kを装着するには、基板体11とベルトB1との間の空間に表示部筐体K1または操作部筐体K2を挿入し、折り畳み式携帯電話機Kの表示部筐体K1と操作部筐体K2とで基板体11を挟むように二つ折りに畳むと、基板体11が携帯電話機Kの回動軸K3に掛かり、携帯電話機Kは基板体11に吊るし止められる。携帯電話機Kを少し開いた状態にし、操作部筐体K2で基板体11を引っ掛けて基板体11とベルトとの間に空間を作り、携帯電話機Kを閉じるようにすると片手で容易に吊るし掛けて保持できる。
携帯電話機Kを使用する時は携帯電話機Kを閉じたまま上方へ引き抜くと、携帯電話機Kを吊るし止めていた基板体11が表示部筐体K1と操作部筐体K2の間を滑り抜け、携帯電話機Kは瞬時に保持具から取り外せて使用可能となる。
折り畳み式携帯電話機の筐体間を利用して吊るし止めるので、携帯電話機の様々な形状、厚みに関係なく保持できる。また、携帯電話機は露出した状態で身体に沿って吊るし下げられるので携帯電話機の厚さ以上の突起物はなく、嵩張らず、軽快感があり、携帯電話機の背面の表示部も見え、着信音も聞こえやすい。
携帯電話機を保持しない時は基板体11を押し込むことでベルトB1とほぼ一体になり、邪魔にならない。
(実施形態2)
図4は本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の斜視図である。図4に示すように本発明の第2の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具20は実施形態1の携帯電話機用ベルト挿通型保持具のベルト挿通部12の穿孔の外側の両端部を、基板体11より短い帯状の連結部21で連結し、基板体11を撓んだ状態としたものである。
基板体11は実施形態1と同じものであり、同一部には同一符号を付し、その説明は省略する。
連結部21の素材は、基板体11と同素材のものが考えられ、薄さもベルトと腰部に挟まれるので薄いものであるのが好ましい。本実施形態では基板体11の両方の舌状部13を帯状の連結部21で連結している。
このように構成すると携帯電話機用ベルト挿通型保持具をベルトB1に取り付けた時に、基板体11を引っ張っても連結部21がベルトB1と腰部の間に挟まれているため、ベルト挿通部12が互いに接近するようにずれることがなく、基板体11は一定の撓んだ状態を維持することができる。
本実施形態では連結部21と基板体11は接着により連結されているが、縫合、リベット等の他の連結手段をとってもよい。ウエストのサイズや携帯電話機用ベルト挿通型保持具20の取り付け位置に応じて基板体11の撓み具合を調節できるように、連結部21と基板体11の連結位置を変えられるようなホック、ボタン、雄部と雌部の嵌合等の連結手段で連結してもよい。
本実施形態の携帯電話機用ベルト挿通型保持具20のベルトへの取り付け方法と携帯電話機の着脱方法は実施形態1と同様である。
(実施形態3)
図5は本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の斜視図である。図5に示すように本発明の第3の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具30はベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、薄帯状の基板体31の両端にベルトを通せるベルト挿通部32を有する。
ベルト挿通部32は皮革製等の板状体にベルトを挿通できる大きさの穿孔を設けたもので、ベルト挿通部32の穿孔の外側の両端部は帯状の連結部33により連結されている。本実施形態では縫合により連結されているが、リベット、接着等の他の固着手段をとってもよい。ベルト挿通部32はベルトを挿通可能であればよく、円形、楕円形、四角形等の穿孔、切り込み等でもよい。
基板体31は帯状の薄平板で両端に穿孔を有し、ベルト挿通部32には雌部と雄部が嵌合するスナップボタン34が取り付けられており、このスナップボタン34を基板体31の穿孔を通して嵌合させ、基板体31が撓んだ状態でベルト挿通部32に取り外し可能に連結されている。
このように形成すると、携帯電話機用ベルト挿通型保持具30をベルトB1に取り付けた時に、基板体31を引っ張っても連結部33がベルトB1と腰部の間に挟まれているため、ベルト挿通部32が互いに接近するようにずれることがなく、基板体31は一定の撓んだ状態を維持することができる。
基板体31は、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間を利用して吊るし止めるものであり、折り畳み式携帯電話機Kの折り畳まれた表示部筐体K1と操作部筐体K2の間に介在可能で、挿入および抜き取りが可能な薄さのものである。例えば1mm以下、好ましくは0.1〜0.5mmの薄さのものが例示される。折り畳み式携帯電話機は、折り畳んだ状態で操作キーの表面と表示部との干渉を防ぐため、筐体間に上記程の隙間が設けられているのが一般的である。
基板体31は可曲性を有する素材で、合成樹脂、布、繊維、皮革、紙、金属、ゴム、シリコン等の単一または複合した素材が考えられるが、携帯電話機を保持するための強度を有するものであり、かつ、携帯電話機を傷つけ難いものであること、さらに、装着時のフィット感や製造に要するコストを考慮すると、例えばテレフォンカードやプリペイドカードのようなポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロイド等の可撓性を有する合成樹脂が好ましい。金属等の硬質素材の場合は、携帯電話機の表面を傷つけないように表面をゴム、布、軟質合成樹脂等で被覆したり、起毛処理等を施すのが好ましい。
本実施形態の基板体31の形状は帯状であるが携帯電話機を保持できる形状であればよく、円形や多角形等の幾何学形の他、動物や植物、またはアート、文字、イラスト、キャラクター等の形あるいは柄としてもよい。
本実施形態の基板体31の製造方法としては、射出成型や圧縮成型の他、大判のシート状の素材に印刷し型抜きする等して製造することで、組み立て工程を必要とせず、極めて簡単に様々な形に容易に成形でき、製造に要する工程及びコストを大幅に低減できる。また、基板体31は薄平板状であるため表面に印刷がしやすく、多様なバリエーションの展開が容易で、意匠製の高い色柄、形状の基板体31を非常に安価に提供できる。表面に家庭用プリンタで印刷可能となる処理を施し、使用者が好みの写真やグラフィックをプリントできるようにしてもよい。
