JP2008115484A - シャツ等の裾部ずり上がり防止用具 - Google Patents

シャツ等の裾部ずり上がり防止用具 Download PDF

Info

Publication number
JP2008115484A
JP2008115484A JP2006297531A JP2006297531A JP2008115484A JP 2008115484 A JP2008115484 A JP 2008115484A JP 2006297531 A JP2006297531 A JP 2006297531A JP 2006297531 A JP2006297531 A JP 2006297531A JP 2008115484 A JP2008115484 A JP 2008115484A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shirt
main body
hem
skirt
vicinity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006297531A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Toyooka
仁 豊岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2006297531A priority Critical patent/JP2008115484A/ja
Publication of JP2008115484A publication Critical patent/JP2008115484A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Garments (AREA)

Abstract

【課題】シャツ等には何ら特別な取り付け用の手段を設ける必要がなく、またシャツ等に目立つ穴や傷をつけることなく、通常のシャツ等に対して容易に取り付けおよび取り外し可能であって、十分な裾部ずり上がり防止効果を有しており、しかもシャツ等に取り付けられている状態が見えても見苦しくない、実用性に優れたシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供する。
【解決手段】平板状等ほぼ扁平で外側に過度に突出しない形状の本体と、該本体を通常のシャツ等1の裾部近傍の部分11に目立つ穴や傷を残さずに着脱自在に取り付けて不用意に脱落しない様に固定できる取り付け手段とを少なくとも備えており、かつ全体として、シャツ等1の裾部がずり上がって下衣のウエスト部からはみ出したりするのを防止できる自重を備えているシャツ等の裾部ずり上がり防止用具2である。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えばワイシャツやTシャツ、ブラウス等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の内側に入れて着用する習慣があるシャツ等の場合に、その裾部が体の動きによってずり上がって下衣のウエスト部からはみ出してだぶついて見苦しくなるのを防止するために、あるいは、例えばTシャツ等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の外側に出したままで着用する習慣があるシャツ等の場合に、その裾部が風にあおられてめくれたりまたは体の動きによってずり上がってはだけて、下衣のウエスト部よりも上側の素肌や肌着が見えてしまって見苦しくなるのを防止するために、シャツ等のずり上がり防止の目的でシャツ等の裾部近傍の部分に着脱自在に取り付けて使用するための、シャツ等の裾部ずり上がり防止用具に関するものである。
従来のシャツ等の裾部のずり上がり防止のための技術的手段としては、例えば以下に掲げる各文献に記載されている様に、古くから数多くの提案がなされている。具体的には、例えば、シャツ等の裾部をボタンや紐、クリップ、面ファスナー等の連結手段によって下衣または下肌着と連結するものや、シャツ等の前後の裾部の間を股下を通した布や紐等によって連結するもの、シャツ等を下肌着と一体化したもの、シャツ等の裾部に突起物やゴム等の滑り止め手段を設けて下衣との間の摩擦力等を利用してずり上がりを防止するもの、シャツ等のウエスト部よりやや下の部分をゴムや紐、ベルト、ボタン等によって絞る様にして身体に締め付けるもの、シャツ等のウエスト部近傍部分を伸縮性の布地またはゴム糸等を織り込んだ布地によって形成して身体に締め付ける様にしたもの等の提案がなされている。しかし、これらはいずれも、連結手段等をあらかじめ備えた特殊なシャツ等を必要とするものであったり、シャツ等を着たり脱いだりするたびに連結手段等を着けたり外したりする煩雑な手間が掛かるものであったり、万一効果が十分でなかったために結果的にずり上がってしまった場合に滑り止め手段や締め付け手段等が見えて見苦しくなるものであったりするなど、それぞれに欠点を有するものである。そして、市販の通常のシャツ等に容易に適用することができてしかも十分な効果の得られる、実用性に優れたシャツ等のずり上がり防止手段は、いまだに実現されていないのが実情である。
以下に先行技術文献情報を開示する。
実公昭36−008440号公報 実公昭39−000030号公報 実公昭43−004169号公報 実公昭43−022804号公報 実公昭43−029128号公報 実公昭44−001049号公報 実公昭44−003933号公報 実公昭44−016162号公報 実公昭45−002166号公報 実開昭47−003907号公報 実開昭47−003908号公報 実開昭47−032216号公報 実開昭48−021812号公報 実開昭48−045807号公報 実開昭48−093115号公報 実開昭48−111324号公報 実開昭49−043105号公報 特開昭50−106735号公報 実開昭51−158813号公報 実開昭53−013411号公報 実開昭53−061208号公報 実開昭53−061209号公報 実開昭53−099210号公報 実開昭53−113707号公報 実開昭54−054409号公報 実開昭54−137408号公報 実開昭56−173601号公報 実開昭57−035301号公報 実開昭57−167723号公報 実開昭57−185702号公報 実開昭57−205202号公報 実開昭58−172401号公報 実開昭60−045332号公報 実開平02−022302号公報 実開平02−074319号公報 実開平02−131504号公報 実開平02−149701号公報 実開平07−009902号公報 実用新案登録第3015401号公報 実用新案登録第3022550号公報 実用新案登録第3033340号公報 特開平10−130901号公報 特開平10−259517号公報 実用新案登録第3057358号公報 実用新案登録第3057880号公報 実用新案登録第3057981号公報 実用新案登録第3085574号公報 特開2004−019043号公報 特開2005−299057号公報 特開2006−022456号公報 特開2006−241647号公報
本発明は、下衣のウエスト部の内側に入れておいたシャツ等の裾部がずり上がって下衣のウエスト部からはみ出したり、裾部を下衣のウエスト部の外側に出したままで着用していたシャツ等の裾部がずり上がって肌着や素肌が見えたりして見苦しくなるのを防止するためのシャツ等の裾部ずり上がり防止用具であって、シャツ等には何ら特別な取り付け用の手段を設ける必要がなく、またシャツ等に目立つ穴や傷をつけることなく、通常のシャツ等に対して容易に取り付けおよび取り外し可能であって、十分な裾部ずり上がり防止効果を有しており、しかもシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けられている状態が見えてしまうことがあっても見苦しいことのない、実用性に優れたシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することを課題としてなされたものである。
