JP3177393U - 携帯電子機器類ホルダー - Google Patents

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Abstract

【課題】立ち姿勢や着座姿勢のいずれでも携帯電子機器類を出し入れしやすく、安定して保持でき、耐久性にも優れた携帯電子機器類ホルダーを提供する。
【解決手段】一端が開口16された有底中空筒状の偏平筒状体12と、装着者の腰に巻かれたベルトBTに係着され、偏平筒状体12の開口16側が高位置となり偏平筒状体12の底側18が低位置となるように鉛直方向に対して開口16側を前上がりに傾斜させた状態で偏平筒状体12をベルトBTよりも下方位置に吊支する傾斜吊支手段14と、を備えた携帯電子機器類ホルダー10から構成される。
【選択図】図1

Description

本考案は、携帯電話機、スマートフォン、PHS等の携帯用電子機器類を携帯するのに良好な携帯電子機器類ホルダーに関する。
今日では、携帯電話機が広く普及しており、老若男女の多くの人々が日常的に携帯して使用している。携帯電話機を携帯する際には、衣類のポケットに入れたり、鞄等に入れたりする場合もあるが、衣類にポケットがなかったり、他のものを入れているため携帯電話機を収容できなかったり、あるいは携帯電話機をポケットや鞄から取り出すのに手間取ってしまう等で不便に感じることも多い。そこで、従来より携帯電話機を簡便に携帯するために、使用者の腰に装着したベルトに取り付けて携帯電話機を出し入れ可能に収容できる携帯電話機用ホルダーが種々提案されている。従来、例えば、特許文献1の図4に示すように、携帯電話機を収納する本体部と、その裏側面に配設された係止部とより構成され、係止部をズボン等のベルトに係合させることにより、本体部に収納した携帯電話機を立てた状態で腰部に装着することができる携帯電話機用ホルダーが提案されている。しかしながら、従来の携帯電話機用ホルダーでは、携帯電話機を立てた状態で腰部に装着されるので、装着者が座った場合などに携帯電話機を極めて出し入れしにくく、着信があった際にスムーズに取り出して通話できない問題があった。これに対し、同特許文献1の図1には、ベルトに着脱可能な係止部と、携帯電話機を保持する本体部とよりなり、該本体部は、携帯電話機を挿入可能な筒状部と、該筒状部の後端部に配設された底部と、上記筒状部の先端部に配設された開閉可能な蓋部とよりなり、かつ、上記本体部は、上記筒状部の先端開口部が斜め上方に向くように該筒状部を上記ベルトに対して傾斜させた状態で上記係止部に固着してある携帯電話機用ホルダーが開示されている。
登録実用新案第3067781号公報
しかしながら、特許文献1の図1及び図4に記載されたような携帯電話機用ホルダーでは、いずれも腰のベルトの横に携帯電話機を入れる本体部が取り付けられる構成であるので、特に着座姿勢では携帯電話機が邪魔になりやすいとともに、携帯電話機を出し入れしにくかったり、携帯電話機用ホルダーや携帯電話機が装着者の腰周辺に当たったりして違和感が生じるものであった。さらに、装着者の腰の湾曲しているベルトに比較的平らで硬い携帯電話機が当たるので安定しにくかった。その上、出し入れ操作により比較的早期に本体部と係止部との縫製部分が損傷しやすく耐久性に問題があった。また、携帯電話機用ホルダーによって装着者の腰周りが膨らむこととなるので、装着状態での見た目が不恰好となりファッション性に劣るものであった。
本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その一つの目的は、立ち姿勢や着座姿勢のいずれでも携帯電子機器類を出し入れしやすく、安定して保持でき、耐久性にも優れた携帯電子機器類ホルダーを提供することにある。