基板体31はスナップボタン34で取り外し可能であり、上記のさまざまなものに付け替えが可能である。また、基板体31の長さを変えたものを付け替えることにより、基板体31の撓みを調整できるため、ウエストのサイズ、装着場所にあわせて基板体31と連結部33との間の空間を調整できる。
本実施形態ではベルト挿通部32と基板体31との連結はスナップボタン34によるものであるが、ベルト挿通部32と基板体31を連結できるものであればよく、他の連結手段、例えば連結環、通常ボタン、面ファスナー、鎖、紐状材、帯状材、フック、カラビナ、リベット、回動軸等で連結されたものであってもよい。
本実施形態はベルト挿通部32は皮革製であるが、ベルトに取り付けられる強度を持つものであればよく、合成樹脂、布、繊維、皮革、紙、金属、ゴム、シリコン等の単一または複合した素材が考えられる。また、本実施形態ではベルト挿通部32と連結部33をそれぞれ別に形成し、両者を縫合しているが、素材をゴム、合成樹脂等とするとベルト挿通部32と連結部33を一体的に成形することもできる。
本実施形態の携帯電話機用ベルト挿通型保持具30のベルトへの取り付け方法と携帯電話機の着脱方法は実施形態1と同様であり、その説明は省略する。
(実施形態4)
図6は本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の使用状態を示す説明図である。図6に示すように本発明の第4の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具40は薄帯状の基板体41の両端にベルトを挿通可能なベルト挿通部42が連結されたものである。
ベルト挿通部42は皮革製の板状体にベルトを挿通できる大きさの穿孔を設けたものである。穿孔はベルトB1を挿通できる大きさ、形状であればよく、例えば円形、楕円形、切り込み等にしてもよい。
基板体41は携帯電話機Kが基板体41に吊り掛け可能な長さの帯状の薄平板である。
基板体41は、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間を利用して吊るし止めるものであり、折り畳み式携帯電話機Kの折り畳まれた表示部筐体K1と操作部筐体K2の間に介在可能で、挿入および抜き取りが可能な薄さのものである。例えば1mm以下、好ましくは0.1〜0.5mmがより好ましい薄さとして例示される。折り畳み式携帯電話機は、折り畳んだ状態で操作キーの表面と表示部との干渉を防ぐため、筐体間に上記程の隙間が設けられているのが一般的である。
基板体41は可曲性を有する素材で、合成樹脂、布、繊維、皮革、紙、金属、ゴム、シリコン等の単一または複合した素材が考えられるが、携帯電話機を保持するための強度を有するものであり、かつ、携帯電話機を傷つけ難いものであること、さらに、装着時のフィット感や製造に要するコストを考慮すると、例えばテレフォンカードやプリペイドカードのようなポリエチレンテレフタレート(PET)、塩化ビニール、ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロイド等の可撓性を有する合成樹脂が好ましい。金属等の硬質素材の場合は、携帯電話機の表面を傷つけないように表面をゴム、布、軟質合成樹脂等で被覆したり、起毛処理等を施すのが好ましい。
本実施形態ではベルト挿通部42は皮革製であるが、ベルトを挿通して携帯電話機を保持した時に携帯電話機を保持するための強度を有するものであればよく、合成樹脂、布、繊維、皮革、紙、金属、ゴム、シリコン等の単一または複合した素材であってもよい。
本実施形態の基板体41の形状は長方形であるが携帯電話機を保持できる形状であればよく、円形や多角形等の幾何学形の他、動物や植物、またはアート、文字、イラスト、キャラクター等の形あるいは柄としてもよい。
本実施形態の基板体41の製造方法としては、射出成型や圧縮成型の他、大判のシート状の素材に印刷し型抜きする等して製造することで、組み立て工程を必要とせず、極めて簡単に様々な形に容易に成形でき、製造に要する工程及びコストを大幅に低減できる。また、基板体41は薄平板状であるため表面に印刷がしやすく、多様なバリエーションの展開が容易で、意匠性の高い色柄、形状の基板体41を非常に安価に提供できる。表面に家庭用プリンタで印刷可能となる処理を施し、使用者が好みの写真やグラフィックをプリントできるようにしてもよい。
本実施形態ではベルト挿通部42と基板体41とは縫合され連結されているが、スナップボタン等の取り外し可能な連結手段で連結し、基板体41が付け替えられるように構成してもよい。
本実施形態の携帯電話機用ベルト挿通型保持具40のベルトへの取り付け方法と携帯電話機の着脱方法は実施形態1と同様であり、その説明は省略する。
本発明の携帯電話機用ベルト挿通型保持具は薄板状であるため、衣類にフィットして装着感に優れ、衣類との一体感があり、見栄えがよく、多様なバリエーション展開が容易であり、携帯電話機保持具としてはもちろん、新しいファッションとして認知される可能性がある。
本発明の携帯電話機用ベルト挿通型保持具は、折り畳み式携帯電話機の他にも二つに折り畳み可能な物品や吊るし掛け可能な物品、例えば小型コンピュータ、PDA等の携帯情報端末機、CD、MD、メモリープレーヤー等の携帯音楽プレーヤー、さらには文具、工具、眼鏡、財布、小物入れ、タオル、小型鞄等も保持できるものとして応用展開が可能である。
第1の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の平面図。 第1の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の使用状態を示す説明図。 第1の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の使用状態を示す説明図。 第2の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の斜視図。 第3の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の斜視図。 第4の実施形態に係る携帯電話機用ベルト挿通型保持具の使用状態を示す説明図。
符号の説明
10、20、30、40 携帯電話機用ベルト挿通型保持具
11、31、41 基板体
12、32、42 ベルト挿通部
13 舌状部
21,33 連結部
34 スナップボタン
B1 ベルト
K 携帯電話機
K1 表示部筐体
K2 操作部筐体
K3 回動軸