本願の請求項1に係る発明は、ほぼ扁平な形状に形成された本体と、該本体をシャツ等の裾部近傍の部分に着脱自在に取り付け可能な取り付け手段とを少なくとも具備してなることを特徴とするシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項2に係る発明は、前記本体および前記取り付け手段を含む全体の自重が50g以上200g以下であることを特徴とする請求項1に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項3に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された外側部と、該外側部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された内側部とを少なくとも備える様に形成され、かつ、該外側部と内側部とが、該外側部の内側の面と内側部の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側部の内側の面とその内側部の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢された弾性体からなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項4に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記第1の部材の内側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる第2の部材とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項5に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材と、該第2の部材の外側の面と自身の内側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第2の部材の外側の面と自身の内側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その内側の面が前記第2の部材の外側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる第1の部材とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項6に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材と、該第1の部材と該第2の部材とを、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する弾性手段とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項7に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されており、一方、前記取り付け手段は、該本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記本体の内側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項8に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されており、一方、前記取り付け手段は、該本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材と、該本体と該挟持部材とを、該本体の内側の面と該挟持部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の内側の面と該挟持部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する弾性手段とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項9に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部を備えており、一方、前記取り付け手段は、該本体の表部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材と、前記本体の表部と一体に形成された、該本体の表部と該挟持部材とを、該本体の表部の内側の面と該挟持部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部の内側の面と該挟持部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項10に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部を備えており、一方、前記取り付け手段は、共に該本体の表部と一体に形成された、該本体の表部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された本体の裏部と、該本体の表部と該本体の裏部とを、該本体の表部の内側の面と該本体の裏部の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部の内側の面と該本体の裏部の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項11に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分に挿通可能な針と、該針の先端部近傍を挿脱自在に繋止可能な針先繋止手段とからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項12に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第1の部材と該第2の部材とは、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、互いに吸着可能な永久磁石の対から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項13に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第1の部材は永久磁石から形成されているとともに、該第2の部材は、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、該第1の部材を形成する永久磁石の磁力によって容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項14に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第2の部材は永久磁石から形成されているとともに、該第1の部材は、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、該第2の部材を形成する永久磁石の磁力によって容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項15に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石と磁力により吸着可能な永久磁石から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項16に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項17に係る発明は、前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石以外の磁性体を自身の磁力により磁化して吸着することのできる永久磁石から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項18に係る発明は、前記取り付け手段は、前記本体に対しては通常の使用の態様においては剥離することのない様に十分に強固に接着しており、かつ、シャツ等の裾部近傍の部分を構成する布地等に対しては、繰り返し貼着させたり剥離させたりすることができる程度の穏やかな接着力を有する感圧性接着剤からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項19に係る発明は、前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分を構成する布地等の繊維素材に対して繰り返し貼着させたり剥離させたりすることのできる、繊維素材に対して着脱自在に一時的な繋合を形成し得る微細な鉤状体が多数面内に形成された面ファスナーからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項20に係る発明は、前記本体の、前記取り付け手段によってシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けた際に外側に現れる面に、塗装、金箔貼り、銀箔貼り、光沢フィルム貼り、金メッキ、銀メッキ、銅メッキ、ニッケルメッキおよびクロームメッキから選ばれる1種以上の表面加工および/またはシルク印刷、オフセット印刷、パッド印刷、インクジェット印刷、転写、箔押し、印刷シール貼り、装飾フィルム貼り、色さし、七宝、螺鈿、寄木、レーザー彫金、彫刻、刻印および象嵌から選ばれる1種以上の表面装飾加工が施されていることを特徴とする請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具である。