上記課題を解決するために本考案は、一端が開口16された有底中空筒状の偏平筒状体12と、装着者の腰に巻かれたベルトBTに係着され、偏平筒状体12の開口16側が高位置となり偏平筒状体12の底側18が低位置となるように鉛直方向に対して開口16側を前上がりに傾斜させた状態で偏平筒状体12をベルトBTよりも下方位置に吊支する傾斜吊支手段14と、を備えた携帯電子機器類ホルダー10から構成される。
また、傾斜吊支手段14は、ベルトBTの一部B1に係着し傾斜状態の偏平筒状体12の高位置側を支持するように該ベルトBTから下方に垂れて設けられた第1吊支部32と、ベルトBTの他部B2に係着し傾斜状態の偏平筒状体12の低位置側を支持するように該ベルトBTから下方に垂れて設けられた第2吊支部34とから構成されたこととしてもよい。
また、第1吊支部32は、一端が偏平筒状体12の高位置側に接続され他端がベルトBTに係着された第1帯状部36を有し、第2吊支部34は、一端が偏平筒状体12の低位置側に接続され他端がベルトBTに係着された第2帯状部46を有することとしてもよい。
また、第1帯状部36は、その長さ方向が偏平筒状体12の長手方向に略沿うように配置され、一端を偏平筒状体12の開口側端部に接続されるとともに、第2帯状部46は、その長さ方向が偏平筒状体12の長手方向に対して交差方向に配置され、一端を偏平筒状体12の底側端部に接続されており、携帯電子機器類ホルダー全体が略V字状に設けられたこととしてもよい。
また、第2帯状部46は、偏平筒状体12とは別体で設けられた帯状部材からなり、偏平筒状体12と第2帯状部46の間の略V字状の角度を自在に変更できるように偏平筒状体12と第2帯状部46とを連結する連結構造58を含むこととしてもよい。
本考案の携帯電子機器類ホルダーによれば、一端が開口された有底中空筒状の偏平筒状体と、装着者の腰に巻かれたベルトに係着され、偏平筒状体の開口側が高位置となり偏平筒状体の底側が低位置となるように鉛直方向に対して開口側を前上がりに傾斜させた状態で偏平筒状体をベルトよりも下方位置に吊支する傾斜吊支手段と、を備えたことから、着座姿勢の場合には、偏平筒状体の開口が略上向きとなるので、携帯電話機を出し入れ操作しやすいとともに、腰周辺に携帯電話機等があたりにくく、携帯電話機が邪魔になりにくい。さらに、偏平筒状体を吊支状態で装着者の身体に対してある程度自由に動かすこともできるので、ベルトと携帯電話機が干渉することもなく、身体の姿勢や動作に応じて邪魔になりにくく、立ち姿勢及び着座姿勢のいずれでもスムーズに携帯電話機を出し入れしやすく、使い勝手も良いうえ、耐久性の向上を図れる。さらに、装着感が良く、例えば拳銃を収納するホルスターのような意匠感となり装着時の見た目を向上できる。
また、傾斜吊支手段は、ベルトの一部に係着し傾斜状態の偏平筒状体の高位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第1吊支部と、ベルトの他部に係着し傾斜状態の偏平筒状体の低位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第2吊支部とから構成されたことから、腰の曲線に対向して湾曲したベルトの二点位置に係着されるとともに偏平筒状体を二点で吊支するので、装着時に偏平筒状体が大きく揺れたり、ばたついたりしにくく、安定して携帯電話機を保持でき、出し入れ操作もスムーズに行える。
また、第1吊支部は、一端が偏平筒状体の高位置側に接続され他端がベルトに係着された第1帯状部を有し、第2吊支部は、一端が偏平筒状体の低位置側に接続され他端がベルトに係着された第2帯状部を有する構成とすることにより、第1、第2吊支部を簡単な構成で具体的に実現でき、低コストで製造することができる。
また、第1帯状部は、その長さ方向が偏平筒状体の長手方向に略沿うように配置され、一端を偏平筒状体の開口側端部に接続されるとともに、第2帯状部は、その長さ方向が偏平筒状体の長手方向に対して交差方向に配置され、一端を偏平筒状体の底側端部に接続されており、携帯電子機器類ホルダー全体が略V字状に設けられた構成とすることにより、簡単な構造で偏平筒状体をより安定した状態で吊支できる。また、装着状態での意匠感をより向上できる。