Claims (4)

  1. ベルトに取り付けて折り畳み式携帯電話機を着脱自在に保持する携帯電話機用ベルト挿通型保持具であって、折り畳み式携帯電話機の折り畳んだ筐体間に介在可能な薄板状の基板体の両端にベルトを挿通するように穿孔したベルト挿通部を有し、該基板体に折り畳み式携帯電話機を吊るし掛けて保持することを特徴とする携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
  2. 上記薄板状の基板体の上辺が凹んでいることを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
  3. 上記ベルト挿通部の穿孔は、ベルトを通す大きさの略U字形の穿孔で、舌状部を形成したものであることを特徴とする請求項1または2に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
  4. 上記ベルト挿通部の穿孔は、その穿孔の外側両端部において、連結部により連結されていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の携帯電話機用ベルト挿通型保持具。
JP2007285143A 2007-11-01 2007-11-01 携帯電話機用ベルト挿通型保持具 Expired - Fee Related JP5128906B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007285143A JP5128906B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 携帯電話機用ベルト挿通型保持具
PCT/JP2008/000820 WO2009057231A1 (ja) 2007-11-01 2008-03-31 携帯電話機保持具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007285143A JP5128906B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 携帯電話機用ベルト挿通型保持具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009112326A JP2009112326A (ja) 2009-05-28
JP5128906B2 true JP5128906B2 (ja) 2013-01-23