本願の請求項1に係る発明によれば、ほぼ扁平な形状に形成された本体と、該本体をシャツ等の裾部近傍の部分に着脱自在に取り付け可能な取り付け手段とを具備してなるので、この取り付け手段によってシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けることによって、例えばワイシャツやTシャツ、ブラウス等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の内側に入れて着用する習慣があるシャツ等の場合に、その裾部が体の動きによってずり上がって下衣のウエスト部からはみ出してだぶついて見苦しくなること、あるいは、例えばTシャツ等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の外側に出したままで着用する習慣があるシャツ等の場合に、その裾部が風にあおられてめくれたりまたは体の動きによってずり上がってはだけて、下衣のウエスト部よりも上側の素肌や肌着が見えてしまって見苦しくなることを効果的に防止することができ、しかも、シャツ等の裾部を下衣のウエスト部の内側に入れて着用しても、本体はほぼ扁平な形状に形成されていることから、その部分の下衣を外側に著しく突出させて見苦しいこともなければ、シャツ等の裾部を下衣のウエスト部の外側に出したままで着用した場合等に、シャツ等の裾部近傍の部分に取り付けられている状態が見えてしまうことがあっても見苦しいこともない、極めて実用性に優れたシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項2に係る発明によれば、上記した本願の請求項1に係る発明の効果に加えて、本体および取り付け手段を含む全体としての自重を50g以上200g以下としたことにより、これを取り付けたシャツ等が不自然に突っ張ったり、取り付け手段の保持力が自重に抗し切れずに自然に外れて不用意に脱落してしまったりすることなく、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項3に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項3所定の挟持手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項4に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項4所定の挟持手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項5に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項5所定の挟持手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項6に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項6所定の挟持手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項7に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項7所定の本体を、その取り付け手段として請求項7所定の挟持手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項8に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項8所定の本体を、その取り付け手段として請求項8所定の挟持手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項9に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項9所定の本体を、その取り付け手段として請求項9所定の挟持手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項10に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項10所定の本体を、その取り付け手段として請求項10所定の挟持手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項11に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項11所定の針および針先繋止手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項12に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項12所定の磁性体から形成された取り付け手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項13に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項13所定の磁性体から形成された取り付け手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項14に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項14所定の磁性体から形成された取り付け手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項15に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項15所定の本体を、その取り付け手段として請求項15所定の磁性体から形成された取り付け手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項16に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項16所定の本体を、その取り付け手段として請求項16所定の磁性体から形成された取り付け手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項17に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その本体として請求項17所定の本体を、その取り付け手段として請求項17所定の磁性体から形成された取り付け手段をそれぞれ採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項18に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項18所定の感圧性接着剤からなる取り付け手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項19に係る発明によれば、上記した本願の請求項1または請求項2に係る発明の効果に加えて、その取り付け手段として請求項19所定の面ファスナーからなる取り付け手段を採用したことにより、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
また、本願の請求項20に係る発明によれば、上記した本願の請求項1から請求項19までのいずれか1項に係る発明の効果に加えて、その本体の、その取り付け手段によってシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けた際に外側に現れる面に、塗装、金箔貼り、銀箔貼り、光沢フィルム貼り、金メッキ、銀メッキ、銅メッキ、ニッケルメッキおよびクロームメッキから選ばれる1種以上の表面加工および/またはシルク印刷、オフセット印刷、パッド印刷、インクジェット印刷、転写、箔押し、印刷シール貼り、装飾フィルム貼り、色さし、七宝、螺鈿、寄木、レーザー彫金、彫刻、刻印および象嵌から選ばれる1種以上の表面装飾加工が施されていることによって、本体の外側の面の外観意匠性が向上しており、これによって、例えばワイシャツやTシャツ、ブラウス等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の内側に入れて着用する習慣があるシャツ等の場合に、その裾部が万一、設計者の想定を超える着用者の体の動き等によって、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を取り付けていたにもかかわらず結果的にずり上がってしまって下衣のウエスト部からはみ出してしまった場合や、あるいは、例えばTシャツ等の様に、その裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の外側に出したままで着用する習慣があるシャツ等の場合であっても、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具が見えてしまうこと自体によっては見苦しくなることがなく、むしろ、特に後者の場合には、着用者のアクセサリー、装身具としての機能を奏することも可能なシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を提供することができる。
さらに、本願の各請求項に係る発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具は、上述した様にシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けてシャツ等の裾部がずり上がるのを防止する目的で使用するほか、各種の衣服の裾部や袖口部、ポケット口部等に取り付けるワンポイントアクセサリーないし装身具や、衣服とは無関係に単体として例えばメモ挟み、書類挟み、マネークリップ、カーテン等の吊下物や掲示物等の風めくれ防止用重し、裁縫時の生地等の固定具、袋や箱等の包装体や収納体の封止具等として幅広く使用することができる。
本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具2は、例えば図1に示す様に、例えばワイシャツやTシャツ、ブラウス等のシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けて使用されるものであって、シャツ等1の裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の内側に入れて着用する習慣がある場合には、その裾部が体の動きによってずり上がって下衣のウエスト部からはみ出してだぶついて見苦しくなるのを防止するために使用されるものであり、また、シャツ等1の裾部をズボンやスカート等の下衣のウエスト部の外側に出したままで着用する習慣がある場合には、その裾部が風にあおられてめくれたりまたは体の動きによってずり上がってはだけて、下衣のウエスト部よりも上側の素肌や肌着が見えてしまって見苦しくなるのを防止するために使用されるものである。このシャツ等の裾部ずり上がり防止用具2は、例えば図2に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側(本発明において「外側」および「内側」とは、シャツ等1の着用者の身体を基準として、衣服の外界側を「外側」、衣服の着用者の身体側を「内側」という。)の面に取り付けられる本体21と、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に、これに遠目に見ても目立つ様な大きな穴をあけたり大きな傷跡を残したりすることなく着脱自在に取り付けて、自重を支えて不用意に脱落しない様に固定するための取り付け手段(図2に示す例の場合は挟持手段22)とを少なくとも備えている。本体21は、金属、合成樹脂、木質材、無機質材等のいずれであってもこれらから選ばれる複数種の複合物であってもよく、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面に取り付けた場合に、これをズボンやスカート等の下衣のウエスト部の内側に入れて着用しても、その部分が外側に向かって突出したりして見苦しくなることのない様に、望ましくは例えば平板状、薄箔状、反り板状、波板状、時計皿状、両凹レンズ状、平凹レンズ状、凸凹レンズ状、両凸レンズ状、平凸レンズ状、凹凸レンズ状またはこれらのいずれかに類似する形状等のほぼ扁平な形状に形成されている。また、この本体21は、前述した取り付け手段によってシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けた際に外側に現れる面に、例えばエナメル塗料、クリアー塗料、メタリック塗料等による塗装や、金箔貼り、銀箔貼り、光沢フィルム貼り等のラミネート、金メッキ、銀メッキ、銅メッキ、ニッケルメッキ、クロームメッキ等の光沢または無光沢金属メッキ等の表面加工、または例えばシルク印刷、オフセット印刷、パッド印刷、インクジェット印刷等の印刷や、転写、箔押し、印刷シール貼り、装飾フィルム貼り、色さし、七宝、螺鈿、寄木、レーザー彫金、彫刻、刻印、象嵌等の表面装飾加工が施されたものとすることができるものであり、そうすることによって装飾効果に優れ、これが外に見えていてもそれ自体としては見苦しくなく、むしろアクセサリーないし装身具としての効果を発揮することができるものである。さらに、この本体21には、上記したシャツ等1の裾部近傍の部分11への当該本体21の取り付けのための取り付け手段の他にも、例えばキーホルダー等の他の物品の取り付け手段や、装飾または他の機能の付加のための付属品等が設けられていてもよい。そして、これらを含む全体として、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止手段は、シャツ等の裾部近傍の部分に取り付けた際にシャツ等の裾部がずり上がって下衣のウエスト部からはみ出したりはだけたりするのを防止し得るに足りるだけの自重を少なくとも備えていることが重要である。その自重としては、本発明において特に限定されるものではないが一般的には、50g以上200g以下の程度の範囲内であることが望ましいものである。これが50g未満であっては、シャツ等1の裾部ずり上がり防止のための十分な効果を得ることが期待できず、一方200gを越えたのであっては、これを取り付けたシャツ等1が過度に引っ張られて突っ張って不自然な外観を与えたり、身動きの邪魔になったり、或いはその自重に掛かる重力に取り付け手段の保持力が抗し切れずに不用意に脱落、落下してしまったりするおそれがあるため望ましくない。また、係る本発明のシャツ等のずり上がり防止用具は、複数個をシャツ等1の裾部近傍の部分11の複数箇所に取り付けて使用することによって、さらにその効果を高めることも可能であり、例えば、腰周りの左右二箇所等に取り付けて使用すると、より効果的である。
本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては特に限定されるものではないが、例えば図2に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された外側部22A1と、該外側部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された内側部22A2とを少なくとも備える様に形成され、かつ、該外側部22A1と内側部22A2とが、該外側部22A1の内側の面と内側部22A2の外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側部22A1の内側の面とその内側部22A2の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢された金属、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体22Aからなる挟持手段22を採用することができる。係る弾性体22Aからなる挟持手段22としては、例えば金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したもの等を使用することができる。この挟持手段22のシャツ等1の裾部近傍の部分11の内側または外側の面にあてがわれる外側部22A1の内側の面および/または内側部22A2の外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図3に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材22Bと、該第1の部材22Bの内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第1の部材22Bの内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記第1の部材22Bの内側の面に向かう方向に付勢された金属、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体からなる第2の部材22Cとからなる挟持手段22を採用することができる。係る弾性体からなる第2の部材22Cとしては、例えば金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したもの等を使用することができる。この挟持手段22のシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側または内側の面にあてがわれる第1の部材22Bの内側の面および/または第2の部材22Cの外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図4に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材22Eと、該第2の部材22Eの外側の面と自身の内側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第2の部材22Eの外側の面と自身の内側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その内側の面が前記第2の部材22Eの外側の面に向かう方向に付勢された金属、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体からなる第1の部材22Dとからなる挟持手段22を採用することができる。係る弾性体からなる第1の部材22Dとしては、例えば金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したもの等を使用することができる。この挟持手段22のシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側または内側の面にあてがわれる第1の部材22Dの内側の面および/または第2の部材22Eの外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図5に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材22Fと、該第1の部材22Fの内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材22Gと、該第1の部材22Fと該第2の部材22Gとを、該第1の部材の内側の面22Fと該第2の部材22Gの外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該第1の部材22Fの内側の面と該第2の部材22Gの外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢するバネまたはゴム等の弾性手段22Hとからなる挟持手段22を採用することができる。この挟持手段22のシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側または内側の面にあてがわれる第1の部材22Fの内側の面および/または第2の部材22Gの外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。また、図5に示した例では、弾性手段22Hとして弦巻バネが使用されているが、弾性手段22Hはこれに限定されるものではなく、例えば板バネ、竹の子バネ、捻り棒バネ等の任意のバネや、ゴム、風船(エアークッション)等を使用することもできるし、また、前述した図2、図3または図4に示した例における、金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したものと同様のものを使用することもできる。なお、図5に示した例では、第1の部材22Fと第2の部材22Gとは相互に回動可能に軸支された構成となっているが、これに限定されるものではなく、例えば第1の部材22Fと第2の部材22Gとが弾性手段22Hを介して接合された構成とされていてもよい。この様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具においては、例えば図6に示す様に、本体21として、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されたものを採用するとともに、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段として、該本体21の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記本体21の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記本体21の内側の面に向かう方向に付勢された金属、ゴムまたは合成樹脂等の弾性体22Iからなる挟持手段22を採用することができる。係る弾性体22Iからなる挟持手段22としては、例えば金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したもの等を使用することができる。この本体21のシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがわれる内側の面および挟持手段22のシャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にあてがわれる外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な本体21を採用すると共にこの様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具においては、例えば図7に示す様に、本体21として、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されたものを採用するとともに、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段として、該本体21の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材22Jと、該本体21と該挟持部材22Jとを、該本体21の内側の面と該挟持部材22Jの外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体21の内側の面と該挟持部材22Jの外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢するバネまたはゴム等の弾性手段22Kとからなる挟持手段22を採用することができる。この本体21のシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがわれる内側の面および挟持部材22Jのシャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にあてがわれる外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。また、図7に示した例では、弾性手段22Kとして弦巻バネが使用されているが、弾性手段22Kはこれに限定されるものではなく、例えば板バネ、竹の子バネ、捻り棒バネ等の任意のバネや、ゴム、風船(エアークッション)等を使用することもできるし、また、前述した図2、図3、図4または図6に示した例における、金属板の折り曲げ加工により製造したものや、ゴムまたは合成樹脂の成形加工により製造したものと同様のものを使用することもできる。なお、図7に示した例では、本体21と挟持部材22Jとは相互に回動可能に軸支された構成となっているが、これに限定されるものではなく、例えば本体21と挟持部材22Jとが弾性手段22Kを介して接合された構成とされていてもよい。この様な本体21を採用すると共にこの様な挟持手段22を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具においては、例えば図8に示す様に、本体21として、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部21Aと、当該本体の表部21の内側の面と後述する挟持部材22Lの外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部21の内側の面と該挟持部材22Lの外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部21Bとを備えてなるものを採用するとともに、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段として、該本体の表部21Aと自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材22Lと、前述した本体の弾性結合部21Bとからなる挟持手段を採用することができる。この様な本体21としては、例えば金属、合成樹脂またはゴム等の連続した一個の弾性材料を分断することなく加工または成形して本体の表部21A部分(本体の表部21Aが複数の材質の複合体である場合には本体の表部21Aの一部に相当する部分であってもよい)と弾性結合部21B部分とを形成したもの等を採用することができる。この本体の表部21Aのシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがわれる内側の面および挟持部材22Lのシャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にあてがわれる外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な本体21を採用すると共にこの様な挟持手段を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具においては、例えば図9に示す様に、本体21として、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部21Aと、後述する弾性結合部21Bおよび裏部21Cとを備えてなるものを採用するとともに、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段として、前記本体の表部21Aと一体に形成された、該本体の表部21Aと後述する本体の裏部21Cとを、該本体の表部21Aの内側の面と該本体の裏部21Cの外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部21Aの内側の面と該本体の裏部21Cの外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部21Bと、該本体の弾性結合部21Bを介して前記本体の表部21Aと一体に形成された、該本体の表部21Aの内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された本体の裏部21Cとからなる挟持手段を採用することができる。この様な本体21としては、例えば金属、合成樹脂またはゴム等の連続した一個の弾性材料を分断することなく加工または成形して本体の表部21A部分(本体の表部21Aが複数の材質の複合体である場合には本体の表部21Aの一部に相当する部分であってもよい)、弾性結合部21B部分および本体の裏部21C部分(本体の裏部21Cが複数の材質の複合体である場合には本体の裏部21Cの一部に相当する部分であってもよい)を形成したもの等を採用することができる。この本体の表部21Aのシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがわれる内側の面および本体の裏部21Cのシャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にあてがわれる外側の面には、例えば凹凸加工やゴム等による滑り止め加工が施されていてもよい。この様な本体21を採用すると共にこの様な挟持手段を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図10に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11に遠目に見ても目立つ様な大きな穴をあけることなく挿通できる様に形成された針23Aと、該針23Aの先端部近傍を挿脱可能に繋止することによって該針23Aが挿通したシャツ等1の裾部近傍の部分11から不用意に脱落するのを防ぐための針先繋止手段23Bとからなる取り付け手段23を採用することができる。この様な取り付け手段23としては、いわゆる安全ピンとして周知のものを採用することが可能であり、別途の取り付け金具または接着剤等を使用した常法によって本体21に接合される。この様な取り付け手段23を採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図11に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材24Aと、該第1の部材24Aの内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材24Bとからなっており、かつ、該第1の部材24Aと該第2の部材24Bとは、該第1の部材24Aの内側の面と該第2の部材24Bの外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材24Aの内側の面と該第2の部材24Bの外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、少なくとも一方が永久磁石から形成されており、他方が永久磁石から形成されていない場合には当該他方は永久磁石の磁力によって容易に磁化されて吸着されることのできる磁性体から形成されている取り付け手段24を採用することができる。この第1の部材24Aと第2の部材24Bとは、それが永久磁石である場合にはその状態で、それが永久磁石以外の磁性体である場合には永久磁石からなる他方の部材によって磁化された状態で、その相対する面に一方にはN極、他方にはS極が現れる様にしても良いが、その相対する面に一方にはN極およびS極が、他方にはS極およびN極が、それぞれ相対する箇所に現れるようにして、両者を吸着させた場合に閉じた磁気回路が形成される様にすると、永久磁石の劣化が少なく耐久性に優れるので望ましい。この第1の部材24Aと第2の部材24Bとは、互いに結合されていなくてもよいし、必要に応じて適宜の糸、紐、鎖、帯、蝶番、ヒンジ等によって互いに結合されていてもよい。この様な取り付け手段24を採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具においては、例えば図12に示す様に、本体21として、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等1の裾部近傍の部分11の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石または永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されたものを採用するとともに、該本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段として、前記本体21の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等1の裾部近傍の部分11を挟持することができる様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体21の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等1の裾部近傍の部分11をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体21の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体21の全部もしくは一部が永久磁石から形成されている場合にはこれと磁力により吸着可能な永久磁石または前記本体21の全部もしくは一部を形成する永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されており、そうでない場合には前記本体21の全部もしくは一部を形成する永久磁石以外の磁性体を自身の磁力により磁化して吸着することのできる永久磁石から形成されている保持部材24Cからなる取り付け手段24を採用することができる。この本体21の全部または一部と保持部材24Cとは、それが永久磁石である場合にはその状態で、それが永久磁石以外の磁性体である場合には永久磁石からなる他方によって磁化された状態で、その相対する面に一方にはN極、他方にはS極が現れる様にしても良いが、その相対する面に一方にはN極およびS極が、他方にはS極およびN極が、それぞれ相対する箇所に現れるようにして、両者を吸着させた場合に閉じた磁気回路が形成される様にすると、永久磁石の劣化が少なく耐久性に優れるので望ましい。この本体21と取り付け手段24とは、互いに結合されていなくてもよいし、必要に応じて適宜の糸、紐、鎖、帯、蝶番、ヒンジ等によって互いに結合されていてもよい。この様な本体21および取り付け手段24を採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図13に示す様に、前記本体21に対しては通常の使用の態様においては剥離することのない様に十分に強固に接着しており、かつ、シャツ等1の裾部近傍の部分11を構成する布地等に対しては、繰り返し貼着させたり剥離させたりすることができる程度の穏やかな接着力を有する感圧性接着剤25からなる取り付け手段を採用することができる。係る感圧性接着剤25としては、例えば周知の粘着剤や両面粘着テープ等を採用することができる。この感圧性接着剤25として布地等に対して繰り返し貼着させたり剥離させたりすることができる程度の穏やかな接着力を有するものを採用しながら、本体21に対しては通常の使用の態様においては剥離することのない様に十分に強固に接着させるためには、例えば、本体21に感圧性接着剤25を設ける際に本体21の表面にプライマー処理等の表面処理を施しておく方法や、感圧性接着剤25として本体21の表面を構成する材質と反応性を有する硬化剤を含む硬化型感圧性接着剤を使用する方法、本体21と感圧性接着剤25との間に両者のいずれとも強固に接着する接着剤または強粘着型感圧性接着剤の層を介在させる方法等を採用することもできる。この様な感圧性接着剤25を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
また、本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具において、本体21をシャツ等1の裾部近傍の部分11に着脱自在に取り付けるための取り付け手段としては、例えば図14に示す様に、シャツ等1の裾部近傍の部分11を構成する布地等の繊維素材に対して繰り返し貼着させたり剥離させたりすることのできる、繊維素材に対して着脱自在に一時的な繋合を形成し得る微細な鉤状体26Bが多数面内に形成された面ファスナー26を採用することができる。この面ファスナー26としては、例えば「マジックテープ(登録商標)」として市販されているものと同様のものを採用することができる。但し、この「マジックテープ(登録商標)」は、基布26Aの表面に鉤状体26Bが多数密植れた雄型と、基布の表面に該鉤状体26Bと繋合し得る環状体が多数密植された雌型とを対にして使用するものであるが、本発明に使用する面ファスナーはその雄型に相当するもののみを使用する。また、この場合の雌型に相当するものはシャツ等1の裾部近傍の部分11を構成する布地等の繊維素材であるが、これには「マジックテープ(登録商標)」の環状体に相当する様な明瞭な環状体は存在せず、布地等を構成する糸の繊維の絡まり合いが存在するだけであるから、面ファスナー26としては、係る糸の繊維の絡まり合いに対しても容易に繋合を形成し得るような極めて微細な鉤状体が極めて密に植え付けられたものを使用する必要がある。この様な面ファスナー26を取り付け手段として採用することによって、簡単な構造で容易且つ安価に製造可能であり、何ら特別な取り付け用の手段等を備えていない通常のシャツ等の裾部近傍の部分に目立つ穴や傷を付けることなく容易に取り付けおよび取り外し可能であり、しかも通常の使用の態様においては不用意に外れてしまうことのない十分な保持力を容易に発現し、上記したシャツ等の裾部ずり上がり効果が十分に得られるシャツ等の裾部ずり上がり防止用具を容易に得ることができる。
本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具をシャツ等の裾部近傍に取り付けた状態を示す模式図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式平面断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。 本発明のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具の実施の形態の一例を示す模式側断面図である。
符号の説明
1‥‥‥‥‥‥‥シャツ等
11‥‥‥‥‥‥シャツ等の裾部近傍の部分
2‥‥‥‥‥‥‥シャツ等の裾部ずり上がり防止用具
21‥‥‥‥‥‥本体
21A‥‥‥‥‥表部
21B‥‥‥‥‥弾性結合部
21C‥‥‥‥‥裏部
22‥‥‥‥‥‥挟持手段
22A‥‥‥‥‥弾性体
22A1‥‥‥‥外側部
22A2‥‥‥‥内側部
22B‥‥‥‥‥第1の部材
22C‥‥‥‥‥第2の部材
22D‥‥‥‥‥第1の部材
22E‥‥‥‥‥第2の部材
22F‥‥‥‥‥第1の部材
22G‥‥‥‥‥第2の部材
22H‥‥‥‥‥弾性手段
22I‥‥‥‥‥弾性体
22J‥‥‥‥‥挟持部材
22K‥‥‥‥‥弾性手段
22L‥‥‥‥‥挟持部材
23‥‥‥‥‥‥取り付け手段
23A‥‥‥‥‥針
23B‥‥‥‥‥針先繋止手段
24‥‥‥‥‥‥取り付け手段
24A‥‥‥‥‥第1の部材
24B‥‥‥‥‥第2の部材
24C‥‥‥‥‥保持部材
25‥‥‥‥‥‥感圧性接着剤
26‥‥‥‥‥‥面ファスナー
26A‥‥‥‥‥基布
26B‥‥‥‥‥鉤状体

Claims (20)

  1. ほぼ扁平な形状に形成された本体と、該本体をシャツ等の裾部近傍の部分に着脱自在に取り付け可能な取り付け手段とを少なくとも具備してなることを特徴とするシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  2. 前記本体および前記取り付け手段を含む全体の自重が50g以上200g以下であることを特徴とする請求項1に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  3. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された外側部と、該外側部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された内側部とを少なくとも備える様に形成され、かつ、該外側部と内側部とが、該外側部の内側の面と内側部の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側部の内側の面とその内側部の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢された弾性体からなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  4. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記第1の部材の内側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる第2の部材とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  5. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材と、該第2の部材の外側の面と自身の内側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記第2の部材の外側の面と自身の内側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その内側の面が前記第2の部材の外側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる第1の部材とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  6. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材と、該第1の部材と該第2の部材とを、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する弾性手段とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  7. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されており、一方、前記取り付け手段は、該本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成され、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、その外側の面が前記本体の内側の面に向かう方向に付勢された弾性体からなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  8. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されており、一方、前記取り付け手段は、該本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材と、該本体と該挟持部材とを、該本体の内側の面と該挟持部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の内側の面と該挟持部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する弾性手段とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  9. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部を備えており、一方、前記取り付け手段は、該本体の表部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された挟持部材と、前記本体の表部と一体に形成された、該本体の表部と該挟持部材とを、該本体の表部の内側の面と該挟持部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部の内側の面と該挟持部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  10. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成された表部を備えており、一方、前記取り付け手段は、共に該本体の表部と一体に形成された、該本体の表部の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された本体の裏部と、該本体の表部と該本体の裏部とを、該本体の表部の内側の面と該本体の裏部の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様な方向に、該本体の表部の内側の面と該本体の裏部の外側の面とが互いに向かい合う方向に付勢する本体の弾性結合部とからなる挟持手段であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  11. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分に挿通可能な針と、該針の先端部近傍を挿脱自在に繋止可能な針先繋止手段とからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  12. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第1の部材と該第2の部材とは、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、互いに吸着可能な永久磁石の対から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  13. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第1の部材は永久磁石から形成されているとともに、該第2の部材は、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、該第1の部材を形成する永久磁石の磁力によって容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  14. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にその内側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第1の部材と、該第1の部材の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成された第2の部材とからなっており、かつ、該第2の部材は永久磁石から形成されているとともに、該第1の部材は、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、該第1の部材の内側の面と該第2の部材の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、該第2の部材を形成する永久磁石の磁力によって容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  15. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石と磁力により吸着可能な永久磁石から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  16. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  17. 前記本体は、その内側の面の少なくとも一部をシャツ等の裾部近傍の部分の外側の面にあてがうことができる様に形成されているとともに、その全部または一部が永久磁石の磁力により容易に磁化されて吸着されることのできる永久磁石以外の磁性体から形成されており、一方、前記取り付け手段は、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙にシャツ等の裾部近傍の部分を挟持することができる様に、シャツ等の裾部近傍の部分の内側の面にその外側の面の少なくとも一部をあてがうことができる様に形成されており、かつ、前記本体の内側の面と自身の外側の面との間隙に挟持したシャツ等の裾部近傍の部分をその厚み方向に圧縮する様に、前記本体の内側の面と自身の外側の面とが互いに向かい合う方向に磁力によって吸着することができる様に、前記本体の全部または一部を形成している永久磁石以外の磁性体を自身の磁力により磁化して吸着することのできる永久磁石から形成されている保持部材からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  18. 前記取り付け手段は、前記本体に対しては通常の使用の態様においては剥離することのない様に十分に強固に接着しており、かつ、シャツ等の裾部近傍の部分を構成する布地等に対しては、繰り返し貼着させたり剥離させたりすることができる程度の穏やかな接着力を有する感圧性接着剤からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  19. 前記取り付け手段は、シャツ等の裾部近傍の部分を構成する布地等の繊維素材に対して繰り返し貼着させたり剥離させたりすることのできる、繊維素材に対して着脱自在に一時的な繋合を形成し得る微細な鉤状体が多数面内に形成された面ファスナーからなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
  20. 前記本体の、前記取り付け手段によってシャツ等の裾部近傍の部分に取り付けた際に外側に現れる面に、塗装、金箔貼り、銀箔貼り、光沢フィルム貼り、金メッキ、銀メッキ、銅メッキ、ニッケルメッキおよびクロームメッキから選ばれる1種以上の表面加工および/またはシルク印刷、オフセット印刷、パッド印刷、インクジェット印刷、転写、箔押し、印刷シール貼り、装飾フィルム貼り、色さし、七宝、螺鈿、寄木、レーザー彫金、彫刻、刻印および象嵌から選ばれる1種以上の表面装飾加工が施されていることを特徴とする請求項1から請求項19までのいずれか1項に記載のシャツ等の裾部ずり上がり防止用具。
JP2006297531A 2006-11-01 2006-11-01 シャツ等の裾部ずり上がり防止用具 Pending JP2008115484A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297531A JP2008115484A (ja) 2006-11-01 2006-11-01 シャツ等の裾部ずり上がり防止用具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006297531A JP2008115484A (ja) 2006-11-01 2006-11-01 シャツ等の裾部ずり上がり防止用具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008115484A true JP2008115484A (ja) 2008-05-22

Family

ID=39501664

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006297531A Pending JP2008115484A (ja) 2006-11-01 2006-11-01 シャツ等の裾部ずり上がり防止用具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008115484A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8769780B1 (en) 2012-05-16 2014-07-08 Alan Segel Shirt tail retention device and method
WO2014157970A1 (ko) * 2013-03-27 2014-10-02 전북대학교병원 미끄럼 방지 기능성 속옷

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8769780B1 (en) 2012-05-16 2014-07-08 Alan Segel Shirt tail retention device and method
WO2014157970A1 (ko) * 2013-03-27 2014-10-02 전북대학교병원 미끄럼 방지 기능성 속옷

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20110083254A1 (en) Magnetic clasp unit and suspender system
US8631517B1 (en) Fabric fastener adjustably located between two prefabricated garment buttons
US20070057003A1 (en) Universal belt and attachments
US20070289681A1 (en) Hand luggage with interchangeable decorative trim system
US20070124898A1 (en) Apparatus for securing ornamentation to personal items
US8793846B2 (en) Systems for removably securing a display component to an accessory or item of clothing
US10701995B2 (en) Removable clothing patch and associated methods
WO2007149920A2 (en) Garment decoration
US20110219587A1 (en) Decorative assembly for attachment to fabrics
US20070108005A1 (en) Apparatus and methods for identifying luggage
US20140013493A1 (en) Interchangeable system and method of attachment for helmet accessories
JP2008115484A (ja) シャツ等の裾部ずり上がり防止用具
CN111028663A (zh) 一种服装吊牌及其制作方法
US20110223392A1 (en) Removable Patch for Covering a Portion of a Body from View
JP3206226U (ja) 磁石付き装飾体
US20120040201A1 (en) Relocatable Ornaments and Related Methods
TWM606983U (zh) 用於口罩的兩用掛繩組合
CN205671640U (zh) 徽章
CN209983595U (zh) 一种服装磁性夹扣
US20110057005A1 (en) Apparatus and Methods for Securement of a Pacifier
US20180125134A1 (en) Apparel graphic-changing system
KR200422897Y1 (ko) 문신기능을 갖는 투명 어깨끈
JP3124534U (ja) 止め具付きレザーフラワーリボン
US20120278972A1 (en) Detachable support and fashion accessory for clothing
US20170208923A1 (en) Method and system of fastening a belt with interchangeable adornments and bags.