また、第2帯状部は、偏平筒状体とは別体で設けられた帯状部材からなり、偏平筒状体と第2帯状部の間の略V字状の角度を自在に変更できるように偏平筒状体と第2帯状部とを連結する連結構造を含む構成とすることにより、必要に応じて偏平筒状体の傾斜角度を調整できる。また、偏平筒状体と第2帯状部とを別体で構成することで製造しやすく、低コスト化できる。
本考案の第1の実施形態に係る携帯電子機器類ホルダーの斜視図及びその装着状態を示す説明図である。 図1の携帯電子機器類ホルダーの正面図である。 図2のA−A線断面の偏平筒状体部分の拡大図である。 図1の携帯電子機器類ホルダーの作用説明図である。 図1の携帯電子機器類ホルダーの背面図である。 図1の携帯電子機器類ホルダーをベルトに係着する際の説明図である。 本考案の第2の実施形態に係る携帯電子機器類ホルダーの背面図である。 本考案の第3の実施形態に係る携帯電子機器類ホルダーの正面図である。
以下、添付図面を参照しつつ本考案の携帯電子機器類ホルダーの実施の形態について説明する。本考案の携帯電子機器類ホルダーは、例えば、携帯電話機、スマートフォンやPHS等の携帯電子機器類を簡便に携行することができるホルダーである。図1ないし図6は、本考案に係る携帯電子機器類ホルダーの一実施形態を示している。図1に示すように、携帯電子機器類ホルダー10は、例えば、装着者の腰に巻かれるベルトBTに携帯電子機器類を出し入れ自在に収容した状態で装着することができるものである。なお、本実施形態では、携帯電子機器類ホルダー10に収容する携帯電子機器類は、例えば、図4に示すように、ある程度大きな画面を有するスマートフォン(多機能携帯電話機)MP(以下、単に「携帯電話機」という)の場合で説明する。
図1、図2、図3に示すように、本実施形態において、携帯電子機器類ホルダー10は、偏平筒状体12と、ベルトBTに偏平筒状体12を傾斜状態で吊支する傾斜吊支手段14と、を備えている。偏平筒状体12は、携帯電話機MPを出し入れ自在に収容する中空ケース状の収容本体である。偏平筒状体12は、例えば、合成皮革又は天然皮革等の皮革素材を加工して設けられており、周りを周壁20で囲んで内部に携帯電話機MPを収容する偏平状の収容空間Sを形成した偏平形状の中空筒状体で形成されている。偏平筒状体12は、該筒状体の一端が収容空間S内に携帯電話機MPを出し入れするために開口16されているとともに、開口16と対向する他端が底壁18によって閉鎖されており、一端開口の有底筒状体となっている。偏平筒状体12は、例えば、所定形状に加工されたシート状部材を中間位置で折り返し、向かい合ったシート内面を互いにある程度離隔させて開口及び収容空間を形成させて両端を縫製等により接合して筒状部分が形成されている。さらに、偏平筒状体12は、例えば、互いに対向している周壁の一方を開口16の縁よりも延設するように延設片部22が一体的に形成され、全体として携帯電話機MPの出し入れ方向に沿って一方に長く設けられている。延設片部22の正面視外形輪郭は、例えば、延長方向に沿って一方の辺が円弧状に形成され次第に幅狭く形成されている。その幅が狭くなった延設片部22の端部に傾斜吊支部14を構成する第1吊支部32が接続されている。図5に示すように、偏平筒状体12の背面側、すなわち、装着時に装着者に向く面側は略平らな面となっており、装着者に違和感を生じさせくいようになっている。図2、図3に示すように、偏平筒状体12を形成するシート状部材の表面には、例えば、スウェード生地が積層されている。よって、偏平筒状体12の収容空間Sに臨む内壁面及び延設片部22の表面には、スウェード生地により携帯電話機の画面やケース外面の汚れを拭き取るクリーナー面24が形成されている。これにより、携帯電話機MPを偏平筒状体12に出し入れするたびに、携帯電話機の画面等の汚れが拭き取られて、汚れやすい携帯電話機をきれいに保つことができる。
図1、図2、図4に示すように、偏平筒状体12の開口16側には、収容した携帯電話機MPが不意に離脱するのを防止するための離脱防止機構26が取り付けられている。離脱防止機構26は、例えば、偏平筒状体12の延設片部22が設けられていない周壁の開口16縁に一端を固定して所定の長さで設けられた帯状の規制部材28と、規制部材28の他端に設けられた雌型ホック29と、規制部材28の雌型ホック29と係合するように延設片部22側に固定された雄型ホック30と、を含む。規制部材28は、例えば、偏平筒状体12の幅よりも狭い幅で設けられ、開口16を跨ぐ長さよりも十分に長く形成されている。図4に示すように、携帯電話機を偏平筒状体12に出し入れする際には、規制部材28のホックを外して、開口を開けた状態で自在に出し入れできる。携帯電話機を偏平筒状体12に収容した状態では互いのホックを係合させて収容状態を保持できる。なお、離脱防止機構26は、上記構成に限らず、偏平筒状体の対向する周壁どうしをホックで係着して開口を閉鎖したり、開口を開閉する蓋を設けたり、その他任意の構成でもよく、また、必ずしも設けなくても良い。
図1、図2に示すように、傾斜吊支手段14は、ベルトBTに係着され、偏平筒状体12の開口16側を高位置とし偏平筒状体12の底部18側を低位置とした傾斜状態で、該ベルトBTよりも下方位置に偏平筒状体12を吊支する支持手段である。傾斜吊支手段14は、ベルトBTに対する垂直方向に対して偏平筒状体12の開口16側を前方に向けて前上がり状に傾斜させて吊支する。本実施形態では、傾斜吊支手段14は、ベルトBTの一部B1に係着し傾斜状態の偏平筒状体12の高位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第1吊支部32と、ベルトBTの他部B2に係着し傾斜状態の偏平筒状体の低位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第2吊支部34と、から構成されている。
具体的には、第1吊支部32は、例えば、比較的短い長さで設けられ、一端が偏平筒状体12の開口側端部すなわち延設片部22の延長端部に接続され、他端がベルトBTの一部B1に着脱自在に係着された第1帯状部36を有している。図1、図5に示すように、第1帯状部36は、例えば、偏平筒状体12と同様に皮革素材からなり、偏平筒状体12と一体的に設けられている。第1帯状部36は、例えば、その帯状部本体(ベルトとの係着部38の下端から偏平筒状体12との接続部分までの部分)の長さ方向が偏平筒状体12の長手方向に略沿うように配置されている。図6に示すように、第1帯状部36におけるベルトBTとの第1係着部38は、例えば、帯状部本体から延設された帯状に長い係着片40と、係着片40の先端に固定された雄型ホック42と、係着片40の基部に設けられた雌型ホック44を含む。第1係着部38は、係着片40をベルトBTに対して略垂直方向に交差して中間位置で折り返してベルトBTを挟み込み、係着片40の基部側の雌型ホック44と折り返し端部に固定された雄型ホック42と互いに係合させて、ベルトに着脱自在に係着される。
第2吊支部34は、例えば、少なくとも第1帯状部36よりも比較的長い長さで設けられ、一端が偏平筒状体12の底部18側端部に接続され、他端がベルトBTの他部B2に着脱自在に係着された第2帯状部46を有している。図1、図5に示すように、第2帯状部46は、例えば、偏平筒状体12と同様に皮革素材からなり、偏平筒状体12と一体的に設けられている。本実施形態では、偏平筒状体12と第1帯状部36と第2帯状部46は、皮革素材の表面にスウェード生地が積層した一つのシート状部材を所定形状に加工して一体的に設けられている。なお、第1帯状部36又は第2帯状部46は、後述の実施形態のように偏平筒状体とは別体の帯状部材で形成し、それらを任意の連結手段で偏平筒状体と連結して構成してもよい。第2帯状部46は、その帯状部本体の長さ方向が偏平筒状体12の携帯電話機MPの出し入れ方向すなわち長手方向に対して交差方向に配置されている。したがって、携帯電子機器類ホルダー10全体が略V字状に設けられており、V字の一方の辺部分を第1帯状部36と偏平筒状体12で構成し、V字の他方の辺部分を第2帯状部46で構成し、V字の2つの端部をベルトBTに着脱自在に係着するようになっている。図6に示すように、第2帯状部46におけるベルトBTとの第2係着部48は、第1帯状部同様に、例えば、帯状部本体から延設された帯状に長い係着片50と、係着片50の先端に固定された雄型ホック52と、係着片50の基部に設けられた雌型ホック54とを含む。第2係着部48は、係着片50をベルトBTに対して略垂直方向に交差して中間位置で折り返してベルトBTを挟み込み、係着片50の基部側の雌型ホック54と折り返し端部に固定された雄型ホック52と互いに係合させて、ベルトに着脱自在に係着される。なお、第1、第2帯状部36、46の係着部は、例えば、ホック42、44、52、54に代えて、面ファスナ、ボタン、ラッチ状の掛け金、その他留め具等の係合手段を用いてもよく、その他任意の係着構成でもよい。
次に本実施形態にかかる携帯電子機器類ホルダー10の作用について説明する。携帯電子機器類ホルダー10を装着者のベルトBTに取り付けると、第1帯状部36、第2帯状部46により、偏平筒状体12は、開口16側が前方として前上がりに傾斜された状態で腰のベルトBTよりも下方位置で装着者の体側に沿った太股部周辺に吊支される。図4に示すように、離脱防止機構26の規制部材28のホック29を延設片部のホック30から外して、開口16から携帯電話機MPを偏平筒状体12に収容した後、規制部材28のホックを延設片部のホック30に係合する。これにより、携帯電話機を手軽に携行することができる。第1帯状部36、第2帯状部46は、装着者の腰の曲線に対応して湾曲したベルトの離隔した2点位置に係着しているとともに偏平筒状体の高低差がある2点位置を吊支しているので、偏平筒状体12が揺れたり、ばたついたりしにくく、安定して携帯電話機を保持することができる。また、前上がり状態で傾斜されているので、着座姿勢の場合には、偏平筒状体12の開口16が略上向きとなるので、携帯電話機を出し入れ操作しやすいとともに、腰周辺に携帯電話機等があたりにくく、携帯電話機が邪魔になりにくい。さらに、腰のベルトよりも下方位置で吊支されているので、装着者の身体に対してある程度自由に動かすこともできるので、ベルトと携帯電話機が干渉することもなく、身体の姿勢や動作に応じて邪魔になりにくく、立ち姿勢及び着座姿勢のいずれでもスムーズに携帯電話機を出し入れしやすく、使い勝手も良いうえ、耐久性の向上を図れる。また、携帯電子機器類ホルダー10を装着した際に、例えば拳銃を収納するホルスターのような意匠感となり装着時の見た目を向上できる。
次に、図7を参照しつつ、本発明の第2実施形態の携帯電子機器類ホルダー10−aについて説明する。上記した第1実施形態と同一構成、同一部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図7は、本実施形態に係る携帯電子機器類ホルダーを背面から見た説明図である。この実施形態では、第2帯状部46は、偏平筒状体12とは別体で設けられた帯状部材56から設けられている。そして、偏平筒状体12と第2帯状部46となる帯状部材56とは、例えば、偏平筒状体の背面側の周壁20と帯状部材56の一端部とを重ねた部分をリベット57を介して回転可能に連結した連結構造58で連結されている。よって、偏平筒状体12と帯状部材56とを連結する連結構造58は、偏平筒状体12と帯状部材56との間の略V字状の角度θを自在に変更できるように設けられている。これにより、装着者の体格や必要に応じて偏平筒状体12の傾斜角度を調整できる。また、偏平筒状体と第2帯状部とを別体で構成することでホルダーを製造しやすく、低コスト化できる。
次に、図8を参照しつつ、本発明の第3実施形態の携帯電子機器類ホルダー10−bについて説明する。上記した第1実施形態と同一構成、同一部材には、同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。図8の実施形態では、偏平筒状体12には、開口16の周辺に携帯電話機の離脱防止機構が設けられておらず、常に開口が開いた状態となっている。本実施形態では、第1帯状部36及び第2帯状部46は、偏平筒状体12とは別体で設けられた帯状部材60、62で設けられている。帯状部材60、62の端部には、半円状又はリング状の連結環64、66が設けられており、偏平筒状体12の開口16側端部及び底部18側端部に設けられた連結環68、70と着脱自在に連結されている。これにより、装着者の体格や必要に応じて偏平筒状体12の傾斜角度を調整できる。また、偏平筒状体と第1、第2帯状部とを別体で構成することでホルダーを製造しやすく、低コスト化できる。
以上説明した本考案の携帯電子機器類ホルダーは、上記した実施形態のみの構成に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載した本考案の本質を逸脱しない範囲において、任意の改変を行ってもよい。
本考案の携帯電子機器類ホルダーは、例えば、携帯電話機、多機能携帯電話機(スマートフォン)、PHS等の電話機に限らず、電子辞書、コンパクトカメラ、携帯型ゲーム機器等、その他任意の携帯電子機器類を収容して携帯するのに利用してもよい。
10 携帯電子機器類ホルダー
12 偏平筒状体
14 傾斜吊支手段
16 開口
18 底部
32 第1吊支部
34 第2吊支部
36 第1帯状部
46 第2帯状部
56 帯状部材
58 連結構造
M 装着者
BT ベルト

Claims (5)

  1. 一端が開口された有底中空筒状の偏平筒状体と、
    装着者の腰に巻かれたベルトに係着され、偏平筒状体の開口側が高位置となり偏平筒状体の底側が低位置となるように鉛直方向に対して開口側を前上がりに傾斜させた状態で偏平筒状体をベルトよりも下方位置に吊支する傾斜吊支手段と、を備えたことを特徴とする携帯電子機器類ホルダー。
  2. 傾斜吊支手段は、ベルトの一部に係着し傾斜状態の偏平筒状体の高位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第1吊支部と、
    ベルトの他部に係着し傾斜状態の偏平筒状体の低位置側を支持するように該ベルトから下方に垂れて設けられた第2吊支部とから構成されたことを特徴とする請求項1記載の携帯電子機器類ホルダー。
  3. 第1吊支部は、一端が偏平筒状体の高位置側に接続され他端がベルトに係着された第1帯状部を有し、
    第2吊支部は、一端が偏平筒状体の低位置側に接続され他端がベルトに係着された第2帯状部を有することを特徴とする請求項2記載の携帯電子機器類ホルダー。
  4. 第1帯状部は、その長さ方向が偏平筒状体の長手方向に略沿うように配置され、一端を偏平筒状体の開口側端部に接続されるとともに、
    第2帯状部は、その長さ方向が偏平筒状体の長手方向に対して交差方向に配置され、一端を偏平筒状体の底側端部に接続されており、
    携帯電子機器類ホルダー全体が略V字状に設けられたことを特徴とする請求項3記載の携帯電子機器類ホルダー。
  5. 第2帯状部は、偏平筒状体とは別体で設けられた帯状部材からなり、
    偏平筒状体と第2帯状部の間の略V字状の角度を自在に変更できるように偏平筒状体と第2帯状部とを連結する連結構造を含むことを特徴とする請求項4記載の携帯電子機器類ホルダー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190000739U (ko) * 2017-09-14 2019-03-22 삼덕상공(주) 벨트 파우치

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