Family

ID=40780170

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007285143A Expired - Fee Related JP5128906B2 (ja) 2007-11-01 2007-11-01 携帯電話機用ベルト挿通型保持具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5128906B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6521425B2 (ja) * 2012-04-04 2019-05-29 潤一 内田 電子機器収納ケース
US20140199495A1 (en) 2013-01-11 2014-07-17 Floor Iptech Ab Digital printing and embossing

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003135137A (ja) * 2001-11-08 2003-05-13 Furoorikku:Kk 携帯電話のストラップ
JP2003210234A (ja) * 2002-01-18 2003-07-29 Kitabayashi:Kk ハンド式携帯電話機用吊下方法とその吊下具
JP3099671U (ja) * 2003-08-05 2004-04-15 飯岡 孝宏 折りたたみ式携帯電話用ホルダー
JP2005065753A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Herutsu Project Kk 携帯電話機用ハンガー

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009112326A (ja) 2009-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10455927B2 (en) Loop for use with a variety of handheld device cases
US7487574B2 (en) Eyeglass and other personal items holder
US7172283B1 (en) Magnetic eyeglass device
US20120152990A1 (en) Thigh-mounted device holder
KR20120010262A (ko) 교체가능한 커버를 갖는 핸드백 및 핸드백 맞춤 방법
US20100180406A1 (en) Retainer for spectacles and method of use
WO2010008414A1 (en) Apparel attachable detachable display frame
JP5128906B2 (ja) 携帯電話機用ベルト挿通型保持具
JP2009114553A (ja) 携帯電話機保持部を備えた衣類
JP5284619B2 (ja) 携帯電話機保持具
GB2361622A (en) Device enabling a person to carry an item
JP5214948B2 (ja) ベルト
JP3099671U (ja) 折りたたみ式携帯電話用ホルダー
JP5183704B2 (ja) 肩掛けかばん
JP2012070766A5 (ja)
CN215423209U (zh) 眼镜固持器
KR200437890Y1 (ko) 크리너가 구비된 악세사리용 장신구
CN212590352U (zh) 一种变形外套
JP5799429B2 (ja) 携帯機器保持具
JP3177393U (ja) 携帯電子機器類ホルダー
JP2001094651A (ja) 携帯電話ホルダー
JP2005065753A (ja) 携帯電話機用ハンガー
JP2009165694A (ja) クリップ付きストラップ
JP3113077U (ja) ネクタイを吊下げ可能な上着
JP3091581U (ja) 肩掛バッグ取付用携帯電話ケース

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20101022

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121004

